はてなキーワード: 物心とは
私は幼少期から低血圧で、季節の変わり目や低気圧にも弱い体質である。毎朝目覚まし時計が耳元かつ大音量で鳴り響き、母親に布団をはがされても目が覚めない。意識がはっきりせず時間感覚も希薄なので、毎朝お決まりのように遅刻する。家族や友人、学校の先生など様々な人達には本当に迷惑をかけてきたし、ため息をつかれたり責められたりして毎朝悲しい思いをしていた。自己肯定感が低めであることを社会人になってから自覚したのだが、これは幼少期から続いている「自分の身体をコントロールできないもどかしさ」「寝坊や遅刻に伴う罪悪感」が根底にあると思う。
しかも、どれだけ早寝をしても睡眠時間と身長が伸びるだけだった。こうなると、何が何でも成長したがっていた身体側のバグだとしか思えない。健康優良児かつ問題児である。
職場の上司にも入社直後に相談をした。幼少期から朝起きられないことが悩みであると告げると「気持ちはわかるよ。私も低血圧で朝が苦手なんだ。熱いシャワーを浴びると目が覚めるから、あなたもやってみてね」と笑顔でアドバイスをいただいたのだが、雷に撃たれたかと思うほどの衝撃であった。私はどうやったら意識を取り戻せるのかというレベルの話をしているのであって、「目覚める」の解釈が根本的に違うのだ。あまりにも話が平行線だったので、社会人になってからは平日21時台には布団に入るようになった。なお、それでも社会人2年目までに3度ほど遅刻経験がある。職場の先輩方からは身体を気遣われ、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
私が毎日アラームの音に気がつけるようになったのは、身長が完全に止まった社会人3年目の夏だった。ちょうどその頃、有名大学の起立性調節障害専門の先生とご縁があって「困ったら相談しに来てね」といただいた名刺が今も私のお守りになっている。
これは毎日試行錯誤する中で最近気がついたことなのだが、私が起きるまでには5つくらいの工程があるようだ。
①アラームの音に気がつく→②右目を開く→③両目が見えるようになる→④頭が起きる→⑤身体が起きる
まず、目覚まし時計が聞こえなかった幼少期は①で躓いているので論外である。もはや毎晩失神していたのでは?とすら思っている。
最近の課題は②→③なのだが、同居人に「左目はまだ寝てるの?」と聞かれてようやく、自分が右目から開けていることを自覚した。なぜか左目を開けるのがとんでもなくキツい。試しに動画を撮ってみたら、無理矢理開けた左目が内斜視になっていてびっくりした。その斜視が治るまで10分ほどかかっており、その間に睡魔に負けると二度寝する。しかも、③→④→⑤はスムーズにできる。私にとって、頑張ればよいポイントを見つけられたのはとても革命的だった。
思いつきで書いた文章ではあるが、この記事を読んでいる誰かの気づきになったり、毎朝格闘している同志が見つけられたりしたら非常に嬉しい。
昔から、物心つくかつかないか位の小さい子供がしてる嘘泣きが嫌で嫌でしょうがない。ただただ自分のことを考えて泣いている赤ちゃんの泣き方の純粋さと比べ「ここで泣いたら自分の望みが通るだろう」と理解して泣き止むことをやめない子供の純粋な邪悪さが心底気持ち悪い。
もう少し大きくなった子供の嘘泣きは汚い大人と同じような存在として普通にスルーできるんだけど、小さい子供のする嘘泣きを見ちゃうと、人間が汚く汚れていく瞬間をリアルタイムで見せつけられてる感じがして吐き気を催してしまう。
私が子供を作りたくない理由の大きな部分をこの小さい子供の嘘泣きの気持ち悪さが占めてるんだけど、子育てしてる母親とかって、ピュアな存在だった自分の子供が純粋そうなフリして打算をし始めるきっしょいきっしょい瞬間をどう受け入れているのかが気になる。泣くなら純粋に泣けよ。嘘泣きするなら堂々と嘘泣きしろよ。純粋なフリして嘘泣きする子供、どうにかならないもんだろうか。
ストレスのせいで……
貞操観念がぶっ壊れて収拾がつかないほど派手に異性関係を築きまくる
↑
↑
本陰は異様にコスト意識が高いのでやれない。アイドルの追っかけと同じでこういうことできるのは根が陽キャの奴
過度の飲酒に逃げる
↑
本陰はいついかなる時でも辛い記憶や悩みから逃げられない性質があるので「束の間でも酔って忘れる」という誤魔化し自体できない
↑
本陰は物心ついた時から常に精神的ストレスに晒されているので社会の荒波に立ち向かうには到底足りないが、
でも大学なんだから高卒よりはいい、専門学校よりいい。そう自分に言い聞かせてる。
だって大学は義務教育じゃないんだから誰でも入れるわけじゃないから。
成績の話じゃない。たとえFラン大学でもお金と時間がなければ行けないから。
高校も同じだと思う。義務教育じゃないからどんなに偏差値が低くても中卒よりは高卒のほうがいい。
物心ついた時から勉強ばかりしていた記憶しかない。勉強する理由は私立中学に入るためだった。
それなのに全然理解できない塾の授業を聞かされて、さらに塾の宿題までできるわけがない。
小学校の先生にはどうして宿題をやらないのかと何度も言われたけど、塾と小学校の宿題の両方はとても無理とは言えなかった。
5年生位までは「私立中学に行く理由は有名大学に行くため」と言い聞かされた。
でも6年生になる頃には「私立中学に行くのは公立中学がダメだから」とか「私立中学は設備がいいから」に変わっていた。
親がそう言うからそうなんだろう、くらいにしか思わなかったし相変わらず勉強は嫌いで、ただ塾でも模試でも時間が過ぎるを待っているだけだった。
でもなぜか私立中学には入れた。
地元の公立中学に比べて通学時間が長くて辛いと言うと親に「公立中学は荒れていて大変だから」とか「私立中学は公立中学より有利だから」当たり前だと言われた。
いつ頃、私立中学だからといって公立中学より頭がいいわけではないと気づいたのかわからない。
小学校の友達に「中学は荒れてて大変?」と聞いて「そんなことない、楽しいよ」と返されるととても悲しかった。
地元の公立中学に行っててもFラン大学って結果は同じだったと思う。Fランならお金と時間さえあれば誰でも入れるし親は絶対に大学、専門学校や高卒はダメって感じだったから。
物心ついた頃から明らかにコミュ障だった上に親からそういう社会でやっていくための教育とか教えとか一切受けなかったのに紆余曲折あっていわゆる高学歴高収入(つっても年収1100万程度)になった俺は、思い返すとめちゃくちゃ綱渡りの人生だったなと思う。綱渡りと言っても普通に色々踏み外しまくっていて、あと一回でも何かやらかしてたら今は無かったかもという話だけど。
いつも自民党批判
あのおかげで自民党批判はジジイが繰り言のようにいっては社会に提言したような気持ちになるためのお約束と刷り込まれた
そういうひとは案外と多いんじゃないだろうか
あれでみんな神妙な顔をして笑わないで拍手するのも馬鹿じゃなかろうかと幼心に思っていた
笑点をみていた祖父も死んだのであの時間にテレビをみることもなくなった
一度祖父に質問していたところ「あれはああいうものだ」とわかったようなわからないような返答
なお木久扇は好きです
タイトルの通り。私(社会人男性、診断済ADHD)は物心ついてからこの方、朝一人で起きることが全くできない。
正確には、目は覚めているのだがベッドから起き上がることが出来ない。実家暮らしだから毎朝母にどやされて叩き起こされるまでスマホを弄り続けてしまう。
休日は母も起こしに来ないので、朝7時に目が覚めたあと13時すぎにトイレが限界になるまでベッドの上。誇張抜きで休日は毎日これである。
不眠症ではないと思う。いつも11時ごろベッドに入って、12時過ぎに寝付いている。
・目覚まし時計をベッドから手の届かない位置に置く:目覚ましのベルが鳴り響く中スマホから目が離せなかった。
・寝るときスマホを手の届かない位置に置く:「スマホが手元にない」という状況に、何故かこらえ切れないほどの不安感を覚え全く寝付くことが出来ず、深夜三時ごろ限界がきてスマホを取りに行ってしまった。スマホ無しで何とか寝れないかと2週間ほど試してみたが、ものの見事に毎日全く寝付けず。ある日意地になってスマホを取りに行かなかったこともあったが、眠れないまま朝になってしまった。そのまま仕事に行ったが昼間眠すぎて早退した。
・睡眠薬(市販):スマホ無しで睡眠薬に頼ったこともあった。何とか寝付くことはできたが、夜11時に寝て午前2時に目が覚めてしまった。その後は眠れず。
後は病院で処方される強い睡眠薬くらいしか方法が思いつかない。それもずっと飲み続けるわけにもいかないし。
多分私が一人暮らししたら、毎日午後しか出勤できず一瞬でクビになると思う。
どうにか朝起きられるようになりたい。どうしたらいいのか。
「朝目が覚めたらスマホに触れず支度をする」これだけのことがどうしてもできない。
誰か助けて下さい...
タイトルの通り。私(社会人男性、診断済ADHD)は物心ついてからこの方、朝一人で起きることが全くできない。
正確には、目は覚めているのだがベッドから起き上がることが出来ない。実家暮らしだから毎朝母にどやされて叩き起こされるまでスマホを弄り続けてしまう。
休日は母も起こしに来ないので、朝7時に目が覚めたあと13時すぎにトイレが限界になるまでベッドの上。誇張抜きで休日は毎日これである。
不眠症ではないと思う。いつも11時ごろベッドに入って、12時過ぎに寝付いている。
・目覚まし時計をベッドから手の届かない位置に置く:目覚ましのベルが鳴り響く中スマホから目が離せなかった。
・寝るときスマホを手の届かない位置に置く:「スマホが手元にない」という状況に、何故かこらえ切れないほどの不安感を覚え全く寝付くことが出来ず、深夜三時ごろ限界がきてスマホを取りに行ってしまった。スマホ無しで何とか寝れないかと2週間ほど試してみたが、ものの見事に毎日全く寝付けず。ある日意地になってスマホを取りに行かなかったこともあったが、眠れないまま朝になってしまった。そのまま仕事に行ったが昼間眠すぎて早退した。
・睡眠薬(市販):スマホ無しで睡眠薬に頼ったこともあった。何とか寝付くことはできたが、夜11時に寝て午前2時に目が覚めてしまった。その後は眠れず。
後は病院で処方される強い睡眠薬くらいしか方法が思いつかない。それもずっと飲み続けるわけにもいかないし。
多分私が一人暮らししたら、毎日午後しか出勤できず一瞬でクビになると思う。
どうにか朝起きられるようになりたい。どうしたらいいんだろう。
誰かアドバイス下さい。
アベノミクスで就職率が高い、とか言ってる人がいるけど、的はずれで困っちゃうね...。
そこで、21歳ピチピチ❤️Z世代で自称パヨクの私が、若い世代がアベを支持する理由を説明しよう!
今の10代~20代前半の世代って、安倍ちゃん以外の首相を知らないんだよね。長期政権だったから。民主政権時代は首相がコロコロ変わったから、その時期の印象が薄い、っていうのも理由としてあると思う。
とにかく、物心ついた時からずーっと首相だったという効果は強くて、日本の首相=安倍ちゃん という意識がこの世代では定着している。
アベノミクスが世間を席巻していた当時、今の大学生は小学生から中学生くらい。「アベノミクス」ってキャッチーな響きだから、具体的な内容は知らなくても言葉自体はどんな子供も知ってた。特に中学生の場合、社会の時事問題で「アベノミクス」が出題されたりするから、印象深かったんじゃないかな。
もう少し時が進んで、モリカケサクラでグダグダやってた時期になると、中学生から高校生くらい。当然ニュースなんてちゃんと見ないから公文書偽造なんてピンとこないし、増税や所得低下とかあっても、親の金で飯食ってるから何とも思わないわけ。
こういう経緯があり、「具体的な成果やスキャンダルは知らないけど、アベノミクスとかそれっぽいことをやっていた」という評価をZ世代から得ているワケよ。
国葬の賛成率が高いのもその理由。物心ついて思春期を過ごした、唯一ちゃんと知っている首相が悲劇的に死んじゃった。だから、「かわいそうだし国葬でいいじゃん」っていうライトな理由で賛成しているんだと思う。
ちなみに、30代から安倍政権の評価が下がり初めるのも世代が理由。今30代の世代は、安倍政権発足時に大学生から新社会人の世代。中学生や高校生とは違って世間のニュースに目が向くし、自分で飯を食うようになって金にシビアになる。その分、安倍政権の悪政を深く理解している人が多く、それが統計に反映されているワケです。
【追記】
官房長官は首相と違って影の薄いサブキャラなので、安倍ちゃんほどの知名度は無かったと思います。ニュース見てる人は会見で官房長官を見たりしますが、そういった機会が無い限り、官房長官が誰なのか、知って覚える機会は少ないと思います。(学校で習った記憶もあいまいです)
若い世代に対する第一印象が非常に大切であることは菅さんも深く理解しており、「パンケーキ首相」みたいなアピールをしたのでしょう。
菅さんが倒れてしまったのは、コロナで一般世間から厳しい目で見られていたことが大きかったと思います。特に、若者は政権に良い印象があったとしても、ピンチな政権を応援したりはしません。
今大学3年で就活中ですが、就活してて政治や就職率を意識しない、っていう実体験がその理由です。我々は今回の就活が初めての就活。これから社会に出ていく段階ですから、就職率の変化を肌で感じる機会がありません。氷河期世代は大変だったとは聞きますし、我々の世代は恵まれているのでしょうが、それを実感する機会は無いのです。
rna 「親の金で飯食ってるから何とも思わないわけ」それでも親が失業したらさすがに辛いだろうから雇用の改善は微妙に効いてたってことだと思う。あとバイトの時給上がってるのは流石に気付いてるのでは。
時給が上がっていることについては、就職率と同様の理由であまり気づかない人が多いと思います。長い期間就業する機会があれば、バイトの時給が上がるのにも肌で気づくでしょうが、学生なので長時間働く経験をする人は少ないです。さらに、生きるためではなく遊ぶために働く人がほとんどなで、自分の収入に対してシビアに考えないことも理由としてあるでしょう。
death6coin
医学部受験生がかわいそうだ、とんでもない。とはみんな思ってましたが、私含め医学部受験生以外に当事者意識はあまりありませんでした。冷静に考えてみれば、大学入試すべての信頼が揺らぐ大事件だったと思いますが、受験勉強で忙しくそこまで考える余裕はありませんでした。
当然、不安に感じた人も少なからずいたと思いますが、学生運動みたいなことにはなりませんでした。大学に行くために上げなければならないのは声ではなく学力。不正があろうが無かろうが、学力を上げないことには大学に受からないので、とにかく不正がないことを信じるしかなかったのです。
また、入試まで時間がある高校1,2年生で、強く問題意識を持った人も少ないでしょう。1,2年は受験のことなど考えたくもないし、将来の夢や展望を持ってる人も少なく、何よりも今を楽しむことが大切だと思っています。
rider250 なるほど、リベラルってこんな感じで若人を舐めてる/見下してるんだな、年がら年中「啓蒙してやる!」ばっか言ってるからわかっちゃいたが。俺が10代の頃、中曽根が長期政権だったがこんな風には思ってなかったぜ?
若者は愚かだと思いますが、見下してるつもりはないです。いつの時代も、それが当たり前だと思うからです。ニュース見ないし、政治なんて興味ないし、それより短絡的で楽しいことをする。いつの時代だって、そんなもんでしょうと。
普遍的な若者の特徴と、安倍政権のタイミングが噛み合ってこのような状況になった。ただそれだけの話で、Z世代が悪いとは思いません。
そして、「立憲をはじめとした野党は、そういった若者の特徴を押さえながら選挙運動をするべき。批判するだけでは支持を得られない。」っていう指摘は本当にその通りだと思います。
先に言っておく、これから書くグダグダと長い話はコミュ力のない女がコンテンツの名を借りてくだを巻いているだけのしょーもない話である。(三行でまとめた結論)
もっと言えばアテクシ男性向けジャンルにずーっといるのに男性の友人が一人もできなかったチクショー!(落ち着けお前に魅力がないからだよ)って話です。だめだどう言ってもだいたい三行で終わる話やんけ!!!!
私もアホすぎて友人にも言えない話をどっかに吐き出したかっただけです。
私自身ねらーだし炎上案件を暇つぶしに見ちゃうやつだからあわよくばコンテンツ関係のブログにまとめられて好き勝手言われたり面白おかしく叩かれたいな~と思わなくもないが、そんなん誰も得しないし、そんな妄想しちゃうちっぽけな自己顕示欲自分でもキモ…と思うのでまあつまり以下はそんなどうでもいいお気持ちです。
前置きはさておき。
私はアイドルマスターが好きだ。特に765とシンデレラとミリオンに担当がいる。
タイトルにあるプロデューサーとはつまりアイマスにおける我々ユーザー諸兄のことである。
しかし最近その中のひとつのマスで、目標にしてた区切りが出来たので(実際は違うんだけど声がついたとかレベルが目標までいったとかそういう感じ)徐々にハマっていた熱が落ち着いている。
そしてそろそろもう引退の文字が頭をよぎった頃、モバマスのサ終のお知らせ。
それでサ終における心残りを自分で思い返してみたらまあ色々あるんだけど、そのうちの一つが「プロデューサー(アイマスとか同じ趣味の)の彼氏が欲しかったなぁ」だったのだ。
我ながらマジで何言ってんだよ担当に恥ずかしくないのか??って思うけど恥ずかしいので増田に書いている。
モバマスをたまにやる程度だった私がデレステを機にまた興味が出てライブに行って気がつけばめちゃくちゃハマってた。
ゲームをやり、円盤やグッズを買い、コスプレをしたり、即売会に行ったりライブに行った。
デュンヌ(この言い方あんま好きじゃないけどわかりやすいので使う)はライト勢に思われがち(いやそもそもそれこそが私の偏見だわ)だけど、ゲームの頻度とかお金のかけ方とか選挙のダイマとかも張り切ってやっちゃうレベルにこのコンテンツにハマっていたと自分では思う。
ならそれでいいじゃないか、アイマスを楽しんでるじゃんって話なんだけど、強欲なのか性欲なのか自分でもよくわからんが彼氏が欲しかった…いや出会いが欲しかったという後悔が生まれてしまったのだ。
その後悔を消化するために何故そんな気持ちが生まれたのか、そして何故彼氏が出来なかったのかをここから更にダラダラ書いていきたい。
まず大前提として私は彼氏いない歴=年齢で、大学生の時にモバマスが始まったりアニマスがやってたので今まわりが結婚ラッシュな年齢なのである。
更に長くアイマス界隈にいると、プロデューサー同士で結婚しましたとか、付き合いましたとか、結婚式のセトリにアイマス曲流しました(素敵で羨ましい)というのが結構流れてきて「いいなぁ」と思ったからである。
(あと実はアイマス以外にも好きな男性向けジャンルが色々あり長年推してる女性声優さんがいるんだけどこっちの界隈でもファン同士での結婚話を本当によく聞く)
だから適齢期だからとかじゃなくて同じライブに行ったり同じ趣味の恋人…というものに漠然とした憧れがあったのだ。
そもそも物心ついた時から私はアニメやゲームが好きなおたくである。
大好きな女性向けジャンルがあるんだけど、それとは別に男性向けジャンルも昔から大好きだった。
(ジャンルに男性向けも女性向けもないんだけど便宜上使います)
わかりやすく言うとコミケで1日目2日目で女性向けを買い漁った後、3日目で男性向けも買い漁っていた。
男性向けジャンルっていうかギャルゲやエロゲの美少女ゲーが好きでときメモ、キミキス、アマガミはもちろんエロゲをプレイして感想ブログや聖地巡礼ブログを読み漁るのが好きで、いつかこの「好き」を誰かと語り合えないかなぁとつくづく思っていた。
もちろん男性向けジャンルが好きな女性はいっぱいいるから女性の友人を探せばよかったのだがそちらも中々見つからなかった。
アイマスにハマるよりも遥か昔、入り浸ってた某萌系携帯掲示板で男女比の統計を取ってた時に「いうて6:4くらいっしょ」とか思ってたら1割もいなくて本気でビビった思い出がある。携帯サイト時代より今はおたくがオープンになったからもっと男女比普通だろうけど。
大学に入ったらげんしけんみたいなサークルに入って青春するんだ!とも思ってたけど結局おたく系のサークルには入らなかった。
だからとにかく男性ファンが多いコンテンツについて、誰かと好きを共有したいという気持ちがどんどん私の中で強くなっていた。
たぶんこれを書いたら「そういうことを自分で言っちゃう性格で、選りすぐりしてるだけだから恋人できねーんだよ」という結論になるんだけど、とりあえず聞いてくれ。
率直に言うと、私はわりと彼氏がいないといっても信じてもらえないタイプの人間である。
別に飛び抜けて良いわけじゃないけど容姿は稀に美人と言ってもらえる程度の普通さで(だと思いたい)、メイクもおしゃれも好きで服装もいわゆるモテファッション(ごめんモテファッションって言葉キモイよね、全人類好きな服着りゃいいだろと思ってる)みたいなのが好きでいつも茶髪で女子アナっぽい格好をしている。
告白もこの数年間に何人かにされた事がある(分かち合えるおたくの人がいいので全員お断りした)
彼氏がいないってのを信じてもらえなくて泣いたこともあった20代だったけど、アラサーになった結果無事「その年齢までいないなら性格とかに致命的な欠陥があるのだろう」と生温かい目で見られるようになってしまった。
つまり何が言いたいかっていうと、好みは置いとくにしても一般的容姿の問題はクリアしてるかもしれないのになんで彼氏できないんだ!?という激しく上から目線の気持ちが私の中にはあるのである。
要約すると、
容姿的には平均基準は満たしてるからワンチャンあったのでは!?
はい、この項目で一気に読んでくれてる人から味方を失った気がするけど続けます…。
(だってこれ言い換えると「理解のある彼くん欲しいナ、そろそろいないとヤバイ年齢だし、容姿的にもアテクシにいないのおかしくない?」って言ってるもんでしょ…まじでそういう傲慢な気持ちは一切ないんだ信じてくれ)
そして彼氏が欲しいだけじゃなく、何故「プロデューサーの彼氏」が欲しいのか。
まあこれは単純に私がアイマスを好きだから一緒に語りたいってのが一番の理由。
あとはこれはシンデレラに限った話(いやシタのTSの時もか)だけど、総選挙中につらい気持ちになったりして本当に心の底から誰でもいいから同担と語りたい、担当を好きな人とこの気持ちを分かち合いたい!と強く思ったことが過去にあったから。
同担と語りたいなら同担のデュンヌと仲良くなるばよかったのでは…?
とお気づきの方もいるだろうがそれについてはこれから言及したい。
◆何故彼氏ができなかったのか?①
身も蓋もないけど!!
だって彼氏欲しくてアイマスやってたんじゃないもん!アイドルとプロデューサーの関係の世界観とか、ゲーム性とか、あとはまあ惰性でやってたりもするけど、なにより担当が可愛くて好きだからアイマスやってるわけで、出会い目的のつもりが一ミリがなかったから。
◆何故彼氏ができなかったのか?②
めちゃくちゃコミュ障だし、性格もこんな自己顕示欲と自己肯定感のなさが混同する読みにくい長文増田を書いてしまってる時点で色々お察しですがな。
自分から人に話しかけたりするのが苦手で、ていうか男性に免疫が全くないので我ながらよく出来たなと思う位めちゃくちゃ凝った名刺を100枚刷った時もライブに行ったのに1枚も渡せなくて、泣く泣く会場近くの家電量販店とかの名刺置き場に自分で貼りに行くとかやっていた。(名刺交換したい…)
もちろんライブで隣り合った人に自分から話しかけるなんてのも無理だから、前の席の男性陣が初対面なのに「今日はよろしくお願いします!」とかUOや名刺渡しあったりしてるのを羨ましく指をくわえて見てることもしばしば。
一回だけライビュで帰り際に隣にいた一人客の男性が「お疲れ様でした!」って言ってくれた時は嬉しかったな…。
(これは異性に声をかけられた嬉しさとかじゃなくて女が一人でいて不審がられてないから心配だったけど上映中の振る舞いでちゃんとPってわかってもらえたかも!っていう同志として認められたような嬉しさ)
賛否あるけど私は名刺とか、隣のPに挨拶~みたいなアイマス特有の文化が好きだから、自分が男性だったらこの文化を全力で楽しめたのかもなって悔しく思うこともあった。
企画に参加して担当の法被も持ってるけど、現地の法被撮影会とかも行きたくても勇気がなくて行けなかった。
(もちろん名刺交換してるデュンヌも挨拶してるデュンヌもめちゃくちゃいるので私個人の問題だよなぁぁ)
ライブも一人で行ったり別ジャンルの女の子の友人と行くとかばかり。
まあでもライブには担当や中の人見に行ってるから、やはり出会うつもりで行ってないってのは大きい。
一人で行ってもセトリ最高だったー!!ってウハウハで帰宅とかしてたし。
◆ 何故彼氏ができなかったのか?③
アイマスは一旦抜きにしても、アラサーになるまで何故彼氏がいないのか。
私自身の魅力のなさはもちろんだが、これについても自ら出会おうとしていなかったからに尽きる。
正直人間誰しも恋愛に積極的ならある程度の色事経験は出来るのではないかと思っている。
でも私は女子校だったし、ライブやイベントとかも好きだからオタク趣味にも忙しくて休日は埋まってたし、男性に免疫がないから自分から恋愛関係に積極的じゃなかった。
恋愛がなくてもオタク趣味のお陰で毎日充実してたから必死に欲しがっていなかった。
最近はマッチングアプリでおたくの彼氏できたよ!って友人もかなりいるが、マッチングアプリもやった事がない。
だってやってみて万が一にも誰かに気に入ってもらえたとして実際会ってガッカリされたら立ち直れない気がするのだ。
(とら婚とかおたく専用のマッチングもあるらしいが、結婚を視野にとかじゃなくてまじで付き合ったことのない女が同じ趣味の人と付き合ってみたいという初歩的な気持ちすぎてガチな所も申込みづらい)
先日自分もアイマス好きなんですよ~という知人にご飯に誘われついノッてしまったがにわかにも程があry…じゃなくて、あんま知らないくせに女とご飯をするという目的でアイマスをダシにされて最悪だった。
別に廃課金であれとは言わないけど、好きだというなら全キャラの名前は普通に知ってるレベルでいて欲しい。
こんなんだからエロの知識もエロゲと同人からがほとんどで片寄っている。アラサーにもなってこれだとやばいのは自分が一番わかってて辛い。
◆ 何故彼氏ができなかったのか?④
他にもこの疑問を考えるとわかりやすい大きな理由がSNSを活用出来てなかったという点もある。
私はそもそも他にハマっている女性向けジャンルがあるのでツイッターでもそちらのジャンルについてばかり話していて、プロデューサーとSNSでほとんど繋がっていなかった。
なのでデュンヌの知り合いもほぼゼロ。
別ジャンルメインのツイッターに天井芸スクショとか載せてもフォロワーさんにまたやってる~と言われる位の反応しかなった。
Mマス好きな知り合いは結構いるが、私が女の子のアイドル好きでMマスには詳しくなかったのでアイマスを語れる人が周りにいなかったのだ。
アイマス専用垢でも作ろうかと思ったけど、ごく一部のデュンヌってだけでフォローしてくる輩の存在を知って怖くなって結局アイマス垢は作っていない(彼氏が欲しいなら矛盾してるかもだけど)
一方的にフォローしてるアイマスジャンルの人はいるけど話しかけたことはない。
フラスタ企画とかで繋がることもあるけど、基本的に違うジャンルの話ばかりしてるからしばらくしたらフォロー外されちゃったりする。
そんなわけでツイッターでのプロデューサー繋がりはほぼないのだ。
コスプレもしているので、アイマスを知っているカメラマンさんと話したりはするけど深くハマってるガチ勢と会ったことはなかった。(これは単に縁がなかった)
が、古参の人が仲間と話すために回していたり、熱心に企画してくれる方を見るだけでこちらから話す事はなかった。
私もまあまあ古参だけど!って思う場面でも出来上がった交友関係にいきなり話しかけるほどイキることもなく…。
それでも人数が少ないディスコでオフ会に誘ってもらえたこともあったのだが、ディスコでは男性を装ってネナベのような感じで話してたのでオフ会にいきなり女が現れたら困らせたり不快にさせてしまうかもしれないと思い断ってしまったこともあった。(友人に男性が多いオフ会にお前みたいなメイクばっちり女が行ったら怖がられるよと言われたことも行く勇気が出なかった理由でもある)(でも普通におしゃれしてるデュンヌ多いからこれも私の気持ちの問題)
つまり私はデュンヌも相当数いるというのに、男女比を過剰に意識しすぎて「プロデューサーと語りたい」という気持ちと同時に「プロデューサーと会う為の行動が出来ない」というジレンマを抱いてしまったのだ。
その忸怩たる二律背反が、「プロデューサーの彼氏が欲しい!けど出来ない!!!!!!」という妄執を産んだのだと思う。
そして時は流れ、アイマスについて誰かと語り合える前に引退がよぎるようになってしまった…悲しみ。
私もさあ!ライブ大満喫したあとに男性でも女性でもいいからプロデューサーと打ち上げ飲み行って、ライブのよかった所とか担当の可愛い所語ったりして、そのうちにその中の誰かといい感じになってときめきどこまでもエスカレートしてみたかったし、恋のレッスン初級編したかったし、そんで恋心ハートマークチュッチュチュチュチュッしたかった!うおおおおおん。
だから同性でも異性でもP同士の仲間がいる人はみんなすごいよ。羨ましい。
P界隈も色々あるけどさ、楽しそうに語り合ってるのみると素直にいいなって思う。
◆つまり、なんなのか
アイマスに長年いると、中の人の既婚者も増え、ついには某Pの中の人もご結婚され年月の早さが身に沁みた…。
さらに欲を言えば誰かと恋愛がしてみたい、そしてどうせなら相手は自分と同じ趣味のプロデューサーだったらいいのにって思ってしまった悲しい喪女のぼやき。
なんか書きながら居た堪れなくなってツッコミまくるから()多用してクソ読みにくくなってるものをここまで読んでくれてありがとう。
オタクに恋は難しい…っていうよりコミュ障に恋は難しいだなとつくづく思うのであった。
あなた達二人にめちゃめちゃ共感してしまって、なんていうかもう、話したい事がたくさんあります。
育児と並行しながら文章をずっと考えていたらかなり日付が経ってしまって、もう見ていらっしゃらないかもしれないけど雑文を置いておきます。
とても長文になってしまって気持ち悪い自覚はあるのですが、よろしかったらお付き合いください。
産前でお身体も大変かと思いますので、面倒であれば最後にオススメのゲームを列挙しておきますのでそちらだけでもどうぞご活用ください。
◆
あなたの旦那さんみたいな人はスプラ1のころからずっと居て、3の出た今も変わらず沢山居ますよね。
かくいう私もあなたの旦那さんのように劣等感から——私の場合は出力されるのは他責でなく過剰な自責でしたが——周囲に迷惑を掛けたりしていましたし、
逆に、感情的に他者に当たり散らす人の存在が私の自責に拍車を掛ける形になったりしてかなりしんどい思いをしていました。
そんな私からひとつ言えるのは、今スプラ3を遠ざけてやらなくて済んでも、次に4が出るときにまた同じ問題が勃発する可能性が非常に高いということです。
それを運良く回避できても、子供が大きくなってスプラトゥーンをやりたがった時にはどうなりそうですか?
そのときにまた修羅場が起きることが目に見えていたら、今をチャンスと捉えて少しでも克服できた方が良いです。
というより、子供が産まれてからだと日常に追われてしまって、こういう事に時間を掛けて向き合うのって絶対に難しくなります。
私自身も完全に克服出来たわけではないですが、多少マシにはなってきているのでその考え方を少しだけ共有させてください。
あくまで私の場合の話のほとんど自分語りみたいなものなので、旦那さんにとって参考になるかはわかりませんが……きっと役に立つことを願っています。
◆
おそらく旦那さんと私に共通していると思われるのは、「自己肯定感の低さ」というよりは「強い自己否定」です。
人からの評価や発言を受け入れられないとか、自分自身の能力を過小評価するのは、とても強い自己否定があるからだろうと思っています。
感情的になっても不利益しかなく、なんの意味もないことも分かっています。
それでも、どうしても比べずにはいられない。比べて自分を否定せずにはいられない。
もう癖になってしまっているんです。
あなたの感じている通り、どの分野にも必ず「自分より凄い他人」は常に存在し続けますから、
自己否定の感情が強い人は何をやっても世界中でたった一人の1番にならない限りは「他人と比べて胸を張れるようなこと」に成り得ません。
でもこういうのって性分なので、完全に無くすというのはかなり難しいです。
そこで目指すべきは、自分の劣等感をしっかり認めた上できちんと感情の手綱を握るスキルの習得です。
◆
本来のポテンシャルが発揮できれば適切に自己フィードバックが出来て自然に上手くなっていくと思うんですよね。
実際に回りのゲーム仲間はそうなのではないでしょうか。では、旦那さんはなぜそうならないのか?
それは「感情的になるので冷静に自己分析や状況分析ができなくて勝てない⇔勝てないので感情的になる」のループに陥っているからです。
ことスプラにおいては、周囲よりスプラトゥーンの素質がないから上達しないのではなくて、
自分の感情をコントロール出来ていないから上達しないということをハッキリ認識するべきです。
これが理解出来れば、上達のために自分の感情を制御することが避けては通れないということが分かります。
ゲーム風に言えば旦那さんは今、経験値の入手をロックされている状態にあり、
これは「自分の感情を制御しろ!」のクエストをクリアしなければアンロックされないわけです。
具体的になにが出来るかというと難しいのですが、
アンガーマネジメントという側面であれば巷に色々なハックが転がっていると思うので、探して色々試してみると良いと思います。
あれを見れば自分・敵・味方の良かった点悪かった点、全部冷静に見返す事ができます。
ヒートアップしてしまいそうなときは、気になった試合のリプレイをじっくり全員分見ると良いです。
全部で30分ぐらいは掛かりますので、その間にクールダウンも出来ることかと思います。
眺めてるだけでも結構楽しいですし、試合中のように急かされないし結果も分かっているので落ち着いて状況をしっかり振り返る事ができ、上達にも繋がります。
どうにか感情を制御できれば、あっけなく自然と腕前が伸びるのではないでしょうか。
そしてゲーム仲間と遜色ないところまで追いつけたときに、ようやく劣等感が落ち着くのではないかと思います。
私の場合の話ですが、観測範囲内で誰よりも劣っていることがとてもしんどいです。
より下を見つけて一番下じゃなくなりたいわけじゃなくて、一番になりたいわけじゃなくて、
自分が気に入っている仲間達の中で価値が最小な自分が、自分目線でとても惨めでボロクソに自己否定してしまうんです。
「この人はこのゲームはあんまり得意じゃないんだな~」とか「この人でも苦手なゲームってあるんだ~」で済むのに、変な話ですよね。
それってやっぱり、自分で自分を否定する癖が付いてるからだとは思うんですよね。性分なのでどうにもなる気はしませんが……。
さて、ピンポイントに役立ちそうなことはほとんど書けませんでしたが、私もまだまだもがいている最中ではありますので、どうかご了承ください。
あなたのご家庭の幸福にとって、なにかのヒントになれば幸いです。
将来お子さんと一緒に家族で楽しくスプラトゥーンをプレイできていたら、一番理想的で素敵ですよね。
◆
おまたせ致しました。
旦那さんの趣味嗜好が全くわからず、戦闘・銃撃ゲー好きと仮定したうえで、
世間の評判と私の独断と好みで選んだものとを合わせて選んだオススメゲームリストをご用意しました。
入れそびれたものがまだまだある気がしますが、育児中で手が回らないのでこの辺にしておきます。
(マルチが楽しい系のものはゲーム仲間がスプラに夢中な今厳しいかもしれませんが、一応入れてあります。すみません)
・Super Hexagon
・Outer Wilds
・theHunter: Call of the Wild
・天穂のサクナヒメ
・Risk of Rain(2も良いです)
・Gunfire Reborn
・DEATH STRANDING
・Detroit Become Human
・Watch Dogsシリーズ(1・2が好きでレギオンは未プレイです)
・Borderlandsシリーズ(2が好きです)
・Forager
・Stardew Valley
・Warframe
・ARK: Survival Evolved
・不思議のダンジョンシリーズ(シレン64、ポケダン赤・青、魔物娘が好きです)
まあ物心ついた頃(幼稚園児くらいの頃)から社会と上手く折り合えなかった思い出しかないし、小中学校ではバリクソにいじめられて、身長は偏差値で言って30台前半だし、運動は全然できない(そもそも超早生まれ発達が遅かった上に両親も小柄でスポーツとか全くできないし子供のために教えるというのも全くなかった)上に空気も読めず何がなんだか分からないまま10代を過ごしたような人間なので、半分の人間が普通にできてることを普通にやれとか言われても流石に無理っすわって感じしかしないんだよなあ。まあ既婚ではあるんだけど。
いつか言葉にしてまとめておこうと思ったので筆をとる。
化粧が苦手なのだが、世の化粧が苦手な人のことを調べても自分のケースと一致する例が見当たらないためだ。
普通への強迫観念が強めな身の上なので、同じようなケースの人が克服しているのであれば教えてほしい。
先に述べておくと、自分は「自分が化粧をするという行為に生理的嫌悪感を抱く」というだけで、人が化粧をすることについては至極どうでもいい。
メイクアップという文化は尊敬しているし、自分らしくあるためにメイクの力を借りれる人達のことを羨ましくも思っている。
化粧をするという行為といったが、広義でいうと「肌の上に色のついたものを乗せる」という行為が苦手だ。
ボディペイントも苦手だし、絵具で手が汚れるようなことも含まれる。
いつから苦手なのかというと、あまり物心もついていないであろう七五三で化粧をしたくなくて大泣きしたらしいから多分生まれたときから苦手だったんだと思う。だからなにかきっかけがあった、みたいなことはない。
ちなみに透明~半透明(無色)くらいのものはセーフだ。なので化粧水や乳液などのスキンケア用品は受け入れられる。ただリップクリームは例外で、飲食をしたときに食べ物について体内に取り込まれることを想像して嫌になる。
他にも去年ずっと気になっていたthe ordinaryをいくつか買った中の一つ、EUK134 0.1%がヨウ素液みたいな茶色で未だに持て余している。
派生形というか、坊主憎けりゃなんとやらとでもいうのか、メイクにまつわるあれこれで苦手なこともある。
他の人のメイクがなにかに付着するのを見るのが苦手だ。通話後のスマホにファンデーションがうっすらついたり、ペットボトルやコップの飲み口に口紅がついたりすることだ。
フィッティングルームにメイク移り防止用の紙(名前がわからない)があるが、あれを見ると服にメイクがつくことがあるんだなと認識させられてちょっとだけ嫌だ。
あとは少し毛色が変わるが、漫画やアニメのふっくらつやつやとした唇の表現が苦手だ。アイメイクやグリッター的な表現は許せるのになんでなんだろうな。
おまけ
苦手なものであまり共感を得られたことがないことがもう一つあるので付け加えておく。
ただこちらはインスタやTickTokの普及で人の写真を見ざるを得なくなり慣れた節はあるので今はそうでもない、かな。現像されたらもしかしたら無理かも。
物心ついた時から皆が出来ること(運動や歌)がどう努力してもできず、損切りの大切さを習得。
*同時期、親が宗教にハマり金を溶かし更に貧乏に。高校は奨学金で通う。
思春期にニキビ爆発して顔面真っ赤クレーターで周りの扱いが変わり、強メンタル獲得。
高卒ニート期間にストレスのあまり幻聴が止まらなくなり、社会的承認の必要性を理解。
超幸運に恵まれて大企業に就職、毎平均100H超えの残業がある生活を4年こなし、高評価を獲得。根性も強化。
海外勤務4年目、ADHDあるあるの聴覚情報処理がどうしてもできず通訳は無理だと悟る。損切の大切さを習得(2回目)←イマココ
2016年に碁で李世ドルがAlphaGoに負けた時はものすごい衝撃だった。将棋や碁で人間が機械に勝てない事実に、いまだに心の整理ができていない。
自分は幼かったから知らないが、1996年にチェスでカスパロフがDeep Blueに負けた時も同様にすごい衝撃だったのだろうと思う。ただ自分の物心ついたころにはカスパロフがDeep Blueに負けていたので、チェスはもう人間が勝てないということにある程度心の整理ができている。オセロもそう。
電卓もそうだし、自動車もそうだし、人間が機械に勝てなくなってから時間が経てばそれがある程度当たり前になって次の産業が生まれてくる
変化の速い時代だからスパンがさらに短くなってるかもしれないけれど、ここから10年20年くらいはなかなか心の整理がつかない人が多いんじゃないかなぁ
わたしの名前は加藤英子(仮名)。アラサーの独身会社員である。
物心ついたときから、自分の名前の かと(うえい)こ ()内の母音が3つつながる部分が嫌でしょうがなかった。
間延びした音のイメージがわたし自身の愚鈍な人間性を表しているようで癪だったのだ。漢字で書いたときの堅いイメージとのギャップにもまた腹が立つ。
なんかの手続きやらで電話口で名前を名乗る際には、かとう・えいこですとわざとらしく区切って発音する。
この・を表現するのに、一瞬腹と喉に力を入れて息を止める。その時必ず心の中で(最悪!)と叫んでいる。・と書いて最悪と読む。
そんなわたしだが最近将来のことを考えて婚活パーティーなんかに行き始めた。
市民会館の会議室で、簡易的なパーテーションに囲われた長机に着席して初対面の男性と自己紹介をする。本当、色気もクソもねえなと思って毎回うんざりするけど、自分のためなんだから行くしかない。
今週末も婚活行こうかな、でもだるいなーとセンチメンタルになってきたので、かとう(最悪)えいこから脱するために結婚したい苗字でも考えて気分を上げることとする。
1位:松田(まつだ)
matsuda。MTD。子音の強さが最高。
英語表記だとやはりMAZDAになるんだろうか?Zと書いてツと読む。最高にクール。
2位:町田(まちだ)
上に同じく子音が強い。
町田町蔵(町田康)が好きなのであやかりたい。最近よく見かける町田啓太という俳優さんもイケメンだよね。
誰でも読み書きできるポピュラーな姓だけど、(わたしの地域では)意外と珍しく人とかぶらないのがまた良い。
3位:津田(つだ)
津田英子という字面が津田梅子っぽくて良い。育ちの良さそうな印象を与えられるかもしれない。
ちなみに西澤だとにしざわ(最悪)えいこを免れないので、わりと対象外。
ていうか、苗字の最後の文字が~田(多とかでも可)で(だ)と読むやつならなんでもいいんだよね。木田なんかもいいな。子音の鋭さこそプリオリティ。
これは自分の心境の整理のために書くものであって、誰かに読ませるためのものではないことをあらかじめ記載しておく。
男の子の遊びが好きで、運動が嫌いだから外遊びこそしなかったけれど休み時間は女子よりは男子とつるんでいた。
家族から「女の子なんだから」「いつか将来彼氏ができたとき」「その服かわいいね」と言われるたび違和感があった。
それで、「性同一性障害」と――少なくとも当時はそう教えられた――呼ばれる概念を知ったのが小学校5年生の秋頃。性同一性障害という単語を知って数日後に、突然自分がそれに当てはまることに気が付いた。
気付いたときは混乱した。今まで自分は女として分類されていたし、身体が女なんだからそれを疑いようがなかった。だから赤いランドセルを大事にしていたし、シナモロールの筆箱を黙って使っていたし、将来の夢は幼稚園の先生だった。体育の着替えも使用するトイレも、女子たちと一緒でも何も思わなかった。
今なら自分の持ち物は親が買ってきたものなんだから選択の自由なんてはなから無かったと言えるし、小学生の言う将来の夢なんて知っている職業から無理やり捻りだしているに過ぎないとわかるし、身体が女なら周囲の人間や自分自身の安全のために女子更衣室や女子トイレを利用するほかないことぐらいは当然理解できるのだが、小学生の自分は「男か、女か」という固定概念に囚われ、自分の在り方が大いに矛盾したもののように感じられた。
その日学校から自宅に帰ってきて、初めてうちの母に「俺」という一人称を使ってみたいと言った。母は怒り狂った。そんなはしたない言動をしていいわけがないだろう、痛々しい。女の子なんだから俺なんて言葉を使っちゃいけません。テンプレみたいな行動だった。
母はパソコンで「俺っていう一人称使う女イタいよね」みたいなスレのまとめまで引っ張り出してきて、「ね?みんな気持ち悪がってるからやめなさい」と言い出した。「中二病乙って感じ」「マジで気持ち悪い」「(暗黒微笑)とか使ってそう」みたいなレスならまだよかったが、中には「僕っ娘かわいい彼女にしたい」とか「ぶち犯して女であることを理解させたい」のような性的な物まで混ざっていた。多分母も頭に血が昇っていて内容まで細かく精査する余裕はなかったのだろうが、だとしても小学生に読ませる内容ではない。まして自分の性別の違和感に気づき、勇気を出して親に打ち明けた小学生に読ませる内容では絶対にない。……と今なら反論できるだろう。繰り返すようだが当時小学生である。心理的に非常にショックを受けたが、それを言語化できない。
母も修羅場だったんだろうなと思う。私が早めの中二病を発症して、このまま矯正しなければどんどん品性の無い振る舞いを覚えるようになるのではと危惧したのだろう。こちらの心理を勝手に決めつけて行動さえしなければ正しい教育方針だったんじゃないだろうか。結果的に大惨事が起きてるけど。この出来事は親への信頼を損なった思い出として大いに心に残り、このことを父親に言えたのは今年の7月に入ってからだ。
それから中学校・高校と、友人の前では男として行動し、先生や家族の前では女として行動する生活が続いた。当然友達はいなかったが、そもそも友達と一緒に遊ぶよりは一人で過ごす方が好きだったので大した問題は無かった。精々中学校で変わった奴認定されてひそひそ陰口を叩かれたぐらいだ。それなりの偏差値の高校に行けば止まった。
今通っている大学では、自分の身に降りかかるありとあらゆる出来事にある程度妥協ができるようになったつもりなので女として過ごしている。就職したら準備が整い次第すぐ母親から離れて、私生活では男として過ごすつもりだ(就職活動を女としてやってしまったので就職先ではどうなるかわからないが……)。
まあ妥協できたつもりになっているのはあくまで「つもり」でしかないので、未だに自分の性別がどちらかわからなくなるし、女として振る舞いたくなる時も稀にある。だけど基本的に私の性別は男で、身体の性別が重要になる場面以外では男として扱われたい。いちいち説明するのもめんどくさいので、身なりを変えられるようになるまでは女として過ごしているだけだ。
結局何が言いたいのかわからなくなってしまった。誰かに読ませるための文章でないことは冒頭に記述した通りだが、こんな怪文書を最後まで読んでくれた根気のある人に強いて何か伝えるとするなら、何も言わず普通に接すること以上の配慮はないということだ。個人的な意見だが、性的マイノリティに対して特別な配慮が必要なわけではないのだ。ただ、こっちがどんな一人称を使っても、どんな服を着ていても、突っ込まず昨日までと同じように普通に話してほしいだけ。内心でどう思っていようが、面と向かって馬鹿にされない限りはこちらも気にしない。「その服おかしくね?」とか「何その喋り方」なんていう問いは、自分で自分自身に向けて散々発しているのだ。今更他人に問われたくない。