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2013.07.01
研究と報告96 自治体非正規雇用職員の働き方と賃金労働条件の実態と課題
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はじめに
私たちは1993年8月、自治体に直雇用されている非正規職員と、自治体業務を外部委託された職場で働く公益法人や民間企業労働者(=公務公共関係労働者)で「自治体関連労働組合協議会」(略称「関連協」)を結成しました。2009年の自治労連大会で、「自治労連非正規雇用・公務公共関係評議会」(略称「非正規公共評」)に名称変更し、今日に至っています。
病気にもなれない
非正規労働者にはほとんどの場合病気休暇はありません。病気になり有給休暇を使い果たすと欠勤になってしまいます。たとえば臨時職員(22条適用)がちょっと大病して休まなければならないとなると、6ヶ月で任期満了なので、病気であろうがなんであろうがそこで首を切られてしまいます。明日から働けない、仕事もない、身体もしっかり治ってない、そういう状況で放り出されてしまう人もいます。
私の地元の静岡でも清掃の臨時職員だったAさんは、自宅で脳幹出血で倒れてしまう。病院に運ばれてICUに入った。その後、かなり元気になられたけど言語障害があって職場復帰ができない。どんなに労働組合で運動して要求書を出しても、「臨時ですから…」ということで半年目に雇い止めになる。その後、その方は一時生活保護を受けたりしていましたが、いまはマヒが少しよくなり仕事を見つけられましたが月収が10万にも満たない。いま自治体の中で仕事をしている臨時職員はそういう状況の下で仕事をしているのです。
悲しみにも差
賃金も劣悪で、正規職員に比べると3分の1、ひどいところでは4分の1ぐらいの実態です。昔から村八分という言葉がありますが、火事とかお葬式のときは村八分にはしないといいますが、私たちは両親が亡くなったときとか、親族の悲しみにさえ差別があって、正規の方は配偶者が亡くなれば忌引休暇があると思うのですが、非正規職員に正規職員と同じように忌引休暇が付与されている自治体は稀です。悲しみにも差があってお葬式にさえ満足に休みが保障されていない。親が亡くなっても1日しか休みがない。あとは有給休暇を使うか、有給休暇さえもない労働基準法違反の自治体も少なくありませんが、有給休暇を使い果たすと欠勤になります。欠勤になると収入が減る。そのいたちごっこのような状況の下で自治体の業務を支えているというのが、いまの私たち自治体非正規労働者の実態です。
1、総務省「臨時・非常勤職員の実態調査結果」から何を読み取るのか
2013年3月29日に総務省が「臨時•非常勤職員に関する調査結果について」(2012年4月1日現在)を発表しました。自治労連は、自治体で働く非正規職員の数を含めた実態の公表を総務省に要請をしてきましたが、総務省がはじめて臨時•非常勤職員数を公表したのは2005年です。そのときは45万6千人。そして2008年にも調査をし、49万8千人と発表されました。
今回の調査では、60万3千人で、前回2008年調査より10万5千人も増えています。この間、総務省は「集中改革プラン」(2005年〜2009年の5年間)の作成を自治体に強要し、自治体は職員削減や民間委託を推進してきました。その結果、非正規労働者がどんどん増えているという実態が今回の数字に現れています。
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調査対象/2012年は任用期間が6ヶ月以上、勤務時間が週19時間25分以上/2005年、2008年6ヶ月以上、勤務時間が週20時間以上/任期付短時間職員・再任用短時間勤務職員は除外
総務省は任期付短時間公務員制度の積極活用をすすめる「4・24通知」(2009年)を出していますが、昨年末の総務省調査では任期付短時間公務員は全国で3,745人です。この数字は、自治体の実情・実態に合わない制度であることを明白にしていると思います。
2.職種別
一般事務、保育士等、教員、講師、技能労務職員の順番で女性比率が74.2%を占めています。また、都道府県では看護師、給食調理員が前回より減少しています。
3.任用根拠別
特別職非常勤職員(3条3項3号適用)38.3%、一般職非常勤職員(17条適用)21.1%、臨時職員(22条2・5項適用)40.6%で、いずれの職種においてもわずかですが17条適用が増えていました。
今年3月15日の総務省交渉では、総務省は「任用根拠に関しては各地方の県なり市なりが独自に任用していることであり、各都道府県等に技術的な助言はしていません」と回答しています。しかし、各地方で交渉しますと、「総務省から非常に強い技術的な助言があり、非正規の任用に関しては本当に窮屈です。各市町村のみなさんが窮屈な思いをされているのはわかるのですが、総務省からきつい指導があり、改善をしていかなければいけないという実態はわかってはいますがなかなか改善できないのが実情です」という本音がポロッと出てきます。一方、市町村の担当の方との交渉の席上などで、「処遇を改善してほしい」等の要求をしていきますと、市町村の担当の方も「おっしゃっていることはよくわかるのですが、この任用制度の中ではいまの市町村のできる限界であって、やはり県からのご指導があるので非常に窮屈で難しいです」といわれます。
4.再度の任用の可否、任用期間の上限(雇い止め問題)
総務省は2009年1月23日、「地方公務員の短時間勤務のあり方に関する研究会報告」(以下、「研究会報告」)を公表しました。「研究会報告」は現行の臨時・非常勤職員の任用等のあり方について、ⅰ)任用の厳格化、ⅱ)任期の更新を期待させない、ⅲ)再度任用する際にも能力実証を経て新たな職への任用であることを強調し、ⅳ)一時金や経験加算を否定しています。
さらに同年4月24日、総務省は公務員課長通知「臨時・非常勤職員及び任期付短時間勤務職員の任用等について」を出し、「研究会報告」にそって、任用根拠の「明確化・厳格化」や任用の際に更新の期待を抱かせず、再度任用する場合にも任期ごとに能力実証に基づき「新たな職に改めて任用されたものと整理」するなど「更新への期待権」が発生しない任用管理を強調しています。
両者とも上限設定を強化する傾向になっており、今回の調査結果には、両者の影響があらわれています。
市町村の任用期間の上限を一般事務職でみた場合、「通算任用期間の上限あり」が特別職非常勤職員(3条3項3号)で215(前回214)団体、一般職非常勤職員(17条)で276(前回233)団体、臨時職員(22条2・5項)で466(前回447)団体と増えています。「通算任用期間の定めなし」が3条で483(525)団体、17条で512(554)団体、22条で881(962)団体と任用の厳格化が伺えます。
10年以上の更新を繰り返している団体についても調査しており、都道府県で12団体、政令市で6団体、市町村で444団体となっています。
2、自治労連の取り組みについて
1.「雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」-いっせい雇い止めを阻止しよう!雇用の安定と均等待遇で、より良い住民サービスをめざす
(1)自治労連第32回定期大会で「誇りと怒りの大運動」を提起(2010~2013)
私たちは自治体直雇用の非正規と公務公共関係の労働者の処遇を改善し、大きな運動にしていきたいと3年前から「雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」と名付けた運動を取り組みはじめました。
なぜ「誇りと怒りの大運動」なのかということですが、自治体の非正規・公務公共関係労働者の一番訴えたいところは何かといえば、任用の形態は非正規・公共関係労働者ですが、仕事に対する思いは正規労働者となんら変わりはない。仕事に対する思いや誇りはみんな同じではないか。その「誇り」を傷つけているのがいまの働かせ方の実態ではないかということで、これに対する「怒り」をきちんと打ち出していこうと、「誇りと怒りの大運動」という名前に決まりました。
(2)1年目、組合員の学習と意思統一、対話、労働実態の洗い出し等に重点を置き各地方組織、単組、支部の課題の明確化、総務省署名63,195筆を集める
1年目は自分たちのあり方を自分たち自身が確認し、職場の中にも自分たちはこうやっているんだということをキチンと訴えていこうということにしました。
非正規労働者というのはややもすると自分たちの置かれている立場、処遇は自分の責任なんだという気持ちがなかなかぬぐいきれない。当局から「あなた方はそういう労働条件で納得してこの仕事についたのでしょう。半年でおしまいという約束で仕事についたのになんでずっと働きたいと思うの?」といわれたときに、非正規という働き方についたのは自己責任なんだというところが払拭できないということがあります。
私たちは、なぜこういう雇用形態でしか働けないのかということをいろいろと学習するなかで、自分たちの雇用問題が、日本の国のあり方、自治体のあり方と深く関わっていることを学んできました。正規職員を削減し続けた結果、正規労働者がやるべき仕事を非正規労働者に行わせ、本来、自治体でしなければいけない業務をアウトソーシング(外部委託)する中でこんな矛盾が出てきているんだということがわかりはじめるのです。そうすると「これは自己責任ではないんだ」ということに気づくのです。
また当局がいうような「非正規のみなさんはそれがよくてそういう条件で入ったのだからそんな文句をいわないで働けばいい」ということを言う正規労働者も少なからずいます。「そうではない」ということを学習の中で深めていく。そして正規労働者の方にもそこは理解してもらう。
正規労働者と非正規労働者の溝を埋めていくのは労働組合の力で、要求を1つでも改善して前にすすんでいくような運動をつくっていく。その中で正規と非正規がなぜこんなふうに分断されなければいけないのか。そして民間と公務員がなぜこんなに分断されなければいけないのかということを学習し運動の中で距離を縮めていくというのが大事ではないかと思っています。
(3)2年目は1年目の取り組みを更に具体的な要求前進と組織化をすすめる―雇い止め・雇用中断の撤廃、通勤手当、特別休暇などの獲得、新たに39組織(13単組・8支部・18分会)確立と2地方組織で非正規公共評の立ち上げ、総務省署名70,790筆を集める
2.今後の課題
(1)「雇い止めをなくしたい」
労働契約法が改悪された中で、新しい雇い止めが起きてきていると思っています。これの法律は民間労働者が適用される法律ですが、民間が5年の有期雇用を入れれば、公務のところにも民間にならって有期雇用をどんどん入れてくることは懸念しなければいけないと思っています。とにかく雇い止めをなんとしてもはねのけたいというのは私たちの思いです。これを庁舎内や地域の中に広く打ってでていく。
自治労連は当初から均等待遇にもとづく任期の定めのない短時間公務員制度をつくるべきだという方針を持っています。当面、地方自治法203条、204条を改正し手当などが支給できるような環境をつくる。一方では均等待遇にもとづく短時間公務員制度もつくっていくことがいま私たちの運動の中の大きな柱になっています。
昨年まではこの運動の中で総務省に対して処遇改善を求める署名を取り組んできましたが、今年は最終年度ということで、署名を国会請願署名に切りかえて運動を大きくしていこうということでいま取り組んでいます。毎年、3月の春闘時期に提出していた署名ですが、今年は5月29日提出することとし、いま最後の追い込みの時期です。
2)組織内では、各地方組織や正規単組に「非正規はパ-トナ-」という意識と位置づけ(方針)の変化を作り上げてきています。この到達を踏まえ地域から公務に限らずワ-キングプアをなくす運動を継続しておこないます。
(3)地方組織での実態調査、自治体キャラバン等を積極的にすすめていく
いま自治労連の地方組織の中で、「憲法キャラバン」や「自治体キャラバン」の中で、自治体の非正規労働者の実態調査をさせてもらいたいと話をさせてもらう中で、「資料をおいておきますのでここに記入してください。そしてそれを是非返してもらいたい」という依頼すると、当局も「結構ですよ」と返してくれる。三重自治労連は、毎回、自治体の非正規の職種ごとの労働条件をつぶさに調査し、自治体当局との懇談のなかで、「おたくの自治体は隣の市町に比べると賃金がこんなに低い」と指摘し改善させています。静岡自治労連では昨年、23市に自治体の非正規の実態調査を依頼し、19市から回答が返ってきました。
自治体の非正規の任用根拠や、賃金水準、特別休暇がどうなっているのか、ということも含めて返してくれます。そういうことが非正規運動の処遇改善のための財産にもなるので、実態調査を各地方組織にお願いしたいと思っています。
現在12地方組織に非正規公共評(千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、奈良、兵庫、広島、山口)が結成され活動を続けてきています。さらに発展させ、すべての地方組織に非正規公共評の確立をめざします。今年度から来年度にかけて岡山と埼玉で、非正規公共評の結成が予定されています。県内の横のつながりの中で運動をつくりあげて交流しながら、ここの町はこれが取れたのなら、隣の町ではこの条件を取っていこうという運動にできたらいいと思っています。
おわりに
女子高生との対話で
公務員バッシングがすごく強い中で、たとえば自治体のことを外で話すときはすごく勇気がいるんです。全労連のディーセントワークデーのときに私は地元静岡で街頭に立って道行く人たちに自治体非正規労働者の総務省署名をお願いしてきました。最初、道行く人たちはどういう反応をするのかと思っていたら、話し込んでいくと意外に「自治体で非正規の人がそんなふうに働いていて、そんなに賃金が低いのですか」という感じで話が盛り上がってくるのです。
正規職員に関してはどういう感触を持っているのかと思って、「正規もね、こういう働き方でね…」という話をすると、「そうよ、そうよ、公務員がたくさんお給料をもらっているって一概にいえないのよ」という意外な反応が返ってくるのです。最初は「公務員はお給料もらいすぎよ」という感じで石を投げられるのかと思っていましたが、対話して署名をお願いする中で「公務員はお給料もらいすぎよ」といった声は私は全く聞きませんでした。むしろ「そうですよね。自治体の仕事は大事な仕事だよね」という話のほうが多かった。「町役場や村役場や市役所にはこういう条件で働いている非正規がたくさんいるんです」という話をすると、「そうだったの、それは知らなかった」ということで快く署名に応じていただけました。
若い女子高校生たちはどうなのかと思って、たまたま試験が終わったあとだったのか集団で自転車で来て、私が署名行動をしていたら、「おばさん、おばさん、何をしているの?」といわれて、「おばさんは自治体でこういう働き方をしているから、働きやすいようにしてもらいたいと思って署名をとっているの」と話をすると、「エエッ、知らなかった」と。相手に話すときには「自治体の」といってもわかってもらえないので、市役所とか、町役場とか、村役場とか、相手に届くような言葉で話さないとわからない。「どこに住んでいるの」と聞いて、「そこに町役場があるでしょう。その中でこういうお仕事をしている人がいるでしょう。その人はこういう働き方をしているんだよ」という話をすると、高校生でも「そういう働かされ方はおかしいよね」というのが返ってきて非常に会話がすすむ。いまの若い子なので、「おばさんまだここで署名している?」というので「まだいるよ」っていうと「いま試験が終わったところで友だちが近くにいるから携帯でよんであげる」といってくれた。またある子は「いま署名というのをやっているんだけどさ、おいでよ」と声をかけてくれる。そうするとお店の中から女子高生たちがワァ~ッと出てきて、「何をやっているの?」って感じで人だかりになった。それで話をすると「ヘェ~」ということで署名してくれるのです。短時間だったのですが、女子高校生のお陰で30筆ぐらいあっという間に署名が集まった。話をしていくとこっちが思ったほどでもなく勇気を出して、ある意味ワクワクしながら街の中に出ていくというのは大事なことだと思いました。
補論
ILO要請団の思い出-「非正規問題は委員会審議に新たな視点をもたらす」と回答
ILO(国際労働機関)の「条約勧告適用専門家委員会」で、「同一価値労働男女同一報酬原則」をさだめた第100号条約にかかわり、日本のパート労働法の適用状況、男女の賃金格差や間接差別の改善状況などが審理されることにたいし、日本の自治体非正規労働者はパート労働法が適用除外とされ、関連労働者も含め均等待遇とは程遠い劣悪な待遇におかれている実情を訴えるため、6地方組織代表を含む総勢17人が、2008年10月、スイス・ジュネーブのILO本部を訪れ、要請しました。
自治労連の役員のほかに、地方組織からの参加者一人ひとりが職場レポートをもとに自治体で働く非正規・関連労働者の劣悪な賃金・労働条件等について涙ながらに訴えました。
私も代表団の1人として参加させてもらいましたが、非正規労働者の働き方をレポートしていこうということになり、現場で働く非正規の組合員に書いてもらいました。劣悪な働き方を競うような冊子ができました。
私はみんなのカンパでILOに行くわけですが、先ほどお話をしました脳幹出血で倒れたAさんも「大場さんカンパ」と言ってもってくれたものがあった
LINEといい、ガンホーといい、半島系が日本のIT業界に君臨してしまったな。日本人は一体何をやってたのか。日本人反省しろ。ただ、半島とは友好が最善策。俺は今日もLINEをやり、ホルスの16倍で焼き尽くすぜ。 2013/04/24
おいおい、パズドラは課金ゲーじゃねーよ。1円も払わなくてもリセマラでホルス取っておけば十分に最後まで遊べる。ゲームとは制約を攻略する遊び。パズドラで課金してる奴は頭オカシイレベル。見下してよし。2013/05/29
xevra 日本でも未だにゴッドフェスでサーバが落ちるほどの大人気なので馬鹿にできない。アメリカでも本格的に流行ったらそれは世界のゲーム史に残る偉業になるだろう/俺は麒麟が出なかった。ホルスで我慢。無課金は辛いね 2013/07/01
xevra 麒麟が入ってるのにラーが居ない。萌え系には勝てんという事か。ちなみにアスタロトの本体は左下のドラゴンだから間違えないように。 2013/07/18
バステトを究極進化させて回復パでキングひかりん使えば最強。ってそんな話じゃないか。ダメな人がダメな人を集めてダメな人に話をさせるとダメダメというのがよく分かって素晴らしい。 2013/10/07
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ドキドキプリキュアの敵がやっていることをやればいい。
ドキドキプリキュアを見ていない人間はまずいないと思われるが、一応説明する。
幹部達は、人間の心に自己中心的で身勝手な欲望が芽生えた所に、そのエゴイズムを増幅させるように囁き、欲望で黒く染まった「プシュケー」を抜き出して「ジコチュー」を造り出す能力を持ち、ジコチューを利用して破壊活動させ、キングジコチューの復活のために必要な「ジャネジー」の収集を目的としている。
以上Wikipediaより敵が行う行動の説明。
一読してわかりづらいため以下具体的に説明する。
クルマも来ていないし、渡ってしまおうかと考える(=自己中心的で身勝手な欲望の芽生え)。
そこで普通は「いやいやクルマが来ていないからって信号無視しちゃだめだ」と自制する心理が働く。
しかしドキドキプリキュアの敵はその一瞬のエゴイズムを抜き出し、増長させる。
この場合だと、信号なんか無視しちゃうもんねーと言っちゃって暴走する敵=ジコチューがつくりだされることになる。
閑話休題。
そうすれば、賛否両論あれど、過激な意見にはブクマがつきやすく、ホッテントリ入りも容易だ。
ああ、こんなにも有用なドキドキプリキュアというアニメはなんと素晴らしいのだ。
見ていない人間は人生を10割損していると言っても過言ではないだろう。
二日酔いにより目覚めは最悪。
隣のテントで寝泊まりする人々と軽く会話するも、気分悪すぎてどうにも調子が出ない。
前日多大なる迷惑をかけた方々とYo La Tengoにて待ち合わせをしていたため、けだるい体に鞭を打ち、なんとかグリーンステージへ。
3ピースながら曲ごとにパートチェンジを行うという器用さを見せつけていた。
そして極めつけはこれぞ90's USオルタナ!って感じのノイズギター。
しかしながら全体的に音量不足で、折角のノイズギターが後ろまで届いていなかった。
普通のアメリカ人が、まるで灰野敬二かのようにノイズギターを弾きまくる姿は面白かった。
今年一月に「ガンとはもう闘病しないことにしました!おそらく最後の来日!」と称して南青山レッドシューズにて行ったライブは記憶に新しいが(行けなくて口惜しい思いをした)、なんとフジロックでは二回もステージに立っているではないか!!
前日深夜にはクリスタルパレスでもライブを行なっていたが、入場制限&長蛇の列で諦めた。
満を持して迎えたグリーンステージでのライブだったが、期待通り演奏されたのは全てドクター・フィールグッドの曲!
演奏内容も、ウィルコ・ジョンソンが歌っているだけで他は昔と変わらず。
ギターソロではキチガイ風ダンスをし、ライブはJohnny B. Goodeで終わるところまで、私が普段聞いている37年前に録音されたライブ盤とほとんど変わらず。
ライブ中盤では、女に見立てたギターを抱きしめ語りかけた後に腰を振り始めるなど、元気すぎる一面すら見せていた。
・Jazzanova feat. Paul Randolph
実はJazzanovaを見るのは本年二回目であり、前回はチケット3500円のフェスにてDJの横でPaul Randolphが歌うだけというクソみたいなライブであった。
今回はちゃんと管楽器も含めた10人編成であり、迫力の生演奏。
安定感抜群のJazzanovaの演奏がなかったら憂鬱すぎてどうにもならないほどの豪雨もなんとか精神的にはしのげた。
そして、改めて日本のバンドに足りないのは電子ドラムのパッドだなぁと痛感。
もちろん、テクノロジーによって表面的な個性を演出するのは本質的でないが、Jazzanovaの様にフィジカルなプレイとテクノロジーを共存させているバンドを見る度に電子ドラムや管楽器へのエフェクター使いなども選択肢として考えるべきだと感じる。
・Toro Y Moi
今年のフジロックで一番期待していたし、期待を裏切らないベストアクトだった。
直前に見たJazzanovaと同様にフィジカルなプレイとテクノロジーを完璧なバランスで共存させているバンド。
予習としてライブ映像を見た時から上述のバランス感は素晴らしいと思っていたが、生で見ると改めてその完璧さに惚れ惚れとしてしまった。
編成はToro Y Moi本人がボーカルキーボード、そしてギター・ベース・ドラムという四人組であった。
そう、編成だけ見ると通常のロックバンドとなんら変わらないのである。
しかし、この4人によって生み出されるサウンドは現代版にアップデートされたディスコサウンドであり、編成からは想像もつかないものだ。
どのようにしてそれが達成されてるか考えてみると、ギターの役割が象徴的であったように思える。
というのも、通常のロックバンドにおいてギターはリズム(バッキング)ギターもしくはリードギターと呼ばれることが多いが、Toro Y Moiにおけるギターはその両者とも言い難い役割を果たしていた。
つまり、通常のロックバンドにおいて固定化されている、パートごとの役割が解体されてつつあるのだ。
それはまるで「ジャコ・パストリアスはバンドにおけるベースの立ち位置を変えた」といわれるように、ロックバンドの様式をアップデートするものだ。
いやー、Toro Y Moiまじですごいよ。
Toro Y Moiはチャズ・バンディックによるソロプロジェクトなわけだから、バンドはワンマン化してもおかしくないはずが、ライブでは個々人のプレイアビリティが絶妙に生かされていた。
この点において後述するThe XXとは対照的。
The XXはバンドの形式をとっているにも関わらず完全にJamie XXのワンマン化していた。
ワンマン化というのはつまり、他のメンバーは言われたとおり楽器が弾ける人なら誰でも代替可能ということ。
実際は曲作りの段階であったり人間関係の上で代替可能なんてことはありえないのだが、ライブ演奏においてはワンマン化していた。
さらに言えば、フィジカルなプレイとテクノロジーのバランスという意味でも、The XXはテクノロジー寄りで、ステージに立っている人間は割と置物寄りと言わざるを得ない。
そんな感じで最高だったToro Y Moi、唯一ケチを付けるとしたら演奏が予定より13分も早く終わってしまったこと。。。
やはり、PCで作成した曲をバンドアレンジしているため、持ち曲が少ないのだろうか。
そういえば余談だが、Toro Y Moiのルックスは若かりし頃アフロだった釣瓶にそっくりであるということに気づいてしまった。
個人的にはツボな発見だったのだが、どうやらこの話はウケが悪いようなのでここまでにしておく。
とりあえずEasyという曲が完全に小西康陽サウンドだったのと、Heartbeatの時だけ盛り上がりが尋常じゃなくその他新曲中心の演奏はウケが悪気味だったのは覚えている。
あと、レッドマーキーは屋根があり、音が篭っているためしゃがんでしまうと上ものが全く聞こえなくなってしまうことに気づいた。
恐らくTAHITI 80はボーカルの声も高いし、上ものたちがバンドの個性を演出しているから気づいたんだろう。
まぁHeartbeatはよかったよ。
文句をつけるとすれば、カッティングギターの音作りが悪かった。弾くのが下手くそなのと相まって、16分のカッティングが全然気持よく感じられない。
・Vampire Weekend
ライブ音源を聞いて知ってたけど、A-PunkはCD音源よりもテンポが遅く踊るにはちょいと物足りない感じ。
CDでは1stのヌケ感がだんだんなくなって壮大な曲作りになってしまい残念だなーとか思っていたが、いざライブで聴いてみると初期の曲ですら壮大に感じられ、「なるほど、もともとこういうバンドだったのか」と思わされた。
Vampire Weekendでも上述のバランス感は感じられたが、Vampire Weekendは従来のバンドであり、やはりゼロ年代のバンドという感じ。HURTSもTAHITI 80もそう。
そういう意味ではJames Blakeとかもやっぱり10年代を感じさせる。
・LETTUCE
大学の先輩と合流し、The XXまでのつなぎとして一応見る。
ジャズファンクとかあんあり好きじゃないんすよねーとか言いつつ見ていたが、思いの外よい、というかよさがわかった。
あの手のものは工芸であって美術じゃないだよなーみたいな風に思っていたのだが、ギタリストは芸達者で素晴らしかった。
でもやっぱり管楽器とかはどれも同じに聞こえてしまう。それは単に自分がやってるかやってないかの違いかもしれないが、Jazzanovaみたいにエフェクトかけてみたりすりゃいいのにーとか少し思ってしまう。
とはいえ全体的に楽しく、アパッチを演奏し始めた時にThe XXへと移動したのだが、なかなかに後ろ髪を引かれてしまった。
・The XX
上述したが、Jamie XXのワンマン感がすごかった。
どういうことかというと、フロントでは女性ギタリストと男性ベーシストが共にボーカルをとっているのだが、それぞれ楽器の演奏はしていたりしていなかったりという感じ。
対照的に後ろにはMPCが二台、電子ドラムパッドが4つ、シンバル、スネア、極めつけにはスティール・パンが並んでおり、これら全てを演奏していたのがJamie XXだ。
バンドの世界観をショウとして演出するという面では完璧だった。
全員恐らくKOMAKINOの服を着て、ステージは照明を落とし、白いフラッシュとレーザーが空間を埋める。
すごかったのは、レーザーを反射させてステージ全体に広がるスモークの中に巨大なXを描く演出。
そういえばホワイトステージにおいても聞く位置によるサウンドに良し悪しは顕著で、ちゃんとした音で聞こうと思ったら人混みをかき分けてセンターのPA前くらいまではいかないとダメだなと思った。
最初は左サイド後ろで聞いてたが、これではモノラルイヤホンで聴いているようなものだ。
まぁ屋外フェスで音がどうこうとかうるせーよって話だが。
なんとアンコールを40分もやって日付が変わっても演奏し続けていたそうで。
The XXが終わってから戻ってきてもゆうに30分以上見られましたし、ちゃんとBoys don't cryも聞けた。
個人的にはメンバーのルックスが気になってたのだが、白髪をワックスで固め昔と変わらぬ化粧を施したボーカルの姿はそれだけで泣けるレベルであった。
演奏に関しては、CD音源をハイエンド・オーディオで聴いているかのような解像度で驚いた。
各楽器の音が完璧に分離しててすっげーと思いながら踊っていた。
・GOMA and The Jungle Rhythm Section
ディジュリドゥ奏者GOMA、ドラム、ジャンベとコンガ、その他パーカスみたいな4人編成。
ディジュリドゥは普通にすごいんだけど(循環呼吸が必要で、音出せるだけでちょっとすごいらしい)、ずーーーっとアフリカンなパーカスたっぷり4つ打ちで若干退屈であった。
しかしこれまたしゃがむとディジュリドゥとキックしか聞こえないというw
部分的に聞けばめちゃくちゃ踊れるし最高なんだが。
そういえばGOMAさんは未だ高次脳機能障害のリハビリ中であり、MCはカンペを見ながらだった。
GOMAさんが音楽の力を信じて病と戦うというか克服していく様はドキュメンタリー映画にもなってるし、インタビューとかで読んでも普通に感動できる。
・Jamie XX(DJ)
The XXの曲もかけつつアフロビートとか80'sディスコとかまでかけて見識の広さとセンスの良さを見せびらかすかのようなDJ。
こいつあってのThe XXだよなーと感じさせる。
・石野卓球
富士山とかかけるのかと思ったら、おふざけ要素一切なくガチテクノをストイックにかけ続けるDJスタイルだったので途中で退場。
僕のフジロックはここで終わりました。
途中でCan you dance tonight?という声ネタを何度も挟んでいたが、もう既に朝だったw
俺よくここまで頑張ったよ…と思いつつテントに帰る。
「はぐれスライムがあらわれた」
謎のビックデータマザー?「はぐれスライムの経験値など知れているからスルー(逃げる)で」
ネット勇者LV30は逃げようとした・・・が廻り込まれた ネット勇者に1のダメージ
ネット勇者LV30は逃げようとした・・・が廻り込まれた ネット勇者に1のダメージ
ネット勇者LV30は逃げようとした・・・が廻り込まれた ネット勇者に1のダメージ
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謎のビックデータマザー?「仕方ない 他のはぐれバブルスライム達を呼ばない内に最初の一言でケリをつけなさい」
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はぐれスライムは「心の壁」を貼ったブーメランでは倒せなかった
謎のビックデータマザー?「仕方ない リア充ぶりを見せ付けなさい」
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ネット勇者は女友達や友達をたくさん呼んだ キングクラスタが出現
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ネット勇者はどくは効かなかった 常にSNSは「こどくの沼」なので既に毒耐性が出来ていた
ネット勇者LV30「たった経験値3か。無駄なじかんだった。どくとかHPやSAN値が一桁にならなければ冒険を続けても支障ないし
その内どく消しの呪文も憶えるし酒場には回復系の仲間もいる そうですよね?ビックデータマザー?」
ここ数年でようやく悟ったことがある。
どうしてもキャラの掛け合いが寒く感じて受け付けないのだ。想像していた通りの物を出されたにも関わらず文句を付けるなど俺が悪いに決まってるのだが。
こんな感想を抱いて、どんなに嫌でも、頑張っても、楽しめない作品はだいたい歳のせいだということだ。
それがすごく悲しい。
理性ではそれが歳を取るということなのだと、社会的な人格の形成だと分かっている。
それでも、諦めきれなくてさらに辛い思いをしている。
変態王子と笑わない猫という作品がある。
中毒になる動画シリーズではニコニコ養豚場というタグがつけられており、日々益荒男が鳴いている。
俺もそこに加わりたかった。家畜のように眠り、安寧と萌えを貪りつつ、ただブヒブヒと鳴き声だけを上げていたかった。
だが、EDでワンテンポ遅れたダンスを送る彼女、月子が感情を表に出せなくなったという背景を持つと知って
ただのジトメキャラが、歳は違うが娘に重ねてしまい、鼻をすすりながらなくようになっちまった。
落ち込めば落ち込んだ表情もするし、陰が差す表情とか5歳くらいでも自然に作っていたりして
頭をなでることもためらうこともあるが、真顔はつらい。
昨日まで「おとーさん(大好き)」って笑っていた快活な子が、いきなり真顔になって
「おとーさん(何やってるの)」にいつか変わる時が来る。それが怖い。感情を無くすってそういうことだ。
今日は何があったの?と聞くと、「あのね、今日はねー」としゃべりだした思い出が、
ジトメすら使わずに自然にシカトするときが来る。感情さえも見せずに。
その日を思ったら悲しくなってしまった。
無表情ではないが、どんなに傲慢でもツンケンしていても落ち込んだ表情も無理だな。
小豆が見せた表情を、もし仮に食卓で見せるようなことがあれば、俺はどうすればいい?
学校はどう?と聞いたら、もういらないと半分以上ご飯を残したり、グリーンピースを箸でいじりながら立て肘ついて
注意したら無愛想に出て行くようになったら。重い、重いよ。
中学の時と同じように、朝日が昇らないくらいにそっと抜け出して、スニーキングして根回しをしっかりやって、
その結果を得ることがすごくやるせない。EDでパンツをチラ見せしながら身体を横たえる月子じゃもはや興奮しない。
娘の行儀がその日に限ってよくて、仕事が残業もなしに早く帰れて、家事等ちょっと頑張っている姿勢を作れて
そのダブル役満みたいに幸事が続いて嫁の機嫌を最高潮に高めた後、自分が磨いた浴槽に二人で入る時に
曇りガラス越しに手を腰にやってショーツを下ろそうとする嫁のシルエットの方じゃないと興奮しないんだよ。
歳を取ったな。昔は挿絵にホースでシャワーを浴びている半尻の女の子が出てきただけで
猿よりも激しく胸を打って手が震えたのに、今や全員どこかしら娘に似ていると思ったらもう駄目だ。
もう駄目なんだ。手遅れだ。知る所から入り口を塞いでニコ動の年季の入ったIDを削除すれば、
このやるせない置き場のない気持ちもやっと下ろせるのだろうか。
話が変わるが、「○○歳までに読むべき本」これを書いた人のスタンスを見ていると、
「○○歳までに読めば、その後の人生においてとても有益でしょう。
しかし、不朽の名作ばかりですのでもちろん、○○歳を過ぎた方、○○歳を忘れた方にも
有益です。読んで損はございませんよ」
と八方美人な綺麗な纏め方をしていることが多い。
俺が、○○歳だった時、もうどんなことを考え、行動していたのか記憶に薄い人間の一人にとっては
このタイトルに期待する事は違うんだ。
今読んだら確実にくそつまらなく、そもそも読んでいたら周りが引くだろうし、
アマゾンでこっそり手に入れて最初の5pで血反吐が出そうになりながら諦めた経験が期待する事は
今でも読める事じゃない。 ○○歳以上は読む事ができない本なんだ。
今、この歳、この精神年齢って呼べる腐った心が全力で否定しつつも、
自分が若い頃ならさぞはまっただろうなと夢想し、くそつまらねーまじつまらねーと悪態をつきながら
若い頃に読んだということを仮定してシミュレーション的に語られる書評、そういうのを求めてんだよ。
無理してファスナーの線を上げて無理してくるっと回ってくれるママさんレイヤーが浮かべる表情の裏のような、
一枚めくれば若さへの嫉妬と怨嗟が充満しながらも若い子を無理して代弁してくれる、
そういう書評が欲しいし、紹介してほしいんだ。絶対読まないけどさ。
誰か、今風のラノベで、ブタがブヒブヒいうような作品で固めて、
応援している野球チームが最下位なんだけど、twitterとかみてるとネガティブ過ぎる書き込みが多過ぎてびっくりしてしまう。
まだ四月で借金4の時点で「暗黒時代も応援する覚悟」とか言っちゃってる人もいたし、采配批判を繰り返してる人もいた。
いやいや、確かにちょっと不甲斐ない試合もおおいけどさ。今の状況を考えればまだ踏ん張ってる方だと思いますよ?
ライトとセカンドのレギュラー(二人とも3割は楽に打っていた)が移籍しちゃったし、チームリーダーのファーストはWBCの疲労からか絶不調だしずっとショートを守ってきたベテランも怪我で離脱中。サードは病み上がりだし、セカンドに抜擢した若手は守備が経験不足でしばらく我慢強く見守る必要があるし、ライトのゴールデンルーキーは結構通用して希望の光が見えたかと思ったら怪我で離脱。去年のレギュラーで無事なのはレフトとセンターとキャッチャーだけ。
投手陣は去年と今年の開幕投手と抑えと二桁勝ったことのある助っ人外国人が怪我で離脱中。去年の勝ち頭は病み上がりで本調子じゃない。その結果先発投手陣が先に崩れることが多くて自慢の勝ち継投になかなか持って行けずに中継ぎに負担が溜まって調子をくずしちゃったりもする。
この状況は采配でどうこう出来るレベルじゃ無いと思うんです。
そんな最悪の状況で借金4で留まってるわけですよ。今は怪我人が戻ってきたら反転攻勢に出られるように5割付近から遠ざかり過ぎないように粘る時期でそんな絶望するような時期じゃない。
去年一年間ものすごい不調にも関わらず四番に据え続けた男は今年は頼もしく成長して現在ホームランキング争いトップに居るし、セカンドに抜擢した守備に難のある若手は3割打って盗塁ランキングトップに居るし、ここ2年程怪我等もあり不調だった元打点王は好調をキープして3割打ってるし、去年の勝ち頭は悪いながらもなんとか勝ちを拾い続けている間に怪我の不安から脱却しつつあるし、怪我人たちはそろそろ復帰してきそう。
明るい話題もこれだけあるし、怪我人が戻ってきたら戦力も充実する。あとは上がる一方でしょうよ。なぜあんなにネガネガしたり采配批判したり出来るのは不思議。まだ落ち込む時期じゃないって言っても聞く耳持たないし、なんだかなあ。
はじめに。ちょっと今辛いので吐き出し。
野郎同士のおはなしです。
付き合って8年、同棲して7年になる相手がいる。家賃、その他光熱費は折半。
それなりに長く続けば、それなりにツーカーにもなり、それなりに飽きもでてきて
そしてやる事やらない、枯れた関係になる。
みんながみんなそうじゃないと思うけど、ウチはそうなった。
毎日仕事行って帰って、海外ドラマのDVDをだらだらと二人で観て、寝るの繰り返し。
そして夜も一緒の布団で寝るは寝るけどそんだけ。
昔ミスチルの歌にあった
「つじつま合わせるように、抱き合って眠る」
自分としてはまさにそんな感じだった。
かと言って別れたいか?
というとそうでもない。刺激はないし、つまらない、恋人から家族としての
情みたいなものに変わりつつあって、きっとこのまま続くんだな、という安心感と、
そして永遠にこのままなのかも、というある種の恐怖を感じた。
この辺、普通のカップルみたいに、結婚とか子育てとかマイホームとか
親戚とかのしがらみとか、そういうのが降りかかってきて
二人で対処していく!てのがあればまた違うのかもしれないけど。
そしてセックスレスになれば、同然、外で発散してくる。
相方はどうしてるかわからない。自分が外で遊んでる手前、相方が同じことしてても
咎める権利はないし、咎める気もないが、確実に相方は自分が外で発散しているのは気づいていたと思う。
そんな時、某所で知り合ってちょくちょく会うようになった奴がいた。Aとしよう。
Aは同じ30代。身体の相性が良くて、何度やっても何時間やっても全然飽きなかった。
というか今でも身体の相性は過去最高だと思う。
Aは素朴な顔立ちだけどキリっとしていて精悍さがあった。
そしてAのモノはすごくデカくて太っとい。
恐らく今まで見た中で形も色合いも質感も完璧だった。
見てるだけで惚れ惚れした。
肩幅はがっつりあるのに腰はきゅっと細くて、
ぶら下がってるモノが一段きわどく目立っていた。
自分の手首ぐらいはあるソレを握って、じっくり愛撫して
根元まで入りきった時の充実感、
そして繋がったまま、Aの細い腰を
太腿でしめつけながらずーっとキスをしてると、
ほんとに幸せだと感じた。この為に生まれてきたとさえ思った。
正直慣れるまで相当痛かったが、
そんなの関係ねぇと思えるぐらい脳が痺れまくった。
それだけならそれで、まだお互い「遊び」の範疇だった。
でも次第にAも俺の事が好きだ、ずっと一緒に居たい、早く相方と別れてよ
と言い出すようになった。始めは相手にしなかった。
誰にでも言っているリップサービスだろうと思った。
でもその内、Aの事が好きで好きでたまらなくなった。
絶対心が動く事はないと思っていたのに、
毎日でも会いたい、でも会えない、それでも会いたいけどあなたはいない。
朝まで一緒にいたい、もっと一緒にいたいと言われ
気づいたら相方に「別れたい」と口走っていた。
まさに「寝耳に水」だっただろう。
「他に好きな人ができたの?」
とっさに
「違う、ただ今の生活が窮屈になった」
と誤魔化した。
この時の誤魔化した事こそが、事実だったと今は思う。
そして、
「いつか自分から切り出すかもと思っていたけど、先に言われるとは思ってなかった」
と言って、その日は相方は元々地元民だったのもあって実家に帰った。
一人で部屋にいると、
ほんとにこれでよかったのか?
Aの事は好きだけど結局今の勢いだけで
すぐに駄目になるんじゃないか?
好き好き言ってきていても、他にも男の影があるAに
若干の不信と嫉妬もあった。
わざわざ同じ道を別の人と歩く意味はあるのか?
二人用に揃えてた食器や家具を眺めて
相方との思い出ががんがん頭をよぎって責めて、
その日は眠れずにずっと同じ考えがぐるぐる頭を回るだけで終わった。
結局、後日話し合って、家庭内別居になった。
30越えると1発完全別居はお互いにしんどいし…という話で。
別々の布団で寝て、相方はちょくちょく実家に帰るようになっていった。
Aは
「その内自分のとこに来てくれるまでずっと待ってる、俺ちゃんの事以外はもう考えられないよ」
「自分が転勤になってもずっとついてくればいいじゃん」
そう言って俺に抱きつきながらさくっと寝落ちしていた。
今思うと口だけ感ありありだけど、
その時はラリっていたのもあって心を鷲づかみにされた。
Aの寝顔を撫でながら、永遠に続けばいいのに…と思った。
早くきっちり別れてAと一緒になりたい。
そう思いながらも踏ん切りがつかなかったのは、
いわゆる「オカマの勘」という奴で、
Aは俺に合鍵を渡し、俺の事は特別な部分もあるのだろうが、
いまだに他所でも遊んでる感があった。
本気だと言ってくるからには、その言葉に裏はないと信じたかった。
Aは転勤族だし、結局離れ離れになったり、
Aが他所で遊ぶようになって捨てられたらたまったもんじゃない。
結果今の生活を失うのが怖かった。
家に帰れば相方がいて、相方とAと、どっちにも罪悪感と後ろめたさで
薬を飲まないと眠れなくなった。
そんなある日、Aがシャワーを浴びてる間、携帯が光った。
と出ていた。
頭が真っ白になった。
Aが寝た後、
よくない結果があるのは120%わかっていて
「オッケー、楽しみ」
「まだAくんデカ○ラかな?俺の相手もよろしくね」
こいつ、ただセクフレがいるだけじゃなく
乱パ参加してやがる……!?
ほんとになんというか、
悔しいというか悲しいというか、
アタシの事好きって言ったじゃない!とか、
そもそもちゃんと付き合ってないから
とか、
色んな野郎をブッ挿して気持ちよさげにヤリまくっているのを
妬ましく思う男としての自分と、
誰にも渡したくない、独占したい、アタイの恋路を踏みにじりやがって!氏ね!
Aに対する怒りや失望と自分自身のエゴの自己中毒でとにかく吐いて吐いて吐きまくった。
Aに言えば携帯見た事がバレる、
かといって言わずにいるのも到底無理。
そんなモヤモヤ全開でもAは相変わらず
耐え切れずに、
Aにそれとなく他の奴と遊んでいる事、
今夜妙な集まりに参加するつもりなら
やめてほしいと訴えた。
Aはもちろん知らばっくれた。もうこのばっくれを
見切れないオンナは女失格!てくらい解りやすいばっくれ方で。
そもそも俺も男なので、男の嘘の付き方は解っている。
携帯を見た事を言えば、確実に落ちる、
このまま関係を続けるのなら、
ほんとに心中せめぎ合いだった。
でも、
「ずっと一緒にいようね」
「何十年たってもこうしてたいね」
本心であってほしいと思っていた俺は、
Aを許せずに携帯を見た事をぶちまけた。
結果、Aはだんまりを決め込んだ。
このまま責めてもしょうがないとその日は帰った。
正式に付き合ってる訳でもないし、
俺とは使わないハズのゴムがなぜか買い足してあり、
その使用先を不審に思った俺が問いただした。
その時は、
「もとからあった物だよ」
と言っていた。
今思えば
「アンタバカ?」
級の言い訳だが、
「別に俺とは使わないんだし、そんなもんあると他に使ってそうで嫌だから捨てて」
「だったら相方とは早く別れてよ」
Aと一緒にいる心地よさが捨てられずなんとか収めた。
そして乱パ疑惑の後日…
Aが家の近くまでやってきた。
Aはなにか問題があって自分が渦中に立たされると
計算なのか天然なのか
火に油を注ぐタイプだった。
でもその日はゆっくり、
A自身の考えと、俺の気持ちとを話す事ができた。
Aは自分の事は反省してる、でも俺ちゃんは結局相方とまだ住んでるし、でも俺ちゃんともっと一緒にいたい。
そして、むしゃくしゃして結局乱パは行ったけど、結局何もする気にならずに帰った。
(普通ここは嘘でも行ってないゆうし、そもそも行かないよな…)
でも携帯を見られた事は許せないし、信用が回復するのにしばらくかかると思う。
一瞬?
と思ったが、こちらにも元々の立場や非があるので
携帯を見た事は心から反省し、もう二度と見ないし、見たくもない。
と謝った。
その上で今の状態で相方ときっぱり別れて、Aと…てのはない、と。
ここで本来ならお開きにするべきだったのだが、脳内麻薬は恐ろしい。
Aとの蜜月に心身ともにやられていたので
関係を続行することになった。
Aの事も好きだし、男癖悪いけど、治してくれるだろう。
俺とAとお互いに信用回復したら、
ちゃんとしようね、と。
ほんとバカ。キング・オブ・ザ・バカ。
バカに付ける薬が仮にあっても効かないレベルのバカ。
旅行にいったり遠出して買い物したり、鍋をしたり、
正直もう相方とは同居してるだけなもんだった。
気の置けないルームメイトと化して数年たっていたので
「それ言うんだったらアンタもアタシの洗顔勝手に使ってるじゃん」
「また流行モン買って、結局すぐ着なくなんのに勿体無い!」
ほんとにチンコついてるのあんたら?
つか男相手にオネェこいた時点でその恋は終わらせるべきですね。
兎にも角にもしばらく妙なバランスを保って続いていた。
年が明けて、しばらく経った頃
カマ友が集まれば、無論話す事は男の事。
いわゆるテレビで見るオネエ系ではなく
あーでもないこーでもないとキャッキャ言い合うという
久々の旧友とのガールズトークを楽しんでいた。
と友達に聞かれたが、覗いて見るのは楽しそうだけど
色こいてる相手がもし乗ってたらショックだから。
と話していた。
そんな中、帰りの新幹線。
アプリをDLしてみた。
まぁ驚く事はなく、普通ーに色々な人が色々な事を書き連ねてアピールしていた。
そして降りるべき駅に近づいた時Aを見つけた。
二人で行った海で俺が撮った写真で。
「こら、何してんの?」
次の日
「俺ちゃん?」
めまいがした。
次の日、お土産を渡すべく
Aと飯を食べながら詰問した。
出会い系やってるのも嫌だし、あの画像、あの文言はなんなんだ、と。
実際会ったりとかはしてないから!信じて!
ただの息抜きに見てるだけ!
との事だった。
その上で俺ちゃんはもうそのページ見ちゃ駄目!
と。
もう腰がくだけ落ちそうだった。
そして
「じゃあ俺ちゃんは元相方に俺の事紹介できるの?」
とボールを打ち返してきた。
やましい事があるからこそ痛い所をついてくる。
結局、見ちゃったもんはもう見ちゃったんだから
載せるのやめるかせめて画像とか変えて。
じゃなきゃ俺から閲覧できないようにブロックしてよと言い合うと…
ほんとにブロックしやがった。笑
今までAが遊んでるっぽい事実をつつくと、いつもAは俺の事を悪魔!といって攻めていた。
いつまでもちゃんとしてくれない。どうせ俺ちゃんは自分のこと好きじゃないんでしょ!と。
正直、自分の立ち位置でAに寂しい思いとかやるせない感情を抱かせていたとは思う。
俺はAにほんとに好きというならばきちんと他を精算してほしい。
Aは俺にきちんと別れてくれないなら、やりたいようにやるもん。
俺がきちんと付き合うと声高々に周りに触れ回っても
Aは絶対に男遊びを止めない確信があった。
セックスレスになろうがアツアツだろうが
正直遊ぶ分には甲斐性だとも思うし
解らないようにしてくれれば全然良かった。
しかし、遊び方が派手なくせに始末が下手すぎだったのだ。
隠す気があるんだかないんだか。そこだけはいつまでも素人気分。
Aとこの先続けるんならどのみち黙認しないといけない。
お互い見てみぬふりをしていた。
絶対どっちかが折れるだろうと。
Aに閲覧をブロックされた時、
「ワレなんぼのもんじゃ!」
絶っっっっ対クロ、真っ黒の癖に
俺ばっかりせめやがって!
アンタ生意気なのよ!小娘が!
完全に自分の事を棚上げ状態だった俺は
この時まだ甘い期待があった。
言い合った手前ブロックされたけど、
そしてやるなら別人になりきったれと
Aのページを踏んだ。
画像も何もかもそんままだった…
そして、それでもう見るのをやめておけばよかったのだ。
Aからは、
「そんなに心配しなくても俺ちゃんしか見てないから安心してよ!」
ラリった脳にはほんとに心地よく天にも昇るその文字列。。
「ヤリたいす!」
まさに高低差キーン。
今まで、こんなに脈をうった事があるか?
というぐらい心臓が爆走した。
胸は早打ちなのに手足が冷たくなっていくのを感じながら
なぜか返信していた。
「いきなり積極的ですね」
A「すっげえタイプど真ん中なんで!」
「あはは、そっかー」
A「よければ会いたいす!」
「いつ頃が都合いいん?」
A「今夜とかどーすか?なーんて。土日祝休みです」
「さすがに今夜は急だなぁ」
A「俺んち、○○駅近くなんで、□□さんちか俺んちでヤロ!」
なに軽くヤリメッセ楽しんでんの?
え!?
さっき俺しか見てないよ!
って書いてた人だよね????
「ああ、やっぱりこういう奴だったんだよ、だから言ったじゃん…」
頭の中でドヤ顔のもう一人の俺。
Aにどう言えばいいのか、そもそも知らなくていいことをほじくったのは自分…
でも俺と平行してヤリメッセを送っていた事実をなかったことには絶対に、絶対にできない。
目をつぶれば、まだしばらくAとの甘い生活を満喫していける。
かといって裏でのAをこれでもかと思い知らされた。
いくら俺の目の前のAが大好きで心地よくても
これだけ揃うともう、押さえ込むことができなかった。
世の中には心と下半身は別って男は沢山いる。
人は単純じゃない。絶対的に清いままの人なんていない。
頭では解っているつもりだった
Aはそうじゃない、と自分自身に思い込ませていた。
それでもAは俺がはっきりしないから
ほんとに息抜きで、最悪、魔がさしたとしてもそれぞれ1回限りだろうし!
ほんとにパンチドランカーな考えで自分を諌めAに会いにいった。
ベットでぎゅうっと抱き合った時のAだけがほんとのAだとまだ信じ込ませていた。
コンビニに用があるというAを置いて先にAの部屋に帰った時、
ふと
と頭によぎった。
見つけたくないのに、見つけたかった。
前回の隠し場所にはもちろん無い。
あー、やっぱり出会い系も見てる分なら
もういいじゃん、と思いつつ
普段触ることの無い棚に目をやると
封の空いたゴムの箱があった。
数を数える。6個
12個入りなので少なくとも
6回はなにかしらで使い、
合鍵をもたしてる
部屋に連れ込んでヤッってる。。。
なんかもう全て真っ黒真っ黒真っ黒けじゃん
なーにがいつまでも一緒だ!
自分の間抜けさ加減とAの性欲の限りなさに笑けてきた。
残りのゴムを引きちぎりながら
トイレに隠れた。
Aが帰ってきた。
ゴミ箱には気づいてない様子。
テレビを見て笑っているAに
「またゴムみつけちゃったんだけど」
とかます。
「!なんで部屋さぐるの?」
「もー、あれは前からある奴っていってるじゃん」
「前回のは俺が隠した。今回のは明らかに新しいし、別のモノだった」
「そんなわけないでしょ、気にしすぎだって」
「じゃあ捨ててよ」
「なんで捨てなきゃいけないの?」
(なんか書いてて腹立ってきた上に可笑しくなってきた)
そんなやり取りを続けながら沈黙が続き…
Aは寝やがった。
なんか、もう言葉がなかった。
そりゃ、たしかに、
せめる立場じゃござんせんけど?
寝るってなにさ?
いいくるめる気もないわけ?
普通なら横っ面ぶん殴って
起してでも続けるんだろうけど
なんかそこまでの労力を使う気になれず
テレビもなにもかもつけっぱなしで帰った。
A「そっか、わかった…」
俺への手前なのか、認めたくないだけなのか。
Aには
「もうAはやりたいようにやればいいよ」
と送った。
「だから、好きだけど、もうAは好きにしなよ、俺よりもっと懐ふかくて
A「何を偉そうに、結局相方と居る癖に!」
相方と居る俺へのあてつけで遊んでるとは思えないし
いてもいなくてもやるんじゃんか…
もうこれで終わりかな…
しんみりしていたら
「今夜遅く、会えませんか?」
もう笑った、声を出して。
とにかく食らわしたかった。
俺「言うつもりなかったけど、嫌われる覚悟で言うね。別アカウントとれば、Aのページ見られるんだよ」
俺「でさ、俺の事、悪魔悪魔ってせめてたじゃん、ほんとに悪魔かもね」
俺「別アカとって、俺がなにすると思う?」
「信じられなくてごめんね」
と送信した。
しばらくAからはなにもなく
2時間ぐらいして…
A「お互い心底失望したね、もう連絡とりあうのはやめましょう。相方さんとお元気に。」
俺「結局お前の言ってた好きだなんだってこの程度じゃんかよ!」
A「はぁ?何年間も同棲してるくせに自分の事棚に上げてよく言うわ!つーかここまでするとは思わなかった。
ほんっといい性格してるね、君。」
俺「カギは置いてきたから。」
後日、
なんだかんだいって1年あまり一緒にいたのに
こんな形で急に途切れるのは辛すぎる…と
最後に会いにいった。
そして帰り道メールした。
「なんだかんだ、俺のやり方はひどかったかも。」
「知らなくていいことわざわざ知ることなかったね、ごめん。やっぱり一緒にいると心地よかった事思い出したよ」
A「自分もそんな風に思ってた。でもあの件はとにかく驚きと恐怖で。。。。」
A「しばらく時間が欲しい。」
結局Aは遊びちぎってた事も
単純に自分の性欲処理は恋愛とは別回路で、攻められる筋合いはないから?
チンポの根っこから腐り落ちればいいのに
本気で思った。
これを書く前、正直まだ未練があった、ほんとに馬鹿、自殺モンの馬鹿。
なんか書いてるうちにひでぇ…と思えてきた。
もちろん自分が一番最低最悪糞野郎だけど。
Aの真意は結局なんだったんだろう。
ほんとに俺とずっと付き合っていく気があったんだろうか。
たしかにAの俺への気持ちは本物だったと思う。
はじめに。ちょっと今辛いので吐き出し。
野郎同士のおはなしです。
付き合って8年、同棲して7年になる相手がいる。家賃、その他光熱費は折半。
それなりに長く続けば、それなりにツーカーにもなり、それなりに飽きもでてきて
そしてやる事やらない、枯れた関係になる。
みんながみんなそうじゃないと思うけど、ウチはそうなった。
毎日仕事行って帰って、海外ドラマのDVDをだらだらと二人で観て、寝るの繰り返し。
そして夜も一緒の布団で寝るは寝るけどそんだけ。
昔ミスチルの歌にあった
「つじつま合わせるように、抱き合って眠る」
自分としてはまさにそんな感じだった。
かと言って別れたいか?
というとそうでもない。刺激はないし、つまらない、恋人から家族としての
情みたいなものに変わりつつあって、きっとこのまま続くんだな、という安心感と、
そして永遠にこのままなのかも、というある種の恐怖を感じた。
この辺、普通のカップルみたいに、結婚とか子育てとかマイホームとか
親戚とかのしがらみとか、そういうのが降りかかってきて
二人で対処していく!てのがあればまた違うのかもしれないけど。
そしてセックスレスになれば、同然、外で発散してくる。
相方はどうしてるかわからない。自分が外で遊んでる手前、相方が同じことしてても
咎める権利はないし、咎める気もないが、確実に相方は自分が外で発散しているのは気づいていたと思う。
そんな時、某所で知り合ってちょくちょく会うようになった奴がいた。Aとしよう。
Aは同じ30代。身体の相性が良くて、何度やっても何時間やっても全然飽きなかった。
というか今でも身体の相性は過去最高だと思う。
Aは素朴な顔立ちだけどキリっとしていて精悍さがあった。
そしてAのモノはすごくデカくて太っとい。
恐らく今まで見た中で形も色合いも質感も完璧だった。
見てるだけで惚れ惚れした。
肩幅はがっつりあるのに腰はきゅっと細くて、
ぶら下がってるモノが一段きわどく目立っていた。
自分の手首ぐらいはあるソレを握って、じっくり愛撫して
根元まで入りきった時の充実感、
そして繋がったまま、Aの細い腰を
太腿でしめつけながらずーっとキスをしてると、
ほんとに幸せだと感じた。この為に生まれてきたとさえ思った。
正直慣れるまで相当痛かったが、
そんなの関係ねぇと思えるぐらい脳が痺れまくった。
それだけならそれで、まだお互い「遊び」の範疇だった。
でも次第にAも俺の事が好きだ、ずっと一緒に居たい、早く相方と別れてよ
と言い出すようになった。始めは相手にしなかった。
誰にでも言っているリップサービスだろうと思った。
でもその内、Aの事が好きで好きでたまらなくなった。
絶対心が動く事はないと思っていたのに、
毎日でも会いたい、でも会えない、それでも会いたいけどあなたはいない。
朝まで一緒にいたい、もっと一緒にいたいと言われ
気づいたら相方に「別れたい」と口走っていた。
まさに「寝耳に水」だっただろう。
「他に好きな人ができたの?」
とっさに
「違う、ただ今の生活が窮屈になった」
と誤魔化した。
この時の誤魔化した事こそが、事実だったと今は思う。
そして、
「いつか自分から切り出すかもと思っていたけど、先に言われるとは思ってなかった」
と言って、その日は相方は元々地元民だったのもあって実家に帰った。
一人で部屋にいると、
ほんとにこれでよかったのか?
Aの事は好きだけど結局今の勢いだけで
すぐに駄目になるんじゃないか?
好き好き言ってきていても、他にも男の影があるAに
若干の不信と嫉妬もあった。
わざわざ同じ道を別の人と歩く意味はあるのか?
二人用に揃えてた食器や家具を眺めて
相方との思い出ががんがん頭をよぎって責めて、
その日は眠れずにずっと同じ考えがぐるぐる頭を回るだけで終わった。
結局、後日話し合って、家庭内別居になった。
30越えると1発完全別居はお互いにしんどいし…という話で。
別々の布団で寝て、相方はちょくちょく実家に帰るようになっていった。
Aは
「その内自分のとこに来てくれるまでずっと待ってる、俺ちゃんの事以外はもう考えられないよ」
「自分が転勤になってもずっとついてくればいいじゃん」
そう言って俺に抱きつきながらさくっと寝落ちしていた。
今思うと口だけ感ありありだけど、
その時はラリっていたのもあって心を鷲づかみにされた。
Aの寝顔を撫でながら、永遠に続けばいいのに…と思った。
早くきっちり別れてAと一緒になりたい。
そう思いながらも踏ん切りがつかなかったのは、
いわゆる「オカマの勘」という奴で、
Aは俺に合鍵を渡し、俺の事は特別な部分もあるのだろうが、
いまだに他所でも遊んでる感があった。
本気だと言ってくるからには、その言葉に裏はないと信じたかった。
Aは転勤族だし、結局離れ離れになったり、
Aが他所で遊ぶようになって捨てられたらたまったもんじゃない。
結果今の生活を失うのが怖かった。
家に帰れば相方がいて、相方とAと、どっちにも罪悪感と後ろめたさで
薬を飲まないと眠れなくなった。
そんなある日、Aがシャワーを浴びてる間、携帯が光った。
と出ていた。
頭が真っ白になった。
Aが寝た後、
よくない結果があるのは120%わかっていて
「オッケー、楽しみ」
「まだAくんデカ○ラかな?俺の相手もよろしくね」
こいつ、ただセクフレがいるだけじゃなく
乱パ参加してやがる……!?
ほんとになんというか、
悔しいというか悲しいというか、
アタシの事好きって言ったじゃない!とか、
そもそもちゃんと付き合ってないから
とか、
色んな野郎をブッ挿して気持ちよさげにヤリまくっているのを
妬ましく思う男としての自分と、
誰にも渡したくない、独占したい、アタイの恋路を踏みにじりやがって!氏ね!
Aに対する怒りや失望と自分自身のエゴの自己中毒でとにかく吐いて吐いて吐きまくった。
Aに言えば携帯見た事がバレる、
かといって言わずにいるのも到底無理。
そんなモヤモヤ全開でもAは相変わらず
耐え切れずに、
Aにそれとなく他の奴と遊んでいる事、
今夜妙な集まりに参加するつもりなら
やめてほしいと訴えた。
Aはもちろん知らばっくれた。もうこのばっくれを
見切れないオンナは女失格!てくらい解りやすいばっくれ方で。
そもそも俺も男なので、男の嘘の付き方は解っている。
携帯を見た事を言えば、確実に落ちる、
このまま関係を続けるのなら、
ほんとに心中せめぎ合いだった。
でも、
「ずっと一緒にいようね」
「何十年たってもこうしてたいね」
本心であってほしいと思っていた俺は、
Aを許せずに携帯を見た事をぶちまけた。
結果、Aはだんまりを決め込んだ。
このまま責めてもしょうがないとその日は帰った。
正式に付き合ってる訳でもないし、
俺とは使わないハズのゴムがなぜか買い足してあり、
その使用先を不審に思った俺が問いただした。
その時は、
「もとからあった物だよ」
と言っていた。
今思えば
「アンタバカ?」
級の言い訳だが、
「別に俺とは使わないんだし、そんなもんあると他に使ってそうで嫌だから捨てて」
「だったら相方とは早く別れてよ」
Aと一緒にいる心地よさが捨てられずなんとか収めた。
そして乱パ疑惑の後日…
Aが家の近くまでやってきた。
Aはなにか問題があって自分が渦中に立たされると
計算なのか天然なのか
火に油を注ぐタイプだった。
でもその日はゆっくり、
A自身の考えと、俺の気持ちとを話す事ができた。
Aは自分の事は反省してる、でも俺ちゃんは結局相方とまだ住んでるし、でも俺ちゃんともっと一緒にいたい。
そして、むしゃくしゃして結局乱パは行ったけど、結局何もする気にならずに帰った。
(普通ここは嘘でも行ってないゆうし、そもそも行かないよな…)
でも携帯を見られた事は許せないし、信用が回復するのにしばらくかかると思う。
一瞬?
と思ったが、こちらにも元々の立場や非があるので
携帯を見た事は心から反省し、もう二度と見ないし、見たくもない。
と謝った。
その上で今の状態で相方ときっぱり別れて、Aと…てのはない、と。
ここで本来ならお開きにするべきだったのだが、脳内麻薬は恐ろしい。
Aとの蜜月に心身ともにやられていたので
関係を続行することになった。
Aの事も好きだし、男癖悪いけど、治してくれるだろう。
俺とAとお互いに信用回復したら、
ちゃんとしようね、と。
ほんとバカ。キング・オブ・ザ・バカ。
バカに付ける薬が仮にあっても効かないレベルのバカ。
旅行にいったり遠出して買い物したり、鍋をしたり、
正直もう相方とは同居してるだけなもんだった。
気の置けないルームメイトと化して数年たっていたので
「それ言うんだったらアンタもアタシの洗顔勝手に使ってるじゃん」
「また流行モン買って、結局すぐ着なくなんのに勿体無い!」
ほんとにチンコついてるのあんたら?
つか男相手にオネェこいた時点でその恋は終わらせるべきですね。
兎にも角にもしばらく妙なバランスを保って続いていた。
年が明けて、しばらく経った頃
カマ友が集まれば、無論話す事は男の事。
いわゆるテレビで見るオネエ系ではなく
あーでもないこーでもないとキャッキャ言い合うという
久々の旧友とのガールズトークを楽しんでいた。
と友達に聞かれたが、覗いて見るのは楽しそうだけど
色こいてる相手がもし乗ってたらショックだから。
と話していた。
そんな中、帰りの新幹線。
アプリをDLしてみた。
まぁ驚く事はなく、普通ーに色々な人が色々な事を書き連ねてアピールしていた。
そして降りるべき駅に近づいた時Aを見つけた。
二人で行った海で俺が撮った写真で。
「こら、何してんの?」
次の日
「俺ちゃん?」
めまいがした。
次の日、お土産を渡すべく
Aと飯を食べながら詰問した。
出会い系やってるのも嫌だし、あの画像、あの文言はなんなんだ、と。
実際会ったりとかはしてないから!信じて!
ただの息抜きに見てるだけ!
との事だった。
その上で俺ちゃんはもうそのページ見ちゃ駄目!
と。
もう腰がくだけ落ちそうだった。
そして
「じゃあ俺ちゃんは元相方に俺の事紹介できるの?」
とボールを打ち返してきた。
やましい事があるからこそ痛い所をついてくる。
結局、見ちゃったもんはもう見ちゃったんだから
載せるのやめるかせめて画像とか変えて。
じゃなきゃ俺から閲覧できないようにブロックしてよと言い合うと…
ほんとにブロックしやがった。笑
今までAが遊んでるっぽい事実をつつくと、いつもAは俺の事を悪魔!といって攻めていた。
いつまでもちゃんとしてくれない。どうせ俺ちゃんは自分のこと好きじゃないんでしょ!と。
正直、自分の立ち位置でAに寂しい思いとかやるせない感情を抱かせていたとは思う。
俺はAにほんとに好きというならばきちんと他を精算してほしい。
Aは俺にきちんと別れてくれないなら、やりたいようにやるもん。
俺がきちんと付き合うと声高々に周りに触れ回っても
Aは絶対に男遊びを止めない確信があった。
セックスレスになろうがアツアツだろうが
正直遊ぶ分には甲斐性だとも思うし
解らないようにしてくれれば全然良かった。
しかし、遊び方が派手なくせに始末が下手すぎだったのだ。
隠す気があるんだかないんだか。そこだけはいつまでも素人気分。
Aとこの先続けるんならどのみち黙認しないといけない。
お互い見てみぬふりをしていた。
絶対どっちかが折れるだろうと。
Aに閲覧をブロックされた時、
「ワレなんぼのもんじゃ!」
絶っっっっ対クロ、真っ黒の癖に
俺ばっかりせめやがって!
アンタ生意気なのよ!小娘が!
完全に自分の事を棚上げ状態だった俺は
この時まだ甘い期待があった。
言い合った手前ブロックされたけど、
そしてやるなら別人になりきったれと
Aのページを踏んだ。
画像も何もかもそんままだった…
そして、それでもう見るのをやめておけばよかったのだ。
Aからは、
「そんなに心配しなくても俺ちゃんしか見てないから安心してよ!」
ラリった脳にはほんとに心地よく天にも昇るその文字列。。
「ヤリたいす!」
まさに高低差キーン。
今まで、こんなに脈をうった事があるか?
というぐらい心臓が爆走した。
胸は早打ちなのに手足が冷たくなっていくのを感じながら
なぜか返信していた。
「いきなり積極的ですね」
A「すっげえタイプど真ん中なんで!」
「あはは、そっかー」
A「よければ会いたいす!」
「いつ頃が都合いいん?」
A「今夜とかどーすか?なーんて。土日祝休みです」
「さすがに今夜は急だなぁ」
A「俺んち、○○駅近くなんで、□□さんちか俺んちでヤロ!」
なに軽くヤリメッセ楽しんでんの?
え!?
さっき俺しか見てないよ!
って書いてた人だよね????
「ああ、やっぱりこういう奴だったんだよ、だから言ったじゃん…」
頭の中でドヤ顔のもう一人の俺。
Aにどう言えばいいのか、そもそも知らなくていいことをほじくったのは自分…
でも俺と平行してヤリメッセを送っていた事実をなかったことには絶対に、絶対にできない。
目をつぶれば、まだしばらくAとの甘い生活を満喫していける。
かといって裏でのAをこれでもかと思い知らされた。
いくら俺の目の前のAが大好きで心地よくても
これだけ揃うともう、押さえ込むことができなかった。
世の中には心と下半身は別って男は沢山いる。
人は単純じゃない。絶対的に清いままの人なんていない。
頭では解っているつもりだった
Aはそうじゃない、と自分自身に思い込ませていた。
それでもAは俺がはっきりしないから
ほんとに息抜きで、最悪、魔がさしたとしてもそれぞれ1回限りだろうし!
ほんとにパンチドランカーな考えで自分を諌めAに会いにいった。
ベットでぎゅうっと抱き合った時のAだけがほんとのAだとまだ信じ込ませていた。
コンビニに用があるというAを置いて先にAの部屋に帰った時、
ふと
と頭によぎった。
見つけたくないのに、見つけたかった。
前回の隠し場所にはもちろん無い。
あー、やっぱり出会い系も見てる分なら
もういいじゃん、と思いつつ
普段触ることの無い棚に目をやると
封の空いたゴムの箱があった。
数を数える。6個
12個入りなので少なくとも
6回はなにかしらで使い、
合鍵をもたしてる
部屋に連れ込んでヤッってる。。。
なんかもう全て真っ黒真っ黒真っ黒けじゃん
なーにがいつまでも一緒だ!
自分の間抜けさ加減とAの性欲の限りなさに笑けてきた。
残りのゴムを引きちぎりながら
トイレに隠れた。
Aが帰ってきた。
ゴミ箱には気づいてない様子。
テレビを見て笑っているAに
「またゴムみつけちゃったんだけど」
とかます。
「!なんで部屋さぐるの?」
「もー、あれは前からある奴っていってるじゃん」
「前回のは俺が隠した。今回のは明らかに新しいし、別のモノだった」
「そんなわけないでしょ、気にしすぎだって」
「じゃあ捨ててよ」
「なんで捨てなきゃいけないの?」
(なんか書いてて腹立ってきた上に可笑しくなってきた)
そんなやり取りを続けながら沈黙が続き…
Aは寝やがった。
なんか、もう言葉がなかった。
そりゃ、たしかに、
せめる立場じゃござんせんけど?
寝るってなにさ?
いいくるめる気もないわけ?
普通なら横っ面ぶん殴って
起してでも続けるんだろうけど
なんかそこまでの労力を使う気になれず
テレビもなにもかもつけっぱなしで帰った。
A「そっか、わかった…」
俺への手前なのか、認めたくないだけなのか。
Aには
「もうAはやりたいようにやればいいよ」
と送った。
「だから、好きだけど、もうAは好きにしなよ、俺よりもっと懐ふかくて
A「何を偉そうに、結局相方と居る癖に!」
相方と居る俺へのあてつけで遊んでるとは思えないし
いてもいなくてもやるんじゃんか…
もうこれで終わりかな…
しんみりしていたら
「今夜遅く、会えませんか?」
もう笑った、声を出して。
とにかく食らわしたかった。
俺「言うつもりなかったけど、嫌われる覚悟で言うね。別アカウントとれば、Aのページ見られるんだよ」
俺「でさ、俺の事、悪魔悪魔ってせめてたじゃん、ほんとに悪魔かもね」
俺「別アカとって、俺がなにすると思う?」
「信じられなくてごめんね」
と送信した。
しばらくAからはなにもなく
2時間ぐらいして…
A「お互い心底失望したね、もう連絡とりあうのはやめましょう。相方さんとお元気に。」
俺「結局お前の言ってた好きだなんだってこの程度じゃんかよ!」
A「はぁ?何年間も同棲してるくせに自分の事棚に上げてよく言うわ!つーかここまでするとは思わなかった。
ほんっといい性格してるね、君。」
俺「カギは置いてきたから。」
後日、
なんだかんだいって1年あまり一緒にいたのに
こんな形で急に途切れるのは辛すぎる…と
最後に会いにいった。
そして帰り道メールした。
「なんだかんだ、俺のやり方はひどかったかも。」
「知らなくていいことわざわざ知ることなかったね、ごめん。やっぱり一緒にいると心地よかった事思い出したよ」
A「自分もそんな風に思ってた。でもあの件はとにかく驚きと恐怖で。。。。」
A「しばらく時間が欲しい。」
結局Aは遊びちぎってた事も
単純に自分の性欲処理は恋愛とは別回路で、攻められる筋合いはないから?
チンポの根っこから腐り落ちればいいのに
本気で思った。
これを書く前、正直まだ未練があった、ほんとに馬鹿、自殺モンの馬鹿。
なんか書いてるうちにひでぇ…と思えてきた。
http://www.jpic.or.jp/dokushojin/
「はて、読書人とはなんぞや?」という気分になることでお馴染みの
「読書人などと名乗るのはおこがましいけど…まあ、話題作くらいは、少し、ね」
程度の方で構いません、ある程度本を読まれるモニター前のあなたは
このリストから、ご自分が読まれている本の推薦文をぱらりと御覧ください。
http://www.jpic.or.jp/dokushojin/kouho/2013/
百聞は一見にしかず、いかにこの賞がクソか一発で分る素敵な書評しかございませんので
どれを読んでも安心して怒りを感じることが出来るようになっています。
『スワロウテイル序章/人工処女受胎』『BEATLESS』がお好きなアナタは残念でした。
こちらの作品、候補作にもかかわらず一通も推薦文が集まらず自動エントリ落ちという
斜め上の展開になっておりまして、1本も推薦の書評を読むことができません。素晴らしい。
っつーか、候補作に推薦文の一本も集まらないこと、途中で分からなかったの?
そういうのは途中でサークル間で情報を共有して仕込みで入れるんだよバカが。
見た目だけでも整えろや。
話がそれましたが、こちらにある推薦文、
なんでも自分の体験に結びつけるのがクソ、あらすじのまとまりのなさがクソ
編集者がオビを書いているわけでもないのに無意味に煽ったり意味ありげに引っ張って伏線を回収しないのがクソ、
読書好きである自分によっていることを欠片も隠さないのがクソ、
明らかに文意を読み間違えているのがクソ
最後の1文が「…。」で終わることを余韻が残る名文と勘違いしていてクソ、
冒頭のエピソードが締めに帰結せずなんのためにあるかわからないのがクソ、
「この本ほど現代の学生が読むことを想定されている本はない。」って意味わからなすぎてクソ、
などクソな部分を100個でも200個でも上げることは可能です。
とはいえ、クソがクソがと怒ってばかりいてもしかがたありませんので、
どうしてこういうクソな「さくぶん」が沢山出来上がってしまったのかを
元凶なのではないかと思うんだよね。もう口調砕けますけどすんません。
アレってさ、あらすじとかよかったところを並べた後、
テンプレ的に自分の体験とリンクさせて落としこむのがほめられるじゃん。
この本によって私はこう感じて、現実の自分がこう成長しました~ってアレね。
あらすじ書いて~印象に残ったエピソードあげて~僕は私は自分の経験だと~って。
そのテンプレも上手に使えてるならいいけど、
全然まとまっていないので読むに耐えない。
しかも『それだけだとちょっと格好悪い、いい子なだけの自分はダサい』って
大学で文学賞の運営なんかしているバリバリに膨らんだ自意識は主張するから
結果、もうちょい小難しいことからめて「SFは僕らの人生を変えていくのだ」とか
それっぽいこと言った結果まったく意味わからなくなってんだよね。
小学生の作文レベルで「最後に主人公が、人の心を信じて立ち向かっていった姿が
とても格好良く感じました。僕もこういう大人になりたいと思いました。
今の世の中では、それがとてもむずかしいのだとしても。」とか言ってくれたほうが
ぜんぜん分かりやすいし、本を勧められている感じがする。
これは本の推薦のための賞だろう?
お前を推薦してどうすんだよクソが。
お前の自意識に飾ったブローチの自慢ご苦労様。
でもそのブローチ、馬の糞でできてるんだね。すごい臭うよ。
ぶこめにコメントいただき、ぶこめで返せる分量でないので、増田借ります。もとのブコメは次の通りで、
id:BUNTEN氏の通りリフレ政策は期待が肝だが、サージェントの通りハイパーインフレも期待が肝。財政マネタイズを否定しない者も多いリフレ派がハイパーインフレは絶対起こらないとはダブスタの極みで嗤うしかない。
いただいたコメントは次の通り。
id:torrysGalley ハイパーインフレを心配しといてインフレ目標の導入に反対するのはまさにダブスタhttp://www31.atwiki.jp/anti_deflation/pages/1.html#Q23
お答えは次の通りです。
何だ何だ釣りか?
バカで弱くて守ってもらえなきゃ捕食されるばかりで庇護ちらつかせられたら何でも従わなきゃならない究極の弱者だぞ。生き方として超リスキーだよ。何でそんなもんで居たがるんだ?
「子供なので性的な目で見られない」?それは単にラッキーと保護者の努力の実りが重なってただけですよ?
大体話が意味不明だよね。何で女が消費されるばっかりなの?
女の胸がボインになるのはあかんぼに飲ますためだっちゅーの。お父ちゃんのもんと違うのんやで。
何つーか、単に自分に主体性がなくていろんな価値観で測られたときに抗うだけの力がないことを性別に起因させてぐだぐだしてるだけなんじゃないの?
「かわいいね = 僕は君と寝ることができる」に対して「あらそう、どうも = 私はアンタそんなに趣味じゃないけどね」って言えないっていう増田のごく個人的な資質を女一般に無理矢理当てはめようとしてるだけっていうか。
実際女性性のジェンダー的なあり方から生じる悩みなのかも知れないけど、「女として見られる」の異和感があるというのは同性として日々リアルに感じるところであるけれども、圧倒的に「女として見られる=消費財として見られる」っていう発想こそが気持ち悪いよ。
一体誰が何をどう吹きこんだらそんな認識に至るわけ?
本とか普段どんなの読むの?
はてな民はたぶんみんな料理の腕が上がったんだと思う2012年。