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はてなキーワード: 秀才とは

2023-07-10

anond:20230710014852

オタクというか人間全般秀才天才に勝てないとか、成金は本物の金持ちに勝てないとか、雰囲気イケメンぶりっ子は本物の美男美女に勝てない、みたいな話好きでしょ。

圧倒的な人間を持ち出してそれ以外を無価値とすることで、自分より優れた人間自分の側に引き摺り込んで、自尊心が傷つかないようにする、心のムーブなんだわ。

オタク天才秀才モチーフ好きは一体なんなのか

秀才はどうあがいても本物の天才には勝てないみたいな話好きすぎじゃない?あの人たち

2023-06-12

東大は推薦10割でいいだろう

各県の秀才つくばに集まっておけば家賃も安いだろう

2023-06-09

anond:20230609115253

俺も名前に秀が入ってていつも秀才の秀ですというのにかなり抵抗あったわ

2023-06-05

ひろゆきvs松尾豊vs川上量生AIの描くガチ未来【ReHacQ SP】の弱者男性感想

[教育無駄か?]

論点整理>

松尾人間なのに、すごいことやれてるじゃん、みたいな将棋みたいな価値観は残るから教育はあり。未来のために資産的な意味なら意味がない。

松尾人間生産性指標として捉えるからおかしい。農業が8時間労働から30分でできるようになって、なのに仕事作っているってのは人間がそうしたいからそうしてるだけにすぎない。そういう、やってもしょうもない仕事で優劣決めて分配決めてるだけで、生産性関係ない。そういう人間なのにすごいじゃんで分配しあってるだけ。

  

弱者男性感想

働きたくない、社会と関わりたくないです。AI仕事奪われる側だな自分は。

尊敬されないし、仕事もできないから、人間社会評価でも負けてるから配分が取れないわけだな。

  

[今の仕事AIに取って代わられる。]

論点整理>

松尾企業数が増える。少人数で、たくさん仕事できるようになるから、小さな仕事をする小さな企業が増える。

川上:しか経済では、人からお金を取るシステムにしなきゃだから、みんな無職で金がないと経済が回らない。ベーシックインカム必要

松尾:人は人からすごいと思われたい、人と接したい。ベーシックインカムでも、人だからすごいと感じて、人は人に金払う関係は維持されるはず。

ひろゆき:すごい人には大量に金が集まるけど、90%の人は人間相手されずCGかに相手されて気持ちいいで子供残せなくなりそう。

川上人口減った方がいい。労働力みたいな人口が国力の指標になってるけど、AI労働力はダブつく。資本主義は、資本受け継ぐ人が少ない方が有利だから

松尾:老化は病気という科学コンセンサスができつつあり、到達ゴールに据えられているから、10年,20年後子供産む感覚が変わってる。

川上徳川家康クローン作れたら子供さないよね。

  

弱者男性感想

不老不死なりてえ。

そんで、セクサロイドと甘甘エッチして過ごしてえ。

AIが作ったゲームずっとしてたい。

  

[AI人間は強化される]

論点整理>

川上文字ソクラテス否定した、馬鹿になると。でも、現代人はソクラテスの賢さ超えた。AI使えば人間は強くなる。整形とかAIとかVRマトリックスプラグ繋ぎたいとか受け入れる人は勝つ。

  

弱者男性感想

不老不死になったなら、マトリックスみたいなプラグ繋ぎたいなあ。

リアル社会はクソすぎる。

  

[日本は何をするか]

論点整理>

ひろゆき日本でも生成AI作ってデジタル赤字さないために、松尾さんが数百億円、日本で集めても、デジタル庁みたいに、デザイナーとかが上に立って、まともなことできないんじゃないの?

松尾GPUを買うのに突っ込んでます、まともじゃない人はGPU使えないか

  

弱者男性感想

ま〜一応、勝負してんですねえってかんじ。

GPT-5が出て欲しい、マルチモーダル欲しいとかくらいしか思ってなかったけど、日本ファイティングポーズはとってるんですねえ。

  

全体の感想

AI仕事奪われるってのは、現状のchatGPTでなく、もうちょいpdfの読み書きとか、ドメイン知識理解とか、そういう話が今後できた時に来るんだろうけど。

それって、来年にはもう来てそうだね。

弱者男性で現状の社会では救われない身からすると、さっさとベーシックインカム失業者になるのが最高だなあってかんじ。

そん時にセクサロイドとか、AIが作る神ゲームや神漫画がないときついけど。多分できるんちゃうの数年以内に。

あとは、不老不死が来るかどうかだなあ。不老不死が来てくれないと困るけど、不老不死は今のところ達成できる道が不明なのが怖いところだなあ。

AI仕事を奪われた天才秀才たちが、不老不死に到達できるんかなあ。

  

こうやって、未来弱者男性が救われそうな可能性がはっきり見えてきたのはありがたいんだけど。

半導体だのフラッシュメモリ進歩いまいち現状のAI使用に耐えるために進歩必要とか。

AI動かす電力問題解決する道の核融合がまだまだ遠いとか問題はあるかあ。

ソフト側だけの進歩は強いみたいだけど、ハードノロノロなんだよなあ。

ロボティクスとか、セクサロイドキーポイントが抜けてるのも痛い。

仕事だけ奪われて、AI弱者男性利益与える未来にはギャップがありそう。その時期は地獄やんけ!

  

個人としては、起業をしてみてるんだけど、小さな会社ってか、自分一人でやってんだけど。AI使ったりしてるけど、営業とか古臭い感じで一軒一軒会社を訪ねる感じになってる。

なかなか上手くいかいねえ。

地獄から救って欲しいなあ。AIが強くなれば、自分起業も強くなるから、なんとか世界中AI研究者頑張ってくれ。

  

あ〜3億円稼いで、FIREして、人生ダラダラしてえなあ。

2023-05-28

anond:20230527205557

弁護士ペーパーテストを頑張った秀才がつく専門職であり、事務作業は概して得意ではありません。

士業の仕事なんか事務作業のものなんだが…

仕組みや組織を作るのが得意かどうかは人による。自分組織作って仕組み作って客を集めて成功したのが新興系で、そこを非弁業者に任せて口開けて待ってた「事務作業が得意なだけの人」が破産したり懲戒受けたりしているんじゃないかという感。

2023-05-27

「過払い」とは何だったのか

https://www.toben.or.jp/message/pdf/230518arktokyo.pdf

ここで言う「A社」とは株式会社DSC、「B社」とは「株式会社Dキャリアコンサル」、「同一人物」とは児嶋勝なる人物のことです。

https://diamond.jp/articles/-/250777

3年前の東京ミネルヴァ法律事務所破産で裏にいたのと同じ会社、同じ人物

首都圏にいると気づきませんが、地方ラジオ新聞は今でもいわゆる「過払い金」の広告で溢れています

その広告を手掛けているのが上記のA社=株式会社DSCを代表とする広告代理店群。

サムライうんちゃんらとかね。名前は入れ替わりつつ、常に数社そういう会社がある。

それらの会社には共通点があります

どれも中心人物が「武富士OB」なんです。

上記の「児嶋勝」氏もそうです。

事業モデルはどれも同じ。

経営基盤が弱い弁護士事務所に取り入る(食い詰めた弁護士を取り込んで事務所を作らせるパターンもある)。

過払いがまだ儲かると吹き込み、地方での相談会を持ちかける。

相談会の広告費は回収した過払い金報酬から払えばいい、と甘いことを言う。

テレビラジオ地方紙等に広告を打つ。

広告を見た相談から電話対応もやってあげる。

相談会の日程、会場(公民館とかが多い)、相談者の予約設定までやってあげる。

弁護士は当日、相談会場に行って相談者に会うだけ。

相談会で受任し、消費者金融会社から過払い金を回収する。

弁護士は、回収した過払い金から弁護士報酬徴収し、そこからさらにツケになっていた広告費用を支払う。

もし支払えれば、ですが。

そのツケが貯まりに貯まって数10億に達して破産申し立てたのが東京ミネルヴァ

破産申立てにすら行き着けずクラッシュしたのがアーク東京です。

アーク東京代表弁護士は元A法律事務所です。

A法律事務所はいわゆる「過払い」の代名詞のような事務所です。

A法律事務所2000年代後半のいわゆる「過払いバブル」の渦中に登場し、瞬く間に47都道府県支店を置くほどの規模に成長しました。

その急成長は代表弁護士(一時期テレビによく出ていた)の手腕によるものだったんでしょうか?

それは甚だ疑問です。

実はA事務所も中核に武富士OB人物がいて、実質的事務所経営を仕切っていました。

過払い金回収の顧客は、要はかつて消費者金融から借り入れていた人です。

どこの誰が、いつ、どれくらい消費者金融から借り入れを行っていたか

その情報に誰よりも詳しいのは、当の消費者金融業者です。

株式会社は2010年9月に会社更生法の適用申請し、事実上倒産しています

それ以前から武富士経営は苦しく、従業員多数が外部に流出していました。

武富士の元従業員が退社に際し顧客名簿を持ち出し、過払い金回収ビジネス活用した。

弁護士業界を潤したいわゆる「過払いバブル」の真相は実はそれだった可能性が高い。

https://hihin.net/?p=6155

武富士倒産については、「計画倒産だったのでは?」という根強い疑問があります

弁護士業界では、武富士といえば「過払い金の支払いの気前がいい」ことで有名でした。

過払い金請求するとホイホイ認め支払ってくれる相手方武富士でした。

会社負債総額を膨らませて倒産を急ぎ、創業者一族はとっとと資産を持って逃げる。

武富士創業者一族計画にまんまと司法が利用されたのかもしれません。

もっと弁護士は儲かったので、ウィンウィンでいいのかもしれません。

武富士倒産当時、過払い金の影響で次に潰れる消費者金融大手はどこだ、と言われていました。

ところが結局、その後は大手はどこも潰れていません。

プロミスにせよ何にせよ、大手銀行の傘下に入りピンピンしています

その間、過払い金請求はずっと続いていたのに。

結局、消費者金融は儲かるんです。

昔のように年利40%とかは取れなくても、年利20%でも十分ビジネスとして美味しい。

から過払い金という負債を物ともせずどこも今も消費者金融業にまい進しているんです。

過払い金に手を出したのはA法律事務所東京ミネルヴァアーク東京だけではありません。

当時、驚くほど多くの弁護士が過払いビジネスに参入していました。

過払いビジネスには、

・広く顧客を募る広告出稿業務

広告を見た顧客から電話をさばくコールセンター業務

相談実施する相談業務

消費者金融との交渉業務

過払い金の回収と顧客への返金業務

など雑多な事務作業必要です。

これらを弁護士自力で用意したのでしょうか?

そうは思えません。

弁護士ペーパーテストを頑張った秀才がつく専門職であり、事務作業は概して得意ではありません。

それらの事務作業をやってあげたのは、実は上記DSCを始めとする武富士OBだったんじゃないのか。

弁護士業界の過払いバブルとは、実は武富士OBに利用されただけじゃないのか。

そう疑っても不合理とは思いません。

もちろん、過払いバブルで潤った弁護士と、上記東京ミネルヴァアーク東京には大きな違いがあります

前者は実際に儲かり、後者は儲かるどころか大惨事です。

でもそこに質的な差があるとは思えません。

まだ過払いが美味しい時期に参入し、うまく立ち回り、さっさと撤退した前者。

旨味が薄れた時期に今さら参入し、儲けることもできず、あげくに大事故を起こした後者

その違いは、要は上手くやったか否かだけです。

やったことは別に同じです。

過払い回収業務への規制はどんどん厳しくなっていましたから、むしろ前者の方がヤンチャしていた可能性すらあります

というか、実際そうだったはずです。

冒頭のA社こと株式会社DSCと取引があった弁護士は、東京ミネルヴァアーク東京だけではありません。

もっとたくさんの弁護士取引をして、渋谷キレイオフィスを構え、キレイなお姉さんを多数雇っていました。

まずはDSCはじめ武富士OB自称広告代理人弁護士業界全体として食い込まれいたことを認める。

その事実を広く知らせ、業界内外に危険性を伝える。

アーク東京懲戒処分はもちろん妥当ですが、もっと根深問題として取り組むべきだと思います

2023-05-14

もっとバカにもわかるように説明してくれ

IT技術も無い世界(階級)で育ったキャラに「○○は××するようにプログラミングされているんだ」なんて説明しないでくれ

そのキャラ絶対仮想的な空間に触れたことがないのにスッと理解してんじゃないよ

パンチカードとか機械式のもっと原始的プログラミングがありましたなんて通らないしそいつはそれらに触れてないのはほぼ明らかだからプログラミングプログラムも初めて聞く単語だよ

「生まれながらに絶対××するように指示され・作られているんだ」とかで代替か?遺伝子とかもNGだわな

ハイテク世界進歩抑制される過酷世界キャラが繋がるのは面白いけれど、ハイテク側は俺に対して喋っているように感じるしローテク側は秀才かあるいは聞いているフリして何も理解してない大物くんだよ

図書館すらない世界なんだしもっとバカであれ

言葉選びに苦労しろ

異文化交流はそこも面白いのだから

2023-05-13

anond:20230511202451

エントリから追記

長男の怒りと次男の怒り

長男の才能は優しいところではないかと思う。おもちゃを貸したり順番を守ったりは苦手ではあるが、悪意があってやってることではない。必要以上に追撃しないし、嫌なことがあっても八つ当たりもしない。

その点、次男なんてひどい。

妻に叱られたり、iPadがうまく操作できなかったりすると、床にモノを投げつけたり、床や家具を殴って当たり散らすのだが、とき長男やパパ(自分)を殴りにいく。

不意に理不尽頭突き体当たりを食らっても、長男基本的無視である。力加減によっては

「わけわかんねぇよ、なにすんだよぉ」

困惑こそすれど、反撃しない。

極めて温厚。社会性は欠如してるけど、寝言でさえケラケラ笑う。

妻と次男は、嫌なことが積み重なると、最後に起きた嫌なことに怒りがのる。

裏ドラが乗るような感じだ。

イライラしてるときにこんなことやりやがって」

イコールイライラしてるということは腹いせする権利がある」

という無茶苦茶論理が成立してる。

さら

「ワタシが怒ってるということはお前が悪い。お前が悪いからワタシは怒ってる」

という循環論法も成立してる。

カワイソウなほうがエラい

も妻と次男のなかでは真だ。

これら、全部無茶苦茶論理ではあるが、根本的には、「お気持ちは察されるべきだ」がある。

人の世の悩みの8割は、そういうものな気がする。

「愛されるべきなのに愛されない」

評価されるべきなのに評価されない」

などなどの「~べき」論が脳内にあり、それが満たされない矛盾が、怒りとか哀しみとかに転嫁され噴出する。

長男共感力が弱いので、「共感しあって当たり前」がない。素直に喜び、素直に甘え、素直に怒る。

共感しようという意思が無いわけじゃない。

猫が獲物咥えて自慢しにきて「ほらみて!」とする感じ。無視されると「もっかいやるからほらみろ!」と次は力に訴えてくるけれど、怒りの対象は見てくれなかったという事象に向いていて、気持ちを察してもらえなかったことには向いてない。

長男ギフテッドか?

そんなんじゃないと思う。

とりあえず小学生入学時点じゃ支援級とかなんじゃないだろうか。

喋りだせば早いんじゃないかとか、オムツ自然に取れるんじゃないかと思ってもいるのだけど、裏切られ続けて今に至ってる。

英単語英文を覚えてタイプしたりするけど、将来の英語の成績とはつながらないだろう。語学って、そういうものじゃない。

早く数字理解してるからって、数学必要な才能もそういうのではないと思う。記憶力がいいし法則理解は早いから、そこそこの秀才にはなれるかもと心の中で期待してるのは否定しない。

知育コンテンツが好きで勝手に覚えるということは、算数が苦行には感じないのだろうし、勉強が好きな子になればワンチャンってくらい。

2023-05-01

大学病院を辞めた理由

当方地方都市で勤務する内科医

卒後臨床研修必修化付近年代である

地元医学部入学しそのまま母校の附属病院で勤務という、いわゆる地元秀才コース。数年前まで同地域大学病院に勤務していた。

研修医大学離れが叫ばれて久しいが、働き方改革でそれに拍車がかかっており、人的リソースは多くの医局において現在進行形悲惨なことになっている。

 

大学病院を辞めて時間が経ち、自分が辞めた理由を冷静に振り返れるようになったので、備忘録的に記載してみる。

多くの方がそうかもしれないが、辞職の理由単一理由ではなく、複数の要因の組み合わせである

つのことであれば我慢できても、同時期にいろいろな問題が重なるとその場に居続けるのが難しくなってしまう。

自分場合は以下に列挙する理由による。

 

 

学術活動への不適正

大学へ行く前から化学物理実験時間が苦手だった。当時から実験計画を立てて正確に遂行していくのに興味がなかったように記憶している。

大学病院勤務なので、研究の真似事や学会発表論文執筆は細々としたが、何年やっても面白くならなかった。

仕事から嫌々やっている状態で、達成による金銭的なインセンティブもなく、全くモチベーションが湧かなかった。

 

そんな折、大学より「来年から各講座への研究費は教員当たりの論文数を参考にして支給する」旨の通達があった。

まり論文数が少ない医局員は講座のお荷物になるということと同義である

今後、論文数が減りこそすれ増えることは全くないことを自覚していたため、大学から離れる理由の一つとなった。

 

 

地域医療への貢献ができないこと

弱小医局ゆえ、県内の主要病院への医師派遣も行きわたっていない状態が続いていた。

例年、研修医として回ってくる若手をあの手この手勧誘し、少しでも人員不足を解消しようと全医局員が願っていたように思う。

 

しかボス教授)より不意に、「来年からA県のB病院へ一名派遣することにしたから調整よろしくー」とぶっこまれた。ちなみにボスはA県出身である

いやいや先生、まだ県内すら充足していないのに隣とはいえ他県に人を出す余裕はないっすよ、と繰り返し伝えたが、

「もうB病院先生約束しちゃったんだよ。同じ大学の先輩なんだよね。非常勤でいいから。お金はしっかり出してくれると思うよ。」と取り付く島もなし。

やむなくスタッフを説得して派遣。B病院事務交渉したが、給与はむしろ当県としては安いレベル

あれは当該スタッフからまれただろうな・・・

 

 

ボス方針の頻繁なブレ

前項のようにボスは気分や口約束仕事を拾ってくることが多く、悩みの種であった。

科内の方針変更だけであれば不平不満をカバーすることもできるのだが、他院や他科も絡むと厄介この上ない。

 

あるときボスから、「C科と共同して新しいプロジェクトを進めることにしたかよろしくね。D教授とは話がついているから。C科の先生たちと調整してね。」

明らかに業務量が増えそうな内容であったが、自分の科の医局員にも勉強になりそうであり、資料集めを行った(一部は実費で)。

それからC科の先生方と何度か調整を行い、C科としても非常に前向き。必要人員コスト見積もれたのでボスへ報告。

で、返答は「思ったより負担が大きいねえ。うちの科としては無理じゃない?やっぱりやめようか。D教授には直接伝えないけど、医局員同士で話をつけといてね。」

いやいやいや・・・もうC科の先生方は割とやる気ですよ、そのつもりでいますよ、と話したが覆らず。

C科の先生方の視線がしばらくの間つらかった。

 

 

・他院とのコメディカル格差

この辺りは言うに及ばず。

大学病院が不人気の理由として永らく言われている内容。

筆頭はやはり夜間の緊急性が極めて低い呼び出し、夜間帯は当直医に運ばせる薬剤、採血や点滴をやらない看護師、あたりか。

挙げればきりがない。

 

 

医局員への不信

まず先に、自分所属していた医局は非常に雰囲気がよく、医局員も非常にまじめだった(と少なくとも自分は思っていた)。

年々ボス要求が強まってきているのを、皆が不穏に感じてはいたが。

 

上述の幾つか不満が頭の中でグルグル回っていた折、決め手となる2つの事態が発生した。

 

1つは後輩の医局員と患者さん、およびその家族とのトラブル

患者さんの病状に関わるような内容ではなかったものの、精神面には少なからず影響を与えそうな事象であり、明らかにこちらに非があった。

自分はその後輩のオーベンという立場で繰り返しフォローを行い、なんとか訴訟にならずに済んだ。

なお外来主治医ボスであったが、フォローの場には一度も顔を出さなかった。

 

もう1つは自分出張で不在中、および不在後のトラブルコロナ禍の真っ最中であり、どこも入院ベッド確保に苦労していた時期である

自分が長期にフォローしている外来患者さんが、自分の不在時に具合が悪くなったと受診希望があったようだ。

その日の当科救急担当の後輩(上述の後輩とは別の医局員)が電話を受けたが、満床で来院を断ったと。

自分出張から戻ってきて数日、他院他科の先生から連絡があり、その患者さんが急変して亡くなったとのこと。後輩からは何も報告を受けていなかった自分は、電子カルテを開いてようやく状況を把握した。

満床なのは分かるが、長期フォロー中の患者の具合が悪くなったのであれば、まずはフォロー中の病院患者を受けて病態評価をしたのちに十分な情報提供と共に依頼をするのが筋ではないか」と至極真っ当なお叱りを頂いた。

 

 

この辺りで急速に、力が抜けていくのを感じた。しばらく腑抜け状態が続いた。

大学病院とはこういうものだ。ボス業務が多くて忙しいのだ、仕方ない。後輩も日々がんばっていた上で、トラブルを起こしたり満床ゆえ断ったりしたのだ、やむを得ない。

だが、それを自分我慢して引き受けて、自分幸せなのか?

 

 

結局、自分フォロー患者の急変報告を受けて数か月後、大学病院退職

それから数か月は仕事をせず過ごして、今は臨床研修指定を受けていない小規模の一般病院で働いている。

全く苦労がないわけではないが、仕事に関する不満はほぼない。

家に帰ってからボスから要求や他科の先生との交渉、他院の先生からのお叱りが頭の中をグルグル回って眠れないこともない。

子供関連のイベントはほぼ皆勤賞で出席できるようになった。運動習慣がついた。酒が減った。

 

しかしたら上述した要因のうち、いくつかがなかったら、まだ大学病院で働いていたかもしれない。

それで自分がどうなっていたかは全く分からない。

 

それでも間違いなく言えること。

今、自分幸せである

 

 

追記

研究に興味ないのに、なぜずっと大学病院にいたのか?

地方の弱小医局では、そもそも大学以外にまともな研修機関がなかったりする。実際、自分の科は大学一択だった。

海外大学は推薦状と簡単テスト(常識テストレベル)と自分の今までの活動実績で入学許可が降りるから

海外大学にうかったっていうのは学ぶチャンスをもらっただけにすぎず

めちゃくちゃ勉強しないと卒業できない

海外大学に受かっただけじゃ日本大学のように必死受験勉強を勝ち抜いた秀才とは違うんだよ

海外大学に受かったっていえば

入試自体が激ムズの日本大学と同じだと勘違いしてくれるバカいるか

って感じで、海外大学に受かったっていってるやつ。やはり小賢しい感じがする

 

現時点でそのような活動してるってことは

将来はMBAとか海外での学歴を利用して怪しいコンサルになるのとかが関の山っすね

別に応援しなくても良くね?

2023-04-25

猫も杓子もIT勉強しようとしてる

適正ある人なら1-2年で基礎はできると思うけど、そっから大変だよー。士業みたいに資格さえあればいい仕事じゃないし。大学院まで出た秀才から学歴はないが野生のプロみたいな化け物と一緒に働く前にその人たちの下僕以下の存在になって働くんだ。心を病んで退職する人はたくさん。魔境だからおすすめしないなあ。

2023-04-19

anond:20230419123146

すまん,コンピュータサイエンス無理ゲーだ.

インド人中国人秀才が大挙してるし...

日本人でもぶっちゃけ国内奨学金とってファンディング要りませんみたいな人くらいしか行けない印象がある.

データサイエンスとかならまだ少しマシみたいだが・・・

2023-04-05

子供の頃に夢でよく訪れたショッピングモールには過去が染み付いている

数年ぶりに夢に出た。

変わっているところもあったが、基本構造は昔と一緒だ。地元にあって今はイオンになってしまったSATYベースになっているが、地上二十階くらいに巨大化している。

俺がよく歩き回るのは本屋CDショップが一緒になった妙にサイバーインテリアフロア、そしてその上の3フロアくらいに渡って立体的に広がるゲームコーナーだった。薄暗いかわりにレーザー光蓄光塗料でけばけばしく彩られたゲームコーナーに様々な時代ゲーム筐体が並ぶ。中央にあるコイン落としは3フロアぶち抜きの巨大なマシンで、いつも老人がまわりに張り付いている。体を使うアクティティ系のアトラクションもある。スノーボードハーフパイプが倍くらいの規模になったやつがあって、特殊シューズレンタルして遊ぶ。受付で300円払って履いている靴と専用シューズを交換する。このシューズは床にピッタリくっついてハーフパイプを登れるモードと、床との抵抗を限りなくゼロに近づけて高速で滑れるモード任意に切り替えられる。これを駆使してトリックを決めたり、延々滑ったりして遊ぶ。現実の俺は自転車通勤くらいしか運動はしないが、ここでは自由に体が動く。周りを見ると俺の他には小中学生しかいない。しかし彼らが小さい子供だという気はせず、同年代だという感覚がある。これはこのアトラクションが生み出された時期、俺もローティーンだったからだろう。感覚施設に紐付いている。

祖父が亡くなってからは、この夢のショッピングモールでたまに眼鏡屋に立ち寄ることがある。最後祖父と話したのが眼鏡屋だったからだろう。今回もそのイベントがあった。祖父がそこにいた。祖父視力を測る機械の前に座って、奥で店員老眼鏡を調整するのを待っている。

増田、お前の目は半分じいちゃんとおんなじなんだ」

そう言って祖父自身の瞳を指さす。俺は吸い込まれるように瞠目する。祖父の瞳は薄いグレーだ。知らない人も多いかもしれないが東北にはそういう目の純日本人がたまにいる。虹彩の細かな模様がきれいだと思う。俺の瞳は左だけすこし色が薄い。しかきれいなグレーというよりは薄茶色だ。視力も少し弱い。完全に祖父と同じ、グレーの瞳だったら良かったのにと思う。そう言おうと思うが、次の瞬間には祖父は消えている。喪失感けが残って泣きそうになっている。

SATY実家から遠かった。俺が家族に連れて行かれるのではなく一人でSATYに遊ぶに行くようになったのは高校生になってからのことだ。通っていた高校からは徒歩で行けたので生徒たちの放課後スポットとしては最適だった。でも俺は別にSATYが好きではなかった。一緒に行く友達がいたわけでも、豪遊できるほど小遣いが豊富なわけでもなかった。それでも当時の俺がSATYに通ったのは、SATYへの道が当時好きだったクラス女子の帰り道とかぶっていたからだ。マッスン、と彼女は俺をあだ名で呼んだ。

「あれ、マッスンまたSATY? じゃあ途中まで一緒に行こ」

そんな流れで俺は15分ほど、彼女と二人きりで話すことができた。彼女は小柄で色白で、顔だけは広末涼子に似ていた。だからここでは広末と呼ぶ。広末教室はいつも田中という女子と行動をともにしていた。田中特別美人でも秀才でもない普通女子だったが、どうやら俺のことが好きだったらしい。その関係で俺もこの二人と絡むことは少なくなかった。クラスの奴らからは3人組みたいに思われてたかも知れない。しかし俺は田中がいる限り広末の心がこちらに向かうことはなさそうだと考え、いっそのこと田中を殺そうかと思ったこともある。もちろん本気ではないが。広末の家は町の小さな和菓子屋だった。俺は彼女と別れ際、義理大福ひとつ買ってSATYに向かった。もしかしたら俺が婿入してこの店を継ぐのかも、なんて夢想したこともあった。

高2のある日、たった一度だけだが、広末SATY用事があるというのでそのまま一緒にSATYに行ったことがある。画材屋で店のディスプレイ材料を買うとか、そんな用事だったと思う。俺は荷物持ちを申し出て、広末も断らなかった。買い物が済んでから屋上植物園みたいな庭でベンチに腰掛けて二人でアイスを食べた。いつも大福買ってくれるから、とおごってくれた。俺はヨーグルト味で、広末ぶどうシャーベットだった。広末一口あげるといって自分スプーンで俺の口にシャーベットを入れた。俺は興奮で死にそうだったがなんとか平静な顔を保った。こっちも食べる?と聞くと広末は俺の「あ〜ん」を待つわけでもなく超速でごっそり半分以上ヨーグルトアイスを持っていった。取り過ぎだよひどい、なんて言ったが俺は幸福のあまり死にそうだった。

夢の中ではこの庭が広大で深い植物園になっている。熱帯の植物ジャングルみたいに鬱蒼としている中を歩いていくと、アイスを食べたあのベンチがある。そこには広末ではなく田中こちらに背を向けて座っていた。

高3になると俺と田中文系広末理系選択して、広末とは疎遠になった。ただ田中とも別に関係が深まったりはしなかった。田中は既にどこかの大学生と付き合っていて髪を染めたりタバコを吸い出したりして感覚が合わなくなっていた。

夢の中の田中高校生ではなく、数年後に最後に顔を合わせたときの姿だった。大学を出たもの終活に失敗して東京の小さい葬儀屋見習いをしていた俺を田中が呼び出した。高校卒業してから連絡を貰ったのはそれが初めてだったし、高卒地元就職した彼女上京していたこともこのとき初めて知った。葬式が増える真冬で、俺は翌日の葬儀のために付き合いのある花屋に頭を下げて花をかき集めたところで疲れ切っていたが、なぜか田中からの誘いを断れなかった。蒲田にある田中マンションゴミ屋敷一歩手前という状況で、冷蔵庫の半分がスミノフで埋まっていた。

夢の中の田中スミノフハイペースでのどに流し込んでいる。ふわふわした素材のジャージ上下姿で、底辺の女という感じがした。

マッスンも飲みなよ。ねえ、あたしさあ、この間また手首切っちゃった。それで救急車来たんだけどなんで来たのかわかんない。別れた旦那がいたから、どっかで見張ってて通報したのかも。ほら手首見る?ねえ寒いよね一緒に寝る?」

田中視線は定まらずふらついている。あのとき田中がなんで俺を呼んだのか、わからないようでわかるような気もする。歪な三角関係バランスで三人組をやれていたあの時期が田中にとっては幸福だったのかも知れない。俺は田中を殺したいとさえ思っていたのに。

気がつくとベンチの前には棺が置いてある。遺族が手向けた白い菊の花が大量すぎてご遺体が見えないほどだった。どんな人なんだろうとすこしドキドキする。葬儀屋をやっていると死体を見慣れてしまうが、死に慣れるわけではない。白い花びらにぽたぽたと紫色の液体が垂れる。ぶどうシャーベットだ、と思う。しかし違う。隣で棺を覗き込んでいる田中ヘラヘラと笑いながら手首から紫色の血を流している。遠く幽かにゲームコーナーの喧騒が聞こえる。ハーフパイプでは子供の俺が今もまだ飛び跳ねているような気がする。遠くに来てしまったと思う。

目が覚めると泣いていた。

もう10年ほど職場人間以外と話しておらず、久しぶりに田中と話せたのが嬉しいと思う。今の仕事はもう葬儀屋ではない。だから長く死体を見ていないが、でも今日もどこかで誰かが死んでいるんだと思うと落ち着く。

SATYに行きたいと思う。

2023-03-26

江澄とかいう令和のスネイプ

完全な悪役ではなく、善と悪ふたつの要素を持つグレーな性格キャラクターには、なぜだか陰湿思い込みの激しい粘着質な女性ファンが多くつく。


平成時代はそのようなキャラクター代表ハリー・ポッターのセブルス・スネイプだった。私のハリポタにおける推しである

JKRは「スネイプはまったくのグレーな人間聖人ではなく、復讐燃えいじめをしたが、悪人でもなく、魔法界を救うために死んでいった」とたびたび説明しているが、それでも「スネイプは英雄聖人だ。スネイプを悪だというやつはおかしい」とSNSで主張しまくり、原作者にすら説教をするほどの熱心なスネイプファンは跡をたたない。

原作ファンや、「グレーなスネイプ」をそのまんま愛しているスネイプファンは、このようなスネイプファンを煙たがり、原作者もこ過激なスネイプファンの行動をマンスプレイニングとかけて「スネイプ・スプレイニング」と呼んでネタにしてきた。


で、話は令和に移る。ここ数年、ao3を席巻するほど世界規模で流行っている中国発のBL小説魔道祖師」にも、江澄というスネイプのようなキャラクターがいる。魔道祖師にハマって、案の定スネイプの時と同じように江澄にハマったのだけど、江澄はまさにスネイプのポジションであり、スネイプについていたような「厄介で粘着質で思い込みの激しい女性ファン」が多くついているのを見てパブサするたびにうんざりしている。



江澄は確かに不憫でかわいそうな経験が多い。若くして家族と門下生たちを惨殺され、師兄にも出奔された。が、それも自分の怒りと妬みにそまりやすい歪んだ性格能力的な至らなさが招いた愚かな結果であるともいえる。そのもっともたる例が鬼道術者に対する拷問で、鬼道を行っていないと判明しても拷問して殺しており、江家管轄領の住人たちから恐れられている。


江澄は原作者の墨香铜臭にも「性格が悪い」と言われている。窮地に陥った魏無羨を辛辣言葉で追い詰め、宗主という権力者立場でありながら魏無羨と協力し合わず彼を助けなかった。この物語ヴィランで(であり被害者でも)ある金光瑤に、「あのころの江宗主が魏無羨と連携をとれていたら魏無羨は死なずに済んだ」と指摘されているほどだ。ほかに自身性格の悪さが原因で、実の父親にはうとまれて愛されず、恋愛関係になった複数人女性にも愛想を尽かされて破局しているというエピソードもある。(後者原作完結後インタビューより)


アニメ3期の最終話にて、江澄は魏無羨をさら辛辣罵倒し、怒った藍忘機に髷を落とされた。それにより江澄は己を省みるための閉関修行に入る。

これらは原作にないアニメオリジナルの展開なのだが、アニメ制作陣により刑罰意図をもって明確に描かれている。無論、江澄が愚かな性格を直してこなかったことに対する罰だ。


本国放送時に初めてこのシーンを見たとき、「ああ、これで江澄は反省するだろうし、自分性格のせいで損ばかりする人生じゃなくなるな」と、江澄ファンとしてかなりほっとした。


作品を読んで感じていたが、原作者の墨香銅臭は主人公カップルの結末以外にはとくに注力しないタイプ作家である。なので原作の江澄は何も自身性格省みることなく、魏無羨とも完全に断絶して終わった。

原作を読み終えた時、江澄はこのままで大丈夫なの?という漠然とした不安あった。

三大世家の中で雲夢江氏は孤立しているという設定なため、この先何者かに陥れられるか、間違って拷問した相手関係からまれて攻め込まれでもしたら、雲夢江氏は今度こそ本当に危ないだろうという心配もあった。


からアニメ3期にて、江澄が己を省みる展開を入れてくれて猛烈に感謝しているのだ。江澄が自分の愚かな性格のせいでこれ以上不幸にならないようにしてくれてありがとう、と。

そう思っていたので、パブサしたときに、アニメ公式に対して烈火のごとく怒り狂っている江澄ファンたちの姿を目にして驚かされた。


原作にはないオチをつけて、こんなもの低俗二次創作だ」

「江澄が罰せられたことを自業自得だという人は人間性がおかしい。正直、引く」

「これからアニメ3期に対する愚痴不満スペースを開きます

「江澄を悪く言う人はブロック!」

「私のTLはアニメ3期への罵詈雑言が溢れている。私はTL構築に成行した!」


えっ、本気で言ってるの?と思った。

それから彼女たちの発する粘着質でじめっとした熱気を浴びているうちに気が付いた。「平成の間にさんざん見てきた厄介なスネイプのファンと一緒だ」と。


厄介な江澄オタクたちはひたすら「かわいそうな被害者」としての江澄のことしか語らず、原作ファンに江澄の至らなさを指摘されると烈火のごとく怒り出す。

彼女たちが話す江澄とは、「父親に愛されなかったせいで自分に自信が持てない性格で、日陰者の秀才、師兄に裏切られた被害者」であって、決して江澄の愚かで醜悪な部分を見つめようとはしない。

鬼道術者ではなかった人まで拷問していたことに対しては、「それは本人発信の情報ではないから嘘に決まってる。魔道祖師って噂が独り歩きすることの悪さを書いた作品から」「拷問したあとは必ず医者を呼んで手当してるはずだから問題ない」という主張である。身内である甥の口から拷問の話はでているため、この情報を嘘だと疑うのは正確な読み方だとは言えないだろう。


他にも彼女たちの中には「江澄は20歳ちょっと若さで生まれたばかりの甥(金凌)を子育てをした。金凌には乳母はいない」という通説もある。金家ほどの大家乳母を雇わず宗主業務で忙しい江澄が自ら金凌を育て上げたというのはいささか考えにくい。

推し自分を同一化する傾向もあるのだろうか。「乳母を雇わずに自ら金凌を子育てした」というのも、実際に小さいお子さんがいる女性によって主張されている。推し自分と同じことをしてほしいという願望があるのだろうが、そのせいで推しの姿が歪んでしまっている。


オタク女の中でも特に腐女子には推しを「共有」する文化がある。

推し自分たちが推すにたりうるほどの品性人格を備えていないというのは、彼女たちにとって受け入れがたく、思わず目をそむけたくなる事象なのかもしれない。

からといって、そのもの推しの姿を見つめようとはせず、自分たちが盛り上がるために都合よく推しを美化して愛でるやり方は、本当に良い推しなのだろうか?


一部の江澄ファンの異常に熱心な姿を見ていろいろ考え、疲れたとき、ふと脳内に晋江掲載時の魔道祖師初版の、墨香铜臭によるあとがきが思い出された。

まさか江澄がコメント欄の人気者になるとは思いませんでした」というものだ。

墨香铜臭もJKRの発言を追っていると、スネイプと江澄のファンにはかなり困らされているのが伝わってくる。まさかこれほど厄介で熱心なファンがつくなんて、原作者として想定外だったのだろうな。

こちらとしても、何故このようなタイプキャラクターには、粘着質で厄介で異常な熱気のある女性オタクファンにつきやすいのか、いつもかなり不思議に思っている。

2023-03-05

anond:20230305145016

リベラルを支持するのはいいんだけど、政治的アンチビジネスになってしまうと救いようがない

Google Japanに入れるような連中は実家が太いのが多いから、クビになっても仲間とスタートアップを立ち上げれば問題ないけど

まれ貧乏人の秀才が紛れ込んでると悲惨

2023-03-04

anond:20230302173635

勉強試験で教団内の階級が上がるシステムって、すごく近代受験秀才っぽい(古代の本物の宗教家っぽくない)。

実際に幸福の科学幹部には高学歴が多いんだが、なんつうか、非常に侮蔑的表現で悪いけど、真のインテリはいなさそう。

大川霊言中学校教科書偉人レベルばっかりで、絶対に、ハンナ・アーレント霊言集とか、レヴィ・ストロース霊言集とか、カール・シュミット霊言集とか、竹林の七賢霊言集とか出さない(あと理系分野もすごく少ない)

ふつう義務教育範囲受験秀才で世の中ぜんぶ認識できると思ってる田舎者ぽいんだよなあ……。

2023-02-16

もしかして技術者流出しまくりの日本10年かそこらでEV中国に勝つとか

バカみたいなこと考えてる?中国自己民だけで日本秀才に当たる人材10はいるよ?

2023-02-15

凡庸秀才天才を演じるとろくなことがない

成田悠輔の主張から毒を取り除いて要約すると「社会重要ポジション高齢者がとどまり過ぎていて社会が硬直している。いい加減揃って引退してくれ」という程度の話でしかない。

この独創性のない凡庸意見を「集団自決」のような言葉で飾り立てて「みんなが言わないことをいっちゃう天才」としてブランディングしたのが成田悠輔。

"とんがった発想とかできないから、とんがった言葉を使って注目を集めようとする"というよくありがちな演出で、じつのところ毒舌Youtuberとたして中身はかわらない。

からYoutubeとかAmebaTVとかとかと相性が良いんだが、コンプラの厳しいテレビ暴言取り上げられるとほんとつまんねー一般論しか言わない。

集団自決比喩しか無い」と擁護する人もいるが、凡人が凡庸意見学歴暴言で飾り立てて天才ブランディングしてきたわけで、いまさら自業自得しかない。

過去の様々な発言過激言葉を取り外してみると、ほんと普通の人の普通意見しか言ってない。

なにが「口にしちゃいけないって言われてることは、だいたい正しい」だ。

人が躊躇して使わないような用語を散りばめているだけで、言っていることは小学生でも思いつくような凡庸意見じゃねぇか。

必死天才に見えるように振舞っている姿をみると、左右で形の違う眼鏡とか涙ぐましく思えてくる。

anond:20230215222636

恨むなら文部科学省を恨んで欲しいね

文部科学省には各省庁志望者の中でもきっての秀才が集ってるんだって

それらが考えたロースクールプランに則った結果起きとる事態から

2023-02-07

底辺は嫌われるべくして嫌われる

底辺嫌がらせが好きだ

エリートの卵とか天才の卵がいれば

そいつらがたまたま学生バイトしてる時、通勤通学してる時などに嫌がらせをする

一つ一つは些細なものだが、積み重なっていくと嫌悪高まる

ついでにいえば秀才クラス人間にも嫌がらせをする

寿司ペロもする

からそいつらが出世して世の中に何かしらの影響を与えられるようになった時

底辺の連中はマジでクソ」と思われているので

表向きは底辺支援するような言動をしつつ

底辺幸せになるような制度は作らない

 

殺す気もないが

助ける気もない、勝手死ねと思われているし

それだけのことをしてきて自業自得なのが底辺なのに

政府自分たちのこと助けてくれると思ってる。バカみたいじゃない?

2023-01-21

勉強だけはできる大企業オタクが金パワーで美人結婚する

そしてそこそこ美形で勉強のできる実家の太い子どもが生まれる、

って話、増田ツイッターで時々見るやろ。

ぶっちゃけウチの両親がそう。世間から見たら親ガチャ当りの部類だとは思う。

でも父の遺伝子が強すぎて子ども全員父のコピー顔になっちゃったよ!

運命っていじわるだね!母はパッチリ二重の濃い顔美人なのに子どもみんな岸○一徳さんや!

私は女なのに一番パパ似!髪型とシワ以外顔全部一緒!

ただただ勉強だけできるオタク再生産されただけになってしまった。

美形で実家の太い秀才ってまぁそう上手くは行かないね

兄妹みな大学まで出して貰って(私はまだ在学中だけど)、本当感謝してるし両親のことは尊敬してる。

けど色んな人から「お母さんに似たらよかったのに」ってずっと言われ続けた娘の気持ち増田に吐き出すくらいは許してほしい。父本人には言わないから。

2023-01-19

棋士キチガイしてるニュース聞くと逆に安心する

「ただ物凄く頭がいいだけの人」がプロゲーマーの頂点に立つのは夢がなくて嫌なんだよね。

頂点に立つならバケモノじゃないと面白くないなと。

「物凄く頭がいい人の中で、たまたま将棋を選んだだけの人」の集まりであって欲しくないというかね。

将棋以外はてんで駄目なぐらいの人が、将棋だけ奇跡的に凄いってのが理想なんだよ。

パズルを解くのに特化しているだけのサヴァン症候群」みたいな感じね。

そういう意味じゃ藤井聡太が「単なるクールイケメン」にはならない「ちょっと話し通じなそうなオーラの人」なのが俺は凄く嬉しかったよ。

もしも次世代怪物が「その世代秀才の中におけるたまたま将棋を選んだだけの人」になるようになったら、もう将棋なんてAIに任せちまえばいいと思ってる。

バケモノ同士が殴り合っているのを観戦する面白さは、万能の天才同士の戦いでは起きないんだよ。

その競技で闘う必然性が無くなるからね。

それ以外ないもの同士がやるから面白い。

これ本当大事ね。

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