はてなキーワード: 秀才とは
俺は東京生まれ東京育ちで年収2000万円以上ある30代なんだが、ディーラーローンで200万円借りて600万円のトヨタ車買うってネットに書いたら現金一括で車買えない奴が無理してんじゃないよみたいな煽りを受けて、何でこんなにも現金一括にこだわる田舎者が多いのか考察してみた
俺は割と1聞いて10読めるタイプの秀才なんだが、俺の仮説は以下の通りだ
・自分が大衆車に乗ってるときに道路でレクサスやアルファード、外車等の車とすれ違うと田舎者の心の中にドス黒い嫉妬が発生
・「どうせローン組んで買ったに違いない」と勝手に憶測してローンは見栄っ張りが組むものと自分に言い聞かせる
・特に若いやつがアルファード乗ってたりすると「アイツは絶対残クレとか10年ローンみたいな無茶なローン組んだに違いない」と考えて嫉妬心を見下しに転換する
ここで面白いのは、金持ち判定なんぞ資産の金額や年収などの「数字」で比較可能なのに対して、以下の矛盾した価値観を田舎者は持っていることである
・年収600万円でコツコツ6年くらいかけて貯金貯めて現金一括で600万円の車を買った人のほうが、年収2000万円で買いたいと思った翌日にローン200万円頭金400万円で600万円の車を買う奴より金持ちである。
相続とか親族の資産とか考えるとややこしくなるから省くが、金持ちかどうかなんて数字で一発で判定可能だ
年収600万円の田舎者が年収2000万円の東京住みに対し、自分のほうが年収が1000万円近く低いけど金持ちです、と意味不明なマウントのとり方をしてしまう理由は、上記の俺の仮説で全て説明できる。
道路で見かける高級車への嫉妬が、巡り巡って年収がかなり低いのにも関わらず自身を金持ちだと錯覚させてしまうのだ。
貧乏人が、金を持ってないのに金持ちぶったとしても、貧乏人のままである。
年収600万円程度で現金一括で600万円の車を買ってしまう金持ちには理解し難い異様な金銭感覚こそが、貧乏人を貧乏人足らしめているのである
どのレベルの秀才の話をするかにもよるけど、両親が知的に問題を抱えていて子供は正常だったときの苦悩なんかはちらほら聞くわけで、親からの遺伝の要素はでかいにしても子供が思うように生きることを許されないゆえにくすぶるのは珍しくはないんじゃないかなあ
https://www.titech.ac.jp/news/2022/065237
東工大が女子枠を導入することについて外部の人間がごちゃごちゃ言っているみたいだけど内部の人間としては大賛成。
A.前提として東工大の学部生は基本的に9割が大学院へと進学する。なので大学院の修士課程卒業時の質で考えることとする。
東工大は国内でも優秀な大学だと考えられているが、所詮成人したばかりの子供なので、他の大学と同様に入学後に遊び惚けて惰性で大学院に進学する学生が内部生の約3割程度いる。
つまり、学部一年の頃から飛びぬけた天才と真面目な秀才以外は、東工大生も他の大学生もその間にほとんど差はないということである。
さらに、大学院の修士課程では外部の大学から向上心が高く優秀な学生が大学院入試のハードルを越えて院進してくる(概ね内部生の3割程度と同数)。
つまり、仮に大学受験が苦手な天才や真面目な秀才がギリギリ落ちた枠の中にいても、そういった学生は他の大学で頭角を現した後に東大や東工大に入ってくる。
したがって学部入試においてギリギリで合格するか否か、の範囲に収まる学生を1割程度落としたところで東工大の質が落ちる可能性は少ないだろうという実感がある。
博士課程の人間としては、多様な背景を持つ学生や教職員と議論できる環境を用意する方が大学の質を高めるだろうという東工大の姿勢を応援する。
ついでに言えば、鶏口牛後と同じく、学部入試でギリギリ程度ならよその大学の上位を保って卒業したほうがよほど幸せな人生を送れるだろうと思う。
・男女差別は良くないだろ。
A.差別のデメリットより公平性を保つことの社会的・学術的メリットのほうが大きいと考える。
現状、女性研究者が少ないことは将来的な研究領域の開拓を妨げる大きな障壁となりえる。
上でも述べたが多様な背景を持つ研究者の数が少ないほど議論は頭打ちとなり発展が見込めない。
・それよりも大学の女性に対する環境を整えろ。そうしたら女子の進学率が増える。
A.整えるためには内部の女性を増やす必要があると考える。外部の人間にアンケートなどを取っても活かしようがない。
研究室運営に関わる立場から見ても、男しかいない研究室において女性へ配慮した環境作りを行うことはまず不可能であると感じる。
・女も所詮枠を用意してもらわないと合格できないって思われる。
A.東工大を卒業した場合、学部入試でお膳立てされたかどうかが本人の評価に関わることは一切ない。
その場合、そもそも外部からの進学者はみんな学部入試で東工大に落ちた人間じゃんと思われることになるが、もちろんそんなことはない。
基本的に本人の評価は大学院でどれだけ深くまで研究を行ったかどうか、になる。
研究室での活動を真面目にこなさなかった学生は専門的な知識に欠け、試行錯誤の経験や忍耐力を持たず、建設的な議論ができない。
この相手の研究能力は基本的に理系の修士以上と少し話せばすぐばれる。
このような意見は間違いなく理系修士卒以外の人間が発していると感じる。
また、東工大の学部入試を通過することを目的に東工大に入る学生は東工大に合わないように思う。
仮に入っても当然周りは東工大生ばかりで自慢できることでもないので。
・女子枠入試の面接で「女性活躍社会に貢献するために」とか書いてあるけど東工大に入りたい理由は理学や工学を学びたいからであってズレている。
A.理学や工学を学びたいだけなら他の大学に行くか、独学で勉強すればいい。
多くの大学のアドミッションポリシーを見てもわかるように、近年の大学は理学や工学を学びたいだけの人間を求めていない。
求める人材は次代の科学技術・イノベーションを担い、日本の未来社会に貢献する意欲のある人間である。
以下追記
男側から不満が出てくるのは「女だけを優遇する」からだと思う。
工業系の大学の女子枠を作るのであれば、女性の割合が高い看護学校や短期大学、医療系の学校に「男子枠」を作って初めて男女平等になる
A.今回の施策は男女平等の実現ではなく男女の公平性を調整するためのものであると考えられる。
東工大のニュースではDiversity&Inclusion(D&I)という言葉が用いられているが、グローバル社会ではDiversity、Equity、Inclusion(多様性、公平性、包摂性)のDEIがキーワードになっている。
男女平等は理想の社会として目指すべきであるが、男女の性差を超える技術革新が生まれるまでその実現は不可能であり、現状では男女の公平性を調整することが現実的な施策となる、と理解している。
A.メーカー企業では一般的に技術系総合職という枠組みで採用が進む。
簡単に言えば理系と文系が同じ採用枠内で比較されることはない。
まあ、そもそもこういうアファーマティブアクション思想自体がマクロ視点で望ましい社会(この場合、男女平等な社会)を実現するためなら罪のない特定の個人(女子生徒優遇がなければ受験に受かったハズだった男子生徒)に不利益を負わせても良い
A. 事前に公表している時点で女子生徒優遇がなければ受かったハズだった男子生徒など存在せず、不利益が生じた個人もいない。
仮に存在するとしたら、これまで女子大学に入学できなかった全男子学生は不利益を被っていると考えるのか?
またAO入試や留学生枠も存在するが、彼らの枠を増やすことも他の学生に不利益を生じさせているのか?
大学が受け入れると決める人材の種類や割合を大学側が決めていいのは当然の権利であろう。
大学が決めたルールと考え方に賛同できないならば大学側も必要としない、というだけだと考える。
下手に博士号を取ってもその先の進路が悲惨ということが、すっかりバレてしまい、男女共に総スカン。本当に一流の科学したい奴は渡米している。科学はアジアの大学には不利すぎる業界。
A. 専攻による、としか言えない。
物質理工学院の博士課程学生に限ってはその8割から9割がアカデミアや大手企業に就職できている。
また博士課程への経済的な支援も他の大学よりも充実していることが多い。
以下は東工大とは関係ない話題ですがコメントが多かったので増田個人の意見を述べます。
医学部や医者の世界に詳しくないので男女のどちらを増やすべきかについては言及しませんが。
賛成です。特に保育士や看護師については男性の数を増やすべきだと思います。
男性保育士や看護師のモデルケースが少ない現状、進路を選ぶ際の情報が少ないことは男女の公平性に欠けると考えています。
女子大学の存在が許されるなら男子大学も許されるべきだと思いますよ。
多様性を確保した方が研究の発展に資する、という立場なので設立の合理性には疑問ですが。
言わずと知れたチ。の作者の前作。
チのヒットを受けて完全版?みたいな感じでリアル合本版みたいな感じで今年になって刊行された
序盤だけは一度無料公開分で読んだことあったけどはじめて全部通して読んだ
天才と秀才が出会う 挫折 部活メンバー集め 部活勝負 時間が飛んで社会人・・・
熱いものをかこうとしててそれを感じなくもないけど、空回り感が強い
惰性に流されて楽なほうにあきらめそうになるけど・・・あきらめない!!!
みたいなワンパターンで飽きちゃった
序盤の小学生編のテンポはよかったけど高校編あたりからgdgd
同じように何かに打ち込んで挫折したりそれを乗り越えた人には響くのかもしれんけど
全体的に800とDIVEっぽさを感じた
100-50-30=20
この数式を解ける子が
100円のおこづかいをもってお菓子屋にいき、50円のチョコと30円の飴を買いました、おつりはいくら?を解けるかと言うとその保証はない
3×2=6
この数式を解ける子が
3個のリンゴを乗せた皿が2皿あります、りんごは全部でいくつ?を解けるかと言うとその保証はない
100-80=20
と書いて×がついたり
2×3=6
と書いて×がついたり
言ってみれば「低学年に教えるための致し方ない犠牲」だ
個人的には、大した知識が無くても数学様を金科玉条に絶対正義として断罪できるからであり
他教科となるとまるで伝わってこない
けれども他教科においても「低学年に教えるための致し方ない犠牲」はあるのではないだろうか
(音楽の歌による晒上げとか、体育の組体操みたいなのは、また問題が違っていると考える)
そういうのを知ってる人、なんか書いてみたりしないかい?
幼少期から天体望遠鏡を父親より完璧に使いこなし、小学校ではマラソン大会、書道、自由研究、作文の賞を総なめし、中学では部活で全国大会に出場しつつ生徒会本部役員をやり、定期テストと実力テストでも一位を取り続け、県トップの県立高校に進学し現役で旧帝国大学理系に進学した俺の末路は…
試験秀才でさえあれば、誰でもそこそこの医者になれる、近代医学と医学教育すげーなーと思う。
医学とまったく関係ない入学試験で点数取れる能力さえあれば、教育を受ければ、医者としてやっていける。
東大文一に入っても、大学の入学試験結果だけでは、法曹としての素質があるかどうか分からないし、法科大学院出ても法曹になれない人は大勢いる。
研究者目指して大学院に入っても、研究者としてやっていけるかどうかは、実際に研究をやらせてみないと分からない。
東京藝大の入試に受かっても、美術や音楽の専門家としてやっていけるのは、ごく一握り。
主人公「おれ」は自涜に惑溺している少年である。「おれ」は過剰な自意識を抱えて他人の目に怯えている。「おれ」は死について、自分が無になることについて、強い怖れを抱いている。十七歳の誕生日の食卓で「おれ」が自分の中でもあいまいな考えで皇室批判や自衛隊批判を口にしたところ、自衛隊の病院で看護婦をしている姉から着実な理屈で論駁されてしまう。「おれ」は逆上して姉を蹴りつけてしまうが、そのことにすぐ後悔し、自責の念にまみれながら、逃避的に自涜を行なって寝る。「ああ、生きているあいだいつもオルガスムだったらどんなに幸福だろう」
翌日は、古文の定期試験の日だったが「おれ」は試験に全く歯が立たない。試験が終わり、東大志望の優等生の連中は小賢しく試験問題の論評をしている。クラスの剽軽ものの「新東宝」は試験問題を下ネタにしてクラスの女の子を笑わせている。どちらも「おれ」には疎ましい。試験の次の時間は体育の800m走であった。「新東宝」は「おれ」が密かに恋情を抱いているクラスのマドンナの杉恵美子に「マスをかくやつはすぐへたばる」と怪情報を流したと冗談を言う。「おれ」は他の走者より完全に遅れてゴールインする。ゴールインしてみると「おれ」は走りながら失禁しており皆の嘲笑の的となった。
絶望しながら自治会をさぼって帰宅の途につく「おれ」に「新東宝」が声をかけてくる。右翼の街頭演説のサクラにならないかという。右翼のサクラをやっていることは「新東宝」の秘密のようである。連れ立って新橋駅前にいくと街宣車の上で「皇道派」の逆木原国彦が演説をしている。演説は全く盛り上がっていないが、逆木原はまったく気にせず演説を続ける。「あいつらは売国奴だ 、ヘドだ 。おれは誓っていいが、あいつらを殺してやる」「諸君、自分の弱い生をまもるためにあいつらを殺しつくそう、それが正義だ」「おれ」はこの言葉に胸を打たれる。
気がつくと後ろに三人組の女事務員がおり「おれ」を指差して「あいつ、《右》よ、若いくせに。ねえ、職業的なんだわ 」と言っている。逆木原の演説に感化された「おれ」は他人の目を跳ね返す力を得ており、こう怒号する。「 《右》がどうした、おい、おれたち 《右》がどうしたというんだ、淫売ども!」これをきっかけに「おれ」は「皇道派」に入党し、家を離れ「皇道派」本部で暮らすようになる。「きみは天皇陛下の大御心にかなう日本男子だよ、きみこそ真の日本人の魂をもっている選ばれた少年だ!」
「おれ」の学校での立場は180度変わる。「皇道派」のサクラを隠れてやっていたことが負い目の「新東宝」が宣伝係となって、俺の《右》としての武勇伝を学校中で広める。「新東宝」によると、800メートル走での「おれ」の失禁の失態は 、懲罰的にランニングをさせた体育教官への「軽蔑の 《右》的表現」ということになった。自治会の《左》の秀才が「おれ」に議論をふっかけてくるが、「おれ」は自分自身がかつてあいまいな考えのままにしていたところを突くだけでよかった。杉恵美子は「おれ」に興味津々の目でいう。「あなたみたいに時代錯誤の 《右》少年は防衛大学にでも行くことね 」
「おれ」には他人の目が怖くなくなってきた。逆木原に性欲を抑圧せず「トルコ風呂の女にきみの男根をひともみさせるんだね」と言われたときは不安だったが実際にいってみると杞憂だった。俺は「鉄串のような男根」を持つ男だった。「おれの男根が日の光だった、おれの男根が花だった、おれは激烈なオルガスムの快感におそわれ、また暗黒の空にうかぶ黄金の人間を見た、ああ、おお、天皇陛下!燦然たる太陽の天皇陛下」。「おれ」は他人の目を克服したこと、そして自分が天皇陛下の御子であることを確信する。
「おれ」は逆木原の書庫で天皇陛下をときあかす書物を探し出す。谷口雅春の 『天皇絶対論とその影響 』を読み、求めていたものをかちとる。 「《忠とは私心があってはならない》」 「天皇陛下に精神も肉体もささげつくすのだ。私心を棄てる、おれのすべてを放棄する!」「おれ」は自分があれほど恐れていた死の恐怖からまぬがれているのをさとる。逆木原が「七生報国、天皇陛下万歳」と書いてくれた稽古着で「おれ」は柔道や空手に熱中して取り組む。
安保闘争の国会デモでは「おれ」は十万の 《左》どもに立ちむかう二十人の皇道派青年グループの最も勇敢で最も兇暴な最も右よりのセヴンティーンとなった。デモの最中に女子学生が死んで、デモ隊が打ちひしがれて泣きながら黙禱していた時、「おれ」は強姦者のオルガスムを感じ、黄金の幻影にみな殺しを誓う、唯一人の至福のセヴンティーンだった。
ネットミームになって久しく、そのうち読むか~と思っていた作品。すこしごたごたもあったけど搾精研究所先生はサクセスしてるっぽくてなによりです。
まずこれは新参者全員が思うだろうけれど…アマミヤ先生の出番おっそいわあああああああああああ!?いついつ出会うかと思えば終盤の域だった。だけど待った分だけインパクトも大きくて一挙手一投足笑わせてもらった。後半はシリアスな展開で暗さに拍車がかかっていたからやっぱアマミヤ先生の存在は偉大なる味変カンフージェネレーションだと思うっす。ウッス。黙っちゃうところ可愛いっす。ウッス。
評価されているシナリオはちゃんとよかった。概ね三段階に分かれていて、ヒラ看護士たちとその上のお局たち。そしてさらに上に師長が存在している。性格最悪と銘打ちながらも「最悪」は上へ上へとインフレを描き、それでいて各キャラは抑えている風はなく多種多様な「最悪」さを表現しているのには感服した。
ヒラ看護士編はそれ単体で各キャラで上手く最悪な責めを実現している。単体でも活きている作品だが、 だんだんと、特にお局編に入ってくるとヤマダとそれまでのヒラ看護士たちが(非性的な意味で)絡み合いキャラクターの奥深さを描き出していく。お局たちの最悪さと同時にまさに二重の意味で「可愛く見えてくる」のだ。そしてそんな彼女たちと結託し病院の巨悪へと立ち向かって行く王道ストーリーいいぞ~。
しかし黒幕にも悲しき過去が……。勝利者などいない。そんなエンドであった。看護士たちは性格が悪いままだし。いうなれば全員にきっかけが起きたお話だったぬ。そのきっかけのきっかけがあのヤマダの勇気と機転というのも笑える話である。
シナリオの妙といえばタチバナさん。初回ナースということもあり後発組にくらべると随分スタンダードな「性格がキツい」という最悪さで、シナリオ進行に伴いマジメな仕事人という面が押されて単純に好感度が上がってしまうキャラに仕上がった。しかーし!そんな素直に惚れてまうやろー!と比較的言えそうな彼女に対して搾精研究所先生がお出しした答えが彼氏持ち。うーんナイスですねぇ!安易に惚れない惚れさせない。
実用性の面でも触れておくと、M属性がない私がイケそうなのはタチバナ、師長がスタンダードでなんとか使えそうで、ギリギリでクロカワ・ヒラマツペアがいけるか…?といったところ。お局さんたちはムリです…。
属性を差っぴいてもキャラの多様性とは正反対に展開が一発抜く→ヤマダが一回ではちょっと…→怒って再度イジメられる。というようなテンプレート進行なので連続で読むとかなり食傷します。キャラ造詣と比較してなんでこんな単調なんだと疑問がわくが、これが作者の王道なのかエロは最重視してないのかテンドンの妙技なのかよくわからない。まあ各回序盤でこれを通すことでキャラがつかめるという点では優れている気もする。それに大興奮とまではいかずともエロくはあるしリビドーを感じないわけでもないので…でもまあその後作画担当をつけたのは成功かなぁ。
ヌマジリの長文台詞回しはどれもガチですごくてもう脱帽する文才で大好きなんですがけどね。この毒舌ってエロいんでしょうか?教えてエロイ人。
話題作というわけで読んだら話題になった部分が順当に面白かった。
ユニークな才能は十二分に伝わるがハネたのは時の運というか茶化しながらも話題にされ続けた愛され力の結果かなと感じる。
その後も青水庵みたいなコースに行かまいか不安だったけどツイッターを見る限りではアマミヤ先生をアバターにすることで楽しくやってるみたいでなによりです。何気に淫獄団地のネームが好きでCG集よりこっちの形式のほうがもっと好きになれそう。
https://mangacross.jp/comics/haruka
一巻。
サクラダリセットみたいなタイトルだぁ。と読んだ。サクラダどころか河野裕作品知らないけれど。語感がなんかいいよね。リセット。
作者の野上武志はうーん新人かな?と思ったがリボンの武者の作者。
リボンの武者いいよねぇ。いやこれもまったく読んでないけれど。表紙のデザインがいいのだわ。
和装の女性表紙ということでんーまた女性棋士モノかな?と予想したものの中身はぁ、日常系?ジャンルがわからない。グルメだけでない孤独のグルメ系。公式ジャンルは「日常系 趣味 料理・グルメ」
こーいうジャンルの主人公は自由業に限る。時と場所に縛られない自由さが必要なのだ。というのが自論なのですが。この作品は文筆業ということでOK。かと思いきや、「リセット」≒息抜きをテーマにしているのでわりと近々に済ますことが多くなりそうな懸念。自宅~東京近辺の話が中心かな。商談で国内外を転々とするゴローちゃんシステムは偉大なのだった。でも成人女性の自由さはよく出てると思います。
肝心の内容は。うーん。なんかうっすい!各スポットを実にうまく紹介していてそこがすばらしい!だけどはるかのリアクションがちょっと表面的すぎるかなぁって思うの。
だけどな!そのゆる~さがちょうどいい。だらだら何も考えずに漫画を読みたいときってしょっちゅうあって、まさに息抜きに読める漫画としてちょうどいい。
女性ばかりだけど百合百合してないし服装は毎回違って楽しいし白目大きいの好きだし!
あ、なんか浅そうって書いちゃったけどそうじゃない気に入っている部分があって、「小物への嗅覚」みたいなのが良い。内装や香りを楽しんでいるのはいいよねぇ。
食事や観光地など特定のひとつのジャンルに固定化してないから次はどんな話だろうかと飽きが遅そうな形式なのでしばらくは楽しんで読めると思う。
んーしかし。この作品、どうしても個人的にダメな点があります。
食事の「優勝」や黄桜っぽいのはギリセーフとしても自分ですらわかる露骨そうなのは
「ゆくぞ私 財布の中身は十分よ」(Fate)
「うんうんこういうので良いんだよこういうので」(孤独のグルメ)
「僕が来た」(ヒロアカ)
うーーん…こういう作者やオタクが知ってるようなネタを結構頻繁に突っ込まれると萎えるんよねーー…。
これロボコみたいな漫画じゃないし。「主人公が知らなさそうなパロディ」って嫌い…。
主人公は会社員経験はあるものの成人女性で小説家で文豪が好きでレトロ趣味があってモニターが苦手で執筆にパソコンをあまりつかわずスマホを持ってないってキャラなんですわ。
そんなキャラが漫画のセリフばかりひっぱったりエロゲだかアニメだかから引用したりネットコラまで駆使してるってのは違うんだよぉ~って悶絶する。チョイスも男オタ傾向だし。
せめて乱読家として自宅に漫画やジャンプでも転がしてくれればまだ飲み込むけどね!
さらに古い小説作品の引用っぽいセリフが見つけられないからキャラがブレてんだわ!あっても自分には気付けないだろうけど!
現代舞台でも作者や読者の一般知識とフィクションの作中の人物の知識は違ってほしいという願望。キャラが知らなさそうな(知っていてほしくない)知識が描かれると「作者が漏れてる」と勝手に表現してる。
んーしかししかし。ミリオタでありがちなミリタリー知識は漏れ出してないからそっちの制御は出来てるわけで。ウケる戦略、なのかなぁ。
9話
サンデーうぇぶりの打率が高いから苦手ジャンルに挑戦してみたよ。けど…。
う~ん、この手のゲーム系異世界ってなにを楽しめばいいのかわからないんだよね。避けてきた文化圏の理解度が足りないせいだと思ってる。
技があってチャージ時間があってシステマチックな発動条件があってバランス調整があって読者から見るとゲームだけど中の人たちには日常的な。それってつまりメタに現代世界の我々の価値観を持って見ないと突っ込みも発生しないから転生でゲーマーな主人公にそういう発言させてるんだよね。知識チート系もそうだけどそういうのはノれない肌に合わない系。
バランス調整というもの自体はとても楽しいものである。現代のそれはもはや完璧なバランスを目指すものではなく一種のお祭りや課金を煽るものか後付インフレの帳尻あわせなどで、ゲームとしての完成を目指さないものと認識している(格闘などの競技系やMMO系)。
固定化した環境を変化させてメタが動き試行錯誤を楽しみ不遇だったところは不満を解消される。
しかし強くなったところも弱くなったところも不満の声をあげしばらくしたらまた両者ともに調整が入る。終わり無き闘争である。
LOLなどのMOBA系はキャラ数に対して変更が多すぎてとても参入する気が起きない。よく観戦も成立してるe-sportsになれてるなと感心している。
でもそれは触ってないゲームだからという部分が大きくて、結局バランス調整は差分を楽しむものではないかなと思う。「前」を知ってるからこそ変化が面白いんじゃないかな。個人的にだけど。(使う予定のソフトウェアのリリースノートを見て変更を楽しむ趣味もあるけどゲームじゃないので無視)
遊んだことがないゲームのパッチノートはつまらないけれど昔に引退したゲームのパッチノートは今みてもわりと楽しめる。「あれがそうなったのか」が重要なのでは?
そろそろ漫画に戻って。勇者は弱体化されました。他の職は概ね一律アッパー調整を受けました。
出てくる職は強化された部分でイキってくるんだけど…。結局私は強化される前を知らないので。そうなんですか以上の感想がない。弱体化も強化もされたあとが読者のスタート地点だから。何が面白いの?と真剣に悩んでしまう…。
ゲーム系の異世界なのでおそらくこういう修正内容を楽しんだりそれにゲーマー目線でつっこむ主人公を楽しむと思う…んだけど…。そういう解釈で合ってます?
「何を楽しむか」が読者の力不足で受け取れていないので読むのがやや辛い。
ゲーム系で読んでいる漫画と言えば「この世界は不完全すぎる」という作品があるのだけれど、これはど直球に「ここを楽しむ!」って部分がわかりやすいと思う。とりあえずバグによる不自然さと執拗なデバッグを楽しめば良いんだと素直に理解できたけど、弱体化勇者には今のところそういう理解がない。
あと読み直したら主人公は転生者だから「クソリプ」「リプレイ」「マイオナ」とかの単語はたぶん異世界住人には通じないんだけど、それはそれとして「人権」「産廃」「地雷」「オワコン」はみんな使ってるから主人公が現代知識からメタ的に突っ込む部分はさして重点を置かれてない気もしてきた。じゃあ主人公が異世界転生の意味ねーじゃんという嫌うパターンになりそうだから深くはつっこまない…。
以上悪い点をあげたけど、作品としてはいいと思います。勇者サキは可愛いしドラまたっぽくて好き。黒スーツ竜人執事なんてわかり味がマリアナ海溝すぎてよき以外の感想は無いしもっとイチャつけ。巨乳腹筋褐色は盛りすぎてこんなのいただいてよろしいのですか?ありがとうございますと土下座してもかまわない。
バトルもゲームシステムを絡めつつ戦略的に描けているんじゃないかな。
しかしながら心を惹きつける魅力がない。今のところ引き付けられる謎はほぼ無いし、物語の目標も一応「真の勇者になる」とあと多分「魔王を倒す」があるけれど…。
「真の勇者になる」は現状、世界が職の性能が個人の能力を大部分で決めて+知略(+アイテム)で少し補える感じなので鍛えるのか精神的に資質を得るのかにしても職性能調整の影響が大きすぎていつでも返せるちゃぶ台がある感じ。調整だけで最強の勇者が最弱になる世界で、それで落とされたものが上れる階段ってなんぞや?どこまで上れるの?また最強まで?と疑問が残るのでさっさと何か提示してほしいところ。レベル制でもなさそうなので、知略でもアイテムでも「職調整で大変動」の前提ゆえに歪になりそうで納得が難しい予感がしている。
「魔王を倒す」も調整前に魔王を倒す直前まで行ったわりには世界にその面影はないし「神」がバランス調整の名目で魔王軍(の職)も上方修正されましたって時点でこの作品はコメディだと諒解しました。もはや何のために転生させたの?ボーナスあげたの?って部分はお約束過ぎておそらく突っ込んだらダメなんでしょうね。
だからゲーマーあるあるな読者との共感ドリブンな作品。でも共感だけじゃ強い読書への動機付けには個人的にならない。絵もキャラもバトルも上手いがその評価を覆すほどのものではなく、結局惹きつけられる魅力が惜しくも足りない作品の域から脱することはできなかった。
続きが読みたくなるストーリーか謎か飛びぬけたセンス。(増田が読むには)そういったものが大事なのです。
3話まで。
命令者ちゃんの人の新作が読めるってぇ!?ネットの熱気のようなものに押されて俺は読む決心をした。
すマホって主人公が勝手に略して言ってるだけなのか…。ダサい…。
すマホ・マスターのネーミングセンスといい高校生の秀才さと乖離があるので今から中学生に変えませんか?
あ、でもグーググは謎のなにかの自称かぁ。作者とのセンスが合わないのがネックになるかも。
それはさておき!2022年になって東のエデンのような作品が見れるのか!?が重要っすよね。AIとのバディ!燃える!
まー今のとこ「君」にジュイス並のポテンシャルは感じませんね。
…
んーまーその、うん、うーん、ノリきれるのかこのノリに?
「すごいスマホだ…!」「俺に何をさせたいのか?」「すマホの功罪は俺次第…」「もしやばいヤツだったら世界がやばい」
キメの場面?がことごとく肌に合わなくてお寒い!シリアスとギャグの配分ならギャグが大分勝っている!!
んぁ~でも作者はこれは狙ってそうやってるんだよねぇ。食い気味の天丼とか。デスノートみたいなのを意識して、バクマン。でいう「シリアスな笑い」をやってるんだよね?
自分のこの反応は成功なの?失敗なの?いやややややわざとやってるならこの引きぎみの困惑は想定通りか。しかしなぜこんな反応を狙ったのかわからない俺はゴミだよ。
良い点はデスノートでは話を進めるためにテイラーとベンパーを殺させちゃったけど、すマホは週ごとのポイントノルマを課すことで強制的に動かすだろう設定になってる点かな。
このノルマがだんだん増えるんだろうから必定過激なことをしなくちゃいけないんだろうね。現状は情報を知るだけでポイントを得られるから主人公が通常取得不可能な情報を検索するだけでよくて、能動的な行動を取る理由はまったくないんだよね。んー主人公は「俺に何をさせたいのか?」とか言ってるけどその時点では何もしなくてもいい。ポイントを獲得してくださいという催促には知的好奇心を満たすだけでクリアできる。となると今度は主人公を能動的に動かす動機付けが必要で、デスノートなら新世界の神というか公平公正な世界が動機にあったわけで。すマホは弟を探す、は結末として、そのためのポイント稼ぎでどう主人公を動かすのは作者の手腕にかかっている。そりゃそうか。
東のエデンと違ってモノや人を直接動かせないからすマホ持ちの対決、騒動ってどうするのかなと思ったら3話でハッカーや暴徒500人動員もできちゃって。IDとパスワードの取得でハッキングは納得だし、提案に乗る資質がある人を検索して提案、をすれば人も動かせるということで。検索と通信のみが縛りに見えて結構なんでもできちゃいそうだよね。すマホの検索使って株とかで金を稼いで、「金でなんでもする人」を検索して依頼する。でOKなのかな?
んなぁ~面白い作品になりうる可能性は感じる。凪ちゃんはとても可愛い。でも台詞回しや間の取り方とか節々から原作者の不穏な空気があふれ出ているんだ!わかれ!わかってくれ!!
ま、本誌連載なので続きを見れる機会は遠そうなのでお元気で。
凪ちゃんの可愛いコマがネットで流れてくることを期待しています。
「霊掃業の洗井くん」は話も絵もよかったんだよね~。祓沢さんも凪さん系統でドストライクだし。幼馴染のデザインは大人しいからサブキャラでがっつりせめて欲しいですね。
…そういえばジガのヒロイン知らないなぁ。