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2019-10-04

anond:20191003213407

一番グサリと来て、実際のところクリティカルな部分で、そしてそれ故に許せない部分が一番多かったコメントでした。

まず前提として、俺の物書きとしての能力の低さ、そして「アドバイスの受信感度の致命的な低さ」は特に否定しません。現に結果も出てないわけだし、元増田を書いていた時に「ムカつい」ていたのがそこだったことも否定しません。ちなみに編集者から貰ったアドバイスとして、「どうしても『エンタメ』を書きたいなら、なろうで勉強するべき」というようなことを言われ、納得した上で、今なろう系を読んだり、書こうと模索しています

が、「なれ合いのサークル」。オメーはダメだ。

まず、そういう側面があるサークルなことは否定しません。っていうか、学生時代に入った直後は俺もそう思ってて嫌悪感さえ抱いていたし。そしてまあ、嫌われてるかと言われたら否定は出来ないな。少なくとも好かれてはいないんじゃないか? 特別には。

けど、まず、大前提として、サークルのみんなは俺が作家を目指していることを知っています学生の頃に俺自身、強い言葉作品否定したこともあったし、そのしっぺ返しだと思えばまあ、仕方のない部分はあるとも思っています(実際、口だけ番長だと思ってる奴普通にいるだろうなー)。

けど、彼らはちゃんと俺の作品を読んだ上で、「ちゃん酷評」しています。前回の感想会で貰った意見は基本全てメモしていますし、それに値する内容でした。俺のものだけ特別に文量が多かったのもありますが、俺の時だけ、それ以外の部員の倍の時間をかけて、ちゃん意見を言ってくれました。

そして、この冊子に参加している部員OB)は、ほぼみんなちゃんと「上手い」です。ある後輩は地方文学賞で賞を取っているし、ある後輩は某投稿サイトのR18部門ランキングトップ常連です。俺と同学年で、俺がサークルに入った直後に読んだ作品は「ああ……こいつはダメだな」と思っていたやつは、今や脚本家の卵で、仕事も貰い始めていて、俺よりも小説が上手くなっています僭越ながら、頼れる相棒であり、そして今この時点では俺よりも先を走ってる「格上」だとも思っています

まり、ごく端的に、俺が一番下手なんですよ。嫌われていようが、アドバイスの受信感度が極端に低かろうが、それは確かな「事実」であり、それ故に俺は、サークルのみんなを、同輩後輩問わず、(ほぼ)全員尊敬しています

そしてそんな「嫌われている」俺と、この前一緒に旅行に行って、馬鹿騒ぎをする程度には慕ってくれている(まあケンカップルとか言われてますが……)後輩も確かに存在しています。酒を飲みながらやったカルカソンヌはくっそ楽しかった。

俺は今、どうしようもないど底辺で、現時点では作家になれる見込みもない、そんなどうしようもない奴であることは否定しません。

そして、書き方が悪かったことも否定しませんが、しかしどうか、俺の大事な「仲間」を、「なれ合いサークル」の一言でくくることは辞めて欲しい。俺は尊敬してんだよ、あいつらを、マジで

2019-10-01

素人童貞になって逆に絶望感が増した話

29歳非正規雇用低所得の俺が、会社の先輩に連れられてソープに行って玄人童貞卒業してから一ヶ月くらい、精神不安定になっている。今日もこれを書く前に軽く泣いてしまった。

先に言っておくと、ソープ体験自体は本当に素晴らしかった。尊敬できるくらいにかっこよくてキレイ女性の方に、筆おろしさせて貰えて、童貞なりに自分でがむしゃらに腰を振って(ゴム越しだけど)膣内で射精が出来た、というのは、下手したら人生の中で一番充実感のあった瞬間だったように思える。

もし俺がこれから自分人生と向き合って、恰好良くなって、そういうやり方を学んで、この人が良いと思えた女性と結ばれたなら、俺は今度こそ本当に幸せになれるかもしれない。というか、そもそも俺はそういうことを望んでいたのだと、この体験を通じて身を持って思い知ったような気分だった。

童貞ソープに行けだの、風俗人生が変わっただの、と言うけれども。俺から言わせれば、人生はちっとも変わらないけれども、人生観は十分に変わりうる体験なのだ

で、それから俺は、無頓着に等しかった服装にも気を使うようになり、オーラケア洗顔を念入りに行うようになり、体臭にも気を使うようになった。元々、一年くらい前に体重が百キロを越えて「あっ、俺このままだと死ぬな」と思い、通い始めたジムも、今まで以上に気合を入れて通うようになり、今年中には90キロを切りそうな勢いだ。それでも、やたらと汗っかきな自分身体結構本気でコンプレックスになり始めている。

今の環境だと出会いがなさすぎるので、マッチングアプリも始めた。まさか自分がこういうアプリ登録して、例えば自分写真プロフを載っけて、女の子に片っ端からいいねだのナイスだのを送るようになるとは思わなかった。

でも、上手くいかない。いいねはぜんぜん返って来ないし、マッチングしてもただマッチングするだけで何も返ってこないことがほとんどだ。一度だけ話がものすごくはずんだ子がいたけれども、結局会うことさえ出来ずにフェードアウトされてしまった。

そりゃそうだ。俺、二十九歳。先述の通り非正規雇用フリーランス、というとそれっぽいけれども、要するにコネで入った雑用係に過ぎない)。年収でいうと、300万にギリギリ届かないくらい。手取りはそこそこ貰っているけれども、保険厚生年金もないどころか、フリーランスから交通費さえ出ないのだ。

そもそも俺は短期離職を繰り返してる人間だ。一番最初ブラック営業はいざ知らず、倉庫業、WEBゲーム管理インフラエンジニア……全部正社員か、または戦力として期待されていた業務委託だったけれども、全部一年ももたずに辞めてしまっている。業務委託を抜きにしても、笑えるだろ? 正社員一年行ってないんだぜ? 29にもなって。最後インフラエンジニアは二ヶ月で辞めてるしな。なまじ導入研修で優秀っぽく振る舞ったせいで、「構築」っていうちょい上流工程からいきなりスタート出来る代わりに、めちゃくちゃスパルタ研修に行かされて、そこで潰れて休職してやめてしまった。それで二年くらいアルバイトに行っていた出版社ほとんどコネで拾われて、今の立場というわけだ。

それから、俺はいわゆるクソワナビだ。小説家ラノベ作家)になりたいなりたいとずっと思っているけれども、長編なんてちゃんと書けた試しがない。たまに大学文芸仲間に小説を読ませても、いつも微妙な顔をされて酷評される。大学OB誌を出して、自分以外の部員たちが「これ面白いね」「あー俺これめっちゃ好き」「流石○○だわー!」と褒めあっている中で、自分一人だけが微妙な顔をされて、あれが駄目これが駄目と言われる状況の惨めさが分かるだろうか。一度、ライターテストのようなもの試験合格して、シナリオを書いていた時も、ぜんぜん書けずに遅刻を繰り返し、期待してもらっていた上にこっちも尊敬していた先輩に「貴方は足手まといです」と言われた時の絶望感を俺は今でも覚えてる。そもそも、この文章だってへっっったくそで読みづらいだろう? 今、自分負の感情をこうバーって書いてるからってのもあるのだけれども、要するに俺は、今まで大した努力もしてこなかったクズなのだ

さらさらに、お恥ずかしながら俺は未だに実家ぐらしで、その上母と折り合いが悪くていつも喧嘩ばかりしている。ある時、「お母さんってぶっちゃけ俺のことどういう人間だって思ってんの?」と聞いたことがある。逆に「じゃあお前はお母さんのことをどう思ってんだ」と聞かれたので、「ものすごく色んなことを我慢して一生懸命頑張ってる人」と答えたのに対して、母は俺のことをなんて答えたと思う?

「思いやりがない」「自己中」「物事を深く考えすぎ」……。

ああ、俺、やっぱり母親に嫌われてんだなぁって思った。少なくとも母親にとって俺という存在は、決して誇れる存在じゃねーんだなって思った。下手したら居なくなって欲しいって思ってんじゃねーかな? 俺は親父は死んでいるけれども、母はもし時間が戻っても、決して父とは結婚しないと言っていた。

要するに、自業自得なのだ。俺が低所得で、年齢=彼女いないで、社会人として全くの無能なのも、全部俺が悪いのだ。性格も悪ければ、それを治そうという努力もしないし、それを補ってあまりあるような能力だって何一つない。正直、俺が今のこの立場でなければ、ワナビだって辞めている。今は逆に何もなさすぎて、ラノベなんていう今やすっかり斜陽になった業界で、「年収300万が400万くらいになったらいいなー」みたいな情けのない望みにすがって、書けもしないラノベを書こうとあがいているのだ。あがいているアピールをしているだけなのだ

こんなことなら、あんなに素晴らしい女性とのセックスの素晴らしさを知ってしまたことで、こんな風に情けのない自分自身と向き合うことになるくらいなら、俺は玄人童貞なんて捨てなければよかった。童貞童貞らしく、みっともなく逃げ回るべきだったのだ。

その癖に、俺は諦めきれないのだ。今からでも頑張れば、俺はかっこいい人間になれて、ラノベ作家にもなれて、俺が選んだ女性と結ばれて、幸せになれるかもしれない、なんて望みが頭をかすめてしまうのだ。

ソープにいって男としての自信がついた、みたいな話もあるけれども、俺から言わせれば「自信がつく」のではない。「俺が俺であるために雄として強くならなければならない」という強迫観念に襲われるのだ。それが結果として「自信」に見えるようななにかになるのかもしれない。でも、その裏で、そのような強迫観念に潰されそうになっているのだ。

ああ、無駄に長くなってしまった。こんなクソ下らない素人童貞煩悶にこんな長文を使うことがもったいない。こんなことを書き連ねても、どうしようもない29歳素人童貞の惨めな自意識しか出てこないのに。こんなことばかりはいくらでも書けるのに、小説なんてぜんぜん書けない。だからいつまでたっても上手くならないし、面白いという言葉をかけてもらえないのだ。

最近書いた小説を、たまたまコネで知り合えたフリー編集者に見せる機会があった。

「本気でこれをエンタメだと考えてるなら向いてない」「やっぱりこの人は純文学を書くべきだ」

うるせえよ。純文学なんて誰が書くか。こんなくっそくだらねえ自意識グダグダグダグダグダグダグダグダグダ書いて、「これが純文学でござい、芸術でござい」なんてほざくような人間になるくらいなら死んだほうがマシだ。

俺は純文学ライトノベルも大好きなんだよ。だから純文学なんて書きたくないし、ライトノベルを書きたいんだよ。

だって自分自意識くそみたいな私小説風に書いたら、そんなもの純文学に対する侮辱しかならないから。そうなるくらいなら、俺はライトノベルという土俵で、みんなに面白いと思ってもらえるような小説が書けるようになりてぇんだよ。

からこんな下らない自分邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔だ。自分なんていらない自意識なんていらないただただみんなが面白いと思うものを書き続けられるロボットになりたい。こんな悲観なんて捨てて、みんなが喜んでくれるような楽観を書けるような人間になりたい。

だって、きっとその方が、俺がいいなと思えるような女の子だって振り返ってくれるだろう? そういう人間になってしまえたほうが俺は幸せになれるんだろう?

「いちいち考え過ぎだよ」も「深く考えすぎるなよ」も「自分を変えるしかないんだよ」も「何回も同じ失敗をするなよ」も「お前はこんなことも出来ないのかよ」も「コミュ障」も「キモい」も「要領が悪い」も、十回くらいは死に到れる程度には、言われ続けてきた。

それでも変われなかった、俺は変われなかったんだよ。むしろそうやって変わっていった連中を、そういうことを言う側に回った連中を、俺は憎むようになったんだよ。

なあ、誰か助けてくれよ。マジで。こんなどうしようもない俺を、誰か助けてくれよ、頼むよ、なあ……。

追記

「あーあムシャクシャしてやっちまった。ここ増田だし、さぞや死にたくなるような集中砲火をくらいまくるんだろうなー」と思っていたら、案外温かみのあるコメントが多いですね。ありがとう。今はちょっと精神が落ち着いてるから、お礼だけでも言わせてください(お礼だけ言って去るとは言っていない)。

全ての始まり会社の先輩にソープに連れて行って貰ったことだけど、その時は「金払って玄人童貞捨てたところで俺みたいなクズが変わる訳ねーじゃんバーカw愛のないセックス如きネタにしてくれるわw」みたいな気持ちだったんですわ。元増田にも書いた通り、嬢がすごく良い人で。こういうかっこいい女性を、自分の力で口説けるような男になりたいな、という感情を五百倍くらいグチャグチャにしたような情念が急激に襲ってきまして、で、今に至るというわけです。

ごく端的に、俺はあまり人生無駄に過ごしてきてしまいました。呑気に童貞やってる場合じゃなかったんだな、と(まあ素人童貞なんて実質ただの童貞ですわ、あはは)。

正直、どーせ結婚恋愛も出来ないし、俺は作家にはなれそうもないし、社会人的にも救い難く無能からあとはゆるゆる詰むだけですね、こんなヤベー奴の人生女性を巻き込みたくないし、なんて他人事みたいに思っていたわけですが、それが全部ひっくり返ってしまって。今からでも人生をもう一度考えなくては! みたいな事態なわけなんです。

「あの夜を自分の手で取り返せるのならば、俺は命だって賭けられる」

結構マジで、そんなことを思いながら今は生きています。でも、それと同時に、そう決意するにはあまりに遅すぎた、という思いも拭えません。まあ実際のところ、命は賭けられんからな。恋人でもないどころか友人ですらない人間のために命賭けるとかないわー

でも、僕は僕の玄人童貞を奪ってくれた嬢のことは、恩人だと思っています純粋に、感謝しています。命は賭けんし、金がなけりゃ行かんけどな。

というわけで、「俺は強くなる、強くなるんだ!」と力強い決意がみなぎることもあれば、「俺はもうだめだ……俺の人生は惨めなままなんだ……」と死にたくもなる、みたいな躁鬱的日常を今は過ごしていますまぁなしろ、29歳非正規低所得なんてそりゃ普通なら積みだからな! ガハハハ!

俺は本当に、社会人としてはあまり無能です。少なくとも営業絶対出来ないなー。だから俺はどうあがいても稼げん人間なのです。作家目指すほうがまだマシ、というレベルで。

でも、取りあえずあがいてきたいとは思っています。この投稿はその一環で、ぶっちゃけ、「自分の赤裸々な感情小説ですらない文章にして不特定多数に読んでもらい、忌憚のない意見を貰う」みたいな経験、なかったわけですよ。純粋に、すげー勉強になりました。しっかし俺、マジで経験値低すぎだな! ガハハハ!

というわけで、お付き合いいただきありがとうございました。

以降は追記はせず、適宜気になった方、特にお礼なり質問なりなんなりを言いたい人に、個別コメントしていきます

2019-09-26

ここ2週間くらい驚くほどやる気が出ない。

職場へ1分前に駆け込んでしまう。家を出る10分前にならないと起き上がれない。その為化粧も出来ない。

原因は分かっているような分かっていないような。

そこはかとない孤独感。自分が頭がよくないという焦燥感諦観と悲しみ。自分への自信のなさ。同じような仕事の出来ない先輩と仲良くして傷を舐め合う焦り。

あと単純に研究がちっとも上手くいっていないし。(職場と言っていますが要は研究室です)

まだ頭がよくないから1反応ごとに教授相談して次の条件を相談しないと進めない。

本当は同期のように誰にも相談せずにゴリゴリ合成したい。

仕事が出来る人に仕事が溜まる問題はどこの組織にもあると思うんだけど、うちも例にもれず。でも私仕事ができる方ではないから、いわゆる共通仕事はそんなにないのである。(手間さえかければどうにかなる仕事はいくらでも喜んでやります。)死にたい

高校二年生の時、演劇部で、私は平部員で、演出脚本に労力が集中していた。見ていてとても歯がゆかったが私はどうしようも出来ず、何も出来ることが無かった。舞台監督の同期に私は勝手嫉妬していた。

あの時と割と同じ気分。いろんな人に嫉妬してしまう。

どうしたらいいのだろう。どうしたらこの抑圧的な気分を振り切ることが出来るのか。実験成功しだしたらまた気分が上がるのか。自分再現が取れない状態なのがいけないのか。自分再現が取れないの本当にきついな。

死にたい。働きたくない。

働きたくない。

職場に貢献感を求めるのがいけないのか?自分に自信が無いのがいけないのか?ラミクタールでも飲めば解決するのか?薬に頼るのはいけないのか?

死にたい。働きたくない。どうしてこんなに抑うつ的な気分になっている?どうしたら解決する?TOEIC勉強をあまりできていないのがいけない?死にたい。働きたくない。死にたい。働きたくない。

貢献感が欲しい。所属欲求を満たしたい。役立たずだと思われたくない。でも役立たずだと思われるのがつらい。実際役立たずなのがもっともっとつらい。

あーーーーーつらい。本当につらい。辛くてもつらくて仕方ない。本当につらい。つらいよぉ。つらくて辛くて仕方ないけれど、私が辛く思っているのは事実だけれども、それを他人に察知されてはいけない。そんな風に思われるような役立つ人材ではない。


死にたい。働きたくない。

死にたい。働きたくない。

死にたい。働きたくない。



仕事が出来ない職場お荷物だとしても、今更新しく人を雇うわけにはいかないのだから、私がいないよりもいる方がまだましだろう。マシだと信じている。共通業務にまともな貢献を与える能力が無かったとしても、淡々と出来ることをすることに価値があると信じている。本当に信じている。


あーーーーー仕事が出来ないのが辛い。死にたい。働きたくない。

諦めたい。私研究職向いていないのではないか?じゃあ研究職に向いていないとして何に向いているの?所属欲求を満たしたい。死にたい。働きたくない。働きたくない。働きたくない。働きたくない。死にたい。働きたくない。死にたい。働きたくない。貢献感が欲しい。所属欲求を満たしたい。

さっきから同じことしか打っていないな。今日授業休講だって。いい加減戻らなくては。

働きたくない。働きたくない。自分に自信が欲しい。

俺がいなくては回らない職場

って憧れる。そう思える職場幸せ死にたい死にたい。働きたくない。死にたい。働きたくない。死にたい。働きたくない。死にたい。働きたくない。働きたくない。働きたくない。働きたくない。働きたくない。働きたくない。

2019-09-21

早実「出場辞退」の理由は「性動画拡散だった

文春の記事を読んできたけど問題の性動画野球部部員とその彼女の性行為動画らしい。

どう考えても彼女可哀想だよな。

そんな動画撮らせるなと思うけど。

2019-09-20

大企業監査部の求人って

あれってやっぱり大手監査法人から都落ちした人が受けるものなの?

監査部って若手いないところが殆どだし、CISA資格持ってる監査部員なんてみたことないんだが

2019-09-18

anond:20190918164255

俺がやりたい高校野球シム。

プレイヤー監督

選手データマスクされてる。

体力測定や練習試合の成績から能力を推測。

練習メニューを設定するだけで半自動選手育成。

成長イベント豊富にある。

試合打順決定と選手交代だけ。

一年ごとにランダム生成された新入部員が入ってくる。

卒業した三年生は能力に応じて進路が決まる。

プロに何人送り出したかが記録される。

どう?

2019-09-12

締切を守らない相方漫画を描いた話

少し愚痴を言わせてくれ。

特定は怖いので、時期とか数字かにフェイクを入れて話していく。

2年前の冬。私の所属する漫研で部誌を出すことになった。部員が2~3人ずつのグループに分かれて作る、グループごとに何を描いても自由な合同誌だ。

私はそのグループ分けの日は病院に行く用事があったため、要望だけ伝えて欠席した。

グループ分けにおいて、部員それぞれが己のスペック希望を伝えて話し合ったらしい。「背景苦手」とか「普段は物書き」とか。私の要望は「漫画を描きたい。原作担当でも作画担当でもいい」と伝えた。

おそらくそれを加味してくれたのだと思う。結果、私はとある部員(Aとしておく)と2人組で漫画を描くことになった。Aは漫画を描いたことがなく、イラストを描くのが得意だと言った。ほぼ初対面なほどあまりしたことが無かったが、私がネーム、Aが作画というのが二つ返事で決まった。

その後、漫研の部室で、私が頭の中で練っていた大体の流れをAに説明し、Aはそれに賛同してくれた。私は自宅に帰り、ウキウキしながらネームに取り掛かった。10ページほどの短編だが、Aと相談したその日のうちにネームを完成させてLINEで送った。

Aは翌日、私のネームにOKを出してくれた。セリフの調整や服装などのやり取りも終わり、これで私の仕事は終わった………と、思っていた。

私はもっとAのことを知るべきだったのかもしれない。Aが時間ルーズなことを全然知らなかったのだ。

Aも私もあまり漫研の部室に顔を出すタイプではなく、互いに顔を合わせることは殆どなかった。

なので、今私たち漫画の進捗がどうなっているのか把握出来なかった。そのうえ、Aはネーム確認した日以降、LINEを全く見ない。未読無視されるのはあまりいい気分ではなかったが、そういうタイプなのだろうと思って放っておいた。ネームに書かれていること以外の質問提案も無いし、順調に進んでいるものだと思っていた。

そんなある日、私はたまたまAのTwitterアカウントを見つけた。そこでAは毎日どころか毎時のように呟いていた。

LINE無視Twitterは常時運転かよ、と少しイラついたが、それよりも驚いたのはアップしているイラストだ。Aはかなり筆が早いことが分かった。ラフアナログも多かったが、結構な頻度でオリキャラや、私の知らないゲームキャラの絵を描いていたのだ。

そのイラストの中には、私と合同で作る漫画の一部分もあった。かなり序盤のシーンだったが、確かに作業を進めてくれているみたいだな、とこのとき私は安心していた。

だが、事件(?)が起きたのは、漫研全体で決めている部誌の提出締切日。同じ漫研特に仲が良い私の友人(Bとしておく)から連絡が来た。

内容は、意訳すると『Aが締切に間に合わなかった』『締切は5日間延長』『○○ちゃん(=私)もAを手伝ってあげた方がいい』『漫研の部室内で○○ちゃん(=私)が嫌われかけている』といったようなことだった。

Aが締切に間に合わなかったのは衝撃的だったが、それよりも、私が漫研部員から嫌われかけているというのに驚いた。

Bの話によると、グループ内でネーム/作画役割分担したのは私たちだけらしく、他のグループではそれぞれが数枚ずつ作品を作って15ページ前後のものに仕上げるのだとか。

私たち役割分担を知った漫研部員たちが「Aの負担が多すぎる」「Aが可哀想」「Aはネーム担当(=私)に文句言うべき」などと話しているのを、Bが聞いて私に忠告してくれたということだ。

色々と信じ難いことだらけだったが、私はその日は特にやることも無かったので、急いでAにLINEで連絡した。

「Aさん、何か手伝えることあるベタとかトーンとか、なんでもいいから言って!」と。

すると、この時ばかりはAはすぐに返信した。「部室に居るから来て欲しい」と。幸い私は学校の近くに寮を借りていたのですぐに向かうと、Aは人物の線画をようやく終えた状態だった。

Aはデジタル派で、液タブを用いてクリスタ作業をしていた。私は板タブで無料ソフトしか持っていなかったため、Aに合わせてクリスタ期間限定無料版をインストールし、原稿airdropで受信して、セリフ打ち込みやトーン貼りを手伝った。使い慣れていないソフトに難航したが、それでも適宜使い方を調べながらなんとか作業を進めた。

Aは思ったよりも自由奔放な人間で、締切を過ぎているにも関わらず、作業中にも別のイラスト落書きしたり、Twitterを覗いたりと好きに過ごしていた。私は昔からビビりな性格で、課題宿題は締切日よりかなり余裕を持って提出しなければ落ち着かないタイプだったので、Aの行動が理解できなかった。

Aが自虐的に「私の絵はココがダメだ……」などと言う度に、「そんなことない!私はすごくいいと思う」などと言って励ましていた。今なら言えるが、私はAの絵のタッチが嫌いだった。そのうえ、そんなやり取りがその日の作業中頻繁に行われた。八方美人とは程遠い私にとって、この日は苦痛だった。

しかし、この日の頑張りあってか、作業はかなり進んだ。セリフも入れたし、トーンもベタも大体貼った。Aも背景やらその他の線画を描き終えた。あとは私の担当した部分のレイヤーを繋げればめでたく完成──と、思われた。パソコン上でAのメールアドレスを教えて貰い、その場でデータ送信した。そしてAと別れた。

その日の夜も私は家で残りの作業をし、終えた分をまたメール送信した。延長した締切日のうち、私はこの日以外はバイト漬けでAの作業に付き合えない。私が手伝える部分は今日中に終わらせたかった。

しかし、Aからの返信は一向に来なかった。

表紙にペンネームを入れないといけないので、「私のペンネームは□□でお願いね」ともLINEで伝えておいたが、返信無し。

次の日にAのTwitterを覗くと、Aは友人と遊びに出かけていたらしい。その次の日は、また別のところに遊びに行っていたのだとか。

私は本当にAの行動が理解出来なかった。部員みんなで作る部誌の締切に遅れ、部長に締切を延長してもらったうえで、まだ完成していない作品を残してよくそんな所にいけるものだなと。

断っておくが、私は最初ネーム内容の相談をしたその日のうちにネームをAに渡した。その日から締切日までは2ヶ月以上もあったのだ。なのにAは原稿を提出できず、負担が大きいと他部員に思われ、私が嫌われる。こんな理不尽なことがあってたまるか。

結局、Aは締切日の午前三時頃に提出できた……らしい。Twitterでその呟きを見つけた。

一応一段落したみたい。と安心していたのも束の間。数日後、AからLINEが来た。

「○○さん(=私)のペンネームって何?表紙に何も書かなかったか部長に指摘された」

…………は?

あなた、一段上の私のメッセージが見れていないの???

私は一応もう一度「私のペンネームは□□だよ」と伝えた。LINE画面上では、

私:私のペンネームは□□でお願いね

A:○○さん(=私)のペンネームって何?表紙に何も書かなかったか部長に指摘された

私:私のペンネームは□□だよ

こんな感じだ。本当に訳が分からない。

そして最も訳が分からなかったのは、出来上がって刷られた部誌を見たときだ。

かに原作は私の漫画だが、セリフは所どころ違うし、トーンも私の貼ったものではなかった。──つまり、Aは私の送ったデータを使っていなかったのだ。いや、もはや見てすらいないのかもしれない。

メールが届かなかったかもしれないと思われるが、それは絶対にありえない。A自身が私のパソコンに直接メールアドレスを打ち込んだし、1回テストとして送ったのを、その場でAは確認して受け取った。

まり、私のやった作業は全て使われずに無視されたということ。そして、Aは私の手助け無しに5日たらずで原稿を完成できたということだ。2ヶ月間もの締切を守れずに、その後のたった5日間で仕上げたのだ。

つらつら書き連ねて思い返すことはあったが、どうせもう過去のことだ。漫研の人数は非常に多く、出入りも活発だった。私がAと特別に仲良く接することはこれ以降無かった。

ああ、漫研で私が嫌われていた件についてだが──漫研は人数が多く、人の顔と名前が一致していないことがよくある。悪口を言っていた部員は、本人が目の前に居るにも関わらず、「Aにあんなに仕事押し付けネームの人ひどくない?!」と私に言ってきた。ネームの人=私だと思っていなかったらしい。

あはは、本当にそうだよね」

私は乾いた笑いしか出て来なかった。

これが、私の2年前の冬の苦い出来事

2019-09-05

部活動

僕は、今卓球部員です。そして弱小校で補欠です

将来卓球選手になれる訳でもないし、じゃあ一体何の為に卓球してるんだろうって。

他の部活動部員もそうです、頑張っても将来スポーツ選手になれない人が殆どでしょ?

故意味のないことをするの?

なんで? 何で?ねーなんで?

2019-09-01

「水飲むの禁止かつうさぎ跳びを延々やらせるのを新しく入ってきた部員強制するなんておかしい」みたいなことを言い続けた結果、

命令とはいえ水を飲まずずっとうさぎ跳びをしていたアホな先輩なんて馬鹿にされても仕方なくね?そんな奴の言うことなんて全く耳を貸さなくてもよくね?」みたいな下世代が増えてきてんの。

ほんと世間ゼロサムゲームなんだなって感じだよねー。

2019-08-21

不死身の俺による修羅場コレクション

5歳:遊覧船デッキより俺を抱きかかえたままバランスを崩した親父もろとも冬の海に転落→無事生還

8歳:校庭でソフトボールフライを取ろうと後ずさりしてたらサッカーのゴールに激突→タンコブで済む

9歳:度胸試しにかなり勾配のきつい坂道自転車でノーブレーキで降下中、路肩から出てきた軽トラックと激突。運転から飛び込み助手席ガラス顔面でヒビ入れる→大量の鼻血で済む

11歳:女の子にイキりたくて覚えたてのスケボーでベンチを飛び越えようとして足の先がベンチに引っ掛かり転倒、顔面を強打→大量の鼻血で済む

14歳合宿で食べたフライ食中毒となる→部員全員が1週間近い入院をするも3日で退院。お通じも普通に戻る。

16歳:免許取りたてのくせに高速を140キロで走り転倒。バイク大破→左腕を広範囲に擦りむいただけで骨折も打撲もなし

20歳成人式ケンカになり4~5人に相当激しくボコられる→ビールケースで殴られたりするも口の中をちょっと切っただけ

24歳:ガンが見つかる←今ここ

来月早々に入院して手術をすることになってる。ちなみにステージ2。俺は不死身なので、また修羅場コレクションが増えることを楽しみにしてる。彼女にフラれたばかりで本当に良かった。

2019-08-20

[]涼しいねー

あきらかにお盆あたりから涼しさが増しましたが、今日なんてその極みって感じですね。あと、夜が涼しい。暑さ寒さも彼岸までと言いますもんね。すごい! このまま収束してほしい! あと何回か酷暑が来てもおかしくない感じがするけど、なるべくならもう終わってほしい! お願いします! よろしくお願いします! なんとか! なんとか!

今日は暇部について考えてましたけど、暇かと言われたら暇ですが、暇じゃないんでしょ? と言われたら暇じゃない。そんな増田暇部です。部員募集中ですよ。

アールグレイ味のダノンビオ、ちょ〜おいしい。

今日のお弁当

なすのひき肉はさみチーズ焼き

パプリカおかか梅和え

茹でブロッコリー

トマたま炒め

2019-08-02

anond:20190802152241

暇部さんこんちわ!

同じく暇部員の私はここ1ヵ月暇すぎて逆にちょっと仕事もできなくなるぐらい怠けものになってしまった!

仕事を欲しているあの頃が懐かしい。ダメ人間

親友が癌になった話

高校生の時、僕には親友がいた。

彼と僕は三年間とも同じクラスに属し、同じ部活に入っていた。部員数はとても少なかったため、必然的に僕達は仲良くなった。授業が終わったら部活が始まるまで、二人で教室に残って宿題をした。部活が終わったら、夕暮れの中、自転車を押して二人で他愛もない話をしながら帰っていた。

高校二年の冬、彼は肩が痛いと言い出した。僕達は皆、ただどこかでぶつけただけの軽い打撲だろうと思っていたが、その痛みは次の年の夏まで続いていた。さすがに何かおかしいと思った彼が病院に行き、検査をうけると、骨の癌だということがわかった。

彼は、一言でいえば、人望があった。筋骨逞しく文武両道で、理知的だった。それでいてユーモア冗談が好きで、いつも周りの人々を笑わせていた。何よりも、彼は優しく、思い遣りのある人だった。だから、彼の周りにはいつも人が集ってきた。それは彼の入院中もそうだった。抗癌剤副作用にもめげずに、面会に来た友人達に気丈にふるまい、退院した後はどうしようかなど、将来の希望を語っていた。実際、彼は退院し、志望していた大学に入って大学生活を楽しんでいた。彼女もできたようだった。

しかし、子供の癌は進行が早い。化学療法殲滅できなかった癌細胞が他の組織転移し、彼の癌は再発した。癌切除手術、抗癌剤退院、再発して入院、手術、抗癌剤退院入院、その繰り返し。筋骨隆々だった彼の体は段々と痩せ細り、頬もこけていった。抗癌剤副作用は彼の精神をも蝕み、面会をする度にぽつぽつとネガティブ言葉を吐くようになっていった。誰が見ても、彼の予後絶望的だった。

僕にできることは何もなかった。衰弱していく彼を真横で見ていてもなお、死相の出てきた顔を間近に見ていてもなお、僕にできることは一切なかった。そのことが僕はとても悔しかった。だから何か僕ができることを探して、考えついたのが、生命科学研究者になることだった。

馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれないが、僕は死後の世界について考えていた。人が死ぬとどうなるか、僕達は知りえない。だからこそ、死後に天国のような世界があり、そこに彼がいる、そんな可能性が存在する。死んだ後、無に帰すならばそれでいい。だが、天国のような世界があった場合、僕は生前こんな風に頑張ったと、彼に報告したい。生命科学の発達は、かつては治療する術のなかったような病気に対する治療法を確立させてきた。だから僕は生命科学の発達に貢献し、それを彼に報告したいと考えた。今振り返ってみると、なんて馬鹿馬鹿しい考えなんだろうと自分でも思う。

博士課程を卒業し、がむしゃらに研究活動を行い、数年が経った。どうやら研究者の道で成功するには、情熱、実力、コネ、運の全てが必要らしい。生命科学の発達に貢献したい、という漠然とした動機でやっていけるほど甘い業界ではない。それに最近、ある致命的なことに気づいてしまった。

僕は彼のことが好きだった。片思いだった。高校生の時にはただの憧れだと思っていたが、大学生になり、自分同性愛者だと気づいてから、彼への想いを認識した。もちろんそのことは彼には伝えていない。伝えないまま、彼は数年前に死んでしまった。しかし、死んでもなお、彼を慕う気持ちは変わらない。僕は、死後の世界で彼と逢えるという一粒の可能性に賭けて、辛い研究生活を送ってきた。

しかし、最近致命的なことに気づいてしまった。なんで今まで気づかなかったのだろう。

それは、もし死後の世界で彼に報告できたとしても、彼は僕のことを気味悪く思うだろうということだ。彼は彼女と一緒にいる方が楽しいに違いない。

彼への想いは今も変わらない。ただ、目的を失った僕は、宙ぶらりんのまま、見えなくなった将来を悲観している。

読んでくれた人へ最も伝えたいことは、大切な人には定期的な検診や人間ドックを受けさせた方が良いということだ。特に子供には。

2019-08-01

デパコスを初めて買った

最近、生まれファッション雑誌を買った。

自分理想とする服や化粧を纏っているモデルが全てのページに並んでいて、これはいいなとチェックするようになった。

それと同時にドラッグストア適当に買った化粧品が残り少なくなった。

まあまた同じものを買えばいいかと思ったが、質の高いものを使ってみたいと購入欲がわいたので、いつもなら通り過ぎる百貨店の一階に行った。

買うものは決まっていたので、美容部員自分に似合う色を探してもらった。

いかにも高そうな化粧水やら下地やら付けてもらい、色味の確認後は仕上げまでやってもらった。

すごく……いい匂いします……。

職場にいる綺麗なお姉さんからいつもいい香りがしていたけど、あれは化粧品のものだったのかと納得。

付け心地や香りドラッグストアで売ってるものとは比べ物にならない。

夫にも「デパコスってすごい!」と驚かれた。

けっこうお金は使ったけど満足感がある。

デパコスってすごい。

今月発売のエレガンスの新作ルージュが楽しみだ。

2019-07-30

anond:20190730045623

人気は関係いね部員を取り合ってるとかならまだしも。

2019-07-27

anond:20190727045735

おれ働いたことないからわからないけど、おれが所属した部活中学高校もおれの世代以降に部員が入らず廃部となってしまった

おれの世代部員が大量入部していたのに翌年はさっぱり

少子化野球サッカー部員足りなくてできない そんな時代になっていくんだろうなぁ

2019-07-20

好きな同級生アイドルだった

もう終わりにするつもりなので、今の気持ちを書き留めたくなったからここに書く。

私の好きな人アイドルだ。芸能系とかじゃない、普通科高校同級生だ。同じクラスになったのは一度だけだ。多分向こうからしたら顔すら曖昧認識だろうと思う。それは無理もなく、彼は明るい人間で、運動部活躍していたそうだから中等部の頃からとても目立っていた。かたや私は文化部で、部員の少ない部活だったから具体的な名前は避けるが、まあ、文芸部とか生物部とかあのへんだと思ってくれたら大体正解だ。彼がヒエラルキーの頂点なら私は最下層だ。彼の情報も大概は言伝のそのまた言伝を盗み聞きして得たようなもので、生きる世界が違いすぎる。まあそんなことこんなところでくだを巻いている時点でお察しだと思うが

好きな理由は色々ある。主にとても彼の身体が好きだった。手脚が長くて太いところと、骨盤位置が高いところが特に。正直私は(当時は)女みたいだった彼の顔をまったく美形とは感じていなかったが、アイドルになるくらいだしきっと美形なんだろう。入学して間もない頃に校内で歩いてる彼を見かけて好きになった。それからしばらくして、彼が教室のドアを音をたてないように閉めているところを見て本当に好きになった。我ながらわけがからないと思う。その頃から私は彼の周囲を嗅ぎまわり彼に関する情報をかき集めては妄執にとらわれるようになった。彼に絶対迷惑をかけないようにというのは念頭に置きつつ、あまりここで書きたくないようなこともした。人生で一番猿に近づいた時期だ。でもこの頃が一番幸せだった。

具体的な時期を書くのは避けるが、彼が芸能事務所に入ったことを知ったのは多分同級生のなかでも結構遅かった。同じ部活の後輩が自慢げにSNSに書いていたのを見て知った。その時は驚きこそしたが「まあまあ」と思った。どうでもいいとか思っていた。恥ずかしながら私は(今もだが)そういう芸能界みたいなのに疎くて、なんだかよく聞く読者モデルとかそういうものなんだろうと考えていたからだ。

そこから特にイベントも無く、たまに彼のクラスの前を通って窓の隙間から彼の姿を見ては満足することに終始した。それで結構幸せだった。だがいつからか彼が学校にあまり来なくなったあたりからその楽しみも失われた。ただでさえ少ない遭遇の機会が気付けばゼロに近い値になった。

私はネットが好きなくせに意識的アイドルとしての彼を調べることを避けていたが、そこで初めて彼の名前検索した。ショッキングだった。知らないことがたくさん書かれていた。あんなに知りたかった彼の身長血液型家族構成がすぐに判明した。それが誰でも読める状態であるというのが衝撃だった。ツイッター検索すると私と同じように彼のことが好きな人が把握しきれないくらい無数にいたのも胃液が口から飛び出そうになるくらいストレスだった。学校にあまりいなくなった理由は、多分彼のアイドル仕事が忙しくなったからだった。簡単なことだったし私はそんなことも知らなかった。でもネットで読めた彼の言葉を何日もかけて読み込んで、彼は私の認識していた通りの彼であることがわかり幻滅しなかった自分に心底ほっとした。何を言ってるかわからないと思うが涙が出る程嬉しかった。

それから私は偶然スマホを水没させて数日インターネットを絶ったのをきっかけに、私はもう彼のことを忘れるようと努力しはじめた。インターネットを介して彼を知るほどまた好きになってしまって、でももう私だけの彼じゃないと思うと酷く辛くて何も手につかなくなった。学校集会などでたまに彼を見かけることもあったが意識的に見ないようにした。この頃から受験勉強にも追われ、親しかった友人は内部進学を決めたので自然と外部受験の私とは疎遠になり、本当に孤独で、静かな場所に一人でいるとずっと彼のことを考えてしまうからなるべく雑音の多い場所勉強をして時間を潰すようになった。成績は上がった。親がとても喜んでいるのが複雑だった。そしてテスト順位が忙しい彼とたいして変わらないことをクラスメイトの会話を介して知ったときは暗い興奮を感じた。おかしな話、彼はすごい奴なのだと誇らしかった。

そういう期間が長くあって、それはそれで精神の安定した時期でもあったのだが、決定的なことがあって全てが終わった。いつのことかはぼかす。

きょうだいテレビを見ているそば勉強をしていたら、よく知った声が聴こえてきて、画面を見たら偶然彼が出演していた。文字にすればそれだけのことだった。でもそれが、今までで最大の耐え難いほどのショックだった。そのショックの出処はわからない。なんでこんなに悲しいんだろうと考えることすら悲しくて悲しくてやりきれない気持ちになった。

それから色々なことをとめどなく考えた。今まで思考を避けていたぶん苦しくて数日頭痛が止まらなかった。もし私が彼と同じクラスになることがたくさんあったら同じ部活に入っていれば何か変わっていただろうかと考えることもあったが、きっとどう運命が変わったって私と彼が交わることはなかったのだと自分にわからせるのはそれなりに時間を要した。

自分は、彼がもう恐ろしいほど遠い世界人間になってしまたことを、スマホの画面や私の視界のような小さく個人的ものではない、大きなテレビ画面に映っている彼を見て、初めてそこで自覚して動揺してしまったのだと、客観的に考えればわかる。だがあの時の私は錯乱状態でそんなことがわからずただ真っ暗な悲しみの中でどうすることもできなかった。

そしてある日学校帰りに街で彼の顔がプリントされたグッズ?をカバンに着けている同年代くらいの女を見かけて反射的にふらふら着いて行ってしまった。彼女地下鉄に降りていった。私はもしかしてと感じて彼の名前検索してしまって、彼の出演するライブが丁度その日あると知った。今思えばなんでそんなことをしたのかわからないが、私は気付いたら地下鉄に乗ってその会場に向かった。調べた最寄り駅で降りるとなんだかそれらしい女達がたくさんいて、私はそれだけでオドオドしてしまって早足で彼女らを追い抜くようにしてホームを出た。彼女らのざわざわした話し声の中に時々彼の名前が現れて心臓バクバクして背汗が止まらなかった。地上に出てからもっとたくさんの彼の、もしくは彼と同じグループの人のファンらしき人間がたくさんいて、それらは皆一様に同じ方向に歩いていて、あっちかあの方向に彼がいるのかだからみんなあっちに歩いているのだ、と私も突き動かされるようにそれに倣った。よく晴れていたからかなんなのか、汗が止まらなくてしょうがなかったことを鮮明に覚えている。

辿り着いた先は大きな建物だった。綺麗だけど変な匂いがするところだった。ぞろぞろとファンらしい女達がいて、たぶん入場待ちみたいなことなんだろうか。この全員が彼のことを好きなのだと思うと漠然とした恐怖に襲われ、あまり近づけず遠巻きにそれを見ていた。彼の顔がプリントされた様々なものが何度も視界を過った。巨大なモンスター対峙したような無力感に襲われて、私はここへ来て何をするつもりだったんだ?と自分自分を責めた。

すると、わりと近からず遠からずな場所に立っていた二人組の女達がちらりとこちらを見た。偶然かと思ったが次は力強く二度見されて、確実に私を見ていることがわかった。私は怖くなって俯き携帯を触っていると彼女らは何事かひそひそ話始めた。ほとんど聞き取れないような声量だったが「あの制服」と言っているのだけははっきりとわかった。

次の瞬間に私は来た道を引き返していた。話しかけてこようとしているような素振りもあったがそれでも走って逃げてしまった。奇異の目だった。あそこにいた彼女らの大半の容姿はとてもかわいい女の子といった風で、私はあの場で死ぬほど浮いていた。気付いてしまった。私が彼を好きでいるのはおかしくて迷惑ことなのだ。そうはっきりと自覚して、今まで何年間も彼のことが好きだった幸せ記憶フラッシュバックして、その幸せと同じ分の後悔が押し寄せてきて潰れてしまいそうになった。体力が無いのに全力で走ってしまたか息切れて、もう惨めで惨めで涙と塩辛い唾液が止まらなくて、駅のトイレで吐いた。

私はこの日の夜に、初めてはっきりと「もう好きでいることをやめる」と決めた。今まで彼への感情から逃げることはあっても「やめる」とは明言していなかった。そう決めてしまうと、急速に自分の中を占めていた彼の存在が萎んで、不思議なくらい気持ちは落ち着いた。

でもまだ自分の中に彼が残っていた。完全には消えなかった。こうやって彼とのことを物語的に書くことで自分の中で完結させて切り離そうと思った。それは私の勝手であるからどう責められても仕方ないと思う。彼が特定されるような記述はなるべく避けたつもりだし多少筋が曲がらない程度に嘘も交じっているが、別にもうどうなってもかまわないと感じているのも本音のところで、最後に彼に迷惑をかけてみたいと思っている自分がいる。でも一生私のことを知らないでいてほしいのも本当だ。一貫性がない。だいぶ長くなった。推敲だとかもしてないから色々おかしいと思う。もう好きではないけど、彼を好きでいたこの数年間はたぶん一生忘れないと思う。

最後に。何かの間違いでここに辿り着いてしまった彼へ。これからも頑張ってください。応援は出来ないけど、あなた人生神様が後押ししてくれるようここから祈っていますあなたの全てが上手くいきますように。

2019-07-19

高校野球吹奏楽

私はずっと吹奏楽をやっている

夏になると吹奏楽OBなので現役が自分大会に集中出来るように、自分達の大会が近くなればホールに合わせて音作りをしている金管の子達の唇が壊れないように土日だけでも手を貸してくれないか?と声が掛かる。

現在の子達も今私が所属している市民楽団と母校の常任指揮が一緒だから交流があるし、とても可愛い後輩達だから協力したいが、現役時代のことを思いだし腹が立ち応援を手伝ったことはない

なんで吹奏楽部はこんなにも野球部の為に力を割かなければいけないのか?野球はそんな偉いのか?そんな気持ちを現役時代を思いだしながらツラツラと書く。

私達の部は全国常連ではないが、年によっては全国に行くし、アンサンブルでもソロでも毎回そこそこまで行くので県外から吹奏楽部に入るために受験をする子達が居たし今もそうである

部員皆、自分大会メンバーになれるように努力しているが編成の関係上全員が大会に出れるわけではないので、基本的には大会メンバーから漏れメンバー野球応援をして居るが野球部保護者会の人達に人数が少ないと文句を言われていた。

私達だって自分達の大会練習の合間を縫って応援しに来ている。

なんで朝の5時とかに集合して野球大会会場に向かってろくに音出しが出来ない中で何よりも音量だと言われながら朝イチから自分では納得できない汚い音で楽器を吹かなければいけないのか?

太陽が出れば金管はどんどん熱を持ちピッチが合わなくなるし、持っているのも辛い位楽器が熱くなることもあった。

クラリネットは外に出したくないからとプラ菅で吹いていたらいつもと違う楽器でしょと保護者会の人達に言われ、禁止され、天気が良ければ日射し、多少雨が降っていれば雨に大切な楽器を傷付けられて泣いていた。

かに送迎はしてもらっていたが、頼んできているんだから足を用意するのは当たり前だと思うし、応援しに行っても飲み物一本ですまされて、思い返しても納得できないことばかりだった。

文句を言うなら吹奏楽部に頼まず野球部で人も楽器を揃えて欲しい。

プラ禁止と言ったクラリネット、キチンとしたものは安くて30万~上を見たら切りがないし、メンテナンスだって必要ものなんですよ?

もっと音だしてとトランペットの子に言ってたけど反響なんかないスタンド必殺仕事人ソロでそれ以上音出せって?充分響いてますよ!!納得できないならアンプマイク持ってきて!

ホルンの子は熱持った楽器のせいで手が低温火傷みたいになってるんですよ?知ってますか?

時間応援の為に座っているチューバスーザに立てって強要しないでくれませんか?その楽器見た目通り大きいんです、重さもあるんですよ。

先輩達や私達の大会の結果や、2000超えのキャパで1日複数公演を有料でも埋められて、それを十何年も継続出来るだけの実力がある部活から新しい楽器購入の時学校からの部費や毎月徴収していたお金で賄い切れない部分を支払いしてくれる企業スポンサーも居た。その事を考えるとよっぽど野球部より期待されてるのに?なんで?ってなる

野球部やその保護者達は無償で引き受けていることに感謝をして欲しい。

吹奏楽部は吹奏楽部の本来部活努力している中で、頼まれたから引き受けている。

考え方のやり方に納得できないならなんで頼むの?自分達で楽器の準備も演奏して欲しい

野球部の為の吹奏楽部ではない

吹奏楽部は吹奏楽部として一人一人が夢や目標を持って吹奏楽部に入部している。

ほとんどが全国金賞っていう夢だ。

野球部と同じように大会で次に繋がるようにその時の全力を出す。

より全力の力を引き出すために毎日基礎連やパート連、大会が近いなら合奏をしたり、合宿をしたりやっていることは何一つ変わらない。

それを知って欲しい。遊んでいるわけじゃない、真剣に、全力で楽器演奏している。

泣くなら悔し涙じゃなく喜びの涙を流したい

文化部と言われているけど、部内でオーディションして大会に出れるか出れないかまったり、金賞でもダメ金なら次への道がなくなったり、

本当に何一つ変わらないと思う。

私達の努力は私達の為の努力で他の部活の為の努力ではないのになんで野球部吹奏楽部は吹奏楽部が浪費させられるのがまかり通るのか…

楽器演奏が華やだから欲しいって理由ならば、野球部内の有志や野球応援をしたいって人を募って応援団を作ればいいのにそれをしない理由は?なんで?

何一つまとまらないけども、そろそろ終わりにします。

2019-07-18

anond:20190718170026

もう終わりにするつもりなので、今の気持ちを書き留めたくなったからここに書く。

私の好きな人アイドルだ。芸能系とかじゃない、普通科高校同級生だ。同じクラスになったのは一度だけだ。多分向こうからしたら顔すら曖昧認識だろうと思う。それは無理もなく、彼は明るい人間で、運動部活躍していたそうだから中等部の頃からとても目立っていた。かたや私は文化部で、部員の少ない部活だったから具体的な名前は避けるが、まあ、文芸部とか生物部とかあのへんだと思ってくれたら大体正解だ。彼がヒエラルキーの頂点なら私は最下層だ。彼の情報も大概は言伝のそのまた言伝を盗み聞きして得たようなもので、生きる世界が違いすぎる。まあそんなことこんなところでくだを巻いている時点でお察しだと思うが

好きな理由は色々ある。主にとても彼の身体が好きだった。手脚が長くて太いところと、骨盤位置が高いところが特に。正直私は(当時は)女みたいだった彼の顔をまったく美形とは感じていなかったが、アイドルになるくらいだしきっと美形なんだろう。入学して間もない頃に校内で歩いてる彼を見かけて好きになった。それからしばらくして、彼が教室のドアを音をたてないように閉めているところを見て本当に好きになった。我ながらわけがからないと思う。その頃から私は彼の周囲を嗅ぎまわり彼に関する情報をかき集めては妄執にとらわれるようになった。彼に絶対迷惑をかけないようにというのは念頭に置きつつ、あまりここで書きたくないようなこともした。人生で一番猿に近づいた時期だ。でもこの頃が一番幸せだった。

具体的な時期を書くのは避けるが、彼が芸能事務所に入ったことを知ったのは多分同級生のなかでも結構遅かった。同じ部活の後輩が自慢げにSNSに書いていたのを見て知った。その時は驚きこそしたが「まあまあ」と思った。どうでもいいとか思っていた。恥ずかしながら私は(今もだが)そういう芸能界みたいなのに疎くて、なんだかよく聞く読者モデルとかそういうものなんだろうと考えていたからだ。

そこから特にイベントも無く、たまに彼のクラスの前を通って窓の隙間から彼の姿を見ては満足することに終始した。それで結構幸せだった。だがいつからか彼が学校にあまり来なくなったあたりからその楽しみも失われた。ただでさえ少ない遭遇の機会が気付けばゼロに近い値になった。

私はネットが好きなくせに意識的アイドルとしての彼を調べることを避けていたが、そこで初めて彼の名前検索した。ショッキングだった。知らないことがたくさん書かれていた。あんなに知りたかった彼の身長血液型家族構成がすぐに判明した。それが誰でも読める状態であるというのが衝撃だった。ツイッター検索すると私と同じように彼のことが好きな人が把握しきれないくらい無数にいたのも胃液が口から飛び出そうになるくらいストレスだった。学校にあまりいなくなった理由は、多分彼のアイドル仕事が忙しくなったからだった。簡単なことだったし私はそんなことも知らなかった。でもネットで読めた彼の言葉を何日もかけて読み込んで、彼は私の認識していた通りの彼であることがわかり幻滅しなかった自分に心底ほっとした。何を言ってるかわからないと思うが涙が出る程嬉しかった。

それから私は偶然スマホを水没させて数日インターネットを絶ったのをきっかけに、私はもう彼のことを忘れるようと努力しはじめた。インターネットを介して彼を知るほどまた好きになってしまって、でももう私だけの彼じゃないと思うと酷く辛くて何も手につかなくなった。学校集会などでたまに彼を見かけることもあったが意識的に見ないようにした。この頃から受験勉強にも追われ、親しかった友人は内部進学を決めたので自然と外部受験の私とは疎遠になり、本当に孤独で、静かな場所に一人でいるとずっと彼のことを考えてしまうからなるべく雑音の多い場所勉強をして時間を潰すようになった。成績は上がった。親がとても喜んでいるのが複雑だった。そしてテスト順位が忙しい彼とたいして変わらないことをクラスメイトの会話を介して知ったときは暗い興奮を感じた。おかしな話、彼はすごい奴なのだと誇らしかった。

そういう期間が長くあって、それはそれで精神の安定した時期でもあったのだが、決定的なことがあって全てが終わった。いつのことかはぼかす。

きょうだいテレビを見ているそば勉強をしていたら、よく知った声が聴こえてきて、画面を見たら偶然彼が出演していた。文字にすればそれだけのことだった。でもそれが、今までで最大の耐え難いほどのショックだった。そのショックの出処はわからない。なんでこんなに悲しいんだろうと考えることすら悲しくて悲しくてやりきれない気持ちになった。

それから色々なことをとめどなく考えた。今まで思考を避けていたぶん苦しくて数日頭痛が止まらなかった。もし私が彼と同じクラスになることがたくさんあったら同じ部活に入っていれば何か変わっていただろうかと考えることもあったが、きっとどう運命が変わったって私と彼が交わることはなかったのだと自分にわからせるのはそれなりに時間を要した。

自分は、彼がもう恐ろしいほど遠い世界人間になってしまたことを、スマホの画面や私の視界のような小さく個人的ものではない、大きなテレビ画面に映っている彼を見て、初めてそこで自覚して動揺してしまったのだと、客観的に考えればわかる。だがあの時の私は錯乱状態でそんなことがわからずただ真っ暗な悲しみの中でどうすることもできなかった。

そしてある日学校帰りに街で彼の顔がプリントされたグッズ?をカバンに着けている同年代くらいの女を見かけて反射的にふらふら着いて行ってしまった。彼女地下鉄に降りていった。私はもしかしてと感じて彼の名前検索してしまって、彼の出演するライブが丁度その日あると知った。今思えばなんでそんなことをしたのかわからないが、私は気付いたら地下鉄に乗ってその会場に向かった。調べた最寄り駅で降りるとなんだかそれらしい女達がたくさんいて、私はそれだけでオドオドしてしまって早足で彼女らを追い抜くようにしてホームを出た。彼女らのざわざわした話し声の中に時々彼の名前が現れて心臓バクバクして背汗が止まらなかった。地上に出てからもっとたくさんの彼の、もしくは彼と同じグループの人のファンらしき人間がたくさんいて、それらは皆一様に同じ方向に歩いていて、あっちかあの方向に彼がいるのかだからみんなあっちに歩いているのだ、と私も突き動かされるようにそれに倣った。よく晴れていたからかなんなのか、汗が止まらなくてしょうがなかったことを鮮明に覚えている。

辿り着いた先は大きな建物だった。綺麗だけど変な匂いがするところだった。ぞろぞろとファンらしい女達がいて、たぶん入場待ちみたいなことなんだろうか。この全員が彼のことを好きなのだと思うと漠然とした恐怖に襲われ、あまり近づけず遠巻きにそれを見ていた。彼の顔がプリントされた様々なものが何度も視界を過った。巨大なモンスター対峙したような無力感に襲われて、私はここへ来て何をするつもりだったんだ?と自分自分を責めた。

すると、わりと近からず遠からずな場所に立っていた二人組の女達がちらりとこちらを見た。偶然かと思ったが次は力強く二度見されて、確実に私を見ていることがわかった。私は怖くなって俯き携帯を触っていると彼女らは何事かひそひそ話始めた。ほとんど聞き取れないような声量だったが「あの制服」と言っているのだけははっきりとわかった。

次の瞬間に私は来た道を引き返していた。話しかけてこようとしているような素振りもあったがそれでも走って逃げてしまった。奇異の目だった。あそこにいた彼女らの大半の容姿はとてもかわいい女の子といった風で、私はあの場で死ぬほど浮いていた。気付いてしまった。私が彼を好きでいるのはおかしくて迷惑ことなのだ。そうはっきりと自覚して、今まで何年間も彼のことが好きだった幸せ記憶フラッシュバックして、その幸せと同じ分の後悔が押し寄せてきて潰れてしまいそうになった。体力が無いのに全力で走ってしまたか息切れて、もう惨めで惨めで涙と塩辛い唾液が止まらなくて、駅のトイレで吐いた。

私はこの日の夜に、初めてはっきりと「もう好きでいることをやめる」と決めた。今まで彼への感情から逃げることはあっても「やめる」とは明言していなかった。そう決めてしまうと、急速に自分の中を占めていた彼の存在が萎んで、不思議なくらい気持ちは落ち着いた。

でもまだ自分の中に彼が残っていた。完全には消えなかった。こうやって彼とのことを物語的に書くことで自分の中で完結させて切り離そうと思った。それは私の勝手であるからどう責められても仕方ないと思う。彼が特定されるような記述はなるべく避けたつもりだし多少筋が曲がらない程度に嘘も交じっているが、別にもうどうなってもかまわないと感じているのも本音のところで、最後に彼に迷惑をかけてみたいと思っている自分がいる。でも一生私のことを知らないでいてほしいのも本当だ。一貫性がない。最悪だ。だいぶ長くなった。推敲とかもしてないから色々おかしいと思う。もう好きではないけど、彼を好きでいたこの数年間はたぶん一生忘れないと思う。

最後に。何かの間違いでここに辿り着いてしまった彼へ。これからも頑張ってください。応援は出来ないけど、あなた人生神様が後押ししてくれるようここから祈っていますあなたの全てが上手くいきますように。

2019-07-13

気が重い

9ヶ月以上休んだ部活8月から行かなければならない。

昨秋の試合最後に、進路活動の為という事で練習にも試合にも納会などのイベントにも行っていない。

部活自体がゆるい事もあり、練習欠席の連絡は5月末まで怠っていた。(5月末に7月末まで欠席すると連絡した)

他の同期も連絡はなあなあであるが、私よりは出席している。連絡ミス罰金などあればいいのだがそれすらない、怒られることもない。

試合イベントについては担当者に連絡していたが、何故練習だけ欠席連絡を怠ってしまったのだろうか。

兼部して(こっちが副業)いて本気度が足りなかったのだろう。

連絡してたけど兼部先(5月引退)の方を優先し、かなり休みがちだった時も偶に顔出すのは行きにくかった。

今では連絡を怠った為に輪をかけて行きにくくなってしまった。

自分が思うよりも他人自分について何とも思っていないはずだ、自意識過剰だと思うが、辞めろと言われていると思う。

私が居ない間に、同性の部員数が試合にちょうど出れる人数になった。もういっその事お前はもう用済みだと退部にして欲しい。切り替えがつく。

そして、今年度初めて会う新入部員と怖い後輩に会うのも気が重い。異性の同期は思うところがあっても表に出さなタイプしかいないので表面上は接しやすいが…

「最高学年で仕事ないし欠席理由進路活動から」と開き直って堂々としてればいいのだが、同性の同期がいないのが不安を煽る。

ああ、行きたくない

2019-07-09

桜井一志を語りたい

桜井一志ってだれ?

野球漫画「ゴーアンゴー」の登場人物だよ

同姓同名人物いるかもしれないけど これから語る桜井一志はゴーアンゴーの桜井のことだよ

桜井プロフィールだよ

出身地群馬県

外見:スラムダンクミッチーモミアゲをゴリラ風にしたらだいたい桜井だよ

身長:174cm

兄弟姉妹:いない

ポジションピッチャー→レフト

これ以外は作中でとくに言及がないよ

誕生日個人的に4/1がいいなと思っているよ

理由桑田みたいでかっこよさげからだよ

(こいつのライバル主人公)がどことな清原彷彿とさせる性格なのもその一要因だよ

というかこの漫画打者投手を逆転させたKKコンビの話なのかもしれないよ)

桜井性格だよ

隠キャだよ

具体的に言うと

桜井が五歳くらいのころ 彼は近所の子供達がボール遊びをしているところを通りがかったんだよね

そしたら子供達が桜井(五歳)に向かって「入れて欲しいなら「入れて」って言えよ」と語りかけるんだ

そしたら桜井どうしたと思う?

なんと 子供達のボールを奪い 側溝に落としたよ!!!

当然ケンカになるんだけど 桜井は近所の兄貴分を連れてきて子供達をボコボコにしてもらったよ

元はというと桜井100パーセント悪いけどまるで反省してなさそうなツラをしていたよ

こんな調子協調性のないまま15歳になった隠キャ それが桜井だよ

当然中学校時代は人望ゼロだったよ

腫れ物を触るように扱われ

遠巻きに陰口を叩かれていたよ

それが高校に入り彼の環境は激変するんだよ

桜井が入った高校とは?

東京にある芳陽高校だよ

新入部員なわけだよ

入ってそうそキャプテンに「オレがついて行くにふさわしい人かどうか試させて下さいよw」「今どきの中学レベルを見せてあげますよw」と草生やしながら煽って勝負するよ

その次のページでホームラン打たれたよ

「勝てんぜお前は」とか言って4ページくらいで吸収されたアルティメット悟飯よりもはかなく散ったよ

ギャラリーに「今どきの高校レベルを思い知ったか」と煽り返されていたよ)

これで鼻を折られておとなしく ならなかったよ

監督に「お前レフトな」ってコンバート打診されて「ふざけないでいただきたい!」とか噛みついた上に「次の練習試合完封したら考え直して下さいよ……」とわけわからん要求をするよ

突然ですが クイズだよ

練習試合が始まる前こいつはなんと言ったでしょう

ヒント・こいつのコンバートがかかっているんだよ!!!


チキチキチキ

正解

エラーなんかしたらぶっ殺す」(ライバルである主人公に向かって)

当然主人公以外の野手全員もその台詞を聞いているわけで 震え上がったよ 野手全員が!

いや 普通 言う?

殺すて お前……

当然雰囲気は最悪!

守備はガッチガチ

桜井に一目置いていたセンターの佐島さん(この漫画で一番かっこいいキャラだよ)はとくに震えたよ!

桜井ピッチャーやらせてやりたい……」

とかマジメに思ってるよ ありえねえよ……こんなイキリキッズポジションとかどうでもいいでしょ……

そしたらあまりにもいろいろ気負ったせいで情報量オーバーフローして

センターの佐島さんは簡単センターフライを見落としてしまうんだよ というか意識飛んだ的な

そんで「すまん桜井!」って泣くんだよな いやどうでもいいでしょ……桜井の進退とか……真面目すぎか?

そんで佐島さんの打席回ってきて(佐島さんは一番だよ)二番の桜井に「もうオレの守備なんか信用できないよな」って聞くわけよ

そしたら桜井なんて答えたと思う??????

「今はまだわかりません……次の守備とき佐島さんのとこに打たせたくねえなって思ったらたぶん信用してないってことでしょう」

普通 言うか??!!? 先輩やぞ??????? こんなこと言うか??????? 頭おかしいのでは???

そしたら佐島さんがここからかっこいいんだけど 桜井関係ないので飛ばすよ

結局完封できなくて桜井は寮で一人泣いてるんだよね

本来は二人部屋だけど同部屋の一年生は桜井と一緒に寝たくないか廊下で寝ているよ)

そんで壁に貼ったでかいA1サイズぐらいの)ランディジョンソンポスタービリビリに破きながら「さよならランディ……」て泣くんだよな

ここまでやっておきながら桜井野球を始めたきっかけはランディじゃないよ!!!!!! どういうことなんだ……

桜井コンバートしたよ


コンバートしてからしばらくはおとなしくしているよ

練習試合で「舐めたマネしてんじゃねーぞ」と切れたり打撃練習で先輩に順番譲らなかったりするけどわりとおとなしいよ

主人公の部屋のドアに敵校のピッチャー活躍した新聞記事貼って「よし!」とにこやかに宣言する陰湿さを発揮するけど おとなしいよ

単行本9巻の表紙を見ても分かるとおり 桜井は「人の嫌がることをすすんでやる」という言葉を誤った意味実践しがちな性格だよ)

桜井やばい


準決勝部員全員泣いてるシーンあるけど桜井だけ泣いてないよ

そこまでの話の流れ的に泣かないヤツは人の心がないレベル必然的に泣かねばまずいシチュエーションだったよ

桜井だけ泣いてなかったけどね!!!

なんで桜井はこんなにこじらせたの?

最初に言ったとおり 生まれつき性格が悪い部分もあるんだよ

でもそれだけじゃないんだよ

桜井にはトラウマがあるよ

子供の頃 桜井には一人だけ友人がいたよ 近所に住んでいた兄貴の子だよ

の子に誘われて野球を始めたんだよ(ランディポスターのくだりはなんだったんだよ…………)

桜井はめきめき上手くなったよ アニキが居るとき桜井比較的社交性を持っていたよ

でも兄貴高校行って野球これ以上上手くなんねえわって挫折してトラックに突っ込んで死んだんだよ

桜井兄貴死体を見てトラウマを刻まれたよ

「オレも野球で上手くいかなかったらこうなるんだろうな」と思うようになったよ

それ以降の桜井は人に避けられるのも構わずひたすら自分が上手くなるためだけに野球をやっていたんだよ……

芳陽の連中

話がちょっと変わるけど芳陽の話をするよ

長髪ok買い食い買い出しokのクソ緩い部だよ

主人公カンニングに失敗した話を聞いて「バレないようにやれやw」と笑ったり主人公が芳陽よりランク上の高校に誘われてた話聞いて「オレだったらそっち行ってたわw」とぶっちゃけたり

あけすけにものをいう雰囲気だよ

さらに言うと格下の高校は必ず侮るよ そんでいいようにやられてピンチに陥るよ

もっと言うと格上の高校には卑屈になるよ 「あいつらは飽きる程甲子園行ってるしな……」とか「死刑執行前の死刑囚の気分」とか言うよ

まり中途半端自称強豪高メンタルなんだよ

こんな調子試合中もわりと雰囲気に流されて行動しているよ

主人公勝手に敵校のピッチャーのクセを敵校に開示して 先輩たちはかっとなって主人公タコ殴りにするんだけど 次のページでは「逆にふっきれたわwwwwwwwww」とか言い出すよ

ようするに卑屈な小物であり尊大強者であり その場によってコロコロ変わるんだよ

(敵校の監督が「イキってなかったら芳陽でレギュラーになれるわけない」とか言ってるからお墨付きなんだよ)

桜井一志に訪れた完全無欠のハッピーエンド


そんな適当まりない連中なので 桜井のことも適当に受け入れたよ

面倒な性格なのはわかってて普通に話してくれるし普通練習混ぜてくれるし普通試合相談できるよ

その「普通」は桜井が手に入れることの出来そうになかったものなんだよ

それを偶然 芳陽に入って 得てしまったんだよ

でも桜井はこの幸運になかなか気づかないんだよ

単行本でいうと29巻まで気づいてないよ

30巻で終わるからほぼほぼ気づいてないよ

クソにぶやんけ!!!!!

桜井は今の境遇がたぐいまれなる幸運によるものだと29巻もかけてようやく気づいたよ

そのことに気づいてどうしたか……それは……

ゴーアンゴーは9/14まで無料で読めるよ!

なんとマンガBANGならゴーアンゴーがタダで読めちまうんだよ

https://manga-bang.com/free/complete/goandgo201906

(厳密に言うと一日に無料で読める量は決まってるけど……まあたぶん今からならタダで読めるんだよ)

みんなこの機会に桜井覚醒を目撃するべきなんだよ

蛇足

(これ以降は邪推だよ 下衆の勘繰りともいうよ)

18巻において主人公覚醒示唆するようなセリフがあるよ 以下がそのセリフのあらましだよ

主人公はマウンドの上で一人で戦っている気でいる あいつが周りに支えられていることに気づき

周りのために投げる気になったのなら 今までとは違うピッチングが出来るようになる」

結局このセリフ伏線は回収されないよ

主人公は雑に魔球を覚えて勝つよ

精神的にはあんまりかわらないままだったよ


しか

この

主人公はマウンドの上で一人で戦っている気でいる あいつが周りに支えられていることに気づき

周りのために投げる気になったのなら 今までとは違うピッチングが出来るようになる」

という示唆セリフの「主人公」部分を桜井差し替えると………………

だとするならば

それは

エピソード差し替え……というか

首のすげ替え………………




実際どうなのかは だれにもわからないよ

蛇足蛇足

佐島さんが26巻でメッチャ活躍するんだけど

この活躍根拠である「佐島はスイッチヒッターである」という設定は完全な後付けだよ

この佐島スイッチ判明のとき敵校の監督は「そういえば佐島はスイッチだった」とか言うんだけど

佐島さんは9巻の試合で「オレ左打者からあいつの球打ちにくいわ」とか言ってるよ

というかその「打ちにくいわ」言ってた試合スコアブックだと左打者だったよ

それなのに途中でいきなりスイッチ差し替わってたよ 物証のある後付けだよ

後付けはこの漫画構成要素の一部ではあるんだよ

一部ではあるんだよ……

というかランディポスター意味合いが「兄貴野球に誘った それで桜井野球始めた そのときポジションショートだった」でボヤボヤになってる時点で察するべきなのかもしれないよ……

おわりに

ここまで言っておいてなんだけど

ゴーアンゴー実際に読んだら「柳さんかっこいい」以外印象に残らないと予言するよ

このパピコを賭けてもいいよ

おしまい

追記だよ


>どんな顔して書いてるのか気になる増田

エナメル質が削れそうなほど歯軋りしつつ眉間にこれでもかと皺を寄せながら書いていたよ

この世界桜井一志についてあまりにも無知すぎるんだよ

>興味は持ったよ

たまにKindleでも10巻ぐらいまで無料になることがあるからそういう機会を狙ってもいいよ

読んでみるといいよ

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