はてなキーワード: ルーズとは
別に全世界の一人っ子に言ってる訳でもないけど私が今まで出会ってきた一人っ子が厄介な人しかいなかったなあと思い書いてます。
一人っ子ってすごいわがままなんですね。人のこと言えませんけど。
せめて人前でくらい弁えられないのかな 病気か?
ちなみに小学生の頃からずっと何故か一人っ子としか仲良くなれませんでした。この頃仲良かった子も一人っ子で、金持ちでわがままだったなあという記憶。まあでも金持ちなのでやたらとお菓子くれたり優しかったです。
(どうでもいいけど小学生の頃ランドセルにめちゃくちゃ髪の毛が引っかかった思い出しかない)
いやこれほんとに腹立つのでこういう人と仲良くする時は覚悟した方がいいです。
よく待ち合わせたりして遊んでたんですよね。ちゃんと何時にとか決めるんです。お互い寄りたいところがあったり、用事とかで遅くなったりするからね。
なんでか知らないけど毎回遅れてくるんですよね 友人。30分とかザラ。長くて2時間近く待たされました。人の事舐めてんのか
ただ私1回遅れたことあるんですよね。申し訳ないと思って謝ったり、急いだり、それなりに気を使ったんですよ。その後言われた言葉は「遅れてきた自覚持って???」
いやそれはお前が1番持てよ
やたらと奢らせる
いやなんで仮にバイトしてたりしても親に養ってもらってる立場で金の取引してんだ?
何か借りを作る度に100円くらいの物を奢らせてくるんですよね 友人。強欲の壺かお前は
私は奢らせたことがありませんが、多分というか確実に友人の方が借りが多いのでさっさと私に奢ってない分の物を奢れ。
人に物を頼む時の頼み方がなってない
別に頼み事もちゃんとお礼(せめて感謝)してくれるなら良いんですよね~
やっぱり人に物を頼む態度って大事ですね。
説明する際の固有名詞のー(伸ばし棒)を~と表記したり、~して欲しい的なという文章を書いたり、不特定多数の人間に見られるSNSで頼んできたり……そもそもありがとうもごめんなさいもない時点でやってらんないので私は既読無視をします。
思い通りにいかないとキレる
なにが「やぁや!」だよ。その年でそんなこと言って恥ずかしくないのか?ちょっと心配になります。
バイトをしていない小遣い制とは思えない豪遊さ
親金でよくそんなに豪遊出来るなあって思います。申し訳ないと思わないのかな。お嬢様か?お嬢様なのか?(そんなことは無い)
いやこれただの愚痴やん
なんでこんな奴らとつるんでる(つるんできた)の?って言われそうなので言いますけど、こんな奴らしか仲良い奴も今更仲良くなりたいと思う奴もいないないんですよ。
たまにキツく言ってますよ。それでも治らない奴らの共通点は2つでした。
同性と一人っ子 だけです。
知人が物凄い童顔で20代後半まで
長年まわりからほんっと若いよね~若いよね~と言われ続けたせいか、
30代に入った途端なぜか急に老けて
実年齢より上に見えるようになったので
まわりは若いよね~と言わなくなってだいぶ経つのに本人は気付いていなく
自分の事をいまだに童顔と思ってるっぽい。
昔は笑うとくしゃっとした顔が
可愛かったほうれい線も
今では乾燥肌で潤いのなくなった肌で
笑うとただのシワだらけの老婆みたいだし
昔は歯が白かったのに
ヤニったがっちゃがちゃの歯を放置してるし
でも本人は歯並びが悪いのは
昔のYUKIとかCHARAみたいな雰囲気で可愛いと自分で思ってるようだけど
いけないもんじゃないだろうし
八重歯がチャームポイントの人も多いけど歯と歯の重なったところが真っ茶色で汚らしい。
髪の毛も昔はハリがあったから
適当にくしゃっとしたルーズなお団子頭も似合っていたけど今は生活に疲れたおばさんのほつれ毛みたい。
あと着てる物が尋常じゃないほつれ方とか穴が空いてたりするが
むしろオシャレと思ってるらしくて
古着っぽいでしょー?とか自慢げに言ってくるけどその顔でボロボロの服装だと浮浪者っぽい。
「こないだコンビニ前でタバコ吸ってたらお巡りさんにジロジロ見られてさー補導されかけたよwww
37歳だっつのwww15歳じゃないよwww未成年喫煙者だと思われたみたいwww」
とかよく言ってくるけど
オーバーオール着て今時コンビニ前でヤンキー座りでタバコ吸ってたらジロジロ見たくもなると思う。
でも「あのさぁ、あんたもう若く見えないよ?」と誰も言わない。私も言えない。わざわざ言うことでもないかなと思うし。
でも私童顔アピールがウザい。
えーと、「八艘→発想」ですよね。眠い。寝るぞ俺は。
円グラフでも描いてみれば、4/8=2/4=1/2ってのは一発で視覚的に解ることだし、自力でそこに思い至る小学生がいてもそれほど不思議ではない気がするよ。
そりゃあ解る子は解るでしょう。「小学生が自分で円グラフ描けちゃう」んだからパイチャートの理解も当然できているはずですね。割合の理解も高そうだ。
理解できている「ならば」、ぶっちゃけた話そこら辺の大人よりよっぽどデキたものですよ。
つまり、図示できたとして、グラフを習ってもいないのに約分の説明で円グラフ持ち出してきたら次は円グラフの説明ですよ。円グラフなら百分率の理解も確認したいところです。ということは小数についての理解具合も確かめたい。
その生徒が『習ってないけど別のところで知ってたからそう書いた』のと『習ってないけど独力でそこにたどり着いた』のを区別しなきゃならんはずよね。
そういう意味での説明です。説明できないなら理解できていないも同然。Togetterのコメ欄では「社会に出てからは知らないでは済まされない」などとドヤるアイコンが多いのに分数の約分は無条件に正答をもとめてくるんですねと問い返したい。というか、仕事でその程度のルーズさで回してないでしょ、しっかり数字の妥当性について具に検証するよね、という。数字あってりゃいいなら粉飾決算もそれでいいんじゃないんでしょうか。
大学入試でも同じ。高校範囲で習ってない事実を断りなく使うのは進学塾ですら幾分及び腰になるというのに、なぜか小学算数だけは無条件で正解にしろと吹き上がるのが不思議。
ワイ遅漏アラフォー、数ヶ月に一度くらいの頻度で名古屋某ソープに行くマン。先日も行ってきたんやが、微妙な残り時間でフィニッシュしてしまったせいで、2回戦目突入するほどでもなく、まったりトークタイム。そこでなんとなくチンコの話とかボーナス時期についての話題になったので、ワイ的に興味深かったところを抜粋するで。風俗に行くオッサンの話なんて汚らわしいとか思う人がうっかり読んじゃったらスマンな。
熟練のプロ泡姫たるもの、何本も見てるからパッと見でどのサイズのゴム使うか感覚的にわかるそうで、ゴムのLサイズから逆算すると、長いのはだいたい15cm以上、太いのは直径4cm以上でデカイと感じるそうや。ほえーなるほどねーって感じ。それ以上の、LLサイズのゴムじゃないとヤバい男だとなんとなく気合が入るとかw
特に 「俺、Lサイズじゃないとゴム破れちゃうんだよね~」 と自己申告してくる奴ほど微妙な傾向があるらしい。「そうなんですね~」と答えつつ内心では(いや、あなた確実にLだと途中で外れちゃいますよ)と思っているとか。もちろんL以外の、適したサイズのゴムを装着するらしいw
マジでデカい男もいて、太いのはまあゆっくりやるとかローション活用でだいたい何とかなるそうやが、長いのは真剣に苦しいらしい。内臓押されて 「グェッ」 みたいな。ただ、そのレベルの男は基本的に自覚してるので、あんま無茶をしてこない男が多く、そんなに大変なプレイにはならないとか。
小さかろうが、ゴムが外れさえしなければ全然問題ない。Sサイズのゴムとかもあるし、嬢的にはフィニッシュに導ければええからね。ただ、男から「俺小さいんだよね~w」と自虐されると、本当に小さいから「そんなことないですよ」とは言えないし、同意もしかねるし、困るので自虐ネタはやめてほしいとのことw
高確率で、素人の彼女とかから「デカくて痛い」等の拒否をされた経験談を語ってくるとか。哀しいなあ。
ジジイに多いらしいんやが、「昔どこそこのお店で○○(クラミジアとかな)もらっちゃったんだよね~」とか語っちゃう奴。嬢的には一気に(今は治ってるんですよね!?)と真剣モードになるらしい。体が資本やからね、病気はアカンね。嬢は皆、最近の梅毒増えてるニュースとかめっちゃ気にしてるそうや。そらそうやろな。泡姫的なポジショントークも入ってるとは思うけど、ヘルスのが性病検査にルーズな店と嬢が多いそうや。やっぱソープやね、うん。
結果的にプレイ中にガチイキしてしまうこともあるそうやが、イかせようとしてくる男はガシマンとか無茶してきがちなのでしんどいらしい。そもそもイってしまうと疲れるのであんま好きじゃないとか。中にはマジでセックス好きで何度でもイける嬢もおるそうなんで、この辺は嬢に個人差ある話やろね。
ボーナス時期にはやっぱ普段ソープに来ない客が増えて、遊ぶお作法をわかってないから無茶する奴が多いそうや。「アナルやらせろや!」「いやそういうお店じゃないので」という会話はこの時期の風物詩だとかw 慣れてない奴ほど謙虚に嬢の言う事を聞くんやで。お互い楽しみたいやろ?
ボーナス時期と年末年始が過ぎて、1月末とか2月頭とかの時期はマジでめっちゃ暇なので、そういう時期に来て欲しいとのこと。繁忙期だとやっぱ疲れてるので、暇な時ほどサービスの質も良くなるとかw
だいたいそんな感じや。ほな、また………
外資系企業(米系/NOT金融)に転職してもう10年経つが日本企業に戻りたいと思うことはもうない。
はっきり言って給料が安すぎる。もはや日本企業の給与水準は東南アジアにも負けていることを社会は広く認識すべき。
この前のNTT退職の件にもあったけどあまりに多くの人が不当に搾取され続けているので、人道的見地から人民を奴隷的低賃金労働から解放すべく真実を記す目的でこのエントリを立ち上げる。
給料は日系と比べると天と地ほどの差がある(除く商社・キーエンスなど)。うちの会社に新卒で入るとだいたいこんな感じ。
2年目 700 = 基本給550 + ボーナス150
3年目 900 = 基本給700 + ボーナス200(昇進後)
5年目 1100 = 基本給900 + ボーナス300(昇進後)
10年目 1500 = 基本給1100 + ボーナス400(昇進後)
これが年間総支給額かというとそういうわけではなく現物株が支給されたりストックオプションがもらえたりする会社も多い。大体現場レベルだと200万 - 500万くらいの付与が毎年されてそれを4分割とか3分割で1年毎に行使できる権利が確定する。
なので、気前のいい会社でかつ会社全体の業績が上げ調子であれば新卒3年目でも余裕の1000万円超えも狙える。いい時期に入ると10年働いただけで資産3億とか無いこともない。これは正直運。
また、営業のコミッションが大きめの会社だと基本給は上記の1 - 2割引きということもあるが、コミッションが売上金額の10%程度もらえる。中にはコミッションが「青天井」の会社もあって、億単位のディールを決めるとそれだけで家が建つほどだ。
ちなみに当然給与水準は業界・職種によって大きく左右されるが会社の規模はあまり関係ないことが多い。例のGAFAのエンジニアだと上記水準の1.5 - 2倍が相場になる。人によってはもっと。
※追記
自分の中であまりにも当たり前過ぎて書かなかったのだが勘違いしている人がいるので追記。
基本的には成果主義なので入社年数と給料は直接的にリンクしない。あくまで上は例であって大体新卒で入って上から25−40%くらいの評定をコンスタントに取っていて、かつ、2, 3年に一回順調に昇進している場合のモデルケースである。
だから、同じ入社年数であっても3年目でいうと +/- 200〜300万円、5年目なら +/- 300〜500万円、10年目なら +/- 500〜1000万円くらいの上下の幅があってもおかしくない。
繰り返すが重要なのは仕事のパフォーマンスを発揮することを通じて定期的に昇進していくこと。その人の職位と職種によって基本給は決まり、さらに仕事の出来によってボーナスや株の割当数が変化することを忘れないでほしい。
中途の場合は、前職の給料と実質的に背負っていたであろう責任を勘案して現職での職位が決まることが多い。あと、採用時点でこの空きはこれくらいのレベルの人を取ろうと決まっている事が多いので要注意。
外資系はすぐクビになるとよく言うが本当だろうか。
半分正解で半分不正解。
確かに外資金融やコンサルなど暗黙的にアップオアアウトの人事制度が採用されている業界もある。上にあげたコミッション高めの営業職の場合もこれに近い場合もある。
しかし、それ以外の大多数の外資系企業はそこまで苛烈な首切りをシステムとして採用していることは少ない。意外にも、のほほんと仕事をしている外資系社員が大多数なのだ。
とはいえ、日本の大企業ほどのルーズさはない。例えば、セクハラ/パワハラの常習犯や軽犯罪者が解雇されることもなく社史編纂室でヒモのように会社に養ってもらえるようなことは断じて無い。こういったケースは外資系では容赦なくクビになる。
一方、仕事の出来がいまいち振るわないくらいであれば結構長くいられる。仕事の出来が悪くてどうも使えないからクビになる事例は50人に1人あるかないかくらいではないだろうか。
こればっかりは職種や部署によるとしか言えないが、まあ日本企業よりはサラっとしてるんじゃないですかね。自分は自分で他人は他人というスタンスの人が多いので、私生活に干渉されないように一定の距離を保つことは簡単。
飲み会もあんまり無い。あっても行かなくても別にいい。行きたければ行けばいい。
あとは、前職で後輩だった/部下だった人が現職では上司なんてこともあったりするので、上下関係で縛るようなコミュニケーションは基本的には得策ではないかな。
部下であっても後輩であっても一人の人間として接する態度を心がける方が後々トラブルを避けられる。
前提として、その会社の本社の言語、少なくとも英語は喋れるに越したことはない。ただし、営業など英語ができなくても人手不足であればタイミング次第で入れることも多い。
とはいえ、社内資料、メールは基本英語なのでどのみち英語力は必要。
順番はどっちでもいいから英語は勉強しよう。それだけで給料2倍になる。
残業代は一定職位になるまで基本出る。もちろん意味なく残業してると評定が下がったりするから要注意。金融やコンサルはガチで3時間睡眠1ヶ月とかあるらしいが普通の事業会社ではそんなこと普通無い。9時とか10時に出社して6時とか7時に帰れる職場って結構ある。
そもそも本社とか欧州のオフィスに出張してみればすぐわかるけどビックリするぐらいみんな遅く来て早く帰る。アメリカ人なんかは昼飯はデスクでサンドイッチで済ませてその分早く仕事終わらせることに命かけてたりする。
そもそも成果主義だからデスクに座ってりゃいいというもんじゃないのでその辺は人それぞれで適当。
ただし時差は乗り越えられないので本社とのコールで朝早く起きなきゃいけなかったり、夜遅くに家から会議ということは仕事上発生する部署や職位もあったりする。こればかりはどうしようもない。
事業会社だとある程度までは誰でも頑張れば行けるラインってのが何となくある。
ただし、人によってそこに到達するまでの時間が大きく前後する。
数年で部長格まで行っちゃうサイヤ人級の人もいれば、同じ期間で1回しかプロモーションできない人もいるのは事実。
まあ、中にはオレは昇進には興味ないよって感じで好き勝手やってそこそこの給料って人もいる。
そもそも入って1 - 2年すれば自分はどこまで行けるか・行きたいかってのが大体分かったりするもんなので、必死で最短距離でそこにめがけていく人もいれば、それを受け入れて気楽にやろうぜって感じの人もいる。
何が言いたいかと言うと出世に対するスタンスは自分で決める必要がある。これが非常に重要。昇進したいなら上司にいつ頃昇進したいですと宣言した上で必要な条件を満たしていく必要がある。重要なのは自分のスタンスについて上司とすり合わせを行うこと。
ちなみに管理職になるのは結構難しい。なぜなら管理職ポストは外から採用されることが多いから。担当レベルと管理職は明確に異なるスキル、責任、職務内容が定義されているため、担当から管理職に昇進するには高いハードルがあることが一般的。
一度でも管理職を経験しているか否かはその後の転職の際にも大きく関わるので、運良く管理職になれそうなタイミングが来たら全力で取りに行くことが大切。
こいつばっかりは人によって多種多様なので一言で言えない。よくあるパターンは次の通り。
これまで観察した限り、会社を辞めてものすごい不幸に陥った人は見たことがない。転職した先が業績悪化に伴い解雇されたりするケースはままあるが、その後すぐ再就職できるケースがほとんど。
同業種であればどこかで再会することも多いのでやっぱり人間関係は大切にしたほうが良い。あと、今の会社でダメでほとんどクビみたいな人でも次は結構見つかる。何なら会社を変えたら全然前より偉くなることもある。
ふとしたきっかけで、昔の女友達と遊ぶようになった。相手は少し年上で10年前は片思いしていた。だけど、その時は別の男性と彼女は交際していたのでその恋は実らず、彼女が数年後破局した時には少し疎遠になっていたのでアプローチすることもなく、年月だけが経った
あれから10年、歳はとったものの相変わらず綺麗な彼女。正直な話、浮気・不倫の気持ちがこちらにはあったが、彼女側は既婚者の自分に対してその気持ちはなく、清い友人関係のまま数年続いた
だが、その間に新たに分かった事があった。
美しさと引き換えに全てを投げ売ったロックな彼女だが、既婚者の自分がこれ以上深入りしてはいけないのは容易に判断できた。まだ若かった自分は、見た目だけに惹かれていた。別れた元彼は同年代だったが、もし自分が付き合っていて、この本性を知った時、年下の自分は別れられただろうか?
老いと金に日々四苦八苦している彼女を金の力で抱くことは容易そうだが、それは見える地雷を踏むような物
こればかりは自分の運に感謝したい。あの時彼女がフリーじゃなくて良かった。今なら美人の彼女が破局した理由が分かる。彼女は結婚願望の高い事故物件だった。出来ることなら、この事故物件がどうなっていくかを見届けていきたいが、怖いので静かに去るとする
10月18日。1年以上好きだった人を諦めた。諦めると言えば大そうに聞こえるが、1ミリの希望もない恋だった。
好きでいることをやめる。この1年と4か月、どれだけ冷たい態度をとられても、数少ない友人たちに口をそろえて諭されても、検討すらしなかった選択肢を今日、自分で選んだ。
好きな人がいた。顔を見た瞬間一目ぼれだった。誰が見てもわかるくらいに整っていた。バンドが好きないまどきの若者だった。
特別可愛いわけでもスタイルがいいわけでもない私は、ものの数日で目も当てられないくらい夢中になってあっという間にフラれた。好意もプライドもズタボロになって、しばらくは抜け殻みたいだった。一人でいたくなくて、マッチングアプリで知り合った男の子と頻繁に会っていた。彼は、その中の一人だった。
好きだった人と同じ髪型だったからLIKEして、マッチして、しょうもないやりとりをして、初めて会ったとき「ああハズレだな」と思った。タイプじゃなかった。背丈は私と同じくらいで、髪は写真よりもずっと短かった。
「どこか行きますか?」と聞いてもめんどくさそうな声で「どうしましょうね」と返ってきた。待ち合わせ場所でしばらくグズグズしていたけれど、ようやく入ったファミレスで彼はずっと携帯を触っていた。気を遣って話しかけるとようやく液晶から顔を上げる。眠そうな目がこちらを向くのも少し怖かった。
私が「ハズレ」だと思ったように、彼も私を「ハズレ」だと判断したのだろう、と自分を納得させた。ドリンクバーとデザートのみの会計は彼が払ってくれたけれど、それくらい自分で払いたかった。
いざ帰るとなったとき、彼は駅のホームまで送ってくれた。自分が乗る反対方面の電車が行ってしまっても、私が乗る電車が来るまで隣で待っていた。乗り込んだ電車が発車するまで見送り、すぐに「気を付けておかえり、また会おうね」とLINEをくれた。
これは「ハズレ」だとは思われていない?しばらく様子を伺いながら連絡を続けたけれど、彼のLINEは会う前と変わらず好意的で、なんなら会う前よりも少しくだけたように思えた。
「変わった人だなあ」が第一印象だった。
その後は以前よりも親しげに、日常的なこともLINEで話すようになった。なんとなくレスしていただけだったけれど、次に会うのが少し楽しみになった。
2回目に会ったときにはもう夏も間近で、2人でかき氷を食べた。くすりとも笑わずに、淡々と話をする彼は、言葉選びから仕草、視線の移し方に至るまで私のこれまで知る男の子とは違っていて面白かった。彼は、一通り二股にはげむ友人のクズエピソードを話し終えたあと、最後に残った餡子に向かって「もう1つくらい白玉入ってると思ったのに…」と小さく悪態をついていた。
それからは急速に仲良くなっていったように思う。そう思いたい私の記憶違いかもしれないが、7月に入るころには、無愛想な受け答えやつまらなそうな振る舞いに悪気はなく、それが彼の癖のようなものだとわかるようになっていた。「今日はどうしようか」と聞けば相変わらず「どうしようね、決めて」とめんどくさそうな返事が戻って来たけれど、「いつも私が決めるんだけど?」と軽口を返すことができた。彼に興味があった。見ていて飽きなかった。別れ際はいつももう少し一緒にいたかった。でもその感情は好奇心とよく似ていて、私はまだ自分の恋心が動きつつあることに気づかなかった。
「ホテルで映画見ようよ」と誘ったのは私だった。彼は一度断ったけれど、不機嫌な私の態度を見てか、「いいよ、行こう」と言い直した。何度も「たぶん俺すぐ寝るよ」と言っていたのに無視をした。私が選んだ映画を再生して、眠そうな彼を何度か起こして、エンドロールが流れるころには深夜2時を回っていた。彼は髪を撫でたり、頬を触ることはあってもそれ以上のことはしなかった。「ここまできてキスしないんだね」とけしかけたのも私だった。彼は「そういうこと言わなくていいから」と言った。私たちは付き合う前にセックスをした。
それ以降、泊まりが増えた。元々向こうのバイト終わりに会うことが多かったから、時間を気にしなくていいのは嬉しかった。お金に多少ルーズな彼と会うために、ホテル代は私が多めに出すことが多かった。
このころには、「彼のことを好きになれそうだ」と思い始めていた。まだ失恋を引きずっていたし、次に依存できる恋愛を見つけたかっただけかもしれない。
それでも男女の関係にありながら、普通に「この間会った男の子がね、」なんて彼に話していたし、彼はそれを興味なさそうに聞いていた。
彼はたまに、らしくない、思わせぶりなことを言った。「他の男の人の話されるの好きじゃない」と言ってみたり、「俺のあとに他の人に会いに行くって俺は気分良くないよ」と言ってみたり。失恋で自尊心を損なった私にはそれがとても気持ち良かった。ある土曜日、私は他の男の子との約束をやめて彼とホテルに泊まった。彼と会う前に少し嫌なことがあって、本当に本当に馬鹿だと思うけれど、抗不安薬をオーバードーズした。視界がぐらぐら揺れて、手足がしびれるような感覚がしていた。彼は私の腰を抱いて「馬鹿じゃないの」と叱ってくれた。嬉しかった。どうしようもない女だと思う。そこから記憶は途切れて、次のシーンはホテルのベッド。「他の男のところに行かせなくてよかった」そう言われて抱きしめられて、私はいとも簡単に恋に落ちた。あるいは、いとも簡単に落ちていた恋に気づいてしまった。
そこからはまた、一瞬だった。失恋を忘れたい、新たな恋愛に依存したいという気持ちが、このしょうもない恋愛にアクセルをかけた。踏み込んだら思った以上に加速した。告白をしたらもう止まれなかった。
「フるわけじゃないけど、今は付き合えない」
保留にされて、少し冷静になって、「あれ、ブレーキのかけ方知らないや」って気が付いたときにはもう遅かった。7月中旬には、彼を好きでいることが私のアイデンティティになっていた。どうして付き合ってくれないの?「もう好きに寄ってるよ」って言ってくれたのは嘘だったの?告白を保留にされていた期間は不安で心臓が千切れそうだった。幼稚な私はそれをそのまま彼に伝えて、彼は「わかるよ」とだけ言って肝心なことはいつもはぐらかした。それでも、どれだけ不安でも寂しくても辛くても悲しくても、このころが人生で一番幸せだった。
告白からひと月がすぎ、彼の返信は少しずつ遅くなっていった。「会いたい」といえば「忙しい」と言われた。
「好きでいることは迷惑ですか?」と聞いたことがある。彼は「これまたクズって言われると思うんだけど」と前置きをして、「好きでいてほしい」と言った。
8月14日。お盆休みの4日目。ようやく彼と約束を取り付けた。朝10時から連絡を取って、会えたのは18時。喫茶店で他愛もない話をしながらお茶をして20時には彼は駅のホームまで私を送って行った。「まだ一緒にいたい」というと「もう充分でしょ」と笑い、「充分に見える?」というと「俺はもう充分だから帰るよ」と返された。
「ホテル行こうよ」と誘ったのは私だった。彼は初めて誘ったあのときよりもずっとめんどくさそうな顔をして嫌だと言った。「これが最後だから」と腕を引っ張ると、「だったらお茶してまた会えた方がいいんだけど」と小さく言っていたけれど、すぐ「ホテル代タダならいいよ」と言い直した。ホテルを出た帰り道、彼は駅の階段の前で「じゃあ元気で」と言い、私の顔を見ると「また泣くじゃん、泣く前に帰ってね」と冷たく言い放って手を振った。ひとりホームまで歩いて電車に乗り、方面を間違えたことに気づいたら我慢できずに泣けてきた。
それでもこの頃の私は、この恋がこれまでしてきた恋と何一つ変わらないと思っていたし、こんな気持ちもまたひと月すれば忘れられると思っていた。
すぐに彼氏ができた。すごく優しい人だった。私に好きな人がいることも知ったうえで、「僕のことを好きにさせます」と言ってくれた。一緒にいれば楽しかったし、だんだん惹かれ
ていったのは確かだった。
でもデートをして、車で送ってもらい、別れ際にキスをして部屋に戻ると見るのは好きな人のSNSで、ただでさえ不安定気味な私の情緒はさらに揺れて、そう長くは続かなかった。
「好きだけどもう疲れた」と言われたとき、「やっぱり私には好きな人しかいないんだ」なんて馬鹿げたことを思った。
そこからまたひと月、ふた月と過ぎて、気持ちは一向に変わらず。最後だと言っておきながら彼に連絡をしては、無視をされたり冷たい言葉で返されるような日々が続いた。毎日毎日彼のことだけを考えた。いつしか私の生活は会うこともできない一人の男の子のためにあると思うようになった。SNSを盗み見るのが習慣になり、彼の友人に彼の写真をもらったり、彼の好きなものを調べては行きそうな場所で待ち伏せをした。
彼が手に入るなら何もいらなかったし、彼が手に入らないのなら生きている意味がなかった。それでも私が明日を生きるのは、明日返信が来るかもしれないから。数年先の未来には、彼の隣で私が笑っているかもしれないから。
彼は最後の日から今日にいたるまで、2回だけ、気まぐれに私に会ってくれた。
2月17日、たった1時間ちょっとの時間だったけれど、本当にこれまで頑張って生きていてよかったと思った。渡したバレンタインのチョコにお返しはなかったけれど、おいしいと言ってくれただけで嬉しかった。
2回目は、そこからまた4ヶ月。1年前、まだ仲が良かったころにも遊んだ6月17日。二人でウィンドウショッピングをした。人がごった返す渋谷駅で、私には彼だけが輝いて見えていた。彼は優しかった。面倒なセフレに対する態度ではなく、親しくない友人にするように。どんどん距離は離れて、それでも私は何も変わらず彼が好きだった。
10月16日。彼のSNSのひとつに鍵がついた。もうひとつのSNSでは落ち込んでいるような旨の投稿をしていた。彼の友人から、私との出会いのきっかけでもあるマッチングアプリを消したときいた。「真面目に生きる」のだそうだ。彼女ができたのだと思った。ついに恐れていた日が来てしまったと思った。
息がすえなくて抗不安薬をたくさん飲んだ。「もう薬たくさん飲んだりしちゃだめだよ」ってあの日優しく言ってくれた彼がちらついてあるだけ飲んだ。気絶するみたいに眠りについて、気がついたら15時間が経っていた。彼女かあ。彼女いいなあ。可愛い子なんだろうな。こんな惨めな女がいることなんて知りもせず、当たり前のように彼と手を繋ぎ、キスをして、セックスをするんだろうな。
悲しくて悲しくて、だけど好きな気持ちは変わらなかった。好きで好きで好きで好きで、笑った顔を思い出しては、彼がその彼女と楽しそうに過ごしているといいと思ったり、すぐに別れてほしいと思ったり、どうか幸せになってほしいと思ったり、殺してやると思ったりしていた。
これから私は彼女持ちの男に不毛な恋をしていくんだなあ、とぼんやり思っていた。
ただそんなことを考えながら泣いているだけで、丸1日が経った。
彼のSNSには相変わらず鍵がついていたけれど、祝福のコメントのひとつでも読んでやろうと彼あてのメッセージを検索した。涙も枯れて、何を見ようとこれ以上悲しいことなんてないと思った。でもこれが、彼を諦めるきっかけになった。
「両想いだと思っていた女性から連絡が来ず、傷心している」といった内容のことを彼の友人が茶化して書いていた。投稿に添付された写真には、大好きな彼が写っていた。やっぱり世界中の誰よりもかっこいいと思った。でも私の知らない横顔だった。私の好きな彼じゃなかった。
喉の奥がきゅっと詰まるような感覚がした。虚しくて、寂しくて、吐き気がして何度もえずいて、信じられないような気持ちで見返しても写真は変わらず切なげな表情の私の知らない好きな人だった。
好きな人が、私を好きにならないことにはとっくに諦めがついていた。でも私以外の誰かを好きになる好きな人は見たくなかった。私がどうやっても手に入らない彼の好意が、無下にされていることも虚しかった。私は誰かを好きだと思う彼を知らない。彼の事を知らない。これまで散々私と恋愛をする彼の妄想も私に愛をささやく彼の夢も見てきたけれど、現実の「恋をする彼」は、あまりに遠くて、遠くて、遠くて。もう潮時だと思った。大好きだけどもう好きでいてはいけないのだとようやく気が付いた。
SNSももう見ないと決めて、一番そばにいてくれた友人と姉に「諦める」と連絡をした。
私の人生で一番大きな恋が終わった。はたから見れば遊ばれたメンヘラ女の、惨めで愚かなよくある話だと思う。
今はどうしたらいいのかわからない。たった1年と数か月でも、もう彼は私の生活だった。彼に出会う前に何を思い何を考えて生きていたのかわからない。死にたくはない。
やめた方がいいのだとたくさんの人に言われたし、諦めたと言えば「頑張ったね」「よかったね」と大切な人が喜んでくれた。これは進歩なのだと思う。本当にできるのかもわからないけれど、彼を忘れることは喜ばしいことなのだ。私が彼を好きでいることは誰にとっても悪いことのようだったから。でも今はまだそれが悲しい。こうして、何度も思い返すうちにすりきれてしまったような曖昧な昔の記憶を引っ張り出しては誰にも言えない心情とともに匿名の日記にするくらいには悲しい。
本当に本当のことを言えば、これは備忘録だ。忘れることを強いられた私の最後の逃げ道だ。たとえ叶わなくても、私は君にずっと好きでいさせてほしかった。毎日がすごく苦しくて悲しくて幸せだった。君は迷惑だったかな。好きになってごめんなさい。ずっと好きでいてごめんなさい。気まぐれに言っただけの「好きでいてほしい」を一年以上も信じてごめんね。君は優しくてかっこよくて面白くて愛おしい、最高の男の子だから、絶対絶対絶対、幸せになってね。
何がって、黒ストッキングの話だ。
2013年から2014年がピークだっただろうか。ティーンから40代に至るまで、幅広い層で秋冬ファッションにおける黒ストッキング/黒タイツの着用が広がったのだ。
合わせる靴も、その少し前まで流行っていたニーハイブーツやロングブーツが消え、ショートブーツやパンプス、スニーカーなど、足首が見えるスタイルが多数派に。また、ボトムスもショートパンツやミニ丈のスカートなど、膝上から太ももまで見せるものが普通となっていた。
足首から太ももまであらわになった脚線。その広々としたうねりを包んでいたのが黒ストッキングである。黒ストッキングがあるから安心して脚線を露出できる。脚線を露出する服装だから黒ストッキングが必要となる。その相乗効果により、世はまさに大・黒スト時代であった。
では、その後の黒ストッキングの後退の理由はなんだろうか。現在、街を見渡すとルーズシルエットやワイドパンツが闊歩しており、その流行を理由として挙げる声は多いだろう。
しかし、本増田は、決定的な理由は別にあると考える。それは「黒ストッキング=透け感が重要」言説の登場である。
増田読者諸兄は、「デニール数が少ないほどイイ女!」……そんな記事を見たことはないだろうか。曰く、デニール数(ストッキングの厚さ)が少ない、すなわち、薄くて素肌の色が透けて見えるストッキングがセクシーでいいのだそうだ。同時に、厚手のストッキング/タイツはセクシーではない(男ウケが悪い等)、と。
調査を行なったところ、2015年初頭からそのような言説の記事が登場。単発ではなく、後追い粗製乱造ウェブ記事の増加(2016年のDeNA WELQ事件を思い返してくれればよい)が拍車をかける。
ここで疑問に思われる方もいるかもしれない。
「薄い黒ストッキング=セクシーとなれば、今度は薄手のものが流行するのではないか?」
だが考えてみてほしい。例えば、ある冬の寒い朝、高校1年のあなたの娘さんはいつものように110デニールの黒タイツを履いて学校へ出ていった。その翌日。突然、30デニールの透け感たっぷりの黒ストッキングを履いて学校へ行こうとしている。頑固親父ならずとも「どうした?」と言わざるを得ないだろう。かように、セクシーであるというのはハードルが高いものだ。単に年齢・性別の問題ではなく、セクシーであっていい場面というのは非常に限られているという意味でも。
この「黒ストッキング=透け感が重要」言説、国内老舗ストッキングメーカーのマーケティングも絡んではいるのだろう。2014年時点に立ち帰れば、黒ストッキング/黒タイツ市場はもう飽和してしまったから、「秋冬の防寒用」から「年中の基本着用」へと(ベージュを中心とした)パンストの復権、パンストのレコンキスタ、パンスト維新を企図していたことがうかがえる。しかし、「セクシー」を強調したことが仇となったか、ファッションの変化のあおりも受けてパンスト・タイツの消費自体が低迷する結果となってしまった。
(※国内供給量の推移:2013年 3400万デカ → 2017年:2800万デカ)
「デカ」とは靴下の単位で、10着(セット)のことを指すらしい。閑話休題。
かくして、我々がその攻守のバランスを愛していた80デニールの黒ストッキングは「やぼったいもの」の烙印がおされることになった。ファッション都落ちである。我々はセクシーではないことの方が多い日常を過ごし、でもほんの少しのセクシーさを求めていただけなのに。
まもなく、寒さとともに本格的な秋冬ファッションのシーズンが来る。黒ストッキング/黒タイツはどのような2018-2019シーズンを迎えるのか。あなたのワードローブに眠っている黒ストッキングはお元気ですか。
冬頃に期限を決めてそれまでお金貯めようと思って。
決めた日までに決意が揺らぐならそれでいいと思ったし、
その方がいいんじゃないかという気もしたし、
未練もなくはないのでそういうの全部片付けてからにしようと思った。
手っ取り早く稼げるかと思って前から気になっていたチャットレディを始めた。
でも「若い女はそれだけで価値がある」というようなことを度々耳にすることがあって、
自分が夜型で、深夜にふらっとチャットルーム行ってお小遣い程度稼げたらいいなと。
辞めたくなったらいつでも辞められるし。
面接行ってみたら、容姿で弾かれることはないとの前評判通りすんなり体験入店できた。
自由出勤と書いてあったけど月初めに自分で組んだシフトを提出しないといけなかった。
入店祝い金は初月と次月の出勤日数を事前に約束して、その日数を本当にこなせばもらえるというシステムだった。
ノンアダルトで登録したが一発目に繋がったチャットでは無言で向こうの映像が映し出され、こんばんは〜はじめまして〜と言っているうちに勝手にシコりはじめた。
こんなもんかと思って適当にニコニコしていたらチャットが切れた。
初日は体験入店4時間で入店祝い金もらえると書いてあったが2時間も経たないうちに疲れ果てて帰った。
というか久しぶりにコンタクト入れてメイクして、目が疲れててモニター見ていられなくなってしまった。
2回目以降は真面目に出勤していた。
休憩自由だったのでルーム内でちょこちょこ休んでいたし、1回当日に面倒になってシフト移動してもらったりしたが。
無断欠勤や遅刻早退もなかったので、真面目に来てるねとか言われた。
やっぱルーズな人はぐだぐだなんだろうな。
意識高い系で「チャットから学べることは多いと思うよ」「将来一般の企業に勤めるにしても役に立つよ」みたいなことをちょっと固めの単語を交えつつ語ってくれた。
格好つけたいんだろうなという場面でちょくちょく誤用を挟んでくるのが面白かった。
チャット自体はアダ目的即脱ぎ要求してくるやつもいたし、優しそうに話してるうちに勝手に脱ぎ始めるやつもいたし、多種多様だった。
こっちもポイントは欲しいので、脱いだり自分でするフリしたり喘いでみたり、いろいろ試してた。
処女だから喘ぎ方も自慰の仕方もよくわからなかったけど、ルームにいると他のルームから大きな喘ぎ声が聞こえてくるから、それを真似しつつやっていた。
合ってたのか間違ってたのかは結局わからない。
カメラ寄せてるときは声だけ出しながら真顔になったりして、ふと我に返ってちょっと笑いそうになった。
普段全然メイクしないで生きてる喪女だから、2、3回目くらいでカメラ設定いじれば顔の細かいところは白飛びさせられることに気づいて、すっぴんで行くようになった。
たまにコンタクト入れるのもサボってメガネのまま出たりしてた。
あるとき繋がったチャットで、一言目に「〇〇(HN)って本名?」と聞いてくるオッサンがいた。
住んでる地域は地方だけどそこそこ人口の多いところなので、素直に教えたらどうもこの辺りの出身の人らしい。
大学名とか聞いてきて笑えた。
たぶん正直に言ったらびっくりするんだろうなと思った(閉鎖的な地域なので、地域内では東大に次ぐみたいな扱いを受けるところ)。
会いたい、ユニバ行こう(今は関西住みらしい)とかを軽い調子で言ってきて、冗談だと思いながら適当に乗っていたらガチで連絡先教えて・会いに行くから予定どう?などを聞いてくるようになって、どうも出会い系と勘違いしているみたいだった。
バカだなあと思いながら自慰に付き合って、どうにか翌日のチャットに引き伸ばしてその日は切って帰った。
次の日時間通りにログインして、でもやっぱり番号教えてとしつこいので面倒になって「番号も教えないし会わない」と言って切ろうと思った。
そうしたら意外にも切られなくて、「それだけ?」と。それだけもクソもなくない?
「どういうこと?」と返したら、
「本気で言ってるの? まだあるでしょ?」
全く心当たりがない。わかんないと諦めたら、
「彼女になってって言ったよね? その答えは?」
そろそろ切れるかと思ったらまだ切れない。
怒涛の説教タイムが始まり(チャットもタダじゃないのにいくら使ったと思ってるんだ等々)、ひたすら反省してる風で聞き流していた。
拗ねたフリをして顔を逸らしていたので顔も作らずにただうん、うんと相槌を打ちながら、1分ごとに嵩んでいくポイントをチラ見しつつぼうっとしてた。
その人の後で別の人(仮にAとする)と話し始め、盛り上がっていたらまた「仲良くなったらそのうち会いたい」という流れになった。
Aとはその後も何度か話したが、無理に連絡先を聞き出そうとはせず、アダルト方向にも1ミリも行かず、バカっぽいけどいい人そうではあった。
あと面白かったのは終始文字チャットだけで、のぞき・盗撮の話を延々続ける人もロングで話してくれた。
表情筋は疲れたけどにこにこ聞いてるだけで話し続けてくれるので脳死で稼げて楽だった。
元々人と話すの好きじゃないし、深夜時給なら普通のバイトでも同じくらいまでは行くからそっちの方が気楽だなと思って初月で辞めることにした。
時間は短かったけど印象に残ってるのが、年齢聞いて「就活は? 真面目にやらないとダメだよ」と説教し出す。
髪のツヤ、メイク、服についてダメ出し、親のこと考えて国公立行かなきゃ〜という流れで私の通っている大学の名前が出て、「まあ〇〇大学とかになるとレベルが違うけどさ」と言われた。
バカのふりをしていたのでそんなの別世界ですよね〜〜と流したけど、世間的にはそういう位置付けなのかと思ったし、それを言ったらこの無自覚セクハラおじさんはどんな反応をするんだろうと思った。
ライブチャットなんてくる男は大抵変態か変人かクズかバカだけど、変な話するときは変な話に持っていこうとする動きとか、初っ端からエロぶっ飛ばしてくる。
変であること、リアルで言えないからチャットで言うんだってことをちゃんと知ってはいるように見えた。
のに、この人の無自覚セクハラは本当に人のためを思ってますみたいな顔で始まってた。
正直すごいなと思った。
リアルで付き合ってる周りの人たちに、そのとき聞いた内容を伝えたら確実にセクハラ認定されるだろうけど、そうとは微塵も思ってない感じだった。
知ってるつもりだったけど、世界はこんな感じなんだと思った。
きっとそんな世界はどこにもないんだね。今だけだ。大学の中だけの話なんだろうなあ。
そんな感じで、辞めると言ったら事務所スタッフは「社会人になったらお金は必要だし学生のうちに貯めておかなきゃ」「チャットは他と比べても楽な仕事。これをこなせなきゃ他はもっと辛いと思う」などと若干引き止めもあったが、そんなにしつこくなく承諾してくれた。
日払いもできたが利率がよく月払いにしていたので、バックレる必要がなくてホッとした。給料分はちゃんともらえるらしい。まだ受け取ってないけど。
辞めると伝えて残り2日分のシフトを消化していたらまたAが来てくれて他愛ない話をした。
そのまま終わってもいいかと思ったけど、いい人っぽかったので今月いっぱいで辞める旨を話した。
そうしたら週末に会いに行ってもいいか、もう飛行機も取ったからと。
迷ったけど、処女コンプレックスみたいなのがずっとあって、なんかもうこの人で捨てておいてもいいんじゃないかって思った。
今考えたら自暴自棄になってたのかなとも思う。
初日夜遅くに迎えにきてもらって、普通のホテルで普通に寝て朝食取った。
一息ついていたら後ろから抱きつかれた。
この人で捨ててもいいかと思った身で言うのもなんだが、私他人と触れ合うのが本当に嫌いで、一番仲のいい女友達でさえ抱きつかれたり手繋いだりするのイヤだなと思ってしまう。
それが男で、汗かきで、会ったばかりの顔も好みじゃない(チャット中は音声会話のみ)、日中散々汗かいてシャワーも浴びてない人なら尚更無理。
臭くなかったのだけは救いだった。
キスも求められて無理だと思った。
思ったけど、断れない性格すぎたのか流された。
この日の昼間にたまたま生理が来て(自分のスケジュール把握してないから本当に偶然)、移動中にドラッグストア寄ったりして向こうも気づいてたので、その場でそれを言ったら気遣ってくれた。
初めてディープキスして、初めて他人の男の前で素っ裸になって、いろいろされた。
胸も揉まれて乳首弄られて、下はローター当てられて触られもした。
最初は多少気持ちよかったけど、ずっとやっていくうちに痛くなった。
痛いと言っても改善されないし、こんな感じかというのもわかったし、もうあとはいいやと思って、「続きは夜ご飯食べて夜にね」と言われてももうする気はなかった。
シャワー浴びて、出かける間際にホテルの外で忘れ物をしたフリして戻った。
大きい荷物をまとめてフロントに預けて合流し、ご飯は奢ってもらった。
というかこの日ドラッグストア以外で財布開いてない。
普段だったら同年代だったら男女関係なくきっちり払うし、相手社会人で断られたりしても多少のお返しはするけど、今後会うつもりもなかったし1円も払いたくなかった。
ご飯食べて、部屋入ってから「緊張ほぐしてくるね」と言ってフロントで荷物取り出してタクシーで帰った。
家着いてからラインが来て、文句が主に「明日チェックアウトの時どんな顔したらいいかわからない」だったのは面白かった。
世間体とか気にするんだなと思って。
どうせ被害届もないのにどうにもならないでしょ。
本当に警察沙汰になったら流石に可哀想だから、ホテルで問題になってたならチェックアウトに立ち会うくらいはしてもよかった。
そう言ったけど今すぐ戻って来ての一点張り。
無事帰れたのかは知らん。
顔と本名と、初日に待ち合わせに指定したコンビニが近所ってのはバレてるので近くで見つかったら……という恐怖は若干ある。
けど、外でどうこうするほど勇気あるようにも見えなかったし、そのコンビニ滅多に使わないし、飛行機ないと来られない地域だからまあ大丈夫でしょと思ってる。
好きじゃない人で処女捨てるのは別にいいかって思ってたけど、好きでもない相手に痛い思い我慢すんのアホらしいなと思った。
どうでもいいけど胸を鷲掴みして揉むの、女側が気持ちいいと思ってる男って一般的なの?
疑問なので誰か教えて。
エロ小説で言う「歯列をなぞる」がどういう感じかわかったのは収穫だったかな。
あとは、
・部屋暗くしてメガネとったら顔も体型もそんなによく見えないから一回近づけば案外なんでもできる
・でも痛いのは無理
とか。
ラインしてるときは罪悪感もあったし、わざわざ旅行来て嫌な気持ちになって帰らせるの可哀想だと思ったし、だからデブもブスも汗かきで気持ち悪いも痛いから嫌だも何も言わずに、「怖くなったから帰る」で済ませて、社会的に死ぬ事態になるならそうならないようにするとまで言って、ごめんなさいの一点張りにしたけど、
一晩明けてみたら私は「人の気持ち弄んで楽し」かったのかもと思えてきた。
二度とやらないけど、取材じみた気持ちというか好奇心で会ったのはあるし、まあ楽しかった?のかな?
以上です。
オチはないです。
最後まで読んでくれた人がいるかわからないけど、いたらお疲れ様でした。
推敲してなくてごめんなさい。
まさかセレクトショップのメンズのボトムに、タックが大々的(?)に復活するとは思わなかった。
太いのは苦手なので、細身を探す自分には困る流れだ。
男がスネ毛見せんな?そんな毛深くないから勘弁してください。暑さには代えられません。
カプリとかサブリナとかの、膝下まで足にピッタリフィットする、ユニセックス的なやつが中々見つからなくて正直難儀している。
一番細いのでも、ロールアップで裾をすぼめてどうにかOKという感じ。
膝下の裾がダブつくのは正直困るんだよね。ロールアップはトップスでもボトムでも良いアクセントになるんだけど。
ちなみに自分のスペックは176/64。BMI的には標準の範囲だが、問題はその体重が下腹部と太ももに集中していること。
Yシャツが38/85なのに、デニムは31インチ未満が入らないと言えば想像つくだろうか(ちな靴のサイズはオールスターだと26.5cm)。
基本的に骨そのものが細いのに、腰骨と大腿骨だけがやたらと大きい感じ?
なので、経験的にあらゆるアイテムがタイトかつジャストフィットじゃないとキマらない。ルーズなシルエットはだらしなく見えたり、アイテムによってはオラついているように見えてしまう。
結果、メンズの定番アイテムであるテーラードジャケットは、タイトでもキツさを感じないジャージ素材が最高だったり。しかし、ずーっと2つボタンで推移しているのは何とかなりませんかね。2つボタンを1個だけ留めるとボタン飛びそうになるし、2個とも留めるのはイレギュラーな着方なので、いつまでもボタンを留められない。3つボタン早く復活してくれ。
シャツの柄は気がついたらギンガムチェックだらけになっていた。当然これもタイトじゃないといけないのであまり快適な着心地にはならない。
その点パーカーは、あんまりタイトだと変=多少ゆったりでもおかしくないので、シャツよりもお気に入り。
チビTやピタTは大好きというか、Tシャツはそういうのしか着れない。ヒョロいお陰で乳首が透けることもなくジャストで着れる。
あとはニットソーのアンサンブルとか着てみたいけど売ってないんだよ。流行ってないからだとすると恨めしい。
そして春夏は、どれも七分袖が一番上手くキマる件。
ボトムはスキニーばっかり。これだと冬場ヒートテックを下に着れないのが辛い。そこは妥協してスリム買うしかないのか…という感じ。
靴は軽めのスニーカーで済ましてきたけど、流石に年齢的に子供っぽくなってきたので、今はデッキシューズしか履いていない。
体型の悩みは色々あるだろうが、細いのは細いなりに悩ましいのだ。
数年前の話になる。
会議が深夜から始まることが多く、日本の家も寝るだけの場所だったので、解約した。
実家が近かったけれど、ウィークリーマンションを借りるか、ホテルに泊まるようになっていた。
会議で帰りが深夜2時くらいになると、そこでご飯を食べるようになった。
私は飲めないのだが、申し訳なかったので、ビールを一杯か、ノンアルコールカクテルだけは飲んだ。
彼女は、50代くらいのシングルマザーで成人したお子さんが3人いる。
彼女のまったりした雰囲気に癒されていた私は、自分の話はしなかったけれど、
子育てがひと段落し、バーで出会ったらしい彼氏と、恋を楽しんでいるようだった。
彼女の生い立ちや恋バナを聞いていたら、連絡先を聞かれた。
「こういうの私、普段しないのよ、今度ご飯に行こう、会わせたい人がいるの、気があうと思う。」
若いバーのマスターが「あの人はいい人だよ」と言うので、ご飯に行った。
誘われた場所に行くと、彼女より10歳くらい年上の男性がいた。
彼氏というその人は、かなり上下関係に厳しい人で、上司とその奥さんと飲んでいるようだった。
地元と言うのは面倒で、
その彼氏ともれなく共通の知人がいたり、若干の仕事上のつながりがあったりで
無下にも出来ず、深夜に呼び出されたら、行くようになった。
イエスマンと化して、ただ時を過ぎるのを待ち、飲めもしないのに、飲むふりをして、
そして、少しずつ、彼女に対して、疑問に思う事が出て来た。
「小さいお金持ってる?」と言ってくる。
もちろん、大した額でもないので、最初は気にせずに渡していた。
と思いながらも、そう聞かれたら、半分下さいとは言えなかった。
働いている様子はあったが「携帯代払えないから、息子に連絡しよー」とか平気で言う。
「私もあなたくらいの時にやりたい事がたくさんあった」
と言うのが口癖で、海外の話をよく聞いて来た。
実際、仕事なので、観光には縁がなく、あまり答えられなかったけど
苦労したんだろうなと思って聞いていた。
すると、「母親が具合が良くないんだけど、息子たちが旅行に連れてってくれるよ!だから頑張ろうって言ってるの」
と言った時「自分が連れてくんじゃないんだ」とかなり引き気味になっていた。
もうだめだ、やめよう。と思っていたが、
なぜか、その時は、2人を無視出来なかった。
ある時、同僚と入った出張先のホテルのバーで、その話をしたら、
「バーでは珍しい話ではありません。水商売の人も不倫も多いしですし、
と言われた。
そして、「バーに入る時は、ある程度、高級なところに入った方がいいですよ」と忠告してくれた。
同僚も「金づるとダシじゃん、バカなの、お前」とキレた。
その時、初めて、それに気づいた。
2人は、別々に来たし、別々に帰って行っていた。
彼女から、子供の話は聞いたけど、彼氏から家庭の話は聞かなかった。
私は、アホだった。
それから、速攻で電話番号を変えたので、その後のことは知らないが、
2人はかなりの有名人だった事がわかった。
そして、件のバーは、マスターがクズで、女の子に手を出しまくり、犯罪で捕まって、潰れた。
彼らにあっていた時、かなり苦痛だったのに、
全く状況を理解出来ず、使命感のようなものに囚われて(うまく言えない)
今でも、何がどうなって、そうしていたのか、よくわからない。
何から何まで話す人もいないし、聞いたりもしない。
深入りした人間関係ばかりでなくても、それでもいいと思って来た。
でも、こう言う形で、人間関係の勉強するとは思っていなかった。
2人が悪い人かどうかは、わからないけれど、
読んでいただいた方、ありがとうございました。