2021-05-17

思い出した

国語教科書に載ってた「一つの花」って嫌いだったんだよな

おにぎりくれっつって泣いてんのに花で誤魔化されて泣き止む描写が大嫌いだった

泣き止むわけねーだろ食欲バカにしてんのか

 

作中のお父さんが花を渡さざるを得ない状況だったのはわかる

お父さんの愛で泣き止んで感動のお別れにしたかったのもわかる

でもその辺で摘んできた花ごときで泣き止むのが本当に嫌いだった

 

作者が「子供なんて空腹でも花で誤魔化されるくらいちょろい存在」って思ってるのが透けて見える気がした

いやそこは他の方法考えてよ作者

花じゃ空腹に打ち勝てないよ

こんなもんでええやろ的な手抜き感がして嫌なんだよな

 

子供なりに空気を読んだ、とかならわかるんだけど、それまでの文章主人公空気を読める描写が無いんだよね

それどころか「赤ちゃんから本能のままにちょうだいちょうだい言う」描写しかないんだよね

 

わず泣き止むほど花が超珍しい時代だった、とかでもいいんだけど、そこら辺からパッと摘んできた花なんだよね

 

あー嫌いー

 

でも当時それを伝える語彙力が無くて、普通に戦争はいけないと思いました的感想を書いてた

ちいちゃんかげおくりはそういう「こんなもんでええやろ感」は無かった気がする

あんまり覚えてないけど

 

追記

「実は主人公コスモスの花を好きになる素養があり、父親からコスモスをもらった瞬間その花を何より好きになり興奮して笑った。成長後主人公の家の周りに生えているコスモス主人公が植えたもの」とかなら…いや、その場合だとコスモスを好きになる素養描写がないからだめだな…

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