小学生くらいの頃、父親の本棚でたくさんの星新一が埃を被っていた。なんだか表紙がかわいくて読んでみたんだけど、当時の自分は1冊読みきる前に飽きてしまった。
(そもそも途中で飽きてしまうような読み方をする作品じゃないよなあと思うんだけどね)
大人になった。kindleで見た星新一はやっぱり表紙がかわいかった。とりあえず定番の「ボッコちゃん」。
仕事や家事の合間に、お風呂で、トイレで、移動中、ちょっとずつ読む。すぐに脳内はミニシアターになって、風景が飛び込んできて、人が動いて、会話して、そんなのを追いかけてたらあっという間に物語が幕を閉じる。
時々は自分の人生もSFなんじゃないかと思う。
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