2023-06-08

結婚してて子供もいるけど、だるいことばっか

自分意志独身あるいは子無し夫婦選択してる人のエントリを読むと、

好きなことに時間お金を費やしてきらびやか生活を送っておられて大変に羨ましく感じる。

結婚して、特に子供がいると確かに自分の都合なんてものは皆無で、子供の世話だけで持てるエネルギーの全てが消費されてしまう。

これはうちの子供がまだ小さいからではあるのだが、子供の世話の何がだるいかって、作業量が膨大かつとことん自分のペースでは進んでいかないのである

例えば「風呂に入れる」といえば一言で済むが実際の行動を羅列すると、

 ・逃げ回ったり泣いている子供をなだめすかして捕まえて脱衣所に連れていく

 ・トイレ大丈夫確認して出そうな場合トイレ連れてく

 ・服を上下脱がせる

 ・自分が脱いでる間に子供リビングに逃げるのでまた捕まえに行く

 ・風呂場に入り身体と頭を洗おうとする

 ・おもちゃで遊びたいとか言って泣く

 ・泣き止むまで遊ばせたりご機嫌をとる

 ・洗い終わってお湯に浸からせて身体を拭く

 ・拭いてるそばからお湯とかシャワー触って身体を濡らすのでその都度拭き続ける

 ・保湿とか塗り薬とかする

 ・服を着せて髪を乾かす

 ・ようやく自分の服を着て髪を乾かす

といったように、ちょっと酷い時の例ではあるのだが、とにかく自分一人の作業量比較すると何倍もの労力が必要になるのだ。

生活において万事この調子であり加えて毎日仕事は行かなきゃなので、「キィィィィアアアアヤァアァァ!!!」と喚き散らしたい気持ちを常に内包している。

パートナーも同様に心身共にくたびれているのでお互いにピリピリしている時間が増え、

教育観や生活観のすれ違いによるいさかいも発生し関係性は間違いなく子無し時代とは異なっている。

良かった記憶よりしんどい記憶の方がポンポンと出てくるし当然職場での話題も苦労話が中心となる。

から独身者は結婚育児幸せに思えないのだろう。

でも、子供がいない時代に戻りたいか?と言われたら、絶対にそんなことはない。

パートナー子供がいない人生はもはや考えられない。

今の私はオシャレもできないし好きな時に飲みに行けないし旅行制限が多くて行きづらいが、

自分の服を選ぶより子供の服を選ぶほうが楽しいし飲みに行った時何を話したか記憶に残らないが家族で行ったファミレス記憶に残ってるし

近場でも子供はニッコニコで遊ぶし私はそれで満足なのだ

しんどいと感じることは具体的に挙げられるのに対し幸せだと感じることは漠然としている。

子供が急にぎゅっと抱き着いてきて何だ?と思っていたら「いいにおいがする」と言ってくれたり、

子供を膝にのせてお風呂に浸かってる時に伝わる柔らかな肌のぬくもりと心地よい重みだったり、

人差し指しか弾けなかったピアニカが片手で弾けるようになってるのを見た時だったり、

わざわざ人に伝えるような出来事は起きてないのだ。

繰り返しになるが、確かに飲みにも行きたいし一人の時間を誰にも邪魔されずに過ごしたい。

でも、それをしてる自分想像してもやっぱり今の自分のほうが幸せだと思うのだ。

記憶を消して10億円貰える状態過去に戻れるとしても私は絶対に戻らないと断言できるくらい

結婚して、子供がいて本当に良かったと思う。

これを読んで「やっぱ子供いらないわ」と思う方もたくさんおられると思うし、

今後何かしらでめちゃめちゃモメてマジで後悔するような未来全然可能性としてはあるから

あんま言いすぎると後で恥かく気もしているのだが、

結婚して幸せだというエントリが少なく思ったので今後皆様の幸せエピソードも拝見したく思う次第なのである

  • おれも幸せ。 仕事で精神的にキツい時とか特に支えになっていて、そんな時はもしパートナと子供がいなかったらどうなってたんだろうと怖くなる。 子供は大変なことが多いけど、やっ...

  • 気持ちには同意するがタイトルが「だるいことばっか」なのに結局着地はポジティブだと自虐風自慢っぽく聞こえるな

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