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はてなキーワード: サスペンスとは

2021-10-04

暴れん坊将軍毎週見てる奴らってよく飽きないよな

アマプラで007が色々来たから2週間に1本ぐらいのペースで見ていってるんだが、5作目ぐらいで既に飽き始めてきた。

プロローグアクション→メインテーマOP→カッコイイ=スパイカイギダンディーアピールボンドガール→アクション→今作のバトルBGMダンディーピンチ→実は余裕→フンイキワルイ=スパイカイギボンドガールえちえち→ダンディーサスペンスガチピンチ→爆発→ボンドガールえちえち~ん→スパイカイギ=オコラレ→ラストダンジョン突入→今作のバトルBGMアレンジボンドガールピンチ→メインテーマ→ほい逆転→ほいボンドガールラブラブ~ん→ほいEDだぞ泣けよ

このパターンしかねえ!

マジで

ハンパねえ!

いやこれは飽きるわ。

なんつーか同じ店でフルコース食い続けるとちょっとずつ変化あっても基本一緒だから流石に飽きる的な?

暴れん坊将軍毎週1話ずつ1年通しでとかやってる連中頭おかしなるで

2021-09-27

ひぐらしのなく頃に 卒、もうすぐ最終回ですね。

今までの「ひぐらしのなく頃にシリーズサスペンスホラーでしたけど

「卒」は要約すると「女子高生喧嘩」見せられてるだけじゃない!?と、気づいてしまい別の意味面白くなってしまった。

すごい、命がけで自分たち世界を壊していくキャットファイト

 

沙都子が去ったあとも続く世界に残された人たちのことを毎回考えてしまう。

地獄

 

 

2021-09-25

ひぐらしはもう終わっていい

先日ひぐらしのなく頃に卒14話が放送され物議を醸していると言う。

くだらん。

ファンタジーミステリーサスペンスかとかどうでもいい。

考察勢かエンジョイ勢かとか派閥を作るな面倒くさい。

で、ここからが本題だ。

散々ミステリー解釈して考察を行ってきた連中がついにドッカンドッカンバトルや鬼狩柳桜ビーチフラッグビッグバン百合心中で遂に心折れ考察卒業したらしく、それを受けた古参ファン勢が憤慨してるらしい。

両方アニメにマジになってどうするんだと俺は言いたい。

マジになるなよ。ひぐらしだぞ。

古参ファンはもう慣れきってしまってることを理解してスルーしろ何年インターネットやってるんだ。

心折れた新規考察勢は諦めろ、ひぐらし祭囃し編の時点でだいぶファンタジーだった。そもそもエウアなんぞが出てきた時点で理解しろ

何回この流れ繰り返すんだよ、だからひぐらしはもう終わっていいわ。

anond:20210925113837

はてブホットエントリからも、新しい情報や気付きのきっかけは得られるかもしれないけど、やはり特定有識者キュレーションしてるわけではないので、ゴシップとかショックとかサスペンスとか、大衆週刊誌的な話題が上位に上がってくるだけなのでは。

自分の気になる分野の特定ワード記事を追う分には、まだ有用情報にありつくことができそう。

はてブだけで情報収集するのは頭の上に「?」が浮かんだ危険人物に成り果てるだけなのでオススメしない。

2021-09-11

血液型を調べるタイミング

普通まれた時に調べるんだよな?

俺は何故だが知らないけど調べなかったらしい

両親ともにA型だし、妹もA型だから自分もそうだと思ってた

就職する時に血液型を調べる必要があったから、献血も兼ねて調べた

献血ルームの看護師さん?に「O型ですねー」って言われて驚いた

一瞬でいろんなことを考えた

『え、俺は誰?もしかして母さん…?いや、俺は親父とそっくり…父方母方どちらの婆ちゃんも俺と親父を間違えた… 母さんが病院赤ちゃんの俺を抱いてる写真も見た…母子手帳も見た…臍の緒だって見せてもらった』


「A型同士からO型は生まれる」ってことは知識としては知ってた。理科でもやったし、サスペンスでも見たと思う

それでも一瞬そんな知識は吹っ飛んだ。それほど驚いた

献血は折角なので全血にした。注射苦手だって言ったら看護師さんがずっと話しかけてくれてラッキーだった)

この話は家族で笑い話になった

血液型占いを見た時、A型の欄を見て「結構当たるもんだな」と思ってたけど、このことがあってからO型の欄を見て「これはこれで当たってるなぁ」と思ってる

2021-09-06

BLコレクション 3

過去に書いた商業BLレビュー


https://anond.hatelabo.jp/20210810121557

https://anond.hatelabo.jp/20210810152212

https://anond.hatelabo.jp/20210825165035

※一部商業BLじゃないものがまざってる。

https://anond.hatelabo.jp/20210803115324

https://anond.hatelabo.jp/20210807105902

https://anond.hatelabo.jp/20210816004742

前回までのBLコレクション

https://anond.hatelabo.jp/20210905133926

https://anond.hatelabo.jp/20210906004549

見ての通り、読書範囲死ぬほど偏っているうえに、あまり量読んでいない。

では、BLコレクションレビューつづき。

『ハレの日』(朝田ねむい)

 これはKindleでは売ってなかったのでhontoで買った。短編

 BLアンソロジーCanna掲載された作品なので、一応BLカテゴリーに入るんだろうけど、BL要素はあまりない。

 妻にゲイであることがバレて離婚し一人息子を育てている作家の話。作家は息子もやっぱりゲイであることを知り、昔の自分と息子を重ねて見てしまうが、息子は自分を越えていっていると気づく、という話。

 面白いかというと微妙淡々としていて、すごく心揺さぶられるようなものではない。いい話ではある。つまらなくはない。わざわざ単話で買うよりは、短編集や他の作品の巻末読み切りに収録されたらついでに読むくらいでいいんじゃないだろうか。私はわざわざ買ったけど。

 一人息子を育てている作家の話というと、よしながふみ先生の『こどもの体温』(BLではなかった気がする)という作品を思い出すんだが、それとこれとが似ているのかというと、別に似てはいない。

リカー&シガレット』(座裏屋蘭丸

 前にレビュー書いたような気がしたんだけど書いてない? 書いた? うっ、最近記憶力が……まぁいいや。もしも書いていなかったとしたら、たぶんそれはこの作品の攻めてが私の苦手なタイプキャラ(優しげだがねっとりとした言葉責めをするロン毛)だからじゃないかな。座裏屋蘭丸先生作品は好きなんだけど、拝読してもねっとり系言葉責めイケメンへの苦手意識は治らなかった! 『シャングリラの鳥』の無口な攻めアポロの無口ぶりがありがたすぎる。アポロにはずっと無口でいて欲しい……。

 ともあれ。攻めのカミロと受けのテオは幼なじみ。カミロは煙草屋で、テオはカミロの店の向かいで酒屋を営んでいる。ただの幼なじみ同士だったはずが、テオはカミロが自分に対して並々ならぬ熱い思いと視線を向けていることに気付いてしまう。そんなとき、街は毎年恒例のお祭りの準備が始まる。酒屋のくせに実はお酒が一滴も飲めないテオは、祭りで行われる利酒大会に出ることになってしまった。テオはカミロに利酒特訓に付き合ってもらう。だがそこで助平が起こる! という話。

 世間的にはカミロはカッコいい攻めなんだろうけど、私は、あああああいやああああああああ!! と、ナメクジとか毛虫とかに遭遇した時の気分になってしまうので、頑張って読んだ。ツルツル褐色肌のテオがひたすら可愛い。好きな漫画ではあるのだけど、肝心なところで鳥肌が立つの微妙だ。作品がというより、私自身が。

 すごく人気のある作品ストーリーを楽しむというよりは、絵の美麗さとエロエロさを楽しむ漫画体位の妙で局部修正を最小限にするすご技が使われているので、エッチなわりに18禁ではない。あと受けに激甘。

コヨーテ』(座裏屋蘭丸

 この作品過去レビューを書いていないとしたら『リカー&シガレット』と同じ理由で書かなかったんだと思う。攻めが苦手。でも少しは慣れたかもしれない。いやどうかな。

 マレーネ(攻め)は飲み屋ピアノを弾いて暮らしている。リリー(受け)はマレーネピアノ聴くため飲み屋に通うようになった。男同士なのに互いに相手女性名あだ名で呼んでいる二人。マレーネリリーに想いを告げるものの、リリーはなかなか受け入れてくれない。ある晩、リリーのあとを追ったマレーネは、リリーの正体が人狼であることを知ってしまう。そこで助平が起こる!

 ……なんて冒頭のあらすじだけを書くと、まるでエロしかない作品のようだが、長きにわたって対立していた裏社会組織がついに正面衝突する、スリリングストーリーベースものすごいエロ幸せ系)があるというタフな作品である

 『リカー&シガレット』同様体格差カップリングと見せかけて、攻めと受けがほぼ同身長同体格。あれっ、目の錯覚かな? って思った。

 肝心のマレーネ(攻め)が苦手であるもの作品自体はかなり好き。そんなこと、もしも作者が読んでも、全然喜ばないと思うけど……。だがここは増田なので、馬鹿正直に書いてしまう。

『水底に棲む子どもたち』(あずま香夜)

 作者は『親愛なるジーンへ』の吾妻香夜先生と同一人物だろうか。

 『水底に棲む子どもたち』はサンプルを読んで、自分には合わなさそうと思ったのだが、誤って購入してしまい、案の定合わなくて泣いた。

 あまりにも合わなさすぎて、内容を完全に忘れていたが、このレビューを書くために頑張って読み返した。

 まだ新米副担任を任せられた教師が、不登校の生徒の家を訪問する。生徒はネグレクト状態にあり、酷い汚部屋に独りで住んでいた。教師毎日生徒の家に通い詰めるが、内に秘めていた欲望を生徒に見抜かれた挙げ句に生徒をレイプしてしまう。翌日、別人のようにすっきりした格好で登校してきた生徒。教師は生徒から復讐されるのではないかと怯える。という話。

 90年代後半の絵柄とテイスト

『泥中の蓮』(ためこう)

 ためこう先生作品を集めることに挫折する前に買った。ガチ兄弟もの。弟が攻めで兄が受け。

 兄弟は早くに両親を亡くした。兄は売春をして弟の生活を支えるが、弟は知らない男を頻繁に家に連れ込む兄を苦々しく思っていた。という話。

 人気作ではある。情念系だけど、ストーリーがすごいかといえば、そこまででは。BLってこんなものなのかなーと思いかけたが、BL読書の幅が広がるにつれ、もっと面白い作品はたくさんあると知った。

リバース』(麻生ミツ晃)

 たまには自分が到底読まなさそうな作品を読んでみようかなーと思って買った記憶がある。サンプル読んでもピンとこないと思いつつ、まあ読書の幅を広めたいだけだし? といって買ったら案の定合わなかったが、別に嫌いじゃないしおもしろくないとも思わない。むしろ面白いんじゃないかな? 裏表紙(がっつりネタバレが載ってる)を読まなければね!

 二時間サスペンスドラマっぽい作風オメガバース。αの刑事×Ωの作家。二人は同じ施設で育った幼なじみにして番(つがいである。幸村(攻め)は番の円のために仕事セーブしているせいで、優秀なのに出世ができないでいる。円はフェロモン分泌異常を持っているため、番がいるというのに他のαを惹き付けてしまうのだ。異動後、幸村は病死したΩの遺体遺棄事件担当するが……。

 あまり趣味ではないせいか、謎があって面白かったということしか覚えてない。面白かったのは確か。



これくらいかなー。

あと、最近スリピングデッド』(朝田ねむい)を紙の本で買った。紙の本の発売からKindleでの電子発売までに20日以上あって、つい待ちきれなかったので。

 以前に雑誌掲載されたぶんの感想を書いたし、単行本で内容の大きな変更があるわけでもないので、単行本感想は「案外萌えが多い!」とだけ。

今月は『Badass』(ハジ)と『コヨーテ Ⅳ』(座裏屋蘭丸)が発売されるのが楽しみ。それまで頑張って生き延びる。

2021-08-30

anond:20210829210959

去年幼稚園に同じことやられた!

幼稚園と戦う気満々で詳細を探ったら、観させられたのはほのぼの回だったので抜きかけた刀を引っ込めた。

私自身、子供の頃に残酷アニメサスペンスドラマトラウマになっていたので、そういうものに敏感になる親の気持ちはすごく分かる。全然問題ない子もたくさんいるだろうけど、敏感な子たちのことも考えて欲しいよね。

2021-08-02

2時間サスペンス児童養護施設への偏見助長も今の時代ならヤバかったかもな

2時間サスペンス犯人児童養護施設出身っていうパターンめっちゃ多い

関係ないと思われた人物が実は同じ施設兄弟のように育った関係でしたって

隠れた動機共犯関係演出やすいから乱発されるんだけどよく許されてたなあれ

2021-07-30

趣味めっちゃローテする  

趣味めっちゃローテする。

今ちょうど「映画のターン」。元々ネトフリ、フールーアマプラ契約しっぱなしなの毎日仕事が終わってから2本くらい流しっぱなしにしている。知り合いからは「理解できない」って言われがちだけど、個人的に「同じ映画を何回見ても楽しめる派」なので、本数には困らない。

ホラーアクションミステリサスペンス何でも見る。日本映画海外映画チャンポンで見るけど、ネトフリがネトフリ作品っていう「売れた」ってフィルターを取っ払った作品をどんどん流してくれることで「海外でも売れてない作品はあってそのクオリティは正直たいしたことない」ってことを教えてくれた。洋画にもゴミはいっぱいある。買い付けられないだけなんだな。

ただ、売れた邦画と売れた洋画だと圧倒的に売れた洋画のほうがクオリティが高い。もう圧倒的。

 

その前は『日本ドラマ』のターンが来ていて、日本ドラマをいっぱい見ていた。アマプラフールー日本ドラマの取り揃えが結構よくていい。まぁ、日本ドラマだけなら日本放送局が組んでやってるサブスクがあるのでそっちを契約したほうがいいんだろうけど、「映画のターン」と次の「洋ドラのターン」の時には完全に死んでしまうことを考えるとちょっとね。

これも同じのを何回も見たりする。一話完結であることが好ましい。けっこうながら見をするので全部ちゃんと見てないといけない作品だと途中で「あれ?どうなってたっけか」ってなるから。こういう時に「毎週1話」って形式は悪くないなって思う。次の話が来るまでいろいろ情報を整理する時間があるのは別に悪いこっちゃない。

 

その前が「洋ドラのターン」。洋ドラをいっぱい見た。洋ドラのいいところは無駄シーズンがクソ長い作品が多くて毎日毎日続きを見続けられること。個人的にはクリミナルマインドとかクローサーみたいな一話完結モノが好き。恋愛系は正直ちょっと価値観が違いすぎてあんまり……って感じ。ライトゥーミーの第一期はマジで名作だからミステリサスペンス好きは見て。二期はゴミ

あと、洋ドラを見ると日本ドラマは安っぽすぎて見られないみたいな意見をよく見るけど確かに「金かけてないなー」とか「脚本の質悪いなー」と思うことも多いけど、『お母さんのカレーライス』みたいなもんで作品自体クオリティは低くても「日本風土根付いた作品」ってだけで視聴ストレスが低く、理解が容易いという利点があって、この「安心感」は割と何物にも代えられない。

 

その前が「無料動画のターン」。具体的には「Youtube」「ニコニコ動画」みたいな、投稿動画ばっかり見る時期。YoutuberからアニメゲームMADVtuberのまとめ、歯石取り、整体ゲーム実況、フィットネスMCバトル、ナショジオ声優ラジオ料理等々、マジで何でも見る。あなたオススメみたいなのの中から面白そうなの順番にザッピングしていく。圧倒的ジャンク感。

ただYoutubeを見てるとニコ動時代と違って「その道のプロが新たなマネタイズの一環としてやってる」動画がめちゃくちゃ増えてるなって感じがする。歯石取りとか整体とかはまさにそうで、これまではテレビ特集とがあったときに稀に見られた、くらいのもの普通に見られてしかもたくさん再生されてる。時代は変わったもんだ。あ、歯石取りは結構グロなので注意してね。

そんな中でもいまだに昔ながらのゲーム実況とかMADを作ってる人もいて、いいぞもっとやれって感じで見てる。ただゲーム実況は昔みたいに大スケール長編は見れなくなったな。年取ったってことか。

 

その前が「アニメのターン」。日本アニメはいいぞ。涼宮ハルヒの憂鬱による「深夜アニメ革命」以降の「アニメ円盤マネタイズできる」時代作画クオリティが異常に上昇した後のアニメはやっぱり見ごたえがあるし、前時代的にやってるワンピースみたいな「いか作画枚数を抑えられるか」みたいなアニメも趣がある。昔のアニメマジで動かないからね。そのセル画何秒スライドするねーんみたいな場面がめっちゃある。息詰まる演出だ。

新旧ちゃんぽんで見ていると気付かされることは多い。昔のアニメのほうが作画演者も「太い」と感じることが多くて、今のアニメのほうが作画演者も「繊細」だなと感じることが多い。毛筆習字ペン習字に近い。昔のほうが骨太個性があるけど荒くて、今のほうが繊細で小回りが効くけど個性は薄い。最近声優は演技が下手って言う人が多いけど当時のアニメ見返したらわかるけど、今のベテラン新人時代の演技は今の新人に比べたら明らかに雑。雑だけどパワフル。どっちがいいと感じるかは人それぞれ。僕はどっちも好きです。

一番好きなアニメは「アイドルマスターゼノグラシア」ですが、なんとフールーで見られます

 

そしてその前が「映画のターン」。これで一周する。テレビがないのでテレビのターンはないです。

だいたいこれが2か月くらいの間隔でローテーションする。そのターン中は基本的にそればっかり見るので、1周してる間に新作が結構溜まってる。やったぜ。

もう毎日楽しくてしょうがない。

2021-07-29

anond:20210729114949

  1. 増田ありがちな自分語りか?」と思わせるところが出発点で、
  2. 「どうもフィクション度が高いようだ」とわかるところでひと転がり。
  3. 今年はキャンプをうちの庭でやる」というあたりでひと転がり
  4. その次は「リーダー」の登場でひと転がり。

ええと、残りはバカバカいか解説しないけど、1はまあ増田でありがちだけど理解はできる。02はそう理解できるだけで起承転結の転の役割をなしてない。キャンプを家でやる、も起であって転ではない。起承転結意味理解してない。リーダーの登場は単なる登場で、あえて言うなら起でしかない。というよりも、幕構成のうち人物が一人登場したくらいで起にも転にもならない。登場に合わせて展開が変わるからそう呼ばれるのであって。



家族の単なる内輪の喧嘩から「謎の組織が絡んだトラブル」に発展する。

はい、ここで初めて承かな。前段を受けて展開が起きる。

おバカな兄のリアクションで話が中断した、といった「くすぐり」も効いている。

その次に「メグの進学」の話題でひと転がり

から転じゃないって



最初は「たかキャンプのことで喧嘩するのが面白い」だったのが

これ以降は「たかキャンプだったはずがどんどん大変なことになっていく」という

サスペンスじみた展開になり、結末の不穏さを予感させる。

ここも承であって転ではない。これも馬鹿げてるのである程度省略して答えを言うけど、この話にあえて起承転結を付けるなら

 起.父とキャンプリーダーのなどの話と、支払いは家になる話

 承.家族不和から兄がリーダーになってじいちゃん死ぬ

 転.ウィルスで人が溶けて佳境に入る

 結.実はアメリカ系の家族でしたというネタばらし

であって、(多分)作者自身が読み方すら間違ってる。基本がなってない人なんだろうね。



リーダーが溶けるところで、ついに「自分語りから転がり続けた物語は「SF」に至る。

ハードSF愛好家ではないけどこれはSF基準を満たしてないように見える。

最後の語りだけでSF担ってると言い張るならSF愛好家に聞けば良い。

俺は違うと判定した。

anond:20210729105506

この手の短編は「話をどう転がすか」が重要になる。

少しずつ少しずつ読者の予想を外していって最後に意外な結末に至る。

まり起・転・転・転・転・転・転・結みたいな構成が好ましい。

元増田で言えば「増田ありがちな自分語りか?」と思わせるところが出発点で、

しかし冒頭を読んで「どうもフィクション度が高いようだ」とわかるところでひと転がり。

次に「今年はキャンプをうちの庭でやる」というあたりでひと転がり。

明らかに無理だ、という状況が提示されつつ、しかしどうやら強行されてしまいそうでもある。

「いったいどうなってしまうんだ?」と読者に思わせる。

その次は「リーダー」の登場でひと転がり。

謎の新キャラの登場でどんどん話が変な方向に進んでいく。

家族の単なる内輪の喧嘩から「謎の組織が絡んだトラブル」に発展する。

おバカな兄のリアクションで話が中断した、といった「くすぐり」も効いている。

その次に「メグの進学」の話題でひと転がり。

コメディ調だったところから何やら急にシリアス雰囲気に。

最初は「たかキャンプのことで喧嘩するのが面白い」だったのが

これ以降は「たかキャンプだったはずがどんどん大変なことになっていく」という

サスペンスじみた展開になり、結末の不穏さを予感させる。

キャンプまでの日数」でカウントダウンが始まる。

1日ごとに話が転がって、どんどん酷さが増していく。

家庭は順調に崩壊していき、ネットでバズったことで話も大きくなっていく。

しかキャンプは止まらない。もはや災厄のようになっている。

キャンプ当日。キャンプは滞りなく行われる。嵐の前の静けさのように。

リーダーが溶けるところで、ついに「自分語りから転がり続けた物語は「SF」に至る。

読者の混乱はピークに達し、「どうしてこんなことになったのか?」と解説を求める。

で、種明かし。

読者はすっきりした気持ちで読み終えるというわけだ。

この小説ジェットコースターだ。

まりアップダウンの激しさによって読者の感情を揺さぶることが目的で、

「読者の心に何かを残そう」とか「深い思索をもたらそう」といったタイプ作品ではない。

五輪批判いたこともちょろっと書かれているが、あくまスパイスにすぎないはずだ。

2021-07-18

anond:20210717000606

まず前提として、SF小説科学技術人間社会関係テーマにした小説(ざっくりこう言って良いはず)なので、感染症テーマにした小説SF小説には分類されないと思う。

もちろん部分的SF的なところはあるかも知れないが、まず第一パニックホラーとかサスペンスかに分類されるでしょう。


そして第二に、SF小説別に未来予測するためのモノでもないし、未来を正確に予測すればするほど面白くなるわけでも無いと思うよ。

そりゃ星新一とか士郎正宗とかが何十年も昔に現代社会を予見していたのは凄いと思うけど、それだけがSF仕事じゃなくて、むしろ「あり得なくはないけどまず実現はしないだろう世界」とかの方が派手で面白くなりがちだしね。

感染症で例えれば、感染したら派手に死ぬ死のウイルスとかの方がエンタメとしてはやっぱり見栄えは良い。コロナみたいな相対的に地味に社会に影響する病気って言うのは、それが現実になったからこそノンフィクション的な性質を帯びたけど、そうじゃなかった時代にはあまり面白テーマだとみんな思わなかったんじゃないかな。

2021-07-09

anond:20210709154311

良かった…元社長を撃った犯人を探すサスペンスが始まるわけじゃないんだ…

サスペンス王将

餃子の王将にお昼ごはんを食べに行ってきた。ひとりだったのでカウンターに案内される。

餃子チャーハンで」

正直、餃子を2人前にするかどうか、かなり迷ったが、午後の仕事のことを考えて1にしておいた。ジャストサイズ(0.5人前)の餃子も追加するか、と一瞬考えたが、なんとなく男らしくない気もしてやめた。そういえばジャストサイズ、便利で非常に気に入っているのだが、名前けがどうにも解せない。ジャストサイズはちょうど一人前のことなんじゃないのか? ジャストってなんなんだ。

それはさておき、さっと餃子がやってきて、1つ2つつまんでいるとチャーハンもやってきた。と、そのくらいのタイミングで、隣のカウンターに強面のおっさんが座った。

餃子2人前とライス

椅子に座るか座らないか、お店の人がお冷をテーブルに置くか置かないかというタイミングでササッと注文。あれこれ悩むという無駄が嫌いなようだ。

ところが、餃子の焼くタイミングが悪かったのか、なかなか餃子が出てこない。気がつけばお店は満席ランチタイムの混雑に巻き込まれてもいるようだ。まあ私に出された餃子が異常に早かっただけかもしれない。私に出てきた時間よりも多少は遅かったが、常識範囲内の時間餃子がやってきた。

こち餃子2人前です。ライスただいまお持ちします」

店員はそう言って去っていったが、そのライスがなかなかやってこない。

おっちゃんは、熱々の餃子ひとつ、またひとつ口に運んでいる。

店員の動きをウォッチしていたのだが、他の客へのライスは出されているので、単純に忘れられているっぽい。

その間にも淡々餃子のみを食べ続けるおっちゃん。

強面なだけに、どっかのタイミングで「ライス持ってこんかい!」とか「忘れとるやんけ!ボケェ!」とか怒鳴り散らすんじゃないかと、こっちがドキドキし始めてきた。かといって、隣の私が「ライスまだのようです」って言うのもあれなので、さっさと食べ終わって、レジ店員に教えてあげようかなと、餃子チャーハンを急いでかきこんだ。後半は味なんてしなかった。ただただ、未来予測される爆発を防ぐために、早食いミッションをやらされている。そんな気持ち

と、もうひとくちで食べ終わるってときに、1人前分は餃子を食べ終わっているおっちゃんが「ライス、もってきて」と優しく店員に声をかけた。

慌てて「すみませ〜ん」と言ってライスを持ってくる店員。何事もなく食事をつづけるおっさん

いや、ごねるちゃうんか!

そう心で突っ込み、ぱんぱんになった腹をさすりながら、伝票をもってレジへと向かった。

2021-06-27

anond:20210627194750

微妙空気を醸し出すレイプ物が減って詰まらんね

普段は単純ストーリー露骨縁起男優女優が妙に気合を入れていてサスペンスみたいな雰囲気のがあったのに減って残念さん

やってほしいアニメ企画

3人の女声キャラクターを作る。

この3人のキャラを使って、全12話全て全く別の話をやる。

1話完結のオムニバス形式で、各話の話のつながりは一切なし、ある回は恋愛もの、ある回はサスペンスものなど、様々な話をやる。

なんてどうだろう?

2021-06-22

なぜVivyは評価割れたのか?

追記みたいなもんです。ほぼ自己満です。

感情移入はなぜ阻害されたのか

この作品の作者は基本的にはタイムリープと人の人生を変える、救うという組み立てを使いたがります。この起源を求めると際限がなくなりますが、とりあえずのところ『シュタインズ・ゲート』に求めることができると思います。多くのタイムリープものが変えることによって世界悪化させるのではなく、変えることによって人々を救うという物語になりがちです。そして、この究極的な選択がすべての人間を救う、という選択肢でした。この前例として宮崎駿の『風の谷のナウシカ』などが思い浮かびますが、宮崎駿自身が悩んで重苦しくなったテーマをそうそう扱えるはずもありません。聖女が一人で世界を背負う、その行く末に待ち受けるのは、聖女自己犠牲にほかならないからです。実際作品はVivyの犠牲によって世界が救われています。ちなみに宮崎駿はこの悲劇的な終末を原作映画ともに避けていますナウシカは戦う女であると同時に、正常な自尊感情他者尊重感情が成長によって獲得された人物であるという立場からだとは思います)。

世界のすべてを救うというテーマの割に、Vivy自身が「心を込めて歌う」ことに最後まで躊躇があった、あるいは無理解があったという点で感情移入ファクター一つが阻害されました。彼女あくまでも人間に近いなにかであったという点で突き放されてしまったのです。第二に、視聴者に伝えるべき人物ダイジェスト扱いだった点が挙げられます。早々と空港で爆死してしまモモカ、長い人生の経過を博物館とのやり取りで済ませてしまうVivyとマツモト博士(以下、オサム)。特にオサムに至ってはうディーヴァとして保管されていたVivyに恋愛感情を懐き、やがて悩みの時期に入ると母代わりになり、そして自身も伴侶を得ると良き人生相談相手となる非常に重要役割を持った人物でした。しかし肝心のオサム登場回は二~三話程度です。実際のところ作者がどう泣いてほしかったのかといえば、このもっともVivyを愛している人物事実上自死強要し、またオサムのなすべき全AIの停止を命じなければならなかったところです。二者択一の苦しみの中にオサムはあったということですね。しかしこれはあまり上手に伝わっていません。個人的別所24構成にすれば解決しただろうと書きましたが、おそらく根本的にそういう問題ではありません。

AIによるAIのための物語

この話はいくつかの構造を所持しています

  1. AIと人との物語
  2. AIAI物語
  3. AI世界物語

この内メインとなっているのはエステラやオフィーリアといったAIAIのあり方に関するものです。これはいわゆるSF的な考察ではなく、人物相関として見るべきものです。AIAIが関わるシーンが多いにも関わらず、Vivyはその他の人間も救おうとしています。こうなるとどうなるかといえば、人間同類AI感情殆どが持ってゆかれ、かつ最重要人物のオサムのエピソードが不十分になるばかりか、トァクの背後も語りきれなくなる、ということです。しかし作者的にはAIインフラ以上になってしまった世界を描きたかった節も感じられます。でなければAIAI関係性をメインにもってきません。そればかりかAIを狂わせ、利用しておかし世界にしているのは人間であるという業も人間側に押し付けています。これはつまりAIという善悪を取り払った像から人間という醜くも美しい存在を浮彫にしたかった、という心象が背景にあると見てよいと思います

どうすべきだったか

この場合AIAI物語である、という構造を減らして、人間AIの関わりを増やすべきでした。なぜならVivyは最後最後まで歌うことに対して逡巡していましたし、人間AI関係のみならAI敵対する人間、支持する人間、利用しようとする人間という様々な角度がより深く追求できたはずです。さらには人間との関係性や対話が濃密であればあるほど視聴者はVivyの成長も理解できるようになります

なぜVivyはフリーズしたのか

Vivyは物語の中である絶望感に襲われて、具体的には冴木教授の自殺によって一度フリーズします。この現象は上述の項目にかかっています。すなわちVivyはAI対人という構造で人を救いたかったわけではなく、全人類及びAIすら本心では救いたかった、というものです(他所ではモモカの死が重なったされていますが、話の根幹から切り取ると作品意図としてこうなる、という話です)。Vivyは常々手の届く範囲は全て救おうとする存在でした。したがってVivyは無機質な感情を持つアーカイブのみが理解できない存在であり、その他のシンギュラリティを達成しているAIに関しては人間と同様の扱いに終止していました。これは作者の意図によるところです。作者は最初からVivyを聖女に仕立て上げたかったわけで、大きな風呂敷の中で終盤を終わらせるつもりだったはずです。その中身こそが「全てを救いたい」というリゼロでは成立しにくかったテーマです。もっとも結果として人間選択してAIを切り捨てていますが、この辺への苦言は終盤にてナビがフォローしています

どう調整すべきか

前述の人間AIという構図を増やし、全てを救うのではなく苦渋の決断AIを停止させるという感情面の描写がより鮮明に描かれるべきでした。これは本来オフィーリアとアントニオ事件ときに行われるべきでしたが、彼らの背後には柿谷が関わっていたため、純粋AI悲劇を描きにくかったように思えます。結局AIAIという構図を減らしてワンクールで収めるべきでした。

実はメッセージ的にはやれることはやっています。例えば先程の人間の業故にAIは悪にもあるし善にもなる。それを処断すべき存在アーカイブであったという話、オサムが二者択一及び悲劇的な立場にあったという話。AI反対派の柿谷がやがて孫の代になってVivyと協力するという大河ドラマも盛り込んでいます聖女であるVivyがその使命を最後までブレずにまっとうするという面も全てです。むしろ盛り込み過ぎと言うべきでしょう。しかし逆に言います12~13話は約5時間ですので、映画一本分と思えばやれないこともないはずです。ではどうすればよいかといえば、感情表現をすべてセリフで済まそうとするのではなく、シーンで伝えきる技術をより先鋭化すべきかと考えます。僅かな感情のやり取りだけ、沈黙だけで意図理解できるようにすべき、ということです。もっともこれは監督仕事ですが。

付け加えるなら

Vivyがあまりにも完全無欠の善人として描かれすぎているように思います。この時代AIは少なくともシスターズに至っては人間レベルですから人間のように不義に逆上する場面があり、その過ちを反省する未熟さもあってしかるべきです。こうした人間的深みの一部がVivyから欠落しているがゆえに感情移入の一つを失ったことは、すでに前出で言及しています

もうひとりの脚本家、梅原英司

ゼロローリングガールズだけ知ってますが、たしかに関わったものを見るとサスペンス系が多いように思えます。かみ合わせ的にどうだったんでしょうか。脚本本数が少ないのでこれからなんでしょう。

おまけ:なぜ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』は評価割れたのか。

SFサスペンスとしてSF屁理屈言い訳物語を紐解く推理として捉えられる層と、物語全体の展開を見る層、キャラ萌えする層、旧来のファン層に分かれちゃったからです。わたしは上から二番目です。

いいんですよ。怪獣四次元から投射されてるとか特異点自体計算機になる理屈があっても。でもそれメインだと映像では厳しい。そこがすべての人は超楽しかっという。でも楽しんだ観点も間違ってないと思ってます。楽しかった感情までどうこうできる権利もないので。

2021-06-21

2021年アニメ、ほぼ悪口

シャドーハウス

原作改変したことアニメ版を見た身からも途中が飛んだことがはっきりわかる印象に。

ラム可愛い

ゴジラS.P<シンギュラポイント

ハードSFらしいかったるい説明と、学者だけで全て済ませてしまう展開はどっかの小説で見た印象。小説家が脚本を描くとSFを使ったサスペンスに終止してエンタメを考えない悪例として刻まれたと思う。基本有川と銘だけが事件解決してゆく形式で、ほかがおまけ、という雑な配分もハードSF小説くさくて正直ある意味では小説作法無視しまくってる。都合の良い狂言回し人間使い捨て無駄字数を増やすのがハードSF作法に見えて仕方がない。加藤侍とかいらんでしょ、狂言回しにすらなってないし。SF解説サスペンスに仕立て上げる、という手法古典SFで見られる手法だけども、映像分野に合わないんですよ。ずーっと地味なやり取りが続くだけだから

ゴジラじゃなくても成立しただろ、という印象を受けた人が少なからずいたはず。

ヒロアカ五期

個人的には好きです。オールマイトからエンデヴァーに移り変わったあとの一戦も熱く、オールマイト不在の隙間を埋めてくれましたし、潜入捜査しているホークスや隠された能力に目覚める未だ成長途中のデクくんなど普通に面白さが継続できてるのが良い。今期はきのこがかわいかった。

SSSS.DYNAZENON

前回よりも惰性で作っちゃった感じ。過去に思いを残した人々が精算し、狭っ苦しくて制限だらけの今に戻るという普遍的テーマ

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-

SFカテゴリで見ちゃだめです。少なくともはてなでは。ただし物語としてはリゼロの作者だけあって過去改変や世界の変容をテーマ化していて、タイムリープものとしては(同一人物と遭遇するシーンの記憶がないのでリープかな)まあまあだったんじゃないかと思う。この作者の肝は熱血と涙にあるので、そこを受け取りたかった人は刺さったと思う。筆者はおっさんだし壮大なヒロイズム自己同一視できるほど夢は抱いていないので、若い人が感動してくれたら宜しいかと。こういうナウシカみたいな壮大な世界を一人で背負う、ってことに聖女性を見いだせません。だって増田だってクズばっかなのに人を救いたいと思いますかって話。

ちなみに物語的になんで人を救いたくならないかって、Vivyとその周辺にいるのがAIばっかだからです。AIに対する人権とか、Vivyが苦しかった際に救ってくれた人間とか、そういう感情移入させるシチュエーションがない。だからVivyやマツモト博士勝手に一人で戦って死んだ話にしか見えない。物語を作る際に思い入れる「環境」を作れてない。Vivyが救うトァクのメンバーの実情もスピンオフにしなきゃならないほど語られない。そんな意味では24構成にしてもいいくらいなんだけど、削りながらでももっと感情移入できるキャラを増やせたとは思う。トァクなんて敵対してただけなのに救いたくないですよね、あんなもん。感情移入と逆のことやってんですよ。

仕組みに振り切るのか、人間ドラマに振り切るのか作者も配分に頭を悩ませたんじゃないかな。

ぐちゃぐちゃ言ってます悪感情はないんですよね。ただ佳作感しかないというか。

戦闘員派遣します!

途中まで見て予約がかぶって潰れちゃったのでそのまま放置。このすばよりパワーダウンしてるので見逃してもいいかな感しかなかった。なんかぼんやり見てても頭に入ってくるタイプじゃなく、他のことしながら見てると頭に入らなかったのでそれもまずかったなと。要するにこのすばを期待した層をある意味で裏切った感じがするというか。ほんとよそ見しながらなので的はずれなこと言ってる可能性あり。

ドラゴン、家を買う

ダークホースじゃないかとぼけドラゴンと飄々とした魔王、アホの姫が物件を買い求めながらじんわりと旅する。騒がしすぎないのもいい。力を抜いて見られるコメディで、深夜アニメの本道だと思う。

憂国モリアーティ二期

女子向けだが正直見たかったのに一期見逃した枠。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う

単なる男子よしよしアニメかと思いきや、実は子育てアニメだった件。誰もが途中で「あーもういいからやっちゃえば?」と思っただろう。でも実のところ、このアニメは男のナイト気取り欲求を満たす効果を持っていて、安易ヒロイズムに酔いやすいやつがハマるアニメの一つだと思います普通あん女子高生みたらヤバそうだから関わらないほうが良さそうだ、という思考が最適解として頭をよぎります

ちなみに、ヒロインエアーズロックまっぷたつに割れレベルのブスだったらどうするんでしょうか。これはもう無理でしょう。成立しません。何が成立しないかって、物語的にブスでも通用するかってこととルッキズムは別問題からです。

MARS RED

国の上層部が作り出した金剛鉄兵と、別に組織された零機関。そして物語中に挿話される舞台サロメなど。これらの話はキャラクターの背後にある一人の女の話に絡んでいて、デフロット君と前田義信の奇妙な縁など明らかになる。

丁寧な作りなんだけどいかんせん小粒な感じがある。サロメや他の挿話を十全に知らないと理解できない気もする。原作知ってる人なら言いたいことが山ほどあるんじゃないだろうか。

天スラ日記

天スラはキャラ楽しいので日常系に耐えうるのもわかるものの、延々とやられると中だるみするんだなという話。

聖女の魔力は万能です

マイン司書やるあれの空気感をなんとなく感じつつ視聴。かなり王道少女漫画的で、イケメンのあれと仲良くなってゆく過程うつむきながら逃げ回るなど、まあそりゃ受けやすいと思います。ただしひねくれた女子以外。イケメンに気に入られない自分と比べてしまって辛いらしいね。なんでそんなところに自分が登場するのか謎ですが。おっさん的にはありだと思います

擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD

地味だけど今期で一番人情に振り切った作品じゃないかと。時代劇意識した作り、子連れ狼などのモチーフ復讐と許しの葛藤という普遍的テーマ古典的ながら骨太だとは思います。ただ、名作かって言うとそうじゃなくて、今となってはなくなった形式を今やってみたという作品かと。

究極進化したフルダイブRPG現実よりもクソゲーだったら

中身がニコニコ旧2ch的。ヤンデレクズ陰謀家など嫌な感じのキャラをやり尽くしてんだけど、嫌な性格って実はテンプレ化しやすいな、という印象。話自体おバカ系なんだけど、それ以外に感想は出てこない。エンディングの「だいだいだい好き」の部位はおそらく「Die」だと思います

スーパーカブ

なんか良さげだと持って見始めたら、作者が炎上して延焼すらせず燃え尽きて終了した悲惨アニメ二次絵もどういうわけか自分の周辺では見ません。渋のランキングにもあまり見なかったような。中身も深みがありそうでなにもない作風で、原作文体も正直うまいとは到底言えない文章力なので、「増田カブ」というふざけた二次創作がはかどりました。これは単なる雰囲気アニメでしょう。礼子と小熊がでかいカブを引っこ抜いて、や~ん大きい、などという下らない同人誌が出ることを期待しています。あと、恵庭嫉妬のあまりコーヒープールを作って小熊の殺害を企てるエピソードも見てみたいですね。

ゾンビランドサガ リベンジ

うーん。安定しちゃったかな。はっちゃけてほしかったですね。メディアミックスとかスケベ心が出たんでしょうか。

普通です。面白いともつまらないとも言えない。リーゼントの回くらい毎回ふざけてほしかった。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

見た。普通。例のヒールみたいにエロに振り切っちゃったほうがいいのでは。

妖怪ウォッチ

メタネタパロディが減りすぎててあんまり。もともと大人用じゃないのだな、という厳しい現実のしかかる。

BLUE REFLECTION RAY/澪

ロジックが画作りと構成に追いついてない。キャラ原案ありむー岸田メルなんだけどまるで原作絵を再現するつもりがない。やりたいことは明らかにまどマギ系やゆゆゆの類似品。駄作だったアサルトリリィ以下。こうなると何がやりたいのかわからない。低予算が透けて見えるのが悲しい。

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

この系は絵面さえ良ければだいたい面白いと相場が決まってんだけど、これは本当につまらない。前回の魔女の旅々を思い浮かべたり、その他日常系を思い浮かべるとその退屈さに驚く。退屈なのに驚くってどういうことなんですかね。

86エイティシックス

もう一つのVivy枠。作者に失礼なんだけど、多分原作の方はもっと悲壮感溢れる感じなんだろう。

日本人の大好きな悲観的なメロドラマで、みんなと心が通じてるのに世界システムが許さなくって、という内容。ちなみにこれを男女の恋愛に置き換えると不倫ものになりますし、断絶をボーイ・ミーツ・ガールに置き換える事もできますロミオとジュリエットがその原型です。そして断絶と死はとても相性がよく、実際レーナさんたちと86ピアヘッド部隊出会えません。あとはそれにハマるかどうかという話です。

EDENS ZERO

一話だけ。これは糞だなと思ったので取りやめに。SFとしても中途半端少年漫画としても王道を履行しすぎてなにもない。

美少年探偵

画作りがすごい作品。まあ、あの人監督なら当然でしょう。内容はびっちり西尾節なのでそれ以外に感想はない。やってることが怪異普通探偵かの違い。

東京リベンジャーズ

新宿スワンの作者なのでヤンキーバリバリになるのはやむを得ないでしょう。ただ、キヨマサくんの本物感は声優ともどもよくできてんなと思います。他のヤンキーがいなさそうなのに、あれだけ田舎にいた感じというか。たちの悪そうなボス感もよく表現できてますね。マイキーくんは完全に創作です。あんヤンキーもいるにはいますが可愛がられる立場で、トップはったりしません。せいぜいトップ腰巾着です。そして連絡係程度のチビは背後の権力を傘に来て偉そうな態度を取ります。なんでそんな事知ってるかって、もともと田舎者だからです。

タイムリープものというより、キャラものとして見るのが正しいかと。なぜなら彼女だけでなく、ドラケンマイキー二名に死んでほしくないタケミチ、というラインがしっかり描けているから。

不滅のあなたへ

原作よりわかりやすく、かつ原作踏襲してるのでおすすめ感はあります。ただ原作は大作感のある無味乾燥とした物語なので、見続けることによって激しく感情を揺さぶられるとか、涙が流れすぎてトイレ便器から離れられないといった現象に見舞われることはありません。それはまあ、二期三期と続けてみればこの意味がはっきりわかると思います。作者が感動させに走ってないので。フシというサーガではなくフシという歴史を通した群像劇という立場なんでしょうね。

幼なじみ絶対に負けないラブコメ

もうこういうのはいいかなと思ってさっさと切った話。一話目も覚えてない。むしろ見たつもりで見てないかもしれない。

長瀞

まあこういうもんでしょう。だって他になんか言うことありますか?

褐色JKって創作物の中で何匹いるんでしょうね。

メガロボクス NOMAD

単なる雰囲気アニメと言われた一期ですが、二期も割とそうです、ただし、音楽美術センス、造形どれをとっても渋くて、昭和テイストを残しながら現代的という良い意味での線引を果たしている佳作だと思いますエンディングテーママリアッチを思わせる歌声郷愁を誘いますOPベンチャーズ的なギターサウンドも良い。肝心のボクシングシーンがしょっぱいと言われた前作ですが、少し改善してます。むしろボクシングを通したジョー人生を描く作品なので、ボクシングシーンこそおまけかも知れません。

追記NOMADノマド以外に「俺はマトモさ」という意味が込められていると思います

セブンナイツ レボリューション -英雄継承者-

実は零と同じ轍を踏んでいる作品。要するにストーリーの骨組みはちゃんと考えてあるのに、舞台が同じ場所の繰り返しだったり、キャラが多い割に話に広がりがなくラスト二話程度で一挙に情報量が増えるという、昔のアニメにあった悪いパターンが戻ってきている印象です。舞台勢力、そして敵と味方両方を映し出すだけでちょっと面白くなったことでしょう。

やくも

視聴者をお舐めになってるのでしょうか。

ましろのおと追記

久々に俺節風の人間ドラマが見られる傑作かなと思いきや、いきなりトーナメント化してしまい、某カルタ漫画か! と手に持ったバチを画面に投げつけた思い出。いえ、実際には投げつけてません。三味線持ってませんし。ハイセンスなお母様の全く方言が抜けきってないのはやりすぎじゃないだろうか。自分の音を鳴らせ、じっちゃんコピーになるなで終わったので二期あるんですかね。

ThunderBolt Fantasy 第三期(追記

これですね、個人的に好きなんですけど増田ボッコボコだったのでまあいいかなと思って書きませんでした。個人的には見れば面白い類で、キャラに馴染みが必要なので1期からおすすめしたい感じ。トリックスター役の凜雪鴉(リンセツア・鬼鳥)の奇っ怪さが今作の面白さの一つだと思ってる。どうも虚淵玄って名前出すのがいかんらしいですね。

ODD TAXI追記

地方AT-Xに入ってないんです。おわかりください。ちなみに超絶低速回線です。お察しください。

入間くん(追記

うーん。この手のいわゆる勘違い成り上がり系って80年代からあって、ある意味では普遍的ものなんだよね。でもこの入間くんはその古典芸を古典芸としてでしかやれてなくて、一期の一話目から俺は真顔で見ました。終始真顔でした。それでも頑張って一期の4話まで見たんだけど、どうしても真顔でした。これは二期も真顔に違いないと思ったので見ませんでした。

セスタス追記

幼少期編……三浦先生も死んじゃったのにこっちも酷い扱いにしてはだめでしょう……。

バック・アロウ追記

中島かずき脚本で、ガイナックスを忘れられなかった中村が再びガイナックスをやりたがった作品。この人のテーマ性はBNA以外、底辺場所から天を目指す、という部分に集約されていて、そのモチベーションが「人の持つ無限希望」にある、と本人の中で解釈されてんですね。しかしこれって彼の最も得意とするところなので、ある意味最も保守的作品なっちゃった感じがします。細胞の一部っていう仕掛けもありきたりでもありますし。

魔道祖師追記

用語が超わかりにくい。あとコンテの構成(シーン)がバンバン過去現在を交差しまくるので今何が起こっているのか飲み込みにくい。カメラワーク効果音と演出などは映画風で大変高度だとは思うんだけど、とにかくわかりにくさで損をしている。メモ取らなかったのを後悔しました。絵は美しいし、中国アニメ本拠地になりかねない別の意味での恐怖を感じさせる作品かと思います

7 SEEDS(ネトフリ→BSMX枠)

これ面白いんだけどアニメ知名度ゼロ過ぎて悲しい。基本的に作りは古いです。何しろポストアポなんちゃらで少女漫画SF黎明期匂いを強く残している。サバイバルといえばさいとうたかおサバイバル自殺島などでも既出なので新規性もありません。ただ、女性作者ならではの繊細な人間関係の描写や、ほんの些細な出来事から気づきを得て成長してゆく姿は、無人島生活ものと相性がよく飽きにくい構造かと思います。作者の目線人間の身勝手さを越え、人間の暖かさを信じる気持ちが伝わってくる点も良いかと思ってます

バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!(追記

これ語っていいんだろうか。なぜなら1期見てないから。この期に限って言えば運営側陰謀陰謀に立ち向かいながらも自らのアスリートとしての矜持を貫こうとする女性たち、という組み立てで、よくよく考えると一番フェミ枠なんじゃあるまいかと。やんなくてもいいのに時代機微な気がします。なぜならおそらく一期はそういう作品じゃなかったであろう予測がつくから

ともかくね、尻がエロい。それだけですよ。尻のために全話見るのが正解です。

2021-06-20

大学での出来事 / Incident at school」ダルいよね?

カメでほぼ役者一人が頑張って映画にしてるのはすごいけど

それやるならやっぱり画面外の情報としての音は滅茶苦茶重要じゃん?

そこがすげー出来が悪いというか手抜きなので「これはいったいどれぐらいのリアリティラインのものとして観ればいいのだ?」って疑念が生じる。

 

まずしばらく聴いてると、

悲鳴と銃声が何個かの同じパターンを繰り返してるだけで

教室の外の状況がどうなってるか」とか音から情報取ろうとか想像しようとかするだけ無駄なんだなってわかっちゃう

 

そうするとこの後どういう展開が来てもそれはちゃん情報提示してないズルだし

そもそも大した展開が来ないのではって嫌な予感がしてきちゃう。 

 

次に、

一直線に外に逃げ延びた奴もいるはずなのに

モタモタと教室に逃げ込んでしばらくさまよってた主人公通報第一報ってありえないやん?

「ああそういうリアリティレベルなのね、そこをちゃんと考えない作り手と受けての映画なのね、はいはい」ってなる。

 

で隠れ方も不真面目でさあ。

あの隠れ方でどういうチャンスを期待してるのかわからないけど

犯人が教壇のそばまで降りてくれば絶対視界に入るよね?

教室のドア開けてそこから一望して「いねーな」って帰ってくれる場合のみ助かるけど

それならあの目立つ色の頭を机の上に出すんじゃねえと。もっと身を低くするか寝ころべと。

 

そういうとこすらちゃんとやってくれないので

もしかしてこれはそういうリアリティ全然追求してないものなのかな?ってなってくる。

 

そんで友達電話かけてくるけど

同じ状況に遭遇中の友人に電話してくるって意味ないしやたら余裕あるしマジで何?じゃん。

通報するとか家族電話するとかの方がまだ意味が分かる。

 

これは友達じゃなくて姉妹とかで、トビアスって言うのも兄弟だったりするのかって思うのは

そうじゃなかったらこ情報なんなんだよって言う悠長さだからなんだよね。

親との会話が始まるのも「お前が贔屓してた他の子はみんな死んだぞ!」みたいな話が始まる(それもだるいけど)のかと思ったら

特にそう言うのもなく、オーディション受けに来た?やつの話も何の関係もなく。

 

・え、結局リアリティラインはどこらへんに設定されてるの?

・見せたいのは何?

 

ってなってるうちに「ああこれマジでどんでん返しとかなくこれだけなんだ…」ってなって終わる。

見終わったら一応一番の焦点はこの親子の確執の話なんだね。

集中できないし情報薄いけど。

 

パトカーサイレンも聴こえだしてから全然近付いてこないか

「これは何か主人公が気付いてない恐るべき状況なのか??」と最初は思ったけど特にそんなこともなく作りが雑なだけで。

 

警察突入してきてるのに乱射魔があんな悠長なことやってるのもわからないし

乱射魔はでかい銃振り回して走り回ってるはずなので騙そうとしたって一目でわかるはずだし

それどころかあんな風に落ち着いた呼吸で現れられる人間があの学校にいるわけない(一般生徒でも乱射魔でも変)のでもう純粋に変だし

警察が来たのに変に動こうって提案も変だし、乗る方も変だし、

鎮圧直後から異様に静かになるのも変だし、

 

あの中途半端犯人だまし討ちと親子の会話とどっちを焦点にしたいのかまたわかんなくなるし

自然な友人から電話はこれをやりたかっただけかーいってますます萎えちゃう

 

アイデアと試みは良かったけど最低限が出来てないし要素もとっちらかってるよね? 

 

1.音をちゃんと作ってリアリティラインをガン上げして迫真臨場感と恐怖を与える 

2.リアリティラインもっと下げて臨場感なくして抽象的&お芝居っぽくして親子の話にきちんと焦点を絞る

3.犯人は顔見知りのうちの誰なのかというサスペンスをきちんと作ってメインディッシュにする 

 

どれかにしてくれと言いたい。

 

主人公あの隠れ方で後から来た女にも犯人にも見つかってないので

この映画リアルスタイルではなく実は能みたいに見てほしいものなのかな?って捉え方をするなら2にいったらいいしね。

そういうことをしたかったのかね?

ラストシーンとか凄い雑に見えるの、普通に作りが雑なだけなのか舞台から降りてるって意味なのか、悪い意味判断つかない。

  

 

これが単純にすごい緊張感とか臨場感て思えた人は幸せだと思うけど

臨場感的にはゲーム以下なんじゃないのこの音響

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