はてなキーワード: 高値とは
ぼくは小さいころお金が好きだった。母子家庭で家が貧乏だったからだと思う。電気やガスを止めたり、おやつをうちだけ少なくしたり、母に徹夜で内職をさせる。不憫だ、子どもが不憫だと時おり、母を涙させる。そんなお金の力に引き寄せられたのかもしれない。
小学校二年生までのぼくの趣味は、おこづかいや、数少ない親戚から年に一度もらえるお年玉、たとえば数千円。それを両替機で崩すことだった。全部10円に。お金が増えるのがすきだった。受け皿に硬化が落ちてくる、あのジャラジャラッ、という音もすきだった。全部10円玉になると、店のおばちゃんに数十枚の銅色の硬化を渡した。きびすを返し両替機に銀色の硬化をまた突っ込んだ。繰り返し。迷惑なはなしである。
小学校三年生に上がると、その行為がまったく無意味だと悟った。今度は本当の意味でお金を増える方法をかんがえはじめた。勉強にも友達にもそれほど興味はなかった。
最初のぼくのビジネスは、自販機の小銭と落ちている空き瓶をあつめることだった。今はどうかしらないがその頃、一本あたり10円で特定のビンを買い取ってくれる駄菓子屋があった。たとえば、コカコーラ。スプライト。
二週間後には町内の自販機地図をつくり、近所の子どもたち数名を組織化してビジネスを拡大した。上がりは折半だ。軌道に乗った矢先、浮浪者のボスに一喝されてそのビジネスはご破産となった。
次は自販機ビジネスの資本をもって、今でいう「せどり」に挑戦した。カメレオンクラブ、キャンプ、わんぱくこぞう、遊コン。情報化前夜の昭和末期。ゲームカセットの買取価格と販売価格が逆転している商品をしらみつぶしに探しては、他の店に売りとばした。これも仲のよい同級生を組織化した。仕入れの費用がない場合はぼくが肩代わりした。が、ただ、店舗が密集しているわけではなかったので、仕入れの問題であまりうまく行かなかった。そのうち同種のカセットの買取に制限つきはじめた。息の短い商売だった。
中学生になってやったのがパソコン通信のログ取得代行する、というサービスだった。今思うととこれは犯罪だったかもしれない。Nifty-serveやPC-BANの規約はもう見れないので許してほしい。日夜マニアックな議論が繰り広げられる大手パソコン通信サイトのログをダウンロードしては草の根BBSで知り合ったおにーさん達に高値で売りつけた。ただのテキストが垂涎の情報となる時代があったのだ。
小さな商売としては、ビックリマンシールの仲買。発売日前に週刊少年ジャンプが並ぶ店を見つけて手に入れ時間貸し。CDのダビングを手伝ったりした。もちろん牛乳配達や新聞配達もやった。
最後にやったのはパチンコだった。本当はアルバイトをしたかった。が、中学生を雇ってくれる福祉的なビジネスマンを当時のぼくにみつけることはできなかった。ぼくの世代には一時期これで食べていた人が多いと思う。といってもぼくが中学生の頃なので、羽根物・権利物・フィーバー機など釘の甘い台をみつけては打ち止めにする。という同世代のパチスロプロより1つ前の世代だった。あからさまな中坊がパチンコ屋に来ても見て見ぬふりをしてくれる、牧歌的な時代だった。LUNA SEAが有線放送でよく流れていた。軍艦マーチももちろん流れていた。
そうしてぼくは晴れて16歳になり、まっとうに労働を金銭と交換し、またそれの再生産を繰りかえす立場となった。
ぼくはなるべくして中卒になった。1つも願書を出していない。
義務教育、学校に行く理由がまったくわからなかった。お金を稼ぐ事以外世界に意味がないと思っていた。だれも勉強をする理由を教えてくれなかった。貧乏な家の親、多くの市井の公立小学校の先生にはそれを子どもに説明する能力が、ない。ぼくも30をすぎてようやく勉強をする理由を先人の言葉を使って説明できるようになったくらいだから、無理もない。
高校へ通うには学費が多くかかると知った。これも進学しなかった理由の一つだ。さすがに15歳の僕にもわかる。母親の稼ぎだけで四人の年子が高校に行くのは不可能なことを。ぼくが行けても下の弟二人はきっと中卒だろう。
中学三年の担任は、進路相談でぼくが進学しないというと、とりあえずその場をなあなあで済ませた。その後、考えをあらためさせるべくぼく親友、山根を狩り出した。ぼくの説得を試みたのだ。まったく進学しない中卒は珍しかったらしい。無論、とりつくシマもなく断った。二人の目には、ぼくの事が、世界中を敵だと考え怯える、野生児のように見えたと思う。そんな目をぼくはしていた。
その後、労働でお金を稼ぐことより、お金を作る仕組みのほうに興味を捨てられなくて、自分で商売を始めるんだけど、それはまた別の話。
運動神経の悪さにトラウマを抱えてる人って、負け慣れてないんだな、というか負けを認めないままなのか
運動に限らず、能力差で人に劣る悔しさや悲しさなんて、全ての人に必ず発生する感情で、そんなもんでトラウマって言われても
なんでそんなに自分を高く見積もれるんだ?そのプライドの根拠が分からん
人に劣ってることを認めてはじめて、努力を続けるなり別の所で一番になりたいと努力するなりできるわけで
それでも、どの分野でも一番になれないまま一生を終える人の方が圧倒的に多い
トップレベルのスポーツを見て楽しいのは、なれたかもしれない自分を確認する楽しみでもある
過去(多分90年代前半くらいまで)エロ漫画は食い詰めた漫画家が落ちるところというイメージがあった
漫画界の中でも底辺階級に位置すると思われていたので絵のうまい人はわざわざそこに行かなかったし
絵のヘタな漫画家でも出版側の「とにかくエロ描いてくれればいい」という需要があった
(「まぁエロですってよ奥様!ああはなりたくないものですわね~?」みたいな空気が描き手にも出版側にもあった
要するに昔は「絵がうまい人がわざわざそこで描くうま味がなかった」のでごく一部の意識の高いエロ漫画描き以外はわざわざうまい絵を描く必要性が薄かった
ところがエロ同人が盛んになるようになると、エロ同人の買い手は「エロを描いているから」という理由では
「描き手の値段を値切ったりしない」。
エロを描くことそのものに抵抗がないならエロを描くことに大きなインセンティブが生まれることになる
こうなるとむしろ「(エロを描くことそのものに抵抗がないなら)絵がうまい人ほどエロを描く」≒「エロ漫画は絵がうまい人が描くジャンル」という風潮が出来上がり
エロ漫画は「絵がうまくなければ描いててゴミ」という現状になった
(勿論極端な言い方だ、現在でも多少作画技術が高度でなくても売れるエロ、抜けるエロを描いている人間はいくらでもいる
だがその「作画技術の平均値」は日々間違いなく上がっているし上がり続けるだろう)
ということをこの記事見て思った
自分はワールドカップには全く興味ないので、普段は全く読み飛ばしているのだが、
今日は「代表23人のプロフィール欄」に書かれている「あること」が気になった。
なんと選手23人のうち11人が「著書」を出してる。
「出版界が芸能人やスポーツ選手に頼らざるを得ないお寒い状況だ」ということが、
★というか、こんなに著書を、それも「サッカー以外の分野の本を」書かせるのは
野球選手はここまで「野球以外の分野」について著書を書かないし、
「道を拓く力」「上昇思考」「夢ノート」「心を整える」「明日への足音」・・・
多分、自己啓発業界のゴーストライターがいて、名義を貸してくれるサッカー選手を探し回っているんだろう。
★こういう本の購入者って、「サッカーファン」が買っているというより、
自己啓発本ばかり買っている残念な人、それも選手の名前も知らないような人が、
「日本代表が書いた本!」というPOP広告に騙されて購入してるイメージがする。
自己啓発本を読み漁る人って、結局読むだけで実践しないんですよね。だから残念な人。
★そういえば、たまにネットカフェに行ったら、自己啓発本(ナポレオンビルの類)が「販売」されていた。
きっとネカフェにたむろするワープアが、「現状打破」の為に購入するんだろうが、
そんな本読むより、資格取得本を読んだほうが1億倍役に立つと思うのだが。
結局こういう人って、自己啓発本読んでいるだけで、「なんとなく、将来が拓ける気がする」という
オメデタイ人なんだろうなあ。
★多分、この手の自己啓発本って、そのままブックオフの特価コーナーの常連になるんだろうなあ。
サッカー選手系の自己啓発本は、まあそれよりは高値取引なんだろうが、そもそも中身がスカスカだから、高値が付くはずがない。
中身スカスカという点では、田母神・百田・竹田辺りのネトウヨ本と同列。
★百田や田母神の本の方が「どういうバカなことを書いているのか?」という興味本位で読んでみたい気がする。
レンタルビデオ一週間で100円、iTunes48〜72時間で500円、とてもなくなるとは思わんのだけどなぁ。日本のiTunes発展の最大の阻害要因だよね > 2020年には「なくなる仕事」の予想が衝撃的。キャリアを考える参考に。 http://t.co/J0L3PYBQaZ
というコメントに対して、いや、パッケージレンタルは無くなるだろう!というはなしです。
パッケージレンタル屋が立ち行かなくなるのは、100円レンタルが主軸では今でも全く儲からないからです。新作に高値を付けたり、延滞金で成り立ってる商売だと思います。iTunesの利用率がたとえ1%でも、月1回でも利用するアクティブTSUTAYAユーザーって何%いるでしょう?当然iTunes利用者以外の99%じゃないですよね。世帯割合で多く見積もっても2〜3割程度じゃないでしょうか。
パッケージレンタルは非合理的です。ユーザーには店頭に出向く煩わしさ、個人登録の必要性、ソフト選択にかける時間、返却の為にまた来店、取扱いや延滞のリスクもあります。店側にとっては保管場所、人件費、品質管理等々…企業としてもオンデマンドのメリットは計り知れないと思います。現在の店頭レンタルはほぼ減価償却みたいな意味合いかな、と。
ここからが本題ですが、ソフト提供メーカーはどこを向くべきか、という問題です。我が家はiTunesで映画を見たり、映画館に足を運んだり、本を買ったり、DVDやCDや音源・動画を買ったりで月3万円は消費します。無くても生きるのに全く困らない情報コンテンツの支出を良しとする訳です。一方で100円レンタルのユーザーは?100円レンタルを好む人はコンテンツではなく価格でモノを選ぶ人です。
任天堂を危機に陥れた無料オンラインゲームの運営をを支えているのはユーザーピラミッドの頂点、数%の課金ユーザーです。ゲーム提供会社はこのごく一部のユーザーの為に制作を行います。かつ無料で遊び始めた人が課金したくなる仕掛けをせっせと組み込んで来る訳です。
同様に映像ソフトメーカーやレンタル会社も、月にレンタルで100円使う人と、月に1万つぎ込んでくれる人、どちらを向くか?自明ですよね。
映画に貪欲な人たちはとっくにオンデマンド購入/レンタル移行期に突入していると思います。仕事柄周りにたくさんいますがほぼiTunesですね。もちろんPCでGyao!ってのもあるし、ゲーム機でHuluもあるでしょう。環境は実は揃ってるのに手を出してみる「一般ユーザー」がまだ少ないだけ。Gyaoがあんなに無料レンタルを打ち出すのはオンデマンドで映画を観るこという行為を定着させたいから。
そしてもうひとつ重要なのがアダルトコンテンツ。今時TSUTAYA店頭で18禁借りる人っていますか?(まぁいるんだろうけど)
もちろんエロは無料で転がってるので十分という人もいるでしょうが、オンデマンドでちょっとお金出せばもっと良いのが観れる(よね、ひでぽんさん?)。特異な性癖モノも気兼ねなく楽しめます(よね、しんさん?)。
こうしたきっかけから多くの人がオンデマンドの合理性を実感すれば、パッケージの衰退は目に見えるだろうという次第です。文化の扉はエロが開くのです!!
あれ、なぜだか変な結論になっちゃった!!
★ブックオフのビジネスモデルは、一定スペックの古本なら買い取り価格も売り出し価格も均一化したこと。
細かく言えば、古本に多少の価格差がつく筈だが、査定要員の人件費をカットしたのがミソ。
宅急便も、サイズ毎に価格均一化して、料金計測要員人件費をカットしたのがブレークのきっかけ、と聞いている。
★この「一定スペックを満たしていれば、均一価格」というビジネスモデル、不動産に応用できないか?
「100坪以上なら、面積に関係なく、場所に関係なく、古家付きか否かに関係なく、日当たりに関係なく、
「俺の土地はそんなに田舎じゃない、もっと高く売れる筈」という人は、そのサービスを利用しなければいい
★例えば「50万円均一不動産サイト」を国土交通省が立ち上げる。
田舎の土地を売り出したい人は、そのサイトに土地情報をアップする。
田舎の土地を50万円で買いたい人は、そのサイトを閲覧し、1000件近い物件掲載から、お目当ての土地を入手する
50万円程度の土地なので、仲介手数料の法定上限額が少額で、不動産業者を介在させられない(不動産業者の人件費倒れ)、
という事情もある。
個人間取引なので、価格交渉トラブルは避けたい。だから50万円均一にして、トラブルを避ける。
★想定売り主は、「タダでもいいから、親の遺産の土地を早く手放したい」的な人。
「自分は都会住まいなので、田舎への交通費や、権利書類の用意だけで数万円かかる、だからタダでも手放したい」という人。
★逆に想定買い主は、「なんでもいいから、田舎に土地が欲しい」という人。
以前北海道で、荒野を1万円でセールスしたら、購入希望が殺到したらしい。
ヤフオクで「なんでこんなガラクタに?」という高値が付いたりする。
ただ、「ガラクタマニアが小遣いで出せる額」のアッパーは数十万円じゃないか、と。
(100万円だと、心理的抵抗感がある)
だから50万円均一にしておく。
★厳密に言えば、
「100坪50万円なら、150坪は75万円に、200坪は100万円にならなければオカシイ」。
しかし、いちいち土地を実測するのは、土地家屋調査士の人件費が無駄。
「100坪以上あるかどうか?」のエビデンスは、グーグルアースで代用すればいい。
★「別にタダにしてもいいのでは?」との意見もあるが、50万円程度の対価がないと、
(つまり、売り出そう、というインセンティブを喪失してしまう)
一方、買い主側にもある程度の対価を要求した方がいい。タダだとイタズラ目当てが横行する
もしくは移民に賛成してください。ワタミ、ゼンショーのバイト不足による店舗稼動停止ばかりが話題になってますが
ぶっちゃけ中小の状況は更にヒドイです。ウチも、あと二人辞めたらお店が一軒とまります。社長の僕が自ら厨房に立ってるんですよ。
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http://anond.hatelabo.jp/20140406161839
■東京都心の求人状況がヤバイ。はよ移民入れろ、もしくはニート本気出せ。
不動産と飲食で事業を経営している者ですが、ぶっちゃけ都心の雇用状況がやばいです。
正社員も募集してるのに飲食事業の方は全く応募が来ない。(何故か不動産は多少来る。不動産営業の方がキツいのに…)
同業を眺めてみてもやはり事情は同じで、僕の会社は時給1500円~で募集をかけているからまだマシだけれど、
一般的な居酒屋ラーメン屋なんかの人材枯渇がとにかくヤバイ。それに煽られてこっちもだんだん厳しくなってくるという状況でございますよ。
確かに飲食がキツいっていうのは理解できます。(だからって不動産営業に空手で飛び込むのは狂気だと思うけど)
しかし、今は間違いなくニートにとってのボーナスステージになってます。
26歳フリーター、正社員経験なし、みたいなこないだまでゴミ以下の扱いだった労働者が
現在は都心の中小企業であれば即採用の状態になってると言っても過言ではない。
僕は不動産、それも築古狭小物件を専門に扱う外国人ウェルカムな(というか客の半分は外国人)業者なので、
ぶっちゃけ移民をさっさと入れて欲しい、というのが本音ではあるんですが。
僕が儲かったとしても、まぁ海外の状況を見ると碌なことにはならないというのは確実だとは思います。
そういうわけで、ニートの皆さん動いてください。土木、飲食、IT、なんでもいいです。すぐ就職してください。
特に、土木は今若くて健康というだけでサクっと採用されます。警備なんかの労働単価も信じられないほどハネ上がってます。
部屋のリフォームをやってくれる業者が捕まらないんですよ本当に。納期もやたらめったらに延びてるし…。
三月に依頼出して、出来上がりが四月って賃貸業者にとっては死活問題なのですよ。
そういうわけで、ニートの皆さん増田なんてやってないで働いてください。
今がチャンスです、上京してください。もしくは東北行って被災地で働いてください。
これ以上労働力不足が顕在化すると、移民は間違いなく加速します。ニートに全てが懸かってます。
もしくは移民に賛成してください。ワタミ、ゼンショーのバイト不足による店舗稼動停止ばかりが話題になってますが
ぶっちゃけ中小の状況は更にヒドイです。ウチも、あと二人辞めたらお店が一軒とまります。社長の僕が自ら厨房に立ってるんですよ。
ニートの皆さん働いてください。もしくは、移民を早く入れてください…。
もう、われわれ中小企業はそう長くもちません…。
創業して三年、「赤字を出さない」ことばかり考えてましたが、労働力不足による操業停止なんて恥ずかしながら考えたことがありませんでした。
高齢ニートの皆さん、動いてください。仕事はあります。ありますから…。
そりゃ確かに、ホワイト企業のデスクワーク求人は無いですよ。でも、そんなの新卒で就職しなかった、あるいは就職した会社を辞めたアンタが悪い。
中小企業は確かに底辺ですが、結果を出せばあっという間に幹部になれるメリットもあります。かくいう僕も、中小企業に飛び込んで
成果を出して子会社をまるっと貰って社長になった口です。一発はあるんで、ニートの皆さん野望を持って働いてください。
追伸
僕が事業を始めたのは3年前やで。
それ以前のことや、他の経営者のことまでまとめて僕をブン殴ってもどーにもなりゃしませんぜ?
経営者も労働者も色んなのおるねんで。その中で、どう立ち回るかってだけのお話でっせ。
そして、僕らみたいなのが死んでいって焼け畑化していった先で笑うのはどこのゼンショーか、わからんでもないでしょ。
経営者は給与を上げる、労働者はどっかで妥協する。それぞれが我慢できる範囲で収めるべきですぜ。
労働者なき企業が存在し得ないように、企業なき労働者も存在し得ないんですから。
まー、確かに「もうチョイ待てばまだ上がるから、今は売り時でない」と考えるなら、それは否定しにくいのでアリとは思うけど。
数年前に買おうかどうか悩んで、悩んでいるうちに売り切れ、後悔していた服があった。
ヤフオクで定期的に調べていて、初めて見つけたので嬉しくなり入札していた。
しかし、終了時刻寸前にさらわれ、落札できなかった。(終了時刻に用事があり、ある程度高値で入札していたのだが、上回られた。)
深夜に帰宅し、その事を知り落胆。未練がましく検索していたら、古着のネット通販で同じ物を発見。しかもヤフオクの入札額の半分ほどの値段。
酒が入っていたこともあり、深く考えることも無くポチってしまった。
支払いは銀行振り込みのみ。クレジットカード使用できず、この時点でかなり怪しい。
しかし、ヤフオクで熱くなっていたこと、繰り返すが酒が入っていたこともあり、すぐに振り込んだ。
商品もいまだ出品されたままになっている。(レアな古着なのに。)
メアドで検索すると、ヤフー知恵袋に同じ詐欺にあった人がいた。ここで確信。
その後念のため、数回催促のメール、返金依頼のメールを出してみたが、反応なし。
俺が引っかかったストアはmenclothshop.comだが、
他にも
girlsglamoursecret
ichigoyume
heakeashohin
brandshingu
shingushop
kontakutoplaza
などなど、複数ストアを持っているようだ。
口座もさらしておくので、もう誰も引っかからないことを祈ります。
口座種類:普通
支店番号:364
口座番号:0078085
口座名義: リ カイトウ
よ、ハナキンって言っただけで昭和の遺物扱いされて悲哀を感じるナ
色々あってすっぽかされて暇んなったから、NISAの話しとくか。
でも、レッスンだの仕込みだのイベントだの金が相当かかる。
そこで、有志を募って金を出し合って、この子を売りだそうとする。
結果、すんげえ盛り上がってスターダムにのし上がり、相応の見返りがあったとする。
で、ここで言う可愛い子が「事業」で、カネの出し合いが「出資」で、
盛り上がりが「利益」で、カネ出した割合に応じた見返りが「配当」だ。
当然金を出してるってこたクチも出したくなるから、株主総会なんてのがあるワケだ。
これがすべてのキホンで、あとは実情に応じた応用になる。
ただ、株ってのは売り買いできる。
最初は、「事業」をヤルためにカネ出してくれた有志の集まりだったが、
ま、途中で抜けたくなるヤツも居るし、譲ってくれって言うなら売ってやらんこともない。
なんてので、株式取引ってのが生まれるな。
で、だ。
ヤフオクでも何でもそうなんだが、取引ってのは、上手くやると儲かるわけだ。
例えば、街頭で歌ってる少女のサインなんてのは、まあ入手は難しくないわけだ。
でも、代役からチャンスを掴んでスターの座を駆け上った超時空シンデレラになっちまうと、こりゃ相当の高値になるワケだ。
株式会社ってのは相当数があって、かなりの取引がなされてる。売り買いは結構頻繁にできる。
で、「この会社の株式は、もしかすると高値になるんじゃねぇの?」と思ったら、買っとけば良いわけだ。
不確実性に賭けて儲けようとする。
インフレターゲット2%とか聞くな。
まあ、インフレ2%ってのは、物価が2%上がる、と思っときゃイイ。
理由は色々だな。
会社ってのは借金して事業拡大してナンボだとか、カネが動きさえすりゃ失業者が減るとか、まあムツカシイ事はエライ人に任せときゃインだよ。
物価が上がりゃ、賃金も上がる。まあ過去実績は未来を予言しないが、統計局のデータみると過去はナントカなってた。
問題はだ。物価が上がると貯めてるカネの価値が下がるってこった。
具体的に行こう。
オマエが100万円貯金してたとするな。今日100円のモノは、1万個買える。
ただ、物価が2%上がると、102円になる。すると9803個しか買えねぇな。
いきなり200個近く買えるモノが減るわけだ。
40年間ずーっとインフレ2%が継続するとかこの20年物価がほとんど変わってねぇのにお花畑みたいな前提だが、
まあそういう前提に立つとだ、100円ショップは220円ショップになって、貯めてるカネは実質目減りする。
売ってる商品の中身が変わってなくても、カネの価値が下がるってのがインフレで、物価上昇ってこった。
過去、定期預金金利はインフレを常に上回っていたからナントカなってたが、まあ今後はどうだろうな。
「フラット35で限界まで借金して豪邸建ててんだろうな?固定金利の借金とかゼロにナンだろ?ん?」て返そうな!
事業に魅力を感じて出資して、見返りとして配当を貰うってのも株主のあり様だが、
安い時に出資して、周りが高くてもイイからその株売ってくれって言った時に売って差額で儲けるのも、またアリなワケだ。
さらに言えば、株式取引ってのは「価格変動するモノ」の取引でしかないから、別にその会社に思い入れがなくてもイイ。
腐らねぇし保管も要らねぇし取引相手も大量に居るからヤフオクで転売するより何倍も楽なわけだ。
バカみてぇに取引が多いから、借りてきて売った後で買い戻すみたいな、日常生活じゃ考えづらい転売の方法もある。
投資と投機とはみてぇな、イケメンが語れば素敵って言ってもらえてもオッサンが言ったらウザがられる話題に踏み込まなくても、
結局のところ、不確実に賭けて儲けようと思ってやる行為ってのは、基本的には全てがギャンブルだ。
ただ、ギャンブルってのも大損しない為に使うと、意外に便利だったりする。
例えば「俺は今年怪我をするゼ」という方に賭けるギャンブルってのは、結構みんなやってる。
毎月賭け金をベットして、勝てば(怪我すりゃ)払い戻しがあって、負ければ(怪我しなきゃ)親に持ってかれちまう。
親が保険会社のギャンブル、ま、普通の呼び名で「傷害保険」だな。
火事になる方に賭けるのが火災保険だし、癌になる方に賭けるのがガン保険だ。
モチロン、コンナのは負けた方が嬉しい訳だ。
稼いだお給金守るんだったら銀行に預けときゃ良さそうなもんだが、実はコレ目減りする。
まあ、昭和の頃みたいに普通預金でも3%とかついてりゃ別にエエがな。インフレ2%より大きいからな。
ただ、金利は自由化されたし、銀行にしか預け先がないってのは如何にも問題だ。
だもんで、「今貯めてるカネが、インフレに負けて実質目減りしないようにする」ギャンブルってのは、
まあ、欲に眩んだギャンブルよりは多少はマシなわけだ。
さてとNISAだ。
ISAってのはイギリスのIndividual Savings Account(個人貯蓄口座)の事で、これがお手本になってる。
(読んで字のごとく個人の貯蓄を奨励する口座だが、イギリスのはちっとメンドウだ。カツアイ)
ま、日本の場合は、非課税ってあたりがキモで、要は税金が取られねぇ。
日本はな、稼いだカネにゃ税金がかかるんだ。転売も例外じゃ無え。
だけどな、政府が「こんな風に自助努力してくんねーかなー」って部分にゃ、優遇してくれるコトが多い。
判りやすいところで言うとだ、財形貯蓄ってのは利息に税金がかかんねぇ。
まー雀の涙にもならん利率の昨今だと意味ないが、例えば金利3%の時代ならマァマァ意味があったんだよ。
簡単に言うとだ、年上限100万でギャンブルに慣れろって制度だ。
NISAちゃんみたいな絵を石川雅之が書きゃイイんだよ。醸せよ。
あとで政府のインボウガーみたいなのは邪推するけど、制度だけサラッと説明するとだ、
これだけだな。
ナンカ落とし穴とか気になるワードだが、要は口座の中だけが非課税で、外出しちゃイカンってこったな。
ま、アタリマエっちゃあアタリマエのハナシだ。そういう口座なんだから。
あ、2023年までの10年間だから通算1000万円ぶんーとか言ってるのは聞き流してイイ。
5年間非課税ってことはだ、6年目には非課税枠が消えるわけで、結局5つしか枠はストックできねえな。
ちっと判り難いか。具体的に行こうか。
2019年時点では、以下のようになるな。
んでだ、
ま、年始に5年間使えるNISA枠がもらえて、買えるのは最初の一年だけ、ってな感じで理解すりゃエエな。
2018年まで使える「2014年NISA枠」は既に配布開始されてる。来年になったら「2015年NISA枠」が配布される。
これが今んトコ、2023年まで配布されるってこったな。
要はだ、素人がいきなり2000万とか5000万とか握りしめて鉄火場にやってこられちゃ困るわけだ。
いや、イイんだよ?スッてもおとなしく社会を乱さずヒッソリ暮らしてくれりゃ。
そうはならんだろ。
だから、ガーターガード付きボーリングみたいな、上限100万のお試し賭博場で、ちっと経験積んでくれってコトなわけだ。
「退職金の3000万で、○○の株を買った!儲かったら海外旅行に行くつもりだ」
○○には好きな会社の名前を入れて良いが、こう言うのやられたら困るわけだ。
だが、銀行におんぶにだっことか、年金だの公的支援だのに期待されても困る。
だから、「儲けるためのギャンブル」じゃなくて「インフレに負けない資産防衛」してもらいたい。
ただ、痛みを伴わない教訓は身につかない。
だからまあ、年100万ぐらいの規模で痛い目みながら学んでもらうってのが、目論見になっとるわけだ。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201306/3.html#anc04
いやあ、腐っても政府広報。
「投資はギャンブルではありません」とか書いてないトコロにシビれるネ。
安全にギャンブルを楽しむ方法を説明しているトコロが、実に誠実だな。
なんでもやってみなきゃ判んねぇとか言ってねぇで、良い年した大人ならある程度のことはやって見る前に判れよ。
つーかな、繰り返しになるがな、
「儲けよう、2倍にしよう3倍にしよう」ってのは、競馬競輪オートレースに競艇と全く変わらんわけだ。
でもな、オトウチャンが50万も100万も握りしめてボートレース行っちゃったら困るだろ。
「余裕資金で初めて、損しても授業料だと思いましょう」とか鵜呑みにスンなよ?
馬見るオッサンだって必死に予想して、当たると思って買ってんだ。
クドすぎるぐらいにゆっくりじっくり考えろナ
んで、イケると踏んでから買やイイのよ
ハッキリ言って譲渡益(売買益な)に税金かからんとか、どうかしてる優遇措置なんだよ。
コレで、株だのファンドだのを「調べて学んで資産運用を自分でやる基礎を身に付けろな」って制度なワケだな。
要は、これからインフレさせる予定だから自助努力でヒトツヨロシクってこった
ま、カネはカネだ。よく考えて張っていこう!
ふと思ったんだけど、結婚とかなんだのとか、そういう、極簡単な一般的な話が跳ねる様になって来たことや
擁護するきれいなことばっかり言うブクマとかが増えてきたけど、
なんか、mixiに一般人が大量に流れこんできた頃を思い出す。
mixiって、最初始まった時、ホントに他の人からの紹介制で一部のちょっとギークっぽい人とか、
その頃に教えてもらって入ったけど、閉じた世界で何が楽しいのかが、正直よく分からなかった。
でも、話題は何らかの事柄に関する深い話で、興味があるモノについては結構色んな深い情報が行き交ったりして面白かった部分もあった。
久しぶりに開いて見ると、なんかキモイ話題ばっか。お前らのそんな私生活別に聞きたくねーよ、的な。
先に始めて居ただけに、なんか乗り遅れ感もあり、特に自分から発信することはほとんど無かった。
日記とかを自分でも書いてみたけど、反応あればまあ、それなりに嬉しいけど、
でも、人のを見てそれに反応する意味がよくわからず、結局自分も人のに反応したくもないんだから
自分で書いてるのも他人が見て同じように思うだけじゃね?とか思い出し、自分からは発信しなくなる
全く同じことがFacebookでも起こった。Facebookに登録したのはまだ日本語版が無い頃。
なんか外国のサイトかなんかで登録する必要があって入った覚えがあるけど、
mixiと同じようなもんだな、と言う感じで、最初から興味を持てず。
それから数年して、いきなり知り合いからフレンド申請が沢山来るようになった。
いつの間に皆始めてたんだ、というくらい、見たら端から端からやっている。(ホント、あれ、誰が仕掛けたんだろう?mixiから奪って利益ある人ってどのあたりの人?電通がなんか利権持ってるの?)
だけど、恐ろしいほどやはり私生活発信。全く興味ない。
恐らく、こういう状態になってから始めた人ってのは、最初から「いいね」を皆にするもんだとか、そういうルールを知らないなりに覚えたりしてくんだろうけど、
逆にそれより随分前からやってると、いまさらいいねとかしないし、と。
mixiでも同じような感じ。
さらに、Twitterについて。Twitterってその昔、有名人が発信するためのものだとばっかり思ってた。
まだ、ブログとかなら分かるけど、短い文章を一般人が流して何が面白いのか、と。
実際、初期の頃は有名人が流すようなのが多く取り上げられてて、それらを追うのが楽しいだけだった。
そのうち、ググると意味不明な短文にひっっかかることが多くなってきて、twitterを馬鹿な一般人がくそみたいな内容を発信することで
何も意味のないtwitterのページが検索で引っかかるように。物凄くイライラする。最近は、さらにユーザー数が増えた割に検索に引っかからなくなってきたから、googleが結構頑張ってる感があってすごい。
で、これも、気付いたら周りが普通にやっていた。
自分は最初にアカウント作ったけど、人を追うだけ。自分で発信することなんてなかった。
だから、いまさら周りの人間が発信してたとしても発信する気にならない。
んで、ブログなんかも同じ。流石にブログを回り全部がやってるわけじゃないけど、
増え方として、ふつーの人が沢山始めてる感じがある。
別に昔やってた人が優れてる人とか飛び抜けてるギークだとか言うつもりはないけど、でも、ブログ書こう、ってなったらちょっと身構えてやるようなもんだったわけだ。
でも、それがなくなってきたから、かたっぱしから何も考えずにやってるような人が増えてくる。
こうなるともう、その界隈に意味のあるものが非常に稀になり、その存在意義に疑問を覚える。
mixiが一般に広がってキモイコメントをお互い交わすようになって来た様なフェーズ感を今、はてなに強く感じる。
で、また一つ思い出した。Second Lifeってあったよね。
あれもはっきり言ってfacebookとかそういうのと同じような匂いを感じてて、一時期流行り始めて、
遂には電通とかも本格的にナニカやらかし始めたから、結構大きなインフラになるのかとおもいきやいつの間にか消えてる。ま、今もあるっちゃあるけど。
結構な金が動いてたりしたんだけど、あのへん、土地とかやってた人、今どうなってるんだろう?逃げた人もいると思うけど、
高値掴んで失敗してる人もたくさんいると思うんだけど、あまり話を聞かない。
それでもう一個思い出したけどBitCoin。これは今最高潮な感じ。ただ、分からん。今がまだ始まったばかりなのか、もう頂点なのか。
ただ、上の様子から見るに、Second Lifeは恐らく馬鹿には敷居が高すぎたから廃れたんだと思う。
そう思うと、BitCoinなんかは敷居がとても高い。まあ、流石に上のソーシャル系とは全く違うものなんで一概には比べられないけど、
どちらかと言うと、どこかで終わる気がする。
他にそういったたぐいのものって今、他にあるかな?沢山ありすぎて分からんというのがホントのとこだけど。
うん、後半完全にぶれたな。
ヤフオク出店料無料化記念に、出品時の留意点を自分用にまとめておく。
1. 商品タイトル
SEO対策をする。商品の正式名称・型番・メーカー、送料無料・新品未開封・中古美品といったワードを入れる。
2. 商品説明
付属品などがある出品物は、出品するすべてのアイテム名を書き出す。
新品か中古か。中古なら状態を定量的に(1cmほどのキズあり。100時間ほど使用など)説明。
商品情報が多い場合(PC周辺機器など)は、トラブルを避けるため公式ページのリンクを貼る。商品説明を短くするのにも有効(説明が長いと被ウォッチリスト数が減る)。
3. 注意事項を書く
このソフトはライセンス未登録なのでインストールできるとか、携帯のロッククリアが必要だとか、トラブルになりそうな注意点はあらかじめ書いておく。
似たような出品物の商品説明に目を通して、どんな留意点を書くべきか確認。
注意すべきことを説明しとくと、落札者は安心するようで、被ウォッチリスト数が増える。
オークファン( http://aucfan.com/ )で相場を確かめる。
あまり安く落札されると残念だし、高いと落札されない。このあたりは好み。
ただ、マニアックな商品を1円出品とかすると悲惨。本当に1円で落札される。
5. 即決価格
即決価格はなるべく設定しといた方が良い。
値ごろ感がなくても、すぐに商品を手にしたいという人は一定数いる。
Amazonや価格.comの値段を見て、最安値より数百円~千円程度安い値段に設定すると時々落札してくれる。
非売品など、相場が読みにくいものは設定しない、もしくは高額に設定しといた方が無難。あとで実はもっと高値で売れたと分かったらショック。
7. 送料
私は送料無料で出品する。
落札者自身が払う代金がひと目で分かるので、落札者の目に留まりやすい。Amazonマケプレ(書籍)の送料一律250円と同じ理屈。
送料無料と送料別の出品物を比較すると、前者の方が被ウォッチリスト数が多くなる。
8. 発送方法
発送方法はメール便、レターパックプラス(レターパックライト)、郵パックなど、こちらであらかじめ決めてしまう。
発送方法をフィックスすると、価格が分かりやすくなり(『7. 送料』で書いた)、落札後の連絡を1往復ほど減らせ、落札者に早く商品を届けられる。
多くの落札者はいくつもの発送方法から自分に合ったものを選びたいとは思っていない。
オークション利用者は、品質の確かなものが安く手に入ればいいと思っている。
せいぜい追跡サービスがあれば十分(出品物発送直後に、問い合わせ番号などを連絡すると、快く思ってくれる落札者がいる)。
9. 決済方法
オンラインで入金が確認できるYahoo!かんたん決済かオンラインバンキング。
代引きはある程度ニーズあるけど、手数料高いから私は使わない。
出品物すべての写真を載せる。
出品物の状態が正確に分かるように撮る(キズなどはアップで撮る)。
事前にテンプレ(落札のお礼、入金案内・確認、発送連絡)を用意しておく。
連絡は光の速さが基本。入金確認・商品発送も同じ。
商品到着が遅れると、落札者は不安を感じる。出品者に対する評価コメントを見ると、落札者が時間に敏感なのが分かる。
商品そのものよりも、早く商品が手元に届くことの方が重要と言っても良いくらい。
私の思いつく、ヤフオクにおける注意点はだいたいこんな感じ。
他に留意点があったら教えてください。
※※※追記※※※
「離島だと送料ハネ上がるだろ」っていうコメントが散見されたので追記書く。
はこBONN、ゆうパック、メール便、レターパックは離島料金なし。以下、ソース。
はこBOON: https://www.takuhai.jp/hacoboon/hb26
ゆうパック: http://www.post.japanpost.jp/question/565.html
メール便: http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail/mail.html
レターパック: http://www.post.japanpost.jp/lpo/letterpack/index.html
http://anond.hatelabo.jp/20131005064230
「システム屋に不当にボッタクられないための発注者心構え」の増田です。
システム発注業務を舐めきった増田に「ばーかばーか!お前のかーちゃんでーべーそー!」って煽り記事を書きましが、下の記事に、理性的かつ丁寧に諭されてしまいました。憑き物が落ちた気持ちです。
システム屋に不当にボッタクられたくない人のための要求講座 - novtan別館
浅かった自分を恥じて素直に反省し、心を入れ替えて、更に丁寧に煽ろうと思います。
聞いて下さい、私の歌を。
「利益なんて1銭も要らない。人の笑顔が見られればそれで良い」。そんな奇特な偽善者は、営利企業じゃなくて慈善活動団体に身を投じてるはずですから。
悪徳な企業はあなたの会社から短期間で多大な金額をボッタクり、良心的との謳い文句の企業は同額を長期間にわたってボッタクろうとする。それだけの違いです。
営利企業が、より多くの利益追求活動に精を出さなければ、株主と従業員にとって不誠実です。そうでしょう?
で、利益追求活動ってのは、同じコストが掛かったモノを、上手いことできるだけ高値で売るってことです。
利益率そのままで売上額上げればいいじゃん、とか考えるの是非止めて下さいね。システムエンジニアはもう3日も家に帰ってないのです。
●5社に相見積もりを求めた貴方は、内4社に完全なタダ働きを強いるのです
相見積もりをとるってことは、確信的な空振りタダ働きを求めてるって話で。
それが発注側の正当な権利であれば、ボッタクるのは受注側の正当な権利なのでしょう。
だって空振りした相見積のコストは、どっかで回収しないといけませんもの。営業人員が1回訪問してペラ2~3枚の見積もり書を1回出すのに3万円のコストが掛かるとして。利益率1%の会社だとしたら、売上ベースで300万円の仕事をこなさないと出せない大金ですよ?
IT 業界に会社が5社こっきりだとしたら、1回の受注で回収しなきゃいけない営業コストは(見積もり関連だけで)15万円ってことです。まあ貴方の会社にそっくりそのまま転嫁するのでいいんですけどね。
●役に立たないコンサルタントを回避するためのコンサルティング
素人で何もわからないから、導いてくれる専門コンサルに頼る? 馬鹿なの、死ぬの? よいコンサルってのは、よいシステム屋よりも稀有な存在ですよ? 見つけるには相当な努力と、幸運が必要です。
膨大なインタビュー時間を拘束されて、誰も読まない資料ぎっしりのキングスファイルを文書棚の下の方にしまい込むのがお好きなら、止めは致しません。
コンサルのひとは、しょっぱい過去実績を綺麗に彩る能力にも優れてらっしゃいますので、心に留めておいてください。いっしょに踊ると楽しいですよ、途中までは。12時の鐘が鳴ってパーティーが終わった後に、コンサルの人は残ってませんけど。
もし、もしも、貴方の元まで王子様を無理やり引っ張ってきてガラスの靴を強引にはめこむコンサルに出会えたら、その手を握って絶対に離さないように。強くお勧めします。
●発注業務で舐めプ、死ぬ気ですか? ホント発注業務は地獄だぜ! フゥハハハーハァー
貴方が信じられる人は、誰もいません。
BtoB の会社間取引ですから、狐と狸の化かし合いです。ちょとでもスキを見せると、誰も彼も容赦なくたかってくるでしょう。目利きの弱さで騙されるほうが悪いんですよ。美味しいですもんカモネギ鍋。
で、クソみたいなシステム屋にクズシステム掴まされて、その責任を取るのは貴方です。
運用現場から使えない効率悪いって猛烈なクレームを日々受け続けるのも、上司からこんなに沢山会社の金をドブに捨てたんだねって笑顔で人事評価を下げられるのも。
過去に似たようなシステム発注を行った社内人員や同業他社や関連企業に拝み倒して、システム発注のコツや信頼できるシステム屋の情報教えて貰いましょう。できれば発注額も。
システムに関わる予定の社内・社外関係各所の人員にしつこいぐらい話を聞いて、要件漏れがなるべく無いようにしましょう。
経営陣にはシステム化の意義と得られる業務改善効果を丁寧に説明し、ひっくり返されない確かな予算枠を確保しましょう。
繰り返しますが、世知辛い世の中なのです。知識が無いのが罪だとは言いませんが、生け贄台に捧げられる羊です。どれほど言い訳を重ねても、結局は自分を高めないと、誰かに食い物にされるだけなのです。
学んで得た知識や経験は、貴方にとって後々まで幅広く役に経つことでしょう。
●同情と泣き落としは最後にして最強の手段
「私は会社のしもべ・卑しい哀れな犬っころです。このシステムが完成して役に立たないと、会社を首になって、年老いた母親と小学生の娘と産まれたての子猫が! 私の見込み違いで、今回は御社に足が出る形になってしまいますが、改めて追加予算取って次の発注で回復できるように致しますので、どうか、なにとぞ!」
懐に出刃包丁を忍ばせつつ、ギラギラした目で土下座。最強のビジネスメソッドですよ。
●(おまけ) 良いシステムが作りたいのかい? じゃあ僕と契約して、魔法少女になってよ!
僕達SIerというのは、「何やればいいかよくわかんないんだけどシステムで会社を良くしたい」って思っている人をお助けすることも大事な仕事です。もっとも、そこまでのレベルの会社は個人商店の延長に近い中小企業くらいしかもはや残っておりません(システム化の余地が少なく、せいぜい会計と給与とメールシステムくらいしかない会社)し、あったとしてもお奉行様あたりのターゲットでしょう。
お国が出す RFP に絶望することしばしばです。私だけでしょうか?
「何やればいいかよくわからないんだけど国を良くする提案を求める」とか、1行に凝縮できることが、冗長な文で長々と書いてあったり。なんだそれ。
細かい意図を直接聞いても、「高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処できるようにしたい」とか大変ふんわりとした回答。
一流大学出て難しい試験に合格したデキるお役人さんしっかり仕事しろと思いますが、内情を聞くと決定権を握ってるのが誰なのかわからん状態だったりして、まあそりゃしようがない。
要はその都度行き当たりばったりと言うことですな。そりゃ何割ものシステム調達プロジェクトが失敗するわけだ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121204/441882/
ネタ元:
佐賀県が県立高校に5万円のタブレットをばらまこうとしている。
朝日新聞:タブレット個人負担撤回を 佐賀・嬉野市議会が意見書 http://www.asahi.com/edu/articles/SEB201309190005.html
ネットでは「高すぎ、泥タブなら2万で済む、俺ならiPadが欲しい」といった意見が見られた。
このニュースを読んで、私は喉に小骨がつかえるような違和感を感じた。
どうして教育の中身を、何を教育するかを論点にしないのだろうか?
生徒を教育するという目的が達成されるのなら、タブレットでもスマホでも大学ノートでも構わない。
手段ばかりが、ハードウェアばかりが論題にされている。
どこかで見たことのある構図だなと思ったら、まんま公共事業とそれに対する批判の図式と同じだ。
地域住民の便益や産業振興といった目的は棚に上げられ、いきなり「道路を作る、ダムを造る」という話になる。
納税者の利益を増進させることが目的なのに、その手段でしかないインフラ整備ばかりが議論される。
肝心の目的(納税者にどんな利益があるか)は後回しにされるか、場合によっては全く議題にのぼらない。
実のところはインフラ整備そのものが目的だから、こういう議論のスタンスは『正しい』とも言える。
佐賀タブを批判したい人は、論点を変えなければ勝てない。
ハードウェアについて議論している限り、どっちに転んでも(無償配布 or 実費負担)教育の質を高める建設的な話にはならない。不利益は佐賀の高校生がかぶる。
ちなみに、もし私が佐賀の高校生だったら、ヤフオクに「これが噂の佐賀5マソタブ!」と銘打ってガジェオタに高値で落札させる。