はてなキーワード: 松井とは
まず私は企業VTuberが好きではないこと・あんスタファンではないものの女性向けジャンルには精通しており、完全にあんスタ側の感想であることをご理解ください。
また、感想であって解説ではありません。ある程度事態を理解している方でないと読みにくい表現が多々あるかと思います。
これを書くにあたってOUT OF FRAMEの歌詞を確認したが、私にはあんスタの要素が含まれているかどうかわからなかった。
歌詞についてあんスタファン側が糾弾している場面も見たことがないので、歌詞自体には"あんスタ匂わせ"は存在しないのではないかと思う。
それにも関わらず炎上したのは、やはり松井氏の解説ツイートが悪手すぎた。
これによって普段とこまちを認知していないあんスタファンが本件を知ることになり、「世界線を繋げようかと」なる発言、さらにジャケットイラストがわかりやすくあんスタ風であったことから、
「あんさんぶるスターズと見知らぬVTuberの匂わせ(?)曲を、よりにもよってあんスタに楽曲提供しているアルテが制作した」と多くのフォロワーに受け取られてしまった。
世界線云々の発言は、とこまち両名の"あんスタを愛する気持ち"からホロライブとにじさんじ2社のタレントが繋がり、初めて合同でオリジナル楽曲を出すということを歌詞に描写したという話であり、松井氏が語るには「とこまちとあんスタの匂わせ曲ではない」らしい。
この弁明ツイートは炎上後の後出しであったため言い訳と捉えられてしまうが、実際に私が歌詞を読んだ感想としては、あんスタ要素を感じなかったし、ホロライブとにじさんじの両社を繋げるという意味で読めばVTuberに良い印象のない私でも素晴らしいと思えた。
つまり「楽曲に匂わせは存在しない」。少なくとも作詞の松井氏にはその意図はなかった。
氏の誤解を生みやすい表現が一人歩きしてしまっている状態だと思う。
※あくまでジャンル外である私が歌詞に抱いた感想であり、あんスタファンが読めば匂わせだと感じてしまうポイントもあるかもしれない。
楽曲にあんスタ要素がない、ではどこが問題なのかといえば、やはりジャケットイラストである。
このジャケットの絵柄についてはだいぶ意見が取り交わされているが、絵柄パクについてわからない人に論理的に説明するのはクソ難しい。結局"わかる人にならわかる"だから。ただしそのわかる人に楽曲制作の関係者全員が含まれているが。
私は当初、あんスタファンがここまでこの絵柄寄せにキレている理由はわからなかった。
どこでも見かけるパロディだし、原曲のトレスや同じ絵柄のイラストは歌ってみた界隈では当たり前のことで、特段責められるべきことではないと思った。
※この曲については商用で使われていること、またオリジナル曲である=パロディでもオマージュでもないとホロライブ公式から明言されてるようなので、そこはかなり問題があると思うが、権利関係には疎いためここでの言及は避ける。楽曲のみを指せばオリジナルだと思うので、もしかしたらそれに対する回答なのかもしれない。
あんスタ風絵柄への過剰ともとれる反応は、あんスタというジャンルの特性だと思う。
昨今ソーシャルゲームではキャラクターごとにイラストレーターが違うものが多いし、メディアミックスによって絵柄が異なるなんてことは、ザラというより当たり前だ。
別作品では、原作ゲームの美麗スチルが人気だったのに、アニメ化して絵が変わって炎上なんてこともあった。
ゲーム内ではもちろん、アニメも、描き手の性格が出やすいコミカライズでさえ同じ絵柄で作画されている。
こういう作品を、私は他に思いつかない。
あんさんぶるスターズとはこの「絵柄」を含めたブランドなのだと感じた。
これはあくまでも"あんスタの特性"であって、異常性ではない。他の作品にもそれぞれ特別なこだわりがあるだろう。あんスタにとってそのひとつが絵柄であるという話だ。
界隈が抱えるものの大切さを、他の界隈の人間が理解しきることはできないと思う。
それが勝手に利用され、さもオリジナルですよという顔で販売されていて、さらにその販売者のファンからは愛するコンテンツを貶される。このあんスタファンの怒りは私には軽視できない。
そして星街氏と戌亥氏はあんスタファンで、絵柄の重要性を理解できるはずなのだ。
楽曲リリースまでの両名の過失は、ここまでの事態を想定できなかったことにあると思う。
過去に出したカバー曲では許されていたから、同じノリで発注したのかもしれない。もしくは鴨居氏の独断で、2人の依頼だからあんスタの絵柄でと納品したのかもしれない。
でもOUT OF FRAMEはオリジナル楽曲で、あんスタが無関係で、有償で販売するもの。
大好きな作品が大事にしてきたその絵柄を、自分たちの商売に使ってよいのか。
確かに"ファン"ならば、憧れの絵柄で見る自分たちはさぞ喜ばしいだろう。だが、とこまちは楽曲をリリースしファンに提供する"プロ"ではないのか。
このあたりの線引きが曖昧だと感じる。
もし鴨居氏が独自の作画でジャケットを製作していたら、おそらく炎上していない。
松井氏の誤解を生むツイートに加えて、パッと見てわかりやすい、非常に精度の高いあんスタ風絵柄のジャケットイラスト。このコンボが最悪だった。
○収束の見えない現況
私の結論としては、楽曲配信を停止する必要はない、ジャケットイラストを差し替えるべきだと思う。
これはとっくにあんスタファン内で結論づいていることだと思うが、なぜ未だに炎上が続いているのかといえば、ハピエレ・アルテを除く関係者からのリアクションが一向に無いからである。
どこに責任の所在があるか、誰もはっきり言わない。イラストをあんスタ風にしようと考えたのは鴨居氏なのか、星街氏なのか戌亥氏なのか。全員チェックの上での採用ではあろうが、誰が発案したのかだけで矛先はだいぶ変わる。
説明が一切されないことが、余計に不安と怒りを煽っているのだ。
悪くないのであればその声明を出してほしい。水面下でも動いているのならその旨を教えてほしい。こういった声は本人たちからも運営からも無視され、通常の営業に戻っている。問い合わせに対応するのは企業として義務のはずだが、返答がない。
さらにとこまちファンからは中傷としかとれない言葉が降りかかってくる。公式から音沙汰がないのは風化狙いだと感じるが、このとこまちファンの行動によって却って悪化しているようにも見える。
このまま関係者から反応がなくては埒が開かないし、あんスタファンは苦しみ続けるし、とこまちファンは推しが炎上していて悲しい。ハピエレは顧客が離れてダメージだし、とこまちはせっかくのオリジナル曲に触れられない。
誰にも良いことのない状況が続いている。
事態の中心であるとこまちがアクションを起こすのが収束に最も近いと思うのだが、難しいのだろうか。
以上はOUT OF FRAMEへの記述だが、戌亥氏のソロ曲Engaged Stories、これは最悪だと思う。
OOFには作詞の松井氏に匂わせの意図はなかったが、EnStはタイトルから含ませており、実際に「これは匂わせではないか?」と戌亥氏、桑原氏も認識しているらしい。
匂わせの何がいけないのか。
匂わせ…というと、一般人が芸能人と付き合っていることをSNSでほのめかすといったような、要はサイレント自慢を指す。
何かのルールに抵触しているわけではないが、単純に多くの人を不快にさせかねない行為で、特に女性向けコンテンツにおいてそれを行なえば炎上必至と言ってもよい。(嗅ぎすぎるとなんでもかんでも臭うようになるため、指摘する側も注意が必要ではある)
今回の場合、あんスタも戌亥氏の推しの衣更も無関係で、自慢するような事実はないので、匂わせというと少し語弊がある気がするのだが、他に適切な呼び方も思いつかないためそう表現する。
この匂わせを行なったのは戌亥氏ではなく、作詞の山本氏である。
ラジオの切り抜きなどの口ぶりでは、縦読みの推しフルネームもタイトルを省略したらEnStなのもすべて山本氏のアイデアであり、戌亥氏の依頼内容ではない、というように受け取れる。
どうにも山本氏の言動を見ていると、戌亥氏に結構ガチなファンのようだ。それを踏まえると、「山本氏があんスタとキャラを自分の推しへの貢ぎ物に使った」と感じてしまうのは殊更おかしいことでもないだろう。
両名にとっては、片や推し・片や推しジャンルの曲をつくるプロというwin-winの関係であったのだろうが、あんスタの方は巻き込まれ事故である。
戌亥氏はこれを容認し、「怒られるかもしれない」と思いながらもリリースしてしまった。それもそう、憧れのクリエイターが納品してきた楽曲をお断りや修正なんてできないだろう。
しかし、プロであるならば、これをもしあんスタファンが聴いたらどう思うか・このまま通して問題ないのかを判断すべきだった。
炎上なんていつ何が引火するのかわからないため、完全に防ぐのは不可能だが、今回は「怒られるかもしれない」という意識があったのだ。そのリスクを負ってリリースしているのだから、結果怒られるのは当たり前で予想通りではないのか。
戌亥氏は炎上後、配信やツイートなどが最低限となり自粛していると見られたため、(星街氏と比較して)火は収まっているかのように見られるが、楽曲として問題があるのはOOFよりもEnStだと私は思う。
序盤で「OUT OF FRAMEに匂わせはない」と答えを出したため書けなかったが、そもそも私は好きな曲を愛せなくなったあんスタのPたちが可哀想で仕方がなくて本件を調べ始めたのだ。
もし推しジャンルの楽曲制作団体が、知らん女と推しの匂わせ曲をリリースして自慢げに解説し始めたら発狂すると思う。
推しの顔を見ても知らん女が頭から離れないだろうし、大好きな曲を聴いても匂わせを思い出して入り込めなくなる。何よりも大切にして身を捧げてきたジャンルが外的な要因によって愛せなくなり、二度とまともに向き合えない。
そんな想像だけで頭が痛くなるほど残酷な状況に置かれているファンが、本気で救われてほしい。
匂わせの事実は少なくとも松井氏にはなかった。どうかせめて松井氏の作詞曲だけでももう一度聴けるようになってくれ。
○余談
最近なぜか大御所クリエイターがこぞってVTuberに夢中になっている傾向があり、明らかになっていないだけ・またはさほど燃えていないだけで、実は他にも今回のような事例があるのではないだろうか。
クリエイターとていち人間なので、推しに喜んでほしい気持ちがあるのは否定しない。だが、自分が推しを喜ばせるために別のコンテンツを利用するのは、仕事上ですることではないだろう。推しのための活動は推し活で、仕事は仕事で分けるべきで、決して混同してはいけない。
提供先の推しだって、世界に向けて表現や創作物を届けるクリエイターである。双方にクリエイターとしての自覚が足りなかった、ファンとしての活動の延長になってしまったことから起きたのではないかと思う。
民主党が不人気なのは批判ばかりだからじゃないよね。その証拠に維新なんてあっちこっちでいろんなものをぶっ叩いてるけど、逆にそれが庶民感情に受けて躍進したし。
民主党の敗因はねえ、俺はセンスのなさだと思うのよ。たとえば一個前の選挙で「パリテなう」とかやってたじゃん。もうね、ああいう所よね。貴族趣味的すぎる。無党派層の庶民の心に響くわけがない。誰もとめられなかったのもアカンすぎる
んで、今度は民主党はそんなに批判してないよ!協調!とか言ってるでしょ。あ、民主党死んだと思ったよね。完全に維新に食われますわ。橋下や松井や吉村が既得権益をぶっ叩くのが好きな無党派層めっちゃいるし問題はそこじゃねえだろ。維新があわない左志向の無党派層はれいわにでも行くだろうね。生活支援を地味にやってる共産だってこれからも地味に根強いファンを獲得するだろう
民主党もう本当に駄目だと思いますよ……俺は二大政党制になってなるべく政治が健全化してほしいと思っておるが、無理だろうな……
TravisJapanの主演舞台が決まって、しかもそれが3年も続いてて、幸せなことだな、って思っています。本当にその気持ちは、嘘偽りなく、あって。「約束された現場があるありがたさ』、そのことには本当に感謝しています。
けどね、さすがにちょっとだけ、わがままも言いたくなってきました。人って贅沢なので。あと、普段、ジャニーズ舞台に愚痴をいうのは、時間の無駄だと思ってるので、ぼんやり見るように心がけてるのですが、
11/30締め切り案件(*1)があって寝不足なので、暗闇で眠くならないように、でもトイレも行きたくならないように、カフェインのタブレット飲んで行ったら、頭がさえちゃって、考えなくていいことを考えながら、舞台を見てしまった。
ということで、ここから2021年版の愚痴です。読みたくない方、ネタバレ踏みたくない方は、ここから先、読まないでください。
***
虎者に関する愚痴は、もう基本的に「脚本」もうちょっとなんとかならない????です。そこに尽きます。
2019年も、2020年も、そして2021年も、虎者の感想として「お芝居部分はショータイムを見るための、壮絶なじらしプレイ」として認識してました。だって、ショータイムの方が楽しいんだもん。どう考えても。
2021年は、お芝居シーンのラストで、「俺たちの育ての親の朱雀が闇の帝王だったなんて、とんだ災難だったよな。」と七五三掛龍也が言うセリフがあります。その時、客席で思ったのが、「そのとんでも設定の舞台、見せられてるこちらも、とんだ災難だけどね」ってことです。
でも、今日は頭が冴えてたので、これ、演じている方はもっと「とんだ災難」じゃない?ということに気がついてしましました。この、セリフがほとんどなく、うっすい内容の舞台の中で、Travis Japan もImpactors もすごく頑張ってるな、と気づかされる部分があります。(「のえる」と「かいと」以外は舞台中で役名がでてこないので、フルネームで記入します。)
例えば、松田元太は最初に「まだ力が足りない気がする」って言っていた通り、ずっとちょっと周りを警戒してるちょっとビビリな感じを出しているし、中村海人は、自分が「のえる」を置いていった判断をずっと引きずっているのを全面に渡ってだしています。2人とも、ちょっとしたセリフをきっかけにして、なんとかキャラを作ろうとしています。一見、セリフが多く、キャラクターを作りやすく思える「川島如恵留」と「宮近海斗」は、きっかけセリフを言わされすぎてて、実は逆にキャラクター作りづらそうだなぁと思ってみています。そもそも、一回完全に舞台上で死んでから、特に何の説明もなく復活するなんて役、やり易いわけないです。今回、川島如恵留は物語のひずみをすべて受けとめる役になっていますが、それをなるべく自然に見せようとすごく頑張っていると思います。
Impactorsでは、オオワシ(影山拓也)、ハヤブサ(佐藤新)が、もともとキャラクター性を与えられているのに加えて、武器も違うのが強いです。他はみんな、武器が刀だけれど、全幕、逆手で通してる基俊介も、キャラ立ちしてるな、って思います。逆手持ちは自分で決めたのでしょうか。すごい工夫です。せっかくならみんな武器を変えるだけで、バリエーションだせると思う。
そして、カゲロウ(松井リマ)、朱雀(長谷川純)の2人。カゲロウは、前半は虎者の敵のフリをしているが、実際には虎者を味方にしたいと考えていて、朱雀は前半は虎者のボスですが、実際には虎者を使い捨てようとしています。2回目以降の観劇でそれを知って見ると、2人とも、ものすごく密かに持っている本心の芝居をしていて見応えがあります。でも、初見だとその演技の意図がわからない。虎者ーNINJAPANーは、古典演目ではないので、さすがに初見では気がつけない演技を強いる脚本はどうなんだろうと思います。(*2)
クイズ番組で、クイズが「1+1=?」みたいなものだけだったら、どんなに知識のある人でも、ポンコツ回答できそうな人でも面白くならないと思います。舞台において、「脚本」はクイズ番組のクイズと同じ。「ホン」が不在に等しいこの舞台を、必死に面白くするように頑張ってる7人(+7人+1人+1人=16人)、の努力、ほんと凄まじいです。
お芝居の最後に、中村海人が、如恵留に対して、置いていったことを謝り、それに対して松倉海斗が「もういいじゃないか。2度はくどいぞ。」という箇所があります。東京公演では、ここのシーンにおいて、2人がアドリブで遊び始めたのですが、11/21くらいからかな、アドリブはなくなり、元に戻りました。想像ですが、きっと、「ここは、最後のシリアスなシーンとして演るべきでは」と大人からアドバイスがあったのだと思います。
確かに、お芝居全体からしたら、ここはシリアスに演じるべきかもしれない。でも、観客としては楽しみにしてたアドリブでした。だって、もう他に虎者同士の関係性がでる箇所が少ないから。
1人1人のキャラがなく、ということはキャラ同士の関係性もない虚無のお芝居のあとにある、ショータイム。ショータイムになった瞬間、重たい鎖かたびら脱いだ?ってくらい、自由にいきいきと踊り始めるTravis Japan。
2019年に屋良くんが教えてくれた通り、本当にたくさんアイコンタクトを取りながら、楽しそうに踊っていて、だから見ていて、とても楽しいです。虎者の無味乾燥な実体のない「役」を脱いで、本来のTravis Japanになったから、みえる関係性があるんですよね。はぁ全幕、ショータイムやってて欲しい。
***
とまぁ、ここまでツラツラ愚痴を書いてきたのは、単に憂さ晴らしをしたかったわけではなくて。あと、チケット代返せ、とか、もう観に行かないぞ、とかいう話でもなくて。来年以降も虎者があるとしたら、こういう要素ちょっと入れてくれたら嬉しいのにな、的な妄想話がしたかったからです。(*3)
2019年、2020年、2021年と毎年脚本が変わっているのは、しっくりきていない、という考え自体は共有されているのだと思います。私が2021年版で一番気に入っているところは、謎の家族設定がなくなったところ。でもそのせいで、物語が薄味になったのも事実だと思います。(設定なくしたら、足さないと)
舞台見ながら、考えていたのは2つ。(カフェインって怖い。こんなに普段ポンコツでも、頭の中がデュアルコアになる。)
1つは、せっかくTravisJapan と Impactorsが 7人同士なので、1人の人間の中の「善」と「悪」を描くスタイルにして、最後、清濁併せ吞んだ形の「真の虎者」になるタイプ。(Impactorsの名前が影虎軍団ならちょうどいい。)朱雀は父で、カゲロウは(魔法で年をとらない)母で、それぞれ戦っているみたいな感じ。
これだと、どういう悪の心と戦っているかで、ダンスバトルだったっり、殺陣だったり、戦いのバリエーションできそう。(去年のバトン対決のやつ、楽しかった。)
ちょうど7だし、「七つの大罪」とか、ちょうどいい具合にハマりそう。(日本だと、ほんとは、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八徳の方が、ハマりがいいような気もするので、朱雀とカゲロウ巻き込んでもよいかも?)
宮近海斗(赤):炎系の術を使う
川島如恵留(白):風系の術を使う
吉澤閑也(黄):毒術を使う
中村海人(緑):木の葉の技を使う
とか。
いま、適当に書いたので、ほんとはもっと良いのがあると思いますが、まぁそんな感じ。(『伊賀の影丸』読みたくなってきたな笑)
それぞれ、得意な術の情報とかあるだけでも、トランポリンとかトランポリンとかトランポリンとか、映像ももっと作りやすいと思うし、楽しめると思います。俊足の七五三掛!とかキャッチフレーズがあっても楽しいし、松松の分身の術もみたいです。(そろそろ、脳内で「千年メドレー」は踊れる気持ちになってきたので、分身の術も習得したいなと思ってます。)
もうね、ほんと素人の思いつきなんで、別にただ書いて、昇華したかっただけなのですが、できたら来年は、少ないセリフを手がかりになんとか舞台を成立させようと努力しているTravis Japanじゃなくて、
私が、普段、舞台を観に行くのが好きな理由は、「役者さんが自分自身をメディアにして、別の人物を表現するところ」です。器と中身のずれというか、隙間の所が、ゾクゾクします。役名と、実際の名前が一緒のジャニーズの舞台においては、少し変わる部分もあると思うけど、光一さんと「コウイチ」が同一ではないように、やっぱり「役」の仮面というのは存在するのだと思います。来年こそは、重たい鎧ではなく、つけるに足る仮面をつけた舞台がみたいです。
と、ここまで、全て、来年も虎者ーNINJAPANーがある前提で書いてきてますが、そして、今のところ、あると確信していますが、まず、ありますように!!!
*0:あえての〜を仕込んでみました。(言わなくていいことをいうスタイル)
ファン歴半年の星街ファンです。あんスタはやってないですが、配信中の話題は好意的に聞いており、好きでも嫌いでもないという印象ですが、とこまち寄りの意見になってしまっています。
私も今回の騒動は
という考えに賛成で、むしろその点に終始させず感情論に理由付けをするためなのか、トレスや規約を持ち出したことで不必要に揉めていると考えています。
誹謗中傷は論外ですが、感情論で批判することは悪いことではありませんので、そのやり方はどうなの、不快だ、ムカつくという気持ちをそのまま伝えればよかったのではと思ってしまいます。
ジャケットイラストがあんスタのイラストに寄っており、これが利用規約の誤認に該当するのではないかという指摘についてですが、引用されている
当社もしくは当社ゲームの公式や公認と詐称しての活動、またはそのように誤認するおそれのある表示、外観、状況を利用しているもの
という文言は利用規約中で3回使用されており、①二次創作について、②インターネット上での利用について、③プレイ動画の配信についての各項目の範囲内でハピエレが権利を持つコンテンツの利用を制限するものです。
それぞれを見ていくと、まず③については言うまでもありません。
①については描かれているのは星街・戌亥の2人で、ハピエレが権利を持つキャラではありません。この2人は服装から女性用ジャケット+スカートからもおそらく女性であることが判り、これらの衣装は過去にDFで使用されていた衣装や女装イラストで使用されていたドレスや私服とも異なるものです。あんガルの作風とも大きく異なり、あんスタ×あんガルのコラボだとは思えないでしょう。
またCDのイラストや楽曲、告知などにおいて、作品名やキャラの名前など、あんスタとの関連を示唆する記載やそれに類する発言はなく、このイラストを見てあんスタに似ていると感じても、あんスタ公式と関連していると結論付けるのは難しいのではないでしょうか。この点で争えそうなのは松井氏の世界線発言のみですが、当人が謝罪して公式からコメントが出ているため今後問題にならないでしょう。
twitter上では②を根拠に批判している方もおられましたが、今回のイラストはインターネット上の利用に該当するのでしょうか。
今回のCDが全国流通で店舗販売されていたとして、「ネット利用じゃないから店頭からは回収不要だけど、デジタルリリースのほうはイラストを差し替えてね」となるかというとそうではなく、問題視されているのは、あくまであんスタブランドを利用しようとしている(ように見える)ことと、あんスタのイラストを大事にしようとしなかった(ように思える)という点なのではないでしょうか。
そもそも②で言及されているインターネット上の利用とは、アカウントなりすましや限りなく公式に寄せた非公式サイトの作成などwebデザインやSNS等の運用に関して制限しているのであって、他者の創作物が自社の創作物に似ているかはこの項目とは関係のないことです。他者のコンテンツとの類似性を争点とするのであれば利用規約ではなく著作権法に基づいて行うべきでしょう。
個人的には、こうした点から規約違反だという意見に対しては、規約の内容も理解せずただそれっぽい記載があるから理由として挙げてみました、という薄っぺらい根拠に思えるのです。少なくとも、規約違反をあげている方の中で、寄せていると感じた、公式コラボだと誤解したからこれは誤認なんじゃないか、という以上の根拠は見つけられませんでした。
法律や規約を盾に他者のコンテンツを制限するというのは、考えている以上に大きな力を持つ権利であり、その根拠が定まらないまま他者のコンテンツを取り下げさせようとすれば、当然反発も大きくなりますので、この件についてはお互いにもっと慎重に扱うべきだったと考えています。
また、
世界線を繋いで
というのは事実ではないですよね。
前者の松井氏のツイートは「世界線の大きく精神的な部分を繋げよう」であり、あんスタとVtuberが同一の世界線にある以外の解釈の余地を与えるものではないでしょうか。
また後者はArte及び松井氏からの謝罪文に対してあんスタ運営が注意喚起のコメントを発表したのであり、コメント内に謝罪を匂わせる表現すら見つけられませでした。
たまたまなのか、わざとなのかはわかりませんが、そうやってファンやアンチが少しずつ事実を書き換えることは他者の誤認を招くことになり、それが今回の炎上に一役買ったのではないかと考えてしまいます。
ほかの方も書かれていますが、客観的には「ファンを不快にさせたこと」と「界隈を騒がせたこと」以外、謝るべきことがないように思います。落ち度としては「炎上しやすい界隈にいるのになぜその点に配慮できなかったのか」という点でしょうか。
そして、説明するにしてもこれらの点に言及せざるを得ないでしょうし、「V側が謝罪した」という点だけを切り取ってさらに炎上する可能性は否定できません。現に、松井氏のツイートやハピエレの謝罪など一連の対応において重要な内容についてですら事実と異なる発言が独り歩きしているのですから。
私も自分の好きなコンテンツが荒らされたらつらいですし、それがファンを公言している人の不注意によるものであればなおさら「どうして?」と思ってしまいます。
https://anond.hatelabo.jp/20170903131208
この手の言説、左派リベラルが何十年も前からずっと言われてきたこと(私もそれ自体は全くの正論だと思う)だが、
じゃあそれならばと、せっかく高校無償化や子ども手当て、あるいはオバマケアなどの政策を実現させ、十分とは言えないながらもそれなりの成果を上げてもなお、
やれ「満点じゃない」「ここやあそこがダメだ」「だから支持するに値しない」・・・とあれこれ難癖をつけられた挙句に選挙は敗れ、
せっかく作った制度も下野によっておじゃんになり、後には「口先だけの無能政権」というレッテルだけが残され、
挙句に安倍自民や大阪維新やトランプや、最近だと都民ファーストみたいな、どう見てもしっちゃかめっちゃかな連中が
「彼らは成果を見せている。口先だけのあいつら左派とは大違い」などとちやほや持ち上げられる・・・というのでは、みんなバカバカしくなって、
左派も野党ももうそのうち誰も「俺たちはもっと庶民に届く言葉を語ろう、届く政策を作らなきゃ」などと思わなくなるんじゃないか?という気がする。
そして今年も同じような状況になってるんだからね(例えば下記の動画とその反応では枝野が松井のパネルに反論したのにも関わらずその前の松井の発言のみ切り取られ、維新はすごい!民主党政権はゴミ!立憲はゴミ!の様な印象が拡散される)
https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1450313864264912898?s=20
https://twitter.com/RyuRyu72137231/status/1450058606049562625?s=20
anond:20211101232942を読んで。
兵庫1区(神戸市中央区、灘区、東灘区)住みでふんわり反維新の立場から考えてみる。
我が選挙区でも維新にそれなりに表が集まったのはわりとショックだった。
そんなに賢くないのでちゃんと論理立ててとかはできないけど、自分の感覚を書きます。
維新が嫌だなあと思う理由は言葉にすると「文化軽視」とか「分断を煽る」とか、もちろんコロナ対応の酷さもあったけど、素直に表現すると「気色悪い」。
政策うんぬんもともかく、吉村さんのあのドヤ顔ってブラック企業意識高い系にいがちな嫌なやつ思い出さん?松井さんのニヤニヤ顔って中小企業にいがちなハラスメント親父の顔イメージしない?
「イケメン吉村はん、よう頑張っとる」というイメージでメディアに踊らされてみんな維新に投票したっていわれてるけど、同じテレビを見ていても「いやこいつら見た感じ(雰囲気)きしょいし、言うとうこと中身ないし何なんこれ」っていつも思ってる。
そんなふんわりイメージで維新を嫌うパターンもあるにはあるよ、と言いたい。
でも多くの人はあれ、好感を持つのかな。
さて、どっかのブコメでこの動画を見た。
曰く、「維新の支持層は努力至上主義のいわゆる勝ち組だ、そして維新のやってることは旧自民党のノウハウがっつり踏襲した組織戦だ」ということらしい。
大躍進予想の維新の会の本質〜冨田先生とライブ〜
https://www.youtube.com/watch?v=cbFFi7cF0mM
これは、たしかにそうなのかもなーという気もする。
維新系の人から選挙のお願いされたことないし。
自分は客観的にはプチブルだし、改革はしたほうがいいと思うけど、それでも維新はないわー、とも思う。
あの維新の気色悪さを、よく言われるマスコミ戦略だけで払拭できるのかなあという疑問はちょっとある。
とはいえこの動画をまるっと信じる気持ちもそんなにない。
同じ映像を見ているはずなのになんでこんなにイメージ分かれるかなあと思いつつ、それならやっぱり維新の強さは「イメージ戦略」だけではないのでは、とも思えてならない。
ふんわりイメージということなら、「維新=大阪=いっしょにせんといて」という自分の中の悪しき神戸っ子プライドがまた気色悪いイメージをより強固にしているのかもしれないけど。
ちなみに、自分は小選挙区は当選した井坂さんに入れた。
彼は当選するために所属をちょくちょく変える人という認識なので、立憲であるという点はあんまりマイナスにならなかった。
(浪人していた事情もあるけど)わりと地元をうろついていて、話を聞いてくれそうというイメージはある人です。で、それって維新の戦い方と同じだよね?
自分は「維新気色悪い」を抜きにしても、やっぱりイメージで投票してしまうただの無党派層です。
じゃあ「吉村さんがんばっとうやん」と「維新気色悪い」の境目って何だろう。
兵庫県と維新と言えば今年選ばれた斎藤知事の話になるけれども、彼はもともと自民がスカウトしてきて維新が乗っかったという経緯らしい。
本当のところは知らんけど、確かに時系列的にはそうだったように思う。
大阪以外で初めて誕生した「維新系知事」の実情
https://toyokeizai.net/articles/-/444613
だから100%維新っ子でもなさそうだけど、イメージで言うとやっぱり維新っ子系の見た目してると思った(吉村さんとかより目に生気はなく、イメージ的にはイケてない)。
県政をちゃんとやってくれたら、いつでも変節して維新なんか切ってくれていいよ、その時は応援すると思ってる。
政令市に住んでると県政なんかあんまり意識しないけど、コロナを経て災害時ってやっぱり都道府県単位なんだな、と今まで無関心だったの反省した。
ただ、選挙の時はやっぱり維新が気色悪すぎて「改革は必要だけど…維新出しゃばってきたらきしょいし…とりあえず金澤さんかな…」と、井戸さんの後継に入れた。
井戸さん個人は完全に老害でダメだったと思うけど、基本的方針はちょっとひどい(まだマシ)、くらいだと思っていたので。
すみません、こちらも完全にイメージで投票しています。
<国会バリアフリー>介助制度ないと働けないのか 維新・松井代表が発言:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/15300
大阪市内で維新に入れなかったけど、肌感覚はだいたい同意できる。
はっきり言えば、この増えた維新の票は全て吉村票と言っても過言ではないレベル。
というか実質タレントだった橋下徹が創った党だから、根っこからマスコミを使って世間を動かす政党として動いてる。
コロナが始まって以降、維新としては吉村しかほぼ出してない。松井もチラホラ見るけども、基本吉村府知事に一本化して対応した。
同時に常に発信し続けてたので、何かしら動こうとしはしたのはわかる。
イソジン会見のように早合点する事もあるし、下手な方向に行った時のダメージは大きいけど、発信続ける姿勢は変えなかったのもまあ大きい。
(データは特にないけど、元々イソジンに忌避感ない層が多かったのも効いてると思う。一応医療関係者つけてたしイベルメクチンみたいな事言い出さんだけかなりマシとも言える)
日和ると選挙的にも維新としての姿勢としてもマイナス印象が出る。そういうのもわかって動いてる。
終わりの方とは言え、忽那先生持ってきたのはそこそこプラスだった印象もあるし、今年夏以降は大きく問題起こさなかったのもまあ効いてると思う。
最低限、浮遊票を抑えて来たように思うし、それを潰せるほど自民側の関係者が動いたようには感じなかった。
実際自公の人間がここまで発信出来たかと言うと、それは無いだろうなと。
逆に言えば、支持は吉村だけであって、維新としての評価ではないこと。
国政選挙に出たところで、結局そのマスコミ力を行使できてるのは府知事市長だけ。なんなら松井に関して言えば最近引っ込めただけ若干マイナス気味か。
行使できてるマスコミも関西広域局がメインなので、発信対象も広く見ても関西のみと言っていい。
これが関西以外との温度感の差でもあるし、そりゃ関西の外出れば人気もない。多分わかってると思ってるけど。
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そんなわけで、維新が伸びたのは当然かな、という印象。
ちなみになぜ自分は維新に入れなかったか?というと、方向性間違えやすい事も大きいので、国政としては良くない。
病院削減については橋下徹も後に反省していたけども、結局その反省は元から読めてる部分ではあったはず。
それでも続行したのはやはりそのほうが人気も出るし、実際功績となったから。世間が愚かな判断したときもそっちに言ってしまう。民主主義だからそりゃそうでもあるが。
新自由主義160キロストレートを投げ続ける維新がなぜこんなに強いのか、ネットの言説で自分の肌感覚と合うものがなかったので言語化してみたい。
①今回なぜ維新が強かったか? →答え:吉村知事(「吉村はようやっとる」)
③維新の今後は?
この順に書いてみる。
大阪では、演説をすれば満員の聴衆。兵庫県ですら、三宮にくれば鈴なりの人だかりで老若男女スマホを片手に見物をした。そして吉村知事が去ると、大方みんな解散。これは選挙特番でも取り上げられた事象だ。
なぜこんなに人気かというと、答えは簡単でテレビにたくさん出ていたからだ。
コロナ禍において、とにかく関西では彼を目にする機会が多かった。中でも10チャンネルの「かんさい情報ネットten」という夕方のニュース番組の影響は大きいという肌感覚がある。中谷しのぶさんという女性キャスターがメインで、関西では人気がある。中谷さん自身は非常に聡明で、物腰柔らかくスマートに番組をまわすので、見ていて安心感がある。各コーナーも吉本の芸人などが関西の情報を取り上げていて名物化しているものも多く、関西では夕方はとりあえずこれという家庭も多いはずだ。
この番組に吉村知事はたびたび登場した。そうでなくても、吉村知事の記者会見は毎日取り上げられた。関西の番組なのでこれは当然である。番組に登場したときも、吉村知事はマスクや手洗い、外出自粛など、ごくごく常識的な内容を一生懸命発信していた。そう、彼は発信力が高いのである。
他の地域の方からすると、全国最悪の事態を招いたのは、他ならぬ維新ではないかと思われるに違いない。実際、維新の新自由主義的切り捨てによって弱体化した医療体制等々により事態が悪化したり、吉村・松井両氏による無計画な雨合羽集めで現場が疲弊したり、あの有名な吉村イソジン発言など、どう考えても頭がイッたとしか思えない場面が多々あった。
しかし、多くの大阪府民、関西圏の吉村知事に対するイメージは、上記とは少し異なる。吉村知事は、ずっと前線で必死に情報発信し、今できることをやり続け、分からない中でとにかく行動をし続けた、そういうイメージのほうが強いだろうと思う。
それは、東日本大震災のときの枝野官房長官に似ている。あの時の枝野氏は、明らかに寝不足状態の目で脂汗を浮かべながら必死に情報発信し、わからない中で誰よりも必死にやっている様子が伝わってきた。一時「#吉村寝ろ」がネットで話題になったように、そのへんの府民、関西人を捕まえて話を聞けば、吉村知事は何かよくわからないがとにかく頑張っていた、それはもう菅首相や西村さんやあんなのよりずっと必死に動いて頑張っていた、という感じのイメージを語る人がマジョリティだろう。
いや、その事態の悪化はかなりの部分、維新が招いたものだろう、とあなたは言うかもしれない。しかし、東日本大震災のとき、政府や菅首相の対応にまずさがあっても、誰よりも必死にやっている枝野官房長官の誠については多くの人が信じたように、吉村知事の誠についても多くの府民が共感を覚えたのだ。実際、イソジン発言など明らかに頭がイッた、さすがの多くの関西人も「ワオゥ…」と思う場面はあったにせよ、確かに、吉村知事が本気で府民に訴え、情報発信し、駆け回っていたことは間違いない。その多くは少なくとも菅首相の死んだようなメッセージよりは多くの人に届いていた。むしろ政府との対比で吉村知事が頑張っているように見えた。忽那賢志が阪大教授にやってきてからは、ブレーンとなった部分もあったのか、かなり適切に発言していたし、無理を承知でもとにかくやれることをということで野戦病院みたいなことをやると表明したり、アレな部分はあっても実際頑張っていた部分も大きい。
維新が勝ったというより、吉村さん=維新のほうがずっと政府、自民より頑張ってくれてるやん、という感覚の人が多かったのだと思う。
その昔横山ノックが勝ってしまったように、橋下徹が圧倒的に強かったように、タレント的知名度、人気があれば、一気に波に乗る。これは別に大阪以外でもそうだとは思うが、今回の吉村さんにはそうした強さがあった。それがもう、今回の圧勝の最大にして唯一の理由だ。
この背景には、お上が嫌いという大阪の気質もあるように思う。まずはやはり、東京は好かんという、わしらはわしらで大阪やという意識は、陰に陽にいろんなことに作用しているように思う。しかしそれに留まらず、何もせんと偉そうにだけしているお上は気に食わんというのは、多くの一般府民のもつ感覚で、それは大阪府や大阪市の役所にも長く向けられてきていたものだった。大してなんもしてないくせに、金ばっかり無駄遣いして、偉そうにして、なんもわしらのこと考えてくれへんやんか、あの役人どもは、というわけだ。そして実際、確かにその通りである部分は多かったのだ。
そこへ維新、橋下徹がやってきた。大阪府、大阪市の役人は無駄遣いばっかりして何もしてくれへん、徹底的にそれを叩き直そう、無駄をなくそう、偉そうにしてるだけの時代はもう終わりや、そういうメッセージを発した。これは強かった。確かにそれは新自由主義になる。しかし、そのへんの大阪府民をつかまえて、新自由主義について説いたところで理解されるだろうか? 橋下さんはやりすぎなとこもあるけどな、ほんまによう頑張って戦ってくれよるで、今まで役人は偉そうにしすぎたんや、そういう答えが返ってくるのが関の山ではないか。維新はようやっとる。
そこへ、数日前に維新がツイッターであげたような画像がくると、それは府民にウケる。確かに10年前の大阪城公園なんか、閑散としていた。今はカフェなどもたくさんでて、とても賑わって楽しい場所になった。こういう目に見える、ウケる政策を打っている。それは確かにポピュリズムだ。しかし、古い政治や自民はそういう草の根レベルで、確かに自分達のために動いてくれている、と多くの一般人が感じることをしてこなかった。維新になってようなった。
松井代表、吉村知事、維新にはみんな、上記のようなイメージが重なっている。それが今回の圧勝の背景にある。
では最後に、③維新の今後について、つらつらとできるだけ短く書いてみたい。
ここまで維新の人気ぶりを書いてきたが、しかし、だからといって大阪府民が諸手を挙げて全肯定しているかというと、そうではない。ここは大事なポイントだ。大阪都構想は、二度までも住民投票で否決されているのだ。
あれは、「ようわからんけど、大阪全部かえてまうのは、いくらなんでもやりすぎやで。そんなん、意味あんのかいな。やりすぎちゃうのん、知らんけど」と多くの人が感じたからで、維新のやることを何でもかんでも大阪府民が肯定しているわけではない。
自民以外に入れたくない保守層が、維新に流れた面もかなりあるだろう。自民にお灸を据えたいと思ったときに、維新は外交政策などがわりとしっかり保守なので安心して入れられるのである。
あるいは無党派層の中のリベラル寄りの人たち。立憲民主は共産と組んでてどうんだろう、しかしれいわとかは行き過ぎやしなぁ、とぼんやりと思っていっる層も、上記の①のような印象があると、まあ維新頑張ってるし自民に入れるのはありえないし、今回はいっぺん維新伸ばしとくか、となるパターンもわりとあるように思う。
では、自民や立憲民主などが、維新をおさえようと思ったらどうすればいいのだろうか。
兵庫県知事は、長らく井戸敏三というお爺さんが20年に渡り務めていた。この人は、ずっと与野党相乗りで、知事選なんてあってないようなもので、兵庫県民からすると選択の余地がなかった。まあ特に大きな失政や反感もなかったので、長らくまあいいやという感じだった。
端的にいうと、この井戸さん、菅首相や政府と同じだったのである。何も対応しない。何もせず偉そうにして、やることといえば吉村知事の悪口ばかりだ。多くの関西人からはそういうふうに見えた。実際、行動は遅かった。挙句、任期終了が迫っているのに公用車にセンチュリーの購入を決めたりして、お前が最後にええクルマに乗りたいだけちゃうんか、という多くの反感を買った。
そして知事選。
井戸さんの後継者が自民公認となった。しかし地元の自民党市議会議員、県議会議員や後援者たちは、井戸さんの後継者では勝てないと肌感覚で実感していた。だから別の候補者をおそうとした。しかし自民党本部に潰されて、遺恨が残った。ちなみにその遺恨から、今回兵庫1区ではその地元自民の人たちが無所属で候補をたてて、地元の支持団体などがそちらに流れた結果、毎回接戦だった自民・盛山さんが大きく負けて、盛山さんと勝ったり負けたりりだった立憲民主・いさかさんが余裕勝ちしている(これには立憲・共産の選挙協力もあるが)。
とにかく、兵庫県知事選では、もう井戸さんの後継者(自民)に入れようという県民は多くなかった。井戸の後継者なんかが出るくらいなら、維新の斎藤さんのほうがマシや、ということである。若いから色々腐った部分もやる気をもって正してくれそうやし、どうせ井戸の後継者にしてもコロナ対策はぼんやりして動きも遅いままやろう、維新には若干の不安もあるがこの際仕方ない、やっぱ20年もやったら驕りもでるし一般人の感覚も忘れるし腐敗もするんやな、ここは変えなしゃあないな、ということである。
これをみて、兵庫県知事選でまで維新がかった。兵庫県民、お前らもかよ。アホちゃうか。関西はみんなアホなんちゃうか。愚民なんじゃないか。
と言われても、そうとばかり単純に言って終わりにはできない背景があるのである。
下あたりをみて触発されてかいた。
えっと、先日から何やら炎上してるらしいってのがVtuberの方にも火の粉がきてるようなんで俺の方からちょっと纏めとく
ちなみに、少しはあんスタも男性としても良いゲームとして嗜んでるし、あんスタ推しの女性?で色々と騒ぐ人もいるが
だが、これも1ユーザーとしての意見だから、そこは勘違いのないように
まず、最初に
今は削除されてるが、作詞家の松井さんの「とこまち」新曲に関しての”世界観”説明のツイート
しばらく様子見てたらまあ騒いだのはほんの一握りとは思うけど
彼の作詞にかける情熱をずっと見かけてたんで、今から書こうと思うけど、いいかな?
名前見てるだけで嫌、とか見えたので、そのあたりの誤解を解いておきたい
「世界線をつないで」の件
あれは調べたらわかることだけど
前にも歌ってみたっていうのを二人で出してはいるけど、事務所が違うと色々とあるかなという事で
(🌈と▶︎という別所属なんだ)
なので今回二人として歌を出すのに、大変だろうな…という気持ちで
「二つの異なる事務所」の世界線をつないで…という表現だったと思うんだ
⬆︎勿論これが本当なの?って思うのも仕方ないし俺も松井さんがそう思ったよね?ってのを確認できないから正解って言えないんだけどな
そして、物議を醸した「愛の共鳴」
これに関しては、素直に ”二人があんスタ好きだからその気持ちを持って歌って共鳴する” 解釈になると思うんだ
勿論これも「あくまで想像」、俺は松井さんじゃないからね、そこは勘弁して
で、こんなの読みたくない!言い訳がましい!って思うかもだけど
彼は本当に偉ぶってないんだ、座ってる間も常にスマホで連絡や気になったキャッチーなフレーズ…
どんどん書き溜めていく
そして、基本「作詞は英語で」浮かぶと言う、そこから訳して日本語にするのが多い
あとはそのキャッチーなフレーズと、その歌い手さんの好きな言語、好きな物、そう言うのをちりばめていく
そうしてその「歌」を「本人の掛け替えのない物」にしていく
ご存知かもしれないが「歌い手さんと共作」する事もある、まさに「プロ」なのだ
そして他にも仕事を抱えてるから、作成したら次から次に作詞、時には作曲をする
個人の活動の他にもユニットであるTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDの仕事もあり、何かと色々抱えている
想像できないかもだが彼は「世界基準」なので海外での仕事もあるんだ
そして人がいい、だから出来るだけ、ながらも胸の内はあかせない企業秘密なのも多く
SNSにて説明してみると意外に反響が大きかったため、そちらにシフトしていった…
時間も年単位なため、内容を説明する時に彼もメモを見ながらツイートをするようにした
(以前はそんな事をしてこなかったと言うのもある…)
出演するのかしないのか
または欠席されるのでは?
先日も月スタの時、荒らしに対して視聴者の皆さんは煽る人のをNG設定に自主的にしたりして番組を楽しんでたよな?
だから何?とか厳しい意見が多い中、本当は心の底から楽しみたいよな?
皆が言うVヲタ側からの誹謗中傷も把握してる、そしてV側ファンの真摯な意見も自分なりに汲み取っている
なので土曜の配信も待ちつつ、言い訳がましいかもしれないが、彼のとある一面を感じる事が出来たら…と切に願う
先日からあんスタは記念コラボ等、拡大して色々知ってもらおうと努力をしている
勿論アイドル(中の人含む)も男性側からしての個人的なものは内に秘めてる事だろう
許してもらおうとか(本人じゃないから)一欠片も思ってない
引っ掻き回すつもりは全くない
少しでも作詞家松井さんについて少しでもわかって欲しくて書いた日記なので
何かしら伝わればいいなと思う
長文で申し訳ない、以上
ちなみに、大阪在住です。いわゆる氷河期世代です。ちょっと身バレ防止のため年代とかおかしくいじってるけど、
自分はIT系というかネット系の仕事してたので、勉強会やセミナーも東京しかなく、
求人情報もWebデザイナー・ディレクターで探すと、当時は大阪:10件、 東京:200件 みたいな感じ。
その大阪5件も、ずっと同じ企業が出てた。常時5件、たまに8件、みたいなそんな感じだった。(記憶だから全然違うかもだけど)
もう大阪にいても無理でしょ。って事で出て行った。
初めていった東京は凄かったし、大阪が東京にはりあってるのがあほらしくなるくらいにレベルが違いすぎた。
戻った理由は、大阪が昔より良くなった。活気が戻った。子育てしやすくなった。と身内や友人にめちゃ言われたから。
そして5年くらい前に戻ってきた。
出て行く前のあの大阪の負の空気感が凄く嫌で嫌で仕方が無かったから。
でもあるときからみんな大阪よーなったで。と言うようになった。
そんなタイミングで子どもも産まれたし、関西良くなったんなら実家近い方がいいねって、
何度か家族で相談し、何度か帰省して調査して話聞いたりしてほんまに良さそうやなってなって帰ってきた。
色々前提が長くなったけど、
東京、大阪である程度を過ごして、今大阪にいる人間からしてみると、表題のことを凄く実感する。
なんなら選挙の時に他の候補とか見てない(都構想の時とかはちゃんと読んでたけど)
でも、ポイントは、維新「が」ではなく、維新「で」良いというところだと思う。維新「が」良いじゃないんだよね。
テレビを牛耳ってるだ、なんだと言われるし、実際そういう面も強くあるかもしれないけど、そういうところじゃないんだよね。
大阪の人は、自分が大阪もう無理だわ。って思って出ていったあの時を知ってるんだよね。
公務員大天国であり大正義、なにしても基本は罰せられない。注意だけ、コネあれば入れちゃうとかね。
そもそも自民党と共産党が共闘するとかって大阪以外でありえるか?って話だしね。
え?公務員めざさんの?なんでなん?あほちゃうん?親戚にいないん?と言われたのは今でも覚えてる。
それくらいに腐ってた。
自分の知人とかは大阪地下鉄に入りたい。と死ぬほど願ってた。入れてなかったけど。今どうしてるのかな。
もっと腐ってたんちゃうかと思うくらいに腐ってた(自分の記憶だとそういうイメージ)
今ほどネットが進んでないから、出てない腐ってたことなんてもっとあったんじゃないかと思うくらい。
そういう時に維新がきた。
色々問題もあるし、自分も維新が絶対良いなんて事は全く思ってないけど、
結果として、はしもとさんになって、大阪が劇的に変わったというのは、大阪に住んでる人は、間違い無く実感してるはずなんだよ。
あの天王寺動物園が、家族連れで普通に行きたい場所になるなんて思ってもみなかった。
遠足で行くとかになったら、まじで?ふざけんなよ。だれやねんこれ決めたヤツ。と言われるくらいに天王寺動物園は糞動物園の代名詞だった。
まさか自分が子どもを連れていくようになるなんて思ってもみなかった。
てんしば公園のあるあの辺なんて、昔は変な謎なカラオケとか家族でいくような場所じゃなかった。
地下鉄で絶体絶命の緊急時以外にトイレ行くという選択肢をとるなんて思ってもみなかったし、
新今宮界隈があんなに歩きやすくなるなんて思ってもみなかった。
新今宮から地下鉄へ乗り換えのために、パチンコ屋の前で寝てる浮浪者の横を通り、
交差点で変な布教活動するおっちゃんに声かけられ無視して逃げながら
恐怖心を抑えて移動してたのが、今は普通に歩けるようになってるなんて驚きでしかない。
そして逆に、維新以前に政治やってたやつらは、本当に糞オブ糞だったという思いが強烈にある。
この辺は維新がうまくやったというのもあるとは思う。裏では色々あったのかもしれない。
けど、結果として、本当に結果としては、そうなってる。
大阪は昔と違ってよーなったなーというのは本当に実感してる。
でも多分これは大阪、もしくは関西じゃない人からしたら疑問でしかないんだろうなと。
コロナで吉村知事や松井市長が度々やらかしたりしてるのを見て、
なんでそんなに支持率高いねんって思うんだろうけど、背景はこういうのがあるからだと思う。
それくらいに、維新以前、維新以後って大阪は変わってるんだよ。
平松大田時代から進めてきたってのもあるのは間違いないんだろうし、
その目が出たのが、維新の時だったとかってのもあるんだろうし
それを維新がうまく利用したりPRしてるってのはあるんだろうけど、
それでも一般人から見たら、維新の時に見るからに圧倒的な結果が出た。
で、これ最近、自民が腐るに腐ってるのに、他が全然支持されない状況になって、
特に立憲民主を見てると、この大阪の逆パターンなんだろうなと思う。
大阪は、維新になって、劇的に良く変わったという成功体験が強烈に残ってる。
大阪都構想が負けたのは、負けても都構想をやらないだけで、維新じゃなくなるわけではないからだと個人的には思ってる。
あれが、もし仮に、勝てば維新で都構想。
負ければ、維新じゃなく自民・共産などの維新以外で大阪府市の運営となかだったら、
維新以前?それは論外。って感じが多いと思う。
あれは、維新が人気というのもあるけれど、それ以外の、維新以外の時代の負が強すぎて、
維新以外は強烈なNOという結果なんだと思うんだよ。
だから最初に書いたように維新「が」じゃなくて、維新「で」いい。になってるんだと思う。
色々維新がやらかそうとも、維新が根強く支持されるのはそういうことがある。
それこそテレビとかメディア牛耳って世論を誘導してる結果だろと言われるかもしれないけども。
で、国政を見ると、これの逆が立憲民主なんだろうなと。
民主党時代、それが良かったか悪かったかというのはおいておいて、
世間一般的な評論としては、(それを自民が誘導したとか色々あるのかもしれないけど)
強烈に負の体験が残ってるんだろうなと。
2番じゃダメなんですかの話なんて、実際にそれをよく読みこめば、
言ってることは全くもって正しいってのはわかるけど多分そういうのはほとんどの人知らないんだと思うし。
で、これ、
大阪は、維新=大成功、維新以外=負の時代を作り上げた となっている。
みたいな印象になってる。
世論というかイメージというか、実際がどうとかじゃなく、そういう印象って残ってるんだと思う。
大阪で、何をしようとも維新が強いってのはこの成功した「体験」をモロに自らしてるからで、
民主の時、政権交代して強烈にダメだったという「体験」をしてる。(実際ダメだったかどうかの是非などはどうでも良い)
実際、大阪にいると、最近の維新での特にコロナ関連における学校関連とかはほんとひどいとは思う。
先生とか学校の関係者はめっちゃ疲弊してるしね。先生に差し入れとかしたいと思うくらい。
でもじゃぁ維新以外でやらせて、維新に危機感もっと持たせろよとなると、
自分もあの当時の大阪はもう無理だ。出て行こうと思うくらいの負のイメージがあるのであんな暗黒に戻るのは無理でしょ。となる。
維新以外にお願いしたいかと言われると、やっぱ無理。ってなっちゃう。
維新、最近おかしいけど、もうちょいがんばってくれ。頼むよって気持ちになってしまう。
時が経てば経つほどそういうのってより強くなってしまうとも思う。
これを払拭しないと、
国政はずっと自民のままだろうなと思う。
▼“異例を超えて 異常事態” 救急車出動できない 医療現場訴え
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210827/k10013226021000.html
東京都内の救急隊が一時的にすべて出払ってしまい、新たな救急要請があっても出動できない。
SNS上で切迫した状況を伝える投稿をした医療従事者は「たとえ緊急治療が必要な状態でも、救急車が出動できない現実もあります。消防庁のメッセージは“命のメッセージ”だと知ってほしい」と訴えています。
「当庁のほぼ全救急隊が出動し、救急要請に応えられない状況となっています」という東京消防庁のメッセージを撮影した写真です。
写真とともに「長年、救急に携わってきましたが、こんなことは初めて。異例を超えて、もう異常事態としか言いようがありません」ということばがつづられています。
投稿したのは、都内の医療機関で救急を担当する医療従事者で、この日は救急患者の受け入れ要請が次々と寄せられましたが、10床余りあるコロナ患者用の病床は満床の状態で、これ以上受け入れられない状況だったということです。
救急患者を受け入れる医療機関がすぐに決まらない「搬送困難」のケースは、8月15日までの1週間では3361件と、総務省消防庁が調査を始めてから最も多くなりました。
▼救急搬送先決まらない「困難事案」、全国で3週連続3千件超え…最多の東京消防庁は4%増
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210831-OYT1T50237/
総務省消防庁は31日、救急患者の搬送先が決まらない「救急搬送困難事案」が8月23~29日の1週間に3153件(前週比54件減)あったと発表した。新型コロナウイルス感染の疑い事例は46%を占めた。過去最多の3361件だった8月9~15日から3週連続で3000件を超えた。
主要都市の52消防本部を対象に、医療機関に受け入れを3回以上断られるなどしたケースを集計した。
搬送困難の最多は東京消防庁の1703件(前週比4%増)で、横浜市消防局の386件(同4%増)が続いた。大阪市消防局は209件(同13%減)、千葉市消防局は111件(同24%減)、さいたま市消防局は90件(同21%減)だった。
搬送拒否の意味はわかりますか?あと搬送出来た=入院ではありません
▼呼吸困難でも搬送拒否 都内医師「医療崩壊起きている」
https://www.sankei.com/article/20210812-5377H664OVM2BBFSMZLRAABRSY/
「先生、救急車が帰っちゃいました。入院させてもらえないんです」
10日、豊島区西池袋の池袋大谷クリニック。院長の大谷義夫医師は電話口で患者の家族の悲痛な叫びを耳にした。医師歴30年を超えるが、こんな事態は初めてだった。
患者は40代男性で、陽性が判明してから自宅で療養していたところ、血中の酸素濃度「酸素飽和度」が91%まで悪化。一般的に健康な人の酸素飽和度は98%程度で、90%以下になると生命を維持するのに必要な酸素が体に入っていない「呼吸不全」の状態とされる。
すぐさま家族が救急車を呼んだが、駆け付けた隊員から「どこも受け入れられるベッドがない」と搬送を断られた。やむを得ずクリニックで酸素吸入ができる「酸素濃縮器」を男性宅に手配し、症状の推移を見守っているという。
クリニックでは7月下旬から発熱を訴える患者が急増した。この男性を含めて入院が必要な患者は8人いたが、これまでに入院できたのは3人のみ。別の30代男性も自宅療養中に救急隊を呼ぶほど症状が悪化したが、病床の不足を理由に入院を拒否された。
▼千葉・松戸市 “コロナ救急”病院搬送3割以下
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4348303.html
千葉県松戸市で今月、救急搬送を要請した新型コロナの自宅療養患者のうち、病院に搬送できたのは3割以下にとどまることがわかりました。
「救急車の搬送先決定まで約14時間10分を要した事例がありました」
松戸市消防局によりますと、新型コロナに感染して「自宅療養」とされている人が救急搬送を要請したケースが、先月は1か月間で92件でしたが、今月は急増し、3週間だけで255件にのぼっています。一方で、そのうち、病院に搬送できたのは70件で、救急搬送を要請した人の3割以下にとどまっています。
▼市消防局、廃車予定の救急車2台を感染者待機場所に…搬送困難の場合に使用
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210828-OYT1T50190/
千葉県の松戸市消防局は30日から、消防局の敷地内に廃車予定の救急車2台を置き、搬送困難者の待機場所とする。新型コロナウイルス感染者の容体悪化で救急要請を受けても、搬送先が決まらず救急車が長時間現場に止まるケースが深刻化しているためだ。4時間以上たっても搬送先が見つからない場合、出動した救急車から感染者に待機場所に移ってもらい、酸素吸入などの処置を受けながら待ってもらう。