はてなキーワード: 洋服とは
西くんは変な男の子だった。女の子みたいなおかっぱで、いつも忘れ物をしていた。先生が怒っても、聞いてるのか聞いてないのかわかんない顔してニヤニヤしてるから、余計怒られていた。
あまりに忘れ物ばかりするので、怒った先生が教卓に西くんを乗せて、靴でお尻をたたいたこともあった。このときばかりは、西くんもニヤニヤをやめて、真っ赤な顔でワーワー泣いていた。
小学校3年生の時、西くんの机がおかしいって誰かが言い出して、放課後に先生と一緒に中を調べたことがある。
机の中には、教科書が全セット置き勉されてきただけでなく、この学年になってから配布された全てのプリントがクシャクシャになって、ギューギューにつめこまれていた。
そんな西くんが、あるとき突然転校してしまった。しばらくたってから、西くんの両親が離婚したことを聞いた。ずいぶん前から家庭内はめちゃくちゃになっていたみたいで、多分、西くんはネグレクトに近い状態だったんだと思う。
離婚が成立したあと、西くんはおじいちゃん、おばあちゃんと暮らすことになったらしい。
西くんがいなくなって1年後くらいかな、校区外の公園で西くんをみかけた。
新しい友達と遊んでる西くんは、おかっぱからスポーツ刈りになっていて、パリッとした白いTシャツと半ズボン姿で、めちゃくちゃ普通の男の子になっていた。保育園から西くんを知ってるけど、こんな西くんはみたことがなかった。西くんは定期的に散髪にいけて、洋服を洗濯してもらえる、ふつうのこどもの生活をしてるみたいだった。
ちょっととまどいながらも、「西くん?」って声をかけた。西くんは、振り返ってちょっと恥ずかしそうにニヤニヤしたけど、すぐに新しい友達のところに戻っていった。
派遣社員の雇止めが増えている、というニュースを一昨日ぐらいにぼんやり聞いていた。
そういう時期は、街で見かけるホームレス風の人に若い男性が目に付いてくる。身なりも垢じみてはいない、新米のホームレスというと言葉が乱暴だが、路上暮らしが板についている人たちと比べると、見かけた時の痛々しさが際立って辛い。どこかでセーフティネットに繋がれるといいな、と思う。用事があり炎天下を歩いているだけの汗まみれの私にできることがあるわけではない。自分の身に引き寄せて考えたら、家がない、住所がないというのは正直想像を超える辛さだ。私は若い頃、長期出張の荷物を宅配便で出してうっかり家の鍵を宅配便の方に入れてしまって、宅配便よりも先に人間の私が飛行機で家に付いたらカギを持ってない、一晩家に入れなくて仕方なく近くにあったホテルに泊まった記憶がある。たったそれだけのことなのに思い出しても少し胸がキュッとなる。ゆっくり寝られる家がないというのは本当につらい。
「若いホームレス」は、2008年のリーマンショックの半年後ぐらいにも増えた記憶がある。不景気とはこういうことなのだなと足元から冷たくなった。そのころ確か、年越し派遣村などの活動がされていた時期と重なると思うのだが、年越し派遣村のニュース映像をぼんやり見ていて若い人がとても多いこと、男性も女性も等しく困っている様子だったこと、当時すでにネットでは「自業自得だろ」と揶揄される言葉が飛び交っていたことなど、などを思い出し、当時はもちろん、今考えたら更に暗たんとした気持ちになる。
こういう景気後退期は、女性のホームレスを見かけることも増える。女性のホームレスは景気が良い時はあまり往来を放浪しているところは見かけない。でも彼女たちはその風貌を見る限りではベテランのホームレスなのだろうなと推察できる。要するに身なりが相当垢じみている。コロナ以降の半年なんてもんじゃなく、かなり長期間、室内で寝起きはしていないのだろうな…と思われる風貌である。
わけ知り顔の年配男性が言うには(信憑性は知らない)、その町が養える?ホームレスの数はある程度決まっているなかで、新規参入者が増えることで拠点を追いやられて道路を彷徨するはめになってる、とか、立ちんぼで小銭稼いで簡易宿泊所に転がり込んだりしてるらしいとか。繰り返すが信憑性は知らない。立ちんぼとは要するに売春だ。大塚とか鶯谷とか新宿の5丁目あたりとかのラブホテル街に立っている売春婦がいるらしい。千円だったりするらしいけど本当なのかは見たことがないから分からない。ていうか買う人がいるのかな、元の柄が何か分からないような茶色く垢じみた洋服を着て、山姥のようなヘアスタイルだったりする。スカートのような布から覗く足もゴボウのような黒くて細い足だ。この暑さであの体で年齢で道路を彷徨せざるを得ないならどんなつらいことか。
家の近くに大きな川が流れていて川の上には首都高が走っていて屋根になるからか、昔からホームレスの人たちの住処になっている。昔よりはかなり減ったが、やはり景気が悪くなってくると如実に増えてくる。最近のホームレスはブルーシートじゃなくてLOGOSの簡易テントとかで家を作っていたりする。コロナで自粛期間中は外に出るのもままならなかったから、この首都高の屋根がある川沿いを早朝にジョギングをしていた。同じようにジョギングをしている人もたくさん見かけたが、約1か月程度、ジョガーが増えるのと比例して「屋根付き河川敷」に流れ着いてくる人が増えていった。
恐らくだが、この「屋根付き河川敷」はホームレスの人たちにとっての一等地的なポジションなんだろうなと思う。snow peakはさすがに見かけなかったが、5,000~1万円ぐらいのテント持ちがごろごろしている。このあたりは2、30分歩くと繁華街だし周囲も住宅街なので、ホームレスの人は暮らしやすいだろうなと思う。わたしは幸運なことに家を持っているがとても住みやすい街だ。
屋根付き河川敷の一等地(と私が勝手に思っている)に暮らせるのは、中年というか働き盛りかなという風貌の男性のホームレスだけである。女性や若手のホームレスを見かけることはない。ただ寝ているところも見かけるが、ごみ収集所から空き缶を拾ってきて集めてどっかに売りに行く人も見かける、あれはまぁ、プロのホームレスというかそういう感じなんだろうな、とまたつらい気持ちになる。私が住んでいるマンションも資源ごみ収集日の朝にゴミ置き場から外に出しておくと1時間もしないうちに空っぽになっている、とマンションの管理人さんが笑っていた。おおらかに笑う人が管理人さんで、ほんの少しだけなぐさめられる、でもほんの少しだけ。
うちはプリンセス扱いをしてる。
別に別にゲイでもホモでもなんでもない男子だけど、世界で一番可愛いプリンセス〜賢く素敵なプリンセス〜〜って褒めちぎってる。
心の底からそう思ってるから可愛いと思った瞬間素敵だと思った瞬間にウザイくらい褒めてる。多分。例えば、寝起きの髪の毛がふわふわで可愛い時とか洋服がとても似合ってる時、肌の調子がいい時。ご飯をよく食べてえらい時。もはや褒めないことがない気もする。
最初の頃は褒めても割と素っ気ない反応だったり、反応に困ったりしてたみたいだけど今では褒めて欲しい時に近寄ってきたりわざわざLINEで報告してくる。
自己肯定感が上がってるかはよく分からないけど彼が自分自信のことを認められてるような気がして私も嬉しい。これからもその瞬間瞬間を褒めていきたいな〜
千葉マリンの裏や栃木の滝で水難事故が起きた。亡くなった人も居るようなので、これから行くであろう人に
大前提。泳げない人は海や川に入ったらほぼ死にます。水深とかそういう話じゃない。イレギュラー時の慌て方が違う。入るな
泳げない、泳ぎに自信ない人はライフジャケットかウェットスーツ着ましょう。実際問題ウェットスーツはオーバーなのでライフジャケットでしょう
人間首から上が水面に出てたらすぐに冷静になれます。ただし、ちゃんと着ましょう。羽織るだけとかだとライフジャケットに置いてかれます。あいつらマジですぐ浮く
飛び込んで足つってとかあるでしょうが大半はこの2つ。
堤防の場合堤防に沿って離岸流があるので、堤防に向かって泳いでも沖に流されるだけ。落ちた所を背にして泳ぎましょう。流れが落ち着くか、浜への海流に乗るので遠回りですが大体助かります。
滝壺はそのまま浮き上がろうとしても滝のおかげで猛烈な縦回転の渦があり下に押し戻されます。下に潜って前に進めば押し上がる流れに乗って勝手に水面に上がれます
両者ともライフジャケット等があれば落ち着いて行動できます。最悪浮いてりゃ助かります。サメはいません
私が生涯かけて努力して手に入れた資格や経歴、スキルに嫉妬してくるジジババ共がめんどくさすぎる
40過ぎてやっと手に入れた結婚?家?知らんがな そんなのあなたの都合でしょ
あんたが20代30代は遊び呆けた挙げ句相手に高望みして訪れた婚期がアラフォーだっただけのこと
アラフォーだと子供を授かれるかは運次第だし不妊治療もがんばったのでしょう
高齢出産のリスクなんて散々言われてるし少しの障害は覚悟してたんだよね?
家だって都内のタワマンに住んでるって事あるごとに自慢してたじゃない 何を嫉妬する必要があるの?
あたしは大学卒業した時から結婚を意識して付き合う相手も選んできた
あなたが夜遊びや不倫に明け暮れてる間私は勉強して資格をとったの 仕事にも役立ったし、成果も出せた
素敵なパートナーとご縁があって、子供も授かったしお庭付きのマイホームもさっさと建てちゃった
婚活してないくせに、ブスのくせに、なーんて言われてもただの僻みにしか聞こえないw
別に婚活しなくたって趣味のつながりや友人の友人、仕事での出会い...色んなチャンスあるよね
見た目だって仕事だから落ち着いた色やビジネスライクな服装やメイクだから地味な色だけどTPOはわきまえてますのよ
あなたみたいな派手なお洋服や高いヒールは常識的に考えて痛々しいの。悪目立ちするからってお客様からクレームきたの覚えてないの?
昭和メイクのままで頬肉とおでこが垂れてきているあんたに言われても何も傷つきませんけどw
おっさんもあたしがおばさんみたいにくねくね媚びないからブスブス陰口叩いてるのを聞いてるとね、失笑もんよ
同じ職位のあんたに職場でくねくねしてごますりして一体あたしに何のメリットがあるの?上司でも何でもない、ただのお荷物社員にw
自分で成果が出せないからって、あたしの仕事の成果をここぞとばかりに横取りしようとするのもみんな知ってるよ
何かにつけてえらそ~に上から目線でもの言ってるけど、色々と間違ってるから恥ずかしいよね めんどくさいからみんな黙って一応聞いてあげてるけど笑
欲望に駆られて何も考えず生きてきたくせに、地道に努力してきた若い人に嫉妬することしかできないの、とってもかわいそうね
そんな若者いじめしてる暇あったらやっと手に入れたご家族に愛情注いであげたら?もう家庭崩壊してるの?
キラキラしてたインスタがだんだんと更新頻度が減って手抜きになってきてるのと関係あるのかな?笑
あんな盛大に結婚式あげて、即離婚なんてきっとプライドが許さないものね うんうん
お盆の暇に任せてミシンをチェックしてる人もいるかと思いますが、業界人ならどれを選ぶかという視点で選びます
続編はこちら
・https://anond.hatelabo.jp/20200814172821
・https://anond.hatelabo.jp/20200814172907
・ジグザグ縫いはほとんど使わない
・ミシンを使う人ほど複数台持ちで最終的にメイン機はプロユースっぽいものになっていく
・普通のミシンならBrother, Juki, Janome
ミシンは樹脂外装がついているものがほとんどだけど、中にアルミダイキャストのアームと呼ばれる部品が入っていてこれが何しろ大切。アームレスミシンは文字通りアームがなく、安く軽く使えるのでエントリーユーザーにはおすすめと謳われるが樹脂と金属では寸法精度が違いすぎるので絶対に避けるべし
・押さえが沢山ついているもの
どうせほぼ使わないので余計なものは少ない方がいい。あとから欲しくなってきたら買い足す方が断然安い
・入門機
入門機は例えるならば100均の工具だと思った方がいい。あっという間にゴミになるので環境にも悪く、初めは使えなくはないが、すぐにガタが来て結果安物買いの銭失いとなる。(各社がシェア争いのために仕方なく作っている側面がある)
「いきなり高いのを買うのは思い切れない」という人はレンタルミシンやfabカフェっぽいところで時間貸ししているので、それをしばらく使って守るのがおすすめ。余程使わないと入門機の金額に届かないので入門機を買うくらいならその方が良い
・重い物を買う
ミシン屋ではいろいろ言われるだろうがミシンを運ぶ機会なんて滅多にない。土台が安定しているに越したことはない
メカ系の製品はミシンに限らず部品が少なければ少ないほど壊れにくい。
例えば電動糸通しなんかは魅力的だが割と壊れやすく、慣れれば普通に通すのと大して変わらない
・安いものにする
同じようなスペックで各社から出ている場合、実力的には五十歩百歩なので安ければそれでOK
・メーカーを揃える
既に持っている/親しい人ミシンを持っている人はその人たちと同じ物を買うのが何かと安心(だが別に何処も変わらないといえば変わらないので無理にこだわる必要は全くない)
・Janomeなら780DX
・今ならメルカリとかでリセールもいいので思い切って買ってしまっても案外後悔は少ないのがこの3機種
・アルファベットとカタカナくらいまで入っていればほぼ問題ないので、それが入っている最低限のものでOK
縫い模様の数が多いものほどNGだと思った方が良い、基本の縫いは全て職業用高速直線縫いミシンに任せる
・元も子もないけど、どハマりしない限りどうせ使わなくなるミシンだと思うので一番安いやつでOK
・ロックミシンを買う
ベビーロックの中級くらいのものが長く使えて値段とのバランスも取れている
ロックミシンや環縫いが何かわからない人はとりあえず一台職業用高速直線縫いミシンを買って、必要になった時に調べればOK
少しコメントをいただいたみたいでうれしかったです。ちょっとだけきれいに整えて追記します。
前提を書いてなかったんですが、ある程度ミシンを趣味として使って行きたい人向けに書いています。
ミシンメーカーは販路をうまく握れていないところが多いので、スペックを比較するのにも一苦労で、自分が本当に欲しいミシンに辿り着けないことが多いので、これがその一助になれば。
友人に向けた個人的な買い方指南書のつもりで書いています。(名前が違っていても中身はほとんど同じ、というミシンがかなり多く、ネットの口コミもプロから見ると思い込みが強くて当てにならないものが目立つので、)
そうでなければこんな高価な10万前後するものではなく、3万~6万くらいのもので気に入ったデザインのものにすればいいと思います。(迷ったら重いものを)
また、雑巾は買って、裾上げはテープや街の仕立て屋に出す方がミシンを買うより圧倒的に楽で安いです。特段の事情がなければそれでいいと私は思います。
実は私たちがイメージしているミシンメーカーとしてのsingerは存在していません。今は米国でライセンス管理会社として存在しており、日本では株式会社ハッピージャパンが作っています。monamiなどの名作もありましたが、今回はきちんと使えるミシンということで職業用高速直線縫いミシンを選定した関係上、省きました。singerからも出ていますが、中身はJanomeのOEMなのでそれなら本家を買うべきです(これはベビーロックの職業用も同じ)。
デニムがxx枚縫えますと謳っている機種は多いのですが、これは半分本当で半分嘘です。
というのも、その写真の多くではデニム地が折り返されていません。デニム地の面倒なのはここにあります。5枚平に縫うのと2回折り返して縫うのとでは実は後者の方が難易度が高く、目飛びと言って縫い目が一つ飛ばしになってしまっているような状態になりやすいです。
また、Aisinでデニム特化っぽいミシンもありますが、職業用高速直線縫いミシンに比べたら全くの力不足です。
どれもフットコントローラがついているので意外に使い勝手は何とかなるものです。
たしか、Janomeの780DXはフットコントローラの最大出力を手元のスライダーで操作できた気がする・・・のでそれがおすすめです。(確かではないので買う時に確認してください)
確かにそういう方法もありますが、応急処置的です。ここのところはロックミシンが借りられるところで処理するというのがコスパは良さそうです。
確かにこれは無駄っぽいですが、保育園/幼稚園/小学校でネームを入れたいという親御さんはとても多いので載せました。
ここの部分にかんしてはレンタルなどで凌ぐのも手ですね。
レンタルはユザワヤさんがやってますね、専業なのでメンテナンスとか考えたらここがいいのかな?という気がします。(レンタル使ったことないので知りませんが)
https://www.yuzawaya.shop/html/page11.html
他にレンタルスペースというのもありまして、僕が知っているのは以下の2軒です。
coromoza:ここはガチ勢がプロユースのものを使いにくる場所というイメージ、ややストイック
bobinage:Janomeがやっているお店なのでJanomeしか触れませんがcoromozaよりは入りやすいです
https://www5.janome.co.jp/bobinage/
足踏み式というのはかなり古い機種のことですよね。
今も作っているメーカーはないような気がするので簡単に手に入るものではありませんが、電気を使ってないものはメンテナンスすれば一生使えるといわれています。
一箇所ネックがあるとすればミシンベルトですが、Janomeが今も作っていた気がします、、がよくわかりません。
調べたらサードパーティでも出ているようなので当面は使えそうですね。
具体的にいうと以下の機種です。
・Janome:JA525、IJ521など
簡単な見分け型として、5kgを切っていたら少し怪しいですね。2kg前後のものはほぼ間違いなくアームレスです。
ちなみに、ブコメで触れられているアックスヤマザキのものはアームレスです。https://item.rakuten.co.jp/axe/mm-10/
下着じゃないけど、確かに男向けアニメやゲームの女キャラがどいつもこいつも「今時しまむらでもそんな服売ってねーわ」みたいな格好してるのはゲンナリする。
某百貨店に行ったら某キャラが百貨店の紙袋をぶら下げて街を歩いているコラボイラストが貼られていたけど「どこの田舎から出てきたんだこの子ら…」みたくなってて宣伝になっているのか微妙だった。
洋服に現代的なリアリティがなくて感情移入できないっていう話なら分かる。(現代劇なら)
それともこのエントリは「女は己のためにオシャレする」理論をひけらかしたいのか、単に増田が「男が描いたダサい下着に欲情しない」って言う話なんかな。
蜂に刺されにくい洋服を着ろと言ってるのと変わらんやん
増田は29歳の独身女性。営業マンであった。出世街道まっしぐらと言うには今ひとつパッとせず、営業成績もいつだって二番手止まり。
焦燥感ばかり募り、空回りを繰り返す。そんな時期に直面していた。
デートをドタキャンされたある週末、昼間から1人缶チューハイを開け、増田ははてな匿名ダイアリーを巡回した。下ネタ、政治、男女論、いつも通りのくだらないエントリが並んでいる。この間の釣りエントリはまだホッテントリに登っていない。ああつまらないな。そんなことを考える増田の目にある文字列が飛び込んだ。
「おっさんの皮」
真っ白なバナーに地味なフォントでポツンとそう書かれた広告は、いつもみる洋服のセールやソシャゲの広告とは違っていた。
気になった増田は広告をクリックした。古臭いhtml形式のホームページには、スーツ姿の3人のおじさんの写真が並んでいた。下には2万円、と価格らしきものが書かれている。
4、50代だろうか?3人とも違った顔立ちをしているが、どれも似たような印象のおじさんだ。冴えない、少し脂っぽい、髪の薄くなりかけた、どこにでもいそうな普通のおじさん。
一番左のおじさんは、高校の頃の数学教師に少し似ていた。似たり寄ったりのおじさんの中から、わずかな親しみを感じられる1人を見つけた増田は、青い字で表示された2万円、をクリックした。
「おっさんの皮。48歳、73kg、173cm。老眼あり。眼鏡付属。」さっきと同じおじさんの写真の隣には、短くそう記されていた。後は、「戻る」「カートに入れる」があるのみだった。
不思議なサイトに好奇心をかられた増田は、ほかのおじさんのページも覗いた。身長体重は異なるものの、説明文は似たりよったりだ。
初めのおじさんのページに戻って、写真をまじまじと眺める。平凡でつまらないおじさんだ。良く見ると色々な人に似て見える。取引先の川上さんにも、政治家の武川にも。親戚にこんな人がいたような気にもなる。増田は、カートのアイコンにカーソルを重ねて考える。
2万円、それはちょうど今日の増田が彼氏の誕生日を祝うために予約していたコース料理の値段と同じだった。記念日にドタキャンなんて、もう別れどきということだろうか。心の底で澱が渦巻く。
酔っていたせいか、それともドタキャンされた腹いせか、増田は「おっさんの皮」をカートに入れ、レジに進んだ。Amaz○n IDでの決済が可能らしい。どういうことなのだろう……強く回り出した酔いに身を委ねながら、増田は考えようとした。が、暫くして暗い部屋に増田の寝息がスースーと聞こえた。
ーーー
「おっさんの皮」が届いたのは、増田がすっかり忘れ去った頃、一月もしてからのことだった。増田が、興味半分疑い半分で、その変に軽い段ボールを開けると、そこにはおっさんの皮があった。
ああ、そういうことか。
ひと目見て理解した増田は、試しに皮をまとってみた。浴室の鏡の前に立つ。そこにはあのおっさんがいた。増田より10センチも高く、20キロ近く重いおっさんが。白目は黄色がかり、眉はひょろりひょろりと伸びている。近くで見ると想像以上に肌の凹凸が激しい。ああ、おっさんだ。と増田は思う。
翌日増田は、自分のスーツの上から皮を着て会社へ向かった。皮を着ても、皆増田が増田と分かるようで、「増田さんおはようございます」と声をかけられる。いつも通り……、ではなかった。いつもなら「増田ちゃんおはよー」と声を掛けてくる鬱陶しい同僚も、今日はどうしたことか「どうも」だけであった。いつも煩わしいほど和かにお節介に挨拶をしてくれる老齢のヤクルトレディも、今日はやけにさっぱりとした対応だ。
おっさんの皮の効用は、取引先で顕著であった。いつも若造扱いされているような、舐められているような、どこか雑な対応が今日は違った。
増田の口からでる言葉、一つ一つが地に足がついたような、しっかりとした印象を与えてるのがわかる。それに今日はやけに取引先の社員と目が合う。
二週間が経った頃。おっさんの皮の影響は、如実に成績に現れていた。いつも良くて2番、4、5番を浮き沈みしていた増田の営業成績は、ついに1番になっていた。
おっさんの皮を着てからというもの、いいことづくしである。月に1度は遭遇していた痴漢も、皮を着て乗るようにしてから全く合わない。電車で妙に密着されて苛立つこともない。夜道を歩くのも平気だから、残業も気にせず出来る。
普段皮を着て過ごしている分、彼氏や友人と会う時は目一杯のおしゃれを楽しむ。似合わないからと敬遠していたリボンやレースをあしらったフェミニンなファッションにも挑戦した。最近の増田はいつも明るい。そのせいか、会社でもデートでもよく褒められる。
今日の増田は一段と楽しそうだ。金曜の夜だからか?いや、それだけではない。今日は、彼氏が家に来る日だからだ。それというのも、来年の4月と2人で決めた、結婚式の招待状を書くためだった。……招待状なんていうのも一つの口実で、再び愛に火がついたのだから家でのんびりいちゃつきたい、というのが真の目的なのだが。
増田は思ったより遅くなってしまった帰宅に、焦りながら部屋を片付けた。会社帰りの崩れたメイクじゃ嫌だ。この間買ったばかりの可愛い部屋着もだそう……と、背中に手をやって気づいた。
脱げないのである。おかしい。そんなはずはない。どんなに試しても脱げないのだ。皮はまるで初めから増田のものであったかのように張り付いている。今までどうやって皮を脱いでいたか、思い出そうとするが、うまくいかない。焦る増田の脂汗はおっさんの皮をつたう。臭いまでおっさんそっくりだ。このまま一生見ず知らずのおっさんの皮を貼り付けたまま生きていかないといけないのだろうか。
ああ、彼氏が来てしまった。すぐに合鍵でドアを開ける音した。でも大丈夫だ。おっさんの皮を着ていたって、わたしはわたしと認識されるんだから……。大丈夫、大丈夫。
ほら、いつも通りの表情だ。あはは、なんだ心配することなかったじゃない。皮の脱ぎ方は後でショップに連絡すればなんとかなるはず。今はせっかくの彼氏との時間に集中しなきゃ……。
彼氏が役所で貰ってきたばかりの婚姻届を取り出す。増田は笑顔を作ろうとするが、口角はぎこちなくひくつく。机の上には金色のインクで細かな縁取りのされた可愛らしい招待状が並び、まるで幸せの象徴のようである。しかし増田の頭の中は貼りついたおっさんの皮のことでいっぱいで何も頭に入らない。彼氏がなにかと尋ねるが、今日の増田の返事は要領を得ない。
最近仕事も忙しかったようだし。もう休もうか、と彼氏が言う。増田は皮に気を取られながら、口先の同意をする。
そうして、気もそぞろの増田を、彼氏がそっとベットに押し倒した。そういえば久しぶりな気がする。ここ最近お互い仕事が忙しくて会えなかったからな……。鏡を見なきゃ自分じゃわからないんだし、電気を消してしまえば……と、増田が彼に身を委ねよ……
「なんだお前おっさんじゃねーか!!」
突然彼の声が響いた。
暗い部屋にはおっさんが1人、残されるばかりであった。
私は16歳の時、うつ病の診断を受け、24歳で学習障害とADD(ADHDの他動の少ないやつ)と診断され、28歳で入院したとき双極二型と診断された、まぁ言ってしまうとメンタルヘルス系街道まっしぐらのひどい人生を送ってきた。
おばさんと呼ばれる年齢になり、つくづく「私は若い女の子をうまくやれるタイプじゃなかったんだな」と思う。
また話が飛んで申し訳ないが26歳で甲状腺機能低下症も軽度ながら発症し、そのせいかなんのせいかはわからないが30歳の時、早期閉経していることも告げられた。
私は過去の精神病的経歴から子どもを持つことはできないんだろうと感じていたから特にショックはなかった。でも骨粗しょう症予防のためホルモン剤で隔月で無理くり生理をおこしている。これがまた副作用もあって面倒なのだが、これ以上病気のデパートになるわけにはいかないので我慢である。
甲状腺機能低下症を発症しまだ診断を受けていないだけで多分もうすでに閉経していた私はどんどん太った。
24歳くらいまでは48㎏~52㎏というまぁ普通のMサイズなら着れるしお洒落も好きだしロリータ系服も趣味で着ていたので太り出したときは焦ったしなんとかならないものかと試行錯誤した。間食しないように、サラダを多めにしたメニュー、こんにゃく、豆腐メニュー…
いやー、痩せない。むしろなんでも食ったぶん太る。
それにイラついて過食してしまいやっぱり太る。もう太るしか選択肢がない。
服も入らなくなってくる。焦った。
こりゃキツい。焦った。
でも着実に肉は付いていき現在64㎏になった。完全なるデブである。お世辞にも普通の体型とは言えない。そこらの男の子より重い。20歳くらいまで会食恐怖気味でその頃は45㎏切っているときもあったことを考えるとヤバイ劇太りだ。
やったダイエットの試みは割愛するが努力むなしく着実に太った。努力が虚しくて食ったことも認める。だがまぁ病気もありどんどんとおばさん体型になったのだ。
残念であった。MILKやらEmily temple cuteやらJane Marpleで絵本のような可愛い服を大枚はたいて愛好し、どれだけ投資してきたか…悲しい……
しかたなくしまむらやユニクロやそこらのガバッとしたムームータイプのリネン系ワンピースを着ている。(リネン系の有名なブランドも利用するが、昔ほどひとつのブランドで揃えようという気概はもうない)
過去を知らない友人や同僚なんかからは私がそういうラブリーなブランド服をめちゃめちゃ持ってて若い頃はファッションモンスターといって差し支えない引くレベルにお洋服に投資していたなんて誰も気がつかないだろう。
今や私は早く来た中年太りのおばはんだ。
話はやっと本題に近づく。
なにをしても太るのでもう痩せる努力をやめた。ストレスためるより流れるままにデブっていけ!と一種の諦めがついたのだ。
喉が乾いたらコンビニでスポドリ飲むし、ミニストップでハロハロ食べたり。
自由だ。当たり前に着実に太るがストレスで過食することが減ったので、結局小デブが普通のデブになったくらいである。
自由だ……。年3回程度あったナンパされることもなくなったし、お洒落も限られるのでお洒落に対する興味は薄くなった。
でもなんか楽だ。デブになって「若い女の子」というカテゴリーから除外されてなんか楽だ。
「若い女の子」時代には男の人におごってもらえたり優しくしてもらえたり恋愛対象に見られたりそこそこ楽しいこともあったが、けっこうマジで気があってこれからも仲良くしたい…って願ってた同性からライバル視されてなんかうまくいかなくなったり、パート先のババアに目の敵にされたり、外見を着飾らないと生きてる意味を見失うくらいルッキズムに支配されていた。若い女の子マインドをデブることで手離さなければならなくなって、「若い女の子」って生き方やべーくらい窮屈じゃん…って思った。やべーよくやれてた。てゆうかやれてたのか?「若い女の子」うまくやれてなかったから病んでたのか?
じゃあ当然の流れなのか?
よくわからないが人生のステージがおばはんステージになったことに失望よりか、「もしかして私の人生おばはんステージの方が本番なのかもしれない!」って希望すらある。
いや~若い女の子はなるものじゃなくて鑑賞して圧倒されてんのが一番いいわ。
おっさんとガチの友情築けたりするんだろうか。それともおばはんステージなりの恋愛があるんだろうか。おばはんとして新しいおばはんの友達とかも出来たら嬉しい。
昔からの友達もゆっくりとおばはん化してくのか、それともカッコいいオンナ!とかミドルエイジ!とかマダム!とかになっていくのか。
病気も手伝って一足先におばはんステージに移行せざるを得なかったので低みの見物をさせていただこうと思う。
おばはん初心者ながら頑張っていく決意表明として書いてみた。年取ることは人によっては悪いことじゃないと今私は思っています。
・どこの県の、どの市に住んでいるか
・大量の顔写真
・身長
・体重
・年齢
地方だからオープンなLGBTの人と出会ったことがないし、イベントなんかも行ったことがないし、人生で初めて身近な人がゲイだと知ったし、ゲイに見えなくてゲイだと想像もしてなかったから。
明るく親切で何でも質問できる頼りになる同僚が異性愛者じゃなく同性愛者だったって知っただけのはずなのに、こんなにも動揺している自分にもビックリして、なぜかドキドキしてしまう。
そして女性と男性への態度を思い浮かべて答え合わせをしようとする浅はかな自分が気持ち悪くて申し訳なさでいっぱいになる。
知ってはいけないことを知ってしまったような気分でいっぱいで、謎の罪悪感に襲われている。
毎日おはようございますと目を合わせ挨拶する同僚の見慣れた顔のアイコンがノンケだの2丁目だのガチムチとつぶやいているのを見ると不思議な気分になるし、毎日8時間も同じ職場にいて、時々お喋りしても、何も知らなかったのかーと単純に思ったり。
なぜか怖いと思ってしまって、もう見てはいけないと思ったりもっと見たいと思ってしまう。
YouTubeでLGBTについて取り扱うチャンネルの動画を一時期たくさん見ていたし、海外ドラマにもLGBTのキャラクターが何の違和感もなく出てくるし、身近な人がそうだったとしても何とも思わないんだろあなぁと本気で思っていた。
ゲイがみんなオネエ口調で話すわけではないことや、ナヨナヨしていたり女性的だったりするわけではない!という記事を読んではまあそうだよねえと所詮他人事な感想を抱いたり。
でもこんなに動揺している。
自分の中の差別意識は、ゲイだと想像もしなかったっていうその一点が特にまずいのではないかなと。
ゲイもレズビアンもバイもトランスジェンダーも地方だろうが何だろうが確実に存在しているのに無意識なのか意識的になのか、いないものとしようとしている自分。
以前洋服の店でアルバイト中にトランスジェンダーか女装趣味の男性の男性が来た時も、ああなるほどねなどと上から目線な感想を抱き必要以上ににこやかに接客したことを思い出したり。
同僚のツイートはカムアしてくる〜などというものもあって、生きている世界が違うような気がした。
全く女性に興味がないからこそ、職場の女性には紳士的に対応していたのか?
女性に本当に全く興味がないのか?
親は知っているのか?
ゾッとするという感想はまずいんだろうけど、ゾッとした。
知りたくなかったかも。
目を見て話せないかも。
それは私たちの子供の子供の世代にならないと無理なんではないか。
ただ同僚がゲイだったことを知っただけなのに偉そうにLGBTについて考えてしまう自分が気持ち悪い。
勝手に見つけて勝手に見ただけなのに、色んなことを考えてしまう自分が気持ち悪い。
でももし職場の人や地元の人に知られたくない性的少数派の人がいたら、SNSは自分のような気持ちの悪い人も見ているかもしれないということを頭の片隅にでも入れておいて欲しいなどと上から目線なアドバイスを書きたくなったり。
はてなで清潔感が〜ファッションが〜っていうエントリ定期的にバズるけど、そういうことじゃないよなぁといつも思ってて。
結局モテるのは恵まれた環境で育った奴ってだけの話なんだよな。
もちろんセンスの良い人たちが子供の頃から周囲にいたり、いい洋服が買ってもらえたりするのはそうなんだけど、
モテる奴にあってモテないオタクにないものは自信とか自己肯定感なんだと。
親が会社経営してて〜官僚で〜医者で〜とか出身が昔からの名家で〜とか、自分の出自が人に言える奴は強いのよ。
自分なんて田舎出身の貧乏サラリーマン家庭だったから恥ずかしい思いばっかりで、
みんなが持ってるもの持ってないしみんなが知ってること知らないし、
育ちが違うから身なりも当然違うんだよね。仲間外れになるわけだ。
どうしてこんなに自分は自信が持てないんだろうと悩んだ時期もあったけど、
若い頃から自己肯定感高すぎなアイツらは子供の頃からみんな「持ってた」ってだけなんだって気づいた。
何もなくても顔が良かったらアイドルになったりしゃべりがうまかったら芸人になったりする人もいるんだろうけど、
子供の頃の貧乏生活から抜け出すんだ、別人になるんだっていう気持ちを抱えて頑張っている人もいるんじゃないかな。
有名になって昔の貧乏話を笑い飛ばせる人はいいけど、そうでない人も多いよね。
今だと芸能界でもいいとこの坊ちゃん嬢ちゃんや高学歴な恵まれた人たちがチヤホヤされているから
生殖器に関する生々しい話を書いています。苦手な方はご遠慮ください。
あなたは、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象を、自分の気持ちは置いてきぼりにされたまま、赤飯を炊かれ、異性の家族や親戚、友人の親、果ては近所の人にも知らされ、祝われたことがあるか。
あなたは、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象が予期せぬときに訪れ、お気に入りの洋服や下着を汚し、泣く泣く捨てたことがあるか。
あなたは、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象が予期せぬときに訪れ、真っ赤になった下半身を指さされクラスメイトに笑われ、恥ずかしい思いをしたことがあるか。
あなたは、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象を、「将来子どもを生むための大切な過程ですよ」と、母親になること、産むことを前提とされた教育に用いられ、違和感を抱いたことがあるか。
あなたは、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象のせいで、プールや体育を見学したのにも関わらず、異性のクラスメイトに性的な言葉でからかわれたことがあるか。
あなたは、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象であるのにも関わらず、「下ネタ」と笑われたことがあるか。
あなたは、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象を、自分の年齢を告げただけで他人から「もうアレは来てるの?」と不愉快な笑顔で尋ねられたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象により、股から大量の血液を垂れ流しながら一週間を過ごしたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象により、股の部分の不快感に顔を歪ませることがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象が来るより一週間も前から来る、言いようのないだるさや眠気、死にたくなるようなどん底の精神状態に苦しんだことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象がもたらす、身体の内部をえぐり捻られているような痛み、目を覆いたくなるようなむくみや肌荒れ、重たい頭痛や腰痛、吐き気、不快なだるさ、無くならない眠気などに一週間悩まされることがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象により、股から流れる血で汚さないよう気を遣いながら、それに伴う痛みに耐えながら、舌打ちをし「クソ」と呟きながら全く休まらない風呂の時間を数日過ごしたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象により、予定や服装を左右されたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象により、ぐっすりと眠ることもできない夜を一週間過ごしたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象が来たと恋人に告げたとき、あからさまに嫌な顔をされたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象が来たと恋人に告げたとき、性行為が出来ない代わりに口淫を求められたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象により起こる、身体的な辛さや精神的なつ辛さを家族や会社、学校などで、「甘え」「怠慢」「たるんでいる」「大げさだ」などの言葉で片付けられ、全く理解してもらえなかったことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象のために、自らが思う性との不一致に苦しむことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象の様々な苦しみを、同性にでさえ理解してもらえなかったことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象の辛さを抱えたまま、仕事や家事や育児や勉強をしなければいけなかったことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象が一週間続くなか、いつもと同じ生活、仕事量、勉強量が当たり前に求められたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象のために買わなければいけない、ドラッグストアに陳列された派手なパッケージやその値段に、黒いビニール袋に嫌気がさしたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ない現象を、イライラしている人をからかう言葉として揶揄されたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ないこれらの現象が一週間続く人に、いつもと同じ生活、仕事量、勉強量を当たり前に求めたことがあるか。
あなたは毎月、自らがその性に生まれ、ただ成長をしただけで自らの生殖器で起こらざるを得ないこれらの現象に悩む人を、軽く見たことがあるか。笑ったことがあるか。
ここに書いたことは、私だけが抱えているものではなく、SNSやエッセイ、小説や映画やドラマ、新聞のコラムから、女の子同士の他愛のない会話に至るまでのあらゆる場面で、それこそSNSがない時代からごまんと語られてきた悩みや苦しみたちだ。私は単にここにそれを少しそれっぽくまとめただけに過ぎないし、上に書いたことだけでは「生理」の悩みは尽きない。百人の女性がいれば、百通りの「生理」がある。「人には人の乳酸菌」というキャッチフレーズは、ある程度浸透しているのに、この事実は浸透しないという謎。
そもそも上に羅列したことは、匿名のこんなド下手文なんかにではなく、皆(クソデカ主語)の大好きなTwitterでいろんな女性や時には男性までが、アカウント名とアイコンをきちんと伴った上で、文字や漫画や動画といったかたちでツイートしてくれていたたはずだ。
でも、未だにわかってもらえない場所や人が、この世にはたくさんあって、たくさんいるようだ。ちなみに、「この世」はクソデカ主語ではない。
ここに書いたことを「生理」や「生理の日」を疎ましく思わない女性や、男性は完璧に理解して、アタクシを労わってよね!!!!!!!などと言いたいのではなく、ただ、「知ること」や「相手の立場に立ってみること」は大事だから、「自分セーリのことはちょっとよくわかんねッス」とか「私は生理で悩んだことないし」とかいう方、後生だからちょっと時間割いてこの文章読んでくれ…………………………という思いだけなのだ(読んでくれた人がもしいるのならば、ありがとうございます)。
結局声を大にして伝えたいことは(まだあるんか)、別に、「生理の日でも明るく」なくていいし、「生理の日でも笑顔」にならなくていいし、「生理の日でもいつも通りのワタシ」じゃなくていいし、「生理の日」は、普段通りじゃなくていい、ということだ。
もしも「生理の日」に「普段通り」を求める人がいるのならば、そんな声は無視していい。そして、「生理」のことを知ろうともせず、「普段通り」を求める人たちから自分の心と身体を守れたことを褒めていい。
どうか、どうかこの世に生きているすべての女性が、すべての女の子が、「生理の日」に「無理をしない」が当たり前に選択出来る日が、必ず訪れますように。
27年間、ずっとメイクやお洒落をすること(こだわってみること?)を避けて生きてきたけど、最近ようやく楽しめるようになった。
自分に似合うアイシャドウやリップ、洋服、アクセサリー。そういうのを探して歩くの本当に楽しい。
今までずっと楽しむことが出来なかった。
そういうことを楽しもうとする自分が、恥ずかしくて仕方なかった。
(お前みたいなデブスはなにをしても変わんないよ)
(ブスが可愛くなろうとして、気持ちわるい)
(鏡見るのも嫌にならない?)
そんな声が頭の中でこれでもかと囁き続けて、その間ずっと胸のあたりをぎゅっと掴まれて弄られるような不快感が居座りつづけて、それから逃れたくていつもメイクもスキンケアも適当に済ませていた。
おそらくそのせいで今は目元のくすみに悩んでいるけど、それを改善するクリームなどを探して試すことすら、今は楽しくて仕方ない。
髪の毛も、今までは鏡も見ずに適当に乾かしていたし(酷い時は乾かしもしないで寝てた)、出かける時もアイロンで巻いたりとかしないでただ梳かすだけだったけど、今は鏡を見ながらブローして、ヘアオイルを熱心に揉みこんで、出かける時はアイロンで丁寧に巻いてから出かけてる。おかげで髪の毛ツヤツヤしてきた。
一番の変化は、髪の毛を結んで出かけられるようになったこと。
鼻ぺちゃで顔がデカいブスって言われ続けてたから、顔の周りから髪の毛を無くすのが怖くてずっと結ばずに下ろしてたけど、今は編み込みをしたりくるりんぱしたりしてヘアアレンジを楽しんでる。
鏡をみて、(あっ、かわいいじゃん)と自然に思えたことに気づいた時は、うれしくてちょっと泣いた。
メイクやお洒落を楽しめる。それがこんなに幸せなことだったなんて、知らなかった。
中学生の頃に言われ続けていた言葉を、ずっと自分で自分に言い聞かせ続けていたんだな。
高校生になってからは、もうそんな言葉を言ってくる人なんてほとんどいなかったというのに。
でも、やっと抜け出せた気がする。
どんな顔してようが、どんな体型をしていようが、メイクもお洒落も楽しんでいいんだと心から思えるようになって、今は毎日楽しい。
タイトル通り。
書き手はAさん側の人間で、一周遅れでひいこら言いながら普通を追いかけている人間です。
例に漏れず流行りに乗ったお気持ち的なアレなので読んだ後に不愉快になっても責任は取りません。
さて、私が読んで思ったのは「どう生きるかはその人次第なので、価値観が合わないなと思ったらフェードアウトする」でいいんじゃないですか?でした。
確かに30すぎて独り身、安定した職についていなくて、ついていても貯金などの蓄えがないと言うのはこの“日本”で生きていくにはなかなかハードな状態なのだと思います。
実際、そうやって自己破産する方もいらっしゃいますしね。逆に何とかなるや精神で本当に何とかしちゃう方も居ますけど。今回の話に出てくる32歳のヤベーオタク(仮)は明らかに前者でしょう。
でもそれで困るのって誰?
両親兄弟くらいじゃない?
“友達というカテゴリー”の赤の他人に関係ある? なくないですか?
あったとしても他人に同類とみなされて恥ずかしいというくらいですかね?
例えば例の記事のAさん。
雰囲気の良い小洒落たカフェやレストラン。 みんながフォーマルなお洋服の中、1人だけジャンパージーパンにクタクタTシャツ(でしたっけ?そんな感じでしたよね)
Aさんが中学高校生の少年少女なら目を瞑っても、三十路だとウワッってなりますよね。
どう生きるかはその人次第、とは言いましたが、TPOがなってないのは少々幼稚に見えます。
でもそれは“暗黙の了解”ですよね?ドレスコードが必須な店ならルールとしてアウトですが、ルールではない。なら好きな服を着ていって下さい。周りの人が何と思うかは知りませんが、ルール違反をしているわけではないですからね。
でもそれじゃあ一緒に行っている3人が恥をかくじゃないか?
じゃあ縁切ったらいいじゃない。
“自分”が恥ずかしい思いをするから、Aさんを世間一般的なマジョリティに押し込めようという考えはナンセンスです。
AさんがTPOを知らないとか慣れていないとかで、本人が意図してやったわけではないのであれば、教えてあげたら良いのです。
大体の30歳はそうやって小さな恥から学び、TPOという概念を知ったんじゃないですか? Aさんがどうであろうが友を続けたいならそうすれば良い話です。
逆に、小さな子供ではないのだから自分から学べ。と思うのなら距離を置いたら良いのです。
同じく教えたが拒絶されたというなら、諦めて離れたら良いのです。
もちろん離れるまでもなく本人の価値観に則り離れていくこともあるでしょうけれども(友人側記事のぐちぐち言われたから〜ってやつです)
幼い頃、学生時代から長く付き合う友人でも、大人になると長くを別の環境で過ごします。
同じコミュニティから別の場に所属するのですから、その新たな場でそれぞれ別の影響を受け、価値観もゆっくりとズレていくでしょう。
高校時代に『私達ズッ友』『チャリで来た』みたいなプリクラ撮ったマブダチが自分の苦手なタイプの人物になっていたり、30歳の自分では友達にはならないなってタイプの人物になっていたりするでしょう。
だから諦めて離れたら良いのです。
ここまで書いて読み返してみたら『Aさんの友達側の目線』っぽい感じになっていたので、これからは『Aさん側の人物の目線』で書いてみます(なってなかったらごめんなさい)
でもそれも人生なのでは?
そういう人物は、先述した価値観の人からは嫌われるし離れられてしまうでしょうが。 同じくらい楽観主義、刹那主義、その日暮らしな同じ価値観の方といずれマッチするでしょう。
好きに生きろ。
ちゃおの小学生みたいな服着てても、ダガーで名前囲むタイプの中学生みたいな服着てても、全身しまむらやアクシーズでコーデしてても別に良いんじゃないの。
突き詰めて行けば新たなファッションジャンルみたいなもんじゃないですか。
パリコレだって常人には意味わかんないのいっぱいあるじゃないですか。アレみたいなもんなんじゃないですか?(私の偏見です)
サイゼでドリンクバーとドリアで1時間?良いじゃんやれよ。店員にめっちゃ嫌われるタイプの客だけどルール違反じゃないでしょう。
ただAさん側の方で、友人側の人物に当たるお友達がいる方は、縁を切られることを覚悟して貫いて下さいね。
受け入れがたいと思う人が大半。それを受け入れてくれる人は同類か神様かなんかです。
さらにマイノリティで成功している人はめちゃくちゃ運が良くて人脈もあって『なんとなく』で生きていけるタイプですからね。
記事書いている私含め、この記事なんかを真面目に読んでる人に何となく生きていけるやつはほぼいないからね。
勘違いするな。自惚れるな。自分がどの程度の人間でどの程度価値を誇れるかしっかり考えろ。
その上で自由に生きて下さい。
もし長年の縁を持った人間に嫌われたくない、友達でいたいと思うなら努力して下さい。
生活全てを変えなくても良いのです。
例えば友達と遊びに行く時用のフォーマルなお洋服を買うとか、センスがないというならマネキン買いをするもよし、店員さんに聞くもよし。 なんなら友達に相談でもすれば良いのです。
聞くは一時の恥、聞かずは一生の恥と言います。
独学で覚える器用な方もいますが、Aさんのような方は(私も含め)同類でしょう。
相談して、もし呆れて嫌われるんならそれがご友人との縁だったんでしょう。
というかその程度のこと聞いたくらいで呆れたり見下したり笑い物にするような方は“友達”なんですか…?という疑問がありますが、まぁそういう方もいるでしょう。
そうやって“マジョリティ”を学び、TPOを学び、必要な場面でのみ“擬態”すれば良いのです。
付け焼き刃はすぐボロが出るでしょうが、何度も叩いて熱してくっつけたらいつかそれなりになるんじゃないですか?
そうすればほどほどに自由に、ほどほどに年相応になれると思います。 なれてないかもしれないですけれどね。
下からは隙あらば自分語り的な感じの頑張ってるアピールの場なので別に読まなくて良いです。
ここまで付き合ってくださりありがとうございました。
化粧なんかしないですし(というより超過敏性で化粧代が財布を圧迫したので諦めたともいう)お洒落のおの字も知らない。
全身しまむらでできていて、すっぴんにゴテゴテのアクセサリーつけるオタクちゃんです。
でも必要なときは次の日肌が真っ赤になろうとも化粧しますし、全身黒のなろう系主人公みたいな服から店員さんコーデの“何とかTPOに沿った”服を着ます。
化粧をしない代わりに顔は毎日洗い、服は毎日着替え、頭もしっかり洗います(一般的には当たり前なんですけど、突き詰めためんどくさがりは不潔なんですよ。いらない情報ですが是非覚えて帰って下さい)
眉毛だけでも整えたらそれっぽくなるし、まつ毛とアイプチするだけで腫れぼったい目から多少マシになります。
腕毛と足毛と指毛はちゃんと剃ろう。爪はちょうど良い長さに切って、ニキビにはニキビケアがオロナイン塗っとこ。
友達と出かけるときは髪をケープでガッチガチにしとけば髪ボサボサな『ウワッ』現象から逃れられるよ。 お洋服はしわしわなのとヨレヨレなのとだまだまなのは着ていかない。
それするだけでも年不相応だけど“清潔感”があるのでギリ生きていけるから。
実際自分なりに頑張ったけど離れた人もいるし、一緒にいてくれた人もいるし、逆に自分なんかより幼稚でウワッってなって自分が切った人だっていることだけ明記します。
ここまで書いて満足したので尻切れとんぼ的な感じになりますが終わりにします。
不快になった人はすいません。他の方の迷惑にならない程度にコメントで鬱憤晴らして帰ってね。
以上、ありがとうございました。
かしこ。
そうでない太めちゃんかで話がかわってくるけど
とりあえずしまむらかあかのれんか大きめのイオンの洋服売ってるとこでサイズがあう服さがしてみろ
大きい服コーナーも含めてデザインではなくサイズからよくさがせ
選べる余地があるならえらべ
たいてい真正デブ以外はどんなサイズ様でもズボン(ジーンズ)かスカート(ワンピ)くらいは選べるようになってる
カラダに合った服がいちばん似合う
必ず試着しろ、試着したらその場でしゃがんで腹が苦しくないか確認してよければ即買い
普通の服はたぶん合わないが
上着とか下着とか帽子とかがちょっとおしゃれにみえるグッズがそろってるのでそれを買え
しまむらだとちょっとおしゃれにみえるのはそうそうになくなってる可能性あるからな
ユニクロじゃおいてないなとおもったら他の店にいけ
最後に靴、オシャレ中級になるため靴がんばれ
店に1足くらいしかないががんばれ