はてなキーワード: ルーズとは
・誰にでも出来るような仕事をのようでいて、ハッキリと向き不向きがある仕事だと思う。
・コンビニバイトに向いてる人は、『おじゃる丸』に出てくるフリーターのケンさんみたいなチャキチャキしてる人。(ただしケンさん本人は不器用過ぎて仕事が続かないという設定なので、あくまで表面上の性格のことである)
・元気がいい人はやっぱり好かれるし客を呼ぶ。コンビニのバイトなんか、客からは出来の悪いロボットくらいにしか思われていないだろう……と思いきや、案外そうでもないらしい。
・若くて可愛い人はやはり、お客さんから好まれるし、本人も働いてて楽しいと思う。皆優しく接してくれるので。
・性格が安定してる人は向いている。そういう人は自然に頼りになりそうな雰囲気を醸し出しているので、お客さんから好かれる。
・ガタイのよく強面な人は向いている。お客から理不尽なクレームをつけられ難いという点で。防犯にもいいかと。
・逆に向いていないのは、不細工、仏頂面、根暗そうな人、心を病んでる人、プライドが変に高い人、中高年男性。
・悲しい事に、容姿と表情によって、店員がお客さんからクレームをつけられたり怒鳴られたり暴力を奮われたりするリスクが、大きく違う。怒られ易い人とそうでない人がいるのである。そして顔のまずい人というのは、残念だが基本的に怒られ易い。
・中途半端に太っていると若かろうが歳を取っていようがお客さんからデブと罵られがち。
・丸々と太っているとまた印象が違って見えてお客さんから好印象を持たれやすいのだった。
・何の肩書きも持たないただのバイトとして中高年男性が働くのは、悪いこと言わないからやめておくべし。お客さんからも仕事仲間からも猛烈ナメられて、生きるのが嫌になると思う。
・心を病んでる人は大概時間に関して几帳面かルーズかのどっちかだけど、ルーズな方は単に職場に迷惑かけすぎるのですぐクビになると思う。
・また、心を病んでる人は、お客さんの理不尽な言動に一々心を打ち砕かれて辛いと思う。
・自分は社交的だと思う人もあまり向いていないように思う。単に人間関係にまだ失敗してない(又は失敗している自覚がない)というだけの可能性があるから。そういう人が、いともあっさりお客さんの地雷を踏み抜いたりする。
・マルチタスクが苦手だとコンビニバイトは出来ない、というのはよく言われる事だけど、マルチタスクが出来るかどうかはやってみないとわからないし、新人である・イジメに遭っている等で強いストレスに晒されている人は、マルチタスクが一時的に出来なくなってしまっているだけの事もあるので、経験を積んだり仕事仲間や職場を変えることで、大丈夫になる可能性もあるだろう。
・コンビニは沢山の業務を覚えなければならないので大変と言われるけど、覚えて慣れるのはそんなに大変ではないと私は思う。
・コンビニの従業員でコンビニ業務の全てを知っててしかも出来る人って普通いないし。皆、自分の入る時間帯の仕事しか覚えていない。
・体力は要る。店舗やシフトの時間帯にもよるけど、数時間ずっと立ちっぱなし、歩きっぱなし、走りっぱなしなので。
・寒い冷蔵庫の中でくそ重いドリンクの段ボール箱を上げ下ろししたり延々品出しし続けるのが、疲れる。
・接客で大事なのは、そもそも客ウケの悪い体質なら無理にコンビニに勤めない事と、お客さんに恥をかかせない事。
・たとえば、タバコを売る時のあるあるだけど、お客さんが言ったタバコの番号が間違っている事がある。それをお客さんの間違いではなく店員の聞き間違いであったかのようにすかさず装えると、お客さんから怒られる事が少なくなる。
・そういえば、見るからにタバコ吸わなそうな店員ってタバコの事でお客さんから怒られづらい。呆れられはするけど。
・接客以上に心折られるのが、バイト同士の人間関係だったりするが、これはバイト本人ではなくオーナーが考えて改善しなくちゃいけない部分だと思うので、職場の人間関係がいくら上に訴えてもいつまでもつらいままだったら、さっさと辞めてしまっていいと思う。
・職場の人間関係をガタガタのままほっとけるようなオーナーなんか、バイトを「たかがバイト」だと思ってるし、それならこっちだって「たかがバイト」だから辞めて差し上げるまでである。
私が悪いのだと思う。
嫌な事は後回しにしたい。
やることはやるんだけど、あと少し休憩してからにしたい。お茶を飲んでからにしたい。
そういう思いがあるんだけれど、旦那はすぐにやりたいみたい。
例えば、食器洗い。
共働きのため分担しているのだけれど、土日だけは私が全てやっている。
「食後すぐに洗わない」ことが気に入らないらしい。
私の「あと5分したらやる」という言葉も気に入らないらしい。
今すぐ出来るのに、すぐやれば終わるのに、やらないのが気に食わないんだって。
言いたいことは分かるし、そのほうが良いのも分かるんだけど
究極の面倒くさがり怠惰なので、行動に起こすには少し時間が必要なのだ。
パワーをチャージしないと、本当に動きたくないんだ。でも、旦那には理解ができないようでキレられる。
「5分後」と決めたら絶対に5分後にやっている。それでも「それなら早くやれよ!」と旦那は怒る。
旦那の思い通りに動かない私に苛立っているのかもしれない。
イベントがあるからとお風呂の時間をずらしていったり、ご飯の時間をずらしたり
ご飯中にスマホをいじったりする。聞くと「イベントがあるんだから仕方ないだろ」と言う。
私はキレたりはしないけれど、少し不満だ。
こういうのってどうやったら良いのかな。
ネットの海彷徨ってたけどあんまり注意喚起とかレビューしてる記事見なかったのでここに投下
店側と意思疎通を図ろうにも日本語を理解してくれないので拙い英文メールで今戦ってるんですけど
シーシャ通販サイト色々見ててメッチャ欲しいのが水タバコランドにあったからポチした
そしたらご注文ありがとう振り込んでねメールが来たから振り込んだんですよ
3日経っても入金確認メールも発送メールも来ないからえ?って思ってメールしたら
って言われた 日本人の打つ文面じゃね〜!
そしたらその次の日ぐらいに「在庫切れなんで他の品物に変更できます これなら在庫あります」
って感じの文面が来たから
と思いながら「じゃあそれ(在庫あるやつ)で」
英文メールのほうが楽なのか知らんけどすぐに
「注文した商品の入荷が一ヶ月後になっているのでご返金します、口座教えてください」
と思いながら、口座教えるのも怖すぎるから
英語下手で伝わってなかった?ごめんな俺はその代替品のマウスピースがほしいからあるなら送ってくれ返金とかいきなり言われても腑に落ちないし言ってること色々とっ散らかってるしなんとかしろ
って今メール送ったところです
やっぱりフレーバーが在庫切れで返金をしてもらうのに長い時間かかった人もいるけどちゃんと荷物届いてる人もいるみたいなので、いわゆる悪徳詐欺業者ではないとは思う 中東地域の人で時間にルーズな人が多いのも友達割といるからまあ感覚もわからなくはない
多分これからは使わないだろうな………と思った
失敗談でした
◆追記
え〜〜〜〜〜〜!!!!有名な詐欺サイトなんか〜〜〜〜!!!教えてくれてありがと〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
何が何でも残高150円ぐらいしかない口座にでも金振り込んでもらう!!!!ありがとう!!!!!!!!
シーシャ初心者たちは「シーシャ 通販」とか「シーシャ マウスピース 通販」ってググると上の方に出てくるけど気をつけようね!!!
酒屋さんに「男子学生求む」のアルバイト募集、女性差別になるか?
少し補足しておいた方がいいのかしらん。
みんなが引っ掛かっているのは『間接差別』のあたりだと思うんだけど、あってる?
これは不法かもしれない(グレーゾーン)という可能性の話なのよね。徳田弁護士も断言してない(「可能性があります」「おそれがあります」)でしょう?
第七条 事業主は、募集及び採用並びに前条各号に掲げる事項に関する措置であつて労働者の性別以外の事由を要件とするもののうち、措置の要件を満たす男性及び女性の比率その他の事情を勘案して実質的に性別を理由とする差別となるおそれがある措置として厚生労働省令で定めるものについては、当該措置の対象となる業務の性質に照らして当該措置の実施が当該業務の遂行上特に必要である場合、事業の運営の状況に照らして当該措置の実施が雇用管理上特に必要である場合その他の合理的な理由がある場合でなければ、これを講じてはならない。
第二条 法第七条の厚生労働省令で定める措置は、次のとおりとする。
一 労働者の募集又は採用に関する措置であつて、労働者の身長、体重又は体力に関する事由を要件とするもの
二 労働者の募集若しくは採用、昇進又は職種の変更に関する措置であつて、労働者の住居の移転を伴う配置転換に応じることができることを要件とするもの
三 労働者の昇進に関する措置であつて、労働者が勤務する事業場と異なる事業場に配置転換された経験があることを要件とするもの
上記を読んでもらえばわかるけれど、その措置(例えば体力要件)が"特に必要である場合その他の合理的な理由がある場合"には認められるのね。
だから本来業務に不必要(もしくは必要性が薄い)にもかかわらず、それを募集要項として掲げる場合、法に引っかかる可能性があるわけ。
居酒屋なんかだときっちり必要性を詰められなければ差別ってことになるかもねー。判例無い(私の知ってる範囲で)からわからないけど。
警備員云々は「警備員とか守衛なら必要っしょ!」的なことを厚労省の人たちが考えたんじゃないかしら。個人的にはあまり賛同しないわ。
『力持ち募集』と『~kgのビールケースの持ち運び業務』の違いは要件の明確さ。
前者の場合、業務上必要な体力筋力が不明であり、実際の要求水準を超えている女性であっても「我のパワーでは足りないやもしれぬ」として応募にしり込みするかもしれないわけ。
男女の平均的な能力差で考えれば、これが女性側に不利なバリアーとして働くかもしれないから、不法とされる可能性があるのよ。
一方で後者なら具体的な要求水準が示されているので、不当なバリアーとして働かない。「~kg程度、我がパワーなら何の問題もない」
実際のところ、こういう募集をした(してる)店なんかが訴えられたり何だりすることはあまり無いのよね(個人の感想です)。大企業とかがやればまあアレだけど。
二次創作同人誌のようなもんよ。原作者(権利者)から訴えられたらどうなる?みたいな。実際にはルーズに運用されてるの。ヒューリスティック!
今でこそ同人誌の販売代理業者が増えたのでこれから書くようなトラブルは少なくなっただろうが、これまで二度ほど同人誌の自家通販で不快な思いをしたことがあります。
中学生の頃の話です。
ある作家さんの同人誌がどうしてもほしくてなけなしの1000円を定額小為替にして早速申し込みました。
当時中学生だった私にとって1000円って本当に大金でしたが、その大金を使ってでもほしいと思った同人誌でした。
早速小為替を送って今か今かと到着を待ちましたが、いつまでたっても同人誌が届きません。
同人誌を購入する前に当該の作家さんにファンレターを送ったことがありましたが、お友達になりたいあまり失礼なことを書いてしまったと思います。
当該の作家さんからはがきで返事が届きましたが、直筆のイラストが描かれていて嬉しかったもののイラストの傍に「返事がほしかったら返信用切手を同封してね」という一文を見て落ち込んだことがありました。
こうした経緯があったので、いつまでたっても同人誌が送られてこないのは失礼なファンレターにお怒りだったのではないかと気に病みましたが、単にルーズな人だったことに気づいたのは世間の厳しさを嫌というほど味わった数年後のことでした。
あるジャンルの作家さんの同人誌がほしくて申し込みのメールをお送りさせていただきました。
中学生の頃の教訓を活かし、今度は事務的な内容しか書きませんでした。
当該の作家さんからは快い返答をいただき、早速定額小為替をお送りしました。
たまりかねて当該作家さんにメールをお送りさせていただいたところ、返答に呆れてしまいました。
「同人誌の内容が内容なので(要するにBL)、趣旨をよくおわかりでないご様子の増田さんにお送りしてもよいのかどうか迷っていました」
全部承知しているからこそ申し込んだということがわからないのかね?
それにそうした不安を持っているなら普通は取引開始前に言うだろ?
何故、催促されてから言うかな?
いろいろと思うところはありましたが、それでも堪えて「全て承知の上なので発送をお願いします」という一言だけを書いて返信しましたが、返信から三ヵ月後、やはり梨のつぶて。
さすがに頭にきた私は、こんなメールを送りました。
「もう同人誌はいらないから一週間以内に返金をしてほしい。応じていただけない場合には然るべき措置をとらせていただく用意がある」と。
僅か二日で返金されてきました。
返金の際に手紙が同封されていましたが、その中身にひたすら呆れ果ててしまいました。
「たったひとりで何百通もの申し込みに対応していて数ヶ月以上待たせることは日常茶飯事」
「同人誌は世間一般の通信販売と違い、発送に一年はかかることは常識」
「同人誌をご存知ない方に販売してもよいのかどうかずっと迷い続けていた」
「詐欺呼ばわりされてショックだった」
どこからつっこんでいいのかわからないほどの頭が悪すぎる内容でした。
同人誌を売るということはどこの誰が買うのかわからないのではないか?
発送に何ヶ月も何年も待たせるのが同人誌界の常識とは聞いて呆れる。
過去にも自家通販で同人誌を購入したことがあるが、その方もおひとりで何もかもこなしておられたが申し込みから一週間以内で到着しましたけど?
それはどう説明をつける気なのか?
自家通販で同人誌の販売をしておきながら梨のつぶて状態の人には次のような特徴があると思う。
・ルーズでだらしない。
この手の人の口癖はきまって「いそがしい」。
同人誌の発送をする時間はなくても腐女子同士で盛り上がる時間があるのは何故だ?
ひとりで何百通の申し込みに対応しているというなら何故事前に発送準備をしておかない?
梱包資材量販店で事前に封筒を大量購入して、いつでも発送できるように事前にまとめて梱包しておけばいいのでは?
宛名にしても書くのが面倒であればwordを使えばいいだけの話。
同人誌の通販も然りで金銭が発生している以上、普通は発送を最優先するのではないか?
その同人誌を心待ちにしている人がいるという想像力に欠けているとしか思えない。
ド田舎暮らしのかなり年上の人なんだが、子どもの頃は気付かず「よく喋る人だな」と思っていたくらいだった。
それが最近久々に会って「本当におかしな人だ」とやっと気付いた。
周りも「奇人だ」と口をそろえて言う。
その人の子どもたちも「大人になってからおかしなことに気付いた」「他人には一緒に暮らせない」と言うくらいだ。
でも「変人枠」で収まっている。
本人がどう感じているかは謎だが、なかなか人に迷惑をかけることをしている。
ちょっと書き出すと特定されてしまいそうなのでぼやかすが、お金にルーズだったり思想がおかしかったり人にものを強制させたり…。
だから周囲はその話の通じない変人と、どう会話しようか対話しようかと苦労したり呆れながら考えている。
なぜ分からないんだ?と怒る人もいる。
昔はそれでも回ってたんだけれど、歳をとるにつれて迷惑度が増している気がする…ボケかな…と皆が言う。
周囲の愚痴もどんどん増えていて、さぁこれからどうなるんだろうと遠巻きに見ているが
誰か病院に連れて行こうと思わないんだろうか…
一度その人が書いた文章を見たことがあるのだが、もはや日本語として成立していなかった。
これはどう考えても…だ。
しかし自分は助言できる場所に居ないし、老人になって本人や子供に伝えるのも気が引ける。
でも確実に、周りは楽になる。
事実数十年の親戚の知人一人だけに「どう見ても典型的なADHD、もしくはLDだ」と話したら、やっと腑に落ちたようだった。
カテゴライズが分かるだけで、そういうものなんだと受け止めやすいものがある。
幸い自分にはそれに気づけるくらいの知識はあったが、特に社会事情とか勉学に熱心では無い周囲の人たちは考えもしないようだ。
ただ聞くと小さな交通事故が多いらしい。本人も怪我をしている。
最近のニュースを見ていると、無理やりにでも運転免許証を取り上げたほうが良いと思うのだが…
はぁ、言えない。どうするかなぁ。
ブラック企業という言葉が市民権を得てしばらく経ちますね。毎年、ブラック企業大賞なるものが発表され、だれもが聞いたことのあるような企業が名を連ねます。それに対し、ブラック研究室という言葉も有名なものの、どこの研究室がブラックだとかいった情報は大学内部の学生でないとなかなか知りえないものがあります。ましてや研究室の内情は所属している学生しか分かりません。
今回は、そんな研究室の中でも異質なケースとして、自分が修士課程の2年間過ごした研究室の話をみなさんに紹介したいと思い、筆を執りました。必ずしも拘束時間が長く、人格否定を行うような研究室だけが悪い環境ではないということ、メディアなどでよく見かけ、有名で人気な研究室が良い環境であるとは言えないということだけでも皆さんに覚えていただきたいです。後進の方々の研究室選びの参考に少しでもなれば幸いです。
第一に、とにかく人員が不足していたというのがあります。まず、先生(教授・講師)はあまり研究室にいませんでした。先生たちは予算の獲得や大学内外の事務に追われるため、多忙になります。基本的に助教や研究員・博士課程の方が下の修士・学士課程の学生の面倒を見ることになります。これだけなら普通なのですが、先生が後先考えずにどんどん仕事を受けてしまうことにより、プロジェクトに対して人間が足りていない状況が常に生じます。(先生曰く「断るの苦手なんだよね~」とのこと。)その仕事は研究だけではなく、各メディアの取材や研究室見学など多岐にわたります。自分が研究室に配属されて一年は、講義を受けるほかに、(詳しくは後述しますが)研究室の立ち上げ用に物を発注したり組み立てたり、見学者対応をやる日々で、ほとんど研究はしなかったように思います。さらに、月一くらいの頻度で(今はだいぶ減りましたが)先生のお友達を呼んで講演兼パーティーをやる準備や、先生の思い付きで増える仕事などに日々忙殺されていました。また、インターンやアルバイトといった形で外部の学生を呼んで研究してもらうこともあり、その人達は雑用をする義務はなくお金をもらいながら成果を出していたのに対し、学費を払っている学生は雑用に追われるといった状況もありました。事務スタッフも教授が所属している社団法人の経理をさせられたり、共同研究先の企業から出向(?)の形で来てた研究員の方も、後述の巨大予算の運営周りの仕事をやらされたりとひどい状況でした。
第二に、新設の研究室で、研究を行う環境づくりをゼロから始めなければいけないことがありました。これは事前からわかっていたことではありましたが、自分の想像以上の大変さでした。情報系の研究室なんて机と椅子とPCを発注すれば、あとは個々人の研究に応じて必要なものを買い足していくだけだろうと思っていました。しかし、先生の方針で、リビングラボという生活空間と研究室が融合したような形態でラボを運営することが決まっていたため、それを満たすような研究室の構築に修士の最初の一年は消えました。なぜ一年もこのようなことをしていたのかというと、9月ごろに先生がとある巨大予算を獲得し、学生・スタッフを増員するとの方針でキャンパスを移動することに決まったからです。一度ゼロから作り上げた研究室をもう一度ゼロから作り上げることになりました。自分としてはキャンパス移動ですら最初に聞いていた話と違うので、とても不満に思いました。通学時間も10倍以上増え、それだけでも大きな負担となりました。(授業は元のキャンパスでやることがほとんどで引っ越すわけにもいきませんでした。)
このような状態でまともに研究が回るはずもなく、助教(自分の所属する学科・専攻で博士までとった唯一の人)はやめてしまいました。そこから、特任研究員の方に学生指導の仕事が集中します。(本来、特任研究員は助教とは違い、学生の指導ではなく自分の研究に専念するという名目で雇用されます。)そして、社会人博士の方がその有能さゆえに研究室内の仕事を一手に引き受けこなしてくれたおかげでなんとかなっていた(?)のですが、当然彼らも自分の研究は進みません。
第三に、教授・講師間でうまく連携が取れていなかったようにも感じました。二人とも物事を放置・後回しにしたり散発的に進んだりと、計画性とは無縁の進行でした。ミーティングでもその場の思い付きのアイデアで話を発散させるばかりで収束には向かわず、学生はどうしたらいいか当惑することが多かったです.
さらに、二人の共感性の低さも研究室内の人間関係に大きくヒビを入れていました。特に事務の方々への接し方や飲み会の席(講師は酒を飲まないので主に教授ですが)での学生に対する発言は聞くに堪えないものがありました。(詳しくは後述)
また、学内の期限(修論の題目の提出など)を過ぎてから学生に通知したりと時間・期限に非常にルーズでした。そのことを詫びる様子もなく平然としている様子も腹が立ちました。その結果、学生や事務員が期限を守らない印象を外部に与えていたのではないかと懸念しています。
オーサーシップ周りに関しても不満が残りました。これは自分ではないのですが、大して面倒を見てたわけでもないのに、camera readyになって急に講師が「見るからオーサーに載せろ」と主張してくることがありました。 教授もゴーストオーサーの常連だからかそれには強く言わず結果的に受け入れられる形となりました。学生側としては教員陣の命令に背くわけにもいきませんしね。(この話に関しては、この研究室に限らず、分野としてそういう傾向があるのかなあと思います。他研究室の話は詳しく知りませんが。)
このように研究室としての体を全くなしておらず、自分を含め最初3人いた同期修了出来たのは自分だけで、1人が休学、1人が留年という形になりました。(もう一人修了者はいますが、別の研究室がなくなった結果移ってきた人です。)
次に、研究室の主である教授の性格が合わず、人間として尊敬できなかったということについて話したいと思います。上司と合わないということはよくあることだと思いますが、よくあることだからこそ、記しておきます。
初めに、衝動的な発言や暴言が多く看過できないということがありました。衝動的気質に相まって、酒癖の悪さがそれを助長していました。例えば、論文を提出できなかった学生に対して「負け犬じゃん」といったり、昔自死した学生に対して「勝手に死んだんじゃん」などといったことがありました。(なお、これらの発言は学生や職員に窘められ即座に撤回しましたが、そう思っていたという事実は消えないと思います)。その他にも配慮のない発言が多くありました。
また、自己顕示欲の強さとマウンティング(いわゆるイキり)が挙げられます。「君たちは潤沢な資金のあって、待遇のいいこの研究室に来てラッキーだ」などといった身内へのイキりを聞いた時は、上で書いたような現状に疲弊していた自分の感情を逆なでするのには十分でした。また、自分は偉く、自分が言ったことはどんな無茶でも通ると思っているきらいがあり、無茶な予算申請で事務の人を疲弊させることが多くありました。それにあきれ果てた事務の人が次々とやめることがあり、その結果事務仕事が逼迫することもありました。怪しい予算の使い方をしていて、機構の人に怒られたみたいな話を聞きました。大学に目をつけられているのはいわずもがな。
内弁慶というわけではなく、外部の人間に対しても自分を良く見せようとしていることが多く、鼻につくこともありました。自分にはこのような先生の在り方が、いわゆる口だけの軽薄な人間に感じられてしまいました。いい環境を作りたいとは口では言いつつも自分は何もせず下の人間が苦労したり(「然るべきとき然るべき場所」というアイバン・サザランドの言葉をよく引用しますが、これが「然るべき場所」なら笑止です。)、自分は人脈のハブだといいつつスタッフをなかなか引っ張って来れなかったり(前の大学にいるときこの業界で悪評が立ち、人が来たがらないとの噂)とあきれかえることが多かったです。他にも「教育が最優先」と口では言いつつも後回しにしたり、下の人間に任せているようなことなどとにかく「口だけの人間」というイメージです。隔月で1回20分ほどの面談で教育したということなのでしょうか。
専門用語を拡大解釈して援用することで知識人を気取るようなスタンスが多く見受けられたのも癪に障りました。例えば、「インピーダンスマッチング」という、高周波の電気信号の伝送路において、入力と出力のインピーダンス(電圧を電流で割った値で直流回路では抵抗にあたります)を合わせるという意味の言葉があります。この単語は力学などでも用いられます(こういった多分野に共通する背景理論を研究しようという思想を持っているのが我が学科・専攻です)が、これを特に理論的背景もなく「折り合いをつける」くらいの意味で使って、さも各分野に精通している感を醸し出すことに長けていました。他には「バウンダリーコンディション」とかもありますね。微分方程式で言うところの境界条件です。これを前提・条件みたいな意味で使います。(こちらについては検索すると若干引っ掛かりますが。)これらにツッコミを入れた学生は以降食事会に呼ばれなくなりました。自分に媚を売らない用済みな人間は簡単に切り捨てるようです。こういった拡大解釈した単語を用いてアナロジーを使い、自分の分野に話を引き寄せるのは上手いなと感じていて、知識がない人を煙に巻いたうえで自分の得意技を披露するのは、非常に参考になると思いました。
3つ目に研究分野であるHCI研究(と研究者コミュニティ)との不適合について書きたいと思います。これは研究室自体の問題というより、自分との相性の問題ですが、研究に着手できなかった大きな要因のひとつです。
そもそも、自分はどちらかというと、巨大で合ったり高性能であったりするものを着実に組み上げていくのが好きで、アイデア勝負だったり、プロトタイピングといった手法だったりが受け付けなかったというのがあります(同じような人のエントリ https://swimath2.hatenablog.com/entry/2018/07/30/205255)。
また、この研究分野は、一見役立たなさそうなおもちゃのようなものに、理屈をこねくり回して正当化させるのが多いように感じ(もちろんすべての研究がそうというわけではありません)、興ざめしてしまったのも要因の一つです。元々内向的な性格なのもあって、自我・意識などに興味があり、ならば「人に興味があるということであり、工学的なアプローチで人の研究をやれるのはこの分野だろう」という薄い理由で選んだのもあって、この不適合はモチベーションに意外と大きく関わりました。学部時代の成績は良い方で(必要な進振り点はそこそこの学科でしたが、コース内ではトップクラスと周りには言われていました)院試も第一希望で通りましたが、勉強ができるということが研究できるというわけではないという言葉を痛感しました。ただ、この研究室を選ばなければ、自分ももっと研究が出来ていたのではないかと思い、研究室の選択を毎日後悔しています。
それではなぜ、このような大きな問題点が数多く存在しながら、この研究室に進学してしまったのでしょうか?
第一に、自分の所属していた学科は、院試が卒論の研究室配属より前に存在し(実質4か月で卒論を書かないといけないのです)、自分の研究および研究室への適性がいまいちわからないまま、修士で進学する研究室を決めなければいけないという点が挙げられます。(一応研究室に配属されてプチ研究のようなことをするのですが、研究室生活とは程遠いので参考にするのは難しいです) それに加え、卒論の研究室と修論の研究室を別にするという慣習があり、卒論配属後合わないから冬入試を受けようというのも難しいです。
第二に、サークルの先輩(同じ研究室ではないです)にこの研究室を勧められたというのがあります。サークルの飲み会の時に、同じ分野で研究をしている先輩に、「この研究室はいいところだし、一期生として面倒を見てくれる」と勧められたというのがありました。当時は若く、盲目的に先輩の話を信じてしまいました。悪い噂が流れてこないなら大丈夫だろうと。それに先生の記事はネット上で見たこともあり、先生の研究も科学雑誌を通して知っていたこともありました。学科内でも新設の研究室に関わらず人気があり、これは安パイだろうと考えていました。今考えると人気・有名だから自分にとっていい環境だろうと考えるとは愚かなことです。(ちなみに、この先輩はD取得後うちの研究室の内定を蹴り、他の研究室のポストに就くそうです。)
第三に、一番重要ともいえる点ですが、上でも書いた通り自分の大学では新設の研究室で、情報が流れてこなかったというのがあります。今思えば前の大学のOBの方などに話を伺うなどをすればよかったとも思いますが、学部の勉強やサークルに追われていてそこまで気が回らなかったし、回っていたとしてもする余裕まであったかわかりません。しかしながら、新設の研究室に進学するというのは大きなリスクをはらんでいるということはもっとしっかりと自覚するべきでした。これを読んでいる方でもし新設の研究室に行くという人がいれば、もう一度自分の選択をよく考え直してほしいです。
ブラック研究室といえば、拘束時間が長いとか日常的な人格否定などがやり玉に挙げられやすいですが、最近では放置系ブラックなどという言葉も耳にする通り、劣悪な環境というのは色々な形で存在しています。また、他人にとっての良い環境が自分にとっても良いとは限りません。トルストイは著作に「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」(望月哲男訳、光文社古典新訳文庫)との言葉を残しています。研究室も一つの小さなコミュニティであり、同じことが言えるのではないでしょうか。これから研究室に配属される人には慎重に自分の進路を考えていただきたいと思います。このエントリを通して構成員がみんな幸せになるような運営に変わってくれると嬉しいです。
俺はむしろ「遠のいた派」。
もともとは、会社から徒歩20秒(隣の隣の隣)のマンションに住んでいた。
総務部長からは「君の家、近いね~」くらいで、社内ではノーマーク。
だけど、どんどんルーズになっていくんだよ。
昼飯食べに戻れるし、20分程度の仮眠もできる。
忘れ物しても取りに戻れるし、なんなら、社外の用を早めに終えて、自宅でのんびりなんてこともできる。
しかし、ルーズになっていく自分を自覚するようになり、駅3つ先のマンションに転居した。
いまでは、社会人としてきっちり成長できていると思う。
で、その後。
同じように近くに住んだままの同僚のルーズさが目につくようになった。
「ああ、こうやって見られていたのかな?」とドキッとした。
自分は28歳の男性。出会いは6年前で同じ趣味の飲み会で一目惚れだった。
社会人なりたての自分なんて無理だと思ったが、猛アタックの末に付き合うことに。2年後には同棲もはじめた。年齢のこともあるし、早めの結婚も考えていた
同棲と同時に彼女の病気、発達障害を知った。それまで彼女は実家ぐらしだったので、彼女のプライベートを知らなかった。
部屋は汚れ、時間にルーズ、スケジュール管理もめちゃくちゃ、基本何でも後回しで、金銭感覚は崩壊していて、気分屋で凝り性で飽きっぽい。今となっては『こんなクズがなんで生きているんだ?』って感想。
一番堪えたのは『感謝の無さ』だった。発達障害の人は感謝を表さない。やってもらって当然みたいな面をする。自分もサプライズとか嫌いだが、ちょっと前に興味持って盛り上がった物を1週間後にプレゼントしたら、素っ気ない態度。すっかり飽きていた。盛り上がっている時に即座に行動に起こさなきゃ喜ばない。ただただ疲れて、その割に大して喜んでくれない。部屋の汚れとか生活態度以上にキツかった。一緒に喜びを共有出来ず一方だけが空回りするのは想像以上に堪えた
彼女自身も同棲から1年くらいから「冷めたから分かれたい」→「やっぱ好き」を半年~1年周期で言うようになり、関係も曖昧に。趣味はころころ変わり、その都度のめり込み、いつの間にかそんな彼女のカバン持ちみたいになった自分。いくら気を回しても正解は無く、大して感謝もされない日々。
半年前、彼女は職場の再編で職を失うことになった。過集中と一芸特化でスキルはあるのだが、如何せん社会人としての資質は無いので、職場としては体のいい厄介払いになったのだろう。(職場の役員受けは良いようだけど、直属の上司等、現場の受けは最悪)
ちょうどいい機会なので、自分も別れた。彼女は大して文句も言わず実家に戻った。荷物は送ってあげた。未だに転職先は決まってない。
見た目は良いので今後も恋人は出来るだろうが、結婚は多分無いだろう。残りの人生、一生暖簾に腕押しで生きていける人間は多くない。世間は発達障害擁護ムードだけど、症状の大小あれど自分は無理だった。カサンドラ症候群にならなかっただけ運が良かった。今後も助けたいとは思わない。どうせ助けたって相手が自分で良くなろうと思わないし。
こういう出来ない社員の気持ちも、出来る社員の気持ちもわかってしまう。
精神病んでて働けなくなったこともあるし、そこから回復もしたので。
こういう会社は残って欲しいけど、企業として難しいんだろうなあ。
もっと60代70代とかの話かと思ってたけど、30代40代でもあったよ。
自分が働けなくなったでも、親が突然倒れてーでも
そういう収入が無くなる激減するみたいになった時、
一旦実家に帰ったらとか言われたけど実家もいろいろあって無理だったし。
かといって、病気で良くならないことには就職もできなかったし。
今は普通の会社に就職できたけど、今後いきなり倒れたらどうしよとは思ってる。
そんな時に、こういう受け入れてくれる会社とか社会とかあったら
バリバリ働いてても、安心して休んだりできるのになーとは思った。
潤沢な資金とかあって、尻拭いする人にも十分な報酬をあげられる状態にないと
人も集まってこないし無理なんだろうなーとは思う。