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はてなキーワード: 長後とは

2024-11-08

anond:20241108033745

安心してください殺生丸様はロリコンではございません!

ロリコンなら成長後性的に見れなくなるので、成長後にくっついてるということは子供のころは性的に見てなかったということになります

2024-07-23

anond:20240723123431

骨格や体の生育具合で見抜ける成長後障害とかあるんだけど

まあ、言わないよね

なので、鳴き声で診断できるようになっても言わないと思う

2024-05-07

anond:20240507113243

金沢八景とか3年前だとまだそのくらいじゃね?

今でも立場とか長後なんかだとそのくらいの価格だと思うけど。あと横須賀中央とか

2024-05-03

anond:20240503093544

その頃になれば受精からDNA解析して成長後容姿やら能力遺伝疾患の予想図が出せそう

からたくさん受精させといて良いのを選んでポイでもいいのかもしれない

人類全体の多様性は損なわれるかもしれんが

2024-03-13

anond:20240313123638

SFC生だが、長後バイク原付通学できる奴が住んでるくらいで、家賃湘南台と変わらない割に不便だから、住んでる奴少なかったぞ。

たとえ横浜への接続が良かったとしても、湘南台と違ってイトーヨーカドーみたいなデカい店も無いし、むしろストロー効果さらに廃れてたかも。

anond:20240313123638

横浜市営地下鉄は「長後駅から通るはずだったって本当?

まれ調査結果! 町内の商店会の決定権を持つ会員に保守的な人が多く、地下鉄建設の反対が起こった。

  ↑

反対してたのは長後いちばん大きい呉服屋さん。明治期は厚木海老名大和藤沢エリアも商圏にしてた大店だった。いまでもこじんまり営業してる。不動産などの副業収入のほうが多いんじゃないかな。

まれぽはボカシてかいているけど、市営地下鉄反対運動の話は、ほぼ、その呉服店を名指しした誹謗中傷になります

そんなわけで、長後のひとは反対運動についてはあまり言いたがりません。そりゃいえないよね。

 

まれぽの記事になって腰を抜かすほどびっくりしたんだけど、もう50年もたったか時効なんだろうか。

まあ、商店街自体全滅状態なので増田に書くぐらいは大丈夫だと思うけど。

いや、大丈夫じゃないだろうなあ。田舎ってこわいね

住民反対運動で街が衰退した話すき

富山県高岡市

新幹線計画が具体的になった80年代から市街地住民からは”新幹線乗り入れ絶対反対”の声が大きく、まちなかに看板も立っていた。そして具体的なルート図が決まってアセスメント段階になってから慌てて市長を中心に誘致活動をしたが”後の祭り

北陸自動車道建設とき反対運動が激しく起こり、結局インターチェンジは砺波にとられた。後から慌てて能登自動車道高岡インターで”お茶を濁す”。

高岡駅の駅北と駅南を地下道で結んで利便性を高めようという計画が出たら”自分たちの客がとられる”とすさまじい反対運動が起こり、計画は潰れて結局両方の商店街デパートも廃れてしまう。

高岡はこの繰り返し。キーになってるのは”高岡商人”。

神奈川県藤沢市

相鉄いずみの線と横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸にも似てる話ですね。

相鉄横浜市路線を延長する際に、小田急急行停車駅の長後駅に当時は接続する予定でした。

ところが、当時の地元商店街長後駅接続に猛反対したため、仕方なく相鉄横浜市接続駅を湘南台駅に変更して現在に至ります

その結果、長後駅の利用客がどんどん減っていって逆に湘南台駅乗客が増えてますます栄えてしまい、長後駅商店街シャッター街になってしまいました。

長後駅商店街に住んでいる現在の住人は、自分の親の世代がやった反対運動に後悔している様です。

宇都宮ライトレールも同じ様に地元の老人連中が反対運動をやってましたね。

高岡市老害が酷いと街自体が衰退する例ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=3K111mf9YPg

こういう話をもっと知りたい

 

追記:なんかウソ扱いされてるけど取材記事もあるんだよね

https://hamarepo.com/story.php?story_id=5343

2016年06月29日 横浜市営地下鉄は「長後駅から通るはずだったって本当?

まれ調査結果! 町内の商店会の決定権を持つ会員に保守的な人が多く、地下鉄建設の反対が起こった。当時若い世代の会員など賛成派は多かった。

例として山口市下関市小諸市佐久市長野市須坂市成田インチョン、栃木市宇都宮市が挙がってるな

小諸市山口市線形問題技術問題で誘致が難しかったのであって住民運動のせいではないという意見もあるな

 

追記2:沖縄米軍基地的外れだと思う。軍事的な都合で神立地だから選ばれてしまっている。横須賀もそう。自衛隊基地の立地もそうだが防衛戦略や地形への依存度が高いので、新幹線地下鉄を歓迎するかどうか、人流とカネの流れを作れるかどうかとは話のレベルが違う

 

追記3:

kkkirikkk 規模は小さいけど横浜陸の孤島こと本牧アクセスの悪さからどんどん寂れていってるけど地下鉄駅作る計画が反対でつぶれてる https://hamarepo.com/story.php?story_id=4338

三渓園自家用車で行ったときに、本牧辺りの駐車のしづらさも何もかもが不便に感じて二度と行くものかと思った。公共交通機関で行っても相当不便そうだな。住民生活のための回遊をするだけで、外部の人間は来るなと言っているような街の状態だと思うが、通勤にも不便だろうし、自家用車が無い人間は買い物も不便そうな街だったし、どうやって生きていくつもりなのだろうか。三浦半島千葉大山方面静岡方面でこの種の面倒に直面したことはない。鎌倉には車を停められないが電車で行けば良いし、そうするだけの見どころがある。本牧三渓園があるほかはただ不便なだけの、住んでいる人間以外には用がない、金も落としにくい地域という状態なので、もうこのまま衰退していくばかりなのだろう。

衰退例で挙げられている長後商店街は衰退しているが、住居に建て替わってベッドタウンとしては生き延びる余地があると思う。小田急線で新宿通勤可能からだ。SFC学生なんかもあの辺りまでなら住むかもしれない。本牧に住むのはどういうライフスタイルなのか全く分からない。職場はどこなのか?どう日々を生きているのか?

 

追記4:

宇都宮ライトレールみたいな成功事例も好きだぞ

2024-03-07

先に加害行為したのはヨッピーから提訴取り下げて暇空茜に謝れ

暇空と揉めるまでヨッピー存在自体知らなかったのだが、彼のTwitter見るとまあひどい

自分の息子の写真をペタペタ貼りまくっている

子供はみんな可愛い、というのは嘘で、幼児だって美醜の差はある

長後も残念な顔確定だろうなという子から天使のように愛らしく子役スカウトされそうな子もいる

ヨッピーの子供は可愛い、だから自慢したくてマウントしたくてたまらないのだろう

誰にマウントしているかといえば、結婚できず子供も望めない弱者男性にだ

暇空は資産の面では弱者ではないが、結婚願望や育児願望が強いのに婚活に失敗しており男としては弱者

ヨッピーが先に攻撃してるんだよ

ヨッピーと暇空の配信の内容もひどい

とあるごとにヨッピーは腰が痛いと言う

男が言う「腰が痛い」というのはセックスやりすぎた自慢だ、マウントしかない

ヨッピーの妻はその時妊娠中で今年になって出産したのだが、安定期だったからやりまくったというマウント

暇空にもその意図は伝わっている、だから腰が痛いというたびに暇空はイライラしていた

ヨッピー無自覚子供自慢セックス自慢する人間ではなく、独身の暇空に効くとわかっていて執拗に繰り返す

妻が妊娠中で~上の子育児やってて~スペースに出るため友達子供の面倒見てもらってて~

子供が二人いる、そして面倒を見てくれる友達がいる

ヨッピーは何度も自慢を繰り返して暇空を痛めつけた

ほとんど暴力と言ってよかった

こんなことする人間なのだから、スペース以前に子供写真を載せまくっていたのも「弱者男性に効く」と自覚絶対にあった

加害の意図を持って挑発したのはヨッピーが先だ

堀口裁判では暇空が先に攻撃たか棄却になった、同じ理屈ならヨッピー棄却だろう

ヨッピー提訴を取り下げて暇空に謝るべき

2024-02-03

anond:20240203105826

ふたつ要素があって、その状況の女性自分価値が最も高くなるので「もうちょっと上の男性を狙えるんじゃないか?」という欲望判断を手遅れにさせる。もうひとつのほうがさらに深刻で、男性仕事能力が30代以降に完成するわけで、仕事能力って共同生活クオリティに直結する。26才以下の、いわば学生もしくは若者能力しかない女性が、男性の成長後価値予測して物件選択するってのがもう難しい。

2023-10-31

anond:20231031195128

知らねえおっさんが出てきて次回予告して面白いか?

作中に登場しないナレーターの知らないオッサンが次回予告するアニメ昔は結構あったよなあ

そのイメージを逆手にとって(?)最終回メインキャラクターの成長後として起用して、本編の内容がそのキャラ自叙伝だったみたいな体裁になってることもあるし

それでいまそれがなくなったのは登場人物が次回予告する方がビジネス的に正しいからだろ?

たまたま今の2020年代においては」という枕詞なしでは「ビジネス的に正しいから」とは言い切れないか

ただの流行り廃りの可能性もあるし、様式流行なんてしばらく前のがぶり返すことも珍しくないし

複数可能性を考えずに安直に「ビジネス的に正しいから」とか断言しちゃう人の方が頭の障害を疑った方がいい

2023-10-07

anond:20231007201318

オタク歴浅い人間には分からんかもしれんがガチだぞ

5chにラブライブ板が出来た頃なんかは、萌えてもらうためのアイドルコンテンツであるにもかかわらずそれ言ってる人間しょっちゅういた

抜けなくなるパターンは大別して2通り

①完全に親目線になってしまパターンと、②敬意が上回るパターン、あるいはその複合③

①はラブライブで例えるなら絵里かにこみたいに加入にあたってこじらせてて精神昇華必要だった場合とか

そういうシーンで感動させらさて、いい環境を得られてよかったねぇ尊いねぇという気持ちになってるのに

創作で雑に竿役をつっこまれるとその理想的環境が瓦解してしまうようなナンセンスになりがちなんだよな

からラブライブ同人は特徴的なこととして百合が非常に多かった

ただこの親目線パターン場合時間が経って記憶や感動が薄れてくると普通に抜けるようになる

あの時点では親並みにあの子のこと理解してたけど◯年後の今はもう……という距離感大事なのである

②は卓越した人格が醸成されていくさまを物語を通して見せつけられた場合

典型的には、可愛げのある新人から立派なキャリアウーマンへと変貌していくようなやつだな

まあ成長後面影も隙も一切ない人間になってしまうことは滅多にないが

例えばPSYCHO-PASS常守朱とか、崩壊3rdのキアナみたいに

普通に尊敬できる覚悟の決まったイケメン(♀)になってしまった場合どうにも反応しなくなる

ただ後者のキアナは巧妙で、薪炎キアナの頃は覚悟ガンギマリすぎて抜けなかったが

終焉アナの頃はだいぶ肩の力が抜けて初期のような爛漫さを彷彿とさせる具合に戻った、このようにやりようはある

個人的に③だと思っているのはららマジだな、サ終したWFS運営だったゲームだが

ラブライブは男排除美少女コンテンツだった一方、男主人公ハーレム構成にしたららマジでも親目線は発生しうる

これはひとえにシナリオライターの筆力の為せる業だった

部員達の夢の中に入っていって本人すら自覚していない過去わだかまりを解き明かすことで、心に巣食った«ノイズ»を排除呪いを解くという構造

その過程女子部員たちをキャラクターというよりも色んな事考えてるリアル人間として強く認識するようになるんだよ

知りすぎると抜けない(①的反応)、三次元人間は抜けない(②的反応)、これは二次元オタクなら分かるはずだ

最近ゲームで言うと萌えオタ指向がより強いブルーアーカイブ等のユーザーに言わせると、原神はキャラ人間っぽくて抜けない的な言いがかり散見される

登場人物をまじめに解像度高く描こうとすると、人に歴史ありというように人物ごとに思想矜持を持っていることが分かる、それが人間くささを出すわけだな

あえてそういう現実的人間感を避けて、体格は成人女性、中身は小学生くらいの知能で、純粋従順すぎる性格として描こうとするパターン萌え特化コンテンツアダルトゲームでは頻出するのだが

男の本能としてそういう分かりやすく操りやす存在の方がムラっとしやすいのは事実なわけだ

からといって催眠洗脳時間停止までいくと特殊性癖じみてくるが、少なくとも凌辱というのは支配可能相手じゃないと成り立たないからね

凌辱というと言葉が強すぎるが、オスにとってメスとの交わりは嗜虐の範疇であり、攻撃的な性質を帯びざるを得ないものから攻略やすそうな気質であるほど都合がよくなるって寸法だな

換言すれば二次元キャラクター作りは、攻略やすそうとしにくそうの境界いか演出するかのセンスに掛かっているのかもしれんな

いや何の話だよ

2023-08-31

[]歴史が変わった!PK神戸を下し、クラブ初の4強

天皇杯オレオレFC1(PK4-3)1神戸>◇準々決勝◇30日◇ロイスタ
PK戦

神戸  :大迫○、武藤●、山口蛍○、大崎●、井出

オレオレ岩田○、村松●、森永○、奈良田○、鈴木潤

 オレオレFCPK戦までもつれ込んだ激闘の末にヴィッセル神戸を破り、クラブ史上初の4強入りを果たした。0ー0の後半17分、MF前田のゴールで先制点を奪ったが、終了間際に追いつかれ、延長戦へ。DF伊藤相手との接触で負傷退場するアクシデントに見舞われながらも、守り抜くと、PK戦ではGK松尾が二人を止めて試合を決した。

 5人目のMF鈴木潤が決めた瞬間、クラブ初の4強入りが決まった。神戸との大一番。延長戦で負傷者を出し、10人になるアクシデントにも負けずに耐え抜き、最後タレント軍団を押し切った。鈴木潤主将は「苦しい試合でしたが、みんなで我慢しながら、耐え抜いて、みんなで塗り替えた歴史なので嬉しいです」と喜びを噛み締めた。

 26日横浜FMから中3日の神戸戦は、先発6人を入れ替えた。他クラブで出場していたFW植村、MF藤崎天皇杯は使えず、FW浅田MF子安が代役を努め、システムを3ー3ー1ー3で臨んだ。球際の強さで負けず、時折カウンター神戸ゴールに迫った。

 後半、現在得点王FW大迫勇也が投入すると、野河田彰信監督DF奈良田を投入して4ー4ー2にシフトチェンジし、ブロック形成。後半10分にはMF森下FW森永を投入して攻めの圧力を増やすと、後半17分だった。MF森下の浮き球のパスに反応したMF前田は「ゴールしか狙ってなかった」と左足で冷静にゴール左隅に決めて先制点を挙げた。

 しかし後半終了間際に追いつかれると、延長戦は終始神戸ペースに。延長後3分にはDF伊藤相手との接触で右足を負傷し、10人となったが耐え抜くと、PK戦ではGK松尾が2人目のFW武藤、4人目のDF大崎シュートを止めた。「自分止めれば、先輩達が決めてくれると信じていた」。高卒1年目ながら、今季16試合に出場も、負傷もあり最近はベンチを温める日々を過ごした生え抜き背番号31が意地を見せた。

 昨年まで2年連続17位、主力の相次ぐ大量流出フロントとの確執などで、チームは揺らぎ、開幕前の練習試合ではJ1湘南J2磐田清水J3沼津に6失点以上の大敗。「断トツ最下位J2降格間違いなし」との厳しい評価が多くを占めた。それでも野河田監督のもと、チームは若い力の躍進でリーグ戦3位、ルヴァンカップグループステージ敗退に終わったが、天皇杯では昨年王者ヴァンフォーレ甲府を下すなど、2年ぶりの8強入りを果たしていた。

 野河田監督は「相手ミスにも助けられましたけど、みんなハードワークしてたんで。(PK戦は)もうむちゃくちゃしたれと(笑)クラブの記録を塗り替えたのは、自信になると思いますね」と余韻に浸りながらも慢心なく「ベスト4ですけど、ここがゴールじゃないんでね。あと2試合あるんで、残りのリーグ戦も含めて勝てるように、全力を尽くさなアカンのでね」と話し、即次戦へ切り替えた。

 準決勝柏レイソルを破ったJ2ロアッソ熊本10月8日に対戦する。鈴木潤は「昨年J2を席巻したサッカースタイルを持つチーム。そういうチームとやれるのは光栄ですし、互いがベストゲームと言えるような試合をしたい」と話した。

2023-08-24

BreakingDownの王、飯田将成の成績

1戦目:にっけん君(当時1勝2敗)にKO勝利

2戦目:啓之輔(元アウトサイダー王者)にKO負け

3戦目:パク・ウォンシク(プロ戦績15勝7敗)に2R延長後3:2で判定勝ち

 

2勝1敗1KO勝1KO敗

 

ほんまにこいつが王でいいんか?

2023-05-14

愛情資本なんだなぁ

ってホスト増田見て思ったぜ

子供愛情をあげられるかすら、まず金の余裕とかまともな心を持ってるかだし

愛情が足りないと、成長後ホストまで行かなくても何かしらの依存搾取に引っ掛かりやすくなる

友人関係でも、感情ゴミ箱側ってのはあるし

会社だって必要残業や過剰適応ワーホリ

マルチ宗教、酒、賭博ゲームコンプレックス産業…様々な依存

あとは恋愛な、愛情欲しさに金や時間を奪うばかりの異性に引っ掛かる、これが1番人生破壊する。結婚の失敗。

とにかく社会って愛情と金を持ってない者こそ奪われやすい。

心と財布の防御がなってない

社会攻撃力(収入)を上げることばかり吹き込むが

変なものに金や時間感情を落とさない使わないためには愛情(まともな感情のやりとり、正しい関わり、子供のものへの関心、適切な褒め、応援…)を十分与えておく事が大事だ。

社会は口を開けて感情愛情すら搾取や消費の対象として待ち構えている。防御の足りない部分の心の穴を狙ってくる。

とはいえまれや親の愛情なんかは運だし、大人になってからの心の防御力の上げ方が知りたいよ

2023-03-16

最近読んで面白かった・つまらなかった漫画

初恋ゾンビ

ウィッチクラフトワークス

書きすぎて2作品しかはいらなかったよ。

面白かった

初恋ゾンビ

https://www.shogakukan.co.jp/books/09126440

https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg165284

少年アビスが思いのほか完結しないのでこっち読んじゃった。

江火野、江火野ですよね…。

このっ露骨なっ海老で鯛を釣るような餌っ!!

人間っ!わかっていてもっ!釣られクマー

がたいがよくてデカパイ高身長黒髪ロングストレート幼馴染という明らかに誘引剤かつ負けヒロインにどっぷり引き込まれ、連載当初それがあまりにも(勝手に)露骨に感じたので読むものかと序盤で本を置いておりました。

このたび完結まで読みまして、面白かったです。

改めての江火野さんですが、必要キャラだったかな、と。

特に序盤は主人公恋愛があまり動かず、ヒロイン指宿くんは正体を隠して敵対初恋ゾンビストーリーの動き出しも遅い感じで、江火野というどストレートな魅力がなければ序盤をいい感じに引っ張れなかったかなと思いました。

そんな江火野のすごいと思ったところ。それは彼女が体にコンプレックスが(たぶん)一切、ほとんど?ない・描かれてなかったところ。

彼女高身長で悩むことも大きな胸に悩むこともない。たとえ服や水着が小さかろうが胸で隙間に詰まろうが体を嫌ったり極度に恥ずかしがったりしないんですよね。服が破けて見えたり胸が他人に当たったりすることは常識として恥ずかしがって嫌がるけれど、コンプレックスとしてではない。(胸が当たっても人を支えるとかの付随だと恥ずかしがらない)

恋敵はいろいろ正反対指宿くんになるわけだけど体を比較しないし、胸で勝負しかけたりもしないのはすごかった。(プランは練ってたけど)

ただただ彼女は背が高くて胸が大きいキャラクターだった。でもそんなあまり体に言及しないキャラは他にもいるのだけれど、初恋ゾンビメタ的に読者に江火野の性的魅力を江火野ゾンビ含めてガンガン押し出してくるわけですよ。21話なんか白いシャツに光が当たってシャツは胸で膨らんで真下に落ちる寸胴系のシルエットだけど胸の影で形がはっきりわかるのがもうね、やりすぎ!≧≦おいおいおいマジかよご褒美すぎるだろという気持ちとスケベ要員じゃないまともな恋愛キャラをこんなに影で、キャラが知らないところでエチエチできる作者の脳はどうなっているんだ!?とあきれかえりました。

やすごい作者だよ。知ってたけれど。どういう意図で作っていたのかこれは知りたい。

そんなわけでレースはおそらく負けヒロインである江火野をやや応援してましたが、やっぱり負けましたね…。

プレゼント手袋をしてくれない時点で怪しんでいたとはいえ、決定的な瞬間まで自分はもしかしたらありえるんじゃないかと期待はしていました。

初恋特別だとしてもそれはそれとして初恋に決着つけつつ今の恋を取るルート全然アリだよねと思っていたので。そっかーダメだったかー。と。大きな失点もなかったので粛々と受け入れております


ラブコメものひとつパターンはいかに主人公恋愛を進めず恋愛エッセンスをお出しするか。のようなものがあるのかなと思います。当然僕ヤバのようにゆっくりと着実に進んでいくラヴも非常によろしいものではあるのですが。

今作は初恋(失恋)ゾンビの実害を回避する名目他人の恋を推し進めるというパターン主人公ではない恋を進行させつつ、そばには常に主人公ラブなイヴを配置している。

ほぼ擬似人格自分じゃない恋愛を進行する神のみぞ知るセカイのようなやつにお供のエルシィもっとラムちゃんToLOVEるなどの恋愛要素が高い押しかヒロインとして、一方的に好かれる心地よさも用意してある。

サブキャラの個々の恋愛ストーリーも良くできていて非常に楽しめた。

とはいえ周囲の障害を排する目的である以上、くっつける対象は身近な友人やクラスメイトになってしまって話が進むとサブキャラカップルが増えてごちゃってくるしデザイン空間は狭まるしで息苦しさもすこし。

この巻数でまとめるならちょうど良い感じだったけれど、もっと主人公積極的だったり指宿くんが初恋ゾンビ知識を持ちすぎず調査のために他所恋愛を観察したりすると2年目ルートもあったのかなと。でも「初めて」がキーならクリスマス誕生日を繰り返すのもなぁ。単純にもっと見たくなる魅力的なシナリオからでしたと。


ラブコメなら主人公ロウの恋の結末はそれとして読者としてはこのキャラの恋が成就してほしいってのはあると思う。そして他のキャラも不幸にはなってほしくない。

初恋ゾンビはその点イヴというキャラを通して非常に悩ましい関係であった。

他人に見えないイヴエンドなら世俗から離れて孤独に過ごすことになり、江火野エンドならイヴは視界で眠り続け、指宿くんエンドなら初恋は叶って、しか指宿くんとも仲良くなったイヴ消滅

妄想(とずっと言うには序盤から知覚外の情報を得すぎだが)の存在ながらイヴキャラクターもヒロイン候補と言っていいぐらいに仕上がっていたために彼女存在にみんなが悩み、読者の自分も最適解がずっと見出せないでいた。

人格があるとはいえ人じゃなく初恋成就を願う初恋ゾンビだという点は途中から見落としちゃっていたぐらいであるし、ラストの展開にもいい意味で裏切られたものである。なるほど。


総括として、この漫画主人公ロウ自分初恋と向き合うまでの物語だった。翻って、通常のラブコメのようにタロウと真ヒロインとの恋愛が主眼ではなかったと感じた。指宿くんとの典型的イベントはあるけれど、終始男の指宿くんが実は女じゃないのかという疑いベースドギマギが多くて、成長後の二人の恋愛はあまりなくて初恋が焦点だったかな、と。もし普通恋愛モノなら自分場合主人公キャラを好きにならないと気分がノれないのだけれど、この物語初恋のせいでそこそこひねくれた性格になったタロウが徐々に戻ってく話で、そのタロウはあまり好みではない。だけど初恋を見つめるからがっつりとはタロウ恋愛はせずだったので、好きじゃない主人公イチャイチャラブコメしてるわけでもなくて。自分恋愛モノの読書経験では中々異色の、主人公をそんなに好きにならないまま完結まで読みきった不思議バランス作品だった。全体ではストーリーリブンで読めた名作だと思います

まらなかった

ウィッチクラフトワークス

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496884229720

がたいがよくてデカパイ高身長黒髪ロングストレート幼馴染というキャラに惹かれて(ん?)連載当初に少し読んでいました。なんか読みにくいなと序盤で投げてましたが、完結したし画力キャラは魅力的だったので今回読みきった。

んー…一言で言えば、大いなる茶番…。

魔女が秩序と混沌派閥に分かれてヒロイン(誤植ではない)の多華宮くんを奪い合うお話なんだけど…

から書けばいいのかまとまらない。

多華宮が秘めている力はヤヴァイものらしい。しか世界全体はぽややんとしているんだよ。

敵の混沌側、塔の魔女たちは混沌勝手に言ったけど利己的で研究のためには他者を厭わないという方向の人たちなので、キャラ自体コミカル寄りなんだわ。

そんな人たちが襲ってきてはヒーローの火々里さんが一蹴するって話が基本構成

敵味方で分かれてるはずの派閥は作中ではひたすら馴れ合ってて、封印解除の時間経過を待つクロノワールはともかく同級生の初期敵のケモミミ(KMM)団はサブキャラとして居つく。KMM団の師匠メデューサも顔見せ一戦少ししたらシリアスは終わり一時の共闘関係を結んでKMM団の母親ポジになってご近所づきあい。作中、規模とシリアスで言えば一番頑張ってる爆弾魔のウィークエンドも負けたら学園の"いい先生"にあっさり落ち着く。秩序の工房側のアルシナ言わずもがなで、ほぼ全員理事長関係者でちっさく回してるだけ。

ラスボスの火陽すら目的達成の手段は多華宮くんとの結婚式と緊張感の欠片もない。ラストラスト、後処理のフルカネルリの采配に暗い予想をした読者がはたしてどれくらいいただろうか…。

世界保護システム一般人危害は及ばないのだが、もっと上位のメタ的な意味で「この漫画は人が死なない」。キャラがほぼ減らない漫画なのだ(星組やウィークエンドの部下にすら後でほんのちょっと出番をもらえるし)。

こんな作品で表面上シリアスやられても茶番しかならない。一番シリアスで怖いのが名前もないモブの火陽の娘達ってどういうことよ。

これは想像になるけど、作者がキャラ愛着ありすぎるから切り捨てできないんじゃないのかと思う。この作者はめちゃくちゃ設定を凝る人で、カバー裏解説があるけど読みきれないほど世界キャラに設定がある。自分は途中から裏表紙を見ることをやめた。

ひとりひとり凝りに凝ったキャラから使い捨てができないのかなと。そのせいで

襲そう

負ける

居つく

というサイクルが出来上がってぬるま湯が完成するのである

モミミが好きだからたんぽぽちゃんは残したいとしてもKMM団のほかメンバーはばっさり切っちまえばよかったのよ。結局たんぽぽちゃんだけ多華宮家に居つくし。まあメデューサキャラがいいからKMM団家族の話も悪いわけじゃないけどさー…。

結局、捨てられずもてあましにもてあまして最後最後に今まで全然活かせなかった虎徹に超雑に出番作ってさ、あれにはマジあったまキたかんな!あんな設定なら出番無しのほうが良かった…そっとしておいてくれ…。

あとケモミミ好きだからこうしたってところで言うとたんぽぽちゃんの出番が無かったかメデューサの使い魔?をケモミミにしたってのもすごくテンション落ちた…。


バトル方面もなんというか、戦略はあるけど戦術がないって印象で、だいたいバーンとやってドーンと終わるみたいなのが多いかなぁ。全員(というか作者が)、よく計画を練って行動しているように感じるものの、終端のやりとりが火々里さんのバーンや巨大人形のドーンで片がつくので…。いえね、絵としては非常に映えるものになってるし月刊誌でこまごまと攻防なんてやってられないとは思うのだけれど。アンバランスさ?空回り?結局茶番のような流れで気分が盛り上がらない。絵はいいんですよ絵は。ただ火々里さんの細かくある炎のレベル表現まで追いきる気分にはならないだけで…。そしてバトルの魅力がないってつまり魔法の魅力がないってことになって…この魔法好き!とかなかったなって…。摩訶ロンのキャラ好きは魔法好きとは違うし。


漫画世界がぬっるい茶番日常コメディでもわたくし全然よろしくてよ。普段ならね。

ただこの漫画、守るという名目で火々里さんが多華宮くんをプライベートガン無視の超絶監視体制を敷いてるんですよね。作中の他キャラや読者の自分ドン引きするぐらい。マジヤッベなそれも多華宮くんの、のほほんキャラでほぼ公認されてるわけですが…。いや引くわ~。

火々里さんの言い分はわかるんです。多華宮くんの日常を守りたい。大いに結構

しかしねぇ、君…この漫画世界茶番であるのだから…。(自分人生を生きてという幼少の多華宮くんの願いをやや無視しつつ)そんなにプライバシー侵害してびったり張り付かなくても悲惨なことにはならないんだよ…。

日常コメディで非常に過剰な警護・侵害をするならフルメタルパニックみたいにガチシリアスがあって影で実際にシリアスを防いでいてそれでもラスト付近ではコメディ凌駕するガチシリアスで守りたかった日常が一度破壊されてほしい…。

もしあらすじだけを読むと一見それは達成してるように見えるけどそれまでの積み重ねでこっちは茶番としてみてるし実際茶番だし本筋の根っこの根っこはちゃんまともな話をしてても描写が、キャラの動きが、セリフが、コメディなんよ。

そんな世界で一人、無駄ビリビリ気を張っている火々里さんがすごくノイズ無駄に一人シリアス気取って無駄プライバシー侵害して無駄学内外で多華宮くんに実害出てて…。正直、好きになれんかった。

換言すれば、火々里さんがここまでクールを通り越してド重い陰湿キャラじゃなかったら、こんなド軽い漫画本編の世界でも普通面白いのです。使命感込みで監視するんじゃなくてちょっと愛が重いクールおねショタ風味なキャラなら火々里さんも漫画もまるっとまるごと好きと言えるんですよ。逆に本編がドシリアスならこのキャラでも作品ごと好きになってたでしょう。

緻密な重めの世界設定と火々里さんが紐づいていて、その他全部はライトでポップな作風と他キャラがいる。致命的に両者がミスマッチ

愛が重いだけのヤンデレ気質もあるから最終回後も行動は変わらないだけろうけど、それでももう少しマイルドにしていただけると助かった。

キャラクターとしては唯一無二で好きな人はめちゃくちゃ好きになれるキャラだと思うが、自分には我妻由乃とかみたいな成功したヤンデレにはならなかったというお話です。


漫画にとって重要主人公の火々里さんが肌に合わず結果つまらない判定ですが、日常コメディキャラクターは好きなんですよ。

ちゃんやりのん先輩はすごく好きだし理事長メデューサ、アルシナ小町母さんたち歳増組みも好きで、決して悪い漫画ではないのです。ただただ封印された力をめぐるメインストリー絡みが合わなかっただけで…。

本編連載を終え、今は番外編のEXTRAが連載してるようです。重い話は終わり多分こっちはコメディ全振りで面白かった成分だけで構成されていてきっと気に入る内容になると思います。サブキャラの出番増えるだろうし。

本編自体日常コメディ割合かなり多いし、書いた悪い部分も刺さらない人の方が9割だろうから絵が好きな人にはおすすめしておくよ。もし合わなかったら…お家断絶グッバイフォーエバー。

2023-01-22

[] 細田守 バケモノの子 感想

公開当初、劇場で見て細田守を見限った作品(大好きな監督からサマウォ以前が好きな監督へ)。でもおかげで未来のミライフラットに受け流すことができた恩人(恩作?)でもある。そのバケモノの子を7年ぶりぐらいに見ることにした。もちろん酷評となるが、さんざ言われている人間界不要監督家族観とかとは違う部分を書こうかと思う。

アクションが退屈

改めて見た率直な感想がこれだった。

OPCG、でいいのかな。炎のシルエットで描かれる演舞はとても素晴らしくて、後を知ってる2回目視聴ですら否が応でも期待が高まるカンフー映画のようなケレン味のあるアクションが味わえるのでは、と。

しかし今作の大きな格闘と言えば鍛錬を除けば序盤と終盤の熊(熊徹)と猪(猪王山)(面倒なので略す)の2回のケンカぐらいだ。そして悲しいかな、これが見ていてさほど面白くない。二人の戦いは剣術はもとより、相撲闘牛ボクシングといったようなものオマージュのような動きが散見される。これが良くなかった。自分としては当初これら齧ったようなエッセンスの動きは小手調べだと思っていたのだが、実はまっとうな戦いの組み立ての範疇だったように思える。それの何が悪いって、二人に軸がなくなってしまたことになる。

古典カンフー映画のようなアクションを期待していた身としては、やはり「流派」は大事だったと思う。違う流派あるいは同じ流派の者が対峙して技を競う。それぞれの特徴的な動きの差異が画面に映えるのだ。それこそスターウォーズだってやってる。バケモノの子だと(恐らく)正統派武術を扱う猪と、師匠も居ない独学の熊との対決で、実に映えやすい。ところがそういうのは確かに所作に現れているものの、お互いあちこちからちょいちょいとつまみ食いした動きにしてしまったためにもう、流派のぶつかりもなにもない「ただのケンカ」になってしまった。もっと言えば観客が居るせいで「興行スポーツ」。年末格闘技かのようなエンタメになってしまった。「バケモノ」の活かし方が体当たりなのもマイナスだ。

長年練り上げた鍛錬を披露する、思わず唸るような動きではないせいでもちろんナイスバトルも生まれない。

どちらが勝つかわからない。であるとか、敗者をも称える歓声が起きる決着。なんてものは生じるわけがなかった。次期宗師を決める神聖(かはわからないけど)な戦いがリスペクトも生まれない野次馬がたくさんいるケンカに堕ちていたのは残念でならない。

(負けた猪も勝者並に称えられていたら息子も闇落ちしなかったりそれでも闇に落ちる姿が強調できたりしたかもしれない)

九太の応援が余裕で10カウント超えている賛否多そうなシーンもルールが最重要興行ではなく宗師を決める心も重要な要素の杓子定規でない神事として見ていたので許せたが、その後顔アップで剣を振り回すとかガッカリ


その主人公の九太なんかも悲惨で、やはり修行以外ではまともに動かない。成長後図書館のシーンで不良相手に鮮やかに立ち回るかと思いきや、得意の横長のレイアウトパンを使いつつなんと画面外で音だけでボコるという手抜き。団子ラリーは好きだけどそれぐらいかバケモノ界は闘争世界ではないし、武術を習った主人公人間ボコるのもよくないのは分かる。ただ素直に成長後九太で気持ちよくなれるシーンが欲しかったな。


直近の過去2作だけみてもキングカズマのOZ内移動含めた格闘やおおかみこどもの躍動感ある動きとかセンスは落ちてないはずなんだけどどうしてこうなったのかなあと不思議に感じる。

(剣が震えるところとかは好き)

世界観が見えない

バケモノの子映画にしては場面が少なく感じた。

熊の家を斜め上から見た図と家までの階段坂道、あとは修行場の廃墟っぽいところ?バケモノの子はだいたいこのイメージ。あと市場か。

渋天街という異世界に居るのに街全体の引きの絵とかがほぼ無いからせまっ苦しい。ワクワクしない。主人公視聴者異邦人なんだから、街をそれとなく見せて欲しかった。たとえば熊とケンカして街中をバルクールじみて走り回る追走劇とかはどうだろうか。アラジンの冒頭みたいな感じで。坂の上下を生かすならコクリコ坂もよく時代雰囲気を醸すことができていたと思う。

バケモノの子はとにかく「今どこに居るのか」がわかりにくい。賢者歴訪のシーンは渋天街に必要だった賢者の住む街の全景が描かれるが、それぞれ1秒未満ぐらいの一瞬しか映らない。振り返ってどんな場所に行ったかと思い出そうとしても難しい。結局思い出としては賢者の対面シーンと道中が繰り返される狭い印象になる。

絵作りができていないわけではなくて引きの絵も多くて背景もモブも全員書き分けるなど緻密なのだが、画面ごとにどうにもキャラクター支配的で背景が薄味。乾燥地帯イメージな砂色なのがそう感じさせるのかもしれない。逆に夜や昼夜の境目などの暗さと光は非常に美しくて心に残る。

今作は「時空」の時間を重視しているのかと思う。九太の成長自体がそれでテーマだし、同じ場面で季節が流れるシーンや同じ場所が繰り返されるのも時間の流れが見て取れるので効果的だ。あるいはその犠牲空間が少々ワリを食った形になったのかもしれない。

(季節が流れるシーンやミライの家の書き方は好きなので時間密室劇的方面が悪いのではなくバランスかなぁと)

これ即ち強さな

バケモノ界はたぶん全体的に武芸を修めることに重きを置かれると思う。そして武芸の強さが絶対指標じゃなくて弟子を取るとかも重視されてる。熊ですら過去弟子を取ろうとしたことがある。つまり剣術人口が多そうだけど学ぶのは剣術の裏にある精神性とかかと。それで九太は賢者の話を聞いて強いっていろんな意味があるんだなと理解したわけ。じゃあ数ある強さの中で熊と同じ道で強さを歩むことを自覚的選択しなくちゃならん。

当初の九太は選択余地がなかった。家族を失って一人で逃げ出して置いておいてもらえそうなのが剣術家の熊んところだったわけだ。そこから8年過ごすわけだけど8年後の九太は人間界に重点されてバケモノ界のシーンがすくなるなる。だから8年間かけて(腕っ節以外に)身につけたものがあまり描写されず、思春期父親周りの不安定さがフォーカスされていってしまう。九太の成長は物語最後最後に持ってくる必要があるのはわかっている。でも8年も経ったんだから自主的な強さの理解をお出ししないと漫然と表面だけ模倣していたことになってしまう。それも家庭内で父の真似をする子が似てきたっていうつっまんない閉じた話になっちゃう。

同じく家族を失って別の家庭に入り込む「三月ライオン」では主人公は明確に「将棋が好き」と嘘をつき、契約をして将棋で強くなり続ける代償を払ってきた。そんな主人公将棋と向き合い続けてやっぱり将棋が好きで自分意思将棋世界に居ることを選択する。成長には同じことをするでも「そうせざるを得なかった」という消極的選択から「それでもしたい」と一歩進む必要がある。

九太にそういった前進要素がないのは必然だ。だって最後は熊を「胸の中の剣」にする必要があるから。上手な二人の父子なら8年の中で教えることができただろうけどお互い不器用な二人ではそれができなかったんだろう。感動のラストのために。九太は親近感がわく普通青年に成長した。心は普通程度にしかならなかった。武芸を通して技と体は鍛えられたが心の強さは(幼少期の気の強さの引きつぎはあるが)あまり感じなかった。物語最後には九太は剣を置くことが語られている。胸の中の剣を手に入れて現実の剣を置くのは修めた感がある。最強の剣士が無手となりにゃむにゃむするかのように剣を置くなら悟り理解を経てするが映えるというもの。でも九太はそんなに到達点に達してないし人間的にも彼女や熊の支えがあってようやくここからって印象の方が強い。そんな彼が剣を置いたってただバケモノから人間界に戻ったって記号しかなかった。

センスが良くていい旅もさせてもらっていい教師反面教師も居るなかで8年過ごして出来上がったのがただの思春期不安定青年って…。すこしも「強さとは」が染み入ってないのが残念なキャラだった。

なんなら熊とそれを見つける物語でもよかったけれど、最後は信頼・絆一辺倒で「父と子」をやっちゃったね。

からやっぱり

尺不足…かなあと。もっとバケモノ界やアクションや九太の成長を描いて欲しかった気持ちがとても強い。そして何のせいで尺不足だというと人間界パートなっちゃう。結局、不人気の人間界パート不要論に収束する。ヒロインの楓は細田ヒロインの中でもとても好きなキャラなのだが…。



そんな感じで当時細田にはガッカリしたわけだけど宣伝だけみるとそばかす姫はそこそこドハデで楽しめそうな映画ぽいんだよね。受け流したとは言ってもミライダメージもそこそこあってまだ見る気が起きないんだけど、評判はいいみたいだし。(変わらない悪い点もあるみたいだけど)

脚本雇えと一言で談じると楽だけどこうやって書いてみて自分オタクすぎる気もする。ポストジブリファミリー向けならちょっとクセがあるけどこんなもんなのかな。これが細田監督の味だとも思うから今後の作品賛否が大量に出つつも売れて行くんだろうね。

2023-01-08

anond:20230108011837

ワイ説。

なんせレンズ物理的に前後させるのだからスマホよりも圧倒的な構図を実現できる。

100m先の子どもたちの表情を撮るのはスマホでは不可能

フルハイビジョンでも4Kでもファミリー向けビデオカメラの画質はクソい。

いや、普通に見るぶんにはいいのよ。

でも、デジイチミラーレス動画と比べると、CMOSサイズの影響で明らかに劣る。

デジイチニコンD3400のフルHD4KハンディカムソニーAX60を比べたら前者のが圧倒的に綺麗なのよ。(しかもD3400はエントリーモデルで、旧世代D5000あたりは中古で2万円程度。AX60は新品9万もする。)

しかし!デジイチ動画撮影時のオートフォーカスがクソで、フォーカスを外しまくるリスクがある。こうなるといいレンズにでかいCMOSでも無意味になる。

最新モデルでは改善されてるのかな?

  • でも共有どうすんの問題が切ない

どんなに高画質で記録しても今どき写真動画を共有するってスマホじゃん?

テレビディスク入れてみんなで見るとかあんまないじゃん?

すると、LINEの糞画質で共有するのが主流になるのよ。

Google photoは高画質だけど保護者間でははぼ使われてない。親戚も。

なので、頑張って実現した高画質も共有段階では数段劣るものになる。

美しい高画質データ子供の成長後自分の老後に楽しむことになる。

近けりゃスマホ、遠けりゃ4Kビデオカメラバランスよし。

フォーカスをビシッとコントロールできる自信ある&LINEとかでの共有は帰ってパソコンで加工できるというニキならデジイチミラーレス

2022-12-25

anond:20221225100334

高度成長後、ずっと利益誘導政治が幅を利かせてる。

どうにもならん。

2022-11-28

anond:20221128095348

ほう。では弱者男性の、特殊な生まれ男性ゆえの固有の社会的困難について聞かせてもらおうか。成長後選択可能身分に関する事柄性差別に含まんぞ

発達障害男性への支援が足りないとか女よりは稼いでるけど稼がなければならない重圧があるとか友達ができない恋人ができない(これは権利ではない)とかそんなとこだろ?

2022-11-14

ずっと不思議なのは前世紀末に同性へ嫌がらせをはたらく小中学生女子(今となってはあれは同性間で未成年といえども一種セクハラであったのではないかと思う。私が男子なら彼女らはああいう扱いはしなかったはずである。こども時代にそういう扱いにあったからか成長後セクハラにあったという記憶はほぼない)とここ数年の女性の権利から女性表象を語っているらしい女性たちのもの言い回しがおそろしく似通っていることで、何ならその間の二十数年、高校から中年のおばさんとなるまで私は記憶の限りその言い回しにごぶさたしていたのである

出来れば再会したくなかったがインターネットでも出会わずにすんでいたのになあ。

2022-08-24

anond:20220824213623

子どもが重い知的障害に生まれ、成長後も自立が難しいと診断されれば、親の希望次第でスムーズ施設入所を実現するシステムを国が構築したい。

後継者になりそうなセレクティブ児を欲しがる上位層はともかく、少なくとも残りの一生を子の介護生活に費やすことだけは避けたい中下位層には助け舟となる。

2022-07-15

麦茶、じゃなくて、麦茶入れて下さいでしょ」「ありがとうは?」…口うるさい躾に賛否の声 「習慣は一生その子を助ける」「大人忖度する子どもに」

麦茶、じゃなくて、麦茶入れて下さいでしょ」とか「ありがとうは?」とか、口うるさく言い過ぎたかな…とか考えた時期もあったけど、先日よその子になにか飲む?と聞いたら顔も向けずに「コーラ」と言われ、コーラを渡したらゲーム片手に無言で取られた時に「間違ってなかったな」と感じた。

写真】実際に投稿されたツイートを見る

さんかく3児ママ(@7Gktm)さんの躾についての投稿話題になりました。ご本人にお話を聞きました。

親が子どもに教えること、伝えることはたくさんあります。そのひとつが、人に対する言葉遣い礼儀。家庭によって、教え方に温度差があるため、「あれ?」「うちではこういう時、ありがとうって言うんだけどな~」などよその子違和感を抱くことも。

小学5年生の男の子、3年生の女の子、そして0歳の男の子を育てるさんかく3児ママさんも、モヤモヤしてしまったひとり。

その思いをSNS吐露すると、さまざまな声が集中。

子育て中と思われる人から共感が多く、

「口うるさいかなって考えていたけど我が子が他所のお家で~くださいとかありがとうごさいますも言わずにいたら嫌だ!嫌すぎる!」

「ままー!お茶ー!と言われたら、お茶がなに? と聞きます! こういうのはクセになるので絶対直した方が良いと思う派」

「うちも同じように言い聞かせてて、言わせてるみたいで良いのかな、、と思うことあるんですけど、ちゃんと躾として続けようと思いました!」

「幼少期に身につけた習慣は、一生その子を助けてくれます

「そういう親の意識言葉子供の中に、貯金のように貯まって“資産運用”されます」と将来を見据えるものもありました。

自分の親は勉強には口出ししなかったのですが、礼儀感謝言葉にすること、言葉遣いなどは厳しく教えてもらいました。今ではすごく感謝しています

24歳の息子から「俺を厳しく指導してくれてありがとう。全く敬語に困らず どんな年代の人とも話せる」と言われます

と成長後の姿を伝えるものもあった一方、

小学校低学年の頃、友達の家にお邪魔したけど、後日、飲みものを出した際にいただきますを言ってなかったねと指摘され、ショックを受けました。礼儀を教えるのは本人が恥をかかないためです」

自分ありがとうを言えない子供で、高校生くらいになってから友達がいなくなりました。働き始めてから先輩たちに「ここはありがとうって言おうよ?」と厳しくしつけられた…しんどかったので、マナー教育は羨ましい」と苦労した経験を打ち明ける人も。

共感の一方で、

「ありがとう」や「ごめんなさい」の強制は、心ない子どもを育てるだけ! 大人忖度する子どもを作るだけ!」

ゲームに集中していたから、その子は精一杯で、コーラ一言で伝えたのかも」

という声も届きました。

2022-06-03

育児エッセイ漫画を描くのは重度児の親御さんに限定すべき論

・重度界隈の情報共有はプライバシー問題差し引いても有益から

・重度であれば本人の成長後も親が描いた漫画を読む可能性がないか

目にする理由はおおむねこんなところ

2021-05-17

思い出した

国語教科書に載ってた「一つの花」って嫌いだったんだよな

おにぎりくれっつって泣いてんのに花で誤魔化されて泣き止む描写が大嫌いだった

泣き止むわけねーだろ食欲バカにしてんのか

 

作中のお父さんが花を渡さざるを得ない状況だったのはわかる

お父さんの愛で泣き止んで感動のお別れにしたかったのもわかる

でもその辺で摘んできた花ごときで泣き止むのが本当に嫌いだった

 

作者が「子供なんて空腹でも花で誤魔化されるくらいちょろい存在」って思ってるのが透けて見える気がした

いやそこは他の方法考えてよ作者

花じゃ空腹に打ち勝てないよ

こんなもんでええやろ的な手抜き感がして嫌なんだよな

 

子供なりに空気を読んだ、とかならわかるんだけど、それまでの文章主人公空気を読める描写が無いんだよね

それどころか「赤ちゃんから本能のままにちょうだいちょうだい言う」描写しかないんだよね

 

わず泣き止むほど花が超珍しい時代だった、とかでもいいんだけど、そこら辺からパッと摘んできた花なんだよね

 

あー嫌いー

 

でも当時それを伝える語彙力が無くて、普通に戦争はいけないと思いました的感想を書いてた

ちいちゃんかげおくりはそういう「こんなもんでええやろ感」は無かった気がする

あんまり覚えてないけど

 

追記

「実は主人公コスモスの花を好きになる素養があり、父親からコスモスをもらった瞬間その花を何より好きになり興奮して笑った。成長後主人公の家の周りに生えているコスモス主人公が植えたもの」とかなら…いや、その場合だとコスモスを好きになる素養描写がないからだめだな…

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