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2024-11-26

『冠を持つ神の手』史上最も重要なエンド11

リメイクが決まった15年前のゲーム『冠を持つ神の手』。

大まかにはこういう設定だ

国王は、オデコに生まれつき緑色に光るアザを持って生まれた者が血筋関係なく就く。

・アザは神が授けたものだとされ、アザ持ちは実際、あらゆる天賦に恵まれた傑物に育つ。

現国王は、祖父も甥もアザ持ちの、神に愛された一族に生まれた。14歳の甥が15歳になり成人したら譲位する段取り

主人公辺境の村で育ち王制度をよく知らなかったが、実はアザ持ちで、史上初の「同時代に生まれた次の王候補」で、王都連行される。

・初期は全能力ゼロの薄汚い文盲主人公でも、ときメモみたいにパラメーター上げていけばもう一人の王候補者に勝って次の王になれる。

・無性別で生まれて15歳で成人したら性別が生えてくる種族で、14歳主人公は男女どちらとも恋ができて最終日に成人して結ばれることができる。同性愛は禁じられている。

愛情エンドの他、友情憎悪・裏切・殺害などのエンドもある。


サニャ愛情A(メイド王妃エンド)

サニャは16歳女性王城へ引っ張り出され戸惑う主人公の世話係になったメイドさんだ。

田舎者主人公が気後れしないよう、サニャも田舎出身そばかすのある純朴な子で、敬語が下手くそドジっ子だ。

ときメモなど世のギャルゲー乙女ゲーでは、大抵主人公パラメーターを上げれば上げるほどキャラの好感を稼げる。

しかしサニャは、主人公が才覚を見せるとビビって去ってしまう。

主人公が取り柄のないぼんくらな時は、田舎者同士としてのほのぼの恋愛をやってくれるが、

頭角を現すと「立場をわきまえず申し訳なかったです」と、身を引く。

ろくな教育を受けず文字の読み書きすら不得手なサニャは、主人公が成長すると気後れしてしまう。

ちょっと優秀」ぐらいの能力に抑えて王以外の一般職に就いて結婚するか、王になった上でサニャには日陰者の愛人になってもらうかのエンドの方が簡単だ。

サニャを王妃にするのは非常に難しい。だからこそ達成できた際の満足感が大きくドラマチックだ。

ヴァイル憎悪B(ヤンデレ監禁エンド)

ヴァイルはもう一人の王候補者で、帝王学を学んできた正当な後継者であり、まだ14歳の無性別

成人したら男になると宣言しているが、主人公恋愛関係になった場合主人公が男になると合わせて女になってくれる。主人公が女になれば、当初の望み通り男になる。

「無邪気な男児」っぽい振る舞いを意識的にしつつも、特殊立場に生まれいたことで厭世的な部分を持つヴァイルは、主人公と関わらない多くのエンドでは「一族は彼にて断絶した」と表記され、誰とも結ばれずに敢えて「王が多く生まれ家系」を途絶えさせたことがわかる。

何故か、憎悪監禁エンドにおいても「断絶した」の表記はなく、また通常は男性になっているところを憎悪エンドでも主人公性別に合わせてくるので、男女どちらにせよ主人公に子作りを強いているようだ。

ヴァイルは主人公と一度恋愛関係になった上で、主人公にある行動を起こされ地雷を踏まれると愛情が反転して憎悪に変わり、他にいろいろ条件が重なると、王位を継ぎ、王の強権により主人公自分の部屋のそばの一室に監禁するようになる。

一定の条件により、「強い感情」が全く逆の方向に「反転」するのはこのゲームの特徴の一つだ。

記憶リセットされるわけではないので、愛情経由の憎悪エンドでは愛憎入り混じりながら主人公と子作りする。

また、このゲームは「最終日」に誰かに会いに行って告白すると愛情エンド、殺害すると殺害エンド、という流れになるのだが、ヴァイル憎悪は最終日の翌日のイベント経由で発生するので、他キャラエンドとの並行が可能である

主人公監禁された場合に、神官と友人関係だと「神殿が王と対立」となるし、アウトサイダー恋愛関係だと「監禁された主人公さらって逃げた」となり、他キャラとの組み合わせによるバリエーションの豊かさもヴァイル憎悪エンドの魅力だ。


タナッセ愛情A(王配エンド)

17歳のタナッセは現在の王の息子で、王子という立場でありながらこの世界特殊な王制から彼には継承権がない。

親とイトコと曾祖父が王なのに、自分は神に選ばれなかったという立ち位置が彼を屈折させている。

突然現れたアザ持ちである主人公に初対面時から憎悪度高めだが、主人公がひたすら好意的に接していると次第にデレる。

しかし、態度が和らぎはしても、途中で愛情度にキャップがかかりそれ以上なにをやっても上がらず、正攻法では愛情エンドには到達できない。

そこで生かされるのが感情の反転システムである

タナッセと結ばれたい場合には、ひたすら彼に悪態をつき、タナッセの私物を奪い取ったり、タナッセを池に引きずり込んで溺れさせたり、そうやって互いに憎みあい、命を奪われかける域に達した後での反転でこそ、ようやく愛情エンドを迎えられる。

お互いのクソさと弱さを知り尽くした上で与える赦しこそがタナッセの心を真に開くことができる。

システムストーリーが噛み合ったドラマチックなエンドだ。

ルージョ愛情B(百合エンド)

18歳のルージョンは、魔術師である

魔法の類はお伽噺のような扱いの世界で、本当に各種の魔術を操れる。

ある目的のために警備の厳しい王城にも魔術を使って侵入を繰り返しており、親しくなれば主人公彼女から魔術を学べる。

14歳まで性別のないこの世界では同性愛も発生しやすそうだが、同性愛者ばかりでは国が立ち行かないため法律倫理同性愛を禁じる。

15歳になった時に恋愛相手と同性を選択するのは、強い拒絶の意思表明のような扱いだ。

他のキャラ主人公が同性を選択すると「裏切られた」とショックを受けて関係破綻し「裏切エンド」になってしまう。

しかルージョンは闇に隠れて生きるアウトサイダーなので通常の倫理は持ち合わせず、主人公が同性になっても恋愛関係を保つことができる稀有存在だ。

神の寵愛を受けたとされるアザ持ちの主人公と、神に背いたとされる魔術師ルージョンが、誰にも知られず森の中でひっそり共依存気味に百合百合するエンドだ。

気を張ってツンデレしているルージョンは男主人公にはツンデレのままだが、女主人公には幼児帰り気味に弱さを見せてくれる。

トッズ憎悪A

トッズ年齢不詳の怪しげな商人の男で、およそ恋愛ゲーム攻略対象キャラとは思えないモブのような風貌だ。

彼はただの商人ではなく裏の顔を持つアウトローで、正体が割れ場合、展開によっては極刑にすらなる。

許されて取り立てられた場合主人公を愛し仕えるようになるが、ルージョン同様に到底公的結婚が認められる立場ではない。

このゲームにはキャラから主人公への好感度だけでなく、プレイヤーが各キャラに対して割り振る「印象度」がある。

トッズ恋愛展開になった場合、「お前が他の誰かとめあわされても立場上仕方ないが、心だけは俺を一番に思ってほしい」と重い愛を告白してくる。

主人公愛情印象度が、トッズより他の相手に対して1ポイントでも高いとトッズ愛情は反転して憎悪と化しヤンデレエンドを迎える。

印象度で主人公が好き好き状態だと釣られて愛情度が上がっていくキャラもいれば、主人公の心情に全く気付けず釣られないキャラもいるのだが、1ポイントの違いで反転してくる敏感さはトッズだけだ、

モゼーラ愛情A(革命烈士王妃エンド)

モゼーラは王城内の図書館に仕える文官だ。識字率が低く書物が貴重な世界で、平民出身ながらエリートバリキャリだ。

地味顔の22歳で、恋愛遍歴は多いが思想が強いせいで結婚に至らず、この世界では行き遅れなことを気にする清楚ビッチ婚活女子だ。

恋愛面においてはちょっと優しくされるとチョロく惚れてくる彼女だが、その本質革命烈士である

王とは人民のためにあるもの、そうでなければ滅ぶべきだとの強烈な思想を持ちルートによっては現王暗殺ですら成し遂げる。

血筋関係なく神が選ぶはずの王が、実際には一つの貴族家系に偏って生まれるここ数代の流れに不満を持つ彼女は、14歳まで平民として育った主人公にこそ希望を見出す。

彼女のチョロさと思想の強さ両方を汲み取り、二人で腐敗した貴族たちをぶっ倒してこの国を変えるぜエンドだ。

他の平民キャラ王妃にするのが難しかったり、立場性格的に完全に結婚は無理で内縁しかなれない中で、モゼーラは王の傍で国を改革するという強い意思があるのですんなり王妃になってくれる。

ティントア裏切C(強制女体化エンド)

ティントアは王城内の神殿に仕える18歳の神官だ。

魔術師ルージョンとは生き別れの双子で、妹ルージョンと瓜二つの女性的な美貌を持つ男性だ。

アウトサイドへ堕ちた妹との関係修復を最大の願いにしてきた彼だが、主人公恋愛関係になった場合には主人公最愛の人として妹のことは諦める。

最愛の妹を永遠に失うことになった彼は、次の相手絶対に手放さないという決意があり、最終日に主人公ティントアではなく別の人に会いに行きその人エンドを迎えようとすると、横入りして主人公の行動をキャンセルさせ強引にティントアエンドにしてしまう。

また、最終日の後で主人公は成人後の性別選択するが、「男」を選ぼうとしても、ティントアに勝手に「女」にされ、進路もティントアと同じ神官にされ強制的に結婚させられる。

選択肢を選ぼうとしたらティントアが勝手に選んで消去してしま下りゲームならではの恐怖がある。

レオニー殺害

レオニーは王城を守る19歳の護衛剣士だ。

体格が良く実力がある反面、上がり症などメンタル問題によって出世の場である御前試合で勝てず、辞めて地元に帰ろうかと悩んでいる。

ときめきメモリアルシリーズでは、陸上部の女を落としたいなら陸上部に入って活躍美術部の男を落としたいなら美術部に入って活躍、が定石である

そのノリで、剣士レオニーと仲良くなるため剣術を鍛えると、すぐに御前試合でグレオニーを超える活躍を見せてしまい好かれるどころか嫉妬され憎悪度がガンガン上がってしまうという罠がある。

肉体派成人男性の戦いの場に、二次性徴も迎えていないクソガキが出てきてチート無双したら反感を買うのは当たり前だ。

真剣部活やってるのに高校から始めたようなぽっと出の主人公に抜かれて嫉妬しないときメモの奴らは人間が出来ている。

アザ持ちチートいかに異常で持たざる者の心をかき乱すかを示す展開の末に、主人公を殺めかけたグレオニーが処刑されるエンドだ。

リリア憎悪B

リリアノは現在の王であり、タナッセの母、ヴァイルの叔母にあたる36歳バツイチ

いかめしい言葉遣いで王らしい王として振る舞いあまり感情的にはならないが、立場上息子の育児をあまりやれなかったこと、息子がものすごい捻くれたクソガキに育ったことが心残りである

主人公が幼く無垢に甘えて見せるだけで母性を持て余すリリアノの好感度はぎゅんぎゅん高まり恋愛エンドは容易だが、憎悪エンドは難しい。

田舎から出てきたクソガキに憎まれ口を言われたぐらいでは彼女は憎み返してくれないし、物理的な嫌がらせをするには警備が固い。

そこで使えるのが彼女最愛の息子であり、アザコンプレックスを持つ息子を焚き付け破滅させ死に追い込むことで、ようやくリリアノは主人公仇敵と見做してくれる。

厭世的なリリアノは多くのエンドでは権力者故に命を狙われ、譲位後は抗わずにあっさり死んでいるのだが、憎悪エンドでは次代の国王となった主人公をぶっ潰すため生命エネルギーに満ち溢れ死亡を回避してくれる。

ローニカ憎悪

ローニカは主人公に使える侍従であり、攻略対象中最年長52歳の老翁である

優しく穏やかな好々爺に見えるローニカだが、王に命じられるまま政敵を葬る暗殺者としての姿を持ち、それこそが本業である

彼の本性を見抜いた上で38歳の年の差も超えて結ばれる恋愛エンドも難しいが、憎悪エンドはゲームトップクラス難易度

主人公名前デフォルトでは「レハト」で、マスダでもなんでも好きな名前をつけられる。

ローニカは基本的には過去を隠して優しいじいちゃんとして振る舞うので初期好感度愛情(許容)も友情共感)も高いのだが、

彼が深い因縁を持つ今は亡き人物と同じ名を名乗ると、序盤で大幅に愛情度を削れるというギミックがある。

必ずしもその名にしなくても憎悪エンドへは辿り着けるが、その名にしていると「やはり貴方は彼の再来だ」とたびたび同じ名の人を思い出し、ローニカは暗殺者全盛期の過去トラウマに苦しめられ、主人公を憎むようになる。

このゲーム好感度は「愛情憎悪」と「友情嫌悪」の二軸なのだが、憎悪エンドのローニカの心情は複雑であり憎悪友情が突出し、感情名が「離れていく写し身」「その憎悪友情の上を」などあまり見ない名称になってかっこいい。

ユリリエ裏切(百合エンド)

ユリリエは17歳貴族令嬢で、華やかで優雅な物腰の美少女だ。

誰一人にも唇すら許していないが、多数の男の間で浮名を流す愛の求道者処女ビッチである

貴族界の底辺の家柄だったが、親族現国リリアノと玉の輿結婚したことで家格が上げられ、しかし離縁したため家格は維持されたが社交界では日陰者である

ユリリエは無性別の頃は男性的な気質であったが、玉の輿をもう一度夢見る一族により、「将来男になる」と宣言しているヴァイルと結婚させるため本人に選択権がないまま女にさせられた過去を持つ。

神に誓って決める自身性別結婚すらままならないユリリエと恋をした上で、主人公が成人後の性を「女」にすると、「愛を試し、敢えて茨の道を行くのか」とユリリエは感銘を受け、スキャンダラス同性愛の道を受け入れてくれる。

ルージョ百合エンドが愛情エンドと形容され、ユリリエは裏切エンドなのは何故か意見が分かれるところだが、主人公常識を裏切っておもしれー女であることを示したからではないか

次点

【逃亡エンド】ルージョンに魔術を習い、それを駆使して一人で王城から逃亡し自由を得るエンド。

地方貴族エンド】故郷の村への印象度が良い場合故郷へ帰りその地を治める領主になるエンド。

【ヴァイル愛情A】ヴァイルと結ばれ、主人公が王、ヴァイルがその配偶者となるエンド。告白シーンでは唯一歌詞付きのBGMが流れメインヒロイン特別感がある。

【ヴァイル裏切】ヴァイルに告白し将来を誓いあい大人になってからの互いの性別約束するも、裏切って同性になることを選択するエンド。敢えて同性を選ぶのは最大の拒絶であるため、ヴァイルは激しいショックを受け上手く性別分化を起こせず死亡する。

【タナッセ友情A】初登場時から主人公への憎悪嫌悪一方的に高いタナッセを徐々に軟化させ友情を築くエンド。恋愛エンドはお互いに頭がバグったどさくさに恋愛感情が発生したような展開なので、友情の方が正統派な親睦が描かれる。

【タナッセ憎悪A】タナッセが女になったヴァイルと結婚するエンド。主人公がヴァイルと恋仲になり将来まで誓い合ったのに何故か放置していると、それでも諦めきれないヴァイルが男を選んだ主人公に合わせて女になり、タナッセに拾われてしまう。

リリアノ・モゼーラ友情A】現国リリアノと革命烈士モゼーラという相容れない二人の架け橋となるエンド。リリアノの前代王の死の真相を巡る話となる。

【ローニカ愛情A】年齢差38歳の爺さんを落とすためには命もかけないといけないエンド。

【サニャ憎悪A】結ばれた後に何故か主人公憎悪反転し、サニャの故郷を焼き討ちにするエンド。

【サニャ憎悪B】サニャをいびり倒しつつ権力を得て、逃げたらお前の家族故郷ごと滅ぼすと脅して支配するエンド。愛情友情などポジティブ系エンドでは普通にいい子なサニャが追い詰められてダークサイドを見せてくれる。

【モゼーラ裏切B】裏切りエンドの多くは「愛の告白したくせに同性を選んだ」エンドであり、その場合相手は大抵ひどく悲しみ打ちひしがれる。しかしモゼーラはさっさと見切りをつけて他の男と結婚してしまう強メンタルを見せる。

ティント愛情A】タイトル回収セリフのあるエンド。「神の印を持つ者は政治ではなく宗教世界にこそ進むべき」という考えが神殿側にはあり、主人公 Permalink | 記事への反応(0) | 01:45

2024-11-20

anond:20241119165012

難易度高いなあこれは

まともな両親で、田舎じゃなくても結構しんどいケースじゃん

 

はっきり言えるのは、児相はなんもしてくれないし(邪魔らする)、たぶんどうにか出来そうなのは増田くらいってことだな

んで恐らく増田にもどうにもできない

 

正攻法でいくならフリースクールになるんだろうか

しかし親にやる気がない上に、増田が同居してない上に、経済的に安定してるわけでもない

って考えるとだいぶ辛い

2024-11-19

anond:20241119225843

暇空茜より青識の方が知性的でいいよね

暇空が敗訴まみれになったことでフェミは返って正義の側になってしまった

あいつらをに正攻法で攻めれるのは青識なんだよな

今後、選挙は誠実に正攻法で戦おうとする人ほど負けるようになる

直近の選挙であるアメリカ大統領選挙兵庫県知事選挙には、

共通点として「グレーゾーンを超えて明らかに違法といえる行為選挙期間中に行われた」という点が挙げられる。

もしこのような状況を今後も許すということであればこの状況は悪化し、今後真面目に戦おうとする候補者そのままでは必ず負ける。

しかし誠実に戦おうとすれば同じ戦法を取ることはできず、その状況になってしまえばもはや詰みの状態だ。

なおこれは特定政党に限ったものではなく、どの党でもどんな候補者でも被害者になりうる。

自分応援する政党政治家反社会的勢力犠牲にならないと考えるのは愚かなことだ。

2024-11-17

anond:20241117180158

正攻法で勝てないかトランプみたいなガチガイジ担ぎ出したのがもう終わってる

今回勝てても数年後に共和党のものが消え去るのが目に見えてる

アメリカ2大政党制維持したいなら共和党以外の健常者探してくる必要があるわ

2024-11-15

anond:20241105232348

その主張をどこで読んだのかは知らないけど、まともなニュース解説記事なら、その主張には続きがあって、

アルバイト学生が親の扶養からはずれる問題は、親の扶養控除の壁を103万円から引き上げるのが正攻法解決である」と書かれているぞ

実際にパート主婦の103万円で夫の扶養控除から外れる問題は、150万円まで扶養から外れない特別扶養控除を作って解決してる

もっとニュースを読め

2024-11-11

anond:20241111175106

知恵のかりものも変わらんかったけど正攻法らしきものを探す縛りを自然自分で課すようになるよな

2024-11-10

anond:20241110155932

正攻法突貫工事とある

正攻法はまず母音と子音全部抑える

CatとかFoxとか短いもの完璧にする

それの組み合わせで聞く

最低数年かかる

TOEICレベルだと知っている単語量を増やす

今やってるのを繰り返してわかるフレーズを増やす

のが多分最速

あととにかくニュースでもアニメでもシットコムでもなんでもいいから量聞く

2024-11-09

anond:20241109073532

こういうの正攻法で丸く収めることって難しいから結局殺人事件まで発展しちゃうんだよね

犬が吠えるのは昼間だけにしますとか理解できないし年寄りが今更スクールに通わせてしつけをするなんてできないし

スクール代出せとか言い出すだろうし

2024-10-31

手取りを増やす」が魅力的に聞こえるのって

努力して給料自体を上げる正攻法と違って

自分は何もしなくても貰える金額が増えそうなところだよね

2024-10-09

anond:20241009092334

「長期では(最終的には)正攻法練習した方が伸びる」という増田

批判側のスタンスで「一年マスター行くには違う」って言う感じ

ネットだとよくあるけどかなり不思議だよね

元の話と目標設定変えたらなんも繋がってないし、元増田も取りあえずはぼっといた方が勝てるって話は十分してるのに

anond:20241008071451

キンバリー使って、ぼったくり連携セットプレイの手札を増やし続けることでマスターまでなんとかあがった人間としては

相手の人が強くてまじめに戦ったら30%しか勝てないので、40%で勝てるであろう運ゲーします!みたいな発想になっちゃう。

まじめに30%を研究し続けていけば1か月後には45%勝てるようになってる。40%のほうはやり続けても40%のまま。

これは一部真実で一部間違いだと思う

ジャンケンの手札増やすことで勝率は上がる

けど、その伸びは正攻法の人より幅が少ないんだろうな

でも正攻法で伸びる人って、元々ゲームうま男なんだと思うんだよね

トレモのインパクト返し練習でも3割くらいしか返せない俺みたいな人間が、

1年続けても中パンからのヒット確認できない俺みたいな人間が、正攻法で挑んでいたらマスターになれただろうか

反復練習で精度を高めて、こういう時はこれやるって予め決めておいたセットプレイをやる

そういう戦力の高め方が自分には合っていたように思う

2024-10-06

反ワクさんのブコメ

https://b.hatena.ne.jp/charun/

なんかこう、妄想上でも一本理屈が通って、完結してて、単純に信じれるものがあると、人生充実した気持ちになれるんだなって感じた

これが三大宗教とかだと、奉仕活動とか寄付草の根の親切に派生して、実際人が助かって、感謝されて、本物の充実になるんだけど

この人の場合、人の健康を害する活動に全身全霊捧げちゃってるから、何も残らないんだろう

どうして10から20代まるまる勉強に費やして、ものすごい学費をかけて、自分の数百倍の知識現場経験のある医師より

その頃普通未成年として過ごして女性ならおそらく数学3Cは一度も履修しなかったような、英語の本一つ読めない自分のほうが

正しいことをしてると思えるんだろう

医者達が叩き込まれたことを中学化学から1回自分も学び直してみればさすがにわかると思うんだけど

そういう難しくて大変で尊敬されることをついぞ出来ないから、簡単な反ワク活動承認欲求を見出すんだよね

それなりに暇なのに、正攻法努力することは選ばず、でも何か「達成」したいんだなあ…

こう、異世界転生愛読する弱者男性と反ワク女性ってかなり同じ生き物に見えてきた

2024-09-30

カリモノが楽しい操作ゼルダ増田酢魔の樽是の差嘘石の多賀の森か(回文

おはようございます

ゼルダの伝説 知恵のかりもの』頑張って攻略を見ない方法を私は身に付けて、

今作こそはなにも攻略を見ないで達成するの!ってそんな勢いなの。

でも紹介動画を見てみると、

え?蜘蛛で壁登れんの?って今まで登れなかった高いところの登り方とかを私はこれはネタバレと言ってもいいのか分からないけど、

たぶんそのオフィシャルの紹介動画を見てなかったら

生気付かないスパイダーマン壁登り!

ええ!?こんな方法が!って

かになるほどと思って私も真似してみたら壁登れたわ!

登った先には何もなかったけれど

達成感はあるわ。

なんかダンジョン意外にもフィールドでこれこうやったら行けるんじゃね?って思って試してみてどんどん踏み入れなかった先に行ける、

このやったー!感は

よくあるじゃない。

ジャンプシューズ手に入れないとこの先にいけない!とか

ある特殊武器しか壊せない特殊ブロックを壊して先に進むとか!

今のゼルダはまだ全然序盤中の序盤で「かりもの」できるものが少ないとて

今ある「かりもの」を駆使して

なんかここ進めて行ってもいいの?って若干の目的地とは違う方向に進んで行っちゃえる感じとか、

もちろん、

未踏の地の敵は強いけれど、

やられてリトライするときペナルティーは限りなく少なく、

「かりもの」でトライアンドエラーが繰り返せるようなそこに重要視されていて、

やられちゃってもダンジョンの穴に落ちちゃっても、

ほぼと言うか全くのペナルティーは無いのよね。

すごい前のセーブした地点にすごく戻されちゃったとかないの。

世界にできた裂け目もダンジョンとして攻略しにいくんだけど、

その裂け目の中のダンジョンでさえ落下して落っこちてもライフ減らないとか、

いかにして「かりもの」で考えて突破するかってのが面白いわ。

あとこれこの方法突破できちゃってるけど正解なの?

いや正解が分からない正攻法があるとしたらどんな方法なのかしら?って

こんな方法で楽して行けちゃって突破していいのかしら?って。

でもその反面、

ここの局面はどう突破したらいいのかしら「かりもの」をどれ使ったらいいの?って

じーっと画面を何も操作せずに見て考えるときのことが多いわ。

ブレスオブザワイルド」よりめちゃ!考えてるかも。

そんで、

困難なところにある「かりもの」を駆使してゲットできる宝物は

ルピー20円とかって場合が多いけれど

その宝箱を中身の嬉しさより

宝箱まで到達できた方の喜びが大きくてウケるわ。

もう中身よりもそこまでどうやって到達するか!ってそっちの方が楽しみなのよね。

ブレスオブザワイルド」のリンクの方はやっぱり力技で斧で木を倒して道なき道を踏破する!って感じもあるけれど、

こっちの方がゼルダはそんなパワーがないので

スマートに考えて解決方法を駆使して「かりもの」で突破するってのが日常茶飯事にあるので、

ダンジョンだけでの「かりもの」探索か!って思いきや

結構フィールド上でも「かりもの」が大活躍でいろいろとどんな場面でも「かりもの」なのよね結局。

あと

今回は「スムージー作り」があって

私が遊んだブレスオブザワイルド」では最大5種類の食材を手に私は5つ持ってバナナ炒めばかり作っていたけれど、

今回はスムージー2種類の食材スムージー屋さんに作ってもらうのよ。

魔物の角でまさかスムージーできんの?って思ったらできるんかーい!ってモザイクのかかった見てくれのそんなに良くなさそうなスムージーができちゃうのよ。

牛乳とかハチミツベースだと美味しいのが作れちゃって、

ひんやりサボテンのひんやりスムージーはなんかめちゃ砂漠で飲んだら美味しそう!って思っちゃったし、

地味にゼルダ砂漠にいると汗かいてる演出キャラクターになってるので、

なんかちょっとゼルダが気の毒だなって思って早く涼しいところに行きましょうね!って思うぐらいよ。

序盤から剣もあって結局剣で戦うんかーい!って思ったけど

ほぼ剣使うシーンは限られているし、

そんな剣メインではないからそれは安心してほしいわ。

ゼルダは全土に指名手配されててお尋ね者になっていて

頼れる仲間は数少ないけれど、

力を貸してくれる人たちが増えてくるとジーときちゃうわ。

あと基本的フィールドの敵は「かりもの」を使って倒すんだけど、

「かりもの」を出現させてゼルダが走り回って逃げているのがちょっと面白い風景よ。

あんがい敵の一発の攻撃を喰らったら今の私のゼルダじゃそれでやられちゃうことが多くって、

「かりもの」を出せるだけだして敵を攻撃させるってのも今の私は蜘蛛が強くて使い勝手が良いわ。

今たったこれだけのまだ「かりもの」の数の種類は習得してないけれどこの面白さは楽しくって、

これどうやって突破しよう!?って考えるのが楽しいってのに重要度が置かれているような気がするわ。

じっくりお話を進めていくのが楽しいのよね。

これは楽しくって

ブレスオブザワイルド」は最初買ってから2年間何やって良いかからなかった私のそのオープンワールドだったけれど、

これはどんどん進んでいきたい!って思っちゃうから楽しいし、

ピクミンはなんかピクミン特攻させる際になんか罪悪感悪い将軍みたいな私なっちゃうのかな?って心痛むんだけど、

これは魔法でパッと「かりもの」を出したり消したりできるので

戦ってくれる「かりもの」の仲間にはそんなピクミンみたいな心が痛むことは無いのよね。

それも結構じゃんじゃん「かりもの」できるような配慮なのかしらね

マジックポイントって制度必要MPものがあってそれで足りなくて「かりもの」できなくなるってこともないし、

とにかくじゃんじゃん「かりもの」を出したり消したりして試行錯誤するのが不思議と楽しくなるのよ。

この調子だとあっと言う間にクリアちゃうかも知れないわ。

勿体ないのでじっくりやりたいところではあるけれどね、

うふふ。


今日朝ご飯

ヒーコーだけにしておきました。

まだ冷たいヒーコーでオーケーかしら。

だんだんと温かいモノを欲するようになってきたら秋から冬にかけて感じる季節の変わり目かも知れない。

そんなまだ冷たいヒーコーで朝をキメるわ。

デトックスウォーター

水出しルイボスティーウォーラー

もうちょっと活躍の場があってもいいと思うので

しばらく作り続けているけれど、

だんだん

ホッツ白湯ウォーラーの方が

多くなりそうね。

そのぐらい朝は涼しくなってきたわ。

とはいえ

昼間はまだ暑かったりするので

水分補給

しっかりとね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-09-28

anond:20240911123323

なんかねぇ・・・男が結婚できるかどうかって、時代が進むにつれて運の要素がだいぶ強くなってきてるような気がしてる。

フツー〜パッとしないやつの結婚への道って、友達の紹介か職場くらいしかないじゃん(おっちゃんもそっち側だったけど、何とか30代半ばで結婚できてん)。友達の紹介って、紹介してくれそうな子がいるかどうかはタイミングから、まぁ運じゃん。じゃあ職場かってなると、セクハラとか言われるリスク負う?ってのが頭を過るし、そもそも周りの女性陣がフリーかつ気の合う子がいる状況ってのも運じゃんってなるしなぁ。

そもそも男は結婚に対するハードルを極限まで下げてるのに、それすら超えない頭のおかしな女が多くて嫌んなるやんなぁ。ネットとかその傾向が顕著やん。せやからネットじゃ無くてリアル相手を探すのが正攻法だと思う。

あとは、彼女おらんかったことに引け目を感じてそうだから(令和はスタンダードやとおもうけど)余談やけど、3人と付き合った経験があることにして、恋人候補に聞かれた時のためにディティールを作り込んでおくってのも有効や。この架空彼女3人を設定することで、本当に自分が付き合いたい相手の条件が絞り込めたりするみたいやで。これやって結婚にたどり着いた元童貞を1人知っとるし、話を聞いた時は感心した。

2024-09-11

人生意味はなくとも意義を感じていたいとは思う。

自分の思う形の納得や満足を誠実に追い求めて、情熱と喜びの実感があればそれは手に入る気がする。悟りなんか開きたくもない。

そこに理屈なんてなくて、それ自体が心のなかで自明存在する。哲学のタームや遡及的な論理の補強なんて必要ない。

強いて言えば脳みそがそういう形をしてるのかもしれない。それは価値判断の問いを事実領域にまで移すのかもしれない。

ならば脳みそちょちょっと操作すれば幸福はいとも簡単に手に入るのではないか

例えば薬を打てば、苦しい日々の末に自分音楽がバズって人々の耳に届いた瞬間と同じ幸せが手に入るかもしれない。それも時間をかけず、苦しみもなく。その喜びの大きさは知らんし、そんな事が可能になるのかは分からんけど。

チートを使ったってゲーム面白いだろと思うおれでも、何故かそれに対しては強い抵抗を覚える。

少なくともおれの世界観では、自分の思う幸せを実現している人間は全て人生勝ち組だ。

仕事終わりにサウナサッパリする。マンガの連載を勝ち取る。日々仲間と音楽をやる。大金持ちになる。ギャンブル熱狂する。大事業を成し遂げる。好きな人結婚する。道端の石を凝視して悦に入る

個人的な憧れの度合いに差はあれど、そこに妥協なき満足と納得があれば全て美しい生き方だ。

最も強い権限を握るジャッジは各々の頭の中にいる。自己完結的な満足に限らず、他人必要とする感情尊い判断するのもそいつ裁量次第だ。

でもそいつをだまくらかして幸せを脳から直接引き出すのは許しがたい外法に思えてならない。他人がそれを選ぶかどうかは知らんし勝手だけれど、少なくとも自分は嫌だ。

そこだけは正攻法でなければいけない。人からスッた金で買い物はしても、直接万引きしようとは思わないかのように。

色々考えたけれど、結局それはおれが「自然派」だからのような気がした。

おれは自然派を滅茶苦茶バカにしている。ヒューム法則なんて知らずともその内容くらいは分かるだろ。

自然主義の誤謬的なアレ以外に、「天然」をありがたがるのも。

味の素フォビアとか。自分の味覚もよく分からず、美味しんぼか何かの受け売り美食の何たるかを語ってるんだと思ってる。

当人は本当に不快な味に感じていたり痺れを覚えるのかもしれんけど。その感覚を共有する術は不確かな言葉以外に存在しない。おれは思い込みが激しいだけの間抜けだと思ってる。根拠はない。

そんな自分にも自然派めいた所があるかもしれないというのは認めておきたい。理屈に先んじて存在するその感覚を。

もっと言えば、意志価値や納得なんてものは脳が生み出すただの現象に過ぎない、という考えの時点でちょっと抵抗はある。なにか人間意志神秘性を信じていたい気持ちがある。オカルト属性もあった。

まあそっちは別に元々バカにもしてなければ、自分と無縁だとも思ってないけど。何かを信じて幸せになれるならそれは意味のあることだし、そんな事は誰だってやってる。

更に不思議な事に、鬱病とかへの療法として向精神薬を飲むのは外法認定されない。

意志幸福神聖視していても、負の感情はそうでないのかもしれない。

幸せのための避け難いコストとしてやむを得ず感じる事はあっても、それ自体無意味不快産業廃棄物断じているのかもしれない。そこだけは仏陀意見が一致する。

自分の望みを実現すると喜べるのは苦労の末というスパイスがあるからではなく、それが心から求められたものからなのだと思う。

かい事を考えると、「嫌い」の基準のものはまた別のような気がする。幸福を出力する「好き」と対をなす感覚として、自分の嫌いもに嘘をつきたくはない。

しかそれから出力される不快気持ちには意味がない。

anond:20240911000105

今、身元かなりしっかりしてないとまずいっぽいから、

正攻法東電就職希望ですっつって電話してみたら?

2024-09-01

けんすうさんの記事にはあまり賛同できない

https://kensuu.com/n/na6ca1ced8f65

私刑がだめ」はわかるけど

私刑がだめ」というのはわかるし、さらけんすうさんは「なぜ私刑がだめなのか」や「落合さんのやり方は私刑である」というのを丁寧に解説してくれているけど、堀元さんと落合さんの因縁を少なからず調べて知っている私から言わせてもらえば、「説教する方向が違う」といった感じです。そもそも落合さんが堀元さんから悪口ビジネス(堀元さんいわくコンテンツ批評ですが)を食らっていて、それで人気を得て味を占めた堀元さんが多方面悪口ビジネスをやっていって……みたいな感じの流れです。

落合さんいわく、いろいろなことを長年やってきたが、どうにも埒が明かないので、今回のような"コンテンツに関わった全員が「後味が悪くなること」"を目指すやり方にしたらしいです。

堀元さんに原因があったはずなのに、落合さんだけが正しいアクションを求められて批判されているというのは、結構歪んだ構造になっている気がします。

フォロワーがたくさんいて、人脈があって、お金も使えるタイプ」が強いのはそうだけど

しかけんすうさんも落合さんもフォロワーは多くて人脈もあってお金も使えるタイプだと思いますが、対して堀元さんがそうじゃないかというと全然そんなことないと思うんですよね。「落合さんのフォロワー数のほうが多いから」じゃなくて、堀元さんもフォロワー万超えしてるのでふつうフォロワー多いんですよ。これはすなわち、「堀元さんの悪口ビジネスを楽しんでる人が万単位でいる」ということになります。そんな堀元さんが有料note個人ターゲット悪口ビジネスするとどうなるか? 100万以上稼いでXでトレンド入りして悪口ターゲットにした本人の目に届くほどなんですよね。それでお金を稼いで力をつけているわけです。

落合さんがフォロワー煽動してファンネルをしていると言われていますが、まだ名前がついてないだけで、堀元さんのやってることもファンネル以上に悪質な行為だと思っています

けんすうさんがまだ堀元さんの評価を出していないのが気になる

そもそもけんすうさんは堀元さんのことをよく知らなかったのだと思います。Xでも書いてました。だから堀元さんの動画も紹介したのだと思います

けんすうさんは落合さんの言う「堀元は悪口ビジネスをしている」というのを鵜呑みにする必要はないですし、知らないのにシェアしてしまたことを非難されるいわれもないと思います。でも、今はどうですか?

けんすうさんの記事で堀元さんの記事引用しているので、ある程度のことは堀元さんのことを調べていると思いますけんすうさんは落合さんの本人の周りを攻めるやり方を「マフィア的」だと評価しました。堀元さんのことを知った今、堀元さんをどのように評価しますか? 「悪口揶揄コンテンツにするのはあまり好きではないといっている」というスタンスけんすうさんですが、自身記事では、堀元さんの評価を出していませんでした。

労力の非対称性こそが、大きな問題

落合さんの周囲を巻き込んで後味を悪くさせる作戦同意できない」というのはわかりますけんすうさんは自身記事で、その構造について書いていました。真に落合さんがやるべきだったのは、開示請求訴訟、X社を訴訟する、地道な通報ブロックコミュニティノートを書く……などの法に則った正攻法だったのだと思います。どれも正論で、法的かつモラル的に正しいと思います

いや、わかるんです。めちゃくちゃダルいし、お金がかかる割に、進みがものすごい遅いので。即効性のあることではありません。「そんなんじゃ変わらねーよ!」と思う気持ちはめちゃくちゃ理解できます

しかし、このあたりを丁寧に進めていく、ということこそが、前進になるんじゃないかと思っているという感じです。

対して堀元さんの方は、それすらもビジネスにつなげる可能性があります。非常に大きな問題は、この労力の非対称性にあると私は思っています

落合さんが多くの労力をかけ、多くのお金を費やして訴訟を行っても、対して堀元さんはそれをネタ記事を書くことができ、お金を増やすことができる。

マフィア的」だと思いませんか?

そのようなアカウントは覚えがありすます。それこそガーシーがやってきたことではないでしょうか。

けんすうさんは当たり屋に当たられたんです

ただ動画の紹介ポストをしただけなのに、落合さんから唐突に「差別好きの反社的なフォロワーが集う場所が好きなけんすうさんもその類ですか?」とか言われたとき、たぶんけんすうさんは、「なんで急に俺がこんなこと言われなきゃいけないわけ?」と思ったのではないでしょうか。おそらくそれは堀元さんから悪口を言われてきた人も思ったことでもあると思います

結局、落合さんは堀元さんという当たり屋に、けんすうさんは落合さんという当たり屋に当たったんだと思います

けんすうさんは落合さんに粘着されましたが、どうやら一日で決着がつきました。しか落合さんは堀元さんにそうはしてもらえなかったようです。

とあるごとに冷笑され、記事にされ、食い物にされ……そしてどうやらそれをしてくる人の活動は好評で、順調にフォロワーを増やし、お金を稼ぎ、ラジオYouTubeで人脈を広げている……

落合さんの当たり屋行為が「マフィア的」で批判されるべきものならば、堀元さんの当たり屋行為も「マフィア的」で批判されるものであった。そういう構造をしていたのではないでしょうか。

労力はそれほどかからない。お金もかからない。ただし人望はなくす。

そしてそれは効果がありました。

よくわからなかったこ

けんすうさんは「当事者が持つ他のすべての社会との接点にその是非を問う」やり方は良くないとして、さらに「マフィア的」な例としてガーシーを挙げていますが、これがなんなのかよくわからなかったです。

「ガーシーにいくら言ってもいうことを聞かないので、ガーシー本人と関係ない実家に『マフィア的な』家宅捜索をした」と読めました。別にガーシーの家宅捜索は、私刑でもなんでもないと思います

追記1:「殴られて殴り返したら傷害罪ってわかってる?」というコメントについて

私はまさにこのようなコメントをしてしまうことが「歪んだ構造になっている」と書きました。

すなわち、もしこのコメントをするのであれば、

  • 登場人物は「殴った側」と「殴り返した側」に分けられる
  • 堀元さんが「殴った側」で、落合さんが「殴り返した側」であった
  • 殴ったら傷害罪である。すなわち、罪である

解釈していることになります。そしてこのことは、堀元さんを「殴った側」だと解釈しているにも関わらず、「殴り返した側」の落合さんだけに正しいアクションを求めていることになります。よってこれを私は歪んだ構造になっていると書きました。

追記2:「 堀元氏はコンテンツ批評をしているだけで『悪口』は言っていない」というコメントについて

この「堀元さんがしているのはコンテンツ批評か、それとも悪口誹謗中傷個人攻撃の類か」というのは大きな争点です。たしかに、堀元さんがしていたのが単にコンテンツ批評であるのであれば、「殴った」のは落合さん側だけになります

この部分を正しく明らかにするには、法の判断に委ねるしかいかもしれません。

ただ人の心は自由なので、法に委ねることだけが正しい行動とは限りません。目の前に悪口らしきものが書かれていて、法の判断が出るまでそれが悪口悪口でないか判断自分にはできない、というのはただの考えなしと言わざるを得ないでしょう。

個人的には、「堀元さんのはただのコンテンツ批評である」と言う人とは、(仮に司法がそう判断したとしても、)人付き合いしたいと思いません。

2024-08-17

anond:20240814130834

JR九州不動産しか興味がありません

IR情報確認した。俺の結論としては上記は嘘だと断定する。

セグメント別の業績を見ると

https://www.jrkyushu.co.jp/company/ir/finance/results/

2021年3月2022年3月2022年3月2023年3月2024年3月
運輸サービス9521,0891,0421,3831,637
不動産ホテル8011,1051,1371,2311,331
流通外食514436436547617
建設965957929883900
ビジネスサービス636600695734779
営業収益(全体)2,9393,2953,2953,8324,204

運輸サービス営業収益全体の40%弱を叩き出している。これを経営の柱と呼ばずしてなんという。

過去運輸サービス営業赤字だったが2023年3月から黒転している。

元増の言うダイヤ減、低い駅の収容力、車両の古さはこのあたりの施設改修更新投資意図的に絞った結果だと思われる。

鉄道設備産業なので、初期投資が大きく投資回収の期間が長い。

JR九州判断として、投資回収の期間(≒減価償却期間)を長くすることで帳簿上のコストを抑えて会社財政健全化させていると読み取ることができる。

財政健全じゃないと借り入れするにもペナルティがあるし、投資も来ない。社債も買ってくれない。

金がなければ設備の改修なんて寝言になる。万年赤字企業に誰が金を貸すっていうんだ?

鉄道会社沿線の開発に力を入れるのは全くまっとうな話。東急京急京成も同じことをやっている。

京成ディズニーランド筆頭株主だし、東急田園都市線もそう。

ただディズニーランド例外的で、一般的には沿線マンションや団地を建設する場合が多い。

目的鉄道利用者の増加なわけで、これも本業軽視であるはずがない。

九州全体の経済活性化のために出張観光客用のホテルを作ることもとてもまっとう。東急ホテルズ、プリンスホテル京王プラザホテル、プレッソインを見よ。

JR九州経営財務を見る限りではかなりまっとう。鉄道会社として正攻法のやりかた。

というかこれ以外に勝ち筋なんてあるのか?上のようなことやりたくてもその基盤もないところもあるからな。名前はあえて挙げないけど。

2024-08-16

制作において、他作品インプットって足枷になるもあると思うんだ

足枷になった具体的なケースについてはあげないので想像して。もちろん、インプットをごちゃ混ぜにしてオリジナルができることは正攻法だと思うが、ただの消費者が「制作やるんだったら名作は知っていないとダメでしょ」と強要するのは違うよなって思う。そういうクソバイスに揉まれ制作者が一人いなくなったのを目の当たりにして「あーあ、壊れちゃった」と思った。人間は愚か。

ディズニーの件で雑にブコメ書いてる人、違和感覚えたら普通調べないか

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.cnn.co.jp/business/35222768.html

なんで糞高い弁護士雇ってるディズニーが「ディズニー+入ってただろ。仲裁合意あるよね?」なんて苦しい主張するのか不思議に思わないか

高卒底辺でも10分調べたらだいたい事情が分かったんだけど、ブコメしてる人は一読して「?」ってならんもんなの?


死亡した人が会食してたのは Disney Spring (https://www.disneysprings.com/)って呼ばれる、パーク外でディズニー以外の事業者ディズニーの皮かぶせてやってるお店がある場所

そこのレストラン飲食してアレルギー食品食って死んだっぽいんだけど、そうなると書いた通りパーク外なんでチケットは買わずに利用してる(パークのチケット自体は買っているが、パーク外での飲食だとチケット利用してないので微妙)。おそらくレストランの予約サイトとかも使ってない。となると、被害者ディズニーサービスを利用するときは必ず同意させられるディズニー利用規約には同意してなくて、正攻法では仲裁合意を使えない状況だったのだろう。


そんな中とりあえず訴訟回避したいディズニー側の弁護士無理筋でも主張したのが「以前ディズニー契約してましたよね?あ、パークのチケットも買ってますね?そのときディズニー利用規約にも同意しましたよね?」だったんだと思うよ。

すでにDisney側は訴訟回避あきらめてるので、これから普通に訴訟になると思う。


こんな無理筋な主張すぎてイメージダウンまあまああったと思うし、弁護士チョンボだろうなとは思うし、Disney下手すぎだなとは思うけど、それはそうとして偉そうにブコメするなら10分でも調べてから書けよって思うわ。

ディズニープラス契約してると危ない!」みたいな極端な話ではなく「弁護士無理筋に出してきた戦術なんでどうせ訴訟になる」なんて緩いこと書くと、耳目が集められずはてなスター()が集まらいからですかね。

2024-08-10

RPG系のRTAマジでおもんないな

単なる運ゲーだし壁抜けやスキップ乱発してストーリーも全く読んでない感じなのがな。

なんつうかこう・・・時間に追われているのにいくつもソシャゲ掛け持ちしてる人がニタニタ笑いながら「ストーリーなんてとりあえず飛ばしてあとで読めばいいじゃん?あっ、そのキャラレア度の割に弱いから配布使った方がまだ強いよ。第3章までクリアしたら貰えるからストーリーなんて読まずにさっさと貰いに行きなよ」みたいなこと言いながら遊んでる奴のもっと酷い版っていうか・・・

ACT系のRTAでも無敵技でゴリゴリしてるのとか行動お祈りとか言ってるのはおもんないよな。

バグなし正攻法めっちゃ上手くてスイスイやってるのを見るのは楽しい

キャンセルカルチャーって言い方が軽いだけで「ヤバイ奴らの炎上商法禁止するために業界から一時追放」ってかなり正攻法対処だよな

これがアウトなら炎上すればするほどお得になってしま業界は異常者が暴れまくって社会全体が酷いことになる

2024-07-31

くそポエムエッグの本が来ない」

エッグの本が来ない。正座をしていても来ない。不在票も入らない。

でも、実はおれは知っている。ちゃん理解している。

「発送しました!」が、来たのが今日だ。そんなにすぐは届かない。大人から騒がない。

予約レース出遅れたのだろう。仕方ない。

 

東京ではゴリラのごとく雨が降り。ネットで見た街は洪水のようだった。

そんな日にも本を届けてくれる人たちがいるらしい。

そんな日に、本は届かなくても問題ないだろう。

多少、文句をいう人はいるかもしれないが、

宇宙スケールからマイナーPASSできるような小物たちだ。

 

宇宙スケールがどうのこうの言い出すと、

宇宙的には、エッグの本は別になくてもいいのかも知れない。

星々の運行にはたぶん1ミリも影響しない。人類特に宇宙に影響はしない。

宇宙からしてみれば、太陽・・・アー、あれね?知ってる知ってる!

せいぜいそんな感じだろう。無だ。我々は無なのだ

 

しかし、おれはエッグの本を楽しみにしている。

宇宙がなんといおうと、おれはそうすると決めたのだ。

 

正直、おれは本を入手しても、せいぜい書影ネットにアップするみたいな、

軽薄なインスタグラマー程度のことしかしないだろう。

監査現場は、おれからはずいぶん遠くに行ってしまったのだ。

本の内容をどうこう言える身分じゃない。

 

ただちょっと、たまにウケウリぐらいはさせてもらうかもしれない。

あいつには黙っておこう。

 

おれは暇すぎて考えている。

なぜ、エッグのようなやつは今までいなかったのだろう。

 

昔は監査教科書といえば、重厚な異常点みたいなオブジェだった。

最初から最後までとおしで読むやつはほとんどいない。

きっと大先生が書いたに違いない。そんなアトモスフィアをまとったやつだ。

 

エッグ大先生であるには違いないのだが、

かつておれを「ちょっと来たまえ」したような世代とは、どうも違う。

謙虚で、親しみがあり、サポーティブ。

新たな年長者像とはそういうものなのかも知れない。

最近の若者は」なんてことは、塀から落ちても言わなさそうだ。

 

思えば、おれがヤングだったころの大先生は、まさにアガリという雰囲気だった。

パソコンができなかろうが、会社のことが何一つ説明できなかろうが。アイツらはなんかエラかった。

彼らが何をなした結果そうなれたのか、それを詳しく聞くことができなかったのは残念だ。

彼らの時代には、彼らの時代なりの価値観があったのだろう。

カネボーとかと一緒に、そういったものはあっという間に過去のものとなってしまった。

 

エッグは次の世代だ。会計ビッグバンし、監査は脱魔術化された。

そんな混沌とした時代最前線で戦った人間のひとりだ。

なんとか時代について行こうと必死だった、アイツならそんな風に言いそうだ。

たまたま、塀から落ちなかっただけ」だと。

 

そうなんだろか。

 

多くの人間が、業界を見限った。ことになっている。

そのうち何割の者が、しがみつこうとしたら本当にしがみつけるレベル人間だったのか、

おれは疑問に思う。

 

ともかく。

 

変化の激しい時代であったこと。

それがエッグのようなやつが生まれる土壌を作った要因のひとつなのではないかとおれは思う。

戦国時代群雄割拠であったように。

 

あと、考えられるのは、やはりインターネットだろう。

 

BASIC少年だったことが影響したのかどうかは知らないが、

エッグSNS越しにすら人柄のパワーでヘイトを遠ざける特殊能力をもったスゲエやつだ。

退職後、直ちにSNSの荒海に乗り出し、あっという間に確固たるポジションを気付いた。

その力をどうやって養ったのか、ヤツが死ぬまでに、いつか問い詰めてみたい。

小一時間ではすまない。

 

そもそもリアルワールドで盤石な地位を気付いたアラ還枠に、ネットはさほど必要ではない。

そこに敢えて進出し、柔軟にカルチャーを学び(もともと親しんでいた可能性はあるが)、

ネットコミュニティにごく自然に受け入れられた。

 

普通は、ちょっとぐらいSNSもやってみるかと思っても、

だいたい仕事が忙しくなったりして、すぐにフェードアウトしてしまうもんである

そこを、しつこくやり続ける、それがエッグだ。

 

おれも、結構な期間、note毎日更新したことがあるので知っている。

週3日であっても、書くことを続けるのは非常に難しい。

 

続けること。誰もがそれを成功法則と知っているが、

実践するのが極めて難しいこともまた、誰もが知っていることだ。

 

独立会計士なら、わかると思うが、仕事を「やらない」ことはとても難しい。

エッグほどの重鎮であれば、ひっきりなしに色んな誘いがあっただろう。

仮に、そういうのにホイホイ乗っかっていると、いまのエッグはない。

自らMVVフリークと言っているように。やること/やらないこと、をハッキリ決めているのだろう。

 

かに、彼がミッションとしている、「若者サポート」のためには、

ネットコミュニティポジションを確保するのは、必要なことだ。

理屈ではわかる。でも。結構難しいぞ?実際。

 

てらいなく正攻法ができるのは、王道を歩んできた者ならではの強みなのかも知れない。

そんな風にも思う。

 

とにかく、エッグ時代テクノロジー個人資質がかけ合わさって生まれた、

時代の申し子のような存在なのだろう。

他にも何か要因があるのかも知れないが、おれはそこまで頭が良くないのでわからない。

 

エッグが唯一無二とは言わない。空いているポジションは誰かが埋める。それも宇宙法則だ。

しかし、そんな時代にも、主人公になれる可能性を持ったやつとそうでないやつは間違いなく存在する。

その秘訣はいったい何なのか。おれはそんな視点エッグの本を読むつもりだ。

心底、待ち遠しい。

 

そんな時代に、業界すみっこで生きられたことを、おれは嬉しく思う。

 

2024-07-20

また政府婚活支援的外れだとか言われて叩かれてんのか

少なくとも「的外れ」ではないのにな

そもそも氷河期世代出産適齢期を逃した時点で少子化対策としては完全に手遅れなのと

それだけでは足りず、他の方法必要だって話であって

方向性としては間違っていない

10年、いや15年前にやっていれば十分効果はあった。

あくま結婚したいけれどできずにいる人達に対する支援であって

何も嫌がる人間に無理矢理結婚させようって話ではないのにな。何故かそこを混同して叩く。

相変わらず、「結婚したいけれどしたい男女が」「自分意思パートナーを探そうとする事」には一円たりとも税金を使いたくないらしい

子育て支援への要求天井知らずに求めるのとは大違い。

東京都婚活アプリといい、ちょっとでも正攻法少子化対策を打ち出そうとするとすぐにこうやって叩き潰されるんだから効果が出る訳ないね

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