はてなキーワード: 緩衝材とは
コロナの前(※調べたら、2020年の12月だったわ。19年と勘違いしてた。失礼!)に
自分は食の仕事してるので、世界中の色々なものを食べたくてしょうがないのだけど、
最初は「えー、気持ち悪い」「私食べられないやつあるかも」といわれつつも、
美しく盛り付けられた料理写真を見せたり、シェフがエルブリ(スペインの超有名なイノベーティブレストラン)での修行経験あることを伝えたり、などなど精一杯プレゼンして何とかOKをもらった。
【先に結論】
ここから延々と食レポ書いていくのだけど、食べ終わった感想はこんな感じ。
・肉や魚では感じたことない果物/花のようなフレーバーがするものがあった
・それらは人口的に作られた香料と違って自然でほのかな香りで洗練されていて、普通に感動した
・常食はしないかもだけど、出汁パックとかだったら使ってみたい
【食レポ】
コオロギの出汁を煮詰めたものと小麦粉を混ぜて固めて焼いたせんべい。
前評判通りのエビ風味。食感も少し硬めで、「坂角総本店の海老せんべい」によく似てる。
マッシュルームとトウガラシの粉をかけて少しスパイシー&うま味盛りしてあった。
黒ビール特有のチョコレート風味はあるが、甲殻類感などは全くない。
苦味と濃さも強め。で、とても好み。そういえばむかし、
ヤッホーブルーイングが「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」という
ビールで鰹節を入れて発酵させた物があったが、それと同じロジックのようだ。
椎茸の出汁を合わせて作った出汁で、ガンもどきと春菊を炊いた料理。
ガンもどきは特に昆虫使ってるとかではない、普通のガンもどき。
まぁ、海老出汁という感じだけど、濃厚なタイプのエビ感は無い。
コオロギってわざわざ言われないと気づかないので、
こういう形で広まるかもなあと思ったりした。
特に小麦香とかは無かったけど、餌によって味は変わるんだろうな。
マリアージュで合わせる酒は加世田30年という熟成させたコーン焼酎。
大豆を使わずコオロギだけを8ヶ月発酵させた醤油だそう。発酵するんだな・・・。
作り方は乾燥させて砕いたコオロギと麹を混ぜて発酵させるとのこと。魚醤ならぬ虫醤。
甘味が少ないので、甘めの食材と合わせると良さそうということで雲丹なのだろう。
コーン焼酎もおそらくフレーバーは香ばしさで合わせて、甘い香りを補う狙いだと思う。
料理の前に「この子たちですよー」と、アクリルボックスに入った蜂の巣を見せてくれるプレゼンテーション。
集合恐怖症の自分には正直かなり厳しい。(まあ絶対こういう演出あるだろう覚悟はしてたからいいけど)
さて、料理の方は甘しょっぱく煮込んだスズメバチの幼虫とサナギのソースを
まあ見た目は幼虫とサナギそのままなので、ザ・虫。
とはいえ、ソースも濃厚な茶色なので凝視しなければあんまりわからない。
キャラメリゼされたナッツ香が特長的で、レーズンのような舌が少し収斂するような味わい。
バター感のあるカボチャのスープと合わせると、プチプチとした食感とも合わさってなかなかに良い。
マリアージュで合わせるのはボタニカルジンをキハダのトニックウォーターで割ったもの。
植木鉢のような器に木の枝。その先の葉っぱには蝉の幼虫がくっついている。
やばいかなと、パートナーをチラッと見るが、全く大丈夫のようだ。
アブラゼミとミンミンゼミの幼虫を乾燥させてカラッと揚げたとのこと。
中は思ったよりもジューシーでプチュっとした食感。味は出汁感が強い。
川海老の唐揚げのような香ばしい感じかなと思ったけど、思ったより香ばしくはない。
香りはアーモンドとかのナッツとかにちかい。成虫になるともっと香ばしくなるらしい。
食感が柔らかめなので、個人的には殻付きの甲殻類の唐揚げより好きかもしれない。
合わせた樹液ジュースは、*****と******、***と**(注:これ演出としてクイズだった!ネタバレしないほうがいいと思うので伏せ字にしました)を合わせたもの。
ストローでセミになった気分で飲む演出。味は、まあ不味くはないけど普通。材料の味がする。
仕事でタコスを作ったりしているので、「オアハカの昆虫タコス」は昔から気になっていたので
焼いてパリパリにしているので、トスターダというのが正しいかな。
イナゴの味的には先程のスズメバチのソースのような甘酸っぱい系に仕上げてある。
ベリー感が来るので、ラズベリー系のソースで煮てあるんだと思う。
下にフリホーレス(南米の黒豆の煮込み)が敷いてあり、味の緩衝材になっている。
食感は比較的バリバリしていて、イメージしてる昆虫食に近かった。
そのまま使う昆虫(成虫)はやはり「硬さ」が一つネックになりそうで、
それを他の食材(パリパリに焼いたトスターダ)とかで合わせるのがコツのようだ。
(7品目)イノシシのロースト、イナゴ醤油ソース、韮の蕾のケッパー添え
ロゼ色に綺麗にローストされた猪の上に黒ニンニクとイナゴ醤油を使ったソースがかけてある。
イナゴ感みたいなのはわからない。パートナー的には一番美味いとのこと。
人口的な強さがない。個人的には青リンゴよりも洋梨香を感じた。
話を聞いたら、ベースのウイスキーがブラックニッカとのことらしい。
タガメ漬けるだけで、あれこんなに美味しくなるんか。
ヨーロッパイエコオロギと二星コオロギの合わせ出汁ということ。
出汁感はとても強く感じた。だいぶ酔っ払ってきたので、この辺りのメモが適当になってる。
今回、全ての料理の中で一番美味しかった。カイコの糞を混ぜ込んだアイスクリーム。
アイスにほうじ茶は入れておらず、桑の葉っぱを食べたカイコの糞を混ぜて香りを作ってるらしい。
これ以外も桜の葉っぱを食べさせると桜餅の香りのする糞だったりと、
カイコの糞は、蚕沙というちゃんとした漢方にもなってるくらい昔から食べられていたらしい。
という、感じで全9品。店名は書かないけど調べれば出てくると思うので、
<追記>
結構美味しいのになあと思ったので、書きたくて書いただけ。
本当に虫取り小学生みたいにキラキラ語ってて本当に好きなんだろうなーと思ったんよね。
なんとなく、そういう人が流れ弾で叩かれたら嫌だなってのがあったかな。
>Antcicadaでしょ?
俺のレポよりもずっと詳細で写真付きの記事あったので、恥ずかしいわ。
>そこ、もう予約取れなくなってるらしい
レストランは本当に予約取れないよね。
いいなと思った店は次回の予約も入れる(人はその後に集める)ことが多いなあ。
>休業中だって
新しいシェフになると味も変わるだろうし、また食べに行きたいなあ。
朝、ラジオを聴いていたら、今年度は18年ぶりに刑法犯が増加したという。ところどころ聞き逃したけど、ローカル局だから県内あるいは県内の一部の地域の話だろうか。増えたのは、窃盗や空き巣狙い、車上狙い、自転車窃盗などだとか。はてなーだったら「貧困がー」「格差の拡大がー」っていう事だろう。個人的にはそれだけじゃないんじゃないかなと思うのだが、思うだけなのでもちろん真相なんか知らない。
私は夕方から夜にかけてコンビニでバイトをしている以外は、だいたい自宅でインドアな暮らしをしている。時間を決めずにふらりと買い物に出る時には、誰も通らない道をトロトロと車を走らせている。田舎だけれど家は過密といっていいくらいギュウギュウに民家の乱立しているエリアなんだけど、最近、ほんとうに地区全体が静かになったよなと思う。
十年くらい前は、この地区ももっと人目があった。というのも、自営の町工場の人達やそこを訪れる営業マン達、自販機の補充に来る業者達、近くで農作業をしている農家の人達、公民館や公園に集いレクレーションに興じるお年寄り、子供や犬と散歩をしている主婦などが、ちらほらいたからだ。それが、めっきり見かけなくなった。このご時世、そういう人達が町から姿を消した理由は、推して知るべし。人がいないという事はもちろん、悪いことを企んでいる人達にとっては絶好のチャンスだと言えるだろう。町ぐるみで、隙だらけ。
ついでに、窃盗とは関係ないけど、もう少し広いエリアを見てみると、田んぼのある開けた場所の上空を舞うトンビの数がやたら増えた。これも地域に人の気配がないのが原因なのではないかなあと思うのだが、どうだろうか。トンビが農道に降りてきて、トコトコと歩いている姿もよく見られる。
トンビが増えたのには他の理由もあると思う。それは近年のアウトドアブームだ。町からほど近いところにキャンプ場やBBQ場があるので、そこで人間の食べ物に味をしめたトンビが、人間の生活圏内(昼間はすっかりゴーストタウンだが)に姿を表すようになったのではないか、なんて。
真っ昼間のスーパーの駐車場で空を見上げると、トンビが三羽くらいくるくると旋回している事がよくある。トンビの目は非常に良いから、ヒトが無防備に肉の切り身の入ったパックを持ち歩いていれば、すかさず降下してきて奪い去ることくらい容易いだろう。今はレジ袋有料化のため商品を素手で持ち歩いている人が多いので、なおさらだ。でも、今までスーパーの駐車場でトンビに肉を盗られたなんて話は、まだ聞いたことがないけれど。
スーパーには流石に昼間でも人の往来があるし、田舎なのでほとんどの人が車で来るから、トンビにとっては物欲しくはなれども隙ははかりづらいかもしれない。のんびりチャリを漕いでる人は狙い目かもしれないが、チャリで買い物に来る人はお年寄りか外国人実習生くらいだ。もしもトンビの被害に遭ったとして、彼らには情報の拡散力がないというか、拡散したとしても、我々の目には触れない所でするだろう。
とまあ、そういう訳で、盗人から見ても野生生物から見ても、私の住んでいる地域は最近、地域ぐるみで隙だらけだという話。今後は地域の防犯コストが上がりそうだと私は思った。ただそこに人々が存在し歩き回っている、という事に、私達はどれだけ助けられていたのだろうか。
優秀な派遣アルバイトさんが、メルカリ便を受け付けた後に私の所へトコトコとやってきて、「これヤバくないですか?」と言った。その荷物は、ぺらぺらな封筒に軽い物を入れて張り付け表を貼っただけの荷物というには軽すぎる荷物だ。中身は時計なのだという。見た所緩衝材に挟むことなく、そのまま封筒に入れただけのもののようだ。壊れても責任は取れない。本当は受付拒否をすべきなのかもしれないが、あまりにもこういう荷物が多く、断れば客とトラブルになるばかりなので、仕方なく受付けるしかない。まあ、発送した奴の自己責任だと思っとこう!
こういう、しょうもないメルカリユーザーが沢山いるんだけど、自分が発送した物がいったいどのように保管され運ばれていくのかを知れば少しは改める気になるのだろうか? ぺらぺらの郵便物みたいな荷物をメルカリ便で出した場合、店では宅配便が集荷に来る前にどのように保管されているのかというと、一般の宅配便の荷物と同じ場所に保管されている。つまり、大きさと重量のある荷物がごみごみと積まれている中に、ぺらぺら便も一緒くたに保管されている訳だ。一応、店員の方では小さい荷物が重い荷物に押し潰されないように気をつけてはいるんだけど、そんな気の利く店員ばかりじゃないからな、というのは言っておかなければならないと思う。当店では、荷物の紛失事件が起きた事は私が勤め始めてから今までには一度もないのだけれど、私が昔勤めていた他店では一度あって、オーナーが謝罪行脚に赴く事態になった。その時、紛失された荷物はどんな価値のあるのものだったのかは知らないが、発見される事はなかった。
店舗での保管には注意はしているものの、荷物の形状が悪いせいで紛失や破損の危機とはいつも隣り合わせだよ、ということで。では、集荷と配送の時にはどんな問題があるのかというと、集荷と配送中のことは宅配会社の責任なので私共コンビニ店員には関係ないことなんだけど。でも、コンビニ店員の耳目に入る範囲でも危うい所がある。というのは、宅配便ドライバーは郵便屋とは違い、封書をメッセンジャーバッグに入れて持ち運ぶということはしない。彼らが店に集荷に来る時は、台車を押してやってくる。ありふれた、段ボール箱などを積んで押して歩くタイプの台車だ。それに宅配便の段ボール箱を積んで、薄くて小さい荷物はその上に乗せるか手で持って運んでいる。と、いうことは、風に吹かれた拍子にぺらぺら便が飛んでったり、荷物を荷台に積む際にうっかり落としてしまう事があるのだ。
今はメルカリで何でも売れてしまうし、カード類なんかは高値で転売出来てしまうこともあるので……、ぺらぺらの封筒に、特に物凄い価値があるわけでもないからとカード状の薄いものをぺらぺらの封筒に入れて発送なんかしたりして、それをうっかり配送過程で落とされてしまったとして、誰かが拾ったとしても、親切な人はそのまま配送センターなり交番なりに届けてくれるかもしれないけど、メルカリに悪い意味で興味のある人だったら、届けずに開けて中を売れるものかどうか確認することだって、あり得ると思う。
レジ接客をしていると、週に最低一度は、ナントカPayの残高が不足して「車に財布取りに行ってきます!」と言ってダッシュで駆け出していくお客様を見る。車に誰か待っている人がいるならまだしも、しばしばそうではないのがマジでやばい。世の中そんなに車内にお財布放置する人がいるっていうことにも驚くし。しかも、支払いをしに戻って来たお客様が持ってくるのは、たいてい非常用の小銭入れとかじゃなくて、カード類や万札の入ったでかい長財布とかだったりするし。
たとえ車に家族や友人などが待っていたとしても、去年のいつだったか、どこかお店の駐車場で助手席に人が乗っている車を奪い、逃亡途中で助手席の人を降ろして逃げたという車窃盗事件があったし(犯人は死亡したはず)、油断は出来ない。
コンビニは多くの人が出入りするし、防犯カメラもあるけれど、事件が起きる時は起きるし、そうなっては取り返しのつかないこともある。それに、コンビニの防犯カメラをあてにされても、カメラの映像を確認する権限はオーナーにしかないので、トラブルがあった証拠にカメラの映像を見せてくれ! と言われても、店員にはオーナーに電話する以外に出来ることは何もない。
まあ、こんな感じなので。貧困がどうとかいうのも問題なのだろうけど、悪意のある人に「やれる」と思わせる様な色々が、コンビニにおいても観測されるっていう話。
誤嚥するようなおもちゃに硬貨にネジに画鋲などなど口に入る全てのモノは絶対に届かない場所で管理する、子供部屋の壁コンセントは全てビニテで何重にも封印して異物挿入を防ぐ、必要な電力はエアコン用の高いコンセントから引っぱる、引っ張れば倒れる棚全て1段目に重たい本とか満タンのペットボトルを詰めこむ、カラーボックスの頂点全てに緩衝材を貼る、ベビーゲートの開け方を覚えさせないようあっち向いてホイで視線を外してから開ける、などなどすべての危険の種をしていっている。
潰してて思ったのが、なんでベビーゲートって建物にデフォでついてないの?
市販のやつでは幅が足りないことが多い。
子供は金属とか突っ込むし水もぶっかけるよ?高さ180cmぐらいじゃだめ?
2023年1月1日、私は限界を迎えて、東京のホテルを予約した。元々3日から予約していたのだけれど、1日からに変更した。実家で絶え間なく続く母の愚痴に耐えられなかった。
子どもの頃のまま、中1のときに貼ったアヴリル・ラヴィーンのポスターがこちらを見つめる部屋で荷物をまとめていると、ドアから父がその様子を覗く。
「どこ行くの?」
「3日からじゃなかったっけ」
「やっぱり今日からにしようと思って。いろいろやることがあるし」
「そう」
しばらくするとまた父が来る。
「そう…」
父は去ってしばらくすると、今度は母と登場した。
ユニクロの縞模様のフリースを着た母は、部屋にはいると、ドアの前で正座をした。その後ろで、灰色のだるだるのパジャマを着た父が立っている。
私はベッドに座って、ポーチに化粧水を詰めているところだった。
「なんで?」
悔し泣きのような顔で、正座をした母が言う。
「なんで? 私がなにか悪いこと言った? なにがだめだったか、教えてください」
正座した上半身をゆらゆらと前に屈ませながら、母が泣いている。
「いや、別に……」
「教えてください。私があなたが子供の頃からしていた所業が悪かったのはわかっています。謝ります。ごめんなさい。でも、言われないとわからないんです。私ばかなので」
正座でゆらゆらと頭を下げる母。泣いて頭を下げる親を上から眺めるなんて、最悪だ。自分が本当に人でなしのように思える。
これが嫌でこれまで距離をとってきたんだったなというのと同時に、これが予想できたとしても最悪のタイミングで拒絶をしたかったんだとも思う。
「5秒ごとにネガティブなことを言われるのに、疲れただけだよ」
「ネガティブなことってなに? 教えてよ」
「どれというより、本当に息を吐くように言ってるから、一度録音してみたら…」
母の涙声の語気が強くなる。本当にわからないのだと思う。それは2人で暮らす両親の習慣なのだ。
***
母は父の一挙手一投足に文句を言い、ときに声を荒げる。父はかなり雑で無神経なほうなので、文句を言いたくなるのもわかるときはあるけれど、母の謎のこだわりに沿っていないかったり、さっき母が自分で言ったことを忘れていたりという理由での文句も多い。
煮物を真ん中から食べたとか、思っていたのと違うお皿を使っているとか。
文句を言うとき、母は私のほうをちらりと見る。一緒に文句を言ってほしいという合図だ。祖母やご近所さん、芸能人を悪く言うときも一緒だ。
子どもの頃は、これに必死に賛同していた。賛同したほうが、家庭内は平和だし、「やっぱり父に似て鈍臭くて雑」と言われたくなかった。私は母のなかにあるお皿のルールを覚えて、完璧に対応できるのが、誇らしかった。
母の文句が合理的ではないと気付いたのは、中学生になった頃だろうか。反抗期を迎えた私は、母の「ちらり」に反応しないことにした。子どもの頃の癖もあるから、反応しないのには一定のパワーがいる。
20年ほど経つのに、未だに母は私の賛同を待っている。目を逸らすと、「冷たい」「つまらない」と残念そうに言うこともある。私は私で、いまだに反応しないのには、パワーを使う。
母は自分にも、ネガティブな言葉を投げかける。料理の味付けが薄かった、もっとこうすればよかった、失敗した……。「そんなことないよ」「おいしいよ」と父はすかさず言う。「心にもないことを」と母が言う。
私も基本的には「おいしいよ」と言って、自分が実際に食べたいと思う以上に食べる。実際にそんなにまずいと思うことはない。おいしいことも多い。絶対に言えないけれど、もっとこうしたらおいしいのにな、夫だったらここはもっと丁寧につくるなと思うことはある。
母と父は2人っきりで、ずっとこの関係を続けているから、自然なのだろう。父は天然で人の話をよく聞かないタイプだし、何十年も家庭を放棄して母に苦労をかけてきた負い目もあるのだろう。なにより退職して、今かまってくれるのは、母しかいない。
そうして自然に任せると、5秒ごとに母が、父の批判か、フォロー待ちの自分批判をすることになる。
「そうだそうだ」と母に賛同しているときは、楽だった。そういうものだった思っていたから。でも、なんだかおかしいなと気づいてからは、食事3回分、24時間くらいが限界らしい。
最近は、夫や弟夫婦と帰省することが多く、彼らがいたから、なんとか耐えられていた。
弟の奥さんや夫を気遣う体で、物理的に距離をとれたし、外の目がある手前、母のネガティブも多少減る。
彼らは空気を読むタイプなので、波風を立てない形で、母をなだめ、父へのフォローもできる。弟と私が、そういう伴侶を共通して選んだのは、偶然ではない気がする。
そんな夫が「あんなに失敗したって言われながら、食事を出されると反応に困るんだよなぁ」と、いつかの帰り道にぼやいた。
それで私は、やっと自分がいつも母の絶え間ない自虐に疲れていることに気づいた。
12月29日の夜に帰省した私は、24時間が過ぎた30日の夜に、電池切れしてしまった。
31日はタイミングが悪いことに母の誕生日だったけれど、その日は私はなにも話すことができなくなっていた。そうなると、私は思春期に戻ってしまう。
こうならないように、ここ何年かは、それっぽい理由をつけて一人のときは自分が耐えられる時間だけの滞在にしてきたし、長い時間のときは夫や弟夫婦と一緒に行動するようにしていたのに。
今回は急遽海外への引っ越しのスケジュールがずれこんで、直前に長く実家に滞在することが決まった。私以外は皆海外にいて、一人での帰省だった。
「ゆっくり実家にいれるようになって、よかったね」というまわりの言葉になんとなくそうかなぁと思ったけれど、やはりどうしても私には無理だったらしい。
年末に駆け抜けた引っ越しや渡航準備、仕事で、疲れきっていた。さらに悪いことに、家族の緩衝材役を担ってくれていた犬が、最近病気で寝たきりだ。
私は母と話せなくなると、犬に話しかけて、場を和ませて、なんとか大人の自分に戻っていた。
①母の文句や笑いに喜んで賛同し、適度に甘える、7歳の無邪気な自分 ←母はこれを一番期待している。25歳くらいまでは、違和感を持ちつつも、これで仲良くやっていた。
②母に反抗して黙りながらも、我慢してその場にとどまる15歳の自分 ←母はこのモードに、世話を焼くのも嫌いではなさそうだ。私はかっこわるくて最悪な気持ちになる。
③母の愚痴をニュートラルに聞き、親切にする35歳の自分 ←母は物足りなそうだけど、自慢の娘というかんじでご機嫌。私も心が安定する。心の余裕がないと、長時間できない。
もちろん、基本的には今の自分の年齢と一致する③でいたい。①は楽で平和だけど、自分のなにかが死んでいく気がして、絶対にやりたくない(実際この形でうまくいっている母娘はけっこういる気がするけど)。
③が崩れそうなときに、①を断固拒否すると、②になり、今回は頼みの綱の夫、弟夫婦、犬の不在で、③に戻れなくて、耐えきれず、物理的な脱出をはかったわけだ。
***
修羅場に戻る。
「なんで嫌ならそのときに言ってくれないの!? 私が子どもの頃、すぐヒステリーになったから、それがトラウマで、普通の言葉もすごく嫌に聞こえるんだよね? そう、私が悪いの……」
母は一人で話しつづけている。
たしかに、そうなのかもしれない、と思う。
「どうせ私は虐待親ですよ。そう思ってるんでしょ。この家に足を踏み入れるのも辛いんでしょ」
こんなふうに母が言うのは、弟が4年ほど前に、そう言って母に反旗を翻したからだ。
私から見て、弟は弟でわりと極端な思い込みがあるほうなで、それは言い過ぎではと思いつつも、面倒なことを伝えてくれて助かったなとも思っていた。
虐待とまでは言わないけれど、母の臆病さや不安定さに、随分振り回されたなと思う。母の年齢に近くなり、いくら大変でも、大人の私はそれはしないなぁということがいろいろある。時代も違い、私には子供がいないから、未体験の領域ではあるけれど。
ただ今になって本人を責めたいとも思わないし、お金と労力をかけてもらったぶんそれなりに自分の人生を生きらている自覚はあるので、のらりくらりと、どちらの側にもつかずに距離をとっていた。
その間に結婚して、夫という防波堤ができて、このまま平穏にほどほどの距離感でやっていけそうだったのに。ここにきて、こんなことになるとは……。
「ずっと嫌だったんでしょ。無理してこの家に来てるんでしょ」
「まぁ、それはそう」
弟ほど実家に寄りつきたくないわけでもないけれど、母の雰囲気におされて肯定してしまった。実際、いればいるほどエネルギーが吸い取られるかんじがするし。
「嫌なら、なにが嫌かはっきり言ってくれたらいいのに。なんで教えてくれないの?」
「こういうふうになるってわかってるから、おかしいなと思っても指摘できないよ。子どもの頃から、言えないように、あなたがしてきたんだよ!」
「指摘できないなんて、思わないけどなぁ」
父がとぼけて言う。
ついでにした父への批判は、なんとなく母が言ってほしい言葉を言ってしまった気がする。
だって、いなかったし、そのうえ、気に入らなかったら、怒鳴ったり暴力振るったじゃん。アル中でDVだったときのこと、忘れたの?
と本当の私は言いたかった。
宙吊りにされてテーブルの角に頭を打った母が頭から血を流したことも、ベランダのガラスを蹴って割ってくるのを、弟と部屋のなかで怯えて見たことを、私は忘れられない。
部活から帰ってきて眠っていたソファから、突然投げ落とされたことも。
日曜の昼、ウィスキーを飲み始めたら、今日は怒鳴りだす合図だったことも。
でも、それはこの家ではなかったことにされているタブーだ。母の思う「うちは、幸せな家庭でよかったね」の規範から、明らかに外れているからかもしらない。
今の父は穏やかで、母を落ち着かせる役割を担っているし、あの頃のことを申し訳なさそうにする素振りをしているので、私も言わないことにしている。
ある一定の期間だけだった気がするので、仕事でストレスもあったのだろう。その仕事で、大学まで行かせてもらったわけだし。だからって、許されることとも思わないけれど。
そんなことを考えて黙っている間も、母は話し続ける。
「私はひどい親かもしれないけど、あなたのことが大好きだから、楽しみにしてたくさん準備して」
楽しみにしていた誕生日とお正月に、大好きな娘にこんなことをされるなんて、母はとても可哀想で、そんなことをする私はなんてひどい娘なんだろう。
「あなたがしていることは、はっきり言って暴力だよ。無視されることって辛いんだよ。お父さんと同じことを、あなたはする。なんで?」
母は悔しそうに泣く。父にされたことも、思い出しているのかもしれない。
たしかに、15歳のモードで言葉を話せなくなってしまった自分は、不甲斐ないし、申し訳ない。もう35歳なのに、なにが嫌か言葉でなかなか説明できないなんて。それでも。
「被害者面なんてしないよ! 絶対しない。でも、被害者って言うなら、言わせてもらうけど」
「被害者」というキーワードが、なにかの引き金になったらしい。母がここぞとばかりにまくし立てる。子どもの頃、どれだけ私や弟に尽くして節約し、我慢し、プリントを整理し、時間をさいてきたか。自分がこんなふうに拒絶されるのが、どれだけ辛いか。
プリントの整理、私嫌いじゃなかったし、別にしてもらわなくてもよかったんだけどなぁと思う。
節約して5歳から18歳まで行かされていた塾も、今思えば先生が子供たちに人格攻撃をするやばいやつだったので、あの先生のために節約しなくてよかったのにねとも、思う。
どんどん人が辞めていくなかで、私は一番長くその塾に通った。今思えば、あそこにいた子どもたちは、みんな無表情でか細い声をしていた。
母にも辛くあたった塾の先生や祖母を黙らせた私の全国模試の順位に、母が満足気にしていたのも思い出す。私に勉強の機会を与えたのは、私のためだったのだろうか。
母は絶対否定しない父を後ろに据えて跪き、私が絶対罪悪感を抱く言葉を泣きながら放つ。
「過去やってきたことを否定したいわけじゃないよ。ただ今、愚痴を聞き続けるのが疲れたっていうだけだから」
「本当に行くのね?」
「うん」
これまでの私だったら、ここで東京に行くのをやめていたかもしれない。そもそも、行事を大切にする母の手前、大晦日とお正月に実家の家族から離れる選択肢なんて、一昨年夫がコロナの濃厚接触者になった一度以外、なかった。
海外駐在中も両親が自宅まで来たし、濃厚接触者になった翌年の新婚ニ年目も年末がちょうど誕生日だからと義実家より私の実家を優先した。「失敗したかもしれない」と呟く母のおせちづくりを毎年手伝い(「おいしいよ」とフォローしながら)、きれいにできた重箱やお正月の風景を撮ってアルバムにして、プレゼントした。
今年は弟夫婦も夫も海外で、犬は寝たきり。それでも母は、親子水入らずでのお正月を楽しみにしていたのだと思う。急遽伸びた海外行きと、それに伴う実家滞在の長期化を、母はもちろん喜んだ。
私は夫と会うのがお預けになってがっかりしたし、なにより自分が実家滞在に耐えられる自信がなくてとにかく不安だったけれど、そんなこと、まったく思いもしなかっただろう。
「私はお正月は家族で過ごすものだと思ってるから。こんな仕打ちってないよ。〇〇ちゃんの家は母娘でおせちをつくって、●●さんの家ではもっと……」
母が地元に娘が残って、べったり子育てもサポートしている家族を羨ましく思ってるいるのは、わかっている。
それが嫌だから、上京してよかったと何度思ったか。一方でその願望に多少は答えなくてはと思って、お正月、誕生日と、GWかお盆は帰省した。旅行もした。
でも、今回は無理だった。弟夫婦や夫がいてくれる年を過ごしたら、もう1人では耐えられなくなっていた。
「もう何十年も、十分やってきたでしょ」
そう言うと、母は静かになって、去っていった。
私が喜んでやってきたと思っていたことを義務のように言われて、母は心底悲しくなったのかもしれない。私だって、いつも100%嫌々やっていたわけではない。ある程度、楽しんでいた。
母は本気で自分を直そうとして、泣いて質問しているのもわかる。
それでも、「まだほしい、まだほしい」と千と千尋のカオナシのように、やればやるほど依存されて欲しがられるかんじに、耐えられなかった。
母が変わるのを根気強くサポートする気力が、私には残っていない。
母が羨ましがる〇〇ちゃんや●●さんの家だって、娘が気を遣っているところはあるのだろうと、私は思う。彼女たちが一時精神を病んでいた原因に、母との関係がなかったと言えるだろうか。
娘同士で話すと、娘側が母にリップサービスをしたり、話を合わせたり、距離をとったりしていることは多い。
10代の頃は本当に仲の良かった「友達母娘」でも、いつまでもそのままでいられると思っているのは、たいてい母のほうだけだ。それでも、娘は母をがっかりさせないように、大人の振る舞いで和やかに過ごす。
私だって、本当はスマートに、本人には気づかず幸せでいてもらったままで、ほどほどの距離感で過ごしたかった。
誕生日やお正月を楽しみに、食材を考えていた母を思うと、胸が痛む。とても。涙がでるほど。
こんな最悪のタイミングで反抗しなくたってとも、思う。しかも、こんな年齢で。
それでも、今、私は自分のために、自分をどうしても逃がしてあげたかった。
脱出した私は、その夜、東京の銭湯に行って、ホテルのベッドでぐっすり眠った。
——-
けんか(?)を片方の立場から書くのって、フェアじゃないよなぁと思いつつ。
まずは自分のなかの混乱を整理するために書きました。だからか、うまく削れず、とても長いです。
迷いつつも、シェアするのも悪くないかなと思ったのは、信田さよ子さんの本や記事にでてくる人たちの具体的なエピソードに、私自身が背中を押されたからです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4393366255
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0022/topic025.html
もうおばさんという年齢なのに、いつまで私は子どものようにじたばたするんだろうと思うけれど、自分で選択して、書いて、振り返って、前へ進めば、大人としてドライなほどほどの関係を築けると信じて…。
「沼」とは、シャイニー薊というフィジーカー(ボディビルダーの一種らしい)が考案した、
ボディビルダー用のメシである。が、ダイエット食としても優れている。
その特徴は一言で言えば、「乾物や野菜で最大限かさ増ししたお粥」だ。
お粥ではあるが、米はほとんど使わない。いくら食っても、食っているのは実質ほぼ水なので
俺の場合、ダイエットに取り入れてから(他のダイエットと併用してではあるが)2kgほど減量した。
ちなみに他のダイエットも、カロリー制限や食物繊維、低GIなど食事改善によるものがメインで、
炊飯器に具材をいれて炊くだけで作れる。具材は、さすがに手間ゼロで用意するのは厳しいものの
調理の手間は多少ちぎるくらいで包丁はほとんど使わない、または皆無。
自分にとっては、弁当をレンジで温めたりレトルトカレーをご飯に盛ることは「そこそこ複雑な調理」なのだが、そんな自分でもなんとか作れた。
これがでかい。世の中のダイエット食、特に食物繊維系の食事は「胃に入ると満腹感が出る」というものが少なくないため、
大して食ってないのに満腹感だけが出る。これはこれで悪くないのだが、
満腹感だけを脳にインストールされたような感じがしてどうも座りが悪い。
一方で「沼」は、ローカロリーなぶんあくまで物量で勝負するため、文字通り腹いっぱい食える。
たくさん食えようが栄養があろうが、まずいものは食いたくないのが人間だ。
ご安心あれ、「沼」の通常レシピは日本人(と多分全人類)が大好きなカレー味なので、
日本人である限り無限に食えるようになっている。流石に毎日カレーを食うのは厳しいが、
美味いしいくらでも食えるくせにローカロリー。これが、沼が究極のダイエット食と言える理由だ。
これでもかというほど水を足し、粥を超えて泥状になるまで調理をしている。中には調理後にさらに水を足しているものもある。
増量のためだろうか? しかし、量以上に食感は大事だ。顎を動かさずに食えるというのは、胃の満腹感のみならず
脳の満足感にも悪い影響がある。
そこでこれから紹介するアレンジレシピでは、あえて粥ではなく炊き込みご飯という形態にこだわり、水気を抑えたものを紹介している。
これは適当に作れるという利点の裏返しでもあるのだが、巷の「沼」のレシピは具材の分量が「適量」で済まされているものばかりだ。
しかし、ほんとうに適量でいいのだ。どんなに間違えても、最後はカレーと炊飯器がなんとかまとめてくれる。
それでも、最初のうちは加減が分からず戸惑うだろうと思う。後のレシピではその点も注意した。
前述した通り、沼は分量がでたらめでもなんとかなる。カレーを信じろ。
このレシピも、「適量」だと困る奴のためそれなりの分量を書いているが、米以外は全部目分量とアドリブで作っている。
ちなみに3合炊きのレシピだ。
慣れてアレンジに自信がついたら0.5合以下でもいい。
元レシピのささみに代わり、たんぱく源、兼、米の代用として使っている。俺はそぼろタイプのものをキロ単位でまとめ買いしている。
沼にかぎらず、そぼろ型大豆ミートはひき肉の代用として、麻婆にパスタにラーメンにとあらゆる料理に混ぜて使える便利な奴だ。
オートミールをそのまま炊飯すると、これまたデロデロの糊状になって風味がよろしくないが
大豆ミートのつなぎになるかと思い少量混ぜている。不要かもしれない
俺はシイタケがあまり好きではないので、5mm~1cm大に小さくちぎっている
ここまでちぎれば風味が紛れて分からなくなるし、シイタケ自体はかさを増すためには無視できない
わかめはかさ増しには優れているが、食感が悪いし風味が合わない(ワカメが入ったカレーがあるか?)。
代用としてひじきを入れる。これも口に入れると結構カレーと風味がかち合うが、食感はまったく殺さずにカレーと合うのが良い。
市販のルーを、溶けやすいように細かく刻んで具材に混ぜる。普通は1でいいが、自信がないときや好みに応じて1.5ブロック入れる。
説明不要のダイエット食。沼とは相性がいいので、小さい短冊にするか細かく刻んで入れる。
これもアドリブofアドリブで、何をどれだけ入れてもいいのだが一例を挙げる
元レシピではオクラを入れていたが、俺はオクラも嫌いなので代用にピーマンを使っている。
種を取り千切りにする。
全部ジャーにいれたら、水を普段の3合炊き分入れて普段通り炊けばいい。
炊く前と炊いた後に軽く混ぜるとベストだが別にやらなくてもいい。
味は普通にカレー味の炊き込みご飯。米を0.7合しか入れてないのに、きっちり3合分炊けるからすごい
食ってもしっかり歯ごたえがあり、かさ増しした感覚が全くない。
沼はローカロリーではあるが、ゼロカロリーではない。当然、カロリーを相殺するほど大量に食っては意味がない。
少なくとも、沼を食った食事では他に余計なものは食わない、間食はとらないといった配慮が必要だ。
沼は美味いし量もあるので、この縛りはそこまで辛くはない。
さらに言えば、ダイエットを沼に頼らない、頼りすぎない配慮もいるだろう。
俺の場合、ダイエットがつらくなってきたが好きな物を腹いっぱい食いたい、そんな時に
チートデー(ハメを外して好きなものを食っていい日)に対する準チートデーのようなものとして、
緩衝材というかチートデーの先延ばしというか、そういった体調や満足感の調整に使っている。
上のレシピでは外せないのが米、カレールー、干しシイタケあたりで、大半がその場のアレンジで何とかなるものだ。
包丁を持つ気力がなければ乾物と冷蔵庫の残り物とルーをぶちこんで食う前に溶け残ったルーを混ぜればいいし、
それでもアレンジに失敗しないためのポイントがあるので最後に紹介する
葉物を入れても、どうせ水気が出た後は体積が激減してしまう。
葉物はあくまで風味付けや食感付けと割り切り、どうせ野菜を入れるならかさを稼げる根菜をメインにする。
逆に言えば、少々口に入れてもカレーを殺さないものなら何を入れてもいい。カレーを信じろ。
延々と雑務をしている
今日は作業の報告時に、資料の内容を指摘されて、上司の考えに納得がいかなくて食いついていたら書類を投げ返されて「それでいいから勝手に報告して」って言われた。
そこで後悔しても何も進まないから報告したけど、なんかどっと疲れた…
言われた通りにやれば波風立たずに終わったろうに、余計な事言ったかなと自己嫌悪する
確かに仕事が遅いし、気が利かないから一人でやった方が早いんだろう
コミュニケーションの摩擦が続いて委縮してるから頼りないのだろう
言葉足りずで怒らせることもあるのだろう
「自分居なくても回るんなら、ここで費やす時間に意味はあるのか?」とか
「給料少ないから仕事覚えて活躍して稼げるようになりたいけど、認めてもらうまでまだかかりそうで貧乏から抜け出せないな」とか
「生活費が赤字になると心の緩衝材がなくなって、仕事の辛みを支えきれないんだな…」とか
「この冬越せるかな…」とか
今すぐどうしようもない事ばかり頭に浮かんでしまう
ここ数か月体調不良も続いている
結局元の業種で転職活動して、ある程度欲しい金額で内定出たから気持ち的には楽だけど
新しい所に行っても、また同じように気持ちが離れないか心配になる
10年位やってきた業種だし、一人で暮らす分には生活に困らない位もらえそうだから、今ほど余裕が無い状態にはならんだろうけどさ…
宗教の教義内容を問うのではなく、外形的基準で問題集団の危険性を判断するというものです。
ーーカルト対策先進国のフランスは2001年に反セクト法を制定。「ライシテ」と呼ばれる政教分離制度が徹底しているため、宗教の法的定義はなされていないが、問題集団の危険性を見分ける10項目の判断基準を設けている。
⑩国家権力への浸透の企て
1つでも該当すればセクトと認定。反セクト法が定める法令違反で有罪判決が複数回確定した場合、裁判所が解散宣告できると規定している。
カルト対策が進まないのは、政治家と宗教団体が持ちつ持たれつの関係だからです。政治家は集票や選挙中の勤労奉仕を期待し、教団側は所轄庁や税務署との緩衝材の役割をあてにする。
これ結局ピクシブが重大不祥事2回目やらかしてくれたおかげですっきり片が付きそう
・ツイッターはもともと複垢は棲み分けの必要があれば(なりすまし目的とかじゃなければ)つかいわけてもいいという規約になってる。
ブラウザを複数種類いれれば切り替えの不便さもない。日常とかしか投稿しないんだけど、ピックブよりはPV稼ぎになりそう。
逆カプ用に育てておくかなぁ(新規垢で大手さんにからみにいくとシャドウバンが面倒なんだ)。
・くるっぷ 1メアドで複垢2つまでもてる。 ワンクッションだのが標準装備。ピクシブとツイッターのいいとこどりしたような投稿サイトでよい。ユーザー数は少な目。
どうせピクシブで出してもツイッターで宣伝しても結局そんなに人来なかったし、これからオンラインイベントとかで合同したりして人を呼ぶ努力すればいいのかも。
・ピクトブランド ちょっと画面がゴチャついてて、くるっぷより見づらい。複垢切り替えもめんどうそう。でもくるっぷもピクトブランドもピクシブよりはマシ。逆カプ絵をお勧めしないのと、ツイッタータイムラインにツイッターカードのサムネ直だしがない。
・ピクスク これが一番面倒なんだ。なにより複垢登録時に「通販サイト」が必要っていいかたされる。本当は無料展示がしたければ上にあげたようなSNSのurlを「通販サイト」欄にぶちこんでおけば充分なんだよね。初心者にはハードル高い。もっとみんなオンラインイベントやればいいのに。
でもまあ、基本的にイベント時以外参照されないので、アカウント設定(アカウント名や個人サイトなど)をその都度、訂正してふりわければ複垢と同じ効果が得られる。
同日開催オンラインだとあきらめて同名両方参加か片方だけ参加かするしかないね
・ピクスペ・とらのあな・フロマ(boothはよくできていて惜しかったが本体がピクシブなので不使用にした)→とらのあなはサークル名・作家名をつかいわけさせてくれてる(納税というか還付金申請もしやすい)。そしてとらのあなから駿河屋あたりにサークル名データが流れているようなのでまあしっかりつかいわければいいか。ピクスペは登録すらしてないごめん。いろんな点でブースよりつかいづらかった時点で自分はダメでした。
・赤ブー これも面倒だけど、まあもう全部カプ名ぶちこめば配置工夫してくれるやろ…緩衝材乙
2垢目 D×C(たまに食べたくなる) 、 C×D×C(オンイベがすごい豪華)
で複垢使い分けてみようかなとおもいました。
こんどC×D×Cに出るけどまわりが百戦錬磨すぎてビビったわ…A×Bもすげーわ C×Dはほんと玉石混交でしかも焼き直し多いから人口多い割に流入微妙なんよね
フォロワー数は500程、ただし、フォローも似たような数なので、Twitterでの訴求力はない。
pixivはこちらの不手際により直前で抹消されたため、作り直した結果フォロワー二桁。
何とかオンデマンド印刷したものの、勘違いしていて通常の漫画形式なのに左開き。
ページは本文20ページもない。うっすい仕上がり。
更にギリギリ完成させたため、表紙はTwitterに載せたものの、最初数ページのサンプルを載せてなかった。
ネットで調べてとりあえず、30部。
売り切れた。即完売、と言うわけではなかったけど、閉会前一時間前には完売した。
なぜ売り切れたのか。多分エロブーストとサークル配置運に恵まれたからだと思う。
今回初参加だったのになぜか壁配置だったのだ。何故かは未だに解らない(緩衝材?)
スキャナー&印刷できる環境(コンビニのネットプリントでOK)
梱包物(集荷時に購入してもいい)
見積り依頼→結果→査定依頼ORキャンセル→発送→査定結果→承諾→入金
身分証の登録 裏表をフルカラースキャンしてマイページに画像ファイルアップロード
アップロードしない場合、毎回買取商品にプリントアウトして同梱する
・価格欄が「メールにてお見積もり」の場合はほとんど買取不可なので省く
・できるだけ合計額が4000円以上になるように、低すぎると元払いになるので
・発送時はカートに入れた順番になるので詰めにくくならないように
・見積もりを複数回出した商品は価格が下がってしまう傾向がある
※カートに入れてからログインすると中身が逆転してしまう、要注意
・スプレッドシート等に内容を控えておくと便利
必要事項を入力し、間違いが無いかチェックしたら見積もり依頼を出す
価格表と異なる場合もあり、さらに手数料880円も差し引かれる
見積もり価格から手数料を引いた額が3000円以上なら着払いが利用可、3000円未満なら元払い(自己負担)
買取不可にされた商品は送れないのでキャンセルのチェックボックスを入れる
ページ最下段で「承諾しました。この見積もりで発送します」ボタンを押すと査定申し込みが受理される
次のページで「印刷」を選ぶと買取申込書のバーコードが出来る これをプリントアウト
※ここから先は迅速に行わないといけない
先ほどのプリントアウトを用意
プリンター無い場合はXPS書き出ししてネットプリント申し込む
プリント代が勿体無い場合は申込書の取引番号と名前を書いた紙でもOK
緩衝材(新聞紙・ビニール・紙くずなど)で動かないように、箱はガムテープで厳重に留める
複数になる場合段ボールに個口番号を1/2、2/2というように書き入れる
必要書類が入っている段ボールには印(○の中に「中」)を書いておく
ゆうパック使用 見積価格-手数料880円の合計額が3000円未満は元払い、3000円以上は着払い
伝票を準備 品名欄に取引番号と、個口数(一個なら1/1)を記入
提携コンビニ(ローソン、ミニスト、セイコー、ローソン100)もしくは集荷サービスで発送
五日以内に到着しなければ再見積もりとなるので迅速にすること
見積もり時に「自動承諾」を選んでいる場合、査定結果と同時に買取が成立
「自分で確認後承諾」の場合はフォームを入力して承諾ボタンを押す