はてなキーワード: オープンとは
マストドンの出現で閉鎖的なインターネットコミュニティが出現しやすくなったと思うので
語ろうと思う。
n = 2~3ぐらいなんで人によってそうじゃないというのはあると思うが大目に見てほしい
人が集まらないと誕生すらしないので多少なりのブームが発生する事により生まれる。
閉鎖的になるのはトラブルが起きたり、ニッチ過ぎてオープンにすべきではないと
住人が判断することによる。
新しい人はほとんど入ってこないので人はどんどんいなくなる。
また、新しいものがあまり入ってこないので内輪ネタが多くなってくる。
そこで「覚めてしまった」人が内輪ネタに文句を言ったり取り締まろうとする。
また、派閥的なものも出現したりとギスギスしたり、荒れだしたりする。
人がほとんどいなくなり本当にコミュニティが好きな人がたまに顔を出す程度になる。
この状態になれば平和ではあるがコミュニティとしては機能しなくなる。
以上
繁栄している時を楽しもう
アメリカに来た経験が無いと分からんと思うけど、restaurantの意味合いが日本語と結構違う。restaurantはほとんどあらゆる飲食店を指していて、日本では飲み屋にカテゴライズされるような店も含まれる。
あと、 http://anond.hatelabo.jp/20170418095244 の増田も言ってるけど、そもそも日本の居酒屋に対応するような業態があまりない。バーはある。ジャズバーみたいな奥まったやつだけじゃなく、日本にも最近は多いクラフトビールの店みたいな感じのオープンなバー。和民とかみたいなアホが醜態晒す専用の店みたいなやつは無い。
BazzFeedが「この火が消えないうちに」pixivが「マストドン」にいち早く企業として参入したわけなんて記事を出していたけど、PixivがやりたかったのはただTwitterのパイを奪うことだ。
そもそもPixivは以前から、TwitterやLINEなどの短文投稿型SNSを真似た機能を追加している。6年ほど前に追加された「ひとこと投稿」、ほとんど使われていない死に機能になっているけれど、文字数は140文字、Twitterと同じだ。Twitterを意識したものであることは想像に難くない。
コメント欄で利用できるスタンプ、あれもLINEスタンプからだろう。こちらはそれなりに利用されているようである。
これらをパクリ云々する気はない。機能の模倣はある程度どんなプロダクトにもあることだし、明確に何かの権利を侵害しているとは言い難いだろう。
ただ、PixivはTwitterのような短文投稿型SNSに近づけるための工夫を以前から行っていて、それはこれまでのところあまり上手くいっていなかった。
なぜPixivがTwitterのパイを狙うのか。それはPixivが以前、Twitterにパイを奪われたからだ。
日本でTwitterが流行する前、画像投稿型SNSの最大手はPixivだった。ふたばなどの匿名型サイトや弱小投稿サイトもあったが、Pixivにとっては特に気にするほどの勢力ではなかった。
絵師はこぞってPixivに投稿し、Pixivのuser数がステータスであった。
ところが、絵師がTwitterを日常的に利用するようになって、様子が変わった。
Twitterは流動性の高いメディアで、検索機能は弱いし、まして画像をTwitterで検索するのは非常に難しい。だから、画像のデータベースとしての機能は確実にPixivの方が強い。
一方で、リアルタイム性という点では、圧倒的にTwitterが強い。そして二次絵はTwitterでは非常に拡散しやすいコンテンツである(ある程度の質があれば、だが)。あっという間に数百数千のRTが貰える。投稿してすぐにフォロワーのファンから感想が来る。絵師にとってこれほど嬉しいことはないだろう。
その結果、絵師が描き上げた絵を真っ先に投稿するのはTwitterになり、PixivはTwitterに投稿された絵の単なる集積場と化してきてしまった。
もちろん、全部が全部そうではない。しかし、Twitterは確実にPixivの競合となり、Pixivがかつての力を取り戻すには、Twitterと同じようなリアルタイム性を手に入れなければならなかった。
そして、それは失敗した。これまでのところは。
そこに現れたのがmastodonだ。mastodonはTwitterによく似たインターフェイスで、Twitterユーザーが移行するハードルは低かった。また、Twitter社の業績不振などのニュースによる不安も、mastodonブームを後押しした。
さらに、mastodonはオープンソースソフトウェアであった。サーバー運営のノウハウと十分なインフラがあれば、即座に立ち上げが可能であり、また、開発者がいればいくらでも改造可能であった。
初めは個人の立ち上げたmstdn.jpにユーザーが集中したが、個人運営ではいずれ限界が訪れることは明白だ。こちらはこちらでさくらのインターネットなどが後押しをする体制になっているようではあるが、現状の運営権は個人の手にある。
Pixivが運営するインスタンスとなれば、データ全消しなどが発生する可能性は低いだろう。そうしてオタク系ツイッタラーは大勢pawooにアカウント登録した。
pawooが二次児ポで国交断絶されたというニュースも、ユーザー数増加に拍車をかけた。つまり登録すれば海外からシャットアウトされるレベルのエロが見れるのだから。
こうしてpawooは十分なユーザーを手に入れた。Pixivはあれほど欲しかった「画像投稿型リアルタイムSNS」の雛形を棚ぼたで手に入れたのだ。
こう考えると、pawooの国交断絶は実は大した問題でないことが分かる。Pixivが欲しかったのは、自由でオープンな世界中と繋がるSNS基盤なんかではない。ユーザー数が十分にあって好きに改造できる二次画像を中心にしたSNSだ。
だからむしろ、うるさいことを言ってくるくらいなら国交断絶くらい構わない。pawooの中で盛り上がればいいのだ。もちろん、新規のユーザーを獲得するためにも、その盛り上がりは多少は外から見えた方がいいけれど。
だからpawooが今本当にやりたいことは国交正常化ではない。Pixivとの連携を強化する機能の追加、より多くのユーザーを内部に囲い込むための仕組み作りだ。
もちろん、企業というものはそういうものだ。全く利益を出さないものに投資をするわけがない。それ自体はそんなに悪いことでもない。
だが、Pixivが今回これだけ即座に動いたのは、以前からリアルタイムSNSの計画があったからであって、使命感などではないのだ。
本のランキング(各年/複数名の投票・合議制による)で参考にしているもの。
名前 | 2016年のベスト | リンク | 所感等 |
---|---|---|---|
キノベス! | 『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダース | キノベス!2017 | 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30(2003年~)。ジャンルが多彩で楽しい。 |
本の雑誌 | 『慈雨』柚月裕子 | 本の雑誌2017年1月 宝船どんぶらこ号 No.403 - 今月の本の雑誌 | WEB本の雑誌 | 選考会議が良い意味でグダグダで面白い。ノンジャンルの他にも、SF、ミステリー、現代文学、ノンフィクション、時代小説、エンターテインメントを個人が選定。 |
BOOK OF THE YEAR(ダ・ヴィンチ) | 『小説 君の名は。 (角川文庫)』新海誠 | ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2016」 | 対象が10月1日~9月30日なので3ヶ月分は翌年に持ち越し。 |
静岡書店大賞 | 『ツバキ文具店』小川糸 | 静岡書店大賞:第5回 静岡書店大賞 発表! | 静岡県内の新刊書店・図書館に勤める全ての従業員が投票権を有し、毎年一回、県民読者におススメする本を選定するオープン文学賞。前向きな志を感じる。 |
レジAとレジBがあり、Aは開いているが、Bは「レジ休止中隣のレジをお使いください」の札が出ている。
Aで会計中の人の後ろに並ぶ。前の人はモタモタしているが、カウンターの中にはレジAにて対応中の店員以外にももうひとり店員がいるが、私の存在を認めてもレジBを開けるでもなく作業を続行している。前の人がなにやらモタモタしているのでかなり待つが、レジBは開かない。
レジAでやっと私の番が来ると同時に、私の後ろに2人ほど並んだ。突然「お待ちの方こちらどうぞ」とレジBが先ほど作業中だった店員によってオープンする。
なぜ私が待っていたときには開かなかったのか、と尋ねたくなるが、そんなことはできない。
最初は「こんなにオープンな場所で堂々とやるものなのか」と思ったが、過去3回くらいそういう場面に遭遇してしまっている。
周りに聞こえるような声で言っているから、隣にいたら聞きたくなくても内容が聞こえてきてしまう。
大体の場合勧誘する側が年長者で、学校の先輩なのかどうか分からないがタメ口で喋っていて、勧誘される側が敬語を使っている。
おそらくは「会って話を聞いてくれ」と言われたら断れない関係性なんだろう。
そういう関係性で、勧誘者の誘い文句を被勧誘者が頷くだけという状態だと、多分このまま契約させられてしまうんだろうと思いつつ、
赤の他人が横から口を出すのもおかしいから、聞かなかった振りをして帰ることになる。
きっと勧誘された人は大損をするんだろうなと思うが、わざわざ他人の商売に口を出して邪魔するほど正義感があるわけでもない。
自分の無力さ、冷酷さを感じ、いつも以上にコーヒーが苦くなる。
他人の会話に聞き耳を立ててしまった自分が悪いのか。勧誘者に殴られる覚悟で止めるべきだったのか。
「いや、逆にあれで大儲けしているかもしれない」と思い込んで良しとすべきなのか。
初めてネットしたのいつだっけなと、月がきれいを見てふと思った。
あぁ中学生の時だ。もう20年も前になる。
当時オアシスが好きだった僕は、Be here now以降全く情報が入って来ないことにもどかしさを感じ、姉が親に買ってもらったパソコンを借りてoasisのホームページに直接アクセスすることにした。
IEを開いて、カリカリカタカタ音を立てながらゆっくり読み込まれ表示されるページを見た時に、私は発狂する程興奮した。
セカイを手に入れたと。※
※中二病だったんです!
その後私は目を盗んで色々なページを見ていたのですが、その当時好きだった漫画の二次創作サイトを、姉の履歴から発見してしまったのです。
※近所の人に心配されました!
思い返してみれば、小学校の低学年の時にカップリングに目覚めていた私なので、そういったサイトを見て興奮しないわけなかったのです。
そして、その時感じた興奮は、偉大なる先人に会えた喜びだけではなく、誰も来ないような場所で目を盗んで分かる人だけで楽しむ、というある種の特別感だったのです。子供の頃秘密基地で見たエロ本とか、親の目を盗んで吸った煙草とか、お酒とか、何か大人になった気がしました。
しかし、それから直ぐにインターネットが出来ない状況になり、気が付けば20歳になっていました。
その時は携帯から二次創作の小説を投稿出来る魔法のiらんどやフォレストが全盛期だったので、そこでこっそり楽しむことに喜びを感じていました。
だがしかし、今度は仕事や私生活が忙しくなり、数年間そういった活動から離れることになります。しかもその時パソコンを持っていなかったので、あのこっそりアングラ感をしばらく味わうことはありませんでした。
そんなこんなで2006年。私は自分のお金で無駄に性能の良いパソコンを買い(ネットしかしないのに!)、電脳の世界を自由に飛び回りました。
翌年iphoneが発売されると、益々ネット上での活動?は活発になりました。ツイッターもその頃始め、やはりその当時はこっそりアングラ感があって随分と楽しかったです。
でも今は違います。インターネットは昔以上に全世界を繋げ、情報の発信源となっています。最早テレビ等必要ではなく、スマホかタブレットさえあれば様々なコンテンツやサービスを楽しむことが出来ます。
※例えが色々ブレているけど気にしない!
「それにしても、ネットは広大だわ」
とはいえ実生活では奥さんに怒られ、中間管理職として奔走する日々なのです。
これから先、色々な世代から色々なカルチャーが生まれるんだろうな。
酔っぱらいの戯言
気持ち悪い音を立てて唾液をすする音をだす、
とにかく気持ちの悪い音をだす。
こうやって思うのは悪いことかな。
不潔な奴は本当にダメなんだって。息をハァハァ出すのも気持ち悪い。
人が食事してても大きな水音立てて何度も何度も鼻かむ無神経さ。気持ち悪すぎる。
…でもそんなこと口に出したりはしない。
嫌いになること自体は悪くないし仕方ないと思うけど、
口にだしたりするのは、いじめと同じようなものだし、何より品がない。
だから何も言えず、ずっとそいつの気持ち悪い行動を一方的に我慢をさせられている。
そのせいで日に日にストレスが溜まってそいつをぶちのめしてる妄想に囚われてる。
早く消えればいいのに、帰ってこなければいいのにと思う。
この気持ちは、毎日の騒音で悩まされて睡眠不足になっているときに
隣人をぶち殺したくなってくる感覚と似ている。
こういう感情のはけ口はどうしたらいいのだろうね。自分の精神が不健康になっていく。
隣人騒音問題と一緒で、問題の存在が消えれば一気に解放されるんだけど。
そんな夢のような展開、なかなかないのよね。
名古屋に新オープンしたレゴランドが色々と話題になってるので、世界のレゴランドの入場料を調べてみたメモ。
Water park等の入場券を含まない、一番ベーシックな当日購入の一日券価格を記載した。日本以外はチケットのバリエーションが多くて、基本的にオンラインで買ったり事前に買ったりすると安くなるし、イギリスはGBP35-GBP60と時期によって値段が結構違う(何故かクリスマスイベントシーズンが1番安い)。駐車場料金込みやパーク内で利用できるクーポン込みなどもある。ドバイとマレーシアは自国IDがあれば割引。各パークの広さ、駐車場料金とかは知らん。
場所 | 大人 | 子供 | メモ |
---|---|---|---|
California | 10507円($95) | 9843円($89) | Water park, Aqualiumは別料金 |
Florida | 10286円($93) | 9512円($86) | Water parkは別料金 |
Dubai | 6322円(AED210) | 6322円(AED210) | UAE市民価格、Water parkは別料金 |
Billund(デンマーク) | 5692円(DKK359) | 5375円(DKK339) | Water parkなし |
Deutschland(ドイツ) | 5248円(EUR44.5) | 4658円(EUR39.5) | Water parkなし |
Malaysia | 3643円(RM146) | 2894円(RM116) | マレーシア市民価格、Water parkは別料金 |
Windsor(イギリス) | 6889円(GBP50) | 6889円(GBP50) | 繁忙期除く週末価格、Water parkなし |
名古屋 | 6900円 | 5300円 | Water parkなし |
1:「お前が言うな」の声も想定していた——キュレーション騒動を受けてNAVERまとめが新方針を打ち出した理由 | TechCrunch Japan
2:本日オープンのレゴランドの理想と現実wwwwwwwww 食事も酷すぎと話題に:哲学ニュースnwk
1:NAVERまとめが役に立った事はないし、今となっては押し間違える事もないから正直どうでもいい。みんなも「楽して儲けてるやつが憎い」以外の感情はないのでは。
2:水すら持ち込みできなくてこれはないわ
1:この件、企業側のコメント読むほどクローズすべきevilな存在にしか思わない。サラリーマンとしてクローズせよなんて思うこと本当にないけど、これはだめだ。
2:日本人は食べ物にだけは異様に厳しい。ランチが炭水化物と炭水化物とジュースと菓子(全部糖質)とか舐めてる感出すとやばい。子供向けなら尚更。食べ物でへくるとその後は険しい。
1:“ネット界隈で有名な人に引用されたら「ありがとうございます」となるのではないでしょうか”役員からしてこの認識とか、ほんまクズやな。
2:素直にマクドナルドでも誘致したほうがマシなんじゃ
1:はいはい想定内想定内、堀江みたいに務所にぶち込まれとけ。(釣りタイトルは開かないで文脈を読まず御希望通り釣りタイトルだけで判断して飛び蹴りし炎上を加速させるのが得策だとツイッターで学びました。)
1:「権利」というものを全く理解してないんだな。引用されて嬉しいかどうかを決めるのは権利者であって、提供者じゃないんだよ。問われてるのは権利侵害が野放しになってることなのに、自分達の話ばかりで意味不明。
2:予想を超えるショボさだったww
1:検索エンジンの次を目指すとこで諦めたけど、美味しいラーメン屋まとめはニュースサイトが専門分野のライターを雇って取材すべき話を載せるべきで、広い間口で選別もしなけりゃ2ちゃんねると変わらない
2:名古屋駅に大量にできたホテルはレゴランド需要だと聞いた事があるけど12ヘクタールと聞いてやっぱりリニア新幹線を見越して何だなと思った
1:長々と言い訳ができるか、批判を無視できる面の厚さがある方が出世されていく会社という印象。
2:USJは試行錯誤の長い時間があってから、回収、投資フェーズと進むことができた。レゴランドは大切なフェーズをすっ飛ばしている。最初の印象を変えるには長い年月を要する事になるだろうな。
その1からの続き
http://anond.hatelabo.jp/20170401234837
最期になりますが、ファーストドロップ、つまり最初に落ちていく瞬間は、個人的にもコースターで最も好きな部分であり、魅力が凝縮された瞬間です。実は、当初は本当に苦手でした。でも、一度慣れてしまうと、こんなに気持ちの良い瞬間はありません。バンジージャンプやフリーフォールも体験したことはありますが、ジェットコースターのドロップとはやはり異なります。何が違うかというと、前に向かって全身で突き抜けていく感とでも言うのでしょうか。この爽快感が違うのです。
ただ落ちるだけと言っても、落下角度や緩急、風景など、一つとして同じものはありません。
そして、コースター好きには有名な話ですが、ライドの乗る位置によって感覚が全く変わるのです。コースターはご存知の通り連結されているものが多い。すると、前方車両は、後方車両が登りきるまで落ちていかないんです。一方で、後方車両は前方車両に引っ張られて一気に加速する。なので、一般的には後部座席の方が怖いとされています。まるで、引きずり込まれるように加速して落ちていく感覚が味わえます。
ただし、山なりのコース(キャメルバック)においては、前方の方がエアタイムを強く感じることもありますし、視覚的にはスピード感のある前方の席は捨てがたい。
そんなわけで、お気に入りのコースターは可能であれば前方や後方を乗り比べてみると、より楽しめます。(余談ですが、アメリカでは乗りたい席を自分で選べるのがスタンダード。強制的に前から詰めさせられる日本の遊園地は融通きかないなぁと思います。オペレーションの問題等あるんでしょうけど。)
さて、そんな最初に落ちていく緊張の一瞬「ファーストドロップ」が優秀なコースターはこちら。まずは東京ドームシティアトラクションズ・LaQuaのサンダードルフィン。これは絶品です。公称80°という、体感的にはほぼ直角で、落ちていく凄まじさ、ぜひ一度体験してもらいたい。周囲がビル街というのも乙なもので、まるでビルから飛び降りているような感覚が味わえます。巻き上げ最上部に平坦は部分が無いため、最前席と最後部座席での対比も分かりやすく、最後部座席の迫力は凄いです。一方で最前席だと高さ80mの空中にしばし宙吊りにされる感覚も楽しめ、一挙両得?です。スイスが誇る遊具機器メーカーIntamin社製の超スムーズで快適なコースに加え、開放感あふれたライドの作りも最高です。
富士急ハイランドのええじゃないかも、凄いファーストドロップが楽しめます。これは特殊なコースターで、コースレイアウトも凄いのですが、さらに座席がぐるぐる回転する。乗っていると、もうわけが分からなくなるというコースターで、マニアの間では4次元コースターと呼ばれています。で、このファーストドロップ。巻き上げは後ろ向きに登っていくのですが、頂上で突然座席がグルリと回転。地面に向かって真正面に落ちていき、その最中で更に回転、というとんでもない動きをします。文章では全く伝わらないと思うので、ぜひ一度乗ってください。
そして、個人的No.1ファーストドロップだと思うのは、那須ハイランドパークのビッグバーンコースター。全長600mちょい、落ちた後はキャメルバックをひとつ越えて宙返りしたら終わり、というなんともシンプルでつまらないコースレイアウトの小規模なコースターですが、後部座席に乗ったときのファーストドロップだけは本当に凄まじい。まさに奈落の底に引きずり込まれるという体験ができる、日本唯一、いや世界でもレアなコースターです。
そんなこんなで語ってきたコースターですが、最近は世界中でVRゴーグルと組み合わせたVRコースターが流行りです。日本では、USJやラグナシアにありますね。ただ残念ながら、少子化やエンターテイメントの多様化、老朽化などで、一部を除き昔ながらの遊園地はどんどん閉鎖されてコースターの数も減っていく傾向にあります。
日本では、遊園地やコースターは子どもが楽しむもの、という意識があります。ちなみにアメリカでは子どもから大人、さらには高齢者まで様々な人が楽しんでいます。広大な土地が広がるアメリカの田舎では、遊園地はエンターテイメントであり、常設のお祭り会場であり、社交場でもあるのです。知らない大人同士で隣り合わせに座り、一緒に笑い転げ、終わった後ハイタッチをする、そんなことが普通にある。少しでも多くの人にそんな楽しさを知ってもらえたらなーと思ったりしています。
ちなみに海外には、これらを上回る、想像を絶するようなコースターがたくさんあります。
最後に自分が愛してやまない究極と思う世界のコースター2つ(どちらもアメリカ)はこちら。
■Millenium Force (サンダードルフィンの兄貴分。最強のファーストドロップ、爽快感、スピード感)
■Voyage (最強の木製コースター、飽きさせないコースレイアウト、延々続く興奮)
死ぬまでにもういちど、乗りたい。
たくさんのブックマーク、ありがとうございます。せっかくなので、コメントできなかったコースターについてもちょっとだけ追記してみます。
長島スパーランドが誇る巨大木製コースターです。延々続く水平ループとガタゴトする振動に身を任せていると、腹の底から笑いがこみ上げてきます。大きなドロップも爽快ですね。あと、複雑な木組みのトンネルをすり抜けるスピード感。もうちょっとエアタイムや左右の振り回しなどの変化があると、最高の木製コースターになったんじゃないかなと思います。でも好きなコースターのひとつです。
久しぶりに調べてみたら、長島スパーランドにはフライングコースターに加え新型の4次元コースターもオープンするんですね。がんばってるなー。
大好きなコースターのひとつ。たぶん世界初のカタパルト式急加速のコースターです。ピッ、ピッ、ポーンでスタートする急加速と、バックで坂を登ったときの最後尾エアタイムは、アンティークレベルのとっても古いコースターにもかかわらず今でも特筆もののスリルですね。としまえんや横浜ドリームランドなど昔は色々な遊園地にあったけど、今は国内では長島だけかな。子どもの頃近くの小山ゆうえんちにあって、怖くて乗れず、ずっと眺めていた思い出があります。
恥ずかしながらまだ乗ったことありません。でも、同型のフライングコースターはアメリカで幾つか乗ったので、想像で。ピレネーなどに似たループ中心のコースレイアウトで、座席がうつ伏せ状態になるものです。これは、地面ギリギリまで降下したときのスレスレ感とスピード感がいい感じです。あと多分、USJのジュラシックパークエリアってことで風景やパーク内を滑空する非日常感が良さそうですね。
凄まじい最初の加速!これに尽きるコースターです。「ドドンパァ!!」のアナウンスと同時に発射される圧縮空気によるカタパルトの加速度は、未だに世界一だと思います。外の光に向かってのトンネル内での急加速は、まるで空間がぐにゃっと歪んだみたい。垂直のタワーを越えるときは、股間をバーに強打しないよう要注意。
これができたときは、ついにあの世界最高のコースターが日本上陸!と期待されたそうです。コースターマニアの聖地と呼ばれるアメリカの遊園地で大人気だったコースターの兄弟機ということで。ただ、実際はちょっとコースレイアウトが異なっており、残念ながら本家ほどのスリルはありませんでした。といっても、十分大きく迫力あるドロップが楽しめる優秀な大型コースターです。閉園は残念ですね・・・。
スペースワールドのシンボルともいうべきスペースシャトルを取り囲むループコースター。これは、とにかくコースレイアウトが秀逸です。緩やかなファーストドロップに最初は安心するものの、巨大な垂直ループや後半の地面すれすれ水平ループなど、強烈なGがかかるコースが続き、息つく暇もありません。
息を呑む強烈な急加速と垂直上昇、垂直落下が特徴のコースター。ドドンパに似ているけど、上昇と落下の爽快感はこちらの方が上ですね。このタイプは、アメリカなどにさらにスケールアップさせたものが幾つかあり、いずれも大人気です。最初は怖いけど、慣れると爽快感抜群!
●ガオー - 三井グリーンランド
三井グリーンランドの顔となる大型コースター。アップダウンは緩やかだけど、気持ちいい速度で広々とした園内を疾走します。子どもから大人まで、みんな笑顔になれる楽しいコースターです。
現存する日本最古のコースターとして有名なコースター。レトロなコースレイアウトながら、建物ギリギリをかすめたり、突然のドロップもあり、飽きさせません。確かに現代の安全バーがっしりのコースターよりスリルあるかも。実はこれ、FUJIYAMAと同じメーカー(日本製)の先輩コースターなんですね。
●スペースマウンテン - 東京ディズニーランド
みんなご存知のスペースマウンテン。宇宙空間を模したドームの中を疾走します。水平ループ中心で、ところどころにドロップが隠れているコースレイアウトはGが後に行くほど激しくなり、子供向けと思いきや実は結構ハードなコースターです。乗り終わったあと、フラフラします。これも今となっては古いコースターですが、その効率性を追求したシステムは本当に凄い。台数は忘れましたが、たくさんの車両が同時にコース上に存在でき、かつ緊急時はその全てが安全に停止できるようになっています。そういえば、このメモの最初に「富士急で初めてのコースターを体験」と書きましたが、こちらの方が先でした。
みんなだいすきビッグサンダーマウンテン。気持ちのいい疾走感と、軽いキャメルバックが楽しいコースターです。コースターとしてみると、とにかく高さが低いのに乗車時間と距離がある。それは巻き上げポイントを複数設けているから。そのおかげで何台もの車両が同時に走ることができ、回転効率が良い。そして、巻き上げの最中もディズニーならではの演出が豊富で、飽きさせない。ジェットコースターは嫌いでも、これだけは好き、という人も多いハズ。それも納得のアトラクションです。
火と水の演出に優れたループコースター。このコースレイアウトは、実はかなり昔からある古典的な中規模ループコースターのレイアウトそのまま使っています。なぜ、ディズニーの新しいコースターなのにあえてコレなのか、ちょっと不思議に思っています。適度なドロップとキャメルバック、そしてクライマックスのループ、という構成は、ハズレが無いって感じではありますが。夜乗ると、炎と景色がほんとにキレイですね。
すっげー似てる。
最初に断っておくけど、嫌喫煙者っていうのは灰皿が設置されているような場所でも煙草を吸うなって言うような奴らの事な。
嫌ネタバレ者もそうだ。Twitterなんていうどこまでもオープンなところに来ておいてネタバレを嫌う。
なんかすっげー似てるわ。
どんな小さな感想も許さない嫌ネタバレ者。例えばけもフレ11話。「カバンちゃんまじかよ」とかそういう感想ですら「ネタバレやめろ」ってどういうことなんだ。
アニメキャプ載せてるやつは論外としても、けものフレンズなんか少し時間差あるぐらいでだいたいみんな同じぐらいに見るんだし、純粋に楽しみたいなら起きて見ろよ。
社会人に深夜アニメはどうのこうの?アホか、俺は録画しといて朝に早起きして見てるわ。
お前らの言ってることはゴミ捨て場に行って「汚いものを見せるな」というようなもんだとなぜ気づかない。
非喫煙者なら灰皿置いてある店にいかなきゃいい。ネタバレ嫌いならリアルタイムでみるか俺みたいに早起きして録画を見ればいい。
非喫煙者でネタバレ嫌いの俺がちょっと防ごうと思えば防げることをなぜしない。お前ら本当に嫌いなんか、と。ただ人に文句つけたいだけじゃないんか、と。
https://togetter.com/li/1093213
なにやらはてなブックマークがあるツイートで盛り上がっていた。
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/CatNewsAgency/status/843667650999799808
https://twitter.com/CatNewsAgency/status/843667650999799808
まとめはそれを元にしたまとめ(なんだろう)が、なんとなく観点がずれてる気がしたので、長文だが意見を書かせていただきたい。
100文字では書けん。
「歴史学は歴史学者の独占物なのか?」という「問い」に対しては「独占するべきではない」と思う。
そして、教授陣とはまた違った「在野で歴史を考える者」の意見も、また参考にされるべきなのだ。
まあ、教授が左翼云々は偏りだというまとめでの指摘も最もだけど。
「科学」が「市民感覚」でないがしろにされて良いのだろうか。それは豊洲の件で大いに問題になったはずだ。
豊洲は科学的に安全なのに、「安心」できないから駄目などと言われている。
まとめを読んで、豊洲の例を惹かれて説明されている、このあたりが自分としては特に心配に思った。
「エリート独裁」的なことが行われてしまえば、それはそれで問題である。
まとめ文中では軍事を例にして、専門家だけで暴走することの危険性が語られているが、これはある程度当たっていると思う。
この国は、関東軍の暴走という自称から戦争が始まってしまった国なのだ。それは反省し、今後戦争をおこさないようにすべきだ。
でもその例で言えば、軍人が絶対に無理という作戦を政治家が指示してしまった場合はどうなるのだろう、とも思った。
戦前の反省を元とした言説にこのようなことを突っ込むと、特にリベラルなはてなーには、やれ軍国主義だのなんだの言われるのかもしれないが
現実問題政治家が専門外のことをそこまで指揮を取れるのか。それは歴史学にだって言えると思う。
そこで思ったのは、「様々な説を検討する段階をオープンにすること」そしてそれによって「バランスを取る」ことである。
結局、学者の独占も、過度の政治の介入も両方よろしくないのだ。今回の件は、ある一つの説を押し通そうとしてしまったというところに問題があるようにも思える。
所謂主流の説、「権力を持った学者」の説を押し通すのではなく、オープンにしていく。それが必要なのではないのかと思った。
そして、教科書に関しては、複数の説の併記も必要なのではないか。
東大と京大で学派が違い、入試問題で採用する説も微妙に違うということも起きているが、
県境マニアの西の聖地「イオンモール高の原」(京都府木津川市/奈良県奈良市)。建物は1F、5F、屋上が駐車場で、2~4Fがお店なんだけど、どの階にも府県境(警察の管轄)を示す線が引かれていることで有名で、写真におさめる人も多い。
ところが、自分も3Fの吹き抜けから2Fの境界線を撮っていると、警備員に館内(駐車場も)は撮影禁止と写真を削除するように言われ、「1回注意しましたからね!」と念を押された。
うん、確かにどの商業施設でも入口に撮影禁止と貼ってあるし、明るい廃墟とネットで話題になったピエリ守山だって、本当はオープンした時からず~と撮影禁止だ。でも、イオンモール高の原の場合は、写真撮影のために2FにKYOTO/NARAと明示してくれてあるし、過去にはあの有名なゆるキャラと写真が撮れちゃいます!と記念撮影のアプリまであった。
そのことを伝えると、警備員は県境は撮影可だと認めたものの、それは2Fでの撮影だけで「いままで上から撮った人なんていなかった」という。いやいやいや、下だと全体が入らないから、県境マニアの石井裕さんも、デイリーポータルZの西村まさゆきさんも、放送作家の吉村智樹さんも、皆さん上から撮影されている。
それに、「す・またん!」「ねとらぼ」「スクール革命!」「空から日本を見てみよう」「三関王」「ワケあり!レッドゾーン」「キャスト」「ごごナマ」「ちゃちゃ入れマンデー」「ごごラジ!」「明日またげる県境バラエティ ハザマのドラマ」「朝日新聞デジタル」「ナニコレ珍百景」「林先生の初耳学!」なんかも上からの写真や映像だったし、その一部はイオンモール広報部の提供じゃないのか。この点について確認したところ、メディアは特例で、とにかく2Fの通路以外はダメとのこと。
警備員はプライバシー保護が理由と言っていたけど、地元の方は府県境なんて全く気にしないから下で撮るのは恥ずかしいし、何より下で撮った方が通りがかった人や、ショップにいる人の顔が入っちゃうんだけどなあ。
年月 | 出来事 |
---|---|
2005年3月~ | 両府県警の間で事件・事故の際の対応を協議。イオン(当時)に店内に線を引くよう申し入れをする。 |
2007年5月 | イオンモール高の原グランドオープン |
2012年5月 | 2F通路にNARA/KYOTOというシートが登場 |
2012年10月 | せんとくん、まゆまろと記念撮影できるアプリ「高の原県境AR」登場(現在は配信終了) |
2015年3月 | 2F通路の県境にショーケースが登場 |
2016年2月 | ショーケースの下半分のデザイン変更 |
2016年3月 | 奈良市非公認キャラのリニー君が、モール内でのフラッシュモブ終了後にミニリニー君のフィギュアを渡し、ショーケースに置かれる |
2016年4月 | ショーケースの上半分とシートのデザイン変更 |
2016年5月 | シートのデザイン微修正 |
2017年2月 | ショーケースとシートのデザイン変更(春仕様) |
2017年5月 | ショーケースのデザイン変更(夏仕様) |
2017年9月 | ショーケースのデザイン変更(秋仕様) |
2017年11月 | ショーケースのデザイン変更(クリスマス仕様) |
2017年12月 | ショーケースのデザイン変更 |
2018年7月 | 3F・4Fガラス欄干にNARA/KYOTOというシートが登場 |
結局どっちやねん?
元々の疑問は小説投稿サイトに投稿する際について、2chに書かれたアドバイス。
7~8時、通勤通学で読者が多い
22時以降も読者が多い
だからこの時間帯に投稿するのが狙い目、ただし投稿数も多いから目につきにくくなる、と。
お店でもそう。
人が多い地域に出店すればお客の多さの恩恵は受けられるがライバル店が多い中自分の店が選ばれる率は減っていく。
じゃあ人の少ないところに……てなると今度はそもそもの客が少ない。
ほどほどの鄙びた駅まえにコンビニが1軒だけとかなら儲かりそうだけれど、
服屋とか飲食だとそもそもわざわざ人が寄りつかないこともありそう(沢山店があるところで買うから)
いろんな人がいろんな研究してそこそこの知見は溜まってるんだろうけど、高いコンサル料とか払ってアドバイス受ける人も少なそうでもったいない。
事実、うちの近所に新しくオープンした店(飲食系)なんてなんのリサーチもせずに
大企業や銀行で、昔から動いている基幹システムは、大抵メインフレームにCOBOLの組み合わせである。
それをここ十年くらい、リプレースでx86系サーバにJavaという構成に変更することが多い。
しかし、ハードが汎用機からオープン系になるのはともかく、プログラムを別の言語に書き換えるとか、誰も幸せになる気がしない。
ぶっちゃけCOBOLはCOBOLのまま移植し、今後も改修を続けるほうが、長い目で見たコストも低くなるのでは?と思うのだ。
その理由はこうだ。
COBOLで書かれたバッチ処理は、設計書の書式がフローチャートであることが多い。
勿論ロクに設計書がない場合もあるだろうけど、いずれにせよCOBOLの文法は、「普通の人にとっての仕事らしい仕事」をそのまま入れ子状のフローチャート(分岐の先が別のフローチャート参照みたいになってるやつね)に書き表したものである。
そういうモノが既にある企業や銀行の文化において、当然発注側は担当者からお偉いさんまでCOBOLer系フローチャート脳だし、新しいシステムの設計でもそれを踏襲しようとする。
というか踏襲すること前提じゃないと設計書をレビューできない。
UMLで考えるようなパラダイムシフトはまず不可能なので、それを求めるのは受注者の傲慢だろう。
というわけで、受注した大手SIerは、ほぼ確実にフローチャートもしくはそれに準じる記法の設計書で処理を組み上げざるを得なくなる。
そうなると、実装もフローチャートの設計を基にコードを書くわけだが、こういう設計はハッカー文化で発展してきた言語(Fortran→C/C++→Javaという流れと、PerlからPython・PHPというインタプリタ系の諸言語)との相性が最悪である。
設計とは実装を楽にするために書くのに、これらの言語において、フローチャートの設計は役に立たないどころか、邪魔でしかない。
だからFortranしかなかった頃から、本物のプログラマ達はフローチャートをdisってきたわけである。
ちなみに筆者はハッカー文化が生み出した恩恵に敬意を示すし、実際とても好きという立場である。
しかし、「普通の人達の普通の思考」からはかけ離れ過ぎているという意味で、「普通の人達の普通の仕事」をシステム化する時にどこまで役に立つかについては、非常に懐疑的に見ている。
…いささか話が脱線してしまったが、とにかくフローチャートで上がってきた設計書でコードを書くならCOBOLかアセンブラを選択すべきだし、それで書けないなら書く意味が無いくらいに思ったほうが良い気がする。
というわけで、自分はCOBOLからのリプレース案件は、その根本的な愚かしさを抱えている現状を見るに、今後一切関わる気はない。
私はオープンワールドが好きだ(以下略)。ということで、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下ゼルダ)はオープンワールドの新境地!みたいな意見や、それXXが通ってきた道なんですけど…という意見両方に対してもやっとする、それなりにオープンワールドのゲームをやってきた人から見たゼルダの感想というか、それをダシにしたオープンワールドに関する話。ネタバレはあまり含まれていないと思うけど、未プレイの人はこんな文章読んでないで早くプレイするべき。
まず、何が新しくないか、という言い方は語弊があるけど、ゼルダのゲームシステムには既存のオープンシステムから学んだであろう部分が多く含まれる。例えば、塔を登って周辺地図を開放するのはFarCry他のUBIのゲームからの引用だし、グライダーによる移動はJust Causeやバットマンのアーカムシリーズの影響を感じる。他にも食料、素材確保のためのハンティングや採取、細かく発生するサブクエスト、乗り物による移動やファストトラベルなど、「オープンワールド的な」システムが、ゼルダなりの味付けをした上で組み込まれている。
次に何が新しいか。この時代、真の意味で新しいというのは存在せず、何と何を組み合わせるか、何を入れて何を入れないかだとは思うけど、とにかくどこにでも登れるというのはかなり新しい。もちろん、源流としてのアサシンクリードやSkyrimにおける「登山」も念頭にあるのは間違いけれど、アサシンクリードでは実は点と点の移動にすぎない上下方向の移動が、面として移動できるというのはすごい。Skyrimで麓の街を経由せずにハイ・フロスガーに到達してしまった身としては、ちゃんとゲームシステムとして成立する形でクライミングが組み込まれているのはすばらしいと思う(これはクライミングを前提とした地形の設計も含めての話なんだけど、長くなるので割愛)。
実のところ、マップのあらゆる地形に立てるというのは、特にアクション系のオープンワールドでは珍しくはない。JustCauseでは飛行機からのダイビングとパラシュートでどこにでも行けるし、Crackdown(RIOT ACT)やSaints Row 4では自身の身体能力により高層ビルの屋上にも軽々と登れてしまう。ただ、こういうアクション寄りのオープンワールドは大味になりがちで、一番高いビルに登るには、ちょっと高めのビルを経由するだとか、戦闘も上空からミサイルぶち込みますみたいな感じ(これはこれで好きだけど)だったりするので、移動の自由さを確保しつつ、精度を持って成立させているところは他にはない感じがする。
精度という意味では、任天堂のいうところの物理エンジンと化学エンジン(http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1047403.html)による謎解きその他もすばらしい。これは従来のゼルダからの流れももちろんあるけど、手持ちのアイテムでスイッチが押せたり、ダンジョン内のオブジェクトで火をつける代わりに火の矢を射つだとか、思いついたことが実際にできて通用するし、従来Havok神の加護のもとでは成立し得ないと思われてきたことを実現しているという意味でも出色の出来だと思う。
ということで、ひとまずの感想としては
よくある洋ゲーのオープンワールドゲーを、複数煮詰めて煮込んでアクを取ってゼルダ味をつけたようなゲームといえば、そういう感じなのだが、これが、よくもまぁ最終的にキッチリとゼルダ味に仕上げたな、という出来だと思う。
にかなり近いんだけど、今までのオープンワールドの要素とゼルダ的なるものを組み合わせて出来上がったものが総体的に新しいプレイ体験を供していると言っていいんじゃないかなー、どうかなー。
以下蛇足
武器、盾、弓のインベントリ管理(具体的には「すてる」)が面倒なので改善してほしい。方向キー+Rスティックの左右で選択だけど、下で捨てるとか。
追記
追記カッコワルイのはそうなんだけど、滑空(グライダー)について。言葉が足りなかったのが悪いんだけど、空中である程度の高さにいれば常に滑空動作に入れることで移動の自由度が上がる例として挙げたので、神々のトライフォースや時のオカリナのコッコを指して(というか今作も出来るよね)すでにあったと言われても、うん、そうじゃないんだよねという感じ。これ以外のゼルダに関しての滑空についてはわからないのでごめんなさい。というか、神々のトライフォースも時のオカリナも(3DS版だけど)プレイしたし、洋ゲー好きな人は任天堂のゲームとかあんまりやらないんでしょみたいのも偏見ですよねー。