「通勤」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 通勤とは

2022-10-08

anond:20221007180938

知り合いで、やっぱり田舎駅前マンション買ってローン払ってる男と別れた人いたけど、その男マザコンというか実家べったりで、親に言われるままに親の家から近いマンション買って婚活してたらしい。

田舎といっても東京通勤圏で駅前からまだ売りやす物件ではあるけど。

元増田婚約者がなんでそんな一軒家買ったのか気になる。経済状況よりも買った理由のほうに問題がありそう。

2022-10-07

通勤

満員電車で毎回同じ場所で進路妨害する女がいるんだが学習能力ないんか

今度有給取ったらどこの会社に行くのかついていくのもアリかもな

会社見つけたらその会社クレーム入れるか

anond:20221007210817

から近い・通勤での最寄駅から近いとかだと通いやすいし元とれるレベルで通えたりするんだけどね

わざわざジムまで出掛けて行かなきゃダメ場所は、結局行かなくなって会費だけ払ってる状態になる

anond:20221007154543

他人事じゃなさすぎてトラバ

自分結婚相手が先に家買ってて、都心から離れた辺鄙な駅から徒歩30分、通勤は当然2時間コースとなった

夫が言うには、自分収入でローン組んで買えるギリギリ価格通勤できるギリギリの立地なんだそう

ローンも年齢的に組めなくなるギリギリで購入したとか

こんなとこから通うのか、平日は仕事通勤で終わるなと絶望しているうちにコロナ禍になって自分は在宅勤務になったので、まあなんとか

生活費は完全に折半で、家のローンはもちろん車のローンも自分が半分払ってる

車もやっぱり結婚前に夫が一人で購入したもの

なんだかなーとは思うが、まあ同じ年だし、家事もまあ半々だし、今のところはまあいいかという感じ

通勤始まったらわからないけど

元増田は年上の彼ということで、年上に期待すべき諸々が相手になく要求が折り合わないとのことで、まあやめておくのがいいと思う

anond:20221007195705

あれは「県境跨いで2時間通勤」が非常に不自然なので実例になりません

あの位置から県境跨いで2時間」だとすると元増田山形のド田舎かに勤めてることになり、最寄り駅までバス何分とかに文句をつけるとは到底思えない

anond:20221007194525

いやあそこがそれなりの値段なのは仙台都市圏に近いからなんだから、すぐ近くの大都市仕事できるような立地ゆえに高いのでは元増田の条件に合わないよ

県境跨いで2時間通勤」が現実的な(=大都市圏に遠い)立地かつこの金額じゃないと

しかもこの立地ならバス電車通勤とかあり得ねえから最寄り駅までバス何分とかクッソどうでもいいし

anond:20221007193544

宮城の奴ならあそこから県境またいで2時間通勤」に全然合わないか実例にならんような

あの立地で県境跨いで2時間通勤なら元増田が現状ド田舎住みでド田舎通勤してる可能性が高い

anond:20221007173533

物件ダメっぷりがポイントよね。

地元婚活するなら困らなかったのかもしれないし、本当は誰かと一緒に住む予定だったのかもしれないし、あるいは誰かと住んでいたのかもしれない。

まぁどんな理由でもパートナーに片道4時間通勤要求する正当化事由にはならないけどな。

anond:20221007154543

この婚約者男性が致命的なのはお金がない事」自体じゃなくて、「結婚しても妻子を養えないような低収入なのに、妻の通勤を考えないで家を買うような頭の悪さ」だよね。

子育てしながら働き続けるなら、通勤時間が短いことや妻の実家に近いところに住むのは必須なんだからさ。

女性側は婚約までしてるんだから結婚するつもりはあったんだし。

お金のない年上男性価値あるの?

年上の30代彼と婚約破棄したい。

結婚に向けて話し合いを重ねるうちに、見栄っ張りのくせにお金がないだけじゃなく、お金にセコい面が見えて、嫌気が差ししまった。

彼は私と付き合う前に35年の住宅ローンを組んで、隣県に建売住宅を購入していた。

その家は最寄り駅から遠く、朝は家から駅までバスで40分は見なければならない不便な立派で、そこに住むと私は通勤に片道2時間を見ないとならない。

当初、彼は、私にローンの負担はかけないから一緒に住んでほしい、住んでみてどうしても嫌だったら家を売って引っ越しても良いと言ってた。

また、婚約にあたって、彼は私に財布は任せるから管理してほしいと言ってた。

しかし、蓋を開けてみると、彼の手取りは18万で、うち10万はローンと団信の支払いで消えることが判明。

残り8万のうち、通信費が1万、彼の小遣いが4万で、結局、彼は生活費は3万しか家計に入れない事に。

収支のバランスが悪いこと、生活費が少なすぎることに驚いて、今どんな生活をしてるのか聞いたところ、週に一度、スーパー冷凍食品が割引きになる日に、まとめて冷食を買い込んで、それで1週間食いつないでいると言う。

悪いけど私はそんな生活できないと言ったら、私が満足するレベル生活ができるように、私が生活費を多く出せばいい、賃貸に住んだとしても家賃はかかるんだから家賃を払うと思って家計に多く入れてくれ、と言ってきた。

私にローンの負担はさせないから一緒に住んでほしいと言ったのに、私が生活費を多く負担する(たとえば15万くらい家計に入れる)なら、実質的にローンを負担するのと同じであり、話が違くないか?と言ったら、彼は「私が」お金に汚い、お金の話ばかりすると言ってきた。

県境をまたいで通勤に2時間かかる不便な立地の、私なら絶対に選ばない沿線エリア・条件の家に住むだけで、私にとっては最大限の譲歩であり、彼に愛情があるからこそ、そこまで譲歩するつもりだった。

それなのに彼は、私の愛情からくる譲歩は無視して、「住むなら家賃がかかる」とか「いまどき折半普通」などと、金銭面の話だけでゴリ押しするのが嫌になってしまって、愛情も冷めてしまった。

また、彼の収入では、妻と共働きで生きていく選択肢しかないのに、将来妻になる人の通勤とか実家の近さを一切考慮しないで、自分側の都合だけで一戸建てを購入してしま自己中心的性格や、計画性のなさ。

私の収入がないと生活できないのに、私を通勤に2時間かかる場所引っ越しさせた上に、悪びれもせずに子供を望んでいることや、「俺は料理は出来ない」と開き直っていることにも、呆れて果ててしまった。

そもそも、彼は私より5歳年上の30代で、年下にアプローチする男性マナーというか常識として、経済的に余裕があるものだと思ってた。

年下の20代の私の稼ぎをあてにして結婚しようとする姿勢に、ドン引きしてしまった。

経済的に頼りにならない年上男性に、何の価値があると思ってるのだろうか。

共働きアクセク生きていくなら、女でも同世代が良いに決まってるのに。

もちろん婚約破棄の方向で行くけど、お金に汚い彼の性格ではスムーズに別れてくれないどころか、私から慰謝料などの金銭を取ろうとして揉めるのが見えるから憂鬱だ。

10/09追記

多くの反応があって驚いた。

彼の買ったクソみたいな物件は、彼の実家は歩いて5分の距離で、彼の生まれ育った地元から、彼にとっては住む価値があるのだと思う。

あとローンはフラット35で、具体的な数字は覚えてないけど、利息が馬鹿みたいに高かった記憶

多分、利息0.5%みたいな一般的なローンは組めなかったんだろうね。

物件価格は3000万くらいしかなくて、高い利息と団信込みで10万だった。

anond:20221006203255

「とてつもなく重い負担」てのがさぁわからんのよ

発達障害は「毎日早起きして会社にいってどうでもいい挨拶して家庭や通勤で傷つけられた人を口先だけでなぐさめてどうでもいいこと言ってから本業を始める」ことを苦痛だったり負担と思う人がいるみたいだけど

健常者は「コンピューター相手に愛想の一つもないエラーメッセージにらんでいうことをきかせる」ことを苦痛だとか負担だとおもったりするわけよ

からジョブマッチングでうまく組み合わせればいいと思うんだよね

農業とか職人とかITとか人と話さなくていい、過集中や感覚過敏がとりえになる仕事てのはものすごくいっぱいあったわけ

そこからはじめて自営になって喰っていければ社長でありゴールなわけよ

他の国でもそれを目指してるからスティーブジョブズとかコミュ障が偉くなれたわけ

日本がそうならないのはたぶん教育がグサグサに腐ってた(文科省、以前は芸能界が腐ってたり今は統一教会腐らせてたり、ホント子供舐め腐ってなにやってたんだろうと思う)

 

人生最初の15年で発達障害の手当ができないような義務教育にして、そのことで思春期以降本人にも周りにも負担を重くしちゃったんだけど、

そこはまずカイゼンしてほしいんよ。部活問題とか受験合格者=教育成果(数字をあげる教育)とか給与人間(=サラリーマン)至上価値観とか悪いとこいっぱいあるじゃん

で、さらに今の人間長生きすんだからさ。あと68年でなんとかいいところをくみあわせていかんとなぁ。

2022-10-06

仕事に向いてない増田だよ

仕事に向いてない(仕事というか通勤が体力的に無理)増田だったけど

ちょっとずつテレワークが増えてきて助かってるよ

通勤がないだけでマジで体力温存できる

テレワークが始まるまでは仕事も続かなかったけど今は続いてるよ〜。

anond:20221006132124

月~金の9時、正午、15時なら参加できるから

小学生は9時は学校だろ

15時が17時なら通勤帰りのサラリーマン職人さん。

2022-10-03

NHKブクマカも雑踏事故を甘く見過ぎ

インドネシアスタジアムでの暴動で多数の死者が出た事件で、NHKがあたか暴力が主原因で170人以上が死んだと取れるような報道をしているが

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20221002/k10013845461000.html

はっきり言って間違いだと思う。素手暴力でこんなに死者は出ない。

一方、雑踏の事故では簡単にこれだけの死者は出る。だからこれは観客席に催涙弾を打ち込んだ警察が原因と思われる。

日本警察であればこんな事はまず起きない。だがこれは日本スゴイって話じゃない。ちょいと説明しようと思う。

 

行政権としての警察権力

警察司法権機関であるだけでなく、行政としても強い権力を持っている。

から雑踏に関しても命令する権限があって、人が集まるイベントを届け出なくやったりすると怒られるわけだ。

店の外の行列放置していれば「ちゃん店員警備員雇って整理しなさい」と言われるし「○○という有名人が△△に来てる」っていうデマを流して将棋倒し惹起したら逮捕される。

 

警備業というのは監督官庁警察になっていて、更に警察官の天下り先でもある。また社長警察上がりというケースも多い。

元々警備業はボディガードなどから派生して色々な形態の警備を請け負うようになったのだが、実はその前から同様の警備請負をする人士達が居た。右翼である

右翼ボディガードだけでなく労働運動潰しなども請負い、暴力行使や時に殺人も行っていた。更に昔の右翼ヤクザと不可分の所も多かった。

 

昭和30年代にTVで「ザ・ガードマン」というドラマ放送されると雨後の筍のように警備業者起業されたのだが、ここに右翼/ヤクザ経営企業舎弟会社が大量に入り込んでしまったのである

警備請負というのは暴力からの防御という仕事が多い。それは即ち対抗するための暴力だ。

一方、警察というのは国家という暴力装置の実行装置だ。暴力装置たる所以暴力の独占であり、警察コピーした暴力世間にあってはならない。

また、道路工事での交通規制でも警備員必要だが、土建業というのはヤクザ企業舎弟が大変に多い分野だった。つまりヤクザ資金源になってしまう。

という事で警備業法というのが施行され、警備業は警察監督庁とする許認可事業で、前科がある人間雇用禁止警備員は法含む研修必須などが定められ、業務が完全に警察の指揮下に置かれたわけだ。

警察天下り先って事で、利益誘導の面もあって警備業の派遣先が増える結果にもなった。「これやるなら警備員を何人以上配置せよ。その配置図を出せ」って何かにつけて言われるって訳ね。

因みに以上の経緯から警備員の装備というのは厳しく制限されているよ。例えば警察署の前で長い棒をついた私服警官が立ってる事がよくあるが、あれは実は軍隊と同じ立哨で立ち方も決まっている。持っているのは「警杖なのだが、あれを警備員が持つことは禁止されてる。警棒の長さや形に制限がある為だ。

兎に角暴力装置代替ダメなのだ

 

日本で雑踏事故が少ないのはこういう戦後の経緯の末に、人が集まる事をせんとする場合警備員の配置と雑踏警備計画を提出させられるからだ。

雑踏での人の流れは流体として考える

 

雑踏警備での鉄則は「一方通行」と「ボトルネックを無くす」である。これは群衆が流体のような動きをするからだ。

 

一方通行にしない場合にどうなるというと、「クサビが噛み合った状態」になる。

例えば広いところの間にトンネル通路がある場合で、通路の両側から群衆が押し寄せた場合通路入口では「通路の半分からはみ出さない」という動機が働きにくいので通路のほぼいっぱいに広がって進行する。

だがこれは反対側でも同じなので、出口付近では人一人くらいの隙間をぬって通る事になる。

これは上から見ると三角形のクサビが噛み合っているような状態になる。効率的には最小化だ。

後ろから押されているので隊列が狭くなると群衆密度が増す。だが人は一定以下では足の歩みが出来ないので押されてやがて転んでしまう。

後ろの人間は前で起きていることが見えないので前にどんどん進行してくる→それらも更に転倒する、となって、転んだ人とのその手前の人間には数百キロ~数トンの圧力がかかり、皆死んでしまう。

これが通路を対面通行にした時に起きる雑踏事故だ。通路一方通行が鉄則なのはこういう理由だ。

 

ボトルネックがあった場合は、細くなる手前で群衆圧力が上がる。

更にボトルネック手前の壁に当たった人間通路に戻ろうとして横から割り込む→圧力が高いので弾き出される、となってそこでグルグル回って出られなくなったりする。まるで落ち葉だ。

でもそうする事でただでさえ高い群衆密度へ割り込まないとならない人が出て局地的に密度が極度に高くなる→転倒事故、あとは上記の例と同じで死亡事故まっしぐらである

から「狭くなる」箇所というのは作ってはいけない。狭い場所があったらそのずっと手前からパイロン等で狭い状態継続した状態にせねばならない。

 

ボトルネックを無くす」の類型に「通路をのばす」というのもある。

立体交差する駅で秋葉原駅階段一本で山手線総武線ホームが直接行き来出来るのに、武蔵野線南浦和駅はわざわざ遠回りして通路を歩かされる。不合理だと思った事ないだろうか?

これは秋葉原通勤ラッシュなどを然程考慮してなかった昭和初期の建設南浦和痛勤ラッシュ常態後の昭和後期開業である為で雑踏事故対策なのだ

電車の降車客は波状的なので、長い通路をダラダラ歩かせてそこで客の波を吸収してしまおうという思想だ。

秋葉原では短い階段ホームに直接客が展開してしまい、群衆密度が高い箇所がホームという危険状態になってしまう。

 

地下鉄高田馬場駅の改札はホーム端の先にあるが、2004年頃の改築でホーム中ほどから改札への通路増設した。

出口は一緒だから一見無意味な改造だ。だが長い通路で吸収して階段の手前で滞留する客がホームに溢れるのを軽減する効果があるのだ。

過去の事例

 

日本の雑踏警備に影響を与えた事故というのがいくつかある。

 

彌彦神社事件1955年

新潟神社で行きと帰りの初詣客がかちあって滞留状態になった。そこでやがて参道石垣が崩れて100人以上の死者。

だが石垣だけに問題があったのではなくて、群衆密度が上がりすぎて路肩にせり出し崩壊したものと思われる。

これは一方通行にしていなかったのが主たる原因の例。

 

日暮里駅跨線橋事故1952年

列車が遅延し、混雑が激化して日暮里駅の板張り跨線橋の羽目板が客の圧力に負けて崩壊。転落した客13人が電車に轢かれ8人が死亡した事故

対面クサビ状態ボトルネックの混合と思われる。跨線橋の角に押し込まれた客が流れに戻れず圧力が高くなって壁崩壊

 

上尾事件1972年

雑踏事故じゃなくて暴動なのだが、国労動労の順法闘争の為にダイヤが大きく乱れてカチ切れた乗客が駅員をぶん殴る、電車を悉く破壊するなどで収拾が付かなくなって機動隊が動員されて鎮圧

翌日から他の駅多数で度たび同じ暴動が発生する国電暴動となって東京カオス状態に。

大混雑と電車がいつ来るか知れないストレスフルな状態の上にアナウンスもせずにいた為に乗客の怒りメーターがレッドゾーン振り切ったの原因。

なのでこれ以降雑踏では拡声器を使ってうるさい程に行列に関する情報を与えろというのが鉄則となった。

 

宇崎ちゃん献血ポスター騒動の地と閉鎖区画フォークゲリラ集会禁止政策

数年前に宇崎ちゃん献血ポスター騒動というのがあった。セクハラっぽいポスター公益性が高い日赤が使うな!という騒動だ。

この騒動は一枚の写真から始まったのだが、このポスターが掲出されていた場所というのは新宿西口JR京王の乗り換え通路である

ここには「新宿駅西口広場イベントコーナー」というのがあり、その対面に「新宿西口献血ルーム」があって、そこに掲出されたポスターだったのだ。

この「新宿駅西口広場イベントコーナー」だが、実はここは1992年頃まで工事バリケードなどで塞がれた単なる閉鎖区画だった。

照明もなく、ホコリが積もったままで少ない資材が置かれただけの殺伐としたところで、居心地の悪い場所だった。

実はここが封鎖されていたのは「新宿フォークゲリラ」という騒動による。

ここが広くなっているのは1966年竣工西口立体化時に地下広場として作られたかなのだ1969年学生中心のベトナム反戦集会新宿フォークゲリラが開かれ、機動隊が導入されて解散させれらた。この際、広場として整備されたもの東京都は「通路」に変更するという禁じ手使用通路公道占拠道交法違反)。

だがこの後も若者が集まり勝手ギター演奏などは続いていた。

そこに起きたのが国電暴動で、新宿駅でも暴動が発生。「別に反体制学生じゃなくても暴動起こすのかよ!」と頭を抱えた警視庁東京都は、別にギター持って屯してた連中と暴動関係なかったが、万一を恐れて乱雑にこの区画を閉鎖してしまった。

 

時代が下って最早反体制なども流行らなくなり、閉鎖区画のせいで逆に荒んだ状態になっている元地下広場有効活用として即売会催事場としての活用をするようになった。

初めはしょぼかったが、やがて政策アピール掲示や地産フェアなど商売がうまくなり、綺麗な内装もされて有用イベントスペースとなってきて人の流れも出来てきた。

そこで対面に献血ルームが出来る事になったわけ。

 

上記のように日本警察は雑踏事故防止に関しては極めて有能なんだが、その反面「人が集まる事」を嫌いすぎるきらいがある。

広場否定論なんだな。あんまり人が集まるのを封じてしまうと今度は現在ロシアみたいな事になってしまう恐れもある。

で、最近だと東京駅や池袋駅西口渋谷駅(予定)みたいにロータリーを追い出して広場を作るという方に行政の方がシフトしてきている。

そういう戦後史と行政史の果てに出来たのが「新宿西口献血ルーム」でそこに掲出されたのがあの宇崎ちゃんポスターだったってわけだ。

あの騒動は色々感情的過ぎたが、でも一方でその辺知ってるとアゴラの復活でもあったって訳なんだな。

 

という訳で、統率されない人間が大量に集合すると雑踏事故が起きるのはデフォルト状態で、警察行政が力を入れて制御してるから日本じゃ事故があまり起きないのだ。

インドネシアのは警察問題があり、観客席に催涙弾を撃って視界が乏しくなった客がパニックになったらどうやったって雑踏事故になる。観客席は階段状でそこに下り階段があるという構造ゆえ先が見えなくなるから普段でも危険構造なのだインドネシア警察は雑踏警備の監督指導などを普段からしていないのではないか

1964年ペルーで同じように暴徒に催涙弾を打ち込んで300人以上が死ぬ事故があったので、そういう事例研究をしていないと思われる。

警察が私らを人間扱いしていない」との被害者コメントが報じられているが、インドネシア警察人間扱いと同時に流体扱いをすべきだった。

日本警察がこんな事をしないのは人間の扱いの違いだけでなく技術的に経験を蓄積しているかである

通勤の車で、路駐の影に隠れてた道路を渡たがってる人が見えたんだけど、急ブレーキになるし、そもそも横断歩道いからまぁいいかと通り過ぎたんだけど

バックミラー確認したら後ろの車は止まって歩行者を横断させてた

正直やられたな、と

ブレーキ危険性はあったけど、横断歩道はないから…と確認して思考するだけの余裕はあったわけだ

実際は急ブレーキにもならなかったはず

止まるのめんどくせえなという思いが本当は勝ってたわけだ

後ろの車は歩行者を行かせて次の信号で余裕を持って追いついてきた

月曜日なのにマイナススタートだよ、ほんと

2022-10-02

anond:20221002215559

丸の内大手町は、そこに通勤してることがステータスになるという点で都会的生活シンボルになってるじゃないか

先月の終り頃にも、丸の内女子の平均に合わせたいという虚栄心に溺れて借金を200万くらい作った増田がいたし

職場発達障害者に潰される

とある日、辞令が下された。

ある人(勤め始めて5年以上は経つ)が私の所属している部署に異動してくるという、一見なんでもない辞令だった。

しかし、部署内の空気は重かった。

なぜなら、彼はもう3部署も飛ばされている、言わば問題児だったからだ。

Aさんの始まり

彼の武勇伝は、彼が入社した当時にまで遡る。

研修も終わり、配属先が決定した当日、伝説となる発言を放ったのだ。

「私は発達障害持ちです。フォローをお願いします」

配属先である部署人達は、唖然としたという。

なぜなら、彼は正社員雇用だったからだ。

弊社では障害者雇用も行っているため、そういった方々も多少は採用されている。

しかし、クローズ正社員雇用をすり抜けた挙句雇用が本決定した途端に告白し、開口一番こちからフォローを求める発達障害者は初めてのケースだった。

障害者雇用であれば先例があるためこちらも動きやすいし、せめて面接時に「発達障害だ」と告白してくれれば、部署内で多少の受け皿を用意しておくぐらいは出来たのに。

これでは発達障害言い訳にしているとしか思えないし、発達障害に適した環境を用意することも出来ない。

部署の方からこの話を聞いた時、まぁとにかく驚いたものだ。

しかし、法律ではクローズは罰せられない。

面接時に必ず申告しなければならないとも定められていない。

という訳で、同じ部署の方々は何も抵抗できず、この発達障害の方(以降Aさんとする)のフォローに奔走することになる。

Aさんのその後

話はとんで1年後。

Aさんの異動が発表された。

そのまた2年後。

またAさんの異動が発表された。

その間にも、あらゆる部署からAさんの噂は絶えず流れ込んできた。

ここまで特定人物多種多様な噂話を聞くのは初めてで、何も知らないながらも大変そうだ、といった印象は受けていた。

そう、この時の私は印象を受けていただけ。

Aさんの問題っぷりをあまりにも舐めていた。

何も分かっていなかった。

そして遂に、私の所属する部署にAさんが異動してくることになったのだ。

ちなみに勤務年数で言うと、Aさんは私の先輩にあたる。

が、この部署での勤務年数で言えば、勿論私の方が長くなる。

そのため、私を含め部署内全員でAさんと指導をすることとなった。

Aさんの問題行動

もう一度言う。私はAさんをナメていた。

実際に共に仕事をすると、今までの人達はこんな人と付き合いながら仕事をしていたのかとあまりの大変さに敬服した。

例えば仕事を教える時。メモ1つとっても、以下のような症状が見られるのだ。

メモを取らない

・とったメモを無くす

メモをとったことをそもそも忘れる

メモが見つかっても内容がぐちゃぐちゃすぎて参考にもならない

・酷い時は教えてもらったこ自体を忘れる

これでは迂闊に仕事も任せられない。

1つの仕事を任せる度、1人がAさんについて、1つ1つ懇切丁寧に教えていく。

回教えれば何とかなるものでもない。

健常者の新人とは違って、そのままの意味で任せる度に教えなければならないのだ。

まり、Aさんが仕事をする度もう1人の労働力が無くなることになる。

これでは人件費はむしろ赤字だし、効率も下げている。

だがAさんの厄介さはそれだけに留まらない。

そう、発達障害故の特性だ。

優先順位をつけられない

不文律理解できない

・凹みはするが反省ができない

PDCAサイクルを回せない

自分立場役職に適した言動が取れない

他者を思いやった言葉遣いができない

・全て思い込みで行動してしま

・人の助言・アドバイスを受け入れられない

これらはいずれも、我々が指摘・注意した際に「発達障害なので…」と言い訳された言動の一部だ。

特に厄介なのが、「人の助言・アドバイスを受け入れられない」だ。

こちらがどれだけ優しく

「誰でもミスはするからね、気にしないで」

「どこまで分かってるかな?すり合わせしてみよう」

「初めからできる人はいいから。一緒にやってみよう」

と寄り添っても、指摘されたという事実だけにフォーカスして、

「褒めて伸ばして欲しい」

「なんで皆いじめるんだ」

「私がミスしないよう環境を整えて欲しい」

と暴れ馬になってしまうのだ。

こりゃ大変だと、様々な対策も打ってみた。

Aさん専用のマニュアルを作ったり、不文律を手順書に明言したり、仕事を同時に複数個与えないよう配慮したり、進捗を定期的に確認したり…それはもういろいろだ。

しかし、結果はダメ

マニュアルより思い込み優先で動いたり、手順書の存在を忘れたり、やるべき事ではなくやりたいことを優先させてしまったり、進捗を確認しても「出来てます」と虚偽の報告をされる。

そしてトドメは「発達障害なので…」という言い訳だ。

勿論そんな人には本当に簡単仕事(もはや仕事とも呼べないレベルだが)しか任せられない。

いや実際にはコピー掃除などの仕事すら満足に回せていない状態なのだが…

そんな状況でも、我々は諦めなかった。

閑散期には彼にもう一度仕事を教え直したり、誰かとグループを組んで共に仕事をしたり、打てる手は打っているつもりだった。

しかし、我々が耐えているのと同時に彼も我慢していたのだろう。遂にこう騒ぎ出した。

「なぜ仲間はずれにするんだ」

自分だけ仕事を教えてもらえない。パワハラだ」

「なぜ皆自分を育てようとしてくれないんだ」

恐ろしいことに、彼は自分仕事ができる、もっと仕事を任せてもらえて当然だと思い込んでいたのだ。

ここまで来て、全員が彼を諦めた。もうお手上げなのだ

Aさんの今

こう言ってはなんだが、私が所属している部署ホワイトだ。

今まで働いてきて人にネガティブ感情も抱いたことも無かったし、むしろいい人ばかりだ。

しかし、全員が限界を迎えた今。

表には出さないが、もう、誰もAさんの話をまともに聞かない。

実は今年、新入社員がこの部署に配属された。

しかし既に何かを察したのか、もうAさんに確認をもらったり、助言を求めたり、仕事説明をしてもらったりすることが無くなった。

どうやら、彼女所謂仕事ができる人らしい。

まり、上から下までAさんのことは眼中にないのだ。

悲しい話だ。しかしそれはそうだろう。

こちらがどれだけ寄り添ってももっともっと強請り自分は何も与えないどころか足を引っ張るのみ。

何かミスすれば発達障害なので…を言い訳反省もしない。

その癖自己愛自己評価は高く、傷つきやすく、現実とのギャップを埋められるだけの能力もなければ、改善策も実行しない、考えることもしない。

そんなAさんの傍若無人っぷりは今も健在だ。

皆耐えている。社会人でいたいから、加害者になりたくないから、解雇する権利がないから。

必死我慢している。

なぜ我慢するのか?

自分仕事をする為に会社に行っているからだ。

発達障害者の面倒を見るために、重い体を引き摺って通勤している訳では無い。

我々はママでも介護士でも先生でもなければ、会社学校でも就職支援センターでもない。

発達障害者の面倒を請け負って仕事を倍こなしても、給料も上がらなければ手当も出ない。

寧ろ、自分たちの1/5も仕事をしていない人間と同じ給料で働かされていると思うと、怒りすら湧いてくる。

もはや、Aさんを起点に部署全体がどんどん悪い方へ向かっているのだ。

分かっている。この状況はAさんにも我々のためにもならない。

もうAさんには直接言うべきだろう。

やりたいことと出来ることは違うと。

だってそんな簡単なことすら、発達障害者は分からないらしいのだ。

綺麗事配慮で、ミスマッチは埋められない。

指導方法だけで、ミスマッチは埋められない。

仕事が出来ない人と仕事をするのは、こっちだって辛いのだ。

彼さえやめれば元の職場に戻るのに…と、心がどす黒いもので埋まっていく感覚は、何とも言い表せない不快感がある。

そして痛々しい位に、苛つく自分自身への自責の念と、怒りの感情葛藤で追い込まれる。

そして遂に、私たち部署から1人退職者が出た。

もう耐えられないと。

会社が動かないなら自分が動くしかないと。

私は同士であり、友人でもあった彼女を止めることなどできなかった。

発達障害者と合わなくても自分を責めないで

Aさんが異動してきてから、私は嫌という程思い知った。

発達障害は甘くないと。

発達障害者と共にやっていけないという声が上がる度、その内容や考え方に怒る「発達障害擁護派」はちまたに溢れかえる

お恥ずかしい話、私も当初は「発達障害者も平等仕事が与えられるべき」と軽く考えていた。

だが今なら断言出来る。彼らは発達障害者のサポートフォローに苦労した経験がないのだ。

こういった人達は、総じて私と立場が変わった瞬間に掌を返すだろう。

きっと誰だってこうなる。なぜなら人間聖人じゃないのだから

そもそも、同じ給料を貰う以上、極端に効率が悪い人がいると不満が出るのは自然な事だ。

特に私のケースでは、正社員として雇用された上で発達障害者のフォローを求めるところがそもそもおかしかったのだ。

健常者と働きたいなら、健常者と同じように雇われたなら、健常者と同じ効率や働きぶりを求められるのは当たり前だ。

こちらがそこに関して配慮する必要性は感じられない。

勿論、ここで述べたような人間とは違う、もっとまともに働いていらっしゃる発達障害者の方もいらっしゃるのだろう。

そういった必死努力している方の事は応援したいし、能力を適切な場所で発揮してもらいたいとも思う。

しかし「周りが支援して当然」の声にはもう我慢ならない。

こういった、発達障害者における愚痴を発すると

障害理解のないおまえが悪い」

「健常者なんだから我慢しろ文句を言うな」

勉強不足だ」

もっと手をさしのべろ」

発達障害の人には〇〇のように接しないとダメ

「悪気はないんだから許してあげて」

と叩かれることが往々にしてある。

どうやっても、健常者の負担無視されるのだ。

そもそも、片方のみに負担を強いるその精神に異議を唱えたい。もはや異常だ。

なぜ他人のために不利益を被る必要があるのか。

なぜ一方的相手負担を強いるのか。

これらの何がおかしいのかも分からないお花畑っぷりに、グロテスクさを感じる。

健常者だからという理由だけで、我々の人生イージーモードだと思っているのだろうか?

そんな訳がない。みんな自分人生必死だ。

なぜ健常者が理解を深めなければならないのか?

なぜこちらがそこまでのコストを払わなければならないのか?

支援は当然だという声には、こういった反抗心すら覚える。

かに足を引っ張られた時に、無限に、穏便に手を差し伸べられるほどの余裕は無いのだ。

こう言ってはなんだが、生産性マイナス人間は働かずに生きれるよう、福祉もっと充実させるべきだと思う。

障害年金などでは足りない。

普通仕事をしなくても生活できるように社会的な補助が必要だ。

後は作業所で働けば生活できる程度の給料は貰えるとか。

もしくは、フォローする人には別途手当を与えたり、給料を増額したりといった、メリットがあると思わせる程度の手当が必要になるだろう。

そちらの方が、発達障害者に取っても、我々にとっても、お互い適度な距離をとって友好的に接することができるのではないだろうか。

労働という効率生産性を求められる場から離れれば、我々はもっと上手い付き合い方ができるのではないだろうか。

どうか、どうか。

我々を助けていただけないだろうか。

加害者になどなりたくはない、そして被害者にもなりたくないのだ。

最近福祉への祈り、人事の辞令だけを希望に床についている。


転載元: 職場発達障害者に潰される|あんきも

https://archive.ph/2022.08.26-152931/https://note.com/tender_tulip463/n/n6bfa6436ae65

この告発文はタブー視されることなく広く議論喚起されるべきという観点から転載しました。

ふとおもったが

毎日県境こえて別の件に通勤したり帰宅したりってすごいな

ふつう自分の住んでる県内だけだぞ

首都圏だけの事情だよ

猫がモダるって何?

2022-10-01

anond:20220930213101

(最下部にブコメ返しあり)

この増田はいつ頃、どういう入り方で、陸海空どの自衛隊のどの隊にいたのだろうか?

なんでみんなそれすら確認せずにこの情報を信じることができるのか?現場経験してないからなのか?

まずそれくらいの情報はないと真偽の判断ができない。

俺も自衛官だった時期がある。身バレしない程度に、俺が経験したことを具体的に書く。ちなみにめちゃくちゃ長いです。

俺は2007年8月2010年3月まで、任期制隊員として陸自関東方面隊にいた。任期制隊員についてはググって。まだこの制度あるのかな。

今はどうか知らないけど、当時は入隊してから半年教育は前期3ヶ月と後期3ヶ月に分かれていた。

前期は武山駐屯地自衛隊法とか小銃の組立解体とかの座学と、徒手空拳とか5段階ある匍匐前進の仕方とか寝撃ち膝撃ちみたいな小銃の撃ち方とかの実技演習と、定期的に実施される体力テストのための体力づくりが中心だった。

俺はちょっとした事情で、教育中はなかなか野外訓練についていけなくて悔しい思いをした。

前期の教育中、同じ班の人が「24時間拘束されてこの給料じゃ国の最低賃金下回るじゃん」みたいなことを若い奴らに喧伝して支持を集めてたけど、少なくとも教育中は長時間拘束されるなんて入隊前から分かりきってるんだからそもそも入隊しなきゃ良かっただろ、士気下げるだけだからさっさと辞めちまえばいいのに、と言う人たちもいた。

印象的だったのは、教育隊の隊長2尉だったかな?20代後半のなよなよした人で、それに対して10の班を纏める40代くらいの2曹ミッシェルガンエレファントドラマーシュワちゃんばりにおもくそ屈強にしたみたいな、子供時代想像できないタイプいかにも鬼軍曹な人で、まあその人も話してみると意外と優しかったんだけど、最初から幹部で入ってるっぽい人と現場叩き上げでこうも違うのかと思ったな。

あとは、軍事オタクよりアニオタの方が多かったとか、選ばれし者だけが習志野の空挺に行くことを許されるとか、同期に柔道全国6位とか特殊な人がまれにいたりとか、入隊前の書類実家信仰する宗教を記入する欄があったとか、ある日全隊員が会議室に集められて特定生命保険への加入を(隊友会のめちゃくちゃ安いやつじゃなかったと思う)半強制的に勧められたとか、東富士での三日三晩の訓練の後に叩き起こされてみんな絶望的な顔をしながらとある部屋に集められて「次の任務を言い渡す。これを飲め」と配られたのがキンキンに冷えたコーラ任期制未成年いるからね)でめっちゃ安心して涙が出るほど美味かったとか、普段全く笑わなくて班員のやらかしが発覚すると班の部屋に潜入しバームクーヘン毛布を全員分グチャグチャにすることで「台風」のあだ名がついた班長休日に部屋へやって来てすわ何かと身構えたらPSP取り出してはにかみ笑いでモンハンやろうぜって言われて一緒に遊んだりとか、まあ色々印象的なことはあった。

後期は普通科施設科需品科とか、隊員たちがそれぞれの職種対応した駐屯地に分かれて、ある程度専門的な教育を受けた。あんまり言うと特定されそうだから詳しくは書けないけど。

後期は大抵5年〜10年ほど自衛隊にいてだらけきった(後述する)人たちが上官になるので、前期に比べると圧倒的にヌルかった。

武山駐屯地教育隊はというと、彼らは教育専門の部隊で、年中そればっかりやってる人たちなんだよね。そのことは後期に入って初めて知った。

ただ、後期は冬だったから野外訓練が死ぬほど寒かった。キツかったのはそれくらい。

教育期間を振り返って思うのは、確かにパワハラ的なことは全くなかったとは言えないんだけど、当時のご時世とか考えると、高校部活の延長みたいなもんだった。むしろ強豪校にいた人にとっては前期もヌルかったんじゃないかな。訓練はどうしても体力のない人に合わせる形になるからね。

それに、少なくとも教育中は、この増田が言ってるようなことは全く無かったな。自衛隊法は学んだけど、「神と虫」なんて言ってるのは聞いたことがない。上は「教官」じゃなくて別の肩書だったし。前期の休日で外出する場合制服着用って言われたけど、彼女待たせてる人は当然外で着替えるし、横須賀中央とかのあたりはその辺を軍服の人が歩いてるのが日常からそんなに忌避感もなかった。

一定の耐性がついてる人は多少制限を与えられても抜け道とか自由をその中に見出してなんとかするし、何か洗脳っぽいことを言われても自分ちゃんと考える。そういう意味では増田教育の時点で抜けたのは正しい判断だったのかもね。まあそもそも、この増田がやってることこそ洗脳な気もするんだけど。

とにかく。話変わって、パワハラみが増したというか、俺にとって地獄だったのはむしろ教育が終わってからの方だった。

教育が終わって、俺は地元にまあまあ近い駐屯地に配属になった。

そこでまず知らされたのは、春以外の入隊員は季節隊員という半ば蔑称に近い形で呼ばれて、「使えない・すぐ辞める」隊員が多いというレッテルを貼られていること。「部隊エース」という言葉文脈によって、本人の与り知らぬところで蔑称になること。新入隊員は慣習的に、部隊長の半長靴磨きという業務時間外の仕事を割り当てられること。訓練での活躍なんかよりも、休憩時のお茶汲み、上長煙草を吸っていたら煙缶を持って来る、ビール瓶のラベルを見えるようにして上手く酌ができる、飲み会で要領よく挨拶回りができる、そういう「空気の読める」隊員が良しとされる風潮があったこと。

んでもって極みつけは、所属大隊隊長が、金正恩もびっくりの「お前屈んで半長靴の紐結べねえだろ」ってくらい不健康そうな出っ腹だったこと。

別にルッキズムなんて持ち合わせちゃいないし、市井の人はいくら太ってても気にしないけど、有事に人を守る自衛官としてそれはあんまりだろ。

いかにも、「俺は権力です」を体現したような身体だった。

俺はこれからこんなやつらの下で働かなきゃいけねえのかと思った。この半年学んだのは何だったんだと思った。

んで、それでも我慢してやってみようとしばらく過ごしてみると、よりその地獄みは鮮明になった。

一年のうち3分の1ほどが、草刈り車両整備・消防点検やらお偉いさんの来訪前などに頻繁に行う寮の清掃・持ち回りの風呂掃除警衛などに費やされる。

さらに、これは駐屯地によると思うけど、俺のいたところは糧食班もあって、食堂で飯作りと配膳を3ヶ月ほどの持ち回りで担当する(対象陸士)。

よって、訓練や体力づくりに精を出すのは一年の半分を満たない。当然毎日定時。通勤1分。

長靴磨きとか迷彩服アイロン掛けとか定時外にやることはあるけど、隊長の半長靴陸士の間で持ち回り、それも一番下の立場の時だけなので、自分の下が来ればそいつらに引き継いでやらなくなる。自分の半長靴イベントがあったとき磨けばいいくらいだし、迷彩服私物って言ってアイロン掛けの要らないタイプを買ったり貰ったりしてたから、やっぱりイベントで官給のやつを使うときしか掛けなかった。

ついでに、たまの訓練で遠征するとなると、7tの荷室で人員輸送されてる最中は密閉された幌の中で何人もがバカスカ煙草を吸いまくる。煙草を吸わない俺にはそれが無茶苦茶辛く、かと言って指摘すればたちまちエース(笑)扱いになる未来が見えていたので、繊維が肌に刺さるほど質の悪いカーキ色の官給毛布で顔を覆って耐えるしかなかった。さすがに今はそんなことはないと思いたいけど。

自衛隊車両運転免許を取りに行くとか、観閲式の準備対応とか、あとはさっきの糧食班とかは、普段部隊から離れてかつ自由時間が大幅に増えるので「おいしい仕事」と呼ばれていた。駐屯地の中にクラブという名の安っぽい飲み屋があって、酒を飲まない俺でも週に2日くらい連れて行かれた。

そんなわけで、大体の人は教育期間とのギャップから怠惰になる。怠惰にさせられてしまう。だから大隊長に限らず太ってる奴らは多い。

こっからは完全に自慢になる。

俺はそんな怠惰環境が嫌でしょうがなくて、体育学校に行きたいと思った。ほぼ帰宅部人生教育期間もほぼビリケツの筋力だったんだけど、幸い持久力だけは人並み以上にあったので、かなり頑張れば3000m(5000mだったかな?)走の資格に手が届きそうだった。

ちなみに、カナヅチだった俺は駐屯地内のプールでシンスプリント治療がてら練習しまくった結果遅い遠泳ならできるようになったけど、立ち泳ぎができなかったのでレンジャーはハナから諦めてた。

とにかく、2年弱走りまくっていたら、3000mの歴代中隊記録を更新して、さら大隊内で一番体力テストの成績が良くなった。2年弱の間に糧食班にいた期間の自由時間とか自衛隊内の教育とかを使っていくつか資格を取った。そんなこんなしてたら件の大隊から表彰状を貰った。この場で破り捨てたらどうなるかなと思った。

もう少しで体育学校に行けるというタイムまでこぎつけたところで、別にやりたいことができた。体育学校に行くのは良いけど、現役を引退した後も自衛隊にいるとまた空気を読むだけの怠惰生活が始まって面倒そうだとも感じたので、2任期目の途中で退官することに決めた。

半年ほど前に申告したにも関わらず、結構直前まで揉めた。まあ任期制隊員なのだからある程度は仕方ないんだけど、なんか中隊長を納得させるためか会社事業計画個人版みたいなものを作らされた記憶がある。1年後にこういうことをして、3年後には海賊王に俺はなりますみたいなやつ。

今はこんなご時世だし多少は改善されてると思いたいな。

えっと、ほんとにめちゃくちゃ長くなった。何が言いたかったんだっけ。

とにかくだ。洗脳って言葉を使うのであれば、教育期間は俺にとって洗脳でもなんでもなかった。当然咄嗟には受け入れられない出来事もたくさんあったけど、それは、「人を守る仕事」という前提と、当時の時世ということで鑑みれば納得できた。

しろ教育が終わってからの方が、耐性のない、考える力のない人は洗脳されやすいと思う。それくらいにあの場所怠惰だ。その「人生楽勝な感じ」に大半の人が流される。騙される。

そんなんじゃ人は守れないからと、一部の「強い」人たちがその人たちなりに必死こいて、あの組織を「人を守れる組織」としてなんとか保っているのが実情なんだと思う。当然この場合の強さってのは権力でも、武力でもない。精神的なタフさと、ひたすらな良心だ。

断っておくけど、「だから俺は強いんだぜ、すげえだろ?」がやりたいんじゃない。俺はむしろ弱い。あの組織怠惰に抗い続けることができなかった。さっきは自慢話にしたけど、その場その場の怠惰に流されたことも何度もあった。

居続けることで結果的に「弱い」人間になる。そんな場所になってしまっているということが、あの組織の悪いところだと俺は思うよ。

大切なのはいつでも、考え続けることだ。

別に自衛隊に限った話じゃない、普遍的な話だ。

2022-10-01 15:20 小変更

2022-10-01 15:34 小変更

2022-10-01 23:17 ブコメ返信追記

学校もそうですが世間の目が届きにくく指導者管理者裁量が大きい場所下の人間への扱いの振れ幅が大きくなり信じられないようなことも起こりますどちらの話も嘘だと断定はできないと思います

信じられないようなことが起こりうるというのはほんとそのとおり。

まあもう身バレしてもいいかなと思ってるから言うけど、当時俺が在籍してた駐屯地で、教育隊の幹部が新入隊員たちに爆薬を食わせる事件があった↓

https://ja.m.wikinews.org/wiki/%E9%99%B8%E4%B8%8A%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%AE%E4%BA%8C%E7%AD%89%E9%99%B8%E5%B0%89%E3%81%8C%E6%96%B0%E4%BA%BA%E9%9A%8A%E5%93%A1%E3%81%AB%E7%88%86%E8%96%AC%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%95%E3%81%9B%E3%80%81%E9%9A%8A%E5%93%A1%E3%81%8C%E8%96%AC%E7%89%A9%E4%B8%AD%E6%AF%92%E3%81%AB

俺の言うことを信じろと主張するつもりは毛頭ないんだけど、「神と虫」の件に関しても時期によっては事件扱いになっていておかしくないので、調査のためにもう少し具体的な情報元増田には尋ねたい。

2022-10-02 08:02 ブコメ返信追記

人は自分が都合の良い用に考える。日々、警察不祥事批判しているニッポンリベラルは、なぜか「AED女性に使って良いか問題では、警察100%理性的に行動し、AED使用者逮捕するはずないと信じる人が多い。

人は自分が都合の良い様に考える。そうだね。

考えるとき自分のそういう偏りを常に意識する。

ついでに。

別に情報拡散だとか発言の際に絶対に失敗すんなって言ってるわけじゃなくて、そりゃみんなもっと慎重になるべきじゃねとは思うけど、うっわ失敗したーと感じたら無理に軌道修正しようとせずに素直に認めてアップデートすりゃいいんだよ。

それが考え続けるってことだと俺は思ってる。

ニッポンリベラルという言葉が具体的にどういう思想の人たちのことを指すのかちょっと調べた限りではよく分からんのでここでは触れない。

2022-10-02 08:19 ブコメ返信追記

真偽は判らんけど、増田元増田とでは、一回りくらい世代が違うかな~て印象は持った。

元増田の言ってる経験がたとえば2020のものか、1980年のものかで、その情報を受け取る側の印象はだいぶ違う。

俺の書いた経験だって今の自衛隊には当てはまらいかもしれない。

2022-09-30

これが結婚育児から通ずる夫のエンドロール

「平日は子育てのこと全部やるからさ、仕事から帰ってきたら残ってる家事だけお願い」

子供が生まれてもうすぐ1年、少し目を逸らすとハイハイでどこかに駆け寄っていく。

早いなあ、もうすぐ誕生日だしなにかお祝いでもしないとな。

一日家で面倒見てくれている嫁にも気晴らしが必要だ、考えないとな。

夏の暑さが少し落ち着けば、なぜか仕事はもう少し忙しくなる、通勤電車に揺られ帰ってくるのはいつも22時だ。

気のいい上司子供が生まれから、私に対してより一層気遣いの感じられる言葉を掛けてくるようになった。

今日も遅くまでありがとうね。ああ、その仕事ならこっちでもできるし、今日は早く帰りな」

子供が小さいうちは家事育児に関わっておかないと後々大変だよ」

「ほら、テレワークならもう少し早く終われるし、通勤もないか奥さんに喜んでもらえるんじゃない?」

夜中にメールを返してくる上司のことだ、何時まで仕事をするつもりだろう、自分こそ早く帰って休んでくれ。

甘えて仕事を投げ渡し、週に1度は自宅で仕事をすることができるようになった。

それでも仕事が終わるのは19時過ぎ、結局自宅でも定時に上がるのがこんなに難しいなんて。

「月末だしいつもより早くあがって奥さん子供にたまにはなにかしてあげな、定時前にあがっていいよ」

朝にZoomミーティングで告げられた上司からのありがたい通告、

今日はやけ仕事が少ない、昨日納品した資料はなんと完璧で戻りもないらしい。

珍しい、四半期に1度あるかないかの穏やかな日、素晴らしいことにテレワーク通勤もない。

溜まっていた残業の超過時間を消化することも兼ねて早めにあがるか。

仕事早くあがれるからどこか出かけようか、今なら空いてそうだしさ」

LINEで伝えると意外にも早く「いいよ!どこいこっか?」と快諾の返事が返ってくる。

「あの店のアイス今日30%オフで食べられるらしいよ。前食べたいって言ってたし行ってみる?」

このとき失敗したのは子供の昼寝の時間だ。ベビーカーで寝ると思っていたが期待に反してまったく寝ない。

ショッピングモールでそんなに頻繁に降ろしたりしなければ細かいタイミングで寝てくれるだろう、そんな思惑が外れた。

家に帰れば、眠い眠いと騒ぎ出す、これは不味いな。いつもの寝る時間まで持たないかもしれない。

子供を入浴させるためにお風呂に湯を張り、米を炊く。昼間の食器はとりあえず洗剤につけて流しの隅に、あとで夕食後にまとめて洗おう。うわ、朝干した洗濯物取り込んでないな。

風呂からあがれば子供晩ご飯タイムだ、ようやく食べられるようになった硬めのお粥メインディッシュに頬張る。

食べ終わればもう半分寝ている、昨晩寝かしつけたとき全然寝ないと嫁が悩んでいたのに。

今日は平日だが余裕があるしそれほど疲れてもいない。 「もう眠そうだから俺が寝かしつけてくるよ」

子供がすぐ寝る日に寝かしつけできてよかったね」

…?

一瞬のことだがうまく言葉を飲み込めない、アドレナリンの出る仕事と比べると平時はこんなに頭が回らないのか。

どういうことか考えてしまう、少し苦い表情が顔に出てしまった。

「え?なにか悪いこと言った?」

可愛さ余って憎さ百倍とはよく言ったものだ、唐突に湧き出すとめどない負の感情

さて、明日からどうしたものかな。

年収福利厚生以外の「裏の部分の待遇」が凄まじく良い仕事を知りたい

親は某大手総合デベロッパー管理職をやっていたが都心通勤圏のタワマンを5年に1回くらいのペースで買い替えていたので我が家ばめまぐるしく引越しをしていた。

あとで知ったが、

「ずーっと家賃を払わないでタワマンに住んでたようなもん」

だったらしい。

転居の時は必ずかなりの額の転売益が出ていたとかで。

もし仮に、親のこの転居術が、職業上得られる極秘情報の賜物だったとしたら、裏で年収200万とか300万とか上乗せされているようなもんだ。

これは伝聞だが、放送局プロデューサー局長が数千万バックマージンを貰うなんてのはよくある話とも聞く。

部署のみんなでやってるとかそんなレベルで。これも裏年収と言っていいだろう。

あと、今は違うらしいけどタクシー会社ってそこそこ以上に偉くなると業者からキックバック貰うの当たり前らしい。

これはもうほとんど業界文化みたいなものだったらしく、周りの社員もああだこうだ言わず黙認してるもんだったとか。

社内システムやナビの一斉入れ替えが済んだら、担当者新車クラウンで出勤するようになったとかいう笑い話もある。

こういう裏年収ともいえるリワードが当たり前に狙える会社に入れた奴は幸せもんだと思う。

正直いってめちゃくちゃ羨ましい。

俺も仲間に入りたい。

2022-09-29

ネット通販で買ったスカート、安くてけどそんな悪くない

ていうか履きやすくて良い

安っぽくは見えないし、着るとスッキリして見える

しかも履きやす

これは買い足すか!と思ったのだけど

気持ちのままにポチろうと思ったのだけど

もう普通に履くものサイズ違いで2色、黒とグレーを買ってるし

緑はかわいいけど、今ひとつ好きだと踏み切れない、この黄色みの少ないきれいなグリーン自分の肌写りがイマイチなはずだ

赤もえんじで落ち着いて、通勤してた時ならバリエーションで違う色のボトムもと買ったかもしれない、が今は在宅で、自分は赤系はあまり着ない

それでも緑も赤も落ち着いた色味だ、着れないことはない…

でも9割がた、使わないままシーズン過ぎる気がしてる

今買いたくてしょうがないのはセール期間であり、

在庫が徐々に減っているから、というところが大きい

緑、ついで黒がサイズによっては在庫無しになってる

これは買っとかないと!と思ってしま

だって安いのにここまで着てて楽で扱いも楽なものってなかなか無いし…

でもたぶん、買っても着ない気がする

ので今回は断腸の思いスルーすることにする

2022-09-27

通勤の途中に美味しいパン屋さんがオープンした

毎日朝飯買いに寄ってるんだけど

店員さんに「なんでこいつ毎日来るんだろう」って思われてないだろうか

毎日パン太郎みたいなあだ名を付けられてないだろうか

不安

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん