はてなキーワード: 体重とは
私には1歳終わりごろからの記憶がある。もちろんハッキリしたものでは無い。1歳半で引っ越したはずの部屋の間取りやそこでのできごとなどをいくつか覚えているだけ。
両親は若くしてデキ婚したので、父は慣れないサラリーマン生活で土日も関係なく働き、ほぼ家にいなかった。母は平日昼間はなんとか家事をこなし、午後は夕飯の支度の時間までほとんどずっと誰かと電話していた。何を話していたのかは言葉が分からなかったので分からなかったが、電話する母の背中を見ながらいつも「おやつまだかな?」と考えていた。
2歳を過ぎて幼稚園の入園準備を始める頃には、母が何を話しているのかほとんど理解するようになっていた。母は相変わらず友人との電話で呪詛や愚痴を話していたの。「夫が仕事ばかりで育児を手伝わない」「子どもがいるから遊びに出かけられない」「まだ学校で勉強したかった」「自分の時間が取れない」
母は学校が好きなんだと勘違いし、近所の小学校の隣にあった図書館に行きたいとねだって機嫌をとろうとした。しかし母の電話に「毎日毎日図書館に連れて行けってうるさい」という愚痴が加わっただけだった。母に好かれたくて図書館をねだったので、とても悲しくてその夜はなかなか寝つけず。また母を怒らせ「夜も寝ないからたいへんだ」と愚痴らせる結果になった。
父も卒業式を経ずに学校を出て、突然社会人になったのでそれなりに大変だったんだろうと思うが、父についての記憶はほとんどない。たまに3人揃って夕飯を食べるとき、母がウキウキしたりイライラしたり、空気がちょっと変わるのを感じていたくらい。今より「育児は母親の仕事」が当たり前だったので、私の世界のほとんどは母が占めていた。
幼稚園の終わりごろに弟が生まれると、母は弟のママになった。私のことは相変わらず「学校に通えなくなった原因」と捉えているようで、結婚生活で生まれた弟には甘い声をかけ、私には「大きくなって去年の服が入らない」「体重が増えたから自転車に乗せて行くのがしんどい」など、八つ当たりに近い愚痴を私本人に言うようになった。この頃から私は母に愛されたいと期待するのをやめた。
反対に父は、キャッチボールができる年齢になった私に興味を持ちはじめたようだったが、私は親に何かを期待するのを諦めていたので、どこか少し距離を起きながら接していた。
今では私も成人を超え家庭を持っている。親とは程よい距離感で接する普通の大人になった。言葉は分からなくても、子どもは空気を覚えてる。
(今回は数々のやべー人力増田を尻目に、スパム増田が文句なしの優勝。おかげで新しい増田を拾う気力もかなり低下しています。→前回の【幕内】・【十両以下】)→【今回の十両以下】)
昭和時代やイオン、ぷちくらちゃん(女装子らしい)などの例外を除き、森羅万象を罵倒する増田。自身の経歴からか、特に法や裁判所を目の敵にしている。
何度も削除を食らっては毎回戻ってきており、かつての安倍botや低能先生に劣らぬやべー増田筆頭。
文頭をスペースで空けるため「字下げ増田」と呼ばれるが、ごく稀に空けないこともある。
「子供に虚を突かれて殺された」という、確認されただけでも2015年の増田まで遡るフレーズを用いることから、実はかなりのベテランだった説がある。
得意技は怪文書じみた判決文や精神鑑定。その文体と自分語りの内容から、****で**された****である可能性が極めて高い。前述の通り、なぜか女装子にご執心。
ひたすらIT関連と思しき意味不明な愚痴ポエムを垂れまくるメンヘラ系増田。「自分のプラモデル(=プログラム?)に勝手に手を入れられ、成果を横取りされた」旨の主張を延々と続けている。
THEクソ増田。自己顕示欲とイキりだけはいっちょ前だがユーモアが全く追い付かず、「増田のチンフェのような存在」と称される。「ポリコレ」ではなく「パリコレ」が正しいと勝手に主張し、文中に「ポリコレ」が含まれた増田に「パリコレ」とトラバを繰り返すのが名前の由来。
他にも「エビデンス→エビでやんす」「フェミ→笛民」など意味不明な言い換えを提唱するがどれも根拠はなく、「ゾーニング→ゾーサイス」に至っては「ネトゲでムカついた奴の名前を挙げただけ」というただの私怨。
この他にも猛虎弁・トラバ誘導など、他人のパクリも含めた様々なネタを操る(以下の増田もこいつと同一人物と思しき奴がいる)が、やることなすこと面白くない生粋の荒らし。技のデパートならぬ技のバッタ屋。
文字通りのスパム。ひどい時には最初のページがスパムで全部埋まるほどの勢い。一応後で消されてはいるのだが、こんな状況下で増田を発掘しなければならないブクマカたちの苦労は察するに余りある。
そういうわけでどのやべー増田よりも猛威を振るい、スパムの分際で優勝をかっさらってしまった。
しかしこいつが消えたら消えたでやべー投稿が目立つのが増田であり、ある意味増田の業を浄化する存在なのかもしれない。
主なスパムにpdfスパム・フォーラムスパム・スポーツスパム・robuxスパム・ハリポタスパム・他人の投稿をパクってこっそり文中にリンク追加スパムなどがあるが、そんなんどうでもいいから早くなんとかしてください。
無駄に長い語りに過剰な自意識を挟んだクソエモ長文増田。ひとつバズると便乗して同じような長文が次から次へと湧いてくる、まさにゴキブリのような存在。『同人女の感情』最終回の感想や二次創作への「呪い」など、相変わらず変なクソ長文が多い。
その他の動向としては、鬼滅の刃終了による呪術廻戦へのシフト、また来年放送予定のヘタリア新作アニメを早くもポリコレの観点からブン殴ろうとする動きなどがある。放送開始の際にはさらなるクソ長文を呼び込む可能性が高く、今のうちからうんざりさせられる。
その名の通り句点2つ「。。」を多用する増田。以前増田で大暴れした「句点増田」に酷似しており、本人も同一人物と主張している。
パンティー
「でもキモくて金のないおっさんは……」と、KKOに対する差別や無関心を訴える増田。活動は長いが、相変わらず共感されている様子はない。
同カテゴリー参照。厨二臭い上に意味不明なSSをひたすら垂れ流すクソ増田。無駄にキャリアが長い割には成長している様子もない。質より量を体現する増田の三峯徹的存在。でも正直なろうかどっかでやってほしい。
左翼・フェミ叩きに対して憎悪を燃やす超ベテラン増田。「711」「R30のところにコピペしないの?」「いつもの地ならし」「○時まで寝ていたんだ」「見つかりそうか」「ということにしたいのですね」「おばさんはいいんだよ」などと、意味不明なクソリプばかり飛ばす。
「R30」というのは大昔のブロガーのことらしいが、ブログは2008年に更新が止まっている。仮にこの人物であった場合、粘着歴の長さはもはや言語に絶する。そしておばさんというのはどこの誰なのか。
また「プライベートで○ブクマwww」「自演ツリー」などと、むやみやたらに自演を疑うこともあった。
左右問わずこの手の人物にありがちだが、「自分の気に食わない奴は全員同一or特定の人物」という思い込みが非常に激しい。
id:Ereniおよびid:iteau両氏の名前を出すことも度々あり、本人の脳内では毎回特定の相手に粘着しているようだが、実際には明らかに政治や思想と無関係な増田に因縁をつけることも多く、結局のところ噛みつく基準は謎。
とにかく自衛隊を叩きたいらしい増田。「国民の敵」が口癖。某議員の件がよほど癪に障ったらしく、何度も何度も蒸し返してくるのが特徴。他にははだしのゲンの町内会長をやたらと持ち出してくる。
男女の産み分けを提唱し、「産まれる男を減らすべき」という主張を執拗に続けるフェミ増田。前から見かけてはいたのだが、最近活動がやたらと増えている。
「女性は下方婚しない」を筆頭に様々な持ちネタを操る反フェミ系増田。キャリアも長く、反フェミの中ではおそらくこいつが最大勢力と思われる。
文字通りの💩リプ。特定の増田に限らない増田ミームの一種。数々のバリエーションが生まれては消えており、最近は「どうでもうんち」が主流のようだが、以前に比べると勢いは落ちた。
なお、この増田自身も↓のミソジニー連呼増田など、他のクソリプ増田から粘着を受けている。同様のミームに、死にたい増田を励ます「しゃぶれよ」などもあるが、意図が通じているかは不明。
「日本の医師と専門家は飛び抜けてレベルが低い」という謎の使命感にかられ、医師免許更新制などを唱えている増田。コンプでもあるのだろうか? 一時は新型コロナにちょっとでも関係する増田に無差別トラバを飛ばし、もはやコロナの大先生と化した。
最近では「日本人は教育に社会選別以上の価値がないと思っている」という持論を振り回し、同様に日本の教育界を叩いている増田がいるが、手口が似ており同一人物と思われる。やっぱりコンプでもあるのだろうか。
これらの増田に共通する要素として、「あまり関係のない増田でも隙あらば自分の長文トラバに誘導してくる」癖があり、この増田も同一人物の可能性がある。わかりましたね?
何の前触れもなく「ワイは~」と誰も聞いてない自分語りトラバ爆撃を繰り返すなんJ臭い増田。横綱・パリコレ増田も同じネタを使うことがあり、元々この増田をパクったと称している。よって正確には何人いるのか不明。
こちらも「非モテの女は『いないこと』にされている」というのが大好きな青汁増田の一人。同様の主張をしているidがあり、現在もはてブで活動中。
反フェミ・反リベラル増田の一人。名前の通り以前はTogetterのまとめを引用していたが、現在はその他の記事にリンクを貼ることが多い。
フェミやリベラルを目の敵にするが、現政権や自民党の熱烈な支持者でもない。特に山田太郎議員や赤松健氏などは頻繁に叩いていた。いわゆる表現の自由戦士としては一貫している?
こちらも(自分で作ったと思しき)Togetterのまとめを増田やはてブで拡散しようとするツイフェミ。以前は「全員同じような文体で」「同時に同じ人物ばかり叩く」3つの複垢を使いこなしていたが、TogetterでBANを食らい、全て使用不能になってしまった。
複垢利用・誹謗中傷・個人情報晒しなどのうち、いったいどれがあっちの規約に引っかかったのかは不明。それでもしつこく別垢でまとめを作り続けているが、さすがにコメント欄で暴れるのはやめたらしい。
前述の通りはてブでも活動しており、日々男叩きばかり垂れ流すことに定評のある「某柑橘系フェミid」とほぼ間違いなく同一人物と特定済み。というのも「Togetterに書いたコメントや増田に書いたトラバと一字一句同じ文章を、なぜか自分のブクマにも書いてしまう」という、
なんともおマヌケな習性があるため。現在も自作と思しきまとめに誘導するブコメを量産しており、中の人を隠す気はないらしい。
なお、はてブでも複垢利用で404化を食らった前科があり、確認されただけでも2度の転生を経験している。即日戻ってくる上、文体にもこの手口にも全く変化がなく、すぐ足がつくのだが。
うんちトラバを見かけるや「ミソジニー」云々という定型トラバをせずにはいられない増田。自称フェミ男らしいが詳細不明。うんちを求め増田を彷徨う姿は哀愁を誘う。
というかKKO増田ですら一応微妙にトラバ元の文章に合わせてくるのに、こいつは延々と同じ内容のコピペしかしない。なんとも不気味な奴である。
なお、実際には男性と思しき増田にうんちトラバがついている例も多々あるのだが、やはりそれにも雑な認定を下してくるあたり、おそらくミソジニーの意味を微妙に理解していない。
疑問形の増田を嫌い「ママに聞け」という言及を繰り返すクソリプ系増田。たまにママ以外も登場する。かつて引退宣言の後に姿を消したが復活し、当番付に対し4000字超の謝罪文を要求するという意味不明な行動に出ている。やるわけねえだろ。
めぐみんに罵倒されたい増田。他にも低能先生の語尾をパクりつつドM性癖を披露する「低能ドM先生」など、この手の奴が妙に多い。
突然現れては規約違反を厭わずブクマカや増田をグッサリ刺してくる、通り魔のような増田。超長文で口も悪いが、文章のキレに関しては一定の評価を得ており、出てくるたびにブクマを稼いでいる。
うっかり変なブコメをすると長い追記で晒されボコボコにされるため、全く油断ができない。
なお、中の人は某idとの噂。実際、この増田と同様の主張をしているブコメがいくつかあり、近頃は増田への書き込みを公言するなど、あまり隠す気もないようである。
また同一人物と思しきnoteも発見されている。村外の人間を攻撃対象にした増田はすぐ消されるため、そちらで書くようにした模様。
自称「知恵袋で有名なdorawii」または「Yahoo! 質問士」。その名の通りヤフー知恵袋(他にニコ百の掲示板や読書メーターでも暴れている)のユーザーだが、あちらでは悪い意味で有名らしく、垢を作りまくってはクソ質問を量産していたらしい。
さらに「艦これりあん」なる謎の造語を流行らせようとするなど、かなりのパリコレ気質の持ち主。どうしてやべーやつというのは互いに示し合わせたわけでもないのに、こうも似通ってしまうのだろうか?
こいつも自分を「注目を受けるに値する特別な人間」と思い込んでいるが、やはり異常な自己顕示欲と自己愛に何もかもが追いついていない。
増田でコテハンを自称する(現在はやめたらしいが)、5chで教えて君をやってウザがられてはその顛末を恨みがましく増田に投稿する、自分のブラウザのブックマークを公開する(が、反応がなく愚痴る)など隙あらば目立とうとしているが、
行動がことごとくどこかずれており、文章も怪文書じみている。なお本人曰く「増田」とは呼ばれたくないらしいので、お望み通りつけないでおいた。
3点リーダー2つ(「……」)を連打する句点増田の亜種。内容も「初カキコ…ども…」コピペを彷彿とさせる中二っぷり。兎の糞のような奴。
人間を男と女、はっきり二分できるものでないことは科学的にも明らかで、世界に男と女しかいない前提の制度の運用を続けるのも人権上問題が大きい。
スポーツで女が男に勝てるわけがないというのはそれこそ固定観念、偏見というもので、軽量級の男子が重量級の女子に勝てないことは当然にあり得ることだろう。
つまり男女関係なく体重や筋肉量などフィジカルの客観的な数値で階級を分けて競技させるよう制度を改善すればいいのだ。
結果的に軽量級の大半が女子が占めるとしても異性を排除するという理屈がそこに働かない以上そこに性差別が介入する余地はない。
また一般的な女性よりも素質的に並外れて筋肉量の多い女性は男性が多く占める階級で競うことになり競争の公平性も担保される。
いま仮に体重と筋肉量といったが現代のスポーツ科学であればもっと細かく競争の優劣に影響するフィジカルの能力値を測定して適切な階級を設定することもできるだろう。
男性よりも肉体的に劣っているに決まっている女性でもメダルが取れるように女流枠を儲けるなどそれこそ性差別の産物だ。
必要なのは公平な競争をするための階級制度であって、劣っている方の性に花をもたせるための差別的な区分けではない。
人々が公平な競争に真摯に向き合い、レギュレーションを詰める煩瑣を厭わないのであれば、パラリンピックを廃止して、障害者も1つのオリンピックで健常者とともに競い合うことができるだろう。
人類はもう誰もが同じ場所で競い合うことができる。必要なのは公平に競う合うための仕組みだけとそれを作ろうとする意思だけだ。
テストステロン階級制、これ言ってる奴らマジでスポーツやったことないでしょ。はてブの奴はほんと世間知らずで想像(もはや妄想のレベル)だけで語ってるんだな。
スポーツやったことあったら、スポーツの団体がどれだけ金がないかって身に染みて感じる。
マジでボランティアで成り立ってるようなものばっかりだからね。審判は昔やってたおじさん(無給)で器具は使いまわし。挙句の果てには選手やその親に寄付を募る始末。
こんなスポーツざら。
メジャースポーツである野球とかサッカーですら、地域大会はそのレベル。マイナースポーツは言うまでもない。
そんな団体でテストステロン値計測とかできると思ってる?そりゃプロなら金もあるし良いよ。でも学生レベルではまず無理。地方大会が上記の現状でそんなことやるのが無理だから。
全国大会からやるのもちょっと考えたら無理って分かるよね。集めてから階級別に分けるのも無理。「今年はテストステロン最下級が一人しかいなかったので試合無しで優勝です」なんて事が起こり得る。階級別でやるなら最初から階級つけなきゃダメ。
テストステロン高い奴弾くのも人権的な問題で無理。大会でいい成績残しました、今年の優勝候補です。「あなたの身体はテストステロン異常値なので大会出場できません。」あり得ないでしょ。本人は何も悪くなくて、能力もあるのに試合出れないって。
ボクシングとかが軽量性に出来るのは体重計一つで済むからなの。そして体重のコントロールはある程度個人で出来るから体重オーバーで出場できなくても自己責任で済ませられるから。
テストステロンはそうもいかない。血液検査は金も時間も必要でしょ。
昼休憩でしょんべん出してしまった。
糞が。チャクラを練るようにひねり出したわ。
逆から考えてみればいい。
つまるところ人間(生物)が持つ性質の大部分は自然淘汰に対して有利な物ばかりだ。
ここでデブ(バカ)向けに補足をすると、これらは「生き残ろうとする意思の結果」ではなくて「たまたまランダムに持った性質のうち生き残りやすいものが残った」というだけだ。
そうだな……君が無造作に粘土を捏ねて作った物体をお盆に並べてそれをグラグラと揺らしたとしよう……するとその中で球体に近いものや滑りやすいものは下に転がっていき、より摩擦を獲得しやすいものや傾きにくいものがグラグラに耐えてお盆の上に残るだろう。
しかし、それに対して、丸いものよりも角張った物が形として全面的に優れていると論じるのは暴論でしか無いことは肥満の人(頭悪い人)でもご理解頂けるだろう。
自然淘汰に対する耐久力を優劣として判断するのは、単なる物差しの一つでしかないのだ。
しかし、自然界においては子孫を残せなければそもそも存在できないので、いま地球にいる多くの生き物は、自然淘汰を乗り越えるような性質をいくつも"持ち合わせられてしまっている"のだ。
人間がカロリーが高いもの美味いと感じるのは、人類が子孫を残すのにおいて非常に有利な性質だ。
人間が甘いと感じる糖が多く含まれたものは栄養価の吸収効率が高く、それを積極的に求める生物はカロリー不足に陥って死ぬリスクが当然のように低くなる。
だが今度は逆にそういった食べ物によって肥満化しやすい連中が子孫を残すのが不利になるという逆転現象が起きている。
これもまたある種の淘汰によって獲得した性質だ。
必要以上のカロリー摂取は無意味な体重の増加という形で余計なカロリーの消費を生み出し、群れ全体にとっての餌場の効率(ナワバリの範囲と生活可能な日数の比率)を低下させることになる。
もう一度逆から考えてみよう。
つまり、人間が本能的にカロリーが高いものを美味いと感じることなど、「自然界で生き延びやすくなるにはどちらが有利なのか』という物差しを当てて考えれば、自明でしかないのだ。
腹が減らないのではない。何ならいつも減っている。
偏食なのではない。嫌いな食べ物はない。
小食なのでもない。並の女性より少し多く食べられる方だと思う。量が多くなりがちな旅館の夕食や法事の食事なども残したことがない。
ただただ、「食べたい」という気持ちがとても薄い。
空腹と、何か食べたいという気持ちが連動していない。周りを見ているとおそらく、多くの人が空腹を感じれば自動的に食欲のスイッチが入り、食事をするということになるのだと思う。
自分にとって空腹は空腹であって、それ以上でも以下でもない。ただ、お腹が減ったな、と思う。よっこらせと腰を上げなければ、フルオートで何か食べたいという境地には至れない。
結果的に、軽率に食事を抜いてしまうことになる。もしくは、「これじゃ足りない」という気持ちもないために、少しの量で食事をしたとカウントしてしまう。ルマンドを一つ食べるとか。
「おいしい」は理解できるが、それを追い求める気力がない。加えて「おいしくない」判定のハードルが非常に高いため、たいていのものはおいしい。強い好物もない。最近、私はゆで卵が好きなんじゃないかなという気がしてきた。でも明日からゆで卵を禁じられても、そんなに悲しまないと思う。そのぐらい。
今は一人暮らしなので、生存のために「昼食だけは金をつかってできる限り食う」ことを自分に課している。職が外回りなので、訪問先をうろうろして何か食べることは仕事のうちなのだ。結果的に1日1食のような生活をしている。
料理は苦手ではない(とはいえ食べられれば良いため同じメニューを作り続けがち)。確かに面倒くさくはあるが、食欲のある人間なら買って食べればよい。外で食べても良い。お金に困る経済状況ではない。
義務感と強迫感によって何とか食事を作り、食べる。義務感と強迫感からなので、それらを横に置いておきたくなれば簡単に食べないことを選ぶ。とても調子が良くてやる気に満ち、他にしたいことがあるときは食べない。とても調子が悪く、何もしたくなさが勝れば食べない。
最近に始まったことではない。子どもの頃も食欲の薄い子どもだった。ただ、当時は食事を作ってもらい、それを食べる以外の選択肢がないので顕在化しにくかっただけだ。「お誕生日には何が食べたい?」「今日は外で食べようと思うんだけど、何がいい?」こういう質問が本当に苦手で、いつも曖昧にお茶を濁していた。何も思いつかないのだ。兄弟が自分の誕生日の時に毎回即答するので驚いていた。
困ることはいくつかある。
・健康に悪い。
良いわけないよなとは思っている。当たり前のように、低体重、低血圧、低体温の3拍子揃っている。以前体重を増やしたいと思い、ジムに通ってみたのだが(有酸素運動はするなと言い渡された)確かに筋肉がついて姿勢が良くなった気がするものの、脂肪の減りに追いつけず体重は落ちた。
吐いたりしていないし普通に食べているので拒食症ではないと思う。せめてと思って野菜ジュースをすすってみたりしている。
・ストレス解消、ごほうびを作りにくい
食欲というのは他の様々な欲求に比べるとカジュアルに満たすことができる欲だ。そのため、世の中の人はよく好物などで自分のやる気などをコントロールしているように見える。その手法が使えない。
学生の頃は、終わらせておやつを食べることをモチベーションにして勉強をはかどらせる方法が情報誌によく出ていた。自分も実践しようと試みるのだが、終わらせたところでチョコレートを食べる気は起きず、ただただ机の隅にチョコレートを積み上げていた。
怒りや憤りも薄い人間なのでストレスはそんなにないのだが、重い案件が終わったときや、夜遅くまで仕事をしたときなど、コンビニで何か買うことで自分なりに区切りをつけようと思う日もある。しかし入ったところで何も欲しいものは見つからないので、ゾンビのように店内をぐるぐる回ることになる。何かを買って出なければという強迫感で店内で泣き始めたこともある。傍から見たら狂人以外の何物でもない。最近ではそういうバッドトリップが入ったときは缶詰を買うことにしている。今日食べなくても良いので。
酒はさほど飲めないし、飲まない。飲みたい気持ち(飲欲?)もない。
つまり義務感が発生するまで食べられないので、多くの食べ物を賞味期限が過ぎてから食べることになる。これは本当に申し訳ないことだ。作った人はおいしいうちに、それも食欲のある人間に食べてもらいたいと思っているに違いない。とても心苦しい。
これはもらいものにも発生している。友人や恋人が贈ってくれたお菓子や、職場の人がくれた野菜。罪悪感がすごい。
都合の良いことに私は嫌いな物がなく(忍耐力のレベルが高いとも言う)、ついでに非常に強い胃腸をしているので、たいていのギリギリの食品は食べることができる。後悔しながら食べている。
何かを食べるというのは人間、というより生物最大の共通点だ。その「あるある」にノれないというのは本当につらい。
夜中に何かを食べちゃうというようなあるあるや、甘い物は別腹だったりするあるある。評判の良い店に行ってみたいあるあるや、TLに流れてくる料理の写真に「飯テロ」とか言ったりするあるある。世の中は食欲のある人間を誘うように作られているのだ。そのたびに、お呼びでないんだな、という気持ちになる。
何が食べたい?と聞かれるのが怖い。せめてメニューを用意してくれたら、看板メニューか安いメニューか野菜の多いメニューを選べる。いつも「お昼にスパゲッティ食べたから、それ以外で」などとほざいて、議論に加わっているような顔をしている。何も提案できない人間じゃない、貴方を軽んじている人間じゃないよと伝えたい。上手くいっている気がしない。
幼少期に美味しんぼを読んで育ったので、知識だけは無駄にある。本当に無駄だ。あの世界は食欲だけで回っているけれど、完全にフィクションなので嫌いじゃない。本当に山岡さんみたいな人が現れて、何かこう、ちゃちゃっと作ってくれて、私を食べたいものがある人間にしてくれないだろうか。
うわーーーーーーーー何かもう本当は全部嘘なんじゃないかな。みんな私みたいに食べたいものがあるふりをしているだけで、そうやって生きているんじゃないかな。皆本当は望んでないのに、朝昼晩3食食べるってルールを頑張って守っているんだ。きっと私が怠惰なだけ。夜にTLに料理の写真が流れてきたら、誰が一番早く「飯テロだ!」って言えるかってゲームをしているんだ。そうなんでしょう???誰かそうだと言ってほしい。そうだと思わないとこれから何十年も死ぬまで続く「あるある」と付き合っていられる自信がない。どうしたらいいんでしょうね、これ。
あんまり太らない体質なんだけど、私の部署みんな入ったら太くなるってことで上司から「5kg太れ」って言われてる(あと10歳歳取ってたらセクハラですよって言えてた)。
これからも頑張る。
(末尾:追記アリ)
体重は標準体重くらい。35歳おじさん。妻がいないときに一人でピザの宴をしてる。
(追記)
2回に一回くらいチキン的なものもつけてること隠してました。すみません。
(ブコメで指摘頂いたmujisoshinaさまの言う通りです)
2年前の冬、私は死にたかった。
別に大した理由じゃない。大学での人間関係やそこでの自分の存在価値に絶望し、ただただ死にたいと漠然と思いながら酒を飲んでいた時期だった。そんな時、高校の時から好きだったバンドがライブを行うと知った。好きになった時には活休していたからそれまで1度もライブに行ったことがなかったけれど、活動再開したしもう大学生だから自分のお金で好きなところへ行ける、せっかくなら行ってみるかとチケットを取り会場へ行った。
ライブはすごく楽しかった。音源でしか聴けなかった大好きな曲が生で聴ける。身体の奥底まで響く音、ファンの歓声、ぎゅうぎゅうの会場。コロナ禍の今じゃ考えられない光景だ。そしてステージの上で輝くギターのメンバーに一目惚れした。なんて楽しそうに演奏するんだろう、MCで一生懸命話すんだろう。この人をもっと見たい。本気でそう思った。
そこから頻繁にライブに行くようになった。とは言え私は学生だし夢のためにお金も貯めなきゃだから全通はできない。学校やお金の都合で行ける時に行ける場所に行く。でもそれだけでも毎日が楽しくなった。相変わらず学校はしんどかったけれど推しに会えるんだからと思ったら全然辛くなかった。死にたいと思うより推しに会いたいことを考える方がよっぽど有意義で幸せだなと思うようになった。
ダイエットも始めた。CDの特典会で好きなメンバーと写真が撮れるという企画があって、もちろん推しと撮った。今はコロナ禍で、写真を撮る時はシールドカーテンみたいなのを挟んで撮影だけど、コロナ禍以前はそういったものがなく2人で並んで撮影できた。その時に推しの肩が私の肩に一瞬触れた。そのあまりの薄さに驚いたと同時に自分の分厚い肩にショックを受けたことを今でも覚えている。その時の私はまあまあどすこいな感じで、痩せているファンが多い中、正直チケット代2人分くらい払った方がいいんじゃないかと思うくらいには幅を取っていたように思う。このままじゃまずい、並んだ時に恥ずかしくないようになりたいと感じ痩せることを決意した。
コロナでしばらくライブも中止になり、その間に10キロ体重を落とし、化粧も変えた。どうせブスには似合わないと諦めていた可愛い服も着るようになった。そうしたら周りから見た目を褒められるようになった。お世辞かもしれないけれど、そんな風に褒められたことがなかったから嬉しかった。バイト先の男の人にご飯に行こうと誘われるようになったし、駅で声をかけられることも何度かあった。これも今までなかったことだ。まあナンパなんて良いもんじゃないことは分かっている。けれどそういった今までなかったことが突然やってくることで、多少の自信に繋がったと思う。
推しと出会ったことで毎日が楽しくなったし少しは自分に自信が持てた。もうじき久しぶりにライブに行く。自信を持って推しに会いに行きたい。
コロナで仕事がヒマになったこともあって(40代後半自営業、実質所得2000万円程度、妻と子供2人)、出会い系サイトに登録してみた。もともと5年になる恋人の甲さん(アラフィフ、既婚、子供あり)がいて、甲さんとはナンネット的な遊びをしていたのだけど、ナンネットのような異性に満たされた男達じゃなくて、出会いを求めている男性達に彼女の裸の画像や動画でも見せてあげた方が喜ぶんじゃないのっていうくらいが登録の動機だった(2020年3月登録)
登録してしばらくは、業者さん、あるいは個人事業主売春婦さんからの売り込みのメッセージがどんどん届いた。お店のサイトで顔と身体を出しても客が付かない、あるいはそういった店で働く程度の協調性みたいなものがない女性が多いのだろうなと思うので放置しておいた。出会い系サイト内で日記がかけるので、そこに彼女とこんなラブホテル行ったとかいうような内容を性描写は抜きで、彼女の身体の写真(顔無し)と共に貼っておいた。温泉にいけば温泉での裸、露天風呂付きのラブホテルにいけば、青空と裸、そんな感じだった。
しかし、出会いを求める男性はそもそも男性が書いた日記なんて見ちゃいないのだろう、ほとんど反応は無かった。それではまたナンネットの方に戻ろうかなと思っていた5月に40歳くらいの女性からメッセージが届いた。「条件があれば教えてください(お金欲しいんだったら言ってね)」というメッセージを返したら、どうやらお金は求めていないみたいだった。それでこんなコロナの状況ですが会いましょうかってなって大阪のスパワールドの近くで待ち合わせをした。車から降りてまっていたらすぐに彼女は来て、挨拶したら、ホテルに行きましょうってことになって、そのままホテルに移動して、2時間ほど汗を流して、また駅まで彼女を送って別れた。
その彼女とはその時だけだったが(私のルックスかセックスが基準以下だったのだろう)、また6月にもメッセージが届き、その女性(アラフォー)とは、2か月の閒に3回くらいあった。車でピックアップしてホテルにいった。もちろん日常会話もするし、ラブホテルご飯だけど一緒にも食べるし、子供の受験の話なんかもした。でも基本的にはセックスをして別れた。その彼女は夫の転勤とやらであえなくなった。本当かもしれないし違うのかもしれない。
私がその出会い系サイトで書いているプロフィールは別に通り一遍のことだ、性感帯は?みたいな質問にはさすがに答えていないが(そんなのまじめに回答している中年男性なんて気持ち悪い)身長、体重、活動エリア、なんかを書いている程度だ。だけど1か月に2通くらいそんなメッセージが届く。8月に会った女性乙さん(アラフォー既婚者子供あり)は、すごく相性が合う方で、乙さんとはしばらくは付き合っていきたいと思っている。この日記を書いている翌日もデートの予定だ。そうしているうちにもまたメッセージが届いた。30代後半の彼女、丙さんはなかなか綺麗な方で、その方とも会ってセックスして、あとはカカオで「おはよ。」「仕事終わったよ」「お休み」くらいのやりとりをしている。しばらくは会い続ける予定だ。
もともとの彼女甲さんとは、2週間に一度くらい会って、お互いの生活圏から離れたあたりでデートするかホテルにいっていた。あんまり切ない気持ちにならないようにホテルにはお金かけて(休憩で1万円くらい)いたくらいで、ごく普通の不倫カップルのデートだ。そこに乙さんが同じくらい、丙さんが月に一度くらいってことで、月に5回もデートするようになってしまっている。出会い系のプロフィール欄を「出会えないおっさんになっております」と書き換えてしまっているので、今は業者以外からのメッセージは届かなくなった。
半年ほど出会い系をやってみて思うのは、彼女達は、「おはよ」、「仕事お疲れ」とメッセージをくれて、そしてデートしてくれて、丁寧にセックスしてくれて、キレイだと言ってくれて、ときには好きだとかも言ってくれて、デート代くらいは出してくれて、あとくされのない異性を求めているんだなあってことだ。
私はなんとかその条件にあてはまるので、これをモテるといっていいのかどうかよくわからないけどそんな感じだ。乙さんとも丙さんとも事前に写真の交換はしなかった。メッセージの交換はある程度したけど、でも顔もわからない、どんな人間が来るのかもよくわからない。でも彼女達は私の車(ごくごく普通の仕事用のプリウス)に乗り、ホテルにいく。
35歳で結婚するまでは異性関係は乱れていたが、結婚してからは5年前に甲さんが彼女になるまでは、一度も浮気したことがなかったし、それ以降も甲さん以外とはセックスしていなかった。それがこのコロナ禍の中で半年で4人とセックスをした。プロフィール欄に出会いいりません!と書いてなかったらまだ人数は増えていくだろうと思う。
こんな簡単に(とはいっても平日の昼間に時間作れて、車出せて、1万円程度のデート代を負担してあげられる程度の条件はあるが)、出会いが存在する時代なんだなってことに驚いています。そして彼女達は私よりこの世界の先輩で、定期的に会うようになっても、お互いの細かい個人情報的なことは知ろうとしません。何回もセックスして好きとかいう言葉だって交わしたりもするのに、知っているのは相手のハンドルネームだけ。いろんなことを考えたらそれくらいがいいのはわかりますが、なんとなく抵抗があるのは私がまだ半年ほどの経験しかもたないビギナーだからなのかもしれません。
彼女達はメンヘラ系でもなく(そういう方からのメッセージも来るが、メンヘラの人は日記サービスでメンヘラの方っぽい日記を書いているので地雷踏まなくて済む)、今どきのちょっとこぎれいにしたお母さん女子だ。そんなお母さん達が平日の昼間、子供が学校に行っている閒に、お父さん以外の男性と会ってキスしてセックスして好きだと言われて、また家に戻ってくる。
妻から、子供の幼稚園時代の仲良しグループ8人の中に、恋人が外にいる人が3人いるらしいというのは聞いている。妻にだって恋人がいてもおかしくない。妻ともセックスはしているが、日常の生活から切り離された恋人という立場の男性との会話、キス、セックスの方がそりゃ楽しいだろうとは思う。知らない閒に中年男女の出会いってすごいことになっていたんだなとけっこう感動しているというのが、出会い系登録から半年たった時点での私の感想です。もうしばらく使ってみます。
自分が小動物で、体重の何倍もあるコミュニケートできない存在が妙な雰囲気を漂わせながら近寄ってくるところを想像してみるといいらしいよ。
あと、動物も子供とか若い女の子とかの方が好きみたいだから、そこはあきらめて。
とりあえず、興味のないふりをして近づかずじっとしているところから始めよう。
優しくしてくれたデブもいたと思うしそういう人のことは普通に好きだ。
デブが沢山料理を頼むと「そんなんだからデブなんだよテメーは」と思う。
デブが少ししか食べないと「デブのくせに少食なフリしてんのかテメーは」と思う。
デブの巨乳自慢は先に腹落とせと思うし、あとダイエットコーラ飲んでるデブも嫌いだ。カロリー気にする奴がコーラ飲むな。断食してろ。
特にアイドルとか芸能人とかのキャラは意識低いんか?と思ってイライラする。
そういうのって大抵他のキャラに比べて肉感的というか、デブどころかぽちゃですらなくムチムチという程度ではあるのだけれど、それでもデブが!!!という気持ちになってしまう。
陰キャデブは卑屈なデブとか最悪だからやめろよと思うし、陽キャデブは身をわきまえろ勘違いデブと思ってしまう。
どれだけデブに厳しいのか。
もちろん人の身体的特徴をあげつらうことはNGだと理解している。
太っている理由は人それぞれで、病気など本人の努力ではどうにもならない場合もあり、一概に暴飲暴食や怠惰のせいではないとも分かっている。
またデブという言葉も中傷的なニュアンスを含むため、日常生活では一切口にしないようにしている。
デブという要素が何故かとてつもなく嫌いだというだけで、該当する人を傷つけるのは私の本意ではない。
だからこそ、今まで誰にも、SNS上でも、「デブが嫌いだ」という話をできなかった。
相手が体重を気にしているかもしれないし、その人の好きな人が太っているかもしれない。
というか私自身、「俺デブって無理なんだよね〜w」とか言ってる人に会ったらモラルのなさにドン引きする。
特定の誰かの話ではないけれど、このエントリで傷ついた人がいたら申し訳ない。
その度に自分の中の無意識的で暴力的な差別心を自覚するのがしんどい。
多分こういうのって世の中に沢山ある。
それは例えば同性愛者であったり、外国人であったり、障害者であったり、「差別してはいけないことは分かっているし、差別的な言動はしないようにしているけれど、内心どうしても本能的に受け入れ難く、でもそれを誰にも話せない」状態。
こういう感情ってどうしたらいいんだろうか。
3キロでもう無理走れない。そういう時は残りを歩きにして10キロは動いた。次に膝が痛くなる。体重を支えられないかららしいので、痛い時は歩き、ただしスクワットとストレッチを代わりに追加した。10日ほどで10キロ走れるようになった。もちろんめちゃ遅くて1キロ8分弱である。
慣れてきてちょっとずつ早く走れるようになってきた。嬢が言うには1時間で走れないとダメだとのこと。1ヶ月ほどで1時間10キロ走れるようになった。ただし吐きそうである。
余裕で10キロ1時間走れるようになってきた。この時点で、安静時消費エネルギーが2000キロカロリーほど、アクティブエネルギーが1200キロカロリーほど(iphone 調べ)理屈上6日で1キロ痩せる計算になる。
嬢を定期的に指名して褒めてもらっていた。そろそろ下げ止まるので、メニューを変更してダイエットをはじめると良いとのこと。いままでのはなんだったのかと聞くと、ダイエットするのに必要な体型と体力をつける準備運動なんだそうな。そんなーと思った。
そして、次の指名をしようと電話をすると、「あの子辞めましたよ」とのこと。こうしてあっさりワイの普通のKKOになろう作戦は終わった。褒めてもらわないとモチベが続かない。最後に体重を測ってみたら67キロだった。90日間で15キロ減でちょっとペースが速い。筋肉量が減ってるのかもしれないなと思った。でも身体が変わるのは面白かった。ベルトチェックはもうスカスカだ。ウエストもかなり引き締まっていた。
ワイは終わった記念に増田に放流することにした。
せっかく運動習慣がついたので、飽きるまで運動を続けてみるつもり。睡眠も少なくても平気になったし、面倒くさいことが減ってキビキビ動けるようになった。普通のKKOになってないかもしれんが、近づいた気がする。
嬢とワイが立てた戦略は単純なもので、食事は本能のままに、ジョギングでカロリー消費をすることになった。王道らしい。嬢の前で全裸でノートを取ってるワイは王道ではなかったが。
「消費カロリーを摂取カロリーより多くする」である。摂取カロリーと消費カロリーはお互いに関係しており、身体は同じ量にしようとするシーソーのようなものらしい。デフォルトの脂肪量からずれた場合、身体はシーソーの傾きを変えてデフォルトの脂肪量に戻そうとする。それを手助けするイメージ。デフォルトから外れようとするダイエット(標準→痩せ)は基礎理論は同じだが、全く違う方法論になるらしい。デブの場合だけ。
身体はデフォルトの脂肪の値に持っていきたいので、自動的に食欲が減るらしい。そのために、自分の欲しい物を食べるようにとだけ言われた。本来身体が欲していなくても「時間になったから」「同僚と食べているから」「クーポンで安いから」「残すともったいないから」と理由をつけて食べてしまうことをやめるということだそうだ。実際、焼き肉もラーメンも制限はしていなかったのだが特に食べたくなくなったから面白い。
その後、カロリーは何度か計算してみたことがあるが、だいたい1800キロカロリー程度はとっていたようだ。栄養のこと、アミノ酸、炭水化物、脂質の話をいっぱい教えてもらった。
食事は分解されてエネルギーになる。身体はこのエネルギーを使うが、枯渇してくると脂肪を分解してエネルギーを取り出す。これが痩せる仕組みなのだそうだ。ところが摂取カロリーを減らすと、筋肉を分解してエネルギーを取り出すらしく筋トレと併用しないと筋肉がなくなってしまう。デブが筋肉がないと動けなくなるのでだめとのこと。また、エネルギーは糖や脂肪から取り出されるが、脳は脂肪のエネルギーを使えないらしく炭水化物と糖がないと動かなくなる。なので低炭水化物はあまり意識しないようにとのこと。(ワイには)
運動については、有酸素運動の王道ジョギングを1時間ほどすることになった。無酸素運動と有酸素運動の違い、脂肪を燃焼させるタイミングなどいろんなことを教わった。有酸素運動でエネルギーを消費する時に筋肉を分解してエネルギーを取り出すらしい。そこで筋肉量がへるのでそれを補うために無酸素運動=筋トレを少々することになった。無酸素運動メインでもいいらしいのだが、ワイはデブなので身体の負担が大きすぎるとのこと、標準になってからねと釘を刺された。実際は運動も大変だったが、それ以上に運動する時間が大変だった。ワイは本業の他に副業もしてるので、そもそもあまり時間が無い。だが、普通になりたいので寝る時間を削って運動することにした。1日5時間くらいの睡眠になるが、増田の子育てママの日記にある辛さに比べれば楽なもんだと思い込むことにした。ママがんばれ。
どれくらい痩せたいかと聞かれたので、脂肪を10キロ減らしたいと答えた。その時点で82キロ。脂肪10キロだと70000キロカロリー消費しなければならない。なので、1日700キロカロリーの運動を100日続けることを目標とした。最初に嬢にあった次の日から10000歩は歩くようにしていたが、そこからさらにだいたい10キロ走るくらいである。食事を減らさない理由はここにもあり、減らすと続かなくなるらしい。ダイエットのサステイナブルなわけやなと知ったかぶりをしておいた。もちろんサステイナブルが言いたいだけであり意味はわかっていない。
脂肪を減らすのが目的なので、体重をあまり見ない、そして意識しないようにと何度も言われた。実はこの前に次回はベルトをもってくるように言われており、持ってきたベルトを締めてマジックで印を付けた。かわりにこのベルトを意識するようにと。あと、丸裸で写真を撮り待ち受けにさせられた。これはなかなか…
ワイのモチベとして定期的に指名をするので頑張ってるのを褒めるプレイをしてくれと頼んだ。これを了承してもらいモチベにすることにした。KKOでも褒められたい。罵倒も悪くないのだが。
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食事のタイミングについては聞いた事があって、「昼間に何回にもわけて食べるのがベスト」だそうだ。食事は食べたあと分解されてエネルギーになるのだが、しばらく使われないと余剰と判断されて脂肪に蓄積される。このとき、脂肪に蓄積されやすい条件があって、それが空腹と夜。つまり、回数を減らして空腹感を高めて、夜にガッツリ食べるというのは、脂肪に蓄えられやすいということになるらしい。
ワイは嬢にお願いをしてみた。「ワイもやせて普通のKKOになりたい!どうしたらええのん?」嬢は簡単な理論を教えてくれた。ごくごく当たり前のことらしいが、健康を無視していたワイには新しい知識だった。正しいのかどうかは知らん。
ワイの場合は脂肪を減らすことだった。なので、痩せる=脂肪を減らすとした。この場合、体重はあくまで目安でしか無いらしい。筋肉の方が脂肪よりも重いため、筋トレで脂肪を減らして筋肉をつけると体重は重くなるそうだ。これを痩せるとするか、太るとするかということ。体重を減らすだけなら水分量、筋肉の順に減らせば良いらしい。
余剰カロリーが脂肪になる。つまり摂取カロリーー消費カロリーが脂肪として蓄積される。蓄積する程度は身体がコントロールするらしい。だいたい脂肪1kgで7000kcalくらいとのこと。個人に設定されたデフォルトの脂肪量があり、脂肪量は一定の値に自動調節される。なので、摂取カロリーが低いと脂肪になりやすく、多いとなりにくい。自動調節されるためデフォルト量に向かう場合、例えばデブのワイが普通になろうとする場合は結構簡単とのこと。デフォルト値によって痩せ型になったり、小太りになったりする。
余談だが、デフォルト脂肪量からさらに下げる場合(女性に多い)違う戦略が必要とのこと。
じゃあデブにはならないはずと思ったが、そうでは無いらしい。摂取カロリーはおなかがいっぱいになることで止まるのだが、このデフォルトセットは食料がない時代のセットなので、現代のような高カロリーが多い環境ではカロリーオーバーになるそうだ。
生きるのに最低限必要な分、生活してて使う分、運動で使う分にわけて、最低限必要な分、基礎代謝のうち約20%が筋肉による。基礎代謝が1500なら300が筋肉分ということ。生活して使う分は筋肉なので、500使えばそれが筋肉分、運動しない場合、2000のうち800くらいが筋肉分になる。筋トレで筋肉が増えるとこの800が増えることになるそうだ。10%筋肉が増えたら80増える。もちろん増やした方がいいのだが、デブが脂肪を落とすときは優先度は低いらしい。
でメモをとりながら聞いていた。
🐈ネコチャン重くないよ体重があるだけ