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2014-08-10

アニメオタクアニメに何も貢献していない。むしろ害悪だ。

自分の中でのアニメオタク(特に萌えオタ)に対する嫌悪感が一体何なのかきちんと考えてみた。

すると恐るべき結論に達してしまった。これから書くことは正直私も断言して良いものかどうか躊躇している。しかし、アニメ文化の発展のためにも、心を鬼にして書かなければいけないことだ。

アニメオタクは何もアニメに貢献していない!

今までも、そしておそらくこれからもずっとそうだ。これは岡田斗司夫のような豚野郎の言う「オタクは死んだ」でも、東浩紀のような豚野郎の言う「読者の質が悪い」でも、宇野常寛のような豚野郎が言う「萌えオタはクズ」でもない。もっと根幹に関わる重大なことだ。そして恐ろしい事実だ。

まず、オタクオタク向けに作ったオタクアニメが大きな評価を得てきたことは今まで一度たりともない。

名作を作ったクリエイター側は言うまでもなく、『ガンダム』の富野由悠季は仕方なくアニメ現場に降りてきた人だし、『攻殻機動隊』の押井守は元々映画監督志望でジャン=リュック・ゴダール敬愛していてたまたまタツノコプロ求人が目に入ってアニメ業界入りした人だ。

「でも、今は世界的にアニメブームが起きているじゃないか」と萌えオタがブヒブヒ言ってきそうだが、それは幻想である。まず90年代後半に盛んに言われた「ジャパニメーションブーム」を取り上げると、これは岡田斗司夫オタク地位向上のためにでっち上げものだ。本人も後にそれを認めており、外から圧力に弱い日本オタク市民権を得るにはそれしかなかったと言っている。この岡田斗司夫苦肉の策電通村上隆が乗っかり、ジャパニメーションブームという虚構ができあがったのだ(元々別称だったジャパニメーションという言葉を良い意味として輸入したのが村上隆である)。

それは今まで世界的な評価を得てきた作品を見ていけばわかる。

まずは、宮崎駿アカデミー賞も受賞し、名実ともに日本代表するアニメーション監督といった地位を得ているが、その作風アニメ界ではむしろ異端であるスタジオジブリ的なもの宮崎駿的なアニメは本人にしか作れず、その作風を引き継ぐような後継者は未だ誰一人いない(宮崎駿の後進育成が下手という話ではない。宮崎駿に影響を受けた人間が外で宮崎駿的なアニメを作ったっておかしくないのに、そんな人は日本はいないのだ。海外ではどうか? そう、モンスターズインクを制作したピクサーが後継にふさわしいだろう。言うまでもなく彼らはアニメオタクではない)。

宮崎駿にはオタク的なるものを避けて避けてやっと今日地位を築いたという歴史がある。オタク的なものを避けて世界的評価を得た、これは非常に重要ポイントだ。

押井守もその一人だ。『うる星やつら』を制作し、オタク向け監督の一人で終わるかもしれなかった彼は『機動警察パトレイバー2 the movie』や『攻殻機動隊』においてオタク向けアニメ想像力を捨て去ることで作品の強度を確立した。『ビューティフル・ドリーマー』はどうなんだ、という声があるかもしれない。これには後に押井守がこう語っている。「劇場版第一作『オンリーユー』を作ったとき原作者やファンが喜ぶことを全部詰め込んだ。上映されると当然原作者やファンは満足したようだが、作品的には酷い代物だった」。この諦観によって『ビューティフルドリーマー』は作られた。オタクから距離を取ることで傑作に仕上がったのだ。

他にも大友克洋の『AKIRAだって一見すればわかるようにオタク的な想像力から離れたものであり、渡辺信一郎の『カウボーイビバップだってそうだ。

オタク監督だと言われるウォシャウスキータランティーノだってウォシャウスキーSFの人で決してオタク想像力に耽溺しているわけではないし、タランティーノ高校中退して一日中映画を見まくっていた怪物だ。

エヴァンゲリオン無視しているじゃないか、と言われるかもしれない。確かにエヴァオタクオタク向けに作ったオタクアニメであり、社会的現象を起こすほど大ヒットしている。だが、これ一本でもってオタク想像力の勝利にはなりえない。何故ならオタク外にも評価されたオタク監督庵野ただ一人、例外中の例外なのだ。その庵野ですら、オタク偏狭さに嫌気がなして反オタク改宗した。その事実オタクは裏切った、とこれまた偏狭さを見せて批判している。

このようにオタクオタク向けに作ったオタクアニメで傑作が生まれたことは、一件の例外を除いて存在しない。オタクが喜ぶ想像力や「萌え」なんてもの全然強度を持ち合わせていない(十年前にオタク想像力オタクに受けていたクリエイターの今の地位を思い浮かべて欲しい、それが十年後の山本寛新房昭之の姿だ)。

しろオタクの好みに少しでも外れると烈火のごとく怒り、作画監督が少しでも個性を出すと作画崩壊と騒ぐその類まれなる偏狭さは害悪だと言ってもいい。

オタクオタク的な想像力から外れるような、例えば『スーパーミルクチャン』や『TAMALA2010』のようなアートアプローチから生まれた傑作を評価できない。どちらも発売時にはタワーレコード平積みされ、オタク想像力は一瞬で敗れ去った。

それどころか『フリクリ』をオサレだとかラベリングして嘲笑するほど、子供のような舌でもってクレームをつけて回っているのだ(『フリクリ』はガイナックスが作ったオタクアニメじゃないかという屁理屈が聞こえてきそうだ。ガイナックスは今や庵野の反オタクキャンペーンによってオタク的な人間駆逐されており、鶴巻は反オタク急先鋒である)。

そして、それは明らかにアニメ進化を阻害している。その理由を書こう。

まず、オタクが大好きな絵柄、要するに萌え絵アニメーションに不向きなのである。あの頭と目が大きく、等身が低くて身体か華奢という構造は、見た目通り人間的に動かすというのは困難だ。だから、どのアニメにおいてもよく動くと言われるもの萌え絵から距離を取っている。萌え絵を選択すると自動的紙芝居的な動きが縛られたものしか作れなくなる。ディズニー萌え絵を選択せず、あのような絵柄なのは動かすことを念頭に考えているからだ。

しかし、アニメオタク萌え絵以外の絵柄のアニメを「絵が変」と言って嘲笑し、批判する。ここがアニメオタクの一番の問題点であり、私が害悪と言い切る理由だ。

例えば近年稀に見る傑作である鉄コン筋クリート』を例に出そう。この作品も「オサレ」「絵が変」といって批判されているが、この作品こそアニメーション快感、動くことの快感を思い出させてくれるものはない。画面の中を縦横無尽に動き回るキャラクター達が見るものの心を掴んで離さない。そして、それはアニメオタクが「変」といって批判するその絵柄が貢献している。もし、この作品萌え絵だったらここまで動くものになってはいない。現にそんな作品はない。

そして、アニメーション快感を蘇らせたのがオタク外のマイケル・アリアスだったことは非常に重要だ。アニメオタクアニメーションのことがわかっていない。だからスタジオジブリ的なものピクサーに取られ、アニメーション快感マイケル・アリアスに取られてしまうのだ。

もう一度言おう。オタク想像力は強度を持っていないし、オタクが好むアニメ絵アニメーションに向いていない。アニメーションに向いているオタク的じゃない絵を排除するその思考はアニメ進化を阻害している。

アニメオタクが本当に現実逃避ではなくアニメのことを愛しているのなら、今すぐアニメを見るのをやめて即刻退場することだ。それが一番の貢献だ。

2014-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20140731124055

たとえば映画中、男女が言葉を交わすシーンが幾つか登場する。当然彼らはアシュリーを異端視する側、つまり同性愛である

観賞中、彼らの会話が発生するたび「こいつらはどういう関係なんだ?」「それはタブーなんじゃないのか?」と幾度も首をひねってしまった。

我々の世界では男同士や女同士は普通に会話するし良き友人になれるわけだから

同性愛異性愛が逆転した世界でも男女は普通に会話するし良き友人になれるでしょう。

 

キミのいる世界では男同士女同士で会話するのはタブーなのか?

男同士女同士の会話を見るたびにどういう関係なのか首をひねるの?

2014-07-31

ある映画の救いがたい気持ち悪さ

「男は男を、女は女を好きになるのがふつう

男と女関係なんて信じられない。地獄に落ちる」

こんな「逆転」した世界を描いた19分の短編映画がある。

男と女関係なんて信じられない。世界を「逆転」させた映画が全米で話題 http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20140730/E1406650835497.html

現在日本語字幕付き版が8/1までスターチャンネルのwebサイトで限定公開されている。以下あらすじ、及び結末に触れるため、未見の方は取り急ぎ見てみてほしい。


 この作品では「全世界の標準が同性愛である」「異性愛者は異端として迫害される」といった世界を描き出し、

まり既存価値観をただ単純に逆転することによって同性愛者へ進行形で行われている差別残酷さを浮き彫りにしている。

同じつくりをした作品としては最近ではアバター然り、第9地区然り。

主にSF映画ありがちな最初から価値観の逆転”を前提とした舞台設定のもとに広げられる、

映像的には何ら真新しさのない、思考実験型の短編映画だ。


 異端である異性愛者(=ブリーダー)』の少女・アシュリーは作中で、周りと異なり異性を愛してしま自分に気が付く。

ふとした一言からそれが周囲に知られることになり、彼女クラスメイトにとって侮蔑対象と変わる。友を失い、得かけていたパートナーから拒絶され、

親族理解も得られない。周囲すべてが自分を認めないことに耐え切れず自死を選ぶ。

作中にむごたらしく描かれる差別暴力行為迫害といっていいそれらは、すべて現実同性愛自身の体験を元にしたものだという。

作品の大半を占めるそれらは具体的に、執拗に描かれる。からかい嘲笑。止まない蹴り。メールネットを利用した侮辱名誉の棄損。

そのすべてがアシュリーの視点に切り取られ、悪と偏見に満ちた不快ものとして視聴者に与えられる。

彼女は誰から理解されることなくその命を散らす。「異性愛者は地獄に落ちる」と神に明言されながら。


 昨晩妹とこれを見て、浮かんだ疑問はふたり共通していた。

それは「ここまで惨たらしく暴力を描くのならば、そもそも同性愛者・異性愛者を逆転する意味がどこにもない」というものだ。

たとえば作中世界が異性愛者が大多数というこの世界と地続きのものであり、アシュリーが異端としての同性愛者であったとしても、

リアリティが付加された暴力に基づく「差別はいけない」という強烈なメッセージを与えられるところまで、

この作品は完成されていたことだろう。

更にいえば、余分な設定がなくなることでプラスになる効果も当然生まれる。

たとえば映画中、男女が言葉を交わすシーンが幾つか登場する。当然彼らはアシュリーを異端視する側、つまり同性愛である

観賞中、彼らの会話が発生するたび「こいつらはどういう関係なんだ?」「それはタブーなんじゃないのか?」と幾度も首をひねってしまった。

シュリーが異性と手を繋いでいたことがもとで差別を行っていたある女のキャラクターが、アシュリーを捕まえるべく共に駆けだすシーンなども同様だ。

ではなぜ、わざわざこのような設定を使ってまで世界を置き換える必要があったのか。

話題性か? それもあるだろう。突飛な設定は当然大きな観賞動機に成りうる。この設定の上でどのような物語を展開するのだろうか?と。

だが「同性愛者が当然の世界で、異性愛者となった少女」という設定を聞けば、「ああ、同性愛者への差別を見せたいんだな」とすぐに気付いてしまうはずだ。

ゆえにそれは強い動機とは成り得ない。

では何のための世界かといえば、何のことはない。攻撃のためだ。


 作品中、暴力は極めて陰惨に、かつ念入りに描かれる。ほぼすべてのシーンがアシュリーへの迫害であるのだから、それは当然のことだ。

ここまであからさまに不条理な痛みを伝え、かつ死をもって閉じることで物語を「年若き美少女悲劇」として完成することで生まれるメッセージ性とは何かといえば、

「お前たちはこれだけひどいことをしている」

「お前たちの不理解がわたしたちを苦しめる」

「お前たちは醜く、害悪に満ちた存在である

以上であるしか考えられない。

いまここにある現実に対する、問いを投げかけることのない一方的罵倒

映画の中、それによって苦しめられていたのはほかでもないアシュリーではないか?


 確かにこの映画は、「STOP!同性愛差別!」といった、何の実情も伴わない、くだらないフレーズ印刷された、

男同士、女同士が手を繋ぎ抱き合うポスターよりも数万倍も意義のある作品だ。

だがこうした喚起映像が「ただしい」のだとすれば、その最終的なかたちは、

視聴者の顔をモデリングした俳優が理由もない暴力に絶え間なく晒され続ける映像を見せ続けるものになるはずだ。

確かにおぞましいインパクトを残すことだろう。見た者の考えも変わるかもしれない。が、そこに相互理解が生まれることは決してないはずだ。

それは互いの喉元に刃物を押しつけ合うことと何の違いがあるんだ?

2014-07-27

人気のあるフリゲって中学生が好きそうな作品が多いよね

セブンスコートが一位だの二位だのに入る辺りフリゲの主要な客層がよく分かる。

ちょっと普通作品に飽きたけど、普通じゃない作品には免疫がほぼない中学生とかだ。

まあそれも当たり前っちゃ当たり前なんだよな。

お金があったらコンシューマーゲーム買うだろうし、

多少お金がなくても人生経験があれば洋ゲーも和ゲーもお安く仕入れる方法が今はたくさんある事を経験的に知ってる。

から無料」に釣られるのは基本ある程度年齢の低い連中になる。

そして散々手垢のついた「異端」に惹かれるのも、今まで王道作品にばかり触れてきた若い連中だ。

当然なんだ。

当然っちゃ当然なんだ。

だけど何だろうなぁ、そういった「免疫の薄い層」を狙い撃ちにすれば簡単に評価されちゃうってのに対して、

どうしても「他の作品たちが可愛そうだ」と思ってしまうんだよなぁ。

2014-07-26

26歳にもなってガリガリ君食べたことない事を色々言われた

暑いですね。猛暑ですね。

暑いからガリガリ君たべてるって言ってる同期がいて、自分ガリガリ君食べたことないことをふと思い出した

そのことを伝えたら嘘乙とか言われ悔しくなった。

ガリガリ君ってCMとかでコンポタージュ味だとか意味からない味だしてるからそういう異端な人向けなアイスだと思ってたんだけどちゃんとしたソーダ味とかもあるんだね。

僕は子供の頃から爽が好きだった。上戸彩が大好きだ。

でもガリガリ君男の子だ。そういう性癖あいにく持ち合わせていない

高校生からクーリッシュが大好きだった。クラス女子からクーリッシュをもらって初めて食べて大好きになった。その子も好きになった。

でもガリガリk(略)

社会人になってからアイスよりビールを好んだ。松下奈緒が大好きだ。

リッチしよ♪

そんな貧乏社会人の僕も明後日27歳の誕生日を迎えます

れっつあのにます

2014-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20140723111100

宗教的とかご大層なことじゃなくてただオタク本質選民的なところがあるだけ。

別に異端追放でも何でも無く単なる尻尾切りだしねそういう行動は、悪いことしたらそいつオタクじゃない・優れてるのだけが本物のオタクって理屈さ。

http://anond.hatelabo.jp/20140723111100

仲間が犯罪を起こしても糾弾して異端追放しないような集団って、

犯罪生業とする集団くらいしかなくね?

そういう集団の方が良いの…?

http://anond.hatelabo.jp/20140723111100

犯罪者が出ても異端だとはみなさず排斥もせず、それでいてオタクのことは宗教扱いして理解を示そうとしない君は何教?

オタク宗教

オタクから犯罪者が出れば「アイツはオタクの面汚し!アニメ犯罪とは関係ない!」とか言って異端追放するし、

それでいていわゆるヤンキーギャル文化には理解を示さず犯罪者予備軍扱いするのは異教排斥のもの

オタクってだいぶ宗教的概念だなあと思う今日この頃

http://anond.hatelabo.jp/20140722174206

お前みたいな(他人と違う経歴を持つ人間は何かしら問題あるんだろ、と色眼鏡で見る)人間いるから、日本じゃそれが不可能なわけだけど。

"少しでも他人と違う経歴があると排除される社会から"っていうのは言うほど日本と諸外国と差はない。ただの言い訳

いや、日本は異常だよ。

実際日本飛び級制度があったって殆どが利用しないだろ。苛められるのが目に見えてるから

同じくアメリカじゃ小学校でも普通な留年なんかも日本ではさせない。長期入院して出席日数足りないケースなんかでも強引に進級させる。でないと苛められるから

低出生とか発達遅延の子小学校入学を1年遅らせる、ってのも日本じゃ相当の覚悟でもって行わなければならない「重大な決断」扱いだ。

制度上は普通に認められている高校浪人だって殆どの子はしない。

大学だって18歳から精々20歳くらいまでに入学しなければならない。

から日本大学生若者ばかりで、ほんの僅かにいる社会人入学などの高齢者(と言うほどの年齢ではないが)は異端者扱いだ。

就職新卒時に決まらなければ途端に難易度高まる

レールががちがちに決まっていて、そこから外れた人間は徹底的に排除される社会だよ。日本は。

2014-07-15

ディズニー

なんで女はディズニーランドが好きなんだ。

そんなに好きか。なぜそんなに好きなんだ。

わからん、ぜんぜん、ぜんっぜんわからない。

ディズニーが好きっていえば可愛いとか思われると思っているのか?

そんなことない!全然ない!

ディズニーが好きな私かわいいーなのか?

わからん、ぜんぜんわからん

ディズニーの何がいいのだ?

トイ・ストーリー乗りたい?何時間つのお前?

あんなに人間が一箇所に集まる場所で一日歩きまわって死ぬほど疲れるくらいなら

家で 24シリーズ1 を最初からぶっ続けで見たほうが 100% 有意義だ。

それにしてもわからん。なんでだ、ディズニー写真撮れば可愛いとか思ってんのか?

ディズニー別にきじゃない、混んでるし。みたいな女と付き合いたい。

俺の中でディズニー好き=女の子ゆるふわ女子みたいな法則が出来上がってしまった。

ここからは完全に偏見だが、ディズニーきじゃない精神的に出来た女と話がしたい。

俺は異端なのか?そんなことはないはずだ。

2014-06-24

自制的排他主義

排外主義にも二種類あって単に他を廃するやつと自分の中に潜む「異端要素」をも廃するやつがある。

日本場合は自制的排他主義が強いと思うね。その最たる例が日本一見似た真面目な気質をしたドイツ人である

ドイツ人は「懇切丁寧に相手に説明しないと伝わらない」ことを前提としてものを話す。

これは日本人からすればくそ真面目に映る部分であるが、欧米人からすればそういった部分は別にくそが付くほど真面目じゃないのね。

個性という言葉があるけど人間そんな単純じゃないから個性になんてなれるもんじゃない。

必ず集団の中には個性的人間が出てくるものだし、1人1人を見てもね、必ずなくて七癖どこかに個性がある。

そこを己をも削り節のごとく削っていくとシンプルイズビューティフルのつもりがガリガリのダイエッターのようなことにもなりかねない。

もはやライフイズビューティフルのような世界だし(うまいこといった)、ビューティフルマインドのような人間も出てこない。

もっと排他という行為自体ドMなまでの自制が待ち受けていがちなのは言うまでもないが。

結局のところ欧米的な個性尊重の流れでいくと差別を撤廃するしかないし、そう考えると日本という土壌は差別親和的といえる。

それに日本差別反対といったらしばき隊であるとか精神障害者と強く結びついてしまうのが実情で、

何か新しいことをして差別化を図ろうとする際にどうしても消去法でものを考えねばならない。

その方法は我々日本人が「オトナになる」(社会への適応性を高める)過程で一本槍の方法を学んでいくのである

確かに日本社会への適応性を高めるという点ではオトナであるが国際舞台ではあまり役に立たない槍過ごしかたと言えるかもしれない。

国際舞台の話に対してアレルギー反応を起こして「ここは日本だぞ」と言っている場合かどうかは、やがて時の流れが教えてくれるだろう。

2014-06-19

結局さ

はてなって真面目に正論ぶちかました所で、全然ブクマ数が伸びないわけよ。

んで、極端な内容や煽った内容、炎上を狙った釣りブログに対しては

文句ブコメ殺到して、ホットエントリ入りするわけ。

新参が見ると、なんだか殺伐としてるなあと思って近寄りがたいし、

古参が見ても、もううんざりして飽きてくるわけ。

そんで、PV数や注目集めるために上述のブクマ釣り記事ばかり量産されて

負のスパイラルなわけ。


わかっててそうなるんだからはてブユーザーモラルってちんカス以下だよなと思う。

そんなサービスどんどん人が離れていくし、来年にはもう1000人くらいしかユーザーいないんじゃない?


id:PopStar

誰でも知ってる正論なんか、誰が読みたがるかね。それなら異端の方が面白い。誰も書かなかった正論を書いてくれたら喜んで読むさ。

誰でも知ってる正論なんか存在しないでしょう。

正論っていう書き方が精神論みたいで悪いと思うけど、要は「正しい情報」ということですよ。

面白ければ、正しくない情報でも飛びついて、ホットエントリー入りして、その正しくない情報が流布してしまうという

こういうのが良くないという意味ですよ。

id:htb48

自分自分意見を"正論"って言っちゃうレベルの人の発言にみんな興味がないだけだと思うよ

こういう揚げ足取りばっかりだからダメだっていってんだよ。

じゃあ正しいって言える人はだれなの?jkondo?naoya?

有名な人が言えば正しいことで、そうでなければ正しくないの?

正しい事〜 って言うと こんなこというやつはダメ

そんで、どうでもいい釣り記事に群がってるんだからバカだっていってんだよ。

id:paradisecircus69

はてブの大半は無言ブクマ勢だぞ?1000ユーザーになるわけないだろ、語るなら実情見ろ

ただのブックマーク利用で生き残るならそれでいいんじゃない

でもキュレーションサービスとして考えたら、キュレーターなしで成り立つわけないだろ。

本質を見ろ

id:mamezou_plus2

だってその"正論"って素人調理料理みたいに、生焼けだったり、花が無かったりで目を引かないだもの。商売と同じで魅せ方や必要な相手に届けないと。

まさにその通りで、結局は営業力なんだけどね。

でもその営業で、詐欺に近い詐称を行っても、それでいいんかいという話ですわ。

お客様が満足ならOK? 満足してんのかね本当に。

TVショッピングみたいに廃れていくよ。

id:coppieee

来年には1000人くらいって、完全に憶測だよな。はてなが何年前からあると思ってるんだ。

完全に憶測だよなって、憶測以外の何があるんだろういったい。

俺は預言者か。

2013年に倒産した会社だって、何年前からやってたと思ってんだって会社ゴロゴロあるよ。


id:megazalrock

はてなに期待しすぎ。基本的にはクズのたまり場です。

期待、、、なのか。それは言うとおりかもしれない。

netcraftのように、夢を見過ぎなのかもしれない。

でも、クズのたまり場で良いならば、そのままで終わるだけだ。

id:nakakzs

ブクマにせよPVにせよ水モノなんだから気にしない方が精神衛生上よろしいかと。本当によいものなら、細く長く読まれたりするわけで。

本当に良いもので、誰にもしられずひっそりとしているものなんて、

世の中にくっさるほどありますよ。


id:mujisoshina

で、あなたは他人の書いた「真面目な正論」にブクマしてるの? / 相手のエモーション掻き立てるには、「正論以上の何か」が必要なんだよな。

しまくってるんだよなあ。

そして案の定ブクマ数は伸びない。


id:feita

この増田自体が考えなしに煽ってる系記事なのは実験か何かか?/来年1000人はさすがに極端すぎでしょ…。私のアカウントの削除賭けてもいい(そもそもアクティブユーザ1000じゃいる意味ないし)

勝手に消してろ


id:TERRAZI

要は2ちゃんでいう『sage』があればいいんじゃないの。disコメするけどusersは上げないの。

それをしてほしいが、はてな的にはブコメブクマを切り捨てることができない。

これが、実質はてなPVを上げている炎上商品だと認識しているからだ。

前に、ブコメに返信できる機能の是非を問うてたが、ブクマコメントは絶対切り離すべきだ。

2014-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20140616194130

毒親で可哀想ね、とは思うけど、こういうエントリによくある優秀な自分アピールがほんとウザい。

こんなに頭いいのに親のせいで…とか言いたいんだろうけど、そんなに優秀ならさっさと親を克服するための活動を始めろよ。みんなから同情を集めたって、どうせ何もする気ないんだろ?

大体、他のトラバにもあったけど親なんてお前より先に死ぬんだぞ。そしたらお前はどうするつもりなんだよ。殉死でもすんのか?

さっさと親を捨てるか、それができないなら両親宛に「お前らの育てた子供は何も残さずお前らより先に死にました。無意味子育ておめでとう」くらいの遺書を遺してさっさと死ね

異端能力から複雑な家庭環境までちらつかせた大掛かりな中二病はもううんざりだよ。

2014-06-16

きのこの山」と対にするのであれば、

「たけのこの谷」「たけのこの林」などにするべきではなかったか

なぜ風景ではなく「たけのこの里」という集落名前を冠しているのか。

いや、「すぎのこ村」のことを考えると、むしろ異端きのこの山の方なのか。

きのこの山にもかつては集落のようなものがあったのだろうか。

戦乱によりそれが失われて…。

2014-06-05

エピソード主義と差別化本質をぼかす

日本人エピソードが大好き

外国人も好きかもしれないけど外国人のことしらないので

犯罪者がいたらとりあえずそれまでの人生や直近の行動を探ってみる

それで異端な部分があったら「やっぱりな」と安心するじゃん?

その異端な部分が犯行に直接つながったか関係ない

スポーツエピソード大事

スポーツニュースで特集できれば活躍してるかは関係ないよ

なんか意識高いこと言ってる人が海外に行ってたら最高

就活生も学歴の次にエピソード

とにかく変わったエピソードを聞かせてくれ

俺たち採用担当は同じような話に飽きてるから

2014-05-21

IQが130あったけど

かれこれ2年ほど前に受けたWAISの結果が予想外に130を超えていて、ずっとこれを話題にしたくてもやもやしていた。自慢したい気持ちもあるけど、むしろ珍しいものが手に入ったからいじくり回したいという気持ち。具体的には他のIQ高い人(増田には自分より高い人がいくらでもいそう)と話をして、自分のやるような思考の癖や感じ方が、似たようなIQを持つ人と共通する部分があるかどうか、群指数の値を比較しつつ確かめたり、高いIQについてよく言われている話を事実と思うかどうかヒアリングしてみたい(よくIQ20違うと会話が成立しないとか言われてるけどあんなん嘘っぱちだと思う。むしろ自分は大抵の人より頭が悪いと感じる)。まあメンサかいグループに参加すればいくらでもリアルで会えるみたいだけど、ああいうのは尻がムズムズするし金も掛かるみたいなのでパスしたい。

つーかフィクションで「IQ180の天才」とか出てきたりするから普通から外れるラインは150くらいからだろうと思ってたんで、自分IQが分かってから相場を調べてびっくりした。やっべー俺って異端?とかオッサンの枯れた中二心が目覚めそうになったわ。これ10代だったらヤバかったかも知れん。ただまあ130以上とかい御大層なIQでどんな実績をあげたのかと聞かれれば何もない。一応大学は出てはいるけど4流5流のレベルだし、まともな仕事に就いてはいるけど、そこでうまくいかずに死にそうになって心療内科に駆け込んだのがWAISを受けたきっかけだったしな。IQで測れる能力なんて実社会必要能力とは全然違うということは身をもって分かってる。そもそもIQ130ってのは50人に1人程度だそうなので全然異端じゃない。クラスで一番になったか天狗になってるとかそれくらいの話。

しか自分IQが高くて云々、という話を書くのは難しい。ネットで時々、WAISの結果について自虐やら誰にともつかない相談のような体で「俺は言語理解が136なのに作動記憶103しかなくて…つらいです」とか書いてあったりするけど、ああいうの見るとつい「それ数字出す必要ないよね」とか思ってしまう。低いと言っても103もあれば平均以上なんだから、問題は群指数間の差な訳で、「俺は言語理解と作動記憶の差が33もあって…」と書けばいいじゃん、さり気ないつもりで数字出してきて自慢かよ、と。んで自分ではそういうことはやるまいと思っていたら全然自分のことを開陳する機会がなくて参ったので開き直ってこう言うエントリを書いた。なんかもうすごい本末転倒

2014-05-14

自分の憧れていた同性が結婚していくことについて

記名で書くのは恥ずかしい、自分勝手なファン心理なのでここにこっそり置いておく。

自分が憧れていた同性(ここではヒーローと呼ぶ)が結婚したりすると少し寂しい気分になる。これは憧れの異性、つまり自分アイドル結婚した時に感じる悶々とした気持ちとは少し違う。

自分は、30歳を軽く過ぎても独身のままで、学生時代と同じように、いや、よりマニアック自分文化系趣味に没頭して楽しそうにやっている人に憧れる。彼らは高尚な人間だが、社会からは少しだけはみ出し者だ。そんな異端人間が、尾崎豊のようにぶざまに吠えることなく、社会自分の折り合いをうまくつけてやっているところがカッコいい。つまり自分は単純ばかなロックスターが嫌いだ。もっと複雑な心を持っているのに、マトモな職について日中真人間のように働いている人はたくさんいる。それなのに簡単にドロップアウトしやがって。

まあそんなことは置いといて、自分ヒーローのそんな生き下手そうなところが好きだ。経済的に余裕があり、社会的地位もある、それなのにどうしても臭ってしま体臭のような生き下手さが好きなのだ。この臭いがしない人はどんなに良い人でも信頼できない。心の底で疑ってしまう。

そして、ヒーローには近づきたくはない。幻滅するのが嫌だからではない。少しでも馴れ合ったら崩れてしまう繊細な感情があるのだ。

から影ながら応援していた。素知らぬふりをして、心の中で「もっとやってくれ。もっとやってくれ!」と思っていた。

そんな人が結婚した。お相手はなかなかの美人だが、家庭的な雰囲気のある女性だった。亭主の趣味にも寛大で、足りないところを補うしっかり者という印象だ。それを聞いてビックリした。あんなに自分のために時間を使っていた人が結婚するなんて、と思った。ただ矛盾するようだが前からヒーロー非モテであってはならないとも思っていた。女性モテないことからくる負のエネルギー趣味に活かすタイプの人が苦手だからだ。そのタイプ人間は年をとって性欲が減退するに連れてセンスも減退してしまう。なので、モテてもモテなくても変わらずに趣味に没頭できる人が良い。

ああでも結婚するなんて。わかっている、結婚たから丸くなるわけではないだろうし、結婚しても趣味を謳歌する人はたくさんいる。だけどそれを奥さんが「うちの夫はいつまでたっても子供で~」みたいに笑顔で惚気でもしたら?耐えられない。そんなの耐えられないよ。この感じに似たもの経験したことがある。学生の頃、女の子と夢見心地でデートした後、実家帰宅した時に感じるイヤな生活感だ。「遅かったじゃないどこ行ってたの?ご飯早く食べてね」の感じだ。それまで視界の上の先にぼんやり見えていた美しい願いが、何十年も続く古びた生活の重みによって地に落ちて割れしまう、あの感じだ。つまり悲しいのだ。やるせないのだ。

そろそろ認めないと。赤の他人自分理想押し付けても仕方ないのはわかっている。ただそれに時間がかかってしまっただけだ。これで最後にしよう。祝福しよう。心の中で、こっそりと祝福しよう。自分なりの愛を込めてこんなふうに祝福しよう。

「ああ生き下手な僕のヒーローよ、おめでとう。そして永遠に生き下手なれ。」




さて、今週末はどのidをご飯に誘おうかな?

2014-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20140513172315

社会に夢や希望がなくなってきたから、

奇抜というか、猟奇的というか、異端作品しかのめり込めなくなってきたんじゃないかなって思ってる。

異常な世界を描いて、ほら現実の方がまともでしょ?って。

http://anond.hatelabo.jp/20140508122430

やれやれ貧乳好きな俺はマイノリティだねつらいわーニッチな好み持ってる俺マジすげーリスペクトだわー(チラッチラッってのが透けて見えるから。ワンナウト。

書き方は乱暴だけど、この部分だけなんか分かる

そういう人たちが各自でどう思ってんのかは置いといて

そういう人たちに遭遇するたびに自分は「うわっ」て感じになる

胸が大きい小さいとか

背が高い低いとか

痩せているとかいないとか

そういうことに対して悩みを抱えてる人たちが心情を吐露したりする時

そういう悩みに対して「自分はいいと思うけどな」ってコメントをするような人たちがなんか苦手

例としてあげると

自分可愛いと思うし、大好きだし、全然悪くないと思うし、むしろ素敵な個性だし――(褒め殺しの系譜)」

「そもそも良さが分かってない奴はどうかしてる(憤慨の系譜)」

「そういうのが好きな自分みたいな奴のところに来てくれればいいんだけどなあ(願望の系譜)」

自分は好きで好きでたまらないし、むしろその方がソソる(興奮の系譜)」

「そういうのが大好きな自分異端なんだろうか(中二病の系譜)」

っていう感じだけど、そういうのを見聞きするたびに滅入る

そういうノリに慣れなくてちょっと胸がざわつく

自分だけはわかってますよ」って思ってるかのような印象を抱いてしまうし

からさまに「自分別にいいと思うけど何か?」みたいな煽る感じを出してる人は特にざわつく

余談だけど「そんなのより自分の方がずっと辛いんだけど?喧嘩売ってるの?(攻撃の系譜)」にもざわつく

とにかく、いずれにしろ胸がざわついてしま

おっぱいの好みの話に戻るけど

1.貧乳がいい

2.貧乳からいいんじゃない

3.貧乳の恥じらってる感じがいい

みたいな流れもざわつくし、もう飽きた

繰り返される定番パターンマンネリを感じざるを得ない

あと、巨乳好きと貧乳好きっていう主張の人たちがぶつかり合ってるとき

「結局のところ大きいのも小さいのもどちらも等しく良いものだ」みたいな話が出てくるのも滅入るようになってきた

マンネリだけでは説明できない「うわっ」って感じを抱くようになった

2014-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20140503120041

まぁ生物学的にもカジュアルセックスを推した子孫は反映していないといえるのだから、なにかしら問題があったんだろうね?

単に異端扱いされているだけかしら。そもそも複数の男性と交わる女性を軽薄するのは男なんだからそこからして問題ありじゃないか。

まずは風俗嬢AV嬢が社会的に上級ポジを勝ち得ないと君の楽園は成り立たない。

2014-04-26

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20140421200127

書籍化まで7光年 (2009年)

  1. アンドルー・クルミー 『ミスター・ミー』    「『ミスター・ミー』とドップラー効果恋愛小説
  2. ポール・オースター 『幻影の書』    「オースター百%の『幻影の書』と本のスカート
  3. ピエールバイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』    「読んでいない本を語る方法と「特性のない本」」
  4. ジョン・クロウリーエンジンサマー』    「言葉の"ずれ"と物騒な本」
  5. 浅暮三文ぽんこつ喜劇』    「ひよこサクラ実験小説
  6. シュボーンロバーツ 『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』    「迷走と眩惑の理学タイトルの謎」
  7. David Flanagan 『プログラミング言語 Ruby』    「プログラミング言語小説屋」
  8. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「超絶馬鹿技巧小説『麗しのオルタンス』に隠された秘密
  9. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「数と音楽の秩序で作られた希代の小説
  10. ヒュー・ケナー 『機械という名の詩神』    「文学テクノロジー作家関係
  11. チャールズ・ストロス 『アッチェレランド』    「全編ボケ倒しのすごい奴」
  12. 多和田葉子ボルドーの義兄』    「『ボルドーの義兄』謎の276文字を追う」

書籍化まで6光年 (2010年)

  1. パウル・クレー新版 クレー日記』    「小説のような日記日記のような小説
  2. 中野美代子ザナドゥーへの道』    「多幸感に満ちた文字の連なり」
  3. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボーに直撃質問!」
  4. ミロラド・パヴィッチ 『帝都最後の恋』    「タロットにしたがって読むパヴィッチの本」
  5. ダンガードナーリスクあなたは騙される』    「現実小説よりハッピーなのだ!」
  6. ティーヴ・トルツ 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部 』    「長い小説が書けない理由!?」
  7. 大野克嗣 『非線形世界』    「単純素朴なのになぜか伝わらない本」
  8. ジル・プライスバートデービス 『忘れられない脳』    「ジル・プライス忘却のない人生
  9. クラーク・アシュトン・スミス 『ゾティーク幻妖怪異譚』    「「そういう人」スミスが好き」
  10. スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの航星日記』    「レムの欠番を埋めるのは」
  11. エミーリ・ロサーレスまぼろし王都』    「見えないものが見える瞬間」
  12. イヴィッド・レヴィット 『数式に憑かれたインド数学者』    「稀代の数学者架空伝記」

書籍化まで5光年 (2011年)

  1. ブノワ・デュトゥールトゥル 『幼女煙草』    「不穏さに満ち満ちた『幼女煙草』」
  2. スマイル・カダレ 『死者の軍隊将軍』    「不思議な国アルバニア戦争小説
  3. 高橋陽一郎 『変化をとらえる』    「数学教科書いろいろ」
  4. サイモン・シンエツァート・エルンスト代替医療トリック』    「代替医療に挑む議論の書」
  5. 辻原登 『闇の奥』    「辻原登は変である
  6. 柏野牧夫 『音のイリュージョン』    「聴覚だって騙される」
  7. マックス・ブルックスWORLD WAR Z』    「語り伝える書」
  8. ジェラルディン・ブルックスマーチ家の父』    「網目だらけ」
  9. グレゴリー・コクランヘンリー・ハー ペンディング 『一万年進化爆発』    「淡々進化中」
  10. イヴィッド・グラン 『ロスト・シティZ』    「見えない都市
  11. Federico Biancuzzi、Shane Warden 『言語設計者たちが考えること』    「言葉を作る人たち」
  12. A・R・ルリヤ 『偉大な記憶力の物語』    「無限記憶を持つ男」

書籍化まで4光年 (2012年)

  1. V・S・ラマチャンドラン、D・ロジャース=ラマチャンドラン 『知覚は幻』    「美の起源?」
  2. Charles Yu 『How to Live Safely in a Science Fictional Universe』(『SF的な宇宙安全に暮らすっていうこと』)    「ウーのくすぐり芸」
  3. マット・リドレー 『繁栄』    「人類は滅亡しない?」
  4. ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ』    「エーコが好きだ!」
  5. Steven Bird、Ewan Klein、Edward Loper 『入門 自然言語処理』    「見えない辞書
  6. エットハミ・ムライ・アメド 『モロッコ食卓』    「信楽焼タジン鍋
  7. ピーター・ペジック 『青の物理学』    「青の見取り図
  8. クリストファーチャブリス、ダニエルシモンズ錯覚科学』    「見えないゴリラ
  9. 大沢文夫 『大沢流 手づくり統計力学』    「百円玉実験不思議
  10. トルケル・フランセーン 『ゲーデル定理――利用と誤用の不完全ガイド』    「ゲーデルさんごめんなさい」
  11. Mark Kac 『Kac 統計的独立性』    「数学者をつくる本」
  12. ロザリー・L・コリー 『パラドクシア・エピデミカ』    「矛盾と逆理の入門書

書籍化まで3光年 (2013年)

  1. レベッカスクルート 『不死細胞ヒーラ』    「ヘンリエッタ細胞
  2. ジョン・パウエル 『響きの科楽』    「宇宙人にあげたい本」
  3. 山田風太郎旅人 国定龍次』    「山田風太郎輪郭
  4. レニー・ソールズベリー、アリー・スジョ 『偽りの来歴』    「世界改竄
  5. Bruce A. Tate 『7つの言語つの世界』    「たくさんの言語
  6. 寺田尚樹 『紙でつくる1/100の世界』    「これは本です」
  7. アンソニー・ドーアメモリー・ウォール』    「非SF作家SF
  8. オリヴァー・サックス 『心の視力』    「サックスおじさんの症状」
  9. ダニエル・アラルコン 『ロスト・シティレディオ』    「読んでも未知の本」
  10. P・Gウッドハウスジーヴスとねこさらい』    「"ゆるさ"のシリーズ
  11. ヴィクトリアブレイスウェイト 『魚は痛みを感じるか』    「魚の痛みの判定基準
  12. イヴィッド・イーグルマン意識は傍観者である』    「傍観者法学

書籍化まで2光年 (2014年)

  1. ブライアンクリスチャン機械より人間らしくなれるか?』    「純正人間の奮闘記」
  2. Clifford A. Pickover 『The Math Book』    「数学的あれこれ250」
  3. トレヴァー・ノートン 『世にも奇妙な人体実験歴史』    「楽しい自己人体実験
  4. フリオリャマサーレス無声映画のシーン』    「幸せ本棚
  5. ジョセフ・オルーク折り紙のすうり』    「折り紙数学
  6. ニール マクレガー 『100のモノが語る世界歴史』    「大英博物館のモノ」
  7. 根上生也四次元が見えるようになる本』    「四次元練習
  8. トーマス・トウェイツ『ゼロからトースター作ってみた』    「トースターを作る男」
  9. ロベルトボラーニョ『2666』    「ボラーニョの奔流」
  10. ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』    「言語世界の見え方」
  11. D・マンフォード、C・シリーズ、D・ライトインドラの真珠』    「空海フラクタル
  12. V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの天使』    「九つの美の法則

書籍化まで1光年 (2015年)

  1. 川添愛『白と黒のとびら』    「数学小説の融合」
  2. リチャード・パワーズ幸福遺伝子』    「純文とSF
  3. ロン・カリージュニア神は死んだ』    「真正突破短編集」
  4. ラウディアハモンド『脳の中の時間旅行』    「素朴に語る時間の話」
  5. Franco Moretti『Distant Reading』    「遠くから見る世界文学
  6. Lev Manovich『Software Takes Command』    「新しい思考の道具」
  7. デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』    「小説ではない小説
  8. シャロンバーチュ マグレイン『異端統計学 ベイズ』    「紛糾する統計学
  9. 内村直之『古都がはぐくむ現代数学 京大理解析研につどう人びと』    「数学という営み」
  10. Stanisław Lem『Summa Technologiae』    「レムの『技術学大全』」
  11. M・G・ヴァッサンジ『ヴィクラム・ラルの狭間世界』    「言葉より速く」
  12. 語り手 姉崎等、聞き書き 片山龍峯『クマにあったらどうするか』    「クマにあったら」

書籍化まで○光年 (2016年)

  1. ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー『楽観主義者未来予測』    「未来は本当に暗いのか」
  2. ジェシーケラーマン駄作』    「いない、いない、の本」
  3. キャサリン・ゴヴィエ 『北斎と応為』    「歴史小説の書き方」
  4. 横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』    「色んな言葉が混ざる小説
  5. 佐久間保明監修、本庄千代編『しかけ絵本世界』    「四角な本の大革新
  6. エミリー・オスター『お医者さんは教えてくれない 妊娠出産常識ウソホント』    「経済学者出産育児論」
  7. クレイグ・モド『ぼくらの時代』    「オモチャ電子書籍
  8. Noam Nisan、Shimon Schocken『コンピュータシステム理論実装』    「コンピュータをつくる」
  9. マーティンガードナーガードナー数学パズルゲーム』    「人生を変える数学パズル
  10. ピーターメンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』    「「読む」を考えさせる本」
  11. 遠藤侑介『あなたの知らない超絶技巧プログラミング』    「プログラミングロマン
  12. ベン・H・ウィンタース世界の終わりの七日間』    「世界の終わりへ続く日々」

書籍化まで△光年 (2017年)

  1. 奥修『珪藻美術館』    「ぞわぞわ感の境界
  2. マークチャンバーランド『ひとけたの数に魅せられて』    「ひとけたの数を語る本」
  3. ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生たか』    「地球が生まれから歴史
  4. ライナー・クニツィアダイスゲーム百科』    「機械が作るゲーム
  5. ウンベルト・エーコプラハ墓地』    「史上最大の偽書の成立秘話
  6. ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語』    「紙に書かれた五〇の島の物語
  7. 高野秀行『謎のアジア納豆』    「納豆とはにかみ」
  8. ロビンダンバー人類進化の謎を解き明かす』    「友達は二百人できません」
  9. アンソニー・ドーア『すべての見えない光』    「ドーア言語兵器
  10. ティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』    「変化する音楽生態系
  11. 鈴木真治『巨大数』    「書くことのできない数」
  12. コマヤスカン新幹線のたび 金沢から新函館北斗札幌へ』    「視点がひっくり返る絵本

書籍化まで□光年 (2018年)

  1. まつもとゆきひろまつもとゆきひろ 言語のしくみ』    「言語のつくり方」
  2. 原武史政治思想史』    「物から読み解く政治思想
  3. マリオ・レブレーロ『場所』    「どこまでも続く部屋」
  4. 横山茂雄『神の聖なる天使たち』    「ディーとケリーの奇妙な運命
  5. ルシオ・デ・ソウザ、 岡美穂子『大航海時代日本人奴隷』    「記録に残されなかった者たち」
  6. 倉谷滋『分節幻想 動物のボディプラン起源をめぐる科学思想史』    「「発生」をめぐる学問歴史
  7. イチカワヨウスケ『野菜だし』    「レシピと伝達」
  8. 古賀弘幸『文字と書の消息』    「文字歴史の広がり」
  9. 赤野工作『ザ・ビデオゲームウィズ・ノーネーム』    「2115年のゲームレビュー
  10. 本山尚義『全196ヵ国おうちで作れる世界レシピ』    「世界196ヵ国の家庭料理
  11. フレット・スメイヤーズ『カウンターパンチ 16世紀活字製作現代書体デザイン』    「美しい活字への道」
  12. ジェニファー・ダウドナ、サミュエルスターバーグ『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術発見』    「遺伝子編集の新技術

2014-04-23

http://anond.hatelabo.jp/20140423062141

ロードス島以前って

D&D時代からエルフは森から出てくるし

指輪物語の時点でもエルフは森から出てくるのでは?

 

そもそもエルフを明確に描いたのはトールキン指輪物語シリーズだと思うけど、

それ以前で、エルフを描いている作品ってあったっけ?

途中でエルフが地下から出てきても、その作品異端なのでは?

2014-04-11

ごちうさだけは許せない

ごちうさだけは許せない

作者のKoiさんやこの作品のファンに個人的な恨みがあるわけではない

それでもこの作品を許すことはできない この作品流行社会が許せない

Koiさんの絵に出会ったのは"秘書これくしょん"内のキャラであるニット帽秘書を友人に見せられたのが最初

その友人はいたくKoiさんの絵を気にいっていたが、私は正反対感想を抱いていた

まず目が大きい

次に等身が低い

更に身体が貧相

これらが組み合わさってキャラが全てペド

はっきり言おう、私はこの手の萌えアニメっぽさ全開のペドい絵柄が嫌いだ

私は水薙竜さんや五十嵐藍さんや宇木敦哉さんの絵のようなあっさりとしていて萌えアニメっぽさが薄く、清潔感がある絵柄が好きだ

からといって私にはこんな個人的な好みを理由にKoiさんの絵柄を批判する権利は無い

けどやっぱり、理解できないのだ

日本人が生卵を食べることを理解できない外国人のごとく、私は理解することが出来ないのだ

から私はこの友人が

「このKoiさんが描いた"ご注文はうさぎですか?"は絶対アニメ化する!!」

と言った時に思わず

秘書これくしょんとか言うマイナーソシャゲキャライラストレータの描いたこんな何の目新しさもないほのぼの日常系4コマが絶対にアニメ化するわけねぇ!!!

と言い返してしまった

割と大声で全方向に喧嘩を売ってしまったことはこのときちょっと反省した ごめんなさいKONAMIさんKoiさんマンガタイムきららさん

でも叫ばずにはいられなかった 

だってこの漫画つまんねぇんだもん!!!

オチもクッソ弱いし奇抜さもないしキャラかわいいだけのずーーーっと同じ雰囲気の単調な4コマなんだもん!!!

こんなんどこにでもあるやん!!!これより先にアニメ化すべき作品もっとあるやん!!!

絵柄も面白さも理解できない私にとってこのごちうさはこの世界の頭上に浮かぶ巨大な異物のようだった

ここまで20余年生きてきて培われてきた感性人格が全力でこの作品を否定する しか世間にはこれを礼賛する人間が多数いる

ひょっとして、俺がおかしいのか?

ごちうさのかわいさを理解できて、面白さと思えることが当然のことで、それを否定する人間は異常であり許されるべきではない世界なのか?

頭上に浮かぶごちうさは、私にこんな悩みの影を落としていた ごちうさは癒しなんかではなく、常に自分を否定する大きな悩みの種だった

しかし、少しは楽観的に考えていた

「流石にこれがアニメ化するわけないだろう……」と

ゆるゆりAチャンネルストックも溜まっているだろうし、他にもっと面白い漫画があるだろうし

ところがどっこい

http://www.gochiusa.com/

このザマである

http://twitter.com/search?q=%23gochiusa&f=realtime

この反響である

この瞬間、ごちうさは正義となった

同時に、私は異端となった

嫌いなものを嫌いと言えないポイズンSNS世界において、私の肩身は猛烈に狭くなった

ことごとく好きな作品流行らず、ごちうさのような理解できない作品ばかり流行

しかし、たとえ孤立したとしても私はごちうさを認めるわけにはいかない

ごちうさを認めることは、自分を否定することになる

から私はごちうさと闘い続ける

キルミーが哲学なら、ごちうさは仇敵だ

「そんなの人の好みなんだからわざわざ人の好きなもの否定しなくていいだろ」

と思う方もいるかもしれない

もっともだ それは確かにもっともだ

けど俺はごちうさのよさが本能レベルでわかんないの!!!!!!

まわりの人間が突然「雑草おいしいよぉ」っていって雑草食いはじめたらどう思う?????それが全国レベル流行ったらどう思う?????友達みんな「雑草いいよね……」「いい……」みたいな会話ずっとするんだよ????人それぞれだからで片付けられる?????愚痴らないで我慢できる?????

Koiさん、めっちゃ塗りと背景キレイなんだからそのまま等身上げて目小さくしてリアル調にして少し切ない青春系の漫画描いてくれ 頼む

アニメ製作各社、もうかわいいだけの日常系は十分だ 好きっていいなよとか君に届けとかヨスガノソラとか毎週ワクワクさせてくれる恋愛モノのアニメもっと作ってくれ 頼む

こうしてくだらないワガママ増田に書いているうちにも、ごちうさファンは増えていくのであった

世知辛い世の中だ












それはそれとして、あやねるかわいいよ

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