はてなキーワード: 成果物とは
仕事上女性とも働くけど、仕事できる女性って真面目でストイックでほうれんそうも早いし相談も早い。
男のように上下関係とかパワーバランスとか余計な考えを挟まず目的遂行のために真っすぐに動くので仕事が早い。
仕事に対しても充実感があって生き生きと仕事をしているし、成果物にかなりプライドを持っている反面、あまり利益率とかは二の次になりやすい。
ただクオリティが保たれているおかげで客先の評判はよく、職人気質なものに向いていると思う。
でもネットで女性の活躍がどうのこうの言ってる人間の文章読むと、とてもその人が書いたような内容に見えない、
本当は、仕事できないんじゃないの。
「頑張ったら、成長したら褒める」
これを心がけている。
成長してもらうために、ダメな点はとにかく指摘する。
細かい点も大きな点も関係なく、悪い点や気になった点は伝える。
でも、良かった点や前回から成長した点は褒める。
頑張ったら、進歩したら褒める。
それは欠かしてはならないと、常に思っている。
指摘するだけ指摘して、ボロクソに言っておいて。
その後のフォローも皆無だと、その後輩は潰れてしまうかもしれないからだ。
ボロクソに言われるのはきつい。自分じゃなく、自分の成果物に対して言われるのは、頭でわかっていても傷付く。
精神的ダメージを受けたままにしないためにも、私は良い点探しをする。
成長しているのに、心へのダメージを重ねて沈んでほしくないから。
私の上司もこんな考え持ってくれていたら良かったんだけどなぁ。
こんな思いをする人が一人でも減ったらいいな、と願う。
ブラック問題、近年の話題性という意味ではアニメーターの現場が嚆矢だったような気がするが、改善される気配はあるのだろうか。
アニメーターの惨状を扱った記事には「当人が好きで納得してやってるんだから良いだろう」という意見も多く見られた。
というか、そもそも「個人の納得」って何なんだろう。
時間辺り給与が十分と感じるのか、食っていけるから良いのか、成果物が世に出るのがたまらない達成感をもたらすのか、
公的価値から判断した当人の自己評価の低さによる卑下の結果なのか。
マンガ家はどうなんだろうか。
東村アキコが自身のアシスタントをイジってマンガにしてたが、彼らが報われることはあるのだろうか。
トーンや背景や、モブなどの反復的な書き込みは、CGや写真加工で済ます作家も増えてきた。
アシスタント経験で手にした職人的技術に意味はあるのだろうか?
まぁ全く無くはないんだろうが
なぜ最近の若者は定時帰りするのか的な内容だ。
http://diamond.jp/articles/-/98421
これに対して9割以上の反応が筆者に対する批判だった。
老害、ブラック、こういう奴が日本を滅ぼす的な意見ばかりだった。
私も、無駄な残業は減らすべきだし、残業が目的になるようなことは避けるべきだと思っている。
また徹夜での業務や病気になるほどの残業はおかしいと考えている。
それでもこの「行き過ぎた残業バッシング」には違和感を感じるのだ。
これは一見、良いことのように見える。
また手遅れが発生するようなミスに対して非常に敏感になり、人間関係もぎくしゃくする。
仕事と業務は異なる。業務に効率性を求めたとしても、仕事は業務以外でも成り立っている。
その為、行き過ぎた効率主義は業務改善に役立つが、仕事全体として上手く回らないケースがあるのである。
残業をなくすべきと言っている社員のどれくらいが、会社で求められている以上の成果を出すことができているだろうか。
私の経験上、優秀な社員というのは社員の中での1〜2割だ。その他は普通、もしくはダメ社員なのだ。
そしてそのダメ社員はどうしても優秀な社員よりも成果物の精度が低く遅い。
出来る社員に追いつく為、少しはマシな成果物を出す為には残業をするしかない。
上司のせいにばかりするな。
自分の成果が低ければ残業をしてでも取り返さなければいけない。
常に競争の為、当然他社よりも高品質で安価なものを提供しなければならない。
いかがだろうか。
○朝食:ヨーグルト
○昼食:トンカツ定食(ご飯、トンカツ、お味噌汁、サラダ、ポテトサラダ、漬け物、魚の南蛮漬け)
○夕食:天一(なんで今日なんだよ! というツッコミを思いつく方もいるかもですが、明日は僕の誕生日なので僕なりにお祝いをしたいため、天一を食べる気分じゃないからです)
○調子
新人さんの面倒を見る人がいないので、仕方なく指示を出したり成果物をチェックしたりした。
当然、誰しも何んでも始めてはあることなので、それを笑ったりあきれたりするのはよくないんだけど、
新人さん「どうしたらいいですか?」
僕「条件なしのCount(*)でいいですよ」
それなりに大きい企業の正社員さんなんだから、研修とかしてると思うけどなあ。
まあ将来立派なSIerさんになるためには集計関数なんて知らなくてもよいのかもしれないですね。
180円も使っちゃったよ。
……改めて思うけど、健全だなこのゲーム、180円で超楽しめるや。
○バッジとれ〜るセンターの未解禁悪ポケ(2016年9月30日)
とあるブログに今までのポケモンバッジの全てがまとめてあったので、コレクションと照らし合わせて、もうすでに解禁済の悪ポケは全て持っていることがわかったりました。
というわけで、未解禁の一覧を作ります。
○カントー
○ジョウト
○ホウエン
・ポチエナ
・グラエナ
・ヤミラミ
・キバニア
・アブソル
○シンオウ
○イッシュ
全解禁
○カロス
・サトシゲッコウガ(※悪ポケかどうか不明、ポケカ、ピクロス、ポケとる、では水タイプだが、これらは複合タイプは再現されないため悪タイプでないとは言い切れない、本編ゲーム以外で現在進行形のゲームで複合タイプを表現できるゲーム…… コマスターでの実装が待たれるな)(ごめん、ポケカではデュアルタイプで複合タイプを表現することもあるね、ちょっと表現間違えた)
・フーパ(いましめられし)(ドットは有、悪ポケではないがフォルムチェンジが悪ポケ)
・フーパ(はなたれし)
……そうやあ、SMでジムリーダーが本当に廃止だと、悪タイプジムリーダーはまたお預けなのか。
○ポケとる
なんかメチャクチャ苦戦した。
ログボのみ。
小さいプロジェクト 1人で複数掛け持ちするくらいの大きさ 2人月以下
中くらいのプロジェクト 数人で行うくらいの大きさ 3〜25人月くらい
大きいプロジェクト 数十人で行う大きさ 25〜100人月くらい もしくは数十人のエンハンス、継続改修とか
巨大なプロジェクト 組織をまたぐような大きさ 100人月〜 もしくは数百人以上のエンハンス、継続改修とか
利点:すぐ仕事に慣れることができる、繰り返し試せる、効率化できればすごく儲かる
欠点:やり方がオレオレになる、タコツボ化する、そればっかりな人になる、色々抱えて抜け出せない、引き継げない、値崩れリスク
利点:適度な責任を負うことができる、リーダーや要件定義など上流に食い込みやすい、上流〜下流までやろうと思えばできる、スピード感を持てる、チームビルディングなども経験できる
欠点:人材の換えが効かなくていっぱいいっぱになる、意外とテンプレ化できなくて非効率なことが多い、人依存が強くチームに不出来なものが1人居るだけで割りと詰む、会社の規模が小さい場合が多い
利点:キャリアパスを描きやすい、給料も高め、人材の替えが効くくらいの規模になりやすい、頑張ればそのプロジェクトの中で大分成長できる
欠点:スピード感は無い、デスマ化しやすい、PM力に依る、上流に食い込みづらい
利点:職としては安定する、詳しい人が組織内に居ることが多い、有名なプロジェクトでやりがいがある事が多い
欠点:プロジェクトが長すぎて浦島太郎化する、全体を見通す力が失われる、世の中のスタンダードがわからなくなる、仕様書・伝言ゲーム・政治問題、頑張っても成果物の良し悪しには影響度が低い
規模を跨ぐだけで文化がガラッと変わるが、その文化がIT業界全体での常識だと思いこんでいる人が多い
一生同じ規模帯に居るならいいが、規模を跨ぐことがあるとカルチャーショックする場合もある
会社内に色んな規模のプロジェクトがなくて、行き来しづらいこと
同じプロジェクトや、同じようなプロジェクトに5年とか捕まると人材として凝り固まりそう
小〜大まで揃ってると心配はそれほどない
一人で黙々とやりたい人 → 小さい規模
職を安定させたい人 → 巨大な規模
技術を磨きたい人 → 中くらいの規模、大きい規模
ものづくりをやりたい人 → 小さい規模、中くらいの規模
上流〜下流まで磨きたい人 → 中くらいの規模、大きい規模
という感じだと思うが、何もわからずに規模を選択してしまい、それが常識だと絶望している人をたまーに見かける
巨大な規模のプロジェクトをやってる会社に正社員で入ってしまい
人を回すことが仕事になり、将来が不安になって出ていくのだが、そこで中くらいの規模帯の会社に入って今度は待遇の悪さに絶望する
巨大 → 大 ◯ よりプロジェクトに関われる
巨大 → 中小 × 待遇の悪さに驚く 30代くらいで世の中見えてきた頃ならいいかも?
大 → 巨大 ◯ より職は安定する、リーダー的なポジションに付けば技術力も別の方向に伸びるのでは
大 → 中 ◯ リーダー職ならあり?
大 → 小 △ どん判
中 → 小 △ フリーランスとかなら有りかも
小 → 巨大、大 × 死にたくなると思う
小 → 中 ◯ 歓迎されると思う
大に新卒
30代で再び大に転職
フリーランスになり小〜巨大を行き来する
30代後半で中〜巨大の会社に潜り込む
もちろんこんな順調に行ってないけど?
なぜ最近の若者は定時帰りするのか的な感じだったと思う。
これに対して9割以上の反応が筆者に対する批判だった。
老害、ブラック、こういう奴が日本を滅ぼす的な意見ばかりだった。
私も、無駄な残業は減らすべきだし、残業が目的になるようなことは避けるべきだと思っている。
また徹夜での業務や病気になるほどの残業はおかしいと考えている。
それでもこの「行き過ぎた残業バッシング」には違和感を感じるのだ。
これは一見、良いことのように見える。
また手遅れが発生するようなミスに対して非常に敏感になり、人間関係もぎくしゃくする。
仕事と業務は異なる。業務に効率性を求めたとしても、仕事は業務以外でも成り立っている。
その為、行き過ぎた効率主義は業務改善に役立つが、仕事全体として上手く回らないケースがあるのである。
残業をなくすべきと言っている社員のどれくらいが、会社で求められている以上の成果を出すことができているだろうか。
私の経験上、優秀な社員というのは社員の中での1〜2割だ。その他は普通、もしくはダメ社員なのだ。
そしてそのダメ社員はどうしても優秀な社員よりも成果物の精度が低く遅い。
出来る社員に追いつく為、少しはマシな成果物を出す為には残業をするしかない。
上司のせいにばかりするな。
自分の成果が低ければ残業をしてでも取り返さなければいけない。
常に競争の為、当然他社よりも高品質で安価なものを提供しなければならない。
いかがだろうか。
なぜ最近の若者は定時帰りするのか的な感じだったと思う。
これに対して9割以上の反応が筆者に対する批判だった。
老害、ブラック、こういう奴が日本を滅ぼす的な意見ばかりだった。
私も、無駄な残業は減らすべきだし、残業が目的になるようなことは避けるべきだと思っている。
また徹夜での業務や病気になるほどの残業はおかしいと考えている。
それでもこの「行き過ぎた残業バッシング」には違和感を感じるのだ。
これは一見、良いことのように見える。
また手遅れが発生するようなミスに対して非常に敏感になり、人間関係もぎくしゃくする。
仕事と業務は異なる。業務に効率性を求めたとしても、仕事は業務以外でも成り立っている。
その為、行き過ぎた効率主義は業務改善に役立つが、仕事全体として上手く回らないケースがあるのである。
残業をなくすべきと言っている社員のどれくらいが、会社で求められている以上の成果を出すことができているだろうか。
私の経験上、優秀な社員というのは社員の中での1〜2割だ。その他は普通、もしくはダメ社員なのだ。
そしてそのダメ社員はどうしても優秀な社員よりも成果物の精度が低く遅い。
出来る社員に追いつく為、少しはマシな成果物を出す為には残業をするしかない。
上司のせいにばかりするな。
自分の成果が低ければ残業をしてでも取り返さなければいけない。
常に競争の為、当然他社よりも高品質で安価なものを提供しなければならない。
いかがだろうか。
仕事を困難にするのはおもにこの2つではないだろうか。
●その都度指示を出すパターン。
仕事の全体像を伝えることができず、今やることだけをその都度指示を出す人。
最後まで走りきれるんだけど、指示を出す人が付きっ切りじゃないと仕事が進まないのでとても効率が悪い。
●丸投げパターン。
指示資料を作ってくれたらいいんだけど、そうではなくぼんやりとした全体像を元に「とりあえずやって」というタイプ。
ある程度まで進まないと指示が出せない(成果物を見てから指示をするタイプ)ので手戻りの時間ロスが激しくとても時間がかかる。
時間がかかりすぎるので最後は指示する人も巻き込んで現場作業を行うことが多い。
もうちょっと全体像を示せたら本人は別の仕事ができるのに、もうちょっと指示を出せたら丸投げの精度もあがるのに。
こういう人たちはなぜか同じやり方で何十年も過ごしてる。
何かの病気の一つだと思う。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
これを効率よく、安定して、かつ高いクオリティで作り上げるならば2人は欲しい。
もしそれで作り上げた商品で儲けたい場合、かけたコストを考慮してかなり高く売らないと駄目だ。
だが、その値段ではほとんど売れない。
ではどうするか。
方法はいくつかあるが、その商品が安くなれば売れるという確信があるならば、コストを減らすことが一つの解決法だろう。
短絡的だが、2人で作っていたものを1人で作ればコストは大幅に減るわけだ。
……「効率よく、安定して、かつ高いクオリティで作り上げるならば2人は欲しい」んじゃないかって?
当然、今まで2人でやってきたことをそれ1人でやるのだから、かかる負担は大きくなる。
もし負担を減らすならば、効率、安定、品質などを下げる必要があるわけだが、それはしない。
人件費の圧縮が目的だから、2人でやっていたことを1人にやらせたとして、賃金を2倍にしたりだとかもしない。
それでも働こうとする人がいるのかって?
もし、そういう人間がいないなら、企業で育成すればいいじゃないか。
即戦力を求めたい気持ちもあるが、理想の人材を求めるなら企業が率先しないとな。
それで経営が上手くいくかといえば、まあ上手くいっているように見せることはできる。
大抵の場合どこかで綻びが生じてくるだろうけれど。
「それでも働く人がいる」なんて、雇用する側にとってこれほど都合のいいことはないだろう。
もし正当な労働条件で、それに見合った報酬を支払っている企業と、人件費を圧縮している企業が同条件で競合すれば、有利なのは後者だからな。
まあ、労基とかの労働法が邪魔に感じるかもしれないが、あんなもの有名無実だから。
労働力の買い叩きなんて古今東西、国を越えてやってきたことだ。
商品だって労働力が関係しているのだし、それら成果物を買い叩いてよいのなら、労働力だって直接買い叩こうじゃないか。
ただ、最近は労基が思い出したかのように機能し始めているから、目立たないようにしないと厳しいかもしれないな。
長い目で見ればそっちの方が安上がりだ。
機械には労基がないし……ないよな?
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
まず、なぜ「労働する必要があるか」ってことを考えれば自ずと答えは見えてくるだろう。
なぜ金がないと生きていけないかというと、生きていくために必要なものや、生活を豊かにするためのものを手に入れるのに金を使うからだよな。
生きていくために必要なものや、生活を豊かにするためのものをどう生み出すかというと労働だよな。
要は労働、成果物、金だとかを循環させつつ発展してきたという話だ。
簡単なことをややこしく語るのが私の趣味だが、「働けば給料を貰える」という前提でとりあえず大丈夫だ。
で、給料を貰うのは機械ではないけれど、かといってそれで割を食った人間というわけでもないよな。
つまり、個人が金を得る手段を単に減らしているだけという構図になるわけだ。
労働の問題を改善したところで、「金が必要な世の中」という問題が改善するかは別の話だからな。
私の頭では人間にしかできない仕事を増やすか、金をバラまくしか思いつかないが、それは無理やり帳尻合わせしただけで本当にいいのかは分からない。
個人的には、もし対価だけ貰えるなら楽で助かるが。
「対価だけ貰える」って間抜けな言葉をサラっといってたのに、一瞬気づかなかったぞ。
そういえば、ベーシックインカム自体は悪くないと思うんだが、「労働が必要な世の中」は否定するのに「金が必要な世の中」は否定しないのは現代では食べあわせが悪くて、立ち位置的に不遇だよな。
……前口上で分かっていると思うが、真に受けるんじゃないぞ。
「人々の生活を豊かにするために機械を作ったのに、結果としてそれで生活が脅かされたら意味なくね?」とかを、ガワだけ真似たに過ぎない。
「人間の労働力はアテにされず機械ばかり使われるから、働きたい人間はロボットになるしかない」みたいな話を思いついたが、既に書かれてそうだな。
ソシャゲの片隅で。ホントかウソかの判断は貴方におまかせ(笑)
目立とうとおもうと、ソシャゲ大作の開発費と同レベルのお金が飛んでいく。ゲームの出来が良ければ宣伝に金かけるだけの価値があるが、良くなければ只の悪夢。でも、宣伝しなかったらどんなに良いゲームでも人の目に触れず、開発費用回収すら困難になる。
そもそも金払ってくれる人はそのゲームをDLしてくれたユーザの数%。ただ、この人たちの異常な金の払いっぷりで、全運用費用、運用スタッフ、宣伝費、インフラ代金、開発費用の借金全部を余裕で返済できるだけのお金が集まる。このあたりがほんとに異常。こみ隊長がいうようなガチャ規制入ったら、ほぼ全員(トップセールス10位常連ですら)思うように金稼げなくなって一気にソシャゲ業界終わる。
宣伝のタイミングが事前実施、リリース後実施でとにかく金ぶち込みまくって理想的にやれたとして、初動1週間の1日あたりのプレイユーザ数を上回ることが出来るゲームはきわめてまれ(正直居ないかもと思わざるを得ないレベル。)スマホの上位5位ぐらいのトップレベルのセールスに常連らの1日あたりのユーザ数は、まあ業界的に今後二度と起きないと思った方がいいレベルの奇跡。
とても多くのデベロッパが十分な資金と時間を渡しても、正直詐欺といわれても仕方がないレベルの成果物しか出せない。なので、大作のソシャゲ開発はとてもリスクが高い。リスク要因考えるだけでも、サーバ技術がダメ、クライアントアプリ技術がダメ、音楽・サウンド・挿入アニメがダメ、グラフィックがダメ、PM/ディレクションがダメ、会社がダメ(笑)等など、ダメになる要因洗うだけでも、沢山ある。まあ当たり前の話、自分で全部ちゃんと出来るなら、その会社自力でソシャゲ出して只のデベロッパからはすでに脱却してるはずだから当然といえば当然。胴元というのは、いつの時代でも、有利で儲かる立場なんで、誰でも胴元になりたいよね?
今の所、RPGは、ユーザらがゲーム中でソコソコわかりやすく継続的に何か作業がやれる上に、ゲーム運用側も作業量が収入とバランスしやすいから。なので、結局ソシャゲ業界はRPGばかりになる。なお、ユーザのやれることいっきに増やそうとして、いわゆるMOなオープンワールド系のゲームにしちゃうのは、相当にゲーム設計と運用ノウハウがないと無理。オープンワールド系は運用ノウハウが無いと、ユーザがすぐに何していいかわからなくなるので、結局ビジネス面で詰む。
ソシャゲ運用側から見ると、マルチユーザの対戦の機能なんて、正直、肉料理についてくる前菜かサラダぐらいの価値しかない。無いとソシャゲの見栄えが寂しい一方で、開発は技術的に難易度が無駄に高い上に、1日に遊ぶ全ユーザの2〜3割ぐらいしか遊んでくれない。しかもゲームのメインにしようものなら速攻ユーザが逃げる。この場合は悲惨で、残ったユーザはガチ勢ばかりになって益々初心者入ってこなくなるわ、結局ガチ勢もいつも同じ面子ばかりと対戦になり正直飽きて継続しないわで、たちまちゲームビジネスが詰む。実際ユーザの遊び方を計測しても、正直実はみんなシングルプレイで十分なんだろ?と思う行動ばかりのご様子。正直頭痛い。ただ、ある程度のマルチユーザの対戦機能があると、新規ユーザ獲得に役立つ(プレイヤーが友達誘う正当な口実になる)気がするのと、高課金者らが継続的に金を突っ込む為の理由の1つにできるかもしれず。また、対戦を口実に運営施策が入れやすい場合があり、結果、ゲームの盛り上げ感を出しやすいかもね。ゲーム運用側からは、費用対効果の面では、無いと寂しいが、頑張ってみてもいいとこ無しという機能。
ちゃんと宣伝しているのにいまいち売れないまま1年もたっちゃうと、どう宣伝しようが、何しようが、ユーザはほとんど反応しなくなる。同時に、ソシャゲの流行りも変わるので、結局詰む。こうなったら借金精算して、次行こ、次!
実際に楽しむことを極めるためには苦しまなければならない。
矛盾しているが要は楽をするためにエスカレーターを設計して作らなければ永遠に階段を上り下りしなければならないということだ。
楽しむことを追及するためにどこかのタイミングで苦しむ必要が出てくるが、それは投資だ。
ずっと楽しんで究極の成果物を手にすることは不可能。それは水遊び。つまりファッション。
故人たちはみな楽しむために苦しみ、結果最高の楽しみを見つけてきた。
苦しむという関門を通らずに最高の幸福は訪れない。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/medium.com/mediumjp/2b0da4969e65
だいたいはここらへんのコメント
id:koiz アメリカでは、光を思いっきり入れたクリエイティブが求められることが多い(特に西海岸だし、スイムウェアは)。自分のセンスで左の方がいい!この写真家はクソ!ってなる人がrawデータを貰いたがるタイプなのだと予想
id:Memeo このレタッチ写真屋が勝手にやったんじゃなくて用途やデザイン案に従って仕上げたもんなんじゃない?/ カレー作って今からルー入れようって時に「もうそれでいいから食わせろ」と言われても困るだろう。
で言い表されてると思ったんだけど、スターを集めてるブコメでは誤解が解けてないようなので。
まず、カメラマンの仕事を理解していないひとが多い。カメラマンは写真家と違って、クライアントの要求にあった写真を撮るのが仕事なんだよね。「フレアがわざとらしい」とか「レタッチ前の写真のほうが好き」と言っている人は、カメラマンじゃなくてクライアントのセンスに文句をつけている。
次に、本文でも親切に「レタッチを前提として撮っている」と書いてあるように、レタッチは下手な写真をごまかす手段としてではなく、クライアントの望む理想的な写真を作り出す手段として使っている。「RAW現像を前提としてあえて暗めに撮っておき、現像時に明るくすることで暗部の階調を残す」というようなテクニックは常套手段。なのでレタッチ前の写真が下手という指摘は外れているし、そういう誤解があるからこそ元データを納品したくないんだよ。
元記事はカメラマンの立場からRAWデータを渡せない理由を説明し、それでもクライアントの不利益が少ないことを説明して理解を求める内容。「RAWデータは作りかけのもの。自分の名前で世に出したくはない」「そのことでクライアントに不利益が生じないようきっちりと仕事をしているので、理解してほしい」「しかしカメラマン側も事前に契約を詰めるなどの取り組みは必要」という流れ。その流れを踏まえてブコメを読むと、とんちんかんなブコメがかなり多いことがわかる。
いわゆる写真の加工に対して、アレルギーを持った人が多いんだろうなと再認識させられた。身の回りにある写真はほとんどが加工済みだし、iPhoneで撮った写真でさえ元から強烈な補正がかかってる。ここまで写真が身近になった今だからこそ、写真の現像やレタッチについてカメラマンからも発信していかなければならないと思った。
id:toksato 結局なんでレタッチ前の写真を渡さないのかよくわからなかった。
本文中に"レタッチが終わるまでは、自信を持って「自分の作品です」とクレジットを付ける気にはなりません。"って書いてある。
ただ、元記事は「レタッチ前データを渡したくない理由」「レタッチ前データを渡す必要が無い理由」「同業カメラマンへの提言」がまぜこぜに書かれていて、主旨が読み取りづらいとは思う。
id:Akamemori お前それフィルムカメラでも同じ事言えんの?
ブコメで多数指摘されてるけど、銀塩時代も加工の技術はあった。現像やプリントの段階で、色味やコントラスト、シャープネス、粒状性は変えられるし、覆い焼きで部分的な明るさを変えることもできる。デジタルで幅が広がったのは確かだけど。
id:atoh 契約時にきちんと詰めろってだけの話だった。
id:aromabird 契約次第としか。中間制作物も納品義務のある契約なら納めるし、無ければしない。別料金。ただそれだけ。
本文で"撮影の前には、契約が成立しています。""これは、プロのカメラマンである以上、事前にしっかりと内容を詰める責任があります。"ときっちり書いてある。このコメントに星が集まってるのが理解不能なんだけど、みんな本文最後まで読んでないの?
id:nasuhiko レタッチっていうかほぼRAW現像の話だろこれ。翻訳者がわかってないのか、それらも含めて原文がレタッチって言ってるのか。プロでさえ1枚のベストショットの背後に何十何百という失敗ショットがあるのは同意。
海外の"retouch"は現像も含めた写真の加工全体を指す。"no retouching"なら、撮影後いっさい手を加えていない写真のこと。
id:kazoo_oo 追記でぐだぐだと契約だなんだ言い訳してるけど、前段ではそのrawファイルが自分より優れた現像者に出会う可能性を潰すことの理由を説明できてないよね。 </bockquote>
これは文章の読み取り方の問題。自分よりも優れた現像者に出会う可能性は潰しきれないが、カメラマン側の能力で相当小さくしている。カメラマンの被る不利益との天秤で、原則RAWデータを渡すことはできない。ただし信頼関係や契約次第で対応することはできるというのが本文の論。
IT業界でクライアントが「あとで使うから作ったソースコードや旧バージョン全部ちょうだい」って言ったら普通に断られると思うんだけど、それと同じ話。
id:jassmaz jpegだけ送られてきたらキレるわ。rawファイルもいらない。psd + pngを送るのが常識では?
psd+pngが常識というのには同意。その上で、クライアントが求めるものはまちまちなので、契約をしっかり詰めておきましょうというのが本文の内容。
id:oscdis765 これ右がレタッチ後なんだよね?左のが良いのが沢山あるんだけど
id:mfigure 上手けりゃ、原版渡せとは言われないでしょ。加工後の方が上手いといえない写真が多いんだけど、よく言うわ。
id:kantei3 思いあがっている。あと、左の方が良い写真が多いので、都合のよい例すら選べない低能なんだな、と。
id:paradisemaker いやー、商売が成立してるんならいいけど、元々のカメラの腕が良くないし、レタッチもそれほど上手くない。デジタル時代のカメラマンって感じだなぁ。
この手のコメントが多いのが本当に悲惨。使用イメージが頭にあるクライアントがカメラマンと話しながら詰めた結果、右みたいなタイプの写真が希望にあったというだけ。あなたたちがどっちがいいと思おうがまったく関係ない。仕事で右みたいな写真が好まれがちだからこそ、private workもそういう味付けにしてポートフォリオとして公開しているんだろう。
「デジタル時代のカメラマン」ってのがよくわからない。フイルム時代、大多数の人が見ていた写真は加工の入ったプリントと、よくて現像済みのネガぐらいで、RAWデータに相当する未現像ネガは見られなかったはずなんだけども。
id:zheyang う~ん、今でも撮影時に設定を絞り込んで、レタッチを最小限にしてる人もいるんじゃないか?/作例のレタッチ(フレア)がわざとらしくてCGくさい。この人の写真家としての腕がちょっと怪しい。
写真家とカメラマンは違う。「写真道」でも極めるならともかく、クライアントの希望に適う写真を納品するという立場において、レタッチを忌避する理由はどこにもない。最高の成果物を納品するためには、「撮影時に設定を絞り込んでレタッチを最小限にする」より「撮影時に設定を絞り込んだうえでレタッチで仕上げる」のほうが良いというだけ。フレアがわざとらしいとか、クライアントに言うべき。
id:xevra くだらんこだわりだ。写真家とカメラマンは違う、カメラマンならとっとと出せ。単に現像スキルに自信がないってだけなんじゃないの? 面倒臭い奴に発注するのはやめたい。
5000枚の未選別データを欲しいならそうするけど、それには相互の信頼関係が必要だし、契約段階から要求しておいてほしいという話。
id:aceraceae いらないとこ白飛びさせるの好きな人なんだなってことがわかった。
この人の好みもあるかもしれないが、クライアントの希望にもあっているからこそそれで納品されたんよ。あと向こうの雑誌や広告をちょっと見ればわかるけど、こういう派手でやり過ぎっぽい写真はかなり好まれてる。
結果的に予想が合っていることが多いとしても、それはあくまでも結果論
(略)
その通りだと思います。
本当もう、完全におっしゃる通りで、今から長文を書きますが、反論とか俺は間違ってないとかじゃなく、
前のトラバでも書いた通り、本当に反省しないといけない事項だと思っています。
僕の元の増田も、同じ事を書いているつもりで、
こう、議論が活発になっていって、ドンドン相手と意見をかわして行くと、
次第に「次に相手が何を言うのか?」を最初の一言二言ぐらいで、予想して、意見を言っちゃう事があるんですよね。
これは、本当によくないなあ、反省しないとなあ、って毎回なるんですけど、中々治らない。
この部分ですね。
相手の意見を遮ってまで、意見を言うのはよくない、と反省している。
なんだけど、次に
話を最後まで聞かないことはあるけど、その話の予想が間違ってた事が、ほっとんど無いんだよね。
と書いてあるから
増田さんは「てめえ、反省しろや! あってるあってはないは関係ないだろ!」って思われたのかもしれませんね、確かに言葉の選び方がよくなかった。
ただ、さらに続いて
「あれ、あのとき先走って、相手の喋りを中断させなかったか?」って思い返して
ぶっちゃけ、仕事の成果物を作るため、という目的に関しては、別に反省するようなことじゃないんだけど、
一緒にやる人を不快にさせてまで、することでもない、と僕は思ってるので、これはちゃんと反省しないとなあ。
ヒートアップしすぎないよう、気をつけないとね。
と言った感じで、ちゃんと自分でも、それによって出来る成果物に差は出るわけじゃないけど、最終アウトプットを作るだけが仕事じゃないんだから、ちゃんと反省しないと駄目だよね。
と書いていたつもりです。
なので、この辺の文章が伝わらないのも、僕の文章がイマイチなので反省しないといけませんね。
もちろん、それが先走りになって間違いを言ってしまうこともあるんだけど、
僕としては「何故僕が間違えたのか?」も含めて、気づきになるので、間違いを恐れずにドンドン発言をしていきたいと思っている。
俺の部下でもこっちが何か質問するとその回答の先を話そうとしてくる
に通じてしまったのかなあ? とも思いました。
ここでいう
それが先走り
っていうのは、
僕「いいですね、ロコモコバーガーっていう新商品が出たらしいですよ」
上司「うん? それマクドだよね? マクドじゃなくてロッテリアのつもりだったんだけど」
こういう先走りを言ってます。
つまり、相手の質問の先を予想したりとか、意見を遮ったりとかじゃなくて、
質問が足りずに、自分の中で補完して、答えを出しちゃうタイプの先走りですね。
間違いがないようにするには
僕「どこにしますか? マクドならロコモコバーガーっていうのが出てるらしいですよ」
こんな感じの方が確かに良い会話にはなると思いますが、
俺の部下でもこっちが何か質問するとその回答の先を話そうとしてくる
元の、マクドナルドと決めつけるような回答は、この文章でいう「その回答の先」ではないと思っています。
そりゃまあ、先と言われれば先なのかも知れませんけど、
ある程度は阿吽の呼吸というか、今までの会話を踏まえて、進めるべきだと、僕は思っています。
この例で言うと
上司側には
「ハンバーグといえば、ロッテリアという共通見解が共有されていない」
であるとか
「昼ご飯の伝達はジャンルではなく、具体的な店名にした方が誤解を招かない」
当然僕側にも
ただ、こうやって会話をすることで
「片方がちょっと会議が長引いて、店内で待ち合わせ、となった際に、2人とも別々のマクドとロッテリアに行っている」という最悪の展開だけは、回避できるわけなので、
そこまで最低の選択肢だとも思っていません。
そりゃまあ、この例ならどうでもいいですが、実際の仕事だと、
僕「出来ますよ、A画面のa項目のOnClickにメソッドを仕込めば可能ですね」
僕「うーん、α機能があるB画面やC画面とはHTMLの構造が違うので、既存のメソッドを呼ぶだけでは無理ですね。
ただ、画面から取得する箇所が違うだけなので、改修自体は難しくないです」
上司「あーそうかB画面と同じ要領で出来るのか、でも関数自体は増やさないといけない?」
上司「それじゃあ、駄目だわ。HTMLの改修だけで済ませたかったんだよなあ」
こんな感じの流れですかね?
もちろん、この会話の流れでも、
僕には
という問題点があるし、
上司には
「メソッドの追加無しに、HTMLの改修で可能かを伝えていない」
という問題点があるわけですよね。
細かく見て行けば
「α機能をB画面やC画面と同様と決めつけている」とか
「既存のメソッドという言葉を、どの.jsファイルの既存かをすり合わせていない」とか
「既存のメソッド? としか聞かれていないのに、改修の難度まで答えている」とか
そういう、先走りもあるわけですよね、これらは偶々合致していたから、問題なかっただけで。
(推敲してて思ったんですが、改修の難度まで答えるのは、もしかしたら不快に思われる方がいるかもしれませんね、すいません)
とまあ、長くなりましたが、全面的に増田さんの意見には賛成です。
「ダメなアルゴリズムで書かれたコードは、いくらでも捨てて書き直せる。しかしデータ構造に問題があった場合、プログラム全体の書き直しに発展してしまう」
この話と微妙にカブるようでカブっていないが、言い方だけ真似たものとして
「クソな下請けはいくらでも代わりを探せる。しかし元請けの回し方がダメだったら全員でデスマ確定」
という話もある。これまた開発経験者ならよくご存知だろう。
すなわち、最低でも年収500以上は確実に貰っているであろう、エリート様揃いのITゼネコンの中にも、一握りの、まさに一軍というべきデキる人達と、そうじゃない人達がいると。
そして一軍と二軍以下では、マネージメントにおいて天国と地獄くらいの差が出るのだから恐ろしい。
というかなんでそれだけの年収に見合う学歴がある人達なのに、デキる人が一軍扱いされるほど少数なんだよ、意味わかんねえ。
学歴というのは、努力の仕方、効率の見極め方についての上手い下手の最も分かりやすい数値だと個人的には思っている。
そうなれば当然高学歴は、システム開発という極めつけの頭脳労働で、そのパフォーマンスを遺憾なく発揮し、協力会社含めて皆をハッピーにするのだろう…そう、一軍ならね。って、全員じゃねーのかよ!
具体的にはこうだ。
良い方から説明すると、一軍のマネージメントは要件定義から寸分の隙もない。
顧客の経営戦略に基づいた要望を良く理解し、仕様に取り込んでいることは勿論、システム間通信のような、後でとんでもない話が発覚して色々揉めそうな部分も、既にこの段階において顧客の協力を取り付け、キッチリまとめていたりする。
とにかく裏で細かく調査していたことが見て取れて、仕事したんだね~という感じである。
それから設計に取り掛かるのだが、やはり要件定義の段階で「どうしても見えない部分」はあって、下請け以下が作業の過程で洗い出した結果、それが時にはリスケを招く事故になることがある。
しかし一軍の人らは、本来最後の手段であるリスケにも比較的前向きで、それについての顧客説明もしっかりしているのだろう、大して揉めること無く妥当な落とし所にたどり着くのだ。
また、下請けのグループ(≒サブシステム単位)に必ず1人以上プロパーを配置し、現場感の吸い上げと「同じ釜の飯を食ってる」感の醸成にも抜かりない。
それもあって、現場でよくありがちな「あの人ら(元請け)何も分かってない」という陰口は最小限になる。
強引にまとめるなら、リスクが常に頭にあって、かつその取り方について常に考えを巡らしている。「かもしれない」運転をしつつ、逃げ腰にならない姿勢は見事である。
そして、二軍以下は上述の一軍の振る舞いが全くできない。本当に全部できていないのだ。
要件定義は客の要望を汲み取る所から既に漏れ漏れ、当然後ろの工程で揉めそうな部分は一切見ていない。
設計の大元、ひいてはシステムの大元になる部分がこれだけ不完全だと、その時点でデスマ化・炎上は約束されたようなものである。
その後に起こる事態は、もはやここに詳しく書くまでもない。
穴だらけの要件定義を、場当たり的に客に相談しながら埋めていく作業が設計のお仕事になり、それが相次ぐ仕様変更を呼ぶ。
結果どこまでExcelやソースコードをいじっても作業量が減らない、いやむしろ増える。しかも成果物が増えてくる各フェーズの終わりが近づくほど、「横展開」という名目で作業量が爆発的に増大するのだから始末が悪い。
各成果物を直しきれず「修正漏れ」という事故を仕込むことも頻発し、それに伴い品質も凄まじい勢いで低下する。
それでもケツは絶対に動かない。それどころか人員の追加すら出来ない元請けもいる。お前ら見積もりドンブリ過ぎだろ。
現場では脱落者が日常的に出る。でも下請けチームにプロパーが1人もおらず、そうした危機的な現場感が上に届かない。それも合わさって「あの人ら何も分かってない」という愚痴が漏れ聞こえるようになるのだ。
こんな体たらくじゃテストに漕ぎ着けるなんて夢のまた夢だし、仮にどうにか辿り着いても、何がどう動けばいいの?ってレベルでグダグダだったり。
いやもう、マジで元請けの人らは何やってんの?という感じ。優秀な人が何十人もいるのに機能していないとか、なんでそんなことになるんだか。
これは、らくからちゃさんが書いた http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 への返信です。(いままで「らくかちゃ」さんだと思っていましたが、「らくからちゃ」さんですね。お名前を間違ってしまってすみませんでした。このエントリの時点で気がついたので、過去のものはログの保管の観点から修正してません。そちらについてはご寛恕を請う次第)
http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 にて、らくからちゃさんは
と、いう話を書こうと思ったのですが、もしかして消されちゃいました?(更新ボタン押したら原文が見えなくなっちゃったのですが)
と反応されていますが、この話は、 http://anond.hatelabo.jp/20160518115232 で私と、もともとは、http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 で私では無い方が指摘した点に対する返信ですね。(らくからちゃさんは勘違いで消えてしまったと思ったようだけど、消してません。ずっとそのままの状態で在ります)
http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 で、らくからちゃさんは、
それぞれの生産形態・管理方法に合わせた計算方法を選択すべきである。では、総合原価計算と個別原価計算をどのように選択するべきであるのか
という点を踏まえつつ、
こういった生産体系にて『ある生産要素の投入と生成物との関連性』が明確である場合、個別原価計算法は原価管理の観点からも有益な情報を得ることが出来る。
一方、個別原価計算が不向きなのは『ある生産要素の投入と成果物との関連性』が不明確である場合、例えば中間品にストックポイントが置かれる場合だ。
(略)
という説明をしてますが、らくからちゃさんのおっしゃる『ある生産要素の投入と生成物との関連性』というのは、具体的に何を意味していますか? 現時点でググったけれど、ちょっとわかりません。(ウェブ魚拓を取ろうとしましたが、robots.txtがあるという理由で取得できませんでした。それゆえ結果が固定できませんが、その点が問題にはならないと思います)
自分は『ある生産要素の投入と生成物との関連性』とは「『製品との関連における分類』を意味する」と読んで、「直接費/間接費の違いに応じて、個別/総合原価計算を分けるのか?、そんなことないでしょ・・・」、と理解した結果、
受注生産品でも間接費の配賦はあるよね
と、前提知識の確認をしました。で、この点については私とらくからちゃさんの間で誤解が生じていないようです。
その説明の後で、 http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 で、らくからちゃさんは、
ここで『総合』『個別』というのは、明示的な基準があるというよりも、あくまで程度の問題と考えることが出来ます。工程の単位を限りなく小さくすれば個別原価計算に近づきますし、逆に指図の単位を限りなく大きくすれば総合原価計算に近づきます。
と説明していますが、個別/総合原価計算は、工程の単位の程度問題(?)ではなくて、製品を生産するときに、
とするべきものあるはずですよね? つまり、製造の単位が1か、それ以外か。(私としては、工程の製造単位が1に近づいたとしても、2単位であれば、それは総合原価計算だよね、という点を確認したい。それゆえ、工程に応じて前の工程では総合原価計算で計算していたが、次工程では個別原価計算で計算する、といったようなことがあると思いますが、その区別は、各工程において製造する仕掛品(第一工程の仕掛品であれば、第二工程に振り替えられたときにはそれが前工程費となりますが)を「一単位としてみるか/(そうではなく)2以上の単位とみて、製造しているか」で分けるということです)
個別/総合原価計算の説明はそういった「製品の製造単位が1か、そうでないか」という点から説明でするべきではないのかな。
この点については、http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 で、(←は自分ではない方が書いた増田です)
実は、個別原価計算は、通常、個別に把握しやすい『個別的製品』の原価管理に使うんです。よく出てくる例えは受注生産の建物や船舶ね。
一方で総合原価計算は、単一製品を『大量』に『反復継続して製造』する場合に有効な原価管理で、例えはまぁカレーでオッケイ。もっとイメージしやすくいうと製鉄工場とか石油プラントね。
と説明していますが、これもおそらく私と同じ理解だと思います。
私と http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 (←は自分ではない方が書いた増田です) の指摘をまとめると、
とでもなるかと思います。
これは、私が http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で指摘した部分です。これはらくからちゃさんが誤解されたようなので、ここで再び説明させてください。
http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で私が指摘したかったのは、 http://www.yutorism.jp/entry/costing の、 http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/l/lacucaracha/20160515/20160515165334.png という画像が間違いであるという点です。
現時点では、↑の画像は、
┌─────────────┐ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 │ └─┬────┬────┬─┘ 賦課(直課)│ │ │ │ ┌─┼────↓─┐ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費│ │ │ ↓ ↓ │ │ │ 製造部門費 │ │ └───┬────┘ ↓ ↓ 配賦 製品別計算 ┌──────────────┐ │ 総合原価計算/個別原価計算│ │ 標準原価計算/実際原価計算│ │ 全部原価計算/直接原価計算│ └──────────────┘
という関係図になっていますが、製品別原価計算の分類は、本来は、以下のように、
┌─────────────┐ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 │ └─┬────┬────┬─┘ 賦課(直課)│ │ │ │ ┌─┼────↓─┐ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費│ │ │ ↓ ↓ │ │ │ 製造部門費 │ │ └───┬────┘ ↓ ↓ 配賦 製品別計算 ┌──────────────┐ │ 単純総合原価計算 │ │ 等級別総合原価計算 │ │ 組別総合原価計算 │ │ 個別原価計算 │ └──────────────┘
製品別計算の区分においては、生産形態の種類別によって分けるべきではないか?という点の指摘でした。
実際に原価計算基準上でもそのように分類しています。(原価計算基準の区分は 『原価の製品別計算、原価単位、計算の形態【原価計算基準19、20】|会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】』 http://ameblo.jp/studyja/entry-11483327103.html などで確認してください)
┌───────────────┐ │ 総合原価計算/個別原価計算 │ ┌─┤ 標準原価計算/実際原価計算 ├──────┐ │ │ 全部原価計算/直接原価計算 │ │ │ └───────────────┘ │ │ │ │ ┌─────────────┐│ │ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 ││ │ └─┬────┬────┬─┘│ │ 賦課(直課)│ │ │ │ │ │ ┌─┼────↓─┐│ │ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費││ │ │ │ ↓ ↓ ││ │ │ │ 製造部門費 ││ │ │ └───┬────┘│ │ ↓ ↓ 配賦 │ │ 製品別計算 ┌──────────────┐│ │ │ 単純総合原価計算 ││ │ │ 等級別総合原価計算 ││ │ │ 組別総合原価計算 ││ │ │ 個別原価計算 ││ │ └──────────────┘│ └────────────────────────┘
がより適切でしょう。(外枠に各種原価計算を移動させました)
これは例えていうならば、人間を何かに着目して分類したとします。仮に以下のように、
┌─────────人間────────┐ │ │ │ 国籍 日本/アメリカ/他もろもろ│ │ │ │ │ │ 肌の色 白/黄褐色/ 他もろもろ│ │ │ │ │ │ 話す言葉 日本語/英語/ 他もろもろ│ └───────────────────┘
国籍、肌の色、話す言葉で分類したとして、話す言葉の分類の中が、以下のような分けかただと変でしょ?という指摘です。(話す言葉の右側の枠が、話す言葉の分類だとします)
┌─────────人間──────────┐ │ │ │ 国籍 日本/アメリカ/ 他もろもろ│ │ │ │ │ │ 肌の色 白/黄褐色/ 他もろもろ│ │ │ │ │ │ 話す言葉 ┌─────────────┐│ │ │性別 男/女/他 ││ │ │身長 170cm以上/未満││ │ │視力 1.0以上/未満 ││ │ └─────────────┘│ └─────────────────────┘
話す言葉の区分の中で、性別の区分や身長の区分があると、話す言葉として「性別」という言語や、「身長」といった言語があることになりますが、そんなことはないですよね。
らくからちゃさんが http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 で使用した言葉を使って、最も正確に表現するとすれば、
┌───────────────────┐ │ 総合原価計算制度/個別原価計算制度 │※←の枠の中は、必ずそれぞれどちらか一方を選択する ┌─┤ 標準原価計算制度/実際原価計算制度 ├──┐ │ │ 全部原価計算制度/直接原価計算制度 │ │ │ └───────────────────┘ │ │ │ │ ┌─────────────┐│ │ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 ││ │ └─┬────┬────┬─┘│ │ 賦課(直課)│ │ │ │ │ │ ┌─┼────↓─┐│ │ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費││ │ │ │ ↓ ↓ ││ │ │ │ 製造部門費 ││ │ │ └───┬────┘│ │ ↓ ↓ 配賦 │ │ 製品別計算 ┌──────────────┐│ │ │ 単純総合原価計算 ││ │ │ 等級別総合原価計算 ││ │ │ 組別総合原価計算 ││※←製品別計算の枠の中は、 │ │ 個別原価計算 ││ ↑の総合/個別と整合するものとする │ └──────────────┘│(あるいは、↑の総合/個別を消して、こちらでそれらを選択するだけの方がわかりやすいか) └────────────────────────┘
というように、一番上の枠の中の各原価計算の末尾に「制度」と付け加えて、適切な補足を加えるのが最も良いでしょうね。
(ちなみに、今回の例だと問題にならないかもしれませんが、この図だけを見ると、材料費、労務費、経費の矢印がそれぞれ、製品別計算、製造部門費、補助部門費にそれぞれ移動しているだけのように思われるような気もします。 今回のカレーとシチューなどの例であれば、工程別ではなく、組別であっても良い気もします。)
さらに指摘しますが、http://www.yutorism.jp/entry/costing の最後の方にある勘定連絡図は、工程や部門別の勘定が全く存在しないですね。その勘定連絡図の下で、青の太字で「『部門』の名前を明記しておくこ」ととあるので、勘定連絡図の中にそれらが無いのは、デカいミスに思えます。
http://www.yutorism.jp/entry/costing を眺めていて思ったのですが、いらすとやさんの画像は最初で使用する程度に留めて、それ以降は勘定連絡図や、標準原価計算の例ならばシュラッター図や差異分析のためのボックスを直接書いたほうが、遥かにわかりやすくなると思います。
らくからちゃさんは、 http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 で、
想定読者は
一通り工業簿記について学習し、問題は解けるようになったが体系的な理解ができていない者
という想定を置いたのだということでしたよね? だとすれば、わざわざ曖昧なイメージ図を最初から最後まで使用する必要性は、皆無でしょう。イメージ図がむしろ理解の妨げになっている点もあると思いますよ。そのレベルの読者を想定したとき、想定読者の理解の最低レベルは、「簿記二級の範囲の工業簿記の計算面」を理解したレベルですよね。ならば、一通り理解できているはずなので、イメージ図はさほど要らないと思います。
例えば個別原価計算や総合原価計算の説明として、蛇口とバケツで説明していますが、上の想定読者はイメージ図から何かが新たに「わかる」ようになるのでしょうか? ここでは、主に仕掛品勘定を中心にすえて、
などといった点を踏まえて説明しなおすべきではないでしょうか。
これは、私が http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で指摘した部分です。この点については特に返信したいことはありません。(「原価計算基準は、今もファイリングしてデスクの上においております。」ということなので、読んでないのかなあ、と思ったくらいです)
増田のらくかちゃさんと名乗る人物(たぶん本物だと思う)が自分の増田へ返信 http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 してくれたので、その返信のためのエントリです。
以降は「らくかちゃさんと名乗る人物」を「らくかちゃさん」と表記する。
これは自分が指摘したものではないが、『ある生産要素の投入と生成物との関連性』で総合/個別原価計算を説明するのは変じゃないかな。
工場で同じ規格で大量生産するような製品か(大量生産品で、個々の製品に区別の必要がない)/そうではなく受注生産的な製品か、で分けるのが通常だと思うけれどね。
らくかちゃさんは、『ある生産要素の投入と成果物との関連性』が不明確である場合には、個別原価計算が不向きと言っているけれど、受注生産品でも間接費の配賦はあるよね。「不向きだから」出来ないわけではない、と言われるとそうだけど。
自分の知識はずいぶん前のものでいろいろあやしいので本を見ました。とりあえず、岡本清教授の「原価計算 六訂版 28ページ」をみたところ、そういった記述でした。(大量生産品か否かという視点を含みつつ、解説を始めている)
これは自分が指摘した箇所。「一般的」という点については、調査結果があるということなので、それを待つことにします。
これは自分が指摘した箇所。
らくかちゃさんは、「分類は管理可能/管理不能で分けられるものであり、その視点は評価者である」という旨の回答なのだけど、 元の http://www.yutorism.jp/entry/costing を見ると、「分類は『誰が、どの時間軸で見るのか?』によって変わる」という語句が青のボールドで強調してあるでしょ。で、分類の話なので、その前の1から5まで挙げてある分類を補足事項なのだと思うんだけど、「機能別分類」や、「製品との関連における分類」や「操業度との関連における分類」は、評価者によって変わるものなのかな。操業度は確かに一つの論点になる(見積もりの妥当性が)けれど、「機能別分類」や、「製品との関連における分類」が「『人』によって変わる」というのが、自分にはピンとくる例がわからない。
操業度の指摘にうつる。
操業度の説明はらくかちゃさんは「『操業度』と書いてピンとこない人向けの説明である」ゆえに「生産量で置き換え」たと言うけれど、操業度は簿記二級の総合原価計算で出てくる重要な概念で、「生産量で置き換える」概念なのかな?
対象読者は「一通り工業簿記について学習し、問題は解けるようになったが体系的な理解ができていない者」ということだから、その仮定にもとづけば操業度という言葉については知っているだろうし、すくなくとも「工場の稼働時間」くらいの説明に置き換えるべきだと思う。
これは自分が指摘した箇所。(ただしこの後に、自分ではない方が書いた増田でも指摘されている。 → http://anond.hatelabo.jp/20160518022308 )
費用を「ある特定期間に計上されたコスト」と説明するのは、コストという言葉自体が今辞書をひいたら、「費用」と説明されているので、この説明だと同語反復というか、循環論法的ではないかなあ。腑に落ちない。
原価の説明も「費用を今期分に調整したもの」と説明されているけれど、「製品やサービスと対応付けたときに見た経済的資源の減少額」等という方が良い気がするなあ。(らくかちゃさんは何の教科書や資料を参照しているのか知らないので想像だけど、原価計算の教科書を読むと最初のほうで「原価とは○○という意味です」みたいに説明があるんじゃないの?)
カレーパンは等級別原価計算の説明であり、それが出来なかった時の名残りらしいので、納得した。
これは自分が指摘した箇所。ここもそういう判断ということなので、これ以上自分は言うことがないかな。想定する対象読者にもとづけば、基本に部門別を含めても良いだろうね。
これは自分が指摘した箇所。おそらくらくかちゃさんは、
- 『総合原価計算の種類~原価管理の知識』 http://www.sk-genka.com/keisan/kei03_sougou.html
のをコピペしたのだと思うけれど、連産品は、簿記1級や会計士試験に出てくるようなテクニカルタームなので、原価計算を学んだ人間からすると、本当?と聞き返してくなるくらいに、連番品という言い方は聞いたことがない。
上でもちょっと出た岡本清教授の「原価計算 六訂版」でも特に言及がないし。(P.359 P.360。 この本の原価計算基準での連産品の説明はP.962 にそれぞれ載っている)
- 『"連番品" "原価計算" - Google 検索』 https://www.google.co.jp/search?q=%22%E9%80%A3%E7%95%AA%E5%93%81%22+%22%E5%8E%9F%E4%BE%A1%E8%A8%88%E7%AE%97%22&ie=utf-8&oe=utf-8&hl=ja
は、上に挙げたサイトとか、らくかちゃさんのとか、typoらしいものしかヒットしないよ。権威性のありそうなサイトでは使われていないようだけど。
これはらくかちゃさんの話ではなくて、 http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 の最後の方に言及があったもの。「過去にも簿記の最強の副読本とかいってネタ本お勧めしといてnaoyaitoにこれ使えねーナってツイート」ってどれだろうと調べてみた。たぶん以下がそれだと思われる。
- 『Naoya Itoさんのツイート: "女騎士が経理になる漫画読んでみたけど漫画としてはともかく簿記や会計の副読本としてはぜんぜんだめだった"』 https://twitter.com/naoya_ito/status/707807395188228096
先日書いた下記の記事に対して、増田にて大変丁寧な補足と指摘を頂いた。以前はブログに思ったことを書いても、なんの反応もなく随分と寂しい想いもしたが、個人的に最大の関心事である『原価』について、ここまで多くの人が関心を持っている状況に感無量である。
御礼も兼ねて、記載された内容について、本稿に関係する箇所につきコメントさせて頂きたい。
まず本記事は、
と私が勝手に理解している点を対象とし、詳細な計算プロセスは除外した。本稿は、今後投稿予定の記事の前提となるものとして記載したが、想定読者は
を対象としたものであって、『工業簿記初学者』を対象とした、『ゼロから学ぶ』ではない。やや不十分に思われる箇所や、過剰に思われる箇所も多いかと思うが、記載の狙いとしてはそういった点にある。
私の書き方が不味く、上手く伝わらなかったのかもしれないが、私の意見としては『この例において、カレーの原価は工程別総合原価計算にて算出されるべき』である。記載の趣旨としては、
たまに、『総合原価計算はどんぶり勘定、個別原価計算こそ正しい原価計算』なんて言っているコンサルが居ます。確かに、製品ごとに費用を集計する個別原価計算のほうが、より正確性が高い気もします。しかしそれは、最終的な完成品に対し、投入した原価が紐付けることが『妥当』であると言える環境での話になります。
であり、それぞれの生産形態・管理方法に合わせた計算方法を選択すべきである。では、総合原価計算と個別原価計算をどのように選択するべきであるのか?は、指図書単位で集計することが妥当か工程単位で集計することが妥当か、ちょっと別の例を挙げる。カレーでは無いが、カレーっぽい液モノ系のお客様でこういった事例があった。
こういった生産体系にて『ある生産要素の投入と生成物との関連性』が明確である場合、個別原価計算法は原価管理の観点からも有益な情報を得ることが出来る。
一方、個別原価計算が不向きなのは『ある生産要素の投入と成果物との関連性』が不明確である場合、例えば中間品にストックポイントが置かれる場合だ。今回のカレーの例のように、共通の中間生成物(カット済み野菜って言えばいいのかな)が存在する場合、中間生成物への生産要素を投入する段階では、最終製品が不明確である場合も多い。その場合、投入時点ではどの指図に対して実績を計上すればよいかわからなくなる。
もっとも、製品だけではなく(工業簿記の教科書には何故か最終製品の指図書のみ記載されている例が多いような気がするが)中間生成物に対しても指図書は発行される。その場合、投入時点での費用計上対象は当該指図でよいが、今度は製品に中間生成物を投入する際、どの指図書での生成物であるのかを一々記録していく必要がある。その為には、在庫は指図書に紐づく形で管理しなければならないようになる。トレーサビリティの観点から厳密なロット管理を行っている場合、インプットとアウトプットの関係が明確になり、実現不可能ではない。ただ、細かく計算を行ったところで、最終的な管理の単位が工程に置かれる場合、苦労したところ特に意味は無い。
これが、
例えば、いっぱいのカレーを作るのに、『今回はnグラムの人参を使いました』ということをいちいち記録するでしょうか?記録を取ったとして、それは正確と言えるのでしょうか?
の意図だ。記録を残すことは重要であるが、それは指図に紐づく形で残す必要はない。工程での消費数量として正しく捉えられていればそれでよい。無理な数値を計算して『個別原価計算をしたら、このカレーとあのカレーの原価の違いが、指図書別に正しく計算できます!!!』なんて言っても、信ぴょう性は無いし、そもそもその情報は必要なのだろうか?結局は、どういった単位で管理を行いたいかによる。勿論、原価標準を策定するにおいては、原単位は最重要事項であることは言うまでもない。
こうやって書いてみると、概ね元増田氏と同意見に達したように思わるるので、全ては誤読を招きやすい文章を書いた私の落ち度である。
原価計算基準は『ガイドブック』(という言い方も変だな。ガイドラインだな)であり、『ルールブック』ではない。改めて思えば、記事の性質から入ってもその点は記載すべき内容であった。生産手法は、各企業の鋭意に常に新しいものが生まれるため、例えば『セル生産方式下での原価計算』なんて考えてみるとワクワクするね。
『一般的かどうか』については、普段担当する企業をベースに考えて書いたが、原価計算の計算手法については、各大学がかなりしっかりとしたアンケートを行っているので、その結果も参照した上で記載している。面倒臭がって省略したが、そのあたりの調査結果もおいおい記載していきたい。
評価者である。パートの人件費はライン長にとっては管理可能だが、ラインの償却費は管理不可能。しかし、工場長にとっては管理可能。本来原価情報は、工場内で広く活用されるべきものであるが、費用の分類によっては評価する者によって異なる可能性がある、ということが書きたかっただけである。操業度は生産量と常に一致するものではないが、『操業度』と書いてピンとこない人向けの説明であるので、生産量と置き換えて理解を促す目的で記載した。
正直、こんな会計のテクニカルタームの違いについて特にあれこれ言うつもりはなかったのだが、ステップとして
という文章の組み立てにするため、このタイミングで入れた。『今期分に調整』という視点は、財務会計寄り過ぎて良くないような気もするし、既に前段で取り上げているため、やや冗長だったかもしれない。
という3製品を製造する工場を想定していた。が、いらすとやに辛口と甘口が無かったため、2品目も寂しかろうと、とりあえずみつけたカレーパンにしてみたんだが、指摘の通り『パンはどこから出てきたんだろう?』という感想は生まれるだろうから、辛口・甘口に戻そうかな・・・。
説明のため必須と判断したので記載した。本稿は、最小量で説明することが目的ではない。一般的な会計システムとの連動・整合の観点から書いておいた。
総合原価計算の小分類一々かくの面倒だなあと想い、どこかのサイトからコピーしたときに混入したものだが、検索してみると『連番品原価計算』という用語を使っている人は存在するらしい。改めて『基準』の当該箇所を眺めて見ると、『連産品原価計算』(ガソリンとかの計算するあれ)は書いていないし、何者なのか俺も分からん。(最初は、『バッチ原価かなんかのことを言うのかしら』と思っていたが)
色々と好き勝手書いてみた。別に回答を記載する義務はないと思うので、アンサーになっていない箇所もあるかもしれない。なんにせよ、原価計算というテーマが話題になって大変満足。その話がたくさんかけてすごく嬉しい。記事本文はおいおい修正していく。また今後も、ごちゃごちゃ書いていくので、その節はよろしく。
全体像を思い描くとか、全体像を相手に思い描かせるということは、簡単ではないようだ。
例えば、極端な例を思いついたのだけど、Qさんが、Aさん、Bさん、Cさんに次のような要望を伝えたとしよう。
A: 「丸いケーキの1部分で、簡単なのだから、デコレーションのないホールケーキ(円柱の短い形)だろう。シンプルなホールケーキを作り、それを1/8ぐらいに切って渡そう。」
B: 「簡単で丸いで良いならば、 ロールケーキかな。それを輪切りにして渡そう」
C: 「難しいことは、やめてホットケーキを作って、それにハチミツをかけて、生クリームでも載せてケーキらしくして、 渡せばいいかな」
言葉で一度きりの指示であれば、三者三様の解釈が、起こりうる可能性があるわけだよな。
1人1人の解釈が、バラバラになってしまうこととか、頼んだ側と頼まれた側の意思の疎通が取れていないということ、頻繁に起こりうると思う。
ここまで、書いてみて
「顧客が本当に必要だったもの」というネタと言いたいことは、だいたい一緒なのだが、
意思の疎通や全貌を把握すること、難しい。
(インド哲学の「ゾウを触る6人の目隠しをした人」の寓話でも、一緒だ。)
知的労働というか、まだ、成果物がどのようなものになりうるかが、分からない状態で、
作業を始めること自体が、知的な作業を要求されているのだろうなと、
お願いをしている本人が、何を望んでいるのかが、ハッキリしないうちは、手が打ちようもない、とも言える。
指示不足のケースもあるし、頼まれる側が確認をしていないせいかもしれない。