はてなキーワード: 労基法とは
https://meymao.hatenablog.com/entry/2019/01/06/232031
話題に乗っかって。
技能実習の監理団体は「非営利」だから利益を追求する必要はないんだけど、楽はしたいよね、という仮定の話。頭の体操。
Ⅰ実習実施者に対する定期監査(頻度は3か月に1回以上、監査は以下の方法によることが必要)
・指導に当たり、技能実習を実施する事業所及び技能実習生の宿泊施設を確認
・適切かつ効果的に実習生に技能等を修得させる観点からの指導は、技能等に一定の経験等を有する者が担当
Ⅳ技能実習生からの相談対応(技能実習生からの相談に適切に応じ、助言・指導その他の必要な措置を実施)
・定期監査の回数を減らす
回数を減らし、時間を減らし、対象者を減らす。そのためには、同じ事業所に大勢の実習生を送り込むことが重要。小さい会社に数人ずつ送り込んでも、負担が増えるだけで有難みがない。
宿泊施設も、違う実習先でも同じ物件に住まわせることで確認を簡単に。宿舎を建てて割高な家賃で受入企業に貸し出せば、実習生からの控除額も増やせる。元の家賃以上の負担はないように機構も確認してるけど、元の家賃自体が高く設定されてたらどうなのかね。
研修中は働けないから、研修をしないで働いてもらうことで監理団体と受入企業はWin-Win。
法的保護に関する研修も省くことで、なんと労基法について知らせないことも可能。ここを国が自前でやれば大分マシになるはずなのにな。技能実習の在留資格で入国してくるんだから、空港で国が研修すればいいのに。
個別の実習計画を作るのは大変だから、同じ業務をするということにしてコピペ。実態と合ってなくても提出。
バレると三菱自動車や日産、日立のように滞在資格の更新ができなくて大変なことになるが、そういえば三社とも、監理団体は同じだったね。
実際ここまでしても、監理費だけでみると旨味は少ない。ただ、監理費を安くすることができる。そうすると送り出し機関との関係で強く出ることができるんだな。
元記事のブコメでも触れてた人がいたけど、バックマージンや接待は一つの大問題。送り出し機関を選べる監理団体は強い。悪い意味で。
頭の体操、終わり。
【ご報告】ブルーパドルの社員を全員フリーランスにして、ギルド化します!
https://note.mu/sato_nezi/n/n7ffe7a4346c1
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/sato_nezi/n/n7ffe7a4346c1
https://note.mu/sato_nezi/n/n905cedfd535b
と言っているとおり、全く酷い代物に仕上がっています。
なぜ、労働者をフリーランスにして、「ギルド」と名乗ることが不当なのか、
雇用契約は長い歴史の中で、力関係に差がある使用者と労働者の関係について、
納期までに何日間徹夜してでも成果物を納品しなければならなくなるのです。
これを「ギルド」と呼ぶことにしましたというのが、今回の宣言です。
雇用契約なら、仕事がないときでも基本給は払わなければなりませんが、
「ギルド」なら、「今月は仕事ないから報酬ないから」で済ませられます。
では、フリーランスにされる労働者にメリットはあるでしょうか?
上手くいけば収入は増えるかも知れません。
過労になっても労災も出ません。
確定申告しなければならなくなるし、
市県民税、国民年金、国民健康保険を自分で払うことになります。
PCだって会社が用意してくれませんから自分で準備することになります。
そして、ある日、ギルドから放逐されても不当解雇だと訴えることもできません。
「具体的な数字は出せませんが、たぶん多いときには2〜3倍になる月も。」
だそうです。
搾取する気満々で清々しいですね。
2人の社員にずっと働いて欲しければ、良い労働条件を提示すれば足ります。
別にNTTじゃなくても労基法とかの法令を遵守する有名大企業ならどこでもよかったんだが
非コミュアスペの自分は就活は連戦連敗で卒業まであと数か月でようやく決まったものの
労基法違反しまくりパワハラ三昧の無名中小にしか就職できんかった
みなしを含めても残業代の支払い実績は四捨五入しなくてもピッタリのゼロ円だし(もちろん残業時間はゼロじゃない)
休日出勤でも割増しどころか時間分の賃金すら一円たりとも出ない
かといってボーナスは出ないことが多いし基本給が多いわけでもない
開発環境こそ8コアCPU・SSD1TB・メモリ32G・ディスプレイ(4K×2)とマシな方だが
いくら開発環境が良かろうと上司や取引先の気まぐれで朝令暮改の仕様変更が繰り返され
怒鳴られながら深夜まで穴掘って埋める作業を繰り返すむなしい毎日を過ごしてる自分から見れば
きっちり残業代もらってる優良企業のエリート社員たちがマシンスペックが気に入らないとか愚痴ってるのは自逆風自慢にしか見えない
https://anond.hatelabo.jp/20181115111532
トラバが上手くできるか分かりませんが、この記事に誘発されまして、増田初心者ながら記事を書きたいと思います。慣れてないので、改行等見辛いかもしれませんが、悪しからず。
また私は一般人で関係者ではなく、ただ本や漫画で得た知識を書いた一つです。
【前提】
・労働紛争・労働トラブルは自ら動くのが基本であり、監督署は一つのサービス機関であること。
・監督署は裁判所ではないので、白黒つけたい人は民事調停・裁判をお勧めします。
今回は、労働者様に係るサービス(主に監督)を説明します。安全衛生・労働保険業務については割愛します。
①申告監督
名前を公表して労働に係る問題を調査してもらうものです。大きく分けて2つの問題があります。
・賃金未払い
会社が賃金支払日に賃金を払わなかった場合、まずは会社に未払い賃金を請求しましょう。書面で内容証明がいいでしょう。未払い賃金額は監督署が決めるものではないので、分かる限り労働者自身で計算しましょう。概算でも大丈夫だと思います。現金手渡しの場合は、取りに行って貰えなかったという実績があったほうがいいですね。請求しても会社から支払いがない場合、監督署に相談しましょう。電話でなく、来署して申告相談票を書きます。出来る限り労務に関する資料も持って行きましょう。タイムカードの写し、労働時間を書いた自分の手帳、給与明細書、雇用契約書、請求した書面等があればいいですね。(求人票=自分の労働条件ではないことに注意。)相談の際、労基法違反の疑いがあれば申告受理され、実態調査になります。労働者自身の申告した金額よりも、会社が提示したタイムカード等客観的証拠が優先される場合が多いので、満額貰えるような期待はしない方がいいでしょう。書いてて残念なのですが。監督署は労働者の意見が正しいのか、会社の意見が正しいのかを決めるのではなく、客観的な証拠を持って違反事実が明らかである部分しか勧告・指導できないと思った方が良いでしょう。
・解雇
解雇は30日以上前に予告する必要があり、それ以前に予告した場合、会社は解雇予告手当を支払う必要があります(労働者の責を除く。条件より解雇予告除外もあります)。
ここで一つ問題があります。口頭で会社から「辞めてほしい」と言われた場合、解雇なのか退職勧奨なのかとの問題です。「それは解雇ですか?」と確認した方がいいですね。後、口頭で「辞めてほしい」等言われた場合、言った言わないになり、実際調査したときに会社側から「解雇ではない。勝手にいなくなった。」と言われると監督署は何も出来ない可能性があります。解雇通知は書面で貰った方がいいかもしれません。場合によっては退職願いを書けと言い出す会社がありますが、解雇の場合書く必要はないです。解雇予告手当についても、まずは会社に請求しましょう。平均賃金の計算は監督署に事前に相談してみるといいかもしれません。期限を切って、その日になっても支払いがない場合、監督署に行って相談しましょう。違反の疑いがある場合、申告受理され調査します。余談ですが、辞めるときにちゃんと作業着は返しましょうね。離職票で、解雇されたのに自己都合退職扱いされたというトラブルはハローワークに相談しましょう。
匿名で受け付ける労働条件調査です。基本、監督実施するか、しないか、監督結果等をお伝えすることはしません。
メールでの相談も出来ます。匿名でもいいのでこれだけは書いたほうがいいことがあります。労働者様の電話番号です。電話番号があれば、監督署から追加の連絡があり、電話内容によっては監督実施される可能性が高まります。情報監督では、匿名でも情報があったことは言っていいのか、言ってはいけないのか等も重要になります。長時間労働の情報が優先されがちなのかなと思います。あくまで、一般的な調査(臨検)で来たていで会社に向かうので、労働者の期待に添えずという場合もあります。
パワハラ、セクハラについては拘束力はありませんが助言・指導ができる可能性があります。総合労働相談コーナーがあると思うので、まずは相談してみては如何でしょうか。
稚拙な文章で失礼します。最後らへんは大分はしょってしまいました。本で読んだことなので、古い情報、間違いがあるかもしれません。素人なので間違いがあればコメント等ご教示頂けたらと思います。いざとなったら頼れる所だと思うので、監督署を効果的に活用していただけたらと思います。追加で何か知りたいことがありましたら、分かる範囲でお話しますね。最後まで読んで頂きありがとうございました。
管理職になれば、基本給も上がって手当もつき、休憩・休日の概念がなくなるかわりに出退勤自由!などと考えていたが実態は果たして?
3ヶ月あまりが経過したのでこれまでを振り返ってみる。
●基本給
1円たりとも上がらなかった…。
●手当
役職手当が数万円つくようになった。
しかし時間外手当がなくなるので、総額ではトントンかむしろ減る計算…。
(それだけ時間外業務が多く、それを時間外手当に換算すると役職手当より多い場合も)
●休憩・休日
休憩時間(食事中)であっても平気で仕事の話をふられるようになったが、ここは程度の差はあれ今までと変わりない。
休日(定休日あり)であっても何らかの仕事の予定を当たり前のように組み込まれる機会が増えた。
●出退勤
自由どころか今までと何ら変わりなくガチガチにシフトで固められている。(※もともとシフト制の仕事)
固められているというよりもむしろ通常のシフト要員と同じである。
管理職だからまったくシフトに入らなくていいことにはならないだろうが、それにしても管理職と呼ぶにはシフト業務(定型・ルーティン業務)の割合が多すぎる。
好き勝手述べたが、中間管理職ってのはそもそもこんなもの?(○長がいてその下の「副○長」が私のポジション)
これでは「やることだけ増えて給与も権限も増えていない」だけではないか。
いずれにしても労基法に定める「管理監督者」ではなさそうなことは明らかになったので、その点については総務(場合によっては労基に)に相談せねばなるまいな。
「若おかみは小学生! 」の劇場版について、まだ見ていない人がいたのであれば今すぐこんなサイトを閉じて、最寄りの公開館を検索して1800円支払い予約しなければならない。
「歴史に残る」や「必ず泣く」というような強い言葉は使いたくないが、間違いなく傑作であるし大人が1800円を支払って見るには十分価値のある作品である。
さてそんな名作についてレビューのなかで悪しざまに語るレビューも存在する。それもかなり強い語調でだ。
(正直PVを渡すのも馬鹿らしいので出典元表記としてURLは末尾にだけ記載する)
本当に同じ映画を見たのか?と感じるほどひどい内容だ。
ただそれを感情的にコメントしていても仕方がない。そこで何が問題かについて引用しながらコメントしていく。
なお筆者もまだ一度しか映画を見れていない。原作もアニメも見ていないまったくのにわかである。
本編内容について誤解、誤読があれば指摘がほしい。
また、以下盛大にネタバレすることになるため、もしもまだみていなければ今すぐこんなサイトを閉じて、最寄りの公開館を検索して1800円支払い予約しなければならない。
純士 俺ら夫婦はまず、あの絵がダメなんですよ。神社とか旅館とかに代々伝わる霊的なものを題材に取り入れつつ、命の大切さや、別れは寂しいことじゃないんだよってことを描きたかった作品だと思うんだけど、そこにオタク要素の強いキャラが大集合して、絵がワチャワチャしすぎたせいで、なんだかよくわからなかった。着想はいいのに、それを生かせてなかったような気がします。こういうのは絶対、実写のほうがいいですよ。
純士 いや、できると思う。アニメでこういう神社とか旅館とか霊とかをテーマにするなら、宮崎駿みたいな絵じゃないとキツイ。それか『河童のクゥと夏休み』みたいな絵。やっぱ人を感動させたければ、それにふさわしい絵のタッチってもんがあるんですよ。特別きれいなわけでもない、古風な絵。そういうのだったら感動したかもしれない。この作品は、萌え系の絵ですべてを台無しにしちゃった感がある。
中略
純士 いや、それだけじゃないですね。自分が今YouTubeで動画配信を始めたから感じるんですけど、アニメであれ実写であれ、人って、ただ道を歩いてるだけの映像じゃ楽しめないんですよ。転んだり立ち上がったり、知り合いに会ったり音が入ったり。そういう変化やアクシデントがあるから楽しめるんだけど、この作品に関しては、常に一定のリズムで進んでる感じがあって、どこがサビなのかもわかりづらかった。ハッとしたのは、最初の事故だけ。事故のときは、「あ、なるほど。ただのワチャワチャしたアニメじゃないんだな。結構ヘビーな話を放り込んできて、ここからいい話になるんだろうな」と思ったんですよ。ところが、全然そうじゃなかった。つまらないだけならまだしも、看過できない部分もあったし。
絵柄の問題点について。古風な絵 = ふさわしい絵という観点には根拠が不明。「萌え系の絵ですべてを台無しにしちゃった」ということで、後述のように趣味に合わなかっただけ、と考えられる。インタビュアーが趣味に合わなかっただけでは?という質問に対しての返しが、絵柄から動き・アニメーションの話にシフトしていて話がずれている。
ここからは想像だが、萌え絵であるという前提の時点で彼らの嗜好から外れたため、後半部分はそれを強化するための言い訳になっているのではないか。
純士 おっこの勤務体系は、ほとんど労働基準法違反だろ! と思いました(笑)。家業を手伝う場合は労基法に触れないみたいだけど、あのハードワークは手伝いの域を超えてるでしょ。小学生の女の子が、両親が死んだショックを抱えたまま旅館に行ったら、紫メッシュのババアにまるめこまれて、奴隷のように働かされるなんて……。
例えば旅館自体が潰れる寸前で主人公がハードワークすることでそれが建て直されるようなストーリーであれば、直接的にハードワークな描写がなかったとしてもそう感じるかもしれない。
しかし主人公が旅館の仕事に関わる前、旅館に到着したタイミングで来客が来ていることからも、冒頭時点で旅館は女将、中居、板前の三名で運営は回っていて、閑古鳥が鳴いているわけではない事がわかる。旅館のメンバーがハードワークさせる動機がない。
冒頭、父親も「忙しそうで挨拶できなかった」みたいなことを言っている。(はず。この点うろ覚えなので間違っていれば削除します)
逆に、旅館が経済的に困窮しているような描写はない。途中、ピンフリが春の屋旅館の問題点を指摘するが、そこでも潰れそうといった話はない。
ハードワークについても、例えば家に帰ったおっこが自室で疲れている姿をみせるといった描写があればそれも想像されうるが、なかったはず。
主人公は小学校に通い学生生活に支障をきたしているわけではない。放課後に友人たちと遊びにでかけてすらいる。
「紫メッシュのババア」と悪しざまに語っているが、それは旅館の女将であると同時に娘と義理の息子をなくした母親である。その忘れ形見であり、同じそれ以上の痛みを抱えた孫を家族として迎え入れた女将に対して、なぜそのような悪意を持った視点を向けられるのか。
麗子 しかもあのおばあちゃん、おっこの頑張りを褒めたったらええのに、ずっとイビっとったやろ。あれが可哀想で、可哀想で。そりゃ精神的に追い込まれて、お化けも見るわと思ったわ。
女将はおっこのおばあちゃんであると同時に自分の仕事に対してプライドをもっている。おっこに対して強めの言葉をかけるのは仕事に関わる部分だけだ。
ただ、おっこの立ち振舞が上手になっていくことについてコメントするようなシーンはなかったので、全体の印象として女将がフォローをしていないようにみえ、それが「ずっとイビっとった」というように記憶される可能性は考えられるかもしれない。しかし、女将がおっこへの気遣いがないわけではない。裾の長さや、温泉プリンの差し入れなど、おっこに対して明確に気遣いを見せるシーンが存在する。
なにゆえこの夫婦が女将に対して悪印象を持つか意味がわからない。
純士 若おかみとして旅館の看板を背負って成長していく感動の物語……って言うけど、そもそもあの子が望んだ職業じゃないでしょ。最初はいやがってたわけだし、あの子には選択権もなかったわけだから。
嫌がっている描写はない。
つぶやきが誤解され若女将の仕事が始まるわけだが、誤解される途中驚く描写はあるが、否定したり嫌がったりしている描写はない。
選択権がない、というのものどの描写をもって言っているのか不明。旅館に引っ越すための条件として手伝いことを強制されるといった、それこそこの夫婦が想像するような鬼畜じみた人間性の描写があれば別だが、そのような描写はない。ここでもないシーンを勝手に想像して自ら悪印象を植え付けている。
親が死んだばかりで弱ってる少女を、お化けを使って洗脳して、勝手に人格まで形成しちゃう。あの調子だと、おっこは旅館が潰れるまでおかみじゃないですか。可哀想に。
前述の通り、旅館が経済的に困窮している描写はない。おそらく、潰れた旅館を立て直すというステロタイプなストーリーに誤読していると思われる。
お化けを使って、というのも意味がわからない。うりぼうたちは自発的におっこに対して働きかえけこそすれ、旅館側は幽霊については一貫して認識していない。
純士 おまけにやたらと界隈で人が死ぬし。
麗子 命を軽視しすぎやねん。ああいうのは、子供が真に受けて見てしまう恐れがある。「死んでもまた会える」と思ったら命を軽視するから、あれはアカン。
作中での死者は、
で、大半が作中ですでに故人であり、冒頭の事故以外に死者が出るわけではない。本当の同じ映画を見ていたのだろうか。それを受けての「命を軽視しすぎる」発言も何を見ていっているのが不明。
おっこは死者すべてをみえるわけではなく、うりぼうと美陽の二人だけがみえるだけ(それも能力自体が徐々に弱まって、最後にはなくなる)。
うりぼうと美陽が見えることで、たとえばそれを女将やピンフリにつたえ、死者と伝えられなかった思いなどを相互にやりとりするようなことができたかもしれない。そんなシーンはおそらく女将やピンフリの感情を強く揺れ動かすことができる、感動的なシーンになるだろう。感動的ではあるが、それこそ死後また会えるというような誤解を生む安易に感動に走ったストーリーだ。
そしそてそんなシーンは存在しない。
おっこが両親に会えるのは幽霊が見える能力のためではないと思われる。おっこが両親を見えるのは夢と、本人にはそのように見えているというレベルでしかない。(他の幽霊たちがおっこの両親とやりとりするようなシーンはないため、そのように想定される)また、両親の姿を幻視することも、その死をうけいれることで無くなることが示唆されている。
亡くなった人のことを思うこと、それを受け入れることは命を軽視することにあたるのか
純士 いや、作者は決して命を軽視してないと思うよ。「死を暗いものにしないように」と考えて、子ども向けに「愛と希望」に持っていこうとしただけでしょう。ただ、おひよ(妻の愛称)みたいに揚げ足を取る人間が出てくるのも仕方がない作りではありました。
前半主人公が両親の死に対してのリアクションする描写を見せなかったことが抑圧から爆発のメリハリになっていたと感じたし、その爆発によって、主人公もしっかりと暗い死の影を感じていて、それをいかに受け入れ乗り越えるかが最大の見せ場だった、と筆者は感じた。
つまり十分に死が暗いものであるという認識ができる作りになっているし、むしろ”子ども向けに「愛と希望」” というのが一体どの部分をみてそう思ったのか本当に意味がわからない。
純士 占い師の女がポルシェを走らせてるときに、謎のアニソンがかかったじゃないですか。あれを聴いて、殺意が芽生えましたよ(笑)。
――えっ? そうですか? あの曲、キャッチーでとてもいいし、オープンカーの開放感とのマッチングも最高だと思ったのですが。
純士 てことは、お前も作者側の人間なんだな。髪をかき上げて、サングラスをかけて、ストローを使わずにお酒を飲んで、オープンカーに乗って外へ連れ出してくれて、高級な服やらなんやらを買い与えてくれる。そういうお姉さんがいたら格好いいだろうな……という作者の価値観、作者のオタク脳を、俺は許せない。実際あんなことをできるのは、歌舞伎町の風俗嬢ぐらいのもんですよ。それを勝手に美化しやがって。気持ち悪い。
宮崎駿作品は持ち上げるが、現実にありえない理想化されたキャラクター像をもってこの作品を腐すというのはダブルスタンダードではないか。
また「実際あんなことをできるのは、歌舞伎町の風俗嬢ぐらいのもんですよ。それを勝手に美化しやがって。気持ち悪い」に至っては本人の露骨な職業差別意識がでていて目も当てられない。
以上、はっきり妄言の類といって差し支えない内容だと思うが、この内容を本気で受け取って映画を見ない選択をしてしまう人がいたらそれは大きな損失である。今すぐこんなサイトは閉じて(略
週40時間上限のところを50時間働かせてるわけだから、そういう企業がブラックなのは間違いないけれど、
「それでもプライベートでも働かせたいんじゃい!」というブラック御仁がいると思うので、ブラック御仁のために考える。
というのも、労基法で上限40時間となっている以上は、それを超えると普通は何かしらの不都合が出るはずで、それが起きてないのは、(ブラック舎弟が)まだ結婚しておらず、しかも、結婚してなくても普通とみなされる年齢だからである。
まだ結婚しない年代の若者だけで戦力を揃えられる(年代が上がったら勇退してもらう)場合、当然ながら、週50時間人材だけで揃えても何の不都合もない。
逆に、結婚年代以降も雇用する場合に、若年時のプラベ勉強を評価するか(するべきか)、ということが問題になる。
つまり、本来は週40時間のところを、週50時間にかさますことによってアウトプットを出しているのであれば、年をまして生活の関係上、週40時間上限になったら、若い頃、の0.8倍のアウトプットになるってこと。それなら、若いときに40時間しか働かないけど、50時間くんの0.9倍のアウトプットの人を評価した方がいいんじゃない?って話
noteのテストを兼ねて。実は退職してからすでに1年以上が経過しているのですが、ようやく書きたいことがかけるようになったと思われるのでいまさらながら退職エントリを書いてみることにします。
TL;DR
文章にしてみたら、自分がどういう環境で働きたいかが整理できました。自分の思考を整理する手段として退職エントリはおすすめです。この文章にはそれ以上の価値はありません。
Safe Harbor Statement
ここに書いた内容は僕から見た一方的な内容であり、辞めたひとバイアスがかかっていることをご承知おきください。近しい人が見れば個人が特定できてしまうような記述がありますが、個人や組織を誹謗中傷する意図はありません。
楽天でのおしごと
2011年4月に新卒で入社。ちょうど6年間、金融関連事業を渡り歩きながらWebエンジニアをやってました。お客様に直接向き合うサービスを作る部署なので、開発も運用もやりました。工程でいうと要件定義/設計/実装/テスト/リリースとぜんぶやりました。役割でいうとリードエンジニアっぽい仕事もプロジェクトマネージャもプロダクトマネージャのマネごともやりました。5年目くらいからいわゆる管理職も兼任してました。
謝辞
やめる直前はとにかく退職することに全エネルギーを注いでいたうえ、決意を固めてからは有給消化という名の出社拒否を行っていたので、お世話になったみなさまにはろくに挨拶もせず退職キメてしまいました。すみませんでした。6年間好きなようにやらせていただきました。自由奔放な僕を多岐にわたり支えていただいた皆様には大変感謝しております。ありがとうございました。
現職について
株式会社ディー・エヌ・エーでお世話になっています。相変わらずWebエンジニアです。素晴らしいタレントに囲まれて楽しくすごしています。エンジニアの裁量が大きく、人材に対するリスペクトを感じます。自由なライフスタイルとマッチします。たのしいです。うぇるかむ。
よかったこと
現職での生活を1年やってみて、良かったなと思うこともまぁ少なくなかったので書きます。
面白いことがたくさん起こる
良い意味でアグレッシブな会社なので、思いもよらぬ業務提携がおこったり、わけわからんくらい事業が成長したり、(その逆もあったり、)「その発想はなかった」的な新事業が勃発したりととにかく様々なイベントに満ち溢れています。飽きることはないと思います。
内定式の直後くらいに英語公用語化がうちだされ、「入社日までにTOEICで○○○点とってきてね(とってこないとどうなっても知らんぞ)」的な脅しを人事にかけられました。おかしいな、ドメスティックな会社を選んではいったはずだったんだが・・・英語ができない子だった僕は泣きそうになりましたが、さまざまなバックアップを会社が提供してくれていたように思います。僕が在籍していた頃は英語が一定のラインに達していないと安くはない代償(労基法との兼ね合いどうなってたんだろう?)を支払うことになっていましたが。僕は強要されないと勉強しないタイプなので、結果的に英語スキルを身につけることができたのは良かったと思っています。
福利厚生が圧倒的にすごい
現職もそれなりに規模の大きい会社ですが、比べてみても福利厚生のレベルは圧倒的です。朝昼晩の食事が無償で提供されてました。会社の建物の中にジム・コンビニ・カフェ・マッサージ・クリーニングをはじめそのまま生活できそうな設備が整っています。研修も充実しています。特に、エンジニアにとって魅力的なのは海外カンファレンスに会社のお金で参加できることです。「いいから行け」的にぶっとばされます。
楽天という会社は中にいても自分たちの会社がどんな事業をかかえているのかわからないくらいにたくさんの事業を持っています。ECや金融が有名ですがそれ以外にも大小様々なサービスがあります。新規事業への挑戦も常時おこなわれています。ライフスタイルも開発スタイルも事業ごとにかなり多様性があり、希望すれば社内異動だけでだいたいのやりたいことをかなえることができます。
お給料が高い
いまでいうとインパクトは薄れましたが、僕が入社した頃はかなり高い水準の初任給を出していたように思いますし、その後もありがたいことに高い評価を頂いていたので(同職種・同年代のなかでは)お給料は高かったほうだと思います。
よくなかったこと
主に辞めた理由です。当然にネガティブな内容なので有料にして伏せておきます。楽天に転職を検討している人とか僕の愚痴をよみたい奇特な方向けです。
エンジニアの扱いがよくなかった
これは部署にもよるのでしょうが、僕がいたところではエンジニアの立場が悪かったように思います。たぶん僕の被害妄想です。とはいえ、現職と比べると圧倒的に裁量は小さかったですし、ビジネス職のメンバーとの関係も良くなかったと感じます。なんでもかんでもエンジニアが悪いことにされる傾向にあったり、筋の通らない理不尽な要求にNOといえるような環境ではなかったとは思います。
僕はたいへん素晴らしい上司にめぐまれていました。そのおかげで好き勝手やってこれたのですが、尊敬する上司の仕事は(僕にとっては)つらそうに見えました。自分が将来同じ仕事をやりたいかなと考えると胃がキリキリしてきて絶対イヤだったので。
社内には外国籍メンバーがたくさんいます。日本語がまったくできないやつも一定数います。そんなエンジニアが日本語のサービスを作っています。わからない言語のサービスを作るというのは大変なことです。間違った言葉が書かれていても間違っていることに気づけません。利用規約に間違った記述があった日には大変なことです。英語が公用語なので、英語が使えても評価されないというのはまぁ受け入れましょう。ただ、かわりに日本語が使えることが評価されるかというとそうではありません。ただ単に日本語がわからないやつの代わりに仕事が増えるだけです。ビジネスの人間は日本人ばかりで英語使わないことが多く、調整系のタスクで忙殺されるのが嫌になったので。
システムのインフラは構築はどこの部署にお願いして、rootが必要なDBの操作はまた別などこの部署にお願いして、それが何営業日必要で、とかシステム開発時の制約とか部署またぐ作業のリードタイムがなんぼとかいちいちめんどくさい上に新しいことをやろうとすると面倒なことがたくさんあったので。
僕が最後に携わっていたサービスが世の中に出たのでちょっとみてみたのですが、平成も終わろうとしているのにjQueryバリバリの2000年台初頭構成のWebアプリが完成していました。僕が置いてきたReact+マイクロサービスなアーキテクチャは無事闇に葬られていました。僕のチームがコミットしていたリリース日よりも10ヶ月遅れのリリースでした。どこからともなくさっそうと現れた「そんな複雑なシステムは運用できない」などとのたまう向上心のなさそうな、他人のアイデアにケチをつけるのがうまいベテラン(?)エンジニアがすべてをひっくり返してしまったようです。(そいつがいかにアレかを13くらいの言葉で説明できるのですが長くなるのでやめておきます)その人物が提示した見積もりは我々がそれまでに費やした工数の3分の1程度だったので、そのとおりに行っていれば去年の夏には終わっていたはずなのですが。そのエンジニアがアレなのは言うまでもないとして、そいつのアレさを見抜けない上長や、IT企業にいながらエンジニアがなにを大事にしているかを理解できずに無茶苦茶な判断をするビジネスの人間に囲まれて仕事をするのが辛くなったので。おかげさまで僕の最後の仕事はその案件で作成したすべてのソースコードの破棄でした。メンバーには申し訳ないことをしました。
退職を決意した最も大きな理由のひとつです。前職最後の人事考課の結果が極めて不満だったので。「どう考えてもこの人達より僕の評価が低いことはないだろう」と思っていた同じ職位の人間よりも評価が低かったうえに、それに対する納得の行く説明も得られなかったので。その当時僕の評価を担当していた上司は非常に管掌が広かったので、いち部下の評価まで細かいことを気にしている場合ではなかったのかもしれませんが。その瞬間この会社に対する信頼は地に落ちました。
半年待ちたくなかった
その後、非公式な場で「評価がまずかったのは申し訳なかった。半年耐えてほしい(※楽天では評価が年2回)」というようなことを何人かの上司から言われましたが、それはつまり「半年待った結果として正当な評価を受けられる」という僕がただ半年間不当な評価を受け入れるだけで、特段メリットがない提案でした。そこに対してどのような補填がなされるかといった説明はなく、耐えた後に得られるものも大したことはなさそうで、しかもそれから半年間の仕事も特段熱意を注げるようなものではなかったので。
朝会という制度がどうしても気に食わなかった
毎週1回(事業によってはそれ以上の頻度で)朝会があります。朝8時からです。そんな時間に起きたくありません。裁量労働だろうがなんだろうが関係ありません。出社しないとどういう扱いを受けるかはここには明言しないでおきます(労基法以下略)。それはヨコにおいておいても朝8時です。内容がつまらないとかではないですが、いちポンコツ社員としては「8時に始まるから7時58分までに出社しなさい」といわれて間に合うように起きることと天秤にかけるほどの重要性が最後まで見いだせなかったので。(というわけで、僕はこの制度が残っている間は絶対に楽天に戻りません。)
応募者に要求している英語のハードルが高い(割に待遇が良くない)ので、優秀な日本人を採用することが極めて難しくなっていたように思います。そのかわり英語はできるけどそれ以外は普通な人物はたくさん応募してきていた印象です。所詮は国内に根ざした企業なので、実務で必要になる英語のレベルはそんなに高くないです。なので英語ができない人のカバーをするのは難しくありませんが、優秀なエンジニアがいないのを何とかするのは極めて困難でした。会社の方針のせいで本当に採用したい人が採用できず、自分が目標にしたいと思える人物・切磋琢磨したいと思える人物が同じ組織に現れず、いろんな意味で先がなさそうだったので。
管理職は向いてなかった
上司からお話を頂いたときは嬉しかったですし、それなりの使命感をもってやっていたつもりでしたが、いま思い返すと管理職の道を選んだのは失策でした。できることは増えましたが当然にやらなくてはいけないことも増えました。僕がやりたいことではありませんでした。とはいえ当時はやりたくないといいだせる状況でもなかった(と思っていました)し、自分のキャリアアップにつながるなら...と打算的なことを考えてもいましたが、僕の考えは甘かったということが後にわかったので。
というようなことを考えていたら働く意欲がなくなったため
以上のような経緯により、それまで持っていたモチベーションが迷子になったので。面白いこともまぁまぁあり、ストレスもある環境でした。「それでも会社が必要としてくれるなら...」と思っていましたが、「お前の代わりなんかいくらでもいるよ」という空気を感じた途端に熱が冷めました。
まとめ
正直、辞めた当時は自分の判断が正しいのかどうかに結構なやみました。勤めていた時はそんなに悪くないと思っていたのですが、現職を経験して思うのはやっぱり楽天はエンジニアがエンジニアリングするのには向いてないということです。社内政治が得意な方にはおすすめです。
長いけど、原因と対策とをまとめた。自分用メモでもあり、誰かの役に立てばそれはそれで幸い。
まず、世の中の構造が機能不全だと認める必要がある。なんでも自己責任自己責任と言っているのは思考停止。
生きづらさを感じる人は、なぜ、この社会はかくも病んでいるのか、を理解する必要がある。
が大体の機能不全の原因だと考える。
・自分と他人が別の人間だという意識が弱い、自分がこう思うのだから他人も同じという同一視が激しい(単一民族国家が原因。見た目に差がないから中身や考え方まで同じといった、「みんな同じ」幻想が強い
・専業主婦や終身雇用など、他者や組織に依存しないと生きられない仕組みを作った、安定はあってもそれは依存であり自由や自立を奪う(不安遺伝子が原因。自由や自立よりも安定を好む人間が多いんだろうけど、他者や組織に依存しないと生きられない、共依存社会なのは不健全
・減点主義で完璧主義な働き方を良しとする。いくらやっても褒められず、真面目にやればやるほど合格点がどんどん高くなり、自分で自分の首を絞める(不安遺伝子が原因。不安が強いと完璧主義になるけれど、それを社会全体でやらなくてもよい。完璧主義な社会は他者への寛容さがない。だから、迷惑をかける人間が悪とされる。赤ん坊やベビーカーや、迷惑をかけて当然なのに。寛容さがなくなった結果、自己責任論が強くなる
・上記の完璧主義と同一視が行きすぎたからか、思考停止をしてマニュアル通りに動くことを求められる。「相手によって求めているものに違いがある」という前提がない同一視の激しさと、完璧主義な接客を求めた結果だと思う。
マニュアル通りに動くこと、は、自己主張をせず自分を殺してロボットのように振る舞うこと、に繋がる。
・上記のような働き方が原因で自己主張が良しとされず、自己主張が良しとされない風潮ができ、自己肯定感が低く不安遺伝子が強い日本人は、他者に嫌われないために自分を抑圧するようになる。(日本社会が周りに合わせる、空気を読む、同調圧力の強さ、などと言われるのは、抑圧の強さから)
日本人の自己肯定感の低さについては、国の調査がソース。子供を対象にした調査で他国より圧倒的に低かったけど、子供がそうなんだから大人も高いわけがない、という解釈。
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」とか「ありのままで」とかって抑圧を嫌うフレーズが流行りながらも、その風潮は変わらない。(社会構造が変わらないから)
こういった、生きているだけで大きなストレスの原因となる、社会構造・風潮があることを認める必要がある。
そして、このストレスの原因が、パワハラやセクハラといった社会問題を起こしていることを認める必要がある。
パワハラやセクハラを減らしたいなら、こうった社会構造を変えないと、無理。個々の対処療法では、ストレスが別の矛先に向くだけ。
(最近の例なら、女の記者を男に変えたところで、男記者へのパワハラが起こるだけ)
今の社会構造では、支配-被支配が連鎖してその中で暴力が連鎖していってるから、支配-被支配に陥る構造を変えない限り、パワハラやセクハラといった暴力はなくならない。
既出の、専業主婦や終身雇用などの他者や組織に依存しないと生きられない仕組み、が、支配-被支配の原因。
現に、パワハラ的ではない労働環境の方が少ないという異常なことが起きている。労基法を守らないのが当たり前、という労働環境が多すぎるのは狂っている。
日本の問題は、労働環境が異常という点は認識しながらも、そこから先を考えていないこと。その異常が原因で数々の諸問題が起こっていることを認識していないか、わかっていても見て見ぬ振りをしていること。
セクハラ、痴漢、DV、レイプなど、性暴力が減らないのは男が被支配のストレスを溜めているから。労働者として会社に支配されパワハラ的な働き方を強いられることにストレスを感じ、弱い存在に八つ当たりしている。八つ当たりは許されないけど、性暴力が減らない背景にはこういった事情があることを理解した方がいいと思う。
会社-労働者といった支配関係の中で被害者の男が、男-女といった支配関係の中で加害者になっている、ということを理解した方がいい。
男が長時間労働前提の働き方で父親不在の家庭が多く、それ故に母子密着になることが多いのが日本の家庭の問題。(同じく長時間労働前提の韓国でも母子密着が激しそう。母親の過剰な神聖化と、男尊女卑の強さと、長時間労働が前提の社会だと共通項がある)
社会としても、過剰に母親に責任を求める風潮がある。そういう社会からのプレッシャーと実際の1人での子育て(以下ワンオペ育児)に、余裕がなくなり「毒親」となってしまう母親は多いと思う。
毒親経験者の体験談を読んでいたら、ほとんどが母親のワンオペ育児の結果だった。父親と母親の両方がいるケースにも関わらずワンオペ育児という概念があることが不健全だということに、社会が気づく必要がある。
主婦にしろ主夫にしろ、不健全。(相手に経済的に依存することと、ワンオペ育児という親と子の両方に負担があることをすることが)
ワンオペ育児が当たり前となった社会をやめるためには、長時間労働前提の働き方を変えるしかない。
そして、子供の中で家庭環境にストレスを抱えた人間が学校でいじめをしたり、動物や虫を殺したり、暴力の連鎖、八つ当たりの連鎖なのが、この社会。
暴力・ストレスの原点である、会社-労働者の支配-被支配をやめれば、長時間労働前提の働き方ではなくなり、女が労働市場で不利になることがなくなり(長時間労働前提で終身雇用前提の現状は女が圧倒的に不利)専業主婦という経済的に他者に依存する生き方を選ばなくてよくなり、男も育児参加できるようになり、ワンオペ育児が原因の機能不全家族も減る。
要するに、会社-労働者も男-女も親-子も、対等な関係性になれる。
労働者が終身雇用を人質にパワハラ的な働き方を強いられることがなく、専業主婦が生活費を人質に家事育児を押し付けられたりDVを受けることもなく、そういった親側のストレスやワンオペ育児にならざるを得なくなる環境がなくなり親子関係も今より健全になる、と。
なので終身雇用をやめて中途採用前提の社会にすべき、と私はずっと言っているが、いつになることやら…。
自民党は、支配者(会社)に都合が良い政策、経営者などの雇う側に都合が良い政策しかできないから、いつまで経っても会社-労働者の支配-被支配の関係が変わらず、その結果、男-女や親-子の支配-被支配が再生産されることも変わらず、ずっと、機能不全社会のまま。
さて、原因については終わり。
社会を変えるという方向性ではなく、機能不全社会でどう振る舞うかという自身の態度についての方向性で考える。
ここ数ヶ月、この機能不全社会でどう生きれば幸せを感じられることが増えるのか、それをずっと考えていたけど、そこまで難しいことではないのかも、と思えるようになってきた。
女性は結婚をしない(自分が相手と同等か相手以上の収入がある場合を除く。自分の収入に問題がなくても、家事育児を手伝う気がない男とは結婚しない方がよい。稼ぎは同じなのに家事負担は不公平といった理由で不仲な夫婦しか周りにいないため)
これによって、他者や組織に経済的に依存して、意に沿わぬことを強いられる状況を避けられる
(意図的な選択ではないにしろ、結果的にこの状態を選択する人が増えている。未婚率の上昇と自分の意思で非正規や無職を選ぶ人間の増加と。このまま、結婚や終身雇用の正社員という立場を拒否する人が増えたら、システムは変わるのかな…?
・同一視を強化させるような情報に触れないこと
一番はテレビ、私個人は何年も見ていないけれど、価値観の押し付けという面で、一番タチが悪いのがテレビだと思う。街頭インタビューとか、価値観の押し付けの極みかと…。
ネットも、使い方によれば、毒になる。
似たような価値観の人が集まる場所を選択して見えるからこそ、視野が狭くなるのが、ネットの怖さ。
他人と自分とは違う、1つの物事に対しても多種多様な見方がある、と常に意識してネットができたらいいけど、それができないと、多くの情報に触れているつもりでも、自分の価値観・偏見が強化されているだけで、視野が狭くなっているだけのこともあるので、注意が必要…
価値観なんて宗教みたいなもの、人間には偏見がある、考え方は人と自分で違っていて当たり前、と理解した上で、似た人の集まりを選択するのは良いかもしれないが、それを理解せず、自分の価値観が正義で他は間違っているというスタンスでネットをするのは、同一視が激しいのでやめた方がいいと思う。
そういったスタンスでネットをしている人間も多いように感じる。
機能不全社会でシステムに適応をして抑圧をしてストレスを溜め込んで生きている反動で、ネットで喚き散らす人間が多いのかもしれないけど(病んだ社会ほど、匿名の空間が荒れてる、日本にしろ韓国にしろ
他者と自分を同一視せず、あくまで、人は人で自分は自分で違っていて当然だという前提を持つこと。(社会的にこのコンセンサスがないから、機能不全社会なんですが)
たとえネット上でも、そういった前提がない人間が多い場には近づかないこと。
個人的には、多くの人間が集まる場所、SNSやポータルサイトなどは、そういった前提を持たない、同一視が激しい人間も散見されるので距離を置いた方がいいのかも、と考える。
・あとは、減点主義ではない職場で働いて(フリーランスで雇われずに働くのもあり)、自己主張をして、思考停止を良しとせず自分の頭で考えること
これぐらい、思ったより難しくない。
既存の価値観(終身雇用の正社員が素晴らしいだとか、結婚するのが偉いだとか)に囚われていたら無理だけど、そういった価値観を捨てて、病んだ社会システムにいかに巻き込まれずに生きるか、といった生き方を選択するのは、難しいことではない。
一番辛いのは、病んだ社会システムだと自覚しているのに、そのシステムの中で生きていること。(私個人も今の職場が病んだ社会システムの象徴のような場所なので、早く辞めたい。契約が切れるまでは、そのシステムに染まらず自分を貫いて保って、乗り切る…)
システムの異常を知覚したら、そこから離れて、異常に巻き込まれずに生きること、これが一番大事なんだと思う。
機能不全家族なら親と実家から離れること、ブラック企業なら辞めること、機能不全社会なら国外に脱出するか、ここに書いたような機能不全な部分に巻き込まれない生き方をすること(日本に生きていても、機能不全な部分に巻き込まれずに病まずに生きている人もいるから。正社員でも終身雇用ではない専門職(資格職)の人とか、抑圧や思考停止をしなくてよい社風のベンチャーで働く人だとか、夫に経済的に依存していない女性だとか。
大多数が病んでいる社会でも、病まずに生きることは不可能ではない、と理解すること。(日本みたいな不健全な社会で幸せを感じようとするより、健全なシステムの社会で幸せを感じる方が楽だと思いますが。言葉の壁とかが気にならない人はシステムが健全な社会に逃げるのもあり)
この異常なシステムの中で病まないためには、会社に支配されない、女性なら男性に支配されない(経済的に依存しない)、これが、一番大事なんだなぁ、と感じる。
そして、健全な社会(自殺率が低かったり、幸福度が高かったりする社会)は、これらが当たり前に満たされているんだな、と。
中途採用前提だから会社と労働者は対等だし、日本ほど男女の賃金格差が激しくない・長時間労働でもなく終身雇用でもないから女性が男性と同じように働いて稼ぐことが可能で、男と女が経済的に対等だし。(先進国でも男女の賃金格差はあるけど、日本より圧倒的にマシ
男も女も支配-被支配に組み込まれやすい社会構造だからこそ、病んでて、そのストレスを他者を攻撃することで発散してるこの社会だけど、その他者を攻撃するエネルギーを社会構造を分析したり社会構造を変えるための行動に使う人が増えれば、もっと世の中はマシになるのでは…と思いますが。
長いから最後まで読んだ人がどれくらいいるかわからないけど、同じように、機能不全社会に生きづらさを感じる人の思考の役に立てばいいな、と思います。
システムは異常だけど、適応せずに生きれば、病まずに生きることも可能だ、と、自分に言い聞かせたかったのと、そうやって、異常なシステムに適応せずに自由に生きる人が増えた結果、システムが変わればいいな、という希望と。