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はてなキーワード: ヒキコモリとは

2019-12-13

魔法使い資格を失う

色々拗らせて年齢=彼女なし、素人も非素人も含めて完全童貞

なんだけど彼女を作るという意欲があまり湧かず、気がつけば魔法を使えるようになると噂の年齢を数年過ぎてしまった。

さすがにまずいんじゃないだろうかと思いスマホデートアプリ入れてみた。

まり触らないうちにメッセージがきてマッチングが成立して有頂天になったのも束の間、課金したとたんにメッセージが返ってこなくなった。

有料会員にさせるためのサクラだったと気づいたのはその数日後。

しばらく使ってみたがメッセージどころか足跡もつかない。

その後自分からメッセージを送りまくってみた。

だが見た目も平凡だしお金もないし性格コミュ障だし週末ヒキコモリボッチで自分には女性アピールする点なんてまるでないことを再確認させられて心折れてもうアプリは開かなくなった。

それから数か月後、寝床に入った後いつもの寝る前のネット巡回を終えて何気なくアプリを立ち上げた。

年会費払ってしまっていたからもったいなくてアプリ自体は残していたのだ。

暗い部屋の中、そこだけ明るいスマホの画面に女性たちが並ぶ。

彼氏を探している人たちがこんなにもいる。

同じように彼女たちの画面には男たちが並び、自分の冴えない顔写真も片隅にあるはずだ。

なんだか不思議な気分だった。

こんなにも人が人を求めあっているというのに、自分には恋の波風のひとつも立たないのだ。

それがツラいというよりも完全な傍観者自分がなってしまったというような感覚で、灼けつくような異性への渇望といったものそもそも自分には欠けているのではないだろうか、などとぐるぐる考えているうちに寝てしまっていた。

目覚めたときスマホを体の下敷きにして寝てしまっていたことに気づいた。

画面割れてたりしないだろうかとあわてて取り上げて画面ロックを解除した。

その時見慣れぬ通知に気がついた。

「Nさんとのマッチングが成立しました」

デートアプリからの通知だった。

寝る前に確かにアプリ女性プロフィールなどを見ていた記憶はある。

このNさんのプロフィールも見た記憶はある。

しかマッチングするような操作をした記憶は全くない。

状況から考えるとどうやら寝落ち直前にNさんのプロフィールを開いていて、その後なんらかの無意識操作が行われてNさんにマッチングリクエストを行ってしまった可能性が高い。

しかしそれよりもなによりも驚くべきことはNさんが自分無意識リクエスト承認してしまたことだ。

意識のある自分がさまざまな女性に送ったリクエストはことごとくネットの海の向こうに音もなく消え去ったというのに。

操作ミスであると伝えて謝るべきじゃないか

でも自分みたいな人間承認してくれた相手に対して失礼では?

頭の中でいろいろな考えがせめぎあって結局

マッチングした」

という事実を捨て去ることができなかった。

操作であることは隠してメッセージの交換へと進んだ。

Nさんは都内で働く2歳年上の女性だった。

プロフィール写真はメガネをかけていて地味な印象だった。

しかメッセージ交換でわかったのはスポーツバーに通うのが趣味というNさんはかなり積極的性格ということだった。

完全に陽キャで完全な陰キャ自分とは違いすぎる、という不安感を初めてのおつきあいへの期待が上回りついに初デートを行う運びとなった。

実際に会ったNさんは小柄でやっぱり地味な見た目だったけどプロフィール写真よりもちょっとだけかわいく見えた。

予約してたレストランで昼食を食べ、二人で比較的有名なデートスポットを巡り、これまたネットで予約してたレストランで夕食を一緒に食べ、とてもとても平凡なデートであったとは思うけど、この年齢までおつきあい経験自体が無い自分にとっての精一杯だった。

Nさんとはその日いろんな話をした。

男性と張り合うような職環境にいること。同じ成果を出しても女性には不安定な職位しか与えられないこと。

ストレス発散にスポーツバーで羽目を外していること。

自分とは全然違うタイプだったけど、人はそれぞれ悩みを抱えながらやりくりしてるものなんだな、と思った記憶がある。

お酒も少し入り今日はここで散会かと思われたその時、Nさんがもう少し飲みたいと言い出した。

Nさんはお酒に強いらしい。自分は酒に弱くデート台無しにしたくないのであまり飲まずにいたのだが、若干それが気に入らないという様子に見えた。

想定してない状況で混乱する中、Nさんは

「君の部屋で飲む」

と言い出した。

この日、地方在住の自分デート自分自身が一泊するつもりでビジネスホテルに部屋を確保していた。

その部屋で今から飲むというのだ。

マジで?これってそういうこと??

高まる期待、激しく鼓動する心臓

くそういう期待がなかったわけではない。

これからそういう流れがあるやもしれないと妄想もしてた。

でも未経験初デートこなしたばっかりの自分にできるのか?

魔法使いの資格を持つ身であるにもかかわらずまるで中学生のように緊張している姿はたから見るとかなり怪しげだったと思う。

コンビニビールなど買いこみホテルフロントを難なくパスし部屋に入った。

そういうつもりではないかもしれない。

そういう可能性を頭に浮かべつつ、セミダブルサイズのベッドに並んで座る。

Nさんは

「ここなら君が酔いつぶれても大丈夫

だという。

そうなんだろうか?

缶をあけ、ビールをあおる。

このときのNさんとの会話はとりとめもなくたわいもないものだったと記憶している。

ビールをあおる。

酔いがまわり始め体温が上がってくる。

ビールをあおる。

手は出ない。手を出せない。

ビールをあおる。

どのくらい時間が過ぎたか定かではない。

程よく酔ってしまった頃、Nさんが

「そろそろ終電から帰るね」

と立ち上がった。

コート羽織り帰り支度するNさん。

どうすんの?いくの?いかないの?

頭の中でぐるぐる思いが回り始める。

(迷わず行けよ。行けばわかるさ。)(CV:アントニオ猪木

人生最大の勇気を振り絞って立ち上がりNさんの手をとり抱き寄せた。

それからキスをして帰らないで欲しいと伝えた。

紅潮した頬でNさんが見つめてくる。

「そんなつもりじゃなかったんだけど…

えええええええええええええええええええええええええ?

違ったの?

やっちまったの?

下着もかわいくないし…」

やっちまった。やっちまった。

お前はいつもそうだ。

ちょっと待ってて」

Nさんはバスルームに消えた。

どういうこと?

なに待ちなのこれ?

再びセミダブルベッドに座りNさんを待つ。

待つ間なんとなくルームライトを落としフットライトだけにした。

やがてNさんは素肌の上にナイトガウンだけを羽織った姿で現れた。

ベッドに座り肩からガウンをすべらせる。

夜目にもくっきりと彼女の胸の赤い徴が見えた。

僕はパンツおろした。

2019-10-03

anond:20191003123704

なんで「ひき」から「ひき肉」まで飛んで嫌悪感まるだしにするかについてユング派などにかかって考えたほうがよくない?

ヒキコモリ」より「ひきこもり」の表記のほうが一般的から嘘でもないなあくらいの考えなんだけどこっちは

さ、藁人形ファイティングを続けてどうぞおひとりで

2019-06-10

ヒキコモリ対義語を考えてみる。「引く」の反対が「押す」であることに異論差し挟む者はいまい。

さて、「籠もる」もしくは「隠る」の対語は?「出る」「現れる」「抜ける」「散らす」……

「押し」に繋げて意味が通りそうなのは「出る」だが、オシダシじゃあ相撲の技だ。読んでる?

2019-06-06

あたしぃニートでぇ、ヒキコモリだけどぉ、明日からぁ、幸せになる事しかしない

セックスゥ、毎日ぃ、するからぁ、やしなってくださあい

いっしょーけんめーするから

2019-06-05

40歳になったら

ヒキコモリになろうと思ってお金貯めてた。

社会もイヤだし、

会社行きたくない

一人で毎日好きなことして生活したい。

2019-03-01

男性って本当に社会からプレッシャーがすごいね

無職ニートひきこもり子供部屋。

これらのネガティブ属性社会問題ワード連想させるのは男性ばかり。

そして男性だけに責任をおっかぶせて世間はひたすら攻撃を続ける。

まりニートヒキコモリの弱い女性」は庇護対象だが 「ニートヒキコモリの弱い男性」は侮蔑攻撃憂さ晴らし対象な訳だ。

男に産まれただけで、いかに甘ったられる事ができないか

女に産まれれば弱くても世間保護され承認されたのにな。

男性はほんとうに不憫だなぁ。

2019-01-10

anond:20190110221959

そこはまあ・・・

おれはもうなるべくヒキコモリに馴れる方向で訓練してるから何とも言えない

外に出て人とコミュニティ作る/参加するストレスと一人で居ることのストレス

耐え難いのはどっちかって考えたら人と合うストレスのほうが数倍重いって気付いたんでアドバイスできない

感じてる辛さも腑分けして、けっきょくより耐えやすストレスは受け入れるしかないんじゃないかなと思うのですよ

これは健常も発達もたぶんあんまり変わらないと思う、たぶん

健常のほうがより救われやす境遇は遥かに整備されてるにしてもね

2019-01-03

一週間独り身生活

嫁は義父とスキー合宿へ。

楽しそうな写真見て一安心

私も誘われたけど、寒いの嫌いだからヒキコモリ

家の掃除して、読書して、喰って呑んで、長風呂して寝る。

一週間くらいだから楽しいんだろうね。

明日から仕事。終わったらデリヘルかな。

あと3日。楽しもう!

2018-11-16

anond:20181116005818

ではセックス相手として選択しますか?子を孕みたいと思いますか?他の人よりもこの人とだけ一緒にいたいと思いますか?

嘘ですよね?あなたが好きになる相手ジェンダーロールを満たした男性ですよね?

キモくて金のないオッサン恋愛感情を抱きますか?そもそもホームレス人間だと思いますか?

どうせ「私は人間だと思いますよ」とか空虚な答えが返ってくると思うのでもっと穿ちましょう

あなたホームレス募金をして少し話しました。ホームレス女性と接点が無いので、すぐにあなたに惚れました。女性経験が無いのでいきなりセックスを求めてきました。

その状況であなたは受け入れますか?この人良いかも、と思いますか?「汚い」と思いませんか?

さら精神障碍者だとすればどうでしょう精神障碍者ホームレス結婚相手として選択しますか?結婚相手の 選 択 肢 と し て 存在しますか?本当に?心から

生きていてもいいとはどこまでを生きているとみなすのですか?生きていれば子供を作りたいと思っても不思議ではないですよね?では誰がホームレスの子供を産むのですか?あなたが産みますか?

自らの子宮に宿す種を選別する性である、という時点で、差別をまさに「体現」しているあなたが、その責務を負いもしないまま虚構を語って(騙って)響くと思いますか?私は思いません

あなた彼氏、夫、子供に求める それ が「ジェンダーロール」ですよ。

金が無くてヒキコモリで見た目も薄暗いデブ境界性人格障害アニメオタクニートが目の前で屁をこいても恋愛対象としてみなしてみてくださいよ。結婚してみてくださいよ。もちろんあなたが養うんですよ。ねえ?どうですか?

2018-06-06

anond:20180606113405

さすが低能先生、おヒキコモリでいらっしゃるのかしら?世の中知らないことだらけなのねぇ…

2018-05-22

anond:20180522003419

セクハラパワハラ権の行使については、そもそも肉体労働じゃなくて頭脳労働する人にむしろ発生する(権力がないと成り立たないから)ので、増田が言ってることはかなり的外れてる。

あと昔は、外では体育会的な男性から踏みつけられていたであろう男性でも、家庭内DVで妻や子供を踏みつけることができたんだよ。家でカーチャンにだけ強いヒキコモリみたいなもんで、割とステレオタイプだよね、外ではヘコヘコしてても家の中では暴君みたいな昭和父親像。

2018-05-12

anond:20180208001956

悪意を存分にぶちまけられる具体的な対象がなくなった兄はどっちに転ぶんだろう

よりこじらせるのか、憑き物が落ちたように更生するのか

派遣といえ、ヒキコモリとは一線を画すようなので出来れば立ち直ってほしいがな。

増田距離とって幸せになるのがいいと思う。離れたほうがお互いによい、って確実にあると思うので。

2018-05-09

引きこもりの兄

私には兄が二人いる。

上の兄は引きこもりで、12歳の頃から18年間引きこもっている。

彼が引きこもり始めた当時は「何で学校に行かないの?」と聞いても答えてくれず、親が叱れば暴れてばかり。機嫌が悪いと私もよく蹴られたり叩かれたりしていた。

なので、親か上兄か分からない怒号が聞こえると、よく下の兄と押入れに隠れていたのをよく覚えている。

上兄が18歳になった折には、山奥にある自立支援学校入学させることを両親は試みたが、それも本人に拒否されたようだった。親は、甘いのか暴力振るわれるのを避けたいのか、良くないワガママも結局聞いてしまうようだった。

そして上兄が20歳になった頃、中学生だった私はイジメを受けて、不登校になった。友達だった子にもヒキコモリ!wと悪口を言われる人間になった。

でも親にはこれ以上精神負荷を掛けたくなくて、学校は行かずとも、勉強は頑張って高校に行こう思った。それから無事に高校専門学校に通い、就職した。

今年、私は社会人3年目になったが、兄はヒキコモリのまま30歳になった。

兄は子供の頃よりも明らかにコミュニケーション力が欠落している。

例えば、親戚の墓参りが終わった後(帰りに外食できるからなのか、墓参りには何故か参加する)レストラン母親が「何食べたい?」と聞いても、無言でメニューハンバーグを指さすだけで、全く言葉を発さない。

子供の頃から引きこもりを続けていくと、親にもまともに喋ることのできない人間になってしまうのかと、今になって驚いた。それから、そんな兄に腹が立ってしかたなくなって何故か泣きたくなって、トイレで泣いた。

文章グチャグチャだ…

自ら命を絶ってくれればいいとさえ願っているが、あいつにそんな勇気は無いだろう。

どうすればヒキコモリを直せるかではなく、どうすれば兄を私達から突き放すことができるか、と考えてばかりいる。

2018-03-29

anond:20180329114223

ヒキコモリでいらっしゃることはお認めになるわけですね。

2018-03-14

anond:20180314134612

すごく簡単で雑な例をとれば、女が働くようになって「働く女の服」というマーケットが新しく生まれた。自由に装う女の衣装を初めて世に出したのがココシャネルだったりするがそれはまぁ大昔の話だし置いておいて。

同じように、男も家事育児をするようになった方が、市場は広がるわな。

増田のは、典型的精神ヒキコモリ発想やね。柔軟性がゼロで世の中に完全に置いていかれとる。

2017-09-11

https://anond.hatelabo.jp/20170910195114

財閥資産分散せず豪族形成するために近親婚を繰り返させる」ことが社会的にまずいのは分からんでもないが、「そのため、意に沿わない一族結婚を強いられる人がでる」という理由は、現に「意に沿わない一族結婚を強いられる人」が出ている現在において、是とはしづらいだろうな。

まあ、財閥内においても、近親婚されたら逆に「縁戚関係を広げるチャンスが失われる」から「近親婚をさせない」という発想だってあり得るだろうし、どうせ財閥同士が巨大に結びつくことを社会学的に禁じる方法なんてないんだから、そこは心配しても同じなような気がするなあ。


近親婚、問題あるとすればせいぜい「発想がヒキコモリのそれ」ということぐらいかなあ。つまり世界が狭い。とはいえ、まあ狭い島国に引きこもって同質な民族内での婚姻をひたすら繰り返してきた国の人間がうだうだいっても、そもそも説得力が低いつーのはある。むしろ王族からしてそういう婚姻繰り返してきたこの国で、それでもインセストタブー感覚的に正しいとされてきた理由はなぜか、そこを問うてみた方がよいと思う。

2017-07-29

主人公になると決めた

 僕はずっと、自分人生傍観者だった。

 この感覚自体理解出来ないという人が多そうだ。と言うか、そうであって欲しい。僕という人間世界中に一人しかいないと理屈では分かっているが、僕に対する僕自身評価が「その他大勢」だったのだ。世界主人公は僕以外の誰かで、僕はそうではない有象無象の一部だった。

 キモオタコミュ障で、学生時代教室の隅でキノコを生やしながら本を読んでいた。イジメの標的にされなかったのは、比較的育ちのいい子ばかりの私立学校ゆえイジメ自体が少なかったからで、公立に通っていれば悲惨学生時代になっていたと思う。

 本や漫画の好きな、いわゆるオタ友達ならいたのだが、彼らとも時々隔たりを感じていた。「普通高校生が異世界召喚されちゃう、みたいな話あるじゃん。もし自分がそうなったらどうする?」なんて話をしていると、僕は野垂れ死にする自分しか想像出来なかった。ファンタジー世界に行ったらこ属性魔法が使えそう、とか、さすがに王族に見初められる自信はねーわ、とか、そういうバカ話をする友達が眩しく見えた。彼らは自分主人公である世界想像出来るのだと知って、羨ましかった。

 仮に最初からファンタジーRPG世界に生まれ落ちたなら、僕には名もなきNPCがお似合いだろう。世界を救う旅をする主人公に話し掛けられて、「夕食の材料を買いに来たんだ」とかのどうでもいい話をする人。ゲーム攻略の手掛かりを提供することも、プレイヤーの心に残ることもない、そういう存在

 頭も顔もよろしくない僕が、器用に生きるのは無理だった。せめて真面目に勉強して、それなりの大学に行き、手堅い職に就こうと思った。そして当初思い描いていたレールと比べれば、多少の紆余曲折はあったものの、最終的には建築系の企業入社図面を書く仕事に辿り着く。

 この仕事は僕に合っていた。PCに張り付いてCAD操作をするのは得意だった。雑談が苦手でも、最低限の挨拶情報交換さえハキハキとしていれば「自分作業に没頭できる人」としてプラス評価を受けられるのもありがたかった。休み時間にも図面を書いて練習したり、参考書を読んで勉強していれば、そっとしておいてもらえた。人間関係の苦悩も、当面は食いっぱぐれの心配もなく、収入は安定していた。

 顧客の「こういうものを建てたい」という注文や、上司の「法に触れないように調整しておいて」といった指示を、PC画面上に反映させていく毎日。僕は自分意思を持たない、人の言葉PCに受け渡すだけの変換機みたいなものだった。仕事自体は好きでも嫌いでもなく、ただ毎日が過ぎていく。それでいいと思っていたし、僕にはそれがお似合いだと思った。

 そこそこ経験も積んで三十歳になったある日、僕は小さな建築現場事務所に配属されることになった。

 現場事務所にも色々あるが、僕が回された先は労働衛生基準法に照らせば真っ黒な、およそ人の働ける環境ではないという最悪の部類である間取り関係上、空調の効きが悪く、夏は暑く冬は寒い。窓はないため無風であり、日光は差さず、機械音だけがうるさい。

 環境改善要望無視され続け、僕のメンタル一年でイカレた。それでも一年間は問題なく務めたのだから、この人事は正解だったと言うべきだろう。最初からいた現場長以外の、僕の後任として入った人たちは、ほとんどが数日でダウンするか逃げ出してしまったらしい。退職間際、現場長一人で仕事を回しているので大変そうだ、と人づてに聞いた。

 そんなことを言われても、発熱眩暈、圧迫感、何の刺激もない時に突然涙が出る。労働どころか外出もままならなくなった僕は、仕事を辞めざるを得なかった。休職も出来ると言われたが、回復後に同じ環境に戻される可能性を考えると気分が悪くなったので、丁重お断りした。

 変換機として生きて行くことは、もう出来なくなった。

 かような経緯から、今の僕は三十路過ぎのニートである。なんと切ない響きだろうか。結婚どころか恋人もいない上、肉体と精神も損なってしまった。あとは失うものと言えば貯金残高と寿命だけ、というこの状況にあって、僕は一つの気付きを得た。

 職と健康を失ったことで、親には心配を掛け、友人からは「無茶しやがって……」とオタクらしいコメントを頂戴し、必然的に世話を焼いてもらう機会が増えた。それはとてもありがたく心強いことなのだが、申し訳ないことに、施される親切が僕の欲求とずれていることがある。たとえば今はさっぱりしたものが食べたい気分なのに、友人が手土産としてベイクドチーズケーキをくれる、というような。

 当たり前だ。僕の親しい人たちは、僕自身ではないのだから。彼らは彼らなりに、良かれと思うことをしてくれるのであって、僕の漠然とした欲求を察してくれるエスパーではない。友人は僕が「チーズケーキが好きだ」と言っていたことを覚えてくれてはいても、僕が今なんとなく食べたいものまでは分からない。

 ましてや職場において、僕が本当は日の当たる綺麗なオフィスで働きたがっているだなんて、誰が想像出来ただろう。ぼっちが平気で本さえあればゴキゲンコイツなら、環境が多少劣悪な現場でも耐えられるだろう、と判断されたのに違いなかった。

 僕の欲求を察して満たしてくれるヒーローなんて、どこにもいないのだ。

 ならば僕自身が、僕の欲求を聞いてくれるヒーローにならねばなるまい。主人公の座に戻らなければ。次はどんな働き方をしたいのか、どういう生活をしたいのか、趣味だって好きなだけ増やせばいい。一つずつ確かめて実現させて行く必要がある。

 今までは周囲に流されながら、手の届くものだけを掴んでいたけれど、本当は自分で水を掻いて行きたい場所に行けばいいし、欲しいものに手を伸ばしたっていいのだ。

 そういう風に考えて顔を上げると、空が今までよりも広く見えた。ごちゃごちゃと続く街並みを眺めるだけで、心が躍った。

 世間には「誰もが主人公」というメッセージが溢れている。その言葉自分には当てはまらないと、僕はずっと思っていた。

 だが今なら、「誰もが主人公」という言葉を受け入れられる。主人公とは、舞台の上で華々しく歓声やスポットライトを浴びる人を指す言葉ではないと気が付いた。演劇よりもゲームイメージした方が分かりやすいだろう。僕は多くの人にとっての「その他大勢」だが、物語の中で果たす役割が何であれ、僕は常にその人物を通して世界を感じ取り、考え、行動する。使用するキャラクターカスタマイズは出来ても変更は出来ず、人に操作を代わってもらうことも出来ない。生まれた時から死ぬ時まで、ずっと主人公であり続ける。

 だから、僕は主人公だ。非力でいいとこなしで、ステータス異常「うつ」まで付いてる始末だけれど、装備やスキルを工夫しながら目的地に向かうことを許された主人公なのだ。設定された座標を往復するだけのNPCじゃない。

 今の僕は三十一歳。自分がやりたいことを見極め、がむしゃらに夢を追い始めるには微妙な年齢である。夢を叶えようとしても、たとえば警察官になるには既に受験資格を失っているし、俳優を目指そうにもこの年齢の未経験者を入れてくれる劇団を探すのは難しい。

 僕の場合は更に厄介なことに、そもそも自分のやりたいことが分からない。趣味と言えば読書ゲームジョギングくらいで、人に誇れるものは何もない。小学四年生くらいまでは作家になりたいと思っていたが、三十一歳になった僕が小学生自分を参考にするというのも情けない話である

 しかし、うん、作家か。今も昔も、本が好きなのは確かだ。文章が書ける限り何歳からでも目指せる、年齢制限のない夢があるというのは悪くない。故に諦めを付けるのが難しいという、泥沼のような側面には注意を払う必要がありそうだが。

 他にもきっと、意識するより先に諦めてしまった「好き」や「やりたい」が山ほどあるのだろう。中には既に、年齢制限に引っ掛かってしまって叶わないものもあるだろう。それでも今の僕は、それらを探しに行きたいと思う。仕事でも、趣味でもいいから、傍観者をやめて、僕自身物語に介入したいと思う。

 それにしても、まさか三十路を超えた後にやりたいこと探しをする羽目になるとは。作家になりたいです!と公言するのは匿名記事ですら気恥ずかしいのに、年齢がそれに拍車を掛ける。若い人は是非、若い内にこの恥をかき捨てておいて欲しい。

 僕の物語ハッピーエンドである保証はない。夢を一つも叶えられないまま死ぬのかも知れない。そうだとしても、ジタバタもがいた後の方がきっと安らかに死ねると信じ、決意を固めるべくこの記事を書いた。デスクワークしかしなかった日よりも、気力を振り絞ってジョギングに出た日の方がよく眠れるのと同じように。

 三十一歳、無職独身恋人なし、病身。見事な詰みの現状から、この先何が得られるのか、少しワクワクしている。



追記:

 コメントトラバともありがたく拝読している。僕は個別に返信出来るほどマメではないので、かいつまんで書く。

 とりあえず、今の僕は既に心療内科のお世話になっていること、療養二ヵ月目でそれなりに落ち着いていることをお伝えしておきたい。

 この記事では「主人公」という、誰にでも通じるであろう言葉を用いたけれど、意味としてはゲーム用語の「プレイヤーキャラ」の方が適切だと思う。僕の自意識主人公のそれになっても、他の人から見れば立派なモブのままだ。

 ブクマコメで指摘されている、「これといってやりたい事が無さそうに見える」は、本当にその通りだ。自分のやりたいことを考えてみた時、小学生の頃の夢しか思い出せないくらいには何もない。

 最初から主人公としての自意識がある人には分かってもらえないかも知れないのだが、「お前は主人公じゃない」「どうせ何も出来ない」と自分に言い聞かせ続けていると、やりたいという気持ち自体が起こらなくなる。出来もしないことについて考えるのは、不毛無駄なことだから。出来る人を羨むのはしんどいから。心を守るために、「別に自分はやりたいとも思わないし」と思い込むようになってしまう。

 ずっとそんな風に生きてきた僕は、まずやりたいことを探すところから始めなければならない。言われてみれば、似たような筋書きの作品はいくつも思い当たるのに、僕は今まで何を読んでいたのだろう。本で読むのと、体で理解するのは別のことだということか。

 実は僕の状況は、詰みというほど悪くはない。失ったものは大きいが、得たものもまた大きかった。この記事に書いた自意識の変化が一つと、もう一つは人に恵まれていると実感出来たことだ。

 別地方勤務の同期が突然旅行で近くまで来てくれたり(うつ患者観光案内させるとか鬼か)、元上司が飲みに連れ出してくれたり(薬の関係で僕は飲めないのに)、オタク友達はここぞとばかりにDVD押し付けてくる(全部観ているとただのヒキコモリになってしまうからやめて欲しい)。

 盛大に人生をスッ転んだ結果、それでも助け起こそうとしてくれる数少ない人、僕が大切にすべき人たちをハッキリと見分けられるようになった。今のところ僕のやりたいことリスト最上位は、「この人たちに恩返しがしたい」だ。自分欲求とのバランスを取りながら、頑張ってみたいと思う。

 今はチーズケーキの気分じゃないとか言ってごめん。今度は僕が、自分で選んだ菓子を持って遊びに行く。

2016-09-13

チンコを出して歩いただけで逮捕されるのは間違いなく差別

チンコを出さないと外に出られない人だって世の中には大勢いることだろう。

いやそんな奴見たことないって?

それはそうだ。なぜならチンコを出して外を歩いて逮捕されたんだから見る機会などあるはずがない。

ヒキコモリを見たことがないからといってヒキコモリがいないなどとは思わないだろう。

からチンコさなきゃ外出できない病」の方達の人権を守るためにもチンコを出して歩ける世の中にするべきなのだ

2015-05-23

弟が引きこもりで家庭崩壊故郷をなくした件

うちの母子家庭事情フェイク有り。

大学院卒業式のあと、母が急病で倒れて実家に戻ると弟が部屋でヒキコモリをしていた。

そして、俺を見るなり何か攻撃的で今にも殴りかかりそうな勢いで叫んでくる。

家の中で椅子や本を投げてきて、ガラスをわったりして、かなり大声で叫んで近所に通報もされたり大変だった。

俺はなんとか怪我もなく家を脱し、母の入院先に荷物を届けてビジネスホテル住まいでいま、しのいでいる。

家の中でみた弟はずっと暴れていた。

はっきり言って精神を病んでいた。

俺は、ずっと故郷を離れて関東方面大学にいて、春から大学でまたポスドクをやっている。

しかし、大学にいる俺に対して、親はずっと俺に弟のことを黙っていたみたいだった。

「なんで俺が(司法試験の)予備試験落ちるんだよ」

兄貴だけ研究者とかなれてずるい」

「俺だけなんで全部ダメなんだよ」

「しねしねしねしね(ry

と、恨みつらみを重ねてくる。

こっちはすごい複雑な心境で、家族迷惑をかけないよう努力してきたつもりだったんだが、俺は弟にとって裏切り者呼ばわりされてる対象らしい。

自分学振とって博士課程を終了させ、授業料生活費もなんとかバイトで工面したり、俺なりに実家迷惑をかけずにいた。

母は

「あの子(弟)はいサラリーマンで一人ぐらいししてるのよ~会ってないわ~」とかいいながら、家の中で引きこもらせていたのだった。

家の中にいる弟の容姿はそれはひどかった。

肥満と無精ひげ・・・整わない頭髪に何日も入浴してなさそうな体臭

母は、入院先で俺にようやく言ってくれた。

家庭内暴力で暴れて手がつけられないから今は母自身も、近くの従姉妹アパートに隠れて住んで、実家は弟の好きに生活させているのだと。

弟はむかし、新卒でいい就職先にいけたんだが、就職後にすぐ人間関係トラブルで辞めてしまい、家にひきこもったという。

ロースクールをめざして院試受験したが失敗していたと母は言っていた。

ぬくぬくと院に進学している俺をその頃から盛んに恨み出して母にきつくあたっていったらしい。

うそれも5年くらい前の話だ。

5年前とえば、自分は何をしていただろう。

しかし、自分はその頃、実家に戻る時間全然取れなくてたまに親に連絡していたくらいだったのは覚えている。

でも、弟が就職したのは聞いたけど、5年後にこんなひきこもりになっているとは知らなかった。

ずっと「機嫌ようやってるよ~」と母が電話で言ってるだけで、家の恥だから黙っておいたと言ってくる。

父親がいたら暴力とかもなんとかなったのかもしれないけど、これからどうしようかと思う。

俺に関わる人生の全てを弟は呪っていて、俺の居場所を早く教えろと母に何度も言ってたみたいだ。

大学院在学中に、何度か、物件の水漏れ事故火災があって、自分は3度住まいを変わってるので弟は見つけられなくて悔しがっているらしい。住所を知って何しに来るのかと想像するのもいやだったが)

マジでどうしよう。

母は骨折腰痛入院したが、週明けに退院だ。そのあと、引き続き、隠れ家に戻るらしい。

あんな暴れまわって家のガラス全部壊しまくって壁に穴を開けるほど殴りつけてくるような狂人自分ももう、手がつけられない。

実家モンスターに占拠されたみたいで苦しい。

なんで俺は弟の病変をこんなに鬱陶しいと思うんだろう。

実家引きこもり病人に溢れていて、故郷が一気に吹っ飛んだ。

そのうち行政指導が介入するんだろうけど、関わりたくないと思ってる。

母のことは心配するけど、弟のことはほんとどうでもよくなってる。

病人相手って、マジでどうしたらいいのかいやだ・・・

2015-02-16

サラリーマン会社に足元を見られたら終わり

36歳メーカー系IT企業勤務。

以前、現金一括でクルマを買ったら、人事部にこういわれた。

「ローンで買わなかったんですか。」


後で別ルートから聞いた話だが、ローンがあればそれを盾に、給料を引き下げるつもりだったようだ。

お前うちに放り出されたら行くところないだろう、だから給料下げても働け、というわけだ。


実際、僕の業界だと32歳を境に転職は急激に難しくなる。

PGは教えれば誰にでも出来る仕事だし、トップレベル以外は差がつかないので、

なるべく給料が安くて聞き分けのいい若者やらせたがる。上流も一緒。



そんな会社から自衛策として自分CGM系のWEBサービスをつくった。

今では広告収入不労所得的な性格副収入を得ている。

これが大体月に30万円くらい。サーバー代はたいしたことない。


まあ時間は湯水のように使った。土日や連休、長期休暇はほぼヒキコモリ

でも、家賃収入で月30万得ようとしたら、初期投資で3000万は必要から投資対効果はバツグンだ。



ちなみにいつ首になってもいいように、家も買った。中古の家を一括で。自分で好きにリフォームして住んでいる。

今後は長期的に見て地価は下がっていくと言われるが、毎日家賃を払う目の前の生活を続ける方が怖かった。


会社も国も頼れない。親も金持ちでもない。

だったら、自分人生自分で守る。

子供の頃からよく自己中っていわれてきたけど、生き方に間違いないなんてないよ。

2014-08-27

ドラムのせいで審査落とされたw

すまん。おれ親が金持ちのヒキニート。

親に1億円もらって、それを運用しながら一人暮らししてたのね。

まあ、体のいい勘当みたいなもん。

 

んで、都内で良い物件を見つけたから引っ越そうと思って不動産屋行ったのね。

家賃10万円ぐらいの割に、かなりシャレオツでカッコ良くて内装も奇麗だったから気に入った。

都内と言っても、ちょっと田舎っていうか駅から遠いとこね。俺駅とか関係ないから

 

今回は諸事情から親パワーが使えないので審査心配だったけど、

通帳見せたら営業もノリノリで内覧とかさしてくれるから、もう大丈夫だと思った。

 

油断。。。っていうのかな?

そんなもんが出てた。ちょっぴり。

 

不動産屋には見栄張って外資系金融機関退職後に自分資産運用しながら喰ってるって設定にした)

 

営業「その歳で投資家って良いですねー。うらやましいですよ」

俺「いやー、そんな良いもんじゃないっすよー。大損した時なんてすごいストレス溜りますよー」

営業「へー、そうなんですか。ストレス発散はどうしてるんですか?やっぱり美味しいものとか食べてるんでしょー?」

俺「いやー、俺ヒキコモリっていうか、レストランとか怖いんで、ひたすら家でストレス発散してます

営業「家にずっと居てストレス発散なんてできるんですか?」

俺「できますよー。俺趣味ドラムなんです。ドラムは良いですよー。俺夜寝れない事が多いんですけど、そんな時はいつもより激しく叩いてま。。。あ、いや電子ドラムから音はそんなに出ない、ような気がしますしおすし」(だんだん小声)

営業「へ、へー、それは良い趣味ですね。。。。」

俺「。。。」

営業「。。。ちなみに、いくらお金持っていても、あの言いにくいんですが、無職と同じというか、保証会社判断審査が落ちる場合もありますので。。。」

俺「。。。はい。。。」

 

その後車内はお通夜のようになり、他にもなんやかんやあって、見事不合格

おれは死んだ。いま天国から書き込んでる。

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