はてなキーワード: 諌めるとは
Twitterなんかでも「大臣が被害者」みたいな話が結構リツイートされてる。
特別ネトウヨ的な人じゃない普通の人なんだよね。まあ安倍総理の支持者だと思うけど。
なんか大臣に否定的なこと発言するのが憚られる空気あるね。正直ちょっと怖いよ。最近。
確かに記者はしつこいけど、あの程度でキレる人が重責を担えるの?って不安にならないのかな。
あれじゃ贔屓の引き倒しでしょ。身内に甘すぎると組織が腐るよ。支持者ほど諌めるべきは諌めなきゃダメでしょ。
あのくらい上手くいなして、自分の得点にできるような冷静さを期待するでしょ。
あんなキレやすい大臣じゃ、周りの人も怒らないように気を使ってるんじゃないかと心配するよ。
みんなに『先生、先生』ってチヤホヤされて感覚がズレてんじゃないかな。
自民党のためにはむしろ是々非々で諌めたほうがいいと思うけど。
菅官房長官はまだバランス感覚がある気がするけど、支持者がなんでも擁護になっちゃって怖いよ。
自民党支持者の人、どうなんですかね?実際のところ。
中高年の世代は権威主義の人が多いように思えるが、権威で物事の正誤を判断するのは非常に愚かな行為で、
頭の良い層にとっては愚かさの極みであると思われる。
特に理系の人間であれば、正当かを判断するのには非常に慎重になる必要があると理解できるだろう。
有名な機関が発表していたとしても、その主張に至るまでのプロセスなどを加味した上で蓋然性の高さを評価する。
時には権威主義の人間が愚かに思え、雰囲気で正誤を判断してしまう風潮を変えたいと思うようになる。
最近ではテレビで有名大学の学生だったり医者や弁護士など、権威を認められた人間が、
意外にも一般人と大差がなく、そこには誤謬も偏りもあるという情報が共有されるようになってきた。
特に大学入試に関してはテクニックの世界であることが露呈され、テストの手段や知力の指標としては危ういものになっていると感じる。
この流れが、権威に対する疑問をもたらし、今までの絶対的な判断の仕方に変化をもたらすのではないかと期待する。
だが一方で、インターネット上では耳学問で得たあやふやな知識と不完全な思考力を持つ人間が、
陰謀論や極論を論拠に、非常に知識も正当性にも長けた人間を否定する動きが見られる。
こういう理屈が通じない人間には、圧倒的な権威で正当性を認めさせるのが有効な手段なのだろうが、
その方面に関して言えば逆行していると言えるだろう。
勉強しなくても生きていける世の中であるが、こうした頭の悪い、世の中をかき乱すだけの人間を減らすには各々に勉強をさせる必要があるだろう。
正当な人間をも権威が低下した中で、自己評価が肥大した人間を諌める手段は非常に効率の悪いものになると想像する。
わざわざ町にまで出向いて色んな人に尋ねたのに知的好奇心をなんら満たせず、それでも持ち帰ったお土産は妙に鬱屈とした疑念くらいしかない。
もちろん、真実があの町から得られなくても、『あいつ』についてのアテはまだ残っている。
タケモトさんがいる、というより位しかいない。
弟もそれを感じたのか、ずっと黙りっぱなしだ。
タケモトさんが『あいつ』かもしれない、その可能性を知ってしまった今となっては、『あいつ』について尋ねるなんて俺には心苦しくて無理だった。
他人の過去に、人生にあまりにも踏み込みすぎた、弟を無理やりにでも止めるべきだった、と俺は後悔していた。
だが突如、意を決したかのように弟は立ち上がり、俺に向かって声高に言う。
「タケモトさんに聞いてみよう」
やっぱり、そうくるのか。
「分かっているのか。俺たちの求める答えなんて、そこにはないかもしれない。場合によっては、後戻りもできない」
「兄貴。今のこの状態で、夜ぐっすり寝て、明日の朝気持ちよく起きれるのかよ」
「……」
「今日、寝れるのかよ!」
「……寝れない」
俺たちは『あいつ』について、既に片足どころか半身が浸かっている状態だった。
出ようと思えば出れるだろう、だが向こう岸にはたどり着けないし、半身はビショビショになったまま。
俺たちはたとえ全身がズブ濡れになろうと、向こう岸にたどり着けるか分からなくても進む道を選んだのだ。
俺たちはタケモトさんに、『あいつ』のいた町に行ったこと、そして『あいつ』について調べようとしたことを話した。
その行為を多少は諌めると思いきや、タケモトさんは黙って俺たちの話を聞いていた。
「タケモトさんは……タケモトさんが『あいつ』なんですか?」
「はあ? どういう理屈で、そういう発想になるんだ?」
さすがのタケモトさんでも、その言葉は予想外だったような反応だった。
そして、その反応で俺の不安はひとまず解消された。
「何をどうしてそんな結論になったか分からんが、オレとあいつは別人だ」
「あの、『昔のオレとは別人だぜ』みたいなことでもなく?」
タケモトさんにここまで言われて、弟もやっと納得したようである。
冷静に考えてみれば、俺たちの劇的発想はフィクションに触れすぎた結果導き出されたもので、大したエビデンスもなかったんだ。
疑惑が晴れたところで、タケモトさんは町に行って得た情報について尋ねだした。
「その町の連中は、あいつについて何て言ってた?」
「いや、大したことは何も」
「えーと、『よく知らない』とか、『いい人』だとか……」
「ふ、そんなとこだろうな」
タケモトさんの口ぶりから、答えは何となく分かっていたってことなんだろう。
「仕方ねえ。意味の分からんことを吹聴されても困るから、ちゃんと語ってやる」
「まず、あいつの現在についてだ。ヒントは、その町の連中が言っていた『いい人』だ」
「今は改心して『いい人』になっているってことですか?」
「トーヘンボクが。改心なんかしなくても、『いい人』になれる方法がもう一つあるだろ」
そこまで言われて、俺はやっと気づいた。
それと同時に、俺は『あいつ』に関する話は、予想以上に不味いものだとも分かり始めたんだ。
「……『あいつ』は、もう死んでるんですね」
間違いなくあの日の出来事が決定的だったのは分かるが、何があいつにとって不満だったのか、俺には不可解だった。
同級生のタイナイにそのことを話すと、やはり冗談半分にしか聞いていなかった。
「じゃあ、あくまで仮定の話として、カジマが魔法少女になることを拒否した理由を考えてみてくれないか」
タイナイは十数秒ほど唸ると、おもむろに口を開いた。
「マスダの弟は、カジマは魔法少女になりたいわけではないといったんだよな」
「ああ」
「恐らく、正解だと思う」
「はあ!?」
「人が心から何かになりたいとき、『なって何をしたいか』とかも考えるんだよ。なったら終わり、ではないんだから。それに『ならなければ出来ないこと』じゃないといけない。ならなくても出来ることなら、今の状態でもやろうと思えば出来ることなわけで」
確かにあいつは『魔法少女になりたい』とは言っても、『何をしたいか』は観念的なことばかりで不明瞭だった。
「あと、『なるためには何をすればいいか』ってことも考えるんだよ」
「それは……『なるためには何をすればいいか』が、そもそも分からなかったからだろう?」
「僕もそう思っていたけどさ。マスダがわざわざ方法を見つけ、お膳立てまでしてくれたのに、それを反故にしたのは妙だ。なる気がないと考えたほうが自然だ」
俺も薄々気づいていたのかもしれない。
それでも、その答えを先送りしたかったのは納得したくなかったというのもあるし、もう一つ分からないことがあったからだ。
「そうだとして、なぜあいつはそんなことを吹聴していた?」
そう、あれほどまでカジマが「魔法少女になりたい」と周りに言っていた、その理由が分からないのだ。
「僕たちも『有名人になりたい』だとか、『大金持ちになりたい』だとかを妄想したことはあるだろう?」
「まあな。この年齢にもなると、言葉にするのすら憚られるが……」
やっと気づいた。
カジマは『自分は、今の自分ではない何者かになりたい』と言いたかった。
俺たちが考えているよりも、もっと気軽に、まるで呟くように発露したかった。
つまり、カジマにとって『魔法少女になること』は本来の目的ではない。
「そう。だからそれに伴った行動もしない、するつもりもない。なったところで、これといってやりたいこともない。というより本当になってしまったら『魔法少女になりたい』と言えなくなるから、むしろ困るんだよ」
「あいつの『魔法少女になりたい』も、本質的にはそれと同じだと? だが、なぜ数多ある中から魔法少女なんだよ」
「やるべきことが分かっている以上は行動に移さなければいけないからさ。周りにそれを期待される。その期待に応えられないと、失望される」
「周りにそう思われてまで語れるほど、あいつはバカになれなかった?」
「そう、つまりカジマは夢を語る人間だと周りに思って欲しかったが、不必要な期待も失望もされたくなかった。だから、なれる方法すら不明だった『魔法少女』を選んだってことなんだと思う」
「虚言癖ってやつだったのか、それも打算的な」
「マスダ、端的な結論は本質から遠のくぜ。虚言とはちょっと違う。多少はなりたいと思っていただろうさ。でも、必然的に伴うリスクを負ってでもなりたい程ではなかった。もしかしたら、そういう事態になるまでカジマも自覚がなかったのかもしれない」
だが、あいつがあの日以来『魔法少女になりたい』と言わなくなったというのは事実で、俺のやったことは余計なことだったという確信はあった。
徒労感、失望感といったものはなかったが、ただただ俺は脱力した。
カジマが『魔法少女になりたい』と吹聴しなくなって、周りはやっとそれが不可能な夢だと気づいたなんて思っているが実は違う。
カジマは「魔法少女になりたかった」というより、「魔法少女になりたいと言いたかった」のだ。
俺はそれを暴くという、野暮なことをしてしまった。
今はただ、カジマが新たな“なりたい”を見つけることを願うばかりだ。
数ヶ月前、賃金未払いで会社がゾンビ化したので話題の(?)三田労基にいってきた
都内の会社で問題があると場所的にお世話になることが多いと思う
労基って噂でしか聞いたことがなかったからどんなだろうなと思ったけど
50近くのような方が窓口に立っていたのが印象的で、人手が足りないっていうのは本当なのかもと漠然と思った
私のケースはテンプレートに沿ったものだったので、手続きは非常にスムーズに話が運んだ
こういった相談窓口の場合、限界まで耐えて相談に来る人と、あまり考えていないおかしな人や、他責的な性格の人が多く来訪することだろう
労基はあくまで労基なので、できないこともあるだろうし
どちらの側に立つか、どう受け答えするかは難しいんだろうなぁと思った
ちなみに私の未払いは未だ解決していない
何かと手順があるらしいが、相手が人だったり、審査期間が全国に一箇所しかなかったりと
元社員は私だけじゃないので、色んな人から話を聞いたりしていて大変そうだなと思った
労基を利用してみた印象だが、紙とペンの時代からそのまま止まっているかのような感じだなと思った
やり方は全く間違っていないのだけど、今ならもっと効率化して大量に捌けるんじゃないかなぁと
地方の役所なら十分だけど、都内の無数の労働者の受け口としては「これではムリだろ」という印象を受ける
まあとは言え少ないリソースでとりあえず回せるだけ回しているようなので
こういうのは外部から政治家かがどうにかしないと何ともならないだろうなぁ
以上、小並感でした
竹田恒泰が「目的の真意を隠して行動する」ことの例えとして、女性を口説くことを例に挙げ、
コメンテーターが失笑するだけなら特別感慨もなかった(朝ナマではよくある)のだが、
その直後、三浦瑠麗が「そんな女性差別的な感覚を…」といった発言で
竹田某を諌めるようなセリフがマイクに拾われているところが妙に引っかかった。
男が女性に声をかけるのは、その最終目的として性行為をしたいからだ、
ネットにみならず、女性たちは様々なメディアで男の草食化を嘆き、あるいは嘲笑し、
「自分からアプローチできない男は情けない」と煽ってきたではないか。
アプローチする目的の一つは、確かに性行為への同意を取り付けることであり、
そしてその目的は男女間の暗黙の前提として了解され、殊更明らかにしないことは常識の範疇だ。
(「あのーあなたとセックスしたいんですが」とアプローチするバカはいない)
「草食系」(あるいは「肉食系」)の「食」という暗喩は、明らかに性行為を意味している。
(そうでなければ何だ? お互いを理解し合うことを「食べる」と表現しているのか? そんなバカな)
三浦瑠麗だって20代前半に大学の先輩に「食」われて、一児を出産しているではないか。
自分の夫は女性差別的とは思わないのか? それとも自分の半径5メートル内だけは例外事態なのか?
http://anond.hatelabo.jp/20160717005612
大人がすべきなのは、戦争になったときに子供達を戦争に行かせない努力じゃなくて、
適切に権力を監視し、経済を安定化させ、雇用を創出し、治安を維持すること。
にもかかわらず、日本の政治なりマスコミの偏向を見ていると、それとは真逆のことが行われている。
口では子供達のためといい、高齢者の福祉に予算を要求し、勉強を無駄だといい、
粗暴者をスクールカーストの上位ともてはやし、多数のバカを諌めるのではなく、多数のバカに媚びを売る。
そして徐々に全体が不真面目になり、利己的になり、自己犠牲する人間を利用し、不安定になっていく。
と思っていざ行為に赴くと目の前の女のアラばかり見えてきて、一応たつはたつけど、精神的になんでこの女とセックスしているんだろうなと思って途中でめんどくさくなって辞めるのがこの10年ぐらい続いている。
好きでもない女ばかり相手しているからだと人は言うが、好きでなくても、ブサイクであっても相性ってのがあって、妙に興奮をそそるタイプの女ってのはいるものだ。
先日の経理のSは、まさにそれだった。
地味子が服着て歩いているような、多分30前ぐらいの女だった。顔立ちはキレイなのだが、過去にニキビで悩んだ時期があったのであろう、若干の隠し切れない肌の荒れが化粧の上からでも目立つのは知っていたし、彼女がそれを気にしていることも何となく感じていた。
以前は会社内での情事はそこそこ気を使っていた方だったが、最近は転職もしている事もあり、問題にならないレベルで社内、取引先と誰でも構わないと思っている。
文句をいうやつがいれば辞めて福島でもいけばいい。もうそれを諌める人も俺にはいないのだ。
Sの外見は首から上のコンプレックスとは対照的に、たんぽぽの川村と同じレベルの肢体である事は服を着た上でも分かっていた。視姦という言葉は使いたくはないが、彼女を見るたびにその体が自分の上でどう畝るかしか、この2ヶ月ほどは考えていなかったのだ。
未だにこんな幼稚な主張する奴がいるのか……
熊本の地震の話をしても、どうしても自分は発生のメカニズムとかそれを元にした自分が住む場所の安全性とかって話になるけど、やっぱり嫁は現地の生活の不安とかそれを置き換えた自分たちの不安とかの話になりやすいんだ。
それはあくまでお宅の話であって、男が女がといった性差の問題ではない
五年前の震災のとき、我が家は父親が一番パニックになって女連中がそれを理屈で諌める状態になった
女だから男だから、という表層的な先入観でしか相手の言葉を聞けない人間はだいたい自分は冷静で論理的で頭いいと思い込んでいるコミュ力のない馬鹿なので黙ってていよ
http://anond.hatelabo.jp/20151128151931
カルトにハマりつつも、受け入れてくれない周囲と葛藤を持つ女の子がいるのよ。少しずつ良くなるように説得してく話なんだけど、冒頭で恋人は大失敗するのね。で、後半、兄弟はわりといい感じで諌めるの。
不幸だなーって言ってる人に説教始めるバカって、恋人そっくりなんだよね。
相手のことをわかってもいないのにアドバイス。
信頼がなくなってるのに、心配したから、思いやったから、思い通りになるだろ!とカンチガイしてるイタさ。
むしろ黙ってる方がマシなケースもあるけど、自己満だから気づかない。
介入しなきゃ!介入しなきゃ!発情期の犬みたい。笑
他人がいなきゃ成り立たない!というのも、自分のみが、自分こそが、相手にとっての他人だ!というこじらせに気づかないだけ。
気づかないからこそ、恋人のようにしつこく連絡してウザがられる。
この文章はすごく長いです。ひまな時に読んでください。
わたしの小さい頃はインターネットなんてありませんでした。なので私は漫画を読んだりゲームをしたりして遊んでいました。それに比べて今の子供はとても幸せだなと思います。漫画やゲームに加えて、LINEで友達と会話し放題、ホームページは見放題、とてもうらやましいです。私がインターネットにはじめてつないだのは15歳の頃です。その頃は電話をかけてインターネットにつなげるため、接続している時間の分お金がかかりました。電話代を払う親に申し訳なくて、Yahooを開いただけですぐにやめました。インターネットで友だちと話すなんて当然できませんでした。繰り返しますが現代の子供がうらやましいです。
こんな便利なインターネットですが危険なこともあります。ミスをして、犯罪に巻き込まれたり、他人にけなされたり、恥ずかしい思いをしたり……私はそのような人を多く見てきました。こんなインターネットの世界ですが、所詮は人間が作った社会です。気をつけてほしいことはたくさんありますが、それらはあなたのお父さん、お母さん、先生から習うこととほとんど変わりありません。
外を出歩ければ交通事故にあうからといって、家にずっと引きこもっているのは間違いです。インターネットには悪い人がたくさんいますが、それは現実社会でも同じです。安全なインターネット生活を送るため、私はこれら6つのことを皆さんに伝えたいと思います。
いかがでしょうか。たった6つです。それでは始めます。
あなたも友達とけんかして、「ばか」だの「デブ」だの悪口をいうこともあるでしょう。それらは周りに誰もいなければ、誰にもわかりません。「○○君が、『バカ』って言った!!」と声を荒げても、ICレコーダーやスマートフォンで記録していない限り証拠はありません。
しかしインターネットは違います。あなたのメール、facebookやLINEに書き込んだ内容、ダウンロードした音楽など全て記録されています。携帯電話でもパソコンでも一緒です。
普通の人はその記録をみることはできませんが、警察は犯罪の疑いのある場合、見ることができます。また、ネット上の悪い人はその記録を見ようとして一生懸命になっています。インターネット業界の人は記録を見られないように必死で頑張っていますが、それでも悪い人に見られる場合があります。絶対に安全とはいえないのです。
あなたはLINEやFacebook, Twitterで悪口を書いたりしていないでしょうか。変なソフトをダウンロードしてないでしょうか。それらは全て記録されています。悪口をかいた記事を消しても無駄です。書いた記録は残りますし、消されたブログを見る方法があります。これはだれでも使えますし、別に犯罪ではありません。もしくは誰かが保存しているかもしれません。
学校やお家でネットしている時、i-フィルターというのを見たことがありますか?これは有名なソフトでみなさんに有害なソフトを見せないようにしています。このソフトを使えばお父さん、お母さん、先生がみなさんのネット利用状況を把握できます。Twitter, LINEであれば暗号化しているので書き込み内容は見られませんが、それでも何時間見たかとかは分かります。裏サイト、Yahooの検索など暗号化していない場合は何を書いたのか分かるかもしれません。
どうせ記録に残るなら、悪口ではなくもっと価値のある発言をしようとは思いませんか?
本当のことだからみんなに伝えたいと思うかもしれません。しかし社会には通用しません。本当のことでも名誉毀損罪(めいよきそん、他の人をばかにすること)は適用されます。もしみんなに伝えたいと思うならば、罪に問われるのを覚悟して伝えなければいけないのです。罪に問われなかったとしても、誰かを傷つけたりするかもしれません。送信ボタンを押す前に一度深呼吸して、内容を確認した方がいいです。
警察は人のものを盗んだり、人を傷つけたりした人を捕まえています。そして裁判を経て、場合によっては牢屋に入れたりします。そうやって世の中に悪いことをするひとを減らそうと努力しています。しかし警察も「悪いことをした人」を捕まえることはできても、「悪いことをしそうな人」を捕まえることができません。それは「悪いことをしそうな人」は別に何も悪くないからです。
パソコン、あるいはスマートフォンにはウイルスバスター、ノートンなどさまざまなウイルス対策ソフトが入っています。人によってはこのソフトを入れているから何をしても大丈夫だという人もいます。危険なことをどんどんしてもいいと考える人がいます。
大間違いです。警察の例で言うならば、ウイルス対策ソフトは「被害にあった人」のデータを集めて、「悪いことをした人」への対策をします。つまり、ウイルス対策ソフトは「最初に被害にあう人」を守ることはできません。また、「悪いことをしそうな人」へは何もすることができません。
あなたがその「最初に被害にあう人」になるかどうかは誰にもわかりません。世の中には交通事故に絶対合わない方法はありません。道路を渡るときにどんなに気をつけていても、車が自分に突っ込んでくればどうしようもないからです。だからといってあなたが信号無視をしてももっと危なくなるだけです。危険だと「分かっているなら」それはしないほうがいいのです。
大人は言います。「世の中にうまい話はあるわけがない」と。私はちょっと違う意見です。私は「世の中にうまい話はある、それは話をする人にいいことがあるからだ。」と考えています。
有料で売られているソフトを無料で配っている人があります。あるいはテレビ番組をYouTubeでみんなに見てもらいたいという人がいます。その人たちはどうしてそのようなことをするのでしょうか。
それはお金のためです。売っているものをただでくれるとなれば、だれでもよろこんで飛びつくに決まっています。彼らはそのようにして人を集めて、ウェブサイトに貼ってある広告でお金を稼いでいます。YouTubeでも再生数に応じてお金をもらうことが可能になりました。ヒカキンはそのようにしてお金を稼いでいます。
勘違いしないで欲しいのは、決まりさえ守れば無料のソフトを配ることには問題ないということです。有料のソフトを無料で配るのが良くないのです。また、悪い人はコンピュータウイルスを仕込むかもしれません。それはウイルス対策ソフトで防げないかもしれないのは2で説明したとおりです。
また、インターネットでお金を稼ぐことがけして悪いわけではありません。テレビ局に許可を得ず、勝手にYouTubeにアップするからダメなのです。ヒカキンは自分で作った動画を自分でアップしているので何の問題もありません。
テレビは無料で放送しているから、YouTubeでみんなに見てもらおうとするのは問題ないと思うかもしれません。しかし、それを決める権利はあなたにはありません。それは番組を制作したテレビ局が決めることです。
テレビ局はテレビ番組中にCMを入れることで、他の会社からお金をもらっています。最近はテレビ以外にも楽しいことがあるので、みんなはテレビを見なくなりました。なのでテレビ局がお金を稼ぐことは、昔と比べて難しくなりました。YouTubeに番組をアップしてお金を稼げるならばテレビ局はとっくにそうしています。彼らはいろいろお金の計算をして、アップしない判断をしているのです。テレビ番組はテレビ局のものであなたに番組をどうするか判断する権利はないのです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。いくつか悪いことを紹介したましたが、それでもあなたはその悪いことを続けるかもしれません。
それはどうしようもありません。あなたとわたしは結局他人です。教えることはできても、悪いことをできないようにすることはできません。あなたを牢屋に一生閉じ込めればできることですが、そのようなことは私もあなたの父母も望んでいません。
深夜車がまったく通らない道路で信号無視することは法律違反です。しかし、実際に信号無視をするかどうかは個人が判断することです。誰もみんながやっているから、車が通らないからというのは言いわけであって、してもいい理由にはなりません。
重要なのは信号無視にしてもネットの悪口にしても「悪いと理解した上で」やって欲しいということです。知らなかったでは済まされないですし、遅いのです。大人ですら「悪いと理解した上で」やってる人は少ないです。
これまで散々「〜するな」と「危ない」とか言い続けてきまし。でもみなさんがネット上で何かするのが間違っているのではないか、とビビってしまうのは私の望むところではありません。
ニコニコ動画、Youtubeなどでどこからかとってきた音楽をそのまま使って動画をつくりアップするのはダメですが、自分で演奏した動画、その演奏に歌をつけた動画、初音ミクに曲を歌わせた動画は問題ありません。
学校の授業で動画などをつくることもあるでしょう。著作権法には教育目的であれば必要な分だけコピーすることができるとされています。有料ソフトをコピーするとかはダメです。例えば音楽を使いたいのであれば「誰の何という曲」という項目をきちんと表示してください。
ちなみに誰にもみせなければ漫画、映画、アニメ、音楽を好きに使って動画を作ることが出来ます。これは犯罪ではありません………誰にもみせなければですよ。
あなたは今お父さんやお母さんと一緒に暮らしていることでしょう。時にはケンカもするかもしれません。「お父さんはどうして僕の気持ちが分かってくれないんだろう。」と恨むこともあると思います。「お母さんは考え方が古い」とバカにすることもあるでしょう。
世の中の常識は時代が進むにつれて変わります。つまり今悪いと思われていることが、悪くなるかもしれません。5で「演奏した動画は問題ない」と書きましたが、これは「現時点」の話です。いろんな大人が話し合ってこのようなところに落ち着きました。
現代はあまりに世の中には著作権法その他の決まり事を無視しています。それは誰にも止められません。しかし、それは「今は」悪いことであるとまず認識して欲しいと思います。そしてみなさんがおとなになった時に法律や常識を変えるよう運動すべきです。インターネットは特別な世界ではありません。人間社会のうえに成り立っている社会です。ただ情報の共有コストがほぼ0なのです。
未来においては、今の常識は通用しないかもしれません。いままで気をつけたほうがいいことを書いて来ましたが、それでもどうなるか分かりません。一般、有名人問わず過去にやった犯罪をネットに書き込み、「炎上」するのはよくありますが、アメリカの大統領だってそのくらいの告白はします。このような欲求は人類共通のようです。
常識が変わるかどうかは未来になってみないとわかりません。それでも大人は変わらないもののために、今あなた方にいろんなことを教えているのです。
この文章はわたしの友達があまりにインターネットで危険なことをしているため、それを諌めるために書きました。世の中には初心者向けにインターネットセキュリティについて書かれた文章が山ほどあります。しかし、それらのほとんどすべてが技術論に偏っていました。しかし著作権だのフィッシングだのと言う前にもっと大切なことがあるのでは無いでしょうか。
インターネットの世界も技術の進歩が早く、いろんなことがどんどん変わっています。CDに入っている歌を無料でダウンロードして聞くことが、かならずしも著作権法違反であるとは言えない世の中です。何がだめで、何がよいのかというのも徐々に変わっています。信頼出来るドメインはどう判定するのか、2chまとめサイトは著作権法違法なのか、画像の転載はいいのか、短縮URLサービスは信じられるのか、
世の中は人を信じなければ渡っていけません。しかしどのような人、どのようなことを信じるのかは我々先達の教育にかかっています。そして結果どのようにするかは個人の判断に任されています。結果的に教えは間違っているかもしれません、しかしだからといって教えるのを放棄したのでは傷つく人が増えるだけです。教師か反面教師かは時代が決めることではないでしょうか。
小学校高学年程度にわかる文章のつもりで書きました。そのため「転び公妨」とか「ハッカーとクラッカーの違い」とか「ウイルス対策ソフトのヒューリスティック機能」とかいうツッコミはなしでお願いします。
他にも児童ポルノの問題など書ききれませんが、とりあえず6つだけで終わります。
どんな無能な人でも比較優位性のある仕事をすれば会社全体の生産性を上げることができる、という言説をときおり耳にする。私自身は無能な人間で、こういう耳ざわりの良い話は大好きなのだけど、一方で鵜呑みにしてしまっていいのだろうか?と思う。
ウィキペディアと経済学の入門書から読みかじった程度の知識なんだけど、そもそもリカードの比較優位の話って二国間貿易での話なんだよね?大抵の会社での業務は2人よりもはるかに多い人との分業で成り立っているはずだから、比較優位でもって安易に生産性について語ることはできるのだろうか?
もう一つの疑問として、比較優位性のある能力を活かす部署に配属されている場合はどうすればいいのか、というのがある。企業の貿易とか自由業者の話であれば、経済主体の意思で比較優位を活かした経済活動ができるだろうけれども、人事に業務を制約される会社員が比較優位性を活かすのは、実は結構難しいことなのではないだろうか。
他にも、業務知識をうまく共有できてない職場では、分業を進めすぎるとかえって的確な判断ができなくなるということもあるのではないかと思う。そういう状況下で各々が比較優位を重視して仕事しても、全体の生産性向上にはあまりつながらない気がする。
なんだかまとまりのない、もやっとした疑問になってしまったが、要するに自分の置かれている環境の制約について考慮せずに比較優位の原理でもって仕事の話をするのは、無能な自分を諌めるアヘンにしかならないのではなかろうか、というのが私の疑問。
そういうことを考え始めると、やっぱり無能な自分は会社を辞めて隠遁生活を送ったほうがいいんじゃないかと思いはじめて眠れない。
あいつら(ミニマリスト)は基本的に弱者だって観点を踏まえたブクマが
「頑張って働けば、稼ぎを増やして好きなものに囲まれた生活を送れる」
そういう人たちが、自分の生活設計のセルフコントロール感を取り戻す事を通じ、
「みじめな貧困生活を送るわたし」とは異なる自己肯定感のあるセルフイメージを
持てるようにする、みたいな感じで。
例のビッグカメラの件とかは好きなだけ叩けばいいし、
多くのミニマリスト系ブログから漂う自己啓発的なキモさには何の異論もない。
あいつら(の大半)には、確かに色々足りてない。
でもさ、おまえら「月に一度の回転寿司が唯一の楽しみの生活保護家庭」叩きみたいな、
「愚かな振る舞いをする弱者をあざ笑う記事」とかには、それを諌めるような、
文化的資本とか環境要因に触れた、愚かな弱者によりそった視点からのブクマとかつけてるわけじゃん。
今回のきっかけのビッグカメラの件とかはは確かに調子のりすぎだと思う。
思うんだけどさ、
優しさとか冷静さとかが、ちょっと、かなり、相当に足りないんじゃないの?と気になったよ。
とここまで書いて、ほぼ同じこと書いてるブログあった。
http://kutabirehateko.hateblo.jp/entry/2015/07/26/035930
のでそっちだけ読んでくれりゃいいや。
こんな当たり前過ぎること、いちいち言うのも嫌になりますが今回のクソコラがなぜダメなのかって不謹慎だからとか不快だからとかそんなんじゃありません。
実際にISISの人間がツイッター上で間抜けなオタクどもが作ったコラ画像を見ている。
人質の生殺与奪を握られている状況で、です。彼らが逆上して人質に危害を加えたらどうするのか。その程度の現実感覚すら持ち合わせていないのか。あるいは分かった上でやっているのか(もしそうなら本当に人間をやめている)
まあ彼らオタクに何を説こうが諭そうが無駄です。全てがネタの破滅型思考なので。それに巻き込まれる人間はたまったもんじゃないのですがね。
自分もそのオタクの1人です。でも今回の件でさすがにもう無理になりました。
今まではこういうことがあっても、「作品とそのファンは別なんだから作品だけ楽しんでりゃいいや」とか「全てのオタクがこんなんじゃないよな」
と自分をごまかしごまかし楽しみを失わないようにしていましたが、さすがにもう無理です。
ISISのクソコラは今のオタク文化圏をこれ以上なく的確に象徴しています。
自分はツイッターで好きな漫画家さんを何十人もリストに入れていて、それをついさっき遡ってみましたが、オタクどものクソコラを諌める声なんてありゃしません。
当然です。クソコラを作ってるようなオタクが彼らにとっての商売相手ですから。
でも彼らはずっと気付かないのでしょうね。そういう態度がどれだけオタク界隈のパイを削っているか。どれだけの人が辟易して離れていっているのか。
今に始まったことじゃありません。
例えばニコニコ動画のある系統のボーカロイドの動画につけられる「仕事を選べない初音ミク」みたいなタグ。わかる人にはわかると思いますが。
こういうものを見て離れていっている人は相当数いるでしょうね。
「そんなもの気にせず楽しめばいいじゃん」と言う人もいるかもしれませんが、そこまでクズに成り果ててまでオタク趣味をしたくないですよ。今のオタク界隈はどこまでクズになれるか、タブーを破れるかを競うような風潮さえありますけど。
そういえばISISのクソコラの中にアニメ「ご注文はうさぎですか?」の画像を使っているものがありましたね。じゃあ例えばそれをアニメの公式アカウントに知らせたら彼らは毅然とした態度が取れるでしょうかね? 今のオタク界隈を見るにかなり怪しいと思いますが。それくらい腐ってますよホント。
もうどうでもいいです。好きなことがこんな風に成り果ててしまうのは本当に悲しいですけど、人間やめてまでオタクを続ける気もありません。
他人の人権を平気で踏みにじって、ネタとして喜ぶようなカルチャーは滅びなければいけない。それで儲かるような人がいてはいけないんです。勝手にやってろってことじゃないんですよ。
手始めに各週刊紙にアニメごちうさの画像を使ったISISのクソコラを送ります。複数枚です。
ごちうさは自分の大好きなアニメです。だからこそこんな風に使われるのは許せないし、それを咎める人間がいないのならもう滅びていくしかないでしょう。
人命がかかっている時にこんな風に持ち出されて、ネタにされて、心ぴょんぴょん? ふざけんなって話です。
オタクは白い目で見られ続ければいい。
偏見? 差別? 違いますよ。見抜いてる人は見抜いてる。オタク界隈の腐り切った精神性を。
でも最後に少しだけ謝ります。ツイッターにもほんの少しだけ、ほんの少しだけですが良心的なオタクがいます。他のゴミのようなオタクにどれだけネタにされ、マウントされ、お花畑扱いされても、今回のクソコラ祭りを諌め、なんとか抑え込もうとしていたオタクの方々が。
彼らは言っていました。「オタクがみんな同じだと思われたくない」と。
ごめんなさい。こうやって腐らずにやっている人に対しては本当に尊敬を感じるし、逆張りしている自分が恥ずかしくなる。でも自分はそこまで根気強くはいられませんでした。
悲しいですけど早々と抜けさせてもらいます。
東京都千代田区。
都心の一画。
ここに一軒のマンションがある。
ガチエージェント遠藤(仮名)の住宅である。
世界でも有数のガチエージェント。
彼らの仕事は決して世間に知らされるものではない。
早朝の丸の内を駆け抜ける遠藤の姿を発見した。
時折立ち止まってしてスマートフォンを操作する遠藤の姿に目を向ける人はいない。
Q、おはようございます。朝、早いですね?
「ええ。始発が動く前にファームを廻る必要がありますからね。
一日分のXMPバースターをどう集めるか。これが大切なんです」
日が昇る前、人々が行動する前から遠藤は動き始める。
手に持つペットボトルが、途中、3回変わった。
「俺なんかがエージェントやれてるのは、Enlightenedの皆さんの支えがあるからなんです。
支えられてばかりじゃなく、こうやって早朝のリチャージをやらないとね」
そう語る遠藤の目は何よりも真剣だ。
ガチエージェントに一切の妥協はない。
遠藤の誇りはそこにあるという。
Q、いつも、この道なんですか?
「いや、巡回の道はいつも変えています。
夜中に攻撃を受けているポータルもありますからね。
ほら、そこの郵便局のポータルはレゾネータがいくつか壊されていますよね」
ただ、ハックするだけではない。
ポータルの修復を忘れない遠藤の姿勢に、ガチ勢の気概を感じた。
「ファームを維持しないと始まりませんからね。大切なんですよ、これ」
遠藤は巡回を終え、カフェに向かう。
勝手知ったる動きで座席を確保する。
Q、朝食ですか?
「いやあ、やっぱりエージェントは体が資本ですからね。
でも、この窓際の席は3つのポータルがスキャナーに入るんですよ」
そう言って遠藤はスマートフォンを操作する。
ハックしながらサンドウィッチを食べる手付きは手慣れたものだ。
「この3つのポータルは入店前に2回ハックしていますからね。
バーンアウトしたので次のポータルに向かわないと」
素早く会計をし、店を出る遠藤。
その足で東京駅に向かう。
時刻はまだ6時22分だ。
「すみません、静かに」
「あちらを見てください。
あのサラリーマンが急に立ち止まってスマートフォンを取り出しました」
「彼はResistanceのエージェントなんですよ」
「こうやって実際にエージェントと遭遇できるのは拡張現実ゲームの醍醐味ですよね」
遠藤は以前はオンラインゲームに没頭していたが、
Ingressがリリースされてからはこれ一本だと言う。
Q、話しかけないのですか?
「そうですね。話しかけることもありますが……。
今日は彼が維持しているファームを攻撃する予定なのでやめておきます」
午前中にポータルを巡回した汗を流すために、遠藤は銭湯に向かう。
「この銭湯はポータルになっているんですよね。ここもリチャージしないと」
ただ、汗を流すだけではない。
熟練の技が、光る。
ファーム巡回も一区切りつき、遠藤の攻撃に同行することになった。
今日はJRで浜松町に移動し、増上寺まで敵ポータルを破壊をするそうだ。
「このあたりはResistanceのファームになっていますからね。
そう、朝に出会った彼の職場もこのあたりなんですよ」
昼休みも終わったこの時間帯に攻撃をしかけることが効率的だという。
「会議中のエージェントが多いですからね。リチャージもあまりこないんです」
「仕事は火曜日が休みなんですよ。平日の日中に動けるのは有利ですから」
浜松町から増上寺まで、水没していた地域に草原が広がっていた。
「iOSを使っているエージェントのために残していてもよかったのですが、
このあたりはResistanceのエージェントも多いので仕方無いんですよね」
遠藤のハングアウトに連絡が入ったようだ。
あと1本のレゾネータを刺すとレベル8になるポータルが静岡に2つあるという。
我々はさすがに静岡までは移動できないので、本日の取材は終えることにした。
先週の日曜日(3/16)。池袋で行われた、在特会によるデモ行進と、それに対向するカウンターの抗議活動を見てきた。
嫌韓系の報道やまとめサイト、ヘイトスピーチの問題、それに対するしばき隊の活動など。
ネット上ではよく目にする話題だけど、実際の現場に立ち会ったことはなかったので、興味本位で。
http://cracjpn.tumblr.com/post/79168202918/0316nopasaran
テレビや動画を通したものではない、生のデモ行進を見るのは初めて。やはり気分のいいものじゃない。
機動隊に周囲を守られて車道を行進し、韓国との国交断絶を叫ぶデモ隊。
対して、歩道からデモ隊を追随しつつ、プラカードとメガホンで徹底抗議するカウンター。
どちらの集団にも、マナーの良い人、悪い人はいるのだけれど、悪い人の態度がもう最悪。
中指を立てて煽るわ、挑発するわ、大声で怒鳴り散らすわ、見ず知らずの他人に対して悪意をぶち撒けられる感覚が理解できなかった。
デモ隊側が、ニヤニヤしながら挑発を繰り返す人が多いのに対して、カウンター側では、ブチ切れている人がまばらにいる感じ。
正直に言って、あんなに気持ちの悪い笑顔は初めて見た。こんな表情もできるのか、と感心したくらい。
ただ、デモ隊側では、挑発したい人が好き勝手に挑発していたのに対して、カウンター側の方がまだ穏健的な印象だった。
行き過ぎた挑発や批判をすれば、周囲がそれをやんわりと諌めるような光景があちらこちらで見られた。
カウンターに参加していたらしい西欧系のおじさんが、宥める側にまわっているのを見て複雑な気分にはなったけれど。
しかし、カウンター側の1人が、ペットボトルを投げるなんて行為にまで及んだのには閉口させられた。
誰が投げたのかは分からなかったが、それが飛んでいく様子はたまたま目撃していた。興奮していたとしても、どうしてそこまでできるんだろう。
何よりも分からなかったのが、デモ隊側の、デモ行進の意図。彼らの主張としての、「韓国との国交断絶」を叫ぶのはいい。
けれど、デモの様子を見ていても、スポーツでの反日行為やあちらでのデモなど、いわば個別の「悪口」を叫ぶだけで、具体的にどうしたいのかが全く見えてこなかった。
「国交断絶」ができるかどうかは別として、彼らはそれを目的として掲げている。
にも関わらず、どこまで断交するのか、どうすることで実行に移すのかなど、その辺りの具体性が見えなかった。
もちろん、デモである以上、具体性どうのというよりは、彼らにとっての「韓国の悪行」を世間に知らしめるのが狙いだったのだと思う。
しかしそれにしても、休日の街中・大通りを闊歩して、ひたすら他人の「悪口」を繰り返し、時には過激な言葉で罵り倒す。
そんな行動を周囲が見て、彼らに少しでも同調しようと考える人が果たしてどれほどいるのだろう。いないでしょう。
実際、私はカウンターの人たちの流れに乗って行進を追いかけていたけれど、デモ隊に好意的な反応をしている人は皆無だった。
歩道で信号待ちをしながら行進を見つめる人たちは、迷惑そうな人が大半。嫌悪感を隠そうともせず、カウンターに便乗して叫ぶ人も散見された。
あとこれは印象論だが、デモ隊側が平均年齢高めの層で構成されていたのに対して、カウンター側は女性や若者が中心。
けれど、ヘイトを隠そうともしないデモ隊側よりは、お互いに諌め合っているカウンター側の方が、周囲からすれば好意的な印象を持つと思う。
私がカウンター側の人たちと一緒に歩いていたせいもあるかもしれないが、全体としては、そんな印象を持った。
確かに、許可を取った上で活動をしているデモ隊からすれば、突っ込まれる言われはないのかもしれない。
それにしても、警察に守られているのをいいことに、おまわりさんに要求を繰り返し、逮捕コールを叫ぶような人たちに対して、好印象を持つのは難しいのでは。
あのデモ行進によって、デモ隊の主張が誰かの共感を生むなどの、効用をもたらしたのかどうかは分からない。
逆に、カウンター側に同調して、ヘイトスピーチの問題を意識するようになった人がいるかどうかも分からない。
でも、それら全部を抜きにして、あの日、最も頑張っていたのは、おそらく何百人単位で動員されていた、警察のみなさんだと思う。
私自身は、デモ隊でもカウンターでもなく、一人の野次馬としてその場にいただけの邪魔者だったのかもしれないが、警察のみなさんには心から、お疲れ様でした、と言いたい。
世の中には善人も悪人も性別に関わらず両方おり、一部のゴミの性別が男だからって、全部の男がそいつと同じゴミじゃないことは頭で分かっている。
だが先日、柏の通り魔に不運な男性数名が襲われひとりが殺されてしまったとき、被害者を素直に悼む思う一方で、間違いなく自分の心の中に闇があった。
「そんな暗い夜道を歩いていたからいけないんだ。殺されるようなお前に落ち度があったんだ」
女に産まれていれば腐るほど聞かされる、犯罪の被害に遭った女性を嘲笑い落ち度を責める言葉をそっくりそいつらに投げ返してやりたい衝動で胸が一杯だった。
被害に遭った男性がたはそんな酷いことを考えるような人たちではなかったかも知れないのに。
木島香苗の事件やそれに類する保険金殺人が起きたとき、人を騙して殺すなんて最低の女だと犯行を憎む気持ちの一方で、間違いなく自分の心の中に闇があった。
「そんな女に騙されて付き合う方が悪い。犯罪者だと見抜けなかった見る目の無いそいつがいけないんだ」
だってそうじゃないか、女はストーカーに遭って殺されようが勤めていた耳かき屋の頭のおかしい客に殺されようが女が悪いと言われ、場合によってはビッチに気を持たされた男性が可哀想だなどと加害者に同情まで起きるんだ。下心見え見えのアピールに簡単に引っかかって、ホイホイその相手に入れあげて殺される落ち度がもし女にあった場合、間違いなく男のそれの10倍は酷く言われるはずだ。
女が日頃から言われまくっている事に比べたらちょっと連中の言葉を借りて言い返す事なんか屁でもないはずだ。
(被害に遭った男性がたはそんな酷いことを考えるような人たちではなかったかも知れないのに)
あるサイトで、自分が男性不妊である事が分かってEDになってしまったという、とても落ち込んでいる男性の記事を読んだ。
「そこまで思い詰める事は無いのに。夫婦で話し合って子供を持たず暮らす道もあるじゃないか」という慰めの言葉の反対側に、間違いなく闇があった。
「こいつだって妻が不妊だったら掌を返して石女は要らないと捨てたり、マトモな嫁が欲しかったと被害者ぶるくせに」
その記事には沢山のコメントがついた。
「これが女だったら産めない欠陥品の上に便器としても役立たずだと言うくせに」
「女が原因ならどんなに苦痛だろうと当然のように治療をさせて金がかかると文句を言うくせに」
「嫁とそのご両親が可哀想だから早く離婚してあげろよ、我が子や孫の顔を見られない人たちの気持ちも考えろ(皮肉)」
「孕ませられない種無しの欠陥品になんて価値ないよね? 結婚してる意味ないよねこの男(皮肉)」
自分と同じことを考えている女が案外世の中にはいるものなんだなと思った。
(悩んでいるその男性は、妻に対してそんな酷いことを考えるような人ではなかったかも知れないのに)
暴力や浮気を受ければ女が至らない(見る目が無い)せい、犯罪に遭えば女の落ち度のせい、子供が出来なきゃ欠陥品、作れば迷惑な邪魔者、子育てに落ち度があれば母親失格、容姿が冴えなければブス、年齢が20歳を超えていればババア、共働きでも家事育児全てこなさなければ亭主を蔑ろにする無能妻、専業やパートは寄生虫、独身女は出来損ない、男の本能に従わない女は愛されないクズ、女はゴミ、家畜、劣等生物、産む機械、便器、
そんな言葉をネットに吐き捨てるのは心の歪んだゴミのやることだ。人生がうまく行っていない不幸な連中が、自分より劣っていると勝手に信じている他人を理不尽に攻撃して、その場限りでも強くなった気分に浸りたいだけの単なる戯れ言だ。
良識をお持ちのご立派な他人に今更言われなくともそんなことはわかっている。だからなんだ。黙っていたって反論したって汚い言葉で倫理の歪んだ言説を撒き散らすあいつらが、そう割り切ったら全員死んでこの世から消えてなくなるとでもいうのか。
何年もそうした奴らを黙って見ない振りして来た。やり返すのも同罪だから大人になろうと諌める理性的な同性に従った。それで何が変わったのかと言えば何ひとつ変わらなかった。増長してより一層汚らしい言葉を撒き散らすばかりだった。
増長し過ぎて幼女のマ○コ舐めたいだの女強姦して孕ませ家畜にしたいだのネットの隅で一般人にバレないよう隠れて言ってりゃよかった性癖を堂々と表で抜かすようになったものだから、とうとうPTAや教育委員会といった冗談の通じない方々の目に触れて表現規制問題なんて物が起きた。言論弾圧だともっともらしいことを言って被害者ヅラする連中に内心笑いが止まらなかった。ざまあみろなにが言論の自由だ。諌める声を片っ端からブスマンコ黙れだの幼女に嫉妬するババア乙だの罵って封殺して来たお前らが言うな。
ネットから離れてPCの電源を落とそうが、周りのまともな男女と話して現実を取り戻そうが、そいつらの言葉は心の中にわだかまっていつまでも闇を作ってきた。
だから男が酷い目に遭ったと聞くと内心胸がスッとする。
被害に遭ったのが何の落ち度も無い男性ならば本当にお気の毒だ。
だが、あるとき心の中にわずかでも「される女にも落ち度があったのだ」と被害者の女を安全なところから責め立てて悦に入った日があったなら。
人生がうまく行かなかった頃のある日にカッとなって「女なんか肉便器だ。全員家畜にしてやればいい」と過ぎた言葉をどこかに書き込んだ事があったなら。
心の底から指さしてそいつらを笑ってやれる。少しの良心の痛みも感じない。
かつて散々罵って来たそいつらの言葉を、堂々と投げ返してやれる瞬間のなんと気持ちがいいことだろう。
お前らに落ち度があったからそういう目に遭うんだ。ざまあみろ。日頃お前らが言ってることだろうが。自分が言われた途端に被害者ヅラなんて論理的な男性のすることじゃないだろ? 女みたいにヒスを起こして感情的になるなよ。冷静な男なら笑って受け流せよ。ははは。はははは。
まっとうな男性とまっとうな男性を身内にお持ちの女性には、読むに耐えない暴言を深くお詫び申し上げます。
どうせこんなもの書いたところで女叩きが大好きなキチガイ君共の脳に届くことは一生ないのだろうが、今日という今日は書かずにいられなかった。
【追記】
@haha64 さんの疑問にお答え
この理屈で行くと、被害者の女性を女性が叩く場合もあるので(ベビーシッターの事件では母親が女性たちに叩かれていた)、女が酷い目に遭っても内心胸がすっとしているはず。なんでそうならないんだろう。
「私女だけど最近の女は警戒が足りないと思うの。隙があるような服装をしてたからよ」と言ってた女が犯罪被害に遭ったり
「私女だけど最近の女は我慢が足りないわよね、全然男性を立てないし」と言ってた女が超弩級の男尊女卑一族に嫁いで猛烈な嫁いびりを喰らったり
「私女だけど浮気くらいで目くじら立てる女ってバカじゃないのと思うの」と言ってた女が男に浮気されたうえ愛人と一緒になりたいから別れてくれと言われたり
「私女だけど子供を愛せないとか言う母親が理解できない。どんな子でも愛するのが母親でしょ」とか言ってた女がすっげえ育てにくい子産んでノイローゼになったりしてたら
内心どころか心底胸がすっとするよ! 名誉男性も(※ゴミのほうの※)男の一部だからね!!
ざんまあああああああああ因果応報でメシがうまいとか思っちゃうよ!
(というか、実際のところは男性に対しても「もし夜道を歩いてた女が悪いとか言ってたゴミ男だったらざまーみろ!!」と思うからこそ胸がスッとするのであって、普通の男性が酷い目に遭った事自体に対しては全然メシは美味くならないよ! 普通の男性が死んでしまうのはその分ゴミの割合が増えて不愉快なことだからね!)
なんかブコメ付けてくれた一部の人のアカウント晒すカスが出てて本当に申し訳ない。こんなキチガイ増田に賛同ブコメなんかするのさぞ嫌で勇気がいったでしょうに。
皆さん本当にありがとう。