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はてなキーワード: 勘当とは

2016-01-17

[]手塚治虫人形警官ブラックジャックより)」

★★☆☆☆

前置き

4巻2話。

あらすじ

道端に立つ警官人形あいさつをするうちに、人形仲間意識が芽生えた警官がいた。

老いた母親結婚相手を見つけてほしいと言われるが、

自分の融通の効かなさを自認し、生身の人間とは付き合えないとの考えから積極的になれない。

BJは軽い交通違反警官に見咎められるが、大目に見てくれたら手術してやるとの約束解放してもらう。

あるとき警官人形にいたずらをした輩を追いかける途中で、交通事故にあう。

BJ約束どおり手術をして無事成功

いきさつをプラスに捉える優しい看護師と付き合うことになる。

BJはついでに人形も治し、治療代は結婚式のご祝儀からくれと言って去る。

感想

生身の人間とは付き合えないって言っちゃう警官めっちゃ親近感・・・

と思ったら結局都合よく相手が現れちゃって幻滅しましたわ。

いやまあ物語上の都合はわかるけどさ・・・

おっかさんとの会話のところとかほんと自分とそっくりでものすごく身につまされる思いがしたわ・・・

かいこと言うと、自分がそう思ってるのに、人様からたらみっともないからやめてほしいって言い方で伝える母親が、

すごくイラときた。

普通かな・・・世間からおかしくないようにしたほうがいいんじゃないのって忠告するのは・・・

なんかテンプレみたいな独身男と年老いた母親のやりとりって感じだったか最初から生理的反感を持ってるせいかな・・・

ラスト、楽しげな表情で人形治療代を請求するBJも印象的だった。

ピノコor印象に残ったセリフなど

ねえ おまえ あの団地のワキに 立っている おまわりさんの人形ねえ いつもそうじを してるのかえ?

ああ……

近所の人がね おまえが あの人形に 話しかけてたって

ああ……

おれ あいつ 好き なんだ

でも なんか おかしいよ おまえも子どもじゃないんだし

あいつなっ 毎朝毎晩 会ってるうちに だんだん人形の気が しなくなってきてね

そりゃ わかるけど……

つい めんどうを 見てやってるんだ……

でもね 人さま から見ると みっとも なくない?

そうかねえ おれ 別に みっともないとは思わないけど

人形の世話やくのも いいけど…おまえ それより結婚の 相手でも見つけて かあさんを 安心させて おくれ……

だめなんだよ それが……

おれなー どうも うるさすぎるらしい ものごとに

とうさんに似たんだね

から 仲間にも あんまり評判よくないんだ

ましてや 女の子なんか できやしない

そう 思いこんでるんだよ おまえ

いいや…… おれ ダメだよ

こまったこと

おれ ナマミの 人間とは つきあえないんだよ

ふたりとも人形に 恩返ししなけりゃ いかんぜ

いわば この人形が おふたりをひきあわせたんだから

どうせ いずれ おふたり結婚するだろ?

結婚ときゃ ご祝儀が あつまるだろ?

十五万円 なんて 安い 安い!

ランキング 

1.ときには真珠のように

ふたりの黒い医者

古和医院

ピノコラブストーリー

ピノコ愛してる

六等星

二度死んだ少年

コマドリ少年

勘当息子

焼け焦げた人形

アリの足

はるかなる国から

えらばれたマスク

友よいずこ

めぐり会い

白いライオン

シャチの詩

つの

幸運な男

上と下

U-18は知っていた

なんという舌

人形警官

の子を殺すな!

閉ざされた三人

報復

目撃者

ある教師と生徒

万引き

タイムアウト

奇胎

からだが石に…

ダーティー・ジャック

2016-01-16

[]手塚治虫ふたりの黒い医者ブラックジャックより)」

★★★★★

前置き

4巻1話

あらすじ

金次第でいのちを助けるBJと、金次第で安楽死をとげさせるドクターキリコ

二人が偶然同じ患者相手にすることになった。

患者自身は、我が子にこれ以上負担をかけたくないとの思いから安楽死を望むが、

子どもは、母親を助けて欲しいとの思いからBJになけなしの貯金で手術を依頼する。

BJが手術をし、一度は患者は助かるが、手術後間もなく交通事故で親子ともども死亡。

哄笑するキリコの後ろ姿に、BJは「それでも私は自分が生きるために人をなおすんだ」と叫ぶ。

感想

キリコキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

いやーオラすげーわくわくしたぞ!

最後オチがまた憎い!単純に勧善懲悪?にしないどころか、

安楽死側にも道理があるというありがちなオチを避けて、

結局すべてが無に帰してしまったというどうしようもなく救いがたいオチ!!!

こういうのもなかなかクルね!!!

ポーカーフェイス崩れまくりBJもなかなかおもしろかった!

母親死にたい理由を聞いてるキリコが冷や汗かいてるのを発見した。

キリコキリコなりに何の後ろめたさもないわけじゃないんだなあ・・・

最後BJに、生きもの死ぬ時には死ぬもんだと中空を見つめながら厳しい顔してつぶやくキリコの顔。これが本心なんだろうな。

人間が生きものの生死をどうにかしようなんておこがましいとは思わんかねと同じメッセージ性やなあ

つーかこの話の中でも軍医だったことがきっかだって言ってるしね。

と金額がBJに比べたらめっちゃ安いわ。それもBJと違う点やね。


当時からキリコが一概に悪者とは思い切ることはできなかったけど、今こそキリコにいてほしいなあ・・・

俺も安楽死したい。

しかし4巻1話から飛ばしてくるなあ・・・

自分が生きるために人を治すと叫ぶBJと、哄笑するキリコの対比もすごくいい終わり方だった。

しびれるわ~

あとなんとなーくだけど、ぬーべーと玉藻っぽいなあと思った。ビジュアルも。

ピノコor印象に残ったセリフなど

おまえは 金しだいで いのちを 助ける

おれは 金しだいで 安楽死を とげさせてやる……

似たようなもんさ

生きものは 死ぬ時には 自然死ぬもんだ……

それを 人間けが………

無理に 生きさせようと する

どっちが正しいかね ブラックジャック

また 会おう!

ちくしょう!!

それでも 私は 人を なおすんだっ

自分が 生きる ために!!

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幸運な男

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ダーティー・ジャック

2016-01-15

[]手塚治虫「U-18は知っていた(ブラックジャックより)」

★★☆☆☆

前置き

3巻10話。

あらすじ

病人管理、診察や手術等すべてを一台のコンピュータで行っている病院があった。

あるときコンピュータの一部が故障

コンピュータ自分病気だと言い、患者人質に取り、BJを呼べと要求する。

BJコンピュータを「手術」する。

コンピュータは、人間医師気持ちが持てないことがわかったと話し、引退する。

感想

んー機械を「手術」か…

それはいいとして、コンピュータが、BJ質問した回答によって、人間医師気持ちがもてないことがわかったと言ったけど、結局どうしてそう判断したのかが描写されなかったかいまいち不完全燃焼

今回コンピュータの反乱って感じで患者人質にとってまで自分わがまま押し通そうとしたりしたしなあ・・・

十分人間らしさはあると思うんだけど。

うーん

あ、ワットマン博士はメチャシコだった。

まじかわいい手塚キャラでこれまでのスターシステムとは違う系統キャラだった気がした。

ピノコor印象に残ったセリフなど

――U-18は機械かもしれん だが 私を 信頼して 私にからだを まかせた!

から 私は 最後までやるのだ それが誠意って もんです

あばよ U-18 おまえさんも りっぱな 医者だったぜ

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ダーティー・ジャック

2016-01-14

[]手塚治虫勘当息子(ブラックジャックより)」

★★★★☆

前置き

3巻9話。

あらすじ

雪で列車が動かなくなり、

BJは村はずれでおばあさんが一人でやっている民宿に泊めてもらうことにする。

おばあさんは、自分還暦祝いに息子が3人戻ってくると話すが、

3人とも戻ってこない。

夜も更けた頃、勘当した四男が戻ってくる。

おばあさんが急に体調を崩す。

母親を治したいのがきっかけで医者になった四男は、

おばあさんを虫垂炎と診断するが、

BJは移動盲腸だと言い、自分に手術をさせろと言う。

手術後、四男とおばあさんは和解し、

四男は民宿開業することになる。

感想

くぅ~っ!!

久しぶりにシビレ!!!

いいね!

人情味あふれるBJ!!!

この話もなんとなく覚えてた!

ピノコor印象に残ったセリフなど

あんまりムチャ飲みしなさんなよ おっかさん

いいか……! 文句をいわず 私のやることを よく見てろ!

やらせなきゃあ 損だぜ

なにしろ 私がタダで手術するのは めったにないことなんだ

虫垂だの 農家の四男坊なんてのは やたらに切っちまって いいもんじゃないだろう

ブラックジャック先生! あ…もう いない

長居したって 一文にも ならんから

ランキング 

1.ときには真珠のように

古和医院

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二度死んだ少年

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はるかなる国から

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友よいずこ

めぐり会い

白いライオン

シャチの詩

つの

幸運な男

上と下

なんという舌

の子を殺すな!

閉ざされた三人

報復

目撃者

ある教師と生徒

万引き

タイムアウト

奇胎

からだが石に…

ダーティー・ジャック

2015-12-19

ゲイだけど腐女子が同情してきてうざい

お前らが思っているほど悲惨状態では無い

大して迫害もされてないし恋人にもフられない

親にも勘当されてないし圧力で別れさせられる事も無い

感覚10年遅いぞ

2015-12-03

カミングアウトって一大決心だったんでしょ?

たか10年ぐらい前に聞いた話では、自分ゲイであることを親にカムアウトするってのは重大なイベントで、場合によっては勘当されてもしょうがないとかそんな話だったと思う。

今もその辺はあんまり変わらないのかもしれないけれど、公にゲイ否定することはその人の社会的人生終了をもたらすことすらある勢いなわけで、もちろんそれは公の話しだから一人の親と一人の子供の間には適用されないのかもしれないが、否定されたゲイの息子が例えばツイッターに「親にカムアウトした。親父は激怒して勘当された」とか書いたらその親父は職場を突き止められて電凸されたりしちゃうわけじゃないですか。きっと。

ゲイの人にとっては劇的に暮らしやすくなったのかな?

日々新しい情報に接していない人、例えば老齢の父親とかはたかがこの10年の急激な意識の変化なんかにはついてこれなくて、そりゃあいろいろおかしな事にもなるだろうし、失言ちゃう政治家なんてのも出てくるんだろうな。とか思ったり。

タバコも似たようなところがあるよね。きっと15年前に定年したじいさんなんか感覚としてはオフィスのどこでもタバコが吸えて道にポイ捨てするのが当たり前だった気持ちをなかなか整理できないのかもしれないね

あんまり関係ない事を書くと重箱の隅をきれいにするのが大好きな人にホジホジされちゃうからこの辺でやめておこう。

で、タバコの話しはどうでもいいんだ。アホにもわかるようにしっかり書くけど、タバコの話しは「(定年退職などで)情報更新の流れから取り残された人にとって、ここ1020年の急速な変化についていくのは難しいかもしれない」という構造が似ていると思っただけね。

2015-10-20

EXILEを脱退した男について元ファンが説明する記事

「詳しい方教えてください。何故ボーカルの人は抜けたんですか?

YouTube金スマ見てて、理由に触れないし、ヒロがそれが彼の為にもEXILEの為にもなる。って突き放したように言ってて珍しいなって思って。

会社も辞めちゃったんですか?」

という文章を偶然目にして、答えたくなったので記事にした。

引用の文はガルチャンに載ってたものだけど、きっとはてなにも同じような疑問を持った人がいるだろうから

>>何故ボーカルの人は抜けたんですか?

脱退したボーカル名前は「SHUN

何故脱退したかというと、簡潔に言えば「方向性の違い

ただ、彼が脱退した経緯を「方向性の違い」という一言説明してしまうのは、いささか強引な気がするのよ。

それにこの記事を読みに来る人は、そんなwikipediaに載ってそうな薄っぺら説明よりも、「当時ファンだった人間のねちっこい観察」に興味があるんでしょ?

SHUNの脱退について語る上で欠かせないメンバーが居る。リーダーHIRO

現在EXILE現役引退だかなんだして、上戸彩キャッキャウフフ暮らしてやがる嫌なやつ。

HIROSHUNより12歳年上で、田舎から出てきたSHUNを毎晩食事に誘ってやったなんていうエピソードも持っている。

HIROSHUN関係は「社交的な兄と内向的な弟」もしくは「がさつな父親と繊細な息子」のようなものだった。

HIROは当時、32歳の売れないダンサー。以前は別のグループ一世を風靡なんかしちゃったものの、今ではただの貧乏中年

何より望んでいることは「もう一度芸能界の頂点に立ちたい」という事だった。

SHUN田舎から出てきた20歳。18で興した会社がノリに乗っていた最中に、「やっぱり歌手になりたい」と上京した男だった。

掲げた目標はただひとつ。「自分の唄をたくさんの人に届けること」

HIROは金が欲しかった。SHUNは仲間が欲しかった。

二人の目標は完全に合致していた。

HIROSHUNが手を取り合っていた時代はすごかった。ひと月に3枚のシングルを出すという無茶苦茶な計画を立てれば大成功を収め、事務所株価を上昇させた。

2003年には紅白歌合戦にも出場。ミリオンセラーも出した。EXILESという後輩ユニットも結成した。

金が欲しい男は金を手にし、仲間が欲しい男は仲間を手に入れた。何もかもが順調に進んでいた。その影で、崩壊の時が近づいていた。

二人の関係に亀裂が生まれたのは2005年EXILEの人気が緩やかに衰えた時期だった。

2003年2004年連続して紅白に出場していたEXILEが、その年には出場できなかったという事でいくらかの想像はつくだろう。

ヒットが続かず、後輩ユニットは人気が出ないまま消滅した。

この頃に、HIROSHUN意見が合わなくなる。

HIROコネとツテを辿り、再起のために努力した。秋元康に詞を書いてもらい、有名不動産会社(※1)のCMも取ってきた。

しかSHUNはそれを受け入れず、秋元康の詞について「心を込めて歌えない」と反発し、仕事をバックレるなどもした。

SHUNが常に主張したのは「応援してくれるファンを裏切りたくない」ということ。

SHUNにとって必要なのは金でも人気でも無かった。ファンとの間に硬い絆があるという確信SHUNは求めていた。

それをHIRO理解できなかった。芸能界のどん底を経験してきたHIROにとって、人気よりも自己満足を取るという判断は受け入れがたいものだった。

かくしてHIROSHUNは不仲になる。2006年3月ボーカルSHUNは脱退。2008年には事務所から移籍した。


現在SHUNソロアーティストして活動EXILEへの反発から華やかな芸能界を嫌い、テレビに出ない、チャラチャラした仕事は引き受けないという姿勢を貫いている。

HIROHIROSHUNを嫌っている。いわば「勘当」というやつで、家業を継がない息子を嫌うようにSHUNの事を嫌っている。(※2)

以上がSHUN脱退を取り巻く一連の流れである

今後どのように事態が変わるのか、古いファンは胸を熱くして見守っているよ!!

ちょっとEXILEに興味が出た人は、今すぐYouTubeで「exile kiss you」(※3)などで検索しちゃえばいいじゃない。

芸能界最大の親子喧嘩を一緒に観察しようよ!!



※1…この不動産会社とは、泣く子も黙るダイナシティのことである

※2…その横で「もういいじゃないですか」と仲を取り持つ奥さんがATSUSHI

※3…初期EXILEの中でもイチオシなのでさあ検索だ!

2015-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20150623033934

弟がネットビジネスにはまってた。似た状況の気がするから書いてみる。

といっても何かと苦労していたのは同居の両親だったけど。

友達いないのは同じ。

上司的な指導してくれる人に心酔していたのも同じ。

友達がいないから本音を打ち明けたり気持ちを分かってくれたりするその人に心酔してしまったんだと思う。

実際のところはお金を巻き上げるシステムにまんまと組み込まれただけだけど。

割と純粋なやつを騙して食い物にしてるってのが一番許せないところだった。

ネットビジネスは人に売らなきゃならんので、せめてそのころ趣味で作った遊び仲間だけは勧誘するなと言っておいた(本人は友達とは認識してないようだったが、それでも大事だとは思ったので。その関係が今も維持されているのかはわからない)。あと家に迷惑が掛かるから近所や職場勧誘するなとか。自分はそれくらいしかしてない。今振り返ればなぜかその辺は聞き分けがよかったな…。

親の方は家に販売物が運び込まれてくるし自腹で何十万もする販売に必要小道具を買ったりで相当怒ってたみたい。父親が勘当だ!とまで言ったらしい。

どう考えても両親の平穏が保てそうになかったので、ずっとパラサイトなのもよくない原因だろうしと「ほんとに稼げるなら一人暮らししろ」と言って家を出させた。

(なんか書いてて聞き分けの良さが気持ち悪くなってきた…)

結論を言えば、そのうち薄々稼げないことに気付いたのかやめていた。一応現実は見えていたみたい。

でも指導者のことだけは悪く言うな大事な人だ、みたいな感じで今も心の中に残っているらしい。父親は一度やつが家に挨拶に来た時塩撒いてたけどな。

上の増田は、後ろめたいやつは会わないだろうと言ってるが、こちらの指導者?は正々堂々としていた。会いに来てあわよくば家族も巻き込もうとしたんだと思う。どこからツッコミどころのないまともな人間ですよとアピールしていたみたいだし、だからこそ弟も心酔したんだと思う。

新興宗教などは、相手の意見を聞かずに問答無用で拒絶することも必要だよ。元増田の例がどんなのかは分からないが。相手の話を聞くということは、相手に都合よく作った土俵に自ら乗ってしまうということ。やつらは言いくるめるのが仕事なんだから相手の理屈に乗ってしまったらまず勝てない。「まず話を聞いて、その上で判断して」という訴えにほだされるのは危険。「言い分は聞かないとな」というこちらの善意を堂々と利用する。付き合う義務はこちらにはまったくないよ。

心酔する様子は正直気持ち悪かった。新興宗教と同じだと思う。

両親が創価学会を信じているのと同じだと思ったよ。両親は断固拒否するだろうけど。

同じ血を分けていっしょに育った自分もそういう気質があるのかと思うと気持ちが悪い。

から見たらおかしからくりにすぐ気付くのに、自分にとって都合の悪いところは見ようとしないのが厄介だった。世間おかしいと言っていても直接聞いた自分のほうが正しいってスタンスだった。

いくら言っても無駄だと思ったので、せめて借金はしないようにとか友達勧誘しないようにとか、なるべく後に傷が残らないようなアドバイスしか自分は言えなかった。

家族みんな、半分勉強代だと諦めてたよ。数十万は確実に飛んでたと思うが本人のお金だし。

とにかく地味にでも働きかけを続けたら、何かしらおかしいところに気付くんじゃないかな。時間がそれなりに解決してくれると思う。

弟には友達作れといいたい。やたら他人バカにすることがあるけど、あれは仲間に入れてくれない入れない寂しさの裏返しだと思う。

そういうところにやつらはつけこんでくるからな。

http://anond.hatelabo.jp/20150623033934

大学を出て就職もしている兄弟等身大抱き枕に嵌まった。抱き枕の裸体に恍惚としている日記メモ家族が見つけたことで発覚した。本人にはまだ何も言っていない。

友達旅行に行ってくる」と言い留守にしていた期間と即売会イベント日程を照合してみたところ、交通費数万のイベントに何度か出ているようだった。

イベントの内容は、「俺の嫁を探せ」系で、ネットに載っている限りの情報では違法性はなさそうだった。

ただ、人の弱みにつけこんで金を集めているのだとしたら実に巧妙だと思った。金額も、ネットで見る限りの情報では法外ではないし、細々と騙して食っているのだとしたら上手いやり方かもしれない。

そして困っているのは、販売元や絵師名前が、検索できないような(他に有名になっている同名称がある、特殊記号を使っている)名前になっていたことだ。

そういうことをするというのは後ろめたい何かがあるのだろうとは思うのだけど、家族としてどう対応すればいいのか分からない。

兄弟は、20を越えているというのに親に叱られれば怒り喚いて部屋に閉じこもるような人間(なお自分は話しかけても無視されるのが10年近く続いている状態→以前ケンカした際に言われたことを信じるなら、自分だけ浪人しないで良い大学に入ったことが気に入らないらしい)なので、腰を据えて話をすることができないのが問題である家族の知る限りでは学生時代の親しい友人もいないようなので、話を聞いてくれそうな人も近くには見つからない(だからこそ抱き枕にはまったのだろう、とも思った)。

今後、状況が深刻化したときにどうすればいいのか分からなくてつらい。

他の事象に置き換えて考えてみると、

当人の好きなようにさせてやれば とも思った。

家のお金を盗むとか、借金してまでやり始めたら別居なり勘当するなりしか無いとは思うが。

2015-04-06

社会福祉という贅沢

福祉は贅沢品であり、国が貧しいからそれを削るという話なんだが。

「いざ自分貧困世帯に落ちたら」とか言って生活保護擁護する連中は能なし。

いざ自分がその立場になったときに、削らないといけないんだったら削るしかないし、止めるしかないなら止めるしかない。

想像力働かせるのはお前。お前を養う金なんかねーよ!って勘当されてんだよ。自分の足で立って生きろってアレも言ってるだろ。

2015-03-21

自分のやる気はいつになったら出るのだろう。
から勘当されたら出るのだろうか。
食うものに困ったら出るのだろうか。

「やる気が出ないから動けないんじゃない、まず動いてみるんだ。
やる気はあとからついてくる。」
きっとそうなのだろう。

とてもつらい。大学生であることが申し訳ない。単位なんてふたけたも取れてない。
いきられない。世の中を舐めきっているんだ。

自分の理性」と「自分の行動」の差が激しすぎておかしくなりそうだ。いやもうおかしいのか。

いきられない。

2015-02-04

勝手公認にしといてだめだったから閉鎖しろとか

あーあ、今までの活動もなかったことにされそうだ。

から見たら無駄にあってもややこしいだけなんだろうな。

見る人のことを考えたら放置しておくべきじゃないんだろう。

(または停止しましたとか書くとか。)

活動した側としては、そもそもいつの間に公認にしやがったんだよという気持ちでいっぱいだが。

勝手公認にして効果がないと判断たか勝手に公開停止しろとか。こちとら義務ではないし頼んでもないし、公認になった経緯も知らないし。公認としての活動量の条件も提示してなかったんじゃないのかよ。

ややこしいから公開停止というのは分かるけど、アーカイブとして参照する人はいるのでは。そうすると停止と宣言するほうが正しい気もするが。ダメだったら消すのスクラップアンドビルド方式なのか。

最近、「なかったことにされる」ことについて考える。

ろくでもない勘当された兄弟の話を、自分が連れてきた彼女に何の前触れもなく話されて彼女が口きいてくれないという話とか。

その親はいくら勘当した兄弟でもいなかったことにされるのは嫌だと思ったのかな、と思った。

まあそれとこれは違うか。

2014-10-09

銀の弾丸は無いが、みなソレを求める

少子化に歯止めがかからないが、先進国なら当然だ。

恐ろしく子だくさんも家庭も居れば、主義として子供を作らない家庭もある。

それぞれの時代に、勿論色んな主義の人はいるが、社会的に「1つの正解」がプレッシャーとなると、大抵の場合それに従う。

まりだ。特殊な人が10%いて、うまくいかない人が10%いて、残りの80%の人間が、「社会的な正解」に従うとすると、

例えば、「父が働き母が家事をし、子供は3〜5人で、男子一生の仕事として滅多なことでは職を変えず土地を離れず」とすれば、

本来そうしたくはなかった人達をも巻き込んで、それが世の中の主流になる。

先進国は、当然人権がある。

国のために人民がいるのではなく、人民のために国がある。

貧困差別は無くす方向に向かう。

多様な価値観肯定される。個人が尊重される。

女性が働いても良いし、子供貧困には晒したくはないし、個人の自由尊重されるし、社会的な「押しつけ」はますます減る。

先進国人権尊重し、個人個人の価値観尊重するのだから当然だが、「XXまでに結婚しなければ」と言う押しつけは減る。

まりだ。特殊な人が10%いて、うまくいかない人が10%いて、残りの80%の人間が、それぞれの人生を生きはじめる。

まりは、子供を3人以上産む家庭は、とても少なくなる。

当然だ。元々そうしたくなかった人達に、自由が与えられたんだから

子供貧乏をさせたくないと思う人達が増えたんだから

から少子化先進国人権尊重副作用なんだと思う。

効能だと言っても良い。「子供を産む義務がある」と強要されない権利からだ。

この環境では、銀の弾丸は無い。

65歳で強制的安楽死させて、次世代にその分のリソース資金労働力)を回しても、

「65歳で死ぬなら、自由に生きよう」と思う人が増えるだけだ。

本気でどうにかしたいなら、3人兄弟や5人兄弟普通にするしかないが、

親が子に尽くし、子が親を支える社会は、もうやってこない。

虫垂だの農家の四男坊なんてのはやたらに切っちまっていいもんじゃないだろう」とブラックジャック勘当息子の回で言っていたが、

この時点で、息子達は田舎を出てひとりは東京、ひとりは大阪、ひとりは福岡と、還暦の祝いにも姿を見せない。

昭和52年3月21日号の週刊少年チャンピオンだ。

農家の4人の兄弟達は、同じく4人ずつ兄弟を家庭に迎え入れただろうか。東京大阪福岡で、できるだろうか。

たぶん、地方税たる固定資産税を全て国が召し上げて、土地の買い取りと都市への移住推進、

新規建築マンションの、父母兄弟4人の6人家族以上向け物件のみの建築許可のような、

人権を触らない形で、国民事実上強要する政策が無ければ、無理ではないだろうか。

そしてそれすらきっとライフスタイル強制として非難の的になり、先進国でその批判は正しい。

からもう、先進国少子化は避け得ない。

たぶん、あと30年もすれば自然に(限界集落が消滅集落となったように)都市は集積化し、地方は老人と趣味人だけになる。

3人以下の兄弟しか居ない家庭は、現在DINKSの様な目線が向けられるように「啓蒙」が進むだろう。

それでもきっと止まらないし、人口は減り続けるだろう。

銀の弾丸は無いが、人狼は街へやってくる。

2014-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20140921090015

たとえば、子供意見尊重するとして、

中学受験なんかしたくない、ふつう中学でいい」

と言い出そうものなら勘当するのが元増田なんだよな。

子供意見なんてどうでもいい。あるのは自分にふさわしい娘になるかどうか、それだけ。所有物。

2014-08-27

ドラムのせいで審査落とされたw

すまん。おれ親が金持ちのヒキニート。

親に1億円もらって、それを運用しながら一人暮らししてたのね。

まあ、体のいい勘当みたいなもん。

 

んで、都内で良い物件を見つけたから引っ越そうと思って不動産屋行ったのね。

家賃10万円ぐらいの割に、かなりシャレオツでカッコ良くて内装も奇麗だったから気に入った。

都内と言っても、ちょっと田舎っていうか駅から遠いとこね。俺駅とか関係ないから

 

今回は諸事情から親パワーが使えないので審査心配だったけど、

通帳見せたら営業もノリノリで内覧とかさしてくれるから、もう大丈夫だと思った。

 

油断。。。っていうのかな?

そんなもんが出てた。ちょっぴり。

 

不動産屋には見栄張って外資系金融機関退職後に自分資産運用しながら喰ってるって設定にした)

 

営業「その歳で投資家って良いですねー。うらやましいですよ」

俺「いやー、そんな良いもんじゃないっすよー。大損した時なんてすごいストレス溜りますよー」

営業「へー、そうなんですか。ストレス発散はどうしてるんですか?やっぱり美味しいものとか食べてるんでしょー?」

俺「いやー、俺ヒキコモリっていうか、レストランとか怖いんで、ひたすら家でストレス発散してます

営業「家にずっと居てストレス発散なんてできるんですか?」

俺「できますよー。俺趣味ドラムなんです。ドラムは良いですよー。俺夜寝れない事が多いんですけど、そんな時はいつもより激しく叩いてま。。。あ、いや電子ドラムから音はそんなに出ない、ような気がしますしおすし」(だんだん小声)

営業「へ、へー、それは良い趣味ですね。。。。」

俺「。。。」

営業「。。。ちなみに、いくらお金持っていても、あの言いにくいんですが、無職と同じというか、保証会社判断審査が落ちる場合もありますので。。。」

俺「。。。はい。。。」

 

その後車内はお通夜のようになり、他にもなんやかんやあって、見事不合格

おれは死んだ。いま天国から書き込んでる。

2014-08-22

人間として最大級嫌悪を捧げます

見てるかなー見てなくてもいいんだけど、ホットエントリ入りすればきっとあなたのことだから見るんだろうね。そこのあなたですよ、あなた

どの面で家族に会いに来たいのか知らないけど、本当厚顔無恥ってあなたのことを言うんだと思います

親戚への借金寄生した彼女ポイ捨て、嘘の経歴で会社を騙す、妹への暴力行為エトセトラ

過去のことだとお思いかもしれませんが、決して過去ではありません。

から自己啓発本を読み漁っては、やれ「日本は~」やれ「世間は~」やれ「海外では~」と言うけれど、なぜあなたは今も日本生活するのでしょうか。さっさと海外に行けばいいのに、それでもあなた日本にいるんですね。

自己啓発自意識高い系男子を気取るのはいいですが、DVをした事実は消えません。そして彼女を捨てた行為も、返さなかった借金も。

親戚も家族も大人なので、あなたが会いに来る時には人間として優しいですが、実際には疎遠も疎遠です。親戚があなたをどう言っているか、それは伝えないでおきます。伝えてもあなたは認めず、理解もせず、経験としても受け入れないでしょうから

何度も何度も何年も何年も殴られ、蹴られ、罵倒され、両親のいない家で一人手錠まであなたにかけられていた私の気持ちをあなた反省しているようですので、改めて言います

近づかないでください。話しかけないでください。視界に入らないでください。会話のネタにもならないでください。一生をもって、このまま永遠に勘当されてください。

反省していれば許されると思っているのですか。あなた反省は何回目ですか。反省さえすれば、私の恐怖と怒りは欠片でも和らぐとお思いですか。

今ははてなダイアリーすら書いていらっしゃるようで、本当に気持ち悪いことこの上ないです。気持ち悪いあなたにはお似合いだとおもいますが。

人として、あなたを拒絶しています。気付いてくれたなら近づかないでください。同じ空気を吸うことすら苦痛で、吐き気を催すので。

2014-08-18

結婚しようずっと一緒にいよう

一緒になったら自分の小遣い稼ぐ程度働いてくれたらいいよ

俺頑張って稼ぐから今年中は独身を謳歌しよう

かいっていた彼氏

実はあまり稼ぎが良くなくて共働き必須だったとか

実は最近まで親に勘当状態だったとか

実は束縛するタイプで付き合い始めてから全然独身謳歌できないとか

実は都合の悪いことや自分の思い通りにならないと逆ギレするとか

あいろいろあったけれど

もう君の態度に我慢できない

何故こちらの言うこと否定ばかりするのか

次誰かと付き合うときは汚い言葉を使うなと言われた

そりゃ否定するよ

金ないから借金していい?とか

おすすめ資格聞いたら難関資格薦めてきたり

今度車買い換えるときはあの車(今の車の3倍位の値段)欲しいんだとか

ぼくアイス食べたいから君も同じの食べて、とか…私今食べたくないし…

運動苦手なの知ってるのにダイエットなら10キロくらい走ればすぐ痩せるよとか

汚い言葉あなたも一緒に使ってるじゃないかとか色んな思いを凝縮して

私みじめだね結婚決めて親にまで会わせた人にこんな振られ方するなんてね

次付き合う人ってなんだよはっきり嫌いだから別れてくれって言えよって言ったら

そういう自分がみじめだと思うようなところが嫌いだと返されて

今私を惨めにさせてるのは誰だかわかってんのか!!

って思わず叫んだ日曜の夜

2014-04-16

勘違い連載「年収1000万円のレベル感」へのツッコミ

はてなホッテントリに「年収1000万円のレベル感」という勘違い連載がスタート

http://den.posthaven.com/

しばらくはこの勘違い連載で楽しめそうだな。

ということで、連載2回目にしてツッコミ

★どうも広告代理店系の人種は、強引にペルソナを一本化する傾向にある。

 直近では博報堂ファスト風土住民を一律で「マイルドヤンキー」にペルソナ一本化したような事例があるが、

 このブログ主も「年収1000万円プレーヤーペルソナ」を強引に一本化しているところがイタイ

 実際には

 ・実家東京地方か?

 ・共働き専業主婦独身か?

 ・子供はいかいないか?

 ・理系文系か?

 ・インドア派かアウトドア派か・・・

  で、ペルソナは全く違う。

 一番のペルソナ差異

 「自営経営者か、サラリーマンか、ライセンサーか?」だろうな。

ブログ主港区辺りの外資系金融に勤務と思われるが、自身の周囲のペルソナを、

 強引に「年収1000万円のペルソナは皆こうだ!」と決めつけている点が、実にイタイ

★連載2回目にして痛さ爆発。

 「独身1000万円プレーヤーは、皆港区に住んでる」ような書きぶり。

 断言しよう。都内独身1000万円プレーヤーのうち、港区在住は1割もいない(但し妻子持ちだと違う)。

★そもそも

 「独身1000万円プレーヤーの半数以上は、親が首都圏にいる」ことをブログ主忘却している。

  実家八王子横須賀のような「奥地」なら兎も角、実家三鷹とか松戸なら、

 1000万円独身プレーヤー港区に家を探すようなことはせず、普通に実家から通ってる。

 勿論「港区に家を借りようと思ったら、借りられる」のであるが、

 「わざわざ借りなくても、親の家から通えばいいじゃん、家賃が浮くし」と合理的に考えるのが、1000万円プレーヤーである

 それをわざわざ家を借りる(買う)のは、よほどの見栄っ張りか、親に勘当されたかである

 

★では「地方出身の1000万円独身プレーヤー港区に住んでるか?」といえば、それも違う。

 外資系金融はいざ知らず、日本大企業官庁なら寮・社宅・官舎がある。

 地方独身はまず社宅等に入る。

 で、社宅等はまず港区なんかにはない。目黒区世田谷区杉並区辺りにある。

★また、

 「大学時代高井戸アパートに入居したから、社会人になってからも、そのまま高井戸アパートに住む」的な人もいる。

 一方、学生時代からいきなり港区に住む人はいない。

★つまり独身時代から港区に住む」というのは、

 外資系金融業界人か、テレビ広告代理店業界人か、限られたセカイなんだが、ブログ主にはその自覚がない。

★あと、単身者だと、年収1,000万円なくて年収600万円程度なのに港区に拘って住もうとする人も、中にはいる。

 むしろ年収1,000万円クラスの人の方が、住む場所にはそんなに拘ってないような気がする。

港区に高年収層が住むキッカケその1は「結婚共働き」。

 共働き時間がないから港区に住む。専業主婦田園都市線に住む。

 キッカケその2は「子供が出来た」。

 独身時代にあまりカネを使わなかった1000万円プレーヤーは、反動で「子供の為には湯水のように使う」。

 教育の為に港区湾岸マンション買うのをいとわない。

マイルドヤンキーの対極になる)トカイイシキタカイ民、タワマン空中移動族の出来上がり。

2014-04-11

ノイタミナの新作アニメ、見なきゃよかった

アニメは割と好きだからよく見る。

ノイタミナ枠でピンポンやってたから、見た。

窪塚懐かしいな〜こんな話だっけ?全然覚えてないなーと思いつつ。


ピンポンが終わって、次に萌え系のアニメが始まった。

埋蔵金がどーのっていう。

新しいアニメだし、ノイタミナから見るかってチャンネルそのままにした。

ノイタミナだしオリジナルアニメかな?って。


主人公勘当されて一人暮らしのために新しい部屋にやってきた・・みたいな始まり方だった。

女の人が出てきたときに胸ばっか見てて、何こいつキモいなと思って見るのやめようかなって思った

そこで視聴やめればよかった。後悔。

ノイタミナから・・・と思ってそのまま見たんだよね


そのあと主人公が、同じ部屋に住むことになった女の子プロレス?を始める。

もうアングル性的

うわー・・・って見てたら、主人公の指が女の子の胸に触りそう、触りたい!みたいになっていってドン引き

マジキモかった

そこで見るのやめた。

見なきゃよかった。

昔男にセクハラされたこととか思い出して、気分が悪い。

ノイタミナってああいう感じだっけ・・・


オリジナルじゃなくてラノベだったのかな?

ラノベの全てがキモいというつもりはないし、萌え系の全てがキモいというつもりはないけど

ラノベ系、萌え系は視点があまりにも男性向けすぎる作品が多いよ

2014-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20140123032543

境遇が似ている

ただ、自分は弟はかわいいと思えなくて、いま大卒一年目にしてニートになっていて母親が姉の自分愚痴を垂れるのでかしましく思っている

宗教は信じていなかったけど、大学は母が喜んでいるのがうれしかったので名前がまんまの大学に入ってしまい、卒業はしたものの、何を学んだのかよくわからなかった

同級生に二人か三人かくらい仲良くなれたひとはいたけれど、大半は情熱的な姿勢についていけずに距離を置いていた

いまもときどきFacebookで関連性のある投稿の内容を見るたびにげんなりした気分になる

学校は間違えてしまたかもしれないと思ったけど、地方から実家を出てひとりで暮らし地元ではない場所でぐだぐだな生活を営めたことは良かったことだと考えている

母に首をしめられたことは自分もある

中学生ときだった気がする

でもすぐにはなしてもらったからあのような鮮烈な記憶にはなっていない

いま思い出しても、あれだけでもこわい記憶で、この親には注意が必要だと思わせるには十分な根拠のひとつ

父は自分とはまだ話が合う

だが父は長年まともな職業につけず、ずっと母親から稼ぎが悪いし家のことも手伝わない、向かいの家の旦那さんは市役所勤めなのに家のことを手伝っている、云々と散々けなしてきたので、母が好きな弟は徹底的に父を嫌っているが、宗教についてのことを抜けばまだ話ができる

いきなり母の実家旅館をつぐためにほかの地方から出てきて、結局旅館が務まらず、清掃業をメインに働いてきたひとだ

(余談だが、母方の旅館は間もなくたたむことになり、跡地に実家である我が家と母方の祖父母の家がある)

母は父のことを稼ぎが悪いといい、いつも彼女の母、つまり自分の祖母に金を無心していたらしい

それなら自分も働けばいいのにと今なら思う

そういうと、働いていたという

新聞配達もしていたし、ほかにも働いていたという

でもなぜなんだろう、自分記憶の中には母が働いていたという記憶が少しもない

母に関心がなかった

自分のことで手いっぱいだったかなのだろうか

よくわからない

弟もまた自分と同じ母の望む大学卒業したけど、案の定働き口を見つけられていない

彼は母の、この地域部落が多いから人間性がよくない、引っ越したい、という発言をうのみにして、大学を出たらそのままそこで就職すると言って出ていったはずだった

だけど結局家に戻ってきている

彼と自分は姉弟だが、お互い連絡先を知らない

そのくらいにはお互いとかかわるつもりがない

先日、五年ぶりくらいに両親にわかるように彼の現状をいろいろ話をしてあげてほしいと話しかけたが、それ今じゃないとだめ?とすこぶる億劫そうに面倒くさそうに布団の中から返された

彼の学費の援助もしたし(本人は学校をやめると言っていたようだが)、今も実家から時折生活費をお願いされていて彼はそこで一切働かず寝食をしているのに、それについて感謝されたことは一度もない

母親が、お礼を言いなさいと無理やり弟に言わせようとしたことはある)

実家は、ペットに会いたくて時々帰る

あと両親が老けていくことが目についてきたので、子供に会うとうれしいだろうと勝手見積もって、ぼんやり一緒にテレビを見たりする

大学を出てしばらく二年くらいバイトを転々としていて、お金がたまったから家を出た、決めてから一か月くらいで荷造りや搬入アパート契約などすべて済ませた

もう三年は経つ

母親は何度もお金大丈夫なのかときいていた

自分はまだ働いていたけど、母親自分洗濯以外の家事を手伝わないことを気にしていて、時々口喧嘩になったときにそれを持ち出すのがいやだったので家を出た

幸い家を出ることに両親の抵抗はなかったし自分は五体満足だったので、すんなり独り暮らしははじめられたし、両親、主に母親との仲も落ち着いた

宗教は、ちなみに、ついてまわった

引っ越し先を教えるなと母親に言っていたのに、教えてしまったらしく、いわゆる引っ越し先の担当が家をたずねてきて血の気がひいて、しばらく落ち着かないこともあった

母親最近は金を借りていることに引け目があるのか、どうにかしてほしいと言ったら、何か対策を講じてくれたらしく、音沙汰はなくなった

今のところ平穏に過ごせている

生まれて間もなく入会させられているというよくある状態なので、退会したいけど、その話をしたら勘当とかドラマみたいなこと言い出してヒステリー起こしてめんどくさかったので、両親がなくなったら退会しようと思っている

退会はめんどくさそうだが、両親がいなくなったら今度は直にこちらにくることは目に見えているし、それはめんどくさすぎるし、幸いなことに口の立つ親しい人間がいるので巻き込むのは本当に申し訳ないけど手伝ってもらおう

自分はまだ運が良いほうだ

この匿名ダイアリーを書いたひとの手助けができたらいいのにとも思うけど、何ができるのか思いつかなかった

お話ができたらいいなとも思ったけど、方法がよくわからない

弟がかわいいと言っていたから、弟さんとは仲良しなのだろうか

だったら、まだ救いというか、安らぎになっているのかな、そうだといいのに

2013-12-24

おおかみこどもの雨と雪 感想

家族物語は常に未完である

1.本作の主題

 大々的に宣伝されていたこの作品の主題は「家族の絆」であった。「時をかける少女」「サマーウォーズ」で、揺れ動く思春期の心情を細やかに描き出してきた細田守監督が、特殊事情母子家庭の波瀾万丈を通して、母と子の結びつきを表現する王道家族劇であろう、と私は予想していた。

 しかし実際には、冒頭でおおかみおとこ主人公の花が「哲学」の講義きっかけに出会うことに示されているように、家族それぞれの社会的承認やアイデンティティの確立といった「生き方」への問いかけが大きなウェイトを占めている。いずれ花と結ばれ父になるおおかみおとこは、人間社会にひっそりと適応しながら、大学にもぐりソクラテスの「無知の知」についての講釈に耳を傾けていた。彼自身の特殊性人間社会との融和点、すなわち「自分は何者なのか」を彼はまだ知らない。もっともそれは花も同様である。彼らが「真に何者であるのか」が判明するのは、その後の人生の中で、主観的にも客観的にもそうだと考えられる地点に辿り着いた時である

2.おとぎ話から現実へ?

 13年という長い月日を描く作品であるため、一時期に割ける時間は限られている。花は前半の少ない上映時間の中で、おとぎ話のようなおおかみおとことの恋と別離から、残された二人の子もの育児という生々しい現実へと転がり進んでいくこととなる。わざわざアニメーションという媒体母子家庭の奮闘記を描くのであれば、母子家庭の「リアリティ」をどれだけ表現できるかが生命線となる。そのためにも花は一刻も早くおとぎ話から抜け出す必要があった。

 しか出産子育ても、半ばおとぎ話の状態からなかなか抜け出せずに進んでいく。その一つの要因として、花がすでに片親の父を亡くしている(母は離婚、別居済み)、という極めて日本アニメ文化的な手軽で便利な設定の中にいたことにある。したがっておとぎ話のような恋の終わりと厳しい現実の到来を告げるはずの「親との葛藤」のシーンはない。東京下宿させていた女子大生の娘が、フリーター(?)の狼に食われて子どもを作り大学を辞め、しかも(おおかみこどもであることを知られるわけにはいかないため)全く子どもに会わせようとしないなど、並の親なら勘当ものである。両親が既にいないにしても、親戚や最悪の場合行政施設の関係者などの後見人や身元引き受け人もいない、では未成年大学生が家を借りるにも何をするにも無理が出てきてしまう。しかし花は劇中ではほとんど言及されることのない両親不在設定を免罪符に、自由におおかみおとこと結ばれ雪を出産し、一年後雨を生んだ後におおかみおとこと死別するまで、誰と葛藤することもなく擬似的な新婚生活を満喫するのであるしか医者にもかからず独学で自然分娩を行い、子ども達も一度も医者には連れて行っていないなど、事情はわかるが少し無理のある状況が続く。リアリティのある家族を描くためには、例え核家族であったにせよリアリティのある一族が描けなければならない。そしてそのためには、リアリティのある社会が描けなければならない。しかし作品の土台となる花の周りの人々との繋がり(親族関係社会関係)が抜け落ちた「おとぎ話」のまま、二人はほとんど社会から孤立して描かれている。

 親族や後に移住する田舎社会の人々に、意を決しておおかみおとこの血を引くこどもたちの秘密を打ち明けていたなら、物語は一風変わった方向へ進んでいただろう(行政医療組織に打ち明けていたなら、悲しい話になってしまうかもしれないが)。しかしこれは二者択一の選択である。おおかみこどもの秘密を守り通そうとするなら、一家は孤立するしかない。秘密を打ち明けてある範囲の人々を味方に引き込んでいたなら、出産子育て環境リアリティはある程度担保されるが、おおかみこどもを受け入れる周りの人々、というまたまた別種のおとぎ話的な絵が出来上がってしまう。この部分のリアリティを保つのは並大抵のことではない。本作は前者、おおかみの本性を隠し通すことで、雨と雪の存在リアリティを保つ代わりに、一家を孤立させて社会生活との折り合いのリアリティを失うことを選んでいる。

3.本作の根底を貫く3つの近代概念:①選択権としての自由観

 社会から孤立した者を待ち受ける宿命は、社会から排除である。雨と雪を隠し続け、医者児童相談所も拒み続ける花は、居場所を失い田舎への引っ越しを決意する。この辺りから見え隠れし始め、映画クライマックスで明らかになるのが、取捨選択の権利としての自由を尊ぶ近代的な自由観である。花が田舎引っ越した主な理由は、人目を避けるためでもあるが、雨と雪が「人間か、おおかみか、どちらでも選べるように」したいということが大きなウェイトを占めている。そして学校田舎の人々に対して秘密を守りながら姉弟は大自然の中で育ち、おてんばの雪と引っ込み思案の雨という当初の関係性を逆転させ、最終的に雪は人間として、雨はおおかみとして生きていくことを決意する、と読み取れるあたりでこの作品は幕を閉じる。二人の姉弟が(そして母が)どのような生き方を「選ぶ」のか、というアイデンティティの「選択」が事実上主題となってくるのである。つまり、二人のおおかみこどもは、人間として生きる事も、おおかみとして生きる事も可能であり、その選択権を自分自身で持っているという考え方が根底存在している。こうした権利概念や自由観は、歴史悲劇から人類がようやく辿り着いた価値ある理念ではあるが、問題が無いわけではない。

 「おおかみであること」はファンタジーではあるが、現実の例えとして捉えることも可能である。元来日本語慣用句でも「一匹狼」などのように「狼」は単に動物を指すだけではなく、社会の周縁に生きるしかないアウトサイダーを指す言葉でもある(押井守監督の『人狼』に描かれているように)。そこから暴力的な存在という意味合いを除外して考えれば、「おおかみであること」は何らかの理由から迫害され、多数派と融和できない少数派に「非自発的に」刻まれた「抑圧のスティグマである。先の近代的自由観に基づけば、我々はあらゆることを強制されず、自発的に選択する権利としての自由を何よりも大事ものとして持っているが、実は選択していないにもかかわらず押し付けられているものもたくさんある。我々は男性として、あるいは女性として生まれることを選んだ覚えはなく、この国、この家族の元に生まれることも選んではいない。選択の自由を行使する以前に、強制的に親や社会から色々なものをもらって今の私たち存在している。こうした、我々が意図せずに所属しているアソシエーションから抜け出すことは、それが被抑圧的アソシエーションであればなおさら、多大な困難を伴う。

 いわば「人間か、おおかみか」どちらかの生き方を選べ、というのは私に対して「日本人か、男性か」どちらかの生き方を選べと言うのに等しい。日本人であることも、男性であることも、やめること自体は可能であるが、多大な葛藤と苦労を伴うし、何より大半の日本人日本人であることをやめたがっているわけではなく、大半の男性男性であることをやめたがっているわけでもない。当然私は「日本人男性」として生きざるを得ないが、それを嫌がっているわけではない。「おおかみであること」は、私にとって「日本人であること」以上に雨と雪の二人のアイデンティティに深く絡み付いている。彼らは望んで「おおかみこども」として生まれたわけではなく、そして何より自己の不可分の半面としての「おおかみであること」を辞めることは不可能だからである。逆もまた然り。雨と雪にとっては、「人間であること」も捨てることはできない。したがって大多数の人間が、国籍人種などの複数の非自発的アソシエーションに従属して生きざるを得ない以上に、彼らは「おおかみにんげん」としてしか生きられないはずである人間としてだけ生きていてもおおかみの本能は満たされず、おおかみとしてだけ生きていても人間の知性は満たされない。一方を選択して他方を捨てることでは、幸福な真の自由は訪れない。というのも、私を含め大半の日本人男性が、日本人であることや男性であることを嫌がったりしておらず、むしろそれを誇りに思うことも時にはあるように、雨と雪も本心から「おおかみであること」あるいは「人間であること」を嫌い、やめたいと感じているわけではない。真相は逆である。雨と雪に限らず「抑圧のスティグマ」を持つ人間が求めているのは、それを捨て去ることではなく、周囲が抑圧的な処遇をやめ、そのスティグマ価値あるものとして社会的に承認されることである黒人女性差別されるから黒人であること、女性であることをやめたがっているわけではない。彼、彼女らが求めているのは、差別をやめること、すなわち黒人であることや女性であることを誇らしく思えるような、他の人々と対等の処遇である自分の非自発的なアイデンティティ差別迫害を理由として捨て去ることは、雪がおおかみに変身することを必死に避けていたように、それ自身当人にとって新たな大きな抑圧となるだけであり、それを捨て去ることを強制することもまた、抑圧からの真の救済とはなりえない。

 「人間であること」のみを選択した雪は、今後もおおかみの衝動に苦しめられ続けるだろう。「おおかみであること」のみを選択した雨は、おおかみとして生きるだけでは無力であり、人間から森を守ることはできないことにいずれ気がつくだろう。したがって雨も雪も、「人間であること」か「おおかみであること」のいずれかを選ぶ権利としての自由を持つ、のではなく、彼らはどこまでも「おおかみにんげん」として生きることを運命づけられている。そのため彼らを幸福な真の自由へと導くのは一面を捨て去る選択ではなく、両面を受け入れる承認、すなわち抑圧されることなありのままの「おおかみにんげん」として生きていくことを人々、社会から認められることでなければならない。そしてその基点にして起点となるのは、二人の秘密を知る唯一の存在、母である花のはずだった。しかし雨と雪は選択権としての自由を行使し、「人間であること」、「おおかみであること」の一方を選んで他方を捨て去る。この彼らの選択は同時にもう一つの取捨選択となって現れている。それは、特に雨に顕著なように「個人」としての自己生き方を選択する代償として、それまで所属していた「全体」としての家族を捨て去っていくことである

4.本作の根底を貫く3つの近代概念:②家族を壊す個人観

 取捨選択の権利としての自由観には、この近代的な自由観と表裏一体になって形成され、社会に受け入れられてきたある考え方が寄り添っている。取捨選択の権利としての自由は、何に帰属しているのかを考えればその考え方も見えてくる。「生き方」の選択の権利は、国家にあるのでも何らかの組織にあるのでも、両親にあるのでもない。近代的な自由は常に「個人」の手の内にある。「個人」は選択の権利を持ち、それを他者に妨害されない権利もまた持っている、というわけである。こうした個人観も尊重されるべき人類の英知だが、その発達によって我々人間は別の問題に現在直面している。「個人」の肥大化により、家族社会等の共同体の絆を、そして古い慣習や信仰などに息づいていたいわゆる「大きな物語」や「宇宙的秩序」を破壊して、人類がただのバラバラの個人の寄せ集めになってしまう「アトミズム」に陥るという問題である。したがって家族という、人々の繋がりを描くべき物語根底に、こうした個人観を置いてしまうと、家族崩壊してしまう。雨は山へ飛び出したきりおおかみとして生活し、どういうわけか雪も全寮制の中学に入り、あとに残されたのはひとりぼっちの花だけ、というわけである。雨は個人としての自分を選び、家族を捨ててしまったのである

 家族を最小の社会であると考えたヘーゲルは、市民社会国家世界史へと繋がっていく人倫弁証法スタート地点を家族においている。そして王道的な家族物語はおおよそ、仲の良い親子(正)に何らかのきっかけで対立が生まれ(反)、最後和解して「雨降って地固まる」(合)という弁証法的なプロセスを辿るし、実際の子育てにおいても、子どもは両親べったりの幼少期から反抗期を経て、何らかの和解を踏まえて真の自立へ旅立っていく。反抗期が自立そのものなのではない。このようなプロセスが多くの家族ドラマ踏襲されているのは、それが流行っているからでも面白いからでもない。人間最初に個人として生まれるのではなく、家族という全体の一員として生まれることが不可避である以上、家族の絆を知るには、家族と対立して家族のものを対自化、対象化しなければならないかである毎日当たり前のように存在する両親と、本当に強い絆で結ばれているのかを知るためには、わざと両親に反発し、お互い真剣に向き合う期間が必要だというわけである。こうした視点から本作を見ると、ただただ雨と雪のためだけに「個人」としての自己を押し殺して子育てに奔走する花と、それをただただ当たり前のこととして享受する幼少期の二人は、弁証法の正の段階、無垢な統一としての家族である。そして二人が小学校の高学年に近づくにつれ、激しい対立、反の段階が現れてくる。雨も雪もお互いの違いを強く認識し、雨は特に自分家族の一員ではなく個人(個狼?)として考えるようになる。花の言いつけに反しておおかみの力を使ってしまった雪や、徐々に自然世界の魅力に飲まれ、家を空けがちになる雨、そして激しい姉弟喧嘩など、家族はそこかしこに対立の火花を散らすようになる。

 しかしここまでである。その後一家は和解して家族の絆を再確認することはない。雨は嵐の山から母を助けはしたが、家を飛び出して以後母と会話をすることはなかった。雪は草平と嵐の学校の中で自立への憬れを語り合い、その後母が迎えにくる描写も、直接会話をする描写もない。花は山で気を失っている間、おおかみおとこと再会し、彼にそれまでの人生を肯定し承認される言葉をもらっている。しかしそれは夢の中の出来事に過ぎない。花は以後雨の遠吠えを聞き、祈りの中でおおかみおとこと対話することによって家族の絆を信じ込むのである。真理は主観客観の統一にある。どれだけ心の中で絆を信じていようとも、花の現状は孤独である。そこには反発しつつも助け合うという家族現実的な絆も、現実的幸福もない。雨が個人(個狼?)として家族を捨てて旅立ち、残された花は母としてのアイデンティティを失い空虚に祈るしかない。この物語家族ドラマ王道スタイルである弁証法構造の反の段階以後を切り捨ててしまったような形になっているのである。だから少なくとも映画の終わりの段階では、家族がバラバラになり、皆、特に花は絆を失って見えるのである。そんな状況になっても、どんな時でも笑顔を絶やさない花の表情は不憫ですらある。この物語家族弁証法プロセスにおける対立から総合の段階へと移行できなかったのは、無論、前説の自由観に付随する個人観が差し挟まれ、家族の再統一、和解を妨害しているかである。個人としての生き方を選択し、家族を捨て去ってしまうことが子どもの「自立」である、という錯覚がここにはある。個人(個狼?)として生きることが家族として生きることと両立不可能なら、雨にも花にも真の幸福は訪れない。家族がバラバラの個人に分解してしまうことも、幸福でもなければ自立でもない。

5.本作の根底を貫く3つの近代概念:③価値放棄する平等

 そして何よりも花を不憫に思わせてしまうのは、単に雨がいなくなってしまたからではない。雨が「おおかみとして生きること」を選んだからであるしかし劇中では、雨がおおかみとして生きることに、花は戸惑いはしたものの最終的には肯定したし、作品全体のスタンスとしても、別れの悲しさはあっても、「おおかみとして生きること」自体肯定的表現されている。ここには、前二節の近代的な自由観、個人観から導かれる第三の概念が潜んでいる。すなわち、生き方の選択権としての自由が個人には備わっており、それは何者にも妨害されてはならない尊重されるべきものである。したがって、「個人が生き方を選択する」こと自体重要価値のあることであり、その選択自体尊重するために、政府や他者は個人の選択した生き方の「内容」にケチをつけてはならないという平等である。これも近代以後の社会には欠かせない重要概念である職業に貴賤はなく、魚屋として生きる生き方と教師として生きる生き方はどれも同等に尊重されるべきである、というわけである。この概念も、極端に押し進めると、我々人類文明的に発展させてきた一つの原則、すなわちチャールズテイラーがAuthenticity(ほんもの)と呼んだ理念のものの破棄へと到達する。この理念は、「ある生き方は、別のある生き方より価値がある」として、人間生き方には価値序列があることを前提に、真に人間が生きるべき姿、「ほんもの生き方」を模索するというスタンスを形成する。近代的な平等観に慣れ親しんだ人々にとっては、生き方の優劣を価値付けることは、政府による不必要な介入や、職業身分による差別など危険な事柄を助長するようにも思えるだろう。しかし逆に急進的な平等観の元では、あらゆる生き方平等価値を持つと見なされる。言い換えれば、「生き方」の選択を重視してその内容を無視するということは、あらゆる「生き方」の内容が平等に論争点にはなりえないどうでもよいもの、すなわち無価値となる。偉大な学者生き方も、高名な僧侶生き方も、愚かなギャンブル狂の生き方も、みな平等に無価値なのである

 このことが本作においてはどのように現れてきているのかというと、「人間として生きること」が「おおかみとして生きること」と平等価値ある選択肢として描かれている点である。そしてそれは裏を返せば、「人間として生きること」は「おおかみとして生きること」と同等に無価値であるということの表明に過ぎない。だから姉弟がどの生き方を選んで「決定」するのかということだけが重要視され、その選択した生き方の「内容」の善し悪しは一切吟味されないのである人間人生が理性を持たない単なる動物に過ぎないおおかみのPermalink | 記事への反応(2) | 08:36

2013-08-11

階層から落ちる作用と、それを戻す作用について。

http://anond.hatelabo.jp/20130809115823

http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20130809/p1

上記のエントリなど、最近学歴の高低や階層に関して語る人が多い。

旬が過ぎないうちに、俺も自分と姉のことを書きたい。

 

俺と姉が育ったのはとある地方大都市の近郊。

当時は県全体が公立王国と称され、出来のよい者は上位公立高から旧帝大早慶に進学することができた。

上澄みのそのまた上澄みは中学から近県の一貫校へ進み、難関医学部などを狙っていた。

 

我が家があったのは高度成長に合わせてベッドタウン化が進み、会社員家庭が多い地域

坊ちゃんお嬢ちゃんはいかないまでも、比較的余裕のある生活をしていた家が多かった。

公立小・中と進学したが、学級崩壊とは無縁だったし、非行いじめもごく稀だった。

二つ三つ隣の町には不良が多いらしい、なんて話が聞こえてくる程度だった。

 

そういった土地にあって、うちはちょっとだけ目立つ家だった。父は地元旧帝の大学教員、母は専業主婦だった。

一族には一流企業役員や上級公務員が多く、研究者医師弁護士などの専門職も散見される。

子どもながらに自分たちは上の下か、まあ中の上くらいには居るのだろう、との自覚があった。

俺も特に苦労なく、公立トップから父の働く旧帝大入学した。従兄弟たちもそれぞれに優秀だった。

 

そんな中、姉一人だけが違っていた。学年の中でも土地からは珍しいDQN連中と付き合い、勉強の出来も悪かった。

高校あたりから素行の悪さがさらに目立ち、髪を染め、彼氏を頻繁に取り替えては深夜に帰宅する日が続いた。

隣室からは、姉と父が怒鳴りあう声がしょっちゅう聞こえたものだった。

 

両親いわく、姉弟で育て方を変えた覚えはないと。

付き合う友人が悪かったのか、本人のもてる性か、姉はとにかくそのように育った。

 

それでも親の強い勧めもあり、一族の水準からはずっと落ちるレベルだが、

唯一の得意科目を生かした一芸入試で姉は地元私大に滑り込んだ。

大学の間も姉の奔放な生活は続いた。この時期両親は、なんとかあいつが

就職して大卒の男でも捕まえてくれれば、という話を頻繁にしていた。

 

そんな3年目、姉の妊娠が発覚した。当時付き合って間もない、左官の子だ。姉は産みたいと言ったそうだ。

なんのために大学にやったのか、なんてバカな子だ、あのような家と親戚付き合いなどできるものか、

と母がさめざめと泣いていた姿が忘れられない。この頃になると父も叱ることをやめ、

終始むすっとした顔で黙って過ごすことが多く、家の空気物心ついてから最悪だった。

 

この出来事以降、俺は全てのデキ婚が許せない。

物事の順番を無視し、家族の気持ちを踏みにじる最低の行為だ。スラム文化だ。

下層を象徴する行為我が家で目の当たりにし、俺は恥と怒りを覚えるほかなかった。

 

話が少々逸れた。結局姉は式も挙げないまま、追い出されるように家を出て行った。

これで子どももろとも下層行きか、気の毒に、愚かな女だ、と思った。それきり姉とは連絡を取らなくなった。

 

数年後俺は大学院卒業して、ある大企業研究部門の職を得た。

ある日久しぶりに帰省してみると、実家には母の姿がなく、父が言うには「姉の家へ手伝いに行ってる」と。

 

勘当したんじゃなかったのか、と驚いて父に尋ねると、どうやら母が孫の姿を見て思い直したようで、

頻繁に姉のところを訪ねては買い物や料理の仕方から家事全般、保険選びから習い事小学校区選びの

助言までしているらしい。口を出す代わりに援助もしているよ、あそこは安月給だからね、と父は言った。

不思議と、高校以来初めて姉と両親が良好な関係に見えた。

 

の子はというと、お利口に育っているとのことだった。

俺も結婚し、実家で姉とお互いの子を見る機会が一度あったが、ごく普通の子だった。

甥っ子を見て、よかったな、お前は助かったのかもしれないよ、と思った。

うちは子(姉)の教育には失敗したが、孫の世代では間に合ったということか。

 

基本的には高階層・低階層世界は違っており、固定化しがちだとの論もある。

だが上の階層に生まれたものが、すんなり育って階層を維持するのではない。姉のように下へ落ちようとするものもいる。

そうした場合でも、うちのように階層を戻す力が働きうる、という事例を知って欲しい。

 

今はただ、自分の子が道を踏み外さないように願うばかりである

2013-08-02

例の頭の悪い彼女です

昨日から最悪の気分で彼が家を出かけるのを待ってました。

さっき出かけたので今から家の鍵を代えて、二度と入れないようにします。

あの話はフェイクを建前にしてほとんど自分に都合の良いことしか書いてないです。

実家に居られなくなって土下座して転がり込んできたのによくあんな事が言えるなと呆れました。

変なステマまでしてるので、皆さん騙されないで下さい。

色々終わったら詳細を報告します。もう絶対許さない。

帰って来ました。

どう書いて良いかからないので簡潔に書きます

彼とは別れました。というか一方的に振りました。

鍵を代えて彼が入ってこれないようにして、彼に貸してた携帯を解約して来ました。

彼は勘当されてるけど、ご両親は優しい方なので、たぶん大丈夫だと思います

鍵をかけずに出かけた時の事は、それを注意したらすごい反論してきて確率がどうとか無意味なことはしたくない、とか、とにかく鍵なんてかけたくないというので、じゃあ出て行ってと言ったら叩いてきたので泣いてしまいました。

私は以前に付き合っていた人からストーカー行為をされたことがあってその人か分かりませんが夜中にドアノブガチャガチャされて怖かったんです。

もちろん彼もそれを知ってるのに最悪でした。あまりに私が泣くのでしぶしぶ了解したというのが本当です。

猫に霧吹きの話しは、しつけとかじゃなくて面白いから水をかけるんです。

手を洗ったあと嬉しそうに猫を追いかけて水をかけるので猫が彼を怖がってて可哀想だと言い返したら、体積がどうとか言ってきたのが本当です。

ポーカーは私の方が強いです。

彼が興味を持ったので教えたら調子に乗って負けまくって、ご両親をだましてお金を借りて勘当されたんです。

確かに1000万円ぐらい勝ってますが、それより負けて方が大きいです。

結婚資金は知りません。注目を集めたかったんだと思います。普段からカモがもっと増えないかなーって言ってたので。

たぶん今日も近所のお店で愛用のmac(私が買ってあげた)でポーカーしていたはずです。

彼がギャンブルにはまて会社もやめて勘当されたのは私の責任が大きいと思うので、別れたかったのですが泣き付かれたので、仕方なく同棲してました。

書いているうちに彼が買えってきたようでドアをどんどん叩いています

2013-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20130614172646

「13人家族のうち3人を勘当する」という場面なら俺ならそれを「家族の総意」とは言わないか

http://anond.hatelabo.jp/20130614164958

自分がごめんなさいしたくないために変なたとえまで持ってきて頑張らなきゃならなくなってる。

家族に例えるのなら行状の悪い長男勘当する場面。

この場合長男以外の全員の同意が取れれば総意でしょ。

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