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はてなキーワード: ハッピーとは

2023-08-23

anond:20230823163040

生活ちょっとずつでもハッピー改善していくの大事だよな。

もうおじさんだけど少しずつ頑張りたい。

2023-08-21

anond:20230821185918

生きるのに意味なんてないぞ

純度100%暇つぶしだぞ

自分人生に納得して終われればハッピーっていう

ガチマジでそんだけだぞ

2023-08-20

anond:20230820005852

疑似恋愛ってことは、アイドルファン自分に恋して好きって言ってる…ってなってハッピーってことか

不可抗力的に惚れちゃうのは仕方ないにしても、絶対に恋が叶わないからいつか必ずぐちゃぐちゃになるほど傷つくのに、それでもあえて疑似恋愛対象にする推しを見つけようとするファン自分メンタル大事にしなさすぎでは

それとも、もしかしてアイドル引退したり恋愛バレたりするより先に、ファン側が疑似恋愛に飽きたりしてんのかな

2023-08-19

マスをカき始めて40年経った

マスをカき始めて40年経った。

多分、亀頭キモチよかったから続けて来れたんだと思う。

マスをカいている最中楽しいと思いながらカいている。マスをカき上げた時はカコイチの快感を得られたと思っている。

しかし液を排水口に流すと、全部の精液合わせても20〜30ccくらいが普通だし、そもそも精子自体毎日1億2000万個行けばいい方である

これを読んだ貴兄らは俺のマスは下手くそなんだろうと思っただろう。俺だってそう思う。

でも、でもだ。俺は自分妄想が上手いと思っている。しか数字がついてこない。

分かってる。これは客観的に下手なのだということは。そもそもマスをカいて40年。絵柄のアップデートも頑張ってはいるが、どこか古いのかもしれない。

それでもカくのをやめられない。これは相当にキモい

中学生くらいの頃は、大人になって結婚したらマスをカくのをやめるのかもしれないと思っていた。

大学生くらいの頃は、マスをカくのを彼女にバレたくなくて相当に頑張ったし。

から就職したらやめるのだろうと思っていたが、就職しても普通にマスをカいていた。

じゃあ結婚したらやめるような気はしたのだが、結婚してもマスをカいていた。子どもが生まれたらやめるだろう流石にと思ったが、子どもがいても隙を見つけてはマスをカいている。

若い人にキモがられたらやめるかもしれないと思っていた。実際俺より若くてカく人はゴロゴロいるし。

それでもカくのをやめていない。

なんなんだろう、この人生は。

ただ、ひとつだけ言えることは、俺は幸せ者だということだ。

マスをカいていて辛いこともあった。特にオレのチンチンは形がオカシイと思っていた中学生の頃は辛かった。

気がつけばカきたくなってカいているのだ。

それができるのはヒマなのだ、間違いなく。

今は自己評価と年齢に乖離があり時々それで辛くなることもあるが、だからと言ってマスをカくことをやめる理由にはならない、俺の場合は。

ここまで来たなら、この先どのくらいカいていられるだろうか。

無論死ぬまで…?

そんな漫画セリフがあったのを思い出したが、死ぬまでカいていたのがバレたらきっと嗤われて死ぬだろう。

なんか、年齢的に俺のマスはヤバいんで辛いですって話をしようと思ってスマホフリックし始めたのに、最後にはマスをカけるのは幸せハッピーでウヒョーって言ってもいいっすよ!なところに着地するわけねーだろバカヤロー!!

まぁいいや。就活中なんだけど。よくねーよ…

ここまで読んでくれて悪いけど忘れてくれ。

https://anond.hatelabo.jp/20230819025401

anond:20230818204744

これは正しい。嘘と思うなら調べてみなはれ。

あと、ふるさと納税で税収額は上がる。

なぜなら、寄付した後手続きを忘れるアホがいるから。

とある人がとある自治体の返礼品に目が行き10万円を寄付しその返礼品を受け取りました。

とある人は10万円を寄付したことで3万円の返礼品を受け取り、さら住民税が9万8千円減りました。

とある人は10万円を寄付して3万円の返礼品を受け取って、その後の手続きを忘れて住民税は減らない。

7万円(=10万円-3万円)を自治体寄付しただけになるが、

返礼品を受け取って頭ハッピーになって、住民税ちゃんと減ったかなんて確認しない。そもそも翌年の6月から覚えてすらいない。

でもな、ハッピーならそれで良いじゃないか

よく考えられた制度だよ。

絵を描き始めて30年経った

絵を描き始めて30年経った。

多分、頭がおかしかったから続けて来れたんだと思う。

絵を描いている最中楽しいと思いながら描いている。絵を描き上げた時は傑作ができたと思っている。

しかし絵をSNSに流すと、全部のSNS合わせても20〜30いいねくらいが普通だし、そもそも閲覧数自体が1000行けばいい方である

これを読んだ貴兄らは俺の絵は下手くそなんだろうと思っただろう。俺だってそう思う。

でも、でもだ。俺は自分の絵が上手いと思っている。しか数字がついてこない。

分かってる。これは客観的に下手なのだということは。そもそも絵を描いて30年。絵柄のアップデートも頑張ってはいるが、どこか古いのかもしれない。

それでも描くのをやめられない。これは相当におかしい。

中学生くらいの頃は、大人になったら絵を描くのをやめるのかもしれないと思っていた。

大学生くらいの頃は、絵を描くのを仕事にしたくて相当に頑張ったし、アニメ会社採用(?)の書類選考はいくつか通ったりしたが、最終的には全部ダメだった。

から就職したらやめるのだろうと思っていたが、就職しても普通に絵を描いていた。

じゃあ結婚したらやめるような気はしたのだが、結婚しても絵を描いていた。子どもが生まれたらやめるだろう流石にと思ったが、子どもがいても隙を見つけては絵を描いている。

若い人に追い抜かれたらやめるかもしれないと思っていた。実際俺より若くて上手い人はゴロゴロいるし、今はAIが描く絵にだって正直敵わないと思っている。

それでも描くのをやめていない。

なんなんだろう、この人生は。

ただ、ひとつだけ言えることは、俺は幸せ者だということだ。

絵を描いていて辛いこともあった。特に絵を仕事にしたいと思っていた頃は辛かった。プロ絵描きになるのは諦めたが、絵を描くことはやめなかった。

気がつけば描きたくなって描いているのだ。

それができるのは幸せなのだ、間違いなく。

今は自己評価数字乖離があり時々それで辛くなることもあるが、だからと言って絵を描くことをやめる理由にはならない、俺の場合は。

ここまで来たなら、この先どのくらい描いていられるだろうか。

無論死ぬまで。

そんな漫画セリフがあったのを思い出したが、死ぬまで描いていられたらきっと笑って死ねるだろう。

なんか、数字的に俺の絵は下手なんで辛いですって話をしようと思ってキーボードを叩き始めたのに、最後には絵を描けるのは幸せハッピーでウヒョーって言ってもいいっすよ!なところに着地してしまった。

まぁいいや。深夜はそういうよく分からんことが起こるもんだ。

ここまで読んでくれてありがとう

2023-08-18

一生懸命デザイン作るよ!なるべくベストものを作りたい。

からこそ、細かい文字とかの修正がずっと続くと、どんどんテンションが下がってくるんだ。全体のクオリティアップは是非やりたい!でも同じ箇所の文字修正しかコピーとかの見え方ではない小さい説明文言を何度も修正

それはもう文言をきちんと決めてからにしない?

見てからじゃないと決められないものではないし。しっかり決めてからデザインに取り込めば、一発で終わってみんなハッピー

そうしてくれ…

キモい排除しみんなハッピーになろうと言うのが社会

みんなとは輪の中の人を指す

フリーハグ増田女性)です!私とハグしませんか?

はてなに来て、本気で人を信じることができません。

もしあなたも同じ気持ちなら、ハグをしてハッピーになりませんか?

お待ちしています!🤗

2023-08-17

一発録りの話

あれには狭義と広義があると思うよ。

狭義の一発録りは、いわゆる同録ってやつだね。スタジオオケシンガーを集めてせーので録る。マルチトラックを使うにしてもパート毎に差し替えるためでなくマイキングミキシングのためで、何テイクも録るもんじゃない。美空ひばりとかの大御所時代だね。あるいはテレビの生オケ歌唱の歌放送もそれに近いですかね。

広義の一発録りというのがたぶん THE FIRST TAKE が主張しているところ。テイクとしては初回に近いものを使うがマルチトラックレコーディングした素材のエディットを許すというもの。このエディット作業がまるでないかのような番組演出を例のバンドマン問題視している。その一方で彼は「補正はお化粧」としてエディット自体否定していない。

このエディット、ボーカルトラックピッチ補正が一番派手だから問題にされやすいけれど普通にリズムタイミングブレス補正も入る。たとえば声が小さそうなアイドルはがっつりコンプで叩いてダイナミクスを均一にしてあるよね? ほどよくリバーブもかかっているでしょう。多少の素材の良し悪しがあってもレーベルとしては番組として質を均一に整えるのが大人仕事なわけで、ここにはちゃんと人手を掛けて聴きやすものを届けないといけない。むしろあれ観てると丁寧に仕事してるなと感心するよ。

余談だけど、テレビの収録モノの歌番組事務所に素材を送り返して修正してから放送というのもよく聞くよね? これは制作費が事務所側の持ち出しだったりするから当然なんだけど、なにもお茶の間視聴者審査員でもなんでもなくて、単に耳障りのいい音楽を求めてるお客さまなわけじゃん。だからこれでみんなハッピーだし現に補正の効かない生一発のライブでもみんながっかりせず違和感なく楽しめてるわけですよ。なんの問題もないよね?

THE FIRST TAKE映像の絵力の吸引力でワンテイク無編集だと騙されちゃうのも無理はないと思う。明らかに作ってる側もそれを狙ってるんだよね。ほんとに初回のテイクだけで作ってる? と言われるとそこも演者次第なんじゃと思うけど、絵と違和感がでない程度には切り貼り少なめですよ、バックトラックも専用に誂えてあってボーカルが映える薄めのオケで悪くないやん、くらいに捉えておくと楽しめるんじゃないですかね。ゆーてあのオケシーケンストラック敷いてありそうですけどね。ま人生短いし細かいこと気にしてたらなんも楽しめなくなりますよ。

2023-08-16

anond:20230816171553

「おしゃれしたいけど入る服がなくておしゃれする場所しかない!」=おしゃれが好きでネイルをしている=褒められるとハッピー

2023-08-15

[]8月15日

ご飯

朝:松屋ソーセージエッグ定食。昼:カラムーチョたけのこの里。夜:ベーコンにんじんエノキ玉ねぎコンソメスープ。だし納豆豆腐目玉焼きバナナヨーグルト。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○ FatalTwelve

・はじめに

突然のテロに巻き込まれて死んでしまった女子高生獅子舞凛火は、同日同時刻に死んだ12名の内たった一人だけが死の運命を覆すことができる「女神の選定」に巻き込まれる。

そのルールは、週に一回日曜日に氏名、死因、未練の三つ指名することができ、指名されそれが当たっていると脱落し一時的に覆されていた死の運命が遡ってしまう、そしてたった一人になるまで12週繰り返すというもの

勝者が一人だけのデスゲームものという味わいもあるにはあるものの、主題は不意の死に巻き込まれしまった主人公獅子舞凛火がどうそれと向き合うのか、そして同じく「女神の選定」に巻き込まれた友人の未島海晴との関係値はどう変化していくのかにあると感じた。

・続く日常描写

毎週日曜日に他のプレイヤーから氏名、死因、未練を当てられたら死んでしまう極限状態ながら、主人公獅子舞凛火の通学、祖母経営する喫茶店の手伝い、友人達との遊び、テスト勉強などの日常描写たっぷりある。

先手必勝で他のプレイヤー情報を調べた方が絶対有利なんだけど、かなりまったりしている。

もちろん物語が進行していくにつれそうも言ってられなくなる展開もあるにはあるものの、学校に通うことは最後までやめない。

特定の人数を明記した登場人物に、明示されるゲームじみたルールながら死を強制する恐怖と、デスゲームっぽい導入ではあるものの、知略を張り巡らす緊張感のある展開はかなり控えめ。

勿論それが良い悪いではなく、この作品の目指すところはそのような極限状態であっても、日常を過ごすことの尊さを書こうとしているのは明白だったので、これはこれで楽しめた。

特に喫茶店描写コーヒーを飲んだり軽食を食べるシーンが多くあるのも好み。

この辺のスチル絵に差分が多めなのもやろうとしている趣旨がそこにあることの証左だろうか。

獅子舞凛火、未島海晴、日辻直未の関係

日常描写だけで話を引っ張っている訳ではなく、そこに花を添えるのが獅子舞凛火、未島海晴、日辻直未の女性だけで構成された三角関係だ。

主人公獅子舞凛火はぶっきらぼうながら根は優しく、一つ年下の後輩でドジっ子メガネの日辻直未が失敗するとフォローしてくれる。

そんな二人の微笑ましい関係を不機嫌そうに眺めるのが、長髪ロングで清楚系ながら僕っ子の未島海晴。

海晴は明らかに凛火のことが好きなのに、鈍感な凛火は気付いておらず、海晴より直未を優先する姿に、関係が拗れていく。

この三角関係描写にはかなり文量がさかれており、主に海晴と凛火の二人の視点から恋愛模様が楽しめる。

特に女神の選定」に巻き込まれながらも、最初から覚悟がガン決まりの海晴のストーリー面白かった。

はっきりと恋愛の話であると断言されているのも好印象で、かつそれに対して強い否定的意見を言う人がいないのもノンストレスで楽しめて良かった。

名脇役小熊真央

そんな三角関係を陰ながら支えている小熊真央が風格ある良い役で、僕は彼女が一番好きなキャラだ。

鈍感な凛火に気づきを与え、海晴のメンタルフォローし、直未の真意を探ると縦横無尽の大活躍

女神の選定」とは一才関係ないにも関わらず登場頻度とその重要度合いが高く、優れた人間性を魅せる場面が多々あった。

特に海晴のメンタル限界なことを察知しつつも、ベッタリと距離感を詰めるのではなく、あえて距離を置きつつも、いつでも電話に出られるように臨戦体制を取り続ける様は今作屈指の名場面だった。

異常な生死をかけたゲームだけじゃなく、彼女日常を送りながらギリギリラインで友人達関係値のバランスを取るのに一生懸命なシーンがあるのも、このゲーム主題がどこにあるのかを示唆する一端だった。

・「女神の選定」ガチ勢の面々

インキャラ達以外にも「女神の選定」の参加者はおり、彼ら彼女らも視点人物になりそれなりの出番がある。

とはいえ女神の選定」と関係ない恋の鞘当てに一生懸命女子高生達をさっさと片付けられない時点で、ガチ勢と呼んでいいのかは怪しいかもしれない。

そんな面々の中でも僕が気に入ったのは以下の2名。

まずはイタリアの元マフィアながら、ヘタレで序盤からけが続くも男を魅せるシーンもあるフェデリーコ。

コナをかけていた海晴が女性同性愛であることを知ると、それならそれの遊び方が提案できたのにと遊び人らしい最後の言葉を残すシーンは、ヘタレ女好きキャラとしての一貫性があって、良くない行いをし続けてきた彼らしさがあった。

もう一人は、ジャーナリスト正義のためにしか行動しないと誓っているスケールさん。

まあこういう生死がかかったゲームをやってる中で正義とか言い出す奴がどんなやつかは想像やすいんだけど、ちゃんとその想像通りのキャラ

良く言うと人間らしく、悪く言うとみっともないキャラ

大言壮語が過ぎる上に自身の死が迫ると表れる人間らしさが、物語を彩ってくれた。

・「女神の選定」エンジョイ勢の面々

このゲームのらしいところは、生死がかかったルールを設定しておきながら、もう生死について腹を括っているキャラが何人もいることだろう。

覆された死の運命をただの幸運ロスタイムと捉えて、他人を蹴落とすことよりも人生エンジョイする時間に使う面々も何人かいた。

家族のいない孤独な老人牛塚さんと持病による死が延期になっただけで直近の死は変えられないソーニャについては、その意識が強かった。

からといって面白くないわけではなく、彼らの生き様が他の面々に影響を与えたり、日常を過ごすことの尊さを再認識させてくれたりと、物語としての役割ちゃんとあるのが面白かった。

・おわりに

生死がかかったルールのあるゲームに巻き込まれた極限状態と、女性三人による恋の駆け引きとが同列、あるいは後者の方が重要に扱われている構成の妙が面白かった。

この極限状態からこそ恋愛様相が変わってくると、それぞれのエピソードリンクはしっかりしているので、通して遊ぶと違和感は薄い。

デスゲームに巻き込まれていないにも関わらず、めちゃくちゃ頑張った小熊真央さんにはキャラクタ全員感謝を示すべき。

小熊真央さん本人の幸せについては一切触れられていないので、是非とも彼女恋人を見つけるなり、何か趣味で良いことが起きるなりの、ハッピー後日談を見たい。

偏見を持たない彼女姿勢が僕は大好きでした。

2023-08-14

[] そのななひゃくごじゅうよん

ハンーッス

 

本日日本において専売特許の日ハッピーサマーバレンタインデーとなっております

ハッピーサマーバレンタインデーはなんかテニプリの奴らしいです。

内容についてはよくわかっておりません、興味のある方が各々で調べてみましょう。

夏といえばお中元だとかよくCMなどで言われておりますが、あまり関わりが多い方ではない人にとっては「何をどうしたらいいのか」って考えちゃいますよね。

まぁ、私もやったことないので調べ方とか頼み方とか贈り方とかわかんないんですけどね。

これもまた興味のある方が各々で調べるとわかりやすいかなぁと思います

しかしたら「あれ、頼んどいたから」で終わる話かもしれませんが。

 

ということで本日は【自己調査いか】でいきたいと思います

自己調査いか自己調査ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-08-12

死にたさが出てきたとき処方箋としての思想

はじめに

ある人間に「死にたさ」が上がってきたときに、それを打ち払う便利な思想自分人生経験から編み出したので、それを紹介したいと思う。

これは自分リアルでたくさん言っているのだがなかなか言うべき機会も少なく、普及しないので増田にも書いておく。

いってみよう!

仮に10億円あっても死ぬテスト

これはもっと重要テストだ。80%程度はこれで解決する。

「仮に10億円あってもまだ死にたいか?」と自らに問うてみて、直感的に出てきたその答えについて分析する手法だ。

「死にたさ」が上がっているときは「そんな夢みたいな荒唐無稽な話を聞かせてくれるな」などと言い出す人が多いが、それはすなわち「それが叶うなら生きてもいい」という証である

ほとんどの問題はこれに帰着する。金があっても死のうとする場合衝動的なものか、金持ち道楽のようなものである

「もし10億円あるなら死なない」という答えになった場合、そこから「5億あったら死なないか?」「1億あったら死なないか?」「2000万あったら死なないか?」などのように逆算する。

ここでたとえば「200万あったら死なない」のような結論が出た場合、死にたさの答えは明らかである。金がないことが問題であり、その金を稼げないこと、どのようにして稼げばいいのかを知らないことが問題である

金があるなら仕事を辞めることもできるし、一時的に1年休むだとか、転職活動をすることもできるし、広い家にも住めて生活にゆとりとハリが出て、喧嘩も減り、やりたいことにも挑戦できる。

以上によって、死にたさの問題は金に帰着した。あとは這いずり回って稼げばよい。守銭奴のように金を求めれば救われる。

生死の問題だと思っていた人に「あなた問題は200万円の問題ですよ」と示したとき、衝撃を受けたその人の顔を見るのはなんとも痛快である

死にたいのではなくて、弱者から殺されつつあるという認識

死にたい」という思考が出てきたとき、通常は「望んで死にたい!!!!!!!」という朗らかポジティブるんるん思考ではないはずだ。

自分は生きることは全然余裕綽々なんだけれども、でも、自分絶対に死ななきゃならないんだ!!!!!自分死ぬために生まれてきたんだから!!!!!死にたい!!!!!!!!!今すぐに死にたい!!!!!!!高らかに!!!

のような気分ではなく、たいていは「死にたい…………(絶望)」のような気分になっているものだ。

重要なことは「本当は生きたいのだけれど、なんかうまくいかなくてめちゃくちゃ苦しくてもう無理……せや!! 生きるよりも死ぬことの方がマシなのでは????」という消極的選択をしているという事実認識することである

「叶うことなら、本当はハッピーにしあわせに生きていきたいのだ」という自分の心を解放すると、周りの環境から「お前はハッピーでいてはいけない」「苦しみに耐えればいつか幸せになれるよ」などと教化されて、いつしか「苦しむことこそが自分幸せなのだ!」という信念が強固になってゆく。

冷静に考えてみると何かおかしくないだろうか。

「なぜこの俺様がこんなに我慢を強いられているのか???俺様をお前らは殺そうとしているのではないか。鞭を打てて、かつ虐げることができる生贄として、ギリギリ生かされているだけなのではないか?」などという外に向ける凶暴で凶悪な怒りが実はあるはずなのだ

死にたいのではなく、「周りの環境からの抑圧によって殺されつつある」という自覚がただひたすらに重要である

ただ弱い、ただ無力、ただザコなのである。弱いか死にたいという気持ちがあがってくる。無力だから虐げられる。ザコだから一方的攻撃される。

その怒りを生きる力へとポジティブに変換するべきなのだ

仮に健康的で体力があって笑顔だったなら死ぬテスト

「仮に健康的で体力があって自分笑顔るんるんでもまだ死にたいか?」と自らに問うてみて、直感的に出てきたその答えについて分析する手法だ。

そのような気分にはなれないかもしれない。いや、そのような気分に、なりたくないのである

なぜならそのような気分になっていた場合、周りから不審な目を向けられるからだ。

「お前には人の心というものが無いのか」「悲しまなければならないときになぜお前は悲しんでいないのか?」「絶望すべきときに、なぜ絶望しない?」「お前は人間ではなく、化け物だ」と扱われることの甚大なる恐怖によって、お前の感情規定されている。

さて、通常、肉体が健康的な状態になっているならば死のうという気持ちが起こることはない。

まり死にたさがあがったとき、そのような肉体を保持していることに原因がある。これは運動睡眠食事などの、肉体的なもの解決する問題である。したがって頭でこねくり回しても無意味である

まり外に出れば良い。

また、外見によって人は態度を大幅に変える。病的な人間には人は苛烈対応する。とてもか弱い歯向かってこないひよわな人間に、人は優しくなどしないものだ。一見味方のフリをして、本当は支配したい人間も寄ってくる。支配したいのに「あなたの味方ですよ」という顔をするからたちが悪い。

所詮、手のひらの上で転がされているだけなのだ。飛び立とうとしてみろ。奴らは足を引っ張り出す。いつまで籠の中の鳥の気分でいるつもりだ。お前はインコか。

「苦しんでいる自分が大好きで、苦しみがとっても快楽!」というズルい自己認識の受容

人生不公平ものであり、なかなか思うようにうまくいかないものだ。どんなに言葉を取り繕ったとて、自分より明らかに楽をしていい思いをしている人々が多くいる。

自分は苦しい思いをしていて、呪縛され、どうにもならない、人生とはそんなものだという無力感を持っている。

「こんなにやったのに」「こんなに頑張ったのに」「でも自分はだめな人間だ」「もうどうしようもない」という自責の念・罪悪感を持っている。

「だから自分など、苦しんだほうがよいのだ」というふうに考えているのだ。仏教的、儒教的アジア的、日本的価値観である

これは苦しんでいるようでいて、実は楽をしており、快楽を得ている。「苦しめばおっけ〜!」という甘いスイーツに酔いしれているのだ。

お前は簡単に苦しんではならない。もっと、より、高度に苦しまなければならない。お前の苦しみなど苦しみではない。せいぜい最大でも1人分の苦しみだ。

より苦しめば楽になるのである

にもかかわらず、楽になろうとすると恐怖が湧く。見えている苦しみ、どうせ人生トータルでいうとこれぐらいの苦しみだろうという予測以上の苦しみを得ることに恐怖を感じているから、現状の苦しみで安定する。

自分が苦しみさえすればいいんでしょ?」「自分が全部悪いんだよね」という攻撃性をうまく覆い隠して、悲劇のヒロインを演じている。男も女も変わらない。お前はシンデレラか。

より苦しむべきである

「誰も自分に無条件に優しくなどしないのだ」と諦める

この世に期待などするな。それでももし諦めたくないのであれば、自分がその希望になる他ない。お前が無条件に他者に愛を注げ。

お前が他者に愛を注ぐような利他で無私の心で、その一部を証明せよ。愛はお前が与えなければこの世に存在しない。

だいたい、他人も生きていて、他人もその人の人生で手一杯である。どうしてお前を救えようか。

愛を求めるから不幸なのだ。これを求不得苦という。

死にたいなどと思っているうちは、お前は利己的で自己中心的でわがままなのである死にたい人間に生を与えろ。誰かの希死念慮を打ち払え。

追記: この記事攻撃できる人間幸福である

人の価値金銭で考えるべきではないといううぶな考え方を抱いている人が多いが、人命は金と交換可能である

建前上、人命は金に変えられない高価なものだとされている。もちろん、この精神自体は素晴らしいものだ。理想として、そうあるべきだ。

しかし、現実はそうなっていない。200万円が無いことで死にたさが湧いて、そして実際死んでしまうというのは、命の値段が200万円であるということだ。

金を誰かがくれるわけではない。なぜ俺が赤の他人の、しかも俺に攻撃を仕掛けてくるような精神性の持ち主に金をやらねばならないのか?

お前の人生責任をなぜ俺に押し付ける?

お前の人生だろう。俺の人生ではない。なぜ俺だけがお前を一方的に助けなければならない?お前だけが生きているのではない。

世の中は金である。実際戦争で一山いくらで死んでいる。

誰も無償で助けてはくれないのだ。お前が助けてくれとヘルプを出さなければ誰も助けることはできないし、ヘルプを出したからといって必ず助けてもらえるとは限らない。

自分自分を助けるしかない。他人に縋るな。絶望が足りない。だからシンデレラ思考だと言っているのだ。

世の中は不平等だ。それを改善しようとする動きもあるが、全然追いついていない。

なぜそれを待つのか。待って待って待って、待って耐えれば満足か?そんな日は来ない。だからシンデレラ思考だと言っているのだ。

日本はクソだ。なのにクソな日本に頼ってどうする。頼るな。

優しくがんばれがんばれと言われたらそれで満足か?それがお前の人生か?そいつはお前の人生責任など持たないぞ。

まずは自分自分鼓舞しろ。なぜ他人に身をまかせるのか。「どうにかしてくれ」ではない。お前がお前でどうにかしろ

お前は死にたいのではない。生きたいのだから生きればいい。努力してもしても無理だったんだろうが、まだまだ絶対的に足りないのである。全く足りない。やってないのだ。

他人比較してどうとかではない。

俺がお前のことを何もわかってないことが憎いか?殺したいか?怒りがこみあげたか万能薬でないことに絶望たか

逆にお前は俺の何を知ってるんだ?

クソザコに生きる術を伝えてるんだ。お前の無知範疇理解した気になるな。ちゃんと全部読めてんのか?眺めてるだけでは何一つとして読めんぞ。これはそういう文章だ。ありがたく精読して頂戴しろカス

2023-08-11

anond:20230811095243

良いところ:美味しくて楽しくなれて国は税金が取れる、みんなハッピー

悪いところ:人間豹変させ、絶望に追い込み、あらゆる病気の原因になり、国民医療費負担が増していく

シンギュラリティが起きようが資本主義がなくなるわけがない

なぜなら資本主義を生み出しているのはほかならぬ人間自身から

人間が変わらなければどれだけテクノロジー進歩しようがそのテクノロジーを使って今と同じことを繰り返すだけ

インターネット黎明期には何か全く新しいことが起きるんじゃないかと期待する人が世界中にいた

でも蓋を開けたら結局ネット現実焼き回ししかなかった

戦争だってそうだ

棍棒が銃に取って代わり、核兵器ドローンに取って代わっても結局やることは変わらない、単なる殺し合いだ

人間欲求は何万年も変わらない

その欲求いかに楽に満たすかを追求したのがテクノロジーであって、テクノロジーのもの基本的既存欲求肯定するだけだ

どんな優秀なAIが出ようが結局それは人間の尽きることのない欲を満たすために使われるだけ

遺伝子改変や脳みそに電極ぶっ刺して欲求のもの根本から塗り替えない限り、なにも変わらないしどこにもExitはない

外部に期待するんじゃなくて内部から変えていかなければならない

から鬱病患者に電極を刺して常時ハッピーにさせるみたいなのはもっと肯定的に語られるべき

2023-08-08

anond:20230808124947

休日趣味勉強してたり交流してたりするし、ヤベーよなあいつら。

技術バカ

まぁそう考えるとそういう感覚の人は楽しくて高給でハッピーなんだろうけど。

2023-08-06

水星魔女炎上してまえと思っているレズビアンお気持ち

水星魔女炎上を快く思っている節があり、自己分析のためにも

予防線張っておきますが、一個人お気持ち憶測オンパレードです。一般化しないでね。

あと、創作物現実世界は切り離せないのスタンスです。

ここらへんは思想強めなので相入れないと読み辛いかも。


私はパートナー持ちのレズビアンです。

カムアウトは一部の親しい人たちと、必要に迫られた場合のみ。

同僚には小さい嘘をつくことが多く、隠れるのがちょっとしんどい

最近は、彼女におるふぇんちゅを見せられた後、オルフェンズ本編を見せられようとしています

助けてください。


百合に釣られて見始めて後半はみんなの成長に、大きくなったねぇッ〜〜;;マルタン〜〜〜;;

キモオタの涙を流しながら毎週二人で楽しんでいました。


満足の最終回ガンダムエースでの結婚明言で祝砲挙げられているのも何を今更と思っていましたが、

その後の電子修正→小火→お詫び, 解釈余地炎上で、なかなか芸術点高いなと思い知らされました。


納得の炎上で、私自身も腹が立ちました。

Twitter上で炎上の経緯を追っていたこともあり、モヤモヤエコーチェンバー的に怒りの方向に向かっていった節もあります


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自分が何故こんなにキレているか分けますと、以下が理由

1)現実同性婚ができないのに、公式の表明で作品での結婚表現没収された

2)お詫びが由緒正しい同性愛差別文脈に乗ってしまい、これを出してしまう無神経さ

3)超大型IP同性婚同性愛を扱ってくれるという期待から失望


1)現実同性婚ができないのに、公式の表明で作品での結婚表現没収された

フィクションでくらい結婚のお祝いさせてくださいよ〜〜〜!そっちじゃ全然アリなんでしょ?


きっと、男女カプだとここまで燃えていないですよね。この一因には同性同士で現実結婚できないからがあると思います

そもそも男女カプだとここまで明確な結婚表現をすれば、雑誌での文言修正もなかったのでは?憶測にすぎませんが。


同性愛者・両性愛者の中でも同性婚については意見分かれるかと思いますが、私は同性婚認められてほしい派です。

なぜそこまで結婚にこだわるのか。

結婚が分かりやすく祝福される関係であることに加え、強い社会保障のセットであり、

それが社会生活を送る上で信頼の源になっているからです。

その有無は差別増長させる元と思っています


彼女と大きな共有財産を持とうとしたとき結婚してないと法定相続人になれないんです。

良識的で娘を愛する親御さんが、娘の幸せを願っても同性パートナーと一緒になることを渋るには、

そんな法的な立場の不確かさがあるんじゃなかろうか。

現実には少なくない人が合理的かつ愛情深い判断で、男女カップル同性カップル

祝福のハードルを分けている、それが差別につながっているのだと感じています


2)お詫びが由緒正しい同性愛差別文脈に乗ってしまい、これを出してしまう無神経さ

雑誌文言で加熱したスレミオ結婚おめでとうムードへの訂正が

同性愛差別文脈ガッツリ載ってしまったために爆炎あげとるんかなと思います


炎上前、作品内でスレッタとミオリネはすっかり家族になっていたと解釈していました。

作品自体はそうであると今も信じています

お詫び文から彼女らの関係を匂わせだけで売り出そうとしていた!?クィアベイティングだ!と爆発した次第だと。


正直、マイノリティでなければ・マイノリティ問題に関心がなければ、匂わせが火種になるとの考えには至らないかも。

クィアベイティング批判自体も、ものによっては言いがかりでは?という立場です。

でも、女同士が花嫁花婿というセンセーショナルさで売りながらこんな脇の甘さ、これが燃えないとお出しすること自体

ほんと当事者には興味ないんだなと思わされたのがイライラポイントです。


そもそも、狂ったオタクどもは何をせずとも推しカプを醸造できるのだから

他カプで商売たかったら結婚撤回せずに、何食わぬ顔で全カプに媚び売っとったらよかったんや。

なんでそこ変に誠実になってるの?その誠実さは怖いんよ。


3)超大型IP同性婚同性愛を扱ってくれるという期待から失望

大袈裟ですが、ガンダムで堂々と同性カップルハッピーエンドを扱うことで、世界が変わると信じていたんです。

あわよくば他のエンタメに波及して、悲恋や考えさせられる止まり作品だけじゃなく、

しっかり同性でハッピーエンドハッピー小話が増えてほしい。

(アニメに詳しくないので、今どき全然アリますよってのならごめんね)


頭お花畑ですが、エンタメの力を信じているので娯楽作品全体での雰囲気が変われば、

現実世界同性愛者もほんの少し生きやすくなると信じているんです。

この3番目は逆恨みっぽくて怖いなと思いますが。

それほど水星魔女ラストは最高でしたし、ガンダムの威を借りたかった。


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以上、感情的に書いてしまいました。稚拙文章で伝わったか不安です。

ピンと来てない方はそもそも差別じゃないでしょと思うかもしれませんが、

当事者としては差別的な流れだと、根底ホモフォビアあるでしょと受け取っています


同性愛差別関連の話題を見るとひどい話だと思いつつ、

声をあげても社会は変わらないし、これだから声の大きいLGBTはと思われて終了。

虹やピンクフラッグなんてダサくて掲げたくない等々思いもします。

実際にはほぼ声上げずに、楽しくひっそり生きています

でも、静かにしていることで、10年後も若い同性愛者が同じようなモヤつき、

同じような肩身の狭さを感じていると嫌だし、申し訳ないとも思います

私、ネット弁慶、怒りの投稿しました。

正直溜飲を下げるためですが、願わくば、喉に刺さる小骨のような生きづらさを少なくしたい。

怒ったところでこの先生やすさを獲得できるのか、不安ではありますが。


今回の炎上に私も乗っかりましたが、

たくさんの人が差別的だと怒ってくれるとは思っていなかったです。

SNS特性上都合の良い意見が見えがちでしょうけど、心強かったです。


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オタクとして「もしかして、”配慮から表現抑制されているのでは?」という疑念が芽生えてしまったのが残念でならないです。

から現実世界差別がなくなって欲しいんよ。


めっちゃドラミングしちゃった。

ほんと、この炎上がある前は1000億点満点に楽しめて、作品自体は今も最強です。

機体はシュバルゼッテが好き。造形が悪っぽくエッチなので。

オタクレズとしてすっごく嬉しかったのが、ミオリネとエリクトとの関係が良好だったこと。

パートナー家族家族として受け入れられるのが、どんなに心強くて嬉しいことか。

制作者はそれを分かって表現していたんじゃないかと思っています


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追記

火も落ち着いたかと思ったら、乾いた松ぼっくりがくべられましたね。


パートナー呼びはそれ単体だと、あら〜〜〜!!お幸せに!

なんですが、完全に公式がまいた「解釈余地」で悪い方にも捉えられるのが残念。

まきびしかな。


その後、アニメーターの大野勉氏が

結婚固執」「【結婚】という表現じゃなくて【パートナー】」とツイートしてパチパチと爆ぜていました。

大野自身は、公式スタッフ同人誌に対する反応に苦言を呈しているだけのつもりと思うのですが、言葉選びがやばいですわ。

黒人主人公映画制作スタッフが、文脈を知らずにAll lives matterを掲げちゃうようなアホさだろうか。

無頓着すぎる。狙ったのなら、言葉を使うのが上手すぎる。


大人数で仕事していれば、悪意の有無に関わらず差別的な表現をお出ししてしまう人は発生するでしょう。

会社なりが建前でも”政治的に正しい姿勢をとっていることで、作品スタッフ差別に加担のレッテルから守られるのですが。

そもそも、今回の騒ぎは順序が逆ですね。

ほんと、なんでこんなに脇が甘いんだ…

これ脇が甘いんじゃなくて、作品を売り出す側の芯が無いのかな?

深夜のネットサーフィンハッピー病みつきに。ほな寝るわ。

おやすみんこ(つ∀-)オヤスミー

(夜ふかしすると不健康になるからあかん...)

2023-08-02

レズカップルに育てられた人

一応今も仲良くしてるものの、女親2人っていうのがしんどくて家を出た。ビアンって言えとか主張は各々あるだろうけど、ここではレズって書く。

登場人物

自分→女でノンケ

親1→レズメンヘラで血が繋がってる

親2→レズモラハラで血が繋がってない

特殊すぎて身バレしそうだから多少フェイク混ぜます

レズカップルの家庭って言うと「お母さん2人だね」っていい話し風になるんやけど、提供者の精液をスポイトでぶち込むみたいな方法で親1の腹からまれたので、自分感覚としては母親+同居してる女の人って感じになる

結局は産んだ方と接する機会が多いし、「母親が2人ですよ」って言われても意外とピンとこなくて、同じように甘えたりはできない。かといってもう1人から父性みたいなのも感じないか父親代わりじゃないな、みたいな?

家族ってある程度は本能理解するのであって、理屈じゃないんだなと保育園くらいから思っていた。

うちはレズカップル公表する系の親で、周りもあんま触れんとこみたいな感じで特に問題なく幼少期は過ごした。小学校3年生くらいまでは親2も歳の離れた姉みたいなものだと思えたし、割とみんなで上手くやってたと思う。

でも雲行き怪しくなってきたというか、嫌だなと思い始めてきたのがその少しあとだった。

私の通ってた学校にはクラスメイトの親たちが朝の時間おすすめの本を紹介して読み聞かせをする企画があったんだけど、親2がそこで大人が読む用の虹色系の本を紹介した。

それだけならまだ良かったのに、あげくに誰にも聞かれてもないのに、私がどうやって誕生したのかみたいなことを赤裸々に話し始めたのである。「精子デリケートから親1の胸の谷間に挟んで持って帰りました」とかエピソードトークを挟んで。小学校やぞ

これが私はとにかく嫌だった。恥ずかしさのほかにそもそも親2は出産無関係だったわけだし、親1と私と精子提供者の男(レズコミュニティ友達の知り合いかなんか)の間のことで、お前は関係ないだろという変な怒りもあった。

親2はアクティブで話が上手くて楽しい人だったけど何かと自己顕示欲強めのレズで、Twitter同性愛ご意見番みたいなアカウントやってて、フォロワー数千人いるのを最近偶然知った。そのプロフィールに元〇〇(国名)在住って書いてあったけど、それは嘘だ。親2は修学旅行で1回海外に行った話をリアルでも擦り続けてるので、見栄を張りたい気持ちが強すぎる。

話は戻って、親2が教室でやったことは今思えば完全アウトのセクハラの域だったと思う。

だけど何言っても差別になりそうだからか、誰かの親がクレーム出すと思ったら驚くほど無風だった。クラスメイトからかわれたりとかもなかったけど、あの時本当は誰かに親2を叱って欲しかった。

すっかり学校で腫れ物になった親2は、その後も学校図書館虹色系の本を多量に置こうと働きかけ、PTA便りに同性愛カミングアウト怪文書を載せるなどしていた。

あと、親1と学校行事に2人で来て人目も憚らずにイチャついてみたり、「着飾った他のノンケママとは違うのよ」感出したかったのか、授業参観すっぴんショーパンキャミサダルで来てみたりとかの奇行も続いた。さすがに児相通報されたり学校に親が呼び出されたりするレベルじゃないけど、子供からしたら本当に恥ずかしい。

私の学校生活が全部親たちの幸せ審査するのオーディション会場に見えてるみたいだった。

「こんなに理想的な家庭!ナチュラル私たち子供達に新しい選択肢を見せてる!」っていう自己陶酔PRというか。歳が行ってからの子供だったから、その時点でどちらも他の母親より若くはなかったし、女親2人っていう特殊条件の子育てに自信がなかったのかなと思うとかわいそうではあるものの、巻き込まれたこっちはたまったものじゃない。お父さんとお母さんが良かった!とはまた別の感情で、「普通が良かった」とずっと思ってた。

そして親2が男性嫌悪も強めで、男子と仲良くするとあからさまに嫌な顔をしたり、昼休み男子と外で遊べないようなタイトスカートを履かせようとしたりするのも当時は悲しかった。小学校時代スポーツが好きで男子友達も多かったのに、『運動ができて男女問わず友達がたくさんいる子』よりも、どちらかというと『賢い女友達に囲まれた賢い子』とか『女子を引っ張る強い女』みたいな立場を求められていたんだと思う。

別にお母さんとお父さんのいる家庭でも片親でも、ゲイカップルの子供でも、どの家庭にも多少はあることだろうけど、私はとにかく親2の顔色ばかり伺ってた時期が長くて、影響受けすぎて中学では本気で男嫌いになり、男の先生とかの前だと緊張しすぎて緘黙みたいになっちゃった時もあった。

当時はあまりにも男と話せないから、自分レズなのかなと思ってた。今は無事に男嫌い寛解してノンケとして生きてる。彼氏がいることは2人には言えてない。

親も別に私をレズとかバイにしたかったわけでもないと思いたいんだけど(親のコミュニティを見る限りレズバイ後天的な人も多い)、「自分たちみたいに幸せになってほしい!」みたいな感覚が強かったんじゃないかなと思う。

母数が少ないだけであって私みたいに同性愛者の親の無理解に困ってた子供もいるわけだからノンケ親だけを「同性愛無理解だ」って責めるのも意地が悪い気がする。

うちの親見てる限り、結局自分と違う恋愛趣向とか家族の形を理解できないのはお互い様というか、想像力限界というか、いくら口では多様性を説いても、経験したものでその人の人生が構築されてるわけだし。

話逸れたけど、そういう学生時代を過ごしてグレはしなかったものの親2への不信感とか、親1の親2への依存とかを見てるのがキツくなってきて、数年前に家を出た。親1は子供に対しても依存心が強くてメンヘラなので説得しきれず、家出まではいかないまでも結構無理やり引越した。

親2のTwitterを見ると私は、早くに自立した最高の娘!一流企業内定英才教育バイリンガル!みたいな扱いになっていて笑えた。近所でも「娘は海外留学した」とか触れ回ってるらしい。実際は職場は早く家出たくて選んだブラックだし、日本語しか喋れませんが。

結局、親2にとっては人生を彩るアクセサリーの1つとして子供しかったのかも。好きなところも楽しい時間もあったし、そういう側面だけじゃないのは分かってるけど、どうしても『親じゃない』という気持ちがある。

親1のことは母親だと思ってるけど、いかんせん親2と私にLINEして1時間返事がないと情緒不安定になって仕事を早退して鬼電してくる厄介メンヘラでもあったので、親2を繋ぎ止めるための道具の1つが子供だったのかな、と思わないでもない。

なんでこんな「そんなのノンケ親にもいるだろ!」って突っ込まれるであろう話を長々と書いたかというと、私の親をよう知らん人に「お父さんとお母さんが揃っていても世の中には虐待とかする毒親いるから、優しいお母さん2人のところに生まれて良かったね!」みたいなことを言われたのがきっかけになる。

それ聞いた時に、「お母さん2人」みたいな優しい雰囲気言葉とか、同性愛者の聖人化みたいなのはあんまり良くないなと思った。身体的な虐待はなかったと思うけど、毒親毒親じゃないかで言えばうちの親はかなり毒だったし、同性愛者による虐待事件だって普通にあるし。

私は無事に大人になったけど、周りの差別とか制度とかの話じゃなくて、もっと同性愛を起点とした親の人間性みたいなところで悩むことが多かった。あの家に男で生まれてたらヤバかったんじゃないか、みたいな恐怖感もある。

差別に繋げて欲しいわけでもないから補足すると、学校での出来事以外はどのパターン家族にも多少形を変えて起こり得ると思う。あと、レズカップルに育てられてハッピー子供さんもいるでしょう。

でもなんとなく親同士が同性って言うとノンケ夫婦よりも崇高なイメージを持つ人が多いんじゃないかなと。モデルケースが少ないのもそうだろうけど、支援者当事者子供を手にしたその先はあまり考えてくれていない気がする。結局、今の技術的にどう頑張っても片方は血が繋がらないわけだし、「海外暮らし養子をもらいます!」にしたって、家族の人数と役割を揃えたところで全てが上手く動き出すわけじゃないのよ。

社会制度を変えることに必死で、普通子供を育てること+の難しさがあるって当事者も周りも気づいてない人が多いのかなと思う。あるいは見ないふりをしてるのかな。

圧倒的に不幸なわけでもない。上を見たらキリがないし、育ててもらった恩もあるし、たまに会うくらいならいいけど、1人で暮らすようになって気が楽になった。彼氏と会うのに罪悪感がないし、親が満足するような、レズカップルの正しい子供をずっと演じていた気がする。

最初に書いた通り多少フェイクもあるけど、起きた出来事は基本ノンフィクションです。

これを立場を反転させて「同性愛者が異性愛者の両親に感じている苦痛だ!」って言う人もいるだろうけど、立場でいうと同性愛者の親に育てられたノンケの方がマイノリティになるので、どうかマジョリティ側の体験談に取り込まないでほしいな、と思う。

2023-07-31

anond:20230731005707

Before

これを栄誉と捉えてなのか「しゃあっ!番・付!」と反応することもあり、

After

これを栄誉と捉えてなのか『高校鉄拳伝タフ』に因んだ「しゃあっ!番・付!」と反応することもあり、

ちゃんと出典まで加筆してくれてハッピハッピーやんケ

2023-07-29

anond:20230729111352

増田精神科医が「それはひどい!います病院ぶち込みましょう!」と言ってくれて、2年くらい強制入院になって、退院する頃にはお兄さんがすっかり人格矯正されて穏やかになってみんなハッピー!というのを期待してたかもしれない。でも増田の言う通りパーソナリティ障害可能性は高いし、パーソナリティ障害は本人が自分意思治療に取り組まないかぎり治ることはない。精神科医の「こっちに押し付けんなよ」という態度は目に浮かぶようだし、増田は辛い思いをしただろうが、にこやかに対応されたところで結局精神科という医療でできることはほとんどない。


じゃあ誰がなんとかしてくれるのかって、それは警察司法であるそもそも、もし第三者であれば、暴力を振るったり、脅迫をしてくるようなやつがいたら、それは即警察案件だろう。家庭内暴力が表にでることが稀なのは警察の怠慢ではなく(ないわけじゃないが)、被害者である家族事件化を嫌がるからだ。本気で被害者である家族被害届を出せば、警察はそれを拒むことはできない。でも増田のケースでもそうだろうけど、特に親はよほど酷いことをされても表沙汰にはしたがらない。だから増田のようなケースは日本に無数に存在し続ける。

福祉だって自分たちに言われても」と内心思いながら、ただただ傾聴していたのだろう。目に浮かぶようだ。

現実的にこういったケースでなにかできるとしたら、以下のような流れになる

・お母さんがどこかに避難する

・「息子による高齢母親への高齢虐待」と認定してもらう

高齢虐待として、接近禁止などの命令をだしてもらう

いずれも簡単なことではない。何よりお母さんがこれをやり遂げようという意思をもたなければおぼつかない。一番最初のどこかに避難する、という行動がまずほとんどの場合不可能だろう。人間は、今の状況がどんなに苦しいものでも、そこから抜け出るというアクションを取ることはなかなかできない。その状況が長く続いていれば尚更である。親は子への負い目もある。

映画バービー』を見た一部の男性発狂している

ジェンダー論が好きなはてなーは興味あるんじゃないかと思ったため紹介する。

8月11日日本で公開される映画バービー』が、アメリカの一部男性の中で波紋を呼んでいる。

(核心を突くネタバレはないけど色々言及あるので、まっさら気持ちで視聴したい人はブラウザバックしてください。)

バービーランド― そこはすべてが完璧で、毎日ハッピーな〈夢〉のような世界

ピンクに彩られた世界で暮らす住人は皆が“バービー”であり皆が“ケン”と呼ばれている。そこでバービー恋人ケンが連日繰り広げるのはパーティードライブサーフィンデート

そんな完璧毎日が続くバービーランドからある日ふたりは、完璧とは程遠い“人間世界”(リアルワールド)に迷い込んでしまう……。

この映画は概ね好評だ。

同時期に公開された『オッペンハイマー』の売り上げを上回っており、それなりにバズっていると思われる。

(↓500万いいねされた動画

https://www.tiktok.com/@its.julien.brown/video/7255724744698268954

しかし、映画を視聴した一部の男性的外れ批判をしており、物議を醸している。

その多くが保守的男性であると言われている。

代表的なのがアメリカ人のコメンテーター(39歳男性)で、『バービー』の批評動画でなんとバービー人形を燃やした。

炎上商法を利用しているとはいえ子供おもちゃであるバービーをわざわざ購入してドロドロになるまで燃やしたのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=kC4aFx2xiTM

私も映画は未視聴のため想像に過ぎないが、保守的男性の反感を買っている理由として、

バービーランドジェンダーバイアスから解放された女性が自立して生活できる理想郷のため、「必ずしも男性必要ない」もしくは「家父長制は不要」といったニュアンスを含む描写があることが原因だと思われる。

TikTokでもいろんな感想が飛び交っており、保守的男性意見反論する投稿が多い。

一部の男性意見と、その反論はこうだ。


映画を通じて、思っていたより男性は「女性への抑圧」に対してかなり無関心・無自覚なことが分かった。

また、バービーランド現実世界の違いを「男性嫌悪」でまとめる浅はかさに頭を抱えている。

その上、女性に「必ずしも男性必要ない」と思われると自分存在価値ゼロに感じてしまうような歪んだ価値観普段から持っているらしく、価値観を改めないとこの映画を楽しめないことにそもそも気づいていない。

保守的男性意見反論するにあたって、「ジェンダーバイアス」がよく取り上げられる。

女性を古いジェンダーバイアスから解放させると自分価値ゼロになって困ることを、当事者たちは言語化できていない(もしくはあえて言わない)のだ。

一方で、映画からジェンダーバイアスを取り除くための指標の一つとしてベクデルテストというものがある。以下の項目に当てはまるかチェックするだけだ。

 1.少なくとも2名、女性が出てくる。

 2.互いに会話をする。

 3.話題男性以外のものである

このテスト合格する映画は56%に留まっているそうだ。

映画業界の男女比率作品内容にも左右されるので、ベクデルテスト絶対!というわけではないが、4割の映画は「女性男性の添え物」的な表現がある可能性が高いということだ。

すなわち、女性フィクション作品の中ですら抑圧されやすい性なのだ

一部男性発狂している中、とある女性が19歳の息子に「ケンについてどう思った?」と聞いたところ「これまでの映画女性役割女性=添え物)を表しているように感じた」と返したそう。

これまでの世代を直すことは難しいけど、これから世代が『バービー』を理解できたら、きっと未来は明るい。そう思った。

白人黒人アジア人も、細い人も太い人も、トランス女性も、みんなみんなバービー

男性も、古き男らしさから解放された方がハッピー

現実でもそれが当たり前になることを願っている人が、この映画を支持しているのであろう。

まともな男性の割合は数十年前と比べたら増えていそうだが、まだまだだなと思う今日この頃

面白いかどうか、好きかどうかはさておき、『バービー』が視聴者に伝えたいことを理解できる男性日本に沢山いることを願う。

そしてどうか、保守的男性によって炎上しませんように。


話は逸れるが、主役のバービーを演じている役者すっぴん画像投稿し「彼女10点満点中5点だ」と外見を評価したツイート炎上した。

https://www.insider.com/tiktok-leads-backlash-to-men-calling-margot-robbie-looks-mid-2023-7

このように女性の外見だけを見て点数をつける男性がいるのは世界共通であり、彼らは insecure men (自分に自信がない男性陣)と呼ばれている。

また、このツイートに対して「あえて美人すぎない女性バービーに起用したんだろう」と投稿した人もついでに炎上した。

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