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はてなキーワード: ミシェル・フーコーとは

2018-10-20

反自由主義フェミは女の自由も抑圧したがっているのですから、彼ら彼女らは同時に女性嫌悪者でもあるのだと考えるのが自然

フーコー派は「私たち社会的権力欲望させられているのだ」という主張を好みますが、これは反自由主義フェミニズムと非常に親和性が高い立場です。なぜならこの理屈を使えば、自由意志の下で性を楽しんでいる女に対して「あなたはそのように欲望させられているだけの奴隷だ」と言えるからです。

いわゆるフーコー哲学は「我々は社会的権力欲望させられている」という主張を好みますが、ドゥルーズ哲学は「その社会的権力とやらを生み出しているのは、結局のところ私たち欲望なのだ」という立場を選んでいますよね。これはフーコー批判としては最も辛辣ものであるように思います

ミシェル・フーコー社会哲学は何でもかんでも権力権力アンド権力と言い募る戯言を通じて結局のところなにをやらかししまっているのか。むろん個々人の自由意志を抑圧することに貢献しているのです。少なくとも人間自由抑制したがる人々に最適な武器を与えていると言えるでしょうね。

ポストモダニスト代表であるフーコードゥルーズデリダのうち、実は最も「悪用されやすい」という意味で悪質なのはフーコーです。

反自由主義フェミに対し、彼ら彼女らは実は単なる男性嫌悪者に過ぎないと主張する人々がいるけれど、それは真実の半分しか言い当てていないと私は思います反自由主義フェミは女の自由も抑圧したがっているのですから、彼ら彼女らは同時に女性嫌悪者でもあるのだと考えるのが自然だと思います

エマワトソン論争は「男も男性から降りたほうが幸福だ」VS「男は男性から降りたほうが不幸だ」みたいな対立でしたが、そもそも男が男性から降りたり女が女性から降りたりするのは基本無理なので全く意味のない議論だと思いました。ありもしない仮定の下で議論するのは時間無駄

当時の私はエマワトソン論争を眺めて「ジェンダーがそんなに簡単フリーになるわけないだろ。なめとんのか貴様」的なことを考えたり考えなかったり、そんな風な感情を抱きながら両陣営を眺めていましたね。そもそも論者自身男性性も女性性も捨てていないのにムシのいい話だなと思いました。

さらジュディス・バトラージェンダートラブル』を再読しましたが、いくらなんでも生物学的な性差を軽視しすぎていると思いました。これは単なる観念論ではないのか。じっさい、最終章バトラー称揚してみせるのは毒にも薬にもならない「パフォーマティブな攪乱」でしかないというわけです。

2018-06-17

anond:20180617010356

読んでくれてたのか。ありがとう

「長いというのは、話の組み立てが下手で内容もつまらない、の婉曲表現

いや皮肉ではなく、よく「長い」と言われるので長くて読んでないわけではなく、そういう意味で使ってる人がそれなりにいるのだろうなとハッキリ明示してくれたことがありがたい。

反省文に書いた、思いつくまま書いて校正なし、増田が盾に使った著作権原理原則を改めて考え直す話ではなく増田本人が思う倫理の話、俺の内面に閉じる話の方向性増田が件のブログ価値なしと見下したのを受けて「素直な学生さんかな」という余計な煽りが、特に組み立て下手でつまらない内容かなと思う。

ミシェル・フーコーって調べると西洋哲学の人か。

絶対的な真理」の否定

社会遍在する権力構造から自我や真理の形成

伝統的価値の無力化

ひとつの論が時代の変化とともに真理と嘘に分かれる。(まさに、はてなブロガー画像引用の移り変わり?)

日常的な実践がどのようにして人々のアイデンティティを決定し、認識を体系化するか。

福祉国家生の権力による管理社会へ「個人倫理」を発展させることでの抵抗。(これも元増田基準での倫理判断を優先させる後押しかな?)

なるほど、であれば「はてなでよく見かけるルールを疑わずルール依存した正義執行」と一緒にしたのがなにより組み立ての下手さ内容のつまらなさとなりそう。最初投稿読み返しても個人倫理による秩序などの思想を読み取るのは無理。

元増田最初文体と、このフーコー引用、他のコメントにも丁寧に返事してる文体がブレて元増田人物像が掴めない。

原理原則をたどって自己や物や世界のあり方を再構築する必要性が迫られてない。

自己倫理は押し通したいが、はてなユーザーの変遷や大意は認める。

その通報のための時間や手間は取る

狭い世界

件の漫画は好き

昔のはてなを知っている

ミシェル・フーコーなどを読める

という条件だと、東大准教授かその準備段階で周りを雑務してる人とか?

2018-02-18

精神科医がぶつ世代論はなぜ人を不快にするのか

それは精神科医科学的観察の名の下に他者対象化し、批評し、自分だけはあなたたちと違うのですよという、いわば安全圏に自分隔離しておいて、医者患者という権力関係あるいは上下関係押し付けてくるからだ。

医者がどれほど自分を貶めて留保しようとも、自然科学客観性を装って行われるそのようなマウンティングがもはや無邪気といってよいほど無自覚に行われているのを、読者は敏感に察知して、よけいに苛立つことになる。

この関係性とその欺瞞性については、ミシェル・フーコーが『精神医学権力』という講義で、19世紀精神医学を例に詳しく分析して批判しているので、興味のある向きは参照してほしい。

精神医学権力講義は、そのタイトルから推測されるとおり、自らを科学と称する精神医学が実は権力テクノロジーによって徹底して貫かれているということ、そして精神医学的な知が科学的な知とは全く無縁のものであるということを告発しようとするものである

精神医学権力』 訳者解説

http://www.meijigakuin.ac.jp/~french/shinkai/pdf%20files/le%20pouvoir%20psychiatrique.pdf



この「医者患者」という権力関係が、「社会批評家批評対象としての世代グループ」の関係に無邪気に重ね合わされるとき、読者の反応が「何様のつもりだ」というものになるのは、無理もないことと思う。

2016-01-29

あのハゲってさぁ...

ラーメン発見伝ってマンガに出てくる芹沢サンっていうハゲ知ってる?

ラーメンについて熱く語るハゲなんだけど、これどっかで見たことあるなと思ってたんだよね。で、気づいた訳




これ、ミシェル・フーコーじゃん!!!





このハゲ、ただのハゲじゃない! ポストモダンハゲだよ!

2015-05-21

新しいリベラルアーツのためのブックリス

リベロ池袋本店リベロ福岡天神店で開催された「新しいリベラルアーツのためのブックリスト」フェアがとても良く、僕も何冊か読んだので、感謝気持ちを込めてリストします。

1〜2[人=分野]/[日]ぐらいのペースになりそう。

2014-12-23

はてなーの血肉となった本でAmazonレビューが5つ星の本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20141207214956

個人のブログに書いてもアクセスなんてないので増田に放流。

はてなーの血肉となった3冊を教えて欲しい」

http://anond.hatelabo.jp/20141207214956

ブックマークで挙げられていた本の中からAmazonレビューで5つ星のものだけをピックアップしてジャンル別に並べ替えもの

正月暇になりそうだから読む本を探している人の参考になれば幸いでございます

絵本児童書

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2011-10-02

民間刑務所としての日本語ネット社会

はい笑って! 監視カメラ撮影です

facebookが全地球上の利用者の行動データを黙々と集め続けているというブログ記事が多くの注目を集めて、ガクブルする人のうめき声や罵詈雑言が飛び交ったことは、これを見ている人はまだ記憶に新しいと思う。


さて、日本語圏の、だいたい日本国と重なるネット社会はどうだと思う?

2ちゃんねる有名人の殺害予告を書き込んだ奴の家に警察がやってくるというニュースはそんなに珍しくなくなっている。ヤバげな書き込みがあれば、奴らはあっというまにきみの発信者情報を特定してドアをノックするというわけだ。

そういう意味で、すでにぼくたちは「公権力に」よってネット上での行動を監視されているわけだ。

パノプティコン

これもよくいわれるんだけど、こういう状況は、ミシェル・フーコーというフランス人が「パノプティコン」と呼んだ状況に似ているかもしれない。

パノプティコンというのは、ベンサムというイギリス人が考えだした刑務所モデルのこと。監獄がドーナッツ型になっていて、中央の穴の部分に看守の建物がある。囚人たちは、四六時中看守に見られているような気がする。たとえ看守の建物にだれもいなくてもそうなんだ。いつのまにか、囚人は看守の視線自分の中に取り込んでしまから、下手なことをしようという気を起こさなくなるというわけ。ようするに、その監獄にいる囚人はどんどん自主規制するような、監視者に都合のいいシステムパノプティコンだ。

2ちゃんとか自分ブログに何か書こうとしているとき自分の心の動きを思い出してみて、どうだい?

アイドルを殺すとか、新宿駅を爆破するとか、そういうことを書き込んだら、たとえ冗談でも警官が家に来るらしいってことは漠然と「知って」いるだろ? だからめったなことではやらないだろ? そもそもやろうと思わないだろ?

なぜなら、きみは自分監視されていることを「知って」いるから。

でもさ、きみはほんとに、どっかの地下司令室みたいな所で、日本中の掲示板ブログの内容を膨大な数の監視員がチェックしているところを見たのかい? SF漫画の中で見ただけじゃないのかい

たとえそんなところが本当にあったとしても、そこで働いている奴はい夜食ビッグマックを頬張るのに夢中になっていて、きみの書き込みなんか見ちゃいないかもしれないんだよ?

でもきみは心のどこかで自主規制するよな。だって、ヤバいことを書き込んだら、奴らが来るって「知って」いるから。

傭兵たち

ところで、そういうネット上のパノプティコンみたいなものは、べつに「公権力」じゃなくてもこの国では勝手にどんどん作れることは知ってたかな。

ほかでもない、ネット上の風評被害対策とか、「ソーシャルメディアマーケティング」をやっている民間企業だ。こいつらはネット上の自警団というよりは、傭兵だ。金で雇われれば誰でも手にかけるから

たとえば、きみが2ちゃん自分ブログである企業の批判をしたとする。傭兵たちは独自のクローラー毎日ネット上に走らせているので、君の言葉はすぐに見つける。そしたらすぐに2ちゃんの運営ボランティアブログプロバイダ削除依頼をかけるか、訴訟をちらつかせながら発信者情報の開示を始める。

だって、どこの馬の骨とも知らないやつに自分の居場所を突き止められたくない。弁護士対応なんてしたくない。

から自主規制する。


まあ、きみがただ単に相手を傷つけようとして、根拠のない誹謗中傷を垂れ流そうとしてそういう目に合うのなら、自業自得というものだろうね。

でもさ、他人のでたらめを見かけてそれを指摘しようとしたときに、ナイフをちらつかせられたらどう思う?

とくに、企業に雇われた傭兵たちが嘘八百をいい散らしているのを指摘しようとしたときに、訴訟を恐れて自主規制しようとしたら?

そもそも、指摘する声を出せないように傭兵たちが街中の広場をすでに封鎖してしまっていたとしたら?

「民間刑務所」の誕生

なんのことはない。きみは気がついたら彼らが勝手に作った「民間刑務所」のなかで監視を恐れながら粛々と労役に励んで、傭兵たちが大声でおすすめする臭い飯を、きみ自身の苦役で稼いだ労賃で買いつづけるわけだ。日本語圏のネット社会は、気がついたらそういうプライベートな監獄で何重にも囲まれていたという話。


たまたまそういった「民間刑務所」の看守見習いがヘマをしでかして、刑務所オペレーションに関する書類を落としてしまったとする。それを拾った奴が広場で騒ぎ出し、市場ゴミ拾いが日課で壁新聞の好きな奴がその書類を市場の外に、街のいたるところに見えるようにして貼り出してしまった。でもそのゴミ拾い人は傭兵たちの訴訟攻撃にぶるってしまって早速自主規制したまま黙っている。その間に市場での騒ぎは手際よく鎮圧されてしまった。傭兵たちは普段からそれで飯を食っているので、自分たちのこととなると作業は早い。


市場の住人たちも、その外で壁新聞を読んでいた人たちも、なにかおかしなことが起こっていることをばくぜんと感じ取っている。たとえ騒ぎが収まった後でも、そのおかしな感じは消えるだろうか。自分たちが「民間刑務所」の中で暮らしていたことに気づいた後で。

2010-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20100309171213

その通りだと思う。

家庭というのは、社会人間の関わりの間の緩衝材としての役目もある。

もちろん、「友人」とかもそうだけれど、「家庭」という制度が強固にあることによって

社会から断絶-疎外された人がその社会との関わりを辛うじて保つことが出来るし、

社会からの重圧や疎外をある程度緩和する作用を持ってる。

人と社会が個として結びつくってのは、とんでもなく恐ろしい全体主義社会ですよ。

リゾームかツリーで言えば超ツリー。あるいは一望監視システム囚人システムですよ。

こんなん、とっくの昔に「いい加減やめよーぜ」ってことになってる社会制度の筈なんですが

フェミの皆さん、脳みそ腐ってるか1940年辺りの時代に取り残されてるんじゃないですかね。

しかし、ホントに不思議

日本のフェミの親玉はミシェル・フーコーの教えを受けた人のはずなのに。

何でこんなにアホなのか。死ねばいいんちゃうか。

2009-01-03

吉本隆明フーコー

1978年、ぼくはミシェル・フーコーに会った。彼は1926年生まれだから、そのとき52歳、ぼくあh39歳だった。会ったといっても、文芸誌「海」での吉本隆明との対談企画者として立会っただけの話である。この対談、後に『世界認識の方法』(現在中公文庫)として単行本になり、『集成』第VII巻にも再録されている。

この対談終了後、フーコー吉本隆明に「往復書簡をしたい」と語った。社交辞令とは知っていたが、編集者としては敢えて真に受け、早速、吉本隆明に長文の手紙を頼み、出来上がった原稿を対談通訳者でもある蓮実重彦翻訳してもらい、フーコーに送った。内容は忘たが、道元ヘーゲルを巡っての、五十枚ほどの原稿だった。原稿を渡す時、吉本隆明は「ぼくの書いた内容なんて、フーコーさんなら当然知っていることばかりだけどね」と言い、また仏訳した原稿ベルギー出身の訳者の夫人に見せると、「この人、頭、悪いんじゃない」と言われた話など、いまでは懐かしい思い出だ。

夫人がなぜそんな言葉を口にしたのか。欧米人らの論文は、まず結論を先に述べ、それを論証する形で話を進めるのに対し、日本人、中でも吉本隆明のそれは、紆余曲折しながら何となく結論に向かう書き方ゆえ、原文に忠実に翻訳すればするほど、外国人には「頭が悪い」との印象を与えるようだ。国民性の差というやつだ。

件の手紙を出してから一年ほど経ったころだろうか、日本在住のフーコーの友人を通してようやく返事がきた。しかし危惧した通り吉本隆明の論考は意味不明、従って「返事は不能」とのことだった。またフーコーは、「吉本さんはヘーゲルドイツ語できちんと読んでいるのか?」とも問うたようだ。口先だけで国際化を論じるのは簡単だが、こうした一例を取っても、道はまだまだ遠いのだ。

2008-12-12

オピニオン誌?とmixi

# 2008/12/12(金)

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[mixi] @『諸君!』(140)

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[mixi] 正論(369)

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[mixi] 『世界』(89)

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2008-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20080614221507

そんな彼らだからこそ、ああいうサイトを即作るという発想をして即実行できるわけだがね。

http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/50608598.html

「良識のかたまり」のような人だと、まず、「犯罪予告に注目を集めさせる」という発想自体を、アウトと思うからね。

「良識人」は、ミシェル・フーコーの言う意味でのパノプティコンを作ることを考える。

パノプティコン囚人である一般人が、監獄塔に立っている気分になれるのは、デザインとして間違っている。

予告.in は、劇場型犯罪にとってのうってつけの舞台装置になるからね。発想としてはこれまでの彼らのやってきたことと通底している。

囚人は、あくまでも見えない看守が見張っているかもしれない、ということに怯えて規律を内面化しなくてはいけないのだが、

予告.in は、まさに、自分の予告で他人が釣れたかどうかを確認できるうってつけの装置なんだよね。

大多数の犯罪予告は、まさに犯罪を実行せんとしているから問題になっているわけじゃなくて、

予告そのもので人々が怯え、避難するという害を引き起こしたことで威力業務妨害に問われているわけで。

Hamachiya2 が予告.out を作ったのは、まさに裏返して単純な劇場を提供することになっていて、予告.inの欺瞞を全部暴きたててくれたよ。本人が意識しているかどうかはともかく。

2008-03-20

生物学的に、ではなく人間的に生産的になるたったひとつの方法

それは、オナニー楽しみのための性行為を断ってしまう、それだけである。

僕は、随分昔から同性愛者にあこがれをもっていた。

彼らは異様に生産的である。母集合の少なさに反して、仕事や、芸術という分野にとてつもないアウトプットを残す。

ミシェル・フーコーなんかもそうだし、ケインズなんかもそうだ。

音楽芸術の面だとさらに多岐に渡る。最近じゃRufus Wainwrightなんか凄まじい迫力のある曲を残している。

いつだって僕はそれを疑問に思ってきたし、自分もそうありたいと思いながらわずかながらの人生を生きてきた。

しかし、同時に、それは単純な憧憬、もしくは彼らの仕事に対する尊敬であって、決して自分は同性愛に傾くことはないこともわかっていた。

僕はやっぱり同性のハダカを見ても性的に興奮することはできないし、それよりも女性の裸体を愛撫しているほうがよく反応する。

ある意味幸福でもあったろう、と思えるが、それは同時に喪失でもあった。

自分の才能のなさ、を呪うこととはすこし質の違った喪失感である。(※自分に才能があるとは到底思えないが、それとは違う)

それはたぶん、アメリカ白人黒人の文化・芸術に抱く憧憬と喪失感によく似たものである。

エミネムバーバーショップトロイ・ギャリティのように、同質化することを望むけれど、自分自身を完璧に同質化させることはできない。

また、詳解はしないけども、今のコンシューマゲームに関る人々が、昔のコンソールのゲームをこよなく愛する感情によく似ていると思う。

そうして、ここまで考えたときに、ふと気づくことがあった。

数ヶ月前のことだ。

人間は、どんな状況においても、「子孫を残す」ことを求める傾向があると思う。たぶん、それは生物だからだろう。

人間歴史上絶えて久しかったことなんてなかったわけだし、広島長崎にだって木が生えて人も生殖したのだ。文化すらも残ってくれた。

生物だからこそ、危機に陥ったときは性交における子宮定着率が高まるのだろうし、スライムモルドだって特異な形態をとってのりきろうとするわけだ。

そして、同性愛者は生物学的には常に危機に瀕している。あたりまえだが。

だからこそ、彼らは自分の遺伝子生物学的とは違うベクトルで残してゆく方法を無意識的に模索しているのではないか。

それこそ、ロレンスがいった

ぼくはどうして偉大な人物とされるほとんどすべての人々が、それを認めているか否かに関わらず、同性愛に向かう傾向にあるのか、そしてその結果女性身体よりも男性身体をいっそう愛するようになるのか---確かギリシア人がそうだったと思うのですが---、その理由を知りたいのです

(1913年の書簡。http://d.hatena.ne.jp/kingfish/20060412から引用)

の回答なのではないか。

「人は子孫を残す。生物学的にしろ、生物学的でないにしろ。」

実際そう考えてみると、合点のいくことは結構多い。

偉人ばっかだして恐縮なのだが、宗教的であれ、個人的にであれ、性活動を制限していた偉人というのは多いのである。

カントだって童貞だし、ゲーデルヒルベルトだってそっちの執着はあまりなかったらしい。

そういえば分裂感違い君もそんなかんじのエントリ書いてた記憶がある。オナニーやめたとかなんか。※切込隊長もそうだったね

また、生物学的な生殖行為への渇望といったものから得られる感情もよく似ているといえば、性行為に貪欲すぎた人とかも挙げればキリがないほどにいる。

ここらへんだったら、専門外だけど歴史上の日本人にもとてもとてもいそうだ。※たぶん宗教的なもんが薄いから制限してた人が少ないんだろう

現代という時代は、恐ろしい時代である。

それほど才能のない僕らが、才能あるマッチョたちと対等に闘って生きていかなければならない。

そうでなければ、グローバリゼーションの中の雁行型経済発展に従って、

インドや第三国の才能ある外国人労働者におまんまを持っていかれてホームレスになってしまいかねない世界である。

僕は、この時代だからこそ、提言したいと思う。

我々は、生まれつきの才能がない僕らは、持てる思考回路をせめて有意義なものに使わねばならぬのでないか。

それを、オナニーや、楽しみのためのセックスや、男女関係の機微に帰着させるのはあまりにも軽率ではないか。

そこに脳がハマりこんでしまえば、たぶんその生殖行為こそが生物的にはあるべき姿だから、思考はそこから抜け出られない。

悪いわけではないんだろうけど、才能がない僕のような人間には、すこし損ではないか。マッチョになってからでもセックスはできる。

僕の提言はこうである。

「おまいら、オナニー楽しみのためのセックスをやめてみろ」

「そして頭のキャパシティから性行為と男女関係を抜け」

たぶん、これだけで、脳は今与えられている生殖本能に危機があり、と感じるはずである。

そして、脳はそのとき脳内にある違う意味での生殖や、生殖本能につながる能力を伸ばそうとするのではないだろうか。

生まれついての同性愛者ほどの生産性は得られないかもしれないが、少なくとも、脳を使う仕事に従事している人には、少なくとも効果はあるのではないだろうか。

これは余談だが、肉体を酷使する競技に従事している人は、性行為は試合前日には絶対にしないらしい。

友人に才能ある競輪選手がいるのだが、彼は「試合前にヤったらぜったいあかん。負ける」と言っていた。

試合前にヤったらどうなったか?そのとき、あまりの興奮に生でやったらしく、そのときの一回で子供が授かったのである。

たぶん、これも、ケースひとつだけど、人間の活動は生殖と深く関っている証明になるのではないだろうか。

まるで、イアン・マッケイみたいなハードコア意見なっちまった

でも、彼らだって、ありえないくらいプロダクティブだよね。

 
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