はてなキーワード: ドラえもんとは
タイトル通りです。下記のようなマンガで育ち、近年マンガを読んでいない浦島増田太郎に「これも読んどいた方がいいよ」「これはきっと好きなはず」というマンガがありましたら、新旧問わずご教示ください。
藤子不二雄は両御大ともに「大好き」では済まされないくらいの敬意を抱いている。ドラえもんより21エモン派、パーマンより劇画オバQ派の自分だが、もっとも胸を熱くして読んでいたのはこれ。「藤子不二雄ランド」(80年代半ばに小学館が行なった復刊シリーズ)でセル画付きコミックスが本屋に並ぶのを毎月楽しみにしていた。
メディア・ミックスの力をリアルタイムでびしびし感じたマンガ。消しゴム(通称・キン消し)にアニメにFCゲーム。単行本はクラスメイトと奪い合って読んだ。ゆでたまご氏の画力とストーリーテリングにおける成長ぶりを主人公に重ねることができる。『ドラゴンボール』同様、作者の力を越えた「神がかり感」にみなぎっていた。好きな超人はアシュラマンとサンシャイン。新シリーズは未読。
まだ幼かった小学生男子にとって大人の世界(サブカル、ギャンブル、酒/煙草)の入り口であり、ギャグ漫画の類でほとんど笑えなかった自分がほとんど唯一声をあげて笑っていた希有な作品。「国宝級」という言葉はできれば使いたくないのだが、この作品には相応しいように思う。60巻あたりで読むのを止めてしまったが、いつか最初から全部読みたい。
僕が中学生の時に鳴り物入りで連載スタートした本作。ファンタジーとエロスとオカルティズムが三位一体となって、思春期の扉に射しかかっていた自分を暴力的に襲ったハレー彗星の如き作品。単行本10巻代で離脱してしまったので(そのうちKindleで続き読みたい)ここに入れるかどうか迷ったが、インパクトの大きさを考えると外すことはできなかった。
『BASTARD!!』とほぼ同時期に連載が始まったように記憶している。当時の自分が毎週ジャンプを欠かさず読んでいたのは『ドラゴンボール』『魁!男塾』『聖闘士聖矢』ではなくて、『BASTARD!!』と今作のためだった。第3部までは完全無欠な作品だと思っていたが、自分的には4部半ばで失速してしまい、以降未読。
思春期になって別冊マーガレット(別マ)を読むようになったのは、人格形成においてかなり大きかったように思う。が、今でも諸手を挙げて「好き」と言える少女マンガ作家はこの紡木たくとくらもちふさこ、山岸涼子、岡崎京子くらいかもしれない。自分より少し上の世代(BOOWY、尾崎豊世代)の聖書『ホット・ロード』と迷ったが、今作で展開する田舎の閉塞感と諦念を含んだ叙情性の方が自分にはずっとリアルだった。
くらもちふさこ作品の影響は自分で思っているよりもきっと遥かに大きい気がする。どの作品もあまりに素敵で、生々しく、リアルに感じた。今もくらもち作品を読むと、初心な女学生のような気持ちでいっぱいになる。
高校生の頃、コンビニのスピリッツで第1話を立ち読みした時の衝撃を忘れることはできない。「恐怖心」というより、新しい世界への扉が開いた時の「カチッ」という音が聴こえたような気がした。たしか最後まで読んだはずなのに、まるで記憶喪失になってしまったかのようにほとんど全て忘却してしまっているところも、楳図作品「らしい」。
二十代の頃、たしかクイック・ジャパンかな? サブカル誌で知って全巻買いした。悲しくて美しくて愉快な夢幻と、人生において或る時期にしか見得ない美しさにみちていた。昔の詩や文学みたいだなと思った。
かつてのサブカル女友だちが「あんたは絶対読んどきな」と貸してくれた。その後、彼女とは会えなくなって、返すタイミングを失ったまま20年近く経ってしまった。『ピンポン』『鉄コン』も迷うけど、個人的な思い出もあって本作を選びたい。
最近の(?)作家では例外的にほぼ全作フォローしている。楳図かずおや上村一夫、安達哲の影響を見事に咀嚼し、現代風にアップデートしている感じがした。当初はそこまで凄い作品と思っていなかったけど、巻を重ねる毎に自分にとってのっぴきない作品に変貌していった。連載中の『血の轍』『おかえりアリス』ももちろん読んでます。
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以上となります。よろしくお願いします。(本当に最近のマンガはろくすっぽ知らない浦島漫画太郎なので、批判意見や罵詈雑言はなるべくご容赦ください…!)
さっそくオススメをありがとうございます。『キン肉マン 無量大数軍編』、ジョジョ4部続き、『深夜食堂』『かくかくしかじか』『ハチクロ』『犬夜叉』『吸血鬼すぐ死ぬ』『着たい服がある』『スキップとローファー』『ヴィンランドサガ』『アクタージュ』『ハコヅメ』『SPY&FAMILY』『マイ・ブロークン・マリコ』『A子さんの恋人』読んでみます。オススメリストもありがたいです。
『チェンソーマン』は知人に薦められて、DMMセールで一気に買って読みました(すみません、書き忘れてました)。なかなか面白く、第2部も読んでますが、正直、そこまでハマれませんでした。『タコピーの原罪』も読みました。これもなかなか良かった。デスノートとバクマンも全巻読みました。鬼滅、呪術廻戦、東京リベンジャーズは未読です(たぶん好みじゃないだろうと決めつけていました)。ハンターハンターはあまり読める自信がありません…。薦めて頂けると読むモチベーションがぐっと上がるので、引き続きよろしくお願いします!
好きな漫画を挙げるので、適当に傾向を読み取っておすすめをしてほしい。
SFアクション、ホラー・サスペンス(又はそのパロディ)、ハーレム系ラブコメ(?)など色んな要素を持ったマンガ。
主人公に感情移入できる時もあれば、主人公を殺そうとする側に感情移入できる時もあるのがよい。
「第1話で、腹ペコ主人公が、食事をくれたコミュニティを守るため、能力を発揮して化物退治」とか、主人公が世界を救うと叫ぶとか、少女たちの問題を解決しつつ仲良くなっていくとか、どれもありがちなシーンやセリフなのだけど、それが異常な文脈に置かれているのがよい。
こんな大風呂敷畳めるのかと疑問だったけど、一応畳めていてスゴい。
逃がし屋の衣装(コスプレ)とか物語上の必然性は全くないんだけど、作者が楽しそうでよい。
ワールドトリガーやバタフライストレージもそうなんだけど、刀と銃が共存するSFアクションはよい。
戦国時代日本っぽいけど、鬼や竜がいたりするし、カタカナ語も普通に出てくる。
どのキャラも人間的に強いところも弱いところがもあり、善玉・悪玉にはっきり分かれているのでもなく、感情移入できたりできなかったりするのが良い。
日本史オマージュが多そうだけど、自分は詳しくないので拾いきれないのが残念。
遠隔焼香とか「つけもの」とか背広の裏地(?)がディスプレイになってるとか小ネタもよいし、魔女Tsueee要素もよい。
脇役のスピンオフが軒並みよい。
呪術周りの設定がよい。
続編も面白かった。
自分の好みからすると、少し主人公が善人すぎるのだけど、周りに性格に難のあるキャラもたくさんいるので、よい。
「墨を飲む者」初登場回がすごく好き。
「偽物と本物」とか「嘘と真実」みたいなのは、わりと好きなテーマ。
群像劇っぽいのも好き。
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最果てのソルテ
天国大魔境
胎界主
水は海に向かって流れる
ぼくらのよあけ
二月の勝者
彼方のアストラ
双亡邸壊すべし
ヴィンランドサガ
寿司 虚空編
タテの国
PHYREN
そのへんのアクタ
バーナード嬢いわく
死刑囚042
怪獣8号
違国日記
あかね噺
劇光仮面
堕天作戦
お茶にごす
ストラヴァガンツァ
1000円ヒーロー
シオリエクスペリエンス
懲役339年
PPPPPP
猫瞽女
キヌ六
フールナイト
ヴァンパイア十字界
並愛混の独り言 (?)
税金で買った本
虎鶫
任侠転生
裏バイト
不死身のパイセン
三丁目防衛軍
みちかとまり
パーム ☆
月に吠えらんねぇ
あやつき
殺し屋やめたい!
フールナイト ☆
クニトリ
変幻退魔夜行 カルラ舞う!
華と修羅
ピンサロスナイパー
RIDEX
セキガハラ
真夏の夜のユキオンナ
生と死のキョウカイ
令和のダラさん
せんせいのお人形
絢爛たるグランドセーヌ
星使いセレナ
Not Simple
螺旋じかけの海
シュトヘル ☆
八百森のエリー
魔女と野獣
アルテ ☆
友達として大好き
ヘルク
潮が舞い子が舞い
一変世界
果ての星通信 ☆
八百森のエリー
ブスに花束を
WOMBS ☆
ランドリオール
魔導の系譜
残機×99
白馬のお嫁様
モーメント
みあげた玉三郎
エクソシストを堕とせない
神さまがまちガえる
迷宮クソたわけ
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~
往生際の意味を知れ!
モリミテ
鯨庭
はなしっぱなし
つれないほど青くて あざといくらいに赤い
ショタが女の子になれる工場があっておっぱいつけてちんこ溶かして女性器に変化させれば完了!っていう話なんだけど
先に女体化したショタがおっぱいだけ付けてちんこまだ溶かしてないショタに「まだ童貞だったからお前で卒業したい」っつって隠れて親友同士でハメるの
でオチは工場職員にバレて3ヶ月おっぱい付いた男性として生きなさい!ってなって女性としてチヤホヤされる親友を尻目に中途半端に女体化してゴリゴリの雄の群れに入れられて「トホホ〜もうむっさい雄はこりごりだ〜」でレイプされずに終わるって話
全ての現象が俺らの5手くらい先のストーリーで感心する。現実で法案決まって施行されてもまた違う問題とかズルするやつ出てきて違う問題になっちゃうみたいな話を創作出来る人ってすごいよね。
本音を言うとそろそろ人生の中心となるような趣味を見つけたいんだよね。
必須要素としては
・自分が成長する要素がある
・生産性がある
・1人で出来る
・肉体的な才能が不要
・金がかからない
辺りかな。
あと人と関わるのは絶対にムリなので1人で完結したい。
ただ消費するだけの娯楽はいい加減飽きたのでやりたくない。
なんで旅とかグルメは違うんだよな。
他人や自然が生み出したものじゃなくて自分でなにか作る側になりたい。
なにより重視したいのがやることで自分のスキルに成長があるようなのかな。
だから盆栽みたいな自分以外のが育つだけで自分はあんま成長しないようなのはアカンの。
んでそうなるともう「小説を書く」ぐらいしか残らねえんだよな……。
でも小説を書くなら他人の小説も読まないと表現の幅が伸びないじゃん?
読むのに使ってる時間の割合で大まかに 漫画:技術書:技術以外の勉強:雑学:小説=6:2:1:0.5:0.5 って所かな。
小説1冊読む間に漫画50冊ぐらい読んでるんじゃねえかな実際。
じゃあもう漫画描けば良いって話にはならなくてさ、俺絵が全然描けねえんだ。
おーなるほど俺も一度考えたわ。
でもあれってガチャ1回10円弱するんだよね。
100回回したら1000円になっちゃうしガチでやりだすと意外と高くつきそうっていうかね。
あとそもそもの話だけど、俺あんま呪文の勉強は合わんかったんでやりたくない。
もっと言うとさ、半端に漫画っぽくするぐらいなら文章のほうがわかりやすいし、筆者の個性とかも出てまだマシじゃん?
勉強の本で雑に出てくる漫画とか、ドラえもんの学習漫画みたいな、文章で書いたほうがまだ面白いし分かりやすいんじゃないかって漫画にしかなりそうもないわ。
いやぁ~~~どうっすかな。
割り切って他人の小説読まずに小説書くか、他のを探すかだが……。
MMOとか艦これとかで自動的に狩りやレベル上げするためのマクロ作る奴。
どんどん効率化していくのが楽しくはあったんだが、クッキークリッカー系でそれやったら結局俺はゲーム側をハックしてなくてハックされる側にすぎなかったんだと痛感して飽きちまった。
創作やりたいってのも、ハックする側に回りたいって願望があるんだと思う。
他人が望むままにコントロールされてやるのって、会社で働いてると嫌というほどやってるし人生の前半ひたすらゲームでそれやってるから食傷気味なんだよなあ。
こういうときコミュニケーションが得意なら人を育てるのが楽しいんだろうけど、俺は生憎コミュ障だから直接人間と関わりたくねえんだわなるたけ。
いい趣味知らねえか?
ゆーて一日5分HIITやるだけだがな。
屋根裏を整理してたら古いパソコン(といっても2006年頃)が出てきたのでブラウザの検索履歴をサルベージしてみた。
当時自分が何にハマっていたのか思い出されていろいろ懐かしい…
パラ様 生え際
ホケマクイ
ブッチーン 灯花
ぶっこぉすぞー
るくしおん しびれるぜ、鋼の
ティプトリー・ショック
「デストロイがいいね」と君が言ったから六月二十四日はUFOの日
わたるが死んじゃう
琵琶湖タワー
猫いらず 口の周り 光る
尸条書
立方晶窒化炭素
ドーマン法
ひだまりスケッホ
空飛ぶ冷し中華
セーラー戦士が全員ブルマーだったら、アニメ史を変えていたと思うね
34歳児
実はまだ2階に
アリオク
緑はいらない子
そうです。あのコが僕の畏敬する天使様なのです
おかしとか食べる
T-34が倒せない
さあ牛だ
セノバイト
omegaの視界
ぽこにゃん
だぞなもし
倒福マーク
ボッキアウト
フムン
ユープケッチャ
目なき顔のジールバ
やったー+1 シヴィライゼーション
ルロス ロルス
玉音盤奪取
ハレとケ
もえたん 06話
路肩のピクニック
白楽電の詩
ガッシボカ
聖なんとか女学園
クートニアン
お脱ぎなさい
グンニョキ
強さ激しく変動
南斗聖拳108派一覧
みなぎる力がみなぎるぜ
力こそパワー
重い生理が来たみたい
4ひえた
ムーミンパパ海へいく
チャンパーノウン定数
見知らぬ国のデイトリッパー
紫暗号
いざり
比留間 京之介
この娘、最後死んじゃうんだよね
旧神なんていないよ
棒シムーン
S級だけどめどいんでB
オレモダビール
"オナホさん"
アントノフ 積載量
黄金の真昼
Let's Beginning to Look Alot Like Fishmen
けいせい出版
共生るんです
ガネッコ
莫迦め 死んだわ
スコープドッグ 装甲厚
かみそり半蔵地獄攻め
クンデラ 不滅
如意棒 重さ
ちびくろサンボ 枚数
俺のケツをなめろ
大胖女人
大司令症候群
gunyoki
グンニョキ
おしつおされつ
どうしてエレクチオンしないのよぉぉぉぉ
こぐにっしょん
虹作戦
燕山夜話
ドラ28
中国人の部屋
エロ イッカイヅツ
菊屋橋101号
システムショック
ゲバルト・ローザ
完全黙秘
唸るコカトリス亭
みずずちん
なんてこった 死の宣告
アンダーダーク
ロンゴ・ロンゴ
ゲオルギウス
毒薬仁
まじかるぴゅあソング
だいす☆くえすと
つめたく冷えた月
フンカーリート
Shang-Du
水エタノール噴射
願望機
舟に棲む
rom ヘッダ 削る
長靴いっぱい食べたいよ
陣形技 閃き
ハリマオ
ぺちんぺちん
カタリナ おそるべし
野月まひる
マライア 多摩
素敵医師
相沢 祐一 最強
みなみおねいさん
あまぞn
夢のクレヨン王国 SONGBOX
振武刀
クリントワン
ロイさーん
レムコレクション
カードゲーム テケリ・リ
グレゴール・ザザ虫
きみはホエホエむすめ
東方夢終劇
ファミソン8BIT
生きなさいキキ
dwarvish mattock
蟹工船 光線
パラシュート部隊 突然に
ゴクイリイミオオイ
アウト・オブ・眼中
モルディギアン
納骨堂の神
ヴェクナ
パラシュート部隊 突然に
情無用ファイア
末期 少女病
唸るコカトリス亭
アカディネの泉
ショスタコーヴィ
ジャック ケッチャム
シャノン 情報理論
ガロアの郡論
ルルスの術
ラヴォアジエ
宇津田さんの死
レムコレクション
佐保姫 信太の森
ころがる石のような俺の生き様
はしれぐずども
紫暗号
白い神兵
火のバプテスマ
清家理論
サールクラフト
lycanthropy
某研究者
アナ姫さま おげんきですか
オナホ 2番目
宇宙麻雀
電戦トリオ
乳ロマンサー
私は痛みだ
くやしい、でも ビルケナウ
グレゴール・ザザ虫
新藤幸司 CV
Chante キミの歌がとどいたら 先生
開路に時限のある リレー
Drizzt
ちんぽ生やして出直して来い
男根 恐ろしいまでに
コロラド撃ち
HEARTWORK
誠ぉっ そこにいるんでしょ
ずっとオレのターン
ぼくはぼくであること
おれがあいつで
アラバハキ
幻影都市
わたしこそ しんの ゆうしゃだ
クトゥル スペースジョッキー
フラッシャー付自転車
神よりも弱いただのオセロ
おがわみめい
水無神知宏
CARNIVAL 小説
じゃこつばばあ
生と死の境界 安置
うぉ、まぶしっ
ゼロで割る
ココロン
有尾人 フィリピン
子供達を責めないで
圧力計 連成計 BV
エドガー ダケェ
おびんずる
にこにこ商事
ひろ
「ドラえも~~~~ん!!!!」
ドラえもんに泣きついた。
「あー……すまないんだけど、僕、もう帰らなくちゃいけないんだ」
「帰るってどこへ?」
「未来へだよ」
ドラえもんがそう言った瞬間、のび太とスネ夫の目の前でドラえもんの体が少しずつ透け始めた。
「どどどどうしたんだよ!」
「ごめんよ。実は君たちと遊んでいる間にタイムマシンを壊してしまったみた……うわっ!」
ドラえもんの言葉を最後まで聞かず、二人は慌ててドラえもんに飛びつきその体を揺さぶった。
「なんでそんなことするんだよ!ドラえもんがいないと僕ら困るじゃないか!」
「そうだぞ!なんとかしろよぉ!」
「無茶言うなぁ!僕は今すぐ戻らないと大変なことになるんだ!頼むから離してくれぇ!」
二人がかりでもびくともしないほど強い力でしがみつく二人をどうにか振り払うと、ドラえもんは大きく息を吐いた。
「……とにかくだね、僕はもう行かないといけない。だから、最後にこれを渡しておくよ」
ドラえもんがポケットに手を入れ取り出したのは、小さな箱だった。
それを見た途端、のび太の目が大きく見開かれた。
「そっ、それは……まさか……!」
「ああ、『どこでもドア』だよ」
「いやっほおおおう!!」
「ただ、これは試作品なんだ。まだテスト段階のものだけど……」
「それでいい!最高だぜドラえもん!」
「早く使ってみようぜ!」
興奮して飛び跳ねる二人にドラえもんは苦笑しながら言った。「まあまあ、落ち着いて。まずはこの『どこでもドア』の説明をするよ。この扉を開けるとどこに繋がっているのか分からないけど、とにかく開けてみるしかないんだ。もし変な場所に繋がってしまったら、最悪帰れなくなるかもしれない」
「そっ、それでもいいよ!行こうぜ!」
「うん、行こう!」
二人は同時にドアノブを掴み勢いよく回そうとしたが、それよりも先にドラえもんがその手を止めた。
「待ってくれ!本当に行く気かい?もしものことがあっても大丈夫なのかい?」
心配そうに見つめるドラえもんを見て、二人は思わず吹き出してしまった。
「それに、こんな面白そうなことを途中で放り出すなんてできないだろ?」
二人は笑いながらそう言った。そして、改めてドアノブを握ると大きく深呼吸をした。
「よし!じゃあいくよ!」
「うん!」
「せーのっ!!」
掛け声と共に二人はドアを思い切り開いた。すると眩しい光が差し込み、一瞬目がくらむ。次の瞬間、二人は全く別の場所にいた。
そこは森に囲まれた空き地のような場所で、辺りには大きな屋敷があった。しかし、その光景に驚いたのも束の間、今度は別の場所に移動していた。
先程までいた場所とは打って変わり、そこには見たこともないような立派な建物が建っていた。さらに、そこかしこで大勢の人が忙しなく走り回っている。
「ここは……一体どこなんだ……?」
「なんか……すごく騒々しいところだな……」
「いや、多分違うと思うよ」
突然背後から声をかけられ、二人は驚き振り返った。そこには、メガネをかけた優しそうな青年が立っていた。
「驚かせてごめんね。僕はエル・マタドーラ。君たちはどこから来たんだい?」
エルと名乗った男は優しく微笑みかけた。その笑顔につられて、二人は口々に自分たちの名を名乗った。
「ぼっ、ぼくは野比のび太です」
「オレは剛田武だ」
「ノビタくんとタケシくんだね。よろしく。ところで、どうしてここに来たんだい?」
「それが……僕たちにも分からないんです。気がつけばここにいて……あなたはここで何をしているんですか?」
「僕かい?僕は今からここで働くんだ。今日からこの城で働くことになったからね。……おっと、急がないと遅れてしまう。それじゃあまた会えるといいね。バイバーイ!」
エルはそう言うと慌ただしく走っていった。
「おーい!待ってくれぇ!」
慌てて後を追いかけようとする二人だったが、その時再び光に包まれたかと思うと、またしても別の場所に移動していた。そこは薄暗い森の中だった。
「ここは……さっきの場所とは違うみたいだな。それにしてもあの人、足速すぎだろ!」
「でもどうしよう……このままだと遅刻だよぉ……」
「そうだなぁ……あっ!そうだ!これ使えばいいんじゃんか!」
「あぁっ!!そっか!すっかり忘れてた!」
ドラえもんから渡された『どこでもドア』を思い出した二人は早速使おうとしたが、そこで二人は重要なことに気付いた。
「……でもこれ、使い方が分からないぞ」
「……うん」
「参ったな……ドラえもんなら知ってると思ったんだけど……う~ん……あっ、そうだ!」
「本当か?……お、あった!」
ポケットの中から取り出したのは、先程の箱と同じ大きさの箱だった。それを見た瞬間、のび太の顔が輝いた。
「これだ!きっとこれが説明書に違いない!」
「良かったぁ!これで安心して使えるよ!」
のび太とスネ夫は嬉しそうに箱を開けると、中に入っていた紙を取り出した。
「えっと……なになに?この道具は……」
「……タイムマシン」
のび太は手に持った紙の上の方に書かれた文字を読むと、少し間を置いて叫んだ。
「……はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ