はてなキーワード: ショートとは
イ○ハヤの、科学的に考えるというのは自分で体験すること、ではないが、
疑似科学やスピリチュアルの方が受験勉強のように正解を求めてるんだよなあ
科学的に考えれば、ポケットの中のビスケットが増えてくように疑問が増えていくはずだと思う
例えば、時間とは何なのか、磁力とは何なのか、空間とは何なのか、
と考えだしたら疑問から更に疑問が生まれ、夜も眠れなくなりそうである
しかし、どこかで頭がショートして思考を放棄することでぐっすり眠れるかもしれない
だから疑似科学やスピリチュアルは、知の探求は疲れるから短絡的な答があった方が楽でいいよね、みたいに自分には感じる
ただ、誰もが24時間365日知の探求ができるほど暇人でもないわけで、
みたいな感じで流されて生きていくしかないのではないだろうか
(女性です)
週末髪を切った。私の理想より1センチくらい長いな、と家に帰ってから気づいた。
その事実が耐えられなくて今朝発狂して自分の髪にはさみをザクザク入れてしまった。
下を向いても髪が邪魔でないくらい、切ったすぐは髪を結ぶ必要が無いくらい短くしてほしかった。
もっと具体的に言うと2か月前同じお兄さんに切ってもらった髪型と全く同じにしてほしかった。自分だから覚えているが前はもう少し短かった。
「伸びた分切る感じでよろしくお願いします」というオーダーがいけなかったのか?
「前に来たのが2か月前だから2センチちょいくらい切りますね」と言われて切られたが、お兄さんはそんな客ひとりの髪型が具体的にどうだったかなんて覚えていないよね、前切ってもらったときはもう少し短かったぞ確か。私どうやら人より伸びるの早いらしいぞ?
いや、今思ったが、そもそも「前と同じ感じで」自体が理想ではないと気づいたぞ?
だって前も髪型のシルエットが気に食わないって内心で思っていたじゃない。
前上がりでなくまっすぐに切りそろえたボブをリクエストしてしまったから、丸いシルエットがいいのに四角い感じになって気に食わないって思っていたじゃない。
きちんと伝えられるようにSNSで黒髪ショートの芸能人の写真いくつかスクショ取っていたじゃない。浜辺美波とか佐倉綾音とかの写真10枚くらい揃えたじゃない。
でも当日になって恥ずかしくなって見せられなくて結局「伸びた分切って」なんてチキりまくりのオーダーしかできなかったじゃない。つまり満足度が低いのはわたしのせいじゃん。
分かっているよ。私が悪いのは分かっているよ。
一応終わってからこれでいいですか?という確認はされるけどさ、そんな10秒くらいで気に入るかどうかなんて判断できませんって。下向いたりして、結んでみたりして、横顔を見てみたりして、気に入るかどうか心と相談して、3分くらいかけないと判断できませんけど、そういうわけにもいかないから「大丈夫です」と言うしかないじゃん。
というかさっきも言ったけど癇癪起こして自分で自分の髪を切ってしまったのめちゃくちゃショック。せっかく高いお金払ってきれいに切り揃えてもらったのに自分でずたずたにしてしまった。顔の周りの毛とかザックリ切ってしまったから目立つ。悲しい。
今週末にもう一回美容院予約しても許されるかな?「喧嘩して自分で切ってしまったのできれいに切りそろえて頂きたいです。ついでに全体ももう1センチくらい短くなりませんか。理想はこの写真のような感じで」とオーダーしても許されるかな。恥ずかしいから1000円カットで切ってもらう方がいいかな?次回バレるかな?3年も通っているしまた新しい人を探すのは面倒だからこれからも同じ人に通い続けたいのだけど…
また同じ高い金を払うのか…ショックだ…今週昼食代削ろうかな…2週間くらい削れば少しは足しになるかな…戒めと言うことで…いくら髪型が気に食わないからって癇癪を起して自分ではさみを入れてはいけない…。というか癇癪を起してはいけない…
事前に要望を書いておけばいいのではないか?印刷して渡せばいいのではないか?メモ帳に書いて読み上げるは多分出来ないから、いっそ印刷して渡した方がいいのではないか?
ホットペッパービューティーでの予約時に希望を書けることが理想。そんなサービスあったっけ?店に寄るかな。
さて、1週間前に切ったばかりでまた予約するのめちゃくちゃ恥ずかしいのだけど、背に腹は代えられないから予約するか…?まあ結べば誤魔化せるからこのまま耐えて年始に切ってもらうか…?1000円カットに浮気して切ってもらうか…?どの選択肢を取るか迷う……
ワイはKKOデブである。なのでDKKOである。今年の夏、世間は大変だったようだが、ワイはいつもと変わらない日常を送っていた。ある日、珍しく仕事が早く終わったので、コロナになったら死ねてラッキーくらいの感じでヘルスに電話をした。
担当してくれた嬢は黒ショートの可愛らしい嬢だった。プレイ後にどんな説教してやるかとワクワクしながら部屋に入った。軽い雑談の後シャワーへ。先に嬢が後からワイが入る。ワイの愚息は既に勃起していた。しかし、シャワーに入り嬢をみた途端、固まってしまった。嬢は均整の取れた筋肉質の美しい身体だったのだ。
お臍はもちろん縦。よく見るとうっすら腹筋が割れていた。単に細いだけの嬢は何人も見てきたが、こんなに筋肉質の綺麗な身体は見た事がなかった。といってもボディビルダーやアスリートといったムキムキした感じでもない。バランスがよかった。
プレイ後の説教、いやプレイ自体を忘れて見とれてしまった。その時、鏡の中にブヨブヨした汚らしいものが写った。何かと思ったがもちろんワイ自身である。ワイはあまりのボディラインの違いに情けなくて悲しくなって戦意喪失してしまった。
その後はプレイの代わりに雑談をした。嬢は栄養や身体のことをかなり詳しく知っていた。コロナで本職が大変なのだとも言っていた。嬢の話してくれた栄誉や筋肉についての内容は非常に面白くあっという間に時間が過ぎてこの日は終わってしまった。ワイはまた指名するぞと誓った。
一世を風靡した「おそ松さん」というアニメをご存じだろうか。赤塚不二夫のおそ松くんがベースだが、キャラ設定等はほぼアニオリだ。
個性的なむつごのキャラと不条理ギャグ、そこはかとなくインモラルで下品、だがどこかおしゃれな作風(個人的な意見です)に人気が爆発した。
深夜アニメにも関わらず子供にも人気で、放送が始まった2015~2016年ころは社会現象とまで呼ばれるくらいの人気だった。同人界隈も盛り上がった。
しかし、現在第3期が放送されているのにいまいち盛り上がりにかけているように感じる。
5年も経てばこんなもんかと思うが、2年前の二期、昨年放映した映画のときはまだ、もうちょっと盛り上がっていたように思う。
Twitterの検索欄に「おそ松さん」と打つとサジェストに「つまらない」と出てくる始末。
何が原因なのだろうか、他の人の感想や意見を見ながらまとめてみた。
これはしょうがない。
そして今季はダイ大や金カム2期、ヒプマイ、呪術廻戦、ひぐらし、夜叉姫等、同時期に期待値が高く話題をさらうアニメが多すぎるのも原因だ。
ネームバリューではおそ松さんもそれらの作品に負けていないのだが、
世間では鬼滅映画で賑わい、pixivはツイステ創作で溢れているので時期もちょっと悪かったかもしれない。
一期、二期、映画とずっと務めていたキャラクターデザインの人が降板し新しい人になった。
急な絵柄の変化に戸惑いを隠せない人も多かったはずだ。松ファンなら、明らかに違うのが分かる。新しい人が悪いとは言わない。しかし顔も体系も違うのだ。
でもまあ、その人がすべて本編作画の指揮をとっているわけではないし、その人はベテランなのでアニメーションがうまい。本編にはさほど影響はないように見える。
そもそも松のフォルムは難しく、アニメーターによって作画のブレがひどいのだ。
コマ送りして見ると作画崩壊なんてこともしょっちゅうある。4~5頭身でムーミンのようなフォルムなので他のアニメと比べると多少の作画崩壊は目立たない。というか、動けば問題はない。
なんか全体的に暗い。
・新キャラ登場でこれまで当たり前だったギャグ要素にケチがついていく。(チビ太のチビは蔑称とか、デカパンの格好はわいせつ物陳列だとか何とか…。そもそもチビが蔑称ならシコ松も蔑称だしトト子に対するうんこ評価も侮蔑なのになぜつっこまない。ガバガバAIか?)AIに対してはむつごの誰かが面白くツッコめばギャグになるが、誰もツッコまないので放置されている。多分伏線だからこの不穏さは最後までとっておくんだろうがこれがいつまでも続くとなると……。
・スタバァでうんこしたりチンコぶるんぶるんさせて弟に迫ったりしていた一松が三期は打って変わって折り紙折ってラジオごっこする陰キャなだけの人に。
・一期で結婚したサブキャラ・橋本にゃーが突如離婚してシングルマザー化。アイドルであるトト子ちゃんももう後がないと言われ自身の年齢を気にしている様子。生活費稼がなきゃいけないにゃーと後がないトト子は一期からやってきたアイドルをやめて女子プロレスラーに…。(オチでギャグにしているがすごく重いです…)
・友人の結婚式に出て落ち込む等、むつごの年齢を感じさせる会話。
三期は、「パロデギャグ+本編軸ギャグ+シリアス本編軸(AI絡み)」の構成でやっていくのだろうか。
4話の「カップ麺を食べたいがために奮闘するむつごの話」のように、明るく楽しい話もあるが、正直見ていて陰鬱な話の方が多い。
三期の新しい取り組みとして、1話完結ではなく続き物を試みているのだが、それが今のところシリアスで楽しくない。
このシリアス風味のAI日常パートや妙にリアルを感じさせる重い設定がずっと続くと思うとなかなかしんどいものがある。たぶん1期2期と同じく24話で特大シリアスをやって最終話で大爆破オチなのだろうが……。
リアルで考えれば6人全員ハタチ過ぎてニートなのはもともとキツい設定なんだから、アニメの中くらい楽しく明るく馬鹿やってるニートでいてほしい。(そもそも赤塚不二夫のむつごを「将来はバカでニート」という設定にしたのはおそ松さん公式なのに、今更むつごに自虐させていかにダメかを描くのは正直言ってよくわからない。1期は20代前半だが3期は20代後半になっているので、そういう時間の経過を書きたいのだろうか)
まだ序盤なので今後に期待したいが、5話まですべてこうなので不安が拭えない人もいるのだろう。
1期にも2期にもシリアス回はあってそのたび良い意味でも悪い意味でも話題にはなってきたが、それはたまにあるから良いものではないだろうか。
「また笑おう」がキャッチコピーのはずなのに、シリアスとのバランスがおかしいので笑えないことになっている。
ギャグアニメを見ている人がギャグアニメへ期待することは、安心して笑えるということだ。笑いたいときに妙にリアルなキツさを突きつけられると視聴者の心も疲弊する。
どこかで見たような話が多い。
既視感。これは単純に、二期以降ひとりの脚本家がすべてひとりで書いているのでネタ切れなのではないだろうか。
一期は他の脚本家もいて、交代で書いていたが二期から何故かひとりで書いている。
ドラマCDやフェス松さんを合わせれば現在の脚本家が作った話はゆうに40話を超えるので、ネタ切れも仕方ないのかもしれない。
個人的には助っ人脚本家を雇うか、ネタ出しのアドバイザーみたいな人を入れるかした方が良い気がする。そして監督や脚本家に意見を言える人物も必要なのではないだろうか。
制作チームを気の合う人だけで固めるとどうしても内輪ウケになってしまい、視聴者との壁ができることがある。特に二期は視聴者が不快になるような下ネタが多めで賛否両論だった。(もちろん二期も面白い話はある)
衝突しない程度のストッパーはある程度重要だし、「ひとりで決め過ぎない」ということも、続編物語を作るうえでは大切だと思う。
「むつごを使ったコントを見ている気分になる」といった意見を見た。
むつごじゃなければできないギャグ、そのキャラじゃなければできないネタがもっとあれば盛り上がるのかもしれない。
※追記 6話はついに過去に出したドラマCDをそのまま映像化してしまった。本当にネタ切れなのかもしれない。
出番の差、扱いの差がわりと露骨でうんざりしている人が多いようだ。
そういえばイヤミも1話以降出てないな…。
不憫なのはトド松とカラ松、たまにチョロ松で、全体的に空気なおそ松。暴れん坊フィジカルな一松と十四松の構図は二期から同じだ。
一松と十四松はあまり痛い目に遭わない代わりに下品な下ネタ担当な気もしたが、三期はそれすらなくなってしまった気がする。(一話で食糞する十四松は面白かったけど)
一期二期は大ボケ担当だった十四松だが、映画と三期ではわりとまともなツッコミキャラとなってきたのではないだろうか。十四松の新しいキャラクターを模索しているような気もする。
一松に関しては前述したように唐突な下ネタやキレ芸、カラ松に対する理不尽な暴力等のトリッキーさがなくなり、出番は多いのになんとなく影の薄いキャラになってしまった。
ひとりだけAIに靡かず不信感を募らせたり不穏な空気を出したりと、わざとキーキャラとして置いているように見えるが、そろそろ一松の持ち味であるヤバい奴感を出してほしいところだ。
十四松をツッコミキャラ・チョロ松をボケキャラとしてギャップをつけて昇華したように、ポジショニングの変化も多少はあった方が飽きがこず面白いかもしれない。
あとコンビの差(このキャラはあのキャラとばかり絡んでるな…というもの)。二期以降、そういう格差に気を使っているのは感じるが三期はどうなるのだろうか。一ファン的には、推しはいろんなキャラと絡んでほしいのだ。
これはアニメ本編と関係ないことだが、A推しの人が、「最近A+Bのコンビグッズばかり出て萎える」と言っていた。相手を固定されるよりは、さまざまなキャラとの版権、グッズが見たいのだろう。
おそ松さん公式ツイッターによる広報の変化。三期からは、ファンを意識した企画が多い気がする。
放送が決まってから放送3話目くらいまでの企画やコラボについて調べてみた。
【二期】
おそま通信
カウントダウン(一人ずつ)
日替わり松(一人ずつ)
新衣装むつご紹介(一人ずつ)
松セレクション発売
しま松開始(おそ松さんの牧場ゲーム、しかし1年持たずに終了した)
東京ガールズコレクション 2017
6つ子がアプリにおじゃましま〜つ(さまざまなアプリとコラボ)
【三期】
絵描き歌
救出作戦(イヤミにむつごが攫われたというていで、救出を呟くとキャラクターのボイス付きのリプライが貰える)
新衣装公開(全員ひとまとめ)
キャラクター紹介(一人ずつ)
また笑おうハッシュタグ感想キャンペーン(ツイで再放送の感想を呟いてもらうキャンペーン)
クラウドファンディングで新聞に公告を掲載(これは松公式が企画したというよりもクラファン会社が持ち掛けたらしいが)
集えよ同胞!NEET応援プロジェクト!(ファンから歌声を募って主題歌のCDに収録する企画)
2期も別にそこまですごい企画を出しているというわけではないが、3期は明らかに、「こうじゃないだろ感」がぬぐえない企画が多い。すごくお金をかけているのは感じる。
塗り絵や絵描き歌は幼児用(?)なのに、肝心のアニメの中身は暗くて子供ウケするような話ではない。そもそも今でも松を見ている層は大人の女のオタクが大半だ。
そして、むつごが結婚式を祝ってくれるブライダルコラボをしているのに、5話のアレ(知り合いの結婚式帰りのむつごが将来を憂いながらトボトボと歩いて帰るだけの話)はまずいのでは……? あれを見て呼ぼうと思う人がはたしているのだろうか?
ツイッターでも荒れていた4コマ大募集企画、通称コンテ松さんについても話そう。
ファンが4コマ形式のコンテを書いて応募すると、その中から採用された作品がショートアニメになってDVDの特典につくという。
素人の作品がアニメ化する夢のような企画だが、裏を返せばファンの妄想が公式になるということだ。しかも円盤の特典なので、これによって「円盤買えない」と嘆く人もわりといた。
さらに応募は匿名ではなく、応募した人のツイッターIDがサイトに掲載される仕組みなので、過去に何を描いているのか、どのキャラの腐女子なのか等を掘られる人も出た。地獄絵図。
Twitterでも賛否両論だが、円盤特典が賛否両論な時点で商法としては失敗しているような気がする。
個人的には今までにない取り組みなので期待をしたいが、否定的な人の意見も分かる。
今まではファンを意識したようなネタはあまりなく、むしろ2期1話ではファンを小馬鹿にしている始末だが、今期からはファンに寄っているような気がする。その姿勢に戸惑いを隠せない松ファンもちらほら見えた。
三期が始まる前、制作陣が雑誌で言っていた「新しい試み」はことごとく効果を得ていないように感じる。
1期第1巻の円盤(BD、DVD)の初動売上は79,108枚。
深夜アニメなら1万を超えれば大成功の部類だ。1期1巻の売上が化け物だったため2期の落ち込みっぷりは各場所で揶揄われるが、数字だけ見れば十分成功している。
ちなみに映画の興行収入は6億~7億円くらい(127スクリーンで、二期から1年の月日を経てのこの数字はまずまずではないだろうか)
しかし公式サイトで行われた「666666人に届け!キャンペーン」も、動員数は535269人でストップし、最後のトド松にだけ色がつかず終わった。(10万人達成ごとにキャラクターに色がついていく仕組みだった)
別にアニメは売上がすべてではないが、売上が著しくないと4期はない。
通常アニメは1巻で5000枚売れれば続編の可能性が見えてくると聞く。「おそ松さん」はわりと金がかかるアニメなので、4期を期待するなら7000~1万枚の売上は欲しいところだ。
癖がなくグリングリン動く
2話までは
3話から急に失速
いやいいよラブライブ(大会)なくてもいいと思ってたのは視聴者も同じだから
メンバー集めも3話時点でほとんど終わっており関係性の構築の糞もない
案の定4話後は更に失速
内容が何もない よくショートドラマが入ったpvをラブライブは出しているがそれが30分になっただけのようなそんな感じ
毎週一人フォーカスされそのキャラのキャラソンが入る それだけ
ていうか6話にして気づいたけどあのツインテールの子加入しないんだね
opで踊ってないの今気づいた
ただでさえキャラ多いのになぜ一人増やしたんだろう
その割に目立ってるような目立ってないような
もうすでに折り返し
どう話を運ばせ終わらせるのだろう
ツインテールの子もこれだけメインで出してたらなんで踊らないの?って話にもなりそうだが
それを後半でやるつもりなのかな?
相手は同じ職場で知り合った男性で、とりあえず無難な相手なら誰でもいいから結婚したかった私と、何となく世間体的に結婚した方が色々と都合がいいという彼の希望が一致した上での結婚だ。
私は三十代半ばで、彼の方が数年年上。お互いコミュ障というやつで、大した恋愛経験もないままここまで来てしまった。二人でいてすごく楽しいとか気が合うとかそういうこともないけど、すごく不愉快になるとか傷つくとかそういうこともない。ドキドキしたりもないけど同じ部屋にいて緊張することもない。彼はアニメや漫画が好きだけど私は行き過ぎなければ(一気に何十万もつぎ込むとか)アニオタでも何でもいいし、私の趣味に彼があれこれ口を出すこともない。ドラマチックな恋愛とはまったく言えないけれど、きっと結婚相手としては最適で、私は当たりくじを引き当てたんだと思ってた。
そして先月。私は彼の両親、そしてお姉さんとレストランで食事をすることになった。既にうちの両親への挨拶は先に済ませていて、そっちは何事もなく平和に終わっている。彼は家族の話をあまりしないけれど聞き出したところによると普通のサラリーマン家庭らしいし、今回のお食事会もよほどのヘマをしなければ平和に終わるだろうと楽天的に構えていた。
そこで初めて私は彼の両親と彼のお姉さんにお会いし、一言で言えば一目惚れをしてしまったのだ。同じ女性である彼のお姉さんに。彼の両親にちゃんとご挨拶しなきゃ、と身構えていたのにお姉さんを一目見た衝撃で挨拶の言葉が一気に吹っ飛んでしまった。無言でまごついて赤くなったりしていた私を、彼の両親もお姉さんも好意的に受け取ってくれたらしい。そんなに緊張しなくても、とか優しい言葉をかけてくれてそしてお食事会は始まった。
最初の内は何だか気恥ずかしくてお姉さんの方を見られなくて、でも見たくてちらちらと盗み見るように見て、そして程なく目が離せなくなった。お姉さんはすごく美人というほどではないけれど、なんだかど真ん中、という感じだった。今まで私は女性に恋したことなどない。可愛いと思う女優やアイドルはいても、ど真ん中だなんて言葉は誰にも思ったことがない。それどころか、今まで好きになった男性はもちろん芸能人なども含めて、こんなに好きだ!!!と感じる容姿を持つ人はいなかった。何だこの感覚は??と混乱したまま彼女と少し話して、さらにどんどん虜になる。声も話し方も笑い方も会話の内容も、その全てが何と好ましいことか。嫌なところがまるで無い。ケチの付けようがない。パーフェクトに好きだ。
結局お食事会が終わるまでに、ちょっと不自然なほどお姉さんの話に食いついて質問をしてしまった。でも彼の両親もすごくいい人そうで、私のことを根掘り葉掘り聞いて値踏みするようなことをまったくせず、お姉さんと話す私に対しても「やっと緊張がほぐれたかな」みたいな感じであたたかく受け取ってくれたようだった。彼だけは、家に着いてから「あんたが初対面の人とあんなに話すなんて珍しい」とか不思議がってたけれど。
彼のお姉さんのことを身バレしない程度に書くと、アラフォー独身。そしてものすごく頭が良くないとなれない職業の人。多趣味で私のある趣味もその中に入っていて、その話で盛り上がった。話がすごく上手で、でも出すぎる感じはない。お食事会でも最初は「小姑なんてうざったいだろうから、ほぼいないものと思ってください」なんて言っていた。ブランド物で固めるという感じはないけれど趣味の良さそうな服と靴とバッグ。髪の毛はショートボブでさらさら。体型は普通、背は私より少し高め。ああ好きだ。
あの日から私はずっとおかしい。彼と結婚することでお姉さんと家族になれる! と喜んでみたり、あくまで義理のお姉さん止まりなんだと落胆してみたり。あんなに素晴らしい人が独身なんて、もしかして女性が好きだったりするのでは? と一縷の望みをかけて「レズビアン 特徴」とか「レズビアン 見破り方」とか検索してみたり。万が一女性が好きな人だったとしても、私のことを好きになってくれる確率なんて…とさらに落ち込んでみたり。大体こんなことを考えていること自体彼への裏切りか? と思ったりもするけど宝塚に憧れる女性と大して変わらないだろうと開き直ってみたり。
コミュ障の私が信じられない行動力で、お姉さんの仕事関連で相談したいことがあるからという口実をこさえて彼を通じてお姉さんと連絡先を交換し、LINEで何度か話したりした末に何と来週末、お姉さんと二人きりで会う約束を取り付けることに成功した。昨日美容院に行って久々に髪も染めたし、久しぶりに服と鞄を買ったし、化粧品も新しくしようかと思っている。準備をわくわくと進めながら、「これが恋なんだなあ」と何度も思った。この恋に未来なんてないけれど、結婚前に最後に恋できて良かったとも思う。髪を染めたことなんてまったく気づかない彼にごめんなさいと心の中で手を合わせながら、私は今度のデートを心待ちにしているのだ。
かんたんにいえば、売上(給与所得)がいくらで、費用(生活費や教育費)がいくら、営業外収益(株式配当)が
いくらって書き出してる。年次P/Lだね。ここ数年は増収増益状態。といっても年次で3%程度なので堅調経営。
このあと3年位で子供達が大学受験や中学受験を迎えるのでキャッシュを貯めないとならない。
ちょうど転職を考えてて、リファラルで運良く内定も出たがスタートアップ。給与もいまより大きくダウン。
ストックやサインアップボーナスはあれど、トータルではかなりの減収に陥る。
ちょうど給料日の今日、明細をみたら累積支給額が、内定先から提示された金額をすでに超えていた。
シミュレーションしたらどう頑張っても減収減益は免れない。一番金のかかる時期に、資金ショートもありうる。
我が家のB/Sは株式など金融資産に振ってるので現金があんまりないし、現金化に時間がかかる。
とはいえ、内定先の業務や優秀なメンバーをみてると一緒に仕事をしてみたい気持ちになる。
一家の経営者としてリスクをヘッジして安定経営を目指すか、志のためにリスクをテイクするか。
ここ1周間悩んでいるが、答えが出ない。
アホか、みんなマスクしてフィルム越しにしゃべるんだからわかんねえよ!!
だけだと寂しいから一応いっとくと経験上はやっぱ外見は玉石混交ですね
・汁絵がうまくてめっちゃ売れててそのお金の一部?をファッションや旅行でタイムラインに還元する痩せてて20代くらい若くて色白きれい(ただしなぜか異常なくらいピアス穴あけてる。爪も当然ジェルネイル)人たちもいる。まさに壁。
(常識があればSNSに公開してはいけないプライベートをなんとも思わず「取材がてらヤってみた」と写真公開して「こんな人がいるとジャンル全体の風紀が~」でツイ凍結の憂き目にあった人もけつの穴まで文句つけようのない美人だった。VIO脱毛済みやね。見た目最大限に活かせる人生なんやな)(絵も本人もきれいなら神だけどその神が善神か悪神かは一般人からは計り知れん)
・普通に美人な30代くらいの奥様(腕に自信の奥様、一度はフルカラー料理再現本を出される。料理上手なのはわかったよ・・)たんせき。玉○さんを見習って製麺に邁進したほうがいいよもう・・
・のちにプロで本の売上がその年のトップ5に入ったBL作家さんのデビュー前のころ、どうみてもお眉が??なのと本当に雰囲気が怖いくらい真面目?で、
めちゃくちゃスケブたのみたかったのにどう~しても話しかけづらくてあきらめた人もいる。その後お祭りにはいらっしゃらない。
・デビュー済みプロ(女性向けソシャゲに1回は声をかけられるイラストレーターさん)でこざっぱりときれいでおしゃれで好きになってよかったなーっていう感じの人もいる。
・長年プロと二足のわらじして、年配のわりに髪の色とか近所にいたら目立つくらいの派手な見かけだが物腰はかわいげありつつ落ち着いてる家刀自風のお人もいる。壁からたんせきなう。
(五分刈りショートでド金髪。手堅い職をおもちでいらっしゃる。女性専門職兼任)
残りは普通に小太りのおばさん(ファッションセンスはさまざま)とおもえば平均値です。
普段は看護師さんだったりママだったり教師だったり保育士だったり教職だったり専門職だったり学生だったりするふつう~のそこらへんにいる女性をかき集めた感じ。バス停にいるような普通の人。
・田舎からの一般参加者が夏冬いくときは登山の一種とおもってでかける場合がある。ヤッケと寝袋、首にはタオルだ。
・つけまつげ取れてる/マスカラ流れてる/口紅とれてるんだけど直接みんなのまえで言いづらい。山だからしょうがない。
・産みたて3ヶ月の赤ん坊担いで来るのはやめてほしい・・山なのよ
・よしんば半年前からちゃんと予約して宿が取れていてたとしても、暑くても寒くてもマリーアントワネットのサロンのように優雅に振る舞えるのは若いかそういう過酷なお仕事で鍛えていらっしゃるかただけです
車で足をあまやかして暮らしている田舎者は正午になれば子鹿のように足腰がガクガクするのだからシンデレラを気取らず最初からスニーカーを履くか通販がよろしい
浴室干し用の除湿機を切り忘れたせいで室内はひどい暑さだった。昨朝干したバスタオルは水分という水分が奪われて干物のようだった。そんな浴室の天井に黒くて小さいそいつはいた。
私は虫が苦手だ、掴むことはできない。ホウキではたいて自分の頭上に落ちてきたらこのサイズでも少し怖い。シャワーで流してしまう手もあるがこんな手合いのためにせっかく乾いたこの部屋を濡らすのも馬鹿らしい。
後で殺そう
ベッドに腰掛けた私の顔の高さに張り付いていたので確実に目が(これが目なのか定かではないけれど)合った。
小さな前足をこしこしとこすり合わせ安っぽい賃貸のビニールクロスに張り付いていた。
こんな至近距離でクモを見たことはない、不思議と恐怖はなかった。
それどころか私のことを恐れる様子もなくマイペースに身繕いをするちいさなそいつを不覚にも可愛いと感じた。
ここ最近、何もする気が起きない。
仕事にはなんとか通っているがこの土日は家に引きこもっている、やれGOTOだと言われても外に出る気が起こらない。食欲もない、眠りも浅い、というか人と関わりたくない。つまり病んでいた。
引っ張られまいと気をつけてはいたのだけれど最近立て続いた悲しいニュースにかなりダメージを受けている。
私の母は自死だった、精神が不安定な彼女に長年振り回されたので亡くなったと聞いた時は正直安堵した。
それから最後まで身勝手なあの人に腹が立った、そして不器用な彼女なりに自分を愛してくれていたことに感謝した。
それでもまだ彼女に対する複雑な想いは拭えないけれど、私はついに誰にも縛られず自由に生きられるのだと思った。
それも長くは続かなかった。
この時勢、短期間で様々なことが起こりすぎて『何でどうして』を明確には語れないのだけど、とりあえず何もする気が起こらない。
ただ部屋でぼんやりとする時間が増えている、意味もなく涙が出る。ここ数週間それが顕著になってきた。ネットで調べてみると先ほどの状態を含め鬱のはじまりはこんな感じらしい
『だろうな』と思った。
理由は後述するがこの状況から抜け出したいという危機感はなかった。
私はずっと容姿にコンプレックスがあった、実際何度か顔にメスを入れた。
仕事をしつつ、自責癖のある母に悟られないようにやったので劇的な変化は望めなかったがそれでも元の顔に比べれば多少はマシになった。
身なりにも気を配った、歩き方ひとつも美しくあろうとした、親に教わらなかった最低限のマナーは本で学んだ。生まれ持った容姿をそんなことで補正しようとあがいた、所詮全て付け焼き刃だったが奇跡的に分不相応の異性と知り合えた時期もあった。
(母には捨てられるに決まっていると酷く嘆かれた、実際長くは続かなかった、それ以来彼氏はいない)
とにかく今の自分の生き辛さのすべての原因は自分が馬鹿で醜いからで、配られたカードを最大限生かし切ることの出来ない己のせいだと自分を責めた。
一番にはなれなくても”普通”になりさえすればきっと人並み程度の幸せが手にできると盲信していた。
みんながうらやむような華やかで素晴らしい人生を送って欲しかった。そんなものはエゴだと分かっているけど。
あんなに美しい人たちが、私にとって雲の上の美しい人たちが、多くの人に愛されるあの人たちが、母と同じような死に方をする、信じたくなかった。
母の遺品を整理した時、古いアルバムを見つけた。若いころの彼女は客観的に見てもとても美人で可愛らしかった。
精神を病んでしまった晩年はそれはそれは酷い顔だったと記憶しているけれど、写真に写る彼女はキラキラ輝いていた。
学生時代は多くの異性に言い寄られたという武勇伝はあながち嘘ではないんだろう、なんで私は母に似なかったのかと亡き父を恨んだ。
しかしこれほど愛らしい容姿を持って産まれた人間でも決して幸せにはなれない。あんな酷い最期を迎える。
うまく言えないのだけど自分の信じてきたもの、アイデンティティがそこで崩れてしまった。
最近のその想いが否応なしに強まった。
TLに流れてくる生前の美しいあの人たちの姿を見ると在りし日の母の笑顔を重ねてしまう。
私は人と上手く人間関係を築くことができない。
親友と呼べる人はいない、親戚とは疎遠で母以外の身内もいない、彼氏もいない、先述した通り無条件で愛されるような容姿もなければ、以前のように愛嬌を振りまく気力もない。
最近はとても口が悪くなっている気がする、まるで晩年の母のようだと思う。
このまま自分も母と同じ道を辿るのだろうと考えることが多くなった。
母はあんなめちゃくちゃな状態になりながらも子供のことは愛していた、彼女の残した日記には私を一人遺しては逝けないという想いが書き殴られていた。(それを読んだ時あまりに生きることが不器用なあの人を哀んで泣いた)
ただ私には誰もいない。この状態を抜け出したいと思えない理由はこれだ、私にはこの世に未練がない。
強いて言えばこれまで恥ずかしくて書けなかったファンレターを推しに一通だけ書きたい。置かれた状況も、身の上話も一切書かず、ただお礼を述べたい。
あとは身の回りの整理
こんな生活感丸出しの部屋を人に見られるのは嫌だ。それは私の最後の美意識というか、最後の最後まで人に本音を見せることのできない人間の悲しい性なのだと思う。
だからこの土日で部屋を整理しようと試みた
私は虫が嫌いだ。なので部屋に観葉植物は置いていない。(以前はあったが水受けの皿に黒いあいつの死骸があったことがトラウマでそれ以来置いていない)
切り花を飾った時期もあったけれど日々しおれていく花を見るのが悲しくて辞めてしまった。
だから今、私の目の前でぴょこぴょこと動くこいつはこの部屋で私以外の唯一の生き物だ。
いや、ダニやノミだって生物なので厳密に言えば間違った認識なのだけど、私の目に見えないものはいないことと同じなので、やはりこの部屋にいる生き物は私とこのクモだけなのだ。
そう思ったらこいつが無性に愛おしく感じた、そして自分はなんて寂しいやつなんだろうと今度は己を哀れに思った。
こんな私の部屋にやってきてくれた小さな客人、彼(彼女?)は大人なのか、赤ちゃんなのか、そもそも本当にハエトリなのか、もしかして成長して私の世界で一番嫌いなあいつをモリモリ食べてくれる軍曹なのか(このネタが分からない人は「クモ・軍曹」で、ググってほしい)、皆目検討もつかない。調べようかと思ったけれど画像が怖いのでやめた。
今は床に散らかしたままの服や下着に囲まれこの文章を打っている。
さっきまで部屋中央の照明のあたりにあいつはいたはずなのだけど今はその姿は見えない。多分エアコン付近の死角にあたる場所にいるのだと思う。こいつはずっと動いている気がする。
あの小さなクモの方が数十年生きている私なんかよりよっぽど強くて生きるのが上手だ。
よく見たら造形もスタイリッシュだし、目(?)もくりっとしていて結構可愛い。
どうも彼らの多くは無害で虫を食べてくれる益虫らしい。
負けている。私なんてクモより役立たずで、クモよりずっと醜い。あんなに美しくなりたかったのに虫にすら負けた。
もともとマイナスだった自尊心だけどまだ底があった。笑うしかない。
元気が出たので散らかった服をゴミ袋につめこんだ、死ぬ前に出したい推しへのファンレターの下書きをした。(思いの丈を書き散らかしたらめちゃくちゃ長くなってしまった、どうしよう)
あとはこれまで集めたグッズを価値のわかる人に譲らなければいけない。
せめて死ぬ前に荒れた肌を直したい。髪を染め直したい。ベリーショートにしてみたい。健康問題と思われたくないからジムも再開しとこうか。
のどぐろを食べてみたい。寝台特急に乗って一人旅をしてみたい。全く理解出来なかったテネットをもう3回くらい観たい。
そういえば推しの出演作も来月に控えている、
ああやっぱりグッズを手放すのが惜しい、服もまだ捨てるの勿体無いかも、他にも何かあったかな、多分ある。
この文章を打っている途中は死ぬことしか考えていなかったのだけど私にはまだ未練が山ほどあった。
自分の根幹に関わる重大なことから先延ばしにしていたことしょーもないものまで山ほどあった。
これは母の自死までをリアルタイムで見た自死遺族としての経験則だけど、死にたい衝動は長くは続かない。希死念慮と自殺衝動は違う、後者は発作のようなものだと思う。
その瞬間にたまたま悪い条件が全て揃ってしまうと最悪の結果をもたらしてしまう。それを本人の意思で止めることは難しいし、周囲の人間が止めることはもっと難しい、本当に難しい。
逆を言えばその一瞬踏みとどまればいい、ほんのささいなきっかけで命は繋がるのだと思う、例えば小指の爪ほどの小さなクモ1匹の存在でも。
事実私はこいつに現在進行形で救われていて、今は部屋の隅っこで泣きながらこの文章を打っている、病んでいる。やっぱり病院へ行こう。まだクモの姿は見えない。
私は虫が苦手なので、これ以上君が大きくなったら同居はできないかもしれない。けれど絶対に私は君を殺しはしないから安心して欲しい。
些細なきっかけで人は死ぬ、些細なことで人は生きる。けど結局人はいつか死ぬしこの世は碌なものではないという考えはもう私の心に根付いてしまって、これを変えることはできない。
このまま鬱が本格的に悪化して今度は本当に死にたくなるのかもしれない。そればかりはわからない。
母と同じように首に縄をかける瞬間が来たら、私は天井を見上げるとおもう、見上げたいと思う。
ちいさな友人を探すとおもう、縋るとおもう、さよならの挨拶をするために君を探すとおもう、その時に今日のことを思い出して最悪の条件が揃わないことを祈る。
死んでいいタイミングなんてない、私には未練がごまんとあるのだ。
俺は昨年末にプロ野球選手と結婚した某女性声優Tが好きだった。それはもうめちゃくちゃ好きだった。だがしかし、結婚した相手が悪かった。現役のプロ野球選手なのだ。
これが仮に一般男性となら相手は表に出てこないからまだいい。しかしプロ野球選手なら試合の度に出てくるし、というか「名の知れた著名人」だから嫌でも連想してしまうのだ。相手の顔と名前が分かるって辛いよね。ていうか「Tが結婚している」という現実から逃れられない。
しかもその相手のプロ野球選手・・・Wが結婚以降ネタ的な存在になり大衆から話題にされやすくなったのも大きい。俺はTwitterで名前をミュートし5ちゃんねるのスレタイNGにも追加した。つまりもう野球ファンな俺にとってオリックス戦の度に存在がチラつくのだ。そして現実に絶望する。これ、某西武のショートと結婚したアイドルのオタクは分かってくれるのかなぁ。
つまり、オタクはガチ恋を辞めろ。もしお前の推しが同業者、あるいはこう名の知れた有名人と結婚したら現実から逃げられなくなるぞ。そもそもお前に女性声優と結婚は出来ない。
一般男性と結婚したなら「俺も一般男性になりてえ~w」って冗談言ってられるけど、こうやって有名人と結婚されたらお前の出る幕はないぞ。だから、ガチ恋を辞めろ。あれから9ヶ月も経ってるのにまだこんなことを言ってるモンスターになりたくないだろお前。本当に毎日野球があるたびに気が狂いそうなんだ、助けてくれ。
https://anond.hatelabo.jp/20200324160510
保護犬の成犬を引き取った話の続きです。
このご時世なのでリモートワーク暮らしとなって以来、今年初めて飼い始めた犬と接する時間が増え、様々な経験、発見があったのでここに記す。なお俺も嫁も子供の頃から犬も猫も大好きで子供の頃は住宅事情、大人になってからは仕事の事情も加わり一度も飼う機会のないまま歳月が過ぎ、今年念願の初めての犬を飼い始めたのだ。なので「そんなことも知らなかったのか」とか「そんなの当たり前だろ」とか思うことも書くかも知れないがそこはご容赦頂きたい。なお「保護犬と過ごした」と過去形で書いたのは単にリモートワークが終わって今は出社しているからで、犬が死んだわけではない。元気いっぱいである。
嫁は最初から「〇〇〇〇」と名づけて日常ではそれをもじって「〇〇ちゃん」と呼ぶつもりだった。要するに例えば「八兵衛(仮)」と名づけて「はっちゃん(仮)」と呼ぶようなものである。俺は保護施設で呼ばれていた名前の方が本犬が混乱しないんじゃないかと思ったが、実際には杞憂であった。
犬は自分の名前を何となくではあるがすぐ認識した。いやこの犬が並外れて賢いだけなのかもしれないが、響きとアクセントで認識したのだ。窓際のカーテンの下に寝そべる犬を「こうすけ(仮)!」と呼んでもキョトンとした顔でこっちを見ている。だが自分の名前である「八兵衛(仮)!」と呼ぶと尻尾をびたんびたんと床に叩きつけ始める。「はっちゃん(仮)」と呼んでもだ。ただ「こうちゃん(仮)!」と呼ぶと同じようにびたんびたん始めるので、そこまで精密な理解ではなさそうである。そして俺が「呼んだだけだよ」と言うとやがて「用もないのに呼ぶなよ」と言いたげに前足に顎を乗せそっぽを向くか「まあそう言うなって、ほらボールだ」とボールを咥えて寄って来る。
大好きである。ただしこの犬、体重が27キロある。それでもお構いなしに乗ってきて抱っこをせがむ。向かい合うように縦にする抱っこでもいいのだが、人間で言うお姫様抱っこが好きだ。ただし俺たち(特に嫁が)が立った状態では瞬間的な抱っこしかできないことを学んだか、ソファや椅子に座っているときに膝の上に無理やり乗って抱っこさせる。この習慣があるから後述のSkype中での乱入もし始めたのかもしれない。
動物は相当リラックスした状態でもない限り仰向けにならないと思うのだが、この犬はいつまでもお姫様だっこ仰向けになって反り返る。それをこちらがしばらく放置していると顔をこっちに向けて「おい、なでなではどうした」と催促してくるのだ。ちなみにひとしきり撫でてもらうと体を反転して「今度はこっちね」となる。
リモートワークになって以来、家のPCでSkypeを使うようになった。基本的にはチャットを開きっぱなしで通話はあまりしないのだが、たまに通話していると犬が不思議そうに寄ってくるようになった。何か四角い画面に向かって俺がペラペラ喋っているのをずっと観ていたからだとは思うが、やがてあの着信の「ぽんぴんぽんんぴんぽんぴんん(わかる?)」アラームが鳴るといそいそと隣の部屋から来るようになった。始めは遠慮がちに机の下にもぐり込み、俺の膝の間から俺の顔を見上げてるだけだったのだが。やがて俺の膝の上に飛び乗り無理やり座るようになった。
ちなみにこの犬、レトリバーとポインターの雑種と思われ結構大きい。そして俺もやや大柄ではあるものの大型犬を膝で愛でるほどの巨人ではない。と言うことは犬にとって俺の膝の上でこの姿勢は窮屈だしおさまりが悪いはずなのだ。しかし無理やり俺の膝の間に無理やり座ると画面に向かって「こんにちは犬です」とやるようになった。画面の向こうの相手は高確率で「おお!可愛い」と笑顔になっているはずだ。なぜ「はず」なのかと言うと俺の視界は犬の後頭部で阻まれているからよく見えない。
定時連絡も含め一日4~5回のアラームが鳴るたびに犬は家のどこにいても駆け寄って来て、そのうち2~3回はこのように割り込んで来るようになった。
犬は散歩が好きである。もちろん運動が嫌いな犬もいるだろうが概ね犬は散歩が好きであり、うちの犬も好きだ。しかし毎日朝晩の散歩をしているうちに気づいたことがある。それは散歩で大事なのは「距離よりルーティン」であることだ。うちの犬の散歩は道路に出て左に曲がり、家のある区画を一周するショートバージョンと、同じく右に曲がって河原まで行くロングバージョンがあるのだが、いずれのコースのときも上機嫌である。まるでパトロールをするかのように「うむ、この電柱は今日もいい匂いだ。この草むらもいい匂いだ。よしここでうんちすることするからちょっと待ってくれ」と言った具合にだ。蛇足だがうんちしてる所をこちらが凝視していると「何見てんだよぉお前はうんちしないのかよぉ」と、上目遣いのとても情けない表情になって面白いからつい凝視してしまう。ちなみにおしっこのときはそうでもない。
そんな日々のルーティンのコースから、たまに飼い主の都合でちょっと寄り道するため違う道に行くと、犬がこっちを見上げる回数が増える。さすがに踏ん張って抵抗まではしないものの「ん?こっちか?どうした?」と何度も見上げてくる。その寄り道が犬とは関係のない飼い主のランダムなルーティンで、やがてその道を覚えたとしてもそれでも犬にとってはそれは「散歩」から「ご主人のお供」に切り替わるのだ。実際寄り道をすると犬はトイレをしない。
いずれの散歩からの帰宅でも犬は家が近づくと引っ張り気味に前に出て、道路から正確に俺の家に入り玄関でばっちゃばっちゃと水を飲む。そうだよな、わかってるんだよな、ここはお前の家だから当たり前だよな。
好きでも嫌いでもないが、他の犬が吠えても「ん?犬が吠えてるぞ?」と言った様子で相手にせず、おとなしくおすわりしている。だが俺のそばにぴったり体を寄せて座ってる所を見ると緊張はしているようだ。ちなみに俺も嫁も緊張している。獣医に来たのは、昨日の夜の散歩で何かを踏んだらしく後ろ足の猫で言う肉球と呼ばれるゴワゴワプニプニした所から血を流していたからだ。帰宅してからすぐにお湯で洗ったし血も止まったが大事を取って獣医に来たわけだ。リモートワークで良かった。
ちなみにここの獣医は患者を呼ぶとき「増田さん」とは呼ばず「増田さん、犬くん」と呼ぶ。そうして呼ばれて診察室に入ると、いかにも動物大好きって顔に書いてある初老の先生と、奥さんだろうか険しい表情の看護師さんがいる。とりあえずライス国務長官をイメージして欲しい。俺が抱きあげて犬を診察台に載せ、ライスが犬の頭の横から肩にかけてなだめるように撫でると犬も落ち着いたようで軽く尻尾を振った。すごいぞライス。
昨日起きたことを説明して、そしてこの犬の出自や、俺たち夫婦が犬をずっと飼いたくて遂に飼い始めたんだけど飼い方がおっかなびっくりになりがちなことまで話すと、先生はまず犬の傷口を診て「傷もふさがってるし綺麗ですね。問題ないと思いますがしばらく無理させないように」と言ってくれた。そして「僕は犬猫にはどんな症状でも必ずやるんで」と触診を始めた。するとライスが青いピッタリした手袋の包みを取り出して先生に渡すと、犬の向きを変えて正面から軽く犬の上半身を抱く押さえる感じで抱きしめた。「はい犬くんお尻を失礼」と手袋をはめた先生がも尻に指を突っ込んだ。ライスの肩越しから見える犬の表情は絶望的になり「おい!ご主人助けて!こいつ俺のお尻を!俺のお尻が!!」と言わんばかりに、暴れたり唸ったりはしなかった分、目だけが鬼気迫る圧力で必死に訴えていた。
最後に犬にあげてはいけない食べ物リストという小さな紙を渡して診察は終わった。やはり初めて飼うことを伝えておいて良かった。このリストを見ると「まあそうだろうな」という品目が並んでいたので、俺が「これに書いてませんが魚の骨とかはいいんですか?鶏の骨はなんかガラスみたいに胃の粘膜を傷つけるとか聞きますが」と言うと「一番怖いのは中毒です。そのリストにあるものを与えると高確率で中毒症状が出ます。あとはあげ過ぎです。それと鶏の骨の成分で内蔵を傷つけるなんてありません」と言う意味の答えを頂いた。嫁が真顔で「ケンタッキーの骨と〇〇の手羽先はあげていいんですね」と俺の家の食生活をつまびらかにするような質問をするとライスが「あそこの手羽先おいしいですよね!」と笑った。ライスもあそこの手羽先を食べるのか。
実は俺たちはそろそろ子供を作ろうと思ってる。いわゆる妊活って奴だ。しかし、すぐにできると思ってたのだが少し時間がかかっている。まだ医者に相談するほど深刻なそれではないものの、嫁がほんの少し不安に思っているようだ。なので俺は嫁を安心させる意味と本心の両方からこう言っている。