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はてなキーワード: バーチャルyoutuberとは

2023-01-04

774inc. ブイアパ解散について説明

どうもゴシップV豚増田です

今回はバーチャルYouTuber事務所774inc.に所属する集団「ブイアパ」の解散について解説しま

とはいえこの解散はどちらかと言えば前向きな再出発であると私は考えています

ポジションの整理

会社事務所組織名
774株式会社774inc.ブイアパ・あにまーれ・ハニーストラップシュガーリリック・緋翼のクロスピース
エニーカラー株式会社にじさんじにじさんじにじさんじEN
カバー株式会社ホロライブプロダクションホロライブ・ホロスター

ブイアパという「集団」の歴史

ブイアパは集団です。よく言うグループユニットではありません

出発は4年前、企業運営バーチャルクリエイター集団として、個人活動していた鴨見カモミイラストレーター)や花奏かのんベーシスト作曲家)を招聘して事業スタートしました

ところがクリエイターは結局この2名だけで、残りのメンバーゲームの上手い一般VTuberでした(素敵なことです)

初年度の時点でクリエイターの2名への説明実態が食い違うことになり、解散直前まで花奏かのんは「話と違う」と言っています

モミ先生脱退

2年以上前イラストレーターのカモミ先生は脱退しました。言葉を選んで言うと、やはり方向性の違いです。

この前後メンバー配信は多くが非公開になっているので今から何があったのかソースに当たるのは難しいのですが、なんか全員泣いてました。

https://www.youtube.com/watch?v=wQ45NQIUke0

こんな動画出せるくらいには温かい集団だったのは確かです。道は違えても仲間(当時)

一般VTuber路線について

元々の理念と現状へのギャップがあったのはクリエイターサイドだけでなく、他のメンバーも同じでした

今でこそゲームに強い集団イメージのあるブイアパですが、この頃は「もう自分(が伸びる)にはFPSしかない」とセルフネグレクト状態メンバーもいました

後に若干名が追い込まれて一時休止しま

事務所合同イベントアイドル路線について

774inc.は大手では珍しく多数のグループを持つ事務所ですが、とはいえ縦割りではなく垣根を超えたイベントを打つ事務所でした

もちろん全員参加! と思いきやベーシスト花奏かのんは裏側に回ってステージ不参加でした(2020年)

本人も「表でアイドルみたいな活動するつもりもないし、元々裏方クリエイターという意識でやっている」と公言していますファンも広く受け入れてます

とは言え圧力があったのもまた事実で、何度か辞めようとしていたそうです(これも公言している)

ちなみに横断イベントは2回あって、後の2022年ポジション覚悟完了した人のそれでした。

マーブルルーム

花奏かのんがブイアパメンバーのために描き下ろしたユニット曲がマーブルルームです

https://www.youtube.com/watch?v=T3HPZQ2f51E

その動画楽曲)に花奏かのんはいません

しかセルフカバーはしています

解説配信も2回していて2時間を超えます

https://www.youtube.com/watch?v=qJAq77cprYc

有閑喫茶あにまーれ所属 宗谷いちか、ソロになります

いきなり話が飛びますが、774inc.のグループの1つあにまーれの宗谷いちかがソロになります

業界的にも元グループ存続のまま離脱は珍しい話で、774inc.では初めてでした

後にシュガーリリックの虎城アンナソロになり、ブイアパ解散下地ができたように見えます

花奏かのんプロデュース業やるってよ

2022年末、音楽ユニットをこれまた裏方でやるという話が出ました

その時、歴史が動きます

ブイアパはクリエイター集団で、カモミ先生と花奏かのんがブイアパだった

完全に憶測ですが、花奏かのんは3年くらい言い続けてきたブイアパ脱退をついに現実にしたのだと思います

そしてそうなった以上、ブイアパは役目を果たしたということで解散したのではないでしょうか

杏戸ゆげはずっとブイアパを「屋根のない建物」と呼んでいました

花奏かのんは昨日ブイアパをTNTで吹き飛ばしていました

バーチャルクリエイターの集まるアパートメント、Vアパは更地にして原状回復されたのだと僕は勝手に思ってます

今までありがとう

やー(「774inc.所属個人タレント」のスラング

とはいえ774inc.という事務所にいることに変わりはないので、ボチボチVTuberやっていくんでしょう

やっていったらいいな

2022-12-31

2018年頃のVTuber観を2022年末に振り返る

ふと昔のVに関する記事を追っていたら2018年の以下の記事が見つかった。

Vtuber市場供給過多で早くも飽和気味 : 市況かぶ全力2階建

https://kabumatome.doorblog.jp/archives/65925486.html

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/kabumatome.doorblog.jp/archives/65925486.html

当時のコメント欄未来を見通していたり、あるいは全く外れていたりして面白かったのでコメントをとりあげて語ってみたいと思う。

セカンドライフ系のコメントが多い

・順調にセカンドライフ化していってる。

実体のない潜在需要を見込んで金が集まってる様をセカンドライフに例えてるんでしょ。みんなどんだけ楽して稼ぎたいんだ。

企業が乗り出してるけど外れてる感じがセカンドライフっぽいって事じゃないの?

セカンドライフとの比較結構見られた。確かにこの時期はいろんな企業独自にVを立ち上げたりしていたので、そう感じたのもわかる。実際マネタイズがうまくいかなくなって消えていった事務所も見てきた。

潜在需要をうまくマネタイズできたのがえにからカバーなのだろう。

・んで比較対象セカンドライフ?あれはオンゲーでしょ?Vtuberはどういうものか皆ちゃんとわかってる? / だからyoutuberの枝分かれした1ジャンルに過ぎない言うてんのに何勝手に大きな期待して勝手失望してんの君ら。

・状況としては普通YouTuberと同じなだけではなかろうか

この見方は正しかったと思う。自分動画製作者・配信者・ストリーマーのバリエーションひとつと見てる。そしてここ数年でこのジャンル自体が大きく成長したのだと思う。

キズナアイ四天王しか生き残れない

・結局先行者だったキズナアイとソレに続いてクラスタ分けされた、シロ・アカリルナ、あとはこれらの環境をはじめて一人でやってしまった元祖バ美肉のじゃおじ、くらいしか生き残らなさそう。

キズナアイ一人勝ち

四天王しか生き残れない、知ってた

・新しい文化ゆっくり醸造していくものからな。今はガートナーのハイプサイクル的には失望期に向かってる。あと5年は掛かるんじゃね/現状は素材提供する受託側が儲かる状態四天王委員長絶対安全圏だな

泣いていいか

この頃には既に流れが来ていたが、2018年以降生配信2DのVが業界を席巻するようになり、四天王相対的に影響力を弱めていくことになる。

コメント欄で全く言及もされていないホロライブがここまで伸びると予想していた人はいたんだろうか。

レッドオーシャンやばい

Vtuber総数は推計5000人、に驚愕。そりゃ多過ぎだな…もっとも、YouTuber自体レッドオーシャン極致なわけだが…。/企業が本気でコンテンツ制作に取り組んでくれるのは、官製クールジャパン」よりよほど良いと思う。

・まさにレッドオーシャンですね

パイ全体が小さいから、参入が増えると一瞬でレッドオーシャン化。利益度外視趣味でやってる個人ならともかく、時間当たり人件費が明確な企業がペイできるだろうか?

・要は10数年前に流行したバーチャルネットアイドルのガワを売れないyoutuberに被せただけのもんなんだからこうなるのは自明だったと思うんだがブルーオーシャンだと思われてたのか・・・大丈夫広告業界

・つぶしあえー(オッさん声で)/ここはブルーオーシャン、って乗り込んでみたはいいが死屍累々って構図すごく好き。傍から見る分にはエンターテインメント。中はきっと大変だろうけど。

とうとう2万人突破したぜ。

VTuber(バーチャルYouTuber)、ついに2万人を突破ユーザーローカル調べ)

https://www.userlocal.jp/press/20221129vt/

上の記事にあるトップ10のうちキズナアイ以外は2018年はいなかったことを考えると、まだ全然ブルーオーシャンだったのかもね。(追記:フブキもいた)

今年はぶいすぽっ!が急成長していたりと、売り方によっては出来ることはあると思う。(コミケのグッズ販売で300分行列はびっくりした)

先人の開拓のおかげでパイはだいぶ大きくなったと思うが、それでもまだ小さいとは思うので今後も期待。

・後から黒船がやってきてかっさらう予感。

黒船というか、ホロENとかにじENが海外市場の広さ・強さを証明していて強いなぁ…とは思った。

VShojoはどうなのかな。

ゆるキャラ

ゆるキャラめいてきた

ゆるキャラ界隈がVtuberやりだしたらまた様子も変わる…ってか、それはもしやふなっしーが通ってきた道

甲賀流忍者!ぽんぽこが逆にゆキャラ界隈に殴り込んでたわ。

ピーナッツくんは実質ふなっしーみたいになってきたが。

中身おっさんが〜系

・金かけられるなら中身おっさんより本物美少女のほうがコストそんなに変わらない割にマス受けするわな・・・Vtuberは見るものじゃなくてなるものやろ

女子ウケしないもの流行った試しがない。女性には、中がオッサンってバレバレからVtuberなんて誰も近づかないし話題にすらしない。

・「中の人オッサンでも組織力バックアップ」の強みが「PVが伸びなくても人件費ガンガン出ていく」弱みに。これソシャゲの悪いパターンじゃね

今だと「中身おっさんが〜」というのはあまりにも無見識だけど、2018年当時は本当によく言われていた。

女性ウケについては、努力甲斐あったのか最近女性リスナーが増えたなと思う(少なくともにじさんじは)

えにからIRだとリスナーの男女比率は半々くらい。実際にじフェスリアルイベント)を見てる感じ、肌感覚とも合致している。

オワコン

vtuberもそろそろ終わりか。

スーツネクタイ締めた連中が金目当てで参入しはじめたらそらもう終わりよ

Vtuberかぁ、三次元モデルに喋らせたり踊らせたりして配信してるのかなと調べないでいる内にもう下火になってきてた。コンテンツの消費が早すぎる。

・騒がれ始めてからコンテンツの消費速度が凄かったしこんなものでは。現状人気あるものバ美肉おじさんみたいにコミュニケーションツールとしてVR使ってるのぐらいしか残らないかもね

京都出身の某若手映画監督脚本家の人のツイキャスを見てたときに「飲みの席で某広告代理店の人からVtuber勉強しといたほうが良いよ』と言われた」という話を聞いて、嗚呼炭鉱カナリアが死んだと思いましたね

・酷い業績でこれをやれるハートの強さ 同人イベントコミケなど)で人気がない事を知り、ステマに近いゴリ押し事業なんだと悟った。供給過多にもなるし、飽和状態にもなりますわ。

オワコンと言われ続けて早4年、コミケジャンルではVtuberが最大手になりました。炭鉱カナリア死ぬには早すぎたな。

プリコネ

・プリコネCMVTuberっぽく作られてて「早いなー」「やっぱもうそろそろ打ち止めだなー」とか思いながら見てた。

・プリコネCMVtuber感すごくないすか

プリコネに限らずサイゲは割と積極的だったよね。ゴルシとか既に誕生してたし。

そのほか

・全員追ってた人がどうなったか気になるね…

かにどうなったんだろう。

そもそも萌えキャラである必然性は?犬tuberとか猫tuberの方がリーチする市場が広そうなモンだが。

黒井しばを応援してくれ

ニコニコ動画の時からいい続けているけど、ネット面白さってアマチュア面白さだからお金かけてプロ面白さにしても、アマチュア特有の雑味や体当たり感が失われて重しrくなくなることがざらにあるのよねぇ…

からないでもないが、アマチュア特有の雑味や体当たりをしてみたら炎上するようになって、色々と世の中変わってきたのを感じる。

ゴールデンウィークのぽんぽこ24時間生放送の後ぐらいをピークとしているの実感と符合する(わからない人にいっておくとvtuber史に残るイベントです)(vtuber視聴者としての意見です)(由持早く喉がよくなるといいね)

ぽんぽこ24時間も恒例イベントになって久しいけれど、見る視聴者は割と固定されてる感じはするんだよな。

当時は界隈のファンみんなが見てた気がするんだけど。

事業としては技術側面はどうでもよく最早ただのタレント業なので見るものはない。より多くの人気者を抱えた事務所が勝つ。

指摘の通り、人気者を技術力で魅力的に表現する機会は増えたが、技術力で人気が出ることはない。

まあローションチャンバラ観ような(技術無駄遣い)

・一時期のビットコインみたいになってきた。今参入しちゃだめだ。

この頃のBTCは1BTC=6,400ドルくらい。大暴落を経ても今日は16,566ドルくらいだから、参入しておけばちょっとは儲かったな。

2022-12-24

キズナアイのころはバーチャルYouTuberが出すコンテンツ新規性に期待してたけど、

結局、寂しい人間スパチャして構ってもらう生配信場末スナックみたいなもんだって分かってがっかりした。

ポコチャとかティックトックライブにいるような底辺に、絵被せて素顔を隠しただけのガチ底辺だった。

「構ってもらう代」として金を投げるだけ。接客業コンテンツとはいえない。

2022-10-04

anond:20221004131950

うーん、たまにラブライブとかまどマギとかのファンレポや考察があがってきたり

ちょくちょくバーチャルYouTuber時代が来るみたいな記事があがってきたり

VRえっちなアレをしたら何がどうだったとかの怪文書が浮上してきたりしてたか

2022-09-05

はてなって本当に中年と老人のSNSなんだな

東京の行きたいところ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1940037


ボリュームたっぷりの肉やスイーツが華々しく盛り付けられていて、おっいいなと思ってはてブの反応見てみたらさ、

インスタ映えする盛り付け嫌い」「胃もたれするから、こんな量いらない」

といった声が上位に来ていて、お体に衰えが来てしまった方々なんだなあと思ったよ。

あと芸能ニュースへの疎さね。

2019年今日までにyoutubeで起きた事柄

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190408104615

もうダメだよバーチャルyoutuber

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190902115544

YouTuberとVTuberニュースをまとめた増田に対するはてな民の反応見てたんだけどさ。

「知らない国の新聞を読んでいる感じ」「コジコジの話を聞いてるみたいな気分になった」

「他校の友人から「友人の学校で起こった今年の重大ニュース」を聞かされてる感覚

かいって、低俗芸能ニュースなんて知らないよ感をアピールするコメントが上位に来てる。

若者にとっての芸能人って今やYouTuberとVTuberなんだし、この手のニュースはそこまで異世界の話じゃないでしょ。

自民党統一教会フェミニズム弱者男性LGBT話題がズラッと並ぶはてなの方が、よっぽど異世界だって

HIKAKIN聖人から安心して見せられる的な定形コメントも、トレンドを追いきれない保護者感がよく出てるよね。

増田に「オッサンだけのSNSを作りたい」みたいな投稿あったけど、わざわざ新設しなくたって、我々にははてなブックマークがあるじゃないか

老害にだけは陥らず若者文化に食らいついていきたい。

2022-06-11

anond:20220610204001

いわゆる「VTuber」が、覆面つけてるだけのただのYouTuberだと解釈するなら、そんなのバーチャルではない、となるね

そもそもバーチャルYouTuber」という概念自体ナンセンスだったのかもしれない

YouTube活動しているけど、YouTuberではなく、でもYouTuberと同等と見なせる存在、って何?って話だ

ニコニコ動画しか投稿していない人とかが、真の意味バーチャルYouTuberなのかもしれないが)

実際は、「バーチャルYouTuber」ではなくて、「バーチャルリアリティなYouTuber」ってとこなんだろうけど

というわけで、バーチャルリアリティのことを「バーチャル」って略すな、って話かもしれないな

2022-06-10

anond:20220610204001

ちょっと前提が違う

バーチャルYouTuber流行ののちに数千人規模でYouTuber以外のバーチャル存在が出てきてしまって、

彼らのことをVTuberYouTuber抜きで呼ぶ都合で「バーチャル」になっただけでこだわってる訳じゃない

にじさんじに対する侮辱ブコメスターを付けたことに対する謝罪文

ANYCOLORはVTuber可能性を閉じてしまった←??????? 【anond:20220610181341

件のコメントスターを付けた者の一人です。

あなた様の仰ることは誠にその通りであり、スターを付けた自分を恥じるばかりです。

大変申し訳ございませんでした。

VTuberのことは2017年末ののじゃロリブームのころから知っています

もっともその頃はVTuberという言葉存在しておらず、バーチャルYouTuberという言葉が用いられていましたが。

当時のVTuber3Dが当たり前であり、四天王と呼ばれた当時人気のVTuberは誰もが3D活動をしてました。

3Dモーションアクターを組み合わせたメタバース世界YouTube等の普遍的プラットフォーム上で展開されるのをPCスマホで閲覧できることに近未来的な新しさを感じていました。

しかしながら、にじさんじ月ノ美兎が登場し、それまでのVTuberとは違って明らかにローコストで俗人的なキャラクターネット上の世論賛否両論だったことが今でも最近の事の様に思い起こされます

その中で私はやはり否定的意見を持ち合わせていました。

というのも、3D技術も無くモーションも簡素で、仮想メタバース世界ではなく洗濯機の前でおしゃべりするJKコスプレおばさんのリアル現実世界を見せつけられることに対して、既存VTuberに対する侮辱感だったり、キワモノ芸人感だったりを印象付けられたからであります

四天王が持ち合わせる技術力や世界観と比して、にじさんじなどという低品質大量生産型のサービスなどすぐに廃れるだろうと、私は思っていました。

からこそ私は件のコメントを見て、にじさんじ式のライバーが多数活躍しているVTuber界隈の現況を表していないにもかかわらず、当時の私の思想のもの表現されているように感じて賛同の意を表してスターを付けてしまいました。

件のコメントに対してスターを付けた人も、おそらく私に近しい感情を持っている(持っていた)のでしょう。

しかしながら、それがにじさんじや付随するVTuber文化侮辱した免罪符になる訳ではありません。

よって、僭越ながらここに私が件のコメントスターを付けた者を代表して、改めて謝罪をさせていただきます

大変申し訳ございませんでした。

2022-03-27

anond:20220327181044

はなれていくホロライブ

結論として

論文などの書き方と同様に、この怪文書の主軸として貫かれる結論最初提示しておく。

その結論に導かれる内容となることを留意して頂きたい。

 

当、怪文書で述べることになる結論は、

「ホロライブリスナーから離れていき、

 しかし、そして、ますます発展していくことだろう」

となる。

 

 

Vtuberおよび、にじさんじやホロライブ

まず本文を始める前にVtuberとはなにかという認識共通させておきたいと思う。

前提とする認識の違いは無駄な罵りあいを生むことになるため、

面倒でもちゃん最初にすり合わせをしておきたいからだ。

 

以下は自分個人認識であり、またこ認識を前提として怪文書記載していく。

なおVtuberを知っているという飛ばして読んでも問題はないし、

また私より詳しい方々は記載内容に文句もあったりするだろうが、そこは見逃してほしい。

 

Vtuber

正式にはVirtual Youtuberバーチャルユーチューバー)。略して現在Vtuber(ブイチューバ―)と呼ばれる。

基本的にはキズナアイを始祖として、イラスト3Dモデルを使い動画や生配信を行う配信者たちのことを総称している。

Youtubeなどでの動画配信を行い収益を上げて当時話題となっていたYoutuberに対して、

キズナアイ自分のことを「バーチャルユーチューバー」と呼称したことが始まりとなる。

 

※ただし、伊達杏子などのバーチャル上でタレント活動を行う存在や、ウェザーロイドなどの3Dアバターを使って動画配信を行う存在は以前からあり、

 ニコニコ動画ではモーションは無いながらもイラストアバターを使ったり、ゆっくりなどを使い配信を行うといった形式も既に存在していて、

 またVRChatで自作3Dアバターを作っていた人たちも散見され、現在Vtuberの萌芽・類似する表現は既に存在していたと言える。

 キズナアイは「バーチャルユーチューバー」という呼称を作り、その存在を一つの確固たるジャンルとして確立したことが貢献として大きいと言える。

 

当初におけるバーチャルユーチューバーという存在は、3Dモデル・声・アクションゲームはそれぞれ別々の人間担当し、

バーチャル空間Youtuber活動を行う仮想存在として、「設定から話す内容までプロモートおよび演出されたタレント」であり、

理想をかき集めた存在であり、美しい3D・機敏なアクターの動き・プロゲーマーの腕前、声優の可愛らしい声・脚本家によって計算された台本という具合に、

ビジネスニュースなどでは、「スキャンダルがない」など、全てにおいて完璧を揃えたタレントという紹介もされていた。

 

・初期Vtuberたち

2016年キズナアイ誕生から

次第と3Dモデリングを使いYoutubeニコニコ動画動画配信を行うバーチャルユーチューバーを名乗る配信者が出現し始める。

 

2017年から企業および個人3Dモデルを用意したものが登場し、富士葵やばあちゃる、のらきゃっとなど様々なVtuber誕生するが、

主にバーチャルyoutuber四天王と呼ばれる以下のVtuber達が人気を博した。

電脳少女シロ(2022年現在活動中。TV番組ガリベンガーV」などに出演している。)
・ミライアカリ2022年現在活動中。)
・輝夜月(企業演者間で確執があり配信終了。)
・バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん(引退し、チャンネルマルチチャンネル化。)

 

この中で最も異質な存在であり、現在Vtuberに大きな影響を与えたのは「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」と言っても良い。

バーチャル少女受肉(バ美肉)」を代表する存在としてVtuber知名度を上げたこともあるが、それよりも大きな要素がある。

 

一つに企業プロモートされていない個人であったこと。

一つに演出され切っていない生身の人間の要素を動画で見せていたこと。

この二つを持ちながら人気を得たことによって、Vtuber裾野が大きく広がり、

結果としてVtuber多くの参入者を呼び寄せた大きな要因となったと言える。

 

この辺りは後記する「リスナーと近いvtuber」でより詳しく触れるため、ここでは重要であったことを記載するにとどめておく。

 

また、このころにキズナアイを「おやびん」と呼ぶ輝夜月や、

のじゃロリおじさんとのらきゃっとの近しい関係など、

今後のVtuberで欠かすことが出来ない要因となる「Vtuber間の関係性」が、

大きな話題コンテンツとして形式作られていった。

 

アイドル部およびゲーム部(企業:.Live

3Dモデリングアバター、および企業によって演出された動画配信

という点でキズナアイの生み出したVtuberコンセプトを正当に受け継ぎ、進化させたのがアイドル部・ゲーム部だったと言っていい。

また企業ごとに一人だったVtuberグループとして売り出して、

グループVtuberタレント売りし「関係性売り」するという基礎を作った点が大きい。

 

一時期にはもっとも人気のあったVtuberグループであったが、

企業演者との確執によって様々な問題が噴出して勢いが曇ることになった。

ただその詳細に関しては、当時自分が直接追っていなかったため申し訳ないが割愛させていただく。

 

にじさんじ企業:旧いちから→現えにから

当時「3Dモデル」での「動画配信」が主流だったVtuberから

Live2D」などの一枚絵・イラストで「生配信」という大きな転換を行い、

現在Vtuberの主流となる形式で売り出したという点でVtuber界における大きな一里塚を造った。

 

3Dに比べて安価に量産できながら、

比較簡単に高品質に見える質を作り出せるLive2Dを使うことにより、

より短い期間で多くのVtuberデビューさせた。

 

また生配信という「矢継ぎ早に次のコンテンツ供給できる」という特性によって

月刊より週刊、週刊より日刊」といった供給の多さも相まって主流となる。

 

一部では3DではなくLive2Dであったことに「割りばし絵」などと呼ばれるといった批判もあったが、

しろアニメゲームに近い表現であったことが一般的オタクリーチして受け入れられていったと言える。

 

特に月ノ美兎のようなクリエイティブ配信者を起用して「目新しい動画配信」を供給していくことことで

それまでニコ生のようなオタク文化的な動画をを見ていた層に売り出すことができたことで、

Vtuberが当時のオタク層へと強く広く浸透していく礎となったと言っても過言ではない。

 

またアイドル部と同様に期生やSEEDsといったグループ売りをしていくことで、

企業全体(Vtuber界隈では企業グループのことを「箱」と呼称する)へのリスナーを招き、

その配信者の多さも相まって、多種多様リスナーを大きな集団として獲得することに成功した。

 

・ホロライブカバー

カバー株式会社四天王時代からときのそら」をVtuberとしてプロモートしていたが、

Vtuberグループ売りとしての「ホロライブ」はにじさんじから数カ月遅れることになる。

 

ときのそらは3D動画配信だったが、

「ホロライブ」としてはにじさんじ成功を受けたのかLive2D生配信主体として、更にグループ売りをもった形式デビューをしていく。

 

当時は男女の交流が当たり前だったVtuber業界で「女性のみ」のグループとして開始し、

初期こそ外部の男性と絡み、ホロライブサマーなどのエロ売りなどもしていたが、次第と「アイドル売り」へと専門化していき、

音楽ライブ配信を始め、Vtuberの中でのAKB乃木坂的なポジションとなっていく。

 

ただし、その結果として「女性アイドル」として醜聞となりかねない男性との関わりは切り捨てていき、

 例1:27とJK(社築{にじさんじ男性Vtuber}と夏色まつり{ホロライブ女性Vtuber})
    https://www.youtube.com/watch?v=d_K1fJD5-CE
 例2:大空家コラボ(舞元啓介{にじさんじ男性Vtuberと大空すばる{ホロライブ女性Vtuber}そしてしぐれいうい{イラストレイター個人Vtuber})
    https://www.youtube.com/watch?v=ZVhMFyc8DrU

といった当初では人気であった男女交流を前提としたでのVtuber配信は少なくなり、

一般的Vtuber活動からホロライブは「離れていく」ことになっていった。

 

一部で男女での交流は残っているが全体としては避けられていっている。

 例:みこ「ホロスタとのコラボは……無い、かなぁ」
   https://vtuber-matome.com/vtuber-1704-8329.html

 

Vtuber

Vtuberキズナアイが作り出した形式から様々な変化を遂げて次第と受け入れられていった。

 

しかし、どれだけ変化しても、総じてVtuber共通することとして

 ▶3Dイラストといった非現実な現身を持っている

 ▶妖怪騎士といった非現実的な設定を持っている

といった、現実とは一線を画するバーチャルな側面を持っていることで、

単純な生主アバターや、イラストを持ったタレントとは差別化されていることが多い。

 

~~~

簡略的なVtuber解釈と、これまでの発展の流れを記してみた。

流れまで記載したのは、Vtuberと言うものが昔と今では大分違っているため、

どこかで離脱した人や殆ど知らない人には説明理解しづらい物であるからだ。

(というのは建前で、貯えた知識解釈の捨て所がなかったたために、ついでだからと書いたというのが本音だ。)

 

さて、以上に記したこと個人的な認識である

ただ、こういった認識を前提のもとに記載していることをご留意いただきたい。

2022-03-03

VTuberというジャンルはこの先、ブランディングを見直さないと終わる

というかもう既に終わってるんだろうなとは思う。

まあ前から言われてるガワを被っただけの配信者ってのはまさにその通りになってきてて、

大小どこ見てもゲーム実況出来ないとダメみたいになってるのは、「そういうことだっけ?」と思ってしま

 

ただ、自分最近一番悲しかったのはキズナアイ活動休止後の発表のこれ↓

 

キズナアイ歌唱特化型AIキズナ」が発表! アニメ化プロジェクト始動

https://www.moguravr.com/singing-specialized-ai-kizuna/

 

マジでしかった。

帰ってくるまでの繋ぎみたいな扱いにしているが、VTuberは結局コンテンツIPしかないんだと思うと無茶苦茶悲しくなった。

いっそ最初から、こういう売り方で、たとえボカロのパクりと言われようとそういう風だった方が良かった。

 

頼むから大手中小バーチャルYouTuber独自の強みは何かを見直してくれ。(自分はもう、それを見つけられない)

でないと、やたら(金銭も手間も含めて)コストがかかるだけのタレント業って扱いになったら、

既存芸能事務所には絶対勝てないんだ。

 

梅沢富美男センサーつけて3Dモデル動かすよりも面白い存在でいてくれ、頼むから

2022-02-27

anond:20220227171114

VTuber中の人コンテンツの要でありアニメ声優以上に重要なんだから中の人を気にするのは当たり前だろ。

「低迷が続くキズナアイ」って書き方でごまかしてるけど、低迷の原因が分人騒動というプロデューサー側による中の人の軽視なんだから元増田に対して中の人を気にするなと主張するのはおかしいだろ。

それにキズナアイが「バーチャル存在であることに固執しているけれども、初音ミクのような非属人的コンテンツでもないのだからその幻想押し付けるのはお門違いってもんだろ。バーチャルYouTuberという呼称に引きずられすぎでは?

2022-02-26

キズナアイの声がもう少し低かったら、バーチャルタレント史は変わっていた

Vtuberの「親分」であり一種アイコンであったキズナアイが長期活動停止する。

そのための最後ライブを今やっている。

https://www.youtube.com/watch?v=GTa2HxIsBPM




私は2017年半ばくらいからのVtuberオタクである

キズナアイについては、ここまで続けてきたこと、重圧に耐えたこと、運営会社が多少の問題を起こしつつも、アイさん個人は真面目な行儀の良さを貫き続けてきたことなど、十二分に尊敬に値する。

だが、彼女アーティスト的な活動広報活動が、どうもビビっとこないな、というもどかしさはずっとあった。

別に難しい問題提起ではない。

彼女の当初からの特徴は、「昔の萌え声イメージを更に誇張した甲高い喋り声と、ちょっと隙のある垂れ目のキュート美少女」だ。

だが彼女バーチャルYoutuberアイコンとして有名になるにつれ、「クールで格好良くてシリアス未来的なアーティスト」という雰囲気を纏うようになったが、この二つが最後までマッチしなかったというだけのことだ。




キズナアイキュートクールの噛み合ってなさが特に分かりやすいのが、歌声だ。

キズナアイ音楽活動では、世界的に人気なコンポーザーたちから、とびきりに格好いいトラックを作ってもらっている。

EDM系が多すぎる感はあるが、まあそれはそれとして、かっこいい音作りだ。

だがそのクールトラックに、キズナアイは「キズナアイとしての歌声」をちゃんと乗せる。

萌え声とか可愛い声だから悪いというわけでは断じてない。

Perfumeベビメタも、世間に沢山あるアニメキャラとして歌われているキャラソンも良いものは沢山ある。

だがキズナアイの声は、普通アニメキャラとしてもなかなかないないくらい高いトーンで発されるので、不自然になったり、ちょっと声を伸ばそうとした時にカスカスになったりが目立ってしまう。

こんなに大規模になるなんて思っていなかった活動初期に、キズナアイの声として超高いトーンで声を発してしまたことが、ずっとついて回ったように感じる。

声をやっている春日望さんにとってもっと自然トーンで歌えたらどれだけよい曲になったろうと思ってしまう。

また、キズナアイアー写が、元がかわいい系なのになんとかクール系の雰囲気を出そうとした結果なんだか辛気臭い感じになっていじられまくったのだが、これも根は一緒である

https://twitter.com/aichan_nel/status/1081532242491392003

歌もダンスも仕上げてきているし、ライブの裏方も普段動画配信の裏方も力を込めてくれている。

それだけに、惜しいと思わずはいられない。




世界の、老若男女に受け入れられるには、可愛いアイドルではなくクールシリアスでSuper Kawaiiアーティストの方がいいはず、と考えたのはわかる。

だが、初期からキズナアイデザインや声質を保ったままその方向にかじを取るのは、持ち味を殺すことに他ならなかった。

キズナアイの声のトーンが、春日望さん本来の声を生かせる程度のアニメ声だったなら……。

クレオパトラの鼻がもう少し低かったら世界史は変わっていた」という言葉があるが、それになぞらえてこう言おう。

キズナアイの声がもう少し低かったら、バーチャルタレント史は変わっていた。




キズナアイスリープ中、キズナアイDTM音源が配布されるそうだ。

偉大な彼女世界に残ることを願う。

親分お疲れ様

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/26/news053.html

2022-02-15

ニコニコ大百科バーチャルYouTuber項目の掲示板がいきなり削除祭り

https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AByoutuber/50461-

書き込みが削除されるのは通常削除依頼板経由のはずだが、書き込んで1分で消された例も出たらしい

運営意志で消されたものと思われる

そうこうしているうちに書き込み自体不可能にされた

ホロライブ批判的な話題ばかりになっていたし、それ自体よろしくないが、

他の箱で同じような状態になっていてもスルーだったので、どうにも恣意的な印象は拭えない

2022-02-03

VTuberオタクをやめた話

原初バーチャルYouTuberは“着ぐるみ”であったように思う。

黎明期にはよく「ふなっしー」にも例えられていたが、ディズニーランドミッキーマウスでもいい。彼らが着ぐるみであり中にアクターが入っていることは誰しもが認める事実であるしかし彼らを目の当たりにしたとき、中に入っているアクター存在意識することはまずない。ディズニーランドミッキーマウス出会ったら「“ミッキーマウス”に会えた」と素直に嬉しくなるのが自然な反応だろう。事実として認識することと、それを日頃の場面で意識するかどうかはイコールではないのだ。

バーチャルYouTuberも同様の構造を持っていた。彼女たちにはキャスト所謂中の人」が存在する。それはファンだってみんな分かっているが、見ないふりをしているしそもそも意識することもなく、もっと言えば意識“させられる”こともない。ミッキーマウス自分からアクター存在示唆するような言動を取ることはない。そういう暗黙の了解微妙バランスの下で成り立っていたのが、かつてのバーチャルYouTuberであったと思う。

…「彼女たち」が“着ぐるみ”を脱ぎ始めたのはいつ頃からだっただろうか。たぶん、ある人気VTuber引退をして、そのキャストが生身の配信者として活躍し始めたことがきっかけにあると思う。それ以降少しずつ、VTuberキャストバーチャルではなく生身の配信者として活動しているのを目にするようになった。

彼女たちからすれば一種の逃げ場なのだろうと思う。VTuberとしての活動はとかく制約が多く、強いられる仕事もあり、キャラクターの“着ぐるみ”を着ている以上常にある程度の嘘をつき続けて活動せねばならない。それでいてファン数の増大に伴って誹謗中傷に晒されることも増えていく。そんな彼女たちにとって、本来の「自分」としてありのままの姿で居られる生身での活動は、少なくともVTuberとしてのそれよりは気楽で休息になるものなのだろうと感じる。それでいて生身の活動にもファンがついてくることは偉大な先例が証明してくれている。それらを踏まえて、キャストが生身での活動を加速させるのは至極懸命な判断であると思うし、その判断活動を責める気は毛頭ない。

しかし、私はオタクとして、“着ぐるみ”としてを好きになったのだった。確かに人格という本質的概念は“着ぐるみ”もその“アクター”も完全に同一である。それでも、私が好きだったのは“着ぐるみ”だった。そこに究極的には理由はないと思ってもらっていい。好きという感性には突き詰めれば理由など存在しない。

ミッキーマウスアクターが、着ぐるみを脱いで生身でミッキーと同じようなグリーティングを始めたらどうだろう。見ないふりができていた事実を否応なしに意識せざるを得なくなり、アクターはもちろん「ミッキーマウス」の方だってもう今までと同じように捉えることはできなくなるのではないかと思う。端的に私の身に訪れたのはこの現象であった。

私はVTuberオタクをやめた。いや、VTuberオタクで居ることができなくなった。中の人を強く意識してしまうようになってしまっては、もはやVTuberVTuberとして見ることができなくなってしまったのだ。本当はずっと応援し続けたかったし、何とか戻れないか思考実験を繰り返したが、最後に残ったのは「受け入れられないものは受け入れられない」という理由のない感性から拒否であった。

もちろん、これは私自身の感性問題であるキャスト名義のアカウントVTuberとしてのファンが多くコメントしていたりフォローしていたりするのを目にして、よく平然と受け入れられるなと私は正直驚いた。しかし考えてみればそちらの方が自然なのかもしれない。先に述べたように人格という本質VTuberとしてもキャストとしても完全に同一なのだからVTuberとしてを好きになった人が全く同じ意味合いキャストとしての方も応援するのはむしろ当たり前とも感じる。ただ、私にはそれがどうしてもできなかったのだ。それは私の感性問題であり、あるいは“着ぐるみ”という形にこだわるというある意味で古い価値観を持っているせいとも言えるかもしれない。いずれにしても、原因は私自身のみに存在することは間違いない。

VTuberオタクをやめることは…推しから離れることは本当に辛かった。好きな趣味をやめることがこれほど辛いことだとは思わなかった。それでも、あれほど愛した推しが、界隈が「not for me」になってしまった今、そこに身を置き続けることが不可能な私が進み得る道は他になかった。そうしてやめて数か月たち、最近になってようやく心が落ち着いてきたところだ。それでも時折思い出しては胸が締め付けられることもあるが、それはもうこれから一生背負っていかなければならない十字架なのだろう。

繰り返しになるが、この文章を読んで貰った人に勘違いしてほしくないのは、「彼女たち」は全く悪くないということである自分の置かれた環境や周囲の事例を判断し、自らの幸福追求のために人生選択をしている。それを尊重することは憲法でも保証されているくらいだ。VTuberオタクをやめたのは、あくま私自身にすべての原因がある。

この文章を書いた目的別になく、ただの自己満足に過ぎない。自分の身に起こった経験文章にまとめ、インターネットの海に放流することが、私にとってVTuber趣味に対する送別式なのだ理解してもらいたい。哀れなオタクが居たものだとご笑覧いただければ幸いである。

最後になるが、今でもVTuberの「彼女たち」のことを嫌ってなどいないし、むしろ今でも好きである。もう応援することは叶わないが、「彼女たち」の成功幸福を心から願っている。

2022-01-12

YouTubeスーパーチャット記事を読む時用のVTuber副読増田

https://gigazine.net/news/20220111-youtube-superchat-ranking-2021/

 

VTuber世界トップじゃん

この手の話題になる度にブコメでも毎回補足されていていい加減学習しろって感じなんだが、海外でこの手のライブ配信といえばまずTwitchなの。

Twitch投げ銭中抜きありのCheerと中抜きなしのDonationってのがあって、トータルだとトップ配信者はTwitchの方が稼いでるんじゃないかな。(要出典

一方日本ではライブ配信でもYouTubeが人気なのでこうなる。「日本VTuberがすごい」というより「日本以外の配信者にYouTubeライブ配信機能がそこまで使われていない」と言った方が正確。

確かシェア的にはTwitch : YouTube = 3 : 1くらいだった気がする。前にざっくり調べただけだから違ったらごめん。ちなみにYouTubeGoogleサービスだけど、TwitchAmazonサービス

 

ホロライブばかりじゃん

ホロライブ海外ファンが多い。1, 2年くらい前からRedditミーム的に流行り始めて登録者数や再生回数が急増した。つまり、基本国内で完結してるバーチャルYouTuber業界の中でホロライブだけ飛びぬけてパイがでかくなってる。

それと、ランクインしてるカリオペとキアラは「ホロライブEN」所属そもそも日本人じゃないし配信英語圏向け。当然英語圏ファンが多い。

要するに今のホロライブ人気は国内市場だけで成り立ってるわけじゃないってこと。よく知らんのにいっちょ噛みして「馬鹿日本人が外資に金を~」ってやってるのマジで恥ずかしいぞ。面の皮の厚さ5mくらいある?あるなら仕方ないが…

 

VTuberってスキャンダルばかりじゃん

「ぼくは下世話なゴシップが大好きなお下劣人間です!」っていう自己紹介か?大多数はまともに真面目に活動やっとるぞ。お前がゴシップばかり見てるゴシップ大好き人間なだけ。

こないだのにじさんじ麻雀杯とか盛り上がってたのにはてブは誰もその話してねーしよぉ~

結局よく知らないもの部外者がいっちょ噛みしようとすると金スキャンダルの話しかできないんだよね。

 

投げ銭◯円だからこの人の収入は◯円くらいか

別にVTuberって投げ銭だけでやってるわけじゃなく、YouTubeなのでHIKAKIN的な人たちと同じように再生回数に応じた広告収入が入るし、月額いくらかでそのチャンネルの有料会員になれるメンバーシップってのもある。

事務所所属場合YouTubeの取り分引いた額をどう配分してるかは事務所による。ちなみにTwitchだとSubscribeっていうやつがYouTubeメンバーシップにあたるぞ

 

外資中抜きされて云々~

じゃあお前もさっさとNetflixだのAmazonプライムだのやめてニコニコ動画U-NEXT楽天市場に金使え。俺とお前でニコニコを救うんだよ!頼むよ!

自分の興味が向かない分野で外資サービスに金を使う人を亡国の民みたいに言うのって戦時中非国民呼ばわりと何が違うん?

まあそれはそれとして、ライブ配信ならTwitCastingあたりは国内企業だし、ゲーム配信ならOPENREC.tvっていうサイバーエージェントの子会社がやってるサービスがあって、過疎ってること以外は高画質低遅延の神プラットフォームからよろしくな!

あとGoogle税はお前らに言われるまでもなく当然皆認識してるわけで、物販でBooth使ったり自サイト作ってやったりしてる。ただ結局のところ新規を取り込み続けるには人の多い場所YouTube)でやるのが一番効率的なので、現状そこはプロモーション料と思って割り切ってやっていくしかないんだろう。

ちなみに、Streamlabsとかのドネーションツールを使えば中抜きなしで投げ銭できて、TwitchYouTubeでの収益化がNGでも使用容認されてる。じゃあなんで使ってる人が少ないかっていうと、わからん

わからんが、事務所所属場合権利関係管理がややこしくなるとかそんなところじゃなかろうか。識者求む

 

VTuber業界独自配信プラットフォーム作れないのか

REALITYってアプリがあってえ…(遠い目

つかこの大YouTube時代簡単そうに言うなあ…作ったところで既存を連れてこれても新規YouTubeから引っ張ってこなきゃならんし、トータルで見たら現状そこまでする旨みって薄いんじゃないかな。(そして維持費をAWSに吸われる)

 

キャバ

これも毎回馬鹿の一つ覚えのように言う奴が湧くけどさ、推しVだの何だのってどう見てもアイドル文化の延長線上にある界隈なのに、そこらへん全部無視していきなり水商売の話にしたがるのってただの馬鹿じゃん。浅すぎる。

ここ10年くらいVTuberに限らず色々な配信者を同時接続1桁の人から数万の人までたくさん見てきたけど、ライブ配信って常に一対多だから基本一対一の水商売とはそもそも毛色が違うんだよね。

それこそ路上ライブとかアイドル握手会とかの方がずっと実態に近い。握手して二言三言喋って終わり、投げ銭して読まれて終わり。

視聴者側はまあ時々気合の入ったしょうもない奴もいるが、実際見てると結構ドライというかあっさりしてる配信者が多いよ。視聴者が増えれば尚更一人一人に構ってられんしな。まあでもこの辺の雰囲気は実際に見てないと分からん機微なのかなとは思う。仕方ないよね、見てないんだから

 

ところでバーチャル水商売的なものだとユメノグラフィアってのがかつて存在してえ…(サ終)チケット制でキャストと一対一で話せるサービスなんだけど、こっちの方がずっとキャバクラなのに言及する人が殆どいないんだよね。

まあそういう人たちはそもそも知らないし知ろうともしないんだろうね。そのくせして自分は賢いですけど?みたいなツラをするのがはてブしぐさだから救いがない。

ただまあ、えにからがユメノグラフィアを畳んだってことはこの界隈でキャバクラ的な一対一サービスみたいなものそもそもまり求められていないという説もある。俺自身まり求めてないし。キャストさんのYouTube配信は時々見てたけど。

単純に推しをひっそり応援したいだけ、みたいな人が多いのかなって感じ。一応言っとくけどROM専の方が遥かにいからな?

 

あと俺は詳しくないが17LIVE(イチナナ)あたりはキャバ雰囲気があるかもしれん。でもあそこはバーチャル界隈ほとんど関係ない場所からVTuber全体に当てはめるのはさすがに乱暴すぎるだろう。識者求む

 

アイドル自体水商売だと仰るのならもうこれ以上言うことはありませんのでお引き取りください。

 

最近乱発されてるVTuber増田について

最後にこれ気になってるんだけどさ、ここ1年くらいずーっと雑なVTuber増田を乱発してる奴おらん?

俺は単独かごく少数の仕業じゃないかと踏んでるんだけど、割とどっぷりめに浸かってる側からすると何じゃそりゃ??ってなるような内容で似た文体の雑VTuber増田がいくつも書かれてて、はてブでそこそこブクマされるしこの間も何百とか付いててば~~~っかじゃねえの!?ハルゴス)って感じなんだよね。noteでやれ。あ、匿名風だからnoteじゃできないのか。失敬失敬。

まあ増田だし何書いてもいいんだけどさ、問題はてブの方で、

 

VTuber増田投稿される

VTuberへの理解が雑なブクマカがブクマする

→別の雑VTuber増田投稿される

VTuberへの理解が雑なブクマカが雑な理解を深める

→以下ループ

 

っていう雑エコーチェンバーができあがっちゃってんの。

分かってるブクマカもちゃんといるんだけど、雑増田が乱発されすぎてていちいち補足や訂正するのも面倒なのよ。お前らいっちょ噛み勢はVTuber知識を雑増田スーパーチャットランキング記事だけで得てるだろ?実際に動画配信を見てる奴なんて殆どいないだろ?

VTuber」というキャッチーワードさえ付けば雑にいっちょ噛みしてくるの、誘蛾灯に寄ってくる虫と同レベルなんだわ。侍エンジニア記事プログラマを語るようなもんでさ、もう少し恥というものを知ってくれ。

はてブにいるくらいなんだからそこそこいい年なんだろ?知らないことを知ったかぶらないっていう当たり前の振る舞いをしていこうや。まあ面の皮の厚さが5mあるのなら仕方ないが…

2022-01-09

いなくなったバーチャルYouTuberの思い出

蒼月エリ

ニーストラップ初期メンバー。歌をメインでやっていた。ギター弾き語りもやってた

博多弁が特徴で今なら舞鶴よかとや桜樹みりあとシナジーがあったと思う

配信モーニングコールが可愛かった

追悼ハッシュタグは#エリにかまって 今でも誕生日引退した日には集まってワイワイやってる

羽柴なつみ

注意 同姓同名タレント(先行)が存在するのでTwitter等で名前を出す際は要配慮

追記)最終的に相互フォローになってるので二者間の関係は悪くない

あにまーれ中途参加メンバー。同期は白宮みみ(休止中)、灰原あかね引退)、抹消済み(デビュー解雇

初期メンバー因幡はねるを慕って加入したのにデビュー後はにじさんじの緑仙に首ったけ。芸風も寄せていた

業界随一の地方お嬢様実家敷地内の離れに電気を通すための私設電柱トレードマーク

活動中に突発性難聴を患い複数回の休止を挟んで引退

最後投稿した生きるってなんだよ(葵木ゴウ)カバー動画は本人制作。その心中察するに余りある

夢咲楓

ゲームプロジェクト所属。2代目(CV.一野瀬満月)の方

事務所のゴタゴタで酷いバッシングが続く中精力的に活動してくれていた

歌とASMRが可愛かった

フィジカルが強くポジティブな所が見ててよかった。活動継続中の同期桜樹みりあの語る「友人のトレーニング狂」はだいたいこの人

活動終盤に炎(LiSA)カバーが夢咲楓版と声優名義版の両方で同時アップロードされた。音色表現も異なっていたので、キャラクター夢咲楓はここで終わるんだなあと分かってしまった

いつだったかの朝食配信調味料単体を皿に並べて水増しするパワープレイが今でも記憶に残ってる

如月こより

神楽所属神楽めあの個人プロデュースユニットの1人。

キョンシーらしさのないやつだった。

次の活動でも成功してほしい

夜宵イヴ

神楽からまだデビューしてない。早くデビューして。

楠栞桜

伝説のアレ

どうしてあんな事になったんだろうね

宝生てあ

ユメノグラフィアは配信しかたこと無いので誰1人直接話したことはないです

ユメノグラフィアのかわいいやつ。

配信ツイキャスが多くて競馬好き

サービス終了に際して飄々としてたのに最後配信で泣いてた

観影みゆ

ユメノグラフィアのかわいいやつ。

サービス終了前にあれこれ手を回して色んなコラボを積み上げたが最後で全部爆破

生殺与奪の権他人に握らせてはならない」を有言実行コントロールできる範囲のあれこれを全部抹殺して消えていった

麻雀の1局戦で筆者があまりにもしょうもない上がりで勝ち抜けたとき絶句は今でも記憶に残っている

割とマイナーで硬派なPCゲーを好んでプレイしていたのでそこら辺が好きだった

感想

vtuber消え過ぎつらい

2022-01-01

2021年総合輝いていたバーチャルYouTuberその他大賞

2021年通して面白かったVTuberを挙げ⋯⋯ようとしたけど断念

夢咲楓も、羽柴なつみも、如月こよりも、ユメノグラフィアの観影みゆも宝生てあもみんな居なくなった

つらい

去年

anond:20201231121446

2021-11-22

anond:20211122041927

VTuberライブストリーマーが基本なのがアニメ出演と非常に相性が悪いと思う。

バーチャルYouTuber」を目指したキズナアイは本人役などでアニメ出演している。これは実写映画の『亜人』に出演したヒカキンと近い芸能人的な出演。

ヒカキンキズナアイのようにコンテンツでやっている人は自前のコンテンツ上でのキャラクターを演技でも発揮することができるけど、ライブストリーマーは生っぽさが求められるので演技と非常に相性が悪い。そういうのがあるからファンが見るについての効果が見込めなそう。

加えて、芸能人の出演のメリットは「ファンじゃない人も知ってるから印象に残る」というのもある。でもライブストリーマーはファン以外への訴求が弱いのでこれについても弱い。

結局、VTuberとしての肩書きで売るのではなく、声優VTuberもできる人がそれぞれ別個に伸ばす以外にVTuber声優として活躍するのは難しいんじゃないだろうか。

2021-11-13

anond:20211113080129

アカウント見てみた

 

異邦人 86,374

Dr.ナイフ57,670

10万がラインとかなのかね

ドルインフルエンサーは、10万人以上のフォロワーがいる人たちです。

作家漫画家ブロガーなど特定の分野で人気のある人たちが多くなっています

ドルインフルエンサーとしては、乙武さん(作家)88万、キズナアイちゃん (バーチャルYouTuberトップ) 41万、イケダハヤトさん(仮想通貨ブロガートップ17万などがいます

ということらしいし

2021-10-31

懲役太郎って懲役太郎じゃなくね?

そもそも懲役太郎という単語自分名前に使うことが文化の盗用だろ。

いまや「懲役太郎 -vtuber -バーチャルyoutuber」でググっても懲役太郎が出てくるだけで懲役太郎については全然出てこない。

意味を知っている人間がそれっぽい単語を組み合わせればたしかにたどり着ける……つまり懲役太郎は俺の個人的幻覚ではなく少なくとも集団幻覚では合ったはずなのだ

懲役太郎を知らない人間からすればもはや懲役太郎永久懲役太郎である

このような文化的な染め直しによって元々の文化セメント貼りの下にでも埋めてしまうことを文化の盗用と呼ぶのだろう?

しかし何より許せないのは懲役太郎懲役太郎ではないことだ。

懲役太郎であるのならばとっくに刑務所に戻っているはずだが懲役太郎はもうずっと活動している。

お前のどこが懲役太郎なのか。

インディアンの被り物をした生粋アメリカ人捏造したインディアン土産自分たちが作った伝統工芸だと言って売り歩くようなものだ。

こんなインチキがあっていいのか?

懲役太郎、お前のやったことはもはや犯罪だ。

お前は犯罪者のようなものだぞ。

2021-10-15

anond:20211014163559

小学生のころ、高学歴芸能人に憧れて「自分もよい大学入って楽しい人生を送りたい」と思うようになった。

親に頼んで近辺で最も偏差値の高い中高一貫を目指すこととなり、無事に合格した。

中学では、遊びまくってしまい、下から数えた方が早いくらいの成績だったが、高校3年間でメンタルの不調に苦しみながらも「これを乗り切れば楽しい大学生活が待ってる」と信じて何とか頑張って無事第一志望の大学入学した。

大学では、アニメ系のサークルに入り、みんなで楽しくアニメを見たり、声優さんアニソン歌手ライブに行ったり、サークル活動をしたり、バーチャルYouTuber配信爆笑したり自分の思い描いていたとても楽しい大学生活を送った。

徹頭徹尾自分で何かを生み出したいという気持ちが無くて誰かの生み出したものを楽しく消費したいというだけだったんだな。そりゃ早々に飽きるだろうな。永久に消費し続けるだけの人用にカスタマイズされ続けるコンテンツなんて提供されてないからな。

散々書かれているけど、何かを生み出したい欲求が全くない人でも確実にできる生産行為が子作りなのでそれをするべきなんだろうな。まあしっかりした人は子作りとそれ以外の生産行為を両方やるんだけどな。

2021-10-14

25年生きてきたけど、人生もう終わりで良くないか

小学生のころ、高学歴芸能人に憧れて「自分もよい大学入って楽しい人生を送りたい」と思うようになった。

親に頼んで近辺で最も偏差値の高い中高一貫を目指すこととなり、無事に合格した。

中学では、遊びまくってしまい、下から数えた方が早いくらいの成績だったが、高校3年間でメンタルの不調に苦しみながらも「これを乗り切れば楽しい大学生活が待ってる」と信じて何とか頑張って無事第一志望の大学入学した。

大学では、アニメ系のサークルに入り、みんなで楽しくアニメを見たり、声優さんアニソン歌手ライブに行ったり、サークル活動をしたり、バーチャルYouTuber配信爆笑したり自分の思い描いていたとても楽しい大学生活を送った。

大学は無事に卒業し、 大学院は修論で苦しむも「出せば卒業できる」の精神で何とか修了した。

就活学歴パンチである程度の企業には入り、そこでそこそこの生活ができればいいと思っていた。

仕事自分大学勉強してきたことを生かせることができる職場で、上司や先輩も優しい人ばかりだった。

だけど、お盆明けに不眠に陥ったことをきっかけに、体調が急激に悪化してしまった。神経内科等々でも異常はなく、

最終的には精神科で薬を処方してもらい、会社も療養して日常生活を送れるくらいに体調は回復した。

自分うつ病なのかそれとも少し体調を崩しただけなのかは分からないが、療養期間に考えてしまうのは「いい人生だったな…」ということだった。

これまでの人生を振り返ると、行きたい中学校に入り、行きたい大学に入り、ストレート卒業就職し、人間関係にも恵まれ、とても楽しいオタク生活を送ることができた。

一方で、これから人生を考えると会社に行っては帰るの繰り返し、それもフルタイムで働けるまで回復するかどうかも分らず、人生の中でこれ以上したいこともやらないといけないことも、目標もない。

幸せだったなぁ」とここで人生を終えるのが一番いい人生なんじゃないかとそう思いながら今日も布団で何もできずに時間けが過ぎていく…

2021-10-06

お仕事で疲れすぎて新人バーチャルYoutuberの柄玲テル(つかれてる)になっています

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