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はてなキーワード: 真夏とは

2022-04-22

定型botとして生きることにした

から離れて暮らしているが、年々親に対しての嫌悪が強くなっていく

正直勝手に生きて勝手に死んで欲しい。葬式位ならやるから

それくらい嫌悪感がある

特に父親が嫌いで、理由は小さい頃からすぐにキレて暴言を吐くからだった。

自分自身が気に食わないと「面白くねえ」「お前は気が狂っている」と連呼不愉快を周囲に当たり散らした

すぐに頭に血が上るタイプで、感情コントロールが出来ない

怒鳴り散らすから、今も自分は大きい声や音が苦手になっている

体裁を気にする人間で、自分が昔、新卒で入った職場パワハラ精神的に耐え切れずに仕事を辞めた時に

一番最初に言った言葉が「就職はどうする」「早く働け」だった

辞めた当時はハロワに通ったし就職活動だって続けていた。

真夏の中汗だくで面接に行ったし、祈られる度に次こそはと頑張り続けた

けれどそんな事を知らないし、知ろうともしない父親は「早く働け」「どうして働かない」と言う

電話で、メールで、書面で何度も何度も言われた事で

「もうこの親と付き合う事は出来ない」と自分から徹底的に距離を置く事にした

電話は基本出ない。メール定型文で1行。書面は見る前に捨てる。

仕事退職就職活動を経て1年半程度で今の会社入社出来た。

幸運にも環境に恵まれパワハラモラハラすら無く、上司や部下と和気藹々と仕事が出来ている

じゃあこの文章は終わりかといえばそうではない

何故なら父親は未だに自分に対して仕事を強いるという、おぞましいモンスターに成り果てたと言う結論があるから

父親は月に一度メールしてくる。

必ず「仕事頑張って」をメール文章に入れる。コロナが始まる以前からそうだったが、

このコロナ禍でもすべてにおいてあの男には仕事と言う言葉しか無い

何度も何度も「仕事を頑張って」「仕事を頑張って」「仕事を頑張って」と言う

コロナに罹らない様に日々身体に気を付けてだろうがこの低能ボケカス脳味噌ウンコ詰めてんのか、と思いながら

自分脳味噌ウンコモンスター定型文一行をbotのように返信する

最早父親に何の愛情も無く、あるのは嫌悪感だけで生きているし、ずっとこのままなのだろうと思っている

最近では故郷(クソ田舎)でのステータスを上げたいらしく、「公務員の子供がいる」事を自分に求め始めた

なんとこのモンスター、今度は自分メールで「公務員募集がある」と意味不明地元(クソ田舎)の就職情報を送り出した

前述のように、自分は何年も前から上京し、そこで既に就職しているのである。年齢だって30代。

それなのにクソ田舎に戻れと。今いる仕事を捨てて、父親の望む仕事しろと。

マジで「ボクちゃんの考えたステータスのための美しいストーリーの礎になれ」と言って来るのであるこの脳味噌ウンコモンスター

自分精神面で多大なストレスを受けた結果退職した事を、この脳味噌ウンコモンスターは一切覚えていない

その原因。逃げ出した業界を、脳味噌ウンコモンスターステータスのために、もう一度受けろなどと寝惚けた事を言って来ている

純粋自分の親はあたおかなんだなあ、と仕事中に何だか残念さを悟ってしまたからこの日記を書いた

もう何年も実家には戻っていない。

きっとこれからも帰る事は無いと思う。

母親とはそれほど仲は悪くないが、父親と一緒にいるのなら今後会う事は無いだろう。

自分定型botとして生き、今後も好きなように自分人生を生きたいと思っている。

親が好きな人は好きなだけ親孝行しろ

親が好きと思えるあなた幸福です。とても羨ましいです。

毒親自慢とか、こんなの毒親じゃないとか、自分もっと辛かったとか、そういう意見はどうでもいいです。

親がこの年齢になっても子供マジで縛り付けようと考えている事に耐えられずに書いただけなので。

客観的に見ておかしいでしょ。30代の子供の就職を決めようと思ってるとか気持ち悪すぎるんですよ。

後悔するとかそういうのも求めてないです。もう親子関係の修復を求めていないんです。終わりなんですよ全部。

2022-04-15

最近読んだBLではない本と、関連BL本・関連するがBLではない本。(ネタバレあり)

 けっこういい感じに分厚かったけど、半日没頭して読んでしまった。

流浪の月』(凪良ゆう)

 来月辺りに広瀬すず松坂桃李の主演の映画が公開されるし、TSUTAYAに行けば売れ筋ナンバーワンとしていっぱい平積みされているので、わざわざ私が紹介しなくてもいい気がするが……。

 著者の凪良ゆう先生BL小説家としてデビューした人気作家。数年前からBLレーベル外の小説も書くようになった。『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』など著書多数。

あらすじ

 主人公の更紗(さらさ)は、風変わりな両親に愛され、自由奔放で健やかに育っていた。だが、平和な日々は突然瓦解してしまう。天涯孤独となった更紗は伯母の家に預けられたものの、普通の家庭に馴染むことが出来ない。居場所のない彼女放課後、独りきりで公園に行き、ベンチに腰掛け読書をして時間を潰すようになる。

 公園には更紗以外にもう一人、ベンチの常連がいた。更紗の学校の友人達からは「ロリコン」と呼ばれる、痩身の若い男。彼は毎日、暗い目で女児達の姿を追っていた。

 更紗が伯母の家での暮らし限界を感じた夕方、これまで更紗に対して無関心を貫いていた「ロリコン」が彼女に近づいてきて……。


増田感想ネタバレあり)

 ざっくりと言えば、かつてTwitterとかでフルボッコにされた伝説の『幸色のワンルーム』(はくり)みたいなストーリー。傍目には、猥褻目的誘拐犯に性犯罪被害者が懐いてしまストックホルム症候群しか見えないけれど、実は訳ありのお兄さんが虐待を受けている女の子を救い、それをきっかけに強い絆で結ばれ、唯一無二の関係性を築いた二人の物語

 なんか物議を醸しそうな筋書きだけど、今のところ『幸色のワンルーム』のようなボコられ方はされていなさそうだし、これからもそうはならないかもしれない。

 ただ、レビューを見てみると、猫も杓子も作者が読んで欲しいように読んでいるというか、「事実真実とは違うということがわかりました。わたし無理解から他人を傷つけないように気をつけてようと思いました」と多くの人々が判を押したように書いていて、道徳時間小学生じみていて、うすら怖い。一体どうした、みんな真面目か。

 まあそれは置いといて。『幸色―』よりは好意的に受け入れられているっぽいのはたぶん、そもそも挿し絵無しの小説なので、女児可愛い言動性犯罪被害を描いてもそれを「性的消費」目的で書かれたとは思われ難いというのがあるのかなと思う。それに、物語全体のうち、被害者女児誘拐犯の暮らしが書かれた部分はそんなに多くない。それより、更紗が事件以来、15年の歳月をどのように生きてきて、現在はどんな風に暮らしているのかに多くのページが割かれている。そして、更紗が性的虐待を受けている場面や、彼女にとってはしんどいだけの性行為の場面は、心情はリアルに書かれても行為のものは生々しく描写されはしないので、虐待描写オカズ化は防がれている。そういう意味では安心

 未成年略取という犯罪に夢見すぎという批判はあると思う。だがそれも罪を犯した文(ふみ)の内心が吐露される章で緩和されるのかな、たぶん。

 現実にも起こりうる、子供被害に遭う犯罪とその冤罪当事者しか真実は知らないはずなのに憶測が飛び交い、被害者加害者ともにオーバーキルとなるほど晒し者にされ平穏日常生活を奪われ追い詰められること。そういうことを物語ネタとして取り上げることの良し悪し。それについて私自身がどう思うのかといえば、良しとも悪しとも言えないなぁという歯切れの悪いことを言うしかない。

 個人的好き嫌いのことをいえば、センシティブネタほど「逃げの一手」を打たない方が好き。例えば近親相姦もので実は血が繋がっていなかったのでセーフでしたとか、小児性愛者が未成年略取の罪を犯したと思ったら実はそいつ小児性愛者ではなかったのでセーフでしたとかいうのは、何がセーフじゃ甘えんな! もっと業に正面から向き合えと思う。

 『流浪の月』はどうだったかといえば、文は実は小児性愛者ではなかったので、そういうとこは私のあまりきじゃないものの類なんだけれど。だってたぶん多くの読者が「更紗と文にはこれからは静かなところで幸せ暮らして欲しい」とレビューに書いているのって、文が「安全な人」だとわかったからで、もしもまじもんの小児性愛者だったら同じ感想が出るか? っていう。なんていうのか、結局は罪を軽減して世間並に受け入れられるレベルまで物語引き下ろした感が出てしまうというか。それで事実真実は違うよねーと言われてもなって感じがする。

 だが、文がなぜ自らを偽ってまで小児性愛者のふりをしてきたのか、その事情と心情があまりにも切々と書かれていて胸を打たれたので、私の個人的好き嫌いとかどうでもいいかもう、と思い直した。

 事実真実は違う。人それぞれに抱えているものがあって、それを他人が何も知らない癖に常識だのなんだのを笠に着て叩くことが許されようか? 本作のテーマはそんな感じだが、幼い頃の更紗を育んだ家庭や、大人になった更紗に関わる人々などを、更紗が許容するもの・拒絶するものに、そうは言ってもな……とちょっと疑問が残るようになっているところが良いと思った。

 たとえば、母親が無理をせずに幸せであることは大切だとして、更紗は彼女自身母親や、同僚の子持ち女性自由奔放ぶりを許容する。ところが更紗の母親と同僚女性は娘の物分りのよさに甘え、自分恋愛にかまけて娘を放置するという全く同じ行動をする。だが、その結果は大きく異なる。更紗は母親に遺棄されたせいで理不尽辛酸なめることになったが、同僚女性の娘は放置されたものの完全には棄てられず、それが切っ掛けで更紗と文という年の離れた友人に出会い精神的に救われることとなる。同僚女性は更紗と文という協力者を得たお陰で、娘を遺棄せずに自分人生も大切にできたとも言えるかもしれない。同じ事が起きても結果は違う。これを人それぞれと言うか、そんなんただの運だから最初からちゃんとしているに越した事はないと思うか。現実としては、周囲から親にかけられるプレッシャーのお陰で子供が守られているという事も、往々にしてあるが……? などと、ちょっと考え込んでしま余地が読者には与えられている。

 一方で、更紗はDV気質のある恋人の亮のことは、交り合うところが一つもないと拒絶し切り捨ててしまう。亮がなぜDVを止められなくなってしまったのか、その理由を知っていながら、理解共感彼女拒否するのだ。母親が我が子を遺棄することには同情すら示すというのに、DV男はどんな事情があれどもダメであるというアンバランスDV男は許してはならない、そんな奴からは早急に逃げるべきだというのは正しい。ここを違えたら今時の読者には受入れられないのは想像に難くないが、世間へのご機嫌取りとも思えない、あえての偏った描写なのだろうか。と、ここにも悶々と考えさせられる余地がある。

 また、他人無理解によって苦しめられてきた更紗もまた無謬の人という訳でもなく、無邪気な思い込みで発した一言で文を深く傷つけたのに長い間気づかず、文の真実を知らないままであった。それは、読者が安易に更紗と自己を同一視して気分を良くするだけにとどまるのを阻んでいる。更紗が文の真実を知った時、それまで更紗と一緒に被害者意識を持って、解っていない人々を糾弾出来る立場にいたはずの我々は、自分達が解っていない人々と同じ穴の狢であることに気付かされ、ショックを受けるのだ。

 後半、読者目線では余裕で予想できる破滅的な結末に向けて、更紗と文が善意ちょっとした人としての良識を発揮したせいで転がり落ちてゆくところは、はらはらしてつい目が離せなかった。それはダメだ、善意でもやったらいけないやつだと、更紗達を批判することを、圧巻の心理描写妨害してくる。簡単に教訓を得ていい気分になって読み終えることを許してはくれない。それがこの小説のすごい所なのかなと思う。

 にも関わらず、レビュー者が判を押したように教訓を得た事ばかりを書くのは、この小説安易共感を読者に許さない、熟考を強いてくるからなのかもと私は思った。そう易々とは自分意見を書くことが出来ないから、かえってテンプレみたいな感想を書いてお茶を濁すことになるのだ。


さて、以下は凪良ゆう先生BL作品の紹介と、『流浪の月』とテーマが似ていると思う作品とかの紹介。

『美しい彼』(凪良ゆう)※BL小説

 主人公平良吃音を持っているせいで上手く喋ることができず、学校生活の中ではスクールカースト底辺に追いやられていた。両親に心配をかけることを畏れた平良は、イジメターゲットにならないように極力目立たぬよう、息をひそめて暮らしている。

 そんな平良は、高校二年の新学期、同じクラスになった清居(きよい)に一目惚れをしてしまう。清居はスクールカーストの頂点に君臨し、陽キャの面々に一目置かれながらも孤高にマイペースを貫く、まさに王者である。そんな清居とそのしもべ達から奴隷のようにこき遣われる平良だったが、清居が気まぐれに差し伸べる暴力的な救いの手や、逆境ものともしない凛とした姿勢に心酔する。やがて平良は、清居の一兵卒から立派なストーカーへと進化していくのだった……。

 凪良ゆう先生BL小説のなかでたぶん最も人気のあるシリーズであるイジメ被害者加害者カップリング主人公平良と、平良に惚れられた清居、それぞれの視点によって相手人間性共通体験についての見方ががらりと変わる。事実真実は違うとはまさにこのこと。

『にいちゃん』(はらだ)※BL漫画

 幼い頃、近所に住む「にいちゃん」に遊んでもらっていた、ゆい。彼はにいちゃんのことが大好きだった。ところがある日、にいちゃんが奇妙な遊びに誘ってきた。怖くなったゆいは、にいちゃんの部屋から逃げ出した。そこへゆいの母親鉢合わせたことにより、にいちゃん逮捕されてしまう。

 数年後。高校生になっても、ゆいはにいちゃんのことが忘れられず、親には内緒でにいちゃん行方を探していた。そして遂ににいちゃんと再会を果たしたゆいだったが、にいちゃんはゆいを怨んでいた。にいちゃんはゆいを拘束して動画を取り、それを脅迫材料として、ゆいを呼び出し、苛烈性的虐待を加えるのだった。


 ほんもの小児性愛者でしか性犯罪者の大人と、ストックホルム症候群高校生のカップリング虐待描写があまりにも凄惨で心を折ってくるので、性描写ゴリゴリにあるが抜けないエロ本みたいなことになっている。ヤバい奴に雁字搦めにされてしまった状況での愛は偽りなのかもしれないが、渦中にある本人にとっては本物に見える。その様を綺麗事なしに描写した怪作である


『私の男』桜庭一樹

 腐野花(くさりの はな)は、恋人との結婚をもって養父の腐野淳吾の手を離れることになった。花は幼いうちからまだ年若い養父性的関係を持ち、そしてもう一つ、誰にも言えない秘密を淳吾と共有していた。

 そんな花と淳吾の暮らしを、時の流れとは逆順に、章ごとに語り手を変えつつ描いた物語最後には花と淳吾の真の関係性が明かされる。

 はたからみれば養父から性的虐待を受ける女児物語だが、やはりこれも事実真実は違う系。ところが真実事実よりもどろどろとしていて、なのに純心であり耽美でもあるが、物凄い業の深さでもある。

 第1章が花と淳吾の別れの話で、それから章ごとに時を遡っていき、最終章家族を亡くして孤児になった花が淳吾と出会い養子になるところで終わる。

 私は初読の時に、まるでハッピーエンドのように終わるなぁと思ったのだが、再読したら別にハッピーエンドには思えなかったのは何故なんだ。もう一度読めってことかな、ハハッ。

 映画にもなっているのだが、映画版はまるで小さな悪女・花に淳吾が狂わされ搾り滓にされたみたいなラストだったから、あまりきじゃないな。


『つみびと』(山田詠美

 酷暑真夏若い母親は幼い子供達を部屋に置き去りにし、餓死させた。懲役30年の実刑判決を受けた母親を、世間の人々は好き勝手糾弾する。一体、母親は何故、愛していたはずの子供達を死に追いやってしまったのか? 母親自身の生い立ち、彼女祖母の代から続く凄絶な負の連鎖とは……。

 小説しか描けない現実があるとして、実際に起こった事件モチーフに書かれたフィクション小説である

 児童虐待と、世間の人々が助けたいとは思わないタイプ社会的弱者物語。著者の山田詠美先生自由女性恋愛小説を書く一方で、昔から社会の最下層にひっそりと生きる人々の事も書いてきた。中でもこれはすごい作品

 山田先生作品にしては珍しく、リベラル無責任で冷酷な一面が批判的に描写されている。

2022-04-07

ゴールデンカムイ女性向け淫夢

根拠1

誰も傷つけず、女性蔑視表現がない漫画として女性人気がある

根拠2

根拠1の実態は「女性のお色気シーン」が「男性のお色気シーン」に変換されているだけ

根拠3

twitter上でネット玩具と化している(ラッコ鍋など)

根拠4

根拠3のネット玩具といえば淫夢ゲイビデオ男優ネタ嘲笑しているニコニコ動画ジャンル

結論

上記根拠により、ゴールデンカムイ女性が好きな淫夢コンテンツといえる(Q.E.D. 証明終了)

 

終わりに

最後ガバガバアナルグラムで締めさせていただきたいと思う。

ゴールデンカムイ英語ローマ字表記すると、

 

golden kamui

 

となる。

それを並び替えると

 

golden kamui

inmu gold ka

 

なんと、「淫夢ゴールド化」となってしまった。

これは「淫夢ゴールデンカムイ出会うことで輝かしいコンテンツとなった」ことを意味する。

ゴールデンカムイ、並びに真夏の夜の淫夢、双方の未来は安泰であろう。

2022-04-03

乃木坂46の件

乃木坂46メンバー、「同性との挙式」をエイプリルフール投稿し物議。「性的マイノリティネタとして消費」と専門家

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6247d9b9e4b0e44de9c23426

さすがにこれは黙っていられなくなったので、ここにまとめておこうと思う。

まずこの批判者は、「エイプリルフール」がどこに掛かっているかを誤解している。

投稿あくまで「式を挙げた」が嘘であるとするもので、二人が恋愛関係にあるかどうかについては一切触れていない。

まり私たちレズビアンじゃありません〜嘘でした〜」なんて言ってない。

同性愛であるともそうでないとも言っていない。

同性愛自分にとって『あり得ないもの』と想定している」という批判は、勝手な飛躍でしかない。

なぜ論理が飛躍するかといえば、批判者が、いざこれから自分が「差別」だと批判する相手である生田さんと真夏さんという『個人』について、何の関心も持とうとしていないからだ。

よく調べれば、二人とも乃木坂の主要メンバーでありながら、バラエティタレントミュージカル俳優として個性は全く違えど共に恐ろしく多忙な日々を送ってきた二人が、乃木坂にいる間はお互いを支え合ってきたという事実はすぐ分かる。

そこに恋愛感情性愛があったかどうかは分からないとしても、二人だけの信頼関係があったことは、ネタでも嘘でも何でもない。

メンバー同士尊重し合う風潮が強い乃木坂の中にあって、二人はあまりにあけすけに物を言い合うので、後輩から喧嘩してるんじゃないか?と誤解されたり、同期からは「熟年夫婦」と言われたりしていた。

このような二人の個性関係固有性無視した結果として、二人を無名の「非同性愛者」というカテゴリに押し込み画一化するという、別の偏見に陥ることになる。

差別糾弾する側が、偏見押し付けている。

ミイラ取りがミイラになっている。

私たちのことが理解されていない!この表現差別だ!」と批判する側に限って、批判対象を「理解」しようと努めた形跡が微塵も見られないのは、いつものことだ。

批判対象を理解せずして、それが本当に差別表現かどうかなど分かるわけがない。

差別とまで言うなら、それを立証する責任批判側にある。

ある表現差別である批判する際、その立ち位置マイノリティであれマジョリティであれ、その固有の文脈を参照しなくてよいという特権は誰のもとにもない。

マイノリティたる私が不快感を感じた→即差別」とはならない。

それはその時点では不快感に過ぎない。

その表現により誰かの「人権」が侵害されていると認められて初めて、それが差別であると言える。

よく言われる社会への影響についても、この2ショットが広く共有されると、同性愛への偏見が強まる?

そんなわけないだろう……

社会運動やる人たちは、批判対象となるマジョリティ側にも『個人』がいることを忘れがちだ。

同性愛と非同性愛あいだには無限グラデーションがあるわけで、その中で「恋愛感情を伴った持続的な関係」だけが表象を語る上でそれぞれ特権化されるのはおかしいよね、というのが「多様性」ではないの?

そもそも表象批判は、公共空間公的機関におけるジェンダー平等表現について「嫌でも目に入るから何とかしろ」という建て付けだったわけで、大企業キャンペーンでもないアイドルのインスタわざわざ見に行くやり方はむしろ批判側が「乃木坂ネタにしてる」と捉えられても仕方がない。

2022-02-25

anond:20220225151001

真冬真夏は一万超えてもしゃーねーんじゃねーの

KKOうからにはろくに断熱もされてないボロに住んでるだろうし

家賃の季節限定プレミアム料金みたいなもんよ

温暖な時期は五、六千円位に落ち着くっしょ

2022-02-17

ワイがゲイを嫌う理由なんだが、レイプされたからなんよ。

実をいうと、小学生の高学年だった頃にイカホモ公園トイレフェラさせられて、レイプさせられたからなんよ。真夏アンモニア臭のする公衆トイレで。それが、当時は全く意味わからんで、チンポをいきなり咥えさせられて、勃起したペニスアナルに突っ込まれて、血は出るしおしりは痛いし、その日は変な歩き方をして泣きながら家に帰ったのよ。その日を境に、大きな男の人が怖いし、性教育エイズを知れば同性愛だとハイリスクから自分もそのうち発症してボロボロになって死ぬと思いながら生きてきたし、ホモになった自分ホモとして生きていくのだと思って、女の子告白されても振って「チー牛」のように生きてきた。レイプされた日から人生台無しにされた。だからゲイが嫌いだし、ゲイ権利は認めたくない。

2022-02-13

anond:20220213162856

イベント系のバイトを単発でやったことがあるんだよね。

真夏交通案内するだけだったんだけど、しんどかった。

そしてしんどいだけあって結構日当はよい方だった。

なので、ボランティアでできる人は尊敬まなざしだ。

文句言ってスマソ。

2022-02-08

ボカロ好きならプロセカ好きじゃないといけない雰囲気が嫌

原曲厨なのでプロセカのセカイ(声優カバー)verが本当に無理。

PVとか3Dクオリティはまぁいいとして、解釈違いが多くて嫌になる。

syudouさんの曲は心の声のイメージなので、複数人合唱するの違う気がする。

少女レイも、真夏の2人きりの秘密って感じの歌なので3人で踊ってるのもおかしい。

愛して愛して愛しても、独りぼっちに感じてる子の心声なので合唱違和感だし複数人で踊るの解釈違いがすぎる。愛していなかったら他2人と踊らないでしょ。

原曲verが収録されてるのはまだマシだけど、解釈違いのカバーverが公式扱いされてるのがほんと無理。

あとそう思っちゃいけない雰囲気も苦手。

嫌ならやらなきゃいいってだけの個人の感想だけどね。

2022-01-27

真夏の夜の遊戯

野獣戦士ピューマン先輩(星4)「まずうちさぁ、オーバーレイネットワークあんだけど、構築していかない?」

イースター遠野モアイ(星4)「あぁ^〜いいっすねぇ〜(エクシーズ召喚)」

2022-01-06

再エネ推進して真夏真冬もずっと停電インフレ常態化から貧困化、女性人権とかLGBTとか夫婦別姓とか勧めてがんがん子供は減らす、コロナ対策は気を緩めず継続して社会保障医療予算を注ぎ込む、一次、二次産業めんどいから移民に任せて日本人は都会で自分らしく働いてるうちに移民に乗っ取られていく。

2021-12-30

昨日読んだBL

 KindleBL作品のいくつかが期間限定価格になっていたので、いつもより多く買えてラッキーしかも私の推し雑誌Canna』のコミックスにちょうど安いのがあったので、二重にラッキー

 というわけで、先日買った『紅い椿と悪い虫』『坊主蜘蛛』(https://anond.hatelabo.jp/20211228105004)につづいてまたCannaコミックスである


『来たる晴れかけの明日よ』(上田アキ)

あらすじ

 廃品回収屋『ハレノヒ』の店主・晴仁(はるひと)は壊れたものでも何でも回収し、器用に直してしまう。だが、そんな彼にも直せないものがあった。一つは思い出の「時計のような何か」、もう一つは相棒の桜次郎(おうじろう)の心だという。

 一方、晴仁から直せないと言われた桜次郎当人はといえば、晴仁に対する想いを抱えて悶々としていた。

 そんなある日、店に一通のメールが届く。廃品回収の依頼。回収して欲しい品は「粗大ゴミ一個」とだけ。約束の日時に回収に赴いた晴仁と桜次郎。依頼者が持ってきた「粗大ゴミ」を目にした時、二人の脳裏には数年前の思い出がよぎるのだった。

増田感想

 すごく絵が綺麗! 表紙の美しさは見かけ倒しではなく、中身もとっても美麗な絵柄だった。登場人物だけではなく、背景の隅々まで上手いのだ。特に印象的なのは空の表現真夏の深い青空ベタからの濃いグラデーション表現しているのはすごいと思った。

 ストーリーの方はというと、強引め。カップルありき・結果ありき・名台詞言わせたいだけ、という傾向が強い。ので、いやいやいや、そんなんで丸く収まるわけないだろ、と苦笑してしまうような場面がいくつかあった。

 特に、桜次郎の父親が登場する回。あんな強烈なことを平然とやっちゃう父親が、ちょっと叱られただけで改心するわけないだろう。

 そんな突っ込み処もあるけど、まあ、BL作品なので、男と男がイチャイチャしてる場面が描いてあればあとはどうでもいいのかもしれない。

 地味に気になったんだけど、桜次郎が頭を下げるところ、なんかすごくONE PIECEっぽい。あれだ、サンジさんが海上レストランを出る時のような……。


こんな人におすすめ
  • 爽やか系BLが読みたい人。
  • とにかく絵が綺麗なBLを読みたい人。
  • カプが幸せになれば、その他の粗には目をつぶれる人。





 ところで、先日、上田アキ先生の『恋に満ちたら』を買おうと思ったけどやっぱり止めたということを増田に書いた。その時にレビューに「ゴムを着ける時にパチンと音がするのがえっち」と書かれていたことが気になってしょうがなかったことも書いたんだけど、気になり過ぎて、真面目にコンドームの正しい着け方をググってしまった。やっぱり、ゴムはパチンと鳴らして着けるものではないんでないかな……と思った。

2021-12-24

コミケに負けた女の話

今日クリスマス・イヴだ。

恋人家族と過ごす人も、友達と過ごす人もいるだろう。

はたまた新宿呪術廻戦0を見に行き、百鬼夜行の一部と化しているかもしれない。

一般企業OLである私は、クリスマスとはいえ平日の金曜日なので普通に仕事である

毎年、クリスマスになると思い出す出来事がある。 

 

表題の通り、コミケに負けた話だ。

だが私は今まで1度もコミックマーケット通称コミケに行ったことはない。

負けたというのはコミケ戦場で打ち破れたのではなく、【当時の彼氏彼女よりもコミケを優先させた】という話である

 

毎年クリスマスが近づくたびに思い出す忌々しいにもほどがある記憶なので、いい加減呪縛から逃れるためにも吐き出そうと思う。

 

 

数年前、私には彼氏がいた。学部は違うが大学同級生で、卒業後に付き合い始めた。

(とうの昔に破局しているので、今後は【元カレ】と表記する)

私と元カレは、大学文芸サークルで知り合った。

お互いにオタクで、私は拙いながらも小説を書き、相手小説と時々漫画を描いていた。

もともと元カレ同人をやっており、サークル参加しているとは聞いていた。

だが私は二次創作は読む専門で、本を作る工程が大変であるのは知っていても、具体的にどれだけ大変なのかは知らなかった。

ただお互いオタクなので、イベントがどれだけ重要なのかは理解しており、うまく付き合っていけるだろうと思っていた。

 

きっかけは付き合って数ヶ月後、初めてデートドタキャンされた時だ。

「体調が悪くなってしまった」

最初理由はこうだった。勿論仕方がないとデートを中止した。

ちなみに遠距離で、私が元カレの家に行くには電車で2時間、更に路線バスで30分ほどかかる。

そのためお互いに比較アクセスやす都内で、大体月に2~3回程度会スタイルだった。夕方も大体早めに解散し、元カレ帰宅が遅くならないように気を遣っていた。

体調が悪い中長距離移動するのも大変だろうと心配したし、手伝いが必要なら家に行こうか? とも申し出たものの、寝ていれば大丈夫と断られた。

早く元気になるといいな、と当時は真面目に心配していたのだが、のちにこれは半分嘘だと発覚する。

 

初めてドタキャンされてから、3回の内に1回はデートドタキャンされるようになった。

理由体調不良純粋だった私は真面目に、頻繁に体調を崩すなら病院に行ったらどうか、それとも仕事が大変なのかと聞いたが、

本人は大丈夫大丈夫と言うし、会う時には普通に元気だった。何なら私よりハイテンションだったくらいである。

 

ドタキャンが3回目を超えた。

 

おかしくね?

 

馬鹿な私はようやく気が付いた。

 

そこで普通にデートできた場所と、ドタキャンされた場所の違いを考えてみた。

共通点は1つ。

ドタキャンされたデートの行き先は全部、【私が行きたいと言った場所】だった。

(誤解なきようにあらかじめ補足するが、私が希望した場所ドタキャンせずに一緒に行った時もある)

まり元カレが行きたいと言った場所】は、絶対ドタキャンしていなかったのである

 

元カレは当時某動物アニメにはまっており、よく動物園に行きたがった。私も動物は好きだったので特に行き先に不満はなかった。

ただ一つ嫌だったのは、元カレが行きたがった時期が初夏から真夏だったことだ。

動物園という場所は、基本的に開けていて日を遮る場所がない。

初夏とはいえ晴天だとかなり暑いし、真夏は薄っすら地面に陽炎さえ見える。

ぶっちゃけまりの暑さに人間動物もぐったりしてて覇気がない。

汗っかきの私は化粧をドロドロにして汗だくになりながらも、元カレが楽しそうにしているので不満なく付き合った。

豪雨上野動物園にも付き合った。当時の私はものすごく健気だった。疑うことを知らない馬鹿とも言える。

 

私の行きたい場所ばかりドタキャンされるのに気が付いてから元カレに対して不信感が芽生えた。

本当に体調が悪いのか? 疑いたくないが、偶然にしてはあまりに出来すぎている。

そもそも体調が悪いなら当日の朝ではなく、3回あるうちの1回くらいは前日の夜に気づかないものか? 薬を飲めば翌朝治るのではとワンチャン祈っていたのか?

元カレが住んでいる場所はかなりの僻地で、職場男性ばかりだったので浮気そもそも疑っていなかった)

 

私が行きたい場所は、某擬人化ゲーム趣味なこともあり美術館博物館が多かった。

もしくはオタク趣味関係ない、新宿浅草散策デートデートプランを聞いた時は快諾してくれたが、

しかしたら本当は嫌だと言えなくてドタキャンしてしまったのだろうか。

 

回りくどい言葉質問するのは性に合わず火の玉ストレート、本人に直接ラインで訊いた。

「体調が悪いのは本当なのか?」

「何か別の理由があるのではないか?」と。

理由があるならきちんと話してほしい、スケジュールを合わせているので当日朝のドタキャンは困るとも。

しばらくして、元カレの返事がきた。

 

「本当に体調が悪い日もあったが、全部ではない」

「実は、イベントの締め切りがあって原稿が終わっていない」

「締め切りがヤバくてドタキャンをしてしまった」と。

 

流石に怒った。前述したとおりお互いにオタクだ。イベント理解はあるつもりだった。

正直に締め切りがヤバいと言えば納得したのに何故しょうもない嘘をつくのか。病院に行った方がいいと真面目に心配していた私が馬鹿じゃないかと。

黙っていてごめんと謝られたため、

 

 

原稿の締め切りを抱えているならあらかじめ言うこと

デートキャンセルするならせめて前日か数日前の夜に言うこと

 

 

この2つを約束して、仲直りをした。

 

だが、ドタキャン癖は治らなかった。

デート当日の朝6時頃に「今日行けなくなった」とラインが来る。私はそのラインの通知音で目を覚まし、メッセージ確認してがっかりする。

1ヶ月に1回はそんなことが続いた。

そんなに頻繁にイベントに参加しているのかと聞くと、元カレは1人で参加しているのではなく、友人同士複数人で組んだサークル活動しているのだという。

今はサークルが波に乗っているので、可能な限り多くのイベント新刊で参加したい。詳細は忘れたがこんなニュアンスのことを言われた。

サークル参加に詳しくない私は、そういうものなのか? と引き下がった。

締め切りが大変なら手伝えることは手伝うからドタキャンはどうか止めて欲しいと訴えたものの、結局治らなかった。

嫌われたくなくて強く言えなかったのもあるし、元カレは後から謝れば許してくれるだろうと思っていたのかもしれない。正直舐められていたと思う。

 

そしてやってきたクリスマス。もう何度もドタキャンされて精神的に消耗していたが、さすがにここでドタキャンはしないだろうと思っていた。

ただオタクなら知っている。

冬のコミックマーケット年末に開催されるということを。

サークル参加するのは知っていた。正直、ものすごく嫌な予感がした。

 

クリスマス当日は土曜日だったけれどコミケがあるならキツイだろうと考えた私は、12月上旬都内クリスマスマーケットに行きたいと言った。

元カレは気を遣ってくれてありがとうと言ってくれた。

だが11月末。「デートは無理かもしれない」と元カレからメッセージが来た。

会えないのは残念でも、ドタキャンじゃないだけ全然いい(そう考えている時点でだいぶ末期だった)。

すると珍しく元カレから代替案を出された。「クリスマス当日は元カレ家でゆっくり過ごしたい」と。

そりゃあもう喜んだ。クリスマス当日を一緒に過ごせるなんて! と舞い上がった。会えるなら2時間半の距離なんて横断歩道スキップ渡るくらいに感じられた。

私はハイテンション元カレの家で作る料理を考え始めた。

おしゃれなレストランデートじゃなくても、スーパーチキンや総菜とケーキで充分だった。あとは軽いおつまみをいくつか用意して、アニメや何か映画でも見て過ごせたらいい。

色々プランを立てるのが楽しかった。

お家デートならおしゃれしすぎず、かといってカジュアル過ぎない格好にしよう、かわいいと言ってもらえるような服にしようと考えた。

得意じゃないメイクだって頑張った。

料理だってわざわざレシピを調べてピックアップした。

ただやはり不安は消しきれなくて、もしも都合が悪くなったら前の日までに言って欲しいと何度も伝えた。

そして23日の夜も明日大丈夫かと確認した。大丈夫だよ、と返事が来て本当に嬉しくて、遠足の前の日の小学生みたいに眠れなかった。

 

そして24日。

私は朝5時に起きて、頑張ってメイクをして、慣れない手つきで髪を巻いた。

何度も鏡の前で服がおかしくないかチェックをした。

相手の家に10時に到着するためには、6時半には家を出なくてはいけない。そろそろ家を出ようとバッグの中身を確認していた時だ。

スマホが震えて、ラインの通知が表示された。

メッセージの内容はこうだ。

 

「ごめん今日は無理。家にも来ないでほしい」

 

呆然とした。

わくわくしていた気持ちが、落としたガラス細工の如く粉々に破壊された。

ここから時間記憶はあまり覚えていない。

泣きながらキレて彼氏電話をしたと思うが、確か向こうはひたすら「ごめん」しか言ってこなかった。

というよりそれ以外に何か言われても全て言い訳しか聞こえなかっただろう。

電話を切ってしばらく泣いて、気が付いたら化粧も落とさず着替えもしないままベッドで寝ていた。

 

時刻は正午を過ぎていた。

泣きすぎて目の奥と頭が痛いまま、しばらくぼんやり時計を眺めていたのは覚えている。

14時を過ぎたあたりで、おざなりに化粧と服を直して外に出た。

外は風が強かったから、髪は勝手にぐしゃぐしゃになった。

電車に乗って、数駅先の大きな駅へ向かった。

行きたかった場所よりも規模は小さかったけれど、クリスマスマーケットが開催されているのを最寄り駅に貼られたポスターで知っていたからだ。

 

色々出店を回っているうちに16時を過ぎて、あっという間に薄暗くなっていった。青で統一されたイルミネーションが、駅のコンコースを眩しく彩る。

意味もなくイルミネーション写真に撮っていると、少し遠くから音楽が聞こえてきた。

よく見ると、駅と繋がっている広場特設の野外ステージと出入り自由の客席が設けられ、何組かのアーティストが歌を歌っている。

クリスマスチャリティーコンサートだ。看板に書かれたタイムテーブルを見ると、とある女性シンガーソングライター名前が目に留まった。

知っている名前だ。とあるアニメ映画主題歌を歌っていて、大好きな曲だった。

彼女が歌うのは17時過ぎ。もう少し後だ。

 

必ずその曲を歌うとは限らない。

それでも私は居ても立っても居られなくなって、偶然にもぽっかり空いた最前列パイプ椅子に座って彼女の出番を待った。

そこから更に何組かのアーティストが歌い楽器を入れ替えて、やがて彼女が現れた。

彼女は【失恋ソング女王】と呼ばれることもあり、優しい歌声と切ない歌詞が持ち味だ。

クリスマスきじゃないかもしれないと自分で触れながら、彼女は歌ってくれた。

 

 

誕生日じゃなく 記念日じゃなく 何でもない毎日

あなたがいてくれる それだけで本当は幸せだったのに

 

 

歌詞がこんなに心に響いたのは初めてだった。

初めて聞いた曲だったのにその歌詞が忘れらなくて、今でもはっきり思い出せる。

気が付いたら私は泣いていた。

歌がとても素敵で感動して、でもどうしようもなく辛くて悲しくて惨めで、心の中がぐちゃぐちゃになって涙が止まらなかった。

凍えそうな風が吹きすさぶ中、広場の巨大なクリスマスツリーのイルミネーションに照らされて静かに号泣する女は端から見たらさぞホラーだったことだろう。

そして女性シンガーソングライターは、あのアニメ主題歌を歌ってくれた。

大好きな曲をこんなに近い距離の生音声で、しか無料で聞けるなんてなんて贅沢な時間なんだろう。

しかった。今日この場所に、この時間に訪れていなければ絶対に聞けなかった。

 

けれど本当なら、本当は私はここにいないはずだったのだ。

 

これが私の、史上最悪のクリスマス記憶である

その後ほどなくして、元カレとは破局した。

ドタキャン理由想像通り、冬コミの準備が終わっていなかったからだ。

私はコミケに負けた。

 

何度も言うが、元カレも私もオタクだ。

同人誌を作るのが大変なのも理解をしていたし、複数人サークル活動メンバー迷惑をかけられないというのもわかる。

ただドタキャンはしてほしくなかった。

できない約束をしないでほしかったのだ。

正直、私は美人ではない。どんなに着飾っても【おしゃれなカラス】にしかなれなくて、心の底でイケメン元カレに引け目を感じて強く言えない馬鹿な女だった。

本当は暑い動物園にばかり行くのも嫌だったし、豪雨の中歩かされたのも嫌だった。でも我慢してしまった。

元カレはきっとそんな私を舐めていたのだろう。

結局、私は冬コミの締め切りとサークルメンバーには勝てなかった。

 

この出来事から、私はコミケに行きたいと思えなくなった。

元カレが好きだったアニメも、コンテンツに罪はないのに見れなくなった。

そして何より、何度もドタキャン遅刻を繰り返す人間が許せなくなった。

 

恋人家族ができても、趣味を続けたいという気持ち大事だし尊重したいと思う。

ただ、人のキャパティには限度がある。

今まで10できていたものを、10のまま継続するのは難しい。

最低でも10を9、8に減らす覚悟をして、恋人家族キャパティを割いて欲しい。

少なくとも一度した約束ドタキャンするのは最低の行為だし、そもそもできない約束をするべきではない。

 

約束を守れない人間は、一度箪笥の角に小指をぶつけて骨折してほしい。

ドタキャンする奴は首にチップを埋め込まれて爆発四散してほしい。

クルーシオ苦しめ! バルス!!!

あと原稿計画的にこなせ! 早期入稿は割引がきくぞ!!

 

それでは皆さん良いクリスマスをお過ごしください。

 

メリークリスマス

2021-12-18

anond:20201026213905

たとえ妥当批判があろうとも、それそれとしてヘタリア風と共に去りぬ真夏の夜の淫夢も大いに楽しむべきだと思う

2021-12-08

東京オリンピック2020(2021)の思い出

体操選手レジェンドの人(名前が思い出せない。ブラックサンダー好きな人)が失敗したけど、その後進達が頑張った。そのうちの1人は俳優瑛太の弟に似ていた。

サッカーは頑張っていた。スペインで頑張っている人(この人も名前が出てこない)はうまいなーと思った。もう1人の金髪の人でVISAカードcmに出ている人も上手だった。たしか監督が変わったりしていろいろあったけど、結局割と良かったね!という評判だった気がする。

オリンピックについて思い出そうとすると、夏季大会なのにカーリングそだねー人達が出てくる。

真夏の大冒険は印象が良くない

水泳の池江が頑張っていた。NHKドキュメンタリーでは、病気が発覚したときに「これでオリンピックに出るために頑張らなくてもいいんだと安心した面もある」と言っていたのが印象的だった。なべおさみ?との関係がなんとか言われていたけど、よく知らない

野球もたしかオリンピック競技だったはずだけど、何も覚えていない。金メダルを取った?ハンカチ王子インタビューマー君オリンピックの話をしてたから、多分出場してるはず。よく覚えてない

柔道初日の高藤が金メダルで、女子選手銀メダルだったのは覚えている。他にもたくさんメダルを取ったが、ウルフアレンアラン?の中学生の時の作文がなんか良かったのを一番覚えている

卓球もなんとなく覚えている。水谷ともう1人のダブルス金メダルを取ったような気がする。よく覚えてない

スポーツクライミングはかなり面白かった。東欧だか北欧だかのレジェンド的な女子選手活躍に期待したけど、オリンピックではない方の世界大会でのパフォーマンスの方が派手で良かった。それでもみんな単純にすごい!と思える競技面白かった。

バドミントンは見てない

陸上も覚えてない

コカコーラ聖火リレーブランディング寄与しなさそうだなと思ったはず

・パラは国枝が頑張ったことは覚えている

ボッチャも良かった。

ポールボール?は投げ方が面白かった

2021-11-30

もう真夏アパートで昼間からイチャラブセックスができないと思うと生きる意味が分からない

お互いに求めあうセックスができないと思うと生きる気力が湧かない

全てのソープ嬢感謝している

でもだれも俺を求めるセックスはしてくれない

2021-11-22

anond:20211122134721

真夏六甲山で水を切らして座り込んでるのを見かけて水を分けてあげたのがきっか

anond:20211122134721

真夏六甲山で水を切らして座り込んでるのを見かけて水を分けてあげたのがきっか

2021-11-04

彼と建設的会食をR3

 駅前広場の小さな噴水に雨が落ちる。

 わたしは泥でビッタビタになった靴を踏みしめて、人流をかき分け走り続けた。

 どうしてこうなってしまったのか。

 わたしはびしょびしょに濡れた頬を拭うことも忘れて、今日一日の出来事を振り返っていた。

///

 思い返せば、今日は初めから何もかもがズレていた。

 彼との久しぶりのマスク会食は、二人お気に入りアメリカンレストラン

 でも、そこで出されたショータイムの香る洋風スープに、以前のような濃厚な出汁は感じられない。

 店の味が変わってしまったのか、わたしが味覚嗅覚障害なのか。

 ……確かに今日わたしは焦っていた。

 6月に入って友人たちが立て続けにエペジーーン・ブライドで式を挙げ、海外エペジーーン旅行に飛び立つのを見送った。

 一方、そんな友人たちとは打って変わって、わたしの彼はイカゲームのフェムテックを磨くことにばかりに一所懸命。ろくに自宅療養から出ようともしてくれない。

 彼の想いは今も変わっていないのだろうか。

 ヤングケアラーの頃から付き合いのある相手だが、最近はもう、わたしを1グラムも……1ピクトグラムカエル愛していないのではないかと、彼の心の変異株を疑う気持ちが日に日に強くなっている。

 彼に女友達はあまりいない。

 でも、だからと言って安心はできない。

 以前、ゴン攻めかキルア攻めかで口論になって以来、わたしは彼がリアル二刀流SDGsであることを知っている。

 DB-Z世代の彼は、戦闘民族王子チキータや《13歳、真夏の大冒険》のマリトッツォ様(リト様)のようなプライドの高い男性が密かに推し活で、そういったタイプ路上飲みですれ違うとわたしが横にいてもチラリと副反応してしまう。

(ちなみにわたしがその少年誌で好きだった作品は《スギライジングインパクト》で、当時あれを打ち切りにした編集部七つの大罪を犯したと、今でも心の中でゴンめしている)

 だから今日わたしはこのマスク会食で確認するつもりだったのだ。

 彼がわたしとの将来を真剣に考えているのかを確かめる。

 建設的な話し合いの会食だ。

 なのに、なのに、それなのに……。

――だから! この変異株を今買っておけば半年後には確実に10倍になるんだからさぁ

――つまりさー、今、親ガチャになっておけば、子ガチャや孫ガチャの売上からキックバックが発生するって訳よ~

――まだジェンダー平等してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいくんだよ!

――お前がこの話を路上飲みしてくれれば、それでととのうって言ってんだろ! いいから出せよ、46万円でいいからさぁ! さっさとしろよ、このウマ娘

 …………。

 ああ、なんだ。気づかなかった。

 もうとっくの昔に全てが終わっていたなんて。

 わたしは、いつの間にか遠いところへと行ってしまっていた彼の姿を静かに見つめながら、冷静に、論理的に、彼の言葉ひとつひとつ丁寧に否定していった。

 …………。

 口論推し活のは簡単だった。

 彼は完全に黙食した。

さようなら、全てのぼったくり男爵……」

 わたしは別れの言葉を告げると、静かにテーブルにNFTを置いて店を出た。

「えぇぇぇー、チャタンラクサンクー、チャタンラクサンクー……」

 背後から、誇張しすぎた古畑任三郎モノマネをする彼の声が聞こえた。

 けれど、わたしは決して振り返らない。

「うっせぇわ」

 大きく叫んで走り出したわたしの顔に、雨粒(ファイザー製0.3mL)が冷たいメッセンジャーとなって打ちつけていた。ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ


参考

https://anond.hatelabo.jp/20181109213637

2021-11-03

女ってだけで収入低いのは差別っていうけどさ

なら男と同じだけのことやりなよ

工学部高専に通って実験のために研究室に連泊したり

溶接工になって真夏にクソ熱いバーナーで火傷しながらビルの手すり作ったり

旋盤工になって指飛ばす危険と隣り合わせで産業機械部品を削り出したり

納品直前の仕様変更対応するために一週間毎日12時間労働したりさ

  

同じ工員として同じことやってるのに女だけ給料低いっていうならそりゃ不当な扱いだよ

労基でも政治家でも使えよこっちだって応援するよ

でも女は3K仕事にはぜーーーーーーったいに就かないで派遣になる

  

ウチは給料いいし部長課長になるとかなりいい額もらってるけど部下の仕事も丁寧に見てくれるから

決済やら承認やらの役職仕事するのはだいたい15時以降だ

その後に自分仕事してるから月末が近付くと退社は毎日21時や22時だ

うちに来てくれる他社の営業さんだって仕事が落ち着く15時や18時に訪れて、それから自社に帰って仕事してる

9時過ぎに来て15時におやつタイム取って17時に帰る派遣やってれば低収入なのは当たり前だろ

  

3K仕事就業者や22時の電車に乗ってる仕事帰り連中の男女比を半々に近いとこまで持っていってから文句垂れろよ

anond:20211101233741

やっぱ「副反応」が本命でしょ。

スポーツ関連だったら「ソダシ」「(リアル)二刀流」「ゴン攻め」「真夏の大冒険」あたり?

去年の流行語大賞スポーツ関連のワードが一個もノミネートされなかったから、その反動が一気に来そう。

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