はてなキーワード: 受診とは
どうしても気になったので…
これは私の読後の印象でしかないのですが、この漫画を読んで「刺さった」と言っているタイプの、とくに創作活動に苦悩した経験のある人たちというのは犯人の男にも感情移入をするんじゃないか…と思います。自分よりも上手な人、評価されている人に深い嫉妬を抱く時、その人の作品から「罵倒する声がする」気がする、ということの意味を多分誰より知ってる。そういう人たちにとってあのキャラクターは、「頭がおかしいから」と単純に切り捨てられない存在です。自分の嫉妬の狂気の果てがここだ、と感じるはずなので…。
少なくともわたしは、「精神疾患の人が愛するメインキャラクターを害した」とは捉えませんでした。そもそも、精神疾患を抱えたキャラクターだとも思わなかった。常人だ、と思ったわけではないですが、病気の人だと判断もしなかった。
あえて「統合失調症患者(と思われる)」と言葉にしてしまうと逆に「ああいう人って統合失調症なんだ」という認識になってしまうように思えてちょっと心配しています。
作風が作風ですし、私とは違う捉え方をする人も絶対いるので「だから声をあげるな」と言いたいわけじゃないです。実際、この記事が回ってきて初めて私も「そういうふうに恐怖を感じる人がいたんだ」と知ることができたので…。
あと、ふつうに描写に深く傷ついたり怖くなってしまったときは吐き出すべきですからね。抱えているのが辛いから言葉にしたんだって、わかっています。怖かったですよね。
たぶん、思っているより多くの人は統合失調症とあのキャラクターとを全く繋げていないし、今後も繋げる必要はありません。
作中でも精神疾患のある人物だとは言われていなくて、「声」を明確な(病状的な)「幻覚」だとも明言していません。
この作品は京アニ放火事件への言及も含まれていると考えられますが、その事件の犯人も精神疾患が犯行の原因ではないそうです。
ただし、精神科受診歴があったことから当時マスコミがそのような報道を行なっていたため、世間にはそう印象づいている可能性は高いですが…。でもだからこそ、ここで印象の上塗りがされてはいけないと思います。
同じ恐怖に見舞われた方たちが今夜安心して眠れて、明日からも平穏に過ごせるように、誰も変なふうに騒ぎ立てたりしませんように。
知り合いが、休職している すでに9ヶ月
その期間、治療と信じて遊び回っている
IMR治療のディスカッションでは、買ったバイクで出掛けてます。キャンプ行ってますって
自信をもって話したら、指導者にそれは治療じゃないですって言われ
病気になったことない人だから、治療のことがわからないって開き直る始末
母に姉ちゃんから話してみてくれーって言われたんだけど、何を言えばいいんだろう?普段そんな話さないし。
弟は頭がいいし、就活しなきゃいけないことくらい分かっているはず。
高校は私の行っていた所のワンランク上だったし、浪人して名の知れた大学に進学した。
進学後も学部?学科?の特待生に選ばれたり、国家資格を取ったりしていた(と聞いた)。
私は大学進学と同時に実家を出たから、よくて中学・高校までの弟のことしか知らない。が、学校や部活は休まず行っていたし、友達も普通に多かったと思う。彼女なんかも確か居たんじゃないかな。
最近だとキャンプとか釣りとかにハマっていたらしいし、そういう明るい方面の友達も居たってことだろう。私自身は普通の根暗ジャニオタだから、少し羨ましく思っていたところがある。
3月に実家に帰った時はリクスーを着て朝出かけていくのを見たから、その時は就活をやっていたっぽい。面接を受けたという話も少しだけした。
母が言うには「やりたいことが何もないから、何もできない」「働くことに意義を見出せない」ってなってるらしい。まあたしかに弟には少し無気力というか悪い意味で飄々としてる感じはあったかもしれない。ゼミの教授やらハローワークやら大学の就職支援課の所に行ってみたらしいが、「やりたいことをやれ」と言われるだけで何も意味はなかった、と弟は言っているらしい。私は就職課を頼りまくった経験があるから、そんなことはないと思うのだけれど。大学によって違うのかな?
そういえば、私が就職した時に「姉ちゃんは凄いよな〜」ってケーキ買ってくれたことを思い出した。そんなことねーよ…って思ってたけど、あれってもしかして自分が働きたくないから言っていたことなのかな。そうだとしたら、無理やり働かせるのも酷な話だとは思う。まあけど、弟がニートってのもなかなか辛い。別にいいんだけどね。
このままだと母と父が悲しむよ、と言うことが一番最初に浮かんだけれど、そんなことは弟も分かっているだろう。ていうか既に誰かに言われていると思う。国家資格を取得したならその職業に就けばいいとは思うが、きっと面接で駄目だったりしたんだろう。母からの情報が断片的すぎてよく分からないが、かと言って弟本人に聞くってわけにもいかない。単純にめんどい。
とはいえ弟のことは嫌いではないし、むしろ心の中では可愛がっているから、どうにかなるならどうにかしてあげたい。就活に起因する心の病気なのだとしたら受診を勧めたりすればいいんだろうが、実際の様子を見てないから何とも言えない。
どうすべきかな〜!うーん悩む……。
ーーーーーーーー追記ーーーーーーーー
お姉ちゃんいっちょやったりますよーって感じて弟に電話してみた。3回かけたら出た。声とかはやつれてる感じもなく普通だった。睡眠は怪しいがご飯はちゃんと食べているらしい。
で、就活は30社くらい受けて全て落ちたらしい。大手病ってわけでもなく地元の普通の中小も落ちたと。
どうやら普通の企業の求めてる人物像が自分からかけ離れすぎてて嫌になってるらしい。説明会や面接でキラキラしたことを言われると辟易してしまうらしい。そこは頑張って笑顔取り繕って合わせろよ、って言いかけたけどやめた。30社も受けてればそれくらいの対策は試みただろうから。
ゼミの教授や相談した人からは軽めな性格やら人格の否定と「そんなんじゃ働いていけないよ」「働かなくてもいいんじゃないか?」「あなたの哲学はどうでもいいから働きなさい」というお言葉を頂いたらしい。弟はそんなに酷い奴だとは思わないのだが。
夢とか目標は何もないんだって。大学も別に行く気はなくて進学校の周りに流されて行っただけで、やりたいことがあったわけでもない。たまたま今まで運が良かっただけで、自分は何も出来ない人間だと昔からずっと思っていた。周りの友達が就活を終えても特に焦ったりもしなく、「あぁやっぱり自分は駄目なんだ」と納得してしまうと。面接で落ちる度に逆に安心したのだと。今まで周りに合わせてばかりで自己表現を禁じてきたのに、今更自己表現をしろと言われても困ると。本心なんて分からないのだと。そういう風に考えることで甘えを誤魔化しているのは分かっているけど、とにかくもうやる気が湧かないのだと。親に申し訳ないし、このままってわけにもいかないのは分かっているけど…ということらしい。
自己肯定感やられてるっぽいよなぁ。弟の言っていることが正しいとすると、それも昔からってことだよなぁ。あなたはすごいすごーいって褒められても、何も感じないんだってさ。「他の周りの人に大したことないって言われるから」だってさ。そんな人間の言うこと信じるな〜って言っても、生返事だった。
弟はやっぱり真面目すぎるんだなぁ。いろいろと適当でいいのに。適当でも何となくやっていけるのに。
無駄に考えるのをやめさせたいとは思ったけれど、説得は無理だよなぁ。私にも気持ちはほんの少し分かるけど…まあとりあえず死なない程度には元気そうで良かった。私にはどうにも出来そうになかった。メンタルクリニック行ってみたら?って言ったら親に申し訳なくて行けないだってさ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013130481000.html
ツイッターをざっと見た限り「女のことを未だに産む機会としか思っていないとしか思えない表現」など言われていて、この文章だけ読むと、確かにそういう印象を受けるかな~と思った。
ただ、もう少し病院に行っていればと苦しんでいる人もいるだろうし、早めに病院に行く必要性を説くこと自体はいい取り組みなのではないかなと思う。
その上で、学校の先生方には、「子どもを産むかどうかは本人とパートナーの意思決定にある」話や、「男性と恋愛をし子どもを育まなければいけない」という価値観を決して押し付けないよう配慮していただきたいなと思う。
それはそれとして。
職場や学校、家庭がいくら気を付けて、変わっていっても、まず病院側が変わらなければならないのでは?という気持ちがある。
私も10年ほど前、生理不順と生理痛がひどく、病院への受診を決めたものの、通える範囲には男性医の方しかおらず、なんとな~く嫌だな~……という気持ちで診察を受けた。問診と触診だった。
その際に言われた言葉は、いまも何となく飲み込み切れなかった魚の骨のように引っ掛かっている。
「そんなにつらそうには見えないけどな」
「妊娠をのぞんでいるんですか? 当分は予定がない。であれば、特に治療や手術は不要だと思いますよ」
こっちは痛みがあって受診しているので、嫌な患者だろうかとも思ったが、原因や病名は……と訊ねて、ようやくレントゲンだったかエコーだかを受けさせてもらった。初診が10,000円くらいだった。後日結果を聞きにいって、特に大きな問題はなさそうですねと帰された。
そのあとも生理不順と生理痛はしばらく続いたが、転院するにしても、またあの憂鬱な診察を経て1万円を払いに病院にかかる気持ちにはなれなかった。
すべての病院がそうとは限らないし、10年前の話なので、いまは改善していると信じたいが……
結局今は生理は40日に1回くらいに落ち着いて、痛みはまあまああるが、2日目と3日目に薬を飲めば平気というくらいだ。
いまは結婚し、ゆる~く妊活をしているが、旦那さんは、まあ子どもができなかったらそのときは二人で楽しく暮らしていこうよと言ってくれている。
これから婦人科を受診する人を脅したい意図はないです、いま通っている産婦人科の先生は話を聞いてくれるし、予定があって生理をズラしたかったときも、低用量ピルなどの相談に乗ってくれた。
でもま~不妊の人が増えた方が婦人科は(産婦人科ではない)儲かるからなのかな~~ 本当にあの病院つぶれないかな~~ということを、ニュースを見て思い出した。
昔、おでこあたりに帯状疱疹が出たんだけど、最初は湿疹の前に激しい頭痛が症状として出てきて。
だから帯状疱疹とか1ミリも思いつかず、行きつけの病院とか脳神経外科とか受診したんだけど原因が全然判明しなくて。
そのまま数日経っておでこに湿疹が出てきて、それが段々酷くなって広がってきたもんだから、頭痛が酷くて湿疹どころじゃなかったけど念のため皮膚科に行ったら一発で帯状疱疹ってわかって。
帯状疱疹って早期に治療開始できれば悪化しなくて済むらしいんだけど、その時点で一週間くらい経過しちゃってて、頭痛は酷いし湿疹はおでこ周辺まで広がっちゃってて、まぶたが打たれすぎたボクサーみたいになってて。
皮膚科のお医者さんから軟膏を渡されたんだけど「1日3回、眼球にも塗るように」と言われて。
どうやって塗るんですかと聞いたら「指で眼球やまぶたの裏まで塗りたくってください」って。「眼球まで広がったら失明するから」って言われて。
目の中に指を入れてグリグリとこねくり回して。軟膏塗ってても全然普通に痛くて。それを1日3回。これが一番しんどかった。
元増田が私と同じすぎてびっくりした、全部ほんとに頷いて読んだ
皮膚科から婦人科の流れもほぼ一緒、わかるわかる最初は皮膚科行くよね
ただ私の場合婦人科で細菌検査?をしてもらって問題なしと回答、結局出産後に使う母乳パットを買って軟膏を塗ってかゆみ止め飲んで5年かけて自然治癒させた
血も出るわ黄色く染みになるわでブラ何枚も捨てちゃったよ
婦人科行っても何も改善しない人もいるから、元増田はいい医者にかかれて良かったと思う。
お互い大変だったね
某劇場へ観劇に。休憩時間に劇場内のめちゃくちゃ急な階段で躓いて落ちる。
滑落する、とか転げ落ちる、とかじゃない。落下。2階席だったが、とんだ(?)勢いで1階席へ転がり落ちるかと思ったくらいには落下した。幸い、2階席の一番下の席のあたりに落ちた。
スタッフが二人すっ飛んでくる。一部始終を見ていた他のお客さんが「大丈夫?」「結構落ちましたよ」と口々に言ってくれるが、私は「やべっワンピース破けてないかな、パンツ見えてへんかな」ということを考えていた。肩と肘に激痛があり、ついでに過呼吸のような症状になる。そして若干の吐き気。スタッフに適当な席に座らされ、ちょっとここで休みますといったものの、離席していた元々のお客さんが戻ってくるのでぜえぜえ言いながら自席へ。お手洗いから戻ってきた同行者(夫)が、「息荒いけどどうした?」と聞いてくる。
まあそうなるよね。少し座って休んでりゃ治るだろと思ったが一向落ち着かない。仕方なく席を離れると、心配していたらしいスタッフがすぐに飛んできた。ホールの外の廊下?みたいな場所のソファーに寝かされる。一番は回復されて観劇に戻られることですが、救急車やタクシーも呼べますよ、シップやばんそうこうもご用意できます、と言われ、とりあえずシップをもらい夫に水を買ってきてもらう。
痛みは治まらないが気持ち悪さはなくなってきたので、とりあえず後編観劇終わってから病院いこかな?とか
考えてたが、肩が一切上がらない。病院勤務(放射線技師)の夫は「落ちたとこ見てないし大して腫れてないとは思うけど、病院行っといたほうがいいと思うよ」ド正論。泣く泣く後半をあきらめた。
調べたら歩いていける距離に整形外科があったので徒歩で移動。レントゲンの結果肩の骨(厳密には腕の骨の一番上)が折れていた。嘘やん。
人生初骨折。人生初ギプス(じゃないけどなんか濡らしたら固くなる謎のどでかい包帯みたいなの。後いシーネと呼ぶと知る。取り外せる)
よくよく見たら肘もめちゃくちゃ擦りむいてたし両足も計4か所やばい色のあざが出来ていた。
処置後帰宅し、とりあえず着替えてからだを拭き眠る。薬を飲んでたと言え普通に爆睡した。
夫の勤務先で受診。会う人会う人に「お世話になっております」「こちらこそ普段夫がお世話になっております」とあいさつする。CTの結果、折れているというより砕けていることが判明。撮影自体は別の人だったが、機械に寝せたり説明したりするのは夫で、夫の仕事での一面を垣間見れて面白かった。
受診後即帰宅してコンビニご飯をスプーンでかっくらい在宅勤務を開始。夫も私を家に置いたのち病院へとんぼ返りした。そのまま当直である。
在宅勤務と言っても手を前に出せない(前ならえの姿勢をとれない)のでキーボードが叩けない。打ち合わせ以外はベッドの上に移動し、手の可動域に合わせて足の上にPCを置いて仕事する。ほとんど仕事にならなかった。
暇だったらしい夫から電話があり、夫の同僚からはどう思われてるのだろうと思い聞いてみたら、「トイレ行ってる間に転んで骨折ってたって言ったら「目ぇ話した隙に転んで骨折とか奥さん子どもなの?」って言われた」……うん……ごめん……。
夫が帰ってきたのでようやく風呂に入る。綿の三角巾をしながらシャワー。ほとんど夫に丸洗いしてもらった。
この日は待ち望んでいたアームホルダーが届く。三角巾のせいで首が限界に痛かった。全身体の中で一番痛いの首。腕を折った人、絶対にその日のうちにアームホルダーを買った方がいい。
アームホルダーと一緒に買ったスティックファンデを試す。手で塗り広げるのは無理があった。
この日も在宅勤務する。ワイヤレスキーボードを膝(左手の可動域)に置き、どうにかタイピングする。
終業後夫に頼んでguに行く。パジャマとカップ付きのタンクトップ、それとファンデーション用にスポンジを購入。
左手がこれまでなかったくらい浮腫んで指輪が外せなくなる。やば。肩は固定さえしていれば痛くないが、前かがみになったり肘から下を外側に向けることはできない。痛い。
シーネの下がめちゃくちゃかゆくて対処法をネットで調べたら「ギプスの中に突っ込んでかいかいする棒」ばかりサジェストされ悲しくなった。そうじゃなくてさあ……。
長時間座ってられないのと、仰向けか右向きにしか横になれず、我が家のレイアウト上テレビが見られないので、天井に投影するためにプロジェクターを購入。前から持ってたやっすいスピーカーをつないだら割とホームシアターっぽくなった。骨折以前、プロジェクター購入を勧めても「ええ~いらないよお」と言ってた夫、「もしかして、これ(プロジェクター)とてもいいものなのでは?」「これ、いいねえ……」としきりに言っていた。二コマ落ちすぎんか。
夫に体力を心配され、夕食後に散歩。仕事中は30分以上縦になれないが、結構歩く。
前開きじゃなくても襟ぐり広めの服ならどうにか着られるので、部屋着に買っておいたコットンのTシャツワンピばかり着るようになる。スキンケアのコツをつかんできて、片手でもどうにかできるようになってきた。
シーネの下に巻いてるサポーター(正式名称はストッキネット?というらしい)の代わりにガーゼを巻いたら死ぬほど痒い。肘裏?を掻き壊しかける。
仕事のスケジュールが詰まっていたのでかなり疲れる。なお骨折以降ずっと在宅勤務である。
午前中は初めて一人で洗濯をこなす。ハンガーにかけて干すのはできたがピンチに挟むことはできなかった。
夫が当直。買っておいた冷凍パスタを食べる。包丁と火を使うことを夫に禁じられているのでレンジでチンして食べられるものかカップ麺しか選択肢がない。
夫がいなくて暇なのでやりかけだったFGO2部5.5章の続きをやる。
3度目の診察。今日は肩周辺の専門?の先生?に見てもらう。夫がいないので電車とバスで移動。割とすいていたので問題なく移動できた。待ってる間に5.5章を終わらせる。終盤の勢いに全くついていけなかった。
今年入職したばかりだという夫の後輩にレントゲンを撮ってもらう。初々しくてかわいい。
先生にはシーネが取れるまで2~3か月、ある程度動かせるようになるまで半年、痛みがなくなるまで1年と言われた。なっが……本当は今月洋装前撮りをする予定だったのだが一体いつになるのだろう……。
またこの日は始めてリハビリ科へ。家でもできる簡単なリハビリを教えてもらう。リハビリの担当のお兄さんに「今の肩の状態ですが……あっご職業は?」と聞かれ、「普通の会社員です」と答えたら「ああ、よかった、詳しくないですね」と言われた。ちょっと面白かった。
椅子に登ればピンチに洗濯物も干せることに気づいたが、夫にばれたらめちゃくちゃ怒られそうだな、と思いつつ干す。洗濯物は干せるが皿は洗えない。夫に米炊いといてと頼まれるがお釜が洗えなくて断念する。つらい。
夫が「仕事から帰ってきて買い物して飯作って食べて風呂入らせてこの時間か……子育てってこんな感じかな……」と言い出す
午後から怒涛のノンストップオンライン顔だし打ち合わせで疲れ果てる。
以前よりはひっかかるが指輪が抜けるようになってきた。私が慣れただけなのか浮腫みが収まったのかはわからない。
プロジェクターでアマプラ三昧。前から気になってた「窮鼠はチーズの夢を見る」を夫とみるが夫は途中で寝た。乳首当てゲームで爆笑する。
寝るときは左肩にクッションを入れないと痛かったが、クッションがなくても寝られるようになった。
骨折って以来夕食の準備はすべて夫がやっているのだが、冷蔵庫にあるもので適当に作ることができないので買い物の頻度が激増した。調理の腕は上がっている。
恐れていた月経が来てしまった。お手洗いの度めちゃくちゃ気を使う。トイレ滞在時間が通常時の2倍くらいになった。「骨折った衝撃で止まるかと思った」と言ったら夫に哀れそうな顔をされた。でも周期ちょっと遅れてた。
終業後お夕飯にくら寿司へ。びっくらぽんが二度も当たりチョコとテディのマグネットをゲットする。シロモが欲しい。骨折ってから初めての外食だが、お寿司なら余裕で食べられた。
食べて出てきてまだ明るかったのでいったん家に帰ったのち散歩する。また新たな道を開拓した。
話の流れでドライブすることに。再び帰宅して適当に走る。夜景がきれいそうなところと海沿いとどこ行く?と言われたが「とりあえず適当に走ろうや」と言って適当に走る。海沿いには出たが「わざと波打ち際を歩いて靴をびちゃびちゃにする前科があるから浜辺には下りない」と車を停めてくれなかった。サンダルなのに……
肩はあいかわらず固定さえしていれば大して痛むことはないが、前かがみができるようになってきた。肘から先の可動域も少し広がってきたように思う。
打ち付けた足は、特に強く打ったらしい左のすねと右のふくらはぎがしこりっぽくなってきた。痣はだいぶ薄くなったがふくらはぎはまだ多少痛む。困った。
夫が肉巻きアスパラとオムライスを作ってくれる。確実に腕が上がっている。おいしい。
スマホのリズムゲーを再開してみる。実際はタブレットだけど。割と叩けたが夫に「お前肩どうなってるかわかってんの?」という顔をされる。とりあえず肩に痛みはない。
以前より楽器を習っていたのだが、その先生から腕の調子はどうかと電話がある。ぜんぜんまだ治りそうにないが、様子を見て来月あたりから片手だけでやれれば……と伝える。学生の時にやっていた楽器で、この春からようやく教室に再び習いに行き始めたばかりだったのでつらい。
夫に頼んでユニクロの限定Tシャツを買ってきてもらう。ついでに頼んでなかったクッションも買ってきてくれて大喜びしてたら「これが仕事遅くなって罪滅ぼしにプレゼントを買ってくる父親の気持ちか……」と言っていた。
朝、玄関に置くシューズラックが届き、ほとんど右手だけで組み立てる。やればできんじゃん。左腕の可動域が広がってきたことを感じるが調子に乗ると痛む。掃除機をかけて床を噴き上げ、トイレ掃除もこなした。
シューズラックと一緒にベッドに寝たまま使えるスマホスタンドが届く。快適すぎるだろ。腕折ってなくても便利すぎる。Youtubeを流し見ていたがこのままでは廃人になると思い、午後から近所のスーパーまで歩く。少し買い物をして帰宅。あとは一日某スマホゲーのメインシナリオを読んで(聞いて?)いた。
夫が帰ってくるなり丸洗いしてもらう。2日風呂入ってなかった。骨折ってから初めて湯船に浸かる。風呂に入るってこんな気持ちよかったんだな……。極力夫の手を借りずにできるところまで右手だけでやってみたが、右手の疲労感が半端なかった。
午後から大きめの商業施設へ買い物へ。久々にしっかり化粧する。骨折ったときしばらくコンタクトはお預けと思っていたが、思いのほか片手で入れられた。
夕飯は焼肉へ行く。正直自分でも焼けるが、夫が全部焼いてくれたのをありがたくいただいた。おいしい。
帰ってもう一度風呂に入る。
骨を折ってから初めての出勤。電車がまあまあ混んでいる。一縷の望みをかけて優先席の近くに立ってみたが空いてなかった。まあ立ったままでも問題ないっちゃそうなのでそのまま立つ。乗り換え後は空いてたので念のため座った。
エレベーターで会った別フロアにいる先輩に「腕大丈夫?階段から落ちたって?」と言われ、「えっ階段から落ちたことまでもうまわってるんですか……」と聞いたら「うん。誰に聞いたっけ、増田さんの部署の人じゃなかった気がする」と返され朝からしんどい気持ちになる。
・化粧
・コンタクトを入れる
・手を洗う
→このご時世致命的だな、と思っていたが、家の洗面所でならかろうじて洗えるようになった
→膝に置いてやればできる
・お風呂に入る(一部)
・爪を切る
→厳密にはやすりで削ってる。足は出来なさそうな気がする
・髪を結ぶ、髪を乾かす、寝ぐせをなおす
→髪に関することは本当に何もできない。切ろうかと思ったが前撮りのことを考えると難しい……
・右腕を洗う
→右腕に日焼け止めを塗る、右腕を拭く、もできない
・ピアス
→フックならまだしも一つ石タイプ?というかキャッチがあるタイプは難しい。耳に通すまではできるがキャッチがつけられない
・アルコールをシュッてやる
→自動タイプとか足でやるタイプ超ありがたい。自分で押すタイプは高さによっては無理
・眉毛を整える
→これは今度アイラッシュサロンでアイブロウワックスやってもらう予定
・プラグをさす
→例えばノートPCの左側にある電源プラグをさす、とか。右手でどうにかやるけどすっごいやりにくい。
・コンタクトを洗う
→できなくないが難易度が高い。もうこすり洗いしないで保存液入れてる。1dayとかがいいのかも。
・アームホルダー
→三角巾替わりの。これないと死ぬ。無理。三角巾の場合は首の後ろにタオルを挟むとちょっと楽になる
・トナーパッド、クレンジングシート
→本当にあってよかった、洗顔替わりにもなる。クレンジングシートはビフェスタのが使いやすいしよく落ちる。
・ムヒ
→最強
→夫に火と包丁を使うことを禁じられているので、在宅勤務の昼食はだいたいこれ。紙皿ごとチンするので、皿に移し替えなくていいし(というか多分できない)、洗い物もないのでかなり助かってる。あと純粋にうまい。
今月になってようやく自治体の集団接種予約が開始された(東京23区で40歳以上、決まった掛かり付け医はいない)。
さっそくネットで予約してみたところ、1回分しか予約できず2回目が予約できなかった。
1回目と2回目、両方同時に予約するものとばかり思ってたので、適切な接種間隔で2回目を予約できないことに「これはまずいのでは?」と不安になり、自治体にメールで2回目の予約および接種期間が空いた場合のワクチンの有効性について問い合わせたしたところ、以下のような回答だった。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0036.html
想像よりしっかりした自治体の返信に疑問を感じつつも納得して、大人しく次の予約枠開放を待っていたのだけど、初回の予約開始日よりも状況は厳しく、ネット、電話ともにすぐに予約枠はなくなった。
どうやら、自分のような予約できない人が大量に発生しているようで、集団接種以外の病院でも受付電話回線がパンクしていてまったく繋がらない。
1回目は予約できたものの2回目の予約が適切な間隔で接種できない以上、1回目は近いうちにキャンセルせざるを得ない。
自治体によればファイザーの供給量は減少する見込みらしいし、モデルナの在庫も限界にきているという。
この状況下、職域接種など望めない零細会社勤務かつ掛かり付け医もない以上、ここで1回目をキャンセルするということはワクチン難民になる可能性がかなり高そうだ。
以上の経験から、これからワクチン接種を予約する人には、予約する時はかならず2回同時に予約できる方法を選択することをお勧めしたい。
同時かどうか分からなければ自治体にメールとかで問い合わせしたほうがいいもしれない。
マスコミも煽ってるからか、本邦のワクチン接種けっこうやばい状況です。
これ書いた後、けっこう危機感が湧いてきたので、回線パンクしてても諦めず受診歴のある病院に電話し続けてたら、繋がった時に偶然予約キャンセル発生しててなんとか2回分を同時に予約できた。
ちなみに、自治体の予約サイトはsciseedなんだけど、そもそもの仕様なのか自治体固有の設定の問題なのか、同時予約ができなかったので、これからネット予約する人は注意されたし。
Aさんが自らの超絶不摂生で体調を崩し、医者にかかったら軽くおどかされたらしく、この世の終わりみたいな顔をして仕事をしている。著しく肉に偏った食生活をしていたらこんなことになったからといって、今度は野菜しか摂らない生活に切り替え、最近は体調がいいなんて言っていた。肉は野菜に比べて栄養摂取効率がいいということは無視。結局バランスの問題。中学の家庭科の教科書読んだ方がいいですよと私は言った。
Aさんは、最近まで通っていた病院で二週間くらい「様子を見ましょう」と言われて薬を飲むだけの治療に痺れを切らし、親の勧めで別の病院を受診したら、またも医者に真顔で「症状が出た以上は看過は出来ないですね」と言われたそうなのだが、それを余命宣告のように受け取ってショックを受けてしまっていた。数日前に血液と尿の検査を受けて今週の火曜日まで結果待ちと、今にも死にそうな顔で言う。
ま、血液検査してから日数経ってるのに病院からお呼びだしのお電話来ないんだから大丈夫じゃね? と私は思わなくもない。他人事なので、とことん心配していない。
昨日は雨が降っていたから暇かな? と思ったがそんなことはなかった。出掛ける場所がないと人はコンビニにぶらりと来がちというのはコロナに限らず、長雨でもそうなのだった。昼間はけっこう降っていたのに、近くの野球グラウンドで試合かなんかがあったらしく、ユニフォームを着て泥をいっぱい靴に着けたお客様達が来店。なかでもものっすごい泥だらけの靴を履いていた中高年男性なお客様は、二枚ある玄関マットのうち店内にある方のマットで「帰りに」靴をめっちゃ拭いて帰っていった。店内にはそのお客様の足跡が沢山残っていた。
21時頃に暇になったとき、Aさんが
と言うので、
「そしたら私達、要らないからクビです」
と私は答えた。レジが完全自動、しかもお客様のほとんどがマイバッグ持参。それでは店員のやることなんか品出しと掃除くらいだし、そんなの一人で出来ることなんで、本部がどのような決まりを設けようが、現場はきっとワンオペが常態化する。特に夕方からは。
しかも、今までよりも業務が楽なんだったら今までと同じ給料をくれてやるのが惜しくなるオーナーがほとんどだと私は思うので、何か理由着けて今まで雇っていた人をクビにするだろう。Aさんなんか今まで悪いことし過ぎなので、これを機にとばかりにクビを切られそうだなー。私は悪いことは何もやってないけど週3しか入ってないし夜勤出来ないからAさんよりも前にクビだと思うし。
そもそも、当店のオーナーはなにげにこれまで沢山儲けてきて裕福なので、もう真面目に店を経営していく気がなかったりする。自分の健康に害だから店を畳んでしまいたい人なので、私達が今まで通り当店で勤められるのも長くてあと数年なんだけれども。
ワクチンが医療従事者にもかかわらず任意接種であれば、未接種の医療従事者がいる病院を知る権利が我々にはありますよね?
コロナウィルス感染リスクが高まる病院に行くのも任意、行かぬも任意ですよね?
・医療従事者にもかかわらずワクチンを受けないという医療に反する行為を行っている病院を知ることができる
・過去受診していて、その後コロナウィルスに感染した場合に病院に対して「コロナウィルス感染リスクを下げずに運営していた」として訴訟をすることができる
1.病院名
2.住所
3.詳しい未接種状況
私は34歳・男性・独身・地方都市で一人暮らしをしている。なんだか最近、何もする気が起こらない。1年前のちょうど今ごろは転職活動にエネルギーを注いでいて、おそらくそのせいで体調を崩した。医者に診てもらったら「病気ではないが」との注釈つきで薬を処方され、今も飲んでいる。転職を考えたのは端的にいって待遇が良いとは言えず、先が見えなかったからだ。
私は大学を卒業する直前、就活の波に乗れず、今思えば視野が狭かったと思うが「経済至上主義の社会に入っていくのは嫌だ」みたいなことを心の中で叫びながらふらふらしていて、とある業界の小さな個人事務所に出入りするようになり、そこに拾ってもらった。当時はその業界の仕事がやりたいと思い込んでいたが、今思えばその事業所のボスに憧れていたのだと思う。「人とは違う道」を選んだような、優越感に似た感情もあった。おれはみんなとは違う。月給も一般的な大卒初任給よりもべらぼうに安く、健康保険も自分で払わないといけなかったが、当時は気にならなかった。それよりも「自分のやりたい道を選んだ自分」に酔っていた。しかしいざ勤め始めてみると、色々と問題があった。有給で働くスタッフが極端に少ない環境で、ボスとは基本的に2人で仕事をすることになる。学生時代に面倒を見てもらっていたので最初のうちこそ「先輩-後輩」という関係性に近かったが、やはりそこは「仕事」としてやる以上「上司-部下」という関係性に変化していく。色々なことの積み重ねでボスと私の関係はどんどんこじれていき、最終的には雑談をするのも苦痛な状態になっていた。受診はしなかったがうつ状態に近かったと思う。もう限界だと感じて、数年でそこは辞めた。辞めた時点で次のあてはなく、とりあえずしばらくふらふらと過ごした。転職活動もしてみたがどうにも乗り切れず、とりあえずしばらく休むことにした。
しばらくして、知り合いから仕事を紹介してもらい、そこそこの規模の会社で働くことになった。ただし雇用形態は非正規。以前勤めていた業種での経験を買われた専門職という立ち位置だったが、有期雇用だ。賞与も出るには出るが、正規職員とは待遇が全然ちがう。それでも最初に勤めたところと比べれば条件は良かったし、なんなら当時は「お試し」で組織で働く、という感覚もあって有期雇用というのは気楽だった。最初の数年はよかった。新卒時代とは違って「組織に守られている感じ」がある。健康保険も半分払ってくれるし残業代もちゃんと出る。安い部屋を借りて一人暮らしも始めて、生活コストを抑えながら、わりと楽しくやっていた。
けれど任期満了の年が近くにつれて「この先どうするのか」という考えが頭をもたげるようになる。この頃には「安定した職に就きたい」という欲求が出てくるようになっていた。いちおう専門職という立場だったが、その「専門性」は公的な資格などによって担保されたものではなかった。所属する組織がその「専門性」を本当に必要としているのであれば、もっと優遇されてもいいはずだという憤りも感じ始めていた。そして何より自分自身がその「専門性」で食っていこうという気持ちになれなかった。むしろ、そういうところから離れて、いわゆる「正社員」というマジョリティが歩んでいる道に乗っかりたい、そんな思いを抱くようになっていった。
そんな経緯があって去年、転職した。以前と業界は同じだが、まったく異業種。専門職ではなく、総合職型の正社員だ。内定が決まった頃は嬉しかった。これでマジョリティの道に乗っかることができる。乗っかってみて合わなければまた考え直せばいい。そんな風に思っていた。勤め始めて1年弱が経つが、「正社員になった」からといって根本的な問題が解決したという感じがしない。もちろん収入面では以前よりもよくはなった。けれど新卒で今の組織に勤めている同世代と比べればかなり差があるだろうと思う。加えて、「キャリアプラン」みたいなもののイメージがわかない。人事部が提示する「キャリアプラン」によれば、新卒から複数の部署を経験して自分に合った分野を見つけて、ゆくゆくは管理職を〜みたいなことが書かれているが、自分はもう30を過ぎた平社員である。同年代の人間はたいてい役職つきになっていたりして、なんというか「キャリアプラン」と言われてもピンとこない。このまま働いていて大丈夫だろうかみたいな不安もある。同じ部署の定年間近のおっさん達はいわゆる「逃げ切り組」なのだろう。今の心境では「定年まで勤め上げて〜」みたいな感覚になかなかなれない。定年はどんどん引き上げられるし、年金支給額は目減りしていくし、あと30年以上も続けるのか…?今の仕事を…?となる。同世代のみんなはこのへんどう折り合いをつけながら働いているんだろうか。いや、同世代なら多くの人はもう部下がいたりそれなりの立場になったりしていて、仕事をめぐるメンタリティもずいぶん私が書いているようなものとは違うものを持っているのだろう。では自分のように、マジョリティのルートに乗ってきたわけでもなく、それでいてマジョリティのルートに適合しようと動いてみたもののあまりしっくり来ず、うっすらとした不調を薬の力を借りながらごまかしつつ働くような人間は、今後どんな見通しをもって働いていけばいいのか、と思う。
ちなみに、よく「毎日決まった時間に同じ場所に行くのは苦痛」とか「私は組織でやっていけない人間」という人がいるが、私はどちらかというとそういうタイプではないと思う。毎日同じ時間に起きるのは生活リズムが安定するし、周囲の人間とうまくやっていくのは苦手ではないほうだと思う。ただ、少し前からよく耳にする「HSP傾向」があると思うので、周囲に気を遣いすぎて疲れる傾向にはあると思う。コロナ禍で在宅勤務になったときは心底気楽でよかった。できることなら家で仕事したい。そしてできることなら労働時間を少なくしたい。
なんだかエアポケットに嵌ってしまっているような感覚がずっとある。35を超えると転職が難しいとか聞くけれど、たとえば今から転職したとしてもまた根本的には同じような不全感というか「しっくりこない感じ」を抱えていくのだろうという気がする。少し前は過去に使っていた「専門性」を補強するような資格を取りなりなんなりして、こっそり副業でもしながらゆくゆくは独立など…と想像して情報を集めたりしていたが、情報を集めるのも学ぶのにも時間と体力がいると痛感している。金にもならない好きなことをしてストレス解消したり心身の健康を保つことも重要で、そうなると「何もする気が起きない」みたいな状態になる。どう生きていきましょうかね。
三月の初めのことなので、もう四ヶ月経っているが間違いなく今年、いや人生で一番辛い思い出だったと思う。
お気持ちではないけどかなり長文です。
私は二十歳のどこにでもいるちょっと芋っぽい女子大生だ。嘔吐恐怖症であり、ゲロを吐くのも見るのも嫌。正直ちょっと文字も打ちたくない。
代々胃が弱い上に家族全員ピロリ菌を持っていた最悪の家系なため、私が胃痛に悩まされるのも当然の話だった。家族に「病院行ったら?」と言われながら一年逃げ続けたが、さすがにそろそろ日常生活に問題が…となり、近所の小さな内科を受診した。
そもそもそんな小さな病院に若い女性がいること自体異質なのである。安っぽいソファーに座って周りを見渡せばおばあちゃんおばあちゃんおばあちゃん、そしておじいちゃんにおばあちゃんにおばあちゃんに、私。この時点でもう居心地が悪くて帰りたくなったが、ぐっと堪えて本を読んで待っていたりした。
胃カメラの予約の前に腹部のエコーを撮られるとは思わず、色々失うものが多かった。そんなんだったらもっといいパンツ履いてきたのに!!!ちゃんとムダ毛処理とかしたのに!!!! と屈辱を覚えたが、これはまだ地獄の一端にすぎない。
私は空腹時に胃痛を起こすタイプなので、胃カメラの前は食事抜きとか困るし、緊張で腹痛を起こしていつ呼ばれるかドキドキしながらトイレに駆け込んだりしていた。相変わらず若い人間は私しかいないので、居心地の悪さも健在。読んでいた本の内容は頭に入らない。四畳半神話大系が結局どんな話なのか知っている人がいたらあらすじをもう一度教えて欲しい。
そもそも注射も苦手だから四本も打たれると聞いて絶望していた。き、筋肉注射????? 意味わからんこと言うな! ともう泣きそうになっていたが、胃カメラの恐怖の前には痛覚も鈍っていて、あまり痛いとは感じなかった。インフルエンザの注射の方が意識が遠ざかりそうになった。
胃カメラを受けたことがある、胃が弱すぎるか、またはそこそこ歳を重ねたみなさんはご存知だろうが、まずは口の中に麻酔をしなければならない。なんかちょっとドロっとした変な液体を喉の辺りで飲み込まないように維持させねばならないのだ。しかも五分も。もちろん麻酔なので舌の上になんて乗せれば苦くてしょうがないし、ビリビリして気持ち悪い。勢い余って飲み込む人もいるそうだが、こんなの飲み込めるわけないし…と地獄のような五分を過ごしていた。時計の針ってこんなに進むのが遅いんだな、と嫌いな授業の最中みたいなことを考えていた。看護師さんのことをずっと見つめていてキモかったと思う。
口の中に麻酔が効いているので上手く喋れないまま「はえ」とか「だいしょうふでふ」みたいなこと言いながらまた注射を打たれていた。一応鎮静剤を打ってくれるらしいので安心していたが、これが罠だった。
とうとう胃カメラ入れるということで横たわり、ぶっとい長い黒い線を見ながら「こんなの入んないよ…」とエロ同人みたいなことを思っていたが、これが入るのは上のお口なのである。鎮静剤打ちますね〜なんて言われても全然分からないしボーっとする気配もない、ただ絶望の中「もう死ぬかもしれない…」という緊張に支配されていた。つまり、緊張が鎮静剤に打ち勝ってしまったのだ。これが最大の誤算だった。私はてっきり鎮静剤を打たれてすやすや眠るものだと思っていた。しかし現実は意識がはっきりしたまま胃カメラが口に入ってくるのをなすすべもなく口を開けて待つしかない。もう終わりだと思った、本当に終わりだったのだ。
何度も言うが私はまだ20歳だ。酒の味を覚えたばかりの若くてピチピチの女だ。嘔吐反射もピンピンしている。唾液はそのまま吐き出せと言われても反射的に飲み込もうとするし胃カメラも飲み込もうとする。するとどうなる? 嘔吐く。地獄のように嘔吐く。私は嘔吐恐怖症だ。ゲロを吐くのが嫌なのだ。嘔吐くのだって嫌で歯磨きには細心の注意を払っている。それなのに、胃カメラは容赦なく入っていく。私は自分の意思とは全く関係なく嘔吐きまくる、というかちょっとなんか出てるんだけど! 助けて〜〜〜〜! 誰か!!!! ギブギブギブ!! と脳内は大パニックなのだが、お医者さんが「動くと余計苦しいからね〜」なんて言っていたのを思い出す。動くと更に苦しい…動くと更に苦しい…とウミガメの出産のように涙をポロポロ零しながら、看護師さんに身体を撫でさすられながら大人しく耐えていた。一種の拷問に近かったと思う。本当ならパニック発作か何か起こして暴れてもおかしくないのに、私は本当に我慢強い性格なんだと泣きながら自分を褒めていた。早く帰りたくてしょうがなかった。早く終わってくれ、と願いながらまた嘔吐き、胃カメラが自分の胃を突っついている感覚にまた気持ちが悪くて泣いた。泣くことしかできなかった。
長い戦いが終わり、このまま泣き出しそうになるのを「もう20歳だぞ…! こんなんでめそめそ泣くな…!」と脳内の自分に怒られて耐えた。「よく頑張ったね」と言われて「いや頑張るも何もなかったんですが…(強いて言えば暴れなかったのは頑張ったに入るかもしれない)」と思いながら頷くばかりだった。
鎮静剤の効果が切れるまで休ませなきゃいけないらしいのだが、私はこの通りピンピンしているし、なんか吐き出したのを受け止めてくれたタオルも変えられることもせず、それを見つめながら点滴を打たれ続けている時間が苦痛でしょうがなかった。何度も泣きそうになるのを耐えて時間が過ぎるのを待っていたら、「点滴の時間早くしますか?」という神のお告げが来た。本当に早く家に帰りたかったので何度も頷いた。
結果が分かるまで時間がかかるらしいので、採血をして家に帰った。本当に辛くて苦しかったので、家に帰ってめそめそ泣いた。誠に情けない女である。
こんなに苦しい思いをして胃カメラをしたのに結果は異常なしである。ピロリ菌もいない、胃もちょっとだけ荒れてるっぽいけど綺麗。ただ胃酸過多だったそうだ。良く噛んで食えと言われたけど…と思いながら薬も出されることもなく、時々痛くなる胃には胃薬で対処している。そもそも空腹の時間を作らないように気をつけている。
それにしても今度何らかの形で胃カメラを受ける時、一体私はどうすれば良いのだろうか。鎮静剤が効かない嘔吐恐怖症の女vs胃カメラの戦いはまだ始まったばかりである。
出勤して、まずしないといけないことはレジ担当の人に挨拶して、事務所の鍵を開けてもらうか鍵束をこっちに投げてもらうかして事務所に裏口から入ること。なんだけど、レジ担当をしていたのは私史上最悪に第一印象の悪かった新人バイトの子で、やっぱりお願いしても事務所の鍵を開けてはくれず、無視してさっさとゴミの片付けに行ってしまった。
そのとき、私が「事務所の鍵開けてください」って言ったのが聴こえたらしくもう一人の昼勤の人が
「気づかなくてごめんねー、今開けるからねー!」
と駆けつけてきてくれたんだが、だ、誰なんだ一体!? なんか見たことのないすごく仕事をバリバリできそうな女性で、しかも名札がゴールド。なんか偉い人? 本部の人がヘルプに来たとか??? と思ったら、名札に載ってる写真にはめちゃめちゃ見覚えのある顔が。私が当店で働き始めた頃に、色々教えてくれた人で、しかもその人の末の息子さんはうちの長女の1学年上。そうなもんで、あまり深く関わったことはないのだが、私は十年前から彼女の顔だけは知っていた。のに、目の前にいる人はどう見ても別人。顔も違ければ声も違うんだが、話す口調だけは昔と全然変わらないという不思議。
コロナ禍のせいで学校行事がすべて潰れたせいで、彼女を見るのは二年ぶりくらいだったんだが、二年の間に彼女に一体何が……。
彼女を見て誰? と思ったのは、私だけでなくAさんもだったらしい。Aさんは手厳しく、
「一年ぶりに会いましたけど、たった一年で老けすぎだと思います」
なんて言った。老けすぎ!? っていうか、元々ギャルママとVERY系の中間のファッションだった人が、フライトアテンダントとかマナー講師的なかっちりしたメイクにイメチェンしたからというのもあるのでは……。年齢に関しては、そりゃ私よりもずっと歳上なので……。メイクに関して老けてるとか言われると、私も似たような方向性なので地味にショックだぞ。
ともかく、何がどうしたらあそこまで激変してしまうのかというのは、よくわからなかった。声まで変わるのはミラクルの領域。謎すぎる。
ちょっとした厄日だった。まず、常連とまではいかないけどたまに来る、アラフィフくらいの女性が、自動レジの操作を二重三重にミスったのを私のせいにしてキレた。
どういうことかというと、その人はまず千円札をレジに入れたが入れ方が悪かったらしくてお札が戻ってきた。それで小銭からレジに入れたらレジが反応せず、「OK」ボタンと「戻る」ボタンを見間違えて押したら小銭が出てきた。だが小銭が排出口から出てきていることに気づかず、レジがピーピー鳴り出して支払いが完了しないので、怒り出した。
私の方はというと、レジ画面がお支払いからスキャン画面に戻ってしまったので、年齢層ボタンを押してお支払い選択画面に戻そうとしても戻らない。お客様はすごい勢いでキレる。レジをバシバシ叩いて、
と怒鳴った。だが、そのお客様のお会計にはメルカリの支払いが含まれている。もしも私の誤操作で商品が二重登録されたとしても、メルカリの支払いだけはバーコードを読み取らなければいけないのだし、既に支払い済みのバーコードをスキャンすればエラーになる。ということはやっぱり、支払いは二重になったのではなく、未了なのだ。
私はレジカウンターを出てレジのお客様画面を直接確認した。そしたら排出口に小銭が溜まっていたので、まずそれをお客様に取ってもらう。お客様は、
「千円が入らないから小銭で払ったのになんなのよもーう!!!」
と怒りながら小銭の額を確認もせずに財布に放り込んでいたが、私が一瞬排出口を見たところ、小銭は本当に小銭なのである。何十何円かの。お支払い金額は1039円なのに。小銭を投入してもレジが反応しなかったのはそのせいだ。
私はレジカウンターに戻ったんだが、お客様はまだ怒っている。ふと見れば、お客様の手には長財布と一緒に千円札を一枚挟まれていた。やっぱり、小銭だけ入れて千円札をレジに入れ忘れていたようだ。お客様も財布と一緒に千円持ってたことに「あれっ」といって気づいて、今度はレジに千円を入れて、残りの39円は小銭で出さずに、財布からもう千円出してレジに入れた。
あんなに瞬間沸騰湯沸かし器みたいにガチギレしてたのに、まるでそんなことなどなかったかのようにお客様は、
「領収書くださーい♪」
と言ってテーブルにレシートを置いたのだが、私が領収書を切って出したら、レシートも一緒に持って去っていった。
嵐のように去っていったな……。Aさんが後で言ったことには、あのお客様はたまに来るのだけど、理不尽なことで凄い勢いでキレることがあって、機嫌のいい時と悪い時の差が激しいという。
50代くらいの女性客で、何か気に入らないことがあると狂ったようにキレて手のつけられなくなる人がしばしばいるのだが、あれって更年期障害なのだろうか。という話をAさんとしたのだが、Aさんのお母さんが現在更年期の真っ最中で、家の中でも外出先でも気に入らないことがあればあんな感じで凄い勢いでキレて周りに迷惑をかけているらしい。で、本人はキレて迷惑をかけたことをすぐに忘れてしまうとかで、「頭に親指の先っぽほどしか脳ミソが詰まってないみたい」とAさんは表現した。
家族にそう思われてるなんて、きっついなぁ。私だって更年期まであと十年もないけど、育児関係で知り合った少し歳上の女性が最近次々とキレキャラ化しているので、ほんともう絶望しかない。私の母なんか、更年期はキレキャラというよりお願いだから精神科を受診してくれ!! レベルの狂人(あるあるだが、本人はいたって正気のつもりだったから受診はしてくれなかった)だった。母方の祖母も姻族の伯母が言うには「増田ちゃんが生まれる少し前までは本当に恐い人で、うかつに話しかけることもできなかった」そうなので、私も高確率でヤバい奴に変貌するんだろうな……。周囲に迷惑かける前に病院へ行こう。
ところで昔、工場でパートをしていた頃に、パートの先輩に更年期障害で苦しみ中の人がいて、その人はよく「ホットフラッシュが本当に辛くて毎晩眠れないくらい」と言っていたが、性格はすごく穏やかで、突然キレて大騒ぎとかしない人だった。
その人の周りには同年代のやっぱり更年期障害の辛い仲間が集まっていたけど、同じく発狂して迷惑かける系ではなかったのだ。
もしかして、身体症状が辛いと病院を受診するインセンティブが働くから、一緒に精神症状も診てもらって薬でコントロールするとかできるのだろうか。いずれにせよ、更年期かな? と思ったら受診しよう。母なんか無駄に健康自慢の激しいタイプだったからどんなにおかしいことになってても更年期で受診なんか、考えなかった訳だし。
更年期障害で頭のおかしくなった母に私は力業で進路を妨害されてしまい、すっかり人生狂わされたので、母のようになって家族の人生まで狂わすのだけは避けたいと思う。
Aさんは、劇的にイメチェンしてもはや別人と化した昼勤のパートさんのことまで、更年期のせいでイメチェンしたとか言っていたが、そんなことってある……? 突然身だしなみを整えることが出来なくなったとかならともかく、方向性は違えども完璧な身だしなみをしているのは、メンタルの異常っぽくないけど。
ともあれ。自分のミスを私のせいにしてキレキレのお客様の他に、自宅のガスコンロに入れる電池がこれで合ってるのかわからないと言って癇癪を起こすお年寄りのお客様とか、バーコード決済のしかたがどうとかでレジ前で夫婦喧嘩をおっ始める老夫婦のお客様が二組とか、タバコの銘柄の発音が「ヒーツ」なのか「ピース」なのか不明瞭なお客様とか、昨日はすごく面倒くさいお客様が多くて、辛かった。起こった出来事そのものが辛いというのもあるが、老いというものの残酷さを思い知らされて絶望する日だった。
先に書いておくと、下ネタアリです。不快な人は読まないで下さい。
私は生理中、お風呂場で自分の膣に指を入れて経血を掻き出す習慣がありました。理由は単純で、出しておくと体を拭く時にドバっと出ることがないからです。
3ヶ月ほど前、いつもの様に経血を掻き出していると、外子宮口の周り(子宮頸部)にニキビ大のボコッとしたものがあることに気がつき、先日婦人科を受診しました。
受診理由に馬鹿正直に「子宮口周りにニキビのようなものがある」と書いたことが地獄の始まりでした。
予約した時間から1時間半が過ぎた頃、やっと自分の名前を呼ばれると、診察室ではなくよく分からない別室に案内されました。
そこで看護師さんらしき人(医師かもしれない)に受診理由について尋問が始まりました。
「どういう流れで気づいたの?」「普段からよく指で触る習慣があるの?」「普通子宮口は指じゃ簡単に届かない場所にあるけど、どうやったの」「指で触って気づいたと言う人は今までいなかった」「指を入れると菌が入って余計に悪くなるから指は入れないで」
等々。
どういう流れで気づいたのかという質問に、指で触って気づいたと説明した後から、めちゃくちゃ恥ずかしくて、この場から消え去りたい気持ちになった。
そして子宮口は指で簡単に届かない場所にあると説明された時は、では私が子宮口だと思って触っていた所は何なのか恐怖心が湧いてきた。
追い討ちに今まで指で触って気づいたと言う人はいなかった、指は入れないでと告げられ、膣に指を入れる私は少数派で医学的に正しくないことを堂々と受診理由に書いてしまったと再び羞恥心で死にそうになった。
心臓がバクバクし、視界がチカチカしてきた私をよそに、看護師は「じゃあこれから子宮ガン検診するので呼ばれるまで待合室で待ってて」と言って去ってしまった。
「診察はまだなんかい!」と言うエセ関西ツッコミを心のなかで済まし、自分が膣に指を入れるふしだらな女である事実を抱えながら、再び待合室で診察を待ち始めた。
しかし、それから30分しても呼ばれず、恥ずかしさでいっぱいになっていた私のライフはゼロになり、結局診察を受ける前に帰ってしまった。
正直、膣に指を入れることがここまでいけないことだとは思っていなかった。
セックスの前戯では皆指を入れるもんだと思っていたが、それは私がAVで仕入れた間違った知識だったらしい。
なんの断りかわからんが、一応断っておくと、指は毎回風呂場で綺麗に洗っているし、私が子宮口だと思っていた構造は中指を入れれば簡単に届く場所にある。
そもそもペニスを入れる場所に何故清潔な指を入れては行けないのかまだ納得いってない部分もあるが、医療関係者が言うのでこれからは指を入れるのは辞めようと思う。
子宮ガンは、、、
あったらあったでいいやと思う。そもそもそこまで長生きしたくないし、あんな恥ずかしい思いするくらいなら、放置する方がましだと思った。
いないとは思うが、私と同じ理由で婦人科に行こうとしている方、受診理由は「膣の奥が痛い」とかにいておいた方がいいかも知れません。
中学のとき、精神的に不安定で、母に遺書まがいのメールを送って交差点に飛び込み自殺しようと思って、でも最後の一歩が踏み出せなかったところを警察に保護されたことがある。
絶対精神科いった方が良かったと思うし、母は当時自分がかかっていた精神科に、待合室まで連れて行ってくれた。受診を拒んだのは私自身。
精神的に不安定な母親に、これ以上負荷をかけちゃいけない、と思った。
10年経った今でも、その判断が本当に合っていたのか、正直自信が持てない。
が、それとは別に、今現在の問題として、睡眠障害とPMSの精神症状がヤバイので、とりあえず心療内科には行こうと思う。
「仕事行きたくない」は思ったことあるけど、「起き上がりたくない。動きたくない」は初めて思ったし、いくらPMSとはいえこの世のすべてに絶望して「もう地球ごと滅んでなくなればいいのに」って泣いちゃうのは放っておいていい症状じゃないでしょ……