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はてなキーワード: 科学リテラシーとは

2021-03-22

マスク警察に遭遇した

怖いのは分かるよ。でも屋外でのマスク意味いか

会話(当たり前だが独り言も)してないし、他人接触なんてしない、すれ違うのも数秒じゃん

マスク無しへの恐怖で脳がぶっ壊れて、他人に「それでも日本人か!」などと怒鳴るお前の人生悲しすぎる

こういうのに遭遇すると本当に悲しい。科学リテラシーかいう以前に人間としての知能が低すぎるように思う

2021-03-11

海外教育のほうが日本より進んでいるという人たちはOECD学力調査についてどう思ってるんだろうか

どうおもってるの?

そもそも海外教育のほうが日本より進んでいるっていうのは一体どういう点で進んでいるって思っているんだろう?

OECDPISAなんかでは日本は下がったのなんのと大騒ぎされているが、実際の順位はかなり上位だ。プロ野球から草野球までひっくるめた野球全体の、プロ野球リーグ順位がどうとか大騒ぎしている滑稽な感じがする。

そして日本教育は遅れていると大騒ぎするんだが、日本のこういう人が大好きな北欧諸国なんかは別に対して勝っててもいない。2018年で言うと科学リテラシー日本は2位、数学リテラシーは5位、読解力は8位だ。

よく考えてみてほしいんだが、日本教育先進的かって言うとそうではないとも思う。未だにどこか軍隊臭がする。ただ、海外教育が進んでいるっていう人たちは、そういう国々でどんどん貧富の差が広がっていることを受け入れる国民が量産されていることをどう思っているんだろう。

ニュージーランドなんかは貧富の差が広がりすぎてて、貧困層なんか最低賃金上げられたら収入が減る有様だ。この構図は少し考えりゃわかるが、貧困層にはもうどうしようもないとこまで貧富の差が広がってしまった。

かに海外教育は、たまにすごい人を排出するし、その頻度は日本よりも上かもしれない。そういう点では進んでいると言っていい。ただ、海外のそういうすごい人を排出する教育っていうのは、実は「上位数%ばかりに熱心でほかを切り捨てる教育」という側面もある。なので、ごく一部のスーパーマンと他のだめほとんどの人たち、という状況を作っている教育とも言える。

更に言うと、そういうすごい人を排出する教育富裕層に向けて行われており、貧困層向けの教育は読み書きそろばんができりゃそれでいいです程度のことしかできていない。

なので、全体的な平均値底上げを狙う日本みたいな教育と、一部の人(大体富裕層だったりする)のために他の殆どを見捨てる西洋型の教育、きちんとフェアに見比べる必要がある。

2020-12-02

「全ての素数の積は偶数」と自信満々に主張する人の思考回路について

問題: 全ての素数の積は偶数か。

  1. 偶数
  2. 奇数
  3. どちらになることもある
  4. どちらでもない

何かのゲームでこういう問題があったらしいが、これの答えが「偶数」だと言って譲らない人たちが一定数いる。

結論から述べれば、これは「どちらでもない」が正しい。そもそもすべての素数の積は整数ではないから、偶奇もクソも無いからだ。なお、一部の分かっていない人のために以下を補足しておく。

まず、これは立場解釈によって答えが変わる問題ではない(少なくとも、一般的数学の体系を前提とする限り)。つまり、一部の分野ではすべての素数の積を偶数とみなすとか、整数拡張した概念ではこれが偶数になるわけではないのである。そういう分野も探せばあるのかも知れないが、それは全く一般的ではないし、数学的に有用と認められているわけでもない。それは個人勝手脳内定義と変わらない。

また、これに答えるのに高度な数学知識必要ない。中学高校数学範囲で答えが一意に定まる問題である。これを「偶数」だと答える人は、単純に初等数学が身に付いていない。「2がかかってるから偶数」などと言っているようでは、大学入試ですら点を貰えないだろう。

この問題は、高等数学教育を受けた人なら、まず間違えないと思われる。というのも、大学教養レベル数学では、無限を正確に扱うことが非常に重要になるからだ。たとえば、

S[n] = 1 + 1/2 + 1/4 + ... + 1/2^n

を考えると、任意自然数nに対してS[n]は2未満だが、その極限は2未満ではない。このように、有限に対して成り立つ性質が、無限に対しては成り立たないということは頻繁にあり、大学数学を学んだ人はその区別重要だと知っている。つまり、上の問題を間違える人は、高等数学知識に乏しく、そもそも数学を云々するだけの能力が無い可能性が高い。

ここで問題にしたいのは、この問題が解けるかどうかよりも、明らかにある分野の知識経験に乏しいにもかかわらず、自説が正しいと信じて疑わない人々の精神性だ。この問題の答えが「偶数」だと言う人は、整数や倍数といった基礎的な概念すら理解しておらず、無限の取り扱いにも注意を払えない。つまり客観的に見て明らかに数学能力に乏しいのであるが、往々にしてそのような人ほど、自己主張が強いのである

こういうことは、何も数学に限った話ではない。たとえば、歴史経済勉強したことのないネット右翼の連中は、南京大虐殺は無かったとか韓国経済崩などの荒唐無稽戯言を日夜連呼している。反原発派のほとんどは放射線についてまともな知識を持っていないが、自分たちこそ正しいと信じて過激政治運動を繰り返している。オーディオオタクは、高額なケーブルなどで音質が向上すると信じ込んでいて、効果が実感できない奴は耳が悪いからと言って自説を曲げようとしない。マイナスイオンとか水素水とか信じてる連中は科学リテラシー皆無だが、自分たち現代科学の先を行ってると思い込んでいる。他にも挙げればキリがない。

こういう人たちは、専門的なことや抽象的なことを腰を据えて学ぶという習慣がなく、常に物事自分の都合の良いように捉えて分かった気になっている。議論になっても、結論ありきで、インターネットで聞きかじった知識で自説を補強することしか考えていない。苦しくなると論点定義すり替える。そもそも彼らには、正しいことを言ったり、生産的な提案をしたりして、議論に貢献しようと言う気すらない。相手が何を言っていようが、所構わず口喧嘩を吹っ掛けて承認欲求が満たされればそれでいいと考えている。

2020-11-02

大気中のCO2を削減する為に、木炭を作って埋めよう【木炭埋設法】

 植物を植えても大気中のCO2二酸化炭素)は減少しないという説がある。植物光合成により大気中のCO2を吸収して成長するが、成長が止まればそれ以上にCO2を吸収することはない。そして、植物が枯れたら微生物により分解されて植物構成する有機物CO2に分解されて大気中へと排出されることになる。植物は枯れるまでの間は炭素原子有機物として蓄えているが、枯れた後は微生物により分解されて大気中へとCO2排出されるので、大気中のCO2総量に変化は生じないということだ。

 マクロ観点でも同様なことが言えるだろう。人の手が加わっていない森林植物が成長したり枯れたりと新陳代謝をしているが、森林が拡大・縮小している訳でなければCO2の吸収量と排出量は等しいので、大気中のCO2濃度に変化を及ぼすことはない。森林を直接ないしは映像で見ると、森林構成する木や草が大気中のCO2を吸収しO2を排出しているかのように錯覚するが、それは間違いであると理解できるはずだ。

 仮に人類伐採してきた地球上の森林を植樹により全て元に戻すことができたとしても、大気から吸収できるCO2は、伐採した木材資源の燃焼により排出した分だけである石油天然ガス代表される化石燃料の燃焼によって排出した分のCO2まで吸収することはできないので、大気中のCO2濃度は人類化石燃料使用する以前の値まで減らすことは不可能である

 そこで私が提言するのはタイトルの通り木炭を作って埋めることであるCO2樹木に吸収させることはこれまで人類が行ってきた植樹による環境活動と同様だが、その上に成長した木を伐採して木炭を作ることが既存の植樹活動とは異なる。生成された木炭を燃焼してCO2排出したら本末転倒なので、木炭は地中に埋めるものとした。植樹した木から木炭を生成して埋設するまでの過程を仮に【木炭埋設法】と呼ぼう。この【木炭埋設法】を繰り返すことにより、理論的には下記の化学反応式の通りに、大気中のCO2木炭のC(炭素)とO2(酸素)へと分解されることになる。厳密には光合成による反応式と炭化による反応式で説明すべきだが、本質ではないので簡略に述べた(単に著者が詳しくないだけでもある)。

CO2 → C + O2

 もちろん木炭を生成するには何らかの熱エネルギー必要となるので、ここに石油天然ガス使用することもまた本末転倒となる。燃料としても植樹によって育成した木を用いるか電気炉(当然、化石燃料を用いない発電による電力が望ましい)を使用するなどの工夫が必要となる。いずれの方法をとろうとも、最終的には生成した木炭を埋設することになる。

 これには様々な反対意見が考えられる。燃料として使用可能な物を埋めるだけなのはもったいないだの、経済的生産性ゼロもしくはマイナスで不合理だのといった意見があるだろう。環境問題は年単位短期間で解決できるものではないし経済的合理性を持っているわけでもないから、長期的な観点から問題解決する視点を養う科学リテラシー教育必須となるだろう。大気中のCO2削減という大きな問題解決するには、せいぜい百年程度しかない人間寿命はあまりにも短いからだ。【木炭埋設法】で埋設した木炭は、石油天然ガスが枯渇した将来の人類に残す資源だと考えれば投資活動解釈できるので、長期的な視点で見れば経済的合理性を持つともいえるだろう。

 国家でもNGOでも企業でも、CO2排出を削減する為に様々な提言活動を行ってきたことだろう。植樹以外だと、石油天然ガス消費量を削減することや、原子力・水力・風力・太陽光などの代替エネルギーの利用を推進することだったりする。それらの営みはCO2排出削減に大きく寄与してきたことだろう。しかしながら、排出するCO2を削減することはできても、大気中に存在するCO2を削減することにはならないのである。昨年話題になったグレタ・トゥンベリ氏にしても、演説で怒りの表情を露にして世代対立を煽るという既存環境活動にない斬新なものだったが、演説以外での活動内容はといえば既存CO2排出削減の枠組みを超えるものではなかった。

 しかし【木炭埋設法】は違う。CO2排出量を削減するだけで、大気中のCO2を削減するという根本的な解決を後伸ばしにしたり無視する様な、これまで人類が行ってきた消極的環境対策とは大きく異なる。大気中のCO2を減らすという積極的環境対策のみならず、将来の人類の為に木炭資源投資するという長期的な経済活動をも含有している。残念ながら短期的な観点では利益を残すどころが損失しか生まない活動なので、企業ではなく国家NGOによる積極的賛同を得ることが望ましいところだ。そのための礎として、単に植樹をするだけでは大気中のCO2を削減することにはならないことと、【木炭埋設法】こそが真のCO2削減になるという知識を、これを読んだ皆さん一人一人に伝われば幸いである。

2020-09-10

anond:20200910072236

本やパソコンと向き合ってりゃ遊んでないで手を動かせと罵られ、

議論をしようにもメンツプライドが先立って低い科学リテラシー論理的一貫性の無さは群れの大勢によってかき消される

いま四つ欲しいとねだり、まだ夕方に3つあるなら今くれと言う

半年先の実りなんて考えもしない

日経てば何を罵り合って、どんなひどい目にあったかも忘れる。群れのまるごと全員がだ。

覚えてないから事が起きるたびに目の前の目立つ人をひたすら罵る

2020-08-02

学校教育数学理科必要ない

数学理科を教えても、何の効果も無い。こんなことに税金を費やすのは無駄であるから、やめるべきである

一般的に言って、学校教育数学理科などの専門学問の基礎科目を課す理由は、以下の2つである

  1. 将来その学問研究者や高度な専門技術者になる人材を育てる
  2. 一般大衆教養科学リテラシー等の能力の向上を図る

現状、国民学校教育を施しても、このどちらも成果を上げていない。

まず上記(1)は完全に無駄である

将来、研究者や高度な専門技術者になる人はごく一部であり、その一部を輩出するために、全体に教育を施すのは無駄である

また、このような専門家(具体的に言えば大学教員や有名大企業研究職・技術職など)になる人たちは、全国レベルの有名進学校出身ほとんどである。そういう人たちは最初から学問への関心が高く、学校勉強など課せられなくても、勝手に才能を伸ばしてくれる。

それ以外で学校勉強が役に立つケース、つまり学校勉強きっかけで学問に関心を持ち、優秀な研究者技術者になる」などというケースは無視できるほど少ない。

まり、専門人材育成のための教育無意味である

続いて上記(2)も無駄である

第一二次方程式三角関数などを教えても社会に出てから使う人は皆無である。つまり無駄である

また、日本(に限らず先進国)の国民の約3割は小学校3〜4年生レベルの数理的能力しかなく、PCを使った基本的業務ができる人は1割しかいない。電磁波有害説やがん放置療法などの社会的に問題のある疑似科学を信じる人も後を絶たない。国家規模のコストをかけた教育の成果がこれでは、やる意味は無い。

そもそも数学理科に限らず、義務教育公民選挙について教えたって、投票率は半分もない。国民の3割は簡単な短文すら読めない。あらゆる領域学校教育コスト無駄になっている。

学校教育から数学理科を無くしたところで、何か問題が生じることは無い。

上に述べたように、研究者や高度な専門技術者になるような人は最初から優秀なのであり、学校で教えなくても、勝手に才能を伸ばす。したがって、学校教育から数学理科を無くしたところで、そういう人材が減ることはない。

また、国民ほとんどは、数学理科を習ったところでその素養日常生活の中で活かせていない。そして現状、日本にはそういう人たちにもちゃん仕事があり、ほとんどの人は不自由なく生活が営めている。つまり学校教育から数学理科を無くしたところで、職を得たり生活することが困難になる人が生じることもない。

2020-07-20

実効再生産数

とか、指数関数について民衆がわかっていないとか、マスコミ科学リテラシーの欠如につけ込んでミスリードしているとか、いろんなこと言ってるけれどもさ。

——そもそもの数値が無作為抽出による標本調査によるものではないと言う前提がある以上、感染者が指数関数的に増えているのか、保健所検査意欲が指数関数的に向上しているのか、それだけの情報ではどちらかを特定できない。

って言う、単純な事実があるだけでは。専門家先生だって、そこを説明すればいいだけなのでは。そこを渋るほど変な陰謀論煽りが増えるだけ。

2020-05-29

anond:20200529230719

本当に必要なら人払いして業務用のオゾン発生器でも使えばいいんだよな

まあ危険から科学リテラシーの低い人間が手を出すと死にかねないけど

2020-05-27

次亜塩素酸水のコロナに対する効果は国に検証されていないか自分では使おうとは思わないけど、それを危険から絶対使うな、ソースはここ!って、よくわからん大学先生のや一般人ブログを貼るのって、科学リテラシーがあるようで全くないよね。なんで効果がなくむしろ危険ってのは信じられるのだろうか。

2020-03-07

マスク不要論

専門家は断言しない。マスク効果はないと言うことができない。

効果は「限定的」とか「低い」とかそういう言い方しかできない。断言しちゃったら嘘になるから

そして、限定的ってことは役に立つこともあるんだな、低いってことは少しは効果あるんだなって考えるアホがあふれる。

典型的な偽科学誘導に引っかかるアホだ。偽科学に厳しいと自惚れてるはてブがこのザマ。笑うしかねえ。笑えねえ。

 

ここ1か月くらいマスク記事につくブクマを眺めてて思ったのは、普段はてブが偽科学に厳しいのは科学リテラシーが高いからとかじゃ全然なく、単純に科学という棍棒他人を殴れるからなんだろうな。

2019-07-25

京アニ事件ニセ科学容認するメディア社会が生み出した

京アニ事件、あれ、青葉真司容疑者は明らかに統合失調症だよね。

統合失調症は、人口の約1%が生涯の間に一回はかかる、非常に患者が多い病気日本全体で100万人近くいる。遺伝環境の影響は確かにあるが、可能性のある遺伝環境要因を全部取り除いても、発症率は大きくは下がらない。つまり、予防はできない。

定期的な投薬で症状を寛解させるしかない。これも個人差が多く、投薬ですぐになおって一生再発しない人もいれば、投薬すれば症状は緩和されるものの薬止めたらすぐ再発とかいうケースもある。

だが、薬を飲めば多くの人が一時的に症状はよくなる(良くならない人もいる)。

厄介なのは個人差が大きく、原因も治療法もとにかくハッキリしない病気だってこと。理解するのに科学リテラシー要求される疾患。

遺伝環境の影響はあるが、完全に遺伝環境けが原因ではない。遺伝環境があると発症率が何倍・何十倍になるとかいう報告はあるんだけど、「これがそろったらほぼ確実に統合失調症になる」みたいな原因もない。以前、統合失調症は「遺伝にあまり影響しない」と書いたら、「あまり」って書いてて影響することはあるということをにおわせてるのに、「遺伝関係するぞ!!!嘘をつくな!!!」みたいに粘着されたことがある。

薬で多くが寛解すると書いたら、これも「多く」って書いてあるのが読めないのか、「寛解する奴の比率はそんなに多くないぞ!嘘をつくな!!!」と粘着されたこともある。症状で薬を飲まなくなってしまう人の比率が非常に多い病気なので、薬を飲んだことが確認できた場合に症状がどれだけ寛解するか、の話をしているのか、薬飲まなくなってしま場合も含めてどれだけ症状が寛解するのかという話をしているのかで、全然意味が違う。

青葉真司容疑者が定期的に投薬治療を受けていれば、あん凄惨事件は起こさなかったかどうか…は分からない。分からないし、医者は「分からない」としか答えたくないだろう。だが、その可能性は相当に高い。おそらく、適切な投薬治療管理下にさえあれば、95%ぐらいの確率で、あの事件は防げたのではないか、と個人的には思っている。だが、この国の行政システム医療システムは、統合失調症患者に投薬治療を施すサービスがとにかく弱い。彼は生活保護などの経済的サービス享受できたが、せっかく薬があるのに、投薬治療サービスを国は彼に提供できなかった。そして、事件が起きた。

今回の事件で、ちゃん統合失調症患者に投薬治療を届けるような仕組みが出来上がればいいが、これも95%ぐらいの確度で、日本真逆の方向に進むだろう。「真面目な青年が突然アニメゲーム豹変」とか「幼少期の家庭環境が悪くて豹変」「被害者被害者遺族の感情」というストーリーが大好きで、ちゃんとした科学的な原因分析をしないメディアの食い物にされ、全く有効でない対策しかとられないだろう。そして、統合失調症患者を丸ごと悪者にする自己責任論が跋扈して、「あん凄惨事件を引き起こす人間に、タダで薬をあげて甘やかすとは何事か!」みたいな意見が通り、統合失調症患者に薬は届けられなくなるのではないか…と思っている。

そして、5年後~10年後に、第二の京アニ事件がきっと起きて、またメディア非科学的なストーリーを垂れ流して、世論統合失調症患者全体に敵意を向ける…その繰り返しになるのが目に見える。

2019-07-05

擬似科学科学的には正しくないが政治的には正しい

結局これに尽きるんだよね。

擬似科学って科学には反してるけど政治的正しさには反していない。

擬似科学ヘイトスピーチ歴史修正主義に加担した?してないよね?

擬似科学人達はわかっていないけど正しさって一つじゃないんだよ。

科学的正しさと政治的正しさのどちらに重きを置くか、ってこと。

そもそも擬似科学批判って被害者へのセカンドレイプマンスプレイニングトーンポリシングなんですよ。

お前たちは科学リテラシーのない知的弱者から騙されるんだ、って間接的に言ってるわけ。

あなた方にそのつもりはなくても被害者はそう受け取るの。これって政治的に正しい?正しくないよね?

逆に擬似科学弱者擦り寄っている寄り添っている。科学的に正しくないので問題解決しないけどその分不安感を軽減している。

まり擬似科学患者クランケ)に安心を投与しているんだよ。寄り添うってこういうことだよ。うんうん政治的に正しいね。

からない人はわからないだろうなあ。これ以上言ってもきっと水素水かけ論 水かけ論になるんだろうし。

2018-12-06

はてな村生物学科学リテラシー

頭わるわるだから偉そうなこと言えないけど、はてな村生物学に弱い。未だに意思を持って進化したように言ってる人がまだまだいる。EM菌おかしいと言うけれど、その場で調べずに説得力のある説明が出来ますか?生命倫理はよく議論してるようですが、議論の土台になる生物学を疎かにしてないですか?ジェンダー論がいつもホッテントリに上がってますが性についても生物学的なアプローチをすると面白いです。

かいところを言うとキリがないですが、高校生レベル知識はあった方が良いと思います。余裕があるなら大学レベル生物学習すれば、より高度なブコメが書けるでしょう。高校教科書は安くてオススメです。流し読みだけでも見方が変わるはずです。増田にもブクマカにも教科書は強く勧めます

2017-07-21

https://anond.hatelabo.jp/20170721225132

英語がカッコイイと思うあんたが低能なんじゃ

ちなみに技術者というよりある程度科学リテラシーがある人間は、例えば「はい」だとあやふやなので「YES/NO」「Agree/Not agree」という用語を使って、日本語潜在的存在してる「あやふや」な部分を消す習慣がある

英語にすると曖昧度が簡単に減るから

で、そういった歴史を踏まえての発言だよね?これ、よっぽどのバカじゃなきゃ常識だと思うんだが。

2017-06-28

https://anond.hatelabo.jp/20170626004348

多くの人たちは、研究者科学リテラシーの高い人が使っている言葉意味理解していない。

一般相対性理論より特殊相対性理論の方が後に考えられたと思っているし、統計的な「代表」を特別優れた例だと思っている。

追記

「多くの人たち」なんて根拠のない印象で文章を書いたら昼前に不毛な争いが起きてる。なにこれこわい。

別に私は理解していないことを馬鹿だとは思わない。

相違が分かればそれを埋めるための言葉を尽くせばいいだけ。

相手自分の言っていることの全てを理解していると勘違いして、話がかみ合わないまま無駄時間を過ごすより、それは有意義体験だ。

本当に馬鹿なのは自分の話が通じないと即座に馬鹿判断するその行為

これは学歴とか関係のないことで、個々人で見たら東大を出ていても馬鹿な人はいるし、中卒でも賢い人はいる。

2017-06-26

なぜ日本で基礎研究が軽視されるのか、2つの記事で腑に落ちた気が

先日ホッテントリ化した、口は悪いけど舌は鋭い増田

はてなの中高年は今井絵理子の発言を理解できない

あいつらは「批判」をすっごい悪いことって意味で使ってるの。
批判」は和を乱すとか喧嘩を売るって意味しかない。ケチをつける。因縁をつける。人の気分を悪くする。
批判は、すごくネガティブな、ピースフルでない、縁起の悪い行いなわけ。喧嘩とかケチ付けってことなわけ。

と、ここのコメントの1つ

研究者の頭脳と時間を、違うことに使いすぎている - 日経テクノロジーオンラインブコメ

基礎研究と応用研究政治家アカデミズム算数ドリルがまだ区別できておらず「基礎なんかすっ飛ばし最初から応用問題が解けた方が効率よいし偉くね?」って本気で思ってそうなくらい、基礎研究軽視だからなー
2017/06/24 17:10

2つが脳味噌の中で化学反応して、

なんで歴代ノーベル賞受賞者の面々が口を揃えて異口同音に「日本は基礎研究予算かけなさすぎ」って叫んでるのに、政治が一向に基礎研究への予算配分増に対して及び腰なのか、
一方で金欠だ振興費はもう頭打ちだと言う割に「チョコレートで脳が若返る」とかいう明治PRにノせられスライドだけ無駄に立派なトンデモ似非研究内閣府が飛び付いて、予算がすんなりタンマリ通るのか、自分の中で勝手に謎が氷解した。

いつもなら「選ぶ側の政治家科学研究学問に対して無知無理解から」「真偽を判断するだけの科学リテラシー知識が無いから」で済まされて、最終的に「日本の政治家がバカばかりなのが悪い」と結論づけられるが、
多分それだけじゃない。使ってる言語体系と価値観の相違も勘定に入れるべきだったんだ。

何が言いたいの?

まり内閣府の皆さんや現行の政治家の皆さんの多くが「基礎研究」「応用研究」の頭に付く「基礎/応用」という修飾語を、我々と違うニュアンスで捉えてるかもしれない、ってことだ。

・「基礎研究」と「応用研究」(大学研究機関
・「基礎問題」と「応用問題」(数学問題集

似てるようで全く異なる両者を、同じ意味イメージしていらっしゃる可能性が非常に高いかもしれない…ってことだ。

まり

「基礎研究というものは、延々と3+(-4)=-1… みたいな、計算ドリル初歩の練習問題を繰り返してつまづいている段階であり、それすらすぐ正答できないという事は無知で後進的で恥ずべきこと。
 基礎なんかはもうとっくに出来てる前提で、応用研究問題)がスラスラ解けるようになる事が到達目標であり良いこと。だから限られた研究予算は、基礎研究問題)なんかをいつまでもダラダラやってる子(大学)よりも、
 成果がすぐ見える応用研究問題)をいっぱい手がけてる優秀な子(大学)に優先して配分するよ!」…という盛大な勘違い価値観のまま、表彰対象を選んでる可能性がある。

…いやそれも「連中が無知なのには変わりないだろ」と突っ込まれるかもしれないが、純粋に知らないのと、知ったつもりで誤解したままなのでは話が別だ。
もし「基礎<応用」という上記のニュアンスで捉えている人が多かったら、科学者の"基礎研究大事しろ"の声が政治家に届かない理由も分かる。

"基礎研究なんて膨大な無駄の中からほんの少し凄いものが出てくるって世界(id:k_oniisan)"っていう正論も、「基礎の段でつまづいてるような出来の悪い子が、こづかい減らされるのを恐れて出来ない理由言い訳を並べている」
しか受け取られていないかもしれんわけだ。たまーに偉いノーベル賞受賞者先生擁護して同じことを言っても、「出来の悪い子を、自分の身内やお友達や生徒だからって庇い立てしてるだけだ」と見做されているわけだ。

他方、基礎を終わらせて、もしくは基礎を飛び級して、成果の出る研究、金になる研究、応用研究軸足を移し、先駆けて沢山手がけている子こそが優秀であり、高効率であり、限られた科研費の優先投資先として
相応しいのだと。そういうロジックで選んでるのだとしたら、民間企業協力のキャッチーな予備実験や仮説もどきの方が最先端研究だと持て囃されるのも実に納得だ。

そりゃ平行線にもなるわ。

書いてて絶望的になってきた。自分だけの思い込みかもしれないけど、これで科学立国とかマジで無理ゲーじゃね?

2017-06-28 追記

思った以上に賛否色々とブコメトラバを頂き、話題をすぐ畳むのが勿体なくなったので折角もう少し風呂敷広げてみよう(広げた後に収拾する気があるとは言ってない)

予算」という言葉も同じく、科学者-政治家間で定義がすれ違ってる説

id:outalaw 「予算」という言葉がすれ違っていそう。科学者たちは恒久的な人件費を含めているが、行政は一時的な雇用費や物品費こそ予算と捉えており、行政のいう予算は横ばいだが科学者のいう予算は減り研究時間も減っている。
id:death6coin トランプアメリカもっと低い次元にいそう/http://www.nistep.go.jp/archives/32530によれば予算的には減っていないが出どころが変化しており、研究者に成果へのプレッシャーがあるのではないかとの分析がされていた。

確かにその可能性も高そう。年度毎に補助金申請書を書き直さなくてもよい永続的フロー保障される事を要求する研究者サイドと、◯期活動分のキャッシュを確保することに奔走し、科研費増なんて出来るわけがない現実を見据えてる政治家サイド。
かたや「基礎研究への予算が増えない」と嘆き、かたや「予算は水準維持してる」と主張するのも、どちらかが嘘付きって事ではないはず。おなじ「金」のことを話してるんだからすれ違うはずがないと思いきや、両者の中で定義が違うままと。
で、河野太郎の研究者の皆様シリーズもまた、ブクマ上位によく来る人気エントリだが、結局できる事は"成果を生まない大型プロジェクトをつぶしてほかのことに振り替えるか、または成果を生まない研究者予算をほかに振り替えるか"
実際上記の通りプレッシャーかかってます

元々長期的視点つのが苦手な上に、科学技術振興予算の上限まであっては、短期的に金になる成果を優先せざるを得ない

*id:kaeuta 馬鹿にしたい気持ちはわかるが、今の政権経済産業寄りという点に尽きる気が。国民感情的に「膨大な無駄」が許される状況ではなく、基礎研究がすぐに金を生まない以上、金になりやすい応用研究が推進されるのだろう
*id:mainasuplus 増田にもあるけど、短期的に金になると想定される分野にしか研究費を突っ込みたくないのだろう。基礎研究文系学問研究費が落ちてこないのはほぼこれに尽きると思う。

予算は限られてて、社会保障費並の伸び率で野放図に増やすわけにはいかない。じゃけんせめて、振り分ける対象の厳選仕分け優先順位付けくらいきちんとしましょうね~ という大筋は正しい。
が、それでも「基礎研究に割り振る比率はもう十分与えたから、与えられた枠内で工夫するか減らすかしてね」には強く反対する。

また抽象的な例え話に飛ぶが、国民政府も喉が渇いてて、収穫すればすぐ生食できて喉が潤う万能フルーツ『成果』の大規模栽培を皆が渇望しているわけで。
収量予想や収穫期限コミットまで厳しくガン詰めされているので、使える湯水(金)も限られ、なおさら『成果』を優先栽培する以外に選択肢はないわけで。
でも、その『成果』を栽培するにあたって必須となる土づくりと肥料、その名も『基礎研究』…これは今すぐ食えるモノじゃないし成功保障も低いから、金かけるのは後回しにしてね。そう言ってるわけだ。
もしこれから科学事業を再び仕分けていくにしろ、まかり間違って奇跡が起き科学振興予算が倍増するにしろ、上記の思想ベースである限り、どれだけ湯水の如き金があっても、きっと土壌と肥料最後まで後回しで、
皆こぞって効率良い『成果』の密植技術開発に明け暮れるのだろうね。やがてサイエンスという土壌は、キャパを超えて過剰密植された『成果』に養分を吸われて徐々に痩せてゆき追肥もされないので
最期は何も生えない不毛の大地けが残りましたとさ。めでたしめでたし


省庁や官僚役人は流石にそこまでバカじゃないし正しい意味知ってるけど、敢えて政治家への啓蒙放置して状況を利用してるよね

これには強く同意する。事業仕分けとかで管轄範囲権益を侵さない限りは、知った上で正しく確信犯として野放しにしてる感


「基礎」って言葉が誤解を招いてるから、別の語に置き換えよう(提案

ボケ痴呆認知症」っていう事例もあることだし、たか言葉遊されど言葉遊び、形からでも変えてみる意味はあるかもね。
但し、「障がい者子どもメクラチビゴミムシダマシ」のように、無理に言葉狩りして理念が追い付いてない、仏像彫って魂入れずだと反感を買うおそれもあるね

2017-01-25

水素水アンチの方に質問です

水素水バカ発見器なのは分かったけど蛇口に取り付けるタイプ浄水器とかって水素水と同じタイプのものなのかな?

バカではないけどあまり科学リテラシー高くない親が実家浄水器取り付けてんだよね

http://anond.hatelabo.jp/20170124163902

2017-01-09

早野龍五のやっていることは決して科学手続きではない

今日この記事 http://bzfd.it/2jkl8zcホッテントリに入っていたが、正直言って早野龍五氏の科学者としての良心を疑わざるを得ない内容であった。

ところがブコメを見ると一部を除いて賞賛で溢れかえっている。未だに日本科学リテラシーが低いことを痛感した。

ということで、彼の主張の何が科学方法論としておかしいのか、挙げてみたい。

Disclaimer

この文章は、あくまでも彼の主張の問題をつくだけのものである福島安全かどうかというのは全く別の問題であり、ここではそれに関する議論は一切しない。

これでも噛みつかれそうなので一応書いておくが、別に私自身は特に何かを避けているとかはない。単に面倒だからだ。

例えばSTAP細胞ときに、たとえSTAPが存在したとしてもゲル切り貼りなどをした小保方氏はguiltyであるという主張は広く受け入れられたが、全く同じことである

たとえ福島安全であっても(その可能性はSTAP細胞実在するよりは遥かにもっともらしいとは思うが)、早野氏の科学姿勢は適切ではない。

福島とSTAPを比べるなんて失礼極まりない!放射能乙!と思われた人は論理的思考法が向いていないと思うのでブラウザバックを推奨する)

何がおかしいか

簡潔に書くと

Sr問題

これはブコメでも幾つか指摘が見られた。Srと言うのは極めて厄介な核種で、崩壊時にβ線しかさない。

β線γ線と異なり荷電粒子線であるので、物質中では前方散乱により極めて速くエネルギーを失い、かんたんに遮蔽されてしまう。

外部被曝という点ではこれはよい性質であり、我々はSrの影響を気にする必要はない。

しかしながら内部被曝ではこれは極めて厄介である基本的にはCsことなり、正確に体内のSrの量を見積もることはできない。

さらに厄介なことに、Srアルカリ土類元素であり、Csことなり生体での半減期が極めて長いことが知られている。

また、体内での蓄積部位も異なるので、影響も異なるはずである。今までの疫学調査でもSrは直接測定できていないわけで、Csほど信用に足る基準値は設けられない。

したがって、特に過去摂取について、WBC内部被曝とは一切の関係がない。あたかWBC銀の弾丸であるかのように書くのは重大な欺瞞である

食品に対しても同様で、Srの蓄積は注意深く扱う必要がある。全量検査では図ることができないからだ。

Srはあまり飛散せず、炉中に多く残っていると言われていることから汚染水はどうなっているか不明である

一応心配になった方のために厚労省資料 http://bit.ly/2iZ4M2u を挙げておくが、殆ど資料では検出限界を下回っているようなので、サンプルでの安全性という点では問題ない。

しかし、保証されているのはそのレベルであって、全量検査銀の弾丸ではないということに留意されたい。

別にサンプルしか見てないかダメだと言っているわけではないよ)

正しく事実関係を伝えることが科学の基本姿勢である

こういうソースがあって、このうちこれ由来の放射線は全量検査でき、ここであるモデル仮定するとそれ以外の放射線についてもこの程度見積もれる、というのが正しい科学である

WBC!全量検査!安全!というのではなんの説明にもなっていない。

もちろん現地でそういう説明をしているのかもしれないが、すくなくともこのインターネット記事を見るだけでは非科学的な説明しか見当たらない。

統計問題

そもそも、科学は白黒つける方法論ではない。統計学に従って、確率xx%以上でyyである、ということをいう手法である

なぜならば、ものを測って何かを予言する際には、次の3つの誤差が必ず発生しうるであるからである。すなわち、「理論誤差」「系統誤差」「統計誤差」。

高校中学で習う科学では、理論誤差はないものとして扱うが、測定時の機械による系統誤差および個人誤差は必ず生じる。

確率事象を測定することはあまりいか統計誤差には馴染みがないかもしれないが、生物の授業などで習ったのではないか

また、現実サイエンス世界では理論誤差は極めて重要である。上のように限られた情報(例えばCsの量)から何か(例えばSrの量)を推定する場合、必ずモデルが入り、それに伴う誤差が生じるからだ。

科学世界でも最も統計に対して厳しいのは、早野氏の分野である素粒子原子核の分野である

例えばCERNで見つかったHiggs粒子は5σ(99.9999426697%)以上の確率存在すると確かめられてはじめて発見と相成った。

しかし、彼がいまだかつて福島問題統計議論したことがあるだろうか?

「xx人を検査しyyであったのでモデルzz仮定すれば福島事故のせいでww病にかかる人は10万人中aa±bbである」というのが正しい科学的な言い方である

もしaaが十分少なければ、「1 / bb = nだから、nσすなわちcc.cc%の確率10万人いても誰もww病にかからない」ということができる。

ではなぜこれをしないのか?

私は全く専門外なので知らないが、おそらく疫学調査などではサンプルが少なすぎる、あるいは理論誤差が大きすぎるため、このような統計処理がうまくできないのではないだろうか。

また、「3σすなわち99.7%で安全です!」と言われても多くの人はむしろ恐怖を覚えるだろう。誰も1000人のうちの3人にはなりたくない。

(本当は3σで安全からといって3人必ず病気になるわけではない。ただ科学的には「わからない」というだけである。誤解なきよう)

最後の点に関しては100%早野氏に原因があるわけではなく、日本人リテラシーの低さも問題ではあるが。

しかしだからといってこれは全く言い訳にならない。仮にも原子核物理学者を名乗っているならば、物理学者としての作法を通すべきである

科学というのはこのように、いわば「歯切れの悪い」ものである。だからこそ、「水素が溶けた水はアンチエイジング!」みたいに歯切れのいいニセ科学が跳梁跋扈するのだ。

科学者ニセ科学に対抗するためにはきちんと科学流儀を通さなければならない。「わかりやすい」白か黒かの主張は、むしろニセ科学に歩み寄るものではないか

市民安心させるのは科学者ではなく政治家役割である

早野氏を賞賛するコメントでよく見受けられるのは、彼はアウトリーチを通して市民安心を与えているから素晴らしいのだ、という主張である

上の記事を読んでも伝わるが、早野自身も、市民安心させるという点は意識していると思われる。

しかしながら、科学者役割あくまでも観測対象客観的に見つめ、客観的結論を出すことである。その結論を見て本人がどう行動する、あるいは行動すべきかというのは、本人、あるいは政治家が決めるべきことではないか

もちろん市民安心を与えようというのが偽善だとかいうつもりはない。しかし、あまり対象に近づきすぎてしまえば、科学としての客観性が失われてしまう。

上で述べたように、あくまでも科学にわかるのは、「cc.cc%以上の確率安全」ということだけである。そのことと「絶対安全」の間には、大きな溝がある。

政治家が情けなさすぎるのか早野氏が科学者としての役割を逸脱しているのか、あるいはその両方なのかはわからないが、いずれにせよ「100%安全」というのは、科学者言葉ではない。

これが行き過ぎれば、100%STAP細胞があると信じて実験事実を捻じ曲げた、小保方晴子が再び生まれることだってありえないとはいえない

おわりに

何度も言うように、私は福島安全かどうかについては何も言うつもりはないし、この文章は何も言っていない。

ただ言っているのは、早野氏の言動には科学者として疑問を持つものが多いということである

なお、もしかしたら「東大物理の偉い先生が言ってるんだから正しいんだよ!」と思う人もいるかもしれない。

補足までに書いておくが、物理研究者福島言及している人のうち、早野氏のように「絶対安全」を繰り返す人と、ここで述べたようなきちんとした科学手続きを取っている人はだいたい半分ずつくらいである。

後者の方としては、東大の押川氏や、神大牧野氏らが「よいアウトリーチ」をしていると思う。

2016-12-04

公立学校教員について考えること

効率学校先生になって数年経ったので思ったことを思うつくままに書く。少し悪意がある。

私自身は他業種を経験してきた中途臨時任用講師である雇い止め構造のために正規雇用に比べれば、ボーナスなどで手取りが劣るが、

最近正規採用されることに魅力を感じなくなって来ている。

学校先生別に知的エリートではない。

殆ど教員大学卒だというのが信じられないくらい、科学リテラシーというものがない。

採用選考基準知的に優れているというのを考慮してないのだろう。そりゃEM江戸しぐさ蔓延するだろうし、かけ算の順序を自分で考えられない人間多数派になってしまうだろう。

子供のあしらいは上手い。だが、お勉強の教え方が上手いかどうかは、個人資質によっているようだ。体育会系の奴は本当にバカだ。

ただ、小中学生は体力と学力はそこそこ相関するので、体力を伸ばすアプローチ有効なのだと思う。向いてない人を辞めさせる構造がないのが問題なのだと思う。

学校先生は美しい日本語というのに興味がない。

会議で一人の人間が五分話したら、10回は「させていただく」を使う。「します」でいいだろ。五人が喋れば50回聞く。

電話の応対もガチャガチャである。ただし、地域によっては身内の教員に「先生」と付けなければ保護者が図に乗ってしまうので、身内に敬称を付けざるを得ないという構造もあるようだ。それでも醜い表現だと思うが。

学校先生時間がない。

忙しい上に残業という概念がある世界経験したことがないので、ほとんどの仕事気合いでやっている。効率化の仕方をしらない。

ほとんどの人が大学卒業したあと、先輩の仕事ぶりをあまり間近で見ないままにOJTで仕事を覚えていく。

その為、仮に大学で覚えそびれたとしても、先輩や同僚から学んで、或いは仕事をサボってブラウジングしてる間に身につけるようなPCの使い方を身につけていない。

コピーペーストを知っているのはましな方で、ショートカットキー、気の利いた検索方法を知らない。コマンドバッチを書いてデータバックアップを取ったりしない。

忙しさのせいで、自分磨き時間を作れていない。他業種の人と交流する時間を取れていない。同業種の人とくっつく奴ばっかりだ。バカなのだと思う。

残業をもらうということを若いうちに経験しそこなったために、自分の1時間価値というもの考慮していない。

そこそこ偉いということになってる管理職人間教育委員会プリントアウトでよこした元がHTMLベースであろう資料に書いてある数値をエクセル入力して、

円グラフを作っていたりする。ものは、全国学力テスト結果の細目だったようだ。どうだ泣けてこないか校長という人種もっと酷い。

あなたはこんな人々に導かれている大人集団にまかせて、子供がITを使いこなすビジョンを持てるか。

時間がないといえば、地域格差もあるのだろうが、平気で給食費を踏み倒そうとするPも居て、余分に手紙を書いて渡して、

電話を掛けて無視され、家庭訪問をして無視されるという対応をしている例などもある。子ども手当減らして国庫から給食費を出せばいいのに。

学校先生別に大して人間的魅力があるわけではない。

子供といえば、あらゆる書類子供と書いた表現を「子ども」と頑なに直してくる。バカなのだと思う。

文科省が省内の書類表記統一する通達を出したことも知らないのだろう。矢玉四郎サイトも知らないのだろうし、本を読まないか矢玉四郎も知らないのだろう。

そうだ。本を読む人間は少数だ。ほとんどはバカなのだ

殆ど人間一社経験しかしていないので世間知らずである

ほとんど唯一と言って良い、よそでできる経験というのが、教育委員会への出向である

こちらは、地方行政機関なのだから残業代という概念経験しても良さそうなものだが、現役教員との格差を産まないためか、こちらも二級市民的に

慢性的サービス残業を行っている。採用試験に落ちた人間来年度の講師やらないかという連絡を日曜日に掛けて来たりする。

お前が落としておいてその言い草はなんだ? 来年の働き手が足りないということが今わかっているなら、採用枠を広げればいいのじゃないかバカ死ね

そういう非効率的な働き方を経験してきた人間現場に戻ってきたら管理職様なのらしい。バカバカ言ってきたが、気の毒である

教頭という立場の人々の働き方は非人間的である。おそらく90%以上の教頭という立場人間過労死ラインの向こう側で仕事をしている。

労働組合地方格差があるようだが、有名無実化しているようだ。

仕事に追われた、余暇の使いみちをしらない人間的魅力に乏しい人を生み出す構造しかない。

学校先生はわりとちょくちょく心を病む。

自分自由になる時間を作らずに、非効率的仕事と向き合って会社の外に付き合いを広げていかないのであれば、調子を悪くするのも当然だ。

気の毒だがバカなのだと思う。

学校先生別にイノベーティブではない。

悪い意味保守的である冒険心がない。気の毒に50代になっても自分がなにかを変えたという体験をしてこなかったのだろう。

学校先生研究をしているということになっているがその準備に大わらわになる一方でその研究とやらを積み重ねている様子が感じられない。

刹那的というか、近視眼的というか、一年こっきりの思いつきを繰り返しているように見えてしかたがない。

その研究とやらの成果が仕事教育)に活かしにくい構造もあるのだと思うが、こんだけ毎年研究を繰り返しているのならば、教育技法というのが、どんどん洗練化されても良さそうなものだが、十年一日な進歩しかしてないように見受けられる。

都道府県別の学力格差というのがあるのなら、愚直に先進的な地方のやり方を丸パクリしてみればいいのだ。

学校先生は社内/省内キャリアアップというビジョンを持たない。

しかしたら、正社員であらせられる人々の中ではあるのかもしれないが、自分過去の実績と現職ポストを振り返って、ゆくゆくのビジョンというのを持ってない。

少数の士官以外が全員現場一兵卒という構造もあるのだろうが、自分の将来展望についての話をしない。そもそも、同僚ととりとめのない話をする時間をそれほど持たないようなのだが……。そして、人事の内示がでるのが遅い。

女性発言力はそこそこある。

ここは評価していいところだと思うが、地方格差もあるのか管理職の登用というところでは、グッと下がるようだ。

管理職になれば今まで以上に奴隷のようにこき使われるのだ。旨味を感じられなくてもしかたがないのだと思う。

これは言っておきたいが、子供の美醜について口にするのは圧倒的に女性教員だ。イケメンという言葉カジュアルで使いやすいというのも

あるだろうが、これが男性教員子供の顔貌についてあれほど口にだしてたらと思うとゾッとすると思うのだが、どうだろうか。

◯親はもっとバカ

もちろん、全ての親がということはないが、公教育の失敗例というのをまざまざと目撃してしまう。

そこそこ都会でさえこの程度なのだから地方については考えたくもない。

お前はどうなんだと言われると思うがそこそこのクズだよ。

2016-11-27

算数の掛け算は、金額×個数に決まってる

なんかさ、学者せんせーとかさ、知識人気取りのアホとかがさ、

ツイッターとかで、小学校算数で掛け算を逆にしたらバツというのはおかしいとかドヤ顔で騒いでるじゃん?

馬鹿

バツに決まってる。

なんでかって、義務教育から


そうじゃないと、将来大人になってさ、

例えばわかりやすく、物品の管理するとして、こうなる。


Aさんは、常にエクセルファイルを、物品名、金額(円)、個数(個)、合計金額(円)の順で管理していました。

たとえば、ペン、50、60、3000みたいに。

Bさんは、常に、物品名、個数、金額、合計金額の順で管理していました。

でも、どちらだとしても数学的に誤りではないので、上司も誰も何も言いませんでした。

ある4月、AさんはBさんの部署に異動になりました。Aさんはいものように、エクセルファイルを立ち上げ、今日購入する分を……。


確かに、異動して新しいところに来たんだから、ちゃんとファイルの項目名確認して慎重にやれよっていうのはわかる。

1日目は、慎重にやるかもしれない。でも、時間が経って、何も考えずルーチン的にやるようになると、習慣って馬鹿にならないよね。


日本全国で、色んなミスが多くなれば、少なからずそれって損失になる。

誰が悪いかはさておき、どうすべきか、パッと思いつく効率いい方法って、たぶん今思った事と同じっしょ?


それが、義務教育であって、社会で生きていくための教養だと思う。


それをさ、数学的に値が同じ〜〜って、馬鹿だろ。

んなこと、小学生でもわかるし、わかるからこそ逆にしちゃうの。

気になるなら、物理学科に行ってから、可換かそうでないかとかそういうの議論すりゃいい。


そういうセンセーとか自称科学リテラシー高い人に限って、逆にしただけでバツつけんなとか言ってるけどさ、

サイエンスコミュニケーション」って、「科学素養の無い愚かな一般人に正確な科学的考え方を啓蒙しよう」じゃないっしょ。

方向性として、たとえば、「科学的知見を、わかりやす社会に役立つ形で提供して、より良い社会にすること」でしょ?


から算数の順番は、それが数学じゃなくて算数で、社会で生きるための義務教育である限り、

なるべく統一されるべきであって、それが本人の役に立つと思う。


いくら科学が出来ても、社会に出て、○○さんの書類はぐちゃぐちゃで作り直さないと使えない、とか、

正確か正確でないかばかり気にして議論が進まない、とか、

そこの「ルール」よりも自分ルールにこだわってスムーズいかない、とか、

だって言われるの嫌じゃん? 頑張って勉強したのに、そういうことで批判されるの悲しくない?


てか数学するぶんにも、ルールちゃんと決めといた方が自分で後で検算やすいよ。

2016-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20160916062423

こんな平日の朝っぱらにトラバつくとは思わなかった

暇つぶしにでもなったなら幸い

おまえはポジショントーク意味を誤解しているぞ低能

そこで「築地市場は早々に移転するべき」として延べられている根拠以外に、より本人の利害に関わる理由が隠されている、そんなときポジショントークという単語が用いられる

言うならば「建前」という言葉が近い

解説感謝

何か良からものを隠しているのを感じ取れたぞ!って宣言なわけか。それこの話題で指摘する意味ある?

何の反論にもなってないぞ低能

煽ってごまかそうとするのは馬鹿丸出しだから早く卒業したほうがいい

山本一郎自身もよく使う手法ではあるがwww

「お前のカーチャンでべそ」みたいなコメントに「でべそではない。証拠は以下の通り。」みたいなレス返すのがここの流儀だったか

信用できるかできないかとか、好きか嫌いかみたいな価値観レベルの話に反論っぽい事するなら煽るしかなくない?そのコメントみたいに

全然

おまえの認識が歪んでるだけかと

マジ?じゃあタイトルに使えるだけ短く他の言葉で言うと何?

人のせいにしない

みんながC6H6の芳香炭化水素ベンゼンと呼ぶように、みんながあの対応ヒステリーだって呼んでたって話でしょ

人のせい?

小学生

普通そこは「ろくでもない何か」くらいの意味だよw

言いたいことは「ポジショントーク」といっしょだな

「ろくでも何か」かなるほどな

科学リテラシーの欠片もないマスコミとか国立競技場問題で札付きの建設コンサルタントとか共産党とか既に「ろくでもない何か」扱いしててそれ以上にろくでもない何かは考えてなかったわ。すまん

じゃあガチ議論すればいい

数値出てるのに議論も何もなくない?都の基準値では健康に害があるって議論

2016-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20160504130322

この勢いで、一般人が知らない水素水真実についても記述して欲しい。

と思ったが、科学リテラシーが無い人には理解不能ではないか

そして、学歴リテラシーが無い人たちに、いくらロンダ組の事を説いても無意味ではないか

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