2023-10-07

anond:20231007201318

オタク歴浅い人間には分からんかもしれんがガチだぞ

5chにラブライブ板が出来た頃なんかは、萌えてもらうためのアイドルコンテンツであるにもかかわらずそれ言ってる人間しょっちゅういた

抜けなくなるパターンは大別して2通り

①完全に親目線になってしまパターンと、②敬意が上回るパターン、あるいはその複合③

①はラブライブで例えるなら絵里かにこみたいに加入にあたってこじらせてて精神昇華必要だった場合とか

そういうシーンで感動させらさて、いい環境を得られてよかったねぇ尊いねぇという気持ちになってるのに

創作で雑に竿役をつっこまれるとその理想的環境が瓦解してしまうようなナンセンスになりがちなんだよな

からラブライブ同人は特徴的なこととして百合が非常に多かった

ただこの親目線パターン場合時間が経って記憶や感動が薄れてくると普通に抜けるようになる

あの時点では親並みにあの子のこと理解してたけど◯年後の今はもう……という距離感大事なのである

②は卓越した人格が醸成されていくさまを物語を通して見せつけられた場合

典型的には、可愛げのある新人から立派なキャリアウーマンへと変貌していくようなやつだな

まあ成長後面影も隙も一切ない人間になってしまうことは滅多にないが

例えばPSYCHO-PASS常守朱とか、崩壊3rdのキアナみたいに

普通に尊敬できる覚悟の決まったイケメン(♀)になってしまった場合どうにも反応しなくなる

ただ後者のキアナは巧妙で、薪炎キアナの頃は覚悟ガンギマリすぎて抜けなかったが

終焉アナの頃はだいぶ肩の力が抜けて初期のような爛漫さを彷彿とさせる具合に戻った、このようにやりようはある

個人的に③だと思っているのはららマジだな、サ終したWFS運営だったゲームだが

ラブライブは男排除美少女コンテンツだった一方、男主人公ハーレム構成にしたららマジでも親目線は発生しうる

これはひとえにシナリオライターの筆力の為せる業だった

部員達の夢の中に入っていって本人すら自覚していない過去わだかまりを解き明かすことで、心に巣食った«ノイズ»を排除呪いを解くという構造

その過程女子部員たちをキャラクターというよりも色んな事考えてるリアル人間として強く認識するようになるんだよ

知りすぎると抜けない(①的反応)、三次元人間は抜けない(②的反応)、これは二次元オタクなら分かるはずだ

最近ゲームで言うと萌えオタ指向がより強いブルーアーカイブ等のユーザーに言わせると、原神はキャラ人間っぽくて抜けない的な言いがかり散見される

登場人物をまじめに解像度高く描こうとすると、人に歴史ありというように人物ごとに思想矜持を持っていることが分かる、それが人間くささを出すわけだな

あえてそういう現実的人間感を避けて、体格は成人女性、中身は小学生くらいの知能で、純粋従順すぎる性格として描こうとするパターン萌え特化コンテンツアダルトゲームでは頻出するのだが

男の本能としてそういう分かりやすく操りやす存在の方がムラっとしやすいのは事実なわけだ

からといって催眠洗脳時間停止までいくと特殊性癖じみてくるが、少なくとも凌辱というのは支配可能相手じゃないと成り立たないからね

凌辱というと言葉が強すぎるが、オスにとってメスとの交わりは嗜虐の範疇であり、攻撃的な性質を帯びざるを得ないものから攻略やすそうな気質であるほど都合がよくなるって寸法だな

換言すれば二次元キャラクター作りは、攻略やすそうとしにくそうの境界いか演出するかのセンスに掛かっているのかもしれんな

いや何の話だよ

記事への反応 -
  • 28 それでも動く名無し 2023/09/09(土) 03:14:34.41 ID:D1TSkZ8s0 好きなアニメキャラでは抜けない ガチな話御坂はもう長年好きであり続けたせいで感覚が親族とかに対するそれ

    • オタク歴浅い人間には分からんかもしれんがガチだぞ 5chにラブライブ板が出来た頃なんかは、萌えてもらうためのアイドルコンテンツであるにもかかわらずそれ言ってる人間がしょっち...

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