「貴族」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 貴族とは

2021-01-29

関ケ原の戦い西軍が勝った世界線に住んでる(追記

https://anond.hatelabo.jp/20210126012231

こちらの日記追記

こっちの歴史の流れをざっと説明しただけでこんなに反響があるとは思わなかった。

後で書くように、そちらとは現代の情勢がいろいろ違うのでレスポンスが遅くなってしまった。

まず、いろいろとツッコミが並んでるけど、そちらの世界線とは前提が違うからこそ西軍が勝ったわけで、そちらの物差しであーだこーだ言われても困る。

それからツッコミの中にそちらの世界の悪いところを全部抜いた世界だ、みたいなのもあったけど、こっちはこっちで悪いこともある。

せっかく興味を持ってくれたみたいなので、少しだけ補足しておこうと思う。

ちなみに、歴史修正主義者の悪質な書き込みだというような反応もあったけど、相手にしないでね。彼(?)のいうことも全部が全部間違いというわけではないのだけれども、彼(?)のようにいまだに野蛮な武士を崇拝するカルトがごく少数ながらこちらの世界にもいて、そちらのネトウヨと同じようにネット上でだけいろいろと騒いでるというだけのことなので。

それからはてな記法は使えないので見づらいかもしれないのは勘弁。

じゃあ少しだけ前の記事に補足して失礼することにしようかな。

石田三成について

前に書いた通り、そちらとは前提が違うので関ケ原の戦い徳川家康石田三成の戦いというわけではなかった。というわけで石田三成はこっちの世界ではそれほど目立った存在じゃない。関ケ原の戦い勝利に貢献したのは間違いないけど、1607年に出家してからはどうなったかよくわからない。

天皇について

小早川秀秋豊臣秀頼関白になったのだから、当然その時代には天皇はいた。これは間違いない。しかし、その後商業が発展していくにつれて国民代表議会から「なんで我々の収入から税金を彼らに支出しなければならないのか」という不満が高まっていった。天皇は何もしない・生み出さないわけだから。しばらくの間は国民代表議会貴族代表議会との間でせめぎあいが続いたけど、APS設立後しばらくして天皇は退位した。今も天皇の子孫というか、天皇家みたいなものはあるけど、「だから何?」という程度の扱い。

こちらの人種差別構造について

関東平野が何で開拓されてないのか?というツッコミもあったけど、こちらは良くも悪くも商業中心なので、いちいちそんなくだらないことはしない。前にも書いた通りここに至るまでの前提が違うので、自然的な条件も違う。周辺の標高の高い山(名前があるのかは不明)が頻繁に噴火して灰まみれだし、あんなところを開拓する価値なんてこれっぽっちもない。それでも関東に住んでいる・住んでいた人はもちろんいる。こっちはリベラル化していったと話したけど、当初はそっちの世界でいうところの古典的リベラルであって平等主義リベラルではなかった。というわけで、関東に住んでいる・住んでいた人に対する差別はひどいものだった。そちらの世界ではとあるアルピニスト野蛮人外国子猫を射殺した挙句、それをとがめた友人の脚をも撃ちぬいたという痛ましい事件があったらしいけど、こちらでは19世紀半ばころまで、関東平野に猟銃を持って出かけていく人がたくさんいた。何をしていたか説明するまでもないと思うのでご想像にお任せする。関東地方の人間「バン」坂東別称?)とか「アズマ」(東日本別称?)とか「エビス」(これはよくわからない)とか言われて蔑まれ、わざわざ関東から連れてこられて顔にこういう差別用語を焼き印されたり、20世紀の後半くらいまで就職すらできないということもあった。今でもお年寄りがこういう言葉を使って顰蹙を買うことがある。

もちろん、他の連合国家にも差別的な構造はある。そっちの世界と同じように研究は進んでいるけど、やはり周縁部の人に対する中心部の人の態度は冷たい。これは増田も心を痛めてる。


・今の社会について

こちらは母系社会で、近代ヨーロッパ父系主義と激しく対立したこともあった。というか今も対立している。ヨーロッパの人に言わせれば、ふしだらだとか家族像が理解できないとかそういうことらしい。ヨーロッパの人はそこまで潔癖なのかというとそれもよくわからないし、言いがかりなんじゃないかと思わなくもない。こちらでは割と早い時期に子どもを作って働く人が多い。大学に行く人はあまりいない。大学まで行かないと就けない仕事はそこまで多くないので。そっちの世界はどうでもいい仕事をするためにわざわざ大学に高いお金を払って行かなきゃいけないっていうのは本当にかわいそうだと思う。しかもそこまでして就職してもつまらない仕事して不味いご飯食べて結婚もできないって本当にかわいそう。しかもそっちは昔のヨーロッパの真似と武家社会の慣例をミックスしてめちゃくちゃな家族制度つくって、父親にも母親にも訳の分からない責任のしかかってるんだよね、本当にかわいそう。あんまりかわいそうを連呼すると反感をかいそうなのでこのくらいでやめます。こっちはこっちで子どもがたくさんいて大変だし。

こちらは原発がなく、火力発電風力発電がメイン。原子力ほとんど理論研究で、これを発電やら何かに応用する研究全然ない。それと関係があるかどうかはよくわからないけど、そちらほど技術は発展していない。スマホもない。いろいろ反応があったのになかなか返答できなかったのはこういう事情がある。しょっちゅう停電するし、ネットはいまだにPC回線をつながないとできないし、1人1台所有するのはちょっと厳しい。まあスマホみたいな小さい画面でネットして何が楽しいのかよくわからないけど、もう少し発展したらこちらでも同じようなものができるのかな。ネットの速度はADSLと同じくらい。今これを書いているPCは妻の母のもの。起動に3分くらいかかる。メモリは500メガ。時々接続勝手に切れる。ちなみにこれを書いてるときも2回切れた。うっかり更新ボタンを押してしまって書いたデータも消えてしまった。

日本地域首都について

そっちの世界の人ってほんとに首都とか中心がどこなのかとか、権威的なものが好きなんだね。ちょっと理解に苦しむけど、今の首都京都大阪じゃない。APS設立当初は広島首都だったけど、そっちでいうところの日本海側の方が便利ということで首都機能福井にある。これもこっちの人間からすると「だから何?」なんだけどね。何から何まで福井に集まってるわけじゃないし。そっちの首都は昔江戸だった東京ってところなんでしょ。東京って変な地名だよね。笑える。あんなところに1000万人も密集してるとか信じられない。どうやって暮らしてるの?ブタ小屋にでも住んでるの?あ、失礼。あんまりバカにするとまた怒られちゃうね。こっちの前提が違うのと同じようにそっちの前提も違うんだもんね。ネット接続が切れたりしてイライラしてたみたい、ごめん。

また停電とか切断とかあると怖いのでとりあえずこれくらいだけ書いて投稿することにする。

2021年の島が密集している地帯より。

2021-01-28

貴族は疫病耐性があるのか

あったらすごいな

anond:20210127235851

ネトウヨではなく一般人医者に反感を持つのは当然では?

サラリーマンには定員がないのに、医師会医学部定員を絞って王侯貴族のような待遇を維持してきたよね。

2021-01-27

西野さんがこれから進出しそうな分野

劇団主宰 → 劇団西季

ステーキ屋 → いきなり西野

居酒屋 → 西貴族

少女漫画 → 西野くんはだいたい正しい

少年漫画 → 西野ピース

OS → 西野ィンドウズ10

クラウドサービス → 西野365

ノートPC → 西野ームブック

政党 → NHKから西野を守る党

野球 → 埼玉西野ライオンズ

スレ

https://anond.hatelabo.jp/20210123101555

https://anond.hatelabo.jp/20210127121940

2021-01-26

anond:20210126012231

皆さん騙されてはいけません。

私も西軍が勝った世界線に住んでいますが、元記事歴史修正主義者が書いた悪質なプロバガン増田です。

順を追って訂正していきます


その後関東には何人か大名が移り住んだが誰も定着せず荒れ野のまま。

関東なんて今もほとんど人が住んでいないド田舎の話は誰も興味がないと思うので話を元に戻す


後述しますが、冒頭から近世日本の歴史観の中で最も悪質なミスリードです。

大名は「定着せず」ではなく「定着させなかった」が正確ですし、「関東なんて今もほとんど人が住んでいないド田舎」は極めて恣意的表現になります


戦争が起こらず、外国との交易も進み商業が発展していったので時代遅れ武士は次第に消えていった。その代わりに交易利益を上げた大名が豊臣を中心に貴族化していく。


この部分はある意味で正しいですが、重要事実が省かれています。確かに日本列島内での大名間の大きな争いは起きませんでしたが、関ヶ原後の豊臣氏はかつて秀吉が行った朝鮮出兵を再開したのです。

石田三成が中心になって行われたこ出兵、いわゆる「元和の唐入り」は簡単に言ってしまえば外敵を作ることによる諸大名の結束を図るものでしたが、結果として成功を収めてしまます

朝鮮半島支配下に置いた豊臣政権は、万暦の三大征で国力を失っていた明との間に戦わずして講和条約を結びます。その後朝鮮半島現在に至るまで日本領地となっており、そのため元和の唐入り対外戦争ではないという風潮(沖縄北海道みたいな扱い)が強いのは事実ですが、現代人に都合のいい歴史観ではないかという議論存在します。

こうしてアジア大陸進出した日本が当時の国際貿易において強い存在感を発揮し商業により発展していくのも事実ですが、ここでも重要な部分の言及が省かれていますキリシタン大名南蛮豪商存在です。

当初は秀吉バテレン追放令を引き継ぐ動きを見せていた豊臣政権ですが、交易重要性が増すにつれてキリスト教宣教師活動制限することに無理が生じていきます。またこの頃、日本での貿易事業で一旗揚げようとポルトガルスペインから移住してきた事業家、いわゆる南蛮豪商が急増したことキリスト教信仰の活発化につながっていきます

政権はなし崩し的にキリスト教を認めていくことになりますが、そうした流れで力を付けていくのがキリシタン大名です。彼らは表立って政権や4大大名権力争いをすることはありませんでしたが、着実に海外とのコネクションを強めていき、国内キリスト教勢力の強固な後ろ盾となります


武士がいなくなっていくにつれて神道儒教は消えていった。後述のように、近隣のアジア諸国でも儒教は消えていった。今でも神社の残骸のようなものは残っているが参拝する人は誰もいない


冒頭の部分にも関係して、ここも悪質なミスリードです。たしか武士消滅神道儒教の衰退は同時期に発生しましたが、そもそもこの2つ事柄に直接の因果関係はありません。

しかしこれらが同時に発生したのには明確な同一の原因があります。それが前述したキリシタン勢力の台頭なのです。

政権貿易政策キリスト教容認に対して、元よりキリスト教対立していた朝廷はもちろん、元東軍を中心とする従来の武家社会に重きを置く大名勢力は当然反感を高めていました。これは感情的な部分だけではなく、元西軍派が中心となった貿易事業利益享受できなかったという側面もあります

そんな中、細川家、井伊家を中心として天皇を旗印に政権を打倒しようとする動きが見られるようになり、寛文になる頃には挙兵寸前まで緊張感が高まっていたと言われますしかし、そのタイミングで寛文近江若狭地震が発生し、天皇の住む京都も大きく被害を受け、挙兵どころではなくなってしまます

それに対してすかさず政権が取った対応は、表向き地震被害から避難理由にした江戸への遷都(寛文の遷都)でした。遷都といっても移ったのは天皇住まい形式上朝廷機能だけで、政権機能大阪を中心とした関西圏に残ったまま…つまり政権は目の上の単瘤だった朝廷を体よく遠ざけた形になります。元東軍はこれに乗じて江戸に集結・再度の挙兵を試みますが、キリシタン大名による牽制南蛮豪商による経済的妨害もあり叶うことはありませんでした。この頃から旧来の武家勢力神道信仰は急激に衰退していくことになります

ではこれで豊臣政権キリシタン勢力の共同支配は盤石のものになったかといえばそういうわけでもありません。形式上の都である江戸やその近辺の関東では都野伏(みやこのぶせり)、隠れ神道といった形で反南蛮勢力が生き残りつづけます。そして18世紀入ってしばらくした頃、天皇不可侵元首とする「大和帝国」として独立を果たします。その後も色々ありましたが、現代において大和帝国はの国際社会にも認められた独立国家となっています。そういう背景がありますので、現代日本領土として残っている関東地方には「ほとんど人が住んでいないド田舎」という表現が当てはまりますが、関ヶ原当時の関東地方の大部分は現代においては大和帝国領土となりますので、そこを隠すのは悪質で不誠実な表現であると言わざるを得ません。

他にも訂正が必要な部分はありますが、長くなってしまったので今回はこの辺にしておきます

東軍世界線みなさんは西日本人の悪質なプロバガンダには騙されないように気をつけてください。

今更だけど2020年に読んだ本

1月(15冊)

池澤夏樹個人編集 世界文学全集II-11所収 ピンチョンヴァインランド

前野ウルド太郎バッタを倒しにアフリカへ」

ドナルド・キーン「百代の過客 日記に見る日本人」★★★

岡地稔「あだ名で読む中世史 ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる」☆

ドナルド・キーン「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」★★

町田康くっすん大黒」☆

西村淳「面白南極料理人

町田康夫婦茶碗

西村淳「面白南極料理人 笑う食卓

青山潤「アフリカにょろり旅」

石川啄木ローマ字日記

今尾恵介「ふしぎ地名巡り」★

奥野克巳「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らし人類学者が考えたこと」

ピーター・ゴドフリースミスタコの心身問題 頭足類から考える意識起源

西村淳 「面白南極料理人 名人誕生

現代語訳対照枕草子(上)」田中太郎訳注

2月10冊)

現代語訳対照枕草子(下)」田中太郎訳注

タミム・アンサーリーイスラームから見た「世界史」』★★★

ミカエル・ニエミ「世界の果てのビートルズ

アミン・マアルーフ「アラブが見た十字軍」★

池澤夏樹マシアス・ギリの失脚

テッド・チャン「息吹」★★

田尻祐一郎「江戸思想史 人物方法・連環」

ピエールバイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」☆

子安宣邦江戸思想史講義」☆

イリヤ・ズバルスキーサミュエルハッチンソン「レーニンミイラにした男」☆

3月12冊)

「1491―先コロンブスアメリカ大陸をめぐる新発見」★★

マイクル・フリン「異星人の郷」上巻。

マイクル・フリン「異星人の郷」下巻。

ボッカッチョデカメロン 上」(河出文庫

ヤスミナ・カドラ「昼が夜に負うもの」。★

チャールズ・C・マン『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』★★★

ボッカッチョデカメロン 中」(河出文庫

ジョン・サザーランドヒースクリフ殺人犯か? 19世紀小説の34の謎」

甘耀明「神秘列車

ボッカッチョデカメロン 下」(河出文庫

東京創元社編集部「宙を数える」

4月12冊)

東京創元社編集部「時を歩く」

東京創元社編集部「年間日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形

葉月十夏「天象の檻

春暮康一「オーラメイカー」★★

高丘哲次「約束の果て―黒と紫の国―」

堀晃ほか「Genesis万年の午後 創元日SFアンソロジー

江戸川乱歩作品集I 人でなしの恋・孤島の鬼 他」

水見稜ほか「Genesis 白昼夢通信 (創元日SFアンソロジー 2) 」

江戸川乱歩作品集II 陰獣・黒蜥蜴 他」

今野真二「振仮名歴史」★★★

村上春樹ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」★

サリンジャー「このサンドイッチマヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」。

5月(13冊)

江戸川乱歩作品集III パノラマ奇談・偉大なる夢 他」

林俊雄「興亡の世界スキタイ匈奴 遊牧文明」★★★

清水勲「ビゴーが見た明治職業事情

原聖「興亡の世界ケルトの水脈」★★

夢野久作「瓶詰の地獄

大森望責任編集NOVA 2019年秋号」

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドA」☆

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドB」

チョン・ソヨン「となりのヨンヒさん」

森谷公俊「興亡の世界史 アレクサンドロス征服神話」★

三方行成「トランスヒューマン ガンマ線バースト童話集」

三方行成「流れよ我が涙、と孔明は言った」

高山羽根子オブジェクタム」

6月12冊)

宮内悠介「スペース金融道」。

草野原々「最後にして最初アイドル

石川宗生「半分世界」★

「ガラン版千一夜物語 1」★★★

「ガラン版千一夜物語 2」

「ガラン版千一夜物語 3」

「ガラン版千一夜物語 4」

「ガラン版千一夜物語 5」

「ガラン版千一夜物語 6」

オースン・スコット・カード無伴奏ソナタ

ジョン・サザーランドジェイン・エア幸せになれるか?―名作小説さらなる謎」★★

イアン・マクドナルド火星夜想曲

7月12冊)

ジョン・サザーランド現代小説38の謎 『ユリシーズからロリータ』まで」

J・P・ホーガン未来からのホットライン

ロバート・アーウィン「必携アラビアン・ナイト 物語迷宮へ」★

クリストファー・プリースト奇術師

ルーシャス・シェパード「竜のグリオールに絵を描いた男」

ウィルワイルズ時間のないホテル

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」(光文社)★★★

栗田伸子・佐藤育子「通商国家カルタゴ」★★

アーヴィングアルハンブラ物語」上巻☆

アーヴィングアルハンブラ物語」下巻

J・P・ホーガン創世記機械

J・P・ホーガン未来の二つの顔」

8月10冊)

ジュリアン・バーンズフロベールの鸚鵡」

松谷健二カルタゴ興亡史 ある国家の一生」★★★

イアン・マクドナルド黎明の王 白昼の女王

松谷健二「東ゴート興亡史 東西ローマのはざまにて」★★

ピーター・S・ビーグル「完全版 最後ユニコーン

松谷健二ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢」★

オルガ・トカルチュク「逃亡派」☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」上巻☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」下巻

シュティフター晩夏」上巻

9月(14冊)

シュティフター晩夏」下巻

岡嶋裕史「5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ」

住吉雅美「あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン」★★★

西田龍雄アジア古代文字の解読」☆

山内進『北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大』★★

マリオバルガス・ジョサ(リョサ)「嘘からたまこと」

吉岡乾「現地嫌いなフィールド言語学者かく語りき。」

原田実偽書が揺るがせた日本史」☆

ルーシャス・シェパード「タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ短篇集」

オルガ・トカルチュク「昼の家、夜の家」

森安孝夫「興亡の世界シルクロード唐帝国」★

後藤明「南島神話」☆

A・レシーノス原訳「マヤ神話 ポポル・ヴフ」

杉勇、屋形禎亮「エジプト神話修集成」。

10月(15冊)

八杉佳穂「マヤ文字を解く」★

トンマーゾ・ランドルフィカフカ父親

加藤文元「宇宙宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃」★★

スティーヴン・ミルハウザー「三つの小さな王国

エイミー・B・グリーンフィールド完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国密偵大航海物語

リン・ディン「血液石鹸

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ1」

ザカリーヤー・ターミル「酸っぱいブドウ はりねずみ

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ2」

ダニヤール・ムイーヌッディーン「遠い部屋、遠い奇跡

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ3」

プラープダー・ユンパンダ」☆

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ4」

チュット・カイ「追憶カンボジア

馬場隆弘「椿井文書 ――日本最大級の偽文書」★★★

11月(12冊)

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ5」

タクブンジャ「ハバ犬を育てる話」☆

井伏鱒二山椒魚」(新潮文庫)★★

志賀直哉清兵衛と瓢箪網走まで」(新潮文庫)★★★

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ6」

ホアン・ミン・トゥオン「神々の時代」★

カズオ・イシグロ充たされざる者

池上英洋・川口清香美少年美術史: 禁じられた欲望歴史

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ7」

プラープダー・ユン地球で最後のふたり」☆

ソーヴァデーヴァ「屍鬼二十五話―インド伝奇集」☆

プラープダー・ユン「鏡の中を数える」

12月(12冊)

グレアム・グリーン第三の男

ローデンバック「死都ブリュージュ

ショレム・アレイヘム「牛乳屋テヴィエ」

池上英洋・荒井咲紀「美少女美術史 人々を惑わせる究極の美」

ヤスミナ・カドラ「カブールの燕たち」☆

ホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」

カズオ・イシグロわたしたちが孤児だったころ」★★

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」上巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」中巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」下巻

ハン・ガン菜食主義者」★★★

マリオバルガスリョサ「継母礼賛」★

漫画(22冊)

入江亜季「北北西に曇と往け」(一)~(四)

浅野いにお短編集 ばけものれっちゃんきのこたけのこ

八木ナガハル物質たちの夢」

詩野うら「有害無罪玩具」★★

詩野うら「偽史山人伝」

道満晴明ニッケルデオン」【赤】【緑】【青】

中村明日美子「Aの劇場 新装版」★★★

panpanyaおむすびの転がる町」

中村明日美子「Bの劇場 新装版」

石黒正数「Present for me」

水上悟司「放浪世界

須藤佑実ミッドナイトブルー」☆

澤江ポンプ「近所の最果て」

道満晴明メランコリア上下巻★

カシワイ「光と窓」

ヨシジマシウ「毒百合乙女童話

総評

月ごとに一番面白かった本を3冊選び、★をつけた。ただし、どうしても入れたかったものは☆をつけた。月ごとの順位なので、たとえばパク・ミンギュにはもっと星をつけたいのだがそれが反映されていない。

数えてみたが、2020年に読んだのは活字149冊、漫画22冊だった。毎月12から13冊読んでいると思っていたので、単純計算で150冊を超えると思ったが、ぎりぎり足りなかった。とはいえ、毎月10冊という目標は達成している。

1年を通して見ると、ノンフィクションばかり読む時期や、SFばかり読む時期などが明確に交代していることがわかる。特に4月から6月SFファンタジーほとんどだったが、8月以降SFを全くと言っていいほど読んでいないし、逆に11月、12月は1冊をのぞいてノンフィクションがない。

また、芥川賞をはじめとした日本現代文学ほとんど手に取っていない。ベストセラーエンタメホラーもない。逆に、韓国タイペルーチリなど、日米欧以外の海外文学割合が高い。

意識してきたわけではないが、自分の好むジャンル科学歴史ノンフィクション神話、行ったことのないラテンアメリカアジア文学メタフィクション的であったり奇妙な味がしたりする短篇集、古典であるようだ。一方で、女性作家割合は低く、特に日本現代女性作家ほとんど手に取ってない。一時期は多和田葉子だとか江國香織とかをよく読んでいたので女性作家が嫌いなわけではなく、ヴァージニア・ウルフも好きだし、ハン・ガン自分の中では大当たりだったので、もう少し割合を増やしてもいいかもしれない(追記。身につまされる話よりも読んでいて気持ちのいい本を読む率も増えた)。

割合の話でいえば、大学時代はもう少し文豪作品を多く読んでいたように記憶している。それと、いくつから例外を除き、世間の動きや話題とは遊離したチョイスばかりである。世の中から目を背けているわけではないが、日々の雑事とはまた違う視点に立てたのはありがたかった。新型コロナウイルス関連の記事ばかり読んでいては気がめいってしまう。

今年は少し冊数が少なくなるかもしれないが、引き続き毎日の気晴らしとして、気が向いたものを好きなように読んでいきたい。

以上。

関ケ原の戦い西軍が勝った世界線に住んでる

結論から言うと、東軍が勝った世界線に住んでる人かわいそう。

以下、ざっくり現代までの歴史を書いていく。

徳川家康関ケ原で討ち死に。徳川秀忠切腹。両者の首は一条戻橋に晒される。徳川家結城秀康が引き継ぐも実質滅亡。

その後関東には何人か大名が移り住んだが誰も定着せず荒れ野のまま。

関東なんて今もほとんど人が住んでいないド田舎の話は誰も興味がないと思うので話を元に戻す。

関ケ原の戦い後、小早川秀秋関白になるも5年で病死。その後は豊臣秀頼関白になる。日本上杉、宇喜多毛利島津などが各地域を100年ほど分割支配し、相互監督をはたらかせていたが、戦争が起こらず、外国との交易も進み商業が発展していったので時代遅れ武士は次第に消えていった。その代わりに交易利益を上げた大名が豊臣を中心に貴族化していく。というわけでこちらの歴史の授業ではいちいち武将名前なんて覚えない。そちらではやたらと武士がもてはやされているらしいが、こちらでは武士鎌倉幕府まではともかく、室町幕府以降はの混乱を引き起こし元凶で、野蛮で恥ずかしい存在しかない。交易経済が発展しているので、日本のせまーい土地で米なんてものを作らせて税金徴収するなんてバカなことは関ケ原の戦いの50年後にはなくなった。18世紀に入ると各地域農民労働者が蜂起して自治権漸次的に認められるようになっていく。そちらとは違って武士の強権的な支配がないのでゆるやかにリベラル化していく素地があった。キリスト教も新旧両派が認められ、仏教二大勢力になっている。その後、ユダヤ教イスラム教を信じる人も増えていく。武士がいなくなっていくにつれて神道儒教は消えていった。後述のように、近隣のアジア諸国でも儒教は消えていった。今でも神社の残骸のようなものは残っているが参拝する人は誰もいない。

19世紀になると大名支配していた地域労働者農民代表者からなる議会と豊臣を首班とする貴族からなる議会が設置されていく。いわゆる列強とも条約を締結したが、そちらの江戸幕府かいものが結んだような不平等条約ではない。もちろん条約議会承認する。19世紀の半ばにはアメリカヨーロッパ思想日本語に翻訳され、誰でも読めるようになっているが、モンテスキューロック思想自分たちのやっていることと大して変わらないということで学校議論する程度。そちらの学校では武士の強権的な支配によって作られたせいで自由議論することは認められてないらしいけど、こちらは子どもたちが自由議論して学ぶのがメイン。この教育きっかけに貴族の力は次第に失われていく。19世紀半ば以降は欧米列強に対抗するため、近隣諸国連合国家形成する構想が何度も浮かぶアジア大陸では日本と同様、仏教キリスト教がメイン。儒教は非合理的なので衰退。ここでは一致できるのだが、しかし、ヨーロッパ発の社会主義思想の影響もありうまくいかない。結局最初は2~3か国の同盟から連合が始まる。19世紀終盤にはアジア圏と欧米列強との間で大きな戦争が起きる。武士のような強権的で野蛮な人間が早い時期にいなくなり、無駄戦争はしなくなっていったこともあり、1年ちょっとで早々に講和条約を締結。20世紀を迎える。


20世紀に入ると漸次的にアジア太平洋連合国家APS)が形成されていく。APSはそれぞれの構成国で温度差はあるもの民主的憲法国民が制定した国家からなる。日本列島地域は力を失った貴族政治的な実権を失い、国民代表からなる議会と各地域代表者からなる元老院APS議会派遣される議員存在している。ヨーロッパで発生したファシズムと戦う第二次世界大戦こちらの世界でも勃発する。しかし、日本地域に強権的で野蛮な武士存在しないこちらの世界では他国侵略を行うようなことはない。APS含む連合国がイタリアファシストナチスドイツを倒して戦争は2年半で終結。その後、APS共産圏欧米諸国との間でイタリアドイツを再建。アジア大陸では中国共産党APSの戦いが続くが、1964年に休戦。中華人民共和国はそちらの世界よりも規模がかなり小さく(朝鮮半島の付け根北部地域のみ)、影響力もあまりない。APS中東諸国に対する共産圏アメリカ侵略から防衛にあたり、友好関係現在に至るまで結び、勢力圏を拡大。意地でも共産主義を譲らないソ連と意地でも資本主義を手放さなアメリカ1980年代になると衰退していく。インド中東諸国が加入したことAPSアジア太平洋連邦共和国(FRAP)へと改組される。FRAPと欧州連合アメリカソ連の再建の中心となる。


21世紀に入ると世界はFRAP、欧州連合北米連合南米連合アフリカ連合連邦国家構成されていく。返す返すも、そっちの世界のように東日本の野蛮な武士支配権を握らなくてよかったと思ってる。

2021-01-25

anond:20210125113410

平安貴族なら「よき」なんて謎の言葉は使わない

文法的に何もあってないか

anond:20210125113410

貴族なら斧をよきと呼んだってかまわないだろう?

「よき」やめろ

お前は貴族

モナコ公妃がモヒカンだとかなんとかのニュース

ふさわしくないと言われたら、「私が決めること」とか言ったというニュース

ヨーロッパ貴族なんて昔からやりたい放題じゃん。まさに上級国民なんだからさ。ふさわしくないとかどうとかより、

おまえら何さま、まさにいいご身分だよな~って感じ。

2021-01-23

anond:20210123103847

生き物は身体を動かす燃料になりやすもの身体必要とする=食べた時に美味しく感じるように作られてる

炭水化物や糖類はエネルギー効率がいい上に満腹感が得られて美味しいし安価から、肉や野菜を買う金なくてもとりあえず米とかパン食って飢えを凌ぐってのが可能なわけ

バランスの良い食事とか糖質制限なんてそもそも貴族の遊びなんだから貧民に求めんのはマリアントワネット的だぞ

キラキラとプぺりたい

youtuberとして売れたいプペルが麻薬燻製にしようとチャレンジして煙突から様々な気体を垂れ流しにしているせいかハロー効果は捕まっていないだけの詐欺師でも使えるほど強力だからか、コロナウイルスが遠慮するくらいに若者がプぺプぺ言って楽しそうなので、自民党高齢者枠でワクチン接種する令和おじさんより10年間毎日時間睡眠という高校生並み体力を誇る教祖様をあてにしたほうがよいと思う今日この頃だけど、この手の話は地方創生においても見受けられる。

マクロに言えば、政府政府にとって都合のよい自治体が増えるよう、都合の良いことをする自治体地方創生交付金を流す。(間違えた、取組を啓発し交付金によって実施奨励する)

ミクロに言えば、政府にとって都合の良いことをする自治体政府地方にとって都合のよいことをする個人法人が増えるよう、都合のよい住民ファシリテータースピーカーとする講演会を開催する。(交付金は出ないか承認欲求の満足で我慢してね)

ゆりかごから墓場まで貴族与党現実離れしたキラキラした方針を出せば、官僚レベルではチンケな娑婆と折り合いをつけるために法的に落とし込み、ギラギラした目で残業しながら財務省予算委員会と掛け合う。自治体レベルでは、部長クラス交付金と我が老後に目をキラキラさせて指示を出す。我が20年後に目をキラキラギラギラさせる者や、煙突にこびりつくすすのように黒ずんだ眼を見せる者は、交付金獲得のための書類作成や実績を残すための事業運営に精を出す。起業家育成、女性支援空き家・空き店舗利活用。勝てる農林水産業六次産業化、産官学連携。都合のよい未来をもたらすためのキラキラした事業たち。

ここまでくると、誰かがキラキラしているのは一瞬だ。講演中の講師や、夢を思い描き事業に参加したくなる人、チラシに使われる笑顔くらいなものキラキラを追いたいがために、あるいは美しい素朴な心で誰かのために何かをしようと、しょっぱい補助金等各種支援()施策を頼りにして、現実毎日格闘して疲れ切り、プぺプぺ信者からチケットを買う代わりに、異教の信徒からヒトモノカネを買わされているかもしれない。ちなみにこのレベルでも生まれながらの貴族事業委託すると、素晴らしい実績の代わりに人生自由を損なった信徒が量産されるぞ。そうすると生まれながらの貴族実態経済と離れた資本市場さら貴族力を高めるぞ。

無理してもみんなキラキラとプぺりたい。しかキラキラした光をよく観察すると、こちらに向かっているのではなく、中心にある無限の穴、つまり素晴らしく現実化するのが困難なアイデアに吸い込まれているのかもしれない。キラキラを追わねばキラキラできない、モテる教祖様と持たざる信者とその他何者にもなれなかった者による近代社会を令和になってもやめられない。

2021-01-22

遊んだゲームを思い出したい

年は2006年より前だったと思う。友達の家で遊ばせてもらって、長時間やってないので断片的な記憶しかない。

ジャンルは立体的なFEドット絵

主人公黒髪青年一人称はオレ

相棒親友かは覚えてないが、途中まで一緒に行動する金髪貴族っぽい人がいた

フィールド画面が地図

女の子モブバケツかぶってる

安室奈美恵っぽい魔術師

音楽めっちゃかっこいい

ストーリー人魚が出てくる

ボスロリショタを侍らせてる

2021-01-21

貴族ってどうやって煎餅食べるの?

煎餅を音を立てずに食べるって無理じゃないの?

屋敷家ってどうやって千年間も没落せずにいられたんだろうか?

ネタバレ注意

鬼滅の刃』人気キャラ煉獄杏寿郎が弟に遺産相続させるにはどうすべきか

https://diamond.jp/articles/amp/260382

に、鬼殺隊の生命保険の話が書いてあって考えた。あんな死亡率が高い職業生命保険は無理では? 加入できるとしたら産屋敷生命保険くらいでは?

そもそも、産屋敷家って鬼殺隊や刀鍛冶たち(元、も含めて)を養っているけど、その金はどこから出てるの?

平安貴族家系とのことだが、当主が代々30まで生きられない上に、無惨から屋敷を隠し通している隠密ぶりを思うと、まともな経済活動政治活動も出来なさそうなのに。

平安から江戸時代まで

鬼すら殺せる武装勢力を抱えている以上、人間相手荘園とか分捕られる心配はなかったろうな。

大正時代と違って人々には「舐められたら殺す」がOSに組み込まれいるから、

・鬼を殺す

・お館様を守る

に反しなければ、一揆とか野盗とか殺すくらい問題ないだろ。

明治以降

鬼狩りに助けられた人から支援は、藤の花の家紋の家みたいな感じで色々あるんだろう。

政商とか貴族でも、スタンドを使うゾンビみたいな鬼滅の鬼に対抗するのはきつそうなので、恩を売る機会は山ほどありそう。

で、みんながみんな快くドネートするとも思えないので、鬼殺隊が決断的ドネートを求めたりしたんだろう。

応じないと、なぜか邸内の藤の木が切られたりしたかもしれない。

鬼殺の料金が払えないと「貴様を鬼殺の国に連れて行く」とか脅されるのかもしれない。

anond:20210121092641

もしかして:スライヴ

もしご自宅に飼ってる奴隷に揉み揉みしてもらってる貴族なんだぞというならすまん。

政治家世襲は多いのか。

最近世襲政治家が多いという話題twitterで目にした。そこで、現在閣僚がどの程度世襲なのかを実際に調べてみた。ソースは全てwikipediaなので、あしからず

なお、親の地盤を引き継ぐなどして選挙当選した政治家世襲と扱うことにする。大臣複数兼任している場合表記がややこしいので、一つだけに絞ることにする。


内閣総理大臣菅 義偉世襲政治家になる前は衆議院議員小此木彦三郎の秘書を務め、後に彦三郎の選挙から立候補政治の師は官房長官などを務めた梶山静六
財務大臣(副総理)麻生 太郎世襲。もはや貴族のような家系麻生太賀吉(父)、吉田茂(祖父)、牧野伸顕(曾祖父)、大久保利通(高祖父)。
総務大臣武田 良太世襲自民党幹事長などを務めた田中六助の甥だが、地盤引継ぎに失敗している。
法務大臣上川 陽子世襲東大卒三菱総研ハーバード大学修士号取得など、エリート麻原彰晃死刑執行した。
外務大臣茂木 敏充世襲東大卒丸紅読売新聞社を経てハーバード大学修士号取得。やはりエリート尖閣問題ちょっとやらかした。
文部科学大臣萩生田 光一世襲八王子市議会議員東京都議会議員国会議員2009年選挙では落選落選中は千葉科学大学客員教授を務めた。
厚生労働大臣田村 憲久世襲田村 元(伯父)は衆院議長を務めた。田村 秢(祖父)も衆院議員を務めた。娘はTBSアナウンサー田村 真子
農林水産大臣野上太郎世襲。父は元衆院議員野上 徹だが、10年近く落選し続けているので世襲どころではない。祖父新富グループ創業者お金持ちではありそう。
経済産業大臣梶山 弘志世襲。父は自民党幹事長官房長官法務大臣等を務めた元衆議院議員梶山静六菅さん政治の師の息子ということになる。
国土交通大臣赤羽 一嘉世襲。非自民役職はもはや公明党専用ポストになっているが…
環境大臣小泉 進次郎世襲小泉純一郎(父)は内閣総理大臣小泉純也(祖父)は防衛庁長官小泉又次郎(曾祖父)は逓信大臣地盤はかなり強いだろう。
防衛大臣岸 信夫限りなく世襲地盤は明確に引き継いではいないが、安倍晋三(兄)、安倍晋太郎(父)、岸信介祖父)、佐藤栄作(大叔父)を排出している山口で勝てないわけがない。
内閣官房長官加藤 勝信世襲農林水産大臣を務めた加藤 六月は義父。初当選は別の選挙区で、後に義父の選挙区へ鞍替えなので世襲とはいえない。
復興大臣平沢 勝栄世襲東大法→警察庁エリート。連立相手公明党批判しながらも選挙に勝ってしまう剛の者。選挙めっちゃ強い。安倍晋三家庭教師をしていた。
国家公安委員長小此木 八郎世襲。父は建設大臣などを務めた小此木彦三郎。菅義偉とは同じ父の秘書という繋がり。祖父の小此木 歌治も衆院議員だった。
行政改革担当大臣河野 太郎世襲河野洋平(父)は衆院議長自民党総裁。河野一郎(祖父)は副総理河野謙三(大叔父)は参議院議長河野一族の悲願は達成できるのか。
内閣府特命担当大臣少子化対策 地方創生坂本 哲志世襲熊本県議→衆院議員。七十歳にして初入閣
新型コロナ対策担当大臣西村 康稔世襲国家公安委員長を務めた吹田 愰は岳父。地盤特に引き継いでいない。コロナの印象が強いが、一応経済再生担当大臣でもある。
デジタル改革担当大臣平井 卓也世襲に近い。平井 卓志(父)は労働大臣平井 太郎(祖父)は郵政大臣。父が自民党を離党して新進党へ。離党しなければ落選せず世襲できたのでは。
東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣橋本 聖子世襲東京五輪(1964)前に生まれたので名前は聖火から。元オリンピック選手
2025年万博担当大臣井上 信治世襲実家医者東大法→建設省ケンブリッジ大学修士号官僚政治家。今回が初入閣

21人中、明確に世襲と言えるのは6名。割合としては約3割。

ほぼ世襲だろうという2人を入れると約4割。これが多いかどうかは感じ方がそれぞれあると思う。

しかし、一つ言えるのは意外と世襲ハードルが高いということ。

地盤の引継ぎに失敗して苦労している政治家も多い。一方で、小泉家や河野家、麻生家などはもはや家業政治家と言って差し支えないだろう。

家業政治家というのも賛否両論あるだろうが、別に日本に限った話ではない。例えばアメリカケネディ家やブッシュ家が挙げられる。

2021-01-20

さんざん「安倍辞めろ」ってた労組貴族たちって、安倍が辞めた途端に春闘賃上げとかの話ができなくなってんのをどう思ってんのかな?

まあ労組貴族の方々は労働者上前撥ねていい暮らししているかコロナの影響はないと思いますけど..

2021-01-19

anond:20210119102542

「卿」の一択だろ

「卿はそんなこともわからないのか」とかいうとなんか貴族っぽいぞ

anond:20210119101335

まあそのあたりはやはりかんがえざるおえないよな

畜産やりすぎて地球が怒ってコロナ引き起こした、とか

ヴィーガンっぽいヤバイ考えに走るつもりはねえけどさw

すくなくとも、ツイッタとかインスタで食事写真みると、

人類が喰ってるもんは人類史上最高のぜいたくレベル

昔の王侯貴族食事だとおもう

もちろんその背景には大量生産で殺される動物がいる

これをみて地球さんがどうおもうかだね

2021-01-18

今年の花見

例年になく揉めるだろうなあ。

敷地ソメイヨシノを植えられる貴族になりたい。

2021-01-15

10000人に1人みたいな逸材と一緒にいると憂鬱になる

5000人に1人みたいな知人が、5万人に1人みたいな人と付き合ってるらしいけど

どうせまた別れる

でもそれはそれで楽しそうだから羨ましい

着いたり離れたり、楽しそうですね

 

そういう人らの近くにいると

まるで自分下男下女になったような感覚になる

貴族様うらやましい

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん