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はてなキーワード: 断片化とは

2024-01-19

設計書.docx

Wordで書かれた設計書をメンテする仕事ほんとに無理。

Wordファイル更新するたびに内部データ断片化が進むから長寿ファイルほど重くなる。ファイルを開くのにも保存するのにもコピペするにも検索するのにも時間がかかるようになるから編集するのに大変なストレスがかかる。

開発ドキュメントとしては実装と食い違ってる記述がそこかしこにあって使い物にならない。

工数をかさ増しして、客に払わせる金額をつりあげるためだけにあるようなもの

くそみたいな仕事だけどお金のためだから仕方なくやってる。けど本当はこんな仕事滅びてほしい。

2023-09-11

anond:20230911065242

Excelマクロ/VBA/処理自動化なんかを扱った本がたくさん出版されてるので、職場物理書籍持ち込みOKなら特に悩む必要ないと思う

情報断片化されたりコンテキストが抜けてたりゴミみたなコピペ記事ばかりなネット情報より良い場合もある

Excel VBAなんてもう10年以上はほぼ進化してないから古い本でも十分

仕事必要なら買ってもらえばいい

2023-07-16

君たちは好きにしろ(きみいき)

君たちはどう生きるか」は見る価値がある。

その価値がなんであるかというと、映像作品としての面白さが半分、宮崎駿作品の置き土産としての価値が半分。

俺には、宮崎駿が「私は好きにした、君らも好きにしろ」と言っている映画に思える。自己複製と自己言及、断片化されたジブリ作品イースターエッグとして配置し、もしかしたら自己解説をしているかもしれない。

ビッグネームが自らの総集編として、最高のスタッフを集めて、贅沢に時間と金を使って作ってしまった、一世一代の怪作。同じポジション作品を見ることはもう二度と無いだろう。

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 2/3


3. 就職活動のこと

 大学四年になる頃、就職活動が本格化した。当時は就職氷河期で厳しい状況だった。講義レポートもあるし、当然サッカーだってやらないといけない。居酒屋(どんがま、というお店一本になっていた。今はもうない)でのアルバイトは週二に減らした。

 当時は、三年の秋から企業説明会が始まって、四年の春以降に面接スタートというのが一般的だった。俺が行きたいと思っていたのは総合商社だった。説明会に行ってみて、とある商社に惹かれたのだ。ほかの総合商社に比べて「オレがやってやるぞ!!」みたいな社員の人が多かった。

 三菱商事は、政府の高官みたいなキャラの人が多くて、三井物産スマートイケメンキャラが多かった。伊藤忠商事は、頭を鈍器で殴られても生きていそうな人が多かった(生命力があるという意味)。そんな記憶がある。

 その春までには、俺とキャプテン君はmixi上でマイミクになっていた。お互いの日記コメントをした繋がりがあって、サッカー友達ということで俺から申請をしたっけ。いや、もう正直覚えてないけど。とにかく、俺とキャプテン君はmixi友達になった。

 キャプテン君のmixi日記はすごかった。俺も、彼もサッカーのことを綴った日記が多かったが、彼の場合はなんというか、思考レベルが違った。普通に大学サッカーをやってるヤツが、一生懸命サッカーのことを考えているのだとしたら、彼の場合もっとずっと、『上の視点からサッカーのものを見詰めていた。

 例えば、同志社大学サッカー部は、今でも大学単位ブログ更新し続けている。各選手自分生活サッカーに関する考えを書き綴っていく。

アメブロ catch the world

https://ameblo.jp/duscblog/

 ここにある後輩達の日記は、読む価値がある。若いながらも自分なりに考えて学生生活を過ごしている。

 当時のキャプテン君のmixi日記は、この内容をはるかに上回っていた。日記のものは、すでにこの世にデータはないが、当時の俺個人日記に断片的なメモがある。

 当時、キャプテン君はこんなことを日記に書いていた。ほぼサッカーのことだ。本当は繋がりのある文章なのだが、断片化しているので意図がわかりにくいかもしれない。



集団というものは常に問題に直面してる。人が寄っている以上は必ず争いが生まれる。価値観の違いとか、追求する目標の度合いとか、相手への要求基準とか、争いの種は無数にある。それでも同じ集団として、組織として「仲間」を自称して日々共に暮らしている。

自分らは、全員で一丸となって目標邁進するために集まったはず。でも、いつからか、別の方向を向いている人たちをひとつ目標に進ませることに奔走してる。組織とは難しい。

組織には、絶対に衝突や背信生まれる。リーダーには、それをまとめる人間としての自覚がいる。自分がやらなければならないという責任感が。自分には実力が足りないといって何もしないのは卑怯だ。逃げだ。後輩には、早くこのことに気付いてほしい。

理想を語って、現実に不平不満をこぼし続けるのは簡単問題を黙って見過ごすのも楽だけど、人間が腐っていく。

・オレは現状を変えたいと思った。現状を変えるにはかなりの労力がいる。俺はあの時、みんなに不快なことを言ったけど、妥協してほしくないからあえて言った。

・言いたいことを言い合えない集団未来はないんやで。お互いに機嫌を伺って本音を出せないとしたら、自分らの関係は友人ですらない。本当の仲間って、暑苦しくて、うっとうしくて、そして清々しい。

・ぶつかっても、嫌われてもかまわない。まだ間にあう。オレ達はここから勝負だ。残された時間を考えると、今は悩みながらでも正しいと信じることを貫くしかないよな!

ぶつかっても、嫌われてもかまわない。何年か経った時に俺の伝えたかった真意理解してくれれば、それはそれで素晴らしい。

・愚直にやることは本当に重要やで。ひたむきにやらない人間に付いていく気にはなれん。

・結果を出すことは、集団をまとめるための必要条件であっても、十分条件にはならん。サッカー試合に出れない人の方が多いんやし、俺達のチーム!!って愛情をみんなが持てるチーム作りをしないと。勝って喜んでいるのはレギュラーだけってことにもなりかねない。今の俺には難しい。

・好む好まざるに関わらず、人には立場が与えられ、それに見合った働きが要求される。自分には難しい、できないかもしれないと言ってるヒマがあるなら必死勉強しなきゃいけないし、責任を負える人間にならんとな。

・今のチームには、勝ちたいという執念を見せるヤツや、自分を演じてでもチームのために尽くそうとする人間が少なすぎる。たしか個人個人は頑張ってるけど、みんなそこ止まりなんよな。他人に対して意見を言おうとせん。勝ちたいなら叫ばなきゃいけない場面もあるのに。だから俺は三年に怒ったんや。なに自分のことだけ頑張ってんねんと。自分らの代やったらそれ相応に振る舞えと。

他人言及することは、自分へのハードルも上げることにもなる。言ったからには自分もやらなきゃいけない。そんな風に、自分を追い込んで成長していかんと。

・時には集団のために自分を演じる必要がある。嫌われ役でも買ってでよう。自分大事にしすぎるあまり、みんな守りに入ってもうてる気がする。

自分のことだけに集中して動くのは本当に楽。でも、それなら今の場所にいる意味はないからね。引退までに、俺らの4年間を後輩に叩き込もうと思う。そうやってチームの魂は引き継がれていくものなんやで。



 上の日記は、なんJ民が書いたものではない。日記を書いたのは、当時21歳の大学生だ。一般的学生とはレベルが違う。社会人の域に達している。キャプテン君が反則で退場処分になったサッカー試合を見た時は只者じゃないと思ったが、ここまでとは思わなかった。

 実際、彼はいい奴だった。対面で話したことは数回しかないけど、でも確実にいい奴だった。熱い闘志が漲っていて、爽やかな笑顔が眩しい。それでいて面白いことも言える。ずるい。

 就職活動に話を戻す。必死エントリーシートを磨いて、SPI勉強をして、面接対策をして、総合商社の一次試験突破した。二次試験グループ面接も通って、いよいよ三次になった。

 会場は、晴海トリトンスクエアという海が綺麗な高層ビルだった。会場には、当たり前のようにキャプテン君がいた。緊張している様子だったから、声はかけなかった。かと思えば、ほかの志望者と一緒に雑談をしていて、さすがだなと感じた。

 面接試験の部屋の前で待っていると、自分の前に終わった人が出てきて、「頑張ってください」って言われた。「ありがとうございます」と返して部屋の前に立った。

 肝心の面接試験は、一応やりきることができた。子どもの頃からやっていたサッカーアピールもできたし、面接二名サッカーをしていたことがあったらしい。「インカレスタメンで出ました」と言ったら、「おー、うまいんだね!!」と言われた。

 面接全体だと、簡単質問もあったし難しい質問もあった。覚えてる限りだと、

□なぜ総合商社を志望するのか、その中でもなぜ住友商事を?

集団の中でどのような役割を果たすか

卒業までをどう過ごしたい

総合商社で叶えたいことは何か

□今後の人生目標

あなたにとって「仕事」とは何?

□弊社の弱点を教えて

仕事ができない人や嫌いな人が職場にいた時にどうする?

 こんなところか。ゆっくり落ち着いて答えていった。こういう時、サッカーをやっていてよかった。緊張はするけど、それが心地いい。失敗してもいい、飛び込んでもいいやって思えた。よい意味で、周りが見えなくなる。

 時間というものの退屈さを感じない。これは採用試験なのだという不安も忘れて、不採用がありうるという事実すら忘れてしまって、どんな恐れすらも感じなくなる。面接、という世界に全身全霊で移り棲んでしまたからだ。

 面接が終わった後は、さっきの自分と同じく、面接試験の部屋の前で待っている人がいた。俺は、ちょっと迷ったけど、「頑張ってください」って言った。その人は、「ありがとう。行ってきます」と返して面接室の前に移動した。

 それから普通に社屋を出て、ちょっとその辺でご飯を食べて、夜行バスが来るまで街を歩き回って、バスが来る頃にはすっかり疲れ果てていた。

 続き

 https://anond.hatelabo.jp/20230526212236

2023-04-22

anond:20230422190451

細菌DNAも血中に流れています。これらは血液に含まれDNA分解酵素によって切断され、小さく断片化され機能を失っています

そのため、私達の体に細菌がいたとしても、遺伝子が組み変わる心配は、ほとんどありません。

  

ただし、mRNAワクチンはLNP(脂質ナノ粒子)によってガードされています

LNPのガードがあるため、体のいたるところに運ばれて、細胞として取り込まれしまます

  

最近コロナワクチンで亡くなった方の解剖をしたところ、スパイクタンパク質が脳から検出されたそうですね。

LNPの利用はかなり問題あるんじゃないかと、言われはじめてますね。

2023-01-07

anond:20230107174122

この前なんかのブクマを読んだ時も

積極的フィルターバブルを作ってQOLを上げるために少しでも気になったら予防的ブロックする

って奴いたな

インターネット断片化されることを望んでいるって記事だったか

2022-08-30

現代イラストレーターは、必ず滅びる

mimicなるものが、今Twitterで物議を醸している。タイムラインに浮上するくらいにツイートされていると言うことだ。その中で一つ唸ったツイートがあった。「果たして二次創作パロディの形で書いたり自身エゴを満たすのに何の違いがある」とのツイートだ。全員が全員、イラストレーター全員が二次創作で私腹を肥やしたりエゴを満たす訳ではないだろう。中には姉なるもののような、正に理想の姉を描く素晴らしいぽち先生や単純なラブコメでは説明できない、男女間の性に根差した秀逸なラブコメを描く西沢5㎜先生や、最高に素晴らしい関係を独特で流麗なイラストで描くmatch先生のように、少し思い出しただけでもざっと列挙出来る神クリエーターがいるのは承知している。

が、印象論で語るがコミケコミックブースでは一次創作ではなく、二次創作で溢れているように見受けた。性質上有志による有志の為の、とまさに趣味性をコミケ全面に押し出している訳だが実際は金をやり取りして、要は商品として作品を扱っている。純然なマーケットである印刷代の為との反論の向きはあるだろうが、私はなぜ二次創作電子配信では無料放出しない、と反論する。別の言い方をすれば、他人の褌で相撲を取るような連中の集まりだと言える。

二次絵ではない戦艦に関する考察本、或いはマイナー民俗学を扱ったような、実にオリジナルしか言えないものは本趣旨から完全に外れるのでここでは扱わない。

要はこの問題は、言うまでもないだろうが生活の糧を失いかねない人々の叫びだ。この生活の糧とはイラスト、及びそこから出る利益である

が、これは私の完全なる愚痴になるがAV新法が制定されたときイラストレーターは声を上げなかった。それは何故か。自分に降りかかる火の粉が無かったからだ。法律が縛るが故生活の糧を失いかねない人々に声を上げなかった者、その一部が今度は法律が見逃すが故に生活の糧を失いかねない状況に陥っている。世界から目を背け、自分世界に籠ったが故に危機を察知出来なかった者の末路だ。

ここで私は富野由悠季言葉を思い出す。漫画業界は、漫画しか興味がない者の集まりです、と。拡大解釈するが、ただの絵を漫画とするならストーリー性を持たせられない者が今回の被害者、となる。遅かれ早かれストーリーテラーそのものAI計算機に淘汰されるかも知れないが、これも本趣旨ではないので放置する。

私自身はイラストで食っている人間ではないが、各方面から集中砲火を受けることだろうと覚悟して敢えて言う。「予期出来なかったにせよ、AI如きに取って替わられる仕事を選んだのが悪い」と。また富野由悠季言葉引用するが、エンジニアとは元来作ったもの未来どう影響を与えるか、とかは一切考えない人間の集まりで、その最たる例が車でありFacebookでありTiktokでありTwitterであるのだろう。それが偶々イラストに波及しただけの話だ。

更に言うならば、かなり大きく乱暴に括った上で語れば、イラストとは情報である。線が複雑に絡み合って視覚情報に訴える、そのことこそがざっくりと言って情報のものだ。そもそも情報自体一種お布施文化なのである。元々が消費者側のチップにより生活をする、昔で言えば観阿弥世阿弥構造であろう。或いは新しい作品であれば犬王に近い。言ってしまえばチップ生活を営むもの現代クリエーターなのである

梅棹忠夫先生言葉で語るのならば、農業工業と二つの時代代替され、到来した精神産業時代が今なのである。そしてここからは私の言葉になるが、恐らく精神産業は次の産業に移り変わらねばならない。もう既にデザイン時代は終わったか、終わりが目の前にまで来ている。

イラストを単体で考えた上、頭の中で完結する可能性が極めて高い商品と言える。人間が見、脳に億のイラストを放り込み感覚器官で入出力を繰り返した結果生まれ確立されたもの楽器演奏DAW関係に似ている。私は無知であるのでDAWが出てから食いっぱぐれたスタジオミュージシャンがどれだけいるか知らないが、それでもあらゆるデジタルエフェクトが開発され、果てはDAWで完結したホームレコーディング作品グラミー賞を取り、そのアーティスト007主題歌を歌う現代でも、スタジオミュージシャンからDAW音楽シーン破壊した、或いは食いっぱぐれたなんて訴えるのは寡聞故か聞かない。

それでも音楽が今も、昔の勢いこそ削がれたが存在するのはオリジナリティ以上に、アイデア重要視されるからだろう。今もyoutubeを覗けば昨日アップロードされたばかりの二重の意味で新鮮な音楽に巡り合えることもあるのだから

問題そもそもない。デジタル恩恵に与り生活の糧を得てきたイラスト、画風なんて人間模倣できるものを売り物にした産業構造、それに乗っかったイラストレーターがいるだけの事だろう。その産業構造の中で生じたmicmicなる癌細胞産業全体の破壊に掛かっているだけのことだろう。もう次の産業モデルを考えねばならない時代が来ている。

私は予言する。micmicが我々の声で死滅させられたにしても、十年以内にまた、今度は別の強敵となってもしかしたらストーリーテラーでさえも呑み込む強度に成長して広義のコミック文化破壊しに来る。それよりも少し遠い未来その流れはもしかしたらアニメーションにまで来てしまうのかも知れない。個人の解剖が、趣味性格の傾向さえも分析される進んだ未来、個々人向けにカスタマイズされた娯楽を一つ一つ出力する未来が必ず来る。そこでは現代我が物顔でマーケット荒らしまわるディズニーでさえも、単なる人間による珍しいスタジオの一つとして扱われる。特定個人が最もドーパミンの出るシーンを映すことに特化した、娯楽に特化したAIが確実に出現する。無論、マーベルDC太刀打ち出来ない。

それを前提とした上で、漸く本題だ。以上は前置きである。ここまで読んでくれた読者諸君に敬意と心から謝意を表明する。そしてここから先は、与太話がたんなる一つのアイデアだと思って読んでもらいたい。私には才がないから、実現する力はない。これに触発された、いるか解らない若い君に実現の道を切り開いて欲しい。私にはその時間が割けないので。

例えばArtist Shareと言うものがある。クラファンのアーティスト版と言ったところか。そう言うものを作ればよい。そこでは中抜きを極力排して、要はコミケオンライン版のように運営にかける費用は抑え、出来るだけイラストレーター漫画家に支払われる額を大きくする。Boothやfantiaのように、単なる消費者-クリエーター関係を越えて、youtube投げ銭のように金持ち消費者は好きなクリエーターに幾らでも投げ銭が出来る、その代わりに審査を厳しく、micmicのような精神産業破壊AI会社と密に連携し、売られた作品を一度AI人間かどちらでも構わないが審査解析を行い、過去他人作品AIに掛けて描かれていないかを厳密に判断するシステムを作る。人間の描いた作品のみを取り扱う、それを可能にするシステムを構築する。可能ならば、有志達が本気ならばそこに参画したクリエーター保証する為に、歴史から引用すればメディチ家のようにそのシステム消費者全員、それは全世界さえも包括する億単位に達するか解らんが多くのスポンサーを受け入れる。その為に出来るだけ多くの言語圏に届けるために翻訳陣を用意する。勿論、ここでAIGoogle翻訳のような機能を使ってはならない。我々の優位性が失われるし、各文化圏に最適化される必要があり、それは恐らく未だAIでは実現出来ないだろうからだ。まさかエロ漫画のようなオホ声が例えばイスラム圏に最適化されるライブラリは未だAIにはない筈だ。人間の生きた脳で翻訳必要だ。

エロフォーカスし過ぎた。エロだけではない、例えば今なろうが流行しているらしいが、そのテキストさえも、要はイラストストーリー、果ては音楽も包括した組織理想ではあるが、果たしてその組織が正常に作用してくれるかは私の頭では想像できない。要は作品として一から終いまで完結出来るだけのシステムを整える必要がある。

この、Micmicのような精神産業破壊AIは、法律倫理で縛れるものではないことを前提としなければならない。幸いAV新法のように、今回は法律が縛るのではなく、むしろ縛るものがない。そこを利用し、利益を齎すシステムを作る必要がある。

だが陥ってはならない罠がある。最近で言えば確かネトフリが振るわない番組製作途中で打ち切った、なんて報道があった。それはプロ観点からである欧米道徳である利益重視である。それはクリエーターが下すべき判断であって、マネージメントの側から判断してはならぬのである

現代は高度に断片化され過ぎた。あらゆる音楽で言うところのレーベルが乱立している。集英社だけでも四つ以上はある。私の幼少では考えられぬことだった。

とは言え、現代では資本が全てなのが痛いところだ。暗号資産のように、純粋資本とは言い難いものベースにするわけにもいかない。何しろクリエータ生活が掛かっている故に、浮ついた貨幣を用いてはならぬので。

先に述べたシステムを生かすのならば、ある程度の出版社の力が必要となる。が、決してコミケオンライン版と直接に結び付けてはならない。幾ら有志とは言え、ある程度以上となれば確実に企業としての体が求められるし、資金調達が出来なくなる。そうと言っても、本体利益重視の団体と結び付けては、組織としての気風が崩壊する。それ故下位組織か、いっそ別組織で結びついた方がよい。

何よりも絶対にしなければならぬのが、出版社優位のシステムには絶対にしてはならぬことだ。私は出版業界は知らないが、組織化された集団は必ず利益の下に腐敗することを知っている。もう、出版社は腐敗していると言ってよい。が、彼らの力が最終的に必要になるのも現実だ。

それは考えねばならぬこであるが、現時点では解を得られない。君たち、読むか解らないが若者の頭で、考え出して欲しい。

些か理想に走った青写真であるのは認める。が、私が何よりも言いたのは、積極的自衛手段を編み出さねばならない、と言うことだ。出来てしまったのは仕方ないし、事実この世界自動化効率化の下進んでいっている。それに抗うのは無理だ。第二第三の者が来る。それに対抗するには流れを利用する。幸い現代資本主義が揺らいでいる。既存資本構造が正解とは限らない。使える手段は全部使え、自ら生存の為に。それが君らの世代では可能なはずだ。嘆き悲しむのは誰にでも出来る。質で来るなら量で抗え、君らにはそれだけの頭数がいる筈だ。私は知恵が足りぬので出来ず残念だが、君らでも知恵が無ければ最悪大学先生を使え、使えるものは親でも大学教授でもなんでも使え。

最後に、君らにエールを送りたい。是非とも、生き延びてくれ。

補足説明はするつもりだから、君らの意見を聞きたい

2022-02-06

anond:20220206183402

あったと思うよ。なぜかというとインターネット文壇デビューブログがメインだった時代は、先見の明があって言いたいことがある人や自分を売り出したい人はブログ書いてた時代があったよね。そのブログブクマされると世の中より少し進んだ考え方の言語化可視化みたいなのが出来た。

けれども今はブログ流行らなくて、SNSの中に閉じてしまったり、Twitter断片化してしまったり、YOUTUBE動画に埋もれたりしているのと、

そもそもゆとり世代になって、若い知識人の厚みがなくなって、新しい風がどこからも吹いてこなくなった。これは深刻だよ。

2021-06-05

anond:20210605123531

数年使い込んで断片化しまくったハードディスクデフラグかけたら、

起動時のろろっ、ろっろろ?ろーーーろ、ろっろろみたいなシーク音が

ローロろろろらロロレローファファーン(tada.wav

になってしゅごくきもちよかった。

無性にディスクデフラグしたくなる時がある

Windows10から必要ないんだけど、あの断片化された赤い線がだんだん青くまとまっていく感覚が好きだった

2019-12-22

個人情報保護委員会も、公取委に言ってくれ……これ位。

公取委個人情報保護委員会とは別にオンラインサービス規制提案して、「サービスの対価として自らに関連するデータ提供する消費者」とか言い出してるけど、EUでも似たようなことが起きてたらしい。

欧州委員会オンラインサービス規制のための新しい指令を起草して、そこで「消費者サービスの対価を個人データで支払う……」とか書いてしまった。これに対し、欧州データ保護監督機関が「何すんじゃワレェ!」したのが以下の見解である

EDPS Opinion 4/2017

https://edps.europa.eu/sites/edp/files/publication/17-03-14_opinion_digital_content_en.pdf

EDPSはデータ駆動経済について、EUの成長のために重要であること、デジタル単一市場戦略として唱道されるデジタル環境において抜きんでていることを認めております消費者法とデータ保護法とが共同し相補しあう関係にあることは私たちが一貫して論じてきたところであります。ですから、「デジタル商品」の提供を受ける条件としてデータ差し出すことを要求される消費者保護を強化するために、デジタルコンテンツ供給にかかる契約に関する特有の側面にかかる2015年12月の委員会指令プロポーザル意図しているところを、私たちは支持しております

しかしながら、この指令のある側面は問題はらものです。というのも、これが適用可能なのはデジタルコンテンツのために価額が支払われる場合だけではなく、デジタルコンテンツ金銭以外の個人データその他何らかのデータの形での反対給付と引き換えに供給される場合にも適用可能からです。EDPSは、人々が金銭を支払うのと同じように自分達のデータを支払えるという考え方を導入するような規定を新たに定めることのないよう警告いたします。個人データ保護を受ける権利のような基本権は、単なる消費者利益に縮められるものではありませんし、単なるお値打ち品のように個人データを捉えることはできません。

最近採択されたデータ保護フレームワーク(以下「GDPR」といいます)は、未だ完全には適用可能でなく、新しい e-Privacy 制度は今も審議中でございます。ですからEUとしては、立法者が協議されている入念なバランスをひっくり返すようなプロポーザルは、何であれ避けるべきものです。イニシアティブの重複は、デジタル単一市場統一性意図せずとも損ない、規制断片化と法的不確実性をもたらすことになりかねません。デジタル経済における個人データ使用規制する措置として、EUGDPR適用することをEDPSは推奨いたします。

「反対給付としてのデータ」という概念……このプロポーザルでは未定義のままです……は、所与のトランザクションにおけるデータの正しい機能について混乱を引き起こす恐れがございます。この点で供給から明瞭な情報がないため、さらに難しいことになるでしょう。それゆえ私たちは、この問題解決する一助として、EU競争法におけるサービス定義を一考することをお勧めしますが、その地域範囲定義するうえでGDPRの用いている規定が役立つかもしれません。

見解では、このプロポーザルGDPRとどのように影響し合うことになりうるか検証いたします。

第一に、データ保護制度に基づく「個人データ」の定義が広範であるため、その効果により、この提案指令の対象となるデータが全て GDPRに基づく「個人データ」とみなされることは十分にありえます

第二に、(個人データの)取扱いが発生する厳密な条件はGDPR指定済みであり、この提案指令に基づく修正や追加を必要としておりません。このプロポーザルは反対給付としてデータを用いることを正当とみなしているようですが、GDPRでは、例えば、(本人の)同意有効性を検査し、デジタル取引文脈において(同意が)自由意思に基づくとみなしうるか決定するための、新たな条件を一式用意してございます

最後に、消費者に与えるものとして提案されている契約終了時に供給からデータを取得する権利供給者がデータ使用を控える義務は、GDPRに基づくアクセス及びポータビリティ権やデータコントローラデータ使用を控える義務オーバーラップしている可能性があります。このことで、適用する制度について意図しない混乱をもたらすことになりえます

EDPS Opinion 8/2018

https://edps.europa.eu/sites/edp/files/publication/18-10-05_opinion_consumer_law_en.pdf

見解は、EU消費者保護規則のより良い執行近代化に関する指令のプロポーザルと、消費者集団的利益保護のための代表訴訟に関する指令のプロポーザルからなる「消費者のための新しい取引」と題する立法パッケージに関するEDPSの立ち位置を概説しています

EDPSは、目標において最近近代化されたデータ保護フレームワークと密接した領域で、既存規則近代化しようという同委員会意図を歓迎します。EDPSは、個人データの大規模な収集収益化、およびターゲットコンテンツを介した人々の注意の操作依存するデジタルサービスの主要なビジネスモデルが提す課題対応するために、現在消費者法におけるギャップを埋める必要性を認識しています。 これは、消費者法を改善して、個人デジタル市場の強力な企業との間で拡大している不均衡と不公平是正する、またとない機会です。

特にEDPSは、指令2011/83 / EU範囲を拡大して、金銭的な価格にて提供されないサービスを受ける消費者が、同指令が提供する保護フレームワーク恩恵を受けることができるようにする意図を支持いたしますが、それはこのようなサービス今日経済的な現実ニーズを反映しているからです。

このプロポーザルでは、EDPS Opinion 4/2017の推奨事項を考慮して、「反対給付」という用語使用や、消費者によるデジタルコンテンツサプライヤーへのデータ提供が「積極的」か「受動的」か区別することを控えています。ただしEDPSは、プロポーザルで想定されている新しい定義により、消費者お金で支払うのではなく、個人データで「支払う」ことができるデジタルコンテンツまたはデジタルサービス提供に関する契約概念が導入されることに懸念を示しています。この新しいアプローチは、「反対給付」という用語使用したり、個人データ提供価格の支払いを類推したりすることで生ずる問題解決していません。特に、このアプローチは、個人データを単なる経済資産とみなしているために、データ保護の基本権としての性格を十分に考慮していないものとなっています

GDPRでは既に、デジタル環境にて個人データの処理が行われ得る状況に関するバランスを既に定めています。 このプロポーザルで、GDPRで定める個人データを完全に保護するとのEUコミットメント矛盾するやり方で解釈される可能性のあるアプローチを促すようなことは避けるべきです。データ保護法の原則を損なう危険を冒すことなく幅広い消費者保護提供するために、電子商取引指令における「サービス」の広範な定義や、GDPR地域範囲定義する規定、もしくデジタルコンテンツプロポーザルに関する理事会一般アプローチの第3条(1)などに基づくアプローチ代替することが考えられます

したがいまして、EDPSは、「有形媒体では提供されないデジタルコンテンツ供給に関する契約」や「デジタルサービス契約」の定義にて個人データを参照することを何であれ控えていただくことを推奨し、その代わりとして、次のような契約の考え方に依拠することを提案します。 それは、「消費者への支払いが必要かどうかに関係なく」特定デジタルコンテンツまたはデジタルサービスを売り手が消費者提供または提供することを約束するというものです。

その後

きちんと追えていないが、「EU消費者保護規則のより良い執行近代化に関する指令」は、昨月末に採択されたようで、前文に「digital services provided in exchange for personal data」という表現が残ったものの、個人データについては「GDPRに従う」とのことで落ち着いた様である

https://eur-lex.europa.eu/eli/dir/2019/2161/oj

2019-11-02

anond:20191102202953

1行目で「見る人が不快に思うからダメという言う話ではない」って言ってるのに

3行目は女性差別だと思う人がいないと成り立たない論理から、結局「見る人が不快に思うからダメ」って言ってるだけじゃん…

それとも「差別は受け取り手無しに成立する」とでも言いたいのかね?

意味不明すぎてちゃん説明しないと誰も同意しないと思うけど

まずこれは、「見る人が不快に思う」からダメという言う話ではない。

当然、不快に思う人もいるだろうが、重点を置くべきはそこではない。

女性の性が断片化され、人格から切り離されたモノと扱われることが、女性蔑視・女性差別から問題なのだ

フェミニスト教授牟田さんの記事読んで納得できなかったところ

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68185

読んだんだけどさ。

まずこれは、「見る人が不快に思う」からダメという言う話ではない。

当然、不快に思う人もいるだろうが、重点を置くべきはそこではない。

女性の性が断片化され、人格から切り離されたモノと扱われることが、女性蔑視・女性差別だから問題なのだ

たこれは表現の自由に属する問題でもない。いつでもどこでもどんな表現でも見せてOK、なのが表現の自由であるけがない。

いや、俺は「性が断片化され、人格からきりはなされたものと扱われる」っていうのが何を言ってるのかさっぱりわからんのだが。

だいいち、この人の理屈だと、公共の場に限らず、宇崎ちゃん差別的ダメってことになると思うんだが。

なんで公共の場以外だったらOKになるの? それはそれで適当過ぎない? (挨拶




ここから本題。



ねえ、牟田さんの記事さすがにひどくない?

とても教授が書いた文章とは思えないっつーか。




最初にさ、赤十字じゃなくて埼玉県ガイドラインの話するじゃん?

んで、宇崎ちゃん埼玉県ガイドライン的にアウトって話をするのね。

なんでも女性笑顔にしてるだけでダメなんだってさ。(ここよくわからないポイント1)

んで、埼玉県ガイドラインですらアウトなんだから赤十字もっと公共にあたるし当然だめっていうのね。(ここよくわからないポイント2)



んで、ここまでのよくわからんポイントはとりあえず飲み込むとして

公共での広告の在り方を定めるガイドライン的にNGだから宇崎ちゃんダメ」っていうのはとりあえず受け入れるとするじゃない?

ここまではまだモヤモヤはするけど受け入れられるのよ。


でも、次からこの人の話いきなりおかしくなるのよね。

まずこれは、「見る人が不快に思う」からダメという言う話ではない。

当然、不快に思う人もいるだろうが、重点を置くべきはそこではない。

女性の性が断片化され、人格から切り離されたモノと扱われることが、女性蔑視・女性差別だから問題なのだ

たこれは表現の自由に属する問題でもない。

いつでもどこでもどんな表現でも見せてOK、なのが表現の自由であるけがない。


ここよんで「はあああああ?」ってならんかった?

なんでさ。

公共ガイドライン的にちょっと自重したほうがいいよっていう話を受けいれたら、

自動的に、「宇崎ちゃんの絵は、女性の性が断片化され、人格から切り離されたモノと扱われることが、女性蔑視・女性差別だから問題

ってところに合意させられるわけ? (ここよくわからないポイント3。というか納得できないポイント

そもそも論理が逆転してんじゃん。

今までは一応「ガイドライン」の存在が先にあって、それにひっかかるからアウトって話だったよね。

これはちょっと判定怪しいけどいちおう理屈は通ってるの。

でも、よくわからないポイント3はさ


全然違う話をつなげてる上に、その違う話でNG判定が出たってとこから無理やり逆算してるのね。

ガイドライン的にNGだった」→「女性蔑視・女性差別だから」→「宇崎ちゃん女性の性が断片化され、人格から切り離されたモノと扱われてるものだ」になってる。

これずるくね?

だって牟田さんの記事、どこにも「宇崎ちゃん女性の性を断片化して、人格からきりはなしたものである」ということについて説明してないじゃん。

なんかいつの間にか自明なことになってんじゃん。

なんか、前のガイドラインの件の続きで、あたかもこの点については説明済み・合意済みって前提で話進めてんじゃん。


これが、大学教授の書いた文章ですか?

ちょっと牟田先生の知性を疑いたくなるレベルでひどいと思うんですけど。


いや牟田先生バカからじゃなくて、説明してないことを説明したつもりになって記事書いてるだけならまだいいよ。

でも、もっと恐ろしいのは、牟田先生がわざとこういう構成文章を書いてるとしたら。

それはもう教授失格でしょ。

読み手バカだと思って騙す気満々で記事書いてるよね。

それが教育者のやることですか?

この件での騒動で明らかになっているのは、多くの人々に、女性差別撤廃条約やそれにもとづいて国や自治体が取り組む、女性差別撤廃に向けた取り組みの中身がまったく理解されていないことだ。ツイッターを見ていると、弁護士評論家と称する人たちにさえ「個人気持ち問題」「感じ方の違いにすぎない」「表現の自由を侵すな」等の発言があったのにはまことに頭の痛い思いがした。

別に素人なら頭の痛い思いをしたとか感情的なことを書くのもいいけどあなたフェミニズム学の教授でしょ。

なに素人みたいなこといってんの?

そこを説明するのがあなた仕事でしょ。



そのあとに続く文章ますますひどいよね。

考えてみてほしい。

物心つく前から、街頭で目にするポスター本屋コンビニ店頭にならぶ雑誌の表紙に、性的ポーズを取り男性欲望に訴える女性の姿を見ない日はない。道を歩いていると見知らぬ人から容姿について卑猥言葉を浴びせられる。学校先生男子たちから体つきについてからかい嘲笑を浴びる…。

日本普通に生きていてこんな体験したことがない女性はいないと断言してよいが、こうした体験は、女性たちの尊厳を傷つけ自己肯定感を奪って、生き方のものさえ歪めてしまう。あまりにも日常的に起こっていることだから自覚することさえなくやりすごすことも多いのだが、これはまぎれもない女性への人権侵害だ。上述の条約基本法の警告や指摘は、女性たちにとってリアルなのだ

そうかもしれんけど。

それと牟田先生がろくな説明もせずに「宇崎ちゃん女性の性を断片化して、人格からきりはなしたものである認定したことは全く関係ないよね。

ごまかしてるよね。


ねえ。

フェミニズムの授業っていっつもこんな非論理的解説やってんの?

それ学問としてどうなの?

さすがに、今回の記事をまじめに書いてこれだったんだったら、教授としての資質を疑いますよ。

象牙の塔で、誰も批判する人がいないからいつの間にかこんなずさんな文章書いてもやばいと思わなくなったのかどうか知らないけど。

さすがにこれは大学教授の書く文章じゃないよ。


書き直して。どうぞ。

2019-05-14

夢見りあむ優勝に備えよ

夢見りあむが第8回シンデレラガール総選挙で優勝する可能性は決して小さくない。あえて「優勝」と書いたのは、モバマスデレステを始めたばかりの人、すなわちりあむの票田への配慮であるゲームシンデレラガールズなのにシンデレラガール戴冠とか言われても詳しくない人はわからないよねこのネーミングどうなんだと前から思ってる

それはさておき、りあむ戴冠は現実可能である。え?ガチャブもらった加蓮に決まってるだろって?中間一位の未央に違いないって?りあむなんか無理無理wwwって? うん、もちろん普通に考えれば優勝は加蓮や未央の可能性が高く、りあむの目はずっと小さいのだろう。

しかし、そもそも中間の前も「圏内入ってたらいいね」「いきなり声付き狙える位置ならすごいね」程度の評判だった。それが蓋を開けてみれば声どころかCGを窺う中間位置である前例がない話で予想が難しかったとは言え、中間発表まで我々は夢見りあむを過小評価していた。見くびっていたのだ。

であるならば、我々はまだ見くびっているのではないか? 加蓮や未央の後ろに迫っているという我々の予想こそが、現実では遥かにぶっちぎっているということの証左なのではないか

蓋を開けるまではわからない。しかし、私はその可能性は高いと思っているし、現実可能性として備える時期が来ていると考える。

ここからが本題である。夢見りあむが優勝したとしよう。一体何が起こるのか?

我々は似たような事例を2つ知っている。言わずとしれた直近のアメリカ大統領選と、ブレグジット国民投票である

製造業が衰退して職を失ったラストベルトの人々。移民に職を奪われることに怯える下流階級の人々。不満のはけ口を求める彼らが、現状へのアンチテーゼとして選んだ選択肢トランプであり、EU離脱だった。

今回の総選挙の構図はこれと同じだ。大好きな担当投票しても投票しても圏外から抜け出せない、声はおろか出番も上位レアももらえない、そんな総選挙から閉め出された下位アイドルのPたちの不満の捌け口として、総選挙の仕組みそのものへの鉄槌として、あるいは現状が壊れることを期待する野次馬根性によって、夢見りあむは表をかき集める存在となった。

しょせんは烏合の衆弱者連合最後に勝つのは本流の人気アイドルだ、騒いでるのは面白いが上位に来るのは許さない。そんな多くのPが、もしかしたらりあむに投票してるP達さえも心の底ではそう思っているだろう。だが、その軽視、嘲りそのものが夢見りあむを怪物に仕立て上げるのである

では、その怪物勝利の後に残るものは一体何だろうか?

トランプは内向き政策を強め、中国との貿易摩擦を激化し、世界経済に暗雲をもたらしている。

イギリスEUからの抜け出し方を決められず、大混乱の内政とダラダラと引き伸ばされる離脱期限で世界醜態晒している。

一時の熱狂から冷めた後に残ったのは、混乱と後悔、そして取り返しのつかない分断である。「勝利」に熱狂し、次第に見えてくる現実から目を塞いだまま、すでに萎びた勝利果実強硬に求める者たちと、そんな者たちを怒りと軽蔑を込めて睨みつけながら、ノリと気分と浅い考えで投票した馬鹿者のせいだと嘆きまわる者。分かり合うことは決してない。

夢見りあむが勝った宇宙シンデレラガールズに待ち受けるのも、そんな分断であろうことは間違いない。りあむに擦り寄りにわか担当になる者、声なし出番なしの代弁者としての振る舞いを期待する者、声が付き出番が付いてその振る舞いに失望するもの、夢見りあむの主流キャラへの仲間入りと相応の出番を求める者、それを拒絶する者、嫉妬する者、優勝を横から奪われたと思い込み強烈なアンチへ変化する者、それが行き過ぎてデレマスアイマス全体へのアンチへと落ちる者。デレマスPたちは、バラバラになり、決して分かり合えない小さな集団へと断片化していくのだ。

どの集団に入るか、見限るか。結果発表までの一週間に考えておいた方がいいだろう。杞憂かもしれないけど、起こっちゃってから慌てるのは大変だよ。

2019-03-02

ネット言論劇場化するか

https://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/121900702/?P=4

 ネット上の言論は、しばしば極端で根拠を欠いたものに流れがちだと言われる。その要因は複合的だが、「劇場化」「匿名化」「断片化」「無料化」などが挙げられる。

 まず挙げられる代表的な原因は「劇場化」だ。現代社会は、誰もが気の利いたことを言えば、瞬時に数十万人に情報を届けることができる社会だ。過激面白い発言は多くリツイートなどされ、発言者は目立ち、逆に地道で理解に少し時間のかかる発言敬遠される。

 誰も反応しない発言存在しないのと一緒だし、誰でも他人には認められたい。自然劇場化し、発言過激に流れやすくなる。それ自体はどんな社会にも存在した現象ではあるが、それが劇場化と相まって過剰になっているのだろう。

2019-02-21

anond:20190221163515

断片化された事実だけで物事判断するのは占い屋の仕事やで。

我々は証拠の一粒残さずを吟味した上で法的判断を下すのが使命ではなかったか

2019-01-23

anond:20190123103848

一般SSD断片化してもパフォーマンスにはさして影響しないのだが、OS再起動時にデフラグ的な作業をしている可能性はコロイドレベル存在するな。

anond:20190122124242

これにちょっと関連するところで質問なのですが、スマホストレージフラッシュメモリ)も断片化ってしますよね?

デフラグとかできないんでしょうか?

2018-03-21

anond:20180320141834

俺もこれかな。ただし電子書籍かどうかにはこだわらない立場

書籍ネット情報ということで対比するけど、

ネット情報は最新の情報が手に入りやすかったり、

単一質問に対するピンポイントの答とかは見つかりやすいけど

断片化された情報が多く体系化されたものが少ない。

公式HPではそこで書いたことが全て公式発言になってしまうことから

「こうやって作るべき」といった公式の中でも意見が分かれる議論には言及できず、

どうしても事実だけを淡々とまとめるリファレンスのような内容に偏ったりと、

正確だけど入門や勉強には非効率ものになりがち。

(どちらかというと公式より同じ利用側の立場から教えてもらえる書籍の方が入りやすい)

それ以外のネットの誰が書いてるかわからない無料情報は間違ってる場合も多い。

ネットの仕組み上、正確な情報より、読み手面白いと思ったもの

話題になるような仕組みだから当然なんだけど。

Stack Overflow レベルになると間違いは少ないとは思うけど、

日本Qiita とかで話題になってる技術記事はひどい内容のをよく見かけるね。

反論してる人が少ないのは読み手が間違いに気づいてないのか、批判は失礼だと思ってるのか)

一方、書籍はその分野である程度評価されている人しか出版の話にならないので

最低限の内容の正確性は保証されていたり、

そもそも金を取るので読みやすさとかに配慮されていることが多い。

また書籍一冊分の分量からしても技術全体像が体系化されて説明されるので

一気にある技術全体像を掴むのには便利。

まぁ、最新情報が手に入りにくかったり、読者の最大公約数を取るので

高度やマニアックな内容に触れにくかったりという側面はあるね。

要は、それぞれ一長一短あるんだから、賢く使い分けるのがよいと思う。

からしたら、両方のいいとこ取りをすればいいのに、

IT 業界っていう理由だけで片一方の可能性を潰す理由がよくわからない。

2018-03-06

はてなの当時の雰囲気が知りたい

https://anond.hatelabo.jp/20180303064407

2ch黎明期雰囲気を伝える文献は結構ある

ニコニコmixiコミュニティ、更に遡ってテキストサイトニフティサーブの話も探せば幾らでも面白い話が出てくる

なのにそれなりの勢力を誇ったはずの「はてな」の話って全然見つからない

お茶事件とかも断片化した情報はあるけど同時代ネットでどんな存在だったのかとか当時の雰囲気を知れるものが皆無で悲しい

2017-06-17

酔える草を飲んで酩酊した話

アカシア根皮茶(ACRB)を試す機会があったので、様子を書いてみる。

例えば飲酒したとき、吐く寸前くらいの酩酊時は、気分が大きくなり、説教を垂れたり思考が飛び飛びになったりする経験がある人も多いと思うが、この草の場合酩酊と同時に視覚聴覚幻覚も一緒に楽しめる。

(効果は人によって異なり、効かない人はアルコールの悪酔い程度にしかならない。自分は多いにキマった)

試してみたい場合や調べてみたくなった場合はこのURLから辿っていけば一通りを知ることが出来る。 http://storys.jp/story/24344

当日の朝食は抜いて13:00からお茶摂取開始

13:20 アルコール酩酊に近い状態になる。寝転がっているのが楽で、座っているのが面倒に感じる。目を閉じていた時にも視界に液晶モニタを間近で見たようなツブツブが見えてくる。

13:30 目を開けていても、気を抜いていると何も無い白壁や、陶器の皿にプリズムのような幾何学模様のパターンが見えてくる(ルイス・ウェインフラクタルな猫のような見え方)白い皿の輪郭部分から色収差のように赤と緑の線が見える。

13:32 気分が悪くなり、嘔吐。体温が低く感じる。

13:40 目を開けて意識をしっかり持っている時はアルコール酩酊と同じ感じ。目を開けてぼーっとしていると視界が何重にも見え、幻覚幾何学模様のパターンが更に激しくなる。この視界が何重にも見えるのをぼーっと楽しんでいるだけで多幸感がある。目を閉じていても、フラクタルパターンモノクロの部屋など、各種幻覚強制的に見られる。

14:00 感覚の鋭敏感のピーク。瞬きしたときの視界の変化が知覚できるようになる。蛇口から水がポタポタ落ちる環境音などにタイミングを合わせて視界が歪む。毛布や服の感触安心感を覚える。同居人現在の様子を説明するときに、自分の心情や見えている物が伝わらないのがもどかしく感じる。

14:10 音楽映像摂取すると精神が持って行かれそうな状態になる。音楽映像を全部止めて、ぼーっと天井を見ている。その時に天井シーリングライトの丸い形状が愛おしく感じる。角張ったものに対する忌避感がある。

14:30 思考断片化しているのを自覚する。喋ったり文字を打っている途中にもう別の事を考えてしまい、発話がおいつかなくなる。おそらく、ボイスレコーダーをセットしておいて独り言を言い放題にしておくと、後で聞き返して悶絶しそう。

15:00 視覚聴覚幻覚幻聴が無くなる。以降は酩酊した状態に近い精神状態連続した思考が出来なくて、自分意思無関係に考える対象ポンポンと飛ぶのが、まるで自分の頭が良くなった、悟りを開いた、と誤解してしまう。

16:00 酩酊も一通り収まり、外に出る。太陽の光がまぶしい。

まとめ

ここまでキマると思っていなかったので、音楽映像の用意をしていなかったのが悔やまれる。人と話していたいのか、映像を流して視覚がめちゃくちゃに過敏になっているのを楽しみたいのか、ぼーっとしていたいのか、の様に方針を決めておくほうが良い。

思考制御が出来なくなった状態の時に、うっかり神からの啓示や、けものフレンズを見ると悟りを開いてしまいそうだった。

2016-09-09

隠し事テクニック

1.コマンド.嘘 嘘をつく

2.コマンド 知らないふり

3.コマンド カントの嘘つき術

4.コマンド 話をそらす

5.コマンド それはちょっと

6.コマンド 不思議ちゃん宇宙人、天然のフリ

7.コマンド 八方美人

8.コマンド 話を合わせる

9.コマンド 相手に聞き返す

10.コマンド 質問される前に多くのことを言って、隠していることがないで、全部話しているというように思わせる(ddos攻撃)

11.断片化

12.抽象化

2015-09-15

http://anond.hatelabo.jp/20150915094321

これ男とか女とか関係あるのかねーといつも思う

ゴミ箱に移動させることはあっても全部別名保存だよ

ゴミ箱を空にするのは中々難しい 断片化したやつがパフォーマンス修復で勝手に消えることはある

どきどきするのもがっかりするのも嫌だから最新の情報更新絶対しない

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