「ムード」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ムードとは

2018-02-19

アイドル画像セミヌードエクスタシーが得られなくなった

昔の様にアイドル画像セミヌードエクスタシーが得られなくなった。

いや、エロいとは思うのだ。

例えば、ミニスカの後姿の太ももとか、白いブラウスボタンボタンの間の隙間から見える肌とか、上から覗けば中身が見えそうなローライズ水着とか十分にエロいのだが、ムードが盛り上がらない。

過激AVに慣れすぎてしまたからだ。

それは成熟なのかもしれないが、かつての中学生的な初々しい気持ちも持っていたい。

そこで私は考えた。

名付けてハイブリッドエクスタシー

ムードの盛り上げにはAV使用し、最後10秒間をアイドル等に切り替える。

手元の都合上、パソコンを使うと便利だと思う。

勿論DVD再生できればMacWinを問わない。

ススメ!

2018-02-18

anond:20180217205742

南北朝鮮が朝鮮人同士、障害があっても何とか和平ムードに少しでも持ってこうと

色々してるところに日本報道政治がどうのこうのと変なコメントしてたし

キモイ国になったなあと思いました

2018-02-16

微笑み外交で融和ムードって

義理チョコ赤面するくらいちょろいな

2018-02-15

オリンピック報道が不満

配られたカード勝負するの極地じゃん、オリンピックってさ。金メダルが取れなかったから残念ムードってのは本人だけでいい。メディアはさ、努力と才能で切り開こうとする人間たちの尊さ、美しさを伝えてほしいんだよ。他国選手にも当然ドラマがあるわけでさ。ヒラノの健闘をたたえたいし、ショーンホワイトのこの四年のことも知りたいわけよ。不満。日本だけじゃなく、オリンピックばかりは国際的な有名メディア自国選手報道中心だから選手母国語が読めないと全然インタビューとかドキュメンタリーもわかんなくてさ。不満……

2018-02-14

近頃のオタクってなんでこうなったの?

浅野真澄畑健二郎結婚した。

まぁ人だからいつかは結婚すんだろうけど、なんか普通に祝賀ムードビビる。え、いいんだ…

近頃のオタク声優アイドル結婚とか熱愛に寛容すぎない?

トムハックとなんとかい声優の時は完全に娼婦の声になってる!とかウォシュレットがどうとか言ってたのに…

近頃のオタクは(特に男のオタクは)(顔は別にして)マトモになりすぎでは?

エロゲもやらないし、AVも見ないみたいだし…ちょっと前まで飲シャンとか言ってたじゃん君ら…

君らが健常者になってしまうとネットウォッチャーとしては珍獣いじめて笑う楽しみが無くなってしまう…

もっとCD割ったり顔真っ赤にして「うぅぅぅぅううらぎられたぁぁぁ!!!!」とか書き込んだり期待通りの反応して欲しい。期待に答えるのは社会人の基本だろ。

それはそれとして男のオタクがまともになったせいで女のオタクキモさが際立ってる感じ。

なんちゃら言うアイドル結婚だかを嘆く怨嗟エントリとか久々にキ!モ!ってなって嬉しかったなぁ。

ただ男オタクと違って勢いがないし突くと勝手反論した気になって消えるから歯ごたえがない。

なんというかもう一声でオタク糖質に次ぐ次世代オモチャになると思うんだが…

2018-02-03

anond:20180203152744

作れないだけでしょ

ダサいやつしかいないか

そもそもが、「新しいことやるならポップスとかやるな」「そんなんなら滅びろ」という趣旨なのに

横に逸れすぎ

クラシックだって新作は作られてる。

20世紀不協和音実験を駆使した現代音楽が多かったけど

今はポストクラシカルとかネオクラシカルって言って、もっとカジュアルクラシックを楽しむムードが出来上がっている

Esmerine - Histories Repeating as 1000 Hearts Mend Colombe Sessions

https://www.youtube.com/watch?v=OYlDQttoTLY

アンビエントエレクトロニカポストロックを経て、クラシック楽器の美しさを引き立てる

メロディ志向音楽をやってる

Ólafur Arnalds - Only The Winds

https://www.youtube.com/watch?v=9eWewdTkghM

映画エモーショナルサントラとかでよくある

からサントラ界の巨人Hans Zimmerなんかもこのくくりに入ることがある

Hans Zimmer - Time (Inception)

https://www.youtube.com/watch?v=RxabLA7UQ9k

もちろん、今の(海外の)ゲーム音楽クラシック現代音楽映画サントラを経て進化した形と言える

そもそも、新しい感性のない人は新しい解釈ができないから新しい演奏アレンジもできないのだし

そんなんカラオケ番組のバックで演奏してる人たちと同じだよ

2018-02-02

anond:20180202025209

一般アナロジーってのは部分的にでも似ている・通ずるところがあれば成立するもので、増田が言うほど隅々まで一致している必要はない。

というか特徴的なポイント一点に注目させるのがアナロジー目的とも言えるし、それどころか、「なんとなくそんなムードがある」ってだけでもアナロジーにはなる。

アニメ教」ってのが何のことか俺は何も知らないままトラバしてるけど、部分的宗教的な特長を持つだけで「~~教」という言い方をするのは一般的用法じゃないかな。宗教じみている、とか、◯◯信者、なんて言い方も普通だし、ちょっとカリスマ性があるだけで「教祖」なんて言ったりするし。

たとえば「社畜」って言葉があるけど、これは〔会社従業員〕の関係を〔畜産農家家畜〕になぞらえたものだ。共通点がどこかは文脈にもよるが、ともかくアナロジーとして注目している特長はほんの一部分に過ぎないことがわかるだろう?

2018-02-01

anond:20180201123350

ウチは中小ITなんだけど、社長から「こんどの社員旅行宴会では、各部署1ネタ用意してくるように!」との命令が下ったことがあってね。

 

社長広告代理店出身のウェイ系なんだけど、社員にはそんなタイプ人間はほぼいない。だってITだもの

 

案の定宴会は寒くてしょっぱい学芸会みたいになって、まったく盛り上がらず、いたたまれないムードに。

 

以来、ふたたび宴会芸の命令が出されることはなかった。賢明判断

2018-01-30

[]1月30日

○朝食:なし

○昼食:パン(おぐらマーガリンコロッケ

○夕食:ご飯、納豆唐揚げ、卵、水菜大根サラダ

○間食:サプリメントマルチビタミンミネラル)二粒

調子

はややー。

東京行きたくないダンスを踊りながら仕事していたら

「うーん、これは来週”も”東京!」と言い出された。

意味がわからないので暴力に訴えて解決しようかと思ったが、解決できるわけがないので、唯々諾々とホテルを予約して東京に行くことになった。

え?

まじで?

2月末も行く上に、来週も行くの?

はあああああああああああああああ。

あほらし。

まじかよ。

完全にこれ天罰やん。

いや、天ではないけども、ないけども。

3DS

ポケモン銀(VC

アカネ倒してエンジュシティで波乗りの秘伝マシンもらったところまで。

アカネ超強かった印象あるんだけど、ゴース催眠術呪いとサクッと倒せた。

あと、完全に忘れててウソッキー捕獲できなかった。

い、いや、悪ポケじゃないから多分使わないけど、だからといって捕獲しない理由もないから、なんかモヤモヤする。

これ万が一、実はウソッキー二世限定技を介さないと、僕の好きな悪ポケに技遺伝できないとかあると超悲しいな。

その時はもう一周すりゃいいか

ポケとる

ミュウツーレベルMAXチャレンジ開催。

いいねポケとるの玉とる要素大嫌いなんだけど、レベルMAXチャレンジだけは好きなので、攻略してる。

今日レベル15までプレイ

iPhone

コマスター

ラティアスレベル10が完成した。

これで思う存分クソ運ゲー相手に仕掛けられる。

ゲーム家計簿

ポケモン(2000/5000 繰越0)

MS系(0/5000 繰越0)

・@(1500/5000 繰越0、ゲーム貯金25414、チケット8枚(実質250かける8))

・その他(8200/10000 繰越0)

貯金イヤイヤムードが高まりだし、来週も東京行くことにより完全に決壊しかけている。

多分アホみたいな散財するからもうコーナーおわろかな。

2018-01-27

1722 マフムードイスファハーンを陥落、フサイン退位

1722 イラン北部でタフマースブ2世即位(→ナーディル提携

1725 マフムード暗殺される、後継はアシュラー

1729 ダムガンの戦い(ナーディルアシュラーフに勝利

1732 タフマースブ2世オスマン帝国に敗北し退位、アッバース3世即位

1735 ギャンジャ条約ロシア和解オスマンに対抗)

1736 アッバース3世退位(サファヴィー朝滅亡)→アフシャール朝

2018-01-24

友達としては好きだけど恋愛対象にはならない」

を察知する判断基準存在するだろうか?

私には、何度も二人で出掛けている女性(Aさんと表記する)がいる。

Aさんとは趣味共通しており、ここ半年くらいの間、2週間に1回の頻度で、遊んだ食事に行ったりしている。

毎回楽しい時間を過ごせている(と私は思っている)し、食事基本的に割り勘であるのにAさんからはお礼のメールが毎回届く。

恋愛関係話題になることもある。

しかし、告白はしていない。

恋愛関係話題になっても、どこか会話のメタ度が高く、私たち次元まで会話が下りてこない気がしている。

二人でいるときムード高まることもない。それどころか手を繋いだこともない。

先日は、二人でランチに行った。

待ち合わせ場所に行ってみると、Aさんと共にAさんの女友達(私とも面識がある)がおり、Aさんにとって「男との約束を友人に公言する」状況になった。

Aさんは彼女と別件があったそうだが。

兎に角、私は彼女挨拶し、彼女は帰った。

その後は楽しく二人でランチに行き、付近散歩して夕方解散した。

これは、表題のように私が箸にも棒にもかからないからなのか、半ば交際宣言なのか、頭を悩ませている。

私は別にAさんに嫌われていないと思う。

近い内にハッキリと交際を申し込もうと思うのだが、そのとき気にかかるのが、表題の状況に陥ってはいいかである

何分、私は交際経験がないので、自力経験則帰納することはできない。

そのため、他人体験談から表題基準を私なりに抽出したいと思う。

賢明なる増田諸氏の話を伺いたい。

2018-01-23

anond:20180123073040

外国で上手くいってるのに日本で上手くいかないってことは、外国のやり方をそのまま持ってきてもダメってことじゃないかなって思ってるんよ

責任所在曖昧から、突出して規制を推進すると四方八方から責任押し付けられる(と思ってる)のが、日本規制が上手くいかない原因だと思う

多分、大手消費者団体が「うなぎ販売規制賛同します」って言うだけでも、例えば小売の立場からすると結構違う

消費者団体の皆さんがああいってますし」っていう言い訳ができる

これがあると無いで全然違う

日本責任所在を明確に分担する文化根付いているなら、欧米型の漁獲制限も上手くいくと思う

でも少なくとも現状はそうじゃないし、そういう文化根付くのを待ってたらいつまでかかるか分からない

から現状で有効規制をかけるのであれば、責任所在曖昧なまま「なんとなく規制した方がいいんじゃないかなぁ」っていうムードを主流にするしかない

要は雰囲気規制に持ってくしかないと思うんよ

そう考えると一番影響力を持てるポジションにいるのは、消費者じゃないかなって思う

基本的お客様には責任押し付けられないからね

2018-01-22

anond:20180122134906

「~~は悪」みたいなムードを作るのは不可能じゃない?どうやっても。

情報アンテナの高い人は理解を示すかもしれないけど、そうでない人との断絶は深い。

既に親しまれている食材だし、日本人は食への執着が強いからね。

からそういう人道的アプローチじゃなくて、経済的アプローチしかないと思う。

具体的には、業界が結託して、代用魚を「うなぎ」と称して堂々と売り、

従来のうなぎ流通させなければいいんじゃない

いま「シシャモ」として流通しているのは実は本来シシャモではなくてカペリンなのだけど、

それに不満を言う人はいないでしょ?

そういう風にしていくのが良いと思うんだけど。

頭の悪い人は偽装呼ばわりして騒ぐかもしれないけど、

ならほぼ流通しない本物のうなぎ高値で買うのか、って言えばだいたい黙って適応するしかなくなるでしょう。

それくらい市場原理による消費コントロール力は高いわけだし。

必要なのは代用魚を潤沢に流通させる努力と、

裏切って変な使命感で従来のうなぎを売り続けようとする人間業界内で処罰することだけ。

大衆コントロールするよりよっぽど可能性高いと思う。

みんなでうなぎを救ってください

小売業に勤めている者です。これまでも、会社には何度もうなぎ絶滅危惧種だということを訴えてきたのですが、「売上」しか言われない中で販売を止めることが出来ず、結局今年のような状況を招いてしまって責任を痛感しています土用の丑の日はもちろん、父の日の商材としてもうなぎ売れ筋なので、何度訴えても会社うなぎの終売という選択肢を取ってはくれませんでした。

そこでみなさんにお願いがあります会社はとにかく外圧お客様社会から圧力に弱いです。散々社員提案しても変わらなかったことが、外部からの指摘であっという間に変わることも多くあります。そこで、みなさんの声で「うなぎ販売し続けている企業は悪」というムードを作り上げていって欲しいんです。自分力不足を棚に上げて申し訳ないのですが、もはやそれ以外に大手小売にうなぎ販売を止めさせる方法はないんじゃないかと思っています

うなぎを滅ぼした時代人間」に私達がならないために、みなさんで声を上げてもらえないでしょうか。みなさんの反響武器に、自分会社うなぎ販売を今度こそ止めさせるために頑張ってみるつもりです。

2018-01-17

付き合えなかった男の話

もう結婚してて、それなりに幸せ暮らしてる主婦

それでもたまに思い出してしまう人がいる。

その人は、元カレでもなんでもない、告白したら振られてしまった人。

でも今まで付き合ったどんな元カレよりも印象深く、忘れられない人だ。

彼とは同じバイト先で、私はフリーター、彼は学生

4つくらい年下の彼のことを、最初は真面目で謙虚好青年だと思っていた。

バイトで同じ内容の仕事をしているのもあり、そのうち彼とは自然とよく話すようになっていった。

私は当時よくバイト仲間とお酒を飲みに言っていた。男の子と飲むことも多々あったけど、あくまでもバイト仲間としてワイワイするだけで、誰のことも異性としては全く意識していなかった。

彼は、いつ誘っても忙しいからと断ることが多かった。同じ周りのバイト仲間の学生たちも、「○○くんは謎が多いから」「○○くんは真面目だから」と、一線を置いていた。私自身も何度か断られているうちに、きっとお酒の席やワイワイしてる空間が苦手なんだろうなと思うようになっていった。

その日のバイトは彼も私も17時上がり。(彼は日中講義のない日だった)予定もなかったので、私はダメもとで彼を飲みに誘ってみた。

すると、彼はこう言う。

今日は、他の人は一緒じゃないんですか?」

私は、もしかすると二人きりだと嫌なのかな?と思い、ああ、じゃあ誰か呼ぼうか?と提案した。けれど、彼はこう言う。

増田さんと、二人きりなら行きます

それを聞いて、思わず私は目が点になってしまった。

二人きりなのは、もちろん構わないのだけど。

どうしてなのか、それ以上の意味はらんでいる気がする。

その当時、私には彼氏はいなかったのだけど、恋愛対象として見るつもりの全くなかった彼に、まだ働いてる時間なのに不意打ちでそんなことを言われ、(誘ったのは私からだが)少しだけ舞い上がってしまった。

結果、じゃあ、二人きりで行こうか。と、いう流れになった。

はいえ、この時点では全く好意を持ってるとかそんなんではなかった。

なんだか緊張するので、店は個室居酒屋かい雰囲気場所ではなく、バイト仲間の野郎どもと良く行くタイプの、焼き鳥日本酒ビールしか出てこない、常に親父がテレビ野球中継見ているみたいな雰囲気大衆飲み屋へと連れていった。普通、男女のカップルでは絶対に行かないタイプの店だ。

彼は、「僕、こういう雰囲気の店、好きですよ」とにこにこしていた。こうやって二人で飲みに行くまで知らなかったけど、きれいめのファッションがよく似合うおしゃれな男だった。正直、ファッションセンスはとても、ものすごく好みだと思った。

とりあえずビール枝豆乾杯する。飲んでる彼のことを初めて見た。酒が苦手だと勝手に思っていたので、ビールガンガン空けていく彼にものすごくショックを受けた。こんな話、聞いてない。知らない。そんなに飲めたんだ?と聞くと、「酒は好きなんですよ」と、いつもはしないタイプのにこやかな笑顔で笑った。

酒が進むにつれ、彼はどんどん饒舌になっていった。

普段飲み会を断るのは、本当の自分とのギャップに周りがびっくりしそうだから、というのが一番の理由らしく、真面目そうに見えるが実はお調子者で、どんな相手でも絡んでいってしまうので敢えて避けているとの事だった。

また、普段は気をつけているが、そこそこ口が悪いらしく、友達の前だとくだけた口調で話すらしい。

これは、内緒ですよ。なんて口に指を当ててしーっとするジェスチャーをされて、不覚にもどきっとしてしまった。

なんだか、開けてはいけない扉を開けてしまった気分だった。

一軒目の店を出て、そこそこ酔いも回っていたけれど、なんとなく解散ムードにはならなかった。

「もう少しだけ、一緒にいません?」

なんて聞かれて、正直ちょっといい気分だった。

二軒目は、普通に個室居酒屋に連れていかれてしまった。もうどこでもよかった。もうすこしだけ、二人きりで話がしたかった。

そこでした話は、今ではもうほとんど覚えていない。でも、向かい合わせでも座れるのにいつの間にか隣に座ってて、彼が

「酔った増田さん、全然バイトの時と印象違ってかわいいです」

「これ食べます?あーんして」

なんて感じであやされているのは記憶にある。久しぶりに、ものすごく、女として扱ってもらえて、すごくドキドキした。その日の夕方までなんとも思っていなかったはずの彼が、信じられない位かっこいい男の子に見えて、つい、私も、普段隠してた自分の女っぽい部分をさらけ出し始めた。

「このままじゃ帰れないです。責任とって…」

なんて、わかりやすく甘えて。

彼は、そのままタクシー自分の家まで私を持ち帰って、その夜は、最後まではしなかったけれど、それなりにエッチなことを沢山した。

夢みたいな時間だった。

それまで、自分はあまり自分のことを女だと思ってなかった。それなのに、彼は、たった一晩で私の女の部分をこじ開けた。

あんなに真面目そうに見えたのに、どうして。

別に今まで私のこと好きだったとかそんなんじゃないのに、どうして。

家にコンドームがないからと最後のそれは断ったくらい遊び慣れてなさそうなのに、どうして。

たくさんの「どうして」で胸がいっぱいで、でもなんだか嫌ではなかった。

結果、彼とどうなったかというと、このあと彼のことを好きになった私は、次のデート約束を取り付けるものの、そこでふられた。

理由は、「増田さんは僕と似すぎてるからダメ」で、今思い出してもなんじゃそりゃって感じだ。ふられた直後はショックで顔も見たくなかったけど、バイト先で会う手前平然としていなければならなかったし、他のバイト仲間は私たちにそんなことがあったなんて誰も知らない(知ってても困る)から、この期間が一番きつかった。

やがて彼と私は、バイトの中でもお互いに違うポジション仕事担当するようになり、一緒のシフトに入っても、休憩時間さえ被らなければ、顔を合わせることもめったになくなった…………はずだった。

彼は、あの夜以降、なぜかよく飲み会に顔を出すようになった。

今まで真面目で通してきたキャラが一転、女の子大好きキャラになり、女の子からは嫌がられていたもの男の子から面白いと絶賛され、バイト内での友達も増えたようだった。

それを別の輪の中から見ながら、(元気そうでなによりだな)と思っていた私だが、しばらくは彼と会話をする気にもなれず、半年くらいはずっと無言か、業務上必要な会話も明らかに塩対応だったと思う。

年下にいいように遊ばれたな、というのが正直な気持ちだった。そんな自分が恥ずかしくて、なるべく早く次の恋がしたかった。

そんなある日だ。

閑散とする時間だったので、自分ポジションを私一人で回していたとき、急に彼が私のところへ来たのだ。

お久しぶりです」

なんでもないような感じで普通にしかけてくる彼に、私は全身から警戒オーラを放っていたと思う。すると彼は、近寄ってきて、急に手を取って私の手になにか握らせる。

びっくりして中を覗くと、クッキーだった。

「一人で頑張ってたから、ご褒美……」

困ったみたいに言う彼に、なんだかおかしくなって私は大笑いしてしまった。ありがとう、って言ったら、彼は、

「やっと俺に笑ってくれた」

と嬉しそうに笑うので、すこしだけ、やっぱこの人のこういうとこ、スキだな…と思った。

それ以来、つきあってるわけではないのだけど、バイト中に遊びに来たり、一緒に食事に言ったり、バイト帰りに自転車二人乗りでどこかに行ったりと、私がバイトをやめるまでよく遊ぶようになった。

彼は、バイト先では絶対に言わないが私のことを増田さんではなく名前で呼ぶようになり、慣れ親しんだ友達に接するみたいに私をぞんざいな態度で扱うようになった。でも、たまに○○さんの名前かわいい。なんて言いながら頭撫でたりするので油断ならなかったが。

私も、彼のことを好きだったのかどうなのか、思い出してもわからない。けれど、ものすごく一緒にいて楽だった。あの日以来、キスも何もしなかったけど、彼の前では無理せずに、女の子でいられた。女扱いされてなかったのに。

今思えば、お互いに、別に理想相手でも付き合いたい相手でもなかったんだと思う。

ただ、どうしようもなく、性癖に刺さる相手だった。

それはきっと、うぬぼれでなければそうだと思う。

だって、当時こっそり覗いた携帯メモリー、女の名前は私だけだったから。

それがすごく、嬉しかった。

まぁ、彼女じゃなかったんだけどね。

というわけで、私が県外に就職し、3年もしたら別の男とあっさり結婚したのでこの件はわたくしだけの思い出話なのだけど、何が恐いってつい最近私は一方的に知ってしまったんだよね。彼、今わりと近くに住んでるっぽい。偶然見つけてしまった。

なんでなんだろう。

県外も県外、行き先も何も知らせてないのに。

どうやら今は向こうにも相手がいるみたいだし、私も太って誰だかわからなくなったので大丈夫だと思うけど。

でも、今が幸せから願う。どうか、出会いませんように。

たぶん彼がまたあんなふうに仕掛けてきたら、どうなってしまうかわからないなととっさに思った自分がいた。

こんなこと、誰にも言えない

そのくらい、どうしようもない恋を、してしまたことがあるんだ。

2018-01-16

anond:20180116071707

別に純文学志向でもない」って言ってるけど、じぶん、純文学きじゃない?

取るに足らん薄っっっぺらい愚痴だけでこんだけ書けるんだから自分をとことん見つめ続けて、もっとその鬱屈したもんをドロドロネバネバになるまで煮込んで煮詰めて作品にすれば、読む人によっては純文学に見えるよ。

改行や余白で嵩増ししたりムード出したりすんのは嫌いだけどね。がんばってね。

2018-01-13

anond:20180113104702

から告白されたこともあるけど、男と同じようにはうまくいかない感じ。

慎重に言葉を選ぶように伝えられたから、恋愛ムードも何も無かったのは仕方がない。

もっとから気軽にアプローチできる雰囲気の世の中になればいいと思う。

2018-01-12

恋愛弱者社会の居場所はない

世の中恋愛至上主義かよ

音楽だったり映画だったり小説だったり、何かとコンテンツの中に恋愛要素入れすぎだろ

どうしようもない気持ちになったか音楽聞いて気持ち変えようとランダム再生したわけだけど、どいつもこいつも歌詞の中に恋を絡めてきやがる

どうなってんだよ

20代童貞って40%が童貞なんじゃなかったのかよ

恋人出来たことのない俺はどういう気持ち恋愛コンテンツだらけのこの社会で過ごしていけばいいんだよ

恋が当たり前だと思ってんじゃねえぞ

パワハラセクハラに対して声を上げるムードが盛り上がってるけど恋愛弱者は声上げちゃダメなのかよ

クリスマスシーズン終わって落ち着くかと思ったのにダメじゃねえか

このいたたまれないどうしようもない腐った感情どうしたらいいんだよ

誰か教えてくれ

2018-01-09

成人式行かなかった

タイトルの通り、一昨日(うちの地元では)の成人式の間 自分は家でごろごろしていた。

行かなきゃいけないなんて思ったこともなかったし、連絡は取らないけど会いたいみたいな人なんて地元に一人もいない、案内のハガキも送られてこない地域そもそもスーツも持ってないから着ていくものもない。行く理由の方が少ない。

けれども成人式ムードテレビタイムラインを見ていると行かなかった自分がどうにも社会不適合者に思えてくる。

成人式って、そんなに大切なイベントだったのだろうか。

外食コスパ=どれだけ腹が膨れるか、と考えている奴多すぎ問題

外食コスパはどれだけ腹が膨れるかに非ず。そんなに腹膨らましたかったら白米にごま油と塩かけてむさぼっとけって話。

外食コスパ

にある。

なにも、オシャレな店がベストだといっているのではない。

合コンで良く使われそうなコピペしたオサレ感のあるお店なんて論外だ。

↑のどれも満たしてないのに価格だけは一丁前だから

食事で連れていくと、うすっぺらい田舎娘以外からセンスないと内心で思われるから気をつけろよ。

良いお店は、シチュエーションによって変化する。気の置けない友人となら、よっぽどボッタクリのお店とか、マズイとか、そんなんでない限りどこだって良いだろう。磯丸水産とか。

はいえそれでは元も子もないので、ここではシチュエーションデートと想定して「コスパ」について語っていきたい。

まず味。これはそのまま。美味いか美味くないか

自宅では作れないような手間のかかる料理なんかも良いね

フォン・ド・ヴォーから作られたブフ・ブルギニョンなんて何時間も煮込むし、居酒屋で人気のポテトサラダだって自宅で作ろうと思えば手間がかかる。最近人気の刻んだいぶりがっこ入りポテサラなんかも手間かかっているな〜って関心する。あと、原木から削るハモンセラーノも最高。自宅だと多すぎて手にあまるし、初心者だとうまく切れないからね。

サービス。これも大事

学生バイトがメインのお店はやっぱりどこか残念。良いお店って本当に良いんだよ。

お客さんに恥をかかせないためのさりげない気遣いや、豊富知識、会話が盛り上がってないカップルに会話のいとぐちを与えるような話題提供などなど……この店に来てよかったなと思わせる技術がすごい。

雰囲気

サイゼリアは良い店だが、デートに向かない理由はここにある。

客層が多種多様すぎるのだ。学生たちがだべってたり、ゲラゲラ騒いでいたり。照明が明るすぎるのもネック。まったく良いムードにはならない。面倒なのでソースはここには書かないけど、距離を縮めたい相手となら照明の明るくないお店の方がよいらしいよ。

閑話休題。良い雰囲気とはどういうことか?

常連同士の会話を楽しみたいという目的でないのであれば、隣の席と距離がある方が良い。落ち着くから

個人プライベートな会話も「隣の人に聞かれるかも」と思うと話しにくいものだ。

あとは、自分たち年代、懐具合が同じような客層の店の方が落ち着けるだろう。

若者が年配ばかりの店に行っても落ち着かないし、ある程度の大人学生たちの多い店にいても辟易するのは目に見える。

ちなみに、食べログなどの紹介文で店自らが「オシャレな」「スタイリッシュな」「女子ウケの良い」なんて御託を並べている店はだいたい地雷だと思っていい。

ここまでツラツラと書いたが、たくさんの店に足を運ぶことで自然と良い店とは、どんな店かわかってくる。それまでには、ハズレだなと思う店に合うことも多いだろう。そんなときは素直に、軽く1杯飲んだ後「別の店行こうか」と提案しても良いのだ。

肩肘張らず良い外食ライフを。

2018-01-07

それでも、なんだかんだ成人式って行ったほうがよくない?という話

副題:イケてない人間成人式をどう迎えたらよいのか?

大学の同期が成人式をむかえる前に書こうと思っていたが、結局こんな時間になってしまった。

この時間になって成人式ねーうん・・・みたいに思ってネット見てる人間が見ればそれでいいや。

成人式に行かない人って、いったいどんな理由があるんでしょうかね」というのは、改めて考えてみるとこれがいまいちよく分からない。

あるいは自分がなんだかんだ言って結局行った方の人だからなのかもしれないが、行くのを結局決めたのは前日の夜になって「ああやっぱ行こうかな、一応準備だけしておいて寝坊したらあきらめるか」といった具合でいたら当日きっちり目が覚めたので、ええホントに行くの俺?みたいな思いを抱きながら行ったという有様だったので、その辺のところ行くまではかなり割れていたのだが、実際行った後になってああやっぱ行ってよかったなとなるような強い価値観の変化があったので、そのあたりのことがいまいちよく思い出せないし、結局行かない側の人ではなくなったので、行かない側の人としての物言いをしなくなったからだと思う。

というのも、その成人式人生三回目のセンター試験の一週間前だったし。

その頃の自分に何があったかというと、まあなんだかよくわからないことになっていた。少し本題とずれるので、結論だけ見たい人は読み飛ばして構わない。

単にシンプル物言いで表したり表されたりしたくないだけなのかもしれないが、一年目も二年目も、センター利用で受かった大学にそれぞれ親に入学金と半期の学費それから半期の休学費用をハタかせておきながら大学受験をおかわりしていたかである

結局一度目はもっと高いランク大学に行きてえと抜かす自己肯定感の欠如と、それでいて自分の有様をよくわかっていないが生きる上では大切な若者特有の貴重な熱意を、18,9年生きててそれだけしか身に付けなかったんかとばかりの崇高な偏差値という単線指標に振り向けて、それさえ達成できればこれまでも中高大と一度たりと第一志望というものに受かったことのない過去自分の救済になると信じて突っ走ったものの、大元問題が何一つ解決されてないがゆえに何一つ解決するはずもなく、終盤完全に行動の伴わない支離滅裂メンヘラという訳の分からない人になりながら本試は全て落とし、所属するが故の苦い部分から解放されもはや生きてるだけで自己肯定感補填できる依存先と化していた元の大学と、唯一受かった1ランク上の、しか受験が終わった後になってどうやら自分本来大学でやりたいと思っていたものと違うらしいということが分かった大学のどちらにすればいいか迷っていると口にし親父を激怒させて終わった。

二度目のほうはもはや凄惨と言う他はなく、元の問題、つまり自己肯定感の欠如であるとか偏差値以外の指標を実のところ持ち合わせておらず、大学受験というそういうことの最後の振り分けが終わった後でじゃあ自分が何をすればいいのかがわからない、自分に好きなことややりたいことがあるんだかないんだかわからない、ましてそいつを新しく見つけ出すこともできちゃいないし、前の大学の専門や多分野性は楽しかったし、自分のやりたいことのような気もしていたがそいつ自分でかなぐり捨ててしまった。そうこうしているうちに時間は過ぎ、周囲にいる一つ年下の人間はめいめいにそれを見出したり、あるいはそうでなくても仲間を見出していく。新しい人間を迎えるムードチャネルは閉じていき、ただ一人、コミュニケーションに長けているわけでもなく、まして19になって未だ携帯電話さえ持ったことのない現代人にあるまじき自分人間関係からも完全に弾かれたまま過ぎゆくただ時間に溺れ流されていた。前期の単位は夏前に再受験が決まって期末を受ける必要もなくなっていた前の大学のさえ下回り、初めてのバイトもクビになり、夏が終わるころには高校のころ深刻であった鬱状態が完全に再発状態となり、対人恐怖に加えて社会恐怖に陥り、狭いキャンパスの狭い学科で知っている人間と会うのも、知らない人間がそれぞれ彼らなりの為すべきことや適応見出しているさまを目にするのも耐えられず、大学は来てもまともに講義に出ることもなく普段人の来ない大学非常階段で横になりながら、人の話し声や足音におびえ、ただ一日中耐えぬ眠気と抗うつ薬副作用からくる体調不良でくたばっていた。

そのような状況を見かねてか、というより、自身家族学生相談室もお手上げ状態と化しており、少時に発達障害でかかっていた大学病院心理士やら全落ちした中学受験時代予備校先生にまで話に乗ってもらい、しまいに温情で元の大学に戻るなり、また別のところに入りなおすなり、リセットの機会を与えてもらったというのが11月、という有様であった。

というような具合だったので、高校を出てから二年間の間で、自分人生高校を出るまでは同期で同い年の(自分の周囲にいた)人間が辿っていたそれからは大いに逸脱していた。

二度目の大学の同い年の同期とも、ましてや歳の違う同期からも逸れていた。少なくとも、当時の自身にとってはそうだった。

もとは転勤族で住んでいる地元にそれほど愛着があるわけでもなく、昔から付き合いのある人間もいない。親類ですら、精神物理的に最も長い付き合いがあり、肉親としての付き合いらしさを覚えはじめていた爺さんは最初大学受験の途中で突然死した。ましてや住んでいるところの人間など、地理的なり関係性的になり分断が続いたので、初めて親しいらしき人間関係が三年を超えたのは、電車で一時間高校を出てからのことである

↑以上読み飛ばし

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

↓読み飛ばし

そんなわけで当時の自分は、血縁地縁または精神的な人間関係という側面において、また学年や同期など社会的地位としての側面において、そして以前より自分が持っていたイメージ(と現状との乖離)という三つの面において、一般的な「20歳」という存在から離れていた。(すくなくとも、当時はそう自覚していた)

はい成人式ハガキというものは、本人のそうした事情自意識とは全く関係なく、ただいつ生まれてどこに住んでいたかということ以外何一つ問わず、だれの元にも届くものである

ハガキが届いた時点で、すでに自分人生が同年代の多くの人間が歩んでいるのと同じような人生など望むべくもないと思ってはいても(事実そうだとしても)、である

これは生まれ20年の1月を迎えるまでの経緯がどんなに平凡であろうが特殊であろうがおそらく同じことだが、成人式というものは、義務教育を終えた人間に来る、「ただ同じ年(度)に生まれたというだけで世間から全く同じ扱いを受ける」最後の機会だろう。ひょっとしたら最後ではないかもしれないが、少なくとも当分同い年というくくりではこれほどの等しさと無差別性を持った体験をする機会はないだろう。たとえ義務教育をどっかでドロップアウトしようが、義務教育後に社会に出ようが、小中高のどっから私立なり特殊学び舎に通っていようが、あるいはそういうことのなかろうがである

分かりやすいので義務教育を例にとってはいるが、それ以外であっても人間この国で20年も生きていれば意識しようがしまいがなんがしか本人なりの本人しか持たない(あるいは似たような人しか持たない)部分というものが出てくるものだし、そんなことはないと思っていてもそう思えること自体がそうである

これは多分行く前はあんまり分かりにくいことだと思うが、ともかく成人式というのはそういうもの可視化してくれるこの上ない機会だと思うんすよね。

自分が変わっていようが、あるいは変わっていなかろうが、それがどう変わっていて、どう変わっていないのか。会場に集まった普段どこに住んでたんだみたいな70年代珍走団の生き残りみたいな連中やら、無数にいるスーツトレンチコート羽織った黒い大群やら、量産型みたいな晴れ着の女やら、(ときキンキラキンの)紋付袴決めた男達やら、そこにいる連中すべてがまぎれもなく自分と同い年という光景は、少なくとも成人式以外にあるまいと。自分が前日にやっぱ行ってみようかなってなったのは、そういう風な光景って実際どんななんでしょってのを見てみたかったのが一つある。これ考えても実際に見てみないと絶対からないぞと。少なくとも、行ったことは何かの話のタネになるが、行かなかったら何にもならない。あとでやっぱ行けばよかった、がシミのように残ると思った。

成人式ハガキをなくしたのならなくしたと言えば現地で何とかなるし、着ていくものがないならまぁ少しでもちゃんとしてそうな格好をしていけばよいだろうし、そういう成人式だってあってもよいだろう。別に地元友達がいなかろうが、それはそれで自分にとっての成人式はそういうもので、そっから見える光景というものがあるだろう。ひょっとしたら、意外な出会いというものがあるかもしれない。俺の場合は誰一人知り合いとすれ違うこともなかったが、それはそれで面白かった。久しぶりにでも会いたくないやつがいたとしても、そいつと会うのはその日が最後だ。遅刻したって別に会場に入れてくれないということはないし、まあ既に終わってても贈答品くらいは貰えるだろう。

いずれにしても、成人式に行くことによっぽどの、それこそ生命危機が伴いでもしない限り、積極的に行かない理由をひりだすことはないんじゃないか

仮に生命危機があっても相手少年法適用外だ。別に贈答品目当てだってよかろう。地方によっては金券まであるらしいし。ぶっちゃけ、ほかの自治体のでも潜ってる人はいるし、そういう手もあるだろう。

成人式という上に述べたような場で何が起こるか、あるいは自分にとっての成人式がどういう場で、どういう体験をしたかってのは、これまでの自分を同じ年齢の違う人間という物差しで照らし合わせて改めて見直すことができるいい機会になりうると思うし、あるいはこれから自分がどうするかを決める上で一つの観点を得られる機会となることもあるだろう。

俺の成人式の話をすると、その日の朝は普段より早く起きて、普段予備校に行く格好のまま家を出て、最寄り駅のトイレカバンに忍ばせたスーツと革靴(最初大学入学祝い)に着替えて行った。

贈答品は会場に一番近いマクドナルドクーポンなのは事前情報で知っていたので、特に期待はない(要らねえけどなんかムカついたから二枚使った)。

日本で最も規模のでかい成人式ひとつなので、夥しい人間がいた。その中で明らかに事前の期待を裏切ってよかったこと・面白かったことが3つと、クソだったことについて書いて終わろう。

まず前座で良かった点、開式の国歌市歌斉唱。これは完全に盲点だった。いや、人生であれだけの人数で国歌市歌斉唱するという機会は以前もなく、おそらく今後もそうないだろう。規模は地元によって変わるところなので一般化はできないが、大勢国歌だとか市歌だとかをまともに歌ってみるというのは、歌というもの(または斉唱)が持つ効果について体感することができたし、本人の政治的スタンスによって様々に見方があるものだと思う。

クソだったのは、少しは面白い話するかとほんのちょっぴり期待していた林文子(市長)が死ぬほどつまらない話しかしなかったこと。マジで役に立たねえ話しねえ。1行で要約すると

携帯電話が普及して直接コミュニケーションをとれる機会が私たち世代より減ったと思うので密接な人間関係を築けるよう頑張りしょう。」

いやもっと役に立つ話しろとは期待が高すぎたかもしれんがせめてなんかそれについて掘り下げた話はできないのかよなんだそのお手本みたいなお年寄りのお手本トーク・・・というもの。これはこれで、ある種の貴重な機会かもしれない。毎年使いまわしてる可能性があるから横浜市民は要チェックだ。

輪をかけてクソだったのがその次の新成人スピーチ。まあ新成人代表なんぞに選ばれてスピーチを打つやつはまず間違いなく模範的成人みたいなやつかそれに類するものだと思っていたのだが(それ以前のスポーツ選手みたいなのの紹介とかもそうで)、そいつの語り口が聞いていて気に食わなかった。正直後のインパクトで話してた内容をあまり詳しく覚えてないのだが、まあ今はボランティアかいろいろやってます系の大学生自分人生を語るというものだったんだが、その途中で(当人人生実態としてどうであれ)妙に「こいつスピーチの話術として落としをやっているな?」というところがなんか聞いていてイラついてくるのである。「いじめられもしました」の言い方が湿っぽいんだよなんか。でもお前いい人に囲まれててよかったねいい人生だねと市長スピーチに続いて半ば来たことを後悔し始めたのだが、ここからがとてもよかった。

乱入である

これは行く前と行った後で最も価値観が変わったこである。かねてから成人式乱入というものはまぁおよそまともなものではないと思っていたが、しかしその場ばかり、その場の自分にとっては違った。

むかし怪獣特撮怪獣が町を破壊するシーンで喝采があがったとかいう話が少し分かった気がした。

成人式というのは、その主役は新成人である。そこにいる、会場に座っている全ての人間が主役である。彼らの社会的日向日陰此方彼方近郊遠方、全てを問わずしかし彼らのものであり、選ばれた新成人と、一世一代の晴れ舞台乱入を試み壇上へ駆け上がった名も知らぬ煌びやかな和装姿の彼と、私と、あるいはすれ違うこともないがしかしそこにいるはずの知人どもとの間に、いったい何の違いがあるというのか。誰が彼と彼らと分かちうる権利を持ちうるのかと。成人式とは、生きてきたこと、為してきたことの如何を問わず万人がそこにいる場ではないのかと。

ひとり私は拍手し、心の中で喝采をした。壱萬の大群と自ら選んだわけでもない代表者という構図の中に包まれていた会場を破戒し、否、そうではない、と示した彼の姿に。

そのように見出した彼の姿に心打たれ、ある種の感謝と、自らの肯定を覚えたからだ。彼の行動によって、万人の場としての当市成人式は成立をなしえたのだから

最後に。これは来ていちばんよかったと思えた光景なのだが、式が終わって駅に行くまでが死ぬほど混んでいたので見物感覚で大回りして駅の空いてるほうに向かっている途中、まあいかにもあまり中学休み時間窓際で話してそうな感じのイケていなさそうな感じの風貌のダウンジャケットの男二人が、しかし久しぶりに会ったと思わしき感じで、いかにも久しぶりにやるその頃の二人のやり取りという感じで楽しげに歩いている、その光景を後ろから見ているときだった。

こういう成人式も、あるのだと思った。

ファーストキスをした

できるだけ当日のうちにこういう気持ちは書き残しておくべきだと思うので(日付自体は変わってるけど)、ざーっと書く。

彼女ビデオを、きれいめな(デートで使える!とか書いてあったくせにストロングゼロの空き缶がビニール袋に入った状態放置されていた。うーむ……)完全個室のネカフェで見ることになった。

恥ずかしがり屋の彼女もので、「これ以上見るならキスするぞ」とか言ってきた(キス経験だということは伝えてある)。冗談半分だったけどな。

正直めっちゃ近い距離でいちゃいちゃしてて、いまさら感はめっちゃ漂ってた。あとはいつ踏み出すか、だったと思う。

「してみる?」

声も出せずに唸る彼女がかわいかった。

ムードを確保するかプライバシーを確保するかだったら、プライバシーを確保するくらいには常識人である

実家暮らしだし、俺。

いちゃいちゃして、抱きしめ合って、くっついて、顔と顔を擦り付けあって、頭撫であって、鼻と鼻をごっつんこして、眼と眼を見つめ合って。

何度目かに顔が近付いた時に、お互い目をそっと閉じた。


なんだろう。

お互いうぶなこともあって、今日しちゃったのはほんとに唇と唇を触れ合わせて、唇で相手の唇を挟むくらいの軽いやつ(一般的基準がわからないんだけどそうだよね?)なんだけど。

きもちよさ、というよりは、あげちゃった、捧げちゃった、誓っちゃった、ってくらいの、契約の証っていうか、そういう印象の方が強かった。

実際に、ふたりで「しちゃったね」って微笑みあったし。

それだけ大事にできる人が、隣にいてくれるってだけで、もうめちゃくちゃ幸せ

僕の唇に彼女の唇が触れていたんだなあ、って、何度も思い返してしまう(実際に今唇をなぞりながらこのエントリを書いている。ただのバカ)。

えへへ。

2018-01-04

anond:20180104154157

西日本田舎最大規模になってる基地地域に住んでる者だけどくっそ五月蠅い

くっそ五月蠅いけど、市民は基本うるせーとはいものの、軍は特に嫌がっていない

金と仕事供給してくれるし、おかげでそれなりに豊かなので困っていない

反対派もいるが、反対派対賛成派の市長選挙で賛成派が勝ったので、まあそういうことなんだろう

俺たちの地域区域が違うので関係ないが、総理大臣も同県民だし、なんかオスプレイとか来ても「うおーへんな形だーすげー」ってノリだ。自分の周囲は。

沖縄ばっかりに大変な思いさせとくのも悪いしなあ、という気持ちはある

 

こっちは海の側なので、五月蠅いゆうてもある程度音も抜けるし、民家が周囲に密集してるわけじゃないけど、沖縄は島のど真ん中だからしかにありゃあ嫌だろうなあと思う

ぽっぽは下手な期待を県民にさせたんだから、ふらふらしてないで責任を取っていただきたいと思う

あいつのせいでここまでこじれた

 

なんかしらんがうちの市は全体的に「歓迎ってわけじゃないけどまあいいんじゃないの、あっても」ってムードから、反対されなくてありがたいのかどんどん軍備が整い始めて、オイオイ、とは思ってる

北朝鮮のことあるからしょーがねえんだろうなあ、って感じ

でも、うちの市みたいに市民全体が「しょうがないわな」ムードになるのってなかなか難しいんだろうな、と他の地域のもめ事を見てると思う

2017-12-31

ゲスの極みなオレは20歳の子に恋をして

今日2017年最後の日。

はじめてますだに投稿するけど、なんだか吐き出したくて仕方ない。

文才がないことだけははじめに伝えておく。

3年前に同じ会社婚約者がいた。

お付き合いして2年だったけど、残り1年は中身ある付き合いとは言い切れない。

おれは今まで亭主関白なところがあって、自分の考えを押し付けるところがあり相手聞く耳もつことがなかった。

これじゃまずいと思って、次付き合う人は「相手を立てて、その人を尊重しよう」って思い意識を変えた。

それが元婚約者だ。

はじめの1年はとにかく楽しかった。お互いケンカもなく、笑い合いながら楽しんだ。

1年たった後、元婚約者異変が起きた。会社内で元婚約者批判する投書が上司に知れ渡り状況が一変した。

おれは彼女を支えるべく、ずっと励ましをして彼女の言いたいことを常に優先してきた。

しかしそれがダメだった。

結果として彼女精神病み、おれ自身うつ病になって、結婚どころじゃなかった。

会社カウンセラーからは「お互いの心が正常に戻った時に話し合って前に進めたらいい」と助言を受け、オレはそれに従った。

半年が経ち、元婚約者からは「好きな人ができた」と告げられた。

おれはどうしようもない絶望感に襲われて、今までおれはなにをしてきたのか訳が分からなくなった。

婚約をしていたので、裁判を起こした。

これが2年かかった。長いのか短いのか分からないけど、オレにはどうしようもない怒りと悲しみに襲われていた。

最終的には和解という形にはなったが、実質勝訴みたいなものだ。

すべてを終えたおれは心が軽くなり、久々に1人の時間満喫するようになった。

婚約者と過ごした2年+裁判で2年、失われた時間を埋めるかのようにとにかく動きまくった。

特に関係がひどい。

はじめは大学時代元カノ

の子はとにかく恋愛体質が強く、自分を好きになってくれる人を好きになるタイプ

おれはその子とは身体関係も含めて、相性は良かった。

しかし重い。

相手のことを思いすぎて、オレの時間など気にせずLINEしまくってくる。

オレは元婚約者との関係は異質なものと観ていたので、自分時間大事にしたいし、相手相手自分大事にしてほしかった。

分かりやすく言えば、「趣味彼氏」みたいな子だ。

これじゃ未来を描くことはできないと思い、オレから別れを告げた。

今その元カノは別の男性できちゃった婚をしたと風のウワサで聞いた。

次は同じ会社の別の女と身体関係をもった。

その人はバツイチだったので、特に後腐れもないと思っていたが、一回身体関係もつと面倒なことになった。

焦っているのかどうか分からないが、とにかくオレへのアピールがすごすぎる。

その気がないことが伝わるまでかなりの時間を要したが、今では普通に接している。

ただハッキリ言えるのは同じ会社の人と恋愛または関係を持つのはコレっきりにしようと決めた。

2016年の春

会社新卒女の子入社してきた。高卒の18歳。その子藤田ニコルみたいなので「ニコるん」とする。

若い子はまるっきり興味はなかったんだけど、ニコるんは余り積極的自分から話すことはなく、こちから声をかけていくうちに気になり始めた。

あぁ〜おじさんがキャバクラにのめり込む心理が分かったような気がする。

おれの話を屈託のない笑顔で応えてくれるんだよ。そう自分肯定されている錯覚に陥る感覚

15歳も離れている子を気になり始めるって、自分でも信じられなかった。

の子に恋をするってのはある意味で面倒だし、ましてや同じ会社

じゃあ同じ恋をするなら、年が近くて別の世界に属している人がいいんじゃね?って思い、出会い系を使うことにした。

出会い系はいわゆるペアーズやomiaiなどのアプリを利用した。

プロフ作成とかメッセージのやりとりは正直面倒だったが、きちんと出会えた。

はじめは3つ下のバツイチ。同じ読書趣味で盛り上がってとても楽しかった。

けど2回目のデートとき日帰り旅行南紀白浜に行ったんだけど、どうも相手は楽しくなかったみたい。

相手曰く「コミュニケーションがちゃんと成り立っていない」「わたしには時間がないのでここで切りたい」

そう言われて落ち込んだ自分がいた。

とても虚しい気持ちになり、ついニコるんにLINEをした。ただ話し相手になってほしくて呼んだに過ぎない。

ニコるんは何事もなくオレに接してくれて、会社の話や趣味の話などをして少しずつ気持ちが少し落ち着いてきた。

同時に出会い系出会った女のことも話し、なんとか笑い話になった。

その時、ニコるんはオレのことを恋愛対象として観てるかはわからん

本人は15歳離れても全然OKだとさ。それ聞くと意識はせざるを得ないけど、社交辞令として受け取った。

オレから観るニコるはいつも妹中心に考えていて、男は二の次という印象。

なので、ニコるんの心にオレは入ることないだろうなって思った。

最初出会い系を使って2ヶ月後、別の女性出会い系で知り合った。

その人は5つ下の29歳。秀才タイプで真面目系。

性格的に面白いんだけど、酒飲みだった。

最初デートカフェで楽しくおしゃべりしていたけど、2回目からはぐいぐいビールを飲む。

おれはお酒は好きだけど、付き合いぐらいしか飲まない。

その点は気にしないようにして、いつしか身体関係もつようになった。

けど、相性は微妙だった。何よりも口臭がきつい。

明らかに酒の匂いがして、興奮しない。

女として見れないと思い、連絡は減らすようにフェードアウト

2016年はこんな感じの女関係

結婚意識した上での恋愛をしていたつもりなんだけど、相性が合わないと結婚生活は上手く送れない。

そんな信念で恋愛をしていた。

2017年

気持ちを新たに切り替えて、ある小料理屋を通うようになった。

そこの女将は29歳でとても若い

料理も上手で話も上手。何よりも禁煙なのが良かった。

この店を通うようになってから、他の常連客とも仲良くなりとても楽しいひとときを過ごすようになった。

ちなみにその女将は既婚者で、恋をするとか全く考えていない。

ただシンプル自分に癒やされる空間で美味しいお酒食事をすることを堪能した。

料理屋に通い始めて3ヶ月後

同時期に女性3人と付き合い始めた。

こうやって聞くと3股なんだけど、ただオレは相手の話を聞いて頷いて女性を立てていたにすぎない。

1人目

高校時代元カノ同級生バツイチ子持ち。

そいつとは高校の時に色々あったけど、年を取った今、大人の会話ができている。

経験値というのだろうか、話が意外にも合う。共通趣味とはないけど、腐れ縁的なところもあるな。

流れにのってヤッてしまった部分はあるけど、まあ大人関係だ。それ以上もそれ以下もない。

シンプルに言えば、セフレみたいなんだけど時々飲みに行く間柄である

2人目

会社の元同僚。2つ上で既婚者子なし。

最初趣味友という関係意識も何もしなかったんだけど、9月になぜか二人っきりで旅行行くことになった。

ただ野球観戦をするだけのためにすべて相手ホテルの手配や飛行機の予約を任せていたんだけど、部屋は別室と思っていたら同室。

これって明らかに誘ってるパターン

どう考えても不倫になるので、自分の中では「ダメ」だと思いつつも好奇心旺盛が強く、流れでヤッてしまった。

ヤッたのはこの旅行最初最後

旅行自体は楽しかったんだけど、終わった後の罪悪感なものを感じてとても気持ちが複雑になっていた。

3人目

大学同級生。未婚。

ずっと友人関係が続いていて、恋愛はおろか身体関係もない。

事の始めは相手恋愛相談から始まったんだけど、結局ダメになった。

なぜか話しの流れで「私達付き合わない?」と言われ正直戸惑った。

おれは結婚を前提に恋愛するつもりでいたんだけど、付き合っていくうちに気持ちが変わるかもしれないと思い、

一応付き合い始めた。

しかし、4ヶ月経ったのに身体関係がなく、ただいつもどおりの友人関係

オレが考える恋愛とは全く違う。

3人同時進行は、オレの中で初めての経験自分でもモテてることに意外に思えた。

この流れは後にも先にもないだろうと思い、死ぬまでにはしてみたいことだったので前向きに捉えるようにした。

もちろん3人にはオレが3股であることは伝えていない。

しかしだ。この関係12月に入ってから終わろうとしている。

まず1人目。

こいつについては、まあ来年関係は続くだろうけど結婚はまずないだろう。

何よりもオレ中心ではなく自分中心で生きたいというスタンスなので、コレ以上も何もない。

気心知れているけど、恋愛対象としてないオレがいる。

2人目

お互い不倫という負い目があるからなのか、あれ以来音沙汰なし。

先のことを考えたら、お互いのためにも会わない方がいいかもしれない。

3人目

つい2週間前、ヤッた。

相手大学以来久々だったとのこと、

雰囲気はとても良くて、何かとラブラブでとても良い心地。

1回目はゴム付きでやったんだけど、ホテルの中のゴムは1個しか無いので、2回戦は不可。

しか相手が誘ってきたので、生でやった。もちろん合意の上で。

つい気持ちよくなってつい相手の中に出したんだけど、ここで事件が起こる。

「なんで中に出したのよ!!!!!」

めちゃスゴイ剣幕で怒りが込み上がっている様子の中、オレは出した直後なので果てている。

何が起きたのか訳がわからない。

生でやったことは合意の上、なのに中で出すのはご法度

外で出してほしかったみたいだけど、生でヤッた時点でいつできてもおかしくないんだ。

確率上、中のほうが高いのは言うまでもないけど、ラブラブムードが一気に吹き飛んだ。

4ヶ月間楽しくデートもして友人関係のままだったけど、この日に初めてヤッて気持ちよかったのに。

たった1回のセックスでおれはこの瞬間、「この女と切りたい」という気持ちになった。

しばらくしてお互い落ち着いて、少し話す機会を設けたところ

相手から「しばらく距離を起きたい」と言われる。

言われなくてもオレもそのつもりだった。

アフターピルを飲んで、次の生理が来たのは昨日のこと。

相手からは「やっぱり別れる」と告げられて、おれは安堵した。

この状態で付き合ってもオレも相手幸せにはなれないだろう。

こんな感じで3人の女のとの関係が終わった。

ここでおれのゲスなところを伝えておく。

ニコるである

11月たまたまニコるんと出張へ行くことになり、急接近し始めた。

出張帰りにデザートを買ったり、一緒に食事にいくようになった。

恋愛として対象に観ていたかどうかと言われたら、難しいけど恋しているんだろう。

新卒入社してそろそろ2年経とうとしている20歳女の子

そう彼女は二十歳になっていた。

成人している年齢なので気軽にお酒を誘えるようになった。

なんでこんなオッサンについてくるのか疑問だったけど、気分は悪くない。

けど妹のことになれば、おれのことはどうでも良くなる。

そんな子だ。

おれは3人の女との関係を持ちつつも、ニコるんのことは片隅にあった。

それは会社の先輩としてなのか男としてなのか分からない。

いや男としてなんだろうな。

先週、おれはニコるんにあるお願いをした。

「来週の土日、引越し先のために車を使いたいから買い物に付き合ってほしい」

ニコるんは笑顔で「いいですよ〜!車はアルファードがいいですか?!」

こんな風に快諾してくれてオレは嬉しい気持ちになった。

そして昨日、待ちに待った約束の日。

ニコるから「すいません!妹がインフルエンザにかかったみたいで」

おれは「いいよ〜気にするな。また明日あるしな。妹さんお大事に〜」

かなりガッカリしたけど、気にしないようにした。

けど尾を引いた。やっぱ妹優先なんだろうな。

今朝、改めて妹の様子を確認と同時にニコるんにLINEした。

「妹の体調はどない?無理なら無理で大丈夫からな〜」

しかし、夕方になっても返信はこない。

未読のままだ。

何かあっただろうと思いつつも、きっと妹のことを優先しているんだな。

もう虚しい気持ちしか残らなくなった。

しょせん35のオッサン相手しんどいんだろうな。

不相応に同年代の方がいいんだろうか。

それ以前に、相手を選り好みするオレはゲスだ。

そんな心構えだからこそ、まともな恋愛ができない。

何にでもはっちゃけすぎた。

こんな2017年最後を迎えるっていい結末だ。

いい思いも悪い思いもして人間らしいストーリーを堪能してる。

そう思うようにしとこう。

こうやって、ますだを書いてる最中ニコるからやっと連絡きた。

「いつもお世話になっていますニコるんの妹です。姉が昨夜緊急入院して今も目が覚めておりません。こうやって予定を合わせられなくて申し分ないです」

まさかの妹からまさか入院

事実なのかどうか訳がわからなくなった。

虚しさ以前、ニコるんに踊らされてるような錯覚に陥る。

そもそもニコるんの携帯指紋認証がついてるiPhone8だ。

妹が勝手に使ってるって邪推してしまう。予定の埋め合わせができなくてこうやって嘘のストーリーを作ってるんかな?

あれこれ考えてしまうけど、どうでも良くなってきた。

冷静に考えてたかが15下の小娘だ。子どもに踊らされてるオレがアホなだけと思っとこう。

ニコるんの妹への返信は、そのまま額面どおりに受け取ってフォローしておこう。

そして極力かかわらないでいこう。

そのほうがいいな。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん