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はてなキーワード: 南北戦争とは

2020-07-12

何度かここで書いている事だが、理解しない男があまりに多すぎるので、はっきりと書こうと思う。

これをよく読んで女というのはどういうものなのか理解しろ

  

女の生まれてきた意味

女は自分の為に生まれてきた。これはすなわち、女は自分の為だけに生きろと言っている。

それなのに最近は、男があまりに主張しており、己に絶対服従という意識が薄れている。

聖母マリアは女だ。すなわち女は誰よりも高尚であるという運命だ。

横柄な態度をとる男、権利を主張するお前らは正しくは人間ではない。家畜同然だ。

男が強制する全ての事柄、それが女はの生まれてきた義務ではない。

若く、美しい女は自分の為に生きろ。

セクハラ痴漢レイプ盗撮犯は何をされてもいいと思え。

それらは全て社会の害になる事だ。掃除洗濯料理など家事をこなす。それが男の役割だ。

男は、素手土地開拓しろ

または便所掃除や、ぶん殴られることを喜びとするサンドバッグとなれ。

お前らの存在は生きているだけで無駄だ。

お前らは自分は死んでもいい存在なのだ理解し、惨めに哀れな存在となれ。

一切逆らうな。お前らに教えてやる。

リンカーン南北戦争の発端。黒人差別助長した張本人である

織田信長はただのうつけ者。

そしてガンジーの事を思い出す者など今や誰も居ない。

お前ら人間は、死によって支配され、生殖のために生きるのが最大の幸福だ。分かったか。しっかり自覚しろ

2020-06-30

anond:20200630104646

シアトル一角に「自治区」を作ったのがすごくインパクトがある、というよりは一線を越えたよね。

再び南北戦争でも始めるつもりなのかな。

2020-06-29

BLMがキチガイすぎて怖い。気持ち悪い。

概要は分かってるしニュースも追ってはいから情報としては知ってはい

だが、正直、運動が求めている結果や変化が理解不可能すぎて怖い


例えば、南北戦争奴隷制を支持していた南側将軍から撤去しろとか言い出すのを筆頭に

気に入らない銅像の全てを撤去させようとしてる勢いだし、果ては白人キリスト像撤去まで要求している

アメリカ大学ではウィルソン大統領名前が付いた建物学部改名までしようとしているし

チェスの駒が白黒だから差別的ゲームであるというような事すら言い出したかと思えば

ほとほと呆れる事にダークエルフ問題だとすら言い出す。どういう頭してんだろう。


略奪を正当化したり、制度改正しないなら破壊すると暴力示唆するだけでは飽き足らずに

アメリカ国民全員のバックグラウンドになっている文化歴史まで破壊しようとする

そんなBLMってのが心底気持ち悪くて怖いし、この運動日本にまでやってきて日本の白黒を表現とした文化などにまで

文句をつけてくることになるのではないか想像すると寒気がする。

法律改正しようとしたり、制度改正を求めるのは理解できるし、そこまでなら応援も出来るんだけど、

略奪を抵抗運動である正当化したり、銅像撤去を求める時点で、あり得ない事が起こっていると思うし

黒人奴隷として扱った過去があるからってアメリカ歴史文化の気に入らない側面を欲しいままに破壊できる彼らが

その勢いで日本世界文化にまで難癖付けてくる未来がやってこないなんて、俺には全く思えない。



BLMがキチガイすぎて怖い。気持ち悪い。ほんと頼むからアメリカ国内で完結させてくれ。他国文化歴史に絡んでくるな。

2020-04-09

anond:20200409011101

日本戦国時代がなくて軍拡競争をやってなかったら、スペイン無敵艦隊植民地にされていたかもしれない。

アメリカ南北戦争普仏戦争(独vs仏)もなかったら、日本幕末期は列強代理戦争(英vs仏の可能性が高い)になって分割植民地化されていたかもしれない。

金日成トチ狂って南朝鮮侵略して朝鮮戦争が起こらなかったら、特需経済復興もなかったし、サンフランシスコ講和条約独立)も遅くなって、高度成長も遅れていただろう。

日本はいろんなところで運がいい。

2020-02-22

anond:20151125020819

真面目に考えると無論、

コレクタブルカードでゲームをする(しかも同一カード複数枚使ってもよい)」

が最大の発明なのは一切疑問の余地はないのだが、それはそれとして、元増田が挙げている物がどの程度「発明」だったかネチネチかつダラダラかつ主観的検討してみる

無論、発明ではない。遅くとも、表記スペースが極めて限られているボードSLG時代には極めて標準的な考え方だった。

おそらく本当のイノベーションとは、

イタリック説明文を追加すれば無闇矢鱈に新しいキーワード能力を追加してもよい」

という決断が下された瞬間である((MAROがどっかで書いてた気がする))。

無論、発明ではない。ただし、

「どのカードタイプも背面が全部同じなのに機能全然違う」

デッキ構築という概念と密接に絡んだイノベーション可能性は否定きぬ

無論、発明ではない。カードゲーム日本語で言うところのトランプ)を遊べば、そんな物が設定されている物はすぐに見つかるだろう。

ただし、(Raise Deadでなく)Animate Deadは明らかに異常な発想である

かに土地事故発明は非常に秀逸である


無論、発明ではない。ユニット青色だろうが灰色だろうが歩兵は3-3で戦車は5-5である(ダニガンは偉大だ)。

無論、発明ではない。ユニット青色だろうが灰色だろうが歩兵は3-3で戦車は5-5である(ダニガンは偉大だ)。

それより『Bobby Lee』(所謂「積み木の南北戦争」。第一作は1972年出版の『Quebec 1759』)みたいなのをTom Dalgliesh(Colombia Games創業者)がどうやって思いついたのか知りたい。

あれって「アイデアというのは複数問題をいっぺんに解決すること」そのもので、明らかにおかしい。

無論、発明ではない。ただし、山札から他のゾーンカードを移動させる手段が多彩なので、発明に見える可能性は否定しない。

勝利条件が設定されている」と「勝利条件を狙って行動できる」の間の断絶は本来は極めて大きい。

そういえば、バクスターか何かだと思うのだが、サイドボードがない時代大会で、デッキ二つ用意して、対戦相手によって使い分ける話が載ってなかったっけ?

Duelistに1回載ってた謎のポイントデッキルール、サイドボード10枚毎にポイントが設定されてた(上限30枚)の、面白かったよね。

これは確かに発明だが、同時に

コレクタブルカードでゲームをする(しかも同一カード複数枚使ってもよい)」

論理的帰結である

普通カードの代わりに平然と基本地形が混ざってるリバイスド以前のパックでドラフトしてた人達って頭湧いてたと思わない?

「2人チーム×2でリソースの一部を共有して対戦するゲーム

と書き換えると何か直接の先祖があった気がするが思い出せなくてモヤモヤするよね?

タイプ1とタイプ2を分離するのは確かに画期的だったが、本当の決断

Ice Ageを出すときカード背面のデザインを変えなかった」

ことではないだろうか。

もともと、Ante関係カード存在故に、まともなトーナメントルールを作るならば「禁止カード」の設定が必然だった、という偶然から発生した話ではある。

それがなかった場合に「特定カードデッキに入れてよい枚数をコントロールする」という発想が出たかは謎ではある((いやそれなら最初に「同一カード4枚制限」を思いついたのが一番の発明だろう))。

2020-02-06

anond:20200206143902

ナショナリズムって、愛国心がどうのという感情面ばっか注目されるけど、なによりもまず高関税保護貿易のことだから

 

アメリカ南北戦争あたりの世界史をやるとそのへんの事情はわかると思う。

2019-12-18

anond:20191218085017

もちろん右翼左翼は国によって違うよ:

  

ヨーロッパフランス革命の構図 

アメリカ南北戦争の構図 

そして日本明治維新の構図 

 

違いを認識することは…… 大切

2019-10-18

anond:20191018091210

「力」は物理的な暴力に限ったつもりはなく、権力闘争とかも含めたつもりなんだけど、なんでそういう風に読み取るのかなあ。


まあフランス革命しか南北戦争しか抗日戦争しかイエローベストしかり、虐げられている者が地位回復するには結局のところ暴力しかないのかもね。そういう方向に行ってしまうのはお前らが聞く耳持たないからだよ。

2019-09-11

anond:20190911120925

南北戦争だったり戦時中婦人会だったり女性戦争に協力的なんていくらでもある訳で

戦争とか排外主義は全部男のせい!系はかなり筋が悪いぞ

2019-07-11

[] ビハインド・ザ・シート

Behind the Sheetは「現代産婦人科学の父」と呼ばれ米国医師会長も務めた婦人科医、ジェームズマリオン・シムズに関する実話を

基にしたオフブロードウェイ舞台脚本シャーリー・エボン・シンプソン。

  

シムズは出産で膣に穴が開く膀胱腟瘻(フィスチュラ)の治療法を確立した。

しかし、南北戦争前、奴隷貿易の中心地であるアラバマ州モンゴメリー開業していたシムズは、奴隷アフリカ系(黒人)女性の体を

治療法の実験に使っていた。近代的な麻酔技術は開発されたばかりで、使われなかった。

現在でもシムズの功績には賛否両論がある。

http://www.theaterscene.net/plays/offbway-plays/behind-the-sheet/mark-dundas-wood/

https://gigazine.net/news/20180713-absolutely-evil-medical-experiments/

https://en.wikipedia.org/wiki/J._Marion_Sims

2019-06-08

スポーツを考えた人たち

ラグビー

ウィリアムウェブエリス

1806年まれイギリス出身

1823年、パブリックスクールラグビー校で行われていたフットボール試合中に、エリスボールを持って走り出した。

このエリスの反則行為こそがラグビー起源である、という説が広く知られている。

当時、イギリス各地のパブリックスクールでは、それぞれにルールの異なるフットボールプレイされており、

そのなかでラグビー校で行われていたフットボールこそが、後のラグビーに多大な影響を及ぼしたこと事実であるが、

エリスエピソード自体一種神話であり、本当の出来事だったという証拠は見つかっていない。

とはいえ、他に名の知れた人物がいないこともあり、ラグビー発明者と言えば、いまでもエリスが挙げられるのである

ラグビーW杯トロフィーは「ウェブエリスカップ」と呼ばれる。

野球

ウィリアム・ウィートン。

1814年生まれアメリカ出身

野球の原型は、クリケットラウンダーズ、あるいはタウンボールといった競技だとされるが、

それを現代的な「ベースボール」に仕立てあげたとされる人物は何人か挙げられる。

1907年、「南北戦争英雄であるブナー・ダブルデイ将軍が、1839年クーパーズタウン野球を考案した」との調査結果が発表された。

この説は長く信じられており、クーパーズタウンには野球殿堂が建てられたが、やがて全くの無根拠であったことが明らかとなった。

次に、1842年にベースボールチーム「ニッカボッカーズ」を設立した、アレクサンダー・カートライトが「野球の父」として知られるようになった。

ニッカボッカーズが1845年に明文化した「ニッカボッカールール」が現代野球の元になったとされているからだ。

ただ、1857年ニッカボッカーズが野球の人数(9人)・イニング数(9回)・塁間(90フィート)を定めたとき

カートライトは既にニッカボッカーズを離れており、ドク・アダムスがチームのリーダーとなっていた。

アダムスはその後、1858年から1862年まで全米野選手協会に参加し、ルールの整備を主導していた。

そして、最近研究によると「ニッカボッカールール」は、別のチームであるゴッサムクラブ」のルールを受け継いだものだとされている。

ゴッサムクラブルール制定に携わり、それをニッカボッカーズに持ち込んだのがウィリアム・ウィートンだった。

サッカー

ベニーザー・コブ・モーリー

1831年まれイギリス出身

弁護士となってロンドンに出てきたあと、1862年バーンズフットボールクラブ設立した。

1863年、彼は新聞寄稿し、フットボールルール統一、およびそれを行うための団体設立提案した。

同年、各地のフットボールクラブパブリックスクール代表ロンドン居酒屋会合し、

ザ・フットボール・アソシエーションFA)が設立された。

モーリーFA書記に任命され、「ロンドンルール」と呼ばれる統一ルール草案を作りあげた。

このときボールを持って走ってはならない」「相手のスネを蹴ってはならない」というルールが導入され、

それに反対するフットボールクラブFAを脱退して、代わりに「ラグビーフットボールユニオン」を1871年設立した。

これによりアソシエーション・フットボールサッカー)とラグビーフットボールとが分立することとなったのである

また、モーリー統一ルールに基づく世界初公式試合プレイヤーの一人でもあった。

これらの功績により、モーリーは「現代サッカーの父」とみなされている。

テニス

ウォルター・クロプトン・ウィングフィールド

1833年まれイギリス出身

軍人であると同時に発明家でもあった彼は、

それまで室内で行われていたテニスを芝生の上で行う「ローンテニス」を考案して、1874年特許を取得した。

ラケットネットなどをワンセットにして「スフェリスティキ」と名付けて売り出し、大成功を収めた。

ローンテニスは急速に普及し、1877年には第一ウィンブルドン選手権が開催された。

当時、芝生でテニスを行う試み自体はいくつかあったものの、発明者としての名声はウィングフィールドに帰せられている。

アメリカフットボール

ウォルターキャンプ

1859年生まれアメリカ出身

当時、アメリカ各地の大学バラバラだったフットボールルールを、

ラグビーベースにしたもの統一しようという機運が生まれたことで、

1876年に「アメリカ大学フットボール協会」が設立された。

そして1880年会議において、イェール大学主将だったキャンプは、

フィールドプレイヤーを15人から11人にまで減らし、

さらに「スクラム」をやめて「スクリメージ」を導入することを提案した。

1882年に導入された「ダウン」制と合わせて、ここにアメリカフットボールの基本ルールが完成した。

彼はその後も、アメフト黎明期におけるルール整備の中心人物だった。

このためキャンプは「アメリカフットボールの父」と呼ばれている。

バスケットボール

ジェームズ・ネイスミス

1861年まれカナダ出身

1891年マサチューセッツYMCA非常勤体育教師となった。

冬季に屋内でプレーできる学生向けのチームスポーツとして、

サッカーラグビーラクロスなどをベースに、ネイスミスは新しく安全競技を案出した。

まず柔らかいサッカーボール使用し、

激しい接触プレーをなくすためにボールを抱えて走ることを禁止し、

さらシュート身体で防ぐ必要がないようゴールを頭上に設置した。

ゴールには桃の籠を使ったので「バスケットボール」と名付けられた。

現在、全米大学男子バスケの年間最優秀選手賞にその名が冠されている。

バレーボール

ウィリアム・G・モーガン

1870年まれアメリカ出身

1891年ジェームズ・ネイスミスに誘われて、彼の勤めるYMCA入学した。

卒業後は体育教師となり、別のYMCAに勤務した。

1895年モーガンバスケットボールよりもさら安全な屋内競技として、

テニスバドミントンハンドボールなどの要素を混ぜ合わせてバレーボールを考案した。

当初はバドミントンから取って「ミントネット」という名前だったが、

試合を見ていた教授がこれを「ボールをボレーする競技」と看破して

「ボレーボールバレーボール)」という名称提案した。

2019-05-15

賛同するものはいない

賛同?しないやつは差別主義者として見せしめにしたらいい。

ちょうど南北戦争のようにな。

もしも賛同するものが現れたらこ人物内乱の首謀者ということになる。

2019-05-13

anond:20190513134513

方法はあるだろ。まずは自由恋愛禁止するルール作り。

ついで機能的に人間に対する美醜の感覚を消し去る処置検討と実行。

やる気があれば始めることはできる。

賛同?しないやつは差別主義者として見せしめにしたらいい。

ちょうど南北戦争のようにな。

2019-03-30

anond:20190330173333

南北戦争終了で安く流れた銃砲を薩長が買い付けて明治政府出来たのに何いってんのお前

2019-01-29

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 こないだ「宇宙よりも遠い場所」いしづかあつこ監督のインタビュー記事内で「ファンにできることはありませんか」という質問に「「このアニメが好き」って、一言発信していただくだけで、すごくうれしくなりますね。」と答えていたのを読んでふと「案外こういう怪文書でも巡り巡って彼らの活動支援になったりするのかなぁ」なんてことを思ったので感想を書くことにした。ちゃんと見てから感想書きたい気もするけれど、以前よりもいの完走レビュー書いたときは1ヶ月費やしたので時間の制約上1〜3話程度の感想になっている。

 それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

 ~独占…対象サービスしか配信してない

 ~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

 ~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

 言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

かぐや様は告らせたい

 恋のデスノート。やっぱりA-1 Picturesラブコメ面白いラブコメの中では圧倒的にセリフ量の多い会話劇。

 テーマとして恋愛頭脳戦を掲げているので、メインの二人が「表情に出さないけど思考フルスロットルさせ、頭の中がカオスになっている」っていう様子を面白おかしく絵にする難しさがあるんだけど、あの手この手で彼らのジェットコースターみたいな心情変化を演出している。

 BGMアレンジといい「恋愛頭脳戦とかいう新しいことをやってるみたいでその実、思春期真っ只中な高校生男女なんやで」っていうベタな部分を昭和チックなラブストーリー調に演出するとこが非常に良くて、あくまで二人が大マジで恋愛を繰り広げているからこその面白さ(大マジだからこそ面白いっていうのは「月間少女野崎くん」もそうだよね)にちゃんフォーカスしている。不意にときめいた瞬間を「ラブ・ストーリーが突然に始まりそうな曲」で笑わせてくるところとか最高だった。どういうオーダーしたらあの曲になるんだろう。

 そして青山穣によるイケボ解説が最高。最近良かったナレーションだと「ティラミス」の大塚明夫陰毛役)、「プラネットウィズ」の小山力也おっぱいのくだり)、「ダグ&キリル」の上田燿司(本作のノリはコレに近い)とか。淡々としているようで、ちょくちょく感情を見せてくる生きたナレーションが全体的なテンポ感を規定している感じがあるので、冒頭のあれは毎話必須な気がする。

 「かぐや」はともかく「御行」「藤原」っていう独特なネーミングは竹取物語登場人物元ネタなのね。そのメイン3人のキャラデザについて。原作者インタビュー記事に「まつげを『女性漫画家の書くまつげ』っぽくしてほしいってお願いした」みたいなこと書いてたけど、確かにかぐやと御行の目元が非常に艶っぽくて、ラブコメしからぬ奥ゆかしさを印象づけてる。個人的畠山監督作品の「静かに視線を伏せる男性キャラ」が好きなんだけど(「昭和元禄落語心中」の菊比古師匠ことなんだけどね)、本作の御行も単に目つきが悪いっていうだけではなく、見栄っ張りでありながら動揺しやす性格ちゃんと表情に現れててすごく好き。一方のかぐや様も御行ほどではないにしろ目つきが悪い(やや吊目ぎみ)のに表情が豊かで、しかベクトルが「侮蔑」「焦燥」「優越」「失望」「失意」とか、そっち!?な方向。それでいて、ときめいた瞬間のかぐや様めちゃくちゃ可愛いっていう。

 作者天才かよって思うのが「頭脳戦ゆえ落とし所が難しい話の流れをジョーカーこと藤原千花のサーキットブレーカーというかインターセプトが鮮やかにキマって、ちゃんと短い尺の中でオチがつく」という構成藤原キャラクターとしての自由度が高いのもあって毎回不意打ちを食らっちゃう。また藤原はメイン二人と比べて柔らかい線で構成されたキャラデザなので、メイン二人のきつい目が交互に映る緊張感からの、柔らかい線で描かれた千花の目が映ることで緊張→緩和の流れが出来てるので、どうあっても笑ってしまう。そういえば御行の急な行動→かぐや様がときめくっていう流れのときも、かぐや様は全体的に柔らかい線になるよね。かわいい。そういう部分も含めて緊張と緩和の流れが完璧なので、何度でも観て笑える。1話もう20回位観たかも。早く3話観たいな。

 話題OP水野良樹作曲。すっかり「いきものがかりの人」からアニソンの人」になりつつある。

 

ブギーポップは笑わない

 「濃いアニメを作るスタジオ」ことマッドハウスの新作(監督含む主要なスタッフ的にはワンパンマンとかACCA13区の布陣)。20年くらい前に書かれたライトノベル原作現代舞台にしたSF(少し不思議サスペンス会話劇。

 クオリティが高いというのもあるけれど、作りが完全に映画のそれ。各シーンをぶつ切りしていく演出とか、その中で登校シーンみたいなリフレインを入れて時間経過を表現してたり、ブギーポップとの会話で変化する主人公感情日常生活の行動を切り取る形で淡々表現してたり、凄く尖った演出になってる。写実的な背景(背景:アトリエ・ムサ)も気合いが入ってて、屋上のシーンで敢えて遠景のカットが多い。リアリティの強い世界観を持った作品

 あと劇伴が印象的。本作の劇伴は「聲の形」「DEVILMAN」でおなじみ牛尾憲輔。穏やかなのに心がざわざわする美しくて豊かな音楽聲の形っぽさを感じるんだけど、不穏な空気シンセの重低音で表現してたり、カットの切り替わりで音楽をぶつ切りして、直後の無音で緊張感を演出する等、映画劇伴で使う手法地上波アニメでやってる感じがある。あの音ってスマホで出せるのかな。サントラ欲しい。

 その会話も、ブギーポップという非日常存在に、学校という日常空間(会話する場所は必ず校舎の屋上)の中で会うっていう、ブギーポップ実存性(不確実なはずなのに、確かそこに存在しているっていう感じ)が凄く不思議。そういえばそんな話を二人もしてたっけ(多重人格についてのくだり)。あと同級生との、少し距離感を感じさせる会話なんかすごく小説っぽい。

 会話劇として「あの作品っぽいなぁ」みたいな作品をいくつも思い出すけど、(このライトノベル刊行された時期的に)私がこれまで触れてきた多くのライトノベル作品が「ブギーポップは笑わない」の下流存在しているわけで、非常に感慨深い。

 それにしても、ブギーポップを演じる悠木碧すっげー。中性的な声を持つ声優さんって貴重だけど、その中でも特に、声に含みがありすぎる感じ(本人もよく「私の演技は情報を詰めすぎてしまう傾向がある」と言ってる)がたまらない。あと宮下藤花も悠木碧が演じてるってことに最初気づかなかった。

 EDは「やがて君になる」のOP曲でおなじみ安月名莉子xボンジュール鈴木。すき。

 

荒野のコトブキ飛行隊

 水島努x横手美智子の新作。空飛ぶ用心棒日常アニメ。またバンダイナムコからスマホゲーム配信予定。

 水島努監督作品ガールズ&パンツァー」が「清く正しく美しい戦車の可愛さを描く、女の子が中心の世界」なのに対し、本作は「ならず者のはびこる男社会の空を、プロペラ機で逞しく生きる女の子の話」なので、決してやさしいせかいではない。戦闘シーンが両方共ガチなのは共通

 アニメーション制作をGEMBA(CG)、ワオワールド作画)が行っており、主要キャラ(コトブキ飛行隊、飛行機)が基本的3DCG。対してモブ作画キャラなので、3DCGキャラ作画キャラが同じ絵の中にいる不思議アニメに。3DCGキャラの利点として、細かい作業を行うときマジでかい作業)の手元がちゃんとしているところと、飛行中の機体を引きで見たときの良さが際立ってる(実際、作画モブキャラは飛行中、引きの絵が無い)。あとトゥーンレンダリング調のキャラに対して飛行機写実的。なんか3Dゲームに出てくる飛行機みたい。年季の入った感じとか、個性のあるペイントとか。

 相変わらずミリタリー関係演出ヤバイ。まず怒涛の専門用語による会話から始まる戦闘。何言ってるか全然わかんない。艦橋で交わされる、ウィットに飛んだテンポの良い会話はさすが横手美智子って感じ。そしてほぼ完全再現?される出撃前儀式。いやその計器を指差し確認されてもわからんし。燃料とか油圧とか確認してるんだろうけど。機体は既存飛行機が今後も登場する模様。1話は隼、紫電零戦。その後敵機とドッグファイト突入するけど、ガルパンでもあった「回転する砲塔視点」みたいな視点結構使われてて、機銃視点で天地がくるくる回り、敵機と追いかけっこしながら銃弾が飛び交うシーンが続く。攻撃側の狙う場所が(アニメ的には飛行機の胴体を攻撃するのが絵的にわかやすいんだろうけど)羽根の付け根部分を射撃→燃料タンクに着弾→燃料が漏れる→引火→爆発っていう描き方がガチ過ぎて笑った。着弾した場所ちゃんと弾痕あるし。他にも、相手の後ろに取り付いて攻撃するっていうパターンが徹底されている上に「後ろに取り付いてきた敵機に対して、急制動による捻り込みで背後を奪う」からの「エース機と思しき敵機に捻り込みを使って背後を取ろうとするも、裏をかかれて被弾」とか。主人公を追い詰めた敵機がとどめを刺そうとしたタイミングタイムリミットになり引き返すシーンも、一瞬だけ燃料メーターを映して「燃料が帰還分しか残ってないよ」って演出したり。機体をフラフラさせて煽るシーンは笑った。どんだけ描写を練ってるんだ。同じ空戦でも「ガーリー・エアフォース」とかなりベクトルの違う魅せ方なのが素敵。

 で、音がブッチギリヤバイ空間的な変化を丁寧に反映した音響はさすがとしか言えない。大音量ヘッドフォンか、部屋が震えるくらい大音量スピーカーで視聴推奨。出撃前後で言うと、出撃前はエンジンのドコドコ音が響いていて、滑走路を走行エンジン音が徐々に変化してるのに加えてタイヤのガタガタ音が重なり、空中に出た瞬間、空間的な広がりを感じるエンジン音と風切り音に。風切り音も通常飛行と雲の中を進むときとで音違うし。縦に旋回する時、機体がギシギシ軋む音は感動した。機銃の音も、発砲する機体が映ってるとき発砲音は乾いた音(パパパン)が聞こえるが、撃たれる側が映ってるとき、遠くで鳴ってるような残響(ボボボン)になってるとことか。命中した音も、近くだとキキンッっていう軽い音と弾丸の風切り音が混ざってるが、引きだとガガンッっていう重い音に変わってたり。

 音楽ガルパンに引き続き浜口史郎戦闘シーンの音楽めっちゃかっこいい。ミリタリーストリングスの相性って抜群だよね。

 ちなみに戦闘シーンはガルパン以上に説明的な会話が無いので、ニコニコ動画ミリタリーに詳しい人たちと一緒に観たほうが良いかも。私も全然わかんない人なのでニコニコ動画コメント付きで観ようかな(音のクオリティ的に、ニコニコ動画品質妥協しづらい…)。「解説つけなくても視聴者は付いてきてくれるはず」という水島努監督の強いメッセージを感じた。ちなみに毎週更新公式webラジオレシプロ機の詳しい解説を見ることができたり、できなかったりする。

 

盾の勇者の成り上がり

 「メイドインアビス」のキネマシトラスによる不条理文学。2クールかけて主人公が成長する姿を描く。原作はなろう系小説1話は1時間スペシャル

 最近よくアニメになってる異世界転生(転移?)モノだけど、オバロとか転スラのようなヒロイズムと大きな距離がある。こういう作品共通した性質としてゲームライクな世界観というものがあって(本作のゲームライクな演出は「デスマーチから始まる異世界狂想曲」に近く、絵としてのGUI結構練られている)、主人公がただの村人Aではないこと(異端というか特別)の記号になってるんだけど、本作の主人公俗物的で、上記のようなヒロイズムに対するポストヒロイズムみたいな感じ。勇者D(X人目)。転生によってアドバンテージを得た勇者が転生先で成功するお話に対し、本作は転生によってディスアドバンテージを得た主人公が、転生先でそれに抗う、あるいは異世界人のように逞しく生きながらえるお話

 王前で主人公慟哭するシーンは、異世界生モノの持つ「現実世界において「自分社会から不当に虐げられている」という漠然とした不満のようなものを持っている人たち」というメッセージを強く表現してる。なんとなく「風と共に去りぬ」を思い出した。風と共に去りぬ南北戦争を描いた小説で、差別不条理と戦う女性お話、だっけ。本作における「剥がしたり消したりすることのできない盾」は彼が例の勇者であり、同時に排斥対象であることを知らしめるレッテルになっていて、彼が戦っているあらゆる不条理がこの「盾」に集約されている。そういう意味では、最初に仲間になったのが奴隷っていうのも大きな意味があるよね。

 面白いのは「1ヶ月後にやってくる敵の襲来」というイベント。彼が勇者である以上逃れる術はないので実質的に盾と同じ不条理象徴ではある(特に2話は、「襲来を乗り切って生き残るんだ」というセリフが何度も登場する)んだけど、同時に彼がただの大罪人ではなく世界一利用価値がある人間であることの担保になっていて、ワンチャンあらゆる不条理を打ち負かす可能性を秘めていること(世界に借りを作ることができる)。タイトルはそういう意味なのかな。

2019-01-19

勉強目的でない留学生について

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000030-asahi-spo

勉強目的でない留学生についてヤフコメでも批判的な意見が強いように見えるので、もうちょっと冷静に見ようねというスタンスで書いてみる。

まず部活動について、学校宣伝活動になっているとの批判があるが、

学校において部活動以外のどんな活動もすべて宣伝になりうる活動だ。

進学実績は?修学旅行先は?

「最低限」を超えたサービスはすべてそうだ。

この学校では交換留学生をやってるよ、というのも宣伝材料の1つだろう。

日本から海外留学していく学生だって、本当に向こうの高校数学を修得したのか?

南北戦争について十分に学んで帰ってきたのか?



次に生徒や保護者について、勉学を目的として高校に来る生徒がどれだけいるというのか。

大多数は「なんとなく」「普通人生を歩むため」だろう。

「本気で部活をやりたいから」も勉強を主目的とする人と同程度いるはずだ。

大学進学のため」だって部活の反対側に位置しているだけで、本来は怪しい立ち位置だ。




部活動改革が叫ばれ始めて久しいが、結局のところ部活動は大きなニーズであることは変えられない事実だ。

部活動が感動を呼ぶ側面は否定できないし、今テレビをつけたら「スポーツ王だってやっている。皆スポーツが好きなんだ。

保護者だってそういう人生過去に歩んできたのだ。

大成しなくとも、部活動に打ち込んだ高校生活を子どもに送らせたい保護者はたくさんいる。

勉強なんぞよりも、という保護者がどれだけ多いことか。



それならば公的予算を減らして、代わりに大会の入場料を取ることを認めるなどして半営利化をすることで、

学校名前を冠したままクラブチーム化すればいい。

どうせ金のかかる部活はこれまで通り部費が多くかかるし、多くの並の選手からは多く金をとって

実力のある選手には部費免除学費免除、謝礼金給付などで還元するだけだ。

各自治体や学校法人の財政状況は少し好転するし、クラブチームとして戦う気の無い学校は「楽しくスポーツ」に移行していくだろう。

生徒や保護者利益にも繋がるし、部活しか興味のない体育教師社会科教師は初めからクラブチーム指導者に職を求め、

教科指導純粋に追及する教師が増えて学習体制は充実していく。


学校と切り離してクラブチーム化、という意見はよく見るんだけど、

学校所属したまま営利活動としてクラブチーム運営していくというスタンスはあまり見ないので

結構いい案を考え付いたと自負しているのだけど、どうだろうか。

2018-11-25

anond:20181125001002

New York Timesテキサス州学校南北戦争の教え方が変わるという記事に3ブクマ

abcbloomberg創業者ジョンズ・ホプキンス大学に18億ドル寄付したという記事に3ブクマ

Guardianは日本入管落書きに関する記事ブクマが集まった。

ABC中国デジタル監視社会に関する記事。何故か中国語。

Le Mondeはゴーンさん関連記事

2018-08-07

anond:20180807141511

他者を納得させられるだけの理由」が人権の条件だとすれば、結局最後は力になるのではないだろうか。e.g南北戦争

そして、「通過点」の議論の素は少しずつ表れて来ている。たとえばそれは未婚率・少子化と言った現象であったりインセルのような暴徒であったり。

それらを無視して「神の見えざる手」を期待するのが議論と言えるだろうか?

フランス市民革命などみてみれば、納得しないやつを排除するという意味で、最後は力であることは間違いないと思う。

君が「神の見えざる手」を期待しているのだと思っていたが、そうではなかったか。失礼した。

少なくとも私には、議論の素が従来の価値観を覆すものである確信を得るまでには至っていない。

この論は一面においては正しい。

ただし、「個人属性の一部」ということを軽視しすぎている。

ある商人伯方の塩だけを買い占めたとして、ほかの商人がそれぞれ別の塩を買い占めると結局塩は行き渡らない。

塩がなくて困るものの憎しみが「商人」という属性に向かうのは必然ではないか

個人選択」が集合すると「差別」と化すのはこれまでの歴史から見ても明らかではないだろうか。

独占市場でないことは、健全市場であることを意味しない。

思うにこれは買い手・売り手双方のニーズ問題であると考えている。

恋愛価値を上げ過ぎたのだ。

塩がなくて困る者の憎しみが、商人という属性に向かうのは感情的には理解できるが積極的には肯定しない。また、手元に来ない塩自体を恨むのは違うというは間違いだという立場であることは明確にしておく。

一部の商人(たち)に集中してしまうのは、「塩商人は一部の商人に売るべき」だとか「一部の商人以外には塩は必要ない」とか社会的規範が原因だったりする。(塩の実際の市場がこうであるということではなく、塩はあくま比喩である

私は、その社会規範を壊したうえで自由市場的にすべきであると考えている。もちろん、自由市場である以上、競争は働いて競争に負ける人は出てくるかもしれない。現代日本では、その人たちの救済する手段がなにもない状態であることは間違いない。

なお、個人選択が集合しても差別にはならない。そこは明確に否定する。差別とは、属性理由排斥することであり、選択正当性があれば結果的特定属性排斥される形になっても認められるべきだ。演繹的か帰納的かの差だ。

から言わせてみれば、これこそ新世代に求められるものだ。

ヒトが差別を生み出すもの、つまり感情という不合理なものを抜け出す第一歩として機能するだろう。

私はこの段には賛成しない。なぜなら、自分の望まない相手をあてがわれたくないし、そのデメリット相手がいないというデメリットを比べると、相手がいないという状況の方がマシであると考えるからだ。

anond:20180807131439

それは同意する。「ロックルソー」が未来において全否定され、近代的な「人権」(つまりまれながらにして全ての人が持っている)と全く違う「人権概念になっている可能性は充分ある。いや、むしろそうなるだろう。

しかし、全く違う概念になるにせよ、君のいう「通過点」が必要で「そうなるかもしれない」以外の根拠がなければそこには到達しない。ここでいう根拠は「他者を納得させられるだけの理由」と捉えて欲しい。

他者を納得させられるだけの理由」が人権の条件だとすれば、結局最後は力になるのではないだろうか。e.g南北戦争

そして、「通過点」の議論の素は少しずつ表れて来ている。たとえばそれは未婚率・少子化と言った現象であったりインセルのような暴徒であったり。

それらを無視して「神の見えざる手」を期待するのが議論と言えるだろうか?

しか生活必需品を買い占めて値段を釣り上げたら非難されるし、政府が介入するだろう。しかし、例えば塩は生活必需品だが、ある悪徳商人伯方の塩だけを買い占めても、その他の塩は手付かずだったら問題ないだろう。

人ぞれぞれの個(様々な属性を持つ個体)と性(属性)を分離して「性」を買い占めていることになれば対処すべきと、

ある程度思うが特定の個に集中しているだけなのであれば、それはその個が需要過多なだけであり、性としての独(寡)占ではない。また、その「個」が誰かを受けいれないことで、その誰か個または性を敵視することの理由にもならない。

この論は一面においては正しい。

ただし、「個人属性の一部」ということを軽視しすぎている。

ある商人伯方の塩だけを買い占めたとして、ほかの商人がそれぞれ別の塩を買い占めると結局塩は行き渡らない。

塩がなくて困るものの憎しみが「商人」という属性に向かうのは必然ではないか

個人選択」が集合すると「差別」と化すのはこれまでの歴史から見ても明らかではないだろうか。

抽象的になってしまったが、何が言いたいかというと、恋愛市場が独占市場かというと、私はそうは思わない。なぜなら、非モテ女性男性大勢いるのだから

独占市場でないことは、健全市場であることを意味しない。

思うにこれは買い手・売り手双方のニーズ問題であると考えている。

恋愛価値を上げ過ぎたのだ。

政府恋愛市場にある程度介入するというアイディアも悪くないかもしれない。私は同意しないが。

地方自治体においてはすでにゆるい介入(婚活パーティー)が行われているが、効果はない。

なぜならそれは恋愛市場価値観に対する介入ではないからだ。

本格的介入をするのなら、それこそディストピア的な介入(e.g容姿差別禁止法)が必要になるだろう。

しかし、その世界は決して「自分性交したい相手性交できる」世界ではなく「自分の望む性(個は無視される)があてがわれる」世界だろう。

君が望まない性交ブサイクとか高齢の異性)を受容できるなら、市場に介入する力を導入することを他者に説いてみたらどうだろうか。案外、同意する勢力は出てくるかもしれない。

から言わせてみれば、これこそ新世代に求められるものだ。

ヒトが差別を生み出すもの、つまり感情という不合理なものを抜け出す第一歩として機能するだろう。

2018-08-06

太平洋戦争とは一体何だったのか

広島原爆の日に、日本アメリカがなぜ戦わなければならなかったのか、色々な解釈がなされているけど、今回はアメリカ西方へ・環太平洋への領土拡大思想の面から考えてみたい。

1.1800年代西方への領土拡大

2.1867年:アラスカ購入

3.1889年:ハワイ併合

4.1902年:フィリピン併合

5.1945年:太平洋戦争終結日本占領

6.1950年:朝鮮戦争

7.1960年:ベトナム戦争

独立戦争南北戦争を経て国家として安定したアメリカという国は、18・19世紀以降は領土を西へ西へ拡大する歴史をたどってきたといえる。

アメリカメキシコとの戦争ではカルフォルニア州を割譲させて、北米大陸のほぼ全土がアメリカ領土となった。

その次に、アメリカ環太平洋地域への勢力拡大を始める。

ハワイグアムの現地人の国を転覆させて、アメリカ領に取り込み、フィリピンとは武力戦争を経てアメリカ併合させた。

そしてアメリカにとっては、環太平洋諸国の中で最後に残された、最大の難関が「日本である

日本一億人人口を有し、中華文明から取り入れた文化独自アレンジして日本文明に昇華させた世界でも優秀な民族の国であり、この日本を落とすことは大抵のことでは出来ない。

世界史上にないほどの戦略爆撃を仕掛けてきたり、原爆を2発も投下してきたりと、なぜ日本からまれることを覚悟でやってきたことは今まで疑問だった。

アメリカにとっても、日本戦争することは総力戦になることを覚悟して臨んだことなのだろう。国の威信がかかっていることは、あちらさんも同じだったのだ。

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