2024-06-14

生きづらい系の話を読みたくない

母子家庭毒親に毒づかれながら東大に進学したけど毎日自殺することばかり考えながら結局博士号をとった、

みたいな暗いんだか明るいんだかよくわからない話を読まされてげんなりした。

「俺はこういう生きづら要素のある話がよくよく嫌いなんだなー」

と思った。

世の中には不遇な人々がいる。それに打ち克って立派なことを成し遂げる人もいる。

そういう人々がはてなや世の中で強いコンテンツ力を持っていることも知っている。

テレビにもネットにもそんなコンテンツが溢れている。ハンディキャップを持った人のうるわしい美談。億万長者のきらびやか生活

でも俺は、そういうものにまったく心が動かない。

というか、動かしたくない。

負担なんだ。気の毒な人々を見て気の毒がったり、不遇な人々を見て社会を憤ったり、億万長者を見て羨んだりするのは、もう疲れた

感情上下するとエネルギーを消費するんだ。

追い風自転車に乗っているくらいのエネルギーで生きていきたいんだ、俺は...。

から俺は、起伏のない人生を送り、特に何者になることもなく、わずかな取り柄と言えば手品が特技ですみたいな普通の人の普通人生が好きだ。

普通ってなんだ、と言われても困るが、気の毒すぎたり満たされすぎたりしていないことかな。

コンテンツとしてスポットが当たるほどのものを何も持っていない、市井無名モブが好きだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん