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はてなキーワード: ミュージシャンとは

2024-03-12

anond:20240312080608

でも弱者男性社会にモノ申してもお前はまず社会適応する努力しろと言われておしまいですよね

だったらアーティストとかミュージシャンかにも同じこと言えばいいのではないでしょうか

アーティストとかミュージシャンというのは、半分社会の外にいる。

から見ているから、政治的社会的な出来事に敏感であり、考えていることを発言やすい。

現代アーティストともなれば、作品の中に社会への主張も含まれるわけで、政治的発言作品の延長のようなもの作品説明づける行動になり得る。

彼らは作品を買ってくれる人、生活担保してくれる理解者が、1人いれば経済活動が成り立ったりする。(極端なケース)

から社会の中にいると言いにくいことを、半分外側からズバズバ言えば良い。

半外部の視点を持つことは、社会の中にいる人間にとっても価値があるから

2024-03-09

ジャズミュージシャンロックをやる」はなぜ廃れたのか

フュージョンみたいな奇妙な混血児ではなくマハヴィシュヌオーケストラのように完全にロックをやってるジャズマンを見たい

2024-03-08

作者の訃報

作品ファンにはなるけど作者のファンになることがほとんどないので、鳥山明が亡くなったの残念ではあるが、周りの人ほどショックを受けなかった。

作品が未完だとまだ気持ちが違うのかもしれない。

あ、でもミュージシャンだと、もうライブ行けないとかはあるのかなあ。

2024-03-04

"僕"は深夜、都内繁華街を歩いていた。

眠気を押し殺すために飲んだ睡眠導入剤のせいで、現実幻覚不思議なほど交じり合っているようだった。

フラフラとした足取りで歩く僕の姿は、まるで泥酔者だ。

スルッと避けて通り過ぎようとした通りすがりサラリーマンに声をかけた。

僕: 「お疲れ様会社帰り?」

サラリーマン: 「え、いや、実は今から仕事なんだよ。夜勤明けでね。」

僕: 「おっ、そりゃ大変だな。でもさ、夜の仕事ってっと、吸血鬼っぱくてクールじゃ?」

サラリーマン: 「まさか吸血鬼面接官になってくれるんですか?」

僕: 「もちろんだよ。でも待って、吸血鬼って夜行性から、昼は休みってことになるよね。それって最高じゃない。か?」

サラリーマン: 「確かに、昼寝が捗りそうだな。吸血鬼求人、どこかな?」

"僕"は笑顔で立ち去る。そして、次に出会ったのは路上パフォーマンスをしているストリートミュージシャンだった。

僕: 「おっ、これはいい音だね。それと何かリクエストあるかな?」

ミュージシャン: 「何でも言ってくれれば弾くよ。」

僕: 「じゃあ、『眠れぬ夜をありがとう』ってやつを弾いてくれないか?」

ミュージシャン: 「それ、知らない曲だけど…

僕: 「そうだよ、僕も知らない。でも夜中に街を歩くのにピッタリの曲さ。」

ミュージシャンは微笑みながら曲を演奏し始めた。

"僕"は音楽に合わせてフラフラと歩き続け、街の灯りが照らす夜の冒険が続いた。

ミュージシャン音楽に耳を傾けながら、"僕"は次第に幻想的な夜の街の風景に引き込まれていった。

街灯の明かりが建物の壁に幻想的な影を描き、人々が笑顔で歩き交う様子がまるで夢の中のようだった。

"僕"は路上パフォーマンスをしているジャグラーのところにやってきた。

ジャグラー: 「おい、お前も何かやってみなよ。」

僕: 「何かやるって言われても…」

ジャグラー: 「じゃあ、これを使ってみてくれ。」

ジャグラーは"僕"にボールを手渡し、そのままパフォーマンスを手伝ってもらうことになった。

"僕"は初めてのジャグリングに戸惑いながらも、笑いながらボールを投げ上げた。

"僕": 「これ、なんか楽しいな!」

ジャグラー: 「さあ、街の人たちに見せてやれ。」

"僕"はボールを巧みに操り、通りがかる人々に笑顔を届けた。そんな中、路上アーティストたちとの共演が続く中で、"僕"の夜はますます幻想的なものへと変わっていった。

深夜の繁華街出会う人々とのユーモアあふれる交流は、"僕"にとって不思議冒険の一夜となり、眠気を感じることも忘れさせてくれた。

彼は笑顔で街を歩き、新たな出会いを楽しみながら、光と影で煌めく夜を歩き続けた。

"僕"は繁華街を歩きながら、次第に周囲の光景さら夢幻的に変わっていった。路上パフォーマンスをしている芸人たちが、彼の前に立ちはだかり、面白おかしネタジョーク披露してきた。

芸人A: 「おい、お前も一発言ってみろよ!」

"僕": 「うーん、じゃあ、夜中に駆け抜けるトンビってなんだと思う?」

芸人B: 「なんだ?」

"僕": 「ナイトホークだよ!」

芸人たちは笑いながら拍手を送り、"僕"は自分冗談に満足そうに微笑んだ。

その後も、路上出会うさまざまなキャラクターたちと楽しいやりとりを続けながら、"僕"の夜はますますコミカル雰囲気に包まれていった。

途中、カフェの前で一人の詩人が立っているのが見えた。

詩人: 「夜の街は言葉にならない美しさがある。君もその美しさを感じているのかい?」

"僕"は微笑みながら答えた。

"僕": 「確かに、夜の街は言葉にならない何かが漂っているよ。でも、それが何かはちょっとからないな。」

詩人: 「それが夜の魔法だよ。言葉では語りきれない美しさが、夜になると優雅に姿を現すんだ。」

"僕"は詩人言葉に深く頷きながら、夜の街を歩き続けた。路上での出会いと笑い、夢幻的な空気が"僕"を包み込む中、彼はこの夜を忘れられない冒険の一ページとして心に刻んでいくのだった。

2024-03-03

アニメタイアップ曲について

ミュージシャンアニメ書き下ろしコラボする時って

1)アニメ関係なく自分の歌

2)アニメ自分公約

3)自分を捨ててアニメに寄せる

これらのパターンがあると思う

俺が名曲と思うのは2のパターン

かつ作品の色んなキャラに当てはめられるような抽象度と解像度の高い曲が最高

YOASOBIなんかは3に振り切れすぎてる

アーティストっていうか仕事人すぎる

2024-03-02

ミュージシャンがどこかの市議会町議会議員立候補して当選したら

ライブを全て政治資金パーティー扱いにすることでこれまで課税されてた

ライブやグッズの売上を全部非課税に出来るってことでいいの?

2024-02-26

anond:20240226225341

過去をよく思い返してみると、中高生くらいの頃は好きな某マイナーミュージシャンに関して「(他の奴らには理解できない)このミュージシャンを好きな俺」という感覚があったと思う。あの感じなんだろうか?

2024-02-25

のど自慢のバックで演奏してる人たちが地味に凄い気がずっとしてる

あいプロミュージシャンって地味に凄いよなぁ

2024-02-24

anond:20240223161247

アメリカミュージシャンなんか、普通に「G」て書いて第2線に印をつけて、「ヨシ!」ってするらしいね

伝聞だからかめてないけど。

本当だったら合理的だと思う。

2024-02-21

生成AI強化学習された絵師友達AI死ね日本死ね。」

皆さんはご存じだろうか。

最近話題の生成AI、ワンクリックで美麗イラストが生成されるというアレのこと。

生成AIは、イラストレーターの作品を無断で学習しているとされている。

また、強化学習リストというもの存在し、有名なイラストレーターは強化学習リストに入っていて、コマンド名前を入れると似た画風のイラストが出力される。


私は実はイラストレーターとしてお金をもらっている身だけど

私自体は弱小だが、大手イラストレーターの知人が何人かいる。

その中でも古くから友達絵描きが、実は強化学習リスト名前入りしていた。

Twitterでも2桁万以上フォロワーがいる人気絵師である

それが分かったとき友達はほんとうに悔しくて辛そうにしていた。

絵を描く技術を何十年もかけて学んで、上手く描けなくて、やっと知名度が出て、それで食っていけるようになったのだ。いとも簡単模倣物が作られることは悔しいに違いない。


どうしたら生成AI規制をしっかりしてくれるんだろう。

今は正直、無法地帯だ。

著作物勝手学習されて、無限に出力されて 販売されている現状を、どうにか変えてほしい。

あきらかに現実イラストレーターの不利益になっている。


また、イラストレーターという職種の将来の不安が一気にでてきた。

もともと不安定な仕事なのださら不安定になってどうする。

正直AIとか導入するなら人手不足のとこからやれと思う。(農業とか介護とか)

もともと過密状態イラストレーター業界に入ってきて、夢持つ若者をぶん殴って楽しいか?

正直鬱になった人もたくさん知ってるし、自殺未遂した人もいる。

このままいけばイラストレーターだけの話じゃない。

ミュージシャン声優作曲家作詞家映像作家カメラマンもそれらを教える教育者もぜ~~~~~んぶいらなくなる。


AI技術を盗まれて。


そんな現状を変えれな政治なら死ね。もう滅びろ。

ミュージシャンはどこまで1人で制作するスキルを磨くべきか問題

自分で1パート演奏

〜〜素人の壁〜〜

自分作曲

自分複数パート演奏

〜〜この辺に第一の壁〜〜

自分ミックス

自分作詞

〜〜この辺に第二の壁〜〜

自分アートワーク

自分MV制作

〜〜この辺に第三の壁〜〜

自分レコーディング機材製作

2024-02-19

anond:20240219200249

かにFM局もそうだね

自分とある地方人間だけど地元FMもかなりそのフォーマットかも

もうああいう形が当たり前になりすぎてはじめからこれでいっか的にしか決めてないのかもしれないね

ラジオ局どころかテレビ局の方がむしろそれが顕著

夕方番組女性アナ男性アナ二人出てるんだけど、男性の方30代前半で若いのに20代女性の方にモテたいんだろモテたいんだろwみたいなおっさんみたいな煽りしてスタジオ空気変なことになってたことあった

あれ上の世代から型も枠組も空気も変わってないからやってもいいって思っちゃうんだろうね……公共電波で……

男性でも女性でもミュージシャンが一人でやってるラジオとか一番楽に聴けていいか

エフエム京都結構頑張ってる気がする

30代後半になると「あの時ああしてたら」と思うことが多くなる

今考えたら付き合う直前の仲だったなという異性とか

喧嘩別れしたけど今や有名ミュージシャンになった元友達とか

見舞いサボってる間に死んだ親とか色々な失敗を繰り返して生きてきた

最近ミュージシャンって名前覚えてもらえないよね

CDレコード時代歌詞カードインナースリーブ

作詞作曲編曲者名が必ず書かれてたか

おのずと松本隆筒美京平はすごいなあ

みたいな意識が醸成されていった

アルバムなんかだと曲ごとに参加ミュージシャン

書いてあったりもした

ネット配信が主流になってそういうことが無くなった

自発的作家名を調べない限り頭にすりこまれない

Adoとか自分で曲書いてないけど曲は有名でも

誰が書いたかいちいちわからないでしょ

俺はフルーツジッパーのわたかわのヤマモトショウが

あちこちで曲書きまくってることを

最近知ったよ

2024-02-13

5000兆円持ってたら

好きなミュージシャン呼んでフェス開けるしoasis再結成させられるしサッカーチームも買えるし映画も作れるしジェフベゾスと対等に話すことも可能

頭の悪い人たちと話す必要なんて全くないだろ

で?どこにあるんだよ

2024-02-08

成功してる境界知能者けっこう多いよな

世界成功したミュージシャンとかインタビューになるとめちゃくちゃな奴とかペラペラな奴ばっかりだよね

それでも特にバカにされず尊敬さえされてる

アメリカ貧乏低学歴って堂々としてるし人生楽しんでるよな

日本人はIQ100以下同士で有能を演じて罵倒しあってるから生きづらいんたよ

もっとこう気持ち良く音楽を聴いてジャンクフード食って女と遊ぶみたいな生き方でいいんだよ

無理すんなよ

2024-02-05

また何者病の人か

やっていて苦痛なことはそりゃどんな好条件でもやめた方がいいが(単純に心身を壊す)

まず、増田は何者病(人から称賛さたい)を直した方がいいと思う

 

次に、『A:経済的需要があることに才能がある』は、宝くじの高額当選と同じレベルの話という自覚するといいと思う

その次に、『B:経済的需要は無いが才能がある』ことに出会えるすらも、まぁまぁ高額当選の部類だ

さらには、『C:才能があるわけでは無いが、苦なくこなせること。才能があるわけではないが、楽しいと思えること』に出会えるかも、100万円当選とかそういうレベルラッキー

通常、宝くじでは300〜3000円くらいしか当たらない

 

もちろん、ABを引き当てられたらおめでとう🎉なのだが、増田が目指すべきは『C』なんだな

とりあえず仕事なすの苦痛じゃ無いなら合格点なんだね

 

 

ちなみに、1万時間でも言うほどプロにならんよ

たとえばITで年間240日8時間を5年間続けて言うほどプロになるか?って言ったらならない

『何をするか』と『目的意識改善』が大事

 

ワイくん、歌うのがまぁまぁ好きでの親がミュージシャンで割と日常音楽があった

しかし、カラオケで余裕で2000時間(たぶん10000時間は超えてる)以上歌ってるワイくんよりも

カラオケ好きな中高校生お嬢さんたちの方が遥かに上手いやで

掛けた時間よりも『何をするか』と『目的意識改善』が重要だよな

 

gdgd言ってないでさっさとやれ』とは思いつつも、効率厨が生まれるのも致しかたなしって思うわ

だって、2000時間以上(たぶん10000時間は超えてる)歌っても、実際上手くならねーもん

 

ただ殆ど無駄なことしていても、1つも能力が上がらないってことは無いみたい

ヒトカラで8時間以上歌っていても喉余裕だぜ

友達も似たような感じだったので気にしたことなかったけど(学生時代からずっとフリータイム利用)

時間連続でしゃべり続けるだけで喉が枯れる人もいるらしいな

ワイくん筋力ぜんぜんないけど数時間余裕でぶっ通しで歩けるのと同じ理屈かもしれない(たぶん力を抜いて楽に歩く方法無自覚習得している)

 

でもまぁ喉強くしたかったのではなくて歌を上手くしたかったので、やっぱ目的意識をもって改善を続けていくって大事だわ

なおワイくんどちらも欠けている模様

anond:20240205055341

anond:20240122023106

俺は音楽感謝している。ミュージシャンにならなければ猟奇的殺人者になっていたから…

俺はブルアカ感謝している。先生にならなければ量産型ネトウヨになっていたから…」

2024-02-02

Bang Dream! It's MyGO!!!!!』から数ヶ月でバンド箱推し沼に落ちつつある

バンドリ、正確にはBang Dream!プロジェクトは、ガールズバンドを題材にブシロードが展開するメディアミックスコンテンツだ。

とこのあたりはチャキチャキ行きたいのであとは各自調べてください。

スマホゲーを中核にしつつ、アニメ化とか音楽かいろいろあるわけだが、一番のキモリアルバンドということになると思われる。

文字通りというか何というか、リアルバンドであるキャラクター担当する声優さんたちが楽器練習してバンドを組んでライブをするという、そういう感じだ。

この流れの中で、昨年リアルバンド活動開始とともにテレビアニメシリーズBang Dream! It's MyGO!!!!!』が放映されたのがMyGO!!!!!(以下マイゴ)というバンドである

It's MyGO』については、もう全員見ているであろうから話の大筋は割愛する。平たく言えば「気まずい『けいおん!』」である

ともかく、今にして思えばこのテレビシリーズが始まりだった。バンドリのアニメシリーズ自体は以前にも3シーズンばかり放送されており、目を通してはいた。が、ハマるということはなかった。「ふーん、いいじゃん。」と渋谷凛程度のテンションで受け流していた。

ところが今度の『It's MyGO』は違った。端的に言えば、わかる。これに尽きる。劇中で次から次へと起こるいざこざは、バンド経験者であれば、馴染み深いとまでは言わなくとも身に覚えのあることばかりだ。そもそもバンドマンなんて人格問題を抱えた人間の方が多い。それが群れてひとつ目的に向かおうというのだから、揉めるこじれるは必然と言える。現実には、結束バンド放課後ティータイムのように円満関係バンドのほうが珍しいはずだ。

そして何より、バンドは終わる。99.9%のバンドは、とくに売れることもなく、ライブ成功させる(何を成功とするかは難しいが)こともなく終わる。マイゴだって一度は最悪の形で終わりを迎える。だがそこからだ。大きく話題になった10話のライブ回。「終わったバンド」の先を描くファンタジー。泣いた。泣き散らかした。なんというか、過去の私が救われたような思いがしたのだ。『ラ・ラ・ランド』のクライマックスのようだった。

It's MyGO』の放送終了後である

youtubeのマイゴチャンネル情報をチェックするようになった。新規楽曲MVチャンネル上で公開されていたのがきっかであるアニメ終わったのに新曲出るんだ、と思ったのを憶えている。

そうやって過去楽曲MVまで漁っているうちに、画面端に目が留まった。

話が逸れるようだが、ここでインターネットのコツについて書く。youtubeの関連動画を見るな。というのがそれである。猫動画を見ていたら関連動画ハムスターの共食い動画が現れたことがあった。関連動画を見ていいことなんてひとつもないのである。私が数ヶ月前の自分に何かアドバイスできるなら、youtubeの関連動画を見るな、と必ず言うだろう。

というわけだから、実際には見たわけである

同じバンドプロジェクトの別バンドの、リアルライブ映像だった。RAISE A SUILEN。以下、RAS

音楽的には全く好みでなかった。マイゴがクリーンヒットするくらいだから、私が好きなのは直球のギターロックなのであるアジカンとかイースタンユースとかアンディモリとか、そういうバンドなのである

RAS音楽は、好みと全く違った。が、好みでないがゆえに、俯瞰分析的に見られた。そして思った。演奏力、ヤバい

特にドラム。全員巧いが、特にドラム。叩くマスキング役夏芽氏のドラムは、完全にパワータイプであるビスケット・オリバとか花山薫とか好きな人なら多分好きである。四つ打ちのシンプルリズム我慢ならんとばかりに無限フィルが入ってくる。打点がよほどいいところを抜いているのか、バンドとしては重心低めの音像にも関わらず、ドラムの音が小気味いいほど抜けてくる。かつ重さもある。そして常に笑顔普通あんドラムを叩いていれば虚無顔か仁王顔になってしまうと思うのだが、めちゃくちゃ抜けのいい笑顔で叩いている。怖い。あと髪型がかっこいい。東京リベンジャーズに出てきそうな髪型である。怖い。

しばらくはRASにハマり、ブックオフオンラインアルバムを買った。当然、特典ブルーレイ付の初回盤である

ここで、バンドシリーズCD特殊形態について少し説明しておく必要がある。CDには、たいてい【通常盤】とブルーレイ付の【初回盤】が存在している。なんだ普通じゃんと思われるかもしれないが、特殊なのは、このブルーレイの方が「本体であるという点だ。ブルーレイには、基本的バンドライブ公演が一公演まるごと収録されている。そのブルーレイの分、通常盤と初回盤の間には価格差がある。たとえば、シングル盤だとCDのみの通常盤では1,760円(税込)。これに対してブルーレイ付の初回盤は7,810円(税込)である。これがアルバムになると、付属ブルーレイは二公演ぶん二枚となり、価格通常盤3,520円(税込)に対して初回盤11,000円(税込)となる。この価格差が、ブルーレイが「本体であると書く理由である

MyGOのアルバムを購入した時点では、ブルーレイ本体であるということを見抜けていなかったため、私は通常盤を購入してしまっている。今では、中古盤を漁る際でも、必ず初回盤を狙うようにしている。

それはさておきRASである付属ライブブルーレイ二枚を鑑賞して、参ってしまった。ドラム音源よりライブのほうが三十倍かっこいいではないか

といったところで、脱線脱線を重ねることにはなるが、バンドリとプロメンバー、ということについて少し書く。

バンドリにおいてキャラクターを演じる声優さん演奏するのがリアルバンドであると先に書いた。掘り下げると、このあたりは少し込み入った事情がある。RASについていえば、はじめはバンドプロジェクト専属バックバンドとして組まれものであり、ドラムベースギターというバンドの核を成すパートを受け持つメンバーはもともとスタジオミュージシャンとして活躍されていたようである。いわば演奏プロ演奏うまいのは当たり前と言ったら失礼になるが、むべなるかな、である

このあたりの事情について、もうひとつ、注目すべきことがある。こうした、スタジオミュージシャン出身メンバーも、自身担当パートキャラクターに声をあてるのである。私としては、ここのところをとても面白いと感じている。彼女らは演奏プロであるが、声優としては(はじめの時点では)アマチュアである。翻って、本業声優メンバーについて考えると、彼女らは声優プロであるが、演奏についてはアマチュアである。この交差が面白い声優メンバー演奏技術の向上と、ミュージシャンメンバー演技力の向上。後者についてはスマホゲームアニメシリーズでよく確認することができる。再三触れているRASの夏芽氏などは、もはやキャラクターとしても堂に入ったものである

RASライブ映像にどっぷりと浸かった私は、気付けば他のバンドライブ映像アーカイブを掘って追うようになっていた。

見ていて、面白いことに気づく。バンドリのリアルバンドでは、技術的な要点はリズム体に置かれているということである

一応のシリーズの顔であるPoppin Partyで全体の演奏リードするのはバンドマン上がりのベーシスト西本であるベースをかなり低めに構えた独特のフォームで激しいパフォーマンス披露して客席を強烈に煽る姿は、演じるキャラクターとのギャップに少し笑ってしまう。

Poppin Partyと対になるRoseliaでその役を担うのはドラムの櫻川氏だ。ツーバスを主軸にした手数の多いド派手なスタイルで、バンド全体を牽引する。最初見て「この人もスタジオミュージシャン出身なのかな」と思っていたら普通声優さんだったので、少し引いた。

バンドというものは、リズム体さえしっかりしていればそれなりに聴けるものになる。そういう点を押さえた上で、どのバンドにおいてもリズム体には力を入れるディレクションを行っているのではないだろうか。

という流れで、もっとも後に触れたリアルバンド、Morfonica(以下モニカ)の話をする。

モニカについては、番外編除くアニメシリーズには未登場だったのもあり、ここに至るまで知らずにいたバンドであった。

ライブ映像をまず見ての感想は、なんだかちぐはぐなバンドである

特徴となるバイオリンバイオリンについては恥ずかしながら知識がなく、技術的なことの細部については分からない。ただ、だからこそ、バイオリニストAyasa氏が凄まじく巧い、ということは分かる。いや、モニカライブ映像を見れば、誰もがそう思うはずである。どんな素人でも分かる凄さである。それぐらいに並外れている。パート的にはリードギター役割を担い聴かせる激しい演奏は、間違いなくこのバンドの華であろう。ミラ・ジョボヴィッチか?と言いたくなるようなビジュアルも含め、強烈な引きを持ったスタープレイヤーである

それにドラム。叩くmika氏は夏芽氏とは別ベクトルの超絶ドラマーである。繊細でテクニカルタイプで、刃牙では烈海王が好きだという人などは恐らくピンとくる音なのではないだろうか。mika氏のプレイにあって、ことにスネアにおけるニュアンス付けは卓抜している。スネアロールの中でのアクセント位置付け、クレッシェンドタッチ自在であり、音だけ聴けば口径も材質も違うスネアが四つも五つも並んでいるのかと錯覚するほどであるスタンダードスクエアリズムの中に三連系や五連符のフィルさりげなく滑り込ませるようなプレイも多く、いわゆる「うたう」タイプドラムとして実に聴きどころが多い。

やはりというか、この二名はもともとプロミュージシャンであったようだ。演奏彼女らが引っ張っていく形になるが、ライブ映像の印象は、ギターボーカルベースはそこに必死についていっているというものだった。演奏がよれたり躓いたりするのを見て失礼ながら「本当に演奏しているんだなあ」と改めて感じた、とそんなような演奏である

プロジェクト内の他バンドに比べてやけにこなれていないこのバンドに、なぜだか興味が湧いた。

youtubeバンドチャンネルを掘っていて見つけたのが、モニカ活動初期ドキュメンタリーシリーズ、「Morfonical」であるバンドの結成から練習、はじめてのイベント出演、単独ライブまでを追う。これが順風満帆はいかないスターである。初ライブではライブの開始時にイヤモニにトラブルギター直田氏は自らの音が聴こえない状態一曲目を演奏していたようである。これは目隠しをして絵を描かされるに等しい。演奏に慣れない中、いきなりの大舞台でそれなのだから、恐ろしすぎる。トラウマになってもおかしくない。そんなこともあって、この初ライブメンバーにとって悔いの残るものになったようだ。ことに悔し涙を流すベース西尾氏と、「自分が全体を見る立場なのにメンバー不安に気づいてやれなかった」と語るmika氏が印象に残った。それを経ての猛練習と、続く単独ライブ。そこにはドラマがあった。そうした物語込みで見ながら、モニカに対する印象は変わっていった。当時、ギター直田氏とベース西尾氏は「モニラジ」としてyoutubeラジオ放送しており、これのライブ前後の回、及びにAyasa氏とmika氏のゲスト回にて、ライブにかかる心境を詳しく語っている。

この頃、私はバンドプロジェクトの中心となるスマホゲームガールズバンドパーティ』にも手を出し始めていた。マイゴのストーリーイベントが公開され、アニメシリーズの先の物語が語られ始めたためである。このゲーム内ではモニカストーリーも詳しく語られることになるのだが、これを語り始めるとまた際限なくなってしまうので、詳しくは触れない。ただ感じたのは、モニカストーリーは、バンドリにおける特殊物語構造──キャラクターたちの物語リアルバンド物語の交差──を強く推し進めたものだということであるミュージシャンであるAyasa氏とmika氏のキャラクターを演じるという意味での成長、声優である藤氏、直田氏、西尾氏のミュージシャンとしての成長、これが交差しモニカという存在の強度を増していく──そういう物語である。少なくとも私にはそのように感じられた。

エンターテインメントを止めない!~バンドリ! コロナ禍の軌跡~』という特番youtubeバンドチャンネルにて全編視聴することができる。

特に2021年から22年にかけては、ライブの規模縮小、イベントキャンセルなどかなり活動制限されたようである

最近になって、コロナ禍を経ての直近のライブ映像が幾つかアップされている。その中でモニカの最新のライブも見ることができた。

実によくまとまった演奏であった。声優組のパフォーマンスは見違えて堂々とし、演奏ミスほとんどない。ミュージシャン組のふたりの音もより自由にのびのびと奏でられていた。

そこまでにあった物語を思って、すこし涙した。

CD初回盤付属ライブ映像もそれなりの数を見てしまって、あとは実際に見るしかいかなと思い始めている。

場の雰囲気を思うと、怖くもあるが、なんだか楽しみでもある。

2024-02-01

anond:20240131225617

お前が書いてるように長期的には無理

ゆるふわ個人事業主というポジション自分ブランディングして人脈作った上で他の生業に転身する前提で動かないとダメ

その点ではミュージシャンとして名前売ってからコメンテーター俳優会社社長になるタレントと似たようなものだろ

ねずみ講宗教のようなものだが、やるなら本気で騙されてゲームに参加しないと無駄

2024-01-31

anond:20240131154440

流行りのミュージシャン以外の名前を挙げると「誰それ?」みたいな反応されるので難易度が高いよな

2024-01-30

anond:20240129172426

優生学植民地によくある私刑容認思想にすぎないよ

弱者はもともと死んでも仕方ないだろう」などは後付けの建前

容認主義者自分たち正統派だと信じていて(私刑虐殺はしばしばあったし)、優生学を広め容認主義者政治を固める

虐殺相手は何でも良いので、障害者女性ユダヤ人のほか、漫画家役者ミュージシャン政治家、発明家教育家なども虐殺される

何が事故自殺に見せかけた組織的殺人で、何が本当の事故自殺か、メディア司法機関が黙ってりゃ分からん

やだね

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