「うりぼう」を含む日記 RSS

はてなキーワード: うりぼうとは

2023-11-07

いち神戸市民の暮らし【下の方に更に追記

【ここから本文】

私は神戸で生まれて育ちました。昔は裏六甲北区で、今は海側の住宅街に住んでいます

他の街は分からないけど、神戸は海も山も都会も田舎もあるいいところだと思っています

子供のころはよく洋裁が得意な祖母が作ってくれたワンピースを着て、祖父に連れられて王子動物園須磨海浜水族園に連れて行ってもらいました。

この夏は本当に暑くて、灘湾にもくもく立っている入道雲が憎たらしかったです。

神戸都市部の排熱が、全部六甲山から吹く風に淡路島の方まで流されて、雨雲になります

淡路島の人には少し申し訳ない気がします。ごめんなさい。

こないだ、三宮コーヒー紅茶を買って、南京町で老祥記の豚まんを買いました。

育った街だけど、居留地ビルの合間はいつも迷子になります

山か海が見えると方角がわかるのですが、ビルに囲まれしまうとたいてい、南北逆になってしまっています。どこにいても山が見えたらなあ。

別の日。学生時代下町が恋しくなって湊川に行きました。

湊川商店街学生の頃と変わらずにぎやかで元気があります湊川公園の、ちょっと怖い通路も実は好きです。

ずーっと下って新開地まで歩くと、西方面に大開通という道があって、とても懐かしかったです。高校生の時の通学路でした。

別の日。山に行きたくなって北区に行きました。

といっても地下鉄一本抜けたとこ周辺です。六甲山と丹生山系に挟まれ地域です。大切な風景です。

空が高くて、藁葺の屋根田んぼ彼岸花を見ているとギューッとした気分になります水路には赤とんぼがいました。

電車を二本乗り継いで、三宮で買い物をして帰りました。

別の日。川に行きたいと思ったので住吉川を歩くことにしました。この川は地域人達の協力もあってとてもきれいな川です。カモとかサギとかがのんびりしています。夏は子供さんが水遊びしてます

上流から水域まで歩いて、それで家に帰りました。

別の日。山歩きがしたくなったので、少しだけ六甲山に入りました。新神戸駅の横から入ったけど、運動不足が祟って1つ目の滝をみてギブアップです。また、登りに来るねえ。

その日はフロインドリーブの焼き菓子を買ってバスで帰りました。

別の日。山に行ったら次は海!と思っていたので、海へ一目散。着いたのは六甲アイランドマリンパーク。久しぶりに動いているガントリークレーンを見ました。子供のころはこれをキリンと思っていました。

社会見学で見たMAERSKコンテナが積まれています

阪神淡路大震災で、港は随分元気をなくしてしまったけど、まったく機能しなかった時からすれば、よく動いてくれてるなあと思うんです。

この日は帰るのが少しめんどくさくて、石段に座ってボーっと夕日が落ちていくのを見てました。

その日の夕飯は、スーパーで買ってきたコロッケと、作りおきの切り干し大根、卵のお味噌汁しました。

風呂に入っていると、夜、ボーーーーッという大きな汽笛の音が聞こえます

祖父母の家に泊まった時も聞こえました。

別の日。買い物でハーバーランドへ行きました。神戸駅は東海道線の西終着駅です。大阪梅田終着駅だと思ってる人がいるんだとか。

神戸駅は山陽本線の東出発駅です。

それにしてもまた海です。ここはできた時からガラッと変わった部分が大きくて、まだ慣れません。

「かつてデートで来ていた二人がファミリーになってもう一度来る場所に」という感じのコンセプトでリニューアルしたそうですよ。

私、大きなモール西側入口にあるディンドンというからくりが子どもの頃から大好きで、うっかり立ち止まってしまうとずーっと眺めてます

ホールの東出入り口の近くに、モザイクに行くためのエスカレーターがあります。このエスカレーターは途中で平らになるんですよ。私のお気に入りです。

買い物を済ませて高浜岸壁に行くと、大きな船が入ってきていました。コンチェルトだったでしょうか。

夜は花火が上がるとのことだったので、混雑に巻き込まれないよう、早めに帰りました。

別の日。友達が来ることになったので、自分パウンドケーキを焼きましたが、いまいち地味に仕上がってしまったので、急遽ケーキを買いに出ました。

神戸はあちこちに美味しいケーキ屋さんがあるので助かります

この間買ったコーヒー紅茶を淹れました。

日が落ちると友達が「今から夜景見に行かへん?!」というので、車に乗せてもらって、六甲山から夜景を見ました。お車代は断られたから、作ったパウンドケーキの半分をお渡ししました。

別の日。旦那喧嘩しました。些細なことです。お箸たてにお箸をさすとき、どっちを上にするかで喧嘩しました。

現実逃避したくて、ずーっと部屋で犬を飼う構想を練っていました。朝起きるのが苦手な自分のことは棚に上げました。

犬がいたら、一緒に色んなところに行けそうなのになあ。

別の日。異国の寺院が見たくなって北野へ行きました。最初に頑張って北野神社に参りました。階段でいきなり足ガタガタです。

北野にはイスラム教寺院があります。とてもきれいな建物ですが、いまいちれいに撮れるポイントがないです。でもここのモスク日本で一番古いモスクなんですよ。

ジャイナ教寺院があるのは日本でここだけです。どうしたらいいのか分からない度がすごいです。

輸入食品店でハルヴァという中東おかしを買って、ちょっと西にそれながら坂を下って栄光教会を見上げました。この教会阪神淡路大震災で崩れた煉瓦をもう一度組み立てて再建したという根性エピソードがすきです。

生田さんにお参りして終わりです。日本神様は、他の神様にも参ったことを褒めてくれたらいいなあ。

この日は早めに帰って旦那と家で食事しました。鶏モモ照り焼きにしたやつと、スーパー高野豆腐と、トマトサラダと、卵の味噌汁です。

旦那出身神戸ではないので、こっそり、早く神戸好きにならんかなあと思っています。無理強いはできないけどね。

そんな神戸ぐらしをしています神戸が好きです。

嫌な事件も多いし、どないなっとんねん!と思うこともあるけど、まあまあのどか楽しいですよ。

ここまで読んでくれた人に、平和さが伝わってたら嬉しいです。

□□□【本文ここまで】□□□

12:25 追記

いろんな反応やコメントがあって嬉しいです。ありがとう。夜中に日記を読み返しながら書いたものなので、恥ずかしいはずかしい。

ちょっと誤字とか句点間違いとか修正させてくださいね

今日はいい天気なのもあって、嬉しかったし、なんとなくレスしたい気分なので、レスさせてください。

固有名詞全部わかる~の人

 →ありがとう摩耶埠頭は私も好きです。県美のりんごには一人ではたどり着けません。なぎさちゃんもです。

・住んでたから分かる~の人

 →ありがとう。住んでると身近なものばかり書いてしまいました。

・箸立て~の人のひとたち

 →お箸の先が底になったら底の汚れが先に付きますよね。でも上にしてたら空気中の汚れが付きますよね。

 そんな感じです。蓋付きのお箸立てを買えばいいことに気づきました。先端恐怖症ではないんですよ。

神戸山口組と~の人たち

 →怖い人とは関わりたくないなあと思いながら暮らしています中学校は遠い昔の話ですけど、全員坊主アカンかったなあと思います関西弁、ごめんねえ。他地域の人にわかやすく話したいとは思ってるんですよ。

センタープラザ~の人

 →カード屋も多いけど、最近ガチャガチャコーナーも増えてますね。うっかりすると小銭すぐなくなっちゃう。

 シャッター、寂しいです。昔はもっと中古CDとか古本とかの店が多かったですね。

イノシシの人

 →ありがとう。夜道で遭遇すると「あれ?犬?」ってなりますうりぼう可愛いけど近づきません。油断大敵です。

 たまに小さい川の方に降りてきててカモと一緒にいると、鍋コンビやなあと思ってます

長田に行って~の人たち

 →悲しい気持ちになるのは嫌だけど、切ない気持ちにはなりますシューズプラザの赤い大きなハイヒール高校生の時に見て、もっと子供だったらすべり台にしてそう、と思ってました。

 靴の青空市場で、一袋靴詰め放題1000円!というのがあって、さすがケミカルシューズの町!って思いました。

 歌は謎だけどそばめし美味しいよね。長田は美味しいお好み焼き屋さんも多いんですよ。

・良い街なんだけど~の人

 →ごめんなさい。そういう話し方をしたいわけではないんですけど、兵庫言葉は押しというか、圧が強いみたいです。

 敵意も悪意もないんです。私が話すのは神戸弁ですが、怖がらせてたら申し訳ないです。

・生まれ育った街が~の人

 →いろんな街に住んで、それぞれの魅力が知れるのは、嫌だなと思う経験があったからかもしれませんね。

 死ぬほど羨ましいと思ってくれるのはちょっと鼻が高いけど、でも死なないでください。いつか神戸に遊びに来てください。

移住者だけど~の人

 →住んでこそ楽しい街、本当にそうです。移住してきた方に言われると嬉しくなってしまます。嬉しいなあ。

 一緒に神戸に骨を埋めましょう。でも時々、生まれた街のことも思い出してくださいね

まりこういう日記を書かないので読みづらかったらごめんなさい。

エスカレーター、間違ってた!いやー!はずかしい!

【16:55 再追記

こんなつたない散文がホットエントリに入ってしまったようです。念のため身バレを防ぐためにいくつかの箇所をいじりました。

内容は若干虚実入り交じっているし、別の日なだけで、時系列過去未来様々です。

とはいえ神戸で暮らす内容そのもの矛盾はないはずです。

ブコメで懐かしいと思ってくださる方、良い文章だと言ってくださる方、本当にありがとうございます

まり他の都市のことは書かないようにしたいですが、神戸は近くに京都大阪という大きな都市がある分、そしてそれ以外にも周辺に魅力的なまちがたくさんある分、旅行神戸だけに長く滞在してもらうにはむつかしいのかなと思います

でも暮らしていると、まあまあ平凡でぼんやりできるとこですよ、ということが書きたくて日記を読み返しました。

書いてない区のこと(西、垂水須磨などなど)もちゃん神戸です。読み返した分の日記の中には偶々なかったり、書くと身バレ危険がある部分だったりしたので内容には入りませんでした。

名谷駅タイルの壁がなくなったの、ちょっとさみしいですよね。でも地下鉄駅前はどこもにぎやかになっててすごいですよ。

書いていたら本当にキリが無くなるのでこの辺で。

読んでくださった方の故郷が、それぞれに素敵なものと映りますように。ここだと思える場所が見つかりますように。

2023-10-22

イノシシ

を甘く見てるハイカーについてネット民イノシシいかに恐ろしいか口々に説いている。

言ってる内容は概ね間違ってはいない。イノシシ運動能力の高さとか牙で大腿動脈えぐられて失血死の事例があるとか。

でも田舎じゃリアルイノシシだらけなんで怖がってたら暮らせないのよね。

イノシシ個体数は年によってめちゃくちゃ違う。「当たり年」には道路の脇の土の部分が全てほじくり返されている。ミミズを探した跡だ。犬の散歩で近所を一回りする間に4回遭遇したことがある。庭にもよく来る。

100回以上遭遇しているがいまのところ直接的に攻撃されたことはない。

人間を捕食する動物ではないので、出会い頭にぶつからないようにこちらの存在を伝えること、シューシューカチカチ言う威嚇音を聞き逃さないこと、それが全てであるイノシシ縄張りを守る意識というものはない。

イノシシの当たり年に一番困るのはマダニもそこらで大量発生することだ。

イノシシは臆病で敏感な生き物だと言うが、個体により行動パターンがかなり違う。人間を見ても全然逃げないやつも多く居る。うりぼう自分から寄ってくることもありすごいカワイイのだが言うまでもなく母イノシシが居るかもしれず危険である

夢中で地面掘ったりしててこっちの存在に全く気づいておらず「オイ居るぞ」と声かけるとブゴッ!?ってなって怒ってシューシュー言いながら逃げていったりもする。ブゴッじゃねえよ

2023-06-14

anond:20230614213953 anond:20230615121742 anond:20230615122833

ハイエナかわいい

もつよいし、狩りもうまいし、足早いし、持久力あるし

悪口だと理解はしているが言われてもあまり嫌な気はしない

 

ブタとかイノシシかわいいし強いけど、こっちは悪口って思いのが強いかなぁ

 

どっちも同じくらい好きなんだけどね。ハイエナの方がシュッとしてるからかな?

 

子猫の集まり突撃するうりぼう

https://youtube.com/shorts/EfqXmjd__5I?feature=share

 

成獣になってもおじいさんや犬と仲良く暮らしているイノシシ

https://youtu.be/jXaJ1Bz-OxI

2020-11-14

anond:20201113140843

茨城県でみたことがある:野うさぎキジ、狐、野ネズミ(イモを食い尽くす)

大都会でみたことがある:うりぼうつれたイノシシ屋根裏運動会するハクビシン(多分)、飼い鶏さらっていくイタチ

大都会岡山の勝ち。

きみたちまだ狩猟免許とってないの? 山賊ダイアリーも読んでないの??

2020-04-03

anond:20200403005913

まともな宿は休業してそうだから寝袋担いで南へ→山陰の山奥でキャンプしようとしてうりぼうつれたイノシシに遭遇→いのちからがら逃げ帰って一安心たころcovid-20が まで想像した

2018-10-23

anond:20181023024859

うりぼうと美陽が見えることで、たとえばそれを女将ピンフリにつたえ、死者と伝えられなかった思いなどを相互にやりとりするようなことができたかもしれない。そんなシーンはおそらく女将ピンフリの感情を強く揺れ動かすことができる、感動的なシーンになるだろう。感動的ではあるが、それこそ死後また会えるというような誤解を生む安易に感動に走ったストーリーだ。

そしそてそんなシーンは存在しない。

いやいや、峰子が「ウリ坊のこと好きだったんだけどね」って言ったときにウリ坊が外に出ていって「おれも峰子ちゃんのこと好きやったで」ってつぶやいた言葉をおっこちゃん伝えてて感動的なシーンになってたって。

もちろん、美陽はそこにいること伝えようとしたのを止められて未遂に終わったのは「そういうことしなくても感動的なシーンになるよ」ってメッセージではあるので大意では同意するけど。

原作の話すると、映画で出てきた人たちの他に峰子の夫、グローリーの父母、居候男子小学生祖父、秋好旅館常連のおじいさん、台湾和風温泉女将など結構な人が死んで話題にされてる(映画に出てこない人物については固有名詞を省いた)。ある意味死をうまいこと使っているのは原作ゆずりで、あそこで批評してた2人が元読者だった可能性すらある(微妙小ネタに詳しい疑惑もあるし)。

この「若おかみは小学生! 」のレビューがあまりに酷かったため解説

若おかみは小学生! 」の劇場版について、まだ見ていない人がいたのであれば今すぐこんなサイトを閉じて、最寄りの公開館を検索して1800円支払い予約しなければならない。

歴史に残る」や「必ず泣く」というような強い言葉は使いたくないが、間違いなく傑作である大人が1800円を支払って見るには十分価値のある作品である

さてそんな名作についてレビューのなかで悪しざまに語るレビュー存在する。それもかなり強い語調でだ。

(正直PVを渡すのも馬鹿らしいので出典元表記としてURLは末尾にだけ記載する)

本当に同じ映画を見たのか?と感じるほどひどい内容だ。

ただそれを感情的コメントしていても仕方がない。そこで何が問題かについて引用しながらコメントしていく。

なお筆者もまだ一度しか映画を見れていない。原作アニメも見ていないまったくのにわかである

本編内容について誤解、誤読があれば指摘がほしい。

また、以下盛大にネタバレすることになるため、もしもまだみていなければ今すぐこんなサイトを閉じて、最寄りの公開館を検索して1800円支払い予約しなければならない。










純士 俺ら夫婦はまず、あの絵がダメなんですよ。神社とか旅館かに代々伝わる霊的なものを題材に取り入れつつ、命の大切さや、別れは寂しいことじゃないんだよってことを描きたかった作品だと思うんだけど、そこにオタク要素の強いキャラが大集合して、絵がワチャワチャしすぎたせいで、なんだかよくわからなかった。着想はいいのに、それを生かせてなかったような気がします。こういうのは絶対、実写のほうがいいですよ。

純士 いや、できると思う。アニメでこういう神社とか旅館とか霊とかをテーマにするなら、宮崎駿みたいな絵じゃないとキツイ。それか『河童のクゥと夏休み』みたいな絵。やっぱ人を感動させたければ、それにふさわしい絵のタッチってもんがあるんですよ。特別きれいなわけでもない、古風な絵。そういうのだったら感動したかもしれない。この作品は、萌え系の絵ですべてを台無しにしちゃった感がある。

中略

――おふたり趣味に合わなかっただけでは?

純士 いや、それだけじゃないですね。自分が今YouTube動画配信を始めたから感じるんですけど、アニメであれ実写であれ、人って、ただ道を歩いてるだけの映像じゃ楽しめないんですよ。転んだり立ち上がったり、知り合いに会ったり音が入ったり。そういう変化やアクシデントがあるから楽しめるんだけど、この作品に関しては、常に一定リズムで進んでる感じがあって、どこがサビなのかもわかりづらかった。ハッとしたのは、最初事故だけ。事故ときは、「あ、なるほど。ただのワチャワチャしたアニメじゃないんだな。結構ヘビーな話を放り込んできて、ここからいい話になるんだろうな」と思ったんですよ。ところが、全然そうじゃなかった。つまらないだけならまだしも、看過できない部分もあったし。

絵柄の問題点について。古風な絵 = ふさわしい絵という観点には根拠不明。「萌え系の絵ですべてを台無しにしちゃった」ということで、後述のように趣味に合わなかっただけ、と考えられる。インタビュアー趣味に合わなかっただけでは?という質問に対しての返しが、絵柄から動き・アニメーションの話にシフトしていて話がずれている。

ここから想像だが、萌えであるという前提の時点で彼らの嗜好から外れたため、後半部分はそれを強化するための言い訳になっているのではないか

純士 おっこの勤務体系は、ほとんど労働基準法違反だろ! と思いました(笑)家業を手伝う場合労基法に触れないみたいだけど、あのハードワークは手伝いの域を超えてるでしょ。小学生女の子が、両親が死んだショックを抱えたまま旅館に行ったら、紫メッシュババアにまるめこまれて、奴隷のように働かされるなんて……。

ハードワークという描写はない。

例えば旅館自体が潰れる寸前で主人公ハードワークすることでそれが建て直されるようなストーリーであれば、直接的にハードワークな描写がなかったとしてもそう感じるかもしれない。

しか主人公旅館仕事に関わる前、旅館に到着したタイミングで来客が来ていることからも、冒頭時点で旅館女将中居板前の三名で運営は回っていて、閑古鳥が鳴いているわけではない事がわかる。旅館メンバーハードワークさせる動機がない。

冒頭、父親も「忙しそうで挨拶できなかった」みたいなことを言っている。(はず。この点うろ覚えなので間違っていれば削除します)

逆に、旅館経済的に困窮しているような描写はない。途中、ピンフリが春の屋旅館問題点を指摘するが、そこでも潰れそうといった話はない。

ハードワークについても、例えば家に帰ったおっこが自室で疲れている姿をみせるといった描写があればそれも想像されうるが、なかったはず。

主人公小学校に通い学生生活に支障をきたしているわけではない。放課後に友人たちと遊びにでかけてすらいる。

「紫メッシュババア」と悪しざまに語っているが、それは旅館女将であると同時に娘と義理の息子をなくした母親である。その忘れ形見であり、同じそれ以上の痛みを抱えた孫を家族として迎え入れた女将に対して、なぜそのような悪意を持った視点を向けられるのか。

麗子 しかもあのおばあちゃん、おっこの頑張りを褒めたったらええのに、ずっとイビっとったやろ。あれが可哀想で、可哀想で。そりゃ精神的に追い込まれて、お化けも見るわと思ったわ。

女将はおっこのおばあちゃんであると同時に自分仕事に対してプライドをもっている。おっこに対して強めの言葉をかけるのは仕事に関わる部分だけだ。

ただ、おっこの立ち振舞が上手になっていくことについてコメントするようなシーンはなかったので、全体の印象として女将フォローをしていないようにみえ、それが「ずっとイビっとった」というように記憶される可能性は考えられるかもしれない。しかし、女将がおっこへの気遣いがないわけではない。裾の長さや、温泉プリン差し入れなど、おっこに対して明確に気遣いを見せるシーンが存在する。

にゆえこ夫婦女将に対して悪印象を持つか意味がわからない。

純士 若おかみとして旅館看板を背負って成長していく感動の物語……って言うけど、そもそもの子が望んだ職業じゃないでしょ。最初はいやがってたわけだし、あの子には選択権もなかったわけだから

嫌がっている描写はない。

つぶやきが誤解され若女将仕事が始まるわけだが、誤解される途中驚く描写はあるが、否定したり嫌がったりしている描写はない。

選択権がない、というのものどの描写をもって言っているのか不明旅館に引っ越すための条件として手伝いことを強制されるといった、それこそこの夫婦想像するような鬼畜じみた人間性描写があれば別だが、そのような描写はない。ここでもないシーンを勝手想像して自ら悪印象を植え付けている。

親が死んだばかりで弱ってる少女を、お化けを使って洗脳して、勝手人格まで形成ちゃう。あの調子だと、おっこは旅館が潰れるまでおかみじゃないですか。可哀想に。

前述の通り、旅館経済的に困窮している描写はない。おそらく、潰れた旅館を立て直すというステロタイプストーリー誤読していると思われる。

お化けを使って、というのも意味がわからない。うりぼうたちは自発的におっこに対して働きかえけこそすれ、旅館側は幽霊については一貫して認識していない。

純士 おまけにやたらと界隈で人が死ぬし。

麗子 命を軽視しすぎやねん。ああいうのは、子供が真に受けて見てしまう恐れがある。「死んでもまた会える」と思ったら命を軽視するから、あれはアカン。

作中での死者は、

  • 主人公の両親
  • お客の妻(作中時点で故人のため作中で死ぬわけではない)
  • 女将の幼馴染(作中時点で故人のため作中で死ぬわけではない)
  • ピンフリの姉(作中時点で故人のため作中で死ぬわけではない)

で、大半が作中ですでに故人であり、冒頭の事故以外に死者が出るわけではない。本当の同じ映画を見ていたのだろうか。それを受けての「命を軽視しすぎる」発言も何を見ていっているのが不明

おっこは死者すべてをみえるわけではなく、うりぼうと美陽の二人だけがみえるだけ(それも能力自体が徐々に弱まって、最後にはなくなる)。

うりぼうと美陽が見えることで、たとえばそれを女将ピンフリにつたえ、死者と伝えられなかった思いなどを相互にやりとりするようなことができたかもしれない。そんなシーンはおそらく女将ピンフリの感情を強く揺れ動かすことができる、感動的なシーンになるだろう。感動的ではあるが、それこそ死後また会えるというような誤解を生む安易に感動に走ったストーリーだ。

そしそてそんなシーンは存在しない。

おっこが両親に会えるのは幽霊が見える能力のためではないと思われる。おっこが両親を見えるのは夢と、本人にはそのように見えているというレベルしかない。(他の幽霊たちがおっこの両親とやりとりするようなシーンはないため、そのように想定される)また、両親の姿を幻視することも、その死をうけいれることで無くなることが示唆されている。

亡くなった人のことを思うこと、それを受け入れることは命を軽視することにあたるのか

純士 いや、作者は決して命を軽視してないと思うよ。「死を暗いものにしないように」と考えて、子ども向けに「愛と希望」に持っていこうとしただけでしょう。ただ、おひよ(妻の愛称)みたいに揚げ足を取る人間が出てくるのも仕方がない作りではありました。

前半主人公が両親の死に対してのリアクションする描写を見せなかったことが抑圧から爆発のメリハリになっていたと感じたし、その爆発によって、主人公もしっかりと暗い死の影を感じていて、それをいかに受け入れ乗り越えるかが最大の見せ場だった、と筆者は感じた。

まり十分に死が暗いものであるという認識ができる作りになっているし、むしろ子ども向けに「愛と希望」” というのが一体どの部分をみてそう思ったのか本当に意味がわからない。

純士 占い師の女がポルシェを走らせてるときに、謎のアニソンがかかったじゃないですか。あれを聴いて、殺意が芽生えましたよ(笑)

――えっ? そうですか? あの曲、キャッチーでとてもいいし、オープンカーの開放感とのマッチングも最高だと思ったのですが。

純士 てことは、お前も作者側の人間なんだな。髪をかき上げて、サングラスをかけて、ストローを使わずお酒を飲んで、オープンカーに乗って外へ連れ出してくれて、高級な服やらなんやらを買い与えてくれる。そういうお姉さんがいたら格好いいだろうな……という作者の価値観、作者のオタク脳を、俺は許せない。実際あんなことをできるのは、歌舞伎町風俗嬢ぐらいのもんですよ。それを勝手に美化しやがって。気持ち悪い。

宮崎駿作品は持ち上げるが、現実にありえない理想化されたキャラクター像をもってこの作品を腐すというのはダブルスタンダードではないか

また「実際あんなことをできるのは、歌舞伎町風俗嬢ぐらいのもんですよ。それを勝手に美化しやがって。気持ち悪い」に至っては本人の露骨職業差別意識がでていて目も当てられない。

以上、はっきり妄言の類といって差し支えない内容だと思うが、この内容を本気で受け取って映画を見ない選択をしてしまう人がいたらそれは大きな損失である。今すぐこんなサイトは閉じて(略

上記引用箇所はすべて以下サイトから引用しています

http://www.cyzo.com/2018/10/post_179145_entry.html

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん