はてなキーワード: サイケとは
いちゲーオタ中年男性のハートのど真ん中の最奥部に抜けないほど深く突き刺さった「テン年代ゲーム」10本をランキング形式で挙げていきます。お付き合いください。
のっけから「特別賞」から始めることをお許しあれ。ランキング発表後だと、1位よりもスペッシャルな空気を醸し出してしまいそうで。それを避けたかった。
でも、本作がとくべつな1本であるには違いない。だから悩んだ挙句の……「特別賞」。まんまでごめん。
個人的には『ノベルゲー」って昔からあんまやらないんです。ノベルゲーやる時間あったら小説を読むほうが(たいてい)有益だろう、という長年の思いこみ集積のせい。でも、『Doki Doki Liteature Club』は例外。ゲームらしいインタラクティブな要素があるわけじゃないのだけど、小説でもマンガでもアニメでもこの表現は絶対不可能。
本作の凄さについてはもはや語り尽くされている感があるし、強く深い思い入れを持っている方が世界中にいらっしゃることも存じておりますし、まだプレイしていない方のためにも、内容については何も言いたくない。
でも、これだけは言わせてほしい。
本作は「神は存在を愛している」ってことをギャルゲー/ノベルゲーのガワで見事に顕してみせた一大叙事詩である。ここには生があって、性があって、詩があって、死があって……愛がある。さらには現象学的「彼方」をも開示してみせる。
その(一見)破天荒、かつ強烈な内容に憤怒するかもしれない。ショックのあまりマウスを壁に叩きつけるかもしれない。号泣するかもしれない。戦慄するかもしれない。でも最後にはきっと宇宙大の愛に包まれる……絶対。
ああ、すっきり。
では、こっから心置きなく2010年代・心のベスト10を発表させて頂きます。
「……なんか妙に懐かしいな。子供の頃、お前と行った鵠沼海岸をまざまざと思い出したわ」
ゲームと本の山でとっ散らかった僕の部屋にやってきて、このゲームをしばらく遊んだ君は、いかにも重たいPSVRヘッドギアをつけたまま、そう呟いた。
僕はかなり潔癖症だから、君が顔じゅうに汗をたっぷりかいてることがひどく気になって、除菌ティッシュ片手にそれどころじゃなかった。
けどさ、あの頃君と一緒に見つめた空と海の青さに、まさかVRの新規アクションゲームの中で出会えるとは夢にも思わなかったよ。
ハタチん時、『スーパーマリオ64』を初めてプレイした時の驚きと、海辺で自分の子と君の子が一緒に遊んでいるのをぼんやり眺めてるような、そのうちに自分たちも同じくらい小さな子供に戻って、一緒に無邪気に冒険してるような……切なくて温くて微笑ましい気持ちがじわじわこみあげてきた。そのことに、僕は本当に心底驚いたんだよ。またいつでもやりに来てくれ。
「あー、なんかシャベル持ったナイトのやつでしょ。古き良きアクションゲームへのオマージュに溢れる良質なインディーゲーって感じだよね、え、あれってまだアップデートとかやってんの? なんかsteamセールん時に買って積んでんだけど、ま、そんな面白いならそのうちやるわー」
あなたが『ショベルナイト』をその程度のゲームだと思っているのなら、それは大きな大きな間違いだ。
プレイ済みの方はとっくにご承知と思うが、本作はレトロゲーもオマージュゲーもとっくに越えた、誰も登れない山頂に到達した類い稀な作品である。アイロニーと切り張りだけで作られた、この10年で数えきれないほど溢れ返った凡百のレトロ風ゲームとは、かけ離れた聖域に屹立してゐる。
そして3つの追加アプデ(大胆なアイデアに溢れた全く新規追加シナリオ。今月でようやく完結)によって、本作は10年代下半期にリリースされた『Celeste』や『ホロウナイト』の先駆けとなる、傑作2Dアクションとしてここに完成したのだった。さあ、ショベルを手に彼の地へ赴け。
このゲームの印象を喩えて言うなら、
久し振りに会って酒でも飲もうものなら、いちいち熱くてしつっこい口論になってしまう、共感と嫉妬と軽蔑と相いれなさのような感情を腑分けするのが難しいくらい綯い交ぜになっている面倒きわまりない幼なじみ、みたいな。
正直、ランキングにはあまり入れたくなかった。が、初プレイ時の衝撃をまざまざと思い出してみると、やっぱり入れないわけにはいかぬと悟った。
もし未プレイだったら、このゲームはできればPC(steam)でやってみてほしいとせつに願う。当方バリバリのコンシューマー勢なので、ゲームでPC版を薦めることは滅多にない。だが、コンシューマー機ではこのゲームの持つ「鋭利なナイフ」のような「最後の一撃」が半減してしまうだろう。
作者トビー・フォックス氏は、かつての堀井雄二や糸井重里の系譜に連なる倭人的王道シナリオ(コピー)ライターと感じる。
確認のために本作の或るルートを進めていた時、初期ドラクエと『MOTHER』と『moon』が携えていた「あの空気」が30年ぶりに匂い立ってくるのを感じて眩暈がした。会えば会うほど凄みを増す狂人のような作品だ。
2020年内に出る(であろう)2作め『DELTARUNE』において、トビー氏は堀井/糸井が書け(書か)なかった領域に確信犯的に踏み込んでくるにちがいない。それが半分楽しみで、半分怖くて仕方がない。
その山の森の奥には古い洋館があった。
庭は川と繋がっていて、澄んだ水が静かに流れていた。
君は川沿いにしゃがみこんで1輪の花を流していた。
俺は黙って君を見つめていた。
君は俺に気づかない。
俺は木に上ったり、柱の影から君を見守ったり、触れられない手で君の髪を撫でたりしているうちに……君の可愛がってたシェパード犬がこちらにひょこひょこやってきて、ワン、と小さく吠えた。
ああ、なんだかこのゲームやってると批評的目線がどんどんぼやけていくのを感じる。まるで透明な死者になってしまったような、奇妙で懐かしい感覚に否応なしに包みこまれるような……。
本作は「VRで描かれた古典的AVG(アドベンチャーゲーム)」であると言われている。個人的には、そんな持って回ったような言い回しはしたくない。
VRでしか描けない世界と情緒に対して、あまりに意識的な本作。その手腕はあざといくらいなんだけど、実際に本作をやってみるとあざといどころじゃない。泣くわ。胸の内に熱いものがこみあげてくるわ。
『Deracine』はプレイヤーの原風景をまざまざと蘇らせる。かつて失ってしまった友人を、失ってしまった動物を、失ってしまった思い出を、「ほら」とばかりに目の前に差し出してくる。そのやり口はほとんど暴力的でさえある。
もしVR対応しなかったら、知る人ぞ知る良作(怪作)止まりだったであろう本作。
かくいう俺もPS Storeで見つけて何となく買った時は、まさか2010年代ベストに入れることになるとは思わなかった。怪しい仮面被ったバレリナ少女がサイケ空間を飛び回ってんなあ……製作者はドラッグでもやってんのか?くらいの。
しかしPSVR対応した本作を再度プレイして驚愕した。怪作がまごうことなき傑作に生まれ変わっていたのだ。あるいはコンテンポラリーアート作品としての本質を露にしたとも言える。ああ、VRというハードではこんな事態が起こり得るのか……。
画を作っているサンタモニカ・スタジオ(ゴッド・オブ・ウォー、風ノ旅ビト他)の仕事はいつだって凄まじいクオリティでため息が漏れるのだが、VRとの相性は抜群だ。とりわけ今作での仕事は白眉と言える。
とにかく、思わず自分と少女の頬をつねりたくなるほど美しい。少女が、景色が、色彩が、確実に「もうひとつの世界」(夢、とは言いたくない)を現出させている。
そして本作は本質的な意味で——究極の恋愛ゲーでもある。誰も認めなくても、俺はそう強く感じる。あの少女と過ごした時間を、あの少女が内に秘めていた闇の部屋を、あの少女が戦っていた怪物を、そしてこの狂気と色彩にみちみちた世界を日常生活の中で思い出す時、この胸に去来するのは——それは「恋」としか言い様のない儚い感情だ。
書き始めるまで、本作がここまで自分内上位に食い込むとは思わなかった。
が、確認のために軽くプレイしてみたら、やっぱりとんでもなかった。
実験施設内部に、そして自分の内側(Inside)に展開するめくるめく不穏な景色。ディストピアの先にある、吐き気をもよおさせると同時に、穏やかな安寧に包まれるような、唯一無二のビジョン——を完璧に描ききった本作。
終盤の怒濤の展開と比類なき生命体描写のインパクトに心奪われるが、本作の真骨頂は木々や空や雲や雨、海などの自然情景(それが何者かによって造型されたものであれ)の美しさだと思う。荒んだ世界の中、思わず立ち止まって、天に祈りを捧げたくなるような敬虔な心持ちを強く喚起させる。
俺にとって『INSIDE』とは、自己の内面に深く潜るための潜水艦、あるいは哲学書のページを繰っても繰っても掴めない、自分と世界との乖離を自覚するための尖った注射針であり、神なき世界の宗教である。
灰色にけぶった空の下、雨降るトウモロコシ畑で無心で佇んでいた時のあの安寧と絶望感に、これから先もずっとつきまとわれるだろう。
人の生には「もっとも幸福な時期」というものがたしかに存在するようだ。そして、それは必ずしも幼少期だったり青年期だったりする必要はない。
俺にとっては、傍らに愛猫がいてくれて、WiiUと3DSが現役ハードで、仕事から帰ってくると毎日のように今作にあけくれていたこの頃が——生涯でもっとも幸福な時期だったと言いきってしまいたい。なぜなら、幼少期や青年期と違って、その記憶ははっきりと想起できるから。
そして後から振り返ってみて、その時期がどれほどありがたいものだったかを確認し、やるせない気持ちに包まれるのだ。「ああ、やっぱり」と。
総プレイ時間は生涯最長となったし、この作品を通じて(自分にしては珍しく)老若男女多くの「オンラインフレンズ」ができた。
が、続編『スプラトゥーン2』は発売日に購入したものの、ろくすっぽプレイしなかった(できなかった)。
その理由は(おおざっぱに書くと)3つ。
ひとつは『2』発売時、先に述べた、俺にとってもっとも幸福だった時代が過ぎ去っていたこと(ごく個人的な理由だ)。
ふたつめは、初代スプラトゥーンが持っていた、俺を夢中にさせるサムシングが『2』には欠けているように感じられたこと(批評記事ではないので、それについてここでは掘り下げない)。
3つめは、次に挙げる同じく任天堂開発の対戦ゲームの登場である。
それは35年前に夢見た未来の『パンチアウト!!』だった。そして20年前に夢みた『バーチャロン』と『カスタムロボ』の奇跡的融合であり、同時にそれらとは全く別次元に昇華された「理想的格ゲー」であった。
『スプラトゥーン』で「共闘」の愉しさを味わった俺に、本作は「見知らぬ相手とサシで戦う」ことの妙味と厳しさをばっちり思い出させてくれた。
そして画面内のキャラをこの手で操る——そんなあまりにも原初的な「ゲーム」の喜びが本作には隅々までみちていた。こればかりは「Just do it」(やるっきゃない)。
やがて俺は日々のオンライン対戦では飽き足らず、リアルの大会にまで足を運んだ(あっさり敗退してしまったが……)。そんなゲームは、おそらく生涯最初で最後だろう。
余談だが、Joy-con特性を生かした「いいね!持ち」による操作こそが本作の革新性であると信じているのだが、革新性よりも「合理性」と「勝率」を求める猛者たちには殆ど浸透しなかった。
「いいね!持ち」メリットをうまく調整できてさえいれば、本作は『e-sports』ゲーム初の従来型コントローラーから離れた(両腕全体を用いた)操作形態を実現していたはずで、それについては至極残念だが、現在開発中であろう『ARMS2』に期待したい。
2010年代下半期は、俺にとっては「VRに初めて触れた年代」としていつまでも記憶されることになるだろう。
2017年冬、とにかく『Rez infinite』をプレイしなければならない——そんな義務感でPSVRを勇んで購入した。配線がややこしい機器をPS4に繋げ、想像していたよりもさらに重たいヘッドセットを被り、本作をプレイすると——すぐに「ここには未来がある」と思った。いや、正確じゃないな。「未来に至る——今の時間と自分」をばっちり感じたと言うべきか。現在は可視化され、360度方位に顕在し、俺をユニバーサルに包みこんだ。
AreaXを初めてプレイした時の、重たい身体感覚から自由になり、魂だけが全宇宙に放りこまれたような未曾有の感覚は、ゲームなるものと関わってから過去30数年を振り返ってみても、5歳の時に生まれて初めて電子ゲームに触れた時の体験と並ぶ、あるいはそれを越えかねない、空前絶後の体験だった。
これだけ長いこと「ゲーム」なるものを続けてきて、ゲームからそのような感覚を初めて得られたことに深く感動し、ラストではほとんど泣いていたことがつい昨日のように思い出せる。
そして『Rez infinite』の「次の体験」を今か今かと待っている。
『Rez infinite』からのまさかの……自分に驚き、何度も自身に問うた。
あれだけ昔から『どうぶつの森』嫌いだったお前が。とび森を。テン年代1位に。据えるつもりか?
お前はそんなにぶつ森好きだったのか? ありがちな中年男性みたいに「しずえ萌え」になったのか? それとも親子くらい歳の離れたフレンドと時々会えるからか? おいおい、かあいこぶってんじゃねーぞ、と。
だが本作を1位にした決定的な理由——それは、テン年代初頭に放たれた今作から「仮想世界」における、人間存在の理想的な在り方の萌芽をひしと感じたからだ。
一発で脳内に凄まじいヴィジョンを注入した『Rez infinite』と比べると、まるでアリが餌塚に砂糖を運ぶようなゆったりとした足取りだが、本作は確実に世界中のゲームファンに「もうひとつの世界」をキュートな顔つきと口調(しずえ嬢のような……)でじわじわと浸透させ、人々の無意識をしれっと変容させ、もうひとつの生活を愉しませ、ネット接続により文字通り「飛び出させた」。
『どうぶつの森』は今年3月に発売する次作『あつまれ どうぶつの森』においてさらなる大きな広がりと変化を見せてくれるだろう。
が、俺は本作をとくべつに、個人的に、偏執的に、限定的に愛しているのだ。
それは故岩田社長が生み出した『3DS』というハードへの偏愛と、ゲーム機では3DSだけが備えた「裸眼立体視」——ARとVRを折り合いし、先取りした——唯一無二の機能によって『どうぶつの森』というクローズドな世界をまるで飛び出す絵本のごとく彩り、「夢の中で他者の森を訪ねる」という奇妙かつ魅惑的な通信世界を生み出し——
要は、全シリーズを振り返っても今作『とびだせ どうぶつの森』だけが持ち得た、この奇妙で牧歌的で神秘的なアトモスフィアに由るものだ。
カフカ『城』や村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』主人公のように、俺はある時、この森の中に、夢の中に、村の中に、これからも留まり続けることを選んでいた。
そういうわけで、本作を迷わずにテン年代1位に据えたいと思う。
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長々とお付き合いくださって本当にありがとうございました。
余談ですが、最初は「順不同」にしようと考えていたのです。これほど自分にとって大切なゲームたちに順位なんてつけるのは相当失礼な気がして。
でも、敢えてつけてみた。並べてみたら、なんとなく自分内重要度みたいなものがぼんやり浮かび上がってきたので。
異論提言はもちろん、よかったらあなたのテン年代ベスト(5本でも20本でも1本でも)教えて頂けると、いちゲームファンとしてめっぽう嬉しいです。
雨が降ってて外に出られない
暇なのでビリーアイリッシュの真似して人生のプレイリストを作った
14曲選んだのでまずは前半戦
2 IRON STORY/FB777
4 doki blaster/Voia
5 Me Like Joge/Psykovsky
7 ヒューマニズム/NoisyCell
1
まさに世界が開けたようだった
2
聴いた時期は細かく覚えてないけれど
多分大学1.2年
この曲は凄い
7分があっという間
イントロの低音、中間の盛り上げ、ラストの切なくて美しいメロディと緻密で情緒的なスネア
構造美
PVの画質の荒さも味があってとても良い
3
大学2年
ちょっと厨二感ある そこも良い
まず調教上手い テトなのも良い
聴くべき時に聴いたなという曲
モラトリアムのうだうだ感がすごく合う
この曲を聴きながら浴びた夏の日差しは気持ちよかったです 夏は嫌いですがね
個人的に薄塩指数さんの曲は売れたら書けなくなる曲だと思うので 応援したいようなしたくないような難しい気持ち
4
大学2年
チップチューン、ドラムンベース、ダンスミュージックにハマっていた時期
この曲は、いかにベースとビートが曲を前に進める上で重要か、盛り上げるために職人技を見せているか
を見せてくれる
あとシンセでここまで抑揚をつけられる、ビートを感じさせるのも凄い
難しい、シンセは
これはオーケストラで編曲したいとずっと思ってる 弦隊が弓を弾いているのが目に浮かんでうずうずする
5
これは最近
曲の頭からお尻まで一切止まらないこれがサイケデリックトランスだーーー!
四つ打ちにハマっているようなハマっていないような感じがたまんない
その後の迷宮を抜けるんか、抜けないんか、みたいなフェーズも気持ちよくて最高
抜けた後とかきもちよすぎて覚えてない
はい最高。
この人の曲は大体好きなのでもしかしたらわたしの神様かもしれない
たくさん聴く
6
就職先決まった時によく聴いた
生き急ぐあたり、いつ終わるんだと思いながら生きてる
それを含めて都会が好き
ライブでも聴いたけど泣いた
ダンスミュージックは生半可な音でやっても曲として成立しないと思う
ここまで、ループを繰り返しているのに全く飽きないむしろこっちが盛り上がれるのは
聞き手がダンスミュージックが好きなのは勿論だけど、やっぱり一つ一つの音にこだわっているから
だと思う
かっこいい、尊敬
7
これもまあ最近
ってやつ
まず歌詞の良さ
プライド高くて自分を天才だと思っていてユーモアがあってアウトローで変に情にもろい描写が上手すぎる
人間嫌いだけどなりきれない
ダダダ、とか
合間に入る遊びゴゴロあるサックスとか
ノイズも多分ずっと入ってるけど全然違和感ない、むしろ無意識に気持ちいい
キュンキュンする
一言一句素晴らしい
明日もやる
文字通りアヤワスカセッションを受けてきた。運営は青井硝子さんの主催のセッション。
やり方等は勝手にググってもらうとして、まずはエフェクトについて。
・閉眼幻覚 面白い。炙りのDMTをやったことがあるんだけど、それを弱くして長くした感じ。目を瞑ってダイブしてしまえばよく見るサイケな模様とキラキラしたあの世界に行ける。躊躇すると失敗するので流れに身を任せてダイブしちゃいましょう。
・思考 幻覚の後に思考の面白に入る。人生とは、自我とは、愛とは、世界とは、宇宙とは、そもそもDMTとは。この時間がまあまあ長い。
・通過儀礼について。
ぶっちゃけつらい。寒気、吐き気、人によってはその他諸々。よくあるドラッグと違って、トビのピークの後に通過儀礼(吐き気など)が来るのでヘビードラッグユーザーは面食らうかも。ぼくは面食らいました。
・抜け
意外と早い。人によるんだろうけど90分くらいでシラフに戻る。お代わり可能だったので、もちろんお代わり。しかしこれが失敗。
軽いトビの後に2回目の通過儀礼。
お代わりすると吐き気や寒気を2度味合うことになるのであまりお勧めできないかも。だったら最初から倍量飲んだ方が通過儀礼を1回で済ませられるので初回倍量がオススメ。
・気が付いたこと
なんせ、セッティングが悪すぎる。硬い床、場所による気温の差、手抜きなDJ、なんのためにいるのかわからないもう1人。食事制限して挑んでいるので食べ物持ち込まないでほしい。あと運営側の人間はもう少し参加者に気を使って欲しい。青井さんはとてもよくやっていたけどその他2人はぶっちゃけ邪魔だし要らない。ロボットの方が良いのでは?DJもまあまあ良かったんだけど、何回かミスって「歌詞のある歌」を流した時に急激に空気が悪くなる。そういう時に限って青井さんがいない。青井さんが居なくなると一瞬で場が悪くなるのでむしろ迎え等を他の人がやった方が良いのでは?
あと運営側のひとは、シャカシャカする服を着て欲しくない。ちょっとした「シャカシャカ」って音でダイブが止まる。急に現実に引き戻されるのでシャカシャカする服はやめてほしい。
・総括
事前の食事制限や薬制限、などが大変すぎる。その割には体験自体ははっきり言ってLSD以下の以下だった。LSDよりも良い点は、違法ではない、って点と、時間が短いからコントロールしやすいって点、位かな?あと効きが人によってバラバラなのでお勧めできるかというとお勧めできないかもしれない。人生で一回くらいはやった方が良いとは思うけど、事前準備がかなり大変なので覚悟の上で。
・今後について
たぶん今後は自分で輸入して自分の家でやると思う。いつかはわからないけど早々に輸入だけはしておくかな。セッションに参加することはないかも。理由はやはり青井さん以外の運営スタッフがポンコツすぎてちょっと…。
女性個人参加のひとは知らない男性に介抱されてもよくならない人がほとんどではないでしょうか?
そんなところかしら。
このお姉さん達、今はもう生きててもヨボヨボのお婆さんだよな。。
30年前というと88年だからバブルの真っ最中なので、オシャレなイタ飯屋は地方都市(少なくとも県庁所在地レベルあたり)でもボカスカ出来てたと思いますよ。あの頃は本当に凄かったから。
僕が大学に入った80年には既にそういうのは珍しくなかったので、スパゲティがナポリタンなどに限られていたのは、まあ、そういう店もあったし、そうでない店もあった、という程度の事なのではないかと。(高校生の行動範囲は限られているものですし)
バブル期にはそういう店が増えたということでしょうね。
もうちょっと遡って70年代の中頃(75〜76年頃)にも地方の某県庁所在地でも、中心部には既にそれなりの店があったのを覚えてます。何かの機会に入った覚えがあるので。
東京なら、それこそ60年代の終わりとか70年代の初めあたりには、いろいろあったんじゃないでしょうか。学生運動が盛んだった頃の映像をテレビで見るとそんな感じです。70年頃というと、グループサウンズも下火で、ビートルズは解散し、サイケな(?)ファッションが流行ってようなイメージでしょうか。
12/4 オワリカラ ラブリー開発ツアー(@名古屋ell.size)に行ってきたんだが、最高すきてヤバかったので感想覚書の殴り書き。
本来ならこういうのはライブ後に友人と盛り上がるべきなんだろうけど、あいにく私は友達が少ない。
そして普段ならTwitterで好き勝手に感想言いまくってるけど、今回のこのツアーこのワンマンに関しては是非なにも情報なしで行ってほしいのでネタバレしたくない。TLにいるオワリカラファンのフォロワーさんはだいたい関西の人なので、マジで明日ほんとに楽しみにしててほしい。
そんなら黙っとけよって感じなんですけど興奮が抑えられなくて、誰かに話したくて仕方ないので、ネットの海に放出することにした。
そして私は常々、オワリカラはいつでも今が一番かっこいいバンドだと思ってきた。
ライブを観るたびに「オワリカラはなんてかっこいいんだ!」「前回よりも今回の方がめちゃくちゃ良い!」と思い続けてきた。
要するにこの感動は初めてオワリカラを見てハイになっているわけではなく、それなりに長い間見てきたがゆえの興奮かもしれない。
今までもオワリカラは最高だったけど、今回のラブリー開発ツアーは、本当に開発されてしまう…誘惑されちゃう…………。
うろ覚えだからいろいろ間違ってるかもしれないけど、逆に覚えていること=印象に残ったこと、ということで。
もう一度書くけれど、この先大阪や東京のワンマンに行く予定のある人は、できれば読まないでほしい。
セトリも演出も何も知らない状態で行って、あの衝撃を生身で浴びてくれ…………お願いします………。
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不思議に思っているところに、すたすたと歩いてくるDr.カワノケンタ。そのままドラムの前に腰掛け、何の挨拶もなしに、リズムを刻み始める。
そして続いてKey.カメダタク、Ba.ツダフミヒコも順番に登場。持ち場に着くと静かにセッションに加わる。
最初の曲なんだったか忘れてしまった…………けど、砂場だった?かな?
とにかく音が大きくて、でも心地よくて、足元がふわっとしてどこかに連れていかれるような感覚。
照明も色のない真っ白な光で、ふわふわしてた。
中央にタカハシヒョウリ。そしてそれを囲むように下手からカワノ、カメダ、ツダ。
私はカメダさんの手元を見るのが好きだったのでちょっと残念だったが、新しい立ち位置だとカワノさんがよく見えて楽しい。
あと、以前の立ち位置はなんだかんだタカハシヒョウリに視線を奪われてしまっていた(たぶんフロントマンとして正しい)が、新しい立ち位置だとヒョウリさんを見ながら自然に他のメンバーも視界に入る気がする。
そんなことを考えながら1曲目終了。
これ…これ、私知ってる……けど、嘘でしょ!?
が、が、が、ガイガンーーーーーー!!?!!?!?!!!????
いつもはラストにぐっちゃぐちゃになりながらやるのが定番のガイガンが、2曲目!?
一気に上がる体温。頭で考えるより先に身体が動く。
全力で拳を突き上げながらヤバいマジここでガイガン!?マジ!?!?ってめちゃめちゃ混乱した。と、同時に興奮した。
いや私、強制ぶち上げエモーショナルを初っぱなに持ってくるの大好きで…9mmのDiscommunicationとか、テナーのROCKSTEADYとか、そういうので序盤にいきなりギア上げてくるセトリが好きで………
ちょっと前のオワリカラのライブだと1曲目か2曲目あたりにロールシャッハが来て、それがまるでラストの曲のようなぶち上がり方で最初からクライマックスだぜ!みたいなそのスタートも大大大好きだったんですけど、まさかガイガンがくるとは…いやほんとにやっばい最高…
ほんとにセトリがいきなり予想外すぎて、次に何が来るか全くわからない。
ツアータイトルにもなっているラブリーは、結構序盤にやったはず…。
いやもう!超ラブリーでした♡♡♡♡
オワリカラはピンクの照明が世界一似合うバンドなんじゃないだろうか…。名古屋ell.sizeはElectric.Lady.Land系列だけあってハコのキャパに比べて照明が多くて綺麗なので、真っピンクだけじゃなく、青ベースに浮かび上がるようにピンクで照らされたメンバー…みたいな景色もすごくすごくラブリーだった。
そういえばイントロのカワノさん、なんかさりげなくすごいテクニックな気がする…私ドラムのこと全然わかんないけど、カワノさんすごいなと漠然と感じた…。
あとタカハシヒョウリの吐息の「いぇあ」はライブで聞く価値ある…………………。
そして今夜の一番テンションが上がったかもしれないサバビアンパンクロックパーーーーティーーーーー!!!!!!!!!!!!
初めて手にしたオワリカラの音源が「Q&A」で、サバビアンパンクロックパーティーとくに好きなんですよ……嬉しかった……………久しぶりに聞いた…………………オワリカラのライブに行き始めた頃のこと思い出しました………ありがとう…。
そして突然ハケ始めるメンバー。
取り残されるタカハシヒョウリ。
ヒョウリさんの弾き語り、タイミング合わなくて観たことなかったから嬉しかった~。
いやー、いいなぁ……………いい……………ハイソックスは生だとより情熱的で変態じみててラブリーでした。
あと私みなとみらいのやつも好きだったのでまたどこかでやってください…………。
そこからはアコギとキーボードによる、light my tokyo……………これもすごくすごく良かった…………しあわせでした…………………………ヒョウリさんの声はなんて艶があってのびのびと響くんだ………
最後の響きの余韻が溶けて消えるまでじっと聞いていたい…………
あと今回全体的に曲の繋ぎが素敵だと思ったはずなんですけど、どの曲からどの曲へ繋いだのかすら覚えてないですポンコツすぎる………
わりと激しい曲のあとにbaby please wake me upとかMUSIC SLIDERとかやってて、それがすごく良かった……ような…………とにかく緩急が最高だったんですよ……………………目を輝かせて息を切らしながら上りきった先に絶景が広がっていて風が頬を撫でる………みたいな…………そういう緩急が…………最高だったんです………。
そんなこんなでライブは終盤。
ロールシャッハのイントロに合わせてジャケット脱ぐタカハシヒョウリ………………黒シャツにサスペンダー!
黒シャツに…さ!す!ぺ!ん!だー!!!!えっ、何それヤバい!!!!!!!!!!!!
今日のヒョウリさんの衣装は光沢のあるシルバーのジャケットに黒いシャツ、細いネクタイ、黒い細身のパンツだったんですけど、ジャケット脱いだら白のサスペンダー!反則ーーーーー!!!!!!!
そういえば今日はツダ神の衣装も素肌に謎のキラキラポンチョだった…脇の露出……………。カメダさんはハットにシャツに古着っぽいベスト、カワノさんは黒いTシャツ。この見た目の統一感のなさもオワリカラの魅力かもしれない。
と、そんな話はおいといて、ロールシャッハがやばかった。踊るロールシャッハで踊ろう!!!!
からの壁男!!!!!!やばい!やばいやばい!!!!!壁男!!?!これも嘘でしょ!?めっちゃ嬉しい!!!!!!!!!!
からのーーー!!!!誘惑されちゃーーーーう!!!!!!!!!
ロールシャッハ始まりでぶっ壊れてたあれがラストにきてて、壁男でめちゃめちゃにされ、さらに新曲の誘惑されちゃうが完全にやばい位置にきててやばい………
正直、序盤にガイガン持ってきちゃってラストどうやって終わるの?とか思ってたんですよ………完全に杞憂でした………………ガイガン壁男誘惑されちゃうヤバい………………………………新しいオワリカラが見えました………。
でもガイガンのぐちゃぐちゃからの飛び乗り合戦も大好きなので、完全になくなるのは寂しいからそれもやってほしい我儘。
やっぱり記憶がぐちゃぐちゃです。
セッションが異様な盛り上がりとともに着地した…と思った途端にベルトコンベアー!
この曲も、不思議と癖になる…………聞けば聞くほど気持ちいいソング………そういえばやってなかったな…と回らない頭で考えながら流れに身を任せる………。
照明の綺麗な会場での世界灯は最高です。
以上!
めちゃくちゃすぎてレポにもなってないけど、この興奮をこのまま残しておきたかった!
本当にオワリカラは最高だし、今日ライブハウスに来なかった60億人の人類に自慢したい!私、オワリカラのライブ行ったんだよ!!!!!超楽しかった!!!!!!!!!!
2時間あっという間すぎて、めちゃくちゃ満足なのに物足りない…。
聞きたい曲もまだまだたくさんあるし、今日をもっかい最初から味わいたい…。
久しぶりにしゅしょうタンに会えてよかった
ラストがよかった
それだけだったなあ
なんかスズとショウケイがいろいろカブってて、二人も出す必要あったかなあと、今回改めて読むと疑問を抱いてしまった
結果的にカンタイとコショウのそれぞれの陣営に潜りこませる意図はあったんだろうけど、不幸+いじけてるところから成長するって要素が同じ過ぎて、どっちがどっちか区別つかなくなることもあった
あと割りと大事なところで、女アゲ描写っつーか強い女描写がぐいぐいねじこまれてきてちょっと生理的に嫌悪感を抱いてしまった
図南の翼のしゅしょうタンはそこまででもなかったんだけどなあ・・・
それなりに立派で強い男がたくさん出てきてるのに、ポット出の生意気な少女がちょっと叫んだくらいでいい男が怯んだりしてるのがなんかなあ・・・
陽子も結局自分の周りをイエスマンじゃねーけど自分に都合のいい人間ばっかで固めてるように見えて、なんかちょっと・・・いや信頼おける官が必要だってのはわかるけど・・・
エンホのとこにたずねてきてたサイケイだっけか・・・そこらへんもあんまからんでこなくて最後らへんでセリフの中であれは誰々だったって補完されただけだったし・・・
まあどっちにしろ再読残ってるのは短編集の華胥の夢と丕緒の鳥だけだけども・・・
うーん・・・
ただのマンネリで飽きが出始めたってだけかなあ
amazonはのきなみ高評価でこれが一番って人もいるし、自分の感覚のほうが世間一般の十二国記好きとちょっとずれてるんだろうな
hideが好き
→ロックの古典、プログレ、とくにジャーマンプログレ、CAN、キャプテンビーフハート、ヴェルベットアンダーグラウンド
→サイケとか重いとかノイズとか形容されるロックならなんでも聞いてた。あと邦楽ロックが凄い盛り上がってた時期なのでそれも聞いた。モーサム、ゆら帝。くるり。坂本慎太郎は天才。
→グラインドコアとストーナー大好き。ブルータルトゥルース、カイアス。フリージャズと現代音楽も好きになる。デレクベイリー、アルバートアイラー、スティーヴライヒ、ジョンケージ。
→Ryoji Ikedaの+/-に衝撃受ける。ミポリンの彼氏のATAKもちょうど活動の最盛期でエレクトロニカにのめりこむ。Pan Sonic、Pole、SNDなど
→世界最古のエレクトロニカとかレコード屋で書かれてたのでダブを聞くようになる。Lee Perry、Max Romeo、Scientist
アコギを弾いていると、隣の姉が壁を叩いて来た。何だよ、ちょうどいいところ
だったのに。アンプに繋いでいるわけでもないのに。
まいんちゃんに似てるって言われるからって調子に乗りやがって。
気分的に苛立っているのだろう。そう思ったおれは
口直しに友人から借りたヴィデオを観ることにした。
友人から「一週間限定・焼き肉一回奢り」という条件で借りたそれは
「女を絶対に落とせる」という、その筋では結構有名なものらしい。
それで観てみると(今時ヴィデオを再生するのに苦労したのだけれど)
アート・オブ・ノイズの「レッグス」に合わせてテレビで有名な手品師が
登場するというものだった。画面がサイケに虹色になるように加工されている。
『2001年宇宙の旅』みたいだな、と思いながらおれはそれを観た。
「このヴィデオを見ている女性の皆さん。貴方の周りに異性は居ませんか」
サングラス姿で髭面のその男は、胡散臭い微笑みを浮かべて言った。
「その人のことをよく見て下さい」とそいつは言った。「つま先から足元まで、
万遍なく、しゃぶるようにして眺め回して下さい。いいですね?」
おれは早くもその時点でうんざりし始めていた。早い話がただの自己啓発的な
ヴィデオの一種じゃないか。焼き肉代損した。そう思っておれはどうせだからと
最後までつき合って観ることにした。
「それでは再び私の方を御覧下さい。心の中で三つ数えて深呼吸して下さい。
貴方は貴方が眺め回した男性に魅力を覚えていますね? 心のどこかが熱く
なって来ませんか? 場合によっては相手が身内であろうと構いません。
目を閉じて、その男性か貴方の子宮の中に入り込んで来るさまを想像して下さい。
体の奥が熱くなってきたでしょう。それが即ち恋です。愛なのです」
映像はますますサイケデリックになって行く。これが催眠術というものなのか。
これを見せれば女性も落とせるというわけか。何だか馬鹿馬鹿しくなって来た。
「私が三つ数えると、貴方はもうその異性のことが好きになります」
焼き肉代返せよな。そう思って最後まで観ようとすると「ご安心を! これから
催眠術を解く作業に入ります」とテロップが流れた。しかし映像は
そのまま暴力的に切られていた。つまり催眠術を掛けられた相手は外れないまま
もう相手のなすがままになるしかないってことか。改めて思った。
こんなものに引っ掛かる奴が居ればそれは相当単純なやつなのだろう、と。
おれはヴィデオを取り出し、テレビの画面を暗くした。すると後ろに誰かが
立っていることに気がついた。振り返って見てみると
それはおれの姉(まいんちゃん似)だった。
姉は強引におれの唇を奪い、そして押し倒して来た。
クラブ文化の発展を望むクラブ旧世代が色眼鏡なく見ておくべきクラブ新世代の3つの人、箱、パーティについて書いてみる。
それだけならば大した話題にもならない。まあ、誰かの垂れ込みでもあったんだろう?くらいだ。
だが、今回はフロアにいた150人がしょっ引かれたという規模や、その様子が刻一刻とツイートされたという生々しさで、ツイッターやブログの一部の界隈(本当に小さな界隈だ。世間的にはそれがあってもなくてもほとんど何の影響もない規模の)でそれなりに騒がれ、議論もあった。もう鎮火してしまって誰も話題にしなくなった頃合いなんだが、その小さな界隈にそれなりに長く身を置くジジイとして、思ったことを吐き出して置くのもいいかなということでちょっと書く。
ちなみに、150人は尿検査などされたものの何も出なかったということは付記しておく。
池袋のクラブハウスに警察が大規模ながさアイレ、参加者たち怒り露わ - livedoorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/6274877/
:自己紹介的な話
そもそも俺はリキッドがまだ新宿にあった頃に元気だった世代で、家が近いこともあってマニアックラブには1回目から行ったし、Codeもオープンから閉店まで見送った。ちょっとだけパーティもさせてもらった。六本木は苦手でイエロー以外近づかなかった。だから派手なやつはあんまり分からない。
今は小箱で仲間とダラダラとパーティやるくらいだけど、それなりに楽しくやってる。馬場の家から気軽に行ける範囲ならそれなりに色々行ったりもしてる。
あるのかもしれないし、ないなかもしれない。まあ、たぶんある。というか、あった。
そんで、過去に1度でもあったってことはマスコミや世間のクラブに興味ない人たちにとっちゃ、それは"ある"と同義だ。
だから、"クラブとクスリの話"はこれを読んでるあんたやあんたの周りがどうなのかというのに関係なく"あるもんだ"というのを前提に考えなきゃいけない。だって、本当にあるのかもしれないだろ?疑ってかかって、池袋のように実際には無いならそれは御の字だ。ともかく外野の目線と揃えなければいけない。
それに、あれだけ酒飲んで音出してハイになってればクスリじゃなくても真面目なご両親は娘や息子をクラブになんか行かせたくない。クスリは無くてもアル中あるし、ナンパも痴漢もあるし、潰してハメられたとか当たり前にある(あった)んだから。行かせたくないところに悪イメージがあるってマスコミが言ってくれれば、普段はテレビなんかバカにしてるお父さんもみのもんたに言いなりのお母さんみたく、マスコミに柔順になる。
ここ、よく分かってない人が多い。
クラブはクスリ臭いから叩かれる訳じゃない。それは結果的に貼られたレッテルでしかなくて、そもそも"クラブはイメージが悪い"くて、"普通の人は近くづき難い"のだ。
では、何でそんなイメージ悪いのかって言うと、それはあんたらのせいだ。
恵比寿や代官山のオシャレなカフェやバーにはだいたいDJセットが置いてあって、モテそうな曲がかかってるからDJやDJをやる店そのものがイメージ悪い訳じゃない。(まあ、暗くて汚くておしゃれじゃない店は違うのかもしれん)
クラブ住人が嫌いなEXILE()やディーバ()はテレビでは人気者だ。今を謳歌してる韓流は2NE1なんてモロにブラックだし、そのパクリ元になってるアメリカのブラックやダンスミュージックは日本のオシャレ()な人たちの大好物だ。チャラいパーティ御用達のキラキラハウスはスイーツ()達にも御用達だ。ダンス習わせる親は多い。何でもかんでもPOPになる日本で、ダンスミュージックのイメージが悪いなんてことはあり得ない。
そう、単に"客のイメージ"が悪いのだ。
こんな簡単なことなのに、箱もオーガナイザーもそのことは言わない。言えない。お客様だからだ。だから、クスリの話題や、ガサ入れの話題があるとマスコミは何たら!と唾を吐いて話題を逸らす。
だが、そんなことしてても先が無いのは分かってきた。大阪やこの間の池袋の様子をみると、警察は本気なんだなということは分かる。客を庇って一緒に死んでる場合じゃない。今こそ箱とオーガナイザーはホントの事を言うべきだ。
クラブが叩かれるのはクスリではなくて、酔い潰れて、喧嘩して、ナンパして、朝ファミレスやコンビニ前で寝てる奴のせいだと。
:じゃあ具体的にどうするんだよ!?という話
クラブはその中身をもっと一般に晒すべきだろう。箱やオーガナイザーはガサに入られる前に、全部見せてしまえば良いのだ。そうしたら不本意な身体検査や尿検査で客に恥ずかしい思いをさせることもない。警察と協力してクラブハウスで横行していると言われるクスリや犯罪などの摘発に総力をあげるべきだ。そして、イメージの悪い客をクラブから追い出すべきだ。
大丈夫。心配することはない。なぜならば、"クラブにはそういう犯罪目的ではなくて、もっと純粋に音楽や交流を求めてやってきてるお客さんしかいない!"のだから。
それを一般に向けて証明してやるだけだ。その過程で、実はけしからん箱やオーガナイザーや客が混じっていたんなら全力で叩き潰してやればいいじゃないか。
:具体論
まあ、そうはいっても古くからの村社会で成り立ってるクラブ界隈でそんな過激なことはできようもない。だから、俺はクラブ新世代に期待するしかないと思っている。クラブ旧世代に変なしがらみがない奴らが、自分らが盛り上がっていく為に、古い連中を踏み台にしてくれたらいい。
そう思う中で、最近これはと思ったものを人、箱、パーティでそれぞれ1つずつ挙げておく。
どれもクラブ旧世代は色眼鏡で見て叩きたくなるものだが、そうしないほうがいいんじゃないかと、俺は思う。
::taku takahashi( @takudj )
m-floのtakuのtakuだが、インタビューズでのマネな応対を見ててこの人は実は凄いなと思った。で、その中でもこのインタビューが気に入った。Twitterでもよく流れてたので見たことある人は多いかもしれない。
関西のクラブに摘発が入りますゴタゴタが起きましたが、真相を教えてください。クラブスタッフの死を隠蔽してるという説もありますが、これを公にしないとタクさんが目指す日本におけるクラブ文化、あるいはクラブと隣り合わせのタクさん達を信用できません。 お忙しいところ恐縮ですがどうぞお願いします。
http://m.theinterviews.jp/takudj/2933735
"まずはやるべき事はドラッグと暴力を完全に切り離すことだと思います。
例えば、
もっと真剣に入り口で持ち物検査(武器になりうる物、ドラッグ)の強化。
人が怪我した時にすぐ対応(怪我の処置や急性アルコール中毒の処置ができるようにする事)
というか、お酒がでるどの施設でもこれくらいやらないといけないと僕は思います。"
まさにその通りだろう。こういうことをハッキリ言っていて、且つメディアとコネがあってきちんと外向きに発信できている人はなかなか居ないんではないだろうか。少なくともm-floはメジャー側なのでマスコミの方面で語ることが出来る。けど、ジブラザパパにはできない。
一方で面白いのはこういうことを言っちゃってるところだ。
http://www.tweetdeck.com/twitter/takudj/~OwTLS
"勝手にブート作っちゃう主義です〜!(笑)RT @MichelleSorry: 市販品主義です~!RT @takudj: 日本のDJって自分が作ったJPOPのリミックスを、なんで現場でかけないのだろうか?ほとんどかけてるの聴いたことない。海外のDJはポップスから頼まれたリミックスを自分でよくかけてるよね。"
ブートはどんどん作ってプレイしてしまえ派なのだ。これは推測なんだが、それでもし権利者から問い合わせがあった時に、逃げも隠れもしない覚悟があるんだろう。言われても金はあるってのもあるのかもしれないが…
後ろめたさを持ってないというのは隠れるつもりがないということだ。そういう姿勢は評価すべきだと考える。
それから、takuが最近始めたblockfmはかなり面白い試みだと思う。
::MOGRA
秋葉原にあるオープンからは3年ほどの新しい箱。秋葉原とはいえ、ほぼ御徒町という不利な立地にも関わらず、ギーク層にターゲットを絞った運営で連日連夜の大入りを叩き出しているらしい。最近のクラブではなかなか聞かない景気の良い話だ。
ギーク向けだけかと思えば、時々デジタリズムなんかの大物がやってきたりして何か面白いことやる箱というイメージ。俺もマイク・ヴァン・ダイクが来るというので懐かしさ混じりに1度だけ行ったのだが、中はオタク臭さは皆無だった。
面白いのはこの箱は"ナンパ禁止"だというのだ。宇田川なんかじゃ考えられないルールだろう。
ギーク層はクラブの客としては新参で、元々はクラブに対してあまり良くないイメージを持っていた側ではないかと思うのだが、秋葉原という立地でそういう層を新規で来店してもらう為に作られたルールだと推測するのだが、これは何も秋葉原に限ったことではないのではないだろうか。ほとんど固定客がいないような箱やパーティは大いに参考にすべきだろう。クラブ新世代の成功者は成功しているなりに、きちんと新たな顧客発掘をして、彼らに合わせた運営をしているのだ。
このルールが素晴らしいのはイメージの悪い客を店から追い出すことだ。結局、イメージの悪いクラブには新しい人は入ってこないし、入ってきたとしてもそういう連中はやっぱりイメージが悪いのだ。
だいたい毎夜パーティの様子を中継していて、これだけ店内が映ってしまっては悪いことはしようもないよねと思わせる。
::Re:animation
ここ最近で一番衝撃を受けた出来事と言っても問題がないくらい衝撃的なパーティだった。事件と言っても良い。このご時世に歌舞伎町の街中の広場で屋外レイヴを敢行している連中がいる。しかも、ダンスミュージックとアニメソングを折衷したイベントだという。ギーク寄りな話が続くが、その辺がクラブ新世代と旧世代の違いなのかもしれない。そういえばtakuもギークに寛容だし。
たまたまTwitterで誰かが呟いているのを見かけて、Ustreamで見たのだが、俺のよく知っているコマ劇前がまるで異世界のようだった。新宿に10年以上住んでいても、こんな光景は想像もできなかった。しかも、地方自治体や地元の商店街が協賛や後援についているのが分かった。どんな魔法を使ったのかは知らないが、これが許可された理由も何となくだが想像できる。新宿によく来る人は知っていると思うが、歌舞伎町はここ数年は死の町といえるくらいに活気がない。韓流ブームで盛り上がる隣の大久保とは大違いだ。言葉は悪いが、そういう所に付け入ることで実現したイベントだろう。
もう1つこのパーティを賞賛できるのは客のマナーの良さだ。とにかく統制が取れていて感動的ですらある。端的なのは終了後の客掃けで、Ustreamにも残っているけれど、客が去った後の床にゴミが何も残っていない。土地柄、ホームレスが食い散らかしていたり、違法のポン引きが闊歩してるものだから、マナーの良さが引き立っていた。メタモや渚なんかと大違いだ。
http://www.ustream.tv/recorded/20503466
実は、後日、近くの飲み屋の店主から別のDJイベントがおなじ場所であると教えられて、これは行かねば!と足を運んだ。
こっちは普通にテクノのイベントだったんだが、客層の違いに驚いた。完全に酔っ払って瓶は割る、路上の通行人に絡む、近くの店の入口でたむろする、トリのDJの途中で中断になった。おそらく、どこかからクレームが入ったんだろう。
パーティを責めたい訳ではない。Re:animationよりずっとメジャーなDJを揃えていたし、最新の流れも追っていたし、何より好みの音だった(正直アニメは分からない)。ハードさもRe:animationの方が上だったと記憶している。責めたいのはやはり客だ。中断にしても違和感を覚えただろうに、特に何事も感じなかった様にダラダラと解散していた。結構若そうな主催の残念に挨拶していた顔だけが印象的だった。
同じことがあった時にtakuやMOGRAの客やRe:animationの客ならどんなリアクションをしただろうと思ってしまった。
実は、テクノの客というのはレゲエやダブやトランスやサイケなんかの客よりずっとマナーがいいと思っていたし、俺自身もそうだと思っていたので、この中断は個人的に凄くショックだった。酒でハメを外してる様子を見ながらも、俺自身も中断されることはないだろうと高をくくっていたのだ。だが、そう甘くは無かった。これが外野から見たクラブの客への評価なのだ。
何しろこの場所は通行人も多いし、周りは飲食店ばかりだし、逃げたり隠れたりしようがない。警察もしょっちゅう巡回してるからクスリの売買なんてできようはずもない。そう、クスリは関係ないのだ。そこで見事やりきった連中と中断を余儀なくされた連中がいることはきちんと認識しておかなければならないだろう。
衆目に晒されるということは、それだけで価値がある。
:まとめ
MOGRAやRe:animationのお客さんたちでオールドなクラブに興味がある人は是非とも都内の箱にも足を運んで欲しいと思う。これは上から言うのではなくて、お願いだ。こうしたクラブ新世代の"移民"なくしてクラブの客は更生し得ない。そして、クラブ新世代はこうしたクラブ旧世代を目の当たりにして、TwitterやFacebookで盛大にdisって欲しい。いや~酷いもんだったと。クラブユーザーは一枚岩ではないことを外にも明かすべきだ。つまり、イメージの悪いクラブの客と、決してそうではないクラブの客がいると。それを言えるのは、クラブ新世代だけだ。いつまでも警察やマスコミや世のお父さんお母さんにファックというしか知らないアホではダメなのだ。
さて、ではそんなクラブ旧世代の俺たちが今後のクラブの未来の為に何ができるかだ。
最も安全確実なのは、俺達旧世代は安易に新世代に近づかないことだと考える。聖域を汚さないことだ。そして願わくば、新世代の箱オーナーやオーガナイザーは欲を出して旧世代を取り込もうとしないべきだと、老婆心ながら申しておきたい。
MOGRAやRe:animationの運営スタイルはとてもストイックだ。注意書きが多くて、客もそれをちゃんと守っている。パーティの内容が非常に快楽的なのでわかりづらいが、旧世代のそれはパーティの内容は無駄にストイック(そうに見える)反面、お客が快楽的に自分勝手に振る舞うことを許容していると言えばわかっていただけるだろうか。彼らは自分たちに合う客をきちんと選別しているのだ。これは所謂"出禁"とは意味が違う。そういう客を近づけすらしていない。そのスタイルを貫いて欲しい。客欲しさにダメな客を追い出せない旧世代の箱やオーガナイザーと同じ轍を踏んではいけない。
スカしているのに責められたら逃げるのではなく、taku takahashiのように正面からブートを作って、机上に乗ったら真摯に対応すべきだ。逃げ腰では何も変わらない。
では、旧世代もその流れに乗りたいのならば、新世代のスタイルに合わせるしかない。もちろん、もともと合わせる必要がなく、ああいった場所のほうがむしろ心地よく感じる人もいる(もしかしたらその方が多いのかもしれない)。だが、ここも一歩踏みとどまって、自分のスタイルが本当にイメージが悪いクラブの客ではないのか、考えて見るべきだろう。REVOで俺はそれを痛感した。
それが嫌だ、堅苦しいじゃないかという人に対しては、きっと外側にいる人はそうすることが都合が悪いのだと推測せざるを得ない。事実は関係ない。せせこましい自由と引き替えにこれまで通り粛々とバッシングを受け入れるならばそれもまた良しだ。但し、それならばバッシングに対してガタガタ言わないことだ。
「ガチャピンは不要なのでやめてムックをメインにすべき」と言う話ですが、僕も大賛成です。
トークだけならガチャピンもムックもそんなに大きな差はないと思いますが、ギャラでは大きな差があります。
ムックならキャラクタとしてはテレビ的に目立つ赤と可愛らしいプロペラがあるんですが、一方でガチャピンだと毒々しい緑、サイケな縞
模様、そしてイボイボ(最悪)を山ほど見る必要があるというのは、視聴者の嫌悪感として大きな差があると思います。
同じ時間をメインに張るなら、ガチャピンを止めてムックだけにした方が、少なくとも視聴率は高まるだろう。
イボイボがなければ泣き出す子供も少なくなるんじゃないだろうか。
ガチャピンがマネージャーにブログを更新させている間に、ムックは一人一人にファンレターの返事を出したり他の出演者やス
タッフの労を労ってるみたいだけど、ガチャピンを捨てムックに移行することによって浮いた資金をイベントに回したり、スタッフに回し
たりすれば、全体的な士気が高まりいい番組作りに繋がると思う。ガチャピンのマネージャーとかあれだけピンハネされた給料で生活でき
るんだろうか?
ガチャピンとムック両方出したりしたらコニーちゃんの時間がなくなるのでこれは反対。
どうせ起用するなら、一収録に1.2億もの金をせびるガチャピンは雇い損だと思います。使い勝手のいいムックがお得。
他にも、ガチャピンチャレンジのCGを作る手間をかけなければいけないので出だしが遅く時間の無駄。
フジテレビの生産性が低い一因として、ガチャピンを使っているからというのがあると思う。
各種の業界にとっても、イボ緑をそのまま排出できるというのは非常にありがたい話で、糞イボ緑を捨ててムックにすることはいいこと
づくめに思えます。
糞イボが何事にも障壁になっていて、とにかく邪魔な面しかないので、早めに壁を壊して開国するしかないでしょう。
糞を捨てることで生産性が上がり、局の底力も上がるなら、番組も今より有利な戦いができるはず。
スパッと切り替えるのがいいですぞ。