はてなキーワード: クリエイティブコモンズとは
CCっつったらカーボンコピーじゃなくてクリエイティブコモンズライセンス。
いやまあ松尾研の話なんですけど。
アメリカでPDSがもめごとのもとになって散々バチバチにやった結果、決してソースを奪われてしまわないために自由なソフトウェアという意味でのフリーソフトウェアという言葉が使いだされ、これがその用語の混乱から無料ソフトウェアと思われたりしてこれまたもめごとのもととなってしまい、(地球の裏側の日本なんかではソースの提供なんか最初からなんにもない無料ソフトウェアの意味で作者自身が使ったりしていた)ぐちゃぐちゃに殴り合いになったため思想とか立場とかいったん置いといてビジネス的な展開もちゃんとできるための新造の用語としてオープンソースソフトウェアという用語を創造してうまくやっていたらこれが硬すぎてクリエイターのお気持ちを一切斟酌しないしあまりにもドライかつソースコード寄りなのでプログラマー以外にとってやりづらいということでクリエイティブコモンズという用語が創造された、という感じに把握してるんだけど
そこへきて「AIでーす、CCのライセンスの一つをチョイスしてまーす」という実態のものを「オープンソースでーす」っていうのは「三波春夫でございます」ぐらいにどつかれるの当たり前っつーかなんつーか
オープンソースライセンスとかいうガチガチな定義の用語(IA-64が何を指しているかぐらいに明快)がつかいづらい状況で使いたいからクリエイティブコモンズライセンスのCC-BY-NC-SAですとか書くわけじゃんか。
クリエイティブコモンズライセンスのことをオープンソースとか言うの、x86-64とかx64とかEM64TとかIntel 64とかAMD64とか書くべき状況でIA-64って書くよりなお悪いと思う。
表題のとおり、2021年末のコミケ(C99)で初めてサークル参加して1冊も売れなかったので、その気持ちと反省点の整理のために書いておきます。
◎経緯
あるアニメが好きで、その二次創作本を作りたくなった。作るのは小説。
・2020年冬
二次創作の小説が完成した後、とりあえず某サイトに投稿してみたが、せっかくだしということで、コミケにサークル参加しようと思った(ちなみに某サイトに投稿したやつはいまだにそんなにPVを得ていない。)。
コミケの参加申込書は、その前のコミケで配布されていたような気がしていたので、12月ごろが次のコミケの申込みの時期かなと思って待ち構えていたら、いつの間にかその期間を過ぎており、あえなく断念。
5月のC99が延期されて(今年の冬はどうかなぁ)と思いつつ、前回の失敗を活かし、コミケの開催情報に注意していたら、どうも2021年末には開催されるらしいことと、申込開始時期が判明。
ひとまず、8月中頃にcircle.msに登録して、それでコミケの申込みを完了した。
なんやかんやでサークル参加の抽選?に当たり、コミケにサークル参加にできることになった。
サークル参加の人のための封筒もたぶんこのときくらいに届いて、コミケにサークル参加する実感が湧いてきたし、とてもうれしかった。
ただ、本の内容自体は(微修正は繰り返していたけど、)完成していたこともあって、かなり余裕がある気持ちでいた。
そろそろ印刷会社を探さないとやばいのでは、と思っていたら、表紙を作っていないことに気づいて、クリエイティブコモンズの絵を拝借して慌てて作成。
ワードのサイズの設定とか、表紙のサイズの設定とか、かなり苦労して、いつの間にか入稿ギリギリになり、サンプル(有料)も見ることができないまま、コミケ会場へ直送してもらうことになった。
発注部数については、ネットに「たくさん刷るな」と書いてあったので、最初はそれを受けて50部を考えていたけど、もっと控えめに20部にした(10部でもよかった。)。
コミケが近づくにつれて、とてもわくわくして興奮してきて、周りの友人に「サークル参加するから(ドヤ顔」と言いまくり、「やっぱり初参加だし、1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」と話していた。
それから、「たぶんたくさん余るから買ってよね」と、もしかしたら売り切れるんじゃないかと思いながら友人に話していた。
一週間前に、サークル参加するのに必要なものをネットで調べて買いそろえ、参加日の前日に東京へ出陣した。
また、必要なものを調べているときに、「コミケットアピールを必ず読め」と記載されており、慌てて確認した(「○○する場合には○○日までに連絡してください」などと書かれていたので、私にはあまり縁のなさそうな事項でしたが、読んでいなかったことを反省しました。)。
自分が発注した本がどんなふうになっているのか、サンプルを見ていないので、不安と期待が入り混じっていた(売れるのかどうかとは別に)。
・コミケ当日
準備に時間がかかるかもしれないと思い、8時くらいに会場入りする予定が、ふつうに寝坊して9時前くらいに到着した。検温等あったので、もう少し余裕があった方がよかったけれど、結局、それでも準備自体にはそんなに時間はかからなかった(10分くらいで終わった。)。
隣のスペースの人に挨拶したら、2人で来ていて、周りも複数人で来ているっぽくて、ふつうはそうなのかなと思った(一人での参加なので、トイレ行くときとかどうしようかと思った。)
自分のスペースに着くと、椅子と見本誌を入れる封筒が置いてあって、サークル参加することにドキドキしてきた。
頒布価格を500円として考えていたが、当日自分のスペースに搬入されていた本(80頁)の薄さを見てびびり、300円に変更した。見本誌票を出すときは、これを出す前でよかったーと思ったけど、よくよく考えたら、用意していた500円玉の意味がなくなり、つり銭がなくなった。
(どうしようもなくなり、ファミマで水を購入させていただき、400円×2を錬成した。ちなみに1冊も売れてないので、つり銭がない!という不安は杞憂でした。)
100均で買ったテーブルクロス(消毒液っぽい匂いがする。)を敷き、一応、場所名と新刊300円と書いた(オレンジのペンでアンダーラインを引いた)画用紙を、100均で買ったイーゼルっぽい何かに立てかけ、1部に「見本」と書いた付箋を貼って、見本の隣に10部だけ平積みした(人を迎え入れる準備が整った瞬間、わくわくは最高点に達しました。)。
友人(コミケに来ない)とツイッターでやりとりし、再度「今日1冊も売れないと思うんだよね~(ドヤ顔」という趣旨のリプライを送ったりした。
・開催後
拍手が鳴り響く中、コミケC99の開催が宣言され、次第に人が入ってきた。
まず、右隣りのサークルの新刊が1部売れた。そのうち左隣のサークルの新刊も1部売れた。これを見ていて、自分もいつか1冊売れるかなと期待していた。
通路を挟んで反対側のサークル(同ジャンル)も本が売れているようだった。
周囲のサークルは、人が入ってくるにつれ、1部、また1部と売れていった。
人が少ないな~とは思いつつも、ネットでは、「午前は事前に検討していたサークルを回り、調べていないところは午後から」みたいなことが書いてあったので、自分のところをすべて素通りされても、「午後になったら1冊くらいはね…」と思っていた。ただ、周りでは、「見せてもらってもいいですか」と見本を手にとる人もいる中で、自分のところだけ、素通りされていて(少し表紙を見る程度)、そんな事象が起こる予感すらなく、少しずつ不安になった。
周りをきょろきょろし、本を読み、ぼーっとし、ということを繰り返していた。
ネットで「初心者 売れない」みたいなことを検索し、「コミケは事前に検討していたものを買うと時間がなくなり、新規開拓する時間がない」みたいなことが書いてあって、今日は売れないんだと思った。
午後になって、周りでは「見せてもらってもいいですか」という人が増える中で、自分の前にはそんな人は一向に現れる気配がなかった。
それで、まずは「見本」と書いた付箋に「手に取って読んでみてください」という一言を添えてみたが、字が下手なこともあってか、あまり効果はなかった。
次に、あらすじを書いた画用紙を設置した。すると、1人か2人が、そのあらすじを読んでくれていたようだった。ただ、結局、見本も手に取ることはなく、そのまま去っていった。
このころ、前日にあいぽんの充電を忘れていたため、ツイッターで「売れない実況」をできなくなり、さらに不安とみじめさが募っていった。
また、このころから、精神的にしんどくなり始め、「ああ」とか少し声が漏れた。
(ただ、今回はあまり一般参加者が少なかったこともありますが、あまりにも本が売れる気配がなく、盗まれる心配がないので、(お釣りは持っておくとしても)本を放置してふつうにトイレに行くことができました。本が盗まれたら、それはそれでよかったのですが……。)
売れる気配がないので、周りのサークルがどんな本を売っているのか、少し見て回った。
14時頃から周りのサークル参加者が撤退し始め、会場にいる人も少なくなってきた気がしたので、15時になったら撤退しようと決めた(あまりに辛すぎたのと、時間が経つのがあまりに遅く、1時間を耐えられなかったため。)。
「もしかしたら15時くらいまでに買う人が来るかも!」という期待は見事に打ち砕かれ、全く人は来なかった。
最後に、右隣りの人の本(もともと興味があった。)を1冊買って帰宅した。
帰る途中、周りがコミケに参加できてよかったという晴れやかな顔(だと思う)をしながら帰っているのを横目に、一人、うな垂れて、重い荷物を持って帰宅した。とてもみじめな気持ちになりました。
◎コミケを終えて
心は折れたものの、「いきなりコミケに参加したのがよくなかったのでは?(ジャンルオンリーのイベントから参加した方がよかったのでは?)」という思いと、昼頃にした「売れない」みたいなツイートをリツイートしていた人が、応援してくれるツイートをしていたので、もう少し頑張ろうと思いました(在庫も残っていますので)。それに、1部でも売れるまではあきらめきれないところです。
ちなみに、「全く売れないかも」と想像できても、実際に全く売れない(素通りされるだけ)ときのみじめさは、想像できておらず、耐えがたかったです(初参加を目指している人向けにフォローすると、たぶん後で笑い話にできる系の失敗談なので、果敢にチャレンジしてほしいです。)。
◎反省点
反省点1: そもそも最初にコミケに参加することがよくなかったのではないか。
二次創作を作って同人誌即売会に参加しようと思ったときに、真っ先に思い浮かんだのがコミケだったのでコミケに参加したけれど、まずはジャンルオンリーのイベントに参加して、それを通じて知り合いを増やすところから始めた方がよかったのではないかと思いました(ネットの受け売り。ジャンルオンリーのイベントがあるのは知っていたが参加したことはない。)。
実際には、C99は参加者の人数が制限されていたので、単純にこのジャンルの参加者も減ったからその分買ってくれる人が現れる可能性が減ったという可能性もありますが、今後どうなるか分からないので、コミケに一般参加者の人数制限があることを前提に考える必要がありそうです。
とりあえず、私はジャンルのオンリーのイベントに一般参加するところから始めます。
反省点2: 表紙に、そのアニメのイラストが描かれていなかったのがよくないのではないか。
周りのサークルの新刊等を見ていると、表紙にアニメのキャラが描かれており、ひとまず手に取ってもらえていたように思います。そうでなくても、素通りしようとしたときに、一瞬目に留まっていたように思います。
確かに、自分としても、ほかのサークルを見ているときに、表紙にアニメのキャラが描いてあると、「どんな内容の本なんだろう」と思って手に取ってみたくなる感じはありました。
しかし、この点は、私の主義思想に反する(アニメのキャラのイラストを描くと著作権に真正面から抵触してしまう。)ので、利用許諾を受ける道筋や実際の取扱いが分からない限り、自分にとって今後も採ることが難しい作戦です(本作品の内容とは異なる物語の小説を書く場合、著作権法上の複製権や翻案権に違反しない場合があるようで、今回の私の二次創作小説も、著作権を侵害していないのではないかなと思っています。)
なかなか難しい思想を持ってしまいましたが、この点について自分の中での折り合いのつけ方は今後要検討です。
たぶんディスプレイの仕方などほかにも反省すべき点はあるのでしょうが……。
なんやかんや言って、(今度は売れるようになった上で、)もう一度サークル参加したいですね。
以上
結局、同人の二次創作ってオリジナルストーリーに公式キャラを使ってわちゃわちゃするのがほとんどだから、キャラクターをどう保護するかって話がひとつの大きな課題になる。(課題は他にもあるけど)
で、キャラクターに法律上の人権はないが、一方で公式が嫌がるようなキャラクターのイメージを損ねる二次創作はあり得る。というかかなり多い。
その点を考慮していないクリエイティブコモンズライセンスは非常に使い勝手が悪い。
ひとつの解決策として今活用されているのは、vtuberとかvrchatの3Dモデルデータに適用されるVRMフォーマットのライセンスモデル。
https://vrm.dev/docs/vrm/vrm_meta/
これは、キャラクターに関して以下のような許諾や禁止の設定が可能となっている。
さらに、再配布、改変、商用利用、ライセンス継承などはクリエイティブコモンズライセンスをそのまま使うことも、独自ライセンスを設定することも可能。
あくまで3Dモデルデータを想定したライセンスなのでそのまま漫画やゲームのキャラに適用するわけにはいかないが、シンプルにまとめた良いアイデアだと思うし、かなり参考になる。
元増田だけど、伊藤穰一は自分で何か作ったりはしないけど、テクノロジーの目利きとして他人がまだあまり注目していないサービスやカルチャーを紹介したり投資してきた人。
ウェブブラウザ、検索サービス、WoW(ネトゲ)、ブログ、ツイッター、食べログ、TEDやオープンソースやクリエイティブコモンズみたいなシェアカルチャー、メディアアートなんかに関して国内での火付け役と言っていいくらい貢献した。
一方でディープラーニング以降のテクノロジーやカルチャーはそれほど追えてるようには見えず、組織運営やお金を集める役目にシフトした感じはする。それはそれで誰か優秀な人がやらなくちゃいけない仕事だけど。
まず、官報に破産者情報を載せる今の制度を見直すべき時が来たのではないかというのが主題である。
債権者の手続参加の機会の保障
これは確かに大事なことで、故に直ぐには変えられないだろうけれども、未来永劫この運用でいいとは思えない。
今回の件で、インターネット官報で誰でも閲覧可能であることが広く知られてしまった。
今月、来月などは興味本位で100万人が見るかも知れない。
なら、その人はサービスなどを介さずに注目されまくる訳だが、それでいいんだっけ?(勿論、1年後は元通りだと思うよ)
可及的速やかに新しい方式を検討し、誰でも閲覧できるという状態を見直した方がいいと思う。
https://11neko.com/hasan-write/
冊子版から情報を得たと言って不特定多数が閲覧できるWeb上に転載することは、インターネット版官報における著作権の適用範囲になる
俺なら著作権がないのであればパブリックドメイン(またはクリエイティブコモンズ)扱いと解釈する。
パブリックドメインのものは転載である限り著作権が再発生したりしないだろう。
勿論レイアウト等のデザインや、注記・補足等のオリジナルから変更した箇所であれば発生するとは思う。しかし、それは変更点だけであり、オリジナル部分ではないだろう。
そうでなくては一貫性がない。
結論から言うと、かなりの確率で、収入の大小にかかわらず広告やアフィリエイトやっていると商用利用と見做される。だから、広告貼ってアフィリエイトブログやっている人は、自分のやっている事が商用利用、営利行為だという前提で色々と動くべきだと思う。知ってさえいれば対処はいくらでもできるし。
たとえば、ソフトウエアライセンスなどには商用利用を禁止した上で安価に販売しているものがあるけど(アカデミック版とか)、そう言うのを使って広告やアフィリエイトを貼ったブログやそのネタを作るとライセンス違反になっちゃったりする。
ちょっと前に、画像引用/転載/流用の件について色々と言われている件あったよね。ちょっと気になって調べてみた。
と言う見解が多く見られる。けど、これは結論から言うと間違いだと思う。一般には通用しない。ネット民、それも、サイト経営などをやっている人が多いとされるはてな周辺における感覚のズレだと思う。
いろいろな所の規約を調べたけど、収入を得る契約の広告(アフィリエイトを含む)があれば商用利用、営利で、少量で個人なら営利目的で無い、とする一般的な根拠は出てこなかった。ふわっとしたイメージによる解釈だと危険。
一応ネットで創作活動をしている1人として、自衛のためにどうするべきかを考えたって話です。
どちらの主張を支持するとかではありません。それから、どこまでが引用か、と言う話についても別ね。
まず「商用利用」の辞書的な、そして一般的な法律用語的な意味を調べると
「営利を追求して同種の行為を反復継続する活動」(大辞林より)のための利用、と言うことでよさそう。そして事業規模の大小が問題になるケースはある様だけど、基本的には旅館業法など、特定の法律を解釈するときに使われる例外っぽい。
辞書で調べると
とある。このまた「商用」とは
② 商業上用いること。
ここで気付くのは
というところ。
で、法律で言うところの営業とは?と調べると、こんなページが出てきた。
【業法の『業・事業・営業』の基本的な解釈(反復継続意思・事業規模・不特定多数)】
ざっとまとめると
営利とは「金銭的な利益を得ようとすること」で「反復継続性がある」と言うのは、例えば知り合いに頼まれたから100円で買った物を1000円で売った、みたいなのは「業」にならない、と言うことのよう。
で、広告収入やアフィリエイトは「金銭的な収益をえる」ための契約そのものだし、違う目的のために広告が必須と言うケースは少ないと思うので営利目的そのものだ。設置したらそのまま継続的に行うものなので、素直に判断すると商用ってことで解釈は固いと思う。
ただ、ここで「事業規模で判断する」と言う場合もあるらしい。これは民泊の解釈で出てくるものらしいのだけど、地方で大きなイベントをやるときに、年に数回、地元農家がお金をいただいて旅行客を泊める、と言う場合も旅行業法や民泊関連の許可が必要なのか? と言う場合には「社会通念的に考えて」営業では無い、と判断するらしい。ただ、古物営業法みたいに一回でもやったら営利だという厳しい解釈もあってよくわからない。
著作権法で、そのままずばりの商用の定義はない。ただ、営利という概念は出て来る。そして、やっぱり事業の大小は出てこないので、広告やアフィリエイトを貼ったら駄目そう。
公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、当該上演、演奏、上映又は口述について実演家又は口述を行う者に対し報酬が支払われる場合は、この限りでない。
まずは前項で説明した「営利」の考え方をそのまま流用できそうなのと、さらに「営利を目的としない上映等」として「営利」とそれ以降を分離せず条件として扱っているケースが多いっぽい。
ということで、この解釈でも金額の大小とか、実施している人が個人である場合は可、といった解釈はでてこず、営利、あるいは金銭の授受の有無のみになっているので、広告を貼っている、アフィリエイトをやっている、と言う事は商用とみて良いと思われる。
ちなみにこれ、結構問題になるやつ。これ山ほど判例があって、かなり厳格に解釈されていてめんどくさい奴です。
https://business.bengo4.com/practices/517
イベントなんかする人は気をつけてくれ。ほぼ身内だけだけど会場費にするからと実費で入場料とったりするとひっかかる
「運営費にするので、目標お一人300円募金ご協力お願いします」と紙を貼って箱置いておくのは問題無いらしい。
これも、上記法律の解釈論と同じ。広告やアフィリエイトは営業。広告やアフィリエイトを貼ったら駄目そう。
国税局はそれが商用なのかそうじゃないのかとかはあんまり関係なく、金が入ったらちゃんと申告して払え、と言うスタンスっぽい。
利益を得る目的で、同種の行為を継続的、反復的に行うことをいいます。営利目的がある限り、現実に利益を得ることができなかったとしても、また、当初、継続、反復の意思がある限り、1回でやめたとしても営業に該当します。
と言うわけで、上記法律の解釈論と同じ。広告やアフィリエイトは営業であり、ただこちらでは「事業規模」という概念が全く出てこない所がポイントっぽい。
ちなみに、このページは印紙税法に関連する文脈からの質問なので、そのあと商法上の解釈について踏み込んでいくけどそこはちょっと話が違うようだ。
この他に、NPO法人や一般社団法人の「収益事業」ってやつの解釈を見たんだけど、こっちはあんまり参考になりそうに無かった。定型的に上げられた業務に入っていれば収益事業で納税対象、そうじゃなけりゃいらん、みたいな感じでNPO法人以外には適応できそうにない。
ただ、ここでNPO法人の場合いくらアフィリエイトをやっても納税対象にはならないっぽい解釈をみつけて、そういえば最近やたらとNPO法人がやっているアフィリエイトブログみるのはこのせいなのかなとか、これはこれで調べるとおもしろそう。
みんな大好きWeb上のパブリックエネミーでお馴染みJASRACはこう定義していて、何らかの収入があれば営利目的と明確に書いている。
情報料または広告料等収入を得て行う配信、および収入の有無にかかわらず営利を目的とする者が行う配信をいいます。
※非営利団体または個人の方が、広告収入のみを得てダウンロード配信を行う場合は、例外的に非商用配信の取扱いとなります(商用配信の特例)。
ポイントは「何らかの収入があるWebサイトでの音楽利用」は商用配信だが「個人の人が広告のみなら特例で非商用扱いにする」と言うこと。だからどちらにしても、広告あり、アフィリエイトありは商用利用になるみたいだ。
JASRACの規約は文化庁に届け出て認可を得るものなので、法解釈よりも営利目的の範囲が広いということはあまり考えられないのもちょっと頭においておくといい。
新聞や一部の雑誌などをコピーする時にまとめて窓口になってくれる団体。
いろいろと調べたのだが、ここはそもそも「私的利用の範囲に含まれないのならば、金を払え」というスタンスのようで、非営利だろうと営利だろうと個人だろうと、料金の別の区分がないようだった。ボリューム割引はあるようだけど。
著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
と言うことになるんだけど、この解釈では「利益を得ようとして複製したら個人的利用では無い」という解釈が普通。たとえば「限られた範囲」というのは、数人のグループのよく知った仲間うち、みたいなのも含まれるらしいのだが、そこで無料で配るならともかく、その中であっても金をとったら私的複製の範囲から超えるようだ。ここでも金額の大小は出てこない。
実際にはWebに不特定多数で上げた時点で私的利用じゃないんで、こんなシーンが実在するかわからんけども、商用利用とはどう解釈されるか?と言うがかりとして。
MicrosoftのLicenseの中には「商用利用権」という概念があって述べている。ここも「営利を得る事を目的」としていて、個人などに対して特例を儲けてない。
例えばOfficeなどは、Academic版などを買うと商用利用権がついてこない。これに関連して定義を確認すると
商用利用とは
と定義している。ここで、素直に読むと「収益を得る事を目的」たとえば「少額なら」とか「個人利用ならよい」という様な概念はない。
アフィリエイト契約は明らかに収益を得る目的になるので、営利目的とされるっぽい。
そのほかいろいろな所を確認してみたけども、少額、あるいは広告収入のみの場合は商用利用とみなさないと言う規約がある所は見当たらなかった。いや、昔はそう言う規約があった記憶があるのだけれど、見当たらない。だれか見かけたら教えて欲しい。
Webが広告収入を中心に莫大な利益を上げる時代になった今、そのような例外事項は時代遅れと見做されているみたいだった。
クリエイティブコモンズライセンスにはND,非営利のみ許可というライセンスが存在する。で、これは非営利の定義が出てきて営利を「主たる目的としない」場合には非営利とみなすことができそうだけどわざわざ特別にそうしているみたい。
「非営利」とは、商業的な利得や金銭的報酬を、主たる目的とせず、それらに主に向けられてもいないことを意味します。本パブリック・ライセンスにおいては、デジタル・ファイル共有または類似した手段による、ライセンス対象物と、著作権およびそれに類する権利の対象となるその他のマテリアルとの交換は、その交換に関連して金銭的報酬の支払いがない場合は、非営利に該当します。
ここでようやく「商業的な利得や金銭的報酬を、主たる目的とせず、それらに主に向けられてもいないこと」と言う解釈が出てきている。おお、ついに、と思ったのだが、これについてこういう解説記事がある。
https://wiki.creativecommons.org/wiki/NonCommercial_interpretation
ざっくり言うと、意図的に柔軟に緩く解釈ができるようにしてある、グレーの領域が多くて解釈には議論がある、と言う事が書いてある。
つまり一般的な解釈だと厳格になるから、CCではわざと緩くした、と言う事のようだ。だからこの解釈は一般的な非商用の考え方として適用は出来ないと思われる。
この他に、他の解釈では、一般的に営利団体にいる上で使用すると営利だと言う所は揺るがないのだが、ここでは営利団体にいても使用する行為が営利で無ければ使える、と書かれていたりするので、ちょっと特殊っぽい。
ただ、最終的に迷ったらNCが付いてない奴にしといた方がいいよ、とも言われている。
広告収入がごく僅かしか無い私のようなブロガーは、広告剥を剥がした方が色々と面倒が無くてよさそう。
>内輪 — この資料が公開されたコミュニティ外でこの資料を利用してはなりません。
「MMD内でのみ、自由に使ってもらって構いません」といった感じの規約にCCライセンスを使えるようになる
クリエイティブコモンズライセンスのような、コピペで使える規約文はネット上で多くの需要があります[要出典]が、
にもかかわらずCCライセンスはあまり利用されていません[要出典]。
例としてMMD界隈では、利用規約に関するトラブルが度々発生し、その度に対策の一つとしてCCライセンス等の
既存の規約文を利用したらどうか、という意見が出されることがあります
しかし、現状MMD界隈ではCCライセンスはあまり利用されていません。
その理由は明白で、MMD界隈では「MMD以外での利用を禁ずる」という条件の下に公開されてるものが多く、
既存の規約文ではそのような条件を満たすことができないからです。
そのためクリエイターは規約文を自作する必要が生じ、その結果内容に問題のある規約が出来上がり、新たなトラブルの元になる……ということが繰り返されています。
例としてMMDを挙げましたがこれに限らず、ネット上で作品を公開する上でこのような問題を抱えているコミュニティは多くあります。
そこでそれを解決するため、外部への持ち出しを禁止でき、コピペで簡単に利用できる規約文として
私のネーミングセンスの無さはどうにもなりませんでした
無数にある自作ライセンス(=トラブルの元)を削減できるなら、十分元が取れると思います
内容に関しては制限は無いので、かなり開放的なライセンスだと思います
むしろエログロ禁止とかもっと制限増やさないと使われないのでは?と思ってるくらい
はい。
規約に関する問題は大きく分けて「規約を無視する人がいる」と「規約を守ろうとしてるのにトラブルになる」の二種類があります
ユーザーが自由に書き加えることが可能なパブリックドメインのシェアードワールドの脆弱性について。
○シェアードワールドとは
シェアードワールドというのは、複数の作品や作者で、物語の舞台となる世界や設定を共有している設定群のようなもの。
スターウォーズシリーズやクトゥルフ神話など、さまざまな作品で世界設定の共有が行われている。
その中でも(しばしば許可された範囲内で)誰でも設定群を創作物に利用することが出来る、パブリックドメイン、クリエイティブコモンズのシェアードワールドが存在する。
さらに、私たちでもいちユーザーとしてその設定群に書き加え更新する事の出来るものも存在する。
インターネット上でwikiという形で投稿や編集することが出来るシェアードワールドは「ゆらぎの神話」や、クリエイティブコモンズ表示のなされている「SCP財団」と呼ばれているものなどがある。これを記事内で"フリーの"シェアードワールドと呼び、その脆弱性について思うところを語ろうと思う。
ひとまとめにしてしまったが、それぞれを用いた創作物に対する細かな扱いなどは異なるので、それぞれのライセンスガイドや利用上の注意などを読んでほしい。
○本題
著作権を放棄していない作品の設定が、故意にしろそうでないにしろ匿名のユーザーによりフリーのシェアードワールドに書き足されその一部となると、それを元に創作された作品は実質著作権の残る著作物の無許可の二次創作になり、権利を侵害する恐れがあるのではないだろうか。
既にSCPでは、他者の著作物の写真を作品ページに流用しているコンテンツがある。ライセンスガイドで該当のページに関する作品を販売しないようにと呼びかけている…
自由に参加でき投稿することが出来る性質上、その書き加えられた内容が他の作品の権利を侵害する内容でないかどうか、誰かが管理する必要があると思う。
但し、この世の全ての作品の内容を把握し権利を侵害していないか検証するのは実質不可能であるとも思う。
匿名性があり、侵害した時に責任の所在が明確にされない以上、ユーザー参加型のシェアードワールドに基づいた作品は完全に他者の著作権を侵害しないと言い切るのは難しいかもしれない。
ただ設定の盗用や無意識の近似はシェアードワールドでない一次創作にも言える問題なので、どこまで気にしてどこまで気にしなくて良いかの線引きが難しい。
それ以前に、どこまでが設定の盗用なのか、それを判断するのは誰でどのような基準で行われるのかというところなのかと考えると、非常に面倒臭い。もう別に考えなくて良いのではと思ってしまう。
ただ、悪意を持って(それがシェアードワールドに対してなのか、盗用される元の作品に対してなのかはわからないが)盗用される場合、匿名性が仇になる可能性は高い。
シェアードワールドに関わる人は、その形態が脆弱であることを認識して対応していかなければならないのだろうなと思う。
他人事のように言っているように聞こえると思うが、私も今まさにシェアードワールドに参加しているので、難しいなあと思いつつ、覚え書きのように書いた。
ネットで著作権違反なんて永久になくならないと思うんだけど。むしろシェアフリーを前提に考えた方が建設的だって10年以上前から言われてるのでは?クリエイティブコモンズとかさ。著作権ガーパクリガーとかで炎上するのを見るたびに今更何をと思う。まぁ誤った医療情報載せちゃだめだけども、嘘を嘘と見抜けない人には難しいですよ。
あらゆるメディアは既にインターネットに接続されているし、デジタルコンテンツ作ってお金を稼ぐのはどんどん難しくなっていく。で、音楽はフリーで配信してライブで稼ぐみたいな話になるわけだが。もしくはクラウドファウンディングをもっと活用するとかさ。簡単にコピペできない世界より、好きなものを自由にシェアできる世界の方が、生きやすいのになぁ。
写真を撮っていて思うのは、自分の表現方法なんてものは求められていないし、
Instagramに載せるとMERYでまとめに使われるのであるが、あくまでそれは記事の1コンテンツでしかない。
Twitterであれば、キャッチーなものの方がいいのであり、それもtogetterであったり、どこかのブログで引用されるための1コンテンツでしかない。
クリエイティブコモンズで発表している分には、どうぞ勝手に使ってくださいという感じではあるのだが、
どこかのまとめサイトに登録されて、そこから写真をクリックされて自分のフォロワーが増えるわけでもなければ、コメントをもらえるわけでもなく、
ましてやお金をもらえるわけでもないのだ。
SNSにアップしているのだから使われても文句は言えないというのもわかる。
単に引用しているだけだというのもわかる。
だが記事の中で写真のここが良いとか、そういう風に使われているわけではないのだ。
あくまでこんな雰囲気のこと言いたいからとか、こんな雰囲気でまとめるとオシャレだと思うのだとか、こんな写真見つけてくるセンス凄いでしょとか、
そんな感じなのである。
Twitterで拡散してもらうのにはビジュアルが必要であり、インスタグラマーの人も常に写真をアップし続けなければならないし、
まとめを作って売上を上げている人もビジュアルが必要なのだろう。わかる。
写真はネットでの一次産業であり、写真だけではお金にならないのも知っている。
だが、スーパーで農作物の生産者の人の顔が見えればと言われるが、ネットで使われる写真は撮った人の顔が見えてはいけないのだ。
なぜなら記事を書いている人が主人公であり、写真は自己主張してはいけない。
まとめサイトで使ってくれた人から、使わせてもらってありがとうと言われたことはなく、
ちょっと更新を怠っていると、なんで最新のもの上げないんですか記事に使えないんですけどという、ゲンナリとするコメントが来るだけである。
せめて商品アフィリエトのせるのと一緒で、写真撮った人への投げ銭を送るくらいのシステムにならないだろうか。
自分の写真だけをまとめに使われて、そこでのPV数といいねなどの数よりも、元のInstagramなどでのいいね数は少ないわけである。
見せ方の違いだ、見せ方が悪いと言われてしまえばそれまでかもしれないが。
写真を撮るのにはお金と時間がかかる。モデル代に数万、衣装代が高いと数万、スタジオ代に数万、交通費もかかる。
ヨドバシカメラでカメラとレンズを買っただけでは撮れないのだ。
雰囲気の合うモデルさんを探すのだけでも時間がかかるし、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら、現像もレタッチもしているのである。
ちゃんと規約通りに使ってると思う
じゃあ話は終わりじゃん
権利者の求める使い方に則ってなかったら怒られる
絵もコードも
それだけ
絵だって素材集だのクリエイティブコモンズだの
仰山あるで
西暦2035年。音楽を取り巻く環境は大きく変化していた。違法アップロード・違法ダウンロードの進展により、音楽業界の収益バランスは大きく変化し、音楽の市場規模は2000年代初頭に比べて10倍にも増加していた。音楽を中間業者を通して販売するという概念は廃れ、クリエイティブコモンズライセンスにより誰もが自分の言葉で、直接自分の音楽を口ずさめる素晴らしい世の中になっていた。
また、新人ミュージシャンとなるために必要な才能というハードルは無くなり、誰もが自分のメッセージを音楽で伝える機会を持つようになった。「何故音楽はこんなに自由になったのだろうか?」若者たちは真剣に考えた。いつの時代も若者たちは音楽を愛している。そして、「音楽の自由を守るために、自分たちには何ができるだろうか?」このような自覚が、日本のほとんどの若者の間に芽生え始めていた。
そのような時代の流れの裏には、「Music Creative Commons keepers」の活躍があった。ネット環境の整備により容易に音楽の違法アップロード・違法ダウンロードが繰り返された2010年代を重点的にパトロールし、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス化を促した事で、音楽の自由を日本音楽事業者協会から守っていたのだった。
tumblr ってサービスの存在自体は知ってて、自分も一応登録はしといてたけど、実際に活き活きした tumblr を初めて目にしたのは、つい数日前のこと。それはそれはぴっちぴちで。鱗もぽろっぽろで。目から。
経緯。
少し前に作って公開していた作品が、一週間ほど前によそさまのブログで紹介されて、そこがなんつーかこうはてなとか tumblr とか twitter とかその辺の界隈の方によく読まれるブログだったらしくて、人生初たんぶられ。たんぶられ記念にあちこち巡ってみて、tumblr ってそういう Web 上の画像をさくっとクリップできるシステムがウリだったんだねってことにじわじわ気付いて、興奮して、今ここ増田。
それまでは、はてなフォトライフが盛大に落ちた時に使うためのもの、流れない画像アップローダ的なものってイメージくらいしか持ってなかった。巷ではよそさまの画像 etc. をクリップするのが(も)スタンダードな使い方なんだって知って、ちょっと賢くなった。なったよ!ドコサヘキサエンさんもびっくり。
あちこちつらつら見て回って色々驚きの連続だったけど、特に驚いたのが reblog 機能。「75 reblogs」って書かれたリンクがあって、飛んでみたら、ずらっとリストが出てきた。「だれだれさん reblogged this from 別のだれだれさん」っていうのがずらずら書かれてるリスト。なるほどあれか、何かこう NAVER とかそこいら辺のブログにありそうな、いわゆるらくらく転載機能なんだな!って解釈した。
驚いたのはシステム自体じゃなくて、これが何の疑念もなくふつーに使われてること。何で NAVER って名前がぽっと出てきたかっちゅーと、数年前、「NAVER 問題」みたいな形で情報に疎い自分のところにも耳に入ってきたから。NAVER そのものは、実際使ったり使われたりしたことないから実のとこよく知らない。でもインパクトはあった。
数年越しに、自分の知らないところでうまいこと問題が解決したか(クリエイティブコモンズが広まったとか)、もしくは小中学生の頃にそういうらくらく転載機能付きブログに慣れ親しんだ人が大きくなって、ちょっとオトナな感じの tumblr に移行したのかなあとか、そんな世の中とかよそさまとかの渡り歩きに思いを馳せた。
「tumblr 問題」って能動的に探せば出てくるんだろうけど、「NAVER 問題」みたいに向こうから情報が舞い込んでくるほどの規模じゃないんだと思ったから、そんな平和な感じ。
自分話。
自分の場合、(パブリックなとこに置いてるものなら、あと製作者を偽らないなら)たんぶられる分には全く問題ないし、今回のたんぶられでも大してやな感じは覚えなかった。ただ、この機能を自分でも使うかってーと、ちょっとなずむ。なんかおっかねーやん。下手に使ったら怒られそうやん。怒られるならまだしも祭のターゲットなんかにされたら胃に悪いやん。おてもやん。
こういうリスクが目に見えてでかいツールを上手に使いこなしてる(と思しき)人を見るとすごいなあと思う。でも自分はその域に行けるほど器用じゃない。
せっかく知った機能だけど、やっぱ自分が post するにあたっての tumblr の位置付けは、「はてなフォトライフが盛大に落ちた時に使うためのもの」から変わらないなあと思った。
実は当初書きたかったことはそっち方面じゃないんだけどノリで書き切っちゃったので閑話休題。
メイン。
作品を作った当初は自サイトとはてダにのみ載っけてて、初めはそういうはてな周りの人が来るかなあと淡い予想をしてたんだけど、載っけた数日後に、FC2 ブログを使っているとある方に気に入ってもらえたおかげで、その界隈の人がたくさんいらっしゃるようになった。
せっかくなので FC2 ブログの共有プラグインにも登録した。主にブログを日記として細々と使っている人にちょっとした話題を提供できてたみたい。個人の利用に留まるだけで伝播はあまりしなかった。
それから数ヶ月して、どなたかにブログの記事本文で紹介されたら、巡り巡ってはてな周りの人が来るようになった。周回遅れで淡い予想的中。ちょっとほくほくした。
サブ。
今までの文脈から推測可能かもしれないけど、たんぶられたのは美麗な絵とか写真とかじゃなかったりする。一応画像はあるけど、こう、絵として見たら大味も大味で。そんな場違いな自分の画像が、よそさまの美麗画像がずらっと並ぶ tumblr に混じって妙に浮いてたのが、何だか恥ずかしくもありおもしろくもありおもしろおかしくもあり、総合的に体温がちょっと上がるような気持ちになった。暖房代節約できてラッキー。
北島。
発言がまとまったパーマリンクがないので作っておく。この内容で注目度があるのは、hetaruが初音ミク専用たんぶらの管理人だから
http://www.geocities.jp/noshibeya/
ウェブと著作権は相性が悪すぎる *Tw* 07:27 PM January 15, 2008 from Twit
そもそもネットで著作権を主張するのがおかしい 05:09 PM January 16, 2008 from web
画像が無断転載されるのは、カギを掛けてない自転車が盗まれるのと似ている *Tw* 06:55 PM January 19, 2008 from Twit
二次創作で絵描いといて自分が書いた絵がリブログされると著作権を持ちだすって頭おかしいだろ *Tw* 09:02 PM January 19, 2008 from Twit
リブログは創造的 *Tw* 09:22 PM January 19, 2008 from Twit
オイラがリブログしている範囲では「たんぶらで補足された!わーい」ってな反応してる絵師が多いんだけど。リブログ反対派は何なの?キチガイなの *Tw* ... 09:27 PM January 19, 2008 from Twit
もしオイラが絵師だったらリブログ大歓迎 *Tw* 09:45 PM January 19, 2008 from Twit
クリエイティブコモンズは素晴らしいですね *Tw* 09:55 PM January 19, 2008 from Twit
無断転載にならないよう画像をトリミングして表示したらこんどは同一性保持権侵害ですか。ふざけんなw *Tw* ... about 21 hours ago from Twit
オイラの発言が 2ch に無断転載されまくり http://mamono.2ch.net/test/... *Tw* about 18 hours ago from Twit
のし部屋のやろうテメェーもアンチ tumblr かぁああああ http://www.geocities.jp/nos... *Tw* about 7 hours ago from Twit
うけると思って言った発言がまさか叩かれる対象になるとは思いませんでした *Tw* about 7 hours ago from Twit
↓消去済み
▼1/22追記
http://d.hatena.ne.jp/Hetaru/20080121/1200922851
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Hetaru/20080121/1200922851
ハテダに反省文ポストしようとしたけど、繋がらないw *Tw* about 1 hour ago from Twit
反省文書いた http://d.hatena.ne.jp/Hetar... *Tw* about 1 hour ago from Twit
俺は良く頑張ったしこれ以上できることないから匿名の発言は放置することにした *Tw* less than a minute ago from Twit
この直後、Protectedに変更される
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://slashdot.jp/articles/07/12/23/1521211.shtml より
id:smichoさんの「お金なんかいりまへん みんなホントにタダ働き大好きだな。」id:junkMAさんの「これなー、進みすぎると『個人的に応援フィーを頂く』という方法の取り方が、村八分な方向にしか流れなくなりかねないのが怖いんだよなぁ」と言うブクマコメントが結構スターを集めている様子に少し懸念。
こう言うのはやはり何だかミスリードなんじゃないかなと思う。後でid:glcs さんが「クリエイティブコモンズ≠ただ働き」であるとブクマコメントで指摘しているけど、クリエイティブコモンズ自体は対価を取ることと何ら矛盾しないはずだ。このこと自体はもっと広くちゃんと理解されていい。スラドの元の記事で詳しく解説・議論している人たちがいるから、それにしっかり目を通すと参考になるのだけれども。
ライセンスの種類にもよるが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの重要な意義は被ライセンス者の独占・排除を予め封じることにあるのだと思う。JASRACのライセンスは全か無で権限委譲を伴う排他的なものであり、その融通の効かなさが二次創作物への利用を困難にしている。クリエイティブコモンズは共有を部分的にコントロールして許可する宣言であり、JASRACのライセンスとは相容れないものだが、対価を取るシステム=唯一JASRACではないように、対価を取る可能性を排除したものではない。作者に対価を還元するシステムと言うのはクリエイティブ・コモンズのライセンスとは別に構築しなければならない性質のものであり、それこそ世界各地で様々な実験的試みが手探りで行われているものである。確かにすべての収束解になるような対価還元システムが見出されるにはまだ至っていないのかも知れないが、それでも現行システムの崩壊は止められない趨勢であり、そこに乗っかっているわけには行かないとネットではさんざん言われ続けて来たのはご承知の通りである。
あと、
http://d.hatena.ne.jp/colorred/20071223/miku2
ここでひろゆき氏がCCに対してネガティヴな発現を繰り返しているけど、そりゃCCはユーザーの作ったコンテンツを商品を売りさばく会社のビジネスモデルにとってはもちろん目障りでしょうって(ただしその可能性を排除するものですらないよ)。でもそのことに触れずに、利用者の立場を装って「著作人格権の放棄の概念がないから」信用できないと言う理由で否定するのは不誠実だなと思った。「賠償金を支払う強制力がない」と言う人の目から見たらまあ確かにそうなんだろうけど。