はてなキーワード: 日の出とは
世の中には、社会人になったら一生ものとして1つは持っておけと言われる高価格帯のアイテムがいくつかある。高級腕時計、財布、バッグ、礼服、革靴、万年筆などが挙げられるだろうか。これらは一度購入すれば数十年も使用に耐えるものがあるし、ビジネスシーンで有利が取れたり、使えば使うほど味が出てくるなどとさえ言われることがある。しかし私は、ビジネスでは全く役に立たないであろう「高い双眼鏡」を1台買うことを強く勧めたい。それも10万円クラスの、持ち運びしやすいコンパクトなタイプだ。「双眼鏡なんて一生使うことない」「双眼鏡に10万円もかけるとか頭おかしい」というのが一般的な感覚だろうし、「一生ものに10万円は安すぎる」「30万出してスワロやツァイスの40mm買え」というのが双眼狂たちの言い分かもしれない。が、私に言わせれば、あらゆる場所に毎日持ち運びできるコンパクト双眼鏡を持っていない人生はもう考えられない。
他の「一生もの」と比較してみると、高級腕時計や財布は確かに所有欲を満たしてくれ、どこに行っても胸を張って使えるファッション性がある。だが時刻の確認だけならスマートフォンやスマートウォッチでもできる上に、そちらの方がはるかに高機能で、人生をちょっと豊かにしてくれるいろいろな体験ができる。財布は現金やカード類を収納するという機能しか持っておらず、その機能自体が人生を劇的に豊かにすることはない。
一度所持してもらえばわかるのだが、双眼鏡には、双眼鏡でしかできない体験というのがあるし、大事に扱えば親子三代にわたって使えるとまで言われるほど頑丈な機器だ。パソコンやスマートフォンなどの電子機器とは比較にならない寿命の長さであり、またこれらには決して代替ができない道具でもある。
では私がなぜ「新社会人」に双眼鏡を勧めるのか。学生時代よりは高い製品に手を出せるぐらいのお金があり、かつ若くて体力があって、ひとり旅や友人との旅行、何の気なしに街を歩くこと、美術館や博物館巡り、コンサートやライブ、ハイキングや登山などのアウトドア活動といった、双眼鏡が最も活かせるシチュエーションである「外出」がしやすいからだ。「友達いないから旅行とか行かない」「仕事で疲れてて外に出る気がしない」「家でガチャ回してる方が楽しい」という声もあるだろう。逆に考えるんだ、「高い双眼鏡を買ったんだから、せっかくだし外に出てたくさん景色を見よう」と。そうして得られた体験は間違いなく一生の糧になる。家でアニメを見たりガチャで爆死したりするのもいいけれど、たまには外の空気を吸いに出かけてみよう。何も電車や車で何キロも離れたところに出かける必要はない。空を流れる雲や、電線に止まっている鳥、街中の高層ビル、遠くに見える山々、夜になれば月に、双眼鏡を向けてみよう。肉眼では特に何とも思わなかっただろうが、双眼鏡を通して見る世界がとんでもなく豊かなことに驚くはずだ。近所で使うだけでなく、連休の旅行やハイキングで使えば旅が何倍も楽しくなるのは請け合いだ。もちろん、新社会人だけでなく、双眼鏡を1台も持たずになんとなく人生を過ごしてきた人たちにも強くオススメしたい。
「外に出て景色を見るだけなら、双眼鏡なんか使わなくてもいいじゃん」という反論もあるだろう。この点に関しては自分の目で確かめてもらうのが一番なのだが、一度見てもらえれば全てが理解できるはずなので述べておこう。いい双眼鏡で見る景色は、肉眼で見るよりもずっとずっと美しい。いい双眼鏡は、ガラスを通して見ていることを全く感じさせないほど見え方が自然で、なおかつ肉眼で見るよりも透明感があって色彩豊かに感じられ、普通に見ていたのでは気づかないディテールもはっきりとわかる。うまく写真や画像で表現できればいいのだが、自分の目の前に圧倒的な迫力で美しい景色が現れることの素晴らしさは、実際に味わってもらわないとなかなか伝わらないのが歯がゆいところだ。双眼鏡を一度も覗いたことがない人や、地方の電気屋でよく売られている数千円程度の双眼鏡(ほとんどは粗悪品レベル)しか見たことがない人は、ぜひ街中の大きな量販店で、3万円を超えるような双眼鏡を覗いてみて欲しい。それだけでも、きちんと作られた双眼鏡がいかによく見えるかがわかるだろう。
私は記事の冒頭で、「10万円クラスの持ち運びしやすい双眼鏡を買え」と書いた。そしてつい先ほど、「3万円を超えるような双眼鏡を覗いてみろ」とも書いた。実を言うと、3万円クラスの双眼鏡があれば十分にいい景色が見られるし、耐久性もバッチリだと言うのが私の意見だ。しかし3万円クラスで、覗きやすく満足のいく見え味を手に入れようとすると、ある程度筐体が大きく重たい機種(具体的にいうと対物レンズ径30mm以上)から選ぶしかないのが現実なのである。人にもよるが、これぐらい大きな双眼鏡を毎日持ち歩くのは厳しいという人が多いと思う。1万円クラスの小さい双眼鏡にもオススメできる機種はある(後述)のだが、どうしても携帯性・耐久性・防水性・覗きやすさ・見え味のどれかを犠牲にせざるを得なくなってくるし、一生使える相棒とするには少し頼りないところがある。
毎日どこへでも持ち運べるほどコンパクトで、見え方が優れていて、耐久性も高い(防水付き)のものを手に入れようとするとどうしてもコストがかかってしまうのだが、ここでは「せっかく高い買い物をしたのだから毎日使おう」という心理がはたらいて、結果的に人生が豊かになるような買い物をしてもらうため、あえて予算は度外視し、記事執筆時点でコンパクト双眼鏡では世界最高峰と言える機種を紹介しようと思う。
それがCarl Zeiss社から出ている「Victory Pocket 8x25」だ。倍率8倍と10倍のモデルが出ているが、圧倒的に8倍をお勧めする。(低倍率をお勧めするのにはそれなりに理由があるのだが、長くなるので割愛)
光学機器に詳しくない方にとっては聞きなれない会社名かもしれないが、カメラレンズや双眼鏡の世界では超一流と言われているドイツのメーカーであり、その品質は折り紙つきだ。実売価格9万円超えと決して安くはない(むしろ超高い)が、その性能は「この1台を買えば全てがうまくいく」と(私に)言わしめるほどである。メガネのあるなしにかかわらず問題なく使え、独特の折りたたみ機構によって収納時にはとてもコンパクトになる。そして視界の広さ・見え方・解像感は30mm径の大きな双眼鏡に匹敵するか、超えていると感じるほどだ。朝から夕方までの明るい時間帯であれば、どこにでも持っていけてあらゆるものをしっかり捉えてくれる最高の相棒になるだろう。
それ以上の細かいスペックについてはあえて語らない。Google検索すればいくらでもレビューが出てくるし、それらを見るよりも実際に自分で使ってみれば全てわかるはずだ。ただし、どんなに高級な双眼鏡であっても自分の目に合う・合わないという相性問題があるので、できれば実店舗で実物を触ってから購入することをお勧めする。また、意外と双眼鏡の正しい使い方というのは認知されていないので、知らない方はぜひ正しい使い方を調べてから店に行こう。使い方を知らないせいで「全然見えないじゃん」と勘違いし、双眼鏡を買わないで人生を終えてしまうのは本当にもったいない。
それから、もし夜に夜景や星を見るために双眼鏡が欲しくなったという人は、残念ながらZeissの技術をもってしても厳しいので、コンパクトタイプの双眼鏡は諦めたほうがいい。6倍30mmや、8倍40mmクラスのものを別に買おう。そのクラスの双眼鏡の選び方については、日の出光学という日本の小さなメーカーが自社のホームページでたいへん詳しく紹介してくれている。他のメーカーのものを検討している場合も含め、双眼鏡の購入前には目を通しておくといいだろう。https://bino.hinode-opt.jp/column/tsukaimichi.html]
また日の出光学の製品は、比較的低価格かつ性能は最高級品と遜色ないレベルなので、双眼鏡の魅力に取り憑かれた方が2台目以降に手に入れるのにとてもお勧めだ。私は観劇用の低倍率機として「A4」(5倍20mm)、手持ちでの星見用に「B+」(6倍30mm)を所有している。いずれも「Victory Pocket 8x25」よりはかさばってしまうのが難点だが、特定の用途で使うサブ機として持つにはとても優れた製品だ。
いきなり双眼鏡に10万円近く払うのは抵抗があるという人は、日の出光学の「A5」を1台目のメイン機として買うのも大いにありだろう。1万円台なので比較的気軽に買えるはずだし、5倍という低倍率に抑えているおかげで、安くコンパクトな割にとてもよく見える。また5倍という低い倍率はコンサートなどで使い勝手がよく、あとで「Victory Pocket 8x25」のような高倍率機を買い足しても決して無駄にならない。万が一気に入らなかったとしても、注文後1ヶ月は無条件で返品を受け付けているのでほとんどリスクなく購入できる。防水機能がついていないことと、非常に人気なのか頻繁に在庫切れになっているのが惜しいところだ。
長くなってしまったが、とにかく、いい双眼鏡というものは人生をとても豊かにしてくれる。これから40年、50年と続く人生において、最高の双眼鏡は最高の相棒になってくれるはずだ。ぜひ、自分の人生への投資だと思って、まずはCarl Zeissの「Victory Pocket 8x25」を手に入れてみてほしい。いい双眼鏡沼を!
期日前投票してる?ほぼ毎回期日前に投票しているが、この前、出口調査で聞かれたぞ。夜だったし、本当に報道関係者かチェックするのが面倒くさかったから調査に協力しなかったが。
地域ごとに期日前投票を出口調査して、それと、投票日の出口調査を合わせてやって、期日前投票の出口調査結果から投票日の出口調査を予想するとか、結果がほぼ確実に予想できる選挙区(過去何十年も同じ党が勝ってるとか)では出口調査をせず、人員をもっと票が割れそうな選挙区に回すとか、それぐらいはやってるだろ。
2013年前半のある日。
少しだけ、困難をかかえた子どもに関わっていた私は、豊島区のとある一軒家で行われたイベントに招かれた。今の日本で最も有名な「子ども食堂」の会場として、数えきれないほどテレビや新聞で紹介され、エピソードが演劇作品となったりもしている一軒家だ。
そのイベントには、後に「子ども食堂」の立役者として知られることになる元内閣府参与がいた。今や「子ども食堂」を代表する存在となった、Kさんという女性もいた。その後、日本一有名な「子ども食堂」の店主として名を知られることとなった男性Yさんもいた。そして台所からは、主婦たちの楽しそうな話し声が聞こえてきた。その地域のマクロビ活動で知り合ったという主婦たちだった。Kさんも、その一員だということだった。
食卓には、野菜を中心とした料理の数々が並べられていた。有機無農薬栽培という野菜は、確かに美味しかった。主婦たちが代わる代わる、有機農業ではない農業や農薬の問題を力説するのは、「はいはい、ご説ごもっとも」と拝聴するしかなかった。日本の農業者の平均年齢は何歳なのか。有機無農薬栽培は全国の農業者の現実的な選択肢になれるのか。農薬の害を直接受ける農業者たちが、どれほど注意深く農薬を取り扱っているか。そんなことを聞く耳があるとは思えない。相手はマクロビだ。
なぜ、茶碗蒸しが卵であってはならないのか。肉に似せてまで肉ではない何かをトンカツ風にしなくてはならないのか。私にはわからない。とはいえ、マクロビの野菜料理は、確かに美味しい。それは認める。「65℃で2晩寝かせて酵素がたっぷり出た」という玄米ご飯も、その説を調味料としていただくのなら、そして毒ではないのなら、異国でネタとして食べる料理の楽しみと同じだ。しかし「65℃で活性を発揮する酵素とは?」という謎が、未だに残っている。
そこにいた主婦たちは、マクロビがプライドの元であるようだった。精進料理で肉代わりに車麩を使用する場合があることくらい、料理に少し関心がある日本人にとっては常識だと思うのだが、そんなことが「あなた知らないでしょ?」とトクトクと語られるのだった。ご説を拝聴して差し上げようではないか。そこで出会ってそれっきりの相手だろう。
Kさんは、既に試行を始めていた「子ども食堂」計画について語りはじめた。
Kさんによれば、もともと地域にマクロビを普及させたい地域の主婦たちのサークルがあり、活動を続けているという。もともと中心となっていたのは、現在、日本一有名な「子ども食堂」店主として知られるYさんの、亡くなったお連れ合いだった。がん闘病の末に亡くなったお連れ合いは、最後まで一般的ながん治療を受けず、マクロビでの闘病を続け、幸せに亡くなったという。ご本人もご遺族もそれで満足なのなら、それはそれで結構ではないか。それしか言えない。相手はマクロビだ。
Kさんによれば、マクロビサークルの誰かがマクロビ普及活動の一環として、地域の貧困の子どもに食べさせることを思いついたという。しかし、子どもたちはマクロビを歓迎しない。だから肉も魚も出すことにした。そうしないと、子どもたちは来てくれないから。その時、Kさんは確かにそう語った。
時間が過ぎていった。食卓の上の食べ物は、概ね誰かのお腹に収まったけれども、ウドンサラダだけが大量に残っていた。近所の専門のお店(マクロビ専門店か)に数日前に頼んで手打ちしてもらったというウドンは、太さも硬さも均一ではなく、手でひねりながら延ばした感じだった。手でひねって延ばす麺は、世界の各地にある。美味しくて衛生上の問題がないのなら、問題ないだろう。そのウドンの問題は、美味しくなかったことだ。ウドンを作った「専門のお店」は、店舗で食品を加工して販売する以上、最低限の衛生基準は満たしていたと信じたい。
Kさんは、まだ残っていた来客たちに、そのウドンサラダを持ち帰ってもらうことにしたようだ。スーパーか店舗での使用済みのレジ袋が何枚か持って来られた。そしてKさんは、手で、ドレッシングがまみれて下の方は水っぽくなっていたウドンと野菜をつかみ、レジ袋に入れて配った。私も、その「お福分け」に与った一人だ。持ち帰り、自宅の冷蔵庫に入れる前に、野菜を除去してウドンだけにし、水で洗い、酢で洗い、焼酎をまぶしておいた。翌日、1食だけ食べてみた。食中毒は起こさなかった。でも、それ以上食べる気になれず、申し訳ないけれども捨てた。あまりにも、美味しくなかったからだ。Kさんの手についていたであろう雑菌が、水や酢や焼酎で殺されずに冷蔵庫の中で繁殖していたら、美味しかったのかもしれない。けれども、マクロビの味見に自分の命をかけたくなかった。
子どもの欠食が改善されることも、地域の子どもたちに大人たちが関心を向けることも、決して悪いことではないだろう。
継続して食事を提供するのなら、衛生面での問題はない食材食品の取扱いがされていると期待したい。
あの「子ども食堂」、そしてKさん一派の「子ども食堂」で食中毒が発生したという話は、今のところ耳にしていない。
けれども、日本一有名なあの「子ども食堂」の名を見るたびに、Kさんの名を見るたびに、2013年のあの日の会話と、酵素たっぷりという謎の玄米ご飯と、洗いも消毒もしていない使用済みのレジ袋に手づかみでウドンサラダを入れるKさんの手を、どうしても思い出してしまう私がいる。
この分だと事前に予約してコンビニでチケット買わないとジブリ入れないの知ってるかどうか不安。
羽田からか東京駅からかも分からんので助言しようがないが、どっちかだとすると
・羽田→モノレールで湾岸見ながら日の出→船で東京湾見ながら両国→江戸東京博物館行ってタクってツカイツリー→おもしろ半分に大江戸線で御徒町行って上野散策→バスで神田行ってJRで三鷹
とか、
・東京→地下鉄で銀座→地下鉄で浅草→東武でスカイツリー→後は時間次第で羽田ルート参照
とかって案はある。
調べ過ぎるとそれだけで疲れて頭回らなくなるからこれだけは注意しとくが、三鷹からの終電は18時くらい。三鷹をナメない方がいい。
ジブリの森が陽を遮るから17時過ぎたら真っ暗だし、猪も鹿も猿も出る。
玉川上水沿いには木霊が増えてるから太宰の霊と一緒に入水自殺を促してくるし、東京方面から来るのとは違って管理区域だから出るのに手続きがいる。
新聞検索しても出てこないが、去年は乙事主の子供にヤラれて13人が祟り神になった。
年々参加者増えてどんどん規模大きくなるけど、学祭みたいな手作り感がする不思議なイベントになったなー。あんまり、企業っぽさがないというか。
(展示物等に企業はいるけど、地元の人間が主催して田舎のお祭りって状態でやってる)
TOYAKOマンガアニメフェスタ っていうオタクのイベントだよ。
道民でさえ「なんであんな辺鄙な場所でイベント?」ってくらい田舎。
交通費はバスで片道2700円程、JRで特急代含めて5000円程。
イベントは二日間あるので両日参加しようと思ったら宿泊は必須。
痛車の展示
約7万人規模
フォトスポットがとにかく広いから自転車、車、船で移動したりする。
(たぶんロープウェーも乗れるのか?)
洞爺湖のアクティビティはほぼコスプレのまま利用できると考えていい。
宿が足りない。
スタッフが足りない。
公式ホームページが見づらい。
ここまで言ったけどたぶんまた行く。
昨日の出来事だ。先輩と数人で三階に荷物を取りに行ったのだが、エレベーターを待たせており先輩が「早くしろ!」と急かすので廊下を猛ダッシュでエレベーターに向かったら「走るな!」と言われた。言うことが矛盾していないだろうか。荷物の場所からエレベーターまでは10m程度なので、「走るな!」と言われる頃にはエレベーターに着いていた。なお土曜日の大学なので廊下には自分以外おらず、走っても大きな危険はない状況だった。自分の通う大学では「廊下を走ってはいけない」といった掲示は見たことがない。
小学校や中学校ではよく「廊下を走ってはいけない」と言われたしそういった張り紙を多く見たが、先生は授業中職員室に物を取りに行くときなどは構わず走ったりするし、全校集会にクラス全員で並んでいくときも走っていくことがあった。どんな状況においても廊下は絶対に走ってはいけないのだろうか、それとも正当な理由があれば走ってもいいのだろうか。小中学生のうちは禁止し、大人になったら状況によって各自判断せよ、ということだろうか。ちなみに自分の通っていた高校では昨年度から生徒手帳に廊下を走ってはいけない旨が書かれるようになった。張り紙がされたわけでもないし、多くの生徒は気づいていないと思うが。ただこの高校には附属中学があり、一昨年度までは廊下を走ることが禁じられていなかったことから、中学生に対しても一概に禁じることではない、という判断だったのだろうか。
私の場合は比較的軽い時期で、嫁の希望を受け入れて結婚式をしました。親族だけにしてもらいましたが、それでもかなり大変でほとんど協力出来ませんでした。
うつの時期は薬を飲みながら、全エネルギーを投入して、クタクタになりながら何とか仕事と日常生活をこなします。他のことに割く力が残りません。
分担した準備は進まず、何度も「何で出来ないの」と怒られていました。式の挨拶スピーチが考えられず何日も白紙の紙と睨み合う、料理が決められない、BGMが選べない、画面に写すムービーがいつまでも作れない。
結局、ほとんど嫁が準備したと思います。仕事がなければ出来たかもしれませんが、もちろん、結婚式のために辞めるわけには行きません。何とか終えてしばらくグッタリしました。
最初からそうなることがハッキリ分かっていたわけではないですが、ボンヤリと大変そうな気がして渋っていました。
彼氏も同じような感じかもしれません。もしそうなら、やると言ってくれたとしても協力を期待しない方がいいでしょう。
ほとんどの準備を自分でやる必要があります。彼氏も最低限の準備、当日の出席と挨拶、などは避けられないと思いますが。
もう少し小さな話ですが、毎年のお盆年末の帰省や大きめの買い物なんかでも同じことが起こっています。
しばらくすると自分でも気づき、自宅の購入や子供を作るのは話し合って無しにしました。
相当もめて離婚の話も出ましたが、結論は嫁も子供や家が無くても離婚はしたくないということで、続いています。
彼氏が同じかわかりませんが、なぜ出来ないの、ではなく、もう少し落ち着いて話し合ってはいかがでしょうか。
やってくれたとしても、彼氏にとって興味がなく辛い義務をこなす、というイベントになる可能性があります。やり終えたら達成感はあるかもしれませんが。
また、全部あなたがやる、となった場合、自分は何もできないダメなやつだ、となるかもしれません。
…
彼氏が出来ないことで、それがどうしてもあなたが納得できないなら、似た状況は他にも起こるので、結婚生活は難しいかもしれません。
人には言いづらい話なので、ここに書く。
血便放ってたら大腸なくなった話というのをTwitterで見て、怖いわねえ…って他人事のように思ってた。
血便というのは、便に血が混じっている(色はドス黒い)ものだと思ってた。
2日前くらいに、用を足した便器が血で染まってることに気付いた(女は赤く染まった便器を見慣れているので、動揺はあまりない)。
それから気になって毎回便器を覗いていると、どうもお尻から血が出ているようだ。しかし、毎回便器を覗くわけでもないので、いつ頃からそうだったのかは分からない。
排卵日の出血だと思って、気にもしていなかったけれど、二三ヶ月前にも結構派手に血が出ていた気がするな……、と気付いた。
というか、このところ、排卵日くらいに毎回出血するな(でも下着は汚れてないな)も思っていたのだけど、あれは尻から出てたんじゃないかと思えてきた。
ネットで調べると、大体痔が原因であることが多いよ!って書いてある。しかし、私の場合、別に大きい方を出さなくても血が出ている。
痔じゃない気がする……
暁の薄光、絡みつく葦の藪、もう動かない重い体、迫り来る野猿の牙
もう助からない――覚悟を決めた私を救ったのは、遠方から刺す一本の矢だった。
髪を凛々しく結い陽の光を背に弓を持った彼女は
※ ※ ※
彼女は私に歩み寄りながら話しかけてきた。綺麗な長い手が差し出される。
ティアラはそう言って本当に可笑しそうに笑った。
「じゃあタワヤミア(か弱い女の子の意)。みんなからそう言われてるし」
「ふぅん、じゃあこれからヤミアね。そう呼んでいい?よろしくね」
そう言ってティアラは私の手をとった。
帰り道の空はもう明るく、風も柔らかい。
あんなに恐ろしかった葦の大草原も、ティアラと手をつないていれば何も怖くなかった。
※ ※ ※
男性顔負けに馬を駆り、弓を引けば国一番の腕前、おまけに血筋は首長の娘だ。
それでいて決してお高く止まったりはしない。
国に来たばかりの私にも気さくに接してくれた。
「かっこいいよね…」ティアラの話になると、
機織りのときさえ時折手を止め話をしはじめ、よく怒られる。
「身近にあんな人いたら結婚する気なくなるわ…ハードルあがるもの」
婚礼の祭りは毎年、春分の日が過ぎた最初の新月の晩に行われる。
暗闇の中、年頃の男性たちが夜通し歌い踊り続け、
朝の明けるのを待って最も技巧みとされた男性から順に気に入った女性に声をかける。
※ ※ ※
今日はいつもの凛々しい結い髪ではなく、髪をおろし化粧を施した
大人の女性の姿だった。赤々とした夕日に映える、美しい姿だった。
話をしたくなった私は、櫓に這い登った。
「そろそろ大人の格好もしなきゃって婆ちゃんがね、婚礼の祭りもあるし」
ティアラは照れながら言った「変でしょ?」
「ううん、おしゃれしたティアラもすごく綺麗!」私は本心からそう言った。
「ティアラもお祭りに出るんだ…どんな男性が来るんだろうね。ドキドキするな。」
「ふふ、ああいうのって大体相手は決まってるのよ。特にあたしみたいに堅苦しい血筋だとさ。今年は海の民が踊りにくるじゃない?あそこの男と結婚するよ。」
その話を聞いて私は正直驚いた。海の民といえば荒くれ者で有名で、
人を招けば国を奪いに来ると警戒されていた。彼らと祭りをするとは。
「ほら、こないだ向こうの国から来たお嫁さんが3人、みんな女の子を産んだじゃない?あれが和解の印になったのよ。優しい女の子が生まれたから、侵略の意図はないんだって。」
「ええ、何かおかしくない?それ、あらかじめ『女の子が生まれたら海の民に侵略の意図はない』って言ってから生まれたのならわかるけど、順番逆ならなんとでも言えるじゃない…」
「ヤミアのゆーとーりだね。あたしもそう思うよ。」ティアラは寂しそうに言った「でもしょーがないじゃん。首長の娘が我儘言うとみんなが困るんだし。」
ティアラはふと欄干に足をかけ、夕暮れに矢を放った。いつもの凛とした所作だった。
「もう弓遊びも終わり。あたしも大人にならなくちゃね。」
そう言って櫓の梯子を降りていった。あたりには薄墨色の夕暮れ空だけが残っていた。
矢の行き先はわからない。
※ ※ ※
ほどなくして海の民の男性たちが国にやってきた。7日7晩逗留し、
「海の民、ガサツで嫌い…」ワカピルミアは口を尖らせた。「畑荒らしたり、そこらじゅうでお酒飲んだり…こないだ神殿で酔っ払って吐いたんだって。」
「まあ、風習の違いとかあるんじゃないの?」私は答えた。「畑とか手伝いたかったけど間違っちゃったとか。」
「おしゃべりをやめなさい!」
またワカピルミアが怒られた。私にとばっちりが来ないように目を伏せて機織りに勤しむ。
「綺麗どころがいっぱいじゃねえか!家に閉じこもって何してんだい?」
天井から大声が響いたかと思うと上から人馬が舞い降りてきた。否、人馬ではない。総面の馬皮の衣装を纏った海の民の男性だった。
機織り小屋は騒然となった。ワカピルミアは恐怖のあまり足腰も立たなくなっている。
私もどうしたらいいかわからず、あちこちを右往左往するばかりだった。
「無礼者!」凛とした声を張って助けに来てくれたのは、やっぱりティアラだった。
喉元に突きつけ組み伏せた。
ティアラが凄んだ。その時、後ろから声が聞こえた。ティアラの祖母、大婆様だった。
「大婆様…でも、こやつは機織り場で狼藉を…」
「だからといってあなたも乱暴をするのですか?嫁入り前の娘でしょう?」
ティアラはしぶしぶ立ち上がり、男性を開放した。男性は立ち上がるとティアラをしげしげと見つめた。
「元気のいい女は嫌いじゃないぜ?お前が首長の娘か?気に入ったよ。」
「俺は海の民の首長の子、ツツァ。祭りでは俺の踊りを見てくれ。」
ツツァと名乗った男性は、小屋の出口に向かいながら言い放った。
「惚れ直すぜ。」
※ ※ ※
婚礼の祭りの前日、酒を出し鶏と豚を屠り、国中が大忙しだった。
夜もふけると男性たちの踊りが始まる。海の民たちはもろ肌を脱ぎ帯をほとんど腰下まで押し垂れ、情熱的に踊る。ほとんどの観客は、普段の海の民の狼藉を忘れ夢中になって見ていた。
特にツツァの踊りは自負するだけあって力強く美しく、ティアラも本当に惚れ直すのではないかと思った。
そういえばティアラはどこにいったのだろう。夜更け過ぎから姿が見当たらない。
あたりを見回すと、松明を持って広場の外れに行く姿が見えた。
私は直感した。ティアラだ。祭りの真っ最中に何をしに行くのか、追いかけた。
行先は薄暗い洞窟で、ティアラは石扉を閉じて閉じこもってしまった。
「ヤミア?追いかけてきたの?」扉の向こうでティアラが答えた。「今は一人にして…」
「何言ってるのよ、あなたがいないとお祭りが終わらないじゃない。」
「でも」ティアラが聞いたこともない弱い声で答える。「ツツァと一緒に暮らし続ける自分が想像できない…」
石扉の前で私は立ち尽くした。もう夜が明ける。ティアラがここにいるとみんなに伝えるべきだろうか。
※ ※ ※
時が過ぎ、一人また一人と異変に気づいた。
そろそろ夜が明ける頃なのに、空が暗いままなのだ。
いつまでも明けぬ朝を目の前に、国の人々は誰彼となく噂をはじめた。
異変にはツツァも気づいていた。悪い噂に負けぬよう、一層情熱的に踊る。
しかし、その横でもうひとり、力強く踊る者がいた。
桶を伏せ足を踏み轟かせ、背をそらし高らかに歌い踊る。あたりは暗く、何者かはわからない。
みなはその者の踊りに夢中になった。
不吉な噂を忘れ、誰もが今宵の一番の踊り手を決めた時、日は東の空の中空からわずかずつ姿を現した。奇跡が起きた。みなはそう信じた。
「日は昇った!嫁を貰い受けに行く!」一番の踊り手は高らかに叫ぶと、
ツツァは目を凝らし一番手を見た。まだ薄暗く姿ははっきりと見えないが
洞窟の中にティアラは座っていた。いつまでもこんなところでいじけてはいけない。
それはティアラ自身がわかっていた。夜が明ける前に広場に戻ろう。そんなことを考えていた矢先、
扉の向こうから再びヤミアの声が聞こえた。
「ティアラ、出てきて。みんなが待ってる。ツツァより美しく、情熱的な踊り手があなたを迎えにきたよ。」
外は薄明るく、ようやく人の姿がわかるようだった。
開けて見えたのは、海の民の男たちのように胸をはだけ、帯を腰下まで垂れたヤミアだった。
「私が踊ったの。みんな私が一番だって認めたわ。」
一番手を追いかけ洞窟の前にたどりついた観客達は騒然となった。
あの激しく、美しく、情熱的な踊りを踊っていたのは、海の民ではなく、
まして男性ですらなく、か弱いタワヤミアだったのだ。
「ヤミア、あなたが踊ったの?!」ティアラは思わず声をあげ、そしてたまらないという表情で笑いはじめた。
「どうして笑うのよ…」
「まさか、あなたがこんなことできるなんて…もうあなた、タワヤミアなんて名前似合わないわ。今度からウンツミア(迫力のある女の子の意)とでも名乗ったら?」
「それもいいわね」私は今までで一番力強い笑顔で笑った。そして、ティアラの手をとり洞窟の入り口を出た。
「ねえ、ウンツミア。朝ってこんなに明るいのね。それにあんなに恐ろしかった洞窟への道も、あなたと手をつないていれば何も怖くないわ。」
ティアラは私にそう言った。私も同じ気分だった。
多大なるインスピレーションを与えてくれた id:guinshaly のブコメに感謝
先日の出来事で体罰賛成と思うようになった。体罰で死んだ生徒が生き返ったのだ。葬儀屋金返せ。国もしっかり仕事している。確かに金持ちに限るとか死後硬直とか制限がある。だが数年先の未来は体罰死での死亡は人間としての死亡と扱われないのではないか?ちょっと混乱して書いてるが乱文で申し訳ない、あと葬儀屋さっきからうるさい黙れ。全国の学校で体罰死した生徒がガシガシ利子つけて蘇る事も可能だ。なら体罰賛成だ!どんどん体罰やって悪ガキどもをヤって欲しい。そしてどんどん蘇生させろ!因果応報、首を洗って待っておれ。
さっきお坊さんがら電話があって「体罰で死んだ子はお釈迦様が死を免除してくれる」みたいなことを言ってた。正直仏教どころか宗教すらまともに信じてない。あと葬儀屋に最後に一言いわせろおまえら…
汁なしラーメンはつけめんやラーメンよりうまい。うまい順に並べると、汁なしラーメン > つけめん > ラーメン だ。ラーメンよりつけめんの方がうまいのは、一口当たりのカロリーや塩分量が多いからだ。同じ理屈でつけめんよりも汁なしラーメンの方がうまいので、汁なしラーメンが最もうまいことになる。
しかし現実には汁なしラーメンを売りにした店は少ない。ラーメン屋やつけめん屋が、ついでに提供しているくらいだ。そもそも汁なしラーメンの存在自体があまり認知されていないのではないか。ラーメンなら「しょう油」「みそ」「とんこつ」といった種類は誰でも知っているだろうし、つけめんなら酸味の効いた魚粉味を想像するだろう。だが、汁なしラーメンとなると、味の種類は様々だし、黄色い中華麺もあれば二郎系極太麺もあり、それの意味することがあまり定まっていない。そもそも「汁なしラーメン」と書いたが「まぜそば」「油そば」などと名称にぶれがあり、それが味や具材の違いを表してるわけではない。各々の店が好きなように名付けているだけだ。
生活習慣病誘因物質の塊であるドロドロタレで味付けされた汁なしラーメンを食べてしまったら、普通のラーメンでは満足できない体になる。私がそうだ。二郎系ラーメンなど、野菜たっぷりの健康食にしか感じなくなってしまった。それに比べて日の出らーめんのガッツ麺DXを見よ。申し訳程度に刻みネギが乗っかってるだけで、それ以外に野菜は一切入っていない。謎の脂(油でなく脂だ!)の塊を麺と混ぜて、グチャグチャのドロドロにしてすすると、あまりの旨さにエクスタシーを感じたように脳がピクピクと震える。舌や胃ではなく、脳で味わう食い物だ。他の店の汁なしラーメンだと、「つけ麺・汁なし専門R」「麺屋はなび(台湾まぜそば)」「デブソバリパブリック」「歌志軒」がおすすめだ。この四つは名古屋発祥のチェーン店だ。それぞれの味のレビューは省略するが、どの店も東京や大阪から新幹線を利用する価値があることは間違いなしだ。
https://anond.hatelabo.jp/20190202071054
他の人のまとめを見るのは楽しかったので、シアトル(アメリカ)で使ってるサービスのうち、前の記事に書いてないものをリストする。ほとんどはすでに言われているので、追加するものを考えるのにすこし苦労した。友達が少ないので、流行っているかどうかは自信がない。
手数料が無料で、個人間でお金の取り引きが簡単にできる。めちゃくちゃ便利。はてぶのコメントでも紹介されていた。友達といっしょにレストランとかスーパーに行ったり、何か建て替えてもらったときに即座に支払いができる。使う頻度が高い。銀行口座とつなげる必要があり、あまりウェブサービスが好きではない系の人に導入してもらうのがややハードルが高いのが曲者。
写真共有サイト。こどもの学校で撮った写真をクラス内で共有するのに使っている。写真の共有は無料で、その写真を使ってフォトブック、コップ、カバンなどいろいろなオリジナルグッズを作れる。オリジナルグッズはそこそこ高いが、クーポンをいろいろな機会に手に入れることができる。
中古品売買サイト。日本でいうところのメルカリみたいなものだが、メルカリよりだいぶ昔風味なサイトである。車を買ったり、家具を買ったり、なんでも買える。特にメルカリみたいな感じでサービスが充実しているわけではなく、電話番号やメールを晒して個人同士で話しあって、価格や受け渡しなどをする。
AmazonやWalmartをはじめ、いろんなサイトでキャッシュバックを得られる。日本におけるハピタスみたいな感じのサイト。とりあえず買い物する前にクリックすると、少しずつ現金が貯まる。
近所にあるスーパーのポイントシステム。1ドルにつき1ポイントたまり、100ポイント貯まるとガソリンスタンドで1ガロンあたり0.1ドルの割引になる。アプリがあれば、100ポイントにつき卵1パックとかをくれるのにも使える。他のスーパーにも似たような仕組みがあり、たいていガソリン代が安くなる。
Uberの類似サービス。Uberはブラック企業ということになっているので、意識が高い人はLyftを使う。もともとはUberはチップが不必要で、Lyftはチップが必要だったが、いまはUberでもチップを払える。Lyftは同じ時間・場所でも人によって、足元を見て値段を変えてくるという噂。
レストランからご飯を届けてくれるサービス。この分野はものすごく沢山の競合がひしめいている。Grubhub, UberEATS, DoorDash, Clustertruck...競合がたくさんいるので、よく新しいサービスが出てはクーポンが発行され、そのたびに15ドル無料になったりする。
シアトルのまちなかにある緑色のシェアバイク。電動のものと電動でないものがあり、電動のものは結構高い。シアトルは夏以外雨が降っているので、あまり盛り上がっている感じではないのと、ヘルメットを持参しなければいけないのが曲者。街中移動には便利。最近はUberがはじめたJumpという赤いシェアバイクもはじまった。昔はofoという黄色いバイクとSpinというオレンジ色のバイクもあったが、駆逐された。その前にもドック型のサービスがあったが、それも駆逐された。新陳代謝がはやい。
シアトル近辺のバスや電車、フェリーに乗る電子マネー。Suicaみたいなもの。バスや電車乗り換え割引があり、一度バスに乗ってから120分以内なら乗り換え無料という素晴らしい特典があるため、用事を早めに済ませれば片道の値段で家まで帰ってこれる。日本と違い、他社間でもこの乗り換えサービスがあるため、便利である(バス→電車→他社高速バスみたいな移動でも1回分でよい)
毎日日替わりでいろんなレストランから会社まで昼ごはんを届けてくれるサービス。アプリかウェブサイトで頼んで置くと昼には配達の人が来て、レストランから頼んだご飯を運んでくれる。数人集まって申し込むと、配達してくれるようになる。
家計簿ツール。いろんな金融機関やクレジットカード、電気会社、保険会社などのアカウントを登録しておくことで、家計がわかる。請求書がいつ来るかもわかる。日本でいうところのZaimとかと似ているサービスである。アメリカは現金を使う機会がほとんどないので、ほぼ自動で家計が把握できる。確定申告ツールで有名なTurbotaxを作っているIntuitがやっている。
クレジットカードのスコア管理ツール。アメリカではクレジットカードのスコアは重要であり、クレジットカード作成、家のローン、車のローン、学生ローン、アパート契約などいろいろなところにスコアが影響する。その数値が常にわかる。TransUnionとEquifaxの2社が自分のところでは見れる。700あればだいたいよし。
こどもの小学校の成績・出席・お知らせ管理サービス。こどもの出席日数や、成績などがわかるようになっている。Notificationシステムがあり、たとえばこどもの成績がある数値以下になったらメールを送る機能があり、自分がこどものときにこれがなくてよかったなと思うツールである。
こどもの小学校の給食費管理サービス。クレジットカードやデビットカードでお金をチャージしておくと、こどもが小学校で給食を食べられる。チャージを忘れると悲惨であるため、額が減ってくるとお知らせメールが来る。こどもは自分に割り当てられたおパスコードを覚えており、それをカフェテリアで打ち込むことで毎日の支払いが完了する。
こどもの幼稚園の園児の様子・親との連絡帳・月謝支払いツール。こどもの幼稚園の写真が日々送られてきて、今週やったこととかが文書で見れる。幼稚園にいったときと帰りには、幼稚園にあるiPadでその日の出席ボタンを押す機能もついている。ボタンを押すとお知らせが来るため、夫婦どちらかが幼稚園で送り迎えをしたときに、ちゃんとされたことがわかる。月謝の支払いもここから。
中古車の車の事故履歴を調べるサービス。中古車を買うときに、その車が事故車だとそのあとで壊れる確率が高いため、先に調べておく必要がある。Craigslistなどでほしい車が見つかったら、そのVIN#を入れることで事故歴を調べられる。事故歴の他にも、どこでどのような整備を受けたか、どこの陸運局で登録を更新したかなどが一覧でき、きちんとした整備がされた車かどうかがわかる。これとは別にmy Carfaxというアプリもあり、そちらでは車の整備状態とか、現在の車の価値とかをお知らせしてくれる。
ご近所さんSocial Network。Facebookのご近所さんバージョン。近くで泥棒が入ったとか、犬がいなくなったから見つけたら教えてとか、家庭教師探してますとか、そういったことが日々話されている。逆にちょっとリスクがあるんじゃないかなとも思っている。
出張精算ツール。クレジットカードをリンクでき、それをそのまま出張精算に上げることができる。また、領収書をカメラで撮って添付できたり、車の走行距離を調べてくれたりもするので便利である。
電話会議ツール。パソコンの画面をシェアしながら複数人で電話会議ができる。音質が高く、安定性も高い。個人的にはSkype BusinessやWebExよりも信頼できるツールである。
電子署名ツール。アパートメントの契約に使われている。契約書を読んだあと、印刷物にサインするかわりにサービス上で電子署名をすることができる。紙と違って自分で保管する必要がないので便利である。
予防接種の記録管理サイト。病院やドラッグストアで予防接種をすると、記録が残り、いつそれぞれの予防接種をしたかがわかるようになっている。ここから出力される予防接種記録はこどもの学校入学に必須となっている。予防接種記録は病院でも出してもらうことができるが、結局MyIRと同じものである。
ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)のサイト。釣り、潮干狩り、猟などのライセンスを購入することができる。これないと基本的には釣りや潮干狩りはしてはいけないことになっている。購入したライセンスは郵便で送られてくるが、ウェブサイトで買った瞬間から有効なものを印刷して携帯すればOK。
ワシントン州の自動車免許・自動車登録の管理サイト。免許の更新や、自動車の登録などをネットで可能。日本でも免許更新や自動車登録に比べはるかに楽に、ネットだけで完結する。
病院の記録管理サービス。病院への支払い、医者へのメールでの質問、予防接種記録の管理、健康診断結果の閲覧、過去の検査履歴、アレルギーの登録、処方箋のリクエスト、医者の予約などができる。日本よりすごい優れている。曲者なのは、病院と保険会社との交渉で医療費自己負担額が決まるため、病院にいって数週間や数カ月たってから支払いが来たりすることである。
こどもの学校のボランティア資格証明サービス。アメリカではボランティアが盛んであるが、ボランティアと称して性犯罪者とかが学校に入るのを防ぐため、父母であってもボランティアをする場合はお金を払って犯罪履歴がないことを証明する必要がある。それをオンラインでしてくれるサイト。自腹である。
こどもの小学校のボランティア募集サービス。アメリカではボランティアが盛んなので(2回目)、学校からよくボランティアの募集が来る。基本的には早いもの勝ちで、このサービスを通じて手を上げることができる。アメリカの学校は予算が足りてない場合が多く、遠足、健康診断、クラスのお楽しみ会みたいなやつとかでもよくボランティアが招集される。基本的にすぐ埋まるので、ボランティアしたい場合は迅速に手を挙げなければいけない。
アパートメント検索サイト。家を探すときにはこれでだいたい見繕っておき、予約をとってアパートのツアーをしてもらう。予約なしでもだいたいいけるが、露骨に嫌な顔をされたり、待ち時間が発生したりもする。予約をとっていても待つことがしばしばあるので、そこまで予約は重要ではない(個人的には)
アパートの宅配ボックスサービス。たとえばAmazonで買った荷物は、アパートの宅配ボックスに届く。届いたら、荷物の写真と宅配ボックスを開けるパスコードが自分のメールまたはテキストに送られる仕組み。いつでも荷物を受けとることができるので非常に便利である。
訴訟記録管理サービス。訴訟記録を調べることができ、たとえばどこの会社がどこの会社にどのような訴状を出しているかを見られる。1検索ごとにどんどん従量課金されていくので、ググる感覚でどんどん使うとお金が結構かかる。けちるためには、どれだけ最短でその訴状にたどり着けるワードを探せるかにかかっている。
サーベイサービス。誰かの発表会があったときに、今回の発表はいかがだったでしょうか、というフォームを作って集計してくれるサービス。なぜこれが使われているのかはよく知らないが、よく送信されてくるのでよく使う。
これはサービスというより実は単なる銀行である。銀行ではあるが、カードがなくATMも使えない。単なる普通預金でも利率が高く、今日現在で2.25%である。口座に100万預けておくと、月に15ドルくらい利子がはいるイメージである。余ってお金をここに回しておくとすこし得する。
他にもいろいろありそうだがとりあえず思い出した範囲で。
生き物が特別好きというわけではなく、係決めのジャンケンに負けたから仕方なくやっていた。
飼育係は何人かいて、それぞれ生き物の担当が割り当てられるのだが、私は校舎内で飼っている水生生物の担当だった。
毎日放課後になると彼らのところへ行き、エサをやる。水槽のフィルターを掃除する。ウンコで水が汚れていれば、新しい水に替えてやる。
毎日そんなことをしていると少しずつ愛着もわいてくるもので、カメなどはその性格がわかるようになってきた。
カメは大小2匹いたのだが、小さい方はよく暴れるが実は気が小さい、田舎のヤンキーのようなやつだった。大きい方は、一見おとなしいが実は大胆なことを考えるやつで、何かやらかすとしたらこいつだった。
一度こいつが脱走し、それが原因で私が教師にこっぴどく説教される事件があったのだが、それはまた別の機会に書くとする。
ある暑い夏の日だった。
その日の放課後も私は彼らの元へ行き、すっかり慣れた一連の作業を行った。
いつもならそこですぐ帰るのだが、なぜかその日はもう少し世話を焼いてやろうという気になった。
目に付いたのはナマズの水槽だ。こいつらの家は水生生物エリアの中で最も隅に追いやられており、随分退屈しているように見えた。
今日の私は機嫌がいい。普段は薄暗い生活をしている君達に、今日は特別なものを見せてやろう。
そう思って水槽を持ち上げ、外の景色が見える窓際の特等席に置いてやった。
満足した私は、意気揚々と家に帰った。
次の日、いつものように彼らの世話をしに行った私は、それを発見した。
ナマズが、腹を上に向けて、浮いている。
衝撃的な光景にしばらく立ち尽くしていたが、しだいに昨日の出来事が蘇ってきた。
隅に置かれた水槽。照りつける日差し。汗ばんでいる自分。窓際の熱気。輝く水面。踊るナマズ。
死体が浮く水槽に恐る恐る人差し指をつけると、お湯になっていた。
私が死なせたのだ。
犯人が取る次の行動は、証拠隠滅だ。私はナマズの水槽を持ち上げると、隅っこの定位置に戻した。お湯は抜き取り、新たに水を加えた。
次は、第一発見者を装って通報だ。私は教師のところへ慌てた感じで走って行き、「ナマズの様子がおかしいです」と言った。
教師によってナマズの死亡が確認され、病気か何かだろうと教師は勝手に納得していた。
私は"不思議だ、よくわからない"という態度を終始とっていたし、まじめに世話をしているという日頃の行いもあって、私に疑いがかかることはとうとうなかった。
自宅のガラクタ整理の際、10数枚音楽CDが出てきた。なんだかんだで捨てずに取っておいたやつだと思う。そのうちの3枚についてと聴いていた頃の思い出を書く。
要は音楽をダシにした自分語りであり、しかも結構クズいのですが最近いろいろあってどうしても書きたくなったので。
By The Way レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
中途で入った会社で結婚二年目の派遣の子を寝取ってしまったことがある。最初のアプローチは向こう側からだったことは記憶しているがどんな感じだったかはあまり覚えていない。芦ノ湖に行き、帰りにホテルに寄ったことは覚えている。背徳感半端なくヤバかった。その後半年くらいは色んな所に行ったが、些細なことで喧嘩して終わった。その半年後くらいに昔の上司に引っ張られる感じで俺は転職した。その後その子からは子供が生まれたといって写真付きでメールが送られてきた。因みに俺の子ではない。
言わずと知れたモンスターバンドで何枚もアルバムを出しているが、俺はこのアルバムしか聴かない。ファンク要素がめっきり減っているが、そのかわりよりメロディックになった曲達をアンソニーがよく歌い上げていると思う。彼の歌声が好きなのだ。この時期は本当によく聴いていた。
daiya-monde 矢井田瞳
新卒で入った会社が所謂ブラックで、よく耐えたのだが、身体を壊してしまい、数年で辞めることになってしまった。
これから有休消化するかという数週間前の土曜日、関連していた部署でそれなりに会話をしていた営業の女の子の事を思い出し、何も言わずサヨナラというのもアレなので、携帯に電話して辞める旨を伝えたところ、電話口で号泣され、嗚咽され、収拾つかなくなってしまい、何故か次の日に二人で八景島に行くことになった。
八景島の帰り、その子の家まで送って行くつもりだったのだが、結局その途中にある俺のアパートでトイレに寄ったのちそのまま泊めてしまった。
次の日の出社は時差出勤してなんとか人目をごまかしたけど、その日はさすがにうまく会話出来なかった。
デビュー前にbayfmがやたらプッシュしていた。My Sweet Darlin' は衝撃的だったが、I like なんかもよくて、何度も繰り返して聴いていた記憶があるが、その子には不評だったな。
DANDYISM DOPING PANDA
結婚披露宴前後にフロアBGMとして会場にかけていたアルバム。当時やたらハマっていて繰り返し聴いていたような気がする。バンド最期の頃は側から見てなんだか迷走していたようにも見えるが、もう一度組んで俺たちを踊らせて欲しいなって思う。
結婚を決めた当時のこと、最近よく考えるのだけど、やはりあの時期はシラフじゃなかったんだなと。あの時冷静な判断ができなかったのは、既に相手に盛られていたということだ。