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はてなキーワード: フライトアテンダントとは

2023-10-04

女性特有犯罪

女子校女子大フライトアテンダントなどほぼ女性の閉鎖環境特有犯罪統計とかない?

陰湿イジメがとか聞くけど実際どうなのか気になるわ

2023-07-16

格安航空会社LCC)のサービス設計がとにかく不快


いいたいことはタイトルで尽きてるんだけど、

ネガティブな驚きを連発して、わざわざ不快な思いをさせまくるLCCサービス設計、これやる必要あるのか? と思う

LCCサイトから航空券検索して、ANAJALより大幅に安いなって思って、該当する便をクリックしたら、

いきなり3000円以上高くなっていて、

なんだこりゃ、選んだのとは違う便じゃないの? と思ったら、

最初に表示されていたのは預け入れ荷物がない場合の料金らしくて、ここからして詐欺臭い

荷物を預けないわけには行かないから、非常に不快な思いをして、高い方の荷物オプション」つき料金を選んで、予約確定しようとしたら、さらに料金が高くなっていて、

今度は何だと思ったら、クレジットカードの決済料金が追加されているらしい

気がついたら、最初に表示されていた価格の1.5倍くらいになっていて、べつにそんなに安いと感じない

なんでこんなことが許されているんだろうと思って腹が立つが、

決済しないわけにはいかないから、もう切れそうになって決済ボタンを押すと、

どこから出てきたのかわからない他の会社広告をチェックしろかいうページが出てきて、スマートフォンだと3回タップしないと自分の予約確認ができない

出発の空港に行ったら行ったで、

登場受付は出発の90分前から30分前までしかやっていないから、空港内での行動が制限される

ゲートから航空機まで行くのに満員のバスに詰め込まれて、

やっと乗って離陸したわと思ったら、

水一杯も出てこないで機内販売が始まって、

格安航空会社のよくわかんないオリジナルグッズとか、クレジットカードとか、

誰がそんなもの買うのかよくわからないものを売りつけるために、フライトアテンダント連呼しながら通路を行ったり来たりして、うるさい


到着の空港に着いたら着いたで、

いちばんはじっこのターミナルに置き去りにされて、

荷物ベルトコンベアに出されるのは、大手航空会社の客が荷物を回収し終わった後

この格安航空会社というやつは、最初から最後まで、客に対して、「お前は貧乏人だ」と思い知らせて屈辱を与えるためだけに存在しているようなところがあって、

使うたびにもう二度と利用したくないと思うんだが、

繁忙期に急に帰省しなきゃいけないときとか、他にほとんど選択肢がなかったりする

格安航空会社航空券が極端に安いとか誰も期待していないので、

最初から普通に総額表示にしてほしいのだが、

わざわざ最初に嘘の安い値段を見せて、客からヘイトを買うサービス設計になっている理由は何なのだろうか

ほんと謎

2021-06-21

バイト日記

 出勤して、まずしないといけないことはレジ担当の人に挨拶して、事務所の鍵を開けてもらうか鍵束をこっちに投げてもらうかして事務所に裏口から入ること。なんだけど、レジ担当をしていたのは私史上最悪に第一印象の悪かった新人バイトの子で、やっぱりお願いしても事務所の鍵を開けてはくれず、無視してさっさとゴミの片付けに行ってしまった。

 そのとき、私が「事務所の鍵開けてください」って言ったのが聴こえたらしくもう一人の昼勤の人が

「気づかなくてごめんねー、今開けるからねー!」

 と駆けつけてきてくれたんだが、だ、誰なんだ一体!? なんか見たことのないすごく仕事バリバリできそうな女性で、しかも名札がゴールド。なんか偉い人? 本部の人がヘルプに来たとか??? と思ったら、名札に載ってる写真にはめちゃめちゃ見覚えのある顔が。私が当店で働き始めた頃に、色々教えてくれた人で、しかもその人の末の息子さんはうちの長女の1学年上。そうなもんで、あまり深く関わったことはないのだが、私は十年前から彼女の顔だけは知っていた。のに、目の前にいる人はどう見ても別人。顔も違ければ声も違うんだが、話す口調だけは昔と全然変わらないという不思議

 コロナ禍のせいで学校行事がすべて潰れたせいで、彼女を見るのは二年ぶりくらいだったんだが、二年の間に彼女に一体何が……。

 彼女を見て誰? と思ったのは、私だけでなくAさんもだったらしい。Aさんは手厳しく、

一年ぶりに会いましたけど、たった一年で老けすぎだと思います

 なんて言った。老けすぎ!? っていうか、元々ギャルママVERY系の中間ファッションだった人が、フライトアテンダントとかマナー講師的なかっちりしたメイクイメチェンたからというのもあるのでは……。年齢に関しては、そりゃ私よりもずっと歳上なので……。メイクに関して老けてるとか言われると、私も似たような方向性なので地味にショックだぞ。

 ともかく、何がどうしたらあそこまで激変してしまうのかというのは、よくわからなかった。声まで変わるのはミラクル領域。謎すぎる。

 ちょっとした厄日だった。まず、常連とまではいかないけどたまに来る、アラフィフくらいの女性が、自動レジ操作を二重三重ミスったのを私のせいにしてキレた。

 どういうことかというと、その人はまず千円札レジに入れたが入れ方が悪かったらしくてお札が戻ってきた。それで小銭からレジに入れたらレジが反応せず、「OKボタンと「戻る」ボタンを見間違えて押したら小銭が出てきた。だが小銭が排出から出てきていることに気づかず、レジピーピー鳴り出して支払いが完了しないので、怒り出した。

 私の方はというと、レジ画面がお支払いかスキャン画面に戻ってしまったので、年齢層ボタンを押してお支払い選択画面に戻そうとしても戻らない。お客様はすごい勢いでキレる。レジをバシバシ叩いて、

「なんなのこれ! お金入れたのに二重に払えってこと!?

 と怒鳴った。だが、そのお客様のお会計にはメルカリの支払いが含まれている。もしも私の誤操作商品二重登録されたとしても、メルカリの支払いだけはバーコードを読み取らなければいけないのだし、既に支払い済みのバーコードスキャンすればエラーになる。ということはやっぱり、支払いは二重になったのではなく、未了なのだ

 私はレジカウンターを出てレジお客様画面を直接確認した。そしたら排出口に小銭が溜まっていたので、まずそれをお客様に取ってもらう。お客様は、

「千円が入らないから小銭で払ったのになんなのよもーう!!!

 と怒りながら小銭の額を確認もせずに財布に放り込んでいたが、私が一瞬排出口を見たところ、小銭は本当に小銭なのである。何十何円かの。お支払い金額は1039円なのに。小銭を投入してもレジが反応しなかったのはそのせいだ。

 私はレジカウンターに戻ったんだが、お客様はまだ怒っている。ふと見れば、お客様の手には長財布と一緒に千円札を一枚挟まれていた。やっぱり、小銭だけ入れて千円札レジに入れ忘れていたようだ。お客様も財布と一緒に千円持ってたことに「あれっ」といって気づいて、今度はレジに千円を入れて、残りの39円は小銭で出さずに、財布からもう千円出してレジに入れた。

 あんなに瞬間沸騰湯沸かし器みたいにガチギレしてたのに、まるでそんなことなどなかったかのようにお客様は、

領収書くださーい♪」

 と言ってテーブルレシートを置いたのだが、私が領収書を切って出したら、レシートも一緒に持って去っていった。

 嵐のように去っていったな……。Aさんが後で言ったことには、あのお客様はたまに来るのだけど、理不尽なことで凄い勢いでキレることがあって、機嫌のいい時と悪い時の差が激しいという。

 50代くらいの女性客で、何か気に入らないことがあると狂ったようにキレて手のつけられなくなる人がしばしばいるのだが、あれって更年期障害なのだろうか。という話をAさんとしたのだが、Aさんのお母さんが現在更年期の真っ最中で、家の中でも外出先でも気に入らないことがあればあんな感じで凄い勢いでキレて周りに迷惑をかけているらしい。で、本人はキレて迷惑をかけたことをすぐに忘れてしまうとかで、「頭に親指の先っぽほどしか脳ミソが詰まってないみたい」とAさんは表現した。

 家族にそう思われてるなんて、きっついなぁ。私だって更年期まであと十年もないけど、育児関係で知り合った少し歳上の女性最近次々とキレキャラ化しているので、ほんともう絶望しかない。私の母なんか、更年期はキレキャラというよりお願いだから精神科受診してくれ!! レベル狂人あるあるだが、本人はいたって正気のつもりだったか受診はしてくれなかった)だった。母方の祖母も姻族の伯母が言うには「増田ちゃんが生まれる少し前までは本当に恐い人で、うかつに話しかけることもできなかった」そうなので、私も高確率ヤバい奴に変貌するんだろうな……。周囲に迷惑かける前に病院へ行こう。

 ところで昔、工場パートをしていた頃に、パートの先輩に更年期障害で苦しみ中の人がいて、その人はよく「ホットフラッシュが本当に辛くて毎晩眠れないくらい」と言っていたが、性格はすごく穏やかで、突然キレて大騒ぎとかしない人だった。

 その人の周りには同年代のやっぱり更年期障害の辛い仲間が集まっていたけど、同じく発狂して迷惑かける系ではなかったのだ。

 もしかして身体症状が辛いと病院受診するインセンティブが働くから、一緒に精神症状も診てもらって薬でコントロールするとかできるのだろうか。いずれにせよ、更年期かな? と思ったら受診しよう。母なんか無駄健康自慢の激しいタイプだったからどんなにおかしいことになってても更年期受診なんか、考えなかった訳だし。

 更年期障害で頭のおかしくなった母に私は力業で進路を妨害されてしまい、すっかり人生狂わされたので、母のようになって家族人生まで狂わすのだけは避けたいと思う。

 Aさんは、劇的にイメチェンしてもはや別人と化した昼勤のパートさんのことまで、更年期のせいでイメチェンしたとか言っていたが、そんなことってある……? 突然身だしなみを整えることが出来なくなったとかならともかく、方向性は違えども完璧な身だしなみをしているのは、メンタルの異常っぽくないけど。

 ともあれ。自分ミスを私のせいにしてキレキレのお客様の他に、自宅のガスコンロに入れる電池がこれで合ってるのかわからないと言って癇癪を起こすお年寄りお客様とか、バーコード決済のしかたがどうとかでレジ前で夫婦喧嘩をおっ始める老夫婦お客様が二組とか、タバコ銘柄発音が「ヒーツ」なのか「ピース」なのか不明瞭なお客様とか、昨日はすごく面倒くさいお客様が多くて、辛かった。起こった出来事のものが辛いというのもあるが、老いというもの残酷さを思い知らされて絶望する日だった。

2020-08-15

売りはじめた土地に人を座らせておけば直ちに誰かが現れて買ってくれるわけでもなさそうなのだが、とりあえず人を置いて「現地販売中」の赤旗なども立ててしまうのが弊社である

古い木造の平屋に暮らしていたおばあさんが介護サービス付きの老人ホームに入るということで、土地を買い受けた途端に更地にしたのが弊社である

まだショベルカーキャタピラの跡が残る泥の上に「初売り出し」と書いた看板を突き刺し、アウトドア用のタープを設営し、キャンプ用のテーブルと折り畳み椅子を置いて座ったのが私である

日中の気温が37度に達すると予報が出ている東京で、もちろんこのような布の屋根は、あってもなくてもたいして変わらない。テーブルに置いた麦茶ペットボトルが火にかけた薬缶のように熱い。

テーブルはいろいろな家のイラストも重ねて置いてある。今は茶色いだけで何もない更地ですけど、弊社契約業者を使って家を建てるとこんなに素敵になるんですよ、と説明する使命を帯びて、画像データファミマで今朝印刷して持ってきたのだが、もう私の汗を吸ってボコボコと汚らしく波打つだけの紙の束になってしまった。

日が暮れるまでこの土地に陣取って「販売業務」に従事しなければならない。買い手が来ても来なくても、雲ひとつない8月の空の下、タープの布屋根一枚で直射日光を防ぎつつ座っていなくてはならない。東京住宅街に突如出現した空き地の値段は、不動産会社従業員一人の人件費よりもずっと高い。ひょっとすると命よりも。

そんなことを考えていてもまったく時間が経ってくれない。さっき近くのローソンから買ってきたガリガリ君は一瞬のうちになくなってしまった。これからは何を糧に生き延びればよいのか。

熱中症になるのが怖くて、自分の手首を掴んで脈を測ってみる。いつもより弱々しい気がする。黒い革靴に包まれた足がジュクジュクと蒸れて、沸かしたての風呂に入っているように熱い。たまらず靴も靴下も脱いで、椅子に座ったまま裸足を前に突き出し、風を待つがそよとも吹かない。日傘差した女がこちらを二度三度チラ見しながら通り過ぎて行く。

もはや暑いのかどうかもわからず、ただ息苦しく、マスクを片耳からぶら下げ、意識朦朧とした状態椅子にひっくり返っていると、ようやく日が傾いてくる。焦点が合わない視界に、ひょろ長い人影が映る。黒いTシャツを着たマッシュルームカット青年が、不安そうにこちらを見つめている。彼が連れている小さなパグちゃむちゃむと吠える。

「あの……ウラサワ君?」

なぜ彼は私の名前を知っているか椅子に座り直してその顔を見る。彼がマスクを取る。

メヒコ君?」

髪型が変わっていて、顔は大人になっていたが、わりとすぐに分かった。メヒコ君の本名はたしかヨモギダだったはずだが、中学クラスではみんな彼をメヒコと呼んでいた。家庭の都合でメキシコシティから突然転校してきて、メキシコのことを「メヒコ」と発音する彼は、無知中学生達にある種の衝撃を与えた。

ここでなにをしているの、土地を売っているんだ(自分土地じゃないけど)、どうしてここにいるの、近所に住んでいるんだ、というやりとりを経て、仕事が終わったら一緒に晩ご飯に行くことになった。というか、今日はもう撤退することにした。

犬を家に置いて戻ってきたメヒコ君と歩きながら話を聞く。学校を出た後はスペイン語英語を活かして国際線フライトアテンダントをしていたが、どうしても時差のある生活身体が慣れなくて2年でやめたらしい。何か接客業を続けようと思ってヒルトンバー修行した後、ちょっとしたメキシコ料理テキーラを出すバー高円寺に出したところ、けっこう繁盛した。2号店を出そうかと下北沢あたりで物件を探しはじめた頃、コロナが来た。

バーをやってると、お客さんがいない時間結構よくあるんだけど、あの時に誰かがドアを開けて入ってきてくれるまで待っている時間の重さは、それまでと何か違うものだったんだ。店を開けてることも、生きてること自体も、何から何まで否定されながら、それでも誰かを待っていなきゃいけないみたいな」

運転資金が残っていて少しでも退職金にあてられるうちに、メヒコ君は2人のスタッフと話し合って店を畳んだ。それまでは店の奥にある倉庫で寝起きしていたので住む所もなくなり、今は大叔母さんの家に居候しているらしい。

自分のペースで店を作っていくのは楽しいから、また機会があればやりたいね。いつになるかはわからないけど」

夕闇に信号機が点滅する横断歩道を並んで渡りながら、私はなにも言えなかった。

ラーメンでいいかな、と彼が立ち止まった先にあるのは住宅街の古い一軒家だった。看板もなにも出ていない。ああ、うん、と思わず答える。メヒコ君がためらわず玄関チャイムを鳴らすと、インターフォンから返事が聞こえる。「二人なんですけど」というが早いか、ドアが静かに開き、白髪の薄くなったおじさんが出迎える。メヒコ君とは知り合いらしく、久しぶりなどとひとしきり話してから、私にも入るように促す。

案内された先はどう見ても普通の家のダイニングで、エアコンが効いていて涼しかった。つながっている居間には大きなテレビがあり、NHKニュースが流れていた。ソファーの上には茶トラの猫が寝ていた。

「あったかいのと冷やしとどっちがいい?」 ダイニングテーブルについた私たちにおじさんが訊く。

「じゃあ、冷やしください」と私が答えると、「冷やし二つおねがいします」とメヒコ君がいう。

キッチンでおじさんが調理しているあいだ、私たちテレビ関東地方気象情報を眺めた。おじさんの方を振り返ると、冷凍庫から赤いコーラペットボトルを取り出すところだった。料理しながら自分で飲むのかなと思って私はテレビの画面に視線を戻した。

出てきた冷やしラーメンは、家庭料理にどこか似つかわしくない端正なものだった。ガラスの鉢に黒いスープが入っていて、そこにひたされた金色の麺の島には、糸のように細かく切ったハム白髪葱が載っていた。一口食べると、氷水からたった今引き出したような麺の冷たさに驚く。スープは甘辛く、どこかで味わった覚えのある下味を感じたが、はっきりとはわからず、謎めいた調和のうちにいそいそと箸を進めずにはいられない旨味があった。

食べ終えて外に出る頃には、昼間から感じていたどうしようもない倦怠感は消えて、全身が軽く感じた。地下鉄の駅に向かうため、メヒコ君と交差点で別れた。今度は何か冷たい差し入れを持っていくよと彼は笑っていた。明日最高気温は何度だろう。さっきテレビで見たはずだが、よく思い出せなかった。

2020-06-16

anond:20200616230237

詳しく言うと、エレベーターガール廃止されフライトアテンダントも男女揃えるようになり、ビジネスパーソンヘテロ男性だけじゃなくなってる2020年になんの疑問視もされず昭和のままのホステス要員としておじさんサラリーマンを喜ばせるためだけに若い女をお飾りで置いてなんの改善もなされてないのが本当に謎。だぞ。

2019-11-30

anond:20191130030238

どうだろう、短パン(タンパン)とよんでいたが…

制服スカートの下に履いているのは、ペチコート? ただのショートパンツ

いずれにせよそういうものを履いていて、目的下着他人の目から守るため、という事でいいのかな。

追記

みんながそのような格好してるなら、確かにスカートおかしいね

女性器は蒸れやすい・スカートは通気性が良い、

しか制服スカート女性器の通気性の為を思って作られてるわけじゃない…

やっぱり、女子制服は直されるべきだ。

ズボンに切り替えるか、あるいは、フライトアテンダントの着るようなチューリップ型🌷のスカートと厚手のストッキングを合わせるとか。

(別の返信の方が言ってる、「女子はお尻が成長するため制服スカート」説が正しいならどちらの解答もそぐわないが…)

2019-10-17

ビジネスクラス

ニューヨーク行きの便の中でこれを書いている。往復たった9万円のエコノミークラスだ。席は狭い。日本人標準体型の自分の足でも前との余裕は10cm程度。自分の背もたれを倒そうにも数センチしか動かない。食事が配られる際には後ろの人に配慮して席を戻さねばならない。暗いキャビンの前方ではバシネットに入りたがらない赤ん坊が元気に泣いている。

なぜ自分ビジネスクラスに乗っていないのか、いつも飛行機に乗ると自問する。

ビジネスクラスは高いのだ。このニューヨーク東京直行便往復だったら約50万円から70万円かかる。このエコノミークラスの5倍以上。もし4人家族なら200万円以上の出費だ。移動のためだけなのに法外な値段に思える。

旅客機ビジネスクラス経済格差を目にする数少ない機会だ。普段金持ち普通の人も同じようなレストラン食事をし、同じ道路を歩き、同じ電車で移動する。たまに運転手付きリムジン特別レストランに行く金待ちもいるだろうが、彼らは私達からは「見えない」。見えないなら格差を感じることもない。一方で、飛行機を乗り降りする時はエコノミークラスの乗員も否応がなくビジネスクラスの席を通過させられる。見せつけられる。プライバシー確保のために一つ一つ仕切られている座席。足を広々と伸ばせるシート。同じ場所に向かう同じ飛行機に乗っているのに、その特別な席に5倍-10倍の価格を払える人達と、そうでない自分達。ビジネスクラスキャビンを通過しエコノミークラスにある自席に向かう時に、いつも自分がこう問いかけるのだ。

ビジネスクラスに乗れる彼らと自分の違いはなんなのか。

これまでにビジネスクラス乗ったことがないわけではない(むしろビジネスクラスフライト過去経験してしまたからこそこんな無用な思えを生んでしまうのかもしれない)。以前に仕事関係東京出張した時がそうだった。カレー明太子ご飯食べ放題ラウンジ。倒せばベッドのように横になれる座席。飛行前に席まで来て挨拶してくれるフライトアテンダント。レストランメニューのような機内食会社お金(OPM = Other People's Money)で飛ぶビジネスクラスフライトは格別だった。

なかでも自分にとってのビジネスクラスの一番の体験は飛行前にあった。搭乗し、フルフラットになる自席に着いたあと、大勢エコノミークラス人達が横を通り過ぎる時だ。もちろん目は合わせない。だがフライト中の食事メニューを手にしながら、自分意識は全て通路を通り過ぎる人々に向いていた。エコノミークラスへ向かう彼らと違い、自分は「快適な空の旅」をする優越感。今まで「あちら側」だった自分が今足を伸ばして、席の幅を気にせず離陸を待っている。ようやく自分がここまで「成長」したのだと。この醜優越感と安い自尊心幸せとは相対的ものなのだと教えてくれる。

しかし、ふと我に返った。これは会社が買ったビジネスクラスだ。会社お金だ。凄いのは会社であって、自分ではない。この時から、あの問いは少し具体的になった。

どれだけ豊かになれば自分お金ビジネスクラスに乗ろうと思えるのか。

ビジネスクラス乗客を観察したことがある。自分と同じく出張飛行機に乗っているような中年男性にまじって、普通のおばさんや小学生がいる。彼らの資金源は勤務先ではないだろう。その辺のスーパーレジ打ちをやっていそうなのおばさんだ。(なお、子どもの頃からビジネスクラスに乗るようなやつはろくな大人にならないに決まっている)

出張関係なさそうな彼らはマイルを使って乗っているのだろうか。額面の値段を払わなくともクレジットカード附帯のマイル普段の買い物で貯めて乗る方法だ。しかし、東京-ニューヨーク間のビジネスクラス往復航空券10マイルである。買い物額100円に対して1マイルなので、この10マイルを貯めるには1000万円のクレジットカード利用が必要だ。高額だ。もちろん乗客の中にはマイルを使っている人もいるだろうが、ごく少数と考えていいだろう。やはり会社金もマイルを使わず自分の財布からビジネスクラス航空券を買っている人はそこそこいるのだ。

それは自分ではない。

自分収入は多い方だと思う。アメリカソフトウェアエンジニアをしていて年収日本円で約2000万円。それにRSUという株も付与される。税金家賃生活費差し引いても毎年約400万円程貯金できている。年1回ビジネスクラス東京-ニューヨークを往復するには十分な数字だ。だが自分ビジネスクラス航空券を買ったことは一度もない。昔の自分からすると夢物語のようなこの収入額ですらビジネスクラスを買う「心の余裕」がないのだ。

前にとある会社IPOで一山当てた友人に聞いてみたことがある。「それだけの金があるなら、君は飛行機ビジネスクラス自分お金で乗るのか?」彼曰く「乗らない。もったいない。おそらく自分お金で乗る気分になるには資産の量ではなくキャッシュフロー重要なんだ」と。つまり彼の感覚からすると、ある時点でお金をどれだけ持っているかではなく、出入りするお金の量こそがビジネスクラス航空券購入の判断材料になるのだという。今は会社経営をしてる彼が満足するキャッシュフローを手に入れるのはいつになるだろうか。

曇り空の向こうにマンハッタン摩天楼が見えた。この窮屈な席もあとちょっとの辛抱だ。

なんとなくわかっている。多分自分はこれからビジネスクラス航空券は買わないだろう。たとえいくら年収が上ろうとも資産が増えようとも、ずっとエコノミークラスに乗り続ける。この格差お金問題ではなく、心の問題なのだ航空券を予約するときビジネスクラス価格を見て、「50万円あれば他に何ができるか」、「自分の財布から出していいのか」、「汚い優越感に浸りたいだけじゃないのか」と、ああだこうだと考えてしま自分はいつまで経っても「あちら側」へはいけないのだ。

2019-06-26

anond:20190626090828

フェミニストはなんでこんな奇妙な理屈を言い出してしまったんだろう?

 

そりゃあ、まさにフェミニストたちが分離したからだろうね。

穏健派過激派がいる。そのことは教科書にすら載っている。

 

このうち過激派っていうのが、例えば看護婦看護師にしたり、スチュワーデスフライトアテンダントにしたりした。

ブラジャーは抑圧」という迷言キャッチフレーズに、女性はおしゃれすべきでないとした。

スーパーモデル搾取させる女性助長するとして敵扱いした。

名誉男性という言葉で同じ女性攻撃した。

要するに昔の田島洋子みたいなやつね。ヒステリックバサン。

ヒステリックバサンはむかつくので、フェミニズムのくせに女性からも嫌われるようになった。

 

これの反省が起きたのがだいたい90年代からゼロ年代かな。

一人一派って言葉が出てきたのは、その反省の中からだ。

連帯を再構築するには便利だったが、便利すぎて都合よくつかわれてしまっているな現状。

2018-12-03

日本ポリコレって女性限定から男性オーケーな変更が多い

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ポリティカル・コレクトネス

これ見てて思った

性別限定する職業を男女共通で使えるようにするのもポリコレだが↓のように

職業 伝統的な表現 ポリティカル・コレクト表現

議長 chairman chairperson または chair

警察官 policeman police officer

消防官 fireman fire fighter

実業家 businessman businessperson

写真家 cameraman Photographer[要検証 – ノート]

要の人物 key man key person

英語で見ると男性限定表現だったもの女性も使えるようになった例が多い

それに対して日本女性限定名称男性も使えるように変更されたものが多い。

この違いはどこからまれたのか興味深い。

カメラマンビジネスマンキーマンのような海外では既に改定された用語はそのままなのは日本人はマン=男という意識が薄いからだろうか?

従来の用語 中立用語 備考

看護婦

看護士 看護師 2002年保健師助産師看護師法改正男性職業に就いているため。

障害者 障がい者

障碍者 「害」の字が使われていることに不満がある人の感じる悪い印象を回避するため。2001年平成13年)に東京都多摩市最初採用

助産婦 助産師 2002年保健師助産師看護師法改正。ただし現行では資格付与対象女性限定である同法3条)。

保健婦 保健師 2002年保健師助産師看護師法改正

保母

保父 保育士 1999年児童福祉法改正男性職業に就いているため。

スチュワーデス

スチュワード 客室乗務員

フライトアテンダント

キャビンアテンダント (CA) 1996年日本航空が従来の呼称廃止。他社も追随した。世界航空会社では、男性従事している。

土人 先住民 1997年北海道土人保護廃止

トルコ風呂 ソープランド トルコ人留学生、ヌスレットサンジャクリの抗議により、1984年に改称。

肌色 ペールオレンジ

うすだいだい 人種により、肌の色は異なることから

女優 俳優 男優という言葉があるのにもかかわらず、男性のみに俳優という肩書が使われることが多いため。

メクラフランジ 閉止フランジ JISなども改正済み 英語ではblank flange・blind flangeなどと云い、JISでも記号BLと残る

2018-08-21

人生最悪のフライト体験

先日、飛行機に乗った。100回以上搭乗経験があるが最悪だった。

機内は満席。三人席で、増田が窓際、妻が中間その男通路側だった。

その男は、安定飛行に入ってからトイレに行って、戻ってきた。

大便匂がつーんと鼻に突き刺さった。

こいつ漏らしたと一瞬で分かった。

妻は、幸運にも今鼻炎をこじらしていて、匂いあんまり感じないと言った。

通路側を取られているので逃げることもできない。しか満席だ。

フライトアテンダントが通り過ぎたときに声をかけた。

到着先の今日の天候はどうですか、と。

天気など事前にスマフォで調べていたが、匂いの異常さを気づいて欲しいだけだった。

アテンダント女性は、私達の席でとまった時点で一瞬表示が変わったのを私は見逃さなかった。

しかし、さらりと話をしてすぐに行ってしまった。

匂いを発生させる、その男飛行機から追い出すわけにもいかない。

犯罪者でも悪気があるわけでもない、その男もかわいそうなだけだ。

席を交代する場所もない。

着替えも持ってないだろう。

アテンダントに訴えても出来ることはないだろうと思った。

仕方がなく、タオルを口に当てたまま、到着まで我慢するだけだった。

機内から出たら一安心して深呼吸をした。

こんなフライト体験は初めてだった。

2018-08-07

anond:20180807181748

俺の調理師やってる兄弟フライトアテンダントと付き合ってたけど、

出会いはそのfa飛行機で飛んだ先で入ったレストランカウンターだったぞ。

anond:20180807175438

実際今でも日本の航空企業でのフライトアテンダントって

女性ばかりだよな。極たまにいるが、圧倒的に男が少ない。

2018-03-27

anond:20180327095501

一卵性双生児美女アビーベッキー

物理学を学んだアビーは国際便のフライトアテンダントになった。

高速で移動することで、長く美を保てると考えたのだ。

一方で、生物学を学んだベッキー管制塔で勤務した。

10年後、より若く美しい容貌を維持できたのはどちらだったか

それはベッキーだった。

アビーの肌は上空の強い紫外線に晒されてシワだらけのシミだらけ。

アビー高速鉄道乗務員を勧めています

2017-09-29

性的マイノリティ勝利時代

保毛尾田保毛男が久しぶりに登場したが、LGBTへの配慮が欠けるとし、たちまち炎上フジテレビ社長謝罪した。

性的マイノリティが大嫌いだ。

私はもちろんLGBTQのどちらでもなく、マジョリティに属しているだろう。

ただ、ここ20年ほどは性的マイノリティにとっては大勝利と言えるほどの成果を得ている。

ポリティカル・コレクトネス世界中でどんどん進んでいる。

保母保父保育士

看護婦看護士

スチュワーデスフライトアテンダント

ポリスマンポリスオフィサー

セールスマンセールスパーソン

他にもたくさんある。

もちろん職業の改称ばかりでなく、その他多方面においても、性的マイノリティに対する理解は広がっているし、著名人カミングアウトも増えてきた。

この風潮の広がりを見て思うのは、

彼らが自らにおける立場を強く主張し、それなりに熾烈な争いを繰り広げて、ここまでの市民権を得てきた、ということだ。

ダイバーシティが進み、誰しも生きやす社会形成しようとする動きが広がっていく。

しかし、これまで心地良く過ごしてきたマジョリティの方々には、昨今の風潮に疑問符を浮かべる者もいれば、自らの立場危機を感じ性的マイノリティ排斥しようとする者もいる。

もちろんそういう方々も等しく受け入れられて然るべき。

みんな良い勝負をしよう。生存競争と同じで、生きやす社会自分で勝ち取るもの

少数派で辛く生きている人も、多数派でも自分の中の少数派が抑えられないもの、全部ぶちまけて、死んだら負けの良い争いをしよう。

仲間をたくさん作れたら勝ちだ。保護排斥・受容・嫌悪、どういう選択をしても生き残れさえすれば、あなたあなたらしく受け入れられる。

人生謳歌しよう。

2017-07-22

看護師さんって

看護師さん、って言いづらい。

発音しにくいって意味じゃなくて、「看護師さん」って声かけしづらい。

なんか違和感をかんじてしまう。

さっき病院で、看護師さんに用があったんだけど、なんて声かければいいかからなかったからつい

「おねーさん」とか言ってしまった。

いくらなんでもそりゃねーだろ、プロ仕事してる人間に対して。こんないい年したおっさんが。。

すみませんエクスキューズ・ミー」でいいじゃねーか。ハァ~。

看護婦さん」なら言いやすかったんだけどなー。やっぱり若いからしたら違和感を感じないのかなぁ。

いやね、「看護師」って単語には違和感はもうないんだけど、呼びかけるって行為には違和感があるんだ。共感出来る人いるかな。

実際の看護師からするとどうなのかな。

まぁ、ただ実際問題看護師ちょっと頑張れば言えるんだけど

フライトアテンダントさん」これはむりじゃね???

2016-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20161115110829

女子寮には変質者が群がってくるのは本当だよ。昔、フライトアテンダントが住む航空会社女子寮近くに住んでたが、物凄いガードと警備だった。

驚くほど高いフェンスが周囲を取り囲み、外門からオートロック各部屋の凄く小さな窓は全て嵌め殺し、しかも常にカーテンが引いてある。

洗濯物なんか当然干してあるのは見たことない。警備員駐在

侵入防止、覗き防止etc...の為だわな。

作りは立派で綺麗なマンション風だったけど、まるで鳥籠みたいで、ほんと可哀想な位だった。

こんな防犯重視の建物が出来たのは、それまでの女子寮にも性犯罪事件が沢山あったんだろうなあと怖くなった。

女子学生の多い寮も、似たような被害は多いのだと思う。こんなに厳重にガードして貰えないだろうし。

それでも周囲では、待ち合わせの彼氏というより、ストーカーっぽい車がとまってるのを見かけることが多々あった。

航空会社が景気よかった頃に建ったものだけど、経営が傾いてきて、廃止になった。警備だけでもお金かかるしな。

男による犯罪女性生活経済が実際に犠牲にされてるわけで、その分程度はフォローしないと、男性差別たあ言えないと思うね。

2009-04-18

私男だけどフライトアテンダントが好きになれない

男はスチュワーデスが好きなもの

というステレオタイプイメージがあるが、

かわいいとか美人客室乗務員に出会ったことがない。

それはお前の要求水準が高すぎるといわれるかもしれないが、

コンビニ店員なら何人もであったことあるので、そういうわけではないはず。

2008-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20080921204320

透明人間という夢のある話にこういう回答する人は苦手だと思った

透明人間という話にはあんまり夢がない気が……

世界中旅行まくりたい」ならまだ夢があるけど、別に透明人間になるとか無茶苦茶不可能事を想像しなくても可能じゃないかと。フライトアテンダントになるとかパイロットになるとかさ。

ちなみに、透明になって風呂に入ったら基本的には見えないんじゃないかね。「透明」というのは周囲と屈折率も違わないということなんだろうから。たとえば水の中にガラスでできたもの落として涙目になったりしたこと無い?

2008-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20080917133144

今となっては、東大生、学校先生フライトアテンダントスポーツ選手……の本物が出ていても全然おかしくない。

吉野公佳AV出る時代ですからねえ。おじさんびっくりよ。

http://anond.hatelabo.jp/20080917123112

90年代あたりは「現役○○がAV出演」なんて、仕込みが多かったんだろうけど、

今となっては、東大生、学校先生フライトアテンダントスポーツ選手……の本物が出ていても全然おかしくない。

一昔前は「なんで○○なのにAVなんて出てるの」みたいな感覚があった。

たとえ金に困っても、上記のような人たちは「体を売る」なんてことはしないってイメージがあったんだよな。

今は、体売ること、AV出ることへのハードルは明らかに低くなったと思う。

でも痴漢、強姦、未成年ものは明らかにヤラセですから。念のため。

ただし、痴漢物や露出物で貸切じゃないバス電車の中で撮影するやつはたまに捕まったりしてるな。

 
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