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はてなキーワード: 貨幣とは

2016-03-03

30users付近地雷原すぎて辛い。または【はてブロやっぱクソ】

T/Oでもいいんだが、例示もするし喩えもする。腹立ってるから

20〜40usersって言えば「まあ一読する価値はある」ってレベルのものだった。はてブロ以前は。

はてブロとともに互助会が生まれて変わった。10前後互助会+とりあえず赤字になってればブクマする勢の天井が大体30users台後半。

ここの辺りの記事の質のばらつきがとんでもなくひどすぎてほんと使いにくい。

例示

3/3 11:00付近の新着リストから拾ってみる。

はてダ新着

23users 骨法堀辺正史逝去。「梶原系ハッタリ」が許された時代は遠くなりにけり…… - 見えない道場本舗 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160303/p1

22users 出版状況クロニクル94(2016年2月1日2月29日) - 出版読書メモランダム - http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20160301/1456758003

前者は骨法堀辺氏の訃報に触れて、骨法歴史的意義をYouTubeマンガインタビュー引用を用いて軽く紹介したもの

後者はおもに太洋社廃業への具体的数字と、波及と、業界内での立ち位置、そしてそこから見えてくる出版不況の本当のウィークポイントについての見解

これはめっちゃ読む価値あるね!

はてブロ新着

34users 趣味男性モテるはずないのは事実だけど結婚はできるよ - MIKINOTE - http://www.mikinote.com/entry/tashumi-motenai

趣味自慢(お金持ってるんだぜ)、結婚自慢(お金持ってるんだぜ)、おもしろいオレ写真、果てはサンプル数1で雑なポジティブアドバイス風。非モテ論議華やかなりしころに有名中立ブロガーが突如公開したものだったら、逆に大炎上しただろうなあ、という感じ。

22users 北野天満宮の梅苑に行ってきました! - niko life... - http://niko.hateblo.jp/entry/2016/03/02/202417

そうですか。別に悪くはないんだけど、よくそれを全世界に公開しよう、できる、と思ったね。メレ子とかと比べるのは酷だけど、どうしたってそれはWWWから同じ天秤に乗る。銀塩あなた個性らしいけど、まず左手の筋力をつけて、水平を取るところから始めようか。

27users つべこべ言わず記事でも多く書きやがれ、PVなんて見るな! - ポジ熊の人生記 - http://www.pojihiguma.com/entry/pvpv-uruseebaka

1つのことしか言ってない。せいぜい1段落で済む話をなんで1700文字も書いてるの?そっちのがSEOにイイとでも教わった?ていうか何の何で上から目線なの?誰?

28users 女子二郎食べてきました - トウフ系 - http://kaishaku01.hatenablog.com/entry/2016/02/29/191249

タイトル写真2枚で成立してて切れ味ある。ついでに1800kcalって情報も入ってて知見。わりといい感じ。

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な?

たとえば靴屋で3万円の値札がついた箱があって、片方は開けてみればMaid in USAの本革のブーツ、片方はクソみたいなクロックスコピー

パット見では箱の区別は付かない(hatebloドメインでわかることもあるが、独自ドメイン仕様の方がクソ率高い)。

これは靴屋の値付けの失敗じゃん。

クソみたいなクロックスコピーしか作れないのは教育技術資源と恥じらいと「既に存る商業メディア記事、たとえばDPZと同じ基準で戦うんだ」という当然の覚悟が不足してる個人がいるだけであって、それが50円で道端ダンボールセールだったら別に文句は言わないし、ベランダ履き用に買うかもしれない。

どうにかしろはてな

これは「users」っていう貨幣の信用危機なんだよ。

はてなブックマーク - 人気エントリー - はてなニュース - http://b.hatena.ne.jp/hotentry/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

これとか見る限り、まだ情報の質に対する志向はあるわけじゃん。はてなニュース頑張ってるよ。キュレーションメディアの肥壺にもプレスリリース垂れ流しの怠慢にも落ちずにここ2年ほどのオウンドクソメディアウェーブを善く乗り切ったよ。

このままの棚作りで良しとは思ってないだろ?

どうにかしろはてな

2016-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20160217165428

貨幣価値推移を遥かに越える勢いで増えてることくらい解るよね?

ちなみに国はこれからは毎年25000ずつ上げていき2031年には国立大学授業料を93万にする試算を出している、今の貨幣価値そんな勢いで変化してる?

国立大学運営費交付金を一兆一千億から9800億に削るのが目標だって

あと保育園がないのが産ませない強い社会的圧力になるのも解る?

http://anond.hatelabo.jp/20160217164110

貨幣価値の推移(大卒初任給とかで調査可能)を抜いて、それを載せるのは、印象操作以外の何物でもないと思うんだけれども。

その辺どう思います


んで、圧力があれば子供産むんなら、問題保育園とかじゃないって事になる。

2015-12-26

anond:20151226201240

なんだよつまりただの私怨かよw

意外とちいせえなあw

鋼鉄貨幣製造器かと思いきや、意外と人間だった

2015-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20151223140853

前提としてる話がよくわからんから検討はずれかもしれんけど、なんで実質なの?成長率云々は名目で主張してるひとの方がネットじゃ多いんじゃない。

というのも成長できないという前提にたってしまってデフレが加速したという事実があるので。

貨幣は決済を仲立ちする道具という側面があるのだが、デフレが加速した結果、決済の機会自体が減って内需が損なわれたわけで。

からこそ、金融緩和しようね。金融緩和有効だね。というのがアベノミクスだったんじゃ?

もちろん金融緩和だけでは、内部の経済構造改革まではできないので、金融緩和だけでは駄目だけど。

金融緩和だけでは駄目という話を、金融緩和効果ない意味ないと読み違える論者が、下手に経済学かじっている人間に多いのはなんでだろうね?

EconomicはScienceである面もあるけど、経済学論理よりも誰が言ったか大事権威主義的な文系学問からなのかな。

経済学を学んだことのないバカは口を出さないでほしい

実質GDP10年後までにいくらずつ伸ばせばそれが達成できるのかな?

金額を言ってみろよマヌケ

さらにその後も成長し続けられるの?

それだけの付加価値を生める具体的な市場を挙げてみてくれよ?

少なくとも複利の概念があれば難しそうだということは単純に理解できる(())。

ましてや人口減社会においては維持するだけでも十分という発想すら浮かばないんだからホントバカなんだろうなー。

ゼロパーならとことん貧しくなる!なんて大嘘もいいとこだわー

今のGDP金額すら知らないんじゃないの?

みなさんはこの手のバカに騙されないようにしよーねー。

http://anond.hatelabo.jp/20151222202245

絶対に成長できる!と言ってるバカ自分の頭で計算もせずに根性論でどうにかしようとする戦時中からミリ進歩がない

できるからできるんだもん!と言う前に現実的計算をしてみてから言ってほしいものだ

http://anond.hatelabo.jp/20151223132120

ブコメ

複利がなぜ必要かわからない人がいるようだから説明すると、ある年のGDP100だとするよね。

5%成長を2年続けるにはいくら必要か考えてみればいい。

1年後は105だよね?すると次の年は105に5%をかける必要があるでしょ?

複利計算だと元の数が大きければ大きいほど、必要になる数がガンガン増えていく。

500兆で10年後のそれを計算せずに、盲目的に成長と連呼する人は精神論しか無いんだよね。

100円の5%成長と100兆円の5%成長を同じように捉えてるから間違う人が多い。

恒久的成長は理念としてあったけど、達成不可能なんだよね。

世界的に見れば、新しい市場フロンティア開拓し続けないといけないのだが、最早それは存在してない。

古くは新大陸に求め、共産国に求め、後進国に求め、金融空間に求め、サイバー空間に求めてきたのが、ほぼ狩りつくしつつあるのが現在

成長率という概念理解できてないって意味不明なんだけど笑

実質GDP100兆円が105兆円になったら成長率はいくらか答えてみてほしいものだ笑

成長を論点として実質GDPの話をしているとき貨幣価値

実質GDP名目GDPの違いを理解しようね

ブコメ2

500兆円の3%成長を1年では+15兆円必要だよね?500兆円の3%成長を10年続けると、いくら必要になるか計算してみるといい。もちろん答えは150兆ではない。

それを30年続けるには?100年続けるには?で、資源制約や市場制約があるのにそれが達成可能だと?

ブコメ3

成長で見る場合は実質で見るので実質で計算させようとしているだけ。

GDPは維持しつつもその中身を変えていくことはできるという意味ではその通り。

ブコメ4

煽りしかできず経済学を知らないに違いない!としか連呼できない人のブコメを見てると、とても経済的知識どころか一般教養すらあるようには見えないな笑

ブコメ5

実質GDPの成長が論点なので。ストック/フロー/貨幣供給量の概念理解しよう。

ブコメ6

デノミ必要な状況は外貨等の状況から考えられないけど、そうなるなら財政削減が必要にはなるよね~といったところ、それみろ貧乏になるじゃないか!!と言い出したクソバカがいて超笑った。こいつの脳内では年金社会保障だけで全国民生活してんのかな。共産国家にでも住んでんだろうか。GDP成長とか関係なく財政破綻状態からそれ。

2015-12-21

anond:20151221123515

そんなこと知るかよ

勝手に忙しく金だけ集めてりゃいいんだよ薄汚い金の亡者

主張すんな貨幣製造ロボットとき


人間様に

2015-12-10

たまにいる氷の鋼鉄のようなキャリアウーマンって

何が楽しくて生きてんだろう?

男のエリートって、よくも悪くもプライド高くて人間味があるけど、鋼鉄仕事マシーンみたいな女って、あれなんなの?何が楽しくて生きてんの?

エリートに限っては女の方が感情ないと思うわ

哀しき鋼鉄貨幣製造マシーン

2015-09-26

老人の延命にこそ金を出しているのが現況

http://anond.hatelabo.jp/20150926000142

国庫の歳入はほとんど変わらず、歳出はどんどん増えている。

増加分の内訳としては、主に社会保障費が占めていて、中でも高齢化による老人向けの歳出が多い。

それでも足りないと言われている状況で、もし現金が出る打ち出の小槌があれば、取り出した現金は優先して老人福祉に向けられるだろう。

それが日本の現状。

実際は打ち出の小槌から現金が出たら貨幣価値を下げて経済混乱をもたらすのだろうけど。

2015-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20150920131945

五円玉をとかして繊維状に加工したものを織り込んでみても変わりません

貨幣損傷等取締法

第1項 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。
第2項 貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。
第3項 第1項又は前項の規定違反した者は、これを1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する。

逮捕

2015-09-14

三橋貴明氏の意見にいちいち注釈を入れたうえで、最後に自説を述べる

走り書きだけど

引用元

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12072474832.html

現状認識の部分から

我が国国債金利世界最低の水準で(世界最低はスイス)、日銀国債を買い取っている以上、財政破綻政府債務不履行)は起きえない

日銀国債買い取っているけど、これ自社株買いみたいな感じ。以前の記事で「パックマンの口が開いている」(それだけ国債日銀に買い上げられて、国債不足になっている!)という、別種の問題が発生している。

日本国家の対外純資産は360兆円規模で、世界最大。日本統計的に「世界一お金持ち国家

→円安による対外資産増加の影響もあるけど。日本国に属するありとあらゆる主体を合算するとそうなる

日本財政赤字政府負債(国の借金でも、日本借金でもありません)が増えているのは、デフレ名目GDPが十分に成長せず、税収が減っているため

名目GDP=物価変動を除いた部分。ここ最近は、消費税増税分だけ多少物価が上がった→GDPが増えた(棒 程度

日本社会保障支出の増加1.2兆円/年は、税収弾性値を無視しても、名目(実質ではありません)GDPが3%成長すれば、普通に賄える(税収増による)

→ 昨年度1年間の名目GDPは490.8兆円。ということは、ざっと14〜15兆円程度の成長が必要

名目GDPを引き上げるには、デフレ脱却必要

デフレは「総需要の不足」であり、貨幣現象定義不明)ではない。デフレから脱却するためには、総需要拡大策が必要

名目GDPは「物価変動を除く」だからより多くのものが売れる必要がある。

 ただし、貨幣が十分あっても欲しいものがなければ、買おうと思っても手元のお金が減ることに抵抗があれば需要なんて起きない。

消費税は、税制性質上、消費性向が高い低所得者層の税率が高くなる(いわゆる逆累進課税

→これが深刻。低所得者層生活できなくなる。というのもあるけど、団塊世代労働者人口高齢者への移行にともないストック(現預金などの純資産)を大量に持っているが、フロー収入)が少なくなりがちな人が増えているという点でも深刻。

●4-6月期の経済成長率(実質GDPの対前期比%)はマイナスさらに7-9月期もマイナスになる可能性が高い。すなわち、現在日本リセッション突入している可能性が高く、理由は昨年の消費税増税

→すくなくとも、消費税増税が水をぶっかけた可能性が高い。

デフレギャップGDPの1.7%ほどある)というわけで、日本が、

リセッション突入している可能性が高い

→ただし、現役世代の大量引退などで労働力不足気味ではある。

 介護施設倒産なども発生しているけど。

●10兆円規模のデフレギャップを抱えている

というわけで、代替案ならぬ「解」は、

●10兆円規模の補正予算を組み、直近のデフレギャップを埋める

整備新幹線リニア新幹線、ILCといった、将来の生産性向上をもたらす長期投資実施することで、土木建築産業雇用拡大、投資増強を促進し、土木建築サービス供給能力を高める

→財源はどこよ?といったら、国債ものすごい勢いで日銀が買い取ってて、民間金融機関国債欠乏症になっているんで、逆にありがたがられるかもしれない?!。赤字国債がだめなら建設国債とか。

また、ここまで大規模な土木工事発注は、行政府でもないと困難。

消費税については再増税は凍結。可能であれば、5%に戻す。消費減税が難しければ、消費性向が高い低所得者層所得減税を実施する

→これ、消費税自体が、最近現実ってMMOゲームゲームバランスをかえって悪化させているような気が済んだけどね・・・

ここまで注釈

ここから自説。

今の日本国における経済情勢は、ゲームバランスの調整を間違えて、延々とクソ修正やアホイベントを繰り返しているクソゲーと化しています

市場内に存在するお金が余っているものの、多くのプレーヤーがあまり使いたがりません。

結局は、一個人や一企業(ないし企業集団)では解決できないほどゲームバランス崩壊しており、かつその中で、各プレイヤー

合理的な行動をすればするほど合成の誤謬とか、ゲーム理論の基本例みたいな事態が起こっている。

具体的に言えば、個人や企業支出を減らせば減らすほど各自の手元現金が多く残るが、それをみんなが一斉にやると

各自の勤め先や取引先の売り上げが減るので、巡り巡って自分収入を減らす。ってことになる。

だったらゲームバランスを調整。と。

2015-09-10

世界いちばん遠回りな世界一周

http://anond.hatelabo.jp/20150910215231

からの続き

自分の本当の想いに気づいたなら、あとは現実的な算段をつけていくだけだ。

僕が主に学びたいのは経済学である。だから経済学部のある大学を目指す。それは確定として、どの大学を目指すべきだろうか。みんなどうやって志望大学を決めてるんだろう。調べても情報が多すぎて混乱してくる。旧帝とかMARCHとかってなんぞ。ゼミとか研究室とか修士とか博士とかもよくわからない。そもそも大学の仕組みがよくわからない。最初のうちは学ぶ側で、そのうち教える側だったり、最先端研究をする側にまわる、というのはなんとなく知ってる。以前は「4年勉強して卒業」としか思ってなかったので、これでも大学に対する理解はだいぶ進んだほうだけど、やっぱり前提知識がいろいろ足りてない気がする。

いや待て、そういった知識的な問題よりも何よりも、その前にまず僕には大学受験資格がない。僕は中卒なのである。正確には高校中退だけど、数ヶ月しか通っていないので取得した単位なんてないも同然だ。どこを志望するとか、大学に通う資金はどうするとか、それ以前の問題だ。受験資格を手に入れなければ、スタートラインに立つことさえできない。まずはその問題から片づけよう。あとのことはあとで考えよう。

そういうわけで大検について調べてみる。どうもいまは名前が変わっているようで、高等学校卒業程度認定試験、略して高認という名称になっているらしい。試験は年2回、8月と11月に行われる。科目は、国語英語世界史A/B、日本史A/B 、地理A/B 、現代社会政治・経済倫理、科学と人間生活化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎、数学I。これらの中から8〜10科目を受ける。合格ラインは40点前後らしい。半分正解できればいいのだ。しか高校で習う教科ってこんなに多いのか。けっこう大変そうだ。文科省サイト過去問が公開されているようなのでひとつずつ見ていく。

まずは国語。大問が4つで、現代文が2問、古文漢文が1問ずつ。現代文のほうは普段から本を読む習慣のある人なら普通に解けそうな感じだ。僕もいちおうコンスタントに本は読んでいるし、現代文に関しては問題なさそうだった。古文漢文に関しても文章の意味は7割以上わかるし、試しに問題を解いてみたら全問正解だった。あれ? 古文漢文って中学でやるんだっけ? 独学でやった覚えはないから中学でやったんだと思うけど、20年たっても意外と覚えてるものだと思った。文法とかはさっぱりわからんけど。

英語に関しても問題なさそうだった。英語は二十代のころに必死こいて勉強した時期がある。1回だけ受けたTOEICは680点だった。そのあと半年海外放浪して日常会話くらいなら問題なく喋れるようになったし、これで合格点を取れないってことはまずあるまい。

次は世界史。これに関しても最近やったばかりだし問題なさそうだった。AとかBとかどう違うんだろ、と思ったけど、Bのほうが範囲が広く、より深い内容になっているらしい。高認の試験ではかぶっている問題が多いし、そんなに違いは感じなかったけど。ちなみにA/Bどちらを受けるかは当日に試験問題を見てから決めていいらしい。

日本史、もしくは地理。これは願書提出時に事前選択するようだ。日本史はかなり難しい。半分正解できるか、ちょっとあやしい地理のほうが点数を取れそうだったので、こちらを選択することにした。半分は正解できそうだけど、これに関してはちょっと勉強しておいたほうがいいか。

公民は、現代社会、もしくは政治・経済倫理から選択する。科目数は少ないほうがいいので、現社でいくことにした。毎日ちゃんとニュースを見ている社会人なら誰でも普通に合格できそうな内容だ。これは勉強する必要はないかな。

理科系科目は、化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎のうちから3科目を選択するか、もしくは科学と人間生活+どれか1科目。これも科目数が少ない後者でいこう。

科学と人間生活って聞き慣れない教科名だと思ったけど、理科総合のことのようだ。学習指導要領改定されて、つい最近こうなったらしい。試験は基礎4科目からそれぞれ易しめの問題が出される感じ。でも半分いけるかちょっと微妙ラインだ。これは勉強必須だなあ。

あとの1科目は地学基礎にした。これも以前は地学Iとかだっけ。地学I→地学基礎、地学II→地学、みたいな感じで変わってるようだ。これも半分いけるか微妙。勉強必須

まあでも理科系科目がちょっと不安なくらいで、全体的にはけっこう余裕かな。なあんだ、身構えて損したよ。ハハ。ああ、そういや最後に数学が残ってたっけ。まあこれも余裕かな。ハハハ。じゃあちょっと過去問を見てみようかな。

え? これあれでしょ? 東大入試問題でしょ? ちょっと文科省さんしっかりしてくださいよアップするファイル間違えてますよやだなあもホントかんべんしてくださいよマジでマジで……。なんぞこれ……。1ミリわからん……。死にたい……。

マジやばい。本当に本気で1問もわからない。最初のほうのサービス問題っぽいのすらわからない。解き方がわからないとかじゃなくて問題文の意味すらわからない。なにこれマジやばい。というかいまさらだけど自分は文系だったのだとこのとき初めて気づいた。プログラミングで飯を食ってたりするんだからてっきり自分理系なのだとばかり……。マジかよ……。

嘆いていてもしかたない。これをどうにかしないことには大学には行けないのだ。ならどうにかするしかない。

まずは本屋で数Iの参考書立ち読みしてみる。なるほど、わからん。よし、次だ。中学数学参考書。なるほど、わからん。よし、次だ。算数の本。なるほど、わかります。でも、最大公約数とか最小公倍数とか通分とか約分とか、けっこう難しい。小学生ってこんなのやってるのか。すげえな。

参考書ドリルを何冊か買って帰り、勉強を始めた。地獄のような日々の始まりだった。

算数ドリルをやってみると、四則演算はさすがにできるけど、九九がところどころ記憶から抜け落ちてることに気づいた。やばい。そして分数の計算がまったくできない。分数の割り算ってなんだよ。割り算で割るってどういうことよ。意味わからん。と思いつつも、算数についてはなんとかなった。問題は中学数学からである

算数から数学になると急激に難易度が上がる。なんでマイナスマイナス掛けたらプラスになるの。分数の割り算が今度は逆数の掛け算になるとかどういうことよ。ちょっともう本当に意味がわからない。そうしているうちに1週間、2週間が過ぎる。やばい。それでもぜんぜんわからない。中学数学最初の段階でこれだけ時間かかってたら数Iを終えるまでに何年かかるんだ。本当にこんなので大学へ行けるのか。さすがに焦りが出てくる。心が折れそうになる。何より、やっていてまったくおもしろくない。つまらない。こんなの社会に出てから何の役に立つんだ。これを必修にするとか文科省陰謀だろ。あ、人が陰謀論に走るのは精神的にまいってるときなのか。ひとつ勉強になった。

そんな感じでウンウン唸りながらも参考書を読み進めていると、「-xは係数に1が隠れている」という一文が目に止まった。あ、そうか、-xは、-1x、-1掛けるxってことか。なるほど。でもこれって、マイナスだけじゃなくてプラスでも同じじゃないか? つまり、xは、1掛けるxなのだ。あ、これって文字じゃなくても同じか。つまり、5は、1掛ける5だ。あれ? もしかして、どんな数にも、係数として1が掛かっている……? ああなんだか考えすぎて頭がパンクしそうだ。脳みそギシギシと軋む音が聞こえる。でももうちょっと考えてみよう。

つまり、つまり分数も同じなのだ。1/2は、1掛ける1/2だ。算数的にいえば、ケーキ1個を半分にしたものがケーキ1/2個だ。うん、それでいい。でもよく考えたら、ケーキを半分にしたあとで他の誰かがやってきたら、その人は最初の大きさを知らないのだから、半分のサイズケーキを1個とカウントするはずである。1/2個とカウントするには、「半分にした」という事実認識必要なのだ。いや待て、そもそも、1/2という数字それ自体が「半分にする」という意味なのだ。これは、「半分」という名詞ではなく、「半分にする」という動詞なのだ。1/2というのは何か実体のあるものではなく、「いまからお前を半分にしてやる」という意思、考え方、概念なのだ

そのときバタン!」と音を立てて扉が開いた。それは数学の扉だった。

そうだ、数(すう)とは概念なのだ。いち、にぃ、さん、とものをかぞえるときに使う数(かず)とは違うのだ。そして前者を扱うのが数学であり、後者を扱うのが算数なのだ。僕はいままで数学をやっているようで、その実、算数をやっていたのだ。ぜんぜん違う教科をやっていたのだから、わからなくてあたりまえ、つまらなくてあたりまえだった。

数とは概念である。その前提を踏まえてみると、これまでとはまったく違う世界が見えてきた。数を感覚的に扱えるようになってきた。数式の手ざわりがわかるようになってきた。なにこれやばい。超おもしろい。いままで「数学おもしろい」っていう人のことがまったく理解できなかったけど、そうか、こういうことか。数の正体を知っている人と知らない人では、同じ数式を見ても、まったく違うものを見ているのだ。

それからはこれまでの苦悩が嘘のようにサクサクと勉強が進んだ。中学数学も予想より早く終わった。よし、ここからが本番だ。と気合いを入れて数Iに突入したけど、参考書パラパラとめくってすぐに拍子抜けした。なにこれ中学数学ちょっと発展させただけじゃん……。気合い入れて損した……。

よし、最大の懸念だった数学はなんとかなりそうだ。次は理科系科目にいってみよう。

まずはまた本屋参考書を何冊か購入し、読んでみる。数学ときほどまったくわからないということはないけど、なんだかいまいち頭に入ってこない。原子がどうの、位置エネルギーがどうのといわれても、なんだかいまいち実感がわかない。これはまた数学ときと同じく、勉強の仕方を間違えているのではないかと思った。こういうのを学校で習うときは、実験を行いながら、実感をともなって理解していくもののように思う。本を読むだけではその実感は得られないのは当然だ。でも個人で実験器具を揃えるなんて現実的じゃないし、わざわざこのためだけに予備校に行くのも大げさだ。そうだ、どこかの動画サイト実験映像がアップされてるんじゃないだろうか。それを見れば多少は実感もわくだろう。

いろいろとネット上を探していると、NHKの高校講座を発見した。どうやらNHKでは放送済みの高校講座をすべてネット配信しているようだ。理系科目はもちろん、文系科目もある。こんなんあったのか。もっと早く教えてくれよ。とかぼやきつつ、さっそく科学と人間生活の講座を見てみたら、バラエティ番組っぽい雰囲気ちょっと面食らった。NHKの高校講座ってこんなんだっけ。講師が延々と解説してるだけの、いかにも教育番組って感じの、おかたい雰囲気じゃなかったっけ。いまはタレントがメインで出ていて、講師あくまで補佐的な役割のようだ。そのぶん雰囲気はゆるくなっているけど、見ていて飽きない作りになっている。化学物理実験映像で見られるのもそうだけど、習った内容が社会の中で実際にどう活かされているのか、町工場や、最先端研究現場リポートもあったりして、興味をかきたてられる内容になっている。これを無料配信するとか、NHKすげえな。しかしやはりこういう講義形式はわかりやすい。本で独学だと、自分の理解が合ってるのかどうか、不安になることが多々あるし。

よし、どんどんいこう。化学基礎。いまはpHを「ペーハー」じゃなくて「ピーエイチ」って読むらしい。マジか。物理基礎。ダムの水が持つ位置エネルギーは何から与えられたエネルギーか。え、わからん。正解は太陽エネルギー。マジか。太陽パネェな。生物基礎。呼吸と燃焼の反応式は同じ。温度と反応速度が違うだけ。え? マジで? 生まれときから呼吸してるのに知らんかった……。ショック……。地学基礎。グリーンランド沖で沈み込んだ海水は、太平洋の表層に達するまでの5万kmを、1000年とか2000年とかかけて流れる。壮大すぎだろ。地球パネェな。地理。お、このケッペンの気候区分ってのは世界一周アプリに使えそうだ。GIS(地理情報システム)を本気で開発するなら、地理に関してはもっと突っ込んだところまで勉強しないといけないかもしれないな。

さら日本史世界史数学I……NHK高校講座おもしろすぎわろた、とかやってるうちに、試験本番の日がやってきた。


試験会場に集まっていたのは、ほとんどが二十歳前後若者だった。控え室には、参考書と格闘している人もいれば、友人同士で最終的な確認をしあう人たちもいる。そういえばこの人たちはベルリンの壁崩壊後に生まれてるんだよな。それはもはや教科書で習う「歴史なのだ。そして逆に、僕より上の世代にとっての東西冷戦は、自分たちが生きた時代のものだ。「あのままずっと世界は真っ二つに分かれたままだと思ってた」というような話はよく聞く。いまとなってはわからない感覚だけど、当時は誰もがそう思っていたようだ。僕はそのどちらでもない。十分に咀嚼された「歴史」でもなく、自分が生きた時代でもない。だからそれについて、誰よりも知らない。しかしだからこそ、誰よりも知りたくなったのかもしれない。そしてそのために、僕はいま、ここにいる。

高認の試験は2日間に分けて行われる。初日の1科目目は現代社会だった。まったく対策らしい対策をしなかったから、ここで初めて気づいたけど、グラフの読み取り問題がやたらと多い。間違い探しのように精査しなければならず、1問にかかる時間が長い。問題よりも時間配分の仕方がわからない。時間が足りない。もっとちゃんと過去問で練習しとくんだった……。

次は国語。問題文にちょっとおもしろい箇所があって、静まり返った試験会場で「デュフフwww」とかキモい笑いを漏らしてしまった。死にたいしかしおかげで緊張はほぐれた。

英語TOEICに比べたら楽勝だった。9割はいけたんじゃないだろうか。

そして数学。これがいちばん不安だったけど、落ち着いてやれば余裕だった。これも9割いけたんじゃないだろうか。あらためて問題を見てみると、捻った問題というか応用問題すらないので、基本的なことがわかっていれば確実に解けるようになっている。東大入試問題とかいってたやつ誰よ。

科学と人間生活。範囲が広いのであまり詳しく勉強してない箇所の問題もあったけど、半分はいけたはず。

1日目、無事終了。

2日目。地理海外放浪ときにまわった国の問題が多く出ていて、なんだか常識問題のようだった。ちょっとチートっぽいけど、こうやって実地で得た知識もれっきとした学力だ。うん。

世界史。これも範囲は広いけど、さほど突っ込んだ問題はない。9割いけたはず。

地学基礎。フズリナと同時期に繁栄した生物は、1.トリゴニア、2.カヘイ石(ヌンムリテス)、3.ロボク、4.デスモスチルス、そこまで詳しくしらんがな。クイズか。そんな感じの問題もあったけど、なんとか半分はクリアできた。

2日目も無事終了。

試験が終わると一気に力が抜けて、何もやる気が起こらなかった。しばらくは勉強もせずダラダラと過ごした。

1ヶ月後、試験結果が届いた。

全科目合格だった。

それが先週の話。

そしていま、こうして増田に投稿する文章を書いている。

からこのお話はここで終わりだ。正確にいうなら、ここから先の展開はまだわからない。


あらためて思う。世界は巨大で、そして複雑だ。

数学の扉を開いたとき、数式が以前とはまったく違って見えたように、新しい視座を得れば、世界がまったく別物に見えてくる。世界が変わる。そしてまた、以前は気づかなかった、新しい視座の存在に気づく。

あとどれくらい、そんなことを繰り返せばいいんだろうか。

方程式定理法則電気磁気エネルギー素粒子、宇宙、銀河太陽地球生命遺伝子、進化、化石燃料、製錬、農耕、富、労働、権力支配、隷従、社会自由イデオロギー宗教民族言語貨幣、法、国家議会政党福祉、教育、研究、産業、組合、企業、グローバリゼーション条約為替貿易経済

時間軸と空間軸を埋め尽くす、無数の点と線。それらが織りなすのは、世界という長大な書物。

そのことを考えると、なぜか胸が苦しくなってくる。無性に泣きたくなってくる。

人生のすべてを費やしても、その書物を読み解くことは決してできないと、どうしようもないほどに思い知らされるからかもしれない。

だけど、それでも僕は、次のページをめくらずにはいられない。

それはきっと、生まれながらに組み込まれた、僕の中の最もプリミティブなプログラム

未知の領域へ。さらその先へ

どんな権限をもってしても、そのプロセスを殺すことはできない。

から僕は、今日も本のページをめくり、旅をする。

たとえそれが、世界いちばん遠回りな世界一周の旅だとしても。

2015-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20150824190230

マネーとは何か?っていうのは喧々諤々のうんぬんかんぬんでいろんな観点からいろいろ語られてるので、なにか言ってもすぐにそれは違うって突っ込まれからなー。

ここでは、マネーを決済を行うための道具として見た観点で説明する。

決済てのはあれな。物やサービスの取引な。

例えば、飴玉欲しかったら20円払うだろ。来月、飴玉一個30円になるなら、今月のうちに飴玉買っておかないともったいないってなるはずだよな。

しかし、小学生のころならいざしらず社会人になって飴玉欲しいかっていわれるとカロリー増えるしいらんよなって考える人もいる。

まり貨幣価値が毀損したところで、いそいであめ玉確保する気にはならないと、決済は行われない。

この喩え話に沿えば、金融緩和だけしても総需要があがらないとインフレにはならないって話。

から、総需要に密接に関係する個人消費懲罰的に扱う消費増税を、金融緩和時にしたのは馬鹿って言ってる人がネットには多い。

そして、名目賃金実質賃金落ち込んでたら、誰も消費を増進しないからインフレにはならないっていうことらしい。

ちなみにこういう話をすると、個人消費なんて誤差、総需要が足りないのは消費より投資から企業投資やすいように法人税減税しろ消費税増税しろっていう人が湧くことがおおい。

そういうモデルのほうが政策決定においては需要があるらしいよ。ポジショントークでもそっちのほうを決める奴らの力が強いよ。なんというか働いたら負け気持ちがわかるね。

2015-08-17

俺の中のデフレが終わらない

から社会人になった

ほとんどバイトもしなかった学生と比べて金銭的余裕がでるかと思いきや

さらケチケチするようになった

手取りは15万ちょっとだがタダ同然の社員寮に入っていることもあり手取りの7割近くを貯金に回している

おそらく冬のボーナスを待たずして貯金は7桁台に突入するだろう

でもお金は使いたくない

欲しいものがないわけではないけれど

それ以上に財布からお金が減っていくことや

ATMお金をおろすことへの罪悪感の方が強い

何か使うあてがあるわけでも

差し迫って大金必要というわけでもないのに

節約して貯金しないと不安不安でつらい


食事は一日一食で昼食のみだ

夜の空腹は液体(主に水道水)で凌いでいる

それでも我慢できないとき砂糖を小さじ一杯舐めている

靴は六年くらい前に買ったもの一足だけと革靴が一足あるだけだ

服も一万円あれば2、3年は余裕で持つくらいしか買わない

送別会なんかがあると殺意が沸く

同期の遊び歩いて貯金が数万もないとかい発言を聞くと人事なのに目眩がする

多分俺の中の貨幣価値は他の人の3倍くらいなんじゃないかと思う

そんな生活が苦しくないわけじゃない

でもお金を使うのはもっと苦しい

2015-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20150802150708

所得税を0で資産課税をかなりキツメにしちまえば、どれだけ高所得でも宵越しの金を持ち越さずぱぱーっと使って景気は物凄く良くなる。

経済学のケの字も分かっていないバカ議論

マクロ的な消費か貯蓄(=投資)かの選択は、今消費するか、今は我慢して生産を増強し将来の消費を増やすかという選択。

マクロ的な貯蓄率が0%というのは付加価値を消費し尽くして減耗する資本を食いつぶしながら生きるということ。

マクロ的な貯蓄率が100%というのは今は何も消費しないが将来の消費を増やすということ。

宵越しの金を持ち越さずぱぱーっと使って景気が良くなるというのは、将来の消費を先食いしているだけ。


もう一つ、金持ちがたくさん金を使ってくれた方がありがたいというのも良くある勘違い

金持ちがたくさん消費すれば、生産量は技術的な条件に制約されているのだから、その分庶民に分配可能な財・サービスは減少する。

同じことを価格メカニズムから説明すると、金持ちが金を使えばフロー貨幣量が増大し、物価が上昇し、庶民が購入可能な財・サービスは減るということ。

庶民にとっては、金持ちは可能な限り貯蓄して永久に取り崩さないでいてくれるのがありがたい。

2015-07-22

金の価値が無いわ

anond:20150721074836

地面から剥がして手に入るものに、「貨幣」として価値を持たせるのは無理。

2015-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20150608232007

俺も考えた!

GDP人口で割った金額を日割りにして振り込まれるようにして、財源は輪転機を回すのはどうかな?!

日本国内から出てる日数は除外。

インフレが起こるから結果的に期限付き貨幣になる!

国の借金も実質減る!

最高!

2015-06-23

ギリシャさんは

GDPの25%くらいが観光由来らしい

EU離脱して貨幣も分離したほうが為替問題外国から見て観光の魅力が増す

そーしたほうがギリシャ自身はうれしいでしょう

観光客が1割増えただけでGDP+2%だもんげ

っていうか通貨統合はやっぱし失敗だったと思うんよ

トリレンマは手ごわいのよ

民族主義が台頭してきたこの20年でその難しさは増大してると思うんよ

2015-06-16

人狼クソゲーである最大の理由

人狼クソゲーである

これはもう万人に知れ渡った事実だろう。

運と論理しっちゃかめっちゃかにかき混ぜた結果、ゲーム性というものは万人の見解の中で細切れに吹き飛んでしまっている。

そして文句のたれあいと足の引っ張り合いがおき、最後には『リア狂』という単語が飛び交うようになるクソゲーである

『リア狂』とはすなわち「リアル狂人」ということである

役職狂人人狼を疑っているうちはどんなにいがみ合っていてもいい。

それはゲームの中でのプロレス

ルールに基づいた喧嘩なのだから

しかしそれがゲーム外に及べばそのゲームは完全に崩壊する。

「誰々はプレイヤーとして間違っている」「誰それはルール理解していない」

この程度ならまだましだ。

ほにゃららゲームを壊して楽しんでいる」「むにゃむにゃは負け続けた腹いせにわざと自分たちのチームを負けさせようとしている」

ここまで来るのだ。

本当にここまで来る。

そりゃこうならずに平和推理ごっこをして論理的に答えにたどり着くことはある。

だがそうじゃない時があることが問題なのだ

何故ならこの体験はプレイヤー達の間に禍根を残すからである

前置きここまで


人狼が何故こうなってしまうのか。

その原因はある1つに集約される

ルールが難しいから? NO!

セオリー存在してしまっているから? NO!NO!

嘘つきゲームだと思われすぎて意味なくウソを付くやつがいから? NO!NO!NO!

バランスがあまりに危ういから? 惜しい

勝利と敗北の真っ二つだから? そうだそれもある

だが人狼クソゲー化する最大の要因は

『チ ー ム 戦 だ か ら だ』

チームで戦うから人狼は荒れるのだ。

無能な味方は射殺しろ」とは古事記にも書かれているブッダの教えだがまさにそれが起きるのだ。

味方が無能でなければ勝っていたという戦いは非常に辛い。

相手をしている側も敵チームにまぎれていた無能ゲーム破壊たから勝ったというのは釈然としない。

やりたいのは推理ゲームなのだ

勝利という結果は目的ではない。

たまに「ゲームの勝ち負けに熱くなってる~~」と言う人間がいるが、違うのだ。

多くのガチ勢は「ゲーム真剣プレイすること」に熱くなっているのだ。

勝利ではなく求めているのは過程だ。

いいゲームがしたい。

楽しめるゲームがしたいのだ。

それは素人だって同じだ。

ただ楽しみたいのだ。

勝利は目的ではない。

過程のために与えられたマクガフィンだ。

だが悲劇は起きる。

ちょっとしたミスで危ういバランスの上に成り立っていたゲーム崩壊する。

そして何が厄介って一見するとミスをせずにプレイするのは凄い簡単に思えてしむことだ。

こんな阿呆ミス誰がするんだというミスまれによく起きる。

それは1人プレイゲームなら、目を光らせた上級者と本人だけが気付いて胸の中で「ドンマイ」と言うだけで済むようなものだったろう。

しかしチーム同士がお互いの言葉尻尾をつかみ合うゲームでのちょっとしたミスは大きな混乱を引き起こす。

ただハトと言い間違えて「カラスは白い」と言ってしまった程度の事がてんやわんやの大騒動を引き起こすのだ。

ドミニオンアクションカードを切る前に貨幣を出してしまったらどうなるだろうか?メンゴメンゴでやり直せるかも知れないし単に1人のプレイヤーが一手損するだけかも知れない。

だが人狼は違う。

全てのプレイヤー混沌の渦の中に叩きこまれ「おっと間違えた」で時間を戻すことは出来ないのだ。

そうして全体のゲームを壊した責任を1人のプレイヤーが取る羽目になる。

地獄である

何故こうなってしまうのか。

影響を起こす範囲が大きすぎるからだ。

1人のプレイヤーの一手損ではないからだ。

これは他のチームプレイの遊びでも同じことは言える。

確かに言える。

だが人狼は「お互いが危ういバランスの上で協力する」という徹底した前提が有る。

そしてプレイヤー達の順位が「チームの勝利」と「チームの敗北」しかない。

他のパーティーゲーム、例えばニムトとかなら「あちゃーあと3点だったのになー」「まあビリは回避できたわ」と頑張ったプレイヤーはそれぞれに強がりが言える。

だが人狼は違う。

最後の二択までいって始めてそれが許される。

その前の段階で誰かの致命的なミスでチームやゲーム崩壊したらもう全てがおしまいだ。

下手したら勝利チームは存在するが意味不明から全員敗北ともなりかねない。

そうなのだ

個人戦でないがゆえに、二位や三位になるものはおらず、時には勝利者すらいなくなってしまうのだ。

これこそまさにチーム戦推理ゲーム最大の問題点である

ゲーム終了時に吐く言葉として「惜しかった」すら許されず「クソゲー。◯◯最低だわ」とはっきり口にだすかオブラートに包むかそれとも無言を貫くかしかないのだ。

実にクソである

お手てつないで全滅するゲーム、それが人狼

クソである

2015-05-24

60-35

4月末で父親が定年退職となった。60歳。彼が25歳の時の子から、俺は35歳。彼女いない歴年齢、度胸もなく童貞地方SI屋で奉行を売って暮らして、週末はずーっとプログラミングラノベを読む。ジャンプは土曜。

今この瞬間子供ができたとしても、俺が定年になるとその子は25歳。自分が25の時は院を出て働き始めた1年目だ。今思えば何の役にも立ってない。俺がこうしてのんべんだらりと暮らしていられるのは両親がまずもって経済的に自立していて、かつ、どちらかというと自立しすぎていて俺の稼ぎは100%俺の物だという状況だからだ。俺の子どもには俺の年齢までこの環境提供できないことが確定している。

年を取ってから結婚して、例えば40で結婚して、42で子供ができたなら、その子が18歳の時に定年を迎える、となる。高校卒業世帯の稼ぎ頭がその役目を全うするのだ。28のときに70歳。現実的に考えて要介護認定1をもらっても不自然ではない。

晩婚化、出産高齢化、というのは、母子への危険というその場の問題ではなく、20年後くらいにすべてが破たんする時限爆弾だ。先の例のように18歳で父親が定年を迎えた場合に進学できるのだろうか。進学できたとしても在学中に親の介護が始まった場合なんてもう人生アウトだ。就職しづらく、彼女もむつかしい。つまり結婚できない。父親の自堕落さ、自分のために時間貨幣を消費し続けた結果が世代を超えて悪影響を与え続ける。影響を与える先がなくなる可能性が一番高いのだが。

そういう時代だと判っているのか、言い出せないのか、あきらめているのか、それとも他の理由なのか。両親は俺に恋人やら結婚の話はしない。定年後は近くに立てた新居に暮らす息子夫婦の孫の面倒を見ながら年金でつつがなく暮らして、みたいな、人生の終わりにそれまでの帳尻を合わせる幸せ提供できそうにない。

こう考えると、子供なんて不幸の再生産でしかないのだから適当にティッシュ相手にするほうがもっとも不幸が小さいのではないだろうか、と考えてしまう。ただ、今、父親と母親の顔が見えているのは辛い。こんなこと考えもしなかった。どこかで、このまま暮らしていても、いつの日か彼女ができて、結婚して、子供ができて、家立てて、みたいに信じてた。死ぬ五秒前まで、自分の足で歩いて、手で箸を使って、歯でかんで、自分トイレに行けて、知性は曇らず、言葉も淀まず生きていられると信じていた。そのすべては嘘だ。俺は彼氏にも、夫にも、父親にも、孫を連れてくる息子にも、なれなかった。決してなにものにもなれない、生まれから今日まで俺でしかなかった。明日も俺であるだけだろう。

父親が定年になって2か月。連休が明けたくらいからまた働き始めた。たぶん、そうしないと時間がつぶせないのだろう。母親は夫と俺の弁当毎日作っている。自宅を毎日掃除している。俺の部屋だって掃除してくれている。俺のパンツ洗濯してくれている。

俺はなにをしているのだろう。

2015-05-06

限定商法について思う

浮世絵にはまった増田です。

突然だけど、ビックリマンシールを集めるように、浮世絵を集めるようになってくれないかなと思う。

子供でも版画の美しさはわかる

ビックリマンのなにがすごいって、ただただ美しいいからというだけでブームを作ったこと。

シールに遊び方があったというわけじゃない。

しか「貼られたら貼りかえせ!」と書いてあったが、そんな遊びをしてるやつはいなかった。

コミックアニメが展開したけれど、あくまシールの人気にのっかっただけ。

コミックアニメの人気にシールがのっかったのではなかった。

子供でも、美しいものは美しいとわかるいい例だと思う。

今にして思うと、ビックリマンシールって、どうみても浮世絵役者絵だと思う。

ポージングや、レイアウトなんかがズバリ

大きく見栄を切り、枠のなかにタイトルがバシっと入る。

背景は描かれず、幾何学模様やキラキラさせたり。

加えて、旧ビックリマンシールって、今の平板印刷じゃなくて、アキバ売られてるイルカの絵と同じシルクスクリーンだった。

インクの盛り上がりが気持ちいい、一種の版画だった。

浮世絵は意外とお買い得

余談だけど、浮世絵大判が35×25だとして、ビックリマンシールが5×5cmとすると、大きさにして35倍。

ヘッドの封入率が約1/40 。

今売られている復刻浮世絵は、ヘッドシール以上に凝った細工がしてあるので、

35×40×30円=42000円

くらいまでは適正価格だと言えなくもない。

復刻浮世絵は1枚あたり1~2万円、なんとお値打ち

いや、4万もしちゃったら子供は買えないから、1枚1000円くらいじゃないと無理だけどさ。

版画家限定商法をやめたほうがいいと思う

特に現代木版画だと「限定○部」みたいな売り方してるけど、あれはやめたほうがいいと思う。

木版画って、ビックリマンシールと同じで、手にとって、生で見ないと美しさがわからない。

それでも、高級品として額にはめて壁に飾られたいのか?

それで本望なの?

一枚あたりの価値高まるのは理解できる。

でも、それって、希少だから貨幣価値が高まったというだけで、作品芸術性が高まったわけではないでしょう?

限定商法衰退史

手軽に聞けるウォークマンラジカセが普及して、高級オーディオは衰退の一途を辿った。

そこでオーディオ業界は取るべき道を誤った。

限定生産で、付加価値を高めるという方法だった。

結果は今の通り。

ミーハー金持ちと、狂信者だけという有様。

いい音を多くの人に届けていれば、そうやって品質アピールしていけば、もしかしたら生き残れたかもしれないのに。

木版画市場も同じ一途をたどると思う。

印刷技術が発達して、写真ディスプレイで見るぶんには区別がつかなくなった。

高級品として額に入れて紫外線をさけてアクリル板を挟んで飾ることを推奨するような売り方をする理由がわからない。

そもそも、市場は死んでる。

ネームバリューのある作家以外は、限定部数にしようがしまいが、ヤフオクでの値段は知っての通り。

財テクとして買うんだったら、絵なんかじゃなくて株券でも買うだろ。

常識的に考えて。

反論もあるだろうけど

ビックリマンシールが廃れた原因が、公取委指導でヘッドカードの封入率が上がり、レア度が下がったからという意見がある。

自分はそうは思わない。

レア度が下がったからではなくて、封入率が高くなったことで原価を圧迫して、シールクオリティが低下したからだ。

まとめ

限定商法というのはいずれ終わる。

流行りモノ好きと信者しかついてこなくなるからだ。

流行りモノ好きが飽きたら、信者から搾り取るものがなくなったらそこで終了だ。

田中義剛が、

「発想の転換であえて少なく作る」

みたいなことを言っていたが、ぜんぜん同意できない。

ここ十年くらいは、

品質がいいだけじゃ売れない」とかなんとかで、ブランディングが人気のように思う。

高く売るまではいい、品質がいいのなら。

でも、肝心な「多くの消費者」に届けることを放棄したら、終わる。

聞いてるか版画業界、聞いてるか音楽業界、聞いてるか衣料業界、聞いてるか食品業界

2015-04-06

マクロ経済スライドなんてやめて

支給額を今の倍額にするから今後固定ねってことにして貨幣価値を4倍までインフレ起こせばいいなじゃいの?

2015-03-08

需要供給から見た経済学の流れ

増田がこそっと独断偏見で流れを整理してみるよ

というか、まともな経済学史はガン無視して、需要供給観点から

サプライサイド経済学ディスります

話の始めは1970~80年代から

共産主義崩壊資本主義が勝利を収めた


その結果、経済的新自由主義と呼ばれるもの世界を席巻したわけ

レーガンとかサッチャーとか、まあ、おっさん世代には懐かしい名前だよね

内容としてはサプライサイド経済学という名前からして供給に重点を置いた考え方だ

民間投資活性化させるような企業減税

・貯蓄を増加させ民間投資活性化させるような家計減税

民間投資を阻害したり非効率経済活動を強いたりする規制の、緩和・撤廃規制緩和

財政投資から民間投資へのシフト目的にした「小さな政府」化

([wikipedia:サプライサイド経済学])



ようするに、ときどき増田にも出てくる、金持ち優遇したほうがいんじゃね、というあれ

お金持ちはお金をもうけるのが得意なんだから、より多くお金があればより有意義投資をして

イノベーションやなんかを起こして経済活性化するから結局みんなが幸せになると

確かにこれは旧共産国途上国ではかなり上手くいった。少なくとも最初のうちは

もともと、こういった国では計画経済やなんかのせいで供給がぼろぼろだった

から需要たっぷりあって、供給側の企業税金面などで優遇して、邪魔規制

撤廃してやれば、どんどん供給が増え、増えたものはちゃんと売れて、みんな豊かになった

(実際には、きちんとした資本を整備するというのは、もっと繊細な仕事で、そこらへんは

ルワンダ中央銀行総裁日記」とか読んでみると面白い

そして、このころ、いわゆる伝統的な金融政策というものが強固になった

・景気が良くてインフレが加熱してきたら金利を引き上げる⇒企業お金を借りにくくなり

経済活動を減速させる

・景気が悪くて困ったら金利を引き下げる⇒企業お金を借りやすくなり、経済活動を活発化する

ちなみに、これも、読んでわかるように供給側(企業)に注目した政策だね

もちろん、この政策を実行した国は格差が拡大したし、途中から不調に陥る国もあった

ただ、格差自体経済問題ではないし(トリクルダウンが起きるはずとか)、汚職教育

由来する問題が足をひっぱているだけだと思われていた

社会問題として改善余地があるが、経済政策としては問題ないはずだった

だけど日本はこのざまだよ


バブル崩壊以降、日本サプライサイド経済学で頑張ろうとした

金利を下げた。実質ゼロまで下げた。もってけどろぼー

でも、景気は回復しなかった

確かに、金融機関不良債権で困っていた。でも、優良企業には貸さないと業績が上がらない

ところが優良企業は借りてくれなかった

法人税を下げた。40%(1989年)⇒30%(1999年

でも、景気は回復しなかった

税収だけは減って財政赤字が増えた

規制を緩和した。もりもり緩和した

金融ビッグバン非正規雇用大店法、酒タバコ医薬品販売、タクシー台数制限撤廃にいたるまで

でも、景気は回復しなかった

雇用者賃金だけは下がった

それでもサプライサイド経済学のひとは、うまくいかないのは政策が徹底していないからという

もっと法人税減税を。もっと規制緩和を。もっと小さい政府

ただ、ここまでくれば、もういくらなんでもおかしいだろうと思われだした

サプライサイド経済学が正しければ「セイの法則」が発動するはずだった

セイの法則は、「供給はそれ自身需要創造する」と要約される([wikipedia:セイの法則])



もういちどさっきの例を書いてみる

お金持ちはお金をもうけるのが得意なんだから、より多くお金があればより有意義投資をして

イノベーションやなんかを起こして経済活性化するから結局みんなが幸せになると

もう、みんな答えを知っている

減税や人件費圧縮で作り出された資金は、イノベーションへの投資ではなく値下げ競争に使われた

だって、それが市場の出した答えなんだもん。イノベーション投資した企業は死んだ

セイの法則なんだそれ。地獄デフレスパイラルだぞコラ

需要のない市場資本優遇しても、溜め込まれるか値下げに回る

そりゃ企業も売れる見込みもないのに、投資もしないしお金も借りない

ここに至って、今まで供給の付随物と軽視されていた需要が景気のカギになると認識されたわけだ

期待インフレ率の登場


さて、どうやら需要が景気の動向に大きな影響を与えるらしいということがわかったけど

なんだかあやふや概念で、どう扱えばよいのか見当がつかない

そこで登場したのが期待インフレ率

需要が多ければ、商品をほしがる人が多いので、値上がりしてインフレになるだろう

需要が少なければ、売れ行きが悪くて、値下がりしてデフレになるだろう

なにより素晴らしいのは、金利とあわせることにより、以前の経済学需要接続することができた

期待インフレ率が高ければ、たとえ金利が高くても、将来的にお金価値が下がるので返済は楽

期待インフレ率デフレなら、たとえゼロ金利でも、将来的にお金価値が上がるので返済は苦しい

これで、日本伝統的な金融政策が効かなかった理由も見えた

さて、じゃあ期待インフレ率を上げるのはどうしたらよいか

リフレやあれこれ


需要を上げるためには再分配したらよいのではという意見がある

確かに、個々人の購買力需要につながるので、究極的な需要の制約条件ではある

しかし、財産を多くもつ高齢者が金を使うかというとそうではないように

ただお金を配分しても、貯金されてしまっては意味がない

なので、重要政策ではあるが、これだけでは足りない

じゃあ、財政的に必要な人に配ればよいのか。高校無償化とか

だけど、これには財政としての問題がついてくる

本当に有効な使い道を官僚政治家が決められるのか。汚職財政規律問題がある

まあ、ほかに人口動態のせいとかで、そもそも需要上げるの無理という人もいる

そんなこんなで最終的に期待インフレ率貨幣に結びついているのを利用することにした

まりお札を刷って物理的にインフレを起こし、需要を上げやすお金を借りやすくした

リフレ政策に至ったわけだ

そしてアベノミクス


あえて書くまでもないかもしれないけど、第一の矢はリフレ政策だけど

第三の矢は昔ながらのサプライサイドの政策に近く、あまり期待できない

というか、需要を重視する立場からは足を引っ張るだけと思うので止めてほしい部類だ

消費税需要の足を引っ張るのは長引く「反動減」で、もううんざりするくらい明らか

この3月消費税の納付期限なので企業業績がどうなるかで場合によってはリストラ

倒産などひどい影響が出るかもしれない(出ないことを祈るが)

さら法人税の引き下げ

消費税が消費への罰税であるのと同じように法人税企業活動への罰税と思ってる人もいるが

端的にそれは間違い

設備投資人件費など経費にはかからないのだから利益が出たのに事業拡張しない

ことに対する罰税なんだ。働かないことに対する罰税ね

そして、事業拡張需要を作り出す

また、一部の人法人税節税のための無駄投資を生むから良くないという

しかし、良くないというのはやはり供給から見た視点で、需要から見れば特に問題はない

というか、推奨すらされる

それに対し法人税の減税は、何もしない溜め込みに有利に働く。これは最悪

ここから伝統的な金融政策に代わる理想的経済政策が考えられたりする

まり期待インフレ率が高いとき法人税を下げて消費税を上げ

期待インフレ率が低いとき消費税を下げて法人税を上げる

まあ、実際には税金をいじるのは大変なので、最低限、消費税を上げるなと

それだけ

まとめ


サプライサイド経済学はもうやめよう

---

2015-3-10追記

皆様たくさんコメントいただきありがとうございます

財政出動の項で話としてややこしくなるけど出しといたほうがいいか迷った点

id:cider_kondo これを完全反転させた「全部ケインズが悪い流れ」も割と簡単に書けるよなー、と思った。散髪行くから書かないけど(嘘

財政出動については効果がない」説があることは確かです

ただ、クルーグマン代表されるように、財政出動していなかったら

もっとひどいことになった派も沢山いて議論が分かれています

これについては、欧州緊縮財政が行われているので、近い将来

日本比較する研究定説が出るものと期待します(玉虫色

(cider_kondoさんが、財政出動派の皆さんとガチで殴り合ってくれることを期待/マテコラ)

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