はてなキーワード: マンガタイムきららとは
ごちうさだけは許せない
作者のKoiさんやこの作品のファンに個人的な恨みがあるわけではない
それでもこの作品を許すことはできない この作品が流行る社会が許せない
Koiさんの絵に出会ったのは"秘書これくしょん"内のキャラであるニット帽秘書を友人に見せられたのが最初だ
その友人はいたくKoiさんの絵を気にいっていたが、私は正反対の感想を抱いていた
まず目が大きい
次に等身が低い
更に身体が貧相
はっきり言おう、私はこの手の萌えアニメっぽさ全開のペドい絵柄が嫌いだ
私は水薙竜さんや五十嵐藍さんや宇木敦哉さんの絵のようなあっさりとしていて萌えアニメっぽさが薄く、清潔感がある絵柄が好きだ
だからといって私にはこんな個人的な好みを理由にKoiさんの絵柄を批判する権利は無い
けどやっぱり、理解できないのだ
日本人が生卵を食べることを理解できない外国人のごとく、私は理解することが出来ないのだ
だから私はこの友人が
「このKoiさんが描いた"ご注文はうさぎですか?"は絶対アニメ化する!!」
と言った時に思わず
「秘書これくしょんとか言うマイナーなソシャゲのキャラのイラストレータの描いたこんな何の目新しさもないほのぼの日常系の4コマが絶対にアニメ化するわけねぇ!!!」
と言い返してしまった
割と大声で全方向に喧嘩を売ってしまったことはこのときちょっと反省した ごめんなさいKONAMIさんKoiさんマンガタイムきららさん
でも叫ばずにはいられなかった
オチもクッソ弱いし奇抜さもないしキャラがかわいいだけのずーーーっと同じ雰囲気の単調な4コマなんだもん!!!!
こんなんどこにでもあるやん!!!これより先にアニメ化すべき作品もっとあるやん!!!!
絵柄も面白さも理解できない私にとってこのごちうさはこの世界の頭上に浮かぶ巨大な異物のようだった
ここまで20余年生きてきて培われてきた感性と人格が全力でこの作品を否定する しかし世間にはこれを礼賛する人間が多数いる
ひょっとして、俺がおかしいのか?
ごちうさのかわいさを理解できて、面白さと思えることが当然のことで、それを否定する人間は異常であり許されるべきではない世界なのか?
頭上に浮かぶごちうさは、私にこんな悩みの影を落としていた ごちうさは癒しなんかではなく、常に自分を否定する大きな悩みの種だった
しかし、少しは楽観的に考えていた
「流石にこれがアニメ化するわけないだろう……」と
ゆるゆりやAチャンネルのストックも溜まっているだろうし、他にもっと面白い漫画があるだろうし
ところがどっこい
このザマである
http://twitter.com/search?q=%23gochiusa&f=realtime
この瞬間、ごちうさは正義となった
同時に、私は異端となった
嫌いなものを嫌いと言えないポイズンなSNSの世界において、私の肩身は猛烈に狭くなった
ことごとく好きな作品は流行らず、ごちうさのような理解できない作品ばかり流行る
しかし、たとえ孤立したとしても私はごちうさを認めるわけにはいかない
ごちうさを認めることは、自分を否定することになる
だから私はごちうさと闘い続ける
キルミーが哲学なら、ごちうさは仇敵だ
「そんなの人の好みなんだからわざわざ人の好きなもの否定しなくていいだろ」
と思う方もいるかもしれない
けど俺はごちうさのよさが本能レベルでわかんないの!!!!!!
まわりの人間が突然「雑草おいしいよぉ」っていって雑草食いはじめたらどう思う?????それが全国レベルで流行ったらどう思う?????友達みんな「雑草いいよね……」「いい……」みたいな会話ずっとするんだよ????人それぞれだからで片付けられる?????愚痴らないで我慢できる?????
Koiさん、めっちゃ塗りと背景キレイなんだからそのまま等身上げて目小さくしてリアル調にして少し切ない青春系の漫画描いてくれ 頼む
アニメ製作各社、もうかわいいだけの日常系は十分だ 好きっていいなよとか君に届けとかヨスガノソラとか毎週ワクワクさせてくれる恋愛モノのアニメをもっと作ってくれ 頼む
こうしてくだらないワガママを増田に書いているうちにも、ごちうさファンは増えていくのであった
世知辛い世の中だ
それはそれとして、あやねるかわいいよね