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2022-05-02

anond:20220427135042

酒であれトラバブコメに出てる餅や自動車であれ、

自分ないし近しい人が使用・嗜好してるもんだから簡単には叩けない

たわわは近くに愛好している人がいないから叩ける

男性教師女子高生のどろどろ恋愛関係」のキャッチコピー宣伝されている「純愛ディソナンス」は近くに好みそうな人がいるから叩けない

それだけの話でしょ

2022-04-22

anond:20220422124543

前にも話題になったけど、腐ェミとかいう反女性差別・反性的消費を掲げるのにBL無罪BL真実の愛だから一緒にするなと寝言を言う界隈、東京都青少年健全育成審議会BL狙い打ちにされてるのにどうして危機感無いのか本当に不思議なんだよな…。

ちなみに4月の不健全図書こちらとなっております

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/04/14/16.html

指定該当派

設定がシンプルで、画力もあり読みやすい。強制感がない恋愛物語性器は白抜きされているが、若干男性器の形状がわかるレベル性器の登場回数や主張的すぎるシーンが青年レベルを超えていると感じ、指定該当やむなし。

性器の消しは割と配慮はある。人格否定はなし。ただ、局部を強調している性的シーンが多く、指定該当やむなし。

性器は白抜きで処理されているものの、形状が判別できる。また、体液描写が異常に多く、擬音も多い。結合部に寄った絵や、局部のアップなど、ことさら性器を見せるようなアングルが多く、卑わい感がある。指定該当。

強制的・暴力的描写はなく人格否定は見受けられない。淡々セックスを楽しむストーリー性器の修整も白抜きされているが、一部形状がわかる部分があり、挿入描写も多い。しかも裸体・開脚時の描写が多い。また、精液描写が誇張され激しすぎる。擬音も多い。指定該当。

性交の場面が多く、体液・擬音の描写も多い。性器は白抜きで配慮されているが、卑わい感はぬぐえない。指定該当。

修整が甘いところがあり、性描写も多く指定やむなし。

ストーリー純愛を描いているが、性器が白抜きになっているものの形が分かり白抜きになっていることで結合部が目立ち、卑わい感を助長している。体液描写、擬音も多い。指定該当。

性器は全部白抜きで輪郭は分かるものリアルな形状とは言い難い。それなりの配慮は見られる。一方、体液描写が多く、性交シーンにページを割いている所は、卑わいさを抑えようとする意図があるとは言い難い。男性2人の純愛を描くストーリー自体は全く問題がないので、性器修整の配慮と、体液描写性交シーンの多さを天秤にかけ、結論としては後者の卑わいさが影響大と考える。指定該当。

保留派

お互いが相手感情を思いやりつつ、性行為が延々と繰り返されている内容。心情表現のみ読み取れば、これほどの純愛物語は珍しいのではないか。性描写はとても多く、判断に迷う。保留。

男性器が白抜きで修整してあるが、形がはっきりと分かる。内容が青少年に悪影響をあたえるかどうか判断がつかず。保留。

非該当派

軽いタッチオフィスラブ。性的行為描写は多いが、露骨で卑わいとまでは感じない。性器修整もされており、人格否定する性的行為を容易に連想させるとも言い難く、指定非該当。

上司と部下という関係において、心のやり取りが描かれており、一定ストーリー性を感じる。強制性や犯罪性、人格否定は感じない。擬音・体液の描写が若干多いが、指定非該当。

人格否定描写がなく、性的行為露骨描写し卑わいな感じを与えるかどうかが論点。結合部位のアップと体液が露骨で卑わい感を出しているともいえるが、性器が白抜きされていること、絵が淡白であること、性的行為シーンでのモノローグセリフなど文字の多いことから卑わい感が軽減されている。指定非該当。

大人同士の恋愛漫画。人格否定的要素はない。後半部分は主人公同士の恋愛感情成就された感情の盛り上がりから性交シーンが多くなるが、物語上の必然で過剰とは言えず、全編大部分ではない。後半の液体表現には工夫の余地ありだが、修整にも配慮がある。指定非該当。

性的かとか、卑猥かどうかの判断って難しいね

2022-04-21

エロゲオタだけど刺さる作品がなさすぎる

気に入ってたエロゲ作家達が半引退しちゃったり別ジャンルのASMRの方が儲かるとかでそっちに活動移しちゃったりで皆いなくなってここ数年俺に刺さる作品供給が激減してる

15年前の名作とかで抜いてるけど正直辛い、新規開拓しようにも今更純愛イチャラブなんかじゃ抜けないよぉ;;

俺の性癖歪めまくったんだから責任取れよぉ;;

たわわを禁止にしてもいいけど

未成年セックスは全て違法しろ

年代だろうが一切許さず漏れなく逮捕して有罪で経歴に傷つくようにしろ

純愛ならOKかいって未成年セックスを一部だけ許可してるからおかしいことになってるんだよ。

2022-04-16

anond:20220416164258

痴漢痴漢プレイの差は何か分かるかな?

合意があるかどうかだよ。

恋人同士で同意があれば電車内で乳揉んでようが性犯罪にはならんのは明らかだ(公然わいせつには引っかかるかも?)

たわわでは女性が主導してアプローチかけてる場面が多いし基本的に嫌がってる描写存在してないと思うんだけど

男に都合がいいエロ展開であろうと女性意思が最重要なのは明らかで君たちはそこを故意無視してるんだよね

作者が男?作者の性別次第で純愛シーンのキス強制わいせつとか主張しだすのかな?

2022-04-09

時は中学生

エロゲー体験版なる禁断の果実を知った僕は夢中だった

ある日、純愛ものプレイしていた時それは起こった

主人公撃退した不良が突然現れた悪魔に乗っ取られたのだ

そして復讐の矛先はヒロインへ…

そう、この世界には凌辱系なるジャンル存在したのだ

僕は禁断の果実を食べた罰を受けたのだ

2022-03-31

コミックDAYS4周年無料企画毎日1話無料全作読破感想

これはコミックDAYSが4周年を記念して3月1日~3月31日まで毎日漫画を1作品24時間限定無料公開していたのを全部読破した人間による個々の作品感想となります

3月1日『ホームルーム

 エッチな話だと思ったらホラーだった。ある意味ホラーといえばエッチな話っぽい導入なのでさもありなん。オチの「これが言いたくてこんな長い話を?」感はかなりのズッコケパワーがある。読者にこの漫画ジャンルコメディホラーだと是非覚えて帰ってほしいという作者からメッセージということでいいのだろうか?

3月2日『親愛なる僕へ殺意をこめて』

 主人公ヤバイ話だと思ったら他の奴らもヤバイ話だった。ヤバイ奴ら同士によるヤバイ戦いだ。物語世界は広がっていくようで限りなく狭い範囲グルグルと回っているようでもある。圧縮された因果の超高速回転により加速するキチりっぷり。サブヒロインや友人は真っ当なことがキチのキチりに対する感覚麻痺を防いでくれるのがいい塩梅

3月3日『娘の友達

 純愛なんだけど凄いドキドキする。おかしい……ただ子持ちのオッサンJKに好かれて浮気してるだけなのに。浮気してる時点で普通にアウトなので当然のようにアウトである。そのアウトを突き抜けるほど恋はよく燃える。読者としては二人の置かれてる状況のチクチク刺さる悲惨さで肝が冷える。温度差で股間風邪引いちまうぜ。

3月4日『中間管理録トネガワ

 圧倒的本命‥!! くくく‥‥出してくるかっ‥‥!開始4日目‥‥エンジンが温まってきたタイミングでっ‥!コミックDAYS看板とも言える漫画を‥‥!知っての通りコミックDAYSはこの漫画を使ってくる‥‥宣伝‥‥PR‥‥CM‥‥HPシステム紹介など多岐にわたり‥‥!!言ってしまえば側近‥‥会長に対する利根川‥‥!!ここで投入っ‥‥!!この企画に対する本気度を見せつけるためにっ‥‥!!

3月5日『花園君と数さんの不可解な放課後

 エッチな話だと思ったらエッチな話だった。唐突ですが、男性もっとも興奮するのは女友達と性に関するトークをしている時らしいですよ。

3月6日『寄生獣リバーシ

 公式スピンオフなんだけど、誰が主人公ってよりもオムニバスに近い感じ。オリジナルが多くを語りすぎずにサクサク話を進めていたおかげで話を盛り込める隙間が多い多い。オリジナルの作者が関わっているので、あとから生えてきたのか元からあったのかも分からないほどに納得感のある裏話となっている。

3月7日『トシサン都市伝説特殊捜査本部第三課〜』

 トシサンとはトシサントシサンこと都市伝説特殊捜査本部第三課にて都市伝説特殊捜査をする都市伝説の話だ。扱っている題材が都市伝説なこともありゲテモノに見えるが中身は王道にバディモノであった。都市伝説を惜しみなく使い切っていくのでテンポが良かった。

3月8日『食糧人類-Starving Anonymous

 なるほどそう来たか~~って感じのオチっすね~~昔の時事ネタを使ってるから多少唐突でも読者が「あっそれがあったかぁ」ってなれるのはお上手。オチに向けてパーツがちゃんと置かれていっているので読み終わったあとスッキリする。最後から振り返ってみるとこの終わり方をするまでに必要十分な要素だけで作品構成されていたように思える。

3月9日ストーカー浄化団』

 復讐スッキリするぞ。金にもなるなら最高だな。クズvsクズ燃えるね。最後までクズたっぷり。可愛そうなのは被害者だけなんだが、被害者可哀想ではあるが地味にクズな感じが。いや人間は皆クズなんだ。殺し合えー!クズ共ー!たーのしー!

3月10日『繕い裁つ人

 繊細だ。講談社ってこんな繊細な漫画も扱ってるんですね(失礼)。些細にも思えるような感情の揺らぎを表現するのに邪魔にならない画風ってこんなにも淡くなるのか。アドレナリンバドバの漫画ばかり読んできたのに突然こんなの来たら神経が風邪引いちまうぜ。

3月11日『桃色ヘヴン!』

 エッチな話かと思ったら純愛だった。最初のうちはふーん面白い奴ら……と上から目線変人窟を眺めていたのに、途中からただただ普通に恋愛をしててオラびっくりしたぞ。

3月12日『ランド

 うへぇ力作だぁ。和風世界観の元に行われる思考実験だぁ。途中からつの世界が同時進行しだすとワクワクが止まらんぜ。そこにある更に細かいコミュニティーそれぞれの内と外で物語が交差しながら進んでいく様をよー丁寧に描くもんだな。謎まみれだった世界がどんどん回収され、風呂敷が次々広がったり畳まれたりして本当いいね。こういうのは全話無料タイミングだと過去回に戻って読み直せるから助かる。

3月13日『おんなのいえ』

 ヘビーっすねえ大人恋愛は。アラサーでも人生かかってきちゃうんすなあ。オチが凄い唐突なんだけどさ、この世界の中で一度燃え尽きあとのハッピーエンドを描こうとしたらこれぐらいのラッキーがないと始まらんのかなと考えさせられてしまう。世知辛いなあ。

3月14日『へうげもの

 戦国時代の最も激しい時代をよくこうもほにゃぁと描けるものよなぁ。全部ギャグになってはいても同時に全部シリアス。全力でシリアスな中で全力でふざけるから笑えるのですぞ。なるほど仰るとおりで。シリアスな笑いのにちゃぁとした感じがぬたぁとしていてぶへへへへとなりおるに早漏

3月15日『ギャングース

 注釈が本編な漫画裏社会攻殻機動隊かな?ネンショー上がりのヤベー奴らはマジで色々とヤベーんだが、そのヤベー感じがまともな社会でもう生きられない人間の悲哀を感じさせるぜ。世の中の上澄みには超高学歴な連中のセレブ社会があるなら、底辺には超低職歴な連中の地獄サバイバルが広がっているんや。

3月16日『赤灯えれじい

 普通恋愛って平和いいねえ。疲れる漫画ばっか読んだからなんか安心するわ。中間地点で回復タイムやね。

3月17日『僕はビートルズ

 パクっただけのバンドでも最強になれるビートルズまじすげぇ!まるで異世界転生した主人公発明する銃や滑車みたいじゃん!って感じの漫画ではあるんですが、音楽無関係のよく分からん政治っぽい展開とかも間に挟まってきててよく分からん感じになっちゃってるのは惜しかったなと。

3月18日『私がモテてどうすんだ

 メガネ取ったら美人になるんだからデブが痩せたら美人になるに決まってるだろ。男が性展開したら美少女に、女が性転換したらイケメンに、異世界にいったらチート能力持ちの美男美女に。ソレと同じぐらい当たり前だぜ。ふーん面白い男……を振り回しながらの物語だったけど最後の着陸はまあ無難にといった具合で。

EXステージぼくらのよあけ』

 映画化記念で24時間だけ無料に。ロボ・宇宙人ロケット正統派SFしてるのが非常に良き。秘密アイテム秘密基地・子供だけの秘密でひと夏の冒険活劇なのも実に良き。いいよな宇宙は。なんかこうロマンがあって。いいよな子供は。なんかこう日々成長してて。

3月19日『あとかたの街』

 ウクライナ市街地が爆撃されてヤバいだって日本だって出来らぁ!ゆーてこっちは侵略した結果のカウンターでやられてるので、なおのこと気持ちとしては悲惨そのもだのが。ボロクソに負けるなか大本営発表を聞かされつつ日々貧しくなっていく様が非常に物悲しい。貧乏敗戦の中でみんなどんどんギスギスになっていくのが辛い。

3月20日『シュガシュガルーン

 庵野の嘘つき!モヨコの作品ハートフルみたいに言ってたけど普通にギスっとるやんけ!でもいい話やんけ!登場人物の年齢が幼いおかげでば恋愛話が痴情のもつれみたいにはならずに親の因縁やバトルに専念できてるのは良かった。全体的にスピーディーよな。

3月21日『テセウスの船

 逝く船の崩れは絶えずして、しかも、もとの船にあらず。 ねじれに浮かぶパラドクスは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。とは昔からよく言ったものですな。世界線が変わってしまった!状況悪化してね?を描く王道タイムスリップでしたわ。そもそもこれタイムスリップして初手で真犯人分かってたとしても解決できた問題なのかって疑問が最後まで残るのでモヤモヤさせるのが上手い。

3月22日『刻刻

 一つだけ大きな嘘をつくタイプと思いきやそこから和風異能バトルっぽい感じに。日常息遣いを感じさせる空間時間が止まっただけで異常な空間になる雰囲気の描けっぷりよ。ヤバイ所に来た感がヤバイ時間停止能力者ってこんなヤバイ世界暮らしてるのか。よくAVなんて撮ってられるなアイツら。頭おかしなるでこんな世界

3月23日『空手小公子物語

 格闘バトルにありがちな「どうヤバくてどう凄いのか分かりにくい」を主人公妄想幻覚能力カバーするというアイディアの奇抜さ。格闘漫画として何をやっているのかはやや伝わりにくいものの、バトルとして何をやっているのかは伝わりやすかった。

3月24日『勇午

 今話題ロシアも出ます奥さんロシア軍もそうなんだけど途中までクズっぽかった軍隊テロリストが話のラストでいきなり映画版ジャイアンばりに真っ当な正義プライドに目覚めたような言動になるのシリアスな笑いさえあるな。交渉人勝利する物語ってのはそういうもんなんだろうね。暴力的正義に酔った相手を今度は平穏な方向に向かう正義に酔わせ直すような。

3月25日『ナチュン

 特に飛ばさずに読んだはずなんだが何が起こっていたのか実はよく分かってない。作品方向性的に多分ソレで良いんだと思う。唐突に凄いことが次々に起こるんだけど、それらが唐突収束していく。兎に角凄いことがあったという記憶が残るんだが、凄すぎてなんだったんやアレで終わってしまう。ほんま途中から加速エグいで。

3月26日『狭い世界アイデンティティー

 独特の歪んだ絵柄と歪んだ作品性を、歪んだ業界の歪んだ実在人物たちを描くのに使うという恐ろしい漫画普通に有名漫画家が実名でイジられる。それどころか自分ハイスコアガール騒動さえ弄る。押切蓮介押見修造を間違えそうになることまで描かれる。でもさあ、どっちも不愉快な話を媚びた絵柄の女の子を絡めてやってることはいっs……おっとこんな時間アマゾンか?

3月27日『水曜日シネマ』

 これ、実は映画メインじゃなくて冴えないオッサン若い女の子イチャイチャする話ですよね?娘の友達の明るい版ですよね?映画に関する話は全体としかなり浅く、出てくる作品も名作のオンパレードなのだが、そのおかげで自分みたいな映画素人もついてけるのは有り難い。やっぱりこれ映画オタク向けじゃなくて恋愛マンガ好きパンピー向けですよね?

3月28日『あの人の胃には僕が足りない』

 妖怪少女エッチ雰囲気になりながらバトルする漫画ってすげー在り来たりに感じるけど意外と見かけないんだよね。超高カロリーのメインに高カロリー主食がついてデザートも高カロリーみたいな精神的におデブな感じが精神的に胃もたれするからかなあ。いやー33話だけとはいえ読み終わった感想はまさに「ごっそさん」ですわ。満腹。

3月29日『レンアイ漫画家』

 割とフッツーに恋愛マンガだったな。歪なピースが結びついていい感じになりましたって話で終わってしまった。ドタバタとしているようで実際には淡々と全てが進んでいく。そりゃそうだよ好感度上げる対象最初から決まっててそこに向けて1ポイントずつ点数を積んでいってるだけだもんな。大山鳴動してみたいな印象の作品恋愛ってそういうもん?

3月30日『宇宙家族カールビンソン』

 主人公名前コロナちゃん)言いたいだけやろ!あさりよしとお漫画を使ってあさりよしとお漫画みたいな事しやがって!しかしあれだなーモスラとかガメラとか時代を感じるネタも多いな―ギャグマンガって。作者が作者だけあって衒学雑学の類も多いねSFといえば雑学みたいな時代があったもんなあ。

3月31日『ゲゲゲの鬼太郎

 水木しげる100周年だそうで。つうか鬼太郎自体が60年ぐらい前の作品なのな。しかしま作家性が強いもんだ。まず鬼太郎ねずみ男もとにかく貧しい。知名度の高さが語られるようになってからもやたらと生活が貧しい。しか簡単に負ける。妖怪らしく凄まじい生命力によって逆転こそするもののとかくボコボコにされやすい。アニメなんかだと鬼太郎は日の当たるようなヒーローに見えるけど、水木しげる作品の中だと名前こそ知られてはいても日陰者なんだな。ゲゲゲ語源は「しげる」だというが、作者の自己投影の結果がこれならなんとも暗い性根の作品ものだ。

さて、31作品見事に読み終わりました。

完走した感想になりますが、やや辛いときもありましたが終わってみると非常に楽しかった。

この一ヶ月何をしていたのかと問われれば胸を張って「毎日作品漫画を読んでいた」と答えられます

よく作家修行毎日作品映画を見ろなんて言うのがあるわけですが、ありゃあ素振り毎日しろって話だけじゃなくて、自分毎日素振りをしたんだぞという自信ぐらいはせめて持っておけというのがあるんでしょうね。

自分が興味のある漫画ばかりじゃなく興味のない漫画に手を出すいい機会でした。

印象に残った作品は上から

へうげもの

ランド

・狭い世界アイデンティティー

・あとかたの街

ですかね。

やはり何らかのパワーを持った作品はいいですね。

創作物は作者のあり余ったパワーを浴びるのが楽しいみたいな所がありますから

2022-03-30

沙耶の唄』っていうて純愛か……?

知覚障害になって狂ってから心配して仲良くしてくれてた友人達蔑ろにして(まあしゃあないが)、

人間に見える沙耶に愛情を抱くのって、コイツただ単に見た目から入ってるだけじゃん。

普通人間に見えてた友人たちが肉塊に見えて無理になってんだから、素の姿の沙耶みたら無理になるだろコイツ

少なくともあの状況で友人達を受け入れる第一段階を踏まないと沙耶を受け入れるのは100%無理なので、よって純愛ではないと思うんだが、

何故か純愛モノ扱いされてるのがとてもモヤモヤする。

2022-03-21

anond:20220321100212

てことは男が女のおっぱいを見るのも純愛要素ですか?

弱視男性っていつも純愛なんだけど、女は経済的価値とか社会的価値などの付属価値要求してくるのが価値観の大きなズレになってしまうよね

2022-03-10

純愛

可愛らしい雌犬の膣に無理やり陰茎をねじ込み、人間との性行為の予行練習が好きであった。雌犬の肉付きはよいもので、弾力と揉み応えのある脇腹や背中をつねることに興奮した。芳ばしい獣の香りを嗅ぎながら、交わることのない種の性行為を楽しんでいた。犬は動けぬよう前足を押さえていたせいか、怯え震えてしまっている。だが、そこに可愛さを求めてしまう。四肢が思うように動かせない状況で、胴のみを必死に震わせ目を瞑る姿。胸に焼けるような痛みを感じる。それは苦しさから来るのではなく、愛からまれた炎である

以降、犬は私の気配を察すると足が竦むようになった。まこと可哀想であった。私は撫でて励ますよう試みたが、出血するほどの力で噛まれしまった。私は嬉しかった。血は手の甲を伝っていき、中指の先から滴る。私は彼女舐めるよう要求した。この娘は追討ちを掛けてはならぬのだ。強弱はっきりをみせることで、良き関係を築くことができる。左手を腰のベルトに構え、右手中指をそっと差し出した。彼女は首を伸ばし、血を舐めた。指先の塩加減に血というパンチの効いた味わいはどうであったか。1つ舐めただけで粘りある唾液を私に寄越した。小刻みに揺れ出した彼女にいても立ってもいられず、ベルトを外し鞭のようにしならせた。床に叩きつけ、激しい破裂音を部屋中に響かせる。彼女はもう逃げることなどできない。軽くベルトで触れた。敏感に反応し、あえぎ声を上げる。私は興奮した。身体を持ち上げ、萎れた瞳に映る私を見つめながら、彼女キスをした。私の味がした。懐かしい味。古傷が浮かぶ味であった。

2022-03-07

前に買って楽しみにしてたエロゲ途中まで進めた。

BL的要素が今特に苦手で過敏気味な自分が悪いけど、男と男の娘エロと男娼(女装あり)とふたなりあったので手を止めた。前作にも男の娘はいたけど、主人公とのエロ(本筋じゃない上に回避可能)でエロシーンまで男の娘とはわからなかった。今回のはスキップ可能回避不可の本筋で男×男の娘の激しいやつで主人公関わらないやつだった。

前作の時点で女が携わってる男性向けエロゲなのは予想ついてたけど、女主人公ものエロゲで男と男の娘エロシーンいる?となったので、これ書いて整理つけることにした。

男娼やふたなり主人公とのだったり女体ベースなのでまあセーフだけど、途中までやって男同士である必要あったのか謎。ストアの説明にも男の娘についてのがないし。

同人女主人公ものエロゲは異種とのやNTRはあっても人間との純愛が薄いのが多かったか純愛好きにおすすめとあったこれ買ったけど、女主人公エロくてかわいい分気になるのがあって残念だった。

次回作は女主人公エロさかわいさ全面に押し出したのになって欲しい。

あとプレイエロ方面ステータスを常時確認できるのもあると性癖的に助かる。

2022-03-04

発売日にいそいそと買って読んだBLと、がんばって少しずつ読んでる非BL

ボーイズラブアンソロジー Canna』vol.82

 偶数月の末日頃発売。電子版は基本的に翌月の10前後に発売なのだが、今回は4日発売と、いつもより早かった。今回も私の推し作家・座裏屋蘭丸先生はお休みだ。ひぃん。しかし『Daria』で連載中の『コヨーテ』が佳境なので仕方ない……。再来月まで待てがんばる……。

 そして今回は前号で最終回を迎えた、『 鴆(ジェン)  天狼の目』(文善やよひ)の記念特集が紙本版にはドドンと入っているはずなのだが、電子版には文善やよひ先生コメントまでひっくるめて一切掲載されていない。悲しい。なんでそんなに電子派を冷遇するの……。Canna公式Twitterによれば、特集記事のほかに各鴆シリーズの第1話も一挙再掲載されているらしい。

  鴆シリーズ獣人鳥人ものという、BLの中でも特殊ジャンルではあるけれども、とても漫画の上手な作家さんの描いた漫画で読みやすいので、BL初心者ジャンル不問で漫画好きの人におすすめ個人的に好きかと問われると、微妙なのだが……(単純な好みの問題)。

 ということで、 鴆特集電子派の私には読めないので、それ以外の掲載作の感想をば。


ブランクコード』第1話(サノアサヒ)

 新連載きた! バンドマンBL主人公性的トラウマ持ちでしか感性が周囲とズレていて浮きまくる系の人。ゆえにすっかりメンヘラに成長しており、おそらく攻めであろうバンド仲間(ベース担当)に面倒を見られてなんとか生きてる感じ。

 1話目なのでなんとも言えないが、バンドマンBLというと『ギヴン』という超人作品存在がよぎるので、チャレンジャーだなと。


『ヤクマン♂』(アオネ)

 去年の暮れ辺りに完結した『ヤクヨメ♂』のスピンオフ作品。ヤクヨメ♂の攻め・いわおの子分的な人のツレが主人公タイトル主人公職業漫画であるためにバクマンみたいになったようだが、かといって主人公ちゃん漫画稼業に励んでいる描写があるわけではない。カップリングが替わってもなお、作者の例のあの性癖てんこ盛りに盛った内容である。まあ幸せそうでなにより♂♂♂

『さかさまのマーチ』(柴田文)

 読み切りパン屋×米屋幼なじみBLエロはない。ピュアラブ系。絵柄が『この世界の片隅に』のこうの史代先生的なふんわり系で、ストーリーにも尖ったところはない。最初から最後まで可愛くほわほわしていた。たぶん、二次創作しかBLを知らない人の漠然と思う「BLってこんな感じ」に近いんじゃないかと。なごむ。


逃避行じゃあるまいし』中編(タクアン)

 逃げる相手を追うのが好きな男×逃げ癖のある男。あ、攻め受けこれで合ってるかな?

 前編から間が空いてしまったので、どんな話だったっけな……。出来れば短い話は毎回掲載されるといいんだけど、BL読みにおいては短気は損気だ。

 絵柄がリアル寄りでがっつりと大人の男同士のゲイものって感じ。

 フラッととんずらをこく方もこく方もだが、昔とった杵柄とコネ相手の居場所特定してくる奴もだいぶヤベェ。もはや犯罪だし。でも追う方からターゲットはびびりながらもちょっと嬉しそうに見えたらしい。うん、それって幻覚じゃないかな。



『積み木の恋』第3話(漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 今となっては一般ジャンルでも大人小説家BL小説家でもある凪良ゆう先生の人気作品コミカライズ版。世間知らずの坊っちゃん医者×詐欺師

 毎度思うけど、凪良ゆう先生小説は大部分が心理描写に費やされているし、分かりやすくてノリのいい文体が魅力なので、それを絵で見せられてもなぁ……という感じ。いくら上手い絵でも。凪良ゆう先生小説が好きだが『積み木の恋』は未読の私としては、ただ原作を読みたくなるだけ。凪良ゆう先生を全く知らない人が読んだらどう思うだろうな? 一読してスルーかな。

 まあ、コミカライズ担当漫画家が悪いんじゃなくて、いくら出版不況小説が売れないからってこんな企画立てちゃう編集部がよくないんだ。

 

『 鴆(ジェン)』特集は冒頭に書いた通り電子版には載っていないので、省く。

侵略! 宇宙猫チャン!』第7話(元ハルヒラ)

 ゲイカップル・いまぢとほづつみの家に猫に擬態した宇宙人のサンが転がり込んできて、地球侵略の為の情報を得るためにいまぢとほづつみの暮らしを観察しているという話。

 痴話喧嘩回。今回はサンの出番が多くてよかった。自転車をこぐいまぢの後頭部に貼り付いているサンの後ろ足がとってもキュートサンは中身が宇宙人なだけあって人の心を解さないかと思いきや、人間の夜の営みをガン見で観察した結果、恋愛アドバイスができるまでに成長してしまった。すごい猫だ。釈迦に説法感のあるアドバイスだったけれど。

 ラストの引きが強い。これは続きが気になるぞ……。


『ジャルディニエの愛した毒花』第14話(椛島リラコ)

 旅人×猫耳獣人旅人のオルは癖の強い城塞都市国に入国するなり引ったくりに遭い、無一文身元不明人になってしまう。なり行きで働くことになった、猫耳獣人ばかり売っている娼館で、美しい娼夫アコニと出逢う。

 ハーレクインのような美麗な絵とストーリーしかBLである意味がもはやなくないか? というほどに娼夫達の見た目が女性的。

 今回はあまりストーリーに進展がなかったな……。オルが重大な決断をしただけで(それが「進展」というやつなのでは?)


BLACK BLOOD』第7話(琥狗ハヤテ

 サイボーグ×人間酸素濃度のやたら高い星に来た元軍用サイボーグが、植物調査研究をしている人間の護衛だかお守りだかを担当する話。

 もはやハードボイルド可能性はすっかり消し飛んでしまった……。人の心を薄くしか持っていないサイボーグが、ワンコキャラ人間に恋してしまい、誰が見てもほわほわと浮わついているという話。これは温かく見守るしかない……。正直、もっと渋いのを期待してたのだが。山なしオチなし意味なし略して「やおい」まさにこれ。


『嘘つきな愛を買う』第6話(ポケラふじ子)

 オメガバース作品政略結婚人身売買中間みたいなカップルなんだけど、買った方の攻めは受けの事を好きなわりに受けの愛を信頼してはおらず、買われた受けの方は実は真っ直ぐ攻めを愛している。猜疑心故に素直になれない攻めと、惚れた弱みで腹を割って話すことが出来ずに攻めの顔色をびくびく窺い続ける受けの、ディスコミュニケーションぶりが、読んでて非常に辛い。

 現代的な人権意識家庭内の前時代的な価値観による閉塞感のギャップえげつない。ていうかこれ完全にDVじゃん。受けの人全力で逃げて!

 ……と思うんだけど、逃げねんだよなぁー。それでも攻めを愛してるからってよー。

 そんな古風なストーリーなんだけど、今回は実在の最新型避妊薬「インプラノン」が登場する。えっこれもう認可されてたっけ? と思わずググってしまった。マッチ棒くらいの長さの筒の中にホルモン薬の仕込まれ避妊薬で、二の腕の皮下に埋める。三年くらい避妊効果が続く。飲み忘れリスクがないので、99%くらいの確率避妊効果があるそうだ。

 そんな文明の利器を受けの人は良かれと思って攻めの人と相談せずに独断使用してしまう。そしてそれが新たな修羅場を生む。

 あのさぁ、そんだけの行動力があるなら事前に攻めの人とよく話し合おうよ。とも思うけど、攻めは攻めで支配欲と嫉妬の塊で受けとの約束をあっさり覆してくるやつなので、話し合ったところで受けにとって良いような流れには、ならないんだなあ。

 今時こういうストーリーはただ只管に辛いばかりなのだが、このギチギチに古風なDVカップルがどのように軟着陸するのか(Cannaからバドエンではない、と信じたい)、興味はある。

スリピングデッド』第9話(朝田ねむい)

 『嘘つきな愛を買う』のDVカップルでがっつりテンションを落とされた後で、今度は陽気に? サバサバしたディスコミュニケーションカップルのやつですよ。ゾンビ佐田×マッドサイエンティスト間宮日常BL

 前回、一泊温泉旅行(+一泊)にて、恋バナで盛り上がった佐田間宮佐田の独特な恋愛観……実は世間一般でいう所の恋愛というもののべたべたしているところが苦手で、それよりセックスの出来る友達くらいの距離感で人と付き合えるといいなと思ってる(間宮と付き合いたいとはミリも言っていない)……を聴いた間宮は、じゃあセックスしよう(もう友達から)と提案(という名の強制)をしてきて、佐田ピンチ

 『スリピングデッド』上巻のレビューには「受けの間宮がだいぶ無理。これで萌えろと言われても」的なことが書かれていがちなのだが、主人公佐田にとっても間宮はかなり無理だったというのには笑った。正直に「たぶん無理……」と言ってしまBLの攻め様ってどうなのw

 そんな佐田に好かれようと一生懸命間宮がとても可愛かった。まだ3月なのに可愛い受けオブ・ザ・イヤーが来てしまったぞ大変だ。思いがけない佐田の行動にびびった時の間宮が、死ぬほど驚き怯えた時のハムスターみたいに両手を胸の前で縮こめて目を見開く姿が可愛くて可愛くて可愛くて可愛い

 一方、佐田はといえば間宮がツンツンしまくりながら無茶な要求暴言暴挙をぶつけてくるのに案外律儀に応える体でいて、最終的には首尾よく間宮丸め込んでちゃっかり自分の身を守り切るところが、学校先生って感じだった。お前そういうとこやぞ……。

 もはやゾンビ物とは? って感じのストーリーで今回は特に息抜き回色が強かったが、次回からはどう話が転がって行くのだろうか。ずっと間宮純愛ネタばかり描かれる訳じゃないだろうし。もうすでに単行本1冊ぶんくらいの分量は書かれたわけだし。既刊が「1巻」ではなく「上巻」なので、あと1、2話で完結して下巻が出るか、1回くらい休載して中巻が出るかかな。

 男同士でがっつりド派手に致しているところが見たい人には物足りないんだろうけど、大人恋愛漫画としてとても面白いので私は好きだな。

以上でCannavol.82の感想はおわり。



長野まゆみ偏愛耽美作品集』(長野まゆみ編)

概要

 耽美SF少年愛BL小説家長野まゆみ先生が十代の頃に心ふるわせた珠玉小説随筆詩歌のなかから耽美入門に相応しい全26作を精選。全作品長野先生コメント付き。巻末に解説もあり。


 目次を見渡すと錚々たる顔ぶれに眩暈がするけど、幻想文学好きは必ず履修する作家ばかりだ。

 が、私は現代幻想小説はわりと好きなんだけど(長野まゆみ先生のほか、川上弘美先生金子先生今村夏子先生とか)、明治昭和前期の幻想小説はあまり得意ではないんだよなあ。三島由紀夫は『潮騒しか読んだ覚えがなかったし、泉鏡花戯曲海神別荘』しか読んでいないという体たらく。なお内田百閒は開始十行で寝落ちした。

 そんな私が、いくら長野先生ファンからって、本作品集を買っても最後まで読み切れるのか、甚だ疑問だ……。

 では、頑張って読めたぶんだけ。

孔雀』(三島由紀夫

 トップバッターからパンチの利いた人選でやばい

 遊園地で二十七羽ものインド孔雀が殺される事件があって、その重要参考人富岡の家に刑事が訪れる。富岡はただ前日に公園孔雀達を長時間眺めていたというだけで犯人ではなさそう。だが富岡家の応接間の異様さと、壁にかけられた美少年写真のことが、気になってしま刑事だった。


 冒頭を数行読んで、長野まゆみ先生文体がよく似ていることに驚いた。もしも著者名を伏せられたまま読んでいたら、長野先生が書いたものかと容易く信じそう。文体が似るほど三島由紀夫に影響を受けていたとは。『潮騒』を読んだ時は、似てるとは思わなかったけどなぁ。

 かつては美少年だったことを誰にも信じて貰えないほどに老いた男が、孔雀の羽の輝きに魅せられる。(孔雀の羽の色は色素で染まったものではなく、羽の構造が光を反射したものなので、永久劣化しないのだ。)何者かの起こした事件により、孔雀の美を完成させるには死が不可欠だと気づいた男は、自分こそが事件犯人ではないのかと妄想をし始める。

 ラストシーンは男の美への執念が具現化したみたいでぞくりとした。

『蔵の中』(横溝正史

 雑誌象徴』の編集長・磯貝が出勤すると、先ほどまた蕗谷から電話があったという。蕗谷というのは筆書きの原稿を持ち込んだ美少年だ。日頃からどんな無名作家の書いた作品でも必ず目を通すことにしている磯貝は、さっそく蕗谷の小説『蔵の中』を読み始めた。

 冒頭は蕗谷の自伝風で、亡き姉との思い出を書き綴ったものであった。だが、姉の死後に蔵の中に独り引きこもるようになった主人公とある楽しみを見出だした場面から物語は思わぬ展開に……。


 『偏愛耽美作品集』のどこら辺が「偏愛」なのかといえば、美少年が登場するものばかりをピックアップしているところで。さすが長野先生なだけあって。

 無名作家小説『蔵の中』と現実出来事交錯し、やがて殺人事件真相を描いてゆく、と見せかけて……。という現実虚構入れ子状になっていてしかもその境界曖昧な感じ。長野まゆみ先生の『左近の桜』に受け継がれているよなぁ。

 蕗谷が女装にハマって鏡の前で表情を作るシーンがとくに印象に残った。

美少年』(岡本かの子

 山の手に生まれ育った令嬢のとく子は、眼病の治療のために下町病院へと入院する。その病院の近所には時春という下町っ子でぽっちゃりめの美少年が住んでいて、しばしばとく子を遊びに連れ出すのだった。

 縁日の夕にも時春はとく子を呼び出し、つれ回した。あまりの美しさにどこへ行ってもモテモテで人気者の時春がわざわざとく子を連れ回す理由は見栄のためと、とく子は見抜いていた。とく子の令嬢然とした着物姿を見せびらかすために時春は彼女の手を引くのだと。そこに本心からの労りや思い遣りはない。

 時春はとく子を火事現場の跡地に連れ込んだ。「君にほんとうのことを聴いて貰う」と時春は言うが……。


 顔が美しいのが唯一の美点の少年。美しい顔はそのままで素顔ではなく見栄の一部となってしまい、その口から出てくる言葉の全てが人の気を惹くための嘘っぽくなる。美しい顔というのは実は醜い顔と同じく異形の一つなのだ

 時春の見栄っ張りを女の子の目敏さで見抜いてしまうとく子だが、時春の美貌の下に隠れた本当の孤独の寂しさには触れようとしない。そんな憐れな話。

 ラストシーンで、時春の本心ちゃんととく子が見抜いていたというのが明かされるのが切ない。なんかこれじゃ、時春死んじゃってよかったみたいじゃん……。



はぁ、まだあと23作品もある……。これを私はあと何百年後に読み終わるんだろうか。しか岡本かの子の次は泉鏡花だし。開始数行でうっ、苦手かも……と思い、もう数日放置している。

anond:20220303223124

純愛でもないし片思いでもないのに美化させすぎ

2022-02-11

id:baikoku_senseiだが呪術廻戦0を見た!よかった!

みんなー!セックスだよ☆

つーわけで呪術見ました

0はあらすじは知ってるけどちゃんと読んだことはなく

本編も最初読んだのはメカ丸死んだとこあたりからたまに読みはじめて

これから世界の話がなかなか始まらないあたりで興味持ちはじめて

禅院虐殺死滅回游で嵌まった感じ

映画家族連れとか女の子が多くて雰囲気が違った

シンウルトラマンの予告毎回観るけど本当に5月にやるんすかね?

いじめシーンがあることは知ってたからキツかったらイヤだなーと思ったらあっさりだった

リカちゃん編集声好き

つーか、全然泣くとこじゃないのに乙骨とリカちゃんが通じあってるとこで泣きそうになる

オッサンになったからなのか?昔は恋人幽霊ってセックスできないか意味ないジャンって感じだったけど、今は心が通じあってるならプラトニックでええやんって…

事前に感想チラッと見たら、序盤はシンジ君だけど後半乙骨と言われてたが

境遇もQのシンジと被ってて面白かった。

マキさんアクションええなー

小学校のは面白かったけどちょっと唐突な感しあり、しかし尺の問題なので仕方ない

デフォルメも忠実に映像化するのはちょっと引っ掛かったがこっちが慣れてないだけと思われる

というかッス口調のキャラを見るとあさひと鯱山の顔が浮かぶっスやっぱ怖いスね猿の呪いは…

夏油がチラチラ暗躍してる感じ面白

乳揉みは映倫禁止スよねやっぱ怖いスね映倫は…でも揉み抜きにしてもエロかった(ニホンヘコサル並感)

生前夏油もおもしれー男…乙骨オルグする時の無駄高速移動すき

禅院家ぶっつぶそーのあたりでその後の根切りシーン思い出して妙な面白さが

マキの血を踏んでも気にしないのは秘書が猿の血を避けてたのと対比スね

猿殺しは思想であって感情ヘイトしてたわけじゃないから素が出たとかですかね?

一応高専生だし憎からず思ってたとか?

おにぎり先輩(シャケと聞くとU19の飯田くんを思い出す)の逃げろって呪言じゃね?思たけどそういや乙骨呪い耐性あったからそれなんすかね?

ぐちゃぐちゃにしてやるのあたりはもっとぬるっとした方が好みだけどあそこで乙骨が異常性出してきたら変になるのもわかる

乙骨パンチでふっとぶ夏油すき

その後のナナミンのシーンでアレ黒閃じゃんてなった

冥冥さんミサ艦長じゃん

やっぱりエヴァじゃないか(憤怒)

ミゲルパーミッションで足止めしてたと思ったらガッツリ戦闘してて笑った

雑草より健闘しとるやんけ

不殺で加減してたとかもなさそうだし

京都は故メカ丸と2代目かものりとしが頑張っててよかった

純愛のとこ、流れは知ってたけど自分生け贄にしてたのは知らなかった

シンエヴァやんけー!

声優ネタとか別作品ネタ繋げるのはオタクの悪いクセだよな

玉藻前は何だったんすかね?ガードベント説はあるけど

介錯されて死ぬ夏油いいっすねーこの後がアレだから変な面白さがあるのはよくない

リカちゃんありがとう…(成仏)すき

個人的な好みでは呪霊してた時のがすきだが

キングヌーやったんやと思いながらエンドロール

でめやっぱミゲルが凄かったなとか考えてたらオチもお前か!

結論面白かったス

天元編とかミミナナがダイジェストなのは演出としてはあり、ただミミナナが悪堕ち原因なのは知ってないと分かりにくくないか?といらん心配したり(説明がくどくなってもだめだけど)

結論としては面白かった。

私は…大怪獣のあとしまつも面白かったと思います

もこうと成海瑠奈のあれで脳破壊されたけど、

るしあとまふまふは純愛から回復する

2022-02-07

日本はこれからも延々とおかしくなり続ける。生理機能的に。

ネットにいる人間には信じられないかもしれないが、石原慎太郎世間一般での評価は「欠点もあったが、一本芯の通った昔ながらの剛毅な政治家」だ。

からテレビでの石原慎太郎の取り上げられ方は一般的な視点に近い。

賛否あるが一本気な政治家」が、「有象無象文句しか言わない奴ら」に妨害されている、というストーリー一般的な見方である

適当にその辺の(自分の親を含む)60代以上の「大多数の日本人」に聞いてみればわかる。

これは別に不思議な事でもなんでもなく、単純に年を取るとわかりやすストーリーしか受け付けなくなるということだ。これはごく自然なことだ。

はてなのメインユーザー40代だろうが、最近本を読むのがきつくなってきたのは実感しているだろう。単純に老眼になってきているというのもある。若者トレンド理解できなくなってきているだろう。

60代となればそれがもっと加速する。新聞も、物理的に見出ししか読めない。物理的に政治家の話を聞けない。だから政治家イメージと顔で選ぶようになる。

大阪府知事吉村氏が支持されているのは、老眼難聴思考力の低下が主な理由だろう。若くて一本気な政治家が頑張っている、それが理解できることの7割を占めてしまい、それ以上の具体的な政策だとかは物理的に理解できない。

ゆえにこれから維新は躍進を続ける。難しいことを理解できない国になるからだ。

オタク層には、クジラックス氏の話が参考になるだろう。年を取るごとに、純愛を描けなくなってきた、という話だ。

年を取ると、以前のようにうまく体を動かせなくなる。だから若者が恨めしくなる。「健康という財産感謝しない不届き者ども」とみるようになるわけだ。

から老人は若者を恨む。

年を取ると、若者の多様な価値観に「うんうん」とうなずく脳を持つことが物理的に難しくなる。

けしからん若者に思い知らせてやる、という意識が非常に強くなる。

シバキ主義賛同し始める。

適当にその辺の(自分の親を含む)60代以上の「大多数の人」に聞いてみればわかる。

若者文化理解されない。

複雑な話は理解されない。

「わけわからん」でストップして、脳を防護してしまう。

そしてそれははてな40代メインユーザーにも同じことが起こる。

あと10年すると、はてなは「他人に思い知らせてやりたい老人の巣」となり果てる。もちろんTwitterfacebookインスタグラムもticktokもそうなる。

平均年齢が45歳の国だから、脳の平均年齢も45歳になる。認知機能も45歳になるのだ。

フェミニズム界隈を見てみるとわかりやすい。自分の気に入らないものレッテルを張って延々と叩き続ける脳機能がそこら中にある。あれが一般的になると思っておいていいだろう。

細かく分析し、是々非々で考えることができる人間は、もはやメインストリームではない。

知性は驚くほど劣化する。多様性を受け入れる器にはとんどんヒビが入っていく。

これから怒涛の如く老害化していく日本と、どんどん老害環境マッチしていく自分たちの脳を楽しみにしていてほしい。

楽しみにする脳もなくなり、敵を憎悪するだけになっている可能性が高いが。

2022-02-06

君の名前で僕を呼んで

アマプラで公開されていたので見てみたけれど個人的はいまいちだったなあ

同性同士の純愛の話かと思っていたのに無駄に男女のセクシャルな場面があったりして

正直気持ち悪かった

同性愛の話なら『ムーンライト』の方が良かった

2022-02-04

anond:20220204220637

純愛で抜くと精液が甘いらしい

ソースはお兄ちゃんが言ってた

インモラルジャンルで抜くと悪い精液が出て、純愛モノで抜くと良い精液が出る。そんな気がする。

2022-01-29

anond:20220129081231

デブリ云々ってのは最初だけで、

主人公はこんだけ宇宙ごみ収集みたいな底辺仕事してたけど、

闇落ちして木星行きのメンバー目指したり、父親コネ?もあって、

最初キライだった純愛バカ新卒女子社員結婚して、

この時代になっても木星行き帰りは時間掛かるよどうすんのみたいになって、

みたいな記憶があるが、漫画も手放してしまっていたのだった

アニメはクソな出来だったので観返したくもない

2022-01-25

anond:20220116003448

キスとかエッチ好きな人とだけするもの、という価値観最初インプットされるよね。

  ← いや、俺は生まれてこのかた一度もそういう価値観インプットされてないぞ。いまだにw

小学生の頃、セックスの事を初めて知った頃には、純愛とか好きな人とだけとかは全く思ってもみなかった。セックスと言えば性欲を満たすためのものしか思えず、ずっと後で純愛だの純潔だのという概念を知ったが、いまだに全然ピンと来ないままだ。

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