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2019-03-15

マクロスフロンティア劇場版を見た(前)

anond:20180903115144 の続き。

NHKで全マクロス投票(https://www.nhk.or.jp/anime/macross/)が開始されましたね。えっご存知ない?そんなあなたはこんな文章を読む暇があるなら今すぐ回れ右して魂の一票を投じましょう。ちなみに増田複数票なら初代とプラスも入れるのにと作品フロンティアキャラクターは真っ先にシェリル投票してその後に悩み抜いた末、もっとも印象的だった人たちであるカムジン文化の負の側面を体現してみせた)と熱気バサラ歌の力のみで世界を救った)に投票しました。

以下ネタバレ全開の感想。なお、三角関係の項が相当気持ち悪いので注意。

追記。視聴環境バンダイチャンネル劇場版マクロスFイツワリノウタヒメ〜(HDクオリティ)」(https://www.b-ch.com/titles/3414/)の7日間視聴コース。540円なり。

劇場版マクロスFイツワリノウタヒメ

ストーリー

冒頭の新曲ライブでいきなり劇場版クオリティを見せつけられたのだが、正直前半はTVからの流用が多かったので、間違い探しをしている気分だった。しかしそのせいで新規カットは圧倒的にシェリル関連であることに気がついてしまった。後半に入ったら新しい映像ほとんどになったのだが、TV版と展開の違いは無かった。一番大きなTV版の違いはアルトに託したシェリルイヤリングが無くならなかったことかな。イヤリングシェリルの手元に一つアルトの手元に一つ……つまり……。

個人的には人間関係を積み上げる日常パートも好きなのだが、劇場版でやっている暇ないよな。ちなみに一番好きなシーンは、自由落下中にシェリルの髪が風圧で直毛になるところと、オズマガウォーク変形で地上回避をやってみせるところと、事故アルトにのしかかられたシェリルが焦って思いっきりグーパンチアルトに叩き込むところ。

バルキリー

VF-25は相変わらず超かっこいい。そしてTV版の感想で不満点として挙げた待望の地上戦が最高の演出で追加された!フロンティアの街という市街地舞台重力異常というフレーバーを加えたことで、ビルの合間を漂う瓦礫回避しながらバジュラを撃墜するというものすごく映える状況が生まれた。高速で移動をするバルキリーが浮遊する瓦礫をマニューバやガウォーク変形で回避しながらピンポイント射撃を行い再びファイターで加速する。すなわちバルキリー様式美。そしてその高速機動を行うバルキリー追従するカメラワーク。最高アンド堪能である

前回のマクロスプラス感想で、現代戦闘機マニューバはプラスゼロで濃密に描かれているので、それらを超えるドッグファイトを描くのは難しいのではないかと書いてしまったが、完全に誤りだった。疑ったことを深く反省する。シチュエーションさえ違えば十分に新鮮なドッグファイトを作れるのだ!それから戦闘中に操縦桿やペダル操作をしている部分を描写するのはリアルさを感じてグッド。

三角関係

まず最初にこれだけは書いておく。 (祝)シェリルさまがメインヒロイン! いやもうデート日常パート新規カット追加や、劇場版でのランカシェリルポジション変更(ランカは初対面から後輩に、シェリルトップアイドルから怪しいトップアイドルへ)、失われなかったイヤリングにより名実ともにメインヒロインと言って良いだろう。特にシェリルデートパート新規に書き起こされたのに対して、ランカは歌の道へ歩む大事きっかであるアルト紙飛行機幻視に変更された。TV版と同じくランカがフォルマで what 'bout my star を歌い出すきっかけとなるのはアルト紙飛行機なのだが、劇場版ではアルト紙飛行機飛ばしていない。だからランカの見た紙飛行機は空へと溶け込み、(今後を暗示して悲しいが)幻想だったことが分かるのだ。

TV版では、シェリルランカの歌うことに対する気持ちというのは、シェリルはただ一つだけの自己表現手段であり、ランカはみんなに歌を届けたいと思っていたけど実はアルトに聞いてほしいというものだった。TV版でランカ三角関係一角を占めていたのは、この気持ちが育つ段階があったからに思う。だからランカが以前からアルトに淡い気持ちを抱いていたという劇場版の変更は、ランカフラグしか見えなかったよ。劇場版関係性の中でアルトランカを引っ付けようとするなら、シェリル強制退場するしかないよなーなんて思っていたら……サヨナラノツバサへ続く。

新曲を含め劇場版でも好きな曲はいっぱいある。OPから鮮烈なビートを叩きつけてくる「what 'bout my star」、を耐えたと思ったらいきなりの新曲アンドグリグリ動く劇場版クオリティ3Dモデル言葉も出なかった「ユニバーサルバニー」、悲しすぎるニンジン再びの「スターライト納豆」とランカの変形(とキメ顔)含めてメロディアス名曲であるダイナム超合金」、雪降るシティに寄り添うような歌声の「そうだよ。」などなど語りたいことは大量にある(そうだよ。の歌詞、サヨナラの伏線だったのかな)。

しかしながら劇場版増田が一番好きな曲は「pink monsoon」。この曲はアルトシェリルデート流れるロウな曲調かつ大人っぽい歌詞の曲なのだが、個人的にこの曲以上にフロンティア街角流れるのにふさわしい曲は無いと思っている(次点でwhat 'bout my star)。シェリル・ノームがトップアイドルアルトランカ学校バイト毎日過ごしている、そんな平和な街の日常テレビラジオからこの曲が流れている。そんな感覚を呼び起こすような曲だ。pink monsoonを聞いていたら、マクロスフロンティアという作品が好きな理由には魅力的なキャラクターや歌があるけれど、坂と路面電車、街中のSFガジェット中華飯娘々やゼントラモール、そんな近未来感とノスタルジーに溢れたフロンティアの街そのものがすごく好きなんだなって思った。魅力的なフロンティアがあるからこそキャラクターたちも生きてくるのだな、と。

ところで「pink monsoon」の歌詞があまりにも曲調にマッチしているから、作詞家Gabriela Robinって誰なのか気になって調べたら、菅野よう子さんの変名だと知った。菅野さん、作曲センスだけでも才気爆発しているのに加えてアレンジまで手がける超人だと思っていたら、さら歌詞まで書けるのか。もしかして菅野よう子さんって天才では?

それから音楽演出で感心したことがあったのでメモ。後半の「ライオン」の時に気がついたのだが、歌ありの曲は全て劇中に音源があり、しか音源状態が音に反映されている。例えば「ライオン」であれば、ランカセリフを喋るのはシェリルが歌っている間で、シェリルが喋るのはその逆。そして二人が喋るときは間奏など歌詞が無い時。また、サヨナラノツバサになるけど、ビルの壁スクリーンからダイアモンドクレバス」が流れる時はスピーカー品質が良くないので音が割れる(ひび割れた歌がギャラクシー非情作戦象徴するという演出効果)。気にする人はそれほど多くないかもしれないが、このような劇中歌整合性に対する細かい演出は非常に好感が持てる。歌が作品の柱というだけのこだわりであると思う。というか自前の歌でストーリーを回せてしまうのって冷静に考えたらすごいな。

サヨナラノツバサまで入らなかったので次:anond:20190315022241

2019-03-02

がんゲノム医療

かっこよすぎ医療名だよな

近未来技術みたくていい

がんゲノム暴走して魔物に変化し人々を襲う未来

SFアニメちっくでいいね

我が内に宿りしがんゲノム医療という名の下に力を解放せよ

かいろいろ使えそうだね

二つ名にもいいか

辺境のがんゲノムとか

2019-02-28

LGBTって描くとオシャンに聞こえて横文字に弱い日本人がなんとなーくポジティブに受け入れてる?

サンフランシスコンに10数年住んでたんですが、当方ストレートです。SFではゲイカップルと一軒家をシェアしてて3人で住んでました。週末はしょっちゅうパーティしてたのが懐かしい。

住み始めた1996年頃はシェアしてたゲイカップルの片方がエイズだと知りおどろき、そいつ台所シンク歯ブラシすることに嫌悪したりしてたけど、エイズHIV理解が深まりました。当時は現地でも無知からエイズ職場差別とかはゲイ理解のあるSFでもありましたよ。そんな時にエイズの彼と別れた同居人が遊びまわってHIVになりました。当時は大変きついお薬で大変だった模様。そんな彼も今でも元気に働いています

10年程前に帰国して今度は日本LGBTって名前で声高々に都市部では勢いがある模様。とても結構です。ただし一般ストレート民がLGBTをお洒落ワードとして鵜呑み、感化されていくのがとても心配だなと…。 エロのパワーでITコンテンツ産業が発展したと思ってる我としては誤解して感化されることの内容に理解成熟を願ってやまないですね。 エロコンテンツ日常アメリカよりも目にする事が多い日本ではエロに慣れてるのでハードルが低い(貞操観念が低いとは思いたくないけど)のでこのままオシャンだから流れに乗ってバイセクシャルになりましたーとかにはなってほしくないのですよ。

2019-02-26

anond:20190226012102

腐女子って女のオタク内包される一グループみたいな感じだけど元は自嘲の言葉だしなろうとかそういうもんでもないんじゃない

定義なんてあってないようなもんだし色々兼ねてる人もたくさんいるし

たぶん増田BLが好きなんじゃなく好きなBLがある人なんじゃないかなって思う

SF興味ないけど好きな作家が描いたのは読む、最高、みたいな

作家買いで色んなの読むけど別にそのジャンルが好きなわけではなくてその人の書くものが好きって人結構いるしそんな感じ

熱量テンションが少し羨ましいのは分かる

2019-02-25

10年間追ったSF小説が終わったし推しは死んだ

書き散らしたかっただけなんで、バズるような文章力はありませんすいません。

ネタバレ配慮かいっさいありません。

推しが死んだ。

正しくいうと推しが被展開体になった。つまり死んだ。

さらに正確に言うとだいぶ前に死んでたけど推しのかけらがゆっくりぶっこわれていくのを見せられていた。

天冥のなんとかってSF小説があるんですね。

どんなSF小説かっていうと、闇の左手と間逆なことを10倍の巻数をかけてやっていたわけです。

闇の左手がじゃあなんだっていうSF好きはそんなにいなかろうと思いますがさっくり説明すると

人種を超えた愛ってどんなのだ性的欲望によらない愛ってなんだ」ってのをやっているわけで。

天冥のなんとかは10年間をかけて懇切丁寧に「愛を為すには男と女性的欲望必要不可欠だ」っていうのを

まーとんでもねースケールでとこのとんまで教え尽くしてくれるわけですね。

ただのボーイミーツガールなんすよ。

それをめちゃくちゃ規模大きくやってくれるから、ああしょせん男と女がいないと真の愛じゃないのねってわたしなんかは絶望したわけ。

作者フェミニストってどっかで言ってた気がするけど、マッチョイズムしか感じないんですが……。

で、わたし推しのアクリラがひらたくいうと男の娘なんですね。

美しくってきれいで元気が良くて。

女の子ぶっているというよりは、自分はきれいから女の子のカッコも似合うでしょ!っていうサイコー美人なんですよ。

天冥のなんとかって、同性愛者のキャラクタもたくさんでてくるのね。アクリラもそう。

幼馴染の男の医者がすきなの。親友で、親友よりもっと近くになりたかったの。

から読者のわたしは「きっと性差を超えた愛が最後に待っていてアクリラ幸せになれる!」って思ってたんですけど

その幼馴染はやっぱり女を選んでいるわけよ。

いらつくことに、その愛された女のほうが「アクリラも仲間にいれたげて」って言うわけですよ。

しかも最終的には肉体を捨てて思考するネットワークみたいになったアクリラの前でセックスして!?

わたしたち一緒になれたね……って、なれてねーよ!!!

アクリラの望みは!!!!壁になりたい腐女子みたいなのとちがって!!!!!

男同士だけど幼馴染に受け入れられてセックスたかったんだよ!!!!!!!!!

せめて肉体あっての3Pなら救われた!!!!!!!!

傍観者にするなよふざけんなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

一番悔しいのはアクリラはそれで幸せですって描写ぶっこまれたことだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そもそも被展開体のアクリラはアクリラなのか?って話なんですけど

よく考えたら途中の巻からアクリラちょっと変だったよね???

たががはずれている状態っていうか言動最初の頃より押さえが効かなくなってるっていうか……

……途中からぶっこわれてたアクリラ。それがこわしつくされた。

美しいから。元気がいいから。だから肉体を奪ってもいいんだって作者はそう思ったんじゃないかな。

マッチョだ。

絶賛する感想ばかり見てかなり萎え萎えなんですが……。

みんなこの結末で納得できる?ほんとに?

ボーイミーツガールして子ども作るのが最高なんだよってまあ生命体の極論としてはそうなんですが

それでいいの???SFに求めるのそれでいいの?????

生命のあるものはすべて可憐だ、っていうのを期待していたので、見込み違いだった。

すべてを男と女にはめこまなくてもいいじゃん。今この世界につきつけるメッセージがそこでいいの?って作者に問いたい。

でもたぶん、みんなこれでいいんだろう。マイナーは淘汰されて消える運命だ。わたしがこの本と合わなかった。

おめでとう。もうやめてよいのです。わたしは。

小川一水先生ありがとうございました。

わたしあなた作品を読むことは、きっと二度とない。

どうかお元気で。

2019-02-23

万有引力発見みたいな気づきが、いま俺の中で起きてる(SF)

りんごが木から落ちる。

それは

世界構成する4つの力のうちの「重力」によって起きる自然現象

まだまだ世の中には解明できていないことがたくさんあるけれど、

ほとんどの物理現象はこの4つの力によって回っている…らしい。

…ここまでは分かる。

すげえわかる。

世の中の色んな物理現象は、何かの法則に則って起きてるんだな。

詳しい事は良く分からんけど、そこには何かしらのルールがあって、

細かなパラメータの誤差は有れども、物事規則的に起きているんだろう。

…ここまでは分かる。

ただ俺は小さなからずっと疑問に思っていたことがあって、

「世の中の全ての物が物理法則に従って動くなら、生物だって当然そうなんじゃない?」

生物も全て物理法則に従って動くだけなら、脳の動きだってそうなはずで、

じゃあ意識とか意思決定なんて存在しないんじゃない?」っていう奴。


この疑問を持つのもも定番ネタみたいなもので、

別に俺に限らずありとあらゆる人がこの疑問を持っていて、

それに対してこう結論付けているのも、今までさんざん見てきて知っている。

意識なんてものはない、そんなものは脳がつくりだした幻だ」

って奴。

でもいやちょっと待てよと。

俺の意識は確かに有るぞと。

俺は俺の意思を持って行動している。

今ここに俺がどんな文章を書くか。それは今俺がリアルタイム意思決定して行っている事であって、

決して物理法則に則って元から決まってた状況なんかじゃあねえぞと。

ただ、それを証明する事はどうしても出来ない。

この矛盾と疑問を子供のころからずっと抱えてた。

…ここまでが前説

で、

最近になって発想がそもそも逆なんじゃないか

と思い至り、

(ここからSFです)

生物とは、世界物理法則抗う事が出来る存在なんじゃないか

と思うようになったんだ。

より正確に言うと、

生物とは、世界確率に僅かに干渉出来る存在なんじゃないか

と。

何が言いたいかっていうと、

ネットにはじかれたボールがどっちに落ちてもおかしくない、みたいな状況で、

どっちに落ちるかを"意志"の力で選択する。

そんな感じの処理を実行していて、それが意思決定に相当する行為なんじゃないかと。

もう一歩踏み込むと、

意思決定の力による世界への干渉が出来る、

という状態が"生物"の最小単位であって、

それが出来なくなり、

物理法則なすがままに成らざるを得なくなる事が"死"に相当する。

という事なのでは無いかと。

そう考える事で、俺の中で色々と合点が行ったんだ。

まず生物起源について。

生物は「代謝して自己複製する、自己と外界の間に境界を持つ存在」で、

それが何度も何度自己複製して、複製時の微妙な誤差を積み重ねて多様化し、

多様化と淘汰を繰り返して進化してきたという考えが、今広く支持されている考えだと思う。

これもまあ分かるよ。

万年何億年とトライアンドエラーを繰り返していれば、

単細胞生物もそのうち人間になるだろうと。

でも最初最初代謝して自己複製する、自己と外界の間に境界を持つ存在

そんなもん、自然現象で産まれるか?

地球をこね回していたらそんなものが産まれると?

確率的に凄い奇跡なんじゃないのか?って。

ただ、そもそもその奇跡自体生物なんだ、

世界干渉して、どうにかギリギリ生物としての必要条件を満たした最初奇跡、それが生物なんだと。


次に生物進化繁殖とその目的、あと今後の世界の行く末について。

生物はどんどん進化繁殖を繰り返し、

単細胞生物から細胞生物になって、

ついには人間になって(人間以外にも色々居るけど)、地球中に満ちるようになった。

更に人間は群れて行動して、群体として生物のように振舞っている。

もう「会社」とか「国」とかは生物の一単位と言っていいんじゃないかなと思う。

この進化繁殖は何のために繰り返され続けているのか。

その答えは「世界干渉するサイズを大きくするため」なんじゃないかと俺は思う。

最初奇跡自然現象としてはそうそう起きないような確率インチキ)は、

極小サイズ自己を複製するっていうだけの、小さな干渉だけだった。

それが今では、

海を埋め立てたり、山を削ったり、月に辿り着いたり、

太陽系外に機械飛ばしたりするレベル奇跡を起こせるようになった。

この進化繁殖を繰り返していくと、

この世界は今後どうなっていくのか。

そのうち生物は、地球の引力に当たり前のように抗う存在になって

地球規模、太陽系規模、銀河規模で世界干渉するようになり、

そしていつか、宇宙のありとあらゆる全ての現象干渉するようになる。


そこから先はどうなるのか

宇宙の全てに生物干渉できるようになった時代

今の人類がやってる「ちょっとここにビル建てるわ」的なノリで、

ちょっとこの宇宙デザインいじるわ」みたいな干渉を出来るようになったとしたら。

それはもう、新しい宇宙誕生みたいなもんで。

そうしていじくり回された宇宙の中の、

どこかの銀河のどこかの星で、

また極小サイズ奇跡が起きて、生物が産まれてる。

そんな設定のSFが読みたい。

2019-02-17

ガスタンクより大きい人工の球体ってあるの?

大きな人工球体を想像するときガスタンクより大きいのが思いつかなかった。

半球のドームならばガスタンクより半径が大きいのもあるだろう。

SFで描かれていた宇宙船も、きっとガスタンクより大きい。

でも地球上で運用している球体でガスタンク以上のサイズ必要がないと思う。

2019-02-15

アレルギヰ

最近月額制の動画配信サービスで昔のアニメを一気見している

まだ途中だが貴種流離譚的かつたぶん古代の超文明が絡むある種典型的ロボットアニメ

高貴な生まれ主人公は謀略によって国を追われ、復讐国家転覆を決意し、頭脳能力のし上がっていく

お互いに平和世界を望んでいるのに、組織立場目的の実現方法でかつての知人と対立葛藤正義とは――

で、ガンダムみたいなやつで戦うし普通にSF架空戦記なのに登場する国や地名が実際のやつでお国柄もちょっと反映されているのでなんだか気まずい

リアルとは切り離して純粋フィクションとして楽しむべきなのにどうしてこういう気持ちになってしまうのか

逆に完全に架空地名でどっか別の星の話だったりしたら変な気持ちにならず純粋に楽しめるのであればそれもなんか変な感じだ

2019-02-14

10億円当たったらどうする?のSF

みたいな会話をしたい。

「もしも軌道エレベーター実現したらどうする?」とか

「もしも義体技術一般に普及したらどうする?」とか

どこかそういう話題に特化してるサイトとかコミュニティあったら教えて

2019-02-12

「切る」能力

"そこそこ話題になった作品"を切る能力より、"ネット的なバズ要素がなくて埋もれがちだが良い作品"を確実に拾い上げる能力が欲しい。

が、それには数段上のオタク力を求められる。自分はその域にないから不確実だし、ネット集合知も痒いところに手が届かないと感じている。

 # 先期でいうと個人的には色づく世界明日からがその枠だったかな。

 # 多分制作会社とかの属性で予め注目してた人しか出会いづらそうな作品だった。

こき下ろすのは簡単だし、そういう記事はバズ力さえあれど情報としての価値はほぼゼロだ(単なるNot for meだし)。

一方、面白さを臆面なく語れる熱量ある文章が書ける人はなかなか居ない。

そういう文章出会うと、自分守備範囲外と思われた作品でも観る気になって興味を広げてもらえる。

 # 先期でいうとSSSS.GRIDMANがまさにそれで、ネットのおかげで出会えた作品だった。

まあアニメを観ること自体が、その作者の展開する世界観を受け入れて趣味を広げてもらう行為ではあるのだけど。

そう思うと、「アレ切ったコレ切った」という話が盛り上がるのはなんだか心の毒だなという感じがする。

かくいう自分も青ブタ作品名とキャラデザに第六感を働かせてパスしたクチなんだけど、SF的に面白いという話はネットのみならず友人からも伝え聞いていたのでいつか見たいという気持ちはあった。

でも他人評価がどうあれ、自分直感で一旦パスして機会を逸したものを見るのって相当難しいんだよね。すごく意志力がいる。へたに評価が高いと余計にいる。

今期見てるのが少ないという好機ですら、"見ようと思ってた過去アニメ"よりも目の前のスマホゲームVtuberなんかを優先してしまう。

から色々理由つけて「切った」ってことにしちゃうのが人間の心の弱さなのかもね。

0話切りとなるとまさにそんな感じで。実際数話見て「合わないな」ってなるのなら普通のことだけどね。

まあその場合も言いふらしてアピールすることではないと思うけども。

かに対するエクスキューズという訳でもなく好みマウントとしての「切った」アピールは業が深いよね。

自分の好みを知ってほしいクセして、どんどん興味も理解者も狭めていこうとする矛盾

オタクになるほどそういうひねくれた性質を獲得していってしまう人とそうでない人の違いはなんだろね。

オタク趣味自分を受容できなくて、迫害が怖くて、自分の好み自体権威づけして強くみせなきゃという強迫観念

あるいはその箔付け思考は単なるヤンキー気質と同じもの。とか言ってみるとそれっぽいのかな。

どうせなら博識で人柄も良い、堂に入った、素直なオタクになりたいよね。

anond:20190212024742

2019-02-10

「not for me」で切った作品に対する感想

コナンについて偏見を持った増田を見たので。

連載第一回を読んでそこでいきなり見限った思い出がある。

っていうのもさ、設定がメチャクチャじゃん。

ミステリじゃなくてSFっていうか。

子供に若返る薬?(だっけ?)が存在する世界なら、ミステリは成立しないやんけ。

それなら小人になる薬もあるかもしれないし、密室トリックなんか、小さくなって鍵穴すり抜けて終わりですよ。

かにコナンの周りには他にも「小学生1年生が大の大人を失神させるほどの勢いのキックができるキック力増強靴」

「当たると一瞬で眠りに落ちる麻酔針」「自動車バイク並みのスピードが出せるソーラーパネル充電式のスケボー」みたいな

科学的な物はたくさん出てくる。

では実際に作中の事件で、そういう後だしの超科学的な何かを使ったトリックはいくつあったか

現実的にあり得ない偶然や都合主義はたくさんあったが、それはどのミステリにも共通する話。

少なくとも、鍵穴を通れる程人が縮む薬レベルの超科学的なトリックは出てきてない(はず)。

一話切りした増田は知らないのだろう。

この増田コナンを一話切りしたのは、人それぞれの好みがあるから何とも思わないが、

増田が今でもコナン偏見を持っており、それをベースにした発信をしていることに、

コナン好きの自分としては残念に思う。

「not for me」で切った作品はそれ以上語らないように、

そして時間が経って再度語るならその作品を見てからにする、

そんな風潮がもっと広がればいいなと思った。

2019-02-09

安室透の起爆スイッチタッチパネルだった

 物理ボタンに対する信仰心が高いという話。

 久しぶりにコナン映画を見てみたら、安室透がスマートフォンタッチパネル爆弾の起爆スイッチを押していた。極めて慎重にセッティングされた爆弾を、緊張の面持ちで、つめたいガラスの画面に親指を軽く押しつけていた。

 軽くタッチパネルの硝子に触れただけで、その爆弾スマートフォンから送られた着信を受信し、爆発したのである

 この文章を読んで何がなんだか分からない方は2018年に公開された『ゼロ執行人』をレンタルBDを購入して観て頂くとして、ともかく、その起爆スイッチを押すシーンというのは、私の中ではこの映画の中では三本指に数えられるほどに印象的なシーンだった。

 もちろん、20年も前に始まった漫画キャラクタースマートフォンを使っている事に驚いているわけではない。最近原作を一から読んでいるけれど、巻が進むにつれ新しい概念を取り入れている大変面白い作品である

 では何故印象に残っているというか、一種衝撃を受けてしまったのかと言えば、それは起爆スイッチスマートフォンだったからに外ならない。爆弾の起爆装置を起動させるための中継器が携帯電話なのはよくある話だが、それがスマートフォンになったところでふーんという感じである携帯界隈の世代交代というほかない。

 しかし、しかしだ。爆弾を起爆させるという、そんな重大なスイッチを、誤タッチ危険性があるスマートフォンでいいのだろうか、という心配が過ぎってしまったのである

 そもそも静電式タッチパネルというパネルは、文章を打つという観点からすると非常にいけすかないパネルである。まず文字を打ったという実感がない。決定ボタンを押しても、サイトボタンちゃんタップできているかからない。リンクが切り替わってやっと「押した」という実感がやってくる。

 文章を打っているときはふよふよとしたキーボードというか最早シートのようなアルファベットが、指を当てる度に浮かび上がったり沈んだりというアニメーションを繰り返すけれど、だからといって指にキーボードを打ったときのような打鍵感は伝わらない。平面の板を指でつついているだけである。これでは指の方が変形してしまう。このふわっとした文字うち感覚がどうにも耐えきれず、私はポメラを購入せざるを得なかったし、パソコンを手放せなかったというわけである

 

 それでもスマートフォンの方が画質は良いし、画面が広いので横書きしろ縦書きしろ文章が読みやすいのであるホームページも見やすい。そう、『観る』というツールとしては大変優秀なのが、画面だけがすべてみたいな、スマートフォンさんという機械なのだ

 それでもやっぱり、スマートフォンで起爆スイッチを押すのはどうなんだ、と思ってしまうのである

 これは安室さんに限ったことでは無く、スマートフォンというかタッチパネルを使ったどんなシステムにも抱く感情なのかもしれない。しかし、頭では確実性はタッチパネルの方が高いと言うことは理解しているのだ。それでも物理ボタンを頼った方が良いのでは無いか、と思ってしまうのは、最早ボタンレス普通になりつつある現代に対して私が発症した適応障害じみたなにかなのかもしれない。

 SF世界に限ったことでは無く、現在でも様々な入力機械タッチパネル(静電式)は使われている。

 ボタン式の起爆スイッチ(なんかもうこの言葉だけで頭がおかしい気がしてならないのだが)の方が、構造上中継する部品が多い分故障接続不良の危険性を孕んでいる。それを鑑みれば、やはり起爆スイッチは感度抜群のスマートフォンの画面をタッチする方が理に適っていると言える。間違ってスイッチタップしてしま誤爆することはあっても、起爆信号の正確性を考えれば、タッチパネルに何のクッションも挟まず触れてしまう方が、よっぽど確実である絶対に爆発することができる。

 それでも私はボタンの方がいいなと思ってしまうのだ。そんな軽々しい起爆スイッチ大丈夫かと思ってしまうのだ。この感覚が、私がボタンにたいして全幅の信頼を寄せているからなのか、ボタンを押すという実感がなければならないという強迫観念なのか。

 とにかく、安室透の起爆スイッチスマートフォンだった。

 あの触感のはかなさに反して、その先に起こる爆発という非常に重たい現象があり、それがコナンたちの命運をかけた一場面だと思うと、宙に浮いたような不安感がただようのだ。

 あるいはその感覚は、エモいというやつなのかもしれない。

 そんなことを深夜に思いつき、こうして書き作っていた。

 おわり。

2019-02-08

機械が正しいと思えなくなってしまSFに夢が見られない

人工知能人間能力を判定し公平に云々系のディストピア

機械学習のためのサンプルによって基準が決まるのであれば今地位がある属性はそのままその地位を保ち続けることになる

「この仕事に向いた能力を持っている」かどうかではなく「現在までにこの仕事選択した人のデータが持つ傾向に当てはまるか」であって秘められた能力を見抜いてくれるわけではなく、

その傾向に当てはまる人が採用されることによって新たなサンプルとなりその傾向がますます強まっていく

しかプログラマバグを仕込んでいるかもしれない

もう何も信用できない

うっかりロボを出すリアル路線SF作品

ケースバイケース

2019-02-07

星新一を読み直した

小学生くらいの頃、父親本棚でたくさんの星新一が埃を被っていた。なんだか表紙がかわいくて読んでみたんだけど、当時の自分は1冊読みきる前に飽きてしまった。

(そもそも途中で飽きてしまうような読み方をする作品じゃないよなあと思うんだけどね)

大人になった。kindleで見た星新一はやっぱり表紙がかわいかった。とりあえず定番の「ボッコちゃん」。

仕事家事の合間に、お風呂で、トイレで、移動中、ちょっとずつ読む。すぐに脳内ミニシアターになって、風景が飛び込んできて、人が動いて、会話して、そんなのを追いかけてたらあっという間に物語が幕を閉じる。

時々は自分人生SFなんじゃないかと思う。

anond:20190207102951

昔のディストピアSFみたいに公的機関が育てればいいんだよな。

なんで子育てなんて負担庶民押し付けるんって感じだわ。

あした世界が終わるとしても

「公開されて結構つのに、感想とか全然見ないな…?」と思いつつ観に行ったけど、感想を見ないってのはつまり「そういうこと」だった…。

絵(3DCG)は悪くはないんだけど、これくらいのレベル作品は今どきTVアニメでもありそうだし、劇場版アニメとしては結構厳しい。

一応SF作品だけど、よくありそうな……はっきり言うと陳腐な設定だし、ゴリゴリハードSFを作りたいわけでもなさそう。

脚本ツッコミどころが多い。「非常事態なのにそんなことしてる場合か?」とか。

監督脚本も書いたみたいだけど、別の人に書いてもらった方が良かったんじゃないかな…(あとSF考証も)。

全体的に中途半端で、突出した部分がなかった。あ、キャストはわりと豪華だったので、そこはまあ良かった。

……そうだ。序盤にワンシーンだけ古谷徹ナレーション担当したパートがあるんだけど、そこがこの映画ダメさを象徴してる気がする(もちろん古谷徹が悪いわけではない)。

唐突にそのシーンが挿入されて世界観説明が始まったとき唖然とした。そういう説明は、劇中でさりげなくするもんでしょ…。

ナレーションのバックが宇宙に浮かぶ地球なもんだから、わりと本気で「え、宗教団体が作ったアニメだったの……???」とか思ってしまった。

2019-02-05

少子化対策

一生懸命出産子育てやす社会を作るより、SFでよくあるでかい試験管の中に胎児が育ってるみたいな妊娠出産依存しない人間製造方法模索した方が早そう

SFに出てきた単語で好きなものってある?

個人的には『月は無慈悲な夜の女王』で知った「ノーフリーランチ定理」とか、あと『猫のゆりかご』で出てきた「ボコノン教」なんかが好き

2019-02-04

メタSFっぽくgit説明をする

コミット  人間

feature  下位世界 基底世界より枝分かれした低層の世界。様々な人間たちが混在している。そのうち選ばれた者のみが、上位世界へと結合される。

develop  上位世界 あるいは基底世界ともいう。基底世界で認められた人間は、新たなる神としてアセンションを許され、楽園へと誘われる。

master  楽園。パライゾ。神々の世界人間が入り込むことは許されない。楽園崩壊は即ち、全時空、全宇宙崩壊意味する。

バージョンアップ  楽園に迎えられし新たな神の誕生を記録すること。

上記の理を管理する上位者同士が、己の生み出した人間を新たな神にするためにバトルしたりさせたりする話がgit管理みてぇなもん

2019-02-02

絶対可憐チルドレン

90年代最高のSFマンガパトレイバーとするなら00年代最高のSFマンガ絶対可憐チルドレンだと思うんだけどなんでか絶チルって批評対象になること少ないよね。あれだけ長期連載しててクオリティ落ちてないのになんでこんなに扱いが空気なのか。

(ちなみに10年代は進撃)

anond:20190202032629

同胞よ、反応があって嬉しい。おれは野良哲学愛好家だ。知的生命体の邂逅を描いたSFが好きだ。人類学が好きだ。歴史が好きだ。地学が好きだ。知的駆け引きが好きだ。研ぎ澄まされた統制術が好きだ。肉体的限界を超えようとする挑戦が好きだ。地道な研究による技術の発展が好きだ。ユーモアが好きだ。人類の英知が好きだ。親が好きだ。兄弟が好きだ。兄弟家族も好きだ。妻が好きだ。質や量を問わない様々な情報の統制機構がおれだ。おれは公私があって、人格を持っている。特に説明のない語は、現代日本語の辞書をググってなんとなく多数派なふわっと一般的意味で捉えてほしい。誤解の可能性のある語や別の定義を仮託したい語は、云々とは、と書く。

早口っぽくて申し訳ないが、これはまもなく命を失う可能性のあるおれ個人遺書であり、遺伝子であり、知性の漣を発生させる小石であり、財産相続であり、ディープインパクトであり、ネット上の記号であり、図書館ガラクタであり、くだらない承認欲求衝動的発露なんだ。紙媒体にも書いたが近親者しか読まないだろうし、読まない可能性もある。肉体的末裔を遺せない知性的個人としては私(し)を遺しきれないと思ったんだ。悪く言えば知性的通り魔だ。すまない。

野良なので語の定義ガチャガチャだ。批評してもらえると嬉しい。

 

世界とは、場、範囲。すべての社会。ここでいうすべてとは、意識上、無意識下のみで、不可知を含まない、限定的意味社会とは、複数個人の集まり。まるで機械のようにふるまったり、大きな個人のようにふるまうこともできる。個人とは、人類のうち、外的要因を受けて認知し、内的要因を加えて表現し、社会取引する主観個人社会の主であり、友であり、子でもある。個ではなく個人とした理由は、時代的背景として保留したい。肉体的生命人間新人ほ乳類動物生物とその無生物的ふるまい、無生物生物的ふるまい、ミーム、知性体、人工主観、共有された主観などを考慮する必要性もあるが、保留したい。主観とは、客観に対する語であり、subjectや主体とは別け、現代日本語的に理解してもらいたい。機械とは、入力に応じて定まった出力を行う機構

平和とは、状態。穏やかで、かつ調和が保たれている状態。穏やかとは、①不信、不満、不可逆性、不確実性を内的要因に含まない、個人状態。②主体性をもち、共感しうる、個人状態。③肉体的闘争の無い、社会状態。不信とは、信用や信頼のないこと。不満とは、欲求権利などが満足しないこと。主体性とは、意識上の表現を実現する能力可能性。肉体的闘争とは、個人の臓器や器官の機能を減退させる、個人個人個人社会社会社会干渉現象犯人逮捕、子の虐待、直接的死傷者が出る国家間戦争などを含むガバガバ定義闘争とは、場の範囲を別ち干渉し合う現象。関連して、個人闘争とは、感知と認知表現の隙間や意識無意識の隙間や主観と肉体の隙間などの、個人の内的な場に起こりうる干渉現象教育先入観体感的獲得、気分障害倫理観などを含むガバガバ定義思考個人闘争である意識とは、感知して統制できる一部の主観調和とは、①主体性をもって個人たりうることを保証し合う社会。②内的要因と表現された自己疎外が正の関係にある、個人状態

狭い意味としては、調和の①の意味複数個人まり社会が、互いを外的要因として認知し合い、内的要因を加えて表現し合うことに合意した状態。広い意味としては、調和の①の意味に加えて、穏やかの③の意味を含める。別の意味としては、すべての個人人権が実現する世界状態世界平和観測者は個人である。おれとあなた世界平和は別だろうが不可知だ。

 

ちなみに狭義の社会現実的社会は、定義を荒く削り出すと、人権対秩序の闘争だ。

以降は省略する。訂正加筆する。最後まで駄文を読んでくれてありがとう

アメリカ流行ってるサービス: 俺と周りの場合

https://anond.hatelabo.jp/20181129233609

同じくSF在住。いいまとめサンキュ。他に俺が個人的によく使うのは:

Lime

ここ1〜2年で急激に伸びてきた電動自転車電動スクーター(電動のスケボーハンドルが付いたようなもの)のシェアリングサービスBirdなど競合も。各スクーターGPSトラッキングされていてスマホアプリで近くにあるスクーター検索できる。使い終わったら乗り捨て。割とそこらじゅうに乗り捨ててあったりする時もあるので街の景観ちょっと変わった感があるが、それを超えて便利。でも乗る場所によっては割と危ない。大きな事故が出てくると規制もありうるかも。(追記:chanmiaさんのブコメによるとすでに規制されて台数が減ってるそうです。指摘感謝です)

Netflix

日本でも浸透してきてると聞くが、アメリカでも俺の周りだとみんな普通に加入してる感じ。昔のテレビのよう。最近Netflixで何を観た、あれ面白いよね、という会話がもはや日常。逆にAmazon PrimeとかHuluについて同じような会話は俺の周りでは聞かない。テラスハウスとかコンマリとかも周りの人は見てて、日本では本当に男女の恋愛あんな感じなのかとかの質問を良くされる。俺はドキュメンタリーをよく見る。最近では「Abstract」「Rotten」「Salt Fat Acid Heat」とかが面白かった。「Roma」が良かったと複数の友人から勧められたので今度見る。

DoorDash

代行でレストラン食べ物を取りに行ってデリバリーしてくれるサービス。Seamlessなどの競合も多いしアメリカ国内でも場所によって人気度が違うみたい。東海岸旅行した時に現地の友達Airbnbの部屋で宅飲みしようとしてDoorDashで注文しようと言ったら何それ普通Seamlessだべと言われた。結構割高だし、飲み物やサイドオーダーを取ってくるのを忘れるといったちょっとしたミスは割と多いが、払い戻しなどは可。選べるレストランは多い。代行dasherが今どこにいるか地図表示、予想到着時間、「もうすぐ着きますメッセージアラートなどがあり、精度はやや甘いが便利。

OpenTable

レストランリアルタイムオンライン予約サービスアメリカではこの分野を開拓した存在で、店内の注文管理機能と一体になってるシステムゴリゴリ営業で納入して加盟店を増やしたという話を昔聞いた。人気口コミサイトYelpオンライン予約をサポートするようになったので俺もOpenTableを使う機会はやや減ってきたが、ちょっといい感じのレストランとかの予約にはまだ使うかな。

Instacart

食料品を代行でショッピングして即日配達してくれるサービス。俺は使ったことないがスーパーの店内ではInstacartのTシャツを着た代行ショッパーを良く見かける。

Zillow

不動産検索サイトグーグルマップ感覚視覚的に使いやすい。住宅販売物件賃貸物件情報豊富で、間取り金額そして学区のランクなどいろんな条件で検索できる。Redfinなど競合も多い。売りや貸しに出てない物件でも推定金額が表示される。ズームインしていくと表示中の全ての家という家に金額マッピング表示されるのはなかなか圧巻。友達のあの人の家の資産価値も分かってしまう!物件の部屋の中などの写真豊富で、しかも多くはいい感じの家具内装でいい感じに盛られてる(ステージングといって、これをやる専門業者がいる)ので、見てるだけでも楽しいちょっとした脳内バケーションになる。

Houzz

家具インテリアのコーディネートのヒントになるプロ撮影写真カテゴリ別に大量に見れる。ちょっと庶民には無理という写真も多いが、これも脳内バケーション妄想が膨らんで楽しいプライスタグアイコンが付いてる家具は実際に買える。担当したインテリアコーディネーターに連絡することもできる。これでヒントだけ得てPinterestで似たようなIKEAハックを探すのが俺のパターン

PayPal

個人間の送金は少なくとも俺の周りだとまだPayPalが強い。数年前にCashとかの他のサービスが出てきて使う人もいたけど俺の周りはPayPalに戻ってる。何が特別便利ということもないが、通常の銀行口座だと個人間の支払は小切手なので(振込はお互いが同じ銀行でないと手数料が高い)、いくら小切手スキャンと換金が今ではスマホカメラでできるようになったとはいえ、面倒なのはアメリカ人にとっても事実オンラインショッピングでも支払はクレジットカードPayPalというところが多い。送金手数料無料PayPalはもはや第二の銀行口座として定着してる。(追記:vanillayetiさんとchanmiaさんのブコメによるとVenmoの方がイケてるとのこと。指摘感謝です)

Robinhood

手数料無料で株の売買が超簡単にできる。俺は株やったことなかったがちょうどいい入門になってる。Bitcoinに散々振り回されてからRobinhoodに出会い、これでいいじゃんという人が俺を含めて周囲にもチラホラ。

LinkedIn

ビジネス向けSNSと良く紹介されるが、転職活動時の職務経歴書としての機能が強い。ハイテク系の会社ではLinkedInページへのリンクを送ればレジュメCVを提出しなくてもいいというところもある。リクルーターからの連絡や昔の同僚からの誘いなども良く来るが、本気で転職先を探す時はHired.comなど他のサイトも同時に使う。

Glassdoor

会社自分給料いくらもらってるか、会社雰囲気はどうかといった情報匿名で共有するサービス職種役職によって横断的にも検索できる。面接でどんな質問をされたとかの情報も。求人情報も多く、職の大体の給与幅を予想してくれたりする。

Zoom

ビデオ会議システム個人ユーザ間だとまだSkypeだったりメッセンジャー音声通話機能FaceTimeを使ったりも多いが、会社仕事だと今はZoomが強い印象。会議室の大型ディスプレイなどとも統合やすく、支社間や取引先とのZoomビデオ会議出張先や在宅で仕事してるメンバーも加わってパソコンの画面を共有しながら会議する、みたいな場面は日常的。

Zendesk

カスタマーサービスを問い合わせチケット管理プロセスやFAQ管理システム統合により効率化した感じのサービスで、自社製品カスタマーサポートページだけZendeskに飛ばすようにしてる会社も多い。

Hopsy

俺が使ってるというだけで、流行ってるかは全く知らない。ビールサーバを購入して(ただし紹介で加入すると無料)、月額料金を払うと生ビールの小型ケグ(約2リットル)を毎月4つ配達してくれる。地ビールが多く、バリエーション豊富。軽め、苦め、重めの3つの風味から選ぶ(組み合わせも可)。月額会費分については特定銘柄ビールを選ぶことはできず選んだ風味でランダムなのが送られてくるが、個別に追加購入する時は指定OKアメリカは今インディアンペールエール(IPA)が大人気で、苦め風味を選ぶとほとんど重複なく次々と初めて見るIPAが送られてくる。どれも美味しい。ビールサーバから注いで飲む冷え冷えのIPA最高です。(追記:会費は毎月約$60です。俺は紹介で加入したのでビールサーバ無料だった)

追記1:

TurboTax

aoiro-cakeさんのブコメで指摘がありましたが確かにこれは外せません。毎年4月15日の夜に駆け込みでTurboTaxのサイト確定申告する俺。毎回来年こそはもう少し早くやろうって思うんだけどね。

スタバアプリ

vanillayetiさんのブコメで指摘がありましたが確かに使ってます。支払も画面上のバーコード会計スキャンするだけ。ポイントを貯めて無料で飲むラテの美味いこと。アプリであらかじめ注文して並ばずにピックアップできるのも便利。長距離ドライブの休憩ポイントを決めるのにもアプリ店舗検索を良く使います

追記2:

元増田にJIRAとかがあったのでZendeskとかZoomを入れてみたのだけど、他にもビジネスで使われるサービスは多数でこれが定番とか流行とかは良く知らない。俺の周りだと、会社で使う各種オンラインツールシングルサインオンOkta、経費精算はConcur、人事評価プロセスはWorkdayみたいな感じだが、会社によってこのへんは色々な気がするし、今挙げたツールUI微妙だったりしてまだ開拓余地がある感じ。これらの多くのサービス会社IPOしていてRobinhoodで買えるので、自分が実際に日常的に使っているツール使用感とか、今使ってる企業が他のサービスに乗り換えるコストはどうか、将来どう進化しそうかとかを考えて株を買うか決めたりしてる。

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